【デレマス】まゆ「プロデューサーさんに口移しで食べさせたいです……」 (37)

(もののけ姫・例のシーンを視聴中)

《食え》

むちゃむちゃむちゃ……
ぐっ……

まゆ「……うわぁ……口移しで……///」

まゆ「……」

まゆ「うふふ……♪ これこそが真の愛の形なんですねぇ……♪」

まゆ「……プロデューサーさんに同じことをしたいですけど……どうやったら自然にできるんでしょう?」

まゆ「……」

まゆ「(ひらめきました……♪)」


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【水】

P「なあ。まゆ。朝から何してるの?」

まゆ「……」

P「何かを口の中に溜め込んで、頬っぺたを膨らませているようだけど。何してるの?」

まゆ「……」

カキカキカキ……
スッ……ペラッ……

P「ふむ。メモに書いて会話するわけね。なになに……」

《口の中にお水が含んであります。熱中症になる前に吸って飲んでください♪》

P「……」

まゆ「……♪」

カキカキカキ……スッ

《セルフサービスですよぉ♪》

P「ふむ……」

スタスタスタ……

ピッ! ガコン!

P「……ごめん。あからさまに『ぬるそう』だから遠慮しとくね」

P「量も少なそうだし……自販機で買った『いろはす』飲むよ」

まゆ「(小洒落た飲み物を買うプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【ハードグミ】

まゆ「プロデューサーさんはハードグミがあまり好きではないと、前に言ってましたよね」

P「そうだね。俺は『果汁グミ』みたいに柔らかいのが好きだ」

まゆ「ええ。ですが、いまここにはハードグミしかありません」

P「なるほど。残念だ」

まゆ「でも、安心してください♪ そんなプロデューサーさんのために……まゆがお口の中で柔らかくしておいたんですよ♪」

P「ほほう」

ペロペロペロ……

まゆ「噛まずにずっと舐めてました……♪」

まゆ「さあ……プロデューサーさん。アーンしてください……♪ まゆが食べさせてあげますから♪」

P「……」

P「どれくらいの大きさなのか見せてもらえる?」

まゆ「……」

ンベッ……

P「もう『溶けて小さく』なっちゃってるじゃないか」

まゆ「……美味しくてつい舐めすぎてしまいました」

P「いま口にいれてる分は食べちゃいなさい」

まゆ「……はい」

もぐもぐ……ごくん

まゆ「(優しいプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【ギョーザ】

ふぅ……ふぅ……
ガブッ!

P「あちち……はふ……んまい」

まゆ「熱そうですね……」

P「舌が火傷するくらい熱いよ。でも美味しい」

まゆ「……」

まゆ「(こんなときこそ、まゆがお口の中で冷まさせてあげなきゃ……♪)」

まゆ「プロデューサーさん……ひとつギョーザをもらってもいいですか……♪」

P「いいよん」

まゆ「ありがとうございます。いただきます♪」

ふぅ……ふぅ……
はむっ

まゆ「……っ……熱いっ……!」

P「あー、あー。一気に頬張るから」

まゆ「~~~っ!」

P「はい。お冷」

まゆ「……」

くぴくぴくぴ……

まゆ「あちゅいです……」(ひーん)

P「猫舌なのに無理するから」

まゆ「……舌がひびれてましゅ」

P「よしよし。帰りにアイス買ってあげるからな」

まゆ「(子ども扱いしてくれるプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【ぶどう】

P「ぶどうは美味しいなぁ……」

ツプッ……むしゃむしゃ

P「いちいち皮から実を取り出さなきゃいけないのが面倒だけど。美味しいなぁ……」

まゆ「プロデューサーさん。困ったときはまゆにお任せです♪」(ばばーん)

