提督「第三コーナーまでは良かったのになぁ」
提督「第四コーナー回って最後の直線一気に伸びてくる!」
提督「……ハズだったのに」
提督「はあ……」
提督「…………」
チーン☆ ジャラジャラ…
提督「…………」
提督「…………」
提督「……ちょっと寄って行くか」
提督「ジャ○ラーでも打って、少しでも負けを……!」
―――――――――――
提督「……甘かった」
提督「…………」
提督「もう鼻血もでねぇ……」
提督「1回くらい当たれよぉ……」
提督「○ャグラーで600回もハマるとは思わなかったわ……」
提督「…………」
提督「……どないしょ」
提督「給料日までまだ10日もあるってのに」
提督「…………」
提督「マジでどないしょ……」
鎮守府
提督「…………」
提督(うう……入るのが怖い)
提督(絶対大淀にどやされる……)
??「こんな所で何をしているんですか、提督」
提督「はがっ!?」
提督「お、大淀……」
大淀「はい、大淀ですけど?」
提督「お、おう」
大淀「……まさかと思いますが」
大淀「またオケラになったんですか?」
提督「はははははは!」
提督「ば、馬鹿を言うな!」
提督「給料日までまだ10日もあるってのに」
提督「全ツッパなんてする訳ないじゃないか!」
提督「はははははは!」
大淀「…………」
提督「ははははは……」
大淀「…………」
提督「はは……は……は……」
大淀「……はあ」
大淀「提督。正直におっしゃってください」
提督「…………スミマセン。やらかしました……」
大淀「まったく……」
大淀「いったい何度 繰り返せば気が済むんですか」
提督「……返す言葉もありません」
大淀「もう……」
ガヤ ガヤ
大淀「……ここは人の目が多いので」
大淀「続きは執務室で」
提督「はい……」
―――――――――――
大淀「……まあ、お小言はこれくらいにしておきます」
提督「うう……俺、上司なのに……」
大淀「何か言いましたか?」
提督「いえ!何も言ってません!」
大淀「とりあえず、給料日までの食費は私が立て替えます」
提督「さすが大淀!」
大淀「ただし、我が鎮守府の食堂の食券を食事時にお渡しする方式でやりますから」
提督「何でだよ!?」
大淀「まとまったお金を渡すとすぐパチ○コ店に行くからです」
提督「行かないから!」
大淀「前科がありますから認めません」
提督「……チッ」
大淀「何か舌打ちが聞こえましたけど?」
提督「気のせいです! ええ、気のせいですとも!」
大淀「よろしい」
大淀「それでは、今日のところはお風呂に入って」
大淀「明日からの仕事に備えてください」
提督「……へーい」
大淀「何ですか?その返事は?」
提督「イエス!マム!」
大淀「よろしい」
大淀「それでは、お休みなさい、提督」
提督「ああ……」
パタン
提督「…………」
提督「……ちくしょー」
翌日
執務室
提督「はあ……身から出たサビとはいえ」
提督「仕事に身が入らないなぁ……」
コン コン
大淀「提督。大淀です」
提督「ああ……入ってくれ」
ガチャ キィ… パタン
大淀「おはようございます」
提督「ああ、おはよう」
提督「ん? その包みは?」
大淀「提督の朝食です。ついでに私もここで食べようかと思いまして」
提督「ああ、そういう事か」
提督「いいぞ、一緒に食おう」
大淀「はい♪」
モグモグ
提督「たまにはおにぎりと沢庵の朝食も悪くないな」
提督「大淀が作ってくれたのか?」
大淀「いえ」
大淀「間宮さんに作ってもらいました」
提督「そうか」
コポコポコポ…
大淀「はい、お茶をどうぞ」
提督「ありがとう、大淀」
ズズッ…
提督「ふう……」
提督「人心地ついたな」
大淀「それは良かったです」
大淀「では、腹ごしらえも済んだ所で……」
大淀「工廠に向かいましょう」
提督「ん? 工廠?」
提督「今日は深海棲艦の根拠地への進撃計画を練る予定だったんじゃ?」
大淀「予定変更です」
大淀「今の提督は気もそぞろでしょうから、作戦立案も身が入らないのでは?」
提督「……何でもお見通しか」
工廠
大淀「それでは……まず大型建造を行いましょう」
提督「大型建造か」
大淀「はい」
提督「大和と武蔵はこの前来てくれたし……」
提督「そろそろ大鳳が欲しいところだな」
大淀「では4000/2000/5000/7000で行きましょう」
提督「おう。ポチッとな」 ガコンッ☆
建造時間
06:40:00
提督「来てくれるといいなぁ」
大和「提督。おはようございます」
提督「お、大和。おはよう」
大和「では一時的に秘書艦になりますね」
提督「また46cm三連装砲が欲しいのか?」
大和「はい。強化に使いたくて」
大和「よろしくお願いします」
提督「おう」
提督「んーと……100/251/250/150で……」
提督「20回くらい回してみるか」
提督「ポチポチポチっと」
46cm三連装砲☆ 46cm三連装砲☆ 33号対水上電探☆
46cm三連装砲☆ 試作46cm連装砲☆ 15,5cm三連装副砲☆
試作46cm連装砲☆ 32号対水上電探☆ 15,5cm三連装副砲☆
15,5cm三連装副砲☆ 46cm三連装砲☆ 46cm三連装砲☆
33号対水上電探☆ 32号対水上電探☆ 試作46cm連装砲☆
試作46cm連装砲☆ 試作46cm連装砲☆ 試作46cm連装砲☆
33号対水上電探☆ 7,7mm機銃☆
提督「ありゃ……試作46cm連装砲がけっこう出てしまったな」
提督「すまん、大和」
大和「いえ、いつもありがとうございます」
天城「あの、提督」
天城「次、お願いしてもよろしいでしょうか?」
提督「お、天城か」
提督「という事は艦載機が欲しいんだな?」
天城「はい。雲龍の分もできましたら……」
提督「レシピを合わせて……と」
提督「んじゃ、回すぞ」
紫電改二 ×7
彗星二一型 ×10
流星改 ×7
彩雲 ×6
零戦52型 ×2
烈風 ×1
提督「こんなもんでいいか?」
天城「はい♪」
天津風「次は魚雷の装備を……」
呂500「ろーちゃんの分もお願いね♪」
磯風「駆逐艦の分も……」
野分「お願いします」
提督「おー」
―――――――――――
提督「いやーいっぱい資材使ったなー」
提督「また阿賀野たちに遠征行って貰わないと……」
大淀「そうですね」
大淀「それでは、そろそろ私も出撃しますね」
提督「え?今日、そんな予定あったか?」
大淀「急遽決めました」
大淀「たぶん……レアな新しい艦娘が来ると思いますので」
提督「んな都合のいい事が起こるか」
大淀「ですよねー」
大淀「では、行ってきます」
提督「ああ。気をつけてな」
―――――――――――
浦風「うち、浦風じゃ、よろしくね!」
山雲「おはようございま~す」
山雲「朝潮型駆逐艦六番艦、山雲で~す。よろしくお願いいたしま~す」
初風「初風です、よろしく。提督さんにとって私は何人目の私かしら?」
大淀(……やっぱり来ましたか)
大淀(ギャンブルで大負けした時は特にですけど)
大淀(ふだんこういうところで運を使っているから)
大淀(勝てないんでしょうね……)
おしまい
提督の諸君。絶対に真似しちゃだめだぞ。
大負けした上に資材を大量に溶かす事になっても
一切責任持てないから!
芸人へのフリとかじゃないからな!
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