アイドルマスター(765)のSSです
~~~765プロ事務所~~~
亜美「おっはよーん!」
P「うお!?亜、亜美!?」
春香「え……!?」
亜美「あれ、兄ちゃんとはるるんだけ?ぴよちゃんがいないってめずらしーね」
亜美「……」
亜美「ていうか、なんで兄ちゃんとはるるんはソファーで一緒に寝てるの?」
P「い、いや、これはだな!その……」
春香「こ、これは、その、あの、ね……」
亜美「ははーん、わかっちゃったよー。2人のそのあわてっぷり、服の乱れ、はるるんの真っ赤な顔……」
亜美「これらの情報から導き出される答えは……」
P「亜美、ち、ちがうんだ……」
春香「あわわわわ……」
亜美「まーたはるるんがずっこけちゃったんでしょ!」
P「いやその……、え?」
春香「あ、あう……、え?」
亜美「そしてそれを受け止めた兄ちゃんも一緒になってソファーに倒れ込んじゃって
はるるんがパニックになっちゃったんだねー」
P「い、いやー、その通りだよ!よくわかったなー」
春香「そ、そうなんだー!私ってほんとドジだよねー!」
亜美「んっふっふー!名探偵亜美の推理ってばすごいでしょ~」
P「いやー、さすが亜美だなぁ!」
春香「そこまで完璧に当てられるとは思ってなかったよー」
P「と、ところで亜美はなんで事務所に?今日はオフじゃないのか?」
亜美「そーなんだけどさー、今日は真美もいないし友達とも予定が合わなかったから暇だったんだよね~
ところで2人はいつまでそうしてるの?」
P「いや、えっとだな……」
春香「あ、そうだ、亜美、私クッキー焼いてきたんだけど、食べる?」
亜美「ほんと!?食べる食べる!はるるんのクッキーちょうおいしいからね!」
春香「じゃあ、準備しておくからお茶を入れてきてくれないかな」
亜美「うん!行ってくるね!」
春香「い、今のうちです!」
P「あ、ああ!」
・
・
・
亜美「お茶入れてきたよー」
P「おう、ありがとう、亜美」
春香「はい、クッキー」
亜美「やったー!そういやさー、昨日学校でこんなことがあったんだよねー」
P「へぇー」
春香「そうなんだー」
・
・
・
亜美「そういえば、ぴよちゃんがいないってめずらしーね」
春香「社長が各プロダクションの社長同士の会合に出るからそのお手伝いだって」
亜美「ふーん、ぴよちゃんも大変だね。んー、そろそろ亜美、帰るね」
春香「あ、もう夕方だね」
亜美「じゃーね!兄ちゃん、はるるん!」
春香「気を付けてね」
P「おう、またな」
春香「……ふう、なんとか誤魔化せましたね……」
P「ああ、まさか今日亜美が来るとは思ってなかったな……」
春香「ソファーの背もたれで下半身が隠れてたのが幸いでしたね」
P「服を着てしてたのも運がよかった……」
春香「あの、プロデューサーさん、私、今日は千早ちゃんの家に泊まるって家に連絡してあるんです……」
P「春香……」
春香「その、中途半端なところで終わっちゃって、私、まだ……」
P「ああ、俺もだ……」
P(この夜、春香とはとても熱く燃え上がった。亜美に途中で目撃されかけたことが刺激になったらしい)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
春香編end
~~~765プロ事務所~~~
亜美「ぐっもーにーん!」
P「うおっとぉ!?」
千早「ひゃあ!?」
亜美「うわあ!?なんで二人ともそんなに驚いてるの!?」
P「い、いや、なんでもないぞ!なあ千早!」
千早「え、ええ!もちろんです!私が驚くはずありません!」
亜美「どーみてもびっくりしてるように見えるけど……、まあいっか。今いるのは兄ちゃんと千早お姉ちゃんだけ?」
P「あ、ああ。まだ朝早いからな。しばらくは事務所には誰も来ないはずだ」
亜美「ふーん、ところで……、なんで兄ちゃんは千早お姉ちゃんの服の中に手を突っ込んでるの?」
P「え、あ、いや、これは、その……」
亜美「あ、もしかして~」
千早「ぼ、ボイストレーニングなのよ!」
亜美「くすぐりの刑……、じゃなくてボイストレーニング?事務室で?」
P「そ、そうなんだよ!その、声を出さないトレーニング法なんだ!」
亜美「ボイストレーニングで服の中に手を突っ込むの?初めて聞いたよ、そんなの」
千早「その、呼吸よ!呼吸!腹筋とか横隔膜とかがきちんと動かせてるか確かめてもらってたのよ!」
P「そうそう!ほら、亜美もボイストレーニングの時にお腹を触って腹式呼吸ができてるか確認するだろ」
亜美「でもそれって服の上からだよ」
千早「直接触ってもらって、服の上からじゃ分からない微妙な動きを確認してもらってたのよ」
亜美「へー。さっすが千早お姉ちゃん!うちの歌姫だけはあるね!」
千早「……、ま、まあそういうことだから」
P「と、ところで今日はずいぶん早いな。まだ音無さんも来てない時間なのに」
亜美「早起きは三問の宿題を解くって言うからね!なんか目が覚めちゃったから来ちゃった!」
P「早起きは三文の徳、な……」
亜美「でも兄ちゃんと千早お姉ちゃんも早いね」
P「まあ俺は仕事があるし……」
千早「私も、今日はたまたま早く目が覚めたから」
亜美「ふーん」
小鳥「おはようございまーす!」
亜美「あ、ぴよちゃん!おっはよー!」
P「おはようございます、音無さん」
千早「おはようございます」
・
・
・
P「さて、もう夜だ。千早、送るよ」
千早「……はい。ところでプロデューサー、今日は春香も誰もうちに泊まりにこない日なのですが……」
P「ああ……、分かってるよ……」
P(朝邪魔をされた分、欲求不満が溜まっていたのか、その日の夜の千早は一際激しかった)
P(しかし、今朝は亜美が偶然早く来なければ、いつもより早めに来た小鳥さんに見つかるところだったな)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
千早編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「いやっふー!」
P「おわぁ!」
雪歩「ふぇ……、あ、亜美ちゃん!?」
亜美「ゆきぴょんじゃーん!んっふっふー。ひさしぶりだね!」
雪歩「えっと、昨日も会ったよね?」
亜美「じゃあ、一日ぶりだね!今はゆきぴょんと兄ちゃんだけ?」
雪歩「う、うん。他のみんなは仕事だったりオフだったりでいないよ」
亜美「ところで……」
雪歩「な、なに……?」
亜美「どうして兄ちゃんはゆきぴょんのブラウスのボタンを外そうとしてるの?」
P「え、こ、これはだな……」
雪歩「あ、あの、これはね、その……」
P「ちょっと、雪歩が疲れてるそうだから、楽になってもらおうと思ってだな!け、けしてやましいことは……!」
雪歩「そ、そうなの!ちょっとレッスン疲れで!」
P「こういう時は体を締め付けるものを外したほうがいいんだよ!」
雪歩「プ、プロデューサーのおかげでとっても楽になりましたぁ!」
亜美「へー、でもそれって首の回りのボタンだけでいいんじゃなかったっけ?なんでお腹の方までボタンを外してるの?」
P「ば、バカだなー、全体を外したほうがもっと楽になるんだよ」
亜美「むー!亜美はバカじゃないもん!」
P「あ、いや、その、ごめんごめん。そうだな、まだ亜美は習ってないんだよ、なあ、雪歩」
雪歩「そ、そうですぅ。亜美ちゃんもそのうち習うよ、きっと!」
亜美「ふーん。ところでゆきぴょん、なんだか息が荒いけどまだ疲れてるの?」
雪歩「え、あ、だ、だいじょうぶだよ!もう楽になったから!私、お茶を入れてくるね!」
P「そ、そうだな!ところで今日は休みなのになんで事務所に?」
亜美「むー、用がなかったら来ちゃだめなの?」
P「いや、そんなことはないよ。もし何か用事があったのなら手伝いができたんじゃないかって思っただけさ」
亜美「あ、そうなんだ。えへへ、やっぱり兄ちゃんはやさしーね!」
P「ははは」
雪歩「はい、プロデューサー、亜美ちゃん、お茶を入れてきましたぁ」
亜美「わーい、ゆきぴょんありがとー」
P「おう、ありがとうな」
亜美「えっとねー、今日はこの後友達と遊びに行く約束してるんだ。待ち合わせ場所がこの近くだからそれまでここで待ってようと思って」
雪歩「そうなんだ。学校のお友達?」
亜美「うん!ほんとうは真美も一緒に来る予定だったんだけど寝坊してたから亜美だけちょっと先に来たんだ」
P「それくらい待ってやれよ……」
亜美「どーせ、もうすぐ来るし……、あ、真美からLINEだ。もう待ち合わせ場所だって。じゃあ亜美も行くね!」
P「おう、楽しんできな」
雪歩「それじゃあね、亜美ちゃん」
P「……、行ったか」
雪歩「行きましたね……」
P「……、あ、ボタン付けたんだな」
雪歩「さすがに亜美ちゃんの前でずっと外しっぱなしじゃいられないですぅ……」
P「ははは。だよな」
雪歩「あの、プロデューサー……、まだ、時間はありますよね……」
P「あ、ああ」
雪歩「あの……、お手数ですけど、もう一度ボタンを外すところから、お願いできますか……?」
P「もちろんだよ……、雪歩」
P(亜美が突然入って来た時はひやひやものだったが、脱がされてる最中の恥ずかしがる雪歩を二回見れたのは幸運だったな)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
雪歩編end
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~~~765プロ事務所~~~
亜美「いえーい!たっだいまー!」
P「えっ!?」
あずさ「むぐっ!?」
亜美「あれ、今日は兄ちゃんしかいないの?なんかあずさお姉ちゃんの声がしたような気がしたけど……」
P「き、気のせいじゃないか……?」
あずさ「……」
亜美「ふーん、そっかぁ」
P「ところで、亜美はなんでこんな時間に?まだ収録があったんじゃ」
亜美「えっとねー、なんか色々あって後の方の収録が先になって予定よりだいぶ早く終わったんだ」
P「そ、そうか」
あずさ「……チュ」
P「!」ビクン
亜美「どしたの?兄ちゃん」
P「い、いや、なんでもないぞ、何でもないのにびくってすることたまにないか?」
亜美「あ、あるある!あれなんなんだろーね!」
P「なんでもジャーキングって現象らしい」
亜美「へー、さすが兄ちゃん、物知りだね!」
あずさ「……ペロ、チュパ」
P「……!ふ、ふしぎなげんしょう、だよ、な……」
亜美「うん。ところで兄ちゃん、さっきから机に張り付いて首だけこっちに向けてるけど、疲れない?」
P「い、いや、今ちょっと急ぎの仕事があってだな!机から離れられないんだ」
亜美「あ、そっか。ごめんね、邪魔しちゃって。もう用事もないし亜美帰るね」
P「いや、俺も相手ができなくて悪かったな。気を付けるんだぞ」
亜美「うん、それじゃね!」
P「……、ふう、あずささん、何をするんですか……。ばれたら大変ですよ」
あずさ「だって、プロデューサーさん、亜美ちゃんに見つかるかもしれないと思って、興奮、してましたよね?」
P「そ、それは……」
あずさ「その、私も、亜美ちゃんにばれるかもしれないのに、机の下に潜って、プロデューサーさんにこんなことしてるって思うと……」
P「……ふふ、あはは」
あずさ「うふふふ」
P「こういうのも、悪くないですね」
あずさ「その、そろそろ続きを……」
P「……はい、お願いします」
P(まさか時間にルーズな芸能界で、仕事が早終わりするとは予想外だった)
P(とはいえ、それで俺とあずささんが新しい何かに目覚めた気がするのは収穫だったかも)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
あずさ編end
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~~~765プロ事務所~~~
亜美「どっかーん!おっはよー!」
真「うひゃー!?」
P「うわわわ!」
亜美「あはは!二人とも、びっくりしすぎっしょー」
真「あ、亜美!ノックもせずにいきなり入ってくるなんて不作法だよ!」
P「そ、そうだぞ!亜美!」
亜美「えー、そんな赤いこといわないでよー」
P「……堅いこと、な」
真「まったくもう……」
亜美「……ところで、なんで兄ちゃんはまこちんのおっぱい揉んでるの?」
P「え、あ、い、いや!?こ、これは……」
真「なっ、なんでって、その……」
P「……こっ、これはマッサージだ!」
真「そ、そう!ダンスレッスンで疲れてたからね!マッサージしてもらってたんだよ!」
亜美「まっさーじ?でも、マッサージって普通背中じゃない?おっぱいをマッサージするなんて見たことないよ」
P「くそ、こういう時だけ鋭い……」
真「うわわわ……!」
亜美「はっはーん、そういうことかー」
真「ほ、ほんとにマッサージだよ!」
亜美「わかってるわかってる、まこちん、そんなに気にしてたんだねー」
真「え、えっと……?」
亜美「悔しかったんでしょー、亜美たちにおっぱいの大きさ抜かれちゃったの」
真「えっ!」
亜美「ほーきょーマッサージってやつでしょ!千早お姉ちゃんがたまに自分でやってるもんね」
真「ち、違うよ!ボクは全然そんなこと気にしてないし!」
亜美「そんなにムキにならなくてもだいじょーぶだって!亜美は口がかたいかんね!秘密にしといたげるよ!」
真「だ、だから……」
P「いやー、ばれてしまったなー!」
真「プロデューサー!?」
P「真の名誉のためにみんなには黙っといてくれよ!」
亜美「もー、そんなにペンを落とさなくてもだいじょーぶだって!」
真「……念を押す、だよ」
P「と、ところでこの時間はまだ学校じゃないのか?」
亜美「んっとねー、インフレーション経済?が流行ってるから学級閉鎖だって」
P「インフルエンザな……、真美はいないのか?」
亜美「真美は二度寝するって言ってた。後から来ると思うよ」
真「あ、じゃ、じゃあボク、上着着ますね!」
P「お、おう。って、ブラを忘れてる!」
真「あ、す、すいません……」
亜美「あれ、もうほーきょーマッサージはお終いなの?」
真「だ、だから、言わないでってば!」
亜美「あはは!ごめんごめん。内緒ね!」
真「まったくもう……」
P「やれやれ……」
亜美「あ、亜美ちょっとトイレ!」
P「……まさか学級閉鎖で亜美が来るとは」
真「……プロデューサー……、あの、ボク……」
P「すまん、さすがに今日はもう無理だ……。今度また時間を作るから」
真「そんなぁ……、約束ですよ!」
P(インフルエンザで学級閉鎖なんて予想しようがなかったな……)
P(しかし真美ではなく亜美が先に来たのは幸いだった)
P(真はしばらく不機嫌だったが、後日にデートをしたところとても喜んでくれた)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
真編end
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~~~765プロ事務所~~~
亜美「いえーい!亜美だよ!」
P「おう、おはよう、亜美」
律子「お、おはよう」
P「今日は休日なのに、どうしたんだ?」
亜美「たまたま近くを通ったらね、電気が着いてたから誰かいるのかなって思って」
P「ああ、ちょっとプロデュース関連の仕事があってな」
律子「ええ、来週までにやっておきたいことがあったからね」
亜美「ふーん、大変だねー」
律子「そういうことだから、悪いけど今日はあなたの相手をしてる暇は……」
P「(カチリ)」
律子「ひゃっ!?」(ブーン)
亜美「律ちゃん?どしたの?」
律子「な、なんでもないから!うぅ、はう、……」
亜美「で、でも、なんだかおかしいよ、顔が赤いし、腰が震えてるし……」
P「(カチッ)」
律子「……、だいじょうぶ。ほら、なんともないでしょ」
亜美「う、うん、でもあんまり無理しないでね」
律子(ちょっと、プロデューサー殿……!)
P「……」
律子「と、とにかく、亜美、申し訳ないんだけど……」
P「(カチリ)」
律子「ふひゃん!くぅ……」(ブーン)
亜美「ほんとにだいじょうぶなんだよね……?」
P「(カチッ)」
律子「……、ええ。ほら、なんともないでしょ」
亜美「う、うん」
P「そうだ、亜美、せっかくだし三人でしばらくお茶でもしながらだべらないか?」
律子「ちょっ!?」
亜美「いいの?」
P「いいに決まってるだろ」
律子「ちょっと、プロ……」
P「(カチリ)」
律子「はぅ……!」(ブーン)
P「どうした、律子?」
律子「そ、それは卑怯……!」
亜美「んじゃー、お菓子取ってくるね!」
律子「プ、プロデューサー殿……、よくも……」
P「……、律子、お前実は興奮してるだろ?」
律子「そ、それは……」
P「大丈夫だって。律子ががんばればバレないって」
律子「うぅ……」
P「でも、もしもバレちゃったらどうなるかな……?」
律子「あ、あぁ……」
P「ふふ、イヤらしい玩具をあそこに入れて、亜美の前で楽しむ淫乱だって思われちゃうかも……」
律子「はぅ!」
P「やっぱり律子はいやらしいなぁ……」
律子「うぅ……」
亜美「お茶とお菓子もってきたよー!」
P「おう。それじゃ少しお茶するか」
P(亜美にバレるかもしれないというスリルで律子はとても感じていたようだ)
P(亜美が帰った後はいつも以上に激しかった)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
律子編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「ぐーてんたーく!」
P「うおっと、あ、亜美か」
やよい「ひゃっ!わわわ……」
亜美「お、やよいっちじゃん!あれ、今日はもう全部お仕事終わったんじゃなかったっけ」
P「あ、いや、その、な……」
やよい「えっと、その……」
亜美「なになに、今何か本を隠したでしょ~、ちゃんとみえてたんだかんね!」
やよい「あう、こ、これはダメ……」
亜美「えー、なんでー?亜美は仲間はずれなの?見せてよー!やよいっちー!」
やよい「仲間外れだなんて、そんなことはないけど、そのー、これだけは……」
亜美「えーい、このー!隙あり!」
やよい「あ!だ、だめ!」
P「おっと!ストップ!そこまでだ」
亜美「あ!兄ちゃんずるい!」
P「落ち着け、亜美。やよいが嫌がってるだろ」
亜美「むー、だって……」
P「亜美、実はな、俺は今、やよいに勉強を教えてたんだよ」
亜美「べんきょー?なんで?」
P「新しい単元に移って分からないことが増えてきたらしくてな」
やよい「あ、あう、そのー、そういうことなの……」
亜美「はっはーん、なるほどねぇ。年下の亜美に勉強が苦手なのを知られるのが恥ずかしかったんだねー」
やよい「う、うん……」
P「こらこら、やよいをからかうんじゃない。そういう亜美こそどうなんだ?中学校に上がったけど成績はだいじょうぶか?」
亜美「えっ!え、そ、そりゃーばっちりに決まってるっしょ!亜美は頭だっていいんだかんね!」
P「よし、それじゃあ、さっそくテストを……」
亜美「え、ちょっとまってよ!むち打ちなんてずるいよ!」
P「それを言うなら抜き打ちな。頭が良いなら抜き打ちでもだいじょうぶだろ?」
亜美「あ、あー!亜美、急用ができちゃった!もう帰らないと!」
P「あ、こら」
亜美「兄ちゃん!やよいっち!またね!」
P「……、行ったか」
やよい「あ、危なかったですー……」
P「まったく、どうにも亜美の動きは読み辛いな……」
やよい「うー……」
P「ど、どうした、やよい」
やよい「私、亜美に勉強が苦手だって思われちゃったかも……」
P「す、すまん、咄嗟にそう誤魔化すしかなくてな」
やよい「でも、あんまり得意じゃないのは本当だし……」
P「いやいや、やよいが頑張ってるのはちゃんと知ってるよ。今日だって、『お勉強』を自分からお願いしてきたんだから……」
やよい「あう……」
P「恥ずかしがることはないさ。やよいの年齢ならこういうことに興味を持つのは当然だ」
やよい「そ、そうですよね」
P「それじゃあ、保健体育の本を開こうか」
やよい「あの、プロデューサー、今日はちゃんと、実技も教えてくれますよね……?」
P「……、ああ、もちろんだとも」
やよい「えへへ、楽しみです」
P(亜美にからかわれたのが悔しかったのか、今日のやよいはとても熱心だった)
P(今までは羞恥心が強かったのか、どこか遠慮気味だったからな)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
やよい編end
~~~765プロ事務所~~~
亜美「はよはよ~!」
伊織「あ、亜美!?あんた個人レッスンじゃなかったの!?」
P「えっ!?」
亜美「レッスンの先生が急な用事とかで時間変更になったんだー。だから事務所に戻ったんだよ」
伊織「そ、そうなの。それは運が悪かったわね……」
P「い、伊織、足をどけてくれ……」
伊織「あ、ごめんなさい……」
亜美「なになに~?なんでいおりんが兄ちゃんの顔を裸足で踏んづけてたの?」
P「いや、これは、その……」
伊織「そ、その、そう!罰よ!このバカプロデューサーったら私のためのオレンジジュースを用意してなかったのよ!」
伊織「だから罰を与えてたのよ!」
P「そ、そうなんだよ!でも伊織、それくらいで踏みつけることはないだろ~」
伊織「ふん!いい気味よ!」
亜美「んっふっふー、今日もいおりんのツンデレが炸裂してますな~」
伊織「ツ、ツンデレ言うな!」
亜美「あれ?向こうにいつも飲んでるオレンジジュースがあるじゃん」
伊織「あ、あの、その、今日はそれとは別のが飲みたかったのよ!」
亜美「いおりん、さすがにそれはわがまますぎっしょ~」
伊織「う、うるさいわね!」
P「ま、まあまあ、俺が悪かったんだよ」
伊織「そ、そうよ!このバカプロデューサー!」
亜美「兄ちゃんもたまにはおこってもいいと思うよー、ってあれ、ソファーに何か落ちてる」
伊織「えっ?」
亜美「これは、いおりんの靴下と、パンツ……?」
伊織「……!」
P「い、いや、これはハンカチだよ!なあ、伊織!?」
伊織「そ、そうよ!靴下を脱いだ時に落としちゃったみたいね!さっさとポケットに戻さないと!」
亜美「え?あ、そうだよね。パンツなわけないよね。あはは、見間違えちった」
P「まあ、そういうことだ。亜美、もうこの後やることはないんだろ?送ってやるよ」
亜美「ほんと!?兄ちゃんありがとー!」
P「伊織は待っててくれな。……戻ったら続きをしよう……」
伊織「……!ふ、ふん。さっさと戻ってきなさいよね!」
亜美「おやおや~、いおりんのデレをいただきました~!」
伊織「こ、この~!亜美~」
亜美「あはは!じゃあ、まったねー!」
P(レッスンの急な時間帯変更か。滅多にないことだけに予想し辛かった)
P(伊織は亜美にからかわれた反動かいつもより『ご褒美』が過激だった)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
伊織編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「おっはようみんなー!」
P「うわわ!み、美希!離れて!」
美希「うーん?亜美なら別に美希は見られても気にしないの」
P「いや、そういう問題じゃ……」
美希「えへへ。ハニーと美希のラブラブなところを亜美に見せつけてやるの」
亜美「んっふっふー。お熱いですなぁ~。いつものことながら、ミキミキのスキンケアは大胆だね~」
P「そ、それを言うならスキンシップ……」
亜美「だいじょ~ぶ!亜美はこう見えてもケント・デリカットがあるかんね!じろじろ見つめたりしないよ!」
P「それはデリカシー……、あ、こら、美希……」
美希「もう、ハニーったら、恥ずかしがっちゃって」
P「むぐっ……」
美希「ミキのお口でハニーのお口をふさいでやるの!チュッ!」
P「むぐぐぐ」
亜美「相変わらずミキミキはじょーねつてきですな~、2人とも毛布の中にくるまってるから何してんのかよく分かんないけど」
P「プハッ!み、美希……、ほんとうに不味いから……!」
美希「でも、亜美は具体的なことは理解してないと思うの。毛布の中でやってればだいじょうぶだと思うな」
P「いや、でも……」
美希「たんに美希がハニーにくっつこうとして、ハニーが照れてるだけって思ってると思うの」
P「そ、そうかな……」
美希「早くしないと、亜美以外も来ちゃうの。そしたらきっと大変なことになっちゃうと思うな」
P「しょ、しょうがない……、さっさと終わらせるぞ……」
美希「あん!す、すごいの!ハニー、いつもよりはげし、むぐ……!」
P「大きな声を出すな……!」
美希「む、むぐ……(ひ、ひどいの……、でもこういう荒っぽいハニーもワイルドで素敵なの)」
・
・
・
亜美「あ、おつかれー」
P「つ、疲れた……」
美希「えへへ。ハニーったら、激しいんだから」
P「こ、こら……」
亜美「ミキミキ、なんだかつやつやしてるね」
美希「ハニーの愛情をいっぱい注いでもらったからだと思うな!」
P「美希……」
亜美「ところでさー、なんか最近消臭剤が効きすぎじゃない?そこらへんに消臭ポットが置いてるような」
P「そ、そりゃあ、アイドル達が集まるところだぞ、ここは。清潔感には気を付けないとな」
美希「ハニーは気遣いもできるの!」
亜美「そっかー。兄ちゃんは気遣いができるんだねー。えらいえらい!」
P「ま、まあな……」
亜美「みんなが来るまで亜美、雑誌読んでるね」
P「あ、ああ。それじゃ俺は書類整理しとくかな……」
美希「……、ねえハニー」
P「なんだ?」
美希「さっき、亜美にばれるかもしれないって思って、すごく興奮してたでしょ?」
P「そ、それは……」
美希「また、しようね……」
P「み、美希……」
P(まったく、美希がここまで大胆だったなんて……)
P(でも、確かに亜美にバレる寸前の状況でするのは燃えたな……)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
美希編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「んっふっふー!亜っ美でーす!おっはよ!」
P「お、おう……」
響(ビクッ!)
亜美「んもー、兄ちゃんノリが悪いなー!そこはプロデューサーでーす!って返してくれないと!」
響「あ、亜美なのか……?」
亜美「そだよー。見てわかんない?」
響「いや、その……」
P「あ、その、今は響は……」
亜美「……ひびきんなにしてるの?なんで目隠しして、体はグルグル巻きに縛られてるの?」
響「え、あの、その……」
P「あ、亜美、これはだな……グルグル巻きじゃなくて亀甲縛りと言って……」
響「プ、プロデューサー!」
P「なんでもない」
亜美「しかも首輪に、紐?犬ごっこ?新しい遊び?」
P「そ、そうなんだよ!響が犬の気持ちが分かりたいっていうからだな!」
響「あ、あの、そ、そうなんだ!自分、最近犬と触れ合う仕事が多いからさー!」
亜美「目隠しと縛るのも?」
P「ほら、胴体にヒモを巻き付けるタイプのリードもあるんだよ!」
響「そ、そうなのさー!ハーネスっていうのさー!」
P「目隠しはだな、犬はあんまり目が良くないらしいからだな!」
響「そうなんだよ!犬の視力は人間より低いんだ!色もあんまり見えないんだぞ!」
亜美「腕も縛っちゃうの?」
P「ほら、犬は人間ほど手が器用じゃないだろ。それを再現しようと思ってだな……」
亜美「ふーん……、んっふっふー……」
響「あ、亜美……?ど、どこにいるんだ……?なにをするつもりなんだ……?」
P「亜美……、何を……」
亜美「えい!こちょこちょこちょ!」
響「う、うぎゃー!うひゃひゃひゃ、や、やめてー!」
亜美「さすがのひびきんもこんなに縛られていては手も足もでませんな~」
響「お、お願い、亜美ぃ、やめてぇ!」
P「こ、こら、亜美、そこまでだ!」
亜美「はーい、ごめんね、ひびきん、ついやりたくなっちゃって」
響「あ、あみぃ……、許さないぞぉ……」
亜美「あ、そろそろ時間だ!行ってくるね、じゃーね!」
P「なんとか誤魔化せたかな……。直接体を縛ると縄の跡が付くから服の上から縛ったのが功を奏したな」
響「もう、酷い目に会った……まだ胸がどきどきしてるぞ」
P「なにを言ってるんだ、響……」
響「えっ?」
P「これからもっとひどい目に会うんだぞ……」
響「あっ……、うん……」
P(さすがに目隠し緊縛プレイを見られた時は焦ったが、ただの悪ふざけだと思ったようだ)
P(まだまだ亜美はお子様だからな、こんなマニアックなプレイは理解できないだろう)
P(亜美に不意打ちでくすぐられたせいか、響はいつもより感度が高まっていた)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
響編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「やっほー!ただいまー」
P「おっ、おう……!?」
貴音「う、ん……ぅ、あ、亜美!?」
P「亜美、お前さっきレッスンにいったんじゃ……?」
亜美「いやー、うっちゃりレッスン用具を忘れちって!
……て、なにしてるの?兄ちゃん、お姫ちんの後ろでおっきい注射器なんか持って」
P「それを言うならうっかり、な……。いや、これはだな……」
貴音「う、うぅ……」プルプル
亜美「四つん這いのお姫ちん……、その後ろでおっきな注射器を構えた兄ちゃん……この状況は……兄ちゃんがお姫ちんのお尻ちんに注射を!?」
P「いや、まて、この注射器は偽物だ。針が付いてないだろ!?」
貴音「……」プルプル
亜美「あ、ほんとだ。ん~、あ、分かった!兄ちゃん、その注射器で後ろからお姫ちんをカンチョーしたんでしょ!」
P・貴音「「!!!???」」
亜美「で、お姫ちんがびっくりして倒れちゃったんだね!小学校のころ、よく男子たちがやってたけど、まさか兄ちゃんがねぇ~」
P「い、いや~、面白そうな小道具があったんで、つい出来心で貴音をつついたんだよ、そしたらけっこう痛かったみたいでな……」
貴音「は、はい……、そうなのです、亜美……。あ、あなたさまときたら、ま、まるで、こ、子供のような、うぅ、戯れを、なさるのですから……」
亜美「お姫ちん、だいじょうぶ?まだプルプルしてるよ。よっぽどいたかったの?」
P「本当にすまなかった、貴音!」
貴音「は、反省して下さればいいのです……う!しょ、しょうしょうはばかりへ……!」ダダダ!