P「わお。急にどうしたんだい」

まゆ「プロデューサーさんの悩みはまゆの悩み。解決してみせますよぉ……♪」

P「ふむ」

まゆ「まず……この巨峰の粒をひと口まゆの口に放り込みます♪」

P「ほう」

まゆ「まゆの口の中で……こうして……舌を使って綺麗に皮を剥がします……」

P「なるほど」

まゆ「中心にある種もきちんと取り除いて……♪」

P「そしてよく噛みます」

まゆ「ええ♪」

むしゃむしゃ

P「最後にごくんと飲み込んで」

まゆ「……」

ごくっ……

P「味はどうだった?」

まゆ「美味しかったです♪」

P「まだたくさんあるから一緒に食べよう」

まゆ「はい♪」

まゆ「(上手に流すプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【お米】

まゆ「プロデューサーさんはおかゆは好きですかぁ♪」

P「ごめん。あんまり好きじゃないかな」

まゆ「あら……」

P「普通の白米とか、パエリアみたいに『芯』が残ってる硬めのご飯が好きなんだよね」

P「柔らかいとご飯食べてる気がしなくてさ」

まゆ「……パエリアならまゆも作れますよ♪ 今日のお昼ごはんはパエリアにしましょうか♪」

P「お。それは嬉しいなぁ」

まゆ「うふふ……腕によりをかけますからねぇ♪」

P「ところでまゆが手に持ってる『ご飯入りのタッパー』は何なの?」

まゆ「プロデューサーさんに食べさせてあげようと思って持ってきたんです♪」

P「そっか。でも、今日はパエリアだからな」

まゆ「ええ。後でこれは焼きおにぎりにでもしますよ♪」

まゆ「(まゆの持ち物に気付いてくれるプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【お餅】

P「……」

むしゃむしゃ……もちもち……びょーん

P「餅って美味しいなぁ……」

まゆ「プロデューサーさん。平気ですか?」

P「やあ。まゆ。何事もなく餅を食べてるよ。もちもちして美味しいよ」

まゆ「プロデューサーさん。お餅は危険なんですよ。毎年、100人以上の人がお餅を喉に詰まらせて亡くなっているんです」

P「なんと。それは恐ろしい」

みょーん……むしゃむしゃ

P「だがやめられない。とまらない。それが餅だ」

まゆ「では、まゆがひと口サイズに切り分けて、プロデューサーさんに(口移しで)食べさせてあげますよ♪」

P「ほう」

まゆ「これならお餅を食べられますし。危険も少ないです。完璧ですね♪」

P「でも、その食べ方だと『みょーん』って伸ばせないじゃないか」

まゆ「……そうですね」

P「却下だ」

まゆ「……」(しょんぼり)

P「ふむ。まゆは俺の心配をしてくれているわけだな」

P「では、こうしよう。もし。俺が餅を喉に詰まらせたらまゆが吸い出しておくれ」

まゆ「え……は、はい」

P「ありがとう。頼んだぞ」

まゆ「あの……それってキスをすることになるんじゃ……」

P「吸い出してもらう時はそうなるな。でも、緊急事態なら仕方ない」

まゆ「……///」

みょーん……むしゃむしゃ……

P「んまい。んまい」

まゆ「(幸せそうにお餅を食べるプロデューサーさんも素敵……♪)」

【シェイク】

まゆ「アイスを口の中で溶かしたらシェイクになりますね……」

スッ……あむっ

まゆ「……♪」

まゆ「(これをプロデューサーさんに飲ませてあげたい……♪)」

P「お。まゆ、アイス食べてるのか」

まゆ「はい。プロデューサーさん♪ プロデューサーさんも食べますか?」

P「食べる。食べる。何味があるの?」

まゆ「冷蔵庫にチョコクッキーとバナナがありますよ。プロデューサーさんの好きな味を揃えておきました♪」

P「さすが俺のまゆ。愛してるぜ」

まゆ「あ、あ、愛してるだなんて……そんな……///」(カァァァァ)

まゆ「(……幸せ///)」

ガサゴソ……

P「いえーい。チョコクッキーだ」

まゆ「うふふ……♪ プロデューサーさん子供みたいです♪」

P「いいんだよ。アイスはうまいもの」

まゆ「ところでシェイクは……」

P「シェイク?」

まゆ「シェイク?」

P「まゆが自分で言ったんじゃないか」

まゆ「どうしてまゆはシェイクなんて言ったんでしょう?」

P「さあ? まゆは天然だなぁ」

まゆ「うふふ♪」

まゆ「(まゆを幸せな気持ちにさせてくれるプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【麻婆豆腐】

ハフハフ……むしゃむしゃ……

P「熱いっ……辛いっ……んまいっ……!!」

ハフハフ……
ハフハフ……

まゆ「プロデューサーさん。そんなに慌てて食べたら火傷しちゃいます……」(おろおろ)

P「あつあつの時にかきこんで食べるのが最高なんだよ……!」

ハフハフ……むしゃむしゃ……

まゆ「プロデューサーさん……」(キュン)

P「熱い……んまい……熱い……」

まゆ「(私もプロデューサーさんのために何かしなきゃ……)」

まゆ「(そうだ……食後の杏仁豆腐を用意しましょう……)」

まゆ「(これはチャンスですね……麻婆豆腐を完食したプロデューサーさんは甘い物に飢えているはず)」

まゆ「(そのタイミングなら口移しで杏仁豆腐を食べさせることができるはずです……♪)」

P「……旨い……熱いっ……!」

ハフハフ……はぁはぁ……

まゆ「(プロデューサーさん。すごい汗)」

まゆ「……」

(少しして)

P「ふぃ……ごちそうさまでした」

まゆ「うふふ♪ 冷蔵庫でよく冷やした杏仁豆腐がありますよ♪」

P「これはありがたい。辛いものを食べた後は冷えてるものが最高だ」

まゆ「ですよね。ぬるいものは嫌ですよね♪」

まゆ「(冷たいものを食べて笑顔になったプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【オムライス】

響子「プロデューサーさん。オムライスが出来ましたよ♪」

P「わーい」

響子「ふふっ。たくさん食べてくださいね♪」

P「いただきます」

まゆ「……」

P「んー……格別。最高。美味しいよ」

響子「もう。お上手なんですから♪」

まゆ「(他の子の料理を褒めるプロデューサーさんは素敵じゃありませんねぇ……)」(ゴゴゴゴゴゴ)

P「……?」(ゾクッ)

休憩します

>>1素敵……♪

>>1さぁん……待ってますよぉ

【冷やし中華】

ズルッ……ズルッ……

P「うーん……夏ももう終わりだなぁ」

まゆ「そうですねぇ。秋ですねぇ」

P「秋なのにどうして冷やし中華を食べてるんだろうなぁ」

まゆ「冷蔵庫に余ってたからですねぇ」

P「ふむ……秋の訪れを感じるな」

まゆ「プロデューサーさん。よければ今晩は栗ご飯でも炊きましょうか」

P「いいね。素晴らしい」

まゆ「ふふふ♪ では、まゆが食べさせてあげますね♪」

まゆ「(今日こそプロデューサーさんに口移しでご飯を食べさせます……♪)」

P「でもさ、今日の夜ってまゆ仕事入ってなかった?」

まゆ「あ……」

P「……」

まゆ「……プロデューサーさんと一緒にご飯食べられませんね」

まゆ「……」(しゅーん)

P「仕事終わるまで待ってるよ。一緒に食べよう」

まゆ「え……でも、遅くなっちゃいますよ?」

P「気にするな。俺もまゆと食べたいんだ」

まゆ「プロデューサーさん……♪」

まゆ「(こっぱずかしい台詞を真顔で言えちゃうプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【ジブリ飯】

まゆ「プロデューサーさんは『ジブリ飯』といえば何を思い浮かべますか?」

P「ほう。いわゆる『ジブリ作品に出てくる料理や食べ物』のことだな」

まゆ「はい♪」

まゆ「(ふふふ♪ こうやって『干し肉の口移し』に話題を持っていって、意識させちゃいます……♪)」

P「んー、やっぱアレでしょ。ラピュタの『目玉焼きトースト』」

まゆ「あれは美味しそうですよね♪」

P「シンプルなのになぁ。不思議だよね」

まゆ「人を想う気持ちが詰まっていたからでしょうか……」

P「何そのロマンティックな答え。可愛いぞ」

まゆ「うふふ♪」

P「可愛い。可愛い」

まゆ「もう……そんなに褒められると照れちゃいます///」

P「はっはっは」

まゆ「今日のご飯はパンにしましょうか♪」

P「いいね。ぜひよろしく」

まゆ「はい♪」

まゆ「(褒めてくれるプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【フーセンガム】

クチャクチャクチャ……ぷぅ……パァン!

まゆ「今日のまゆはダークまゆなんで……だぜ」

P「わぉ。悪い子がいる」

まゆ「おはようございます。プロデューサーさん♪ 来週、ドラマの撮影があるので悪になりきってるんで……だぜ」

P「言葉尻がいちいち可愛いな」

まゆ「ら、乱暴な言葉にまだ慣れてないので……」

まゆ「でも、まゆ。お仕事のためなら頑張りますよ♪」

P「ホントにいい子だなぁ」

よしよし……

まゆ「♪」

まゆ「ところでプロデューサーさん。ガム食べたくありませんか?」

P「欲しい」

まゆ「だったらまゆがいま噛んでるガムを……」

P「お、こんなところに『ガムのガチャガチャ』があるじゃん。懐かしいなぁ」

チャリーン。ガチャガチャ……コロン
クチャクチャクチャ……

P「ふむ。相変わらずの美味しさ」

ぷくー……パァン!

