【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 (1000)

このスレは「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」第一話まで見ていた少女が「戦姫絶唱シンフォギア」の世界に転生して、月を破壊する為に頑張るスレです
アニメの無印、G、GX、AXZ、スマホゲームのXDのネタバレを含みます


女神「貴女は先程不幸にもその命を落としてしまいました。貴女の生は終わりを告げてしまったのです」

少女の名前
安価下1~3から後に多数決

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499084737

東雲凜音(しののめりんね)

蒼井 翠(あおい みどり)

歌代 夢姫(かだい ゆき)


1...東雲 凜音(しののめ りんね)
2...蒼井 翠(あおい みどり)
3...歌代 夢姫(かだい ゆき)

安価下1~5で多数決
(レスに1~3のどれかの番号を書いてください)

1

3

同数なのでコンマ神に委ねます

1...東雲 凜音(しののめ りんね)
2...蒼井 翠(あおい みどり)

コンマ下
奇数...1
偶数...2

はい

少女の名前は蒼井翠ちゃんに決定しました!

東雲凜音ちゃんと歌代夢姫ちゃんの名前は今後の展開で機会があれば使わせていただきます!


安価下1 年齢(翠ちゃんはあくまで少女ですので少女と呼べる年齢で)
安価下2 性格と一人称
安価下3 生前の趣味などの特徴(ある程度転生後も変わりません)
被ったら安価を下にズラしてください
連投NG

13

内気で大人しい 私

読書(特にミステリ)

翠「...え?」

女神「ですから、蒼井翠さん、貴女は命を落としてしまいました。貴女は死んでしまったのです」

翠「えっと...私が?ほ、本当ですか...?」

どうしよう...というか何なんでしょうこの状況
この人が言うことが正しいとしたらここは死後の世界?
それに今目の前にいるのって人っていうよりまるで女神様...あ、ということは

翠「エリス様?」

女神「私はパッドじゃありません」

女神様もあのラノベ知ってたんですか
アニメ化もしましたしね

女神「はぁ...あまり動揺していないようでこちらとしても大変助かります。ちなみにご自分がどのように死んでしまったのか覚えてますか?」

翠「えっと...」

死因安価下

テロに巻き込まれて

確か学校の帰りにモールの本屋さんに寄って...

ドカン

翠「あ、爆発...」

女神「はい、貴女は爆発に巻き込まれて手足バラバラ頭もスポーンと飛んでって死にました」

そんな明るく説明されても...でも今更ながら何で爆発?

女神「所謂テロですね、爆弾を使ったテロなんてありきたりですが効果は十分ですし」

翠「はぁ...」

女神「だから貴女が元いた世界では今大変なことになってるみたいですよ...っと、話が逸れましたね、それで、貴女にはさっそくですが転生してもらいます」

転生?天国とか地獄とかではなく?

翠「えっと...その...」

女神「言わんとするとこはわかりますよ、でも貴女生前から『死んだらどこかの世界に転生したい』と思ってましたよね?」

それは...はい、そうです

女神「あと、もう転生する先は決まってます。『戦姫絶唱シンフォギア』の世界です」

翠「シンフォギア...ですか?」

ちょうど生前4期が始まったアニメだ
それなりに嵌まっていて、スマホゲームもやってました
あんまり進められてませんでしたし、アニメの4期も一話までしか見れませんでしたけど

翠「何でシンフォギアの世界なんですか?」

女神「貴女生前『統一言語が取り戻せるなら月がなくなって人類の滅びが早くなってもいいのでは?』なんて言ってたらしいじゃないですか」

それ独り言ですよね!?
この上なく恥ずかしいんですけど...

でも確かにそう思ってました

現実世界の月にはきっと『バラルの呪詛』なるシステムはないんでしょうけど、あの世界なら戦争(4期を観て改めて思いました)やら勘違い(手紙)やらを少しでも減らせるんじゃないかと
それにどうせ月が破壊されてもあの世界の人たちなら歌ったり映画観たりしてどうにか解決しそうですし

女神「それを聞いていた上司が『シンフォギアの世界に転生したいってやつはごまんといたけど、ルナアタックを率先してやるべきだとか言うやつ珍しいわね、こいつ死んだら転生ね』とか言ってそのまま仕事押し付けてきたんですよ!全く!」

えっと、何かすみません
やっぱりこの人(女神?)の境遇エリス様みたいです

女神「とにかく、そういうわけで転生して貰います!転生者ごとに違うシンフォギアの世界なので他の転生者に会うことはおそらくありません。それから、あっちの世界での貴女の個人情報やらなんやらの資料は転生先のテーブルの上に転送しておきます。あと念のため貴女専用のシンフォギアも転生特典ということで」

翠「何から何まで...ありがとうございます...」

女神「年齢はそのまま、あと申し訳ないのですが、転生する際の決まりで天涯孤独となってしまいます」

家族はなし...寂しいですけど仕方がないですね

女神「中二なのに達観してますね...では、いってらっしゃい」

女神様はニコッと笑い、そう言いました
私が立っている地面に魔法陣が現れ、私の身体が光に包まれます

これが転生...!

翠「数十分の間でしたが...あ、ありがとうございました!」

女神「はい、それでは蒼井翠さん、多分無理でしょうけど、あっちの世界で平穏な日々が続く事を祈っています」

女神様は手を振っていたので、私も手を振り返しました

さて、せっかく色々してもらえたようですし、私も張り切って月を破壊しましょうか

・・・

眼が覚めるとそこは...

翠「知らない天井...ですね」

果たしてあれは夢だったのでしょうか、とするとここは?

ベッドから降りて部屋を見回すと、本棚や机、テーブルといった家具以外には特に装飾もなく質素
と、よく見るとテーブルの上に数枚の紙と赤いペンダントがあります

あぁ、夢ではなかったようですね

これ何のシンフォギアなんでしょう...あ、書類に混じって女神様からの手紙が
えっと...


何のシンフォギア?安価下1から3で後に多数決
(ここで選ばれなかったシンフォギアは多分今後使いません)
(劇中未登場でも可)

書き忘れ!上の安価内容にシンフォギアの名前と特性も書いてください

安価1~3

アイギス(盾)

ヤールングレイプル(雷の操作)

天叢雲剣(剣)


1...アイギス
2...ヤールングレイプル
3...天叢雲剣

安価下1~5で多数決
(レスに1~3のどれかの番号をかいてください)

3

3

3票入ったので天叢雲剣で行きます

・・・

翠「天叢雲剣...ですか?」

やったね翼さんの上位互換!などと喜んではいられませんね...
もし翼さん...天羽々斬と戦うことになったら、おそらく技量でギッタギタにされますよね
硬さなら上かもしれませんけど、どちらにしろ力押しですかね
というかなるべく戦いたくないんですけどね
こう...ちゃちゃっと月だけ破壊してあとはお任せ的な...ダメですかそうですか

そういえば詠唱って何て歌えばいいんでしょう...エミュテウスでいいんでしょうか

月を破壊するにしてもS.O.N.Gとは敵対するべきか最初のうちは協力しておくべきか悩ましいところです

気を取り直して他の書類に目を通すと、難しい単語はよくわかりませんでしたが、私は今現在親戚がおらず一人っ子で一人暮らし、つい先日事故で他界した両親が残した遺産でここに引っ越してきて、今日から新しい中学校に転校...

翠「今日から!?」

どうしましょう!?今何時...7時半!急げば間に合いますかね!?

リビングに行き、キッチンを探します
とりあえずシリアルとヨーグルト食べれば十分ですよね!あ、あと牛乳
誰も見ていないからと、行儀悪いですがそれらを一気に掻き込み飲み込んで、次は着替えです

えっと転校先の中学校...中学校って制服あるとこなんですか!制服?さっき部屋にありましたね!

転校先はリディアンの附属中学校でした

響さんとかいますかね
というか今時間軸どの辺ですか

・・・

はい、わかってました
そうでした、小中と高校は校舎別の場所でした
地図と睨めっこしながらリディアン附属中学校に辿り着くと、話は通してあったらしく中二の学年指導の先生らしき人に担任の先生のところまで案内してもらえました

「こんにちは、君が蒼井翠さんね?」

翠「よ、よろしくお願い...します...」

そしていくつか教科書や授業についての説明をしながら教室の前まで来て、待っていてと言われました
きっと中では今「は~い静かに!さっそくですが転校生を紹介します」とか言ってるんですね
あ、呼ばれました

教卓の前まで行き、クラスを見渡します
みんなこっち見てますね...うぅ、やっぱり人前は緊張します...

「名前黒板に書いてくれる?」

担任の先生にチョークを渡され、黒板に大きく名前を書いてまたクラスの方を向き直しました

翠「蒼井翠...です、よ、よろしくお願いします...」

その日のうちは多少クラスメイトから質問責めにされましたけど、読書に勤しんでやり過ごしました
これだから生前もボッチだったんですよね...明日はもう少しフレンドリーに...

職員室で教科書を受け取り、後は帰るだけです
保護者がいないんですけどそこは平気でしたね、流石女神様です

翠「でもこのまままっすぐ帰るのももったいない気も...」

せっかく転生したのにそれっぽいもの何も見てませんしね...


どうする?安価下
(『何々をする』や『そのまま帰る』のように書いてください)

学校付近を散策してみる

付近の地理の把握の為にぶらぶらと散歩する

翠「家と学校の周りの地理把握も兼ねて散策してみましょうかね」

今がどこの時間軸かはわかりませんが、とりあえずここの中学のグラウンドは普通ですね
教室も普通でしたし
一期のリディアン高校の教室とグラウンドみたいな形だったら多分転校してました
まぁ戦士として鍛えるためと言われたら納得してしまいましたけど、あんなところで学園生活していたら身が持つ気がしませんし
消しゴム落とすと一番前に転がっていくとか恐ろしすぎます

少し歩くと小学校に公園に駅に本屋さん
牛丼屋さんにハンバーガー屋さんにコンビニ...駅前ですねここ
反対方向には駐車場に文具店、スーパー

翠「これといったものはないですね...」

ただ家と学校の間に本屋さんがあるのはポイント高いです


コンマ下
奇数 クラスメイト
偶数 雑音
ゾロ目 ???

そろそろ陽も落ちて来ましたし帰りましょうか
帰路につこうとして、ふと違和感を感じました
宙を舞っているこれは...黒い粉?
耳をすませばサイレン音...
あとピコピコ変な音

翠「えっもう!?」

振り返るとそこにいたのは透明な怪物

ノイズ

さっきのは炭素だったんですね
まだ囲まれてはいません
けどこっち見てます!
詠唱します!?一応ペンダント持って来てますけど
でも歌うとアウフヴァッヘン波形が出ちゃったり二課が来ちゃったり身元調べられちゃったり...


安価下
1 逃げる
2 歌う

とにかく逃げられるだけ逃げましょう!

翠「サトシさん、タケシさん、高速移動の力、お借りします!」

マサラ人に私はなる!

・・・

形状変化怖いです!ニュって細くなって足元に飛んでくるの生で見ると改めて恐ろしい技だと思います

いい加減息も切れて来ました...ここどこ!?
とにかく直線にならないように角を曲がって逃げても、壁をすり抜けてくるのが...

二課遅くないですか!?もうかなりノイズから逃げてますよ!?


バシャッ


今近くで何かが水に落ちたような音がしたような?
と、ぐずぐずしている暇はないです!まだノイズを振り切れてません!


安価下
1 音がした方に行ってみる
2 このまま走る
3 歌う

逃げつつ音がした方に行ってみましょう
最悪水の中を泳いで行けばどうにかなるかもしれませんし...なりますかね?

翠「確かこっちの方...」

都会の中に人工的な川?ここですね


「よいっしょ!」


あ、誰かいます、小さい女の子を川から上げている女の人です、へるぷみー!
...ってあれ?あの後ろ姿はまさか

響「あ、君も逃げて来たの!?なら早くこっち!!」

生ビッキーさんじゃないですか!?
じゃぁこっちには響さん達を追っているノイズが!?
ノイズから逃げた先に他のノイズなんて私こそ呪われてるんじゃ...

ってそんなこと考えてる場合じゃないです!

翠「は、はい!」

バシャッ

川を渡り、女の子をおんぶした響さんと一緒に走ります
転んでしまった響さんに手を貸したり転んでしまった私が手を貸してもらったり
梯子から何処かの屋上に上りきり、3人で寝転がって息を整えました


あ、なるほどこれ一期の一話ですねわかります


女の子「死んじゃうの?」

女の子の方を向き、響さんは首を横に振ります
でも私は知っているんです、未だにノイズがしつこく追って来ていることを

それに気付いた響さんは女の子と私を抱き寄せ、ノイズを睨みつけました

どうなるんでしょう...原作ではここに私はいませんでしたし、さらにここに私が連れて来た分のノイズも増えています
原作の流れを守れるんでしょうか...

原作を知っているのにもかかわらず...あるいは知っているからか、私は知らぬうちに震えていました
ここで私が歌えば響さん達は助かるかもしれない
歌わなくても響さんならどうにかなるかもしれない
でももしここで響さんを見捨てたら、月を破壊するときにより優位に事が運ぶかも...なんて恐ろしいことを考えてるんですかね!?
ともかく、ここで響さんが覚醒しなければ月の破壊が楽になるでしょうけど...

1 歌う
2 歌わない

...歌いますか、そのための力があるんですから

私は二人の前に立ち、ノイズをキッと睨みつけ、ペンダントを取り出します

響「何をっ」

翠「お友達には内緒、ですよ?」

さて、上手くいくといいんですが!


「Imyuteus amenomurakumo tron」


ドッと周りの空気が弾け飛び、服もどっか行きました
大事なところは光の輪のおかげで隠れてますけど、これ一期だけなんですよね

あとエミュテウスでいけましたね


蒼井翠ちゃんのイメージカラー安価下1
アメノムラクモ変身後の見た目安価下2
(連投NG)


連投すまん。
艶消しの黒でお願いします。

羽衣で各所に装甲がついている

名前から青か緑がイメージカラーになる思ってた
なんで黒だろう?

全身を艶のないマッドな黒いスーツが包み込み、ヘッドギアを装着した後羽衣を模したパーツが首元から肩にかけて装着される

夜の暗闇に紛れるようなその見た目は、黒いガングニールあるいはイグナイトモジュールを思わせる...

これ敵キャラじゃないですか!?あ、月破壊するんだから合ってますか

ノイズもそれに当てられたように色が付き始めました
ここからは私のターン!

とりあえず近場のノイズを殴って蹴って
おぉ!倒せます!倒せますよ!

響「あの時の...?」

ん?どうしました響さん、あの時とはライブの時ですか?よく見てください、これは翼さんや奏さんとは似ても似つかぬ私だけのシンフォギア!!

っと、このままじゃジリ貧ですね

女の子を響さん抱きかかえている響さんをさらに持ち上げて...流石シンフォギア、持ち上がりました
どうにかここから逃げないと!

確か原作だとここから飛び降りたりジャンプしたりしてましたよね

デュワッ!

その時羽衣が光を帯び、私達の身体を浮かせようとしていました
飛べるんですか!剣なのに!防人さんはアレはちょっと論外として
でも飛べそうにありません...歌ですかね、必要なのは!


何の歌を歌おう?安価下
(オリジナルの歌は流石に作れないと思うので既存のものをお願いします)
(シンフォギア関連でなくても構いません)

とりあえず最初だしsynchrogazerで

とりあえずやっぱシンフォギアなら『Synchrogazer』で!
翼さん...じゃなかった、奈々さん、少し曲をお借りします!

お、伴奏来ましたね、観客は響さんと女の子と雑音の皆々様で
即興カラオケ行ってみましょう!


翠「Listen to my song!」


響「歌...?」

お、少し浮力が増えた気が


翠「僕の声は、聞こえていますか?please tell me...?」


響「わわっ!と、飛んでる!?」

翠「しっかり掴まってください」

どうにかこのまま翼さんが来るまで持てば

翠「言葉じゃ足りないから、僕の全て受け止めt」

ヒュッ

翠「きゃっ」

あの形状変化!上に向かって跳ぶなんて反則です!

バランスを崩し、私達は落ちていきます

響「お、落ちてる落ちてる!」

わかってます

翠「初めて知る感覚...ぬぅ!上がらない...」

かといって今両手塞がってますから剣を壁に突き刺してぶら下がったりも...

翠「ぐっ...」

結局響さん達を上にしたことにより私は背中を地面にぶつけることになりました

痛い

女の子「お姉ちゃん大丈夫?」

翠「大丈夫...です...」

いえ結構痛いです

その時何処からかエンジン音
色が付いたため物理攻撃が効くようになったノイズを次々と轢き殺しながら近くあのバイクは!

そのままバイクは走り、壁に激突する寸前操縦者は「貴女本当に人間ですか!?」っていうくらい高く飛び上がりました

バイク爆散!

翠(うっ...爆発したのを見たら何故か身震いが)


「myuteus amenohabakiri tron...惚けない、貴女はそこでその子達を守っていて」

ノイズに向かって駆け出した操縦者...風鳴翼さんの詠唱に応えるようにその身はスーツに包まれ、アメノハバキリのシンフォギアが装着されます
生ビッキーに続き生防人!
でも何か原作より口調が柔らかかったような
私のギアがガングニールじゃないからでしょうか


翼「去りなさい!無想に猛る炎~神楽の風に滅し散華せよ?」


剣を駆使しノイズを次々と倒していく翼さんに私も響さんも見惚れていました

響「凄い...やっぱり翼さんは」

女の子「あっ!」

翠「っ!」

女の子が見つめる先には歯茎丸出しみたいな見た目の巨大なノイズ
くっ!油断してました
すぐにアームドギアを...

ズシャ

その瞬間盾と見間違えるほどの大きな剣がノイズを脳天から貫き炭に変えてしまいました
その剣の上に乗っているのはやはり翼さん
あぁ、最後までカッコいい...

私達の無事を確認すると、翼さんは優しく微笑んでくれました
なんて柔らかい剣
もしここで隣にいる響さんにガングニールが眠っていると知ったらどんな顔になるのでしょうか
もし今助けた目の前の人間が月の破壊を目論んでいると知ったらどんな顔になるのでしょうか

・・・

その後すぐに辺り周辺を大人達(おそらく二課)が対処にあたりました
響さんと女の子は毛布をかけてもらい、コーヒーの入った紙コップを受け取っています

「あの、あったかいもの、どうぞ」

私にもコーヒーを渡してくれた女性は確か友里あおいさん
ついこの間見たAXZでも本編後のCMにまで登場する活躍ぶりでした

翠「あ、あったかいもの、どうも...」

本当にあったかい

響「なっは~」

響さんは向こうで変な声出して女の子に笑われてます

キーン

っとっと、気が抜けたからか私のギアが解除されてしまいました
危なかったです、原作知らなかったら私も原作の響さんのようにコーヒーを無駄にするところでした
何とかよろけつつコーヒーを死守していると、私を支えるように誰かが肩に手を置いてきました
振り向くとそこには

翼「大丈夫?」

翠「あ、はい、どうも...あ、ありがとうございます」

翼「気を付けてね」

態度がキツくない上にまだ口調がサキモリッシュしてないからすごく優しい普通のお姉さんですね翼さん
なぜ二期以降口調変わってしまったのでしょうか

響「さっきはありがとう!」

知らないうちに響さんがすぐ近くに来てました
近い

翠「いえ...成り行きでしたし...私も何で戦えたのかわかりませんし...」

わかってますけど、とりあえず翼さんや二課の人達の前ではあくまで「偶然シンフォギアを持っていて戦えた」程で行くべきですよね
思わず歌う前に「お友達には内緒、ですよ?」とか言っちゃいましたけど響さんどうか忘れててください
もう出ないと思ってたまみかちゃんを総集編でまた見れた余韻が残ってたんです

響「翼さんも、ありがとうございます!」

翼「礼なんていいわ、当然のことをしたまで」

響「実は、翼さんに助けられたのは、これで2回目なんです!」

翼「2回目?」

響「ふひひ」

2回目というところを強調するようにピースする響さん可愛い

女の子「ママ~!」

母「よかった、無事だったのね!」

「それでは、この同意書に目を通した後、サインをしていただけますでしょうか。本件は国家特別機密事項に該当する為、情報漏洩の防止という観点から、貴女の言動、及び...」

親子の再会でも関係なくそういう説明する辺り二課凄いです

あ、響さんの方にも職員が来てますね

じゃぁそろそろ私も...

音を立てないようにゆっくり響さんと翼さんから離れここから去ろうとしたところ...

緒川「貴女をこのまま帰すわけにはいきませんので」

周りを逃走中みたいな人達に囲まれてました
おのれNINJA!!


安価下
1 歌って逃走を試みる
2 とりあえず黙って二課に連れていかれておく

1

ここはとりあえず逃げましょう、思っていた以上に原作に介入するのが早かったですし、あと多分二課は敵になりますし
というか今日くらい帰らせてください!


「Imyuteus amenomurakumo tron」


緒川「っ!翼さん!」

翼「はい!」


翠「Listen to my song!」

空へ飛びつつ剣をイメージし、アームドギアの精製を試みます
もっと硬く鋭く、翼さんのアメノハバキリの様に、それ以上に!

翼「はぁっ!」

のわっ!斬撃!?
何でみんなして空に向かって攻撃を簡単にやってのけるんですか!


翠「誰よりも熱く誰よりも強く抱きしめるよ~震える心、揺さぶればいい、何かが動き出す!僕ら~」


そうこうしているうちにアームドギアが精製されました
うん、ありがとう女神様!そりゃアームドギアくらい作れる様にしてくれてますよね!

翼「アームドギアを!?待ちなさい!」

翠「知らない人には付いて行くなって教育を受けてるんですっ!」

知ってる人ばっかりですけどね!

何故か浮遊している私に対して跳躍だけで距離を詰めてくる翼さんの剣に私も剣で応戦し、痺れる腕を我慢して耐え抜きます
翼さん本気でやってません!?敵意と殺意がありませんか!?


コンマ下
奇数 逃げ切る
偶数 捕獲される

翠「くっ...やぁ!!」

翼「ぬっ」

翼さんを剣越しに押し退け、その隙に一気に距離を通ってビル街の間に入り加速
飛行ユニット的な役割ではないのでそこまでスピードは出ませんが、なるべくビルとビルの間を縫う様に飛び回ります
もうすっかり夜ですよ、さっき見えた建物のデジタル時計は9時前を指してましたし、どこの家も電気が点いてますし
よし、もうすぐうちの近くの公園
一旦そこで身を隠して...

公園に降り立つと、街灯に照らされて私の影もくっきりと

ぱんっ

翠「あ」

その瞬間、私の身体は全く動かなくなってしまいました
疲れ切ったとかではなく、文字通り意思に関係なく

緒川「惜しかったですね」

ぎぎぎっと何とか首だけ動かすと、そこには拳銃を片手に近付く緒川さん
私の影には銃弾が撃ち込まれていました

『影縫い』

翼「特異災害対策起動部二課まで、同行していただきます」

翼さんも追いついて来ました
息一つ切らしてないんですね...あれ?もしかして誘導されてました!?
その瞬間私のギアも再び解除してしまいました
多分逃げられないと確信したからですね...

ガチャン

ゴツい手錠をかけられ、そのまま黒塗りの車に乗せられました

緒川「すみませんね、貴女の身柄を拘束させていただきます」

お、おのれNINJA!!!

・・・

着いたのはやっぱりリディアン高等学校の校舎の中央棟
そこから怪しげなエレベーターに乗せられて
翼さんはちゃっかりとエレベーター内の手すりに掴まっています

翼「ほら貴女も、危ないから捕まって」

翠「えっ、あっ、えっと」

ゴォォォォォ

翠「にゃーーーーー!!!???」

お、思いの外速いぃぃぃぃ!!!

・・・

翠「あ、あ、あ...こ、このエレベーター速いですね...」

翼「そうね、貴女のさっきのスピードに比べたらこのエレベーターはとても速いわ」

うっ、さっきはすみません!

しばらくするとエレベーターの周りがオカルティックな感じに
古代文字のようなものが所々に描かれ、エジプトの壁画のようなものも見えます
これがカ・ディンギル...

あれ?確かこの辺で翼さんが「ここから向かうところに微笑みなど必要ないから」的な台詞があったような
私が微笑んでないからですかね

・・・

ぱんっぱんっ!
ぴーひょろぴー!

えぇ、知ってました、原作で響さんやクリスさんが二課に来た時もそうでしたもんね

吊るしてある紙にもでっかく「熱烈歓迎!蒼井翠さま」って書いてあります
こういうのは変わらないんですね...

弦十郎「ようこそ!人類守護の砦、特異災害対策起動部二課へ!俺はここの責任者を務める、司令の風鳴弦十郎だ!」

翠「えっと...どうも...」

翼「はぁ...」

緒川「あはは...」

ほらやっぱり二人も苦笑いですよ

了子「さあさあ笑って笑って~!お近づきの印にツーショット写真~」

翠「な、ならせめて手錠外してください...」

出ましたね、フィーネ!

翠「というか...も、もしかして私のこと...調べたんですか?」

弦十郎「我々二課の前身は対戦時に設立された特務機関なのでね。調査などお手の物なのさ!」

まぁ知ってましたけどね!
弦十郎さんの持っていたスティックが花に変わりました
まさかこういう時のためだけに手品を練習しているのでしょうか

おそらく私の個人情報の『調査』に大いに役立ったであろう学校鞄を返してもらい、手錠も緒川さんに外してもらいました
この後自己紹介云々があった時に気付きましたが、この世界アニメとスマホゲームの世界が少し混ざってますね
もしくはここにいるのが『立花響』ではなく『蒼井翠』であるからこその相違なのでしょうか
仮にこのままルナアタックが解決した時、すぐに地上での生活に戻れるのか、暫く行動を制限されるのかもわかりませんね...
いや、それ以前にルナアタック解決って私の目的失敗する前提になってますね!?
このことは深く考えないようにしましょう、うん

弦十郎「君をここに呼んだのは他でもない、協力を要請したいことがあるのだ」

翠「協力...ですか」

了子「その様子だと、その内容も勘付いているようね」

何度も言うように(言ってませんけど)、知ってましたからね!
ここでわざとらしく「教えてください!アレは一体何なんですか?」なんて言っても了子さん、もといフィーネさんには即見破られるでしょうし

了子「貴女が考えている通り、私たちの言う協力とはさっきのことに関することよ、そして詳しく話すために、貴女に二つばかりお願いがあるの。最初の一つは、今日のことは誰にも内緒、そしてもう一つは...」

了子さんにそっと優しく腰を引き寄せられ、耳元で

了子「とりあえず脱いでもらいましょうか」

これ狙ってますよねスタッフ一同

・・・

その後メディカルチェックをし、やっと帰れると思ったのもつかの間、アメノムラクモを調べたいとのことで二課にお泊りになりました

友里「この時間帯はシャワー室が使えるから自由に使ってね」

翠「あ、ありがとうございます...」

友里「学校にはもし明日行けそうにない場合は連絡を入れておくから」

翠「どうも...」

・・・

さて、暇です
この上なく暇です
鞄、携帯の他にさっき渡された端末
ギアは今手元にないので脱出は難しそうですが、部屋の出入りや建物内の移動はある程度許可してもらえました
どうしましょう、誰かと話しでもしましょうか

どうする?安価下
(『何々をする』や『誰々と話す』のように書いてください)

翼に建物内を案内してもらう

部屋に了子がやってくる

undefined

・・・

お泊まりする部屋に戻り、用意してもらった着替えを持ってシャワー室に行こうとした時、机に何か置かれていることに気付きました
何々...

『寝る前に一度私の部屋に来てね(ハート)
了子』

...無視して寝てしまいましょうか

・・・

了子「いらっしゃ~い!その辺適当に座っちゃって~」

翠「はぁ」

了子「本当は明日でもよかったんだけど、今日みたいに突然ノイズに襲われた時にコレがないと大変でしょ?だから今日のうちに結果を伝えて返そうと思って!」

了子さんの手にはペンダント
私のシンフォギアですね

了子「身体は特に異常なし、コレも特に問題ないわ。コレや翼ちゃんが纏っていたものについての詳しい説明は明日するとして...一ついいかしら」

翠「はい」

了子「コレは、どうやって手に入れたの?」

了子さん!目が笑ってないです!フィーネさんがはみ出てますよ!

さてどう答えましょう...


どう答える?安価下1~3から後に多数決

ここの施設のことはアニメで見た分しか知りませんし、その記憶も確かとは言えないので、誰かに案内でもしてもらいたいですね
とすると...やっぱり今仕事がないのは翼さんですかね

翼さんの部屋は...っと、ここですね

コンコン

返事無し...いないのでしょうか

翠「失礼しま~す...」

カチャ...

翠「...おぉう」

それはもう見事な荒れっぷりです
アニメで見るのと実物を見るのとでは印象が大きく違います
アニメのときは「確かに汚いけど言うほどでもないですよね...床も見えてますし」なんて甘く考えてましたが、これは少しの油断も許されない一種のダンジョンです
まず床の見えている面積は言うほど広くありません
一つ一つの見えている面積が長さの問題はなくとも幅が狭すぎたり、よく見ないとわからないような小物が罠のように置かれていたり
机やソファーに置かれたものも中には奇跡のバランスで保たれているものもあります
これは酷い
むしろ芸術かもしれません

翼「何をしているの」

後ろから翼さんが声をかけてきました
この悲惨な光景を見られているのを知ってか知らずかそんな凜とした声が出せる翼さんは流石トップアーティストです
えぇ褒めてますよ

翠「いえ...さっきのことの謝罪と...もし良かったら案内とかしてもらえたらな...と思って来てみたんですけど...」

翼「?」

翠「...いえ、何でもないです」

この部屋は私には手に負えません
頑張ってください、緒川さん

・・・

翼「もう怒ってないわ、急に色々なことが起きたのだから、気が動転しても仕方がないもの」

翠「ありがとうございます...」

翼「それにしても、力任せとはいえ私の剣を退けるなんて、大したものね」

必死でしたからね、そして貴女多分力抜いてましたよね

翼「でも太刀筋はなってない、もし貴女が本気で私達と協力...防人になる気があるのなら、剣術を鍛えた方がいいわ」

あ、意外と協力的な姿勢なんですね
原作の響さんに対しての態度のほとんどってガングニール関連で、それがなければこんな感じなんですね

・・・

そんなこんなで、翼さんと一緒に建物の中をまわっていました
各職員さん用の部屋、トレーニングルーム、通信室、シャワー室、映画鑑賞室(二課の中にもあるんですかこういうところ)、それからここからは立ち入り禁止という場所
本当に広いですね~

翼「こんなところかしら、どう?」

翠「は、はい、ありがとうございました...」

翼「...貴女逃げてる時ほど威勢はよくないのね」

本来はあまり人と話したりしませんからね
そういう貴女は口調が普通過ぎて少し違和感あります
シリーズの半分以上防人でしたからね

・・・

お泊まりする部屋に戻り、用意してもらった着替えを持ってシャワー室に行こうとした時、机に何か置かれていることに気付きました
何々...

