曜「誕生日おめでとう!」善子「どうも」鞠莉「誕生日と言えば顔面ケーキね」 (17)

善子「ちょっと待ってほしい」


鞠莉「OK、心の準備ができたら言って?」


善子「そうじゃないわよ!なんでケーキにダイブしなきゃならないのよ!」


曜「善子ちゃん!」


善子「曜さんも言ってやって!」


曜「一思いに、行っちゃって!ヨーソロー!ってね!」


善子「すごいアウェー感」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499894628

善子「おかしくない?今日は普段の何倍もヨハネが敬われるべき日なのよ!」


鞠莉「0に何をかけても0よ」


善子「ひどくない?」


曜「ケーキ持って来たよ!」


善子「スポンジじゃない!」

善子「なんでスポンジなのよ!突っ込むとしてもおかしいでしょ!」


曜「ごめんね…昨日頑張ったんだけど…クリームだけ間に合わなくて…」


善子「ベタって塗るだけでしょ!」


鞠莉「あ、じゃあこれから一緒にデコレーションしましょう!」


善子「本人に手伝わせるな!」

善子「なんで誕生日に自分のケーキを作ってるの…」


曜「お、突っ込む気マンマンだね~!」


善子「やらないわよ…全く…」


鞠莉「あっ、結構厚めに塗らないと顔痛いわよ?」


善子「もうちょっと違う所で気遣って欲しい」


曜「じゃあここにイチゴを乗せていくね」


善子「もう普通にケーキじゃない!」


鞠莉「善子の為にたっくさんのイチゴを用意したわ、どう?」


善子「ありがとうございます!!!」


善子「しかしこのケーキ大きいわね…何人分あるのよ…」


鞠莉「そうね……多分9人分くらいはあるんじゃないかしら?」


善子「へ?」


鞠莉「何でもないわ…さ、次は…何だっけ?」


曜「チョコのネームプレート作らないと」


善子「もう普通にケーキ作りしてるわね…」


曜「さ、最後だよ善子ちゃん!ここに自分の名前書いて!」


善子「わ、分かったわ……」


鞠莉「よ、は、ね……ブレないわね~」


善子「ブレないとかないから…ヨハネはヨハネよ」


鞠莉「結婚したらどうなるの?小原ヨハネ?」


曜「渡辺ヨハネ!」


善子「渡辺ヨハネダサすぎでしょ」


曜「ケーキ完成!」


鞠莉「イェーイ!」パチパチ


善子「……わーー!」







曜「じゃあこのケーキを……よいしょっと」


鞠莉「よいしょっと!」


善子「え、何で急にケーキ担ぎだしたの」

鞠莉「よっこいしょ~!よっこいしょ!」


曜「よっこいしょ~!どっこいしょ!あ、みんなドア開けて!」


善子「ちょっと!どこ行くのよ!そっち部室よ!」








パン!!パン!!パン!!




「「「善子ちゃんお誕生日おめでとう!」」」










善子「へ……?」


ルビィ「ちょっと準備が遅れちゃったけど…間に合ったよ…!」


千歌「わ、ホントにケーキ作ったんだ!」


果南「結構綺麗にできてるね…」


ダイヤ「キチンと食べきれるんでしょうね…」


花丸「まかせるずら!」


梨子「いや、花丸ちゃんメインで食べたらダメだから…」




曜「善子ちゃん引き止めてる間みんなに頑張って準備して貰ったんだ!」


鞠莉「行ったでしょ?9人分はあるって、ね?」


善子「ありがとう…みんな……!」

善子「こんなに祝われたの…初めてかも…ホントにありがとう……」


鞠莉「それじゃ、主役も到着したし本日のメインイベントといきましょう!曜あれ持ってきて!」



曜「了解であります!」








善子「え、なんでそのケーキそっち持って行くのよ」


善子「ちょっとまって何その白いケーキ」

鞠莉「そりゃあ……誕生日に白いケーキっていったら…やる事は1つよね?」


善子「ちょっとまって」


曜「じゃあ、いくよ?せーので!」


善子「まって」






「「「ハッピバースデートゥユ~」」」

「「「ハッピバースデイディア善子(ちゃん)~」」」


「「「ハッピーバースデートゥユー!!」」」






善子「……ヨハネよォォォォォォォ!!!」


善子「…………」


果南「うわぁ……」


梨子「顔が真っ白……」


善子「曜さんと鞠莉さんは後でシメる」





鞠莉「善子」


善子「…………」


鞠莉「誕生日おめでとう」


善子「ありがとう!!!」

おわり

善子ちゃんごめん、お誕生日おめでとう

おつ
面白い

乙ー

振り回され善子かわいい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom