・モバマスの神谷奈緒と高森藍子のSSです
・口調ちょっとおかしいかも…(特に藍子)
・短く、かつ書き溜めてあるのでサックリいきます
それでもよろしければ↓
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501980522
藍子「というわけで本日は、新曲『Neo Beautiful Pain』をリリースしたばかりの」
藍子「神谷奈緒ちゃんをゲストにお招きして お送りしました」
藍子「いかがでしたか?」
奈緒「楽しかったです、あっという間に思えました」
藍子「いろんなお話できて、私も楽しかったです、是非またいらして下さいね」
奈緒「ええ、こちらこそ」
藍子「それでは今週の『高森藍子 ゆるふわラジオ』はここまでです」
藍子「また来週、ゆるふわな風に吹かれながら、お会いしましょう」
藍子・奈緒「「さようならー」」
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藍子「おつかれさまー」
奈緒「おつかれー、いやー、こういう空気なんだな、藍子のラジオって」
藍子「こういう…?」
奈緒「ああいやその、藍子のイメージそのまんま、だな、って」
藍子「うふふ、ありがとうございます」
藍子「…あ」
奈緒「ん、どした?」
藍子「これから、お仕事?」
奈緒「えーっと…」パラパラ
奈緒「夜に雑誌のインタビューがあって、それまでは空きだけど?」
藍子「よかった…じつは、いい雰囲気のカフェを見つけたから、一緒にどうかな、って思って」
奈緒「へぇ、いいのか、あたしなんかで」
藍子「うん、せっかくこうしてラジオにも出てくれたから、お礼も兼ねて」
奈緒「そっか、ありがと、じゃ お言葉に甘えるとするか」
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藍子「どうかな…ここ、コテージみたいなつくりで すごく落ち着くし、ハーブティが独特で…」
奈緒「ほえー…」キョロキョロ
藍子「ふふ、奈緒ちゃん、おのぼりさんみたい」
奈緒「な゛っ、べ、別にその、あれだぞ、こういうところが珍しいからとかじゃなくて…その…」
藍子「うん」
奈緒「ただ、単純に『あたしの来る店』じゃ…ないなあ、って」
藍子「…気に入らなかった?ごめんね」
奈緒「ああああいやいやいやいやそうじゃなくて、あたしの感性じゃ絶対入りそうにない店だから」
奈緒「こういうとこ連れてきてくれて、ほんとうに…ありがと…」
藍子「うふふ」
奈緒「…な、なんだよ」
藍子「知ってて、ちょっとからかっちゃいました」
奈緒「もうー!」
藍子「でも…私も、おんなじだよ?」
奈緒「え?」
藍子「奈緒ちゃんには、私が知らない世界がいっぱい詰まっていて」
藍子「今日はその扉を開けてもらえたから、とっても嬉しいな」
奈緒「そ……そう、なのか?あたしはただ、自分が好きなものとかばっかりべらべらと…」
奈緒「……いやまあ確かに、聞いてくれそうな相手じゃないと、そんなに話したりは…しないか」
藍子「そうだよ、相手の興味を引き出すくらい真剣に話すから、私も引き込まれちゃうのかも」
奈緒「て、照れる…なあ…あはは」
藍子「うふふふ」
藍子「実はね」
奈緒「うん」
藍子「今日まで、奈緒ちゃんって…ちょっと、とりつきにくそうな人、かなって思ってた」
奈緒「えぇ…… うーん……そう、か…なぁ……」
奈緒「…まぁ、あんまりストレートな人間じゃないのは、自覚あるし」
藍子「あー ……そうじゃなくて、たとえば」
奈緒「ん?」
藍子「トライアドプリムスだと、凛ちゃんや加蓮ちゃんと一つにまとまる大事なポジションだし」
藍子「智絵里ちゃんや輝子ちゃんの、頼れるお姉さんだったり」
藍子「NEX-USでもアーニャちゃんを連れて北海道に行ったり」
藍子「いつも、責任感の強そうなリーダータイプで…」
奈緒「あれはその…なるべくしてなっちゃった、みたいな」
藍子「でもすごく、いいユニット、いいグループにしよう、っていう気魄がにじみ出ていて」
奈緒「き、気魄…そんなにか…」
藍子「うん、私がアイドルにならなかったら、まず出会わないタイプの人だなあ、って」
奈緒「褒めてるのか、それ」
藍子「もちろん」
藍子「それに今日だって ”『Neo Beautiful Pain』のお披露目ライブ凄かった ”ってメールたくさん」