『寝る前に一度私の部屋に来てね(ハート)
了子』

...無視して寝てしまいましょうか

・・・

了子「いらっしゃ~い!その辺適当に座っちゃって~」

翠「はぁ」

了子「本当は明日でもよかったんだけど、今日みたいに突然ノイズに襲われた時にコレがないと大変でしょ?だから今日のうちに結果を伝えて返そうと思って!」

了子さんの手にはペンダント
私のシンフォギアですね

了子「身体は特に異常なし、コレも特に問題ないわ。コレや翼ちゃんが纏っていたものについての詳しい説明は明日するとして...一ついいかしら」

翠「はい」

了子「コレは、どうやって手に入れたの?」

了子さん!目が笑ってないです!フィーネさんがはみ出てますよ!

さてどう答えましょう...


どう答える?安価下1~3から後に多数決

なんか家に置いてあった

昔行商人にもらった

12歳の誕生日に両親からもらった物

1...翠「えっと、なんか家に置いてあったんです...」
2...翠「えっと、昔行商人にもらったんです...」
3...翠「えっと、実は12歳の誕生日に両親からもらった物なんです...」

安価下1~5で多数決

3

3票入ったので3でいきます


翠「えっと、実は12歳の誕生日に両親からもらった物なんです...」

了子「ご両親に...確か貴女のご両親って」

翠「はい...つい先日事故で...」

この世界の『私』の両親についたはほとんど知りませんので、きっと誕生日にプレゼントをくれたりする人だったんだろうなぁという憶測でしか語れません
そもそもアメノムラクモ...天叢雲剣は女神様が転生特典としてくれた物なので、出所を聞かれても...女神様がいた所何ていう場所なんでしょう、死後の世界?天界?とにかく、女神様がいた所を答えるわけにはいきません

了子「...それで、どうして今日は持ち歩いていたの?」

翠「お守りとして...両親がくれた物なので...」

ちょっと無理があったでしょうか
そもそも偶然両親がお守りとして渡していたものが対ノイズ兵器だったなんて、普通の人ならまだしもフィーネさんなら深読みしそうです...

了子「...まぁいいわ」

なんとか乗り切りましたかね?

了子「うん、わざわざありがとうね、夜遅くに!それじゃぁ私の要件はこれで終わり。何か質問とかあるかしら?」


質問ある?安価下
(レスに質問内容、もしなければ『なし』と書いてください)
(月破壊関連でも構いませんが、信頼度が低いため最悪警戒されてやっさいもっさいさんが送り込まれます)

自分と翼さんの他にもこれ持ってる人っているんですか?

翠「私と翼さんの他にも...コレを持ってる人はいるんですか?」

受け取ったばかりのペンダントを示しながら質問してみます

了子「いいえ、確認出来ている限りでは今は翼ちゃんと翠ちゃんしかいないわ」

翠「今は...?」

了子「今後聖遺物...そのペンダントのことね?それと適合者が見つかる可能性もあるということよ。それから...まぁいずれわかるわ」

ばちこんっという効果音が聞こえそうなくらいのウインクをかましてくる了子さん

いずれわかる...奏さんのことですかね
翼さんが私に奏さんのことを話してくれる日は果たして来るのでしょうか
その日まで私は翼さんの敵であることを隠せるのでしょうか

それから、当然といえば当然ですが、クリスさんやF.I.Sの奏者については一切話しませんでした

ここでこっちからその奏者の名を出したら...ダメですね、即殺されますね

了子「ほらほら、明日も早いし早く寝なさ~い!夜更かしはお肌の天敵よ?」

・・・

朝になり、新品同様に綺麗にしてもらった制服に着替えペンダントと鞄を持って部屋を出ると、友里さんが出迎えてくれました

友里「学校までお送りしますよ」

翠「どうも...で、でも車登校は流石に...」

友里「あぁそれもそうね...じゃぁ近くまで」

・・・

友里さんに頭を下げ、私は学校に向かい歩き始めます

でも多分今日の放課後また二課に呼ばれますよね
いっそこのタイミングでどこか遠くに逃げてしまうというのも...

安価下
1 ちゃんと登校する
2 サボタージュからのエスケイプ

いえ、それはここまで送ってくれた友里さんにも悪いですね
それに登校2日目から不登校は流石に

・・・

教室に入り自分の席について筆箱やら教科書やらを並べていると...

「ねぇ」

クラスメイトの女子二人組が話しかけてきました
えっと確か名前は...


東雲凜音ちゃんの性格と一人称安価下1
歌代夢姫ちゃんの性格と一人称安価下2

活発で明るい 私

おしとやかなお嬢様 わたくし

翠「えっと...東雲さんと、歌代さん?」

クラスメイトの名前は辛うじて苗字だけは覚えていました
顔写真付きの名簿をもらっておいたものを昨日の夜暇を持て余して眺めていたおかげですね

凜音「あたり!あと凜音でいいよ!昨日話しかけられなかったからさ!改めてよろしくね、蒼井っ!」

夢姫「わたくしも夢姫で構いませんわ、以後お見知り置きを、蒼井さん」

翠「よ、よろしくお願いします、凜音ちゃん、夢姫ちゃん...私も、翠でいい...です」

凜音「ん!わかった!翠っ!」

夢姫「えぇ、翠さん」

ま、まさか私に話しかけてくれる人がいるなんて...今日はいい日です!登校してよかった!

凜音「翠って昨日ずっと何か本読んでたよね、何の本だったの?」

翠「えっと...」

凜音「本好きなの?私はね~どっちかっていうと運動好き!スポーツとか!本ってなぜか眠くなっちゃうんだよね~何かこうコツとかない?」

翠「その...」

凜音「あ、でも本より勉強の方が断然眠くなるんだ~!あれはもうすごいよ!どの教科でも眠くなる!体育は別ね!」

翠「あの...」

夢姫「凜音さん、少し落ち着いて、翠さんが困っていますよ」

凜音「あれ、本当?ごめんね、ちょっとテンション上がっちゃって」

翠「ううん、大丈夫...です」

すごい人達が来た気がします...

・・・

それから3人で他愛もない話をして、昼休みは一緒に校内の案内をしてもらいました

二人共とてもいい人で、あまり積極的に話せない私にも優しく接してくれます

翠「私が読んでたのは...これ、『館島』っていう小説...」

夢姫「ジャンルは何ですか?」

翠「ミステリー...でも、コメディーも含まれてるから読みやすい...です」

凜音「へぇ~!今度貸してよ!それなら読める気がする!」

それ多分フラグです

夢姫「そういえば翠さん放課後お暇ですか?」

翠「えっと...少し用事が...」

放課後はしばらく自由に出来ないと思います、二課の方で色々とあるそうですので

夢姫「そうですか、残念ですわ...あ、それじゃあ今度一緒に遊びませんか?休日にでも!」

凜音「だね!私達結構色んないいお店知ってるんだ~、連れてってあげる!」

翠「本当...ですか?楽しみです...ふふっ」

・・・

放課後、今朝と同じ場所に車が停められていて、友里さんが出て来ました

友里「さっそくで悪いんだけど、一緒に来てもらえますか?」

翠「は、はい」

・・・

車内では友里さんと少しお話しました
昨日より他人との会話がしやすいのは、もしかしたら凜音ちゃんや夢姫ちゃんのおかげかもしれません

友里「でもよかったわ、翠ちゃんにお友達が出来て!」

それから、二人っきりのときは友里さんの口調が仕事モードじゃないので、それもあるのかも

翠「今度一緒に遊ぼうって...言ってもらえました...」

友里「やったじゃない!それじゃ、とびきりおめかししなきゃね!」

何だか友里さん、お母さんみたいです
お母さん...そういえば、この世界の両親はどんな人だったんでしょう
そもそも、私が転生するために『存在していたことになった』のか、それもと『もともと存在していた』のかもわかりません
そしてそれはこの世界の『私自身』も同じこと
この世界での私が転生する前の『私』は存在していたのでしょうか...
女神様にもっと詳しく聞いておけばよかったです

・・・

リディアン高等学校に着き、またあの長いエレベーターに乗せられました
何故かまた手錠付きで

そしてメディカルルームに着くと手錠も外してもらえ、翼さんも部屋に入ってきました

了子「それでは~、先日のメディカルチェックの結果発表~!とは言っても昨日伝えたこととあまり変わらないけれど...初体験の負荷は若干残っているものの、身体に異常は見られませんでした~!」

翠「それは...よかったです」

了子「うんそうね、貴女が聞きたいのはこんなことじゃないわよね?」

聞きたいこと実はあまりないんですけど...とりあえず話の流れに身を任せます

翼さんは私の前に出て、私のと同じ形のペンダント...アメノハバキリを私に見えるように取り出しました
そしてそれを確認した弦十郎さんが説明を変わります

弦十郎「『アメノハバキリ』、翼の持つ第一号聖遺物だ」

翠「聖遺物...」

この辺の反応は原作の響さんのまんまを採用で多分大丈夫ですよね

了子「聖遺物とは、世界各地の伝承に登場する現代では製造不可能な異端技術の結晶のこと。多くは遺跡から発掘されるんだけど、経年による破損が著しくって、かつての力をそのまま引き抜いたものは本当に希少なの」

弦十郎「このアメノハバキリも、刃のカケラ、ごく一部に過ぎない」

了子「カケラにほんの少し残った力を増幅して解き放つ唯一の鍵が、特定振幅の波動なの」

翠「特定振幅の波動...」

この辺から本格的に専門用語ですね、中学生に対してもう少し噛み砕いた説明が欲しいです
いえ、アニメ見てて大体わかりましたけど

弦十郎「つまりは、歌」

噛み砕き過ぎです
逆にわかりません
そりゃ響さんも全然わからなくなりますよ!

弦十郎「歌の力によって、聖遺物は起動するのだ」

翠「歌ですか...そういえば、あの時も...歌が胸の奥から浮かんできて...」

嘘です
適当に歌ってみただけです

弦十郎「うん...」

了子「んふ、歌の力で活性化した聖遺物を、一度エネルギーに還元し、鎧の形で再構成したものが、翼ちゃんや翠ちゃんが身に纏うアンチノイズプロテクター『シンフォギア』なの」

よい復習になりました

翼「しかし、誰の歌にも聖遺物を起動させる力があるわけではないわ」

弦十郎「そう、そして、聖遺物を起動させ、シンフォギアを纏う歌を歌える僅かな人間を我々は、『適合者』と呼んでいる、それが翼であり、君であるのだ!」

undefined

了子「どう?貴女に目覚めた力について、少しは理解してもらえたかしら?質問はどしどし受け付けるわよ!」

翠「いえ...はい...大丈夫です」

正直シンフォギアについては公式も難しい説明が多かったり、「ついてこれるやつだけついてこい」理論だったりしますけど...そこはこの記憶とノリでどうにかしていきましょう!

翼「本当に着いて来れた?」

了子「いきなりは難し過ぎちゃいました?だとしたら、聖遺物からシンフォギアを作り出す唯一の技術、櫻井理論の提唱者がこの私であることだけは、覚えてくださいね?」

またもやウインクです

翠「それじゃあその...一つだけ...」

了子「はぁい何かしら?」

これは聞いておきたかったというか、知りたかったんですけど

翠「私の聖遺物は...結局どういったもの...だったんですか?」

弦十郎「ふむ...君の持つそのシンフォギアは『アメノムラクモ』、正確には『天叢雲剣』だ」

了子「かつてスサノオがヤマタノオロチを退治した際に尾から見つけた神剣、三種の神器の一つとも言われているわ。後にアマテラスに献上されたから、ギアの装着後の羽衣はおそらくその名残ね」

翼「私の詠唱と蒼井の詠唱も酷似しているという話でしたが」

了子「詠唱は戦闘中の歌と同様、自身の胸の奥から自然と湧いてくるもの、だからはっきりとしたことは言えないけれど、もしかしたらアメノハバキリもアメノムラクモもスサノオという共通した使用者がいたことが起因しているかもしれないわね!」

すみません!ただ私がパクっただけです!だから考察とかやめてください悶え死んでしまいます!

了子「ギアの基本装備、アームドギアは概ねアメノハバキリと同じと考えていいはずよ、つまり戦い方を教わるのに翼ちゃんはまさにうってつけってわけ。よろしくね~翼ちゃん!」

翼「はい、任せてください」

翠「よ、よろしくお願いします」

翼「ええ、よろしく」

どうしましょう、どんどん月の破壊から遠ざかってる気がします...

・・・

今日はまだそこまで遅い時間でもないですし、友里さん達も仕事があるそうですので一人で帰宅です
遅くないといっても夕方ですし、お腹も空いてきましたね
ちょっと高校の校門を抜ける時はドキドキしましたが、他に人もいなかったので大丈夫でした
さて、この後どうしましょう


どうする?安価下
1 寄り道でもする
2 まっすぐ帰る
3 その他(記述)

お腹ペコペコですし、寄り道でもしてちょっと早めの夕飯でも食べましょう
昨日はチラッとしか見てませんけど家の冷蔵庫の中にあまり食材が入ってなかった気もします
あとでスーパーにも寄った方がいいですかね

さてさて、この辺にはどんなお店があるんでしょう...おや

翠「ここが...フラワー」

響さんと未来さんのデュエットソングの中にも登場したり、EP回復させてくれたりする適合者(視聴者)達の間で知らない者はいない伝説のOKONOMIYAKI...

いえ、落ち着くのです蒼井翠
流石に今お好み焼きは重くないですか?
私は響さんのようにもっさもっさと食べまくれる人ではありません
人並みです
でも...

安価下
1 流石に重い、他を当たろう
2 せっかくだから寄ろう

2

せっかくですし、やっぱり寄っていきましょう!
こんなレアな体験(これまでもかなりレアな体験があった気もしますが)が出来るのも転生者の特権ですしね!

ガラガラ~

ここは無難に普通のお好み焼きですかね~


「あぁ~~~!!」


びくっ!
な、何ですかいきなり!?
お店の中にたお客さんが急に大声出してこっちを指さしてきて...ってまさか!

響「やっぱり昨日の!」

意外と早い再開ですね、響さん...
他にも未来さんに弓美さん創世さん詩織さん...メンバー揃っちゃってますね

未来「響?」

創世「どうしたの急に」

響「ほら~今朝言ってた昨日ノイズから助けてくれた子だよ!」

それ機密事項です

弓美「ほほ~う!命の恩人に偶然再会なんて、アニメみたいね!」

詩織「またそうやって...」

未来「へぇ、貴女が...」

何でしょう、心なしか未来さんの視線が痛いです
まさか中二の私にまで敵意!?
大丈夫ですよ!?響さん達のことは作品としてキャラクターとして大好きですけどそっちの意味的な好意はありませんから!
っていうかまだ響さんに一回しか会ったことがない相手に敵意ってどういうことですか!未来さん原作でそこまでサイコじゃなかったはずですよね!?

undefined

・・・

それからなぜか高校生組が座っていたテーブルに合流することになって、お好み焼きを食べながら軽く自己紹介することになりました
なぜ...
まぁ皆さんのことは知ってましたし、自己紹介なしで今後間違えて名前を呼んだりしたら怪しまれてしまうので、これはこれで結果オーライでしょうか
それにしても他の人ほどではないにしてもちゃんと話しが出来るようになったのはやっぱり大きな進歩です!

未来「でも本当にありがとうね、響のこと助けてくれて」

翠「いえ...」

先程より敵意が減ってますね、よかったです
助けた云々はノイズから逃げるのを手助けしたという風に誤魔化していました

弓美「にしても珍しいんじゃない?響が助けられる側なんて」

詩織「確かに、いつも助ける側でしたもんね」

実際逃げるときに関しては私の方が助けられてましたし、あそこで歌いさえしなければそのまま助けられていましたからね

創世「オイミーもすごいよね、こんな小ちゃいのにしっかりしてるし落ち着いてる。ビッキーも見習ったら~?」

落ち着いてるんじゃなくて緊張してるだけです
あとオイミーって誰ですか!

未来「でもこれで少しはこれからの響も助けられる側になってくれたらいいんだけど」

響「いや~人助けは趣味みたいなもんですから~」

未来「はぁ...」

心中お察しします

でもこのまま響さんのガングニールは覚醒しないままでいいんでしょうか
響さんの胸のガングニールは覚醒後使い続けると症状が進行して「この身体も、命も、シンフォギアだっ!」になりますけど、覚醒さえしなければおそらくこのまま普通の人間として生きていけるわけで
ただまたノイズに襲われそうになると「生きるのを諦めないでっ!」で覚醒するんですよね...

もし仮に今後ずっと響さんが奏者にならないとすると、デュランダルの覚醒が大幅に遅れ、カ・ディンギルの完成も遅れます

そしてカ・ディンギルが完成してなお破壊され、ルナアタックが起き、原作でいうところの二期に入るとすると、そもそも最初のライブでどう出るかわかりません
S2CAはおそらく出来ませんし、第一クリスさんが二課に入るかどうか、翼さんが海外進出するかどうかすら怪しいです
それからキャロルちゃんに関してもレーラインがない場合どう動くのか...

流石主人公ですね響さん、貴女一人が二課にいないだけでストーリーが原作と全然違ってきますよ!

詩織「あら、もうこんな時間?蒼井さんは大丈夫ですか?お家の人が心配するんじゃ」

翠「えっと...私は一人暮らし...ですので...」

創世「その歳で!?大変だね...」

弓美「この子からアニメっぽい生き様の香りがするわ!」

まぁ転生してアニメの世界に来てます~って確かにまさしくアニメっぽい生き様ですよね

未来「...ねぇ、その制服ってウチの中等部だよね?」

何かを察したのか未来さんが話の流れを変えてきました

翠「はい...リディアンの中等部です...」

響「じゃあ私達の後輩だったんだ!ということは...私が3年のときに一緒の校舎だね!」

その前に校舎建て直すかもしれませんけどね
というか建て直さなかったら別の高校に行くかもしれませんけど

響「そのときはまたよろしくね、翠ちゃん!」

翠「は、はい...」

そのとき、外からサイレンが聞こえました
ノイズ警報...!
それとほぼ同時に端末にも弦十郎さんから通信が

翠「蒼井です」

弦十郎『ノイズを検知した、だが君はまだ...』

翠「行きます、場所を」

弦十郎『...わかった、今から言う場所に急行してくれ』

あぁもうすっかり二課の奏者にカウントされてますね!

翠「お会計お願いします!」

おばちゃん「そんなのいいから早く逃げるよ!」

響「翠ちゃん!」

響さんは察したようなので、コクリと頷いて私はふらわーを後にし、シェルターの方に逃げる人達と反対方向にはしっていきました
お代は後で必ず払いますので!
そのとき未来さん達の呼び止める声が聞こえた気がしましたけど、そこはどうにか誤魔化してください響さん!

・・・

現場に向かうと、既に翼さんが到着していました

翠「遅くなりました...」

翼「やっぱり来たのね」

ノイズの数はおおよそ50
多いですね...なんて思っていたら、融合して一体の巨大なノイズに変化しました
デカイですね...


「Imyuteus amenohabakiri tron」

「Imyuteus amenomurakumo tron」

青のアメノハバキリと黒のアメノムラクモ
翼さん的に言えば、推して参る、です!

翼「颯を射る如き刃、麗しきは、千の花」

ノイズから放たれた刃を翼さんは避けきり

翼「宵に煌めいた残月、哀しみよ浄土に還りなさい~」

ブーメランのように戻って来たそれらを足に付いた刃で全て斬り落としました
凄いです

私も一振りの剣を構え、下から上に斬り上げます

翠「はぁっ!」

ズシャッ

翼「任せなさい」

その間に翼さんは手元に作り出していた巨大な刀を構え、高く跳躍し上から

『蒼ノ一閃』

真っ二つになり爆散したノイズの断末魔はきっと「是非も無し」ですねあれ

それにしても私一振りしかしてませんね...まぁ敵は一体でしたし私戦いの素人ですしね

翠「流石です、翼さん」

翼「蒼井もよく臆することなく戦ったわ」

あぁもうイメージというか原作と違い過ぎて違和感凄いですよ翼さん!!

コンマ下
奇数 ノイズ追加!
偶数 貴女と私、戦いましょうか(原作とは異なる意味)
ゾロ目 ???

翼「...」

翠「...翼さん?」

どうしたんでしょう、こっちをじっと見つめてきて...

翼「...早い方がいいかもしれないわね」

翠「え...今何か言いましたか...?」

何か呟いていたような
しかし翼さんはそれには答えてくれず、代わりに何かを決心したような顔を向けてきました


翼「貴女と私、戦いましょうか」


翠「...はい!?」

げ、原作の流れに戻ってます!?私ガングニールじゃないですよ!?

翠「わ、私何か...翼さんの気に触ることを...」

翼「ん?...あぁ、別に敵対しようという意味ではないわ、ただ、貴女の戦い方がまだ力任せなところがあるから、模擬戦をして鍛えようという意味よ」

翠「も、模擬戦?」

模擬戦...なるほど、そういう意味でしたか
つまりこれを機に私もカットインが出るような必殺技の数々を作ろうってことですね!

翼「今日はもう遅いから、一旦本部に戻った後帰りなさい、模擬戦は明日から」

翠「は、はい...よろしくお願いします!」

・・・

1日ぶりの自宅
見回した限り仏壇はないようなので、両親の分はまだ買っていないということだとでしょう
シャワーを浴びてパジャマに着替え、明日の学校の準備をして...あとは少し、この家に何があるのか調べてみましょう
この世界の両親の素性や過去の『私』のことが何かわかるかもしれませんし、もしかしたら女神様が月破壊に役立つ何かおまけ的なものをくれているかも...ないですかね?

何が見つかった?安価下1~5

通帳と印鑑

日記

アルバム

スマホ

かなり古い外国の本

・・・

翠「こんなもんですかね」

家の中を調べて見つかった今後役立ちそうなものは

通帳と印鑑
日記
アルバム
スマホ
かなり古い外国の本

一つずつ見ていきましょう

通帳と印鑑は私の名義でした
残額もそれなりにありますね、おそらく両親が今後の進学のために貯めていてくれたんだと思います
とはいえ流石にどこぞの額に傷のある魔法使いのような大金ではないですけど

日記は...『私』のですね
この世界の『私』はこまめに日記をつけていたようです
これを読めば『私』がどのような人物だったのかがわかるはず!


日記の内容安価下1~3
(文体でなくとも「こんな感じ」的な書き方でも構いません)

運命論について多く書かれている

2年前のノイズ災害で弟or妹(友達とかでもいいです)を亡くした

前半は普通の日記であったが、後半になるにつれて段々電波になってくる
(誰かに見られている、この世界は偽物なのではないか、おかしいのは世界ではなく自分自身ではないか)

みどりのーと


ーーー今日から5年生になったので、何か新しいことを始めようと思い、日記を始めてみることにしました。でも今日は特に書くことがないので明日から。

ーーー今日は家族で遊園地に行きました。途中よもぎが迷子になったりしたけど見つかってよかったです。ネズミさんと一緒に写真も撮りました。

ーーーりっちゃんとケンカしました。よもぎに夏休みになる前に早く仲直りした方がいいって言われたけど、妹のくせに生意気です。でもありがとうよもぎ

ーーーよもぎとりっちゃんとりっちゃんのお姉さんと一緒にお祭りに行きました。りっちゃんのお姉さんには初めて会いましたけど、とても綺麗な人でした。もちろんよもぎもとても懐いていましたが、よもぎの姉の座は渡しません。またみんなで花火みたいですね

ーーー今日は残った夏休みの宿題ががが...終わらなそうなので日記は今日はここまでにします

ーーーおじいちゃんとおばあちゃんのお墓参りに行きました。いっぱいいっぱい最近会ったことを話してあげました。

ーーー雪が降ってきました。よもぎは今年こそかまくらを作りたいって言っていましたけど、積もるほど降るんですかね

ーーー年が明けました。年が変わる瞬間私もよもぎも地上にはいませんでした!すごいでしょう!

ーーー冬休みの宿題ががが

ーーー6年生になりました。またりっちゃんと同じクラスになれてよかったです!

ーーー花より団子とりっちゃんに笑われました。そういうりっちゃんもほとんど桜見てなかったじゃないですか!

ーーーりっちゃんの家族と私の家族みんなでキャンプに行きました。夏といえば山でしょう!海はまた今度

ーーー熱が出ました。明日のツヴァイウィングのライブは行ってはダメだとお母さんに言われてショックです。せっかくりっちゃんとりっちゃんのお姉さんが誘ってくれたのに。よもぎが私の分まで楽しんでくるよって慰めてくれました。りっちゃんも電話で同じようなことを言ってくれました。

ーーーよもぎが

ーーー××××××××××(黒く塗りつぶされている)

ーーー

ーーーライブの唯一の生き残りだった女の子がテレビで取り上げられてました。何でその子は助かって×××××××××(黒く塗りつぶされている)

ーーー奇跡?奇跡なんてあるはずないじゃないですか。奇跡があるならよもぎ達を××××××××××(黒く塗りつぶされている)

ーーーりっちゃんとりっちゃんのお姉さんのお葬式に行きました。

ーーーよもぎのお葬式をやりました。

ーーー私はどうしてあの日熱を出したんですか

ーーー先生が家に来ました。そろそろ学校に来て欲しいって言ってました。帰れ

ーーーおじいちゃんとおばあちゃんとよもぎのお墓参りに行きました。よもぎ、ごめんなさい、どうして私は生きているんでしょう。よもぎじゃなくて私が

ーーー学校に行きました。私と同じ様に不登校だったクラスメイトは何人かいました

ーーーこの世界はどうしてこんなにも不平等なんだろう。こんな世界間違っている

ーーー誰かに見られている気がします。誰かに笑われている、そんな気がする

ーーーノイズがいた。近付こうとしたら止められた

ーーー中学生になりました。でも友達なんて作りたくない。だってどうせ

ーーーふとテレビを点けると、女の子が大きな人魚の怪物と一緒に爆発していた。この女の子はどんな気持ちで死んだんだろう

ーーーもし私が死んだら、それをこのテレビみたいに眺めてる誰かもいるのかな

ーーーこの世界は本物?偽物?私は本物?偽物?

ーーーこの世の出来事はなにもかも最初から決まっている。誰が何をするのかも、誰がいつ死ぬのかも。それはどれだけ努力しても変えられない。らしい

ーーー私が何をしても何も変えられないのなら、何をしても意味ない

ーーーどうすればよかったの?私はどうすればいいの?

ーーーなにもかも決まっている世界なんて間違っている

ーーー引っ越すことになりました。転校の手続きはお母さんがやってくれるそうです。新しく通う中学校は小中高一貫教育の有名なところらしくて、本来なら中学校から編入は難しいんだよと言いながらお母さんが喜んでました。何がそんなに嬉しいんでしょう

ーーー引っ越しする前に少しりっちゃんの家の前まで行きました。窓からりっちゃんが手を振ってるように見えたけど気のせいでした

ーーーこの世界を外側から見ているのは誰?神様?

ーーー私を見ていて楽しいの?

ーーーお父さんとお母さんが××××××××××(黒く塗りつぶされている)

ーーー神なんて死ねばいい

ーーー間違っているのは世界じゃなくて私の方だったんだね

ーーー決められた運命から逃れるにはこの世界から出なきゃいけない

ーーー違う世界でなら、私は自由になれるのかな


たった一冊の日記で収まってしまうほどの、ふと思い出した時に書いたような不定期更新のその日記

最後のページには何も書かれていない代わりに、ページの端が小さな正方形の形に切り取られていました
そしておそらく切り取ったと思われる紙が挟まっています
そこには赤いペンで六芒星と、その中央に「飽きた」という文字が書かれていました

翠「っは...はぁ、はぁ、はぁ...」

日記を読み終えた時、私は額から汗が垂れているのに気が付きました

これが...この世界の『私』...

女神様は一人っ子だと手紙に書いていましたが、それはこのことを隠すために嘘を付いていたんでしょうか
確かに親族もおらず知り合いも近くにいない私はこの日記を読まなければ『よもぎ』という妹がいたということを知ることはしばらくなかったはずです

『私』は何もかもを失って、この世界から出て行ったんですね...

翠「『よもぎ』...ですか」

生前私には妹もいませんでしたし、『りっちゃん』という人物にも心当たりがありません
それでも『私』にとってかけがえのない存在で、それをいっぺんに失って、さらに遠く知り合いのいない地に来た瞬間残った家族も...

翠「もし『私』が響さんと出会ってしまっていたら、どうなっていたんでしょうね」

私は日記を引き出しにしまい、暫く目を瞑って休み

翠「...よし!」

そして、次に切り替えることにしました

翠「これはアルバムですね」


アルバムにどんな写真が入っていた?安価下1~3
(レスに書かれた写真だけピックアップする感じです、もし写真の裏に何か書かれている場合はその文もお願いします)

「翠」が生まれた直後だと思われる家族写真
しかし母親とはまた違う知らない女性も一緒に写っている 

家族全員で写っている写真
写真の裏には父と母が書いたであろう「これからも幸せな人生でありますように」と文字が

自分や家族の皆んながりっちゃんとその家族と一緒に写っている写真

翠「色んな写真がありますね...」

両親らしき男女だけでの写真もありますから、付き合い始めてか結婚してからの写真が入っているようです

コレは『私』を出産してすぐの写真?

翠「幸せそうですね...あれ?」

赤ん坊の『私』を抱えたお母さんとその横にお父さん...その隣にいる女性は一体?

翠「こっちは...この子が『りっちゃん』でしょうか」

『私』とツーショットの写真がたくさんある少女
コレは『私』の家族と『りっちゃん』の家族が揃って映ってますね

翠「ということはこっちの小さい子が『よもぎ』...『私』の妹」

『私』に抱き付いて映ってます
仲はやっぱり良かったようですね

その他にも『よもぎ』と一緒の写真、日記にあった遊園地の写真、お祭りの写真にキャンプの写真...

ぱらっ

翠「ん?」

一枚だけポッケに入れずに挟んだだけの写真があり、それが落ちてしまいました
拾い上げると、それは『私』の家族写真
家族4人が幸せそうに家の前で笑っています

翠「あれ、これ裏に何か」

裏返すとそこには両親が書いたであろう一文がありました

『これからも幸せな人生でありますように』

翠「あぁ...」

私には関係がないことなのに...これは『私』の家族のことなのに...
気付くと私はその写真を抱き、涙を流していました

・・・

やっと泣き止んだ私は、その写真をさっきしまった日記に挟んでまたしまいました

翠「この世界は『貴女』に残酷でしたけど、それでも『貴女』は愛されていましたよ」

その『愛』がどうか『私』に届きますように

・・・

アルバムをしまい、次はこのスマホです...でも今私自分のスマホ持ってますよね?二台持ち?
そういえば今持っているスマホ...『私』の物のはずなのにロックとか私と同じでしたね
地図アプリやインターネットしか使ってませんでしたから気にしてませんでしたけど、これの中にも『私』に関する情報が...っと、その前に部屋から出て来た方のスマホです
これ誰のスマホなんでしょう
『私』が二台持ちだったのか、もしくは両親の物なのか、もしくは『よもぎ』の物...?


コンマ下1
奇数 ロック解除出来た
偶数 ロック解除出来なかった

誰のスマホだった?安価下2(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用、偶数だった場合持ち主不明)

見たことのない連絡先が1つだけ入った自分のスマホ

翠「ロックは...あれ、私のと同じで開きました...」

ということは...やっぱり!これ『私』のスマホですね
二台持ちということでしょうか
中学生にで二台持ち...私がそうでなかっただけで普通なんですかね?

・・・

私がずっと持っていたスマホには家電と両親と『よもぎ』と『りっちゃん』の連絡先...先にこれ調べておけばよかったかもです
そして今日見つかった方には...

翠「電話番号しか登録されてません...」

名前すら登録されていないこの連絡先が一つだけ
家族の連絡先すら登録されてません
これは誰の電話番号なんでしょう...

翠「かけてみればわかるのかもしれませんけど...」

安価下
1 今日は遅いしやめておこう、古い本を調べて早く寝る
2 かけてみよう

翠「...気になります」

私気になります!...冗談はさて置き、これにかけたら誰が出るんでしょう
知っている人なのか、知らない人なのか
少なくともきっと『私』は知っている人の筈です
それもわざわざその人の分だけ別のスマホにするくらいですから、普通ではない人脈

Prrr...


誰が出た?安価下
(知らない人なら性別と口調も)
(誰も出ない、留守電も可)

若い女性の声 口調というよりは凄く心配しているのが真に伝わってくる

>>138了解です
口調だけ再安価(出来れば翠ちゃんのことを何て呼んでいるのかも)

一人称がウチの関西弁。
翠ちゃんのことはスイちゃん呼び。

ガチャ

『もしもしスイちゃん!?スイちゃんなん!?』

翠「っ!?えっと...」

『スイちゃんなんな!はぁ~えらい久しぶりやんな、元気にしとったん?ちゃんとご飯食べてる?』

知らない女の人...関西弁?
怖い人じゃなさそうですけど
あと『スイちゃん』...あ、『翠』が音読みで『スイ』だからスイちゃんですか
うん、『オイミー』より断然いいですね

翠「あの...」

『話は聞いとるで、大変やっなぁ...今一人暮らししとるん?』

翠「あ、はい」

『一人暮らしは慣れるまで色々不便やし、困ったことあったらいつでも言ってな!あ、もしかして困ったことあってかけてくれたん?』

ど、どうしましょう...というかこの感じ、明らかに『私』の知り合いですよね
名前だけでも聞けたらいいんですけど...


何て返す?安価下
(直球に名前を聞くと記憶喪失扱いされる可能性があります)
(最悪名前を聞かずにそれっぽい相談をするという手もあります)

聖遺物の話を振ってみる

そういえばこの人は、二課やフィーネさんのように『あっち側』の人なのでしょうか
わざわざ別のスマホを用意してまで登録していた彼女の連絡先
とても普通の関係とは思えません
少しだけ話題を振ってみましょう

翠「えっと...古い異端技術とかって...詳しいですか?」

『異端技術?』

翠「伝承に登場するような...例えば、聖遺物...とか」

コンマ下
奇数 あっち側ではない
偶数 あっち側
ゾロ目 雑音警報発令

そい!

『ん~ごめんなぁ、ウチそういうの詳しくないねんな』

翠「そうですか...」

嘘を付いている感じではないですね...

『その...せいいぶつ?っちゅうんがどうかしたん?何か出来ることがあればウチも手伝うよ?』

まぁそういうわけでもないんですけどね...


何て返す?安価下
(適当に返すもよし、名前を聞き出すのもよし、軽く挨拶して電話を切るもよし)

記憶喪失にするかどうかは置いておいて、 また後で掛け直してもいいですかと聞いてから切る。LINEで名前確認などをして手掛かりを探す

ここに来てからの知り合いに聖遺物についての話を聞いて気になったんです

翠「いえ...大丈夫...です。ちょっとこっちに来てからの知り合いに...聖遺物についての話を聞いて、気になっただけですので...今日は遅いので、また今度...掛け直していいですか?」

『かまへんよ、じゃんじゃん頼ってな~!』

翠「ありがとうございます...そ、それじゃ、おやすみなさい...」

『はい、おやすみ~』

ツー・ツー・ツー

ふぅ
通話を切り、思わず溜息をしてしまいました
変に緊張してましたからね
とりあえず誤魔化せましたけど、結局彼女の名前や素性はわかりませんでした...

翠「『戦姫絶唱シンフォギア』の登場人物...とも思えませんし...」

記憶が確かなら彼女のような人物は出ていなかったと思います

何か手がかり...このスマホのメールボックスとかLINEの記録とかでわかりませんかね?
さっきは連絡先のところしか見てませんでしたし

コンマ下
奇数 収穫あり(名前発覚)
偶数 収穫なし(記録が残っていない)

いったい何者なんだ関西人…
ところで『私』の壮絶な半生ってやっぱり二課には知られてる?

関西人はリディアン音楽院から結構離れたところに住む一般人か、親戚とか?
もしくは身分を隠す必要のある人物が成りすましてるとか

・・・

メールボックスは空っぽ、LINEも記録なし、その他のアプリは関係なし
ダメです、手がかりゼロです

翠「本当に、どういう関係なんでしょう...」

今の所関西弁の女性ってことしかわかってませんし...
それともただ単に偶々彼女の連絡先だけ二台持ちのうち片方に登録したとか...『私』の考えてること全然わかりませんよ!

翠「そろそろ寝なきゃマズイですよね...」

気付けば時計の針はもう12時を過ぎています
せっかく夕飯早めに食べたのに、その後ノイズと戦ったり二課本部に行ったりしましたしね...

翠「どうしましょう...」

どうする?安価下
1 手がかりを探す(日記にはそれらしき記述なし)
2 古い本を調べて早く寝る
3 明日も学校あるしその後模擬戦もあるので古い本は置いておいてもう寝る

2

このまま手当たり次第手がかりを探してもいい成果は出る気がしません
今日のところはこの古い本を調べて早く寝ましょう

翠「というかこの本も謎ですよね...かなり古そうですし...何語ですかこれ」

翻訳アプリでどうにかなりますかね?


何かわかった?安価下1~3
(いっそ触った瞬間光り出すとかでも構いませんが多分もう作品が変わります)

世界各地の遺物らしき図が複数あった

文章はサッパリだがどうも聖遺物のマニュアルらしき図

りっちゃんの姉、あるいは彼女に似た人物が写った色褪せた写真

聖遺物の保管されている遺跡などの位置が書かれた地図

パラパラとページをめくっていくと、世界各地の遺跡や遺物らしき図や何かのマニュアルらしき図が書かれていました
いえ、というよりこれどう見ても

翠「聖遺物のマニュアル...ですよね」

武器のような図も存在しますし、中には歴史の資料集で見たことがあるような物もあります
文章に関しては全くわかりません
翻訳アプリも役に立ちませんし...でもどうしてこんなものが『私』の家に?

翠「まさか両親こそ『あっち側』...?でも二課に所属していたわけではないはずですよね...」

もし両親が二課の職員なら弦十郎さん達も少なからず私にそういった話をすると思いますし...いや弦十郎さんはむしろ巻き込まないために極力言わない可能性も...
いざとなったらなんだかんだ押しに弱そうな緒川さんとか口を滑らせそうな藤尭さんにすがりつけば...

翠「...あれ?この人って」

図の他に写真も付いていたんですけどそこに写っているのは...

翠「『りっちゃん』の...お姉さん?」

さっき見た『私』と『りっちゃん』の家族が揃った写真に写っていた女性によく似ています...でも何でまた?

翠「本人?いえでもこの本かなり古いですし、というかどうしてこの本に?」


『私』の周りの人間関係って一体どうなってるんですか...私はただ月を破壊したいだけなんですけど...
女神様!こっちの『私』ってどんな境遇なんですかっ!!!

・・・

あれから結局色々気になってよく寝つけませんでした

学校の教室の席に着くと、凜音ちゃんと夢姫ちゃんが来てくれました

凜音「おっはよーっと、あれ?何か元気ない?」

夢姫「おはようございます、少し疲れてます?翠さん」

翠「おはようございます...いえその...少し寝不足で...」

夢姫「それはそれは...夜更かしはお肌の天敵、ですのよ?」

その台詞デジャビュ...

凜音「ん~じゃあホームルーム始まるまで少し時間あるし寝とく?先生来たら起こしてあげるよ!」

夢姫「そうですわね、授業中寝てしまっても大変ですし」

翠「何か...ごめんなさい...それじゃあ少しだけ...」

凜音「ゆっくり素早く休んでね!」

無茶ですよ...

・・・

大分眠気もなくなり、授業中居眠りは回避出来ました
そして今は昼休み

夢姫「それにしても夜更かしだなんて、昨日の夜何かありましたの?」

色々ありました

翠「まぁ...ちょっと」

凜音「もしかして本読んでたとか?よく聞くよね!夢中になって本読んでたら朝になってた~って」

あながち間違いでもないです

翠「そうですね...遺跡の本?みたいなものを...」

凜音「はわ~、頭良さそ~!」

夢姫「その発言は頭わr...いえ、何でもないです」

・・・

放課後、今日も友里さんが迎えに来てくれたのでそのまま二課の本部へ

翼「準備はいい?」

翠「は、はい!」

弦十郎『俺たちはトレーニングルームの外のモニターの前で待機している、危なそうなら即刻終了させるからそのつもりでな!』

翼「はい」

翠「わかりました...」

模擬戦...もといカットイン作りです!


「Imyuteus amenohabakiri tron」

「Imyuteus amenomurakumo tron」


どんな必殺技が出来た?安価下1~5
(レスにはカットインと技の詳細を書いてください)
(基本的にアメノムラクモの特性はアメノハバキリと大きく変わりません、唯一大きく異なるのは羽衣の存在です)
(が、必殺技なので何でもありなところもあります)

ディメンション・スラッシュ
射線上にあるものは空間ごと全て真一文字に切り裂く必殺技(元ネタはオーズバッシュ)

逆巻ク大蛇
剣を一太刀して黒い大蛇を出現させ攻撃する技

雨後の多剣之子
剣を壁や地面に突き立てると任意の箇所から大量の剣先が生えてくる(射程10m・持続5秒くらい)

神剣・罪切ノ太刀
太刀を振るってエネルギー刃を放ち、それを空中にとどめ、任意のタイミングで敵に放つ

単なる遠距離攻撃にもなるが、事前に敵の逃げそうな位置に仕込めば足止めにも使える
修行すれば数が増えたり、大きさや射程が伸びたりする

天ノ岩戸
羽衣を使ったバリア。

・・・

翼「行くぞっ!」

あえて基本的な剣術の指導ではなく模擬戦を提案してきたのは一体何故か
それは基本の型を気にするあまり、技の開発にあたって柔軟性に欠ける可能性があるから...とかそんな感じだと思います

翠「君に歌うよ...永遠の始まりを...っ!やぁっ!」

あとはまぁ実践の方が身につくとかそんな...とにかく、わざわざ模擬戦にしてきたということは、その中で技を生み出せってことだと思います

翼さんの一挙一動に気を配り、次に何が来るのかを予測する...結構無理ゲーですね

翼さんの重く激しい斬撃を刀身でどうにか耐えていますが、腕が痺れそうです

翼「退いてばかりでは!」

わかってるんですけどっ

必殺技...アームドギアと同じです、イメージが必要です
どんな技を出したいか
もっと明確で強いイメージ
そのイメージが、奏者の強い心象が301,655722ものロックを外す!

翠「はぁあっ!」

より強い斬撃をイメージし、翼さんを刀ごと押し切り距離を取ります
そして翼さんが剣を大型化させつつ再び近づいて来る前にイメージを固めて!

翠「だから笑って」

例えるならそれは空間ごと切り裂く鋭い刃
空も地面も建物も
...見えましたっ!

翠「セイハーー!!」


『ディメンション・スラッシュ』


翼「!」

重荷になると判断したのか、大型化させた剣を手放し高く跳躍した翼さん
さっきまで翼さんがいた場所が横一文字に衝撃波が飛び、両断
そして一度翼さんの剣や空間ごとズレたように見えましたが、時間が逆行するように元に戻り...いえ、剣だけは戻った瞬間爆散しました

翼「空間の断絶...とも違う、しかし対象物は実際に斬撃のダメージを受けている...まず一つ合格ね」

翠「どうも...」

それを避けられた身としては微妙ですけど
流石に技を出す直前翼さんに黄色いオカマを重ねてしまったとは口が裂けても言えません

翼「続けるぞ、蒼井」

あ、今少しサキモリッシュでしたね

翼「はっ!」

脚部のブレードを展開して向かってきました
何で地面を滑るように来れるんですか!

翠「くっ...危なっ!」

翼さんが改めて生成した剣を避けようとすると左右どちらかの脚部のブレードが足に当たりそうになります
地味に怖いです

翠「触れ合うたび、もどかしさが募る...crying more crying...」

一度浮遊し空中に逃げ、体制を整えました
おそらくさっきのはもう通じませんし、技作りの模擬戦なので新しい技を作らなければいけないはずです

アームドギアの形状変化...翼さんのように大型化?いえ、あれは筋力もともなってこそ扱えるものです
せめて他にサポートメカとかいれば...

翠「っ!それです!」

翼「ふっ、何か掴んだか」

だから急にサキモリッシュになって笑わそうとするのやめてください何があったんですか

と、それより
言うなればそれこそ相当の想像力が、創造力がものを言わせる技...
アメノムラクモは剣自身の力とは別に所持者の能力も反映していた聖遺物...であるなら!

翠「一か八か」

そこに眠る力を解き放つように...
空間を一太刀!

翠「さーぺんそーてぃあっ!」

あ、声に出ちゃいました
一太刀した所から抜け出るように、黒い大蛇が姿を現しまします
一発成功やりました!


『逆巻ク大蛇』


翠「もう二度と君を離さないよっ」

私の背丈を軽々と超えるほど大きな大蛇
それを翼さんに向かわせ、その間に次の技のイメージを

翼「ふっ、はっ!」

大蛇は中々硬いらしく、翼さんが斬りつけるたびに金属音がします
しかし翼さんの足止めが出来るのもきっと時間の問題
せめてこちらに来た瞬間不意打ちで攻撃を当てられれば...
前世の記憶を総動員し、使えそうな技を考えます
不意打ち...であるなら予備動作がない方が...あるいはオートで...

翠「斬撃を...オートで?」

予備動作なしに斬撃を振るうには...さっきの大蛇を呼び出したのを応用すれば!
ならここをこう!

私が今いた場所をぐるっと囲むように空間を斬りつけて...

翼「はぁっ!」


『逆羅刹』


あ、大蛇がっ

翼「素振りとは余裕だなっ!」

翠「どうですかね、とも限りませんよ!」

こちらに向かって来た翼さんを迎え討ちつつ後退、そしてさっきまで私がいた場所に翼さんが来たところで

翠「今っ!」

翼「何っ」

四方八方、何もない空間からの斬撃が翼さんを襲います
空間に斬撃...エネルギー波をとどめ、対象がその延長線上に来た時に放つ


『真剣・罪切ノ太刀』


気分は恥ずかしがり屋のボクっ娘です
私はストーカーじゃないですけど

翼「カマイタチかっ!だがその程度で!」

高く跳躍した翼さんを周りに無数の剣...間違いなくこれはあれですね


『千ノ落涙』


翠「ATフ◯ールド!」

無理ですよね!
しかしそれに応えてくれたのか、羽衣が長く長く伸び私の前で四角い壁のように編み込まれました


『天ノ岩戸』


桐葉さん!?
違いますけどね、でもこれなら...

今度は羽衣を私の身体を包み込むように、球体の大きな繭のような形になって浮遊します
これで少しは落ち着いてイメージが練れます

翼「守りを固めたか、だがそれでは私に太刀を入れられないぞ」

さっきの不意打ちはいい線いってました、なら周囲から包囲するように攻撃出来れば...
跳躍されてもいいようにドーム状に刃を生成出来ればっ

翠「お待たせしましたっ!」

繭型の羽衣を解きくるりと回転しながら着地した私はその落下の勢いを利用して地面に剣を突き刺します
それに何かを察した翼さんは瞬時に私の影に小刀を飛ばしました


『影縫い』


でももう遅いです!

翼「っ!下から!」


『雨後ノ多剣乃子』


翼さんの周りの地面から大量の剣先が放たれ、その肉体を傷付けました
翼さんの身体を目掛けて、それも斜めに飛んでくればかなりの跳躍をしなければ避けきれないはずです!

翠「はぁ...はぁ...」

翼「...見事だ、だが私はまだ倒れていないぞ」

タフですねっ!
多少の傷はあれど、それでもなお戦えるというのはやはり経験の差でしょうか
それもほとんど私に効果的な攻撃をしないよう、技の開発に専念出来るように気遣った上で、です

翼「だがそれでも根本的なところは変わっていないな」

私の影に刺さった短剣を見ながら言ってきました
そうですね、最初に捕まった時も緒川さんの影縫いが決め手でした
ええもちろん

翠「忘れてませんよ」

キンッ

翼「っ!」


『神剣・罪切ノ太刀』


何のためにくるりと回転していたのかっ!それは私が着地したときに影が出来るであろう場所にこれを仕掛けるため!
短剣がエネルギー波が当たって弾け飛び、私の身体も自由になりました

翼さんが私の眉間のあたりに剣を振り下ろすのと同時に、私も翼さんの眉間目掛けて剣を突き出します


弦十郎『そこまで!』


お互いの眉間すれすれに剣先が留まったところで、模擬戦終了のお知らせが入りました

・・・

翼「中々いい戦いっぷりだったわね」

あ、サキモリッシュが戻ってます
まだそこ定まってないんでしょうか

翠「いえ...翼さんは攻撃あまり当てないように...手加減してくれてましたし...」

翼「謙遜しない、ただの力任せだったのがここまで来たら大進歩よ」

翠「えっと...ありがとうございます」

でも明日これ筋肉痛ですかね

・・・

翠「疲れました...」

あの後反省会的な評論会をして、スーパーでお弁当買って家に帰って来ました
評論会のときはとにかく了子さんのテンションMAXでしたね
もう目とかキラッキラさせてました
あれは櫻井了子さんとしての感情...なんですかね

翠「とりあえず夕飯食べてシャワー浴びますか」

今の所放課後や夜しか二課に行ってませんけど、そのうち原作みたいに二課のシャワー室を他の奏者と一緒に使ったりするんでしょうか
目のやり場に困るくらいってやつです

翠「...テレビでも観ますか」

リモコンはどこにも行ってません、ちゃんとここにあります
テレビをつけると、丁度翼さんのCDの宣伝をしてました
翼さんは奏さんを失っても、歌手活動を頑張って続けてるんですよね...

翠「意外と依存していたのは翼さんよりも奏さんの方...だったのかもしれませんね」

並行世界の奏さんは、翼さんを失った辛さに耐えきれずに歌手活動を断念せざるを得なかったんですよね
奏さん、翼さんは貴女と同じ境遇の中でも、強く生きてますよ...
だからどこかの世界の奏さんも、どうか強く生きてくださいね...

そういえばここの翼さんもエア奏さんと喋ってるんですかね
私のところに来たりしませんかね
しませんね

・・・

シャワーを浴び、パジャマに着替え、さてこれからどうしましょう


安価下
1 さっそく関西弁の女性と連絡してみよう
2 古い本についてもっと調べてみよう
3 寝よう

2

昨日よくわからなかったこの古い本
もう少しちゃんと見てみますか

翠「多分聖遺物関連の情報が詰まっているんだと思いますけど...一番謎なのは『りっちゃん』のお姉さんらしき人物ですよね」

『りっちゃん』達の祖先?
でも偶然その方が乗っている本を持っていたって...

翠「考えても仕方がないですね」

とりあえずまたページをめくっていきましょう

何かわかった?安価下1~3
(また、手がかりを探すに当たって「◯◯を調べればいいんじゃないか」的な意見でも構いません)

写真の背景に要石が写り込んでる。

本の中に解読のヒントと「悪しき者の手に渡りませんように」的な内容のメモが挟まっていた
(メモの書き手の名前もフルネームで書いてあったが、それが「りっちゃんの姉」かはわからない)

最後のページに少女が生贄にされている図があった

翠「ん~特にこれといったものは...あれ?これって...」

『りっちゃん』のお姉さんらしき人物の後ろ、よく見ると何かありますね...祠と大きな石?

翠「確かこういうのって要石って言うんでしたっけ」

要石...ダメです、石のこと考えてるとミカルゲが思考に過ぎってきます

翠「要石って確か、地震を起こす龍を押さえてるとかそんな感じでしたよね?」

まぁただの伝承ですけど
ただシンフォギアの世界だとそういうのシャレにならないんですよね...

他のページには何か...

パラッ

翠「あれ?何か落ちました?」

一番最後のページに何か紙が挟まってました
メモ...でしょうか

翠「何々...『願わくば、この本が悪しき者の手に渡りませんように』...悪しき者?」

そんな魔道書じゃないんですから...違いますよね?
さらにその紙には、この本を解読するための手がかり...ヒントのようなものと、おそらくこれを書いた人の名前が書かれていました


ヒントの内容安価下1
(後に解読結果も募集します)
名前安価下2
(名前は何でもありですけど多分日本人です。シンフォギアの登場人物に関連性がありそうな名前でもなさそうな名前でもかまいません)

大蛇之上ニ雲気有

クシナダ

『クシナダ』

翠「クシナダ...?」

クシナダっていうと、ヤマタノオロチ退治の話で櫛にされた挙句スサノオと結婚させられたクシナダヒメが連想されますけど...
まさか本人?ではないですよね、カタカナですし
だとすると全く別人のクシナダさん?
もしかしてこのクシナダさんが写真の女性なんでしょうか

そして書かれていたヒントらしき文は

『大蛇之上ニ雲気有』

大蛇...今日出しましたね、大蛇
雲がある場所に大蛇を用意すると読めるようになるってことでしょうか...
さっぱりですね
何か引っかかるんですけど...

翠「とりあえずこの紙は戻しておきましょう...あ、このページにも何か絵が...」

真っ白な着物に身を包んだ少女
しかし顔は俯いていて、嫁いで行く絵というわけではなさそうです
まるで生贄にされているような
そういえばクシナダヒメもヤマタノオロチに捧げる生贄でしたっけ...

翠「そういえばよくヤマタノオロチも8人姉妹がいる家なんて見つけましたよね...」

あるいは姉妹の数に合わせて首の数が増えた?
でもヤマタノオロチの方が姉妹より先に存在してたと思いますし...
おっと、思考が逸れましたね

しかしこう...人間、不思議なものが複数あると関連性を求めてしまうものですけど、まさに今その状態です

『りっちゃん』のお姉さんとクシナダさん
大蛇
聖遺物のマニュアル

そして...

翠「アメノムラクモ...」

誰かに相談出来たらいいんですけどね...ワンチャンフィーネさんに?いやいや...

翠「...寝ますかね」

・・・

翠「おはよう...ございます」

夢姫「翠さん、おはようございます」

凜音「おっはよー!今日は眠くないの?」

翠「はい...」

昨日は早めに寝ましたからね

凜音「そっかそっかそれはよかった!そういえばさ、明日って暇?」

翠「明日...ですか?」

そういえば明日って土曜日、お休みの日ですね
どうなんでしょう...二課の方からは何も言われてませんけど
念の為後で聞いてみましょう

翠「多分大丈夫です...でも、後で確認しておきますね」

夢姫「もしかして放課後のご用事って、アルバイトか何かなんですの?」

まぁそうですよね
放課後に用事、休日も暇かどうか確認しないといけないとなると、そういう風に考えるのが普通です

翠「えっと...そんな感じです」

凜音「だったら後で連絡してよ!...ってその前に連絡先教えて?」

夢姫「そういえばまだ連絡先交換してませんでしたわね...わたくしもお願いしますわ」

翠「は、はい!」

電話番号とメアドとLINEのアドレスを交換しました
あとついでにLINEはグループ登録も

・・・

放課後、今日もまた二課本部です

弦十郎「明日の予定?」

翠「お友達に...遊びに誘われまして...まだ返事はしてないんですけど...」

弦十郎「急用は特にないから気にする必要はない、楽しんでこい!翼もそれでいいか?」

翼「はい、私も明日は予定が詰まってますので」

翠「お仕事...ですか?」

緒川「そうですね、明日は一日中撮影と収録とインタビューが」

翼「連日の戦闘と模擬戦で疲れているでしょう、休養も大切にね」

翠「あ、ありがとうございます」

すると少しだけ落ち込んだように見えた翼さん
何かあったんでしょうか
でも次の瞬間いつもの翼さんに戻っていました

翼「では私はこれで、蒼井も暗くならないうちに」

翠「はい...」

気のせい...だったんでしょうか

翼さんが部屋に戻っていくのを見てると、緒川さんが隣に来て耳打ちをしてきました

緒川「今のは『急用』と『休養』を掛けた翼さん渾身の一言だったんですよ」

...えぇ

緒川「きっと翼さんなりに翠さんと距離を詰めようとしてるんだと思いますよ」

翠「そ、そうなんですか...私はもう結構仲良くなれていると思ってたんですけど...」

勘違いだったら少し悲しいような気がします

緒川「...その言葉、翼さんが聞けばきっと喜びますよ」

そう言って緒川さんも行ってしまいました
そういうものでしょうか...

・・・

帰り道、陽も傾いてきました
昨日は模擬戦のために早めに本部に向かう必要があって行けなかったんですけど、忘れてしまわないうちに

翠「着きました『ふらわー』」

この間払いそびれてましたからね


コンマ下
奇数 ごはん&ごはん
偶数 陽だまりの正妻
ゾロ目 ビーフストロガノフ組

ほいさ

響「あ、翠ちゃん!」

響さん再来の巻
もしかして奏者にならなければ常にここにいるんですかね...

翠「どうも...今日は1人なんですか?」

響「未来が先生に手伝い頼まれちゃって、結構かかるかもっていう話だったからここで待ち合わせしてるんだ!」

さいですか
先に先日の分のお金を払い(知ってはいましたけど端末をタッチするのはやっぱり何度やっても新鮮ですね、生前はタッチするにしてもカードやもっと違う形の携帯やスマホでしたから)、なぜか笑顔で手招きをする響さんのテーブルに合流しました
響さんが焼いてくれるそうです

響「お好み焼き何枚食べる?5、6枚食べてから様子見?」

翠「1枚でお願いします」

まさか普段響さんそういう食べ方なんですか?
確かにここのお好み焼きはとても美味しいです
でも実際お好み焼きという食べ物は複数枚一度に食べるようなものではありません!せいぜい2、3枚です!
私に至ってはそれでも多いので1枚ですが

響「えぇ~そんなんじゃお腹いっぱいにならないよ!いっぱい食べていっぱい元気出さないと!」

おぉう大丈夫です1枚で元気いっぱいです

未来「こ~ら、あんまり無理強いしないの!翠ちゃん困ってるじゃない」

響「あいたっ」

知らない間に来ていた未来さんが響さんに軽くチョップしてました

未来「ごめんね、響ったら偶にこういう残念なところあるから」

翠「い、いえ、無理強いされていたわけでもないので...」

未来「優しいね~翠ちゃんは。ところで...何で響と一緒に?」

圧倒的威圧感!!!
目が笑っていません!!!

響「未来待ってるときに来たから誘ったんだ~」

未来「へぇ、そうなんだ...」

響さん気付いて!そして早く未来さんを落として!
壁ドン顎クイとかしながら「私は未来しか見てないよ」とか言って!多分落ちます!

はっ!少し取り乱してしまいました

・・・

結局お好み焼きを1枚食べて先に帰らせてもらいました
ニコニコしてる未来さんの前で食べるお好み焼きは味がよくわかりませんでした

翠「あ、そうです、連絡を」

帰り道早速LINEで凜音ちゃんと夢姫ちゃんに報告しました

翠:明日は大丈夫です、用事ありません

凜音:おけ!連絡ありがとう!

夢姫:了解です

夢姫:明日の時間と待ち合わせ場所どうします?翠さんも知っている場所がいいですわよね?

凜音:だね!近くにおっきな公園あるんだけどわかる?

翠:公園ですか?

凜音:庭園?みたいなところ!

凜音:あそこからならモールとかカラオケとか色々近いし!

翠:多分行けると思います、公園

夢姫:では公園集合ということで、迷ったら連絡してください

凜音:飛んでいくよ!

翠:是非

凜音:ごめん冗談

翠:わかってますよ

凜音:Σ(・Д・ )

夢姫:時間はどうします?

凜音:12時くらいからでも平気?実は私は何時でもウェルカム!

翠:はい、大丈夫です

夢姫:じゃあ明日は12時に公園の時計のところでいいですか?

翠:はい

凜音:おけ!

・・・

シャワーよし、パジャマよし、明日のお出かけの準備よし
さて、今夜はどうしましょう

翠「何だかアメノムラクモ...天叢雲剣をもらったのが偶然とは思えないほど色々なことが合ってるんですよね...」

『大蛇』とか『クシナダ』とか『生贄』とか...


どうする?安価下
1 明日早いしその辺は置いておいて寝よう
2 ちょっとそれらについて検索してみよう
3 関西弁の女性と連絡を取ってみよう

やっぱり少し気になりますね
ちょっと検索してみましょう
『大蛇』とか『生贄』は範囲広すぎますし...

翠「まずは『クシナダ』で...」

モン◯トばっかりじゃないですかっ!
えっこの世界にもモ◯ストあるんですか!?
気を取り直して『クシナダヒメ』で

それでもトップ2はモンス◯なんですね...