P「お、おう!」
亜美「凄い勢いでトイレにいっちゃった。もしかしていたかったんじゃなくておトイレ我慢してたのかな」
P「そ、そうかもしれないな。俺のいたずらのタイミングが悪かったよ」
亜美「反省しなきゃだめだよ~?……で、そのおっきな注射器ってな~に?パパの病院でもそんなおっきいの見たことないよ。亜美にも見せてよ」
P「ああ、いや、ちょっとまってくれ。けっこう埃が付いてるから洗ってからな」
亜美「そう?綺麗っぽく見えるけど」
P「いや、近くからみたら付いてるんだよ!じゃあ行ってくるから!」
亜美「う、うん。分かった……」
亜美「……消毒アルコールと石鹸ですごく丁寧に洗ってる。兄ちゃんってけっこう神経質なのかな?」
・
・
・
貴音「ふう……。先ほどはお見苦しいところをお見せしました」
亜美「だいじょーぶ?お尻ちんいたくない?」
貴音「あの、亜美、そのお尻ちんというのはやめてもらえませんか……?」
亜美「え~、だってお姫ちんのお尻なんだしお尻ちんでよくない?」
貴音「もう、亜美はいけずです」
P「こらこら、亜美、貴音をあんまりからかうんじゃない」
亜美「は~い。それにしてもおっきいねー、この注射器。200……えむえる?」
P「ミリリットルだ……、もうお前の学年なら習ってるはずだろ?」
亜美「も、もっちろん覚えてるよ!今のはじょーだんだよじょーだん!お姫ちんじゃないんだからー」
貴音「わ、わたくしだってみりりっとるくらい存じております!」
P「どうどう」
亜美「あははは!」
亜美「でも針が付いてないのはどーして?これじゃ水鉄砲だよ」
P「ま、まあ小道具であって本物の注射器じゃないからな。針が付いてたら危険だろ?」
亜美「それもそっか。あ!亜美もう行かないと!」
P「おう、気をつけてな」
貴音「お気をつけて」
亜美「それじゃねー」
P「……、ふう、なんとか誤魔化せたか」
貴音「……もう少しで大参事になるところでした」
P「まさか忘れ物を取りに帰ってくるとは。やっぱり事務所で器具を使ったプレイは危険だな……」
貴音「……、あの、あなた様……」
P「どうした?もじもじして……」
貴音「たしかに危ないところでしたが、無事洗浄は済みました……、さすがにもう誰もしばらくは戻ってこないはずです」
P「そう、だな」
貴音「はい……」
P(亜美があまり医療器具に詳しくなくて助かった。まあ医者の娘と言ってもまだ中学生だしな)
P(亜美に目撃されかけたことで開き直ったのか、今日の貴音はいつもより大胆だった)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
貴音編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「おっはよー!」
P「うわ!?亜美!?」
小鳥「きゃあ!?亜美ちゃん!?」
亜美「な、なに……、なんでそんなに驚いてるの?」
P「い、いや、これはだな……」
小鳥「その、あのね、ち、違うのよ……」
亜美「……なんでぴよちゃん、兄ちゃんの膝の上にまたがって兄ちゃんに抱きついてるの?しかも椅子の上で」
P「え、えっとだな、な、なんでなんだろうなぁ……」
小鳥「……そ、そう!実はね、ゴキブリが出たのよ!」
亜美「え!?うそ!?」
P「え!?」
小鳥「それでね、私ったらびっくりしちゃってプロデューサーさんに飛びついちゃったのよ!
