浜風「私を妊娠させるつもりですか!?」提督「えぇ・・・」 (25)

提督「急に何言い出すのこの子・・・」

浜風「こちらの台詞ですよ、まったくこの豚人は・・・」

提督「なんだよ豚人って、太ってるからって酷すぎだろ」

浜風「そっちのほうが酷いですよこっちは突然の妊娠させる宣言されたんですから」

提督「俺はただ今度の休日海水浴に行かないかと聞いただけなんだが」

浜風「うっ妊娠する!!」

提督「えぇ・・・」

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浜風「提督!いくら私が性的魅力が溢れ出ているからって催淫しようとするのはやめてください!」

提督「してないしなんで海水浴でそんな発想するんだよ、なにその想像力は」

浜風「うら若き乙女と性欲高ぶったオークが半裸で開放的な場所に行くんですよ」

浜風「これはもう「ぐふふ~小麦色の肌に俺様のオイルを塗ってやるブー」「もっと美味しそうにフランクフルトをしゃぶれ」」

浜風「「さぁ!母なる大海にあやかってこくまろオークミルクで孕むでテーイトクックック」・・・」

浜風「とかになるに決まってるじゃないですか!」

提督「早口でなんてこというんだ」

浜風「ただでさえ常にスキあらば犯そうとしてくる危険にあってるんですから」

提督「俺一度もなにもやってないよね?」

浜風「性欲の擬人化のような者から警戒は怠れないですよ」

提督「俺たち手すら繋いだこと無いよね?」

浜風「スキあらば視姦!スキあらば媚薬!スキあらばボディプレス!」

提督「しません、してません、今後も予定はありません」

浜風「[ピザ]は嘘つきってことわざ知ってます?」

提督「まぁそこまで言うなら浜風は海に行かないってことで」

浜風「行くに決まってるじゃないですかぶち犯しますよ」

提督「えぇ・・・」

提督「来るんだ・・・この流れでOKなんだ・・・」

浜風「え!いやあのその!性犯罪者予備軍を放置するわけにはいきませんから!」アタフタ

提督「なにもしてないのに浜風の中では俺はもうその位置なのか」

浜風「私の知らないとこで萩風ちゃんのパンツいい匂いナリィ!とかしてそうですし」

提督「浜風の中での俺って・・・そしてそんなやつと海行こうとする浜風って・・・」

浜風「ま、まぁ提督と水着で二人きりなんて何が起こるか分かりませんけど・・・」グヘヘ

提督「いや他のみんなも来るけど?」

浜風「は?」

提督「こっわ何その顔」

浜風「海水浴場の視察~?」ドヨドヨ

提督「そう、深海棲艦が近くに来たりしないかとか戦闘になったら大丈夫かとかな」

提督「まあ休暇も兼ねてるし遊ぶ時間も取るつもりだけどな」

浜風「なに仕事してますアピールしてるんですか駆逐艦に欲情してそうな顔しながら」

提督「俺にできること俺がしてるだけだよ」

浜風「こんなの提督の仕事ではないでしょう」

提督「そうかもな、でも俺達が守ってるもの、守るべきものをきちんと確認しておきたかったのさ」

浜風「提督・・・」

提督「浜風、俺はな・・・」

