これはモバマスSSです
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P「ふー……疲れた……」
幸子「お疲れさまですPさん、今お仕事終わったんですか?」
P「お、幸子か お疲れ~」
幸子「最近お仕事多そうですね。無理してませんか?」
P「無理はしてないよ、ありがとうな」
幸子「フフーン、カワイイボクをもっと世界に広めるためにPさんには倒れてもらっては困りますからね!!」
P「おう、任せておけ」
幸子「それで、今何のお仕事してたんですか?」
P「ん~?今は仕事してたわけじゃ無いんだけどな」
幸子「へ?でもなんか考え事していたような」
P「まぁ考え事はしてたな」
幸子「なるほど!カワイイボクのプロデュースについて考えていただいてたんですね!! カワイイボクはいつなんときもPさんの頭を悩ませてしまうんですよ!!」
P「いや、ボールペンになりたいなぁって……」
幸子「……は?」
P「ボールペンになりたいなぁって」
幸子「疲れてるんですね、たまにはボクのお仕事こと忘れて休んできたらどうですか?」
P「疲れてはいるけど休んでるほどでは無いよ」
幸子「そんな考えるってことはもうすでに限界を超えてるんですよ」
P「限界なんて無い、限界は動けなくなった時だ」
幸子「限界あるじゃないですか」
P「そんなことはたいしたことじゃない、おれはボールペンになりたいんだ」
幸子「充分たいしたことです」
P「まぁ少し俺の話を聞いてみないか?」
幸子「なんでそんなことをしなきゃいけないんですか」
P「幸子ずっとカワイイと思ってた」
幸子「フフーン、ボクは宇宙一カワイイですかね!」
P「それでカワイイ幸子、話を聞いてくれないか?」
幸子「フフーン!良いでしょう!何の話ですか?カワイイボクが聞いてあげましょう!」
P「それでボールペンになりたい話なんだけど」
幸子「そこまで言うなら何かしらの理由でもあるんですか?」
P「もちろん、なんだ幸子も聞きたいのか?」
幸子「Pさんが聞けって言ったんじゃないですか!!」
P「それでボールペンになりたい理由なんだがな」
幸子「スルー!? ここでスルーします!?」
P「実は大きく分けて三つあるんだ」
幸子「やけに具体的な数字ですね」
P「まず一つ目なんだけどな」
幸子「はい」
P「ボールペンって普段から持ち歩くじゃないか」
幸子「まぁそうですね、基本的に筆箱の中に入れてますし」
P「大人組の人たちだったらスケジュール帳に挟んだりしてるしな」
幸子「まぁ確かにそれはそうですね」
P「それってつまりみんなのプロデューサーとして常に一緒に居ることができるってことだよな」
幸子「……まぁ、一理ありますね」
P「やっぱりこの職業してるとさ、みんなを常に見守りたいって思うんだよな」
幸子「Pさん……」
P「みんな大事なアイドルだしな!」
幸子「Pさん……見直しました、くだらないとか思ってすいません」
P「なに、いいってことよ」
幸子「それであと二つの理由は……?」
P「お、そういやまだ途中だったな」
幸子「はい、今はもう理由が気になって仕方ないんです」
P「二つ目はな、ボールペンの中には芯を詰め替えれタイプのやつもあるだろ?」
幸子「ありますね、それとどういう関係が?」
P「なんか『あなた色に染められます』みたいな感じで好き」
幸子「なんですかそれ、なんかロマンチックになりましたね」
P「お、幸子わかってきてるじゃないか」
幸子「仕方なく話についていってるだけですよ」
P「まぁはじめはそれでいいんだ、きっと幸子もボールペンになりたい気持ちがわかってくる」
幸子「さっき見直したって言いましたけどなりたい気持ちは1ミリもわかりませんよ?」
P「感じてくれたらいいんだって」
幸子「はいはい、それで最後の理由はなんですか?」
P「女の子にニギニギされたいじゃん?」
幸子「お疲れさまでした、今日はボクもう帰りますね」
P「待ってくれ幸子!これにも深いわけが」
幸子「見直したって言ったの撤回させてください」
P「ちゃんと話は最後まで聞くんだ」
幸子「……仕方ないですね」
P「さすが幸子、そういうところカワイイぞ」
幸子「カワイイって言えば何でも良いと思ってません?」
P「思ってない」
幸子「それで、最後の理由の詳細はなんなんですか?」
P「普通に考えて女の子にニギニギされたいと思わない?」
幸子「もうボク帰って良いですか?」
P「だめだ」
幸子「どうしてですか!何にも深い話では無かったじゃないですか!!」
P「これほど深く哲学的な理由を理解できない……だと……」
幸子「理解したくないです」
P「まぁいい、ここまで聞いてくれた幸子にプレゼントがある」
幸子「いきなりですね……プレゼントですか?」
P「あぁ、せっかく聞いてくれたからな」
幸子「凄く聞いて損した気分ですけど」
P「まぁそう言うなって、ほらこれ」
幸子「何ですかこの長細い箱」
P「開けてみてくれ」
幸子「いまですか?まぁいいですけど(パカッ」
P「ボールペンだ、大事に使ってくれ」
幸子「この話聞いた後だと凄く使いにくい!!!」
ここまで読んでくださってありがとうございます
この話を書き始めたときはきっと疲れていたのでしょう
それではまたどこかでお会いしましょう
This is mobamasu ss
それでも幸子はボールペンを大事に使いそう
Pと思ってニギニギしながら
ボールペンは男根のメタファーだったんだよ!
つまり消ゴムも………
おつおつ
乙ー
楓さんとかって考え事するときボールペンの上のほうくわえてそうじゃない?
みじゅきはクルクル回しそうだな
鼻と上唇の間に挟みそうな菜々さん
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