男「俺は現在夏休み中の男子高校生」
男「今日も明日も変わり映えがしないので、出会いを求めて近所の図書館に勉強しにいくぜ」
男「……じゃ、いってきまーす」ガチャ
バタン
ズゴゴゴゴゴ…
男「え?」
自宅「ぶひょおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」シュボーウ
男「い、家が空に飛んでったあぁぁぁぁぁぁ!!!?」
男「まずいな……、帰る所が無いのはいかにもまずい」
男「そうだな。何とかするために、まずは>>2するか」
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家を買う
トトロがいる森で住み着く
男「まずは家を買おうか」
男「たしかに建物こそ無いが、土地だけは変わらずあるからな」
男「……しかし、殺風景だなー」
男「家が無ければウチの土地なんてこんなもんか」
男「何か建ってないと締まりが悪いな」
男「さて、>>5に家を買いに行くとしようか」
火山の火口にある不動産
三井ホーム
男「このあたりで家を売っている場所といえば……」
男「火山の火口にある不動産だな」
男「なんで火山の火口に店を構えてるのかは謎だが……」
男「きっとあれだ、赤いヒゲの横スクロールでも火山ステージは終盤だからな」
男「よほど自分の物件に自信があるのだろう」
男「だがしかし、火山の火口ともなれば行くだけで一苦労だ」
男「何か乗り物が必要だな」
男「そうだ……、>>8を呼ぼう!」
ワイバーン
男「カムヒァァァァ!!! ワイバーァァァン!!!!」
ワイバーン「お呼びですか、お客様」
男「これこれで火山の火口まで乗せてほしい」
ワイバーン「わかりました」
ワイバーン「……しかし、一つ問題があるのです」
男「問題だって?」
ワイバーン「この時期、火山までのエリアには“アレ”が発生するのです」
ワイバーン「私たちの健康な飛行かつ運行を妨げる“アレ”……」
ワイバーン「そう、>>10がね」
妖怪ふすま
ワイバーン「妖怪ふすま……」
ワイバーン「夏の時期は、ヤツらが真昼の空に大量に現れる」
男「妖怪ふすま? いったい何者だ?」
ワイバーン「一反木綿のようなものですね」
ワイバーン「ヤツらは白くて細長い布ような姿をしていて……」
ワイバーン「鼻歌を歌いながら飛ぶ我々を絡めとってしまうのです」
ワイバーン「ほら、向こうの空に入道雲が見えるでしょう」
男「うん」
ワイバーン「あれは全部妖怪ふすまです」
男「な、なんだって……!?」
ワイバーン「もはや災害ですね。あの大空の支配者を退けなければ、火山に飛ぶこともままならない」
ワイバーン「ですが、>>12を用意してくだされば妖怪ふすまを追い払うことができます!」
高圧洗浄機
アルミサッシ
ワイバーン「そう、高圧洗浄機さえあれば……!」
男「待て、高圧洗浄機……」
男「それなら俺の家にあるぞ!!」
ワイバーン「え? しかしあなたの家は飛んでいってしまったのでは……」
男「まあ見てロッテブルガリアヨーグルト」
男「じいちゃんがたしか庭に埋めていた……」ザクザク
キラン☆
ワイバーン「おお、この夏の日差しに照らされ霞む銀の輝きは……!」
男「微妙な対比表現ありがとう」
男「そう、じいちゃんの残した高圧洗浄機だ……!」
男「だがこの高圧洗浄機、一つ問題がある」
ワイバーン「問題……? それは?」
男「>>15だということだ」
水のタンクに酢が入ってる
男「水のタンクに酢が入ってる」
男「ちなみに、高圧洗浄機で妖怪ふすまをどうやって退ける……?」
ワイバーン「え、液体を噴射するだけですけど」
男「空で酸味をスプリンクラーをするとどうなる……?」
ワイバーン「下の街並みがお酢臭くなります」
男「まずいだろう」