浜風「心の中で「あーあ霞ちゃんと朝昼晩キスするだけでお金貰える仕事ないかなー」とか考えながら言ってもかっこよくないですよ」

提督「考えてないよ」

―――――そして当日

提督「よっと、こんなもんかな・・・」

陽炎「司令おまたせー」

不知火「お待たせいたしました」

提督「おっ二人共来たか焼きそば食べるか」

陽炎「・・・あのねぇ女の子が水着なのよ?まず言うことがあるでしょ」

提督「え?あーよく似合ってる、ぞ?」

不知火「そこは疑問形では駄目です、もう少し言葉がほしいですね」

提督「・・・ほんとに二人共よく似合ってる、動きやすそうだしかわいい水着だと思う」

陽炎「うーんまあ司令だし及第点かな」

不知火「不知火はたまの水着なのでこれでも嬉しいですよ」

浜風「油断してはいけませんこの種付けおじさんは心とパンツの中は暗黒空間ですよ」

提督「あのなぁ浜風、来てそうそう何を・・・」クルッ

提督「・・・・」

浜風「・・・どうしました?提督汁が頭に流れ込みましたか?」

提督「いや!あの・・・」

浜風「なるほど分かりました、この辺りに人気のない岩場は無いことに絶望してるんですねこの色情魔!!」

浜風「「俺様の前でそんな格好するということは誘ってるんだろ!今すぐ提督のキス係にしてやるよぉ!」」

浜風「「オラあやまれ!エッチでごめんなさいって海と空と大地と俺に百回あやまれ!」」

浜風「・・・ゲスが!」

提督「・・・あーもういいや、トウモロコシ焼いたけど食べる?」

浜風「いただきます」シャクシャク

陽炎「司令慣れてるわね・・・」

不知火「不知火には浜風が何を言ってるのか理解できません、暗号ですか?」

提督「それじゃ陽炎あとはよろしくな」

浜風「は?」

陽炎「あらもう?もっとのんびりすればいいのに」

浜風「は?」

提督「浜風言ってなかったか?この辺りの自治体とか警備体制の視察や挨拶回りに行くんだよ」

浜風「は?」

不知火「お疲れ様です、なにかあれば連絡しますね」

浜風「は?」

提督「ああ、夕方頃迎えに来るから」

浜風「は?」

提督「浜風、溺れたりしないようにな」ナデナデ

浜風「」

谷風「みてみて提督でっかいタコノマクラ!」

提督「すごいな谷風」ナデナデ







ハマカゼ「」

陽炎「あんな遠くで砂のお城作って・・・」

不知火「分かりやすく落ち込んでますね」

不知火「しかし司令に聞いていたでしょうになぜあそこまで落ち込んでるんでしょうか」・・・・・

陽炎「大方浮かれてちゃんと聞いてなかったんでしょ」ハマカゼ!ユキカゼモテツダイマス!

谷風「みてみて陽炎でっかいテヅルモヅル!」アリガトウユキカゼ

陽炎「なにそれ気持ち悪いあっちへ捨ててきなさい」シレイニカッテモラッタバケツガアレバスグデキマスヨ!

不知火「まあ無理もありません、タマの休みですからね」タノモシイデスネ

陽炎「他の子も満喫してるみたいね」イチバンオオキナオシロヲツクリマス!

不知火「舞風と野分は那珂ちゃんライブの手伝い、天津風時津風は龍驤さんと遊園地」フフッコレハオシロデハアリマセンヨ?

陽炎「黒潮親潮は三越で買い物・・・」エ?ジャアナンデデカ?

