梨子「お久しぶりです」 (25)

梨子誕記念ifSS



「あー…ごめんね? ちょっと出かけてて…」


梨子「いえ、大丈夫です」


「大人になったねぇ梨子ちゃん」


梨子「え、そうですか?」




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「高校二年生でしょ? うちのお姉ちゃんにもそういう対応ができてればよかったんだけどね…」


梨子「あ、あはは…」


「上で待ってる?」


梨子「あ、いえ大丈夫です…」




梨子「雪お姉ちゃん…あ」


「おっその言い方懐かしいね~。ちゃんと覚えててくれた?」


梨子「い、今のはそのふと出てしまっただけで…」







梨子「ごめんなさい雪穂さん」



雪穂「謝らなくていいからいいから」





雪穂「あっそれとやっと帰ってきたみたい」


ガララ


「ただいまー…ん?」


「あれ? お友達?」


梨子「え、えっと…」





雪穂「覚えてない? 梨子ちゃんだよ」


雪穂「桜内梨子ちゃん!」


「さくらうち…?」


ポン


「ああー!」


梨子「…」ホッ







「ごめんわかんなーい」



梨子「えぇ…」




雪穂「5歳ぐらい下のいとこの梨子ちゃんだよ」


「んん…?」ジー


梨子「な、なんですか…?」





「あー、なんとなく、なんとなくー、わかる、かな?」



梨子「お久しぶりです」








梨子「穂乃果さん」


―――




穂乃果「へぇ~静岡に引っ越したんだ~」


梨子「はい、環境を変えてみようって」


穂乃果「海って近いの?」


梨子「家の前ぐらいです」


穂乃果「目と鼻の先って感じ?」


梨子「まあそんなところです」




穂乃果「いやー、でもびっくりしたなー」


穂乃果「まさかどこかで見たことあるなぁ…って思ってたら」


穂乃果「スクールアイドルやってるなんて…」


梨子「始めは乗り気じゃなかったんですけど…でも」



穂乃果「チカちゃん? って子が誘ってくれて、目標を見つけられたから?」


梨子「まあ…そうですね」


梨子「千歌ちゃんは…偶然UTX高校のモニターからμ'sを知ったみたいなんです」


穂乃果「あぁ~…」

穂乃果「…あれかぁ」


つまらないよ



梨子「そこに映ったμ'sの姿に憧れて、輝きを追いかけてきた」

梨子「そして先日、輝きを追いかけるのをやめた」


穂乃果「どうして?」


梨子「μ'sを真似するんじゃなく、自分たちの手で輝かなければ意味がないって気付いたんです」

梨子「そして私たちはひとつの目標を持って、より一層団結しました」


穂乃果「そっか…」




梨子「あっ!」


穂乃果「どうしたの?」


梨子「そろそろ電車の時間が…」


穂乃果「あーじゃあ送っていくよ」

梨子「そんな…悪いですよ」


穂乃果「大丈夫だいじょーぶ!」

―――

ifだからってμ's出されるのもなぁ



梨子「あの…ありがとうございました…駅まで」


穂乃果「いとこだって家族だからね~」


梨子「…あっ、最後にひとつだけ聞いてもいいですか?」


穂乃果「なに?」





梨子「夏合宿って…本当にあのメニューこなしたんですか…?」


穂乃果「えっ、いやそのあれは…」

梨子「…」


穂乃果「あはは…」

穂乃果「あれ、海未ちゃんが勝手に決めたから…」



穂乃果「あんまりやってない」


梨子「えぇー」



おわり

『もしも桜内梨子が高坂穂乃果の従妹だったら』をテーマに書きました

つまんね

こういうのいいから

相変わらず攻撃翌力MAX 防御力0な連中だな
ここまで寛容って言葉から遠い人種を他に知らん
SSの感想? 発想の突飛さ以外には何も感じないよ

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