翠「えっと...」


クシナダヒメ
クシナダヒメは、日本神話に登場する女神。『古事記』では櫛名田比売、『日本書紀』では奇稲田姫と表記する。
ヤマタノオロチ退治の説話で登場する。アシナヅチ・テナヅチの8人の娘の中で最後に残った娘。ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを、スサノオにより姿を変えられて湯津爪櫛(ゆつつまぐし)になる。スサノオはこの櫛を頭に挿してヤマタノオロチと戦い退治する。
名前は通常、『日本書紀』の記述のように「奇し稲田(くしいなだ)姫」すなわち霊妙な稲田の女神と解釈される。 原文中では「湯津爪櫛(ゆつつまぐし)にその童女(をとめ)を取り成して~」とあり、クシナダヒメ自身が櫛に変身させられたと解釈できることから「クシになったヒメ→クシナダヒメ」という言葉遊びであるという説もある。さらに、櫛の字を宛てることからクシナダヒメは櫛を挿した巫女であると解釈し、ヤマタノオロチを川の神として、元々は川の神に仕える巫女であったとする説もある。

概ね記憶の通りですね
でも女の子を櫛にFFRさせて自分の頭に挿すスサノオってそこだけ聞くと変態っぽいです
っていうかやっぱり『櫛になった姫』なんですか...

生贄の絵も彼女のことを指しているんでしょうか

『大蛇』はきっと『ヤマタノオロチ』のことですよね...偶然『クシナダ』という名前の人が違う大蛇のことを書いたとは思えません

でも断定はいけませんね、一応検索してみましょう


大蛇
大蛇(だいじゃ) - 大きなヘビ(蛇)のこと。
大蛇(おろち) - 日本神話の八岐大蛇(やまたの大蛇)ほか、各種神話、伝説に現れる伝説上の生物。うわばみとも。


少なっ


生贄
神への供物として生きた動物を供えること、またその動物のことである。供えた後に殺すもの、殺してすぐに供えるもののほか、殺さずに神域(神社)内で飼う場合もある。
『旧約聖書』『レビ記』にある贖罪の日に捧げられるヤギは、「スケープゴート」の語源となった。
動物だけでなく、人間を生贄として供える慣習もかつてはあり、これは特に「人身御供」と呼ぶ。
日本神話では、ヤマタノオロチの生贄として女神であるクシナダヒメが奉げられようとしたが、スサノオがオロチを退治して生贄を阻止した話が有名。一説に、生贄行事を廃止させたことを物語に(神話化)したともされる。女性が荒ぶる神を鎮めるために身を奉げた神話としては、ヤマトタケルの妻であるオトタチバナヒメの話もある(これも水神に関わる)。
人身御供と人柱の区別に関しては、第一に、人柱は神の食物として捧げるのではない。第二に、年々の恒例として神を祭るための目的でもない。第三に、祭祀の儀式が必ずしも必要ではない。この三点である。
人身御供伝説については、八岐大蛇伝説をはじめ、美作国中山の人身御供、生贄が淵、見付天神、坂戸明神、風祭の人身御供などがある。


やはり生贄に関してもヤマタノオロチ伝説が代表的なんですね

・・・

でもこれだと無駄に知識が増えるだけで何とも...

翠「...ん?」

適当に色々なサイトを眺めていた時、一つの唄が目に入りました

『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を』

八雲...雲?

『大蛇之上ニ雲気有』

『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を』

偶然でしょうか...
もう少し調べてみましょう


【通釈】雲が何重にも立ちのぼる――雲が湧き出るという名の出雲の国に、八重垣を巡らすように、雲が立ちのぼる。妻を籠らすために、俺は宮殿に何重もの垣を作ったけど、ちょうどその八重垣を巡らしたようになあ。


出雲って確か島根県ですよね、ということはこの『出雲八重垣』は...これですね、『八重垣神社』

翠「ここに大蛇を用意すればいい...ということですか?」

仮にこれらの情報が全て『ヤマタノオロチ伝説』に関連していれば、ですけど

八重...八って言えば翼さんのお父さんが八絋さんって名前でしたね
三期で初めて出てきて、あのときの話だとマリアさんが要石破壊しちゃったよってネットで散々...

翠「要石!?」

そうですよ!要石ってシンフォギアにも出てたじゃないですか!
ならあの写真は風鳴家!?
でも風鳴家の要石の近くに祠なんて...いえ、もしかしたら今はもうないだけかも...
もし風鳴家にある要石と別物だとしても、翼さんのお父さんなら何か知っているのでは!?

翠「盲点でした...翼さんの実家に関してはそのまんまを保ってる翼さんの部屋とかしか印象残ってなかったです...」

一度覚えている限りの内容を書き出した方がいいかもしれませんね...

とは言ったものの、翼さんあまりお父さんとまだ仲良く出来てませんし、いきなり「お父さんに会わせてください」って言うわけにも...
なんか娘さんをくださいみたいな感じですね

翠「とにかく、その辺のことも頭の隅に置いておきましょう」

とりあえず今日調べてわかったことを書き留めて...っと、これでよし、です

翠「さて、結構もう夜遅いですね」

どうする?安価下
1 やっぱり気になるから弦十郎さんか緒川さんあたりに要石のことを聞いてみよう(二人とも翠ちゃんが『風鳴家に要石があること』を知っていることを知りません)
2 関西弁の女性と連絡を取ってみよう
3 いやいや、明日はお出かけですし早く寝よう

1

3

...やっぱり要石のことが気になって眠れません
このままでは明日に支障が出てしまいます
それはいけませんね、うん

でもやっぱり翼さんに聞くわけにはいきませんし...
弦十郎さんか緒川さんですかね?
あ、でも「何故風鳴家に要石があることを知っている?」って疑問に思われたら終わりです
最悪後々にレーライン云々に関わっていると思われそうですし
かと言って翼さんに聞いたって答えてもすぐバレる嘘ですし...

弦十郎さんと緒川さんどっちに聞く?安価下1
(大穴で了子さんもありますが下手したら多分お持ち帰りされます)
要石のことどうやって聞く?安価下2
(直接風鳴家の要石のことを聞かずに「要石ってどこにあるかとか知ってますか?」的な聞き方でも構いません)
(が、その場合は「何故要石に興味があるのか」も考えなくてはいけません)

司令

自分なりに聖遺物や天叢雲について調べてみたら要石という単語が出てきたので

こういうことはやっぱり弦十郎さんの方が詳しいですよね、自分家ですし
あと緒川さんはボロを出さなそうなのと、どこに繋がっているかわからないんですよね...おのれNINJA!

というわけで通信をば

弦十郎『翠くんか?俺だ、何かあったのか?』

翠「えっとですね...」

流石にいきなり風鳴家の話題を振るのは不味いので

翠「『要石』とかって...どこにあるとか知りませんか?」

弦十郎『む?『要石』か...またどうして?』

ですよね~
上手く誤魔化さなければ...

翠「じ、自分なりに聖遺物や天叢雲剣について調べてまして...そしたら『要石』っていう単語が出てきたので...」

弦十郎『なるほどな、勉強熱心なのはいいことだ!』

切り抜けましたっ!

弦十郎『そうだな...要石と言って有名なのは鹿島神宮や香取神宮。他にも公開はされていないが、日本各地にあると言われているぞ』

翠「そうですか...あと、要石と祠が一緒になっているところってありますか?」

弦十郎『ん?普通要石と祠は同じ場所だろう?』

あれ?そうなんですか?

弦十郎『...あるいは、翠くんは祠のことを小さな小屋のようなものだと思ってないか?』

翠「違うんですか?」

弦十郎『いや、それも祠だ。だが、要石の場合は石そのものと周りの柵、鳥居を纏めて祠とする場合がほとんどだ』

なるほど、そういうことですか

弦十郎『そういう意味で言うと、石そのものを祀っている祠と同じ場所に別に小屋のような祠がある場所は...いや、確かウチの要石の近くに昔...』

翠「えっ、あるんですか?要石」

まさかの展開です!誘導することも無く聞き出せそうです!

弦十郎『あぁいや...そうだな、翠くんなら大丈夫だろう。風鳴家にも要石がある。そして確か随分昔にはそのすぐ近くに祠もあったはずだ』

翠「今は...ないんですか?」

弦十郎『かつて風鳴家に訪れた巫女が、さっき俺が言ったように『要石と祠を同じ場所に作るべきではない』と言って撤去させたと聞いている。他にも『この祠にはすでに神様が宿っていない』とも言っていたらしいがな』

じゃあやっぱりあの写真は風鳴家...?

翠「でもどうして最初は要石と祠を一緒に...」

弦十郎『詳しいことは俺も知らないが、その祠にも何か祀られていたらしい。神様が宿っていないならそれが本物だったかは怪しいが。おそらく祠を作る場所の選択がよくわかっていなかった人間が要石とその祀られていた物を一箇所にしてしまったんだろう』

あぁ、私みたいに勘違いしてた人ですかね、祠作ったの

弦十郎『とまぁ俺が知っているのはこんなもんだ、どうだ?参考になったか?』

翠「は、はい、ありがとうございました」

弦十郎『ただ、この話、翼には内緒にしてくれ、少しあってな』

翼さんも翼さんのお父さんも難儀な関係ですよね
あ、それなら私も

翠「わかりました。あの...このこと、出来れば了子さんには内緒で...」

弦十郎『それは構わないが...こういったことは了子くんの方が詳しいんじゃないか?』

翠「えっと...了子さんの場合は長くなりそうなので...」

フィーネさんのことは極力、月が絶対に破壊出来るくらいの考えが思いつかない限り近付きすぎるのは危険ですからね

弦十郎『はっはっは!それもそうか!わかった、黙っておくよ』

翠「よろしくお願いします...」

弦十郎『明日は友人と出かけるんだろう?もう今日は遅いし翠くんも早く寝た方がいいぞ!』

翠「はい、そうします...おやすみなさい」

弦十郎『あぁ、おやすみ!』

ふぅ、少しだけわかりましたね
やっぱりあの写真は風鳴家
祠...小屋みたいな方は撤去されたから原作の方に映ってなかったんですね
...そういえばそっちに祀ってあったものって一体

おっと、もうすぐ日付が変わってしまいますね
流石にもう寝ますか

・・・

今日は凜音ちゃんと夢姫ちゃんとお出かけです!
公園は...多分これですね
地図アプリを頼りに公園の時計塔を目指して歩きます
まだ時間には余裕があるので大丈夫なはずです!

夢姫「...あ、翠さーん!こっちですわ~!」

もっと早い人がいました

翠「こんにちは...今日はよろしくお願いします...」

夢姫「ふふっ、固いですわよ、もっと普通に」

割とこれが私の普通だったりするんです

翠「夢姫ちゃん早いですね...まだ集合30分前ですよ」

夢姫「翠さんもでしょう?正直、楽しみ過ぎて早く家を出てしまいましたの!」

なんて可愛いんでしょう夢姫ちゃん!お持ち帰りしたいです!

凜音「あーっ!もう二人とも来てる!」

凜音ちゃんも到着しました

凜音「翠も迷わず来れた?」

翠「はい...ありがとうございます」

夢姫「それじゃ、さっそくモールに行きましょうか!」


最初どこ行く?安価下
(女の子達のきゃっきゃうふふなお出かけです。参考までに少なくともモールには洋服屋さんや映画館やクレープ屋さんなどがあります)

下着屋
ダメなら安価下

ランジェリー店

一応洋服屋

ファンシーショップ
ウサギのキーホルダーをお揃いで買う。

翠「最初...どこに行きますか?」

凜音「色々店入ってて悩むよね~」

夢姫「あ、じゃあ目を瞑って地図に指差して、当たったところっていう遊びはどうですの!」

近くにあったベンチにモールの地図を広げ、夢姫ちゃんがそう言ってきました
えっと...ダーツの旅(指バージョン)みたいなものですか?

夢姫「お友達とお出かけしたときに一度やってみたいと思ってたんですの!」

凜音「何それ私知らない」

夢姫「凜音さんはいつもなんだかんだ言って気付くと行き場所決めてますから提案するタイミングがなかったんですの!」

凜音「何かごめんね?」

夢姫「いえ、それで後悔したこともありませんし、全然いいんですけど...」

翠「...」

どうしましょう、なぜか目の前で友人二人が見せつけてくれるんですが

夢姫「と、とにかく!やってみましょう!翠さんもいいですか?」

翠「あっはい」

夢姫「いきますわよ...ていっ!」

指差したそこは...

『ランジェリー店』

いわゆる下着屋さんです

夢姫「」

凜音「あぁ...うん、そういうこともあるよ、うん」

翠「えっと...だ、大丈夫です、私達も付いてます、ね?」

凜音「そ、そうだよ!一人になんかしないよ!」

夢姫「すみません...初っ端で...」

凜音「最近サイズ合わなくなってきてたし丁度いいって!」

翠夢姫「「えっ」」

凜音「えっ」

・・・

結局みんな一つずつ買うことになりました

夢姫「翠さんにはこれなんてどうですの?ライトグリーンでフリルがついていますのよ!」

翠「わっそれ可愛い...こんなのもあるよ」

凜音「水色のしましまか~!これなんかもいいんじゃない?」

夢姫「黒って少し大胆じゃありません?それならこっちのリボンが付いたベージュの方が...」

翠「それも人によっては...大胆かも...」

夢姫「そうなんですの?」

凜音「ねぇねぇ、だったら試着してみようよ!あっちに試着室あるよ!」

・・・

夢姫「さて、気を取り直して次のお店に行きましょう!」

凜音「んじゃ次は私が指差すね...よっ!」

次はどこに行く?安価下
(ランジェリー店で何を買ったのかはご想像にお任せします)
(>>213>>214から選んでも構いません)

>>214

『ファンシーショップ』

とっても無難ですね

夢姫「さっそく行きましょう!」

・・・

凜音「このキャラ好き~ぐでっとしてるやつ~!」

翠「このすみっこのも...私好きです」

夢姫「可愛いヌイグルミも沢山ありますのね~」

翠「それは...筆箱」

夢姫「えっあっ本当ですわっ!背中にファスナーが!」

凜音「そのリラックスしてるキャラってもともと背中にファスナーあるから違和感ないね~」

可愛いペンとかヌイグルミとか、色々あって目移りしちゃいます

翠「...あっ」

このウサギのキーホルダー可愛いですね

凜音「お、それ可愛いね!私も欲しいかも」

夢姫「本当ですわ!愛らしいウサギさん!」

翠「うん...私も可愛いなって...思いまして...」

夢姫「それじゃ、お揃いにしません?」

凜音「それ名案!」

二人も同じウサギを手に取って

凜音「友情と親愛の証!みたいな!」

凜音ちゃんがウサギを掲げてそう言いました
友情と親愛の証...

翠「私...大切にします!」

凜音「うん!」

夢姫「わたくしもです!」

私達はレジの後ウサギのキーホルダーをさっそくスマホに付け、見合わせてから誰からともなく笑顔になってました
お揃いは少し照れますけど、今日のことは余計に大切な思い出になりそうです


『友達なんて作りたくない。だってどうせ』


今一瞬何かが頭を過ぎった気がしましたが、次の瞬間には何が過ぎったのか忘れていました
まぁ気にすることはないですよね、今は凜音ちゃんと夢姫ちゃんとの時間を大切にしたいです!

・・・

翠「それじゃ...次は私が...えいっ」

次はどこに行く?安価下
(>>213を選んでも構いません)

美味しいスイーツが評判のカフェ

凜音「おっ、カフェだね」

夢姫「ここ知ってますわ!スイーツが美味しいって評判ですの!Z◯Pでやってました!」

こういうとこもZI◯で取り上げられたりするんですね

・・・

凜音「何頼む?」

夢姫「せっかくですし、バラバラのものを頼んで分けっこしません?」

翠「ですね...私はこのタルトにします!」

凜音「う~ん...これかな!期間限定のパフェ!」

夢姫「わたくしは...このパンケーキがいいですわ!」

翠「飲み物も頼みます?」

凜音「だね、どれにしよっか~」

メニューを見ていくと、パーティー用ドリンク(2~3名用)と書かれた、ストローが三本刺さったジュースが...


コンマ下
奇数 これだ
偶数 これじゃない

凜音「ど、どれにしよっか~」

夢姫「そ、そうですわね~」

翠「ま、迷っちゃいますね~」

そっとページをめくって、なかったことにしました

・・・

結局それぞれジュースとスイーツを注文して、それらが来るのを待ってました


「あ、響、パーティー用なんてものもあるよ?これにする?」

「いいね~!店員さ~ん!これくださ~い!あ、ストローは二本で~」


今一瞬よく知っている声が聞こえたような気がしましたがきっと気のせいですね
えぇ、気のせいに決まってます

・・・

夢姫「それじゃあ分けっこですわね!翠さん、はい、あ~ん!」

えっそれ分けっこっていうより食べさせ合いっこでは...こ、こんな人目につくところで...

夢姫「は、早くしないと落ちてしまいますよ...」

翠「あ、あ~ん...」

夢姫「ど、どうですの?」

翠「とっても...美味しいです...///」

夢姫「それは、よかったですわ///」

正直味なんてよくわかんないです///

凜音「わ、私も...はい、あ~ん!」

凜音ちゃんまで!?

翠「あ、あ~ん...美味しいです...///」

この後も凜音ちゃんと夢姫ちゃんと私の3人での食べさせ合いっこは続きました

翠「お、美味しかったですね///」

夢姫「ですわね、どれも美味しかったです///」

凜音「ま、また来たいね、3人で///」

・・・

さて、この後どうしましょうか...

コンマ下
奇数 もう少しモールをぶらぶら
偶数 移動する
ゾロ目 雑音

平和ですな

凜音「次はどこになるかな~」

夢姫「今度こそっ!ですわっ!」

ずびしっ

次はどこに行く?安価下

ゲームセンター

夢姫「やりましたわ!」

凜音「ゲームセンターかぁ...あっちの方だね!よし行こう!」

・・・

夢姫「あのカエルのヌイグルミが取れませんわ...もう少しのところで...」

翠「正確には宇宙人...ここでっ!...あぁ...」

惜しかったです...本当にあと少しのところで...

凜音「ん?夢姫あれ欲しいの?」

夢姫「これ以上は沼ですわ...」

凜音「ここで...えいっ」

翠夢姫「「!!!」」

凜音「ほいっ」

夢姫「一発で...」

翠「凄いです...」

凜音ちゃん今凄くイケメンです

・・・

ドンドンカッ
ドンドンカッ
ドドドドドドドド...

『フルコンボだドン!』

夢姫「翠さんも凄いですわね...」

翠「鍛えて...ますから...」

凜音「意外な特技...」

この機体とは生前からの付き合いですからね!

・・・

夢姫「...」

『ふっ!はっ!はぁっ!てやっ!そいっ!はあぁっ!』
『YOU WIN!!』

翠「圧倒的...」

凜音「容赦ないね~」

夢姫「ふふっ、楽勝でしたわ」

対戦席にいたゴツいおじさんも頭かきながらどっか行ってしまいました

・・・

凜音「そろそろ移動する?この辺だとカラオケとかあるよ」

夢姫「ですわね、沢山遊びましたし、移動しましょうか」

翠「ですね」

コンマ下
奇数 カラオケ
偶数 この楽しい時間がいつまでも続けばいいのにとそう思ってた

「きゃあああああああ!!」

翠「っ!?」

今悲鳴が!

凜音「あれ!」

凜音ちゃんの指差した方向に、ノイズの集団が
このタイミングで...
ノイズ警報もようやく聞こえて来ました

夢姫「は、早くわたくし達も逃げませんと!」

・・・

凜音「こ、ここまで来れば...」

夢姫「つ、疲れましたわ...」

他の人達と別の方向に走って来てしまったので確かではありませんが、誘導もスムーズだったので被害もおそらくそれほど出ていないはずです
しかし、今は翼さんも仕事で来られないはず...

夢姫「っ!お二人とも!まだ来てます!」

翠「そんなっ」


安価下
1 頑張って3人でもう少し逃げる
2 歌う

2

翠「凜音ちゃん、夢姫ちゃん、絶対にここを動かないでください」

夢姫「翠...さん?」

すみません、二人とも
これから少しこちらの事情に巻き込んでしまいます
それでも


「Imyuteus amenomurakumo tron」


翠「私の大切な友人に...手出しはさせません!」

・・・

凜音「翠が...変身した!?」

翠「ふっ!」


『逆巻ク大蛇』


空間を一太刀して大蛇を呼び出し、ノイズには向かわせずに私の方に顔を向かせます

翠「もしこっちにノイズが現れたら、二人を絶対に守ってください」

大蛇もそれに応えて力強く頷いてくれました

夢姫「わたくし...夢でも見てるんですの?」

翠「...黙っていて...ごめんなさい」

それだけ言い残し、ノイズの方に走り、剣を構えます

翠「よくも楽しい時間の邪魔をっ!」

近場の鉤爪が付いている数体を斬りつけ、それらの身体が崩れる間にその向こうに複数いるオタマジャクシっぽいノイズ対策を

翠「言葉じゃ足りないから、僕の全て受け止めてっ!」

ギリギリまでオタマジャクシ達が近づいてからその間をすり抜け、発動!


『神剣・罪切ノ太刀』


横目で上手く発動したのを確認しつつ、ノイズ先輩っぽいオレンジのノイズを斬りつけます
どの技も実践は初めてですし、『神剣・罪切ノ太刀』は失敗出来ないので今回はなるべく失敗しても戻って倒しに行けるタイミングにしました
この調子なら今後の実践でも問題なく使えそうです

翠「君に歌うよ...永遠の始まりを」

オレンジのノイズを斬って蹴り倒したときに、次はブドウが来ました


『天ノ岩戸』


翠「誰よりも強く抱きしめるよ!」

ブドウ爆弾は防げましたが、あのノイズには迂闊に近付けません


『雨後ノ多剣之子』


なので羽衣バリアから少し顔を出してノイズの場所を特定し、模擬戦の時の対翼さんのようにしました
あとは大型のモコモコしたノイズだけです!
あのモコモコしたやつは口からノイズを出したりするので長引かせるわけにはいきません

翠「風の鳴く夜は思い出して、共に奏でた軌跡!天に!」

羽衣を解き空へ飛んで、丁度モコモコの目の前に来たあたりで

翠「セイヤーー!!」


『ディメンション・スラッシュ』


空間ごとズレた後元の状態に戻り、ノイズだけが崩れ落ちました

これで、どうにか終わりましたかね...


コンマ下
奇数 覚醒の鼓動
偶数 特になし
ゾロ目 翠ちゃんお持ち帰りの巻

さて...二人の前で使ってしまいました、アメノムラクモ
これからどうしましょう...

凜音「翠!」

夢姫「翠さん!」

翠「わっ」

変身を解除した途端両側から抱きつかれてしまいました
えっえっどういうことですか!?

凜音「大丈夫だった!?どこも怪我してない!?」

夢姫「よかった、よかったです~!」

翠「えっと、それ私の台詞...って何で泣いてるんですか!?」

凜音夢姫「「泣いでない」でず~」

ずびずびじゃないですか!

・・・

その後二課の職員さん達が来て対処に当たりました
そして私達は本部に来てます

弦十郎「連絡が遅れてすまなかった、まさか翠くんのいた場所に偶然ノイズが発生するとは...」

翠「いえ...結果的には早く対処出来ましたし...」

その辺はノイズ発生即出動は無理だと知ってます
それが出来るなら一話で響さんがあんなにずっと逃げたりしませんし
あと今日は翼さんも出動出来ませんでしたし

弦十郎「そうか...それでその二人が...」

翠「私の友人で、現場に一緒にいた...」

凜音「東雲凜音です」

夢姫「歌代夢姫ですわ」

二人も少なからず緊張しているようです

弦十郎「そうか...本来なら一般人を巻き込むべきじゃないんだが...致し方なしか」

・・・

凜音「翠がノイズと戦う...か」

夢姫「放課後の用事って、これでしたのね...」

実はまだ今日を入れても3回しかノイズと戦ってないんですけどね

翠「ごめんなさい...ずっと黙っていて...」

夢姫「国家機密と言われてしまっては仕方がありませんわ!翠さんが謝る必要なんてどこにも!」

凜音「そうそう、それにもし「私の実はノイズを倒すために歌って戦うマジカルスレイヤーみどりちゃんなの」って言われても信じられなかっただろうし」

翠「いやあの、私『マジカルスレイヤーみどり』になった覚えはないです」

夢姫「そうですわ!それを言うなら『リリカルみどり』か『みどりマギカ』ですわ!」

翠「リリカルでもマギカでもプリズマでもないです」

・・・

今日は色々ありましたが、結果的に凜音ちゃんと夢姫ちゃんに戦っていることを話せて、黙っていたことを許してもらえてよかったです
原作の未来さんのようになってしまうのが少し怖かったんですけど...あれはきっと、私達よりもずっと長い付き合いで、さらに響さんが明らかに何かを隠してるってのがバレていたからだったんですね

翠「さて、もうすっかり夜ですね」

どうする?安価下

要石についてもう少し詳しく調べる

巻き込んだ謝罪と今日は楽しかった事をメール

二人に今日のことの謝罪とお礼のメール送って、あと少し要石について調べてみますか...

『改めまして、ノイズとの戦いのことやシンフォギアのことに巻き込んで申し訳ありませんでした。
それから、今日はとっても楽しかったです。
誘ってくれてありがとうございました。』

送信っと

『さっきも言いましたが、翠さんが謝ることなんてありませんわ!
助けてくださったこと、正直に話してくださったことに対して、私の方がお礼を言いたいくらいです!
本当にありがとうございました!
それと、わたくしも今日はとっても楽しかったですわ!
是非また一緒に遊びに行きましょう!』

『いいっていいってそんなん、気にしてないしさ!
むしろ隠し事?みたいなのがあるほうが辛いし
あと、助けてくれてありがとね!
飛んでくって言ってたのに本当に飛んだのは翠の方だったか...なんて!
今日は私もすっごい楽しかった!また遊ぼ!』

本当に優しい人達ですね...
『隠し事』...ですか
私がどこから来たのか、何をしに来たのか
ごめんなさい、それはまだ話せません
どうかこんな私を許してください

・・・


要石
要石(かなめいし)は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮と千葉県香取市の香取神宮にあり、地震を鎮めているとされる、大部分が地中に埋まった霊石。
地上に見えている部分はほんの十数センチメートル。
香取神宮の要石の地上部分は丸い。香取神宮の要石は総門の手前にある。
鹿島神宮の要石は花崗岩で、地上露出部分は凹んでいる。鹿島の要石は、鹿島神宮奥宮(武甕槌神の荒魂)の背後約50m、本宮より東南東約300m離れた、境内の森の中に位置する。
鹿島神宮の要石は、「山の宮」、「御座石(みましいし)、石御座(いしのみまし)」と呼ばれる。日本神話の葦原中国平定において、天津甕星(天香香背男)は平定の大きな妨げになった(日本書紀、巻第二神代下、第九段一書の二)。天香香背男討伐にあたり、経津主神と武甕槌神は建葉槌命を遣わす(日本書紀、巻第二神代下、第九段本文)。鹿島神宮社伝によれば、武甕槌神は見目浦(みるめのうら)の磐座に降り、天香香背男討伐のため建葉槌命を派遣した。神が降りた磐座が現在の要石、住居が鹿島神宮の原型であると伝えられる。
『鹿島宮社例伝記』によれば、鹿島社要石は仏教的宇宙観でいう、大地の最も深い部分である金輪際から生えている柱と言われ、この柱で日本は繋ぎ止められているという。同じ設定を持つ場所に琵琶湖の竹生島がある。また、日本書紀では「鹿島動石(ゆるぐいし)」「伊勢大神宮」など、漂う日本を大地に繋ぎ止める「国中の柱」とされる場所が全国に点在しているとされていた。『詞林采葉抄』などの文献資料から、神仏習合を経て14世紀中頃に要石のイメージは固まったと見られる。

地上部分はほんの一部で、地中深くまで伸び、地中で暴れて地震を起こす大鯰あるいは竜を押さえているという。あるいは貫いている、あるいは打ち殺した・刺し殺したともいう。 龍は柱に巻き付いて国土を守護しているとも言われる。
そのためこれらの地域には大地震がないという。ただし、大鯰(または竜)は日本全土に渡る、あるいは日本を取り囲んでいるともいい、護国の役割もある。なお、鹿島神宮と香取神宮は、日本で古来から神宮を名乗っていたたった3社のうち2社であり(もう1社は伊勢神宮)、重要性がうかがえる。
鹿島神宮の要石は大鯰の頭を押さえると伝えられる。香取神宮の要石は尾を押さえているという。あるいは、2つの要石は地中で繋がっているという。
要石を打ち下ろし地震を鎮めたのは、鹿島神宮の祭神である武甕槌大神(表記は各種あるが鹿島神社に倣う。通称鹿島様)だといわれる。ただし記紀にそのような記述はなく、後代の付与である。建御雷命(武甕槌神)は葦原中国平定で国津神を悉く鎮め平らげたことから、大地を要石で押し鎮めたという伝説が生まれたとされる。武甕槌大神は武神・剣神であるため、要石はしば剣にたとえられ、石剣と言うことがある。鯰絵では、大鯰を踏みつける姿や、剣を振り下ろす姿がよく描かれる。
1255年(建長8年)に鹿島神宮を参拝した藤原光俊は、「尋ねかね今日見つるかな ちはやぶる深山(みやま)の奥の石の御座(みまし)を」と詠んでいる。
古墳の発掘なども指揮した徳川光圀は、1664年、要石(どちらの要石かは資料により一定しない)の周りを掘らせたが、日が沈んで中断すると、朝までの間に埋まってしまった。そのようなことが2日続いた後、次は昼夜兼行で7日7晩掘り続けたが、底には達しなかった。

江戸時代には「ゆるげどもよもや抜けじの要石 鹿島の神のあらん限りは」で締めくくる呪い歌を紙に書いて3回唱えて門に張れば、地震の被害を避けられるという風習があった。1596年の京都の公家日記『言経卿記』に、近畿地方で起こった地震の際に、余震避けとして3首の呪い歌が街中に貼られたという記録がある。
1855年10月の安政大地震後、鹿島神宮の鯰絵を使ったお札が流行し、江戸市民の間で要石が知られるようになった。地震が起こったのは武甕槌大神が神無月(10月)で出雲へ出かけたからだという説も現れた。
阿刀田高の『ストーリーの迷宮』(文藝春秋、後文春文庫)には大きな地震が学校の授業中に起こらぬように要石に祈る男と巡り合った小説家の不思議な話「学校が危ない」という短編がある。
宮城県加美町の鹿島神社にも要石があり、風土記によれば鹿島神宮のものを模したものだという。1973年にはまた別の要石が奉納され埋められた。
この鹿島神社は鹿島神宮と祭神は同じだが、他の多くの「鹿島神社」と違い、鹿島神宮ではなく塩竈神社からの勧請である。
要石は、動かせないもの、動かしてはならないものの比喩に使われることがある。
ただし、重要なもの、欠けてはならないものの比喩に使われるキーストーン(keystone) が要石と訳されることがある。そのため、この2つの比喩は混同しやすい。



翠「えっと...」

マズイです、今頭から煙出てる気がします

ただやはりピンとくる情報はないですね
せいぜい『要石は地震が起きないように大鯰あるいは竜を押さえてる』とか『要石は剣』とかそういうのしかよくわかりませんでした
ていうかあれ剣なんですか
だからファラさんソードブレイカーなるものを持って来てたんですね
ただ単に翼さんときゃっきゃうふふしたいが為に持って来てたとばかり思ってました

翠「それに、まぁわかってましたけど、風鳴家の要石に関しては何も出て来ませんね」

クシナダさんがいたのが本当に風鳴家の要石なのかは見比べられればいいんですけれど...
流石にYah◯o!でもモン◯トは出てきてもシンフォギアは出てこないんですよね...