ワイバーン「……別に、私たちには関係ないのでは?」
男「きみ良い性格してるね」
???「待て。その高圧洗浄機、渡してもらおうか」ザッ
男「何? お前、何者だ……!」
???「>>17だ」
美少女吸血鬼
???「美少女吸血鬼だ」
男「……自分で言いますか」
美少女吸血鬼「ふん、言うとも」
美少女吸血鬼「まちがえるなよ。吸血鬼じゃないぞ、美少女吸血鬼だからな」
ワイバーン「追求するのはよしましょう。事態がややこしくなりそうです」
男「それで、何の用?」
美少女吸血鬼「二度も言わせるな。その高圧洗浄機をよこせと言っている」
男「なんだと……? いったい何のために」
美少女吸血鬼「ふふ、それはだな……」
美少女吸血鬼「>>19するためだ」
酢を健康と美容に活用
吸血鬼が苦手な酢が街に降り注ぐと
一方的に血が不味くなる吸血鬼一存のため
美少女吸血鬼「酢を健康と美容に活用するためだ」
男「……は?」
美少女吸血鬼「貴様は知らぬかもしれぬがな、男よ」
美少女吸血鬼「貴様の祖父はかつては名の知れた健康アドバイザーだったのだ」
美少女吸血鬼「そして、貴様の祖父が唯一残した美容グッズ……」
美少女吸血鬼「それこそが『高圧洗浄ビネガー美顔機』なのだ!!」
ワイバーン「酢で顔を洗う……。狂気の沙汰です」
美少女吸血鬼「その美顔機で、我はさらなる美貌を手に入れるのだ……。くっくっく」
???「待て待て待てェ――――――い!!!!!!」
男「こ、今度はなんだ!?」
美少女吸血鬼「何奴……!」
???「話は聞かせてもらった。高圧洗浄ビネガー美顔機はいただく」
???「そう、この>>22がな……!」
くノ一
???「そう、このくノ一がな……!」
男「くノ一!!!!?!!?!?!?!!」
くノ一「ふふふ、驚愕と疑問があふれすぎでござるよ」
美少女吸血鬼「くノ一!! 貴様もこの美顔機で、さらなる美貌を手にしようというのか!?」
くノ一「美貌……?」
くノ一「拙者はそんなモノに興味はござらぬ」
ワイバーン「まさかそのまま飲むとか……?」
くの一「えぇ……その発想は怖いでござるよ」
くの一「拙者が高圧洗浄ビネガー美顔機を求める理由は、ただ一つ」
くの一「>>24だからでござる」
竜宮城の姫の後継者の座を勝ち取るため
くノ一「竜宮城の姫の後継者の座を勝ち取るためでござる」
ワイバーン「竜宮城……っ!?」
男「浦島太郎伝説の? 実在したのか!?」
くノ一「さよう。伝承通り、海の底にある豪華絢爛の摩天楼なのでござるが……」
男「摩天楼? なぜビルディングが!?」
くノ一「先日、竜宮城の主である乙姫が死去した」
男「死去した!?!??!?!?!?!?!?!」
くノ一「……死んだのでござるよ」
ワイバーン「や、それは理解してると思います」
美少女吸血鬼「しかし、高圧洗浄ビネガー美顔機が、何故竜宮城の後継者争いに関わる?」
くノ一「知らないのでござるか? 美顔機には実は、>>26という秘密があるのでござる」
恐ろしく高額で売れる
くノ一「美顔機には実は、恐ろしく高額で売れるという秘密があるのでござる」
ワイバーン「換金しちゃってんじゃないですか!!」
くノ一「侮らないほうがいいでござる」
くノ一「もし高額で売却し大金が手に入れば、あらゆる手段を用いることが可能」
くノ一「後継者有力候補の織姫だってを買収できる……」
男「いやだこの娘……。世俗にまみれてる」
美少女吸血鬼「はっ。金、金、金。くノ一として恥ずかしくないのか?」
くノ一「世の中金でござるよ」
男「だがまずい、このままでは火山に行くために妖怪ふすまを退けるための高圧洗浄機を奪われる……」
ワイバーン「あ、ソレ覚えてたんですね」
男「悪いが美少女たち! >>28できみたちを足止めさせてもらう!!」
金の延べ棒
服だけ溶かすスライム