奈緒「あれなあ、OAでも読んだけど、そんな凄かったかなあ…」
奈緒「あたしはただ、詩の心情を 歌声と身体全部で出そうとしただけで」
藍子「それ、なかなかできないことだと思うなあ」
藍子「少なくとも、私には難しいかも」
奈緒「そうか?」
藍子「うん、だって…私はいつもマイペースでゆるふわ、って言われるけれど」
藍子「裏返したら、ずっと自分を持ち続けて離さない、っていうことだし」
藍子「心も身体も全部、大事なものに飛び込ませるって…難しい、かな」
奈緒「うーん…そんなものなのか…」
藍子「だから、別に『奈緒ちゃんのようになりたい』っていうわけじゃないんだけど」
藍子「奈緒ちゃんみたいな人のこと、単純に『羨ましい』って思うなあ」
奈緒「へぇ…藍子と話してると、いろんなことに気づかされるなあ」
藍子「うふふ、お互いさまですよっ」
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アリガトウゴザイマシター
奈緒「ありがとな、いい店に誘ってくれて」
藍子「こちらこそ、喜んでくれて何よりです」
奈緒「…まだちょっと、時間あるなあ」
藍子「うん、ちょっとゆるふわで時を止めてたから」
奈緒「なにその能力」
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藍子「ちょうど木陰だし、少し座ってのんびりする?」
奈緒「おう、……この公園も、よく来るのか?」
藍子「うーん…たまに、かな」
奈緒「そっか」
藍子「ねこさんと遊んだり、ひなたぼっこしたり…そんな景色を写真に撮ったり」
奈緒「あ、そういえばラジオのHPにあったな、『写真館』だっけ」
藍子「そうそう、でも写真のために公園に来たりはしないけど」
奈緒「へぇ…じゃ、あくまで今日みたいなすきま時間を使って、来れたら来る、みたいな」
藍子「そんな感じ…かも」
奈緒「かも?」
藍子「気まぐれだから、その日の自分に聞かないと、よくわかりません」
奈緒「……」
藍子「…どうしたの?」
奈緒「いやさ、藍子っておもしろいなあ、って」
藍子「え~?」
奈緒「というか、あんまりうまく言えないんだけど」
奈緒「藍子と話してると、あたしの考えって カタいのかなあ、って気がして」
藍子「そんなことないよ、みんなが憧れるCoolな奈緒ちゃんは、大事にして」
奈緒「みんなって、誰だよお」
藍子「みんな」
奈緒「もう…あはは」
藍子「あははは」
奈緒「…あのさ」
藍子「うん」
奈緒「今のあたしのテンション、おかしくないか?」
藍子「そんなことないよ、すごく自然でいいなあって」
奈緒「そっかぁ…自然、ねえ…」
藍子「勿論、最初近寄り難かった奈緒ちゃんも、魔法少女アニメの話だと早口になる奈緒ちゃんも」
藍子「リーダーな奈緒ちゃんも、歌に一途な奈緒ちゃんも、みんな奈緒ちゃんだから」
藍子「今日からそこに『肩の力が抜けた奈緒ちゃん』が新たに増えた」
藍子「それでいいんじゃないかな」
奈緒「なるほどなあ…言われてみたら、公園でのんびり、なんて 何年やってなかったか」
藍子「あ…髪に葉っぱが」
奈緒「え゛、ああもう、結構こういうとこ来ると、まとわりついちゃうんだよなあ」
藍子「取ってあげるから、ちょっとじっとしててね」
奈緒「おう、ありがと」
藍子「~~~~~♪」
奈緒「…………何、してる?」
藍子「梳いてまーす」
奈緒「いやいやいや、そこまでしなくていいって」
藍子「藍子は気まぐれですから、暫しお任せ下さーい」
奈緒「そ、そっか…じゃ、ちょっと身を委ねますか」
奈緒「心なしか、頭が少し軽い」
藍子「よかった、少しでも、リフレッシュ?に、なったのなら」
奈緒「まあ…ね…ただ 髪もそうだけど、なーんか自分の中で、不慣れだけどな、この空気…」
藍子「…」
奈緒「ま でも、決して居心地悪いわけじゃ、その、ないぞ」
藍子「ありがとう、ございます」
奈緒「こちらこそ…でさ」
藍子「?」
奈緒「こういう、ゆるーい神谷奈緒のこと…他の人に喋ったりとか、しないでくれないかな」
藍子「…うん、私と奈緒ちゃんの間だけ、約束」
奈緒「ありがとう」
藍子「私からも、何事にも一途な奈緒ちゃんに学ぶこと、いっぱいあると思うから」
藍子「そのときには、相談に乗ってくれると嬉しいな」