どうする?安価下

関西弁の女性と連絡してみる

翼との仲を深めていき要石を見れる機会を待つ
もしくは誰かに写真等がないか聞いてみる

仕方がないですね、要石に関しては...もっと翼さんと仲良くなってからついでに機会を伺いましょう
もしくは弦十郎さんあたりに頼めば写真くらいなら...

翠「まぁそれは一旦置いておきましょう」

あれから連絡を取っていない関西弁の女性...せめて名前だけでもわかれば調べようがあると思うんですが...
いっそNINJAに頼めば...ダメですね、『私』とどんな関係なのかわからないのに

翠「とりあえず、うだうだ考えても仕方がありません!連絡を取ってみましょう!」

prrrr...

『もしもし?スイちゃん?』

あ、出ました

どんなこと話す?安価下

今日、ノイズに遭遇したこと。

翠「はい」

『またかてけくれて嬉しいわぁ、そんで、何かあったん?ウチ何でもするよ!』

この人の『頼ってアピール』は一体...

翠「えっと...特に何か用があるってわけでもないんですけど...少しお話したくて」

『...やっぱり何かあったみたいやね、話したくないならそれでもええけど』

どうしましょう!本当に特に用もなく電話かけただけなんですけど!
強いていうなら貴女の素性を聞きたいだけなんですけど...
何か話題...話題...

翠「そのですね...今日友人とお出かけしまして」

『お友達作れたん!?やったやん!どんな子?男の子?』

翠「女の子二人です。それで...そのときノイズに遭遇しまして」

これは一種の賭けです
聖遺物の話を振った時はわからないと言われましたが、ノイズ関連で何かわかれば...

『っ...大丈夫やった?』

翠「はい、私も友人二人も無事ですし...他の人も多分大丈夫だったと思います」

『さよか...災難やったね、せっかくのお出かけやったのに』

翠「まぁ...でもお出かけ自体は楽しかったです」

『ならよかった!』

むぅ...普通の反応ですね...

次どうする?安価下

そちらのほうもノイズは出るのか

翠「あぁ...そっちは大丈夫ですか?ノイズとか」

『心配いらんよ~、ウチの方には出てへんからね~』

翠「それでも...気を付けてくださいね」

『...せやね、ウチも気を付けんと!』

とはいえ、この人の方だとどのくらいの頻度で出るんでしょうか

翠「そっちだと...頻度でいうとどのくらいノイズって発生するんですか?」

『ん~ようわからんね、最近外にも出てへんしテレビも見んし...』

翠「そうなんですか?」

この人もしや引きこもりですか

『まだまだ下っ端やからね、休暇の時以外は籠らされとるんよ、ようわからん薬品混ぜさせられたり...あ、でも有給ならたんまり溜まっとるから呼んでくれたらいつでも行くよ?』


次どうする?安価下

禿亀仙人カメハメハ大王に48の実況をもうし挙げられて月は自害した

何の仕事をしてるのか質問

この人引きこもり...ではなさそうですね
でも『私』はこの人が何の仕事しているのか知ってるんでしょうか...
ここはやんわりと

翠「そういえば...どんな仕事してるんでしたっけ?」

『ん?あぁ~せやね、直接会ったのも随分前やし覚えてへんか...簡単に言うと新しい薬とかを開発する仕事...でええんかな?ウチも大学出た後教授の推薦で就職したからようわからんのや』

翠「そうなんですか...」

はっきりしません...いえ、はっきりわかってないのでしょうか...

『上の方は違うことしてるっちゅう話もあってな~、一回上司のとこに行った時廊下でちっさい女の子にぶつかってな、こんな子に試薬させてるんかって怒鳴りつけるとこだったわ!教授に言ったら心配いらない言うとったけども...っと、そろそろ仕事に戻らんと怒られるかな』

翠「あ、すみません長話してしまって...」

『かまへんって!少し前に来た上司がまた変なやつで、『口じゃなくて手を動かしなさい!僕の偉大な研究が遅れるじゃないですかっ!』とか言うとるんやで?何様やっちゅうねん...話それたね、ほなまたね!』

翠「あ、はい、お仕事頑張ってください」

『スイちゃんも勉強頑張り!おやすみ~』

切れました
さて...

どうする?安価下
1 もう少し何かする
2 寝よう

シンフォギアで薬と言うとリンカーですかね。
翠ちゃんは適合係数幾つぐらいなのでしょうか。

何だか彼女の仕事について何となく予想がついて来た気がしなくもないですけど...
新しく来た上司の人の口調とか...まさかあの人じゃないですよね?

翠「...とりあえず今日は寝ましょう」

明日は日曜日ですし、早起き出来たらニチアサでも見てみますか
こっちの世界だと何放送してるんでしょう、プリ◯ュアとか...
そういえば快傑うたずきんってまだやらないんですかね~
多分MX枠ですよね、ちょっと見てみたいです

・・・

そんなことを考えているうちに眠りに落ち、起きた時には10時過ぎ
ニチアサ見れませんでした

翠「はぁ...まぁいいんですけど」

ちょっと遅めの朝ご飯
シリアルとヨーグルトと牛乳というメニューが早くも定着してます
料理練習した方がいいでしょうか

翠「さて、今日は特に用事もないですし...」

原作関連の事件も起きませんしね~
確か下乳...ではなくネフシタンのクリスさんが出るのって原作通りでも今から一月弱経ってからですし

どうする?安価下

響がいないのにクリスって来るのかな?
安価下

これまで行ってないところに散歩する

後々のために風鳴体術は学んどきたい
安価はとりあえず2課へ

まだ行ってないところとかありますし...散歩でもしますか
あ、後で二課にも寄りましょう
翼さんともっと仲良くなりたいですし、弦十郎さんに指導をつけてもらい...たいですかねあれ?
あ、でも「師匠!」って呼んでみたい気もします

翠「とりあえず散歩しますか」

・・・

ぶらぶらと歩いていくと、色々ありました
河川敷やたい焼き屋さんやドン・◯ホーテや...TATSUYAってこんなところにあるんですね

どこに行く?安価下
(どこか寄った後二課に向かいます)

お菓子を差し入れに買ってく

たい焼きの差し入れでも買っていきますか
二課って何人いましたっけ...職員さんたち全員だと100人超えてる気がします
と、とりあえず今回は指令部だけで
ごめんなさい逃走中みたいな皆さん

翠「指令部って翼さんや弦十郎さん達合わせて15人くらいでしたっけ...20個セット買っていけばいいですかね」

たい焼きの味は...あ、期間限定で冷やしたい焼きがあります
これにしましょう
もちろん餡子で

・・・

保冷剤ももらえました
それじゃ、二課に行きましょう


コンマ下
奇数 知らない街に来た少女
偶数 アニメちゃん
ゾロ目 雑音

翠「えっと...ここがここですから...」

ちょっと遠出し過ぎました
地図アプリとまたまた睨めっこです


「くそっ!ここは落ち着かねえっ!」


うおっ、街中なのに大きな声出してる人がいます
ちょっと怖いですね...あれ?あの後ろ姿は

クリス「ったく、それもこれも全部フィーネのせいだ!」

クリスさん!?
何でこんなところに!?


安価下
1 話しかけてみる
2 ここは見なかったふりして早く本部に行こう

えぇ...クリスさん登場回ってまだまだ先ですよね?私がここにいるからですか?響さんが覚醒してないからですか?
...あ、でも何かこんな話があったような
まぁずっと登場回まであのお屋敷から出ていないわけではないとは思ってましたけど

ここで会ったのも何かの縁ですし、月を破壊するのにフィーネさんの仲間になるとしたらいずれクリスさんとも会うことになるでしょうし

翠「あ、あの~」

クリス「あん?何だお前、何かy...お前...」

あれ?どうしたんでしょう、初対面ですよね?
それとも...フィーネさんから私のことも聞いていたんでしょうか

翠「ど、どうかしました?」

クリス「何でもねぇ...何だ?あたしに何か用か?」

特に用もないんですけど...


どんなこと話す?安価下

イライラしたときには甘いものですよ
と餌付け

翠「えっと、かなりイライラしていたようですので...そういうときは甘いものですよ、お一つどうですか?」

世の中(生前いた方の世界です)には『捨てクリス』という単語がありまして
思わずそんな、動物に餌をあげるような感覚で冷やしたい焼きを一つ差し出してました
餌付け的な感覚になってしまったのはご愛嬌

クリス「はぁ?何トチ狂ったこと言ってやがる。お前頭大丈夫か?」

翠「いいから、一個あげますから食べてください」

クリス「何で見ず知らずのお前にンなもん強制されなきゃなんねぇんだよ!」

強情ですね...

クリス「とにかくどっか行け!あたしは絶対食わn」

ぐ~~~

クリス「...」

翠「...」

クリス「こ、これは...何だ、別にそういうんじゃねえ」

翠「つべこべ言わずに早く食べてください」

何お腹鳴らして意地張ってるんですか!

クリス「うるせえどっか行けって!」

あぁもう!
私は手に持った冷やしたい焼きの頭を少し齧り飲み込んで、それを見せつけます

翠「ほらっ!毒なんて入ってませんよ!いいから食べなさい!お腹も空いてるんでしょう!」

クリス「なっおまやめモゴッ」

ぐいぐいとクリスさんの口の中に冷やしたい焼きを押し込みながら我に帰りました
私何やってるんでしょう...

クリス「んくっ!ゴホッゴホッ...お、お前ばかっ!本当のばかっ!」

必死に飲み込んで口の中のものをなくしてから怒鳴ってきました
すみません否定出来ません

翠「な、何かごめんなさい、少し頭に血が上ってました...」


どうする?安価下

味の感想でも聞いてみる

もう一個食べます?とたい焼きをもって誘う

味の感想を聞きつつ、散歩に強制連行。
何かの縁なので友達を申し込む。

翠「...美味しかったですか?」

クリス「何を」

翠「これ、美味しかったですか?」

クリス「...うまかったよ、ひんやりしてて」

翠「ならよかったです」

でも少し騒ぎ過ぎましたね...人が集まってきてます

翠「少し移動しませんか?」

クリス「...つかお前は何でここに来たんだよ」

翠「私は散歩の途中だったんですけど...じゃあ一緒に散歩しません?」

クリス「散歩?何であたしまで」

翠「今なら冷やしたい焼きもう一個あげます」

クリス「...お前がどうしてもってんならもらってやらないこともない、行くならさっさと行くぞ」

翠「はいはい」

もう「どっか行け」とは言わないようです
もしかして餌付け成功ですかね

・・・

クリス「つうかお前、散歩するのにンなもん持ち歩いてんのか?」

翠「いえ...散歩ついでに寄ろうと思ってるところがあって、そこに差し入れに」

クリス「ふぅん...そこまでは付いて行かないからな」

そりゃそうですよね
私も別に二課に連行するつもりもありません

翠「...蒼井翠」

クリス「ん?」

翠「私の名前です、貴女は?」

クリス「...クリスだ。雪音クリス」

翠「じゃあクリスさん、せっかくこうして出会えたんですし、お友達になりませんか?」

クリス「はあ?次会うかもわからねえ相手とお友達?意味わかんねえぞ」

多分会うとは思いますけどね

翠「それでもいいじゃないですか、私はクリスさんとお友達になりたいんです」

クリス「...けっ、勝手にしろ」

翠「...はい、勝手にします!」

・・・

翠「もうすぐ目的地ですね」

クリス「ならあたしはここまでだ、じゃあな、翠」

翠「...!はいっ!」

クリスさんに名前、呼んでもらえました!

・・・

クリスさんと別れ、無事二課本部に着きました

弦十郎「ん?来たのか、翠くん」

翠「暇でしたので...あ、これ差し入れです、皆さんで...冷たいもの、どうぞ」

了子「あら~気がきく女はモテるわよ!翠ちゃん!」

緒川「わざわざありがとうございます、翠さん」

藤尭「わぁ冷やしたい焼き!いっただきます!」

友里「いいんですか?私たちまで」

翠「みなさんに買って来ましたので」

了子「あら?これ確か20個入り...来る途中食べたの?」

何と言いますか...

翠「猫にあげた...的な感じです」

・・・

その後自室にいたという翼さんも合流しました

翼「休日にも関わらず自分から来るとは関心ね」

そんな興味深そうに冷やしたい焼きを凝視しながら言われても...


どうする?安価下
(弦十郎さんに稽古をつけてもらうにしても、そもそも弦十郎さんのとんでもない身体能力をまだ翠ちゃんはこの世界で見ていないのに知っていること、そしてアームドギアがすでにあるにも関わらず体術を鍛えたい理由を考えなくてはいけません)

骨董品屋に行く

翼さんや緒川さんの影縫いってギアとか関係ない能力なんですか?

自主トレ

そうです、そろそろあれも買いたいですね
せっかくここまで来ましたし、ついでにお願いしてみましょう

翠「弦十郎さん、この後時間大丈夫ですか?」

弦十郎「あぁ、問題ないが...何で俺何だ?」

翠「ちょっとあとで重くて大きいもの買うつもりなんですけど...申し訳ないんですけど、家まで運ぶの手伝ってほしくて...」

弦十郎「なるほどな、わかった、俺でよければ協力しよう」

翠「ありがとうございます」

・・・

その後少し自主トレをしたり、翼さんと軽く昨日の戦闘について話したり、了子さんに捕まって櫻井理論を延々と聞かされたりしましたが、なんとか骨董品店に来れました

・・・

弦十郎「仏具店!?」

翠「はい、一番かっこいいのを買いに来ました」

弦十郎「意外というかなんというか...想像を絶する渋い趣味をお持ちのようで...」

いやいやそんなクリスさんじゃないんですから
クリスさんも違いますけどね

・・・

無事仏壇を買い、弦十郎さんに持ってもらって家まで来ました

翠「ここにお願いします」

弦十郎「ここに置けばいいんだな?よっと...」

まさか片手で担いで持って来るとは思いませんでした
あとは多分この辺の引き出しに...ありましたありました

弦十郎「ふぅ...」

翠「すみません、重たいものを持たせてしまって...助かりました」

ものっすごい疲れてますね弦十郎さん

弦十郎「剥き出しで運ばされるとは思ってなかったぞ...しかし、仏壇なんて買ってどうするつもりだ?」

私もまさか本当に剥き出しとは思いませんでした
でもいけそうでしたし
あ、あとここに来るまで7回職質されました

翠「遅くなってしまいましたけど...両親と妹の分の居場所をと思いまして」

いざ同じ身になってみると、やはりこういうことはするべきだと思うようになっていました
生前は仏壇なんて祖父母の家でしかみたこともなく、その意味もよくわかってませんでしたのに

さっき見つけた三人分の戒名を置き、四回鳴らして手を合わせます

お父さん、お母さん、よもぎ...
遅くなってごめんなさい
そして、『私』じゃなくてごめんなさい
私は『私』の代わりにはなれませんけど、『私』を汚すことはきっとしないと誓います
...月の破壊だけは見逃してください

弦十郎「そういうことだったのか...」

翠「次仏壇を運ぶ時は背負った方が楽だと思いますよ」

弦十郎「次はないと思いたいがな」

それはどうでしょう...

翠「疲れましたよね、今お茶出しますね」

弦十郎「お構いなく」

そういえば今ここであの本の写真見て貰えば要石わかりますかね?
それに稽古をつけてもらう話をするにしても今がチャンスでは...


どうする?安価下

骨董品店に聖遺物とか転がり込んでたりしないかな

あの本の写真見て貰い要石か確認する

最初会った時に緒川さんの影縫い見てるから
あの術は何なのか~、って聞いてからそれとなく二課の人たちは皆んな戦えるのかに話をシフトして行く

翠「そういえば、さっき行ったような骨董品店に聖遺物があったりしないんですか?」

お茶を出しつつ、ふと疑問に思ったことを聞いてみます

弦十郎「一応あぁいった商品等は店に並ぶ前に事前に念入りな検問調査をしているからな、裏取引でなければまずないだろうよ」

裏取引も二課ならNINJAがどうにかして調べてそうです
それでもなお調べられないのがフィーネさんなどの持つルートというわけですね

翠「あと、緒川さんと翼さんって『影縫い』が使えるじゃないですか」

弦十郎「あぁ、あれは翼が幼い頃緒川に習って身に付けたものだ」

翠「そもそも『影縫い』が出来る緒川さんって何者なんですか?っていうか『影縫い』って一体...」

弦十郎「あいつの家は忍びの家系でな、その関係で影を地に縫い付けることや水の上に留まることは容易い」

すみませんちょっと何言ってるかわかんないです
そもそも忍びの家系なら誰でもそんなこと出来るんですかね?

そういえば前にとある漫画で『外国人は日本に忍者がいるって信じてるらしいけどいてもいますなんていうはずがない』的な展開がありましたね
もしかして気付かなかっただけで生前も私の周りには影を地面に縫い付けたり水の上を走ったりする人はたくさんいたんでしょうか...

翠「二課のみなさんって全員そういう特技...というか、戦えるような技を持ってるんですか?」

弦十郎「いや、人並み以上に銃の扱いや運転、武術には長けているが、誰もかれもが緒川のようなわけではない」

翠「弦十郎さんは?」

弦十郎「俺は普通だ。まぁせいぜい翼のアメノハバキリの『天ノ逆鱗』を拳で留める程度だな」

翠「弦十郎さん、それは普通とは言いません」

しかしこれで言質が取れましたね

翠「それと、この間言っていた要石の話に関係してるんですが...」

引き出しから例の本を出し、写真のページを開きます

翠「これってもしかして、そのとき言っていた風鳴家の要石ですか?」

弦十郎「どれどれ...む、確かにこれは...この本はどこで?」

翠「うちに元々あったものなんですが...」

ビンゴですか!?


どうする?安価下

この本に心当たりはないか聞いてみる

翠「この本のことは私もよく...心当たりはありませんか?」

本を受け取ると、こう言っては失礼ですがゴツい肉体に似合わず丁寧に扱っていました

弦十郎「世界各地の遺跡に遺物...それにこの図は...差し詰め、聖遺物の手引書だな...俺からは何とも言えんな、だが、明らかにこの本は我々と同じこちら側の人間が作ったものだ」

翠「やっぱりそうですよね」

弦十郎「翠くんのアメノムラクモも両親から送られたものだそうだな」

翠「へ?あ、はい」

ちょっと了子さん!言ったなら言ったって言っといてくださいよ!

弦十郎「ウチの本家ならあるいは...」

あの本お持ち帰りですかね...


どうする?安価下

本について調べてみてもらえないか頼んでみる

情報提供として渡すが
家族の形見なので自分が見たい時にすぐ見れるような状況にしておくことを条件に出す

翠「あの、それじゃあ、情報提供という形でお渡ししますので、その本について調べて貰えませんか?」

弦十郎「それは、こちらとしてはありがたいが...」

翠「でも一応家族の形見ですので...こちらが見たいときにいつでも見られる状況にしていただければ、私の方は大丈夫です」

弦十郎「わかった、伝えておこう」

翠「ありがとうございます」

流石にここで「了子さんには内緒で」とは言えませんよね
どうなるんでしょう...

そういえば写真の人が『りっちゃん』のお姉さんに似てるとか、挟んであった紙に書いてある『クシナダ』が彼女の名前じゃないだろうか的なことも伝えた方がいいですかね
でもそこまで私が持っている情報を全て渡してしまうのも...
いっそフィーネさんが味方なら万事快調なんですけど

・・・

弦十郎さんは本を持って本部に戻っていきました
ふむ、そろそろ夕飯の時間ですね
またふらわーに行くもよし、スーパーでお弁当を買うもよし、思い切って料理してみるもよし


どうする?安価下
(別に夕飯の支度以外でも構いません)

ふらわーにレッツゴーする

翠「またふらわーでいいですよね」

あそこのお好み焼きは本当に美味しいですし
あぁ、なんだか常にいる響さんを馬鹿に出来なくなってきてる気がします

翠「今日はいつもと違うのにしてみましょうか」

お餅が入ってるのとか美味しそうですよね

・・・

ふらわーに着きました
今日は誰かいますかね

誰かいた?安価下
(「特に誰もいない」でも構いませんし、複数名書いても構いません)
(おばちゃんは基本います)

未来一人

未来「あら?翠ちゃん、また会ったね」

店に入ると、今日は未来さんがいました

翠「どうも...今日はお一人ですか?」

未来「うん、響が課題終わってないから家で缶詰。夕飯の時間も惜しんで」

翠「ご飯よりも課題を優先...!?」

あの響さんが...ご飯よりも!?
っていうか課題溜めちゃうのって奏者になってもならなくても変わらないんですね

未来「まぁ半ば強制的にそうさせたんだけどね」

わぁお未来さんいい笑顔
流石正妻

未来「翠ちゃんもこっち来て一緒に食べよ?」

翠「あ、はい、どうもです」

・・・

未来「翠ちゃんってここ最近結構見かけるよね、この辺に住んでるの?」

翠「はい、あっちの方に少し前に引っ越して来ました」

未来「あぁそれで...あ、おばちゃんありがとう」

おばちゃん「あいよ、ごゆっくり」

お好み焼き来ましたね
お餅入りのやつにしました

未来「そうだ、今日は私が焼いてあげる!」

翠「えっ...」

そ、それは大丈夫なんですか!?
未来さんお好み焼きは普通に焼けましたっけ...
ま、まぁきっとこう言うからには普段から焼いているということでしょうし、それに混ぜて鉄板に広げるだけです
失敗要素なんてひっくり返すところくらいしかありません
大丈夫...ですよね?


コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)

・・・

熱い鉄板の上
そこには、時折謎の破裂音が鳴る、青や緑や紫などのとてもカラフルな毒々しい円盤が
かつてお好み焼きと呼ばれた食べ物とは形以外似ても似つかぬ、どこか生命の神秘を彷彿とさせる何かが焼かれていました

ジャ◯アンシチューですかコノヤロー!!!

未来「あ、あれ?おかしいなぁ」

おかしいのは未来さんの頭の中です
何をどうやったらこんな色になるんですか
何が破裂してるんですか
お餅はどこに行ったんですか

おばちゃん「こりゃまた...ほい、普通のね」

見て見ぬ振りをし、今度は未来さんが頼んだ普通のお好み焼きを持って来ました

未来「...次、翠ちゃん焼いてみない?」

翠「ええっ...」


コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)

料理なんて碌にしたことのない私ですが、まぁまぁな出来ではないでしょうか
良くも悪くも普通の出来
形は少しだけ崩れてしまいましたけど...

未来「普通にちゃんと焼けてる...」

おばちゃん「お、こっちの子は上手く出来たね」

おばちゃんには全く敵いませんけどね

翠「えっと...じゃあ、未来さんどうぞ」

未来「そんな悪いよ、一人でお好み焼き食べて翠ちゃんにダークマター食べさせるなんて出来ないっ!」

自分でダークマターって言っちゃいましたよ

結局意見のぶつけ合いの結果、両方半分こすることになりました

未来「本当にごめんね...いつもはこうじゃないんだけど...」

翠「いえそんな...いただきましょう?」

とりあえず未来さん作の方を...あれ?なぜか甘い?

未来「辛っ!」

翠「あれ?そっちは辛いんですか?」

未来「へ?翠ちゃんの方は?」

翠「こっちは甘いです」

どうやって作ったんですか未来さん...あ、そうです

翠「こっちのも少し食べてみます?私もそっち少し食べてみたいです」

未来「え?いいけど」

翠「それじゃあ...」

箸で一口サイズに切って...

翠「はい、あ~んです」

未来「うえっ!?」

凜音ちゃんや夢姫ちゃんとやったときは最初は照れましたけど、慣れてくると楽しいですよね、これ

未来「あ、あ~ん...」

翠「どうですか?」

未来「う、うん、確かに甘いね///」

不思議ですよね~
これが野菜本来の甘さってやつでしょうか

未来「そ、それじゃあ私も?は、はい、あ~ん...」

翠「あ~ん...確かに少しだけ辛味を感じますね」

唐辛子っぽい辛さですね
どこから...

未来「翠ちゃん...意外とそういうところあるんだね///...やっぱり響には近づけさせないようにした方が...でも...」

翠「何か言いました?」

未来「ううん、何でもないの!何でも!」

どうかしたんでしょうか...

・・・

お好み焼きを食べ終えて、私も未来さんもそれぞれ帰宅することになりました

そして今自宅に戻って来たわけですが


どうする?安価下

女神様がシャワー浴びて待ってた。

とりあえずシャワー浴びてから何するか決めましょうか

バスタオルとパジャマと下着を用意してっと...

ちょっと待ってください
今気付きましたが浴室から音が聞こえます
シャワーの音...?
でも私は昨日の夜確かにシャワーは止めましたし、というか止め忘れてても今まで気付かないはずが

まさか誰か不法進入!?

その発想に至った瞬間、私の身体はガタガタと震え始めました
泥棒?それともそれ以外の何か...
私だって女の子である自覚はあります
自分の見た目に自信があるだとかそんなことはありませんが、それでも少しは警戒するわけで

と、とにかく、すぐに通報出来るようにしておいて浴室の様子を確認しましょう
最悪アメノムラクモで...

ペンダントとスマホ、そして武器としてフライパンを持った状態で、浴室の前まで来ました
そして警戒したままゆっくりとドアを開けると...


女神「あ、お帰りなさい」

翠「なぁにやってんですか貴女はっ!!!」

何で私の家で勝手にシャワー浴びてるんですか女神様!!!
何を、何をして

女神「一緒に入ります?」

翠「とりあえず風呂から出て来てください!!!」

・・・

翠「それで...どうしてここにいるんですか?」

やっと落ち着いた私は、風呂上がりで髪をタオルで拭いている女神様にお茶を出しながら聞きました
女神様ってこっちに来れたんですか
やっぱりエリス様みたいですね

女神「貴女の様子見...等ですね」

翠「様子見...?あ、そういえば『私』ってひとりっ子じゃなかったんですね」

女神「すみません、勝手ながら、知らない方が貴女の為かと思ってしまいまして...転生してからちゃちゃっと月を破壊すると思ってたんですよ」

翠「私もそのつもりでしたけど...」

で、でもまだ一週間経ってませんし


どうする?安価下

フィーネと手を組んだりできないか、月を破壊しても2期以降のストーリーも見られるのかが気になる

>>301
という風に相談する

翠「まぁそれはそうと、このままだと私、月を破壊出来なさそうなんです...」

女神「知ってます、もうすっかり二課の奏者やってますもんね。響さんの代わりに」

翠「そうなんですよ...やっぱり月を破壊するにはフィーネさんと協力した方がいいですかね?」

女神「ん~そうですね...それが手っ取り早いかも知れませんけど...上手く取り入る方法とか思いついてるんですか?」

どう足掻いても警戒されて殺されるビジョンしか見えません

女神「そういったことは私が協力出来ることもありませんし...それに彼女、フィーネは今はそれなりに神格があります。リインカネーション等の人知を超えた力を手にした結果ですね。私達の世界からのコンタクトもおそらく弾かれてしまいます」

翠「つまり、フィーネさんと手を組めるかは私次第...ですか」

女神「私としても罪滅ぼしにそのくらいはしてあげたいんですが...こればかりは」

罪滅ぼし?それほどのことをされたわけでもない気がしますけど

翠「あ、あとですね?もし仮に月を破壊出来たとして、シンフォギアG...二期以降の展開ってどうなるんですか?」

女神「月が消滅したところで次の瞬間人類滅亡というわけではありません。展開は大きく異なるでしょうが、月を破壊してもこの世界は続いていきますよ」

翠「一期で終わりではなく?」

女神「この世界は『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの世界観を忠実に再現しただけのちゃんと存在した世界です。最終回とかそういうものはありません」

翠「つまり目的達成しても私は死ぬまでこの世界と」

女神「転生はゲームではありませんからね、、ここまで行ったら終わりだなんていうものはありません」

まぁそんな気はしてました

女神「もし貴女のここでの人生を一つのお話のようにして語る存在がいたのなら、その彼もしくは彼女は貴女が月を破壊したところ、あるいはその少し先の展開までで終わりにするかもしれませんけどね。貴女が月を破壊してすぐに死んだりしない限り、特に何もなく寿命が尽きるまで描いていたらキリがありませんから」

翠「そんな存在いるんですか?」

女神「神の世界とか」

翠「なるほど、つまりアルタイルを潰せと」

なぁに言ってんでしょうねこの女神様は


どうする?安価下

もしかして前の「蒼井 翠」と会ったことがあります?

そういや翠の適合係数ってどんなもんなんだろ?
リンカー無しで大丈夫だから翼とクリス並みにはあると思うけど

翠「...もしかしてですけど、『私』に...もともとこの世界にいた『蒼井翠』に会ったことあります?」

女神「...なぜそう思ったんですか?」

翠「なんとなくです」

女神「...直接会ったことも話したこともありません。私達はなるべく下界に関わってはいけない決まりですから。それに、貴女が亡くなる少し前にはコンタクトも取れなくなっていましたし」

神様なのにコンタクトを取れなくなった?
そんなことあるんでしょうか

翠「あ、あと私の適合定数って...」

女神「奏者としては高過ぎず低過ぎずです。翼さんより少し下くらいですね。LiNKERなしでも問題なくギアを使える程度の適合定数と思っていただければ。それこそその辺は『櫻井了子』さんの方がより細かい数値がわかると思いますよ」

翠「そこは飛び抜けて高いとかいう転生特典ではないんですね」

女神「その場合は櫻井了子さんから最初の計測のときに言われているはずですし、もとからですからね」

翠「えっ?」

女神「あ、何でもないです」

どうする?安価下

アメノムラクモについて聞いてみる

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翠「まぁいいですけど...そういえば、どうして私の転生特典のシンフォギアってアメノムラクモ...天叢雲剣なんですか?」

女神「と、特にこれといった理由なんてないですよ、適当です。いくつか並べて目を瞑って指をえいって」

翠「さてはモールでのやりとり見てましたね...ていうか嘘ですよね?」

弦十郎さんに預けた本の内容も『ヤマタノオロチ伝説』を彷彿とさせるものでしたし、これが偶然とは考えにくいです

女神「こほん、天叢雲剣の基本性能は天羽々斬剣とそう変わりません。というか『剣』は本来どれも基本性能は同じです。強度、刀身の長さ等は異なりますが、それらに特別な力が宿るのは使い手の影響ですから...ごく稀に鍛治屋の念が込められる場合があり、そういった『剣』はその限りではありませんが」

翠「よくわからないです...とりあえずこの天叢雲剣にはどんな力が?」

女神「まず天叢雲剣は『八岐大蛇』『スサノオ』『アマテラス』『ニニギノミコト』『ヤマトタケル』を主な正式な持ち主として認めています。ここまではいいですか?」

翠「はい」

女神「その中でも特に天叢雲剣に強い影響を与えているのは『八岐大蛇』『アマテラス』『ヤマトタケル』です」

翠「『スサノオ』じゃないんですか!?」

女神「彼は八岐大蛇から奪い取ったに過ぎませんからね。むしろ天羽々斬剣の方が影響受けていると思いますよ」

そういうもんですか...あ、それじゃあ翼さんもいつか相手を櫛に変形させたり出来るようになるんでしょうか

女神「とにかく、例えば『八岐大蛇の生態』や『アマテラスの羽衣』、『ヤマトタケルの草刈り』等が強く反映されています。つまり持ち主の特徴や持ち主が天叢雲剣を使って行った出来事ですね」

草刈りって何ですか草刈りって

翠「剣そのものには関係なさそうなものも含まれてましたけど」

女神「簡単に言えば言霊というやつです。人から人へ伝えられた物語はその聖遺物に蓄積され、擬似的に再現出来るようになったのがこの世界のシンフォギアですから」

翠「わかるようなわからないような...」

女神「天叢雲剣に直接関係ないにも関わらず羽衣が装備されたり、他の聖遺物と違って『大蛇』という奏者とは別に意思を持つものを生み出すのは、そういった面があるからこそというわけです」

翠「な、なるほど?」

女神「...簡単に言えば八岐大蛇っぽいことは出来るし羽衣で空中に浮けるし草刈りの能力から飛躍して木々の伐採もお手の物ということです」

翠「最後のいらなくありません?」

女神「豆の木とか一発ですよ」

ジャックさんっ!


どうする?安価下
(あくまで『この世界のシンフォギア』の設定ですのであまり突っ込まないでください)

寝る

聞きたいことはあまり聞き出せませんね...自分で正解に辿り着けってことでしょうか

翠「まだ聞きたいこととか話してほしいこといっぱいあるんですけど...それより夜も遅いのでもう眠いです」

女神「朝たっぷり寝た割に...何でもないです」

育ち盛りなんですよ!

翠「女神様はどうするんですか?もう帰るんですか?」

女神「あれ?言ってませんでしたっけ?しばらくこのウチにご厄介になろうかと」

翠「そうですか、それじゃあおやす...へぇ!?」

女神「まぁこちらにも事情というものがありまして...『蒼井翠』さんのご家族にはもう挨拶しておきました、翠さんも私のことは姉とでも思ってくれれば」

女神様は仏壇の方を見ながらそんなことを宣っています
...もう何か色々疲れました、今はもう寝ましょう

・・・

翠「...狭いです、何で同じベッドに入ってくるんですか」

女神「いいじゃないですか、それとも何ですか、女神に床で寝ろと?」

この女神様もしかしてエリス様じゃなくてアクア様の方じゃないですか?

女神「あ、じゃあこうしましょう!私が翠さんのことを抱き枕の要領で抱き締めて寝れば少しは余裕が出来ます」

翠「本当何言ってるんですか!?ちょっ離してください!」

女神「まぁまぁ、翠さんもお姉ちゃんのこと抱き締めていいですから」

翠「も~~~!!!」

・・・

夢姫「今日はまた随分疲れてますわね...今日の曇り空みたいに少し暗い表情ですわ...」

翠「あぁ...夢姫ちゃん...おはようございます...」

凜音「もしかして機能も戦闘があったの!?」

翠「凜音ちゃん...いえ...そうではないんですけど...」

朝女神様の拘束(抱きつき)から出られず、その上なかなか目が覚めない
ので登校時間を考えるとギリギリの時間になってしまったり、シリアルより米を食べなさいとご飯を炊かされたり...
おかげですでにくたくたです

夢姫「今日は一時間目体育ですけど...大丈夫ですの?」

翠「が、頑張ります...」

・・・

何とか昼休みまで漕ぎ着けました
もはや意地です

凜音「翠は体育あんまだけどやっぱ音楽は歌上手いよね~、そりゃ戦えちゃうよ!」

夢姫「ですわね~、今度こそ3人でカラオケに行きたいですわ!」

凜音「それ!」

2人が何か言ってますが私は疲れ過ぎてちょっとよくわかりません

凜音ちゃん、夢姫ちゃんと何か話す?安価下

2人は料理は得意なほう?

翠「んあ~...そういえば~、二人って料理は得意な方ですか~?」

夢姫「話し方だけで相当疲れてるのがわかりますわ...えっと、お料理ですの?」

凜音「急に何で?」

翠「今後...料理出来なきゃいけなくなる気がするんですよ...辛いです~!」

多分お米食べるようになったらおかず必要ですよね?買ってきたお惣菜だとどっかの女神様に文句言われそうな気がしますし...

夢姫「もしかして...彼氏さんですの?」

凜音「えっそうなの!?」

翠「ないですね~」

夢姫「そ、そうですか」


凜音ちゃんの料理スキルコンマ下1
夢姫ちゃんの料理スキルコンマ下2
(00~99で高いほどスキルも高いです)

はい

うぇい

えぇ…

夢姫「恥ずかしながら...お料理は2度としてはいけないとお父様とお母様に言いつけられていまして...」

翠「...何か深い理由が?」

夢姫「...昔、具なし塩なしの簡単なおむすびを、メイドさん達にお願いして自分で作らせていただいてお父様とお母様に出してみたんですの、そしたら...お二人とも生死の境を彷徨ってしまいましたわ...お医者様からもその日「今夜が峠」と...」

翠「待ってください具なし塩なしって炊いたお米を丸めるだけですよね!?」

夢姫「一命は取り留めましたわ...でもその日以来お料理だけはしてはいけないと...」

これはもしや未来さんと同等かそれ以上でしょうか...

凜音「私はなんか色々量とか計ったりするのがめんどくさくってさ~、TKGくらいなら作れるよ!あとカップ麺!時計とか無しで3分完璧に計れるし!感覚で!」

調さんくらいでしょうか...

二人とも料理上手というわけではなさそうですね...あわよくば料理を教えてもらいたいと思っていたんですけど...


何か話す?安価下

クリスの容姿を伝えて、もし見かけたら教えてもらうようにしておく

今度一緒にカラオケに行かない? (二人の運動神経ってどんなもんだろ)

翠「あ、そういえば」

夢姫「どうかしました?」

クリスさんの動きは出来るだけ知っておきたいんですよね
先の展開に関わる人物ですし、響さんが...融合症例がいない場合フィーネさんがどんなことをさせるのかもわかりませんし

翠「『雪音クリス』っていう人がいるんですけど...もし見かけたら教えてもらえませんか?」

凜音「ん~?いいけどどんな見た目の人?あとその名前どっかで聞いたことあるような...」

見た目...えっと...

翠「銀髪で、頭の後ろの下の方で髪を二本に結んでて...背はあんまり高くないんですけど、胸はすごく大きいです。多分高校生くらいの年齢...あとよくイライラしてます」

凜音「なるほどね~、うんわかった、見かけたら連絡するよ!」

夢姫「...ねぇ、翠さん、その方とはどういった関係ですの?どうしてその人のことを見かけたら教えて欲しいんですの?」

どう答えましょう...二課に所属してない奏者だからと言うのもマズイですよね、二課はクリスさんが偶にこの辺をうろついているなんて知りませんし...


どう答える?安価下
(返答を解決してからカラオケのお誘いです)

仲良くなりたいから
(知り合ったけど連絡先を聞き忘れたみたいな言い訳しつつ)

この前、街で会って友達になったのだけどうっかり連絡先交換を忘れちゃって のような感じで

翠「え~っと...もう少し仲良くなりたいから...ですかね。この前街で会ってお友達になったんですけど、連絡先聞くの忘れてまして...私の方の連絡先も教えてませんし...」

凜音「お、翠どんどんたくましくなってるね」

翠「そ、そうですか?」

凜音「私もそんなに翠と長い付き合いじゃないけどさ、少し前までは誰かに自分から話しかけに行ったり距離詰めようとしたりしなかったじゃん?」

翠「そうでしたっけ...」

もしそうなら、私が変われたのはきっと二人の存在があったからですね

夢姫「...お友達?翠さんはその方とお友達になったんですの?」

翠「え?そ、そうですけど...」

夢姫「ふぅん...そうですか...」

あ、あれ?少し怒ってます?
何か気に触ること言いましたか?

翠「えっと...そ、そうです!今度一緒にカラオケ行きましょう!この間行けなかったリベンジで!」

夢姫「...!そうですわね!今度こそですわっ!」

よかった、機嫌は治ったようです
そうこうしているうちに昼休み終了まで残り五分を切っていました

・・・

放課後はいつものように二課です
今日は何をしましょうか


どうする?安価下

司令とか緒川さんとか翼さんあたりの人に
戦い方の教えを請う

小川さんに出来たら影分身を教わろう。

やっぱり必殺技作っただけでは不安ですよね...
ここは誰かに戦い方の教えを請うことにしましょう
ネフシュタンにしろアメノハバキリにしろ、いずれ戦うことになったときアームドギア奪われて負けましたでは悲しすぎますし、アームドギアあっても負けましたではもうどうしようもありません

誰がいいですかね...弦十郎さんや緒川さん、翼さんあたりがいいですよね
とりあえず最初に会った人に相談してみましょう


誰に会った?コンマ判定下1
01~25 弦十郎さん
26~50 緒川さん
51~75 翼さん
76~99 今日に限って三人とも留守
ゾロ目 雑音警報

はい

・・・

翠「私に戦い方を教えてもらえませんでしょうか!」

弦十郎「何だいきなり!この俺が...君に?」

第一村人状態だった弦十郎さんにとりあえずアタックです
貴方がとんでもない戦闘力を持っていることはすでに言質も取ってあります

翠「この間の模擬戦でいくつか技を作ったのはいいんですけど、私戦いに関してまるっきりの素人ですし...それにもし戦いの最中アームドギアを失っても戦えるように、もっと強くなりたいんです」

弦十郎「...何があって突然そんな見え透いた嘘をついてまで俺を頼ったのかは聞かん、だがこれだけは聞かせてくれ。君に起こったその何かは、君がすぐにでもさらに強くならねばいけないと思わせるようなものなのか?」

...流石に無理がありましたか?いえ、きっと私が焦っているように見えたのでしょう
今の所、最初に翼さんや緒川さんに捕まったときを除けば敗戦や苦戦はありません
それに昨日までそんなこと一言も言っていなかったのに、急に強くなりたいと言い出したら誰だって心配します
私としては今後ノイズ以外の脅威が待ち構えていることを知っていますが、それを言うわけにもいきませんし...

何て返答する?安価下
(弦十郎さんがダメなら次の村人探しです)

友達と一緒にいる時に襲われた事があって、もしもあれよりノイズの数が多かったら・・・と考えてしまって自分の力を鍛えたいと思った

友達ができたから
その友達を守りたい、心配をかけたくない、みたいな感じで

翠「...一昨日、友人と一緒にいるときにノイズに襲われました」

弦十郎「...そうだな」

翠「あのときは何とかなりました。敵もそこまで多くなく、冷静に対処出来ました。でも...もしまた同じようなことがあったら!次はもっとたくさんのノイズが襲ってくるかもしれない!私だけじゃ抑えきれないかもしれない!...そんな風に考えてしまったんです」

弦十郎「...それはどれだけ強くなっても解決しないことだ」

翠「それでもっ!...守りたい人達が出来たんです。私は大丈夫だよって、心配しないでって、そう言ってあげたいんです!鍛えたいんです!何があっても守れるような、そんな強さが欲しいんです!」

弦十郎「...」


コンマ判定下
奇数 わかった
偶数 ダメだ

よしよし

弦十郎「...はぁ、わかった。だが、俺のやり方は厳しいぞ」

翠「...!はいっ!」

弦十郎「ときに翠くん、君はアクション映画とかは嗜む方かな?」

あ、そこはやっぱり変わらないんですね

・・・

その後本部の映画鑑賞室で燃えよド◯ゴンを弦十郎さんと一緒に鑑賞し、帰路に着きました
特訓着(おそらく例の黄色いジャージです)が本部にはないので、明日からは直接弦十郎さんの家の方に寄ってほしいとのこと
私も言い出したからには根を上げないように頑張りませんと!

そういえばさっき弦十郎さんに話したこと、考えるより先に口から出ていました
それになぜかそのとき脳裏に一瞬、よもぎやりっちゃん、りっちゃんのお姉さんの姿が過ぎった気がします
写真でしか見たことがないはずなんですが...

翠「そんなことより今は夕飯ですね、やっぱり家で何か作らなきゃダメでしょうか...」


安価下
1 スーパーで何か材料を買う
2 あんな女神様なんて知らない、ふらわーに行こう

翠「...何か材料でも買って帰りましょう」

料理の上達も地道にですよね

・・・

スーパーに着きました
っていうかそもそも今夜何作りましょうか
それを決めないと材料買えませんよね


何作る?安価下

オムライス

ここは比較的簡単そうなオムライスにしましょう!
あんなものご飯とケチャップをレッツ・ラ・まぜまぜして卵のお布団かけてケチャップで落書きするだけで完成するはずです

となると必要なのは...ご飯は朝余ったのを女神様がラップで包んで冷凍庫に入れてましたからきっとあれを使えば平気でしょう
家にケチャップありましたっけ?卵はなかったと思います

翠「まぁケチャップと卵買えばいいですよね」


コンマ下1
奇数 誰かに遭遇
偶数 特になし

誰に遭遇した?安価下2
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)

関西弁風の女性とか良いのかな? ダメなら同級生二人で

「あぁ~~~!!」

びくっ!
な、何ですかいきなり!?ってこの感じ既視感ありますね
大声出した人の方を向くと

「スイちゃん?スイちゃんやんな!偶然やな~会いたかったわぁ!!」

翠「っ!」

もしかして...電話の関西弁の人ですか!?


どうする?安価下
(まさかの名前すら知らない状況での遭遇)

どちら様ですか?とすっとぼけてみる

ど、どうしましょう!
まさかこんなところで会ってしまうなんて!
ですが私の方はほとんど彼女のことを知りませんし...ここは思い切ってすっとぼけ作戦です!パンツァー・フォー!

翠「...どちら様ですか?」


コンマ下1
奇数 誤魔化せた!
偶数 誤魔化せなかった!
ゾロ目 さらに誰か来る

誰が来た?安価下2
(コンマ下1がゾロ目だった場合のみ採用)

はい

「いやいや何言うとるんスイちゃん、ウチがスイちゃんを間違えるわけないやんか!もう冗談キツイわぁ」

だ、ダメでした

翠「えっと...その...」

私が言い淀んでいると、何かを察したように彼女は困った顔で頭をかきました

「ありゃ、もしかしてウチの顔忘れた?電話してくれたし覚えててくれたと思っとってなぁ、それならしゃあないね、堪忍な!ウチよウチ!


関西弁の女性の名前安価下1~3から後に多数決
(ようやく流れが!ここしかない!)
(原作組に関係ありそうな名前でもい構いませんし、無関係そうな名前でも構いません)

雨霧 薫 (あまぎり かおる)

蒼井 真紅(あおい しんく)

難波笑美

1...雨霧 薫(あまぎり かおる)
2...蒼井 真紅(あおい しんく)
3...難波 笑美((多分)なんば えみ)

安価下1~5で多数決
(レスに1~3のどれかの番号を書いてください)
(ここで選ばれなかった名前は今後使う予定は今の所ありません)
(なんだかまたしても女神様の嘘が発覚しそうな名前とかアイドルみたいな名前がありますねぇ...でもティキとか書かれなくてよかったです)

3

1

3

1

3票入ったので1で行きます

・・・

「ありゃ、もしかしてウチの顔忘れた?電話してくれたし覚えててくれたと思っとってなぁ、それならしゃあないね、堪忍な!ウチよウチ!雨霧薫!もうウチの顔忘れんといてな?」

『雨霧薫』...この人は雨霧薫さんというのですね
よくわかりませんがようやく名前を知ることが出来ました!

翠「すみません薫さん...」

薫「ええってええって!ウチもいくら久しぶりやからて名乗らんと混乱させてしまうね、顔合わせたの何年ぶりかもわからんし」

呼び方も『薫さん』で合ってそうですね
どうにか話を繋げられそうです


どうする?安価下

なんの用事でこちらへ?

翠「あの、薫さんはどういった用でこちらに?」

薫「お菓子の調達」

...はい?

翠「ちょっと言ってること全然わかりません」

薫「ウチも、一応ウチんとこの施設にも売店みたいのはあるんよ?でも品揃えが新しい上司のお眼鏡に叶わんかったらしくてな?日本のお菓子がいい言うとるから時々日本人の職員は交代で調達させられるんよ。今回はウチの番。噂やと子供が隠してたお菓子も容赦なく食べるなんて話もあるんやで?その上司」

ダメですね、その新しい上司さんのシルエットがますますハッキリしてきました
甘くとろけてクセになるぅとか言いそうです

薫「でもその代わりその日のうちは実家とか帰って泊まってきてもええって言われててな?それでせっかくやし、帰る前にスイちゃんのとこ寄ろうと思っててん!いやぁまさかその前に会えるとも思っとらんかったけども!」

翠「そ、そうだったんですか」

あ、危なかったです!下手したら家にいるときに突撃されるところだったんですね!?心の準備とかあったもんじゃないです!
いえ、この状況も十分心の準備とかあったもんじゃないんですけど

薫「スイちゃんは?」

翠「私はその...夕飯の材料を買いに」

薫「えっスイちゃん自炊出来るようになったん!?」

翠「いえその...まだ練習中です...」

嘘です練習すらしてません
せいぜいお好み焼き焼いたくらいです

薫「なるほどなぁ...」


どうする?安価下

夕飯一緒にどうかと家に誘う
女神様が何かしら反応するかもだし

翠「...せっかくですし、この後ウチで夕飯ご一緒しませんか?」

どちらにしろ寄るつもりだったようですし...

薫「えぇ~そんなん悪いわぁ」

翠「大丈夫ですよ、あ、でも今私以外にもいますけどそれでもよければ」

女神様に朝のちょっとした仕返しです
ここでよくある『貴女以外には見えてないアンチバリア』とか言われたら残念ですが

薫「ウチはかまへんけど...ええの?」

翠「もちろん」

薫「...じゃあ少しだけ寄らしてもらうね?」

・・・

ケチャップと卵を買い、薫さんもきのこやたけのこのお菓子をそれぞれ箱買いして私の家に来ました
箱買いしたお菓子は持ってた台車で運んでました
明日は指定された場所に持って行って施設まで運ぶらしいです
施設の場所は秘密だからって窓もなく外の音も防音で聞こえない航空機があるなんてすごいと思いましたが、それをわざわざお菓子の調達に使っちゃうのもすごいです

薫「住所は聞いとったけど、来るのは初めてやからちょっと緊張するよ」

翠「特に何かあるわけじゃないんですが...どうぞ、くつろいでください」

薫「お邪魔します~」

家に入ると、案の定女神様はいました
居間でソファーに座り、どこから持ってきたのか文庫本を読んでますね
というかあの本多分私のですね
でも何故か昨日まで着ていたキラキラした女神っぽい服じゃなくて普通のワンピース着てます
あのワンピースは知らないやつです

薫「あれ?なんやショウちゃんやん!いつ日本に戻って来たん!?」

翠「!?」

女神「あはは...久しぶりですね、薫さん」


どうする?安価下

どんな関係なのか聞く

やはり関係性はあったか

翠「あの...お二人って知り合いだったんですか?」

薫「なんやショウちゃん、話してないんか?」

女神「昨日ここに来たばかりですので...」

薫「そういやショウちゃんスイちゃんと初対面やない?偶にしか日本に戻って来んしいつもタイミング合わんからスイちゃんと会えてへんかったよね?」

女神「そうですね、でも昨日1日でもう仲良くなれましたよ、今や私は翠さんのお姉ちゃんです」

薫「まだそれやっとるんか...」

翠「あの...お二人はどういったご関係で?」

なんだか親しげですし

薫「そうやね...なんて言ったらええんかな...友達?共通の友達がおって、そこから仲ようなったし友達やね!中学の頃からの付き合いなんよ」

中学!?あの女神様この人が中学の頃からちょいちょいこの世界に来てるんですか!?干渉しまくりじゃないですか!

翠「ちょっと来てください」

女神「あっはい」

翠「すみません、薫さん少し待っててください」

薫「?」

・・・

私の部屋に女神様を連れ、ドアを閉めました

翠「さて、どういうことですか?」

女神「それは私の台詞です!何で家に誘ってるんですか!私が千里眼で見てなかったら女神バージョンの衣装で鉢合わせするところでしたよ!」

翠「あ、それも聞きたかったんです、そのワンピースどうしたんですか?」

女神「くるりんミラーチェンジ的な」

翠「つまり女神パワーで?」

女神「乗ってくださいよ...そうです!女神パワーで服装を変えるなんて朝飯前です!今は夕飯前ですけど」

翠「あと薫さんの言ってたことは本当ですか?」

女神「ちょいちょいこの世界に来ていたのは本当です。こちらにも事情がありめして...その時以外は海外を飛び回ってることになってますので」

つまり女神様だってことは隠してるってことですか

・・・

翠「お待たせしました」

薫「待ってへんよ、何の話してたん?」

女神「何でもないですよ~」


どうする?安価下

夕食のオムライスを作る

翠「とりあえず夕飯作っちゃいますね、薫さんも座っていてください」

薫「ありがとね~」

さて、やりますか
ケチャップよし、卵よし、冷凍してあったご飯よし、フライパンよし、しゃもじよし、菜箸よし

翠「お好み焼きも何とか焼けましたし、今回もきっと!」


コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)

メシマズになる運命でもあるのか

・・・

女神「...翠さん?ご飯解凍しました?」

翠「え?しましたよ?レンジで」

薫「...スイちゃん?ケチャップライスと卵フライパンで焼く時油敷いた?」

翠「いやですね~薫さん、そんなことしたら油っぽくなっちゃうじゃないですか~」

どうしたんでしょう
ご飯が二人分しかなく、作ったオムライスはお二人に食べてもらったんですけど、変なことを聞いて来ます
あ、私は仕方がないのでカップ麺です

女神「ケチャップで描いたイラストが地味に上手いのがまた...」

薫「せやね...一目でウチらってわかったよ」

翠「...?」


どうする?安価下

良ければ、料理を教えてもらえないかと聞いてみる

翠「でも私、あまり料理って得意じゃないと思うんですよ...これまで料理したことほとんどないのでわかりませんけど。でもやっぱり一人暮らしするのに料理スキルって多分必要ですよね...」

家庭科の調理実習のときは何故か班の人達の推薦で洗い物専門でしたし

女神「お米...お米まだ冷たいです...」

薫「あまり...やないんやないかな~」

翠「ん?何か言いました?」

薫「いやいやなんでもあらへんよ」

何かボソボソ言っていた気がしましたけど、よく聞き取れませんでした

翠「...そういえばお二人って料理得意ですか?よければ教えて欲しいんですが」


女神様の料理スキルコンマ下1
薫さんの料理スキルコンマ下2
(00~99で高いほどスキルも高いです)

はい

お好み焼き成功してるんだから50以上確定とかにならないのか

女神「お米が...えっはい?何です?料理?料理は...得意とは言えませんけど、少なくとも最低限の知識はあるつもりですよ。知識はあってもそれを活用出来ないことが多々ありますけど」

薫「ウチは結構得意な方やと思うよ?家庭料理とかはほとんど作れるし?」

女神「そうですね、薫さんがいたおかげで、私は『関西人はたこ焼きとお好み焼きしか作れない』という知識が間違えていることに気付けたんですよ」

翠「とんでもなく失礼なこと思ってたんですね」

たこ焼きもお好み焼きも混ぜて焼くだけみたいなものじゃないですか
そういえばふらわーで焼かせてもらったときおばちゃんは鉄板に油みたいなものを塗ってましたね
滑りやすくしてひっくり返しやすくするコツか何かなんでしょうか

女神「それを話したときの薫さんは本当に怖かったです。道頓堀に沈められるかと思いました」

薫「本当にする人なんてそんなおらへんのにね」

少しはいるんでしょうか

薫「けど仕事もあるし...有給使って月2くらいで教室開いたげるよ!もちろんその他に用があれば呼んでくれてええからね!」

翠「ありがとうございます!」


どうする?安価下

今日のところは解散で

聞きたい事はあるけど、突っ込むところがいまいち見つかってないのよね

薫「っと、そろそろウチは家に帰るね」

翠「帰っちゃうんですか?」

薫「しばらく留守にしとったからちょい心配なんよ。またそのうちこっちに戻ってくるよ」

女神「明日はすぐに施設に戻るんですか?」

薫「仕事たんまりあるさかいしゃあないわ」

ということはしばらくお別れですね

薫「あ、そうやったそうやった...」

薫さんは仏壇の方に向かい、4回鳴らして手を合わせました

薫「先生方、ご無沙汰してます、雨霧です。もう知っとると思いますけど、今でもスイちゃんと仲ようさせてもろうてます。ホウちゃんも久しぶりやね、確かホウちゃんが小1の頃合った以来か、お姉さんのこと覚えてる?」

女神「28でお姉さんって...ぷぷっ」

薫「スイちゃんの姉気取ってるやつが何か言うとる...そっちでお友達出来た?スイちゃん料理上達させたいんやて、立派なお姉ちゃんやね...先生方、後でお墓の方にも寄りますね、ホウちゃんもまたね」

・・・

その後薫さんはまたいつでも電話してと言って帰って行きました
ちなみにその際女神様に連絡先を教えてと言ってましたがスルーされてました
女神様って携帯とかスマホとか持ってるんでしょうか


どうする?安価下

薫さんって何されている方で、以前の『私』とどういう関わりがあったんですか?

翠「女神様女神様」

女神「女神です」

翠「薫さんって何されてる方で、以前の『私』とどういう関わりがあったんですか?」

女神「『蒼井翠』さんとの関係は...元生徒と恩師の娘、ですかね。薫さんの通っていた中学校の教師、それが『蒼井翠』さんのご両親です」

だからさっき『先生』って...職場婚?

女神「それと薫さんの職業ですが...それは大体検討ついてますよね?」


何て答える?安価下

アメリカの聖遺物研究機関の職員?

翠「アメリカの聖遺物研究機関の職員...ですか?」

女神「はい、米国の聖遺物研究所『F.I.S(米国連邦聖遺物研究機関)』、そこの研究者です!よくわかりましたね翠さん!花丸です!ご褒美にお姉ちゃんがなでなでしてあげましょう!」

翠「なぜ...」

頭を撫でくりまわされ、ふらふらしながら考えました
薫さんが聖遺物のことを知らなかったということは、それこそ本当に下っ端の研究者でしかないのでしょう
組織名に『聖遺物』って入ってるくらいですから、その研究のほとんどに聖遺物が関わってくるはずですし

翠「『私』の周りにはまだ本編の流れに関わりがありそうな人がいたんですね...それともこの世界に思いの外聖遺物が広く関わっているということでしょうか」

散歩歩けば聖遺物、みたいな現状になりつつある気が

女神「でも大半は特異災害対策起動部二課の奏者になったからですよね」

翠「その前に『私』の家から意味深な本が出てくる時点で確信犯ですよね?」

女神「た、偶々ですよ」


どうする?安価下

女神様の本名(?)を聞いてみる

あと、現状で女神さまに他に確認したい事あるかな?
ないなら寝た方が良いか

翠「あ、あと女神様、薫さんに『ショウちゃん』って呼ばれてましたよね、女神様の本名って何て言うんですか?」

女神「それは内緒です」

翠「えぇ...」

女神「薫さんにも偽名しか教えてませんし、神様はそうやすやすと名前を公開してはいけないんですっ」

翠「どうしてもですか?」

女神「どうしてもです!少なくとも今は絶対に言えません。知りたければご自分で推理してみては?ミステリー好きなんですよね?」

最近色々あったせいでミステリー読む時間ほとんどないんですよね
学校の休み時間も凜音ちゃんや夢姫ちゃんとお話してますし


他に聞きたいことある?安価下
(なければ就寝です)

就寝

翠「...はぁ、もういいです。明日も学校ですしもう寝ましょう」

女神「はい、それがいいと思います。早くお風呂入って寝ましょう!お姉ちゃんが背中流してあげますよ!」

翠「本当にその姉気取りなんなんですか!?」

・・・

今朝はどうにかいつも通り登校出来ました
というか朝起きたら抱きついてきていたはずの女神様が先に起きて朝食作ってました
それが出来るなら昨日もそうして欲しかったです
ちなみに朝食はご飯に味噌汁に卵焼き
...おかずになるような食材も買ってきた方がいいですかね

凜音「おっはよー!」

夢姫「おはようございます」


コンマ下
奇数 クリスさん目撃情報あり
偶数 特になし
ゾロ目 雑音警報

そい

凜音「あ、そうだ!昨日言ってたクリス?さんっぽい人見かけたよ!」

翠「ほ、本当ですか!」

夢姫「...」

まさか昨日の今日で目撃情報が入ってくるとは思いませんでした


昨日のクリスさんどんな様子だった?安価下
(どこで何をしていたか的な)

公園で幸せそうにタイヤキ食べてた

翠「どんな感じでした?」

凜音「なんかね~、公園のベンチで幸せそうにたい焼き食べてたよ」

たい焼き?
もしかして一昨日のが気に入ったんでしょうか
まぁあれは冷やしたい焼きでしたけど

凜音「それ見てさ、さっそく翠に連絡しなきゃ~って思ったんだけど...なんか突然立ち上がって何か言った後どっかに走ってっちゃったんだよね...ごめんっ!もう少し早く見つけてれば連絡出来たのに!」

翠「そんな...私としては今後公園に来る可能性がわかっただけで大助かりですし、ありがとうございます!」

急にどこかへ行ったということはフィーネさんから何か命令が来たんでしょうか
そういえば昨日了子さん見かけてませんね

夢姫「公園...」

・・・

昼休み
早くも周りから『いつもの3人組』と呼ばれ始めた私達はいつものように屋上のベンチで話していました

夢姫「そういえば翠さんは今日も放課後二課に行くんですの?」

翠「今日はちょっと違いますね、特訓するために風鳴家の方に」

凜音「特訓!?何か楽しそう!」

きっとあれは楽しくはありません


何話す?安価下

身の回りで変わった事とかあった?