男「金の延べ棒だぁ―――っ!!!!」バラララララララ
くノ一「うおおお!!! 金、金、金!!!!」シパパパパパ
美少女吸血鬼「ぬガッ!!」ガツン
男「よし、これでしばらくは足止めできる」
ワイバーン「あれだけの金塊……。あなたは一体何者なんです!?」
男「バレンタインで大量に貰ったんだよ……」
男「金の延べ棒型チョコレート」
ワイバーン「えぇ、半年前ですよ……」
――上空
男「ともかくコレで火山に向かえる!!」
ワイバーン「おお~ぞらはたかいな、ひろい~なっと」
妖怪ふすま「ちょっと待つばい」
妖怪ふすま「ここは現在、通行止めばい。通りたければ日本海側を迂回するばい」
男「何? なぜだ」
妖怪ふすま「あの、>>31が現れたばい……」
バックベアード
くねくね
妖怪ふすま「あの、バックベアードが現れたばい……」
ワイバーン「バックベアードですって!?」
男「バックベアード? 誰?」
ワイバーン「大きくて黒くて球体で、一つ目の妖怪ですよ」
ワイバーン「あと出会うと決まって必ず……」
バックベアード「このロリコンどもめ!!!!!!」
ワイバーン「って言うのです」
男「ロリコン!!!?」
バックベアード「少年よ……。ロリコンか?」
男「お、お、お、俺は……。>>34だ!!!」
ショタコン
真正だ!年齢二桁の時点でないと思うほどのレベル
ロリ巨乳派
男「俺はショタコンだ!!!」
バックベアード「ショタコン……」
バックベアード「ロリコンではない……?」
ワイバーン「えっ私、若いオスなんですけど」
男「……それは僥倖」
ワイバーン「ヘンなとこ触ったら落としますからね」
美少女吸血鬼「待てぇぇぇぇ!!! 高圧洗浄ビネガー美顔機!!!!」
くノ一「待つでござる換金アイテム!!!!!!」
男「げっ、うかうかしてたら追いつかれた!!」
バックベアード「あれは、ロリ……?」
バックベアード「やはり、ロリコン……」
男「俺はショタコンだ。彼女たちとは、ただの>>38という関係だ」
上司と部下
男「彼女たちとは、ただの上司と部下という関係だ」
バックベアード「上司と部下……?」
バックベアード「ロが二つも入っている……? しかしリは無い……??」
ワイバーン「よくわからないですがバックベアードが混乱しています! 今が好機!!」
男「待て、きみたち」
美少女吸血鬼「なんだ、人間ふぜいが偉そうに。美顔機を渡してもらおうか」
男「俺ときみたちは上司と部下という関係だったはず」
男「はやく給料を振り込んでもらおうか」
ワイバーン「あなたが部下のほうなのですか!?」
くノ一「だが、雇用者は給料の対価として、労働者に労働を要求する」
くノ一「それが資本主義というものだ」
男「ぐぐ……。ならば、今ここで>>40させていただきます!!」
くノ一が後継者になるために宣伝
男「ならば、今ここでくノ一が後継者になるために宣伝させていただきます!!」
くノ一「なに!?」
男「みなさーん!! 明日から竜宮城の後継者はくノ一ですよー!! たぶん!」
くノ一「なぜ今日からではないのでござるか!? それにたぶんとは!!」
バッグベアード「……っ!」
ワイバーン「……?」
男「ついでにコレをくれてやるっっ!!」酢バシャァァァァ
妖怪ふすま「目が!! 目がァァァァァァ」
美少女吸血鬼「ぬおおおおおお美顔になるぅぅぅぅぅぅぅぅ」
男「いまだ、いくぞワイバーン!!」
ワイバーン「え、ええ……」
――火山の火口にある不動産
ガヤガヤ
男「やけに賑わっているみたいだな」
ワイバーン「秋から新居で生活を始めようという人が多いのですが」
不動産「おや、お客様。こちらの物件などいかがです?」
ワイバーン「おや、この物件……。>>42が特徴のようですよ」
幽霊が出る