不知火「休息もまた仕事です、大切なことですね」コレハデスネ・・・



テイトクノ【シャー!】デス



陽炎「オラァァァァァ!!」スパァァァァァン

不知火「ゼリャアアア!!」グシャアアア

浜風「ちん【シャー!】がぁぁぁ!!」

浜風「なんてことするんですか!提督のお大事さんが!」

陽炎「だまりなさい!雪風になんてことさせるのよ!」

不知火「言っておきますが嵐の飼ってるハムスターにちこぽんって名付けたこと許したわけではありませんよ」

浜風「あれは嵐も気に入ってたでしょう!」

陽炎「その後子供ができて「ちこぽんは精力旺盛で子沢山ですね」とか言わなければね!」

不知火「嵐や浦風がたまに言い間違えて顔赤くしてるんですからね」

浜風「それは私のせいではありません、無罪です!」

陽炎「その後「提督のちこぽんもあやかって精力増強するといいですね」とか言わなければね!」

不知火「わざと司令の股間の近くでハムスター撫でたりしてますしね」

浜風「・・・・・オラァ!」

陽炎「おとなしくしろ!」

谷風「みてみて不知火でっかいカワテブクロ!」

不知火「すみません後にしてください」

―――――――夕方

提督「待たせたなみんな、あちらさんが中々開放してくれなくてな」

陽炎「平気よ、司令もお疲れ様」

不知火「お疲れ様です司令」

谷風「みてみて提督でっかいホネガイ!」

雪風「雪風も貝殻集めました!」

提督「おお!すごいな二人共!」ナデナデ

谷風「えへへー!」

雪風「えへへー!」

陽炎「あーそれでね司令、迎えに来てもらってなんだけど・・・」

提督「そういえば浜風はどうしたんだ?」

不知火「はい・・・・」

浜風「・・・・・・」

提督「こんなところでなにしてんだ、もう帰るぞ」

浜風「・・・私はもう少しここに居ます、お先にどうぞ」

提督「何言ってるんだ、アイス買ってやるから帰ろう」

浜風「大丈夫です、巨大イソギンチャクやタコには近づきませんから」

提督「本当に何言ってるんだ、ほらソフトクリームでもいいぞ」

浜風「・・・私は食べ物で釣られるような軽い女ではありません」

提督「うーんそれはちょっと説得力がない」

浜風「・・・・」

提督「・・・・」

提督「・・・何いじけてるんだ?」

浜風「・・・だって、」

浜風「だって、夏中提督はお仕事忙しくて」

提督「うん」

浜風「ようやく休みが取れたと思ったらまた仕事で」グス

提督「ごめんな」

浜風「それでも少しでも一緒に居たいって思ってたら居なくなっちゃうし」ヒック

提督「うん」

浜風「ワガママだって分かってますけど、それでも寂しくて」グス

提督「・・・・・」

浜風「せっかく新しい水着買ったのに私には何も言ってくれなくて」ヒック

提督「あー・・・だめだなぁ俺は」ポリポリ

提督「あのな、浜風」

浜風「?・・・はい」

提督「お前の水着、さ・・・スゴイ似合ってるぞ」

浜風「・・・」

提督「初めて見た時思わず見入っちゃったくらいでさ」

浜風「・・・」

提督「今まで見た中で一番、こう・・・」

提督「ぐっと来た!というか・・・」

浜風「提督はエッチですね」クス

提督「なっ!いや俺はそういう意味で言ったんじゃ!」

浜風「分かってますよ、分かってるんです・・・」

提督「ハァ・・・浜風」

浜風「はい」

提督「いつか海が平和になったらさ」

提督「その時はちゃんと休み取ってさ」

浜風「はい」

提督「二人で海に行こう」

浜風「・・・」

提督「山でもいいし、外国にだって行けるぞ!」

浜風「・・・どうせその時は別の仕事で忙しくなってますよ」

提督「うっ!い、いやちゃんと予定は調整する、できる・・・はず」

浜風「提督」

提督「あっはい」

浜風「やっぱり二人だけだと海は広すぎるのでその時もみんなで来ましょう」

提督「浜風がそれでいいなら俺は良いけど・・・」

浜風「でも・・・」





 
浜風「二人っきりになれる時間は作ってくださいね」ニコッ

提督「」ドキッ!






提督「お、おう・・・」ドキドキ

浜風「?」

浜風「さ、あちらで陽炎達が手を振ってますよ、早く行きましょう」

提督「おう・・・おう」

浜風「?」


夕日に照らされる二人は、いつの間にか手を繋いでいた・・・・
















浜風「今度は人気のない岩場がある海岸探しときますね」

提督「台無しだよ・・・」

――――――後日

陽炎「司令ー報告書もってきt・・・」

浜風「んもー!んもー!」ベシベシ

提督「痛い痛い叩くなって!」

陽炎「・・・なにこれ?」

不知火「お疲れ様です、報告書はこちらで預かりますよ」

陽炎「いや不知火アンタこれみてよく平然と仕事できるわね」

浜風「提督のせいですよ!んもー!」ボスボス

提督「腹を殴るな!お腹空いちゃうだろ!」

不知火「浜風がまた少し体重が増えたそうで、まあ痴話喧嘩ですよ」

陽炎「あーそれは司令の餌付けのせいでもあるか」

不知火「自分に激甘な浜風も悪いと思いますけどね」

浜風「お腹の肉タプタプでこれじゃ水着が着れないじゃないですか!」

提督「新しいの買ってやるよぉ!」

浜風「そういう問題じゃありません!」

谷風「みてみて浜風でっかいセミ!食べる?」

浜風「食べません!」

提督「痛いって!女の子は少しくらいふくよかな方が健康的でいいと思うぞ!」

浜風「え・・・」










浜風「私を妊娠させるつもりですか!?」

提督「えぇ・・・」

終わり
急に浜風で短いのを書きたくなったので、前回よりも王道ラブコメになってしまった
浜風はマジメで良い子なので愛でるだけじゃなくみんな育てよう!

前作浜風「くっ殺せ!」提督「えぇ・・・」
浜風「くっ殺せ!」提督「えぇ・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1487944988/)

おつおつ
浜風かわよいぞ

提督と握手したら妊娠しちゃうぞ

乙です。
久々の卑猥浜風で逆に安心したのは何故なんだぜ?

おつ
既視感あるなあとは思った

乙乙
改二はよ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年08月20日 (日) 09:54:34   ID: 9FJR8Z8h

俺は好きだよ この作品

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