翠「それはそうと、最近身の回りで変わったこととかありましたか?」

夢姫「変わったことですか?」

凜音「変わったことねぇ...」

二人は少し考え込むように腕を組んで唸ってます
動きがシンクロしてますね、可愛いです


凜音ちゃんコンマ判定下1
夢姫ちゃんコンマ判定下2
奇数 あった
偶数 なかった

凜音ちゃん何があった?安価下3
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)
夢姫ちゃん何があった?安価下4
(コンマ下2が奇数だった場合のみ採用)

どうなるかやら、適正あったり

深夜に女性の歌声が聞こえる

料理の腕が上達した

凜音「変わったことと言えば、ここ最近深夜に女の人の歌声?みたいなのが聞こえてくるんだよね~」

翠「えっ怖い話ですか?怖い話なんですか?」

ホラーはあまり得意じゃないんですけど...
でも歌...これも何かしらの事件に関係が?

凜音「なんかね~...」


どんな感じの歌?安価下
(楽しそうや悲しそうといった感情、誰でも知っている歌なら曲名も)

楽しそうな歌

逆光のフリューゲル

凜音「楽しそうな感じの歌声だったよ?」

翠「楽しそう...?」

楽しそうな歌声が毎晩聞こえるのもそれはそれで怖いですけどね

夢姫「その歌声、何の曲かはわかりませんの?」

凜音「んとね~聞いたことある気はするんだけど~...『はーるかーかーなたー』とか『みーたーことーないーせーかいのーはーてへー』とか『いっしょーにーとばーなーいかー』とかそんな感じの歌詞だったと思う」

夢姫「『遥か彼方』...『見たこと世界の果てへ』...『一緒に飛ばないか』...」

翠「それって...」

思い当たる曲がありますね
あれですね

私はスマホでその曲を検索し、動画サイトに上がっていたそれを再生しました

翠「これですか?」

『逆光のフリューゲル』

ツヴァイウィング...翼さんと奏さんのデュエットが出した曲
一期の1話、もとい2年前のライブでも歌われ、『虹色のフリューゲル』の元となった歌

凜音「あ、そうそうこれこれ!かっこいい声ですごく楽しそうにこれ歌ってた!いい歌声だから怖がる前に聞き入っちゃうんだよね」

夢姫「それ、何か刷り込まれてません?少し気を付けた方がいいかもしれませんわよ」

凜音「そう?」

・・・

夢姫「わたくしは変わったこととは少し違うんですけど、なんと料理の腕が上達しましたの!」

翠凜音「「!!!???」」

翠「料理を、したんですか!?」

凜音「は、早く自首しに行こう!私も付いていってあげるから!」

翠「私も一緒に行きますから!」

夢姫「...あの、わたくし誰も害してませんわよ?」


夢姫ちゃんのスキルアップ値コンマ下
(夢姫ちゃんのトータル料理スキルは05+コンマ下の数値です)

はい

才能あるな

すごい成長

以前は知識が全くなかったんやろなぁ

殺傷能力が向上したとも取れるぞ。

夢姫ちゃんの料理スキル
05→73(現段階料理スキルが判明しているメンバーの中で最下位から2位にランクアップ)

・・・

夢姫「実は、昨日お話ししたあと、お家でこっそりお料理に挑戦しようと思いまして」

凜音「思っちゃったか~」

夢姫「お料理が趣味だと言っていた新人のメイドさんにこっそり相談しましたの」

翠「ほうほう」

メイドさんいるんですか

夢姫「そうしたら「料理の基礎は本を読んだりするより実際にやって見ながらの方が覚えられますよ」と...そういえばびっくりしましたわ!お米って洗濯機で洗ってはいけないんですのね!」

そりゃ洗濯機でお米洗ったら回収作業大変でしょうし

凜音「洗剤で洗うとかいうネタは見たことあるけど、流石に洗濯機はないよ...」

夢姫「他にも驚くべき事実が沢山判明しましたわ!それに...お料理の基礎やコツ以外に、お料理を作るのにとても大切なものも教えてもらいましたわ...そのおかげで、最終的にはメイドさんにも「クックパッドに載せられるレベルにまで上達しましたね」って褒められましたの!」

主人?を褒める新人メイドとは一体
いえ、そんな新人もきっといるところにはいるということでしょう

夢姫「ですから!今度お出かけするときはわたくしがわたくしと翠さんと凜音さんの分のお弁当、つまり三人分のお弁当を作ってこようと思いますわ!」

翠凜音「「っ!!!」」

し、信じてもいいんでしょうか...

メシマズ卒業か…翠はコンマ次第だからいつ抜け出せるか…

夢姫「というわけで!今度のお出かけのときはお昼は抜いてきてほしいですわ!」

凜音「お、おう...わかったよ」

翠「わかりました...」

しかし夢姫ちゃんのこの自信
信じましょう、彼女を
そして新人メイドさんを

・・・

そんなこんなで放課後
風鳴家に着くと、既に黄色いジャージに着替えた弦十郎さんがいました

弦十郎「映画の内容は覚えているな?これに着替えたらさっそく特訓だっ!」

渡された黄色いジャージ
でもサイズはピッタリだったので響さんのとは違うものかもしれません
っていうか何で弦十郎さんはいろんなサイズの黄色いジャージ持ってるんでしょうか


どんな特訓する?安価下

置き斬撃とか活かせるようにスピード重点で

弦十郎「まずは、翠くんの置き斬撃を有効的にするために脚を鍛えるぞ」

翠「ししょー」

弦十郎「しっ!?...何だ、翠くん」

翠「つまりどういうことですかー」

弦十郎「ぬぅ...斬撃を空中に留め、任意でそれを放つのはそれなりに凡庸性が高いが、最初に斬撃を準備出来なければ意味がないからな。この間の模擬戦のように自分がいたところに誘導出来れば楽だが、それをいつも出来るわけではない」

翠「だから脚を早くしてどこにでも先回り出来るようにした方がいいってことですか?」

弦十郎「そういうことだ」

・・・

軽く拳法?よく知りませんが燃え◯ドラゴン的な動きをした後、今度は体操着に着替えて走り込みでした
とりあえず基礎からいくそうです

翠「ししょー...はぁ...最初に...黄色いジャージ...はぁ...着る必要...はぁ...はぁ...あったんですか...けほっ」

弦十郎「あぁいうのは気分が大切だっ!」


次何する?安価下
(さらにスピード重視を続けても構いません)
(出来れば特訓内容もお願いします)

新技開発、UBWとか

剣術を鍛える

剣劇のスピードや精度を上げるためにも木刀で練習

如何せん戦闘スタイルが違うから響みたいに体術強化一点って訳にもいかんか

弦十郎「次はやはり剣術だな、翼は結局実践を重視したが、本来剣を扱うにあたってそれは最も優先すべきものだ。新技開発にも少しは役立つだろう!」

ついに剣術ですか
スピードと精度の向上も兼ねて木刀で

・・・

弦十郎さんは「よく見てその技を盗むんだ」と言って剣道の試合、剣豪の剣術等のDVDを持ってきました
だから何で基礎のDVDとかじゃないんですかね

・・・

弦十郎「もっと腰を落とせ!前じゃなく遠くを見ろ!」

翠「はい!」

弦十郎「ただ振り下ろすんじゃない!空間ごと斬り裂け!」

それやったことあります!

・・・

翠「はぁ...はぁ...けほっごほっ...」

弦十郎「少し休憩するか」

翠「お願いします...」

やっぱり楽しくはないです
けど、根は上げられません!

・・・

翠「そういえば、技ってもう少し作れませんかね」

弦十郎「ふむ、そうだな...翠くんも気付いているかもしれないが、シンフォギアの性能は奏者の心象に大きく左右される。こうしたいと君が強く想像すれば、きっとアメノムラクモが答えてくれるはずだ」

やっぱり最後は想像力ですか


どんな必殺技が出来た?安価下1~3
(レスにはカットインと技の詳細を書いてください)

UBWも作ってみる?安価下1~3で多数決
(UBWは...構いませんが天叢雲剣の能力ではないので他の技以上に翠ちゃんの想像力がものを言わせ、さらにとある条件(後にコンマ判定)を乗り越えなければいけません。そして本家と多少変わってくる可能性があります)

(つまり安価下1~3に新技の内容と、「作る」か「作らない」のどちらかを書いてください)

天叢雲剣ノ雨
数え切れないほどの天叢雲剣の刀身が上空に螺旋状に展開され、刀身の豪雨を降らせる
モデルはFateの鈴鹿○前(JKセイバー)の宝具の天鬼雨

夢想残光香
居合いの要領で接近し、すれ違いざま無数の斬撃を与える

光陰剣盾
天叢雲剣を地面に刺し、自分の周りに防御壁を展開させる(作るっていてていいのかな)

流千蛇縛
剣を地面に突き刺し相手の足元から無数の蛇を出現させ拘束する
作らない

三つ埋まってたか残念

せっかくですので今の所多数決の方は
作る...1票
作らない...1票
としておきます

ので振り出しです
多数決安価下1~3

作らない

作る

作らない

翠「想像...想像...どんな技をやりたいか...」

さっき見た選手や剣豪達の技を、記憶の中にある様々な戦士たちの技を、そしてそれらをどのような動きで再現するのかを
より明確な過程のイメージを作り、反芻していきます

弦十郎「想像をアメノムラクモと共有し、それを解き放つ時、技は完成するっ!」

翠「はい!」


コンマ下
奇数 風鳴家の庭で試しにやってみよう
偶数 久しぶりの雑音
ゾロ目 ???

undefined

翠「ししょー、大分休めたので、試しに技やってみていいでしょうか」

弦十郎「あぁ、庭が広いからそこでやるといい!...あとその『ししょー』って何だ」

『師匠』って言い慣れないから仕方がないです
私は生前からそういったものに関わるような生活をしていなかったので

・・・

弦十郎「あそこの地面に刺さっている棒は仮標的だ。壊してしまっても構わん」

四国を守る神樹様みたいな巨大な棒がそびえ立っていました
大きくて太くて硬いやつです
すみません言ってみたかっただけです

翠「ありがとうございます」

目を閉じ、再びイメージを固めます
翼さんの『千ノ落涙』のような広範囲攻撃を
それならばどうすればいいのか

すっと手を挙げ、自分が持つものとは別に上空に何十本もの剣...否、金に輝く天叢雲剣を螺旋状に出現させます
今日は朝から快晴、ならばあの標的に、天気雨でも降らせましょう!

上空の天叢雲剣は切っ先を棒に向け、私が手を下ろすと同時に発射されます

翠「恋愛発破!」


『天叢雲剣ノ雨』


ズガガガッ

次々と襲いかかる天叢雲剣によって、棒はどんどん削れていきます

しかし削れた欠片がこっちにも降ってきました
ここは『天ノ岩戸』で...いえ、あれは一人用
もし仮に今後後ろに守るべきものがあったとき、さらに広くガード出来るような何かを...ならその形は

翠「壁っ!!」

手に握った剣を『雨後ノ多剣之子』のときのように地面に突き刺し、それに応じて周りの地面から剣ではなく壁が迫り上げてきました


『光陰剣盾』


これならいつ「盾!?」って言われても「そうです」と言えます

そして破片を防ぎきり、壁をなくさせて見てみると、棒は先ほど削ったおかげで二回りほど細く短くなっていました
あれなら私が切ってもいけるはずです
棒に向かって駆け出しながら、ギアに言い聞かせるように、自分に言い聞かせるように呟きます

翠「速く...もっと速く...刹那の間に斬撃を...」

燕返しよりも速く多くの斬撃をっ!

翠「やぁっ!!」

ズバッ

ハタから見れば棒の横を通り過ぎるように、走り抜けるようだったでしょう
しかし私は知っています

翠「あなたはもう...斬れている...です」

すれ違うその一瞬で、棒に無数の斬撃を与えていることを


『夢想残光香』


棒は私が呟くのとほとんど同時にバラバラと崩れ落ちました

・・・

弦十郎「いいだろう、歌わずにその威力なら、実戦でも十分通用するはずだっ!」

翠「どうも」

弦十郎「陽も傾いてきた、今日はここまでだな。くれぐれも気を付けて帰るんだぞ!」

翠「はい」

・・・

帰り道
今日の夕飯どうしましょう
ぶっちゃけ疲れてますし、出前とかじゃダメですかね...

どうする?安価下
1 スーパーに寄って何か材料を買おう
2 まっすぐ帰って出前じゃダメか交渉しよう
3 その他(記述)

2

・・・

翠「ただいまです~」

女神「お帰りなさい、どうでした?特訓は」

翠「身体中ガチガチです...でもまぁ技も出来ましたし」

雷を握り潰すのは無理ですけどね

翠「そんなわけで、今とっても疲れてまして、スーパーに寄るなんてこと出来なかったわけですよ」

女神「...?」

翠「ですからその...出前とかじゃダメでしょうか」

女神「...えぇ」

あからさまに嫌そうな顔してます
でもスーパー寄るの面倒でしたし...

女神「...はぁ、わかりました。今日だけですよ?楽な道を歩んでいても後で苦しくなるだけですから」

出前って言うほどのことでもない気がしますけど

翠「それじゃ、何の出前にします?」


何の出前にする?安価下

オーソドックスにピザ

女神「ん~そうですね...やっぱり出前と言ったらピザですかね」

翠「いいですね、じゃあピザにしましょう」

えっとチラシチラシ...

翠「どれにします?」

女神「あ、私この4種のチーズがいいです!あとクォーター!」

翠「それじゃあ私はモチ明太子とテリヤキチキンで...はっ!今これ頼むとオマケでもう一枚付いてくるらしいですよ!」

女神「追加で!」

そんなこんなで大体頼むもの決まりましたね
電話電話~

・・・

翠「そっち一切れくださいよ」

女神「いいですよ~、あ~ん」

翠「あ~ん、うん、美味しいですね」

女神「...思ってた反応と違うんですけど」

そりゃもうこれ3回目ですからね

女神「そういえば調さんのシュルシャガナってピザカッターっぽいですよね」

翠「刃も丸いですしね...」

出前ピザって最初から切れてるから楽ですね
F.I.Sメンバー追加した後の二課でピザ焼いたらシュルシャガナ出動とかあるんでしょうか

翠「...二期以降の展開に行けるんでしょうかね」

女神「そもそもソロモンの杖が起動しないことにはフィーネさんも次のフェーズに移行出来ませんしね...人類相互理解の道のりは長いですよ」

翠「何もかも、原作は響さんが規格外だからこそ話も進んでましたからね...やっぱり響さんには無理矢理にでも覚醒してもらった方が...」

女神「そんなことしたら未来さんに消されますね」

翠「消されますか」

女神「消されますね、神獣鏡なしで」

女神様も太鼓判を押す未来さんの愛
恐ろしいですね

・・・

翠「食べましたね~」

女神「お腹パンパンですね~」

ピザ美味しかったです!


どうする?安価下

女神「そういえば調さんのシュルシャガナってピザカッターっぽいですよね」

翠「刃も丸いですしね...」

出前ピザって最初から切れてるから楽ですね
F.I.Sメンバー追加した後の二課でピザ焼いたらシュルシャガナ出動とかあるんでしょうか

翠「...二期以降の展開に行けるんでしょうかね」

女神「そもそもソロモンの杖のことまだバレてませんし、デュランダルが起動しないことにはフィーネさんも次のフェーズに移行出来ませんしね...人類相互理解の道のりは長いですよ」

翠「何もかも、原作は響さんが規格外だからこそ話も進んでましたからね...やっぱり響さんには無理矢理にでも覚醒してもらった方が...」

女神「そんなことしたら未来さんに消されますね」

翠「消されますか」

女神「消されますね、神獣鏡なしで」

女神様も太鼓判を押す未来さんの愛
恐ろしいですね

・・・

翠「食べましたね~」

女神「お腹パンパンですね~」

ピザ美味しかったです!


どうする?安価下

女神様とドカポンや桃鉄のようなゲームで遊ぶ

女神「あ、そういえば昼間にこんなものを見つけたんですよ」

と言って女神様は懐からド◯ポン王国IVと桃太◯電鉄を出してきました
...いやどこから出してんですか

翠「見つけたってどこかで買ってきたんですか?」

女神「いえいえこの家にあったんですよ、というわけでやりません?」

ゲーム機まで用意していました
まぁ特にやることもありませんし

翠「いいですよ、どっちやります?」


どっちやる?安価下

桃鉄

女神「じゃあ桃◯郎電鉄にしましょう」

翠「わかりました。ガシャット!」

トゥントゥントゥントゥントゥントゥントゥントゥン??
あ、新幹線の先頭が飛んできましたね
新幹線の先頭を浮かせられる風船って一体

翠「メッセージは?」

女神「ふつうで」

翠「人数は二人でいいですよね、年数は一年で」

・・・

一人目は私『みどり』、二人目は女神様『めがみ』になりました

翠「えっと...えりもですかね」


『みどり』のサイコロの目コンマ下1
何があっていくら収益増えた?安価下2
(ここからは細かく設定すると長いので、フェリーなどを省略して極限まで簡略したオリジナルルールで行きます)
(なので『何があったか』は本家と異なっても構いませんが、プラス駅のみです)

(一年(12ターン)やって収益が多かった方が勝ちです)

はい

そぉい

援助金をもらった
1000万

栃木 いちご農園 +500万

翠「4マス...はっはー補助金もらいました!これで勝てます!」

『みどり』1000万→2000万

女神「ふっ、開始早々に大金を得るなんて、負けフラグですよ!」


『めがみ』のサイコロの目コンマ下1
(書き忘れていましたが一桁です)
(7→1、8→2、9→3、0→4です)
(ゴールまでは48マスとします)

何があっていくら収益増えた?安価下

『めがみ』のサイコロの目コンマ下1
(書き忘れていましたが一桁です)
(7→1、8→2、9→3、0→4です)
(ゴールまでは48マスとします)

何があっていくら収益増えた?安価下2

青マス +620万
少しテンポ遅くなるから、適当なところで切り上げたほうがいいような

長くなーい?

>>452ですね
1クール(3ターン)でゴールまでは12マスに変更します

・・・

女神「3マスで620万ですか...まぁ最初はこんなもんですよね」

『めがみ』1000万→1620万

翠「次私ですね」


『みどり』のサイコロの目コンマ下1
何があっていくら収益増えた?安価下2
『めがみ』のサイコロの目コンマ下3
何があっていくら収益増えた?安価下4

作者のやりたいように文句言うならスレ閉じて付いてこられる奴だけ付いて来ればいいよ

青マス +450万

青マス 500万

翠「また4...450万ですか...微妙ですね」

女神「援助金のこと補助金とか言ってるからですよ」

翠「えっ違うんですか?」

『みどり』2000万→2450万

・・・

女神「一マス抜かせましたね!」

翠「ぐっ...でも次4以上出せば私が勝てますし!」

『めがみ』1620万→2120万



『みどり』のサイコロの目コンマ下1
何があっていくら収益増えた?安価下2
『めがみ』のサイコロの目コンマ下3
何があっていくら収益増えた?安価下4
(もしコンマ下1が4以上でコンマ下3が3未満だった場合その時点で終了です)

ほい

金蔓の男から500万いただいた

うりゃ

>>462

翠「1マスですか...あっでも500万」

女神「金蔓って...最低ですね翠さん」

翠「えっ違いますよね!?普通に資金援助ですよね!?」

・・・

女神「GOAL!!!」

翠「なぁ!?で、でも収益だけなら勝ってましたし!女神様だって所詮金蔓任せの女ですし」

女神「何て言い方するんですか!?」


最終結果

『みどり』2950万 9マス
『めがみ』2620万 13マス

・・・

翠「何はともあれ終わりましたね」

女神「はい、満足です」


どうする?安価下

今後の動き方に関しての相談
響が覚醒すれば事態が動くって事はそれまではしっかり自分を鍛えておくのが一番なのかな、と提案してみる

翠「さて、食休みも済んだところで、少し真面目な相談をしてもよろしいでしょうか」

女神「どうぞ」

翠「私、具体的に今後どうしたらいいんですか?」

女神「...どう、と言われましても」

翠「そもそもルナアタックもフロンティア事変も響さんが覚醒しないと始まらないじゃないですか、それってつまり、響さんが覚醒するまで、あるいは魔法少女事変が起こるまで私はしっかり自分を鍛えていた方がいいってことですか?」

響さんが適合症例だからこそフィーネさんは目を付けてデュランダルの覚醒を響さんにさせ、ルナアタックが起こります
ルナアタックが起きたからこそ月の軌道の問題が起き、フロンティア事変に繋がります
魔法少女事変...アルケミックカルトに至ってはルナアタックなしでもいずれ起こるかもしれませんが、レーラインなしだとどうなるかわからないのと、もしそのとき奏者が私と翼さんだけだったとしたら多分勝てません

女神「それでもいいですけど...そうですね、もしこのまま響さんが二課の奏者にならなかったとしたら、こうしてノイズを倒すだけの戦いは最低でも本編で言うところのいつ頃まで続くと思いますか?」

翠「それは...クリスさんが敵として現れることもなく、タヤマさん達がフィーネを名乗ることもなく、キャロルちゃんが動くこともないとしたら、ということですか?」

女神「そうです、というか状況は違えどそういった場合も公式で出てるんですけどね」

出てましたっけ...響さんが二課の奏者でない世界...あ、でも何かあったような...


いつ頃まで続くと思う?安価下
(何期のこの辺という感じで)

一期の初クリス戦ごろ
防人が絶唱を使用して戦線離脱したころくらい

undefined

翠「う~ん...クリスさん初登場初バトルくらいですかね?デュランダル覚醒もしなきゃですし」

やっぱりあの辺からフィーネさんがクリスさんを使って動き始めましたし

女神「本編のあそこでフィーネさんが動いたのは融合症例である響さんが翼さんと連携出来ておらず、また響さん自身クリスさんと比べてそこまで強くなかったからでしょう」

翠「じゃあフィーネさんは今後動かないってことですか?」

女神「時期は見計らうかと。はっきり言います。デュランダル覚醒にもし翠さん、翼さん、クリスさんの三人分のフォニックゲインで事足りているのならもう移送計画の話は出ているはずですし、クリスさんにイチイバルを使わせることはフィーネさんにとって簡単なことです」

イチイバルを?

翠「いやいや、クリスさんが「私に歌を歌わせたなっ!」とか言うくらいなんですからそんな簡単に」

女神「この前翠さんと別れた後クリスさんイチイバル使わされてましたよ」

翠「...マジですか」

女神「それでも移送計画、イチイバルのクリスさん襲撃、三人の奏者のバトルをやらないのは、おそらくデュランダル覚醒に三人分のフォニックゲインじゃ足りないからです」

三人分ので足らないって...響さん一人で覚醒させたのにですか!?

女神「というか早い話答えは来年の夏頃、本編でいうところの三期終了後くらいまでは少なくとも現状は変わらないと考えられます」

翠「...えっ長くないですか?」

女神「響さんが覚醒せず、必要なフォニックゲインが集められないなら行動を起こす必要もない、そうしたらどうなるのか!簡単です、どこぞの奏さんだけ生き残った世界のように物事が進みます」

翠「...あ、XDですか!」

女神「大体今はフィーネさんの手元にクリスさん、マリアさん、切歌さん、調さんの四人がいます。カ・ディンギルが完成している今、そのメンバーで事足りるなら周りの組織を言い包めてデュランダル覚醒させてますよ」

..響さん、貴女やっぱり主役ですね
黒幕動かな過ぎですよ

女神「中学最後の夏まで少なくともこのままですね、きっと」

翠「...月を破壊したいだけなのに何でこんなに大変なんですかね」

女神「フィーネさんがリインカネーションしてまで頑張ってることを数週間でどうにか出来るはずもないってことですね...まぁ翠さんもフィーネさんに目をつけられてますから、もしかしたら気が向いて何かアクションを起こすかもしれませんけど」


どうする?安価下
(女神様の言ったことはあくまで勝手な解釈です)
(ですがおそらく翠ちゃんが何か派手なことをしたり響さんが覚醒しない限りはそうなります)

響のガングニールはノイズに襲われないと起動しないのか、他者のフォニックゲインで強引に起動させられないのか聞いてみる

翠「響さんを無理矢理にでも覚醒させたにことには話が進まないってことですか...」

でももう何度か響さんに触れ会い、情もたっぷり移ってます
何も知らない響さんをこちら側に引きずり込むことにはかなり抵抗があるんですよね...

翠「響さんのガングニールってノイズに襲われないと覚醒しないんですか?例えば他の人のフォニックゲインをぶつけたりすれば...」

女神「絶唱レベルのフォニックゲインであれば、ガングニールを起動させることは出来るかもしれません。ですが、歌での起動ではないので、おそらく暴走します」

暴走...

女神「本編の暴走を思い出してみましょう。最初の詠唱のときは詠唱する前に『生きるのを諦めたくない』という強い意志があったため、すぐに自我を取り戻しました。次にデュランダル覚醒の際、これはフォニックゲインと気力を使い切ったのと、フィーネさんが抑えつけたから変身が解除されました」

翠「次にデュランダルを掴んだときは未来さんの声で目を覚ましたんですよね。ネフィリムに腕を食べられたときは...あれも気力が尽きたからですか?」

女神「それに腕を再生したばかりでしたからね、体力もそっちに使われたんでしょう」

う~ん...有効的なのはどうにか響さんが押さえつけるか、フィーネさんに任せるか、未来さんが呼びかけるか、でしょうか

女神「ただ最初以外はどれも『戦えるほど強大な力が暴走してしまった』と響さんがすぐに自覚出来るタイミングですが、そうではなく『急に身体が勝手に動いて、何も考えられなくなった』ですと押さえられるかどうか...ぶっちゃけ最初詠唱して以降は恐怖の基準が壊れてますからね」

それもそれでひどい言い方ですけど...確かに急にそんな状況になったらいくら響さんでも恐怖の感情が上回りそうです

女神「まぁ電源を入れていない電化製品に雷ぶつけるようなものですしね」


どうする?安価下

まあ、響の覚醒イベント自体は起こしたいって所だよね
考えるべきはタイミングと方法の二点で

安価下

翠が変装して響を襲う

翠「...じゃあ私が変装して響さんを襲うってのはどうでしょう!」

女神「...はい?」

ノイズに襲わせる、もしくは襲われているのを見殺し(殺されそうになったら流石に助けますが)にするのは気が退けます
しかし暴走されても困りますし

翠「私が適度に襲えば響さんも危機感を感じてくれるのではないかと!」

女神「...『死にたくない』と思えるほどの恐怖を殺意なしで感じさせるにはかなりの演技力があるのと、下手したら通報されますけど、出来るんですか?」

翠「最悪通報されたらアメノムラクモで」

女神「『アメノムラクモだとぅ!?』ってなりますよ」

翠「...まぁ頑張って逃げますよ、要は私の演技で素早く死の恐怖を味わってもらえばいいだけです!」

・・・

翠「というわけでそれなりに時間も遅いわけですが、響さんを探しに外へ出てみました」

どこにいるんでしょう...やっぱり家でしょうか


変装レベルコンマ下1
(00~99で高いほどバレにくい変装です)

どこ探す?安価下2

コンマ判定下2
奇数 職質
偶数 特になし
ゾロ目 雑音

持っておるわこの子…

格好はカツラに長いコート、グラサンに強い香水までやりました!
これならバレません!
さてさっそくお家の方から...

ピコッピコッ

翠「っ!」

振り向けばノイズ
って何でこんなタイミングで来るんですか!?
はっ!このままノイズに追われつつ響さんの家まで行けば響さんが来てくれるんじゃ...
私であるとバレる前に上手く逃げられればそれで万事快調?
やっぱり心苦しいは心苦しいんですけど...


安価下
1 そんな外道は出来ない、歌う
2 助けてビッキー、響さんと未来さんの愛の巣にレッツゴー
3 その他(記述)

都合良くノイズが出る、不思議

といっても、民間人に被害出さないように、
自然に響の所に誘導しないとか

...いえいえ、流石にそんなことは出来ません
それにするにしてももう少し策を練った方がいいですよね
ノイズ警報もそのうち鳴るはずですし、翼さんも来るでしょう


「Imyuteus amenomurakumo tron」


ならば今出来ることは、速やかにこの邪魔者たちを蹴散らすこと、そしてあわよくば再び響さんを襲いに行くことです!
あ、そういえば技も増えましたし、別の曲歌ってみましょうかね


何歌う?安価下

Vitalization

翠「お願い、聞かせて...僕は、ここにいるから...生まれたままの感情を、隠さないでっ!」

ノイズに向かって剣を構え、歌うは『Vitalization』
一期の次はやっぱり二期ですよね

翠「はっ!」

力任せでも適当でもなく、剣を使うプロたちの技を、その動きをなぞるように
より重く鋭い剣撃を!

翠「true song...!!」

弦十郎『翠くん、聞こえるか!』

翠「はい、今戦闘中です」

弦十郎『なっ...まさかノイズか!今翼を向かわせる、持ち堪えられるか?』

翠「そのための特訓ですから!」

とはいえ数多いですね...
出歩く人は見た限りいなさそうでしたが、絶対とは言えません
早めにカタをつけた方がいいかもですね

翠「すり抜ける光眩しすぎてっ!」


『雨後ノ多剣之子』


前方のノイズを一気に消し去り、なるべく前に進んで斬っていきます


コンマ下
奇数 翼さん到着
偶数 覚醒の鼓動
ゾロ目 クリスさん!?

ほい

おしい・・
そして覚醒する気配がない・・・

翠「君だけに捧ぐ、愛ーいのちーの旋律!」

剣を振るいながら思うことはただ一つ
身体が重い
そりゃそうですよね、私的にはハードだった特訓したその日にこれですもんね

翠「もふもふノイズは口チャックです!」

見た目可愛いのにノイズを吐き出すから厄介ですよ本当に


『光陰剣盾』

『ディメンション・スラッシュ』


剣を地面に突き刺し、ノイズの正面辺りの地面から壁を出現させて出そうとしていた雑魚ノイズを留めさせ、壁ごと一閃
これで大分楽になりましたかね?