ワイバーン「おや、この物件……。幽霊が出るのが特徴のようですよ」
ワイバーン「ってワケあり物件じゃないですか!!」
不動産「いやはや、最近は新しい物件の入荷が少ないものでして」
男「……ちょっと待て。この物件……」
男「俺の家じゃないか!!!」
ワイバーン「な、なんですって!!?」
男「俺の家とカタチ一緒だし……。幽霊もよく出るし」
ワイバーン「よく出るんですか、幽霊……」
男「おい、不動産!! この家を不動産に売ったのはどいつだ!!」
不動産「え、ええと……。>>44様でございます」
和尚
不動産「え、ええと……。和尚様でございます」
和尚「ご用ですかな」
男「坊さんか。いったい、どうしてこの家を?」
和尚「この家を売った隣に寺を建てれば、客寄せになるかと思いましてな。ほっほっほ」
ワイバーン「ほっほっほて」
男「いや、そうじゃない」
ワイバーン「?」
男「どうしてこの家を“手に入れることができたんだ”?」
和尚「……!」
ワイバーン「……っ!」
男「答えてもらいましょうか」
和尚「……わしもまた売ってもらったのじゃよ。織姫さまにな」
男「織姫!! そいつは今どこにいる!?」
和尚「……>>46じゃよ」
海
和尚「……海じゃよ」
男「空の次は海だと!? しかし遠すぎる……」
和尚「いや、そうではない」
和尚「―――溶岩の海じゃよ」
ザパァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!
ワイバーン「!? 火山の火口の、溶岩の海から……」
男「何かが出てきた! あれは……ッ」
男「>>48だ!!!」
ヒコボシ
男「ヒコボシだ!!!」
ヒコボシ「やあ……。皆さん、こんにちは」ザパァァァァ
ヒコボシ「僕のハニーを呼ぶ声がしたのですが」
ヒコボシ「声の主はどちら様かな」
ワイバーン「ヒコボシ……? 牽牛星、七夕伝説の象徴たる牛飼い!?」
ワイバーン「それがいったい何故ここに!?」
男「意外やアルタイルは火山にあった、ということかな」
ヒコボシ「あの物件の、元の持ち主か何かは知りませんが」
ヒコボシ「マイハニーの関わった商談、オジャンにはさせませんよ」スッ
ワイバーン「来る……!」
???「―――ふん」ヒュッ
グサッ
ヒコボシ「っ……!? ア、アアアアアアアアッッッッ!!!!!!」
ワイバーン「ッ!? ヒコボシに何かが刺さった……!」
男「あ、あれは……! >>50だ!!」
ドラクエのどくばり
女スナイパー
男「あ、あれは……! ドラクエのどくばりだ!!」
???「ドラクエのどくばりの効果を知っているかな」
???「攻撃力は1、しかし一定確率で敵の急所を突いて即死させる……」
男「……? ま、まさか!!」
???「家に巣食う幽霊に対抗するには、様々な暗器を用意する必要があった」
祖父「そう、このどくばりのような、のぅ」
男「じ、じいちゃん!!」
ワイバーン「お、男のおじいさまですか!?」
祖父「そうじゃ。今回はメイワクをかけて悪かったのぅ」
祖父「コトの始末は、わしがつける」
ヒコボシ「ぐっ……!!」
祖父「さあ、わしらの家をどこに隠したのか。教えてもらおうか」
ヒコボシ「そ、それは……。……>>53ですよ」
天ノ川のどこか
ヒコボシ「……天ノ川のどこかですよ」
男「どこかだと!?」
ヒコボシ「ええ。ベガだと思いましたか? そんなわかりやすいところにはいません」
ヒコボシ「広い広い、天ノ川のどこか! けっして見つけられはしないでしょう!!」
男「くそっ……」
祖父「……男よ。高圧洗浄機は持っているな?」
男「えっ。じいちゃんの残した『高圧洗浄ビネガー美顔機』?」
祖父「そう。あれの出力を全開にするのじゃ」
男「オッケー!! 出力全開!!!」ブオオオオオオオオ
ヒコボシ「あっ、そんなことをしては……!!」