奈緒「お、おう…何が役に立つのか、自分でもよくわかんないけど」
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奈緒「やべ、そろそろ事務所戻らないと」
藍子「え、ごめんなさい、そんなに時間経っちゃった?」
奈緒「大丈夫大丈夫、それより今日はありがとな」
藍子「こちらこそ♪ またこういう機会あったら」
奈緒「そうだな、今度はあたしの好きな場所とか、いろいろ案内してみるよ」
藍子「うん、楽しみにしてるね」
モバマスプレイ出来ない勝ち組バトルがウチ姫プレイしますね詫び石もっと配布城千川ちひろと常務と武内と本田未央証拠は揃ってんだぞ
藍子「あ、あと」
奈緒「ん、何?」
藍子「今度ラジオのゲストに来てくれたら、今みたいな口調でトークするの、どうかなあ」
奈緒「お、それいいか… も ………いやいやいやだめだろ!」
藍子「そう、かなあ、せっかく距離が近づいたから」
奈緒「だめだめ、がらっと口調が変わり過ぎてて、リスナーびっくりするぞ!」
藍子「うふふ…冗談です♪」
奈緒「もー」
藍子「じゃあ、代わりに一緒の写真、今日の記念に」
奈緒「おう、まぁ、それはいい…けど」
藍子「はーい、ちーずっ」ピピッ
奈緒「……ゆる過ぎないか、あたしの顔?」
藍子「ううん、自然でいいと思うなあ」
藍子「それに、誰かに見せたりするわけじゃないし」
奈緒「そか…これもあたし、か…」
藍子「引き止めちゃって、ごめんね…取材のお仕事、頑張ってね」
奈緒「ありがと、藍子も気をつけて」
藍子「うん、じゃあねー」フリフリ
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奈緒「そうですね、意外な交友…と言われると、さっきまで一緒にラジオやってた、高森藍子ちゃんとか」
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本日ゲストに来てくれた、神谷奈緒ちゃん。
如何でしたか?
私にはない、かっこよさとか、一途さとか、ちょっぴり可愛さもあって。
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奈緒「真反対なせいかもしれませんが、藍子ちゃんと話してると」
奈緒「自分も知らないような自分に、ふと気づかされるんです」
奈緒「今まであまりちゃんと話をしたことがなかったのが、ちょっと勿体無いって思えるくらい」
奈緒「新鮮でしたね」
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無いものねだりかもしれませんけれど
奈緒ちゃんには、ちょっと憧れに似た気持ちを持ったり
もっといろいろ深く知りたいな、って思ったり。
(感想いっぱい寄せてくれたら、また来てくれるかも…)
少なくとも私は……
藍子「…奈緒ちゃんが、ゲストに、来て、くれた、ことで」ポチポチ
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奈緒「まさか彼女みたいになろうとは思いませんけれど」
奈緒「自分にも、藍子ちゃんみたいな面が持てたら、いろんな意味で幅が広がるんじゃないかな、って」
奈緒「そんな感じで」
藍子・奈緒「「きょう、宝物がひとつ、増えた気がするんです」」
おしまい
ここまでおつきあい、ありがとうございました
シンデレラ5th live 大阪公演に、生まれて初めてフラスタを出したのですが
そのお花に添えるイラストを描いて下さった方が「なおもり(なおあい)」を推していまして
こんな形で支援してみました
ありそうでなかった二人の関係なので、書いていて愉しかったです
なおlive後くらいから重い病気を発症してしまったため
今まで以上に身体の具合と相談しながら、のんびり書いてゆくことにします
ゆるふわつんでれ……
ふーん、悪くないな
乙です。
>>1は自分のペースで投下してくださいな。
つか高森さんは愛されキャラ。
加蓮と未央さんが嫉妬しそう
乙
なおもりというと椎名法子のフラスタのイラスト描いてた人かな
乙
>>25
未央と加蓮は火サスの嫉妬に狂った女の目で二人を(ry
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