【艦これ】うちの鎮守府の龍田 (24)
皆さんは「龍田」と聞いて何を思い浮かべるだろうか
天龍型の怖くて可愛い方
天龍大好きっ子
ヤンデレっぽい
怖い
可愛い
などなど…まぁ、俺も最初はそんなこと考えていた
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そんな龍田に惹かれていくのも仕方がないことだと思うんだ
戦場でのピリッとした、味方すらも震えさせるような龍田
鎮守府での天龍をからかっている龍田
駆逐艦と一緒に遊んでいる龍田
その全てに惹かれ、なんとか仲良くなろうと秘書官をお願いした。
最初は渋々といった感じだったが了承してくれた
もちろん龍田の仕事での有能さは言うまでもなく、
俺が少しでもサボろうとするとすぐに釘を刺しに来たり…
そんなことがあってもたまに入れてくれるお茶にすぐ機嫌が良くなってしまう俺も俺だが
まぁ、順調に仲良くなっているって思っていたんだ
龍田のことをなんでも知っていると思っていたんだ
そう、あの時までは…
提督「よーし、今日も仕事だーっと」
提督「龍田のおかげで寝坊癖もなおったし、ほんと龍田はいい子だよなぁ」
提督「最近は仲良くなって来ている(願望)し、このままいけば…」グフフ
提督「おっと、執務室到着だ」
ガチャ
提督「おはよう龍…田…」
龍田「あら~おはようございます~」
その時俺が目にしたものは
今まであった執務机は無くなりこたつが置いてあった
そしてこたつの周りにはお菓子や漫画、ゲームが散乱し
こたつむりとなった龍田がいたのだ
提督「な…なにしているんだ?」
龍田「見て分からない~?漫画を読んでるのよ~」
龍田「今この作品が盛り上がっているとこなのよ~」
提督「…」
俺の中での龍田像が崩れ去ったのは言うまでもない
呆然と立っている俺に龍田は首をかしげてなにかを言っていたみたいだが
俺には届いていなかった
しばらく俺が立ち尽くしていると、執務室のドアを叩く音がした
俺は我に返りドアを開けた
この龍田を見てもらってこれが本当に龍田なのか聞こうと思ったからだ
その結果は…
提督「いらっしゃい、さぁ中へ…?!」
龍田「いらっしゃい~」
天龍「失礼するぜ」
天龍を迎え入れ振り向いたその先にいた龍田は
いつもと変わらぬ龍田がそこにいた
出していたこたつはいつの間にか撤去され執務机が出されていた
俺はその光景に、これは夢だと断定して倒れてしまった
そして目が覚めたとき
俺はこたつの中で眠っていた
提督「ん…」
龍田「あら~今起きたの~?」
提督「なんだ…まだ夢か…」
龍田「そろそろ起きないと~またお仕置きよ~?」
提督「はい!起きました!」
龍田「素直な提督は素敵よ~」
素敵と言われてすこし有頂天になったが
やはりさっきのことが夢ではなかったことを確信した
何故なら龍田はこたつに入りながら漫画を読み、ボテチを食べていたからだ
提督「あ~…龍田よ、一つ聞いていいか?」
龍田「なぁに?」
提督「仕事はどうしたんだ?」
龍田「終わらせたわよ~」
提督「な…」
龍田「提督がお寝坊さんだったからね~」
俺はそんなに寝ていたのかと時計を見たが、確かにもう昼過ぎだ
まぁ確かにこの時間なら終わっているのかとも思ったが
流石に早すぎるのではないかとこたつの上にあった書類を見てみると
提督「ん?」
提督「終わってないじゃないか」
龍田「終わってるわよ~」
提督「だから…」
龍田「私の分はね~」
提督「…へ?」
龍田「私が働いている間にすやすや寝てる人の分までなんで私が働かないといけないのかしら~?」
提督「あぁ~…」
正論を言われてしまった俺はなにも言い返せずに仕事に取り掛かった
その時の龍田のやってやったぜみたいな笑顔を見れただけで
いつもより仕事が多いような気もしても全然きにならなかった
それに龍田がゴロゴロしている時もツボにきたのか笑っているのを見ていると
俺はこの結論に至ったのだ
こんな龍田もありだな
これにて終了です。
もっと話広げたかったんですが力量が追いついてません。もっと頑張りたい…
依頼出してきます
おつ
乙乙
ちゃっかり者の龍田さんかわいい
何故か寒がりのイメージはある
龍田さんは素足だし寒そうに見えるな
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