織姫「あれは!! 美顔になるとウワサの高圧洗浄ビネガー美顔機!!!」
祖父「かかった!!」
ヒコボシ「織姫が……、来る……!? う、うおおおおおおおおおおっ!!!」バビューン
男「ヒコボシが飛んでいった!?」
ワイバーン「今日は七夕ではありませんからね。絶対に会うことができないのでしょう」
織姫「美顔、美顔! 美顔になれる高圧洗浄機とはコレのこと!?」
祖父「フィッシュですな。ミス・織姫」
織姫「っ……! あなたは、私に家を売った、じいさん……!!」
祖父「なかば買い上げるようにですがね」
祖父「だが、どうしてもわしには金がすぐに必要だった」
男「織姫さん……。どうして俺たちの家を買い上げたんです?」
織姫「……っ。私もすぐに金が必要だったのよ。和尚に売りつけて手にいれたこの金で―――」
織姫「竜宮城の後継者有力候補のくノ一を買収するためにね!!!」
男「……は?」
織姫「あなたは知らないでしょうけどね、いま竜宮城はモメてるのよ」
織姫「城主の乙姫が死んで、その後継者争いでね!!」
ワイバーン「あっ……」
織姫「最後に残った後継者候補は私と、くノ一という女の二人」
織姫「だけどあの女は成金趣味。大金を用意すれば買収は簡単なはず」
織姫「そして私が竜宮城の主となるのよ! オーッホッホッホッホ!!!」
男「うわぁ……」
ワイバーン「繋がってしまった……」
祖父「なるほど。事情は理解した」
祖父「ならば、あなたの行動は無駄だったようだ。ミス・織姫」
織姫「な……?」
祖父「死んでいないのですよ。竜宮城の城主、乙姫は」
バックベアード「ロリコンがいたぞー」ビューン
美少女吸血鬼「とほほ……」プラーン
ワイバーン「あ、あれは!!」
男「バックベアードと、美少女吸血鬼……!」
祖父「ひさしいのぉ。美少女吸血鬼……、いや」
祖父「我が妹よ」
美少女吸血鬼「げっ、兄さん!? まさか、バックベアードを金で雇ってロリコンを探させたのも……!」
祖父「わしじゃよ」
男「に、兄さん!? ってことは、じいちゃんの妹なのか、あの美少女吸血鬼!?」
祖父「そうじゃよ」
くノ一「残念でござる、織姫。この勝負はおあずけのようでござるよ」
織姫「くノ一……? いったいどういうこと?」
くノ一「あの美少女吸血鬼が、竜宮城の乙姫だったのでござるよ」
織姫「え……ええええええええええええっっっ!!!?」
男「美少女吸血鬼……、じいちゃんの妹が竜宮城の乙姫!!?」
美少女吸血鬼「だって乙姫とか、つまんないんだもーん」
美少女吸血鬼「街にロリっ娘探しにいけないしさー」
祖父「吸血鬼は、処女の生き血を好む……」
祖父「つまりロリコンじゃな」
男「これはひどい」
その後、じいちゃんにケツを蹴られて、美少女吸血鬼こと乙姫は、竜宮城に出戻り。
くノ一と織姫は、なし崩し的に和解し、俺の日常にも平和が戻ったのだった。
――自宅
男「あーあ、結局出会いを求めて近所の図書館には行けなかったなぁ……」
男「家は戻ってきたけど」
ワイバーン「なら良かったじゃないですか」
男「まあ、それでもいいかな」
ワイバーン「?」
男「だって俺には、>>60がいるからな」
キミ
男「だって俺には、キミがいるからな」サワッ
ワイバーン「ひゃあ!」ビクッ
ワイバーン「も、もう。どこ触ってるんですか……!」
男「ははは。ショタコンの俺には、ワイバーンでもドstrikeだぜ」
いよいよ夏休みも折り返し地点。
今年の夏休みは、いつにもまして楽しくなりそうだ……
― おしまい ―
当作品の投下は以上になります。
お付き合い頂きありがとうございました。
乙
乙
上手くまとまったな
乙
安価さばきすげえな
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