P「ぐぇ。唇に張り付いた」

まゆ「(ガムを膨らませてるプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【ビーフジャーキー】

P「Zzz……」

まゆ「プロデューサーさん……ソファでぐっすりですね……」

まゆ「口を大きく開けてます……これはチャンスかも♪」

まゆ「やはり。映画でもあったように口移しといったらビーフジャーキーです……」

はむっ……もぐもぐもぐもぐ……

まゆ「たくさん噛んで柔らかくして……プロデューサーさんに……♪」

P「Zzz……」

まゆ「……はぁ……ついにまゆの愛を受け取ってもらえるんですね♪」

まゆ「そして……ファーストキスです……♪」

まゆ「……」

まゆ「(でも。寝起きの時は喉乾いちゃいますよね……ビーフジャーキーより……もっといいものがあるかもしれません)」

まゆ「(お水……いえ、お茶の方がいいかもしれません。冷たいものと温かいもの、両方用意しておけば安心ですね)」

まゆ「(お茶だけだと小腹が空いてしまうかもしれないので、何か甘いものも出しておきましょう。確か周子さんが和菓子を持ってきてくれていたはずです……これでいいですね)」

まゆ「(あとはお仕事のカバンとシャツ……シャツはシワになっているのでアイロンをかけて……と)」

ぶつぶつぶつぶつ……

(しばらくして)

むくり

P「……よく寝たな」

まゆ「おはようございます♪ プロデューサーさん♪」

P「おはよう……なんだかいい匂いがするな」

まゆ「うふふ♪ お茶を淹れてあるんです。よければ飲みますか。温かいのと冷たいのがありますけど♪」

P「温かいので」

まゆ「はい♪ よければお菓子もどうぞ♪」

スッ

P「ホントに気がきくな……いいお嫁さんになりそうだ」

まゆ「♪」

P「ところでなんで『ビーフジャーキー』を噛んでるの?」

まゆ「美味しいですから」

P「?」

まゆ「(きょとんとしてるプロデューサーさんも素敵……♪)」

【ビビンバ】

まゆ「ビビンバってぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが『普通』なんですよね」

P「そうだな。混ぜなきゃいけないな」

まゆ「うふふ……♪ では、まゆが混ぜて、プロデューサーさんに食べさせてあげますね♪」

まゆ「(口の中で噛んで混ぜます♪)」

P「ふむ。では、このロング鉄スプーンをお使い。実はマイスプーンなんだ」

まゆ「え? プロデューサーさん。そんなものを持ってるんですか?」

P「昔、社内のビンゴ大会でゲットしたんだよね」

まゆ「では……使わせてもらいます♪」

P「うん」

まゆ「(うふふ……プロデューサーさんのスプーン♪)」

まゆ「(マイスプーンを持ち歩いてるプロデューサーさんも素敵……♪)」(キュン)

【ご褒美】

(ライブ後)

まゆ「ふぅ……なんだか今日は疲れちゃいました……」

まゆ「でも、プロデューサーさんの晩御飯を作らなきゃ……」(ふらっ)

P「まゆ。大丈夫か?」

ガシッ

まゆ「あ……プロデューサーさん♪ 平気ですよ……♪ ちょっとだけフラフラするだけです……」

P「それは問題だろう。今日はご飯作らなくていいから早めにお休み」

まゆ「……ダメです。プロデューサーさんに言われても……これだけは譲りません」

P「……」

まゆ「だって……まゆがご飯を作らないと……他の子の晩御飯を食べてしまいますよね……それは嫌です……」

まゆ「(……そして。今日こそ口移しでプロデューサーさんに食べさせるんです)」

P「まったく。強情だな」

まゆ「……作りますので」(ふらっ)

P「まゆ。こっち向いて」

まゆ「?」

ちゅっ

まゆ「……」

P「……」

まゆ「ふぁ」

P「ふぁ?」

まゆ「ファーストキス……です」

まゆ「……///」(プシュゥゥ)

ふらっ……パタリ

P「お、顔を真っ赤にして倒れた。事務所に運んで休ませるか」

ヒョイ

まゆ「(プロデューサーさん素敵……♪)」(キュンキュン)

終わり

以上です
お付き合いいただきありがとうございました

もののけ姫の例のシーンは多くの子供をいけない道に引きずりこんでしまったと思うんですよね……
パヤオは罪深い人です

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他の作品はpixivの方にまとめてありますのでそちらでお願いします
https://touch.pixiv.net/novel/member.php?id=9535905

ちょろい……おつ


ちひ坊「天地の間にあるすべてのもの(SR)を欲するは人(P)の業というものだ」

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