いやー、我ながら、あわてたら人間何をするか分からないわねー」
P「そ、そうだったのかー、とつぜん小鳥……音無さんが抱きついてきたから何事かと思いましたよー」
亜美「そ、それでゴキブリはどこいったの!?」
小鳥「机の影に隠れちゃったみたい。亜美ちゃん、殺虫スプレーが給湯室にあるから取ってきてくれる?」
亜美「う、うん!行ってくる!」
P「(小鳥さん、今のうちに早く降りて)」
小鳥「(は、はい!)」
亜美「持ってきたよ!ゴキブリは!?」
小鳥「う、うーん、どこかしら……」
P「みつからないなぁ。逃げちゃったかな?」
亜美「一匹みつけたらのっぴきならないって言うかんね!油断しちゃだめだよ!」
P「お、おう!……一匹いたら十匹いる、だけどな」
小鳥「そ、そうね!」
・
・
・
亜美「けっきょくみつかんなかったねー」
P「こんどゴキブリ退治グッズを買ってくるよ」
小鳥「そういえば亜美ちゃんはなんで事務所に来たの?まだ午前中だし今日は学校があるんじゃ」
亜美「えっとね、亜美の学校は今日は倒立記念日でお休みなんだー」
P「……創立記念日な……。そうだったのか」
小鳥「真美ちゃんは?」
亜美「なんか課題を忘れてたらしくてママに監視されながらやってた」
小鳥「あらあら……」
亜美「亜美はちゃーんとやってたかんね!えらいでしょ!」
P「おう、亜美は偉いなぁ」
亜美「で、暇だったから事務所に遊びに来たんだけど、兄ちゃんたちしかいないね」
P「まあ学生組みはみんな学校だし、大人組は仕事だからな」
小鳥「じゃあ、少しだけ、遊んでいく?」
亜美「いいの!?じゃあゲームしよ、ゲーム!」
P「お昼までな……」
・
・
・
亜美「あ、もうお昼だし、亜美帰るね」
P「おう、気をつけて帰れよ」
小鳥「ばいばい亜美ちゃん」
亜美「じゃあねー」
P「……なんとか誤魔化せましたね」
小鳥「ですね……、まさか創立記念日だなんて……」
P「けっきょく午前は全く仕事に手がつけられなかった。これは下手したら徹夜コースですね……」
小鳥「……それも、いいじゃないですか」
P「小鳥さん?」
小鳥「だって、深夜には誰も事務所には来ないですよ……?」
P「そう、ですね……」
P(残業をがんばって早めに終わらせた俺たちは2人でエキサイティングな夜をすごした)
P(仕事は早めに終わったにも関わらず徹夜だったがとても良い気分だった)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
小鳥編end
.
~~~765プロ事務所~~~
亜美「兄ちゃん、今ちょっといい?」
P「ん?亜美か。いいよ。どうしたんだ?今日はなんだか大人しいな」
亜美「その、ちょっと、こっちに来て、亜美の隣に座って」
P「分かった。それで、どうしたんだ?何か相談か?」
亜美「……、あ、あの、その、ね……、亜美、みちゃったんだ……」
P「……え?」
亜美「その、兄ちゃんが、みんなと……」
P「あ、亜美……、い、いや、違う、お前は亜美じゃなくて……」
亜美(?)「ま……、あ、亜美も、兄ちゃんと……」
P「ま、まて……、その先は……」
(ガチャ)
亜美「真美~、どこにいるの~?」
亜美(?)「ひゃ、ひゃー!?」
亜美「あー、ここにいた!しかも真美、亜美の髪型じゃん!どういうこと?」
真美(亜美の髪型)「あ、あの、亜美……、これは……」
P「やっぱり……、亜美にしては妙にしおらしいと思ったんだ」
真美「うあうあ~、兄ちゃんにもばれてたなんて……」
亜美「真美ってば最近、兄ちゃんを見る目がなんかおかしいと思ってたんだよねー」
真美「あう……、あの、真美……」
P「真美、なんで亜美の格好をしてたんだ……?」
真美「その、自分だとどうしても恥ずかしくて……。でも、やっぱり兄ちゃんは気が付いてくれた……」
亜美「亜美は分かってるよ。真美は兄ちゃんと……」
真美「あ、亜美……」
P「お、おい……」
亜美「チューしたかったんでしょ!」
真美「……へっ?」
亜美「もう、亜美だって兄ちゃんとチューしたいのに!」
P「……え?」
亜美「あ、亜美だって、その、兄ちゃんのこと、そ、その、大好き、だし……」
亜美「真美だけ断崖絶壁なんてヒキョーだよ!」
P「抜け駆け、と言いたいのか?たしかにガケだけど」
真美「ごめん……」
亜美「ね、真美、ちょっと……」(ゴニョゴニョ)
真美「え……?」(ゴニョゴニョ)
P(なにやら2人で内緒話をしている。いったいどうしたんだ)
亜美・真美(コクン)
P(何か結論がでたようだ)
真美「ね、兄ちゃん、真美たち2人で、兄ちゃんにチュ、チューしていい?」
亜美「……ダメ?」
P「……」
P「いや、いいよ。俺も、お前達とチューしたい……」
亜美「え、えへへ……」
真美「よかったー、真美も、亜美と一緒に兄ちゃんに、その、チューしたかったから……」
P「悪いわけがないだろ?俺もお前たちが大好きだからな」
亜美「そ、それじゃ……」
真美「ん……」
P(さすがの俺も去年までランドセルを背負っていたこの2人に手を出すほど倫理観に欠けてはいない)
P(でも、もしも真美が深い関係を迫ってきたら跳ね除けられなかったかもしれない)
P(そこに亜美が来てくれたおかげでキスで済んだ)
P(キスならまあセーフだろう。これ以上はこの子たちがもっと大人になってから、だな)
P(しかし、亜美と真美に同時に告白されて一緒にキスされるなんて、俺って世界で一番幸せな男なんじゃないだろうか)
P「結果的に、亜美の無邪気さに救われたな……」
HAPPY END!
以上、これで完結です
ありがとうございました
みなさんも適切な倫理観を大切にしていきましょう
必ずしも土壇場で亜美が救ってくれるとは限らないのですから……
過去作です
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神のような存在だな
おつおつ
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