翠「それにちょうどバイク音が...」


「Imyuteus amenohabakiri tron」

あーおい、あおーおうぃーい、あおいつるぎの

翠「翼さん!」

翼「待たせたわね」

流石力と技の奏者
バイクごと変身して突っ込んで来ました
そして乗り捨てられたバイクは今日も爆発

翠「っ...」

翼「どうかした?」

翠「いえ、大丈夫です」

・・・

翼「はぁっ!」


『逆羅刹』


翼さんが逆立ちぐるぐるをしている間に私は鳥っぽいたまにドリルになって飛んでくるノイズの相手をしてました
羽衣で浮いてはいるもののスピードは出ないのですり抜けようとするノイズがいると


『天ノ岩戸』


私の横にガードを作り出し、そこにノイズがぶつかるようにします

翠「寂しさは、優しさへ...傷痕は...」

たまにそのまま倒せずに下に落ちて行くこともありますが、真下にはミキサーと化した防人さんがいるので安心です
というか自分が落ちないか不安です

翼「残りはあれか...一気にカタを!」

翠「は、はい!」

あ、戻ってました
残ったのはアイロンみたいなのが付いたノイズや鉤爪みたいなのが付いたノイズの群
一箇所に集まっていてくれたのでやりやすそうですね

翼「はっ!」

翠「恋愛発破!」


『千ノ落涙』

『天叢雲剣ノ雨』


最後はアメノハバキリとアメノムラクモの豪雨で〆です

・・・

ノイズがもういないことを確認し、私たちは変身を解きました

翼「ふぅ、それにしても、本部が感知する前にまた貴女が遭遇するなんt...何その格好」

翠「うぇっ!?ええと...さ、最近不審者とか多くてその対策を...」

翼「...はぁ、不審者対策で自分が不審者になっていたら意味ないわ」

翠「あはは...」

翼「とりあえず一旦本部に...もう遅いし泊まっていきなさい」

翠「あっはい」

女神様、明日朝一で帰るんで勘弁です

・・・

というわけで二課本部に来ました
今日の戦闘報告も終わったので、後はせいぜいシャワー浴びて寝るだけなんですが...


どうする?安価下

翼とシャワー

シャワー浴びにいきましょうか

翠「汗もかきましたしね」

・・・

シャー

高所から浴びるシャー
汗も疲れも洗い流されるようです
...はぁ、結局響さんを襲えませんでしたね

ガラッ

翠「?」

翼「ん?蒼井か、隣失礼するわ」

翠「ど、どうぞ」

翼さんがタオル一枚で入ってきました
いやまぁシャワー室ですから当たり前ですけどね


何か話す?安価下

翼さんは強いですね、寂しくないのですか?

翼さんみたいなモデル体型になるにはどうすればいいのか

翠「翼さんは...強いですね」

翼「蒼井?」

翠「今日の戦闘のこともそうですけど、それ以外にも...」

私は、翼さんが奏さんを失ったことをずっと悔やんでいることを知っています
奏さんにかつて「いつかポッキリ折れちまう」なんて言われていたことも
それでも私から見た翼さんは、多少無理はしているのかもしれませんけど、気丈に振る舞い常に堂々として、かっこよくて

翠「寂しくは、ないのですか?」

翼「...」

翼さんは微かに唇を噛んだように見えました

翼「この身は剣、涙など不要よ。寂しさなんて感じない。感じてはいけない」

翼さん...それは暗に寂しさを認めているようなものです
それでも貴女は無理を押し通すんですね

翠「やっぱり翼さんは強いですね。私ならきっと、すぐ悲しくなって寂しくなって、泣いて喚いて誰かに助けを求めてしまいます」

翼「素直であることもある意味強さ、蒼井が私のようになる必要はないわ」

翠「それでも翼さんは私にとって憧れですから」

テレビの中で戦う貴女は、目の前で生きる貴女は、いつだってかっこよかったんです

翠「あ、あと一つ聞いてもいいですか?」

翼「何?」

翠「翼さんみたいなモデル体型になるにはどうしたらいいですか?」

ガクッと
翼さんが芸人さんがズッコケるようなリアクションになってしまいました
見ているのが私だけでよかったです
他の人に見られていたら『残念美人』のレッテルが...あれ?それはもう手遅れですか?

翠「どうしました?」

翼「何でもない、何でもないわ...えっと?体型の話?」

翠「そうです」

翼「これといったことを意識したことはないけれど...トレーナーさんにそういったことは任せてしまっているから。せいぜい適度な運動と健康的な食事」

やっぱり結局そこですか
シリアルとかヨーグルトはまだしもカップ麺とかピザとかダメですかね

私も翼さんもシャワーを浴び終え、個室から出ました

翠「むぅ...やっぱりこのすべすべもちもちスレンダーは簡単には手に入りませんか」

つんつん

翼「ひゃんっ!あ、蒼井何を///」

つんつんつんつん

翼「やっ!ふっ、はんっ!やめっ///」

翠「えいっ」

もにゅ

翼「ひゃいんっ///」

翠「柔らかい...」

翼「あ、蒼井!!!」

・・・

えぇはい、怒られました
でも涙目で怒る翼さんはとても可愛かったです
あとごちそうさまです


どうする?安価下

翼と寝る

翠「翼さん翼さん、今日一緒に寝てもいいですか?」

翼「突然部屋に入ってきたと思ったら...よくさっきの今でそんなこと言えたわね」

翠「翼さん、私今寂しいです」

翼「それは強さではないっ!」

・・・

なんだかんだ言って結局ベッドに入れさせてくれました

翼「まったく...」

翠「まぁまぁ今日だけですから」

ん~何でしょう、少しだけ私のしていることが女神様っぽくなってきていますね

翠「あ、少し狭いのでギュってしていいですか?」

翼「...もう好きにしなさい」


何か話す?安価下

自分の家族が亡くなっていること

これから多くの適合者が見つかったとして、もし、新たなガングニールの適合者が現れたらどうしますか。

翼さんの背中に身体を密着させ、抱きつきました
その広くそれでいてゴツゴツしていない、女性特有の柔らかさを持った背中は、とても落ち着きます
そこに顔を埋めていると、私の...『私』の中の何かが溢れてきたような気がしました

翠「...私、家族がいないんです」

そう言ったとき、少し翼さんの身体が強張った気がしました
それでも黙っていてくれているということは、続きを促してくれているんだと思います

翠「だからって寂しいとかそういうわけじゃないんです。友人も出来ましたし、いつでも連絡してと言ってくれる人や私の姉を気取るような変な人もいて...でもやっぱりどこか、こう...心がキュってするんです。両親のこと、妹のことを思い出すと、何か...やっぱり寂しいのかもしれません。それでさっきみたいなこととか、今みたいなことをしてしまったのかも...すみません」

翼「...そう」

翠「多分、ずっと後悔してるんです。両親が事故にあったときも、妹が死んでしまったときも...『私』は何も出来なかった、側にいることすら出来なかった...『私』だけが生き残ってしまった...」

『私』のその頃の...私が来る前の感情が、流れ込んで来るようでした
私が話しているはずなのに、私もまたどこか聞き手に回っているような

翼「...私にとって何でも話せる相手は奏だった」

翠「...天羽奏さん、ですか?」

翼「えぇ、私にとっての奏は良き親友で、相棒で、家族以上に家族のように思っていた...そして私は奏を守れなかった」

翠「...」

翼「奏はね、奏者だったの。私や貴女と同じ、ガングニールの適合者。と言っても、無理矢理適合定数を上げて適合者になったのだけれど」

奏さん...ノイズに家族を殺され、復讐の為にシンフォギアを手にした奏者
それでもいつしか復讐の為だけでなく、人々を守ることに意味を見つけ、それを翼さんに教えようとしていたんですよね

翼「2年前のライブ...あの日会場は大量のノイズに襲われた、そして奏はそのノイズを一掃する為に絶唱...命を燃やす歌を歌って、命を落とした。私はそれを見ていることしか出来なかった...」

翠「翼さん...」

翼「今でも後悔している。無理矢理にでも止めればよかった、私が絶唱をすればよかった、そうすれば奏は...奏は...」

腰に回した私の腕を抱くようにしながら、翼さんは僅かに肩を震わせているよう

翠「大丈夫ですか、翼さん」

翼「えぇ、ごめんなさい、話し始めた貴女を差し置いて...」

翠「いいんですよ、翼さんは剣なのかもしれませんけど、それでもやっぱり人間なんですから...後悔は剣には出来ないことですから」

翼「...そう、かもしれないわね」

私はまた背に顔を埋めて、ギュっと抱き締めていました

・・・

翠「ありがとうございます、奏さんのこと、話してくれて」

翼「貴女の話を聞いていたら、何故か話したくなったのよ」

翠「...ねぇ、翼さん」

翼「何?」

翠「もしこれから多くの適合者が見つかったとして...そこから新たなガングニールの適合者が現れたら...翼さん、どうしますか?」

翼「ガングニールの...」

私は、響さんを受け入れられずに冷たい態度を取ってしまう翼さんを知っています
奏さんのことを思えばそれもわかりますし、代わりになると言った響さんに怒りを覚えてしまうのもわかります
でももし、響さんに出会う前に...もう出会ってますけど、響さんがガングニールの適合者だと知る前に、今後ガングニールの適合者が現れるという可能性を考えていたとしたら、少しは変わってくるんじゃないでしょうか

翼「...わからない、協力出来るのならするべきだと思う。それでもきっと私は勝手にその子に奏を重ね、奏と異なる点を見付けてはそこを恨み、八つ当たりをしてしまうかもしれない」

翠「...そうですか」

翼「それじゃあダメだと、わかっているのにね」

翠「...仕方がないですよ、それだけ奏さんのことを、翼さんが大切に思っているってだけですから」

いつか響さんのガングニールが覚醒したそのとき
翼さん、響さんのことも、奏さんくらいとは言いませんけど、大切に思える日が来ることを祈っています
そして響さん、私はいつまでも翼さんの側にはいられません
だからどうか、私が今翼さんの支えになれているかはわかりませんが、響さんは翼さんの支えになってあげてください

翼「...もう寝ましょう、明日も早い」

翠「そうですね、おやすみなさい、翼さん」

翼「おやすみ、蒼井」

・・・

一緒のベッドで寝ているところを了子さんに見られて二課で一悶着ありましたが、友里さんに送ってもらって無事帰宅です

翠「ただいま帰りましt」

女神「翠さ~ん!」

翠「ごほっ」

ちょ、女神様急に抱き付いてこないでくださいって頭から腹にダイブなせいで痛いです入ってます

女神「心配しました~本当に何かあったんじゃないかって~!!」

翠「千里眼使えばよかったじゃないですかってガチ泣き!?」

女神「千里眼はかなり力を使うからまだ回復待ちなんですぅ~!」

そんな大切なものを薫さんが来た時には使ってたんですか

女神「よかったです無事で~!!...はっ!『響さん』『襲いにいく』『朝帰り』...まさかそういう意味だったんですか!?」

翠「違いますよ何言ってるんですか!この...この変態女神様!」

女神「酷いっ!でもそんなときもちゃんと様付けしてくれる翠さん大好きです!」

・・・

どうにか女神様に説明し、事なきを得ました
というか大体の検討はついてましたよねきっと
朝ごはんは久々のシリアルとヨーグルト
女神様も渋々シリアルを食べてました
そんなに米が好きなんですか...

そして登校です

凜音「やっほー!」

夢姫「おはようございます」


コンマ下
奇数 クリスさん目撃情報あり
偶数 特になし
ゾロ目 雑音警報

ほい

夢姫「そうですわ、クリスさんらしき方を昨日わたくしも見かけましたわ」

翠「そうなんですか!?」

夢姫「えぇまぁ...すごい食いつきですわね、やはり対処した方が...」

夢姫ちゃんが最後の方何を言っているのかよく聞こえませんでしたが、これは驚きです
二日間も連続で目撃されるなんて


昨日のクリスさんどんな様子だった?安価下
(どこで何をしていたか的な)

静かに声も出さず泣いてた

場所は砂浜で

翠「どんな感じでした?」

夢姫「砂浜で...泣いてましたわ」

翠「泣いてた...ですか?」

夢姫「えぇ、静かに声も出さず...」

何かあったんでしょうか...あるいは、何かを思い出していたか...

夢姫「なんだかそっとしておいた方が良さそうな気がしまして...ごめんなさい、すぐに連絡をするべきでしたのに!」

翠「いえ、流石に私もその状況だとどうすることも...ありがとうございます、砂浜ですね」

一昨日はたい焼きを食べていたのに昨日は泣いていた...どうしたんでしょう、クリスさん...

・・・

昼休みはまた屋上で三人暇を持て余していました

凜音「そういえば最近戦闘あった?」

翠「昨日の夜ありましたよ~」

凜音夢姫「「昨日!?」」

まぁ基本的にノイズは神出鬼没で昼夜問わず現れますからね
ソロモンの杖とかを使わない限り

夢姫「大変でしたわね...それでもちゃんと登校するなんて偉いですわ!」

凜音「私なら絶対次の日とかそれ理由にしてサボるけどね!」

翠「勉強は面倒ですけど大切ですよ」


何話す?安価下

二人は勉強はできるの?

翠「というか二人は勉強どのくらい出来るんですか?」

夢姫「わたくしは国語が好きなので得意ですが、それ以外は基本的にどれも平均くらいですわね...お父様もお母様も勉強はそこそこでもいいから友人との時間を大切にしなさいと」

翠「家庭教師とかは?」

夢姫「付けてもらったことありませんわ」

意外です...(おそらく)お金持ちのお嬢様ってそういうの厳しいところばっかりだと思ってました

夢姫「もし家庭教師や塾が必要だと思ったら相談しても構わないけれど、そういったことは絶対に強制しないとおっしゃってましたわ」

凜音「いいな~私もそういうのがいいな~」

翠「凜音ちゃんはどんな感じなんですか?」

凜音「体育は超得意!」

翠「...えっと他は?」

凜音「体育は超得意!」

翠「あっはい」

夢姫「凜音さんはいつも小テスト等平均の半分行けばいい方ですわ」

それはそれは...

夢姫「なのにテストの時は一夜漬けのプロですわ」

翠「あぁ~そういう人いますよね」

ちなみに私は音楽は平均より結構上ですけど体育は平均より少し下、他の教科は平均くらいです
体育は今後の戦いに向けてもっと頑張った方がいいかもですね


何話す?安価下1

好きな人がいるか

翠「そういえば二人って好きな人とかいるんですか?」

夢姫「っ!?」

翠「?」

どうしたんでしょう
急に夢姫ちゃんがすごい勢いでこっち振り返ってきました
顔真っ赤ですね

夢姫「な、なななな、何で急にそんな話を!?」

翠「理由とかは特に...そういう話したことなかったなと思いまして」

妙に焦ってますね夢姫ちゃん
もしかしているんでしょうか

翠「夢姫ちゃんは誰か好きな人いるんですか?」

夢姫「うえぇっ!?えっと...そ、そういう翠さんはどうなんですの!?」

質問を質問で返されました
本当にどうしたんですかね

翠「私はまだそういった感情がよくわかりませんね...」

夢姫「そ、そうですか...そうですのね...」

翠「?」

夢姫「何でもありませんわ、わたくしもまだいません」

ならどうしてあんなに焦っていたんでしょうか...まぁ本人が隠しているなら無理に聞き出す必要もありませんよね

翠「凜音ちゃんは?」

凜音「私?私は夢姫も翠も大好きだよ!」

...はい、まぁ凜音ちゃんらしいですね

・・・

放課後
今日も風鳴家で特訓です

弦十郎「昨日は脚と剣術の基礎を中心に鍛えた。あくまで基礎だ。これくらいで根は上げないな?」

翠「勿論ですししょー」

弦十郎「...師匠でも構わんがせめてもう少し気持ちを込めないか?」

これが精一杯ですししょー


まず何の特訓する?安価下

基礎体力をつける

弦十郎「...まぁいい。話を続けるぞ、昨日は基礎の時点でかなりバテていただろう、だから今日は翠くんの基礎体力をつけようと思う!」

翠「わかりましたししょー」

というわけで体操着に着替えます

・・・

弦十郎「まずはスクワット!膝を曲げて3秒キープ、はじめだからな、それを1セット10回として2セットだ!」

翠「じ、地味に3秒が...長いぃ」

弦十郎「もっと低く!45度を目安だ!」

・・・

弦十郎「次はウォーキングだ!背筋を伸ばせ!早く走ろうとしなくていい、早歩き程度を保つんだ!」

翠「はっ、はっ、はっ、はっ」

弦十郎「30分を目標にするんだ!」

翠「はいっ!」

・・・

弦十郎「最後に腹筋背筋!1セット10回で3セットいくぞ!」

翠「ぐっ...ふっ!」

弦十郎「勢いで上がろうとするな!腹筋をちゃんと使え!」

脚を押さえてくれている弦十郎さん...もといししょーの怒号が飛び交いました

翠「すみません!」

弦十郎「わかればいい!あと8回!」

・・・

翠「はぁ...はぁ...」

大の字で寝転がって息を整えました
もう汗ビッチョビチョです

弦十郎「こんなものほんの準備運動なんだがなぁ...」

次は何の特訓する?安価下

この前と同じく速さを鍛える

弦十郎「まぁ基礎体力については今日はこんなところだろう、次は...そうだな、昨日と同様脚を鍛えるぞ!」

というわけで走り込みです

弦十郎「ウォーキングとは違うぞ!脚をちゃんと上げて腕をよく振るんだ!」

チャリで並走するししょーに従い、手足を大きく動かします

弦十郎「丘を超えるぞっ!」

翠「はひぃ~...」

・・・

足が棒のようです
否、棒こそが足
何を言ってるんでしょうか私は

弦十郎「ふむ、今日はここまでだな」

翠「ぜぇ...ぜぇ...あ...ありがとうございました...」

弦十郎「ゆっくり休むんだぞ!」

・・・

昨日と同じかそれ以上に疲れてます
やっぱり身体を鍛えるのは生半可な気持ちでは出来ませんね
さて、夕飯どうしましょう


どうする?安価下

ふらわー

翠「今日はふらわーに行きましょうか」

あ、でも女神様...二人分お持ち帰り出来ないか聞いてみましょう

翠「お米じゃないですけど...まぁきっと薫さんにも食べさせられたことくらいあるでしょうし」

・・・

というわけでやって来ましたふらわー
とりあえず最初におばちゃんにお持ち帰りのことを聞いてみて...


コンマ下1
奇数 知り合いがいる
偶数 特になし
ゾロ目 残念その前に雑音

誰がいた?安価下2
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)
(複数人でも構いません)

響「あ、翠ちゃん!」

おっと!?
このタイミングでですか!?

翠「どうも...」

響「翠ちゃんも夕飯?じゃあ私が!」

翠「あ、いえ、今日はお持ち帰りがしたいんですが...おばちゃん、お持ち帰りって出来ますか?」

おばちゃん「あいよ、ちょっと待っててね」

出来るみたいですね

響「そっか~残念、また一緒に食べられるかと思ったのに~」

翠「そうですか...」


何か話す?安価下

最近この辺でノイズが出たこと

翠「そういえば、最近この辺ノイズ多いですよね」

響「そうだね、初めて翠ちゃんと会ったときもそうだし~、この間ショッピングモールにも出てたし!」

翠「昨日の夜も近くに出ましたしね」

響「えっそうなの!?」

あ、知らなかったんですね

響「はぁ~、私呪われてるかも」

翠「それを言ったら私もですよ...」

まぁノイズが多いのはフィーネさんのせいですけど

翠響「「はぁ~...」」


何か話す?安価下

響さんと未来さんの料理の腕前について

今日は未来さんは一緒じゃないんですか?

翠「そういえば、響さんも未来さんもお好み焼き焼いてくれたりしたじゃないですか」

そもそもふらわーって本来はおばちゃんが焼いてくれるんですよね、お好み焼き
ぶっちゃけ自分でお好み焼きを焼くメニューがあるって実際来るまで知りませんでした
原作でも出てましたっけ...

響「えっ未来も?」

翠「この間」

あれ?これ言わない方が良かったですか?
まぁ大丈夫でしょう

翠「響さんと未来さんって料理得意なんですか?」

あえて未来さんのダークマター話はしないでおきます

響「ん~、残念ながら私も未来もあんまりかなぁ...弓美ちゃん達は得意みたいだけど」


響さん料理スキルコンマ下1
(公式で不得意っぽいのでコンマの値が50以上の場合は-50とします)

未来さん料理スキルコンマ下2
(ビーフストロガノフはデミグラスソースを入れれば大丈夫らしいのと、玉ねぎ切るときの持ち方等を総合し、コンマの値が60以上の場合は-60とします)

はい

なんというメシマズスレ

同棲してる二人共がメシマズって普段どうやって生活してるんだ…

***
現在の料理スキル一覧

女神様 48
凜音ちゃん 26
夢姫ちゃん 73
薫さん 77
響さん 03
未来さん 09

***

響「まぁ大体はここに寄るか未来がコンビニで何か買って来てくれてるから気にしてないんだけどねぇ」

翠「そうですか...」

私もそういう感じがいいです
カップ麺で十分なんですよね...

翠「そういえば今日は未来さん一緒じゃないんですか?」

響「未来は今日ちょっと陸上部の助っ人に」

翠「陸上部に助っ人とかあるんですか...」

響「というよりコーチ?未来元陸上部だから偶に指導頼まれてるんだよね~!」

なぜかドヤ顔の響さん
あれですか、嫁自慢ですか


何か話す?安価下
(そろそろおばちゃんのお好み焼き完成します)

響さんは響さんのままでいて下さいね、誰かの代わりになるとかじゃなく

一応クリスの事を聞いてみる

一応響さんにもクリスさんのこと聞いておきましょう

翠「響さん、『雪音クリス』っていう人がいるんですけど...もし見かけたら教えてもらえませんか?」

響「?いいよ、どんな見た目?」

かくかくしかじかぱくぱくうまうま

響「見かけた覚えはないけど、もし見かけたら教えるね!」

翠「よろしくお願いします」

と、ここに来てようやく響さんと連絡先交換しました

・・・

あ、おばちゃん作り終わったみたいです

おばちゃん「はいよ、熱いから気をつけてね」

翠「ありがとうございます」

響「またね~!」

翠「はい、それじゃ...あ、響さん!」

店のドアを開けたところで、私はもう一度振り返り響さんの方を向きました

翠「何があっても...響さんは響さんのままでいて下さいね、誰かの代わりになるとかじゃなくて」

響「えっ...?」

私はそれだけ言い残しふらわーを後にしました

・・・

女神「お帰りなさい!」

翠「ただいま帰りました...今日疲れてるんでこれで勘弁して下さい」

お好み焼きが入ったパックを渡すと、女神様は微妙な顔をしました

女神「いいですけど...そろそろ料理練習しません?まさか薫さんもあれから全くやってないとは思ってないと思いますよ?」

翠「成せば大抵なんとかなる、ですよ」

女神「それ違うアニメです」

・・・

さて、お好み焼きも食べましたし、何しましょう


どうする?安価下

クリスを探しに目撃情報があった場所に行ってみる

翠「ん~、大分疲れも取れてきましたし、お腹も満たされましたし...クリスさんの目撃情報があったところでも巡ってみますか」

もしかしたら本人にばったり会うかもしれませんし

女神「えぇ~またこんな遅くからでかけるんですか?」

翠「なら一緒に行きます?」

女神「それは無理ですよ、私の存在がフィーネさんにバレるわけには行きませんし、この世界には受肉してやって来てるのでノイズにやられちゃいます。死にはしませんが元に戻るのにすごい時間かかるんですよ」

翠「受肉ってどっかの英雄王みたいですね...というか「かかるんですよ」って実体験ですか?」

女神「...とにかく出られません!せめて遅くなったり帰れなくなったらこの家の家電にかけて下さい!」

これはおそらく実体験ですね

・・・

翠「まずは公園ですね...」

クリスさんが幸せそうにたい焼きを食べていたという公園
何か残ってたりしませんかね...


コンマ下1
奇数 何かある、もしくは誰かいる
偶数 特になし
ゾロ目 ???

何があった?もしくは誰がいた?安価下2
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)

はい

翠「特にこれといって変わったものはないですね...」

ベンチにも周りにも、クリスさんのクの字もないです
ここは置いておいて次行きましょう

・・・

翠「というわけで浜辺...この辺に浜辺があることも知りませんでしたよ」

三期で皆さんが行っていた海はここではないでしょうし
もしここだったら響さんのお父さん近過ぎですよね


コンマ下1
奇数 何かある、もしくは誰かいる
偶数 特になし
ゾロ目 ???

何があった?もしくは誰がいた?安価下2
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)

ついてねぇ…

翠「こっちも特にこれといって変わったものはないですね...収穫なしですか...」

でもせっかく浜辺ですし剣でも振って...ダメです、本部にバレます

・・・

翠「ただいま帰りました~」

女神「お帰りなさい、何かありましたか?」

首を横に振ってそのままソファーに身を預けました
昨日も響さんを襲えず、今日はクリスさんのこともわからず
上手く行きませんね...

女神「まぁそういうときもありますよ」


どうする?安価下

周囲をパトロール

女神様は好きな人がいる、もしくいたか聞いてみる

翠「うぅ~...せめて何かしら...よしっ!パトロール行ってきます!」

女神「また出かけるんですか?もう遅いから明日にしましょうよ」

翠「いいえ、もしまた昨日のようにノイズが出たりしたら大変だからこそのパトロールです。決して出かけて収穫0なのが悔しいとかじゃないですっ!」

女神「元気ですね~、最初の頃のおどおどしていたのが嘘のようです」

そうですかね...

翠「あ、女神様って好きな人?神様?とかいるんですか?」

女神「どうしたんです?急に」

翠「昼間にも凜音ちゃん夢姫ちゃんとこんなこと話したなと」

女神「年頃ですね~...まぁいわゆる『恋』はしたことありませんね。今も昔も」

翠「そうですか」

女神「子供はいるんですけどね」

翠「えっ...」

いやあの...私そんな重い話するつもりじゃ...

女神「そこ、勘違いしない!神様ってのは結構簡単なことで子供が産まれるんですよ。目を洗ったら目からから子供が産まれたとか、鼻から子供が産まれたとか。出産ってのがあんまりないんですよね~」

翠「えぇ...なんか産み方がグロいです」

女神「いやあの、その産まれ方してきたの私も込みなんですけど...そういう意味で言うと、弟と子供出来たみたいなことありましたけどね。お互いのものを噛み砕いたら口から子供出来ましたし」

翠「姉気取りの女神様にブラコン疑惑発生」

女神「やめてください」

・・・

とりあえずパトロールですね
どの辺から行きましょうか


どこ行く?安価下1

コンマ下2
奇数 何かある、もしくは誰がいる
偶数 特になし
ゾロ目 雑音

何があった?もしくは誰がいた?安価下3
(コンマ下2が奇数だった場合のみ採用)

ショッピングモール

hoi

・・・

とりあえず比較的近場のショッピングモールに来てみました
しかし特に何もないようなので、少しぶらぶらしてました

翠「楽しかったですね、二人とここに来たとき」

最初にランジェリー店行くことになったのは驚きましたけど、初めての食べさせ合いっこをしたりゲームセンターで二人の意外な特技が判明したり...

翠「それに、このキーホルダーを買ったのもここでしたね」

私のスマホにぶら下がっているウサギは紐が少し捻れてクルクル回りながら、私の方に正面が向いて止まりました

翠「二人も大切にしていてくれているようでしたね」

・・・

さて、パトロールはまだ始まったばかりです!

翠「次は...」


どこ行く?安価下1

コンマ下2
奇数 何かある、もしくは誰がいる
偶数 特になし
ゾロ目 雑音

何があった?もしくは誰がいた?安価下3
(コンマ下2が奇数だった場合のみ採用)

まるで死亡フラグみたいだぁ…

安価は
(営業はしてないだろうけど)たい焼き屋近辺へ

そい

ほあ

火災が起きていた

たい焼き屋さんの辺りに行ってみましょう
営業時間は過ぎてますけど、クリスさんも寄っていたっぽいですし

・・・

あぁ~やっぱり営業時間過ぎてますか
さて次は...

翠「...焦臭い?」

ばっともう一度振り返ると、たい焼き屋さんから黒い煙が上がっていました

翠「まさか...火事!?」

こ、こういうときって110番でしたっけ119番でしたっけ!?
家事と救急は119番、Eテレでやってましたね
1、1、9っと

翠「もしもし、あの、火事があったみたいなんですけど、場所は...」

・・・

消防署に連絡しましたし、とにかく中に誰かいないかを確認しないと!
あ、でもシンフォギアを人名救助に使えるのって三期からでしたっけ...でも言ってる場合じゃ...


安価下
1 ギアを纏わず救助に向かう
2 ギアを纏って救急に向かう

1

翠「いえ、まだ火事と決まったわけでもありませんし、それに二課に迷惑をかけるわけにもいきません!」

ギアを纏うのは最終手段です!

・・・

翠「誰か!誰かいませんかー!...あつっ...どんどん火が広がってますね...誰かー!」


「だ、誰かぁ...」


翠「っ!!誰かいるんですかっ!」

火を避けながら店の奥に向かって行くと、店主のおばさんが倒れてました
よく見ると脚に段ボールの山が崩れてきてます

翠「大丈夫ですか!?」

「えぇ、だが足元のが重くて...」

翠「今退かします」

よっと...重っ
おそらく材料...ホットケーキミックスや餡子ですかね
ともあれ退かしきれました

翠「他に人は?」

「私だけよ」

翠「早く出入り口に」

「えぇ、ありがとうね、お嬢ちゃん」

肩を貸しつつ出入り口に向かうと

翠「きゃっ!」

燃えた天井が落ちてきて道の大部分を塞がれてしまいました

ど、どうしましょう...
やはり纏うしか

翠「Imyuteus ameno...けほっけほっ」

ダメです、煙がすごくて歌えません
無理に歌おうとすると喉が焼けそうです
幸いにも道は一人分ほどの幅がまだ残っていますし、一人ずつ行きましょう

翠「先に行ってください」

「わかったわ」

少しよろけながらも、おばさんは通り切りました
私も...うわっ

翠「そんな...」

さらに落ちてきた天井にその幅すら塞がれて、完全に出られなくなりました

「お嬢ちゃん!」

翠「先に逃げてください!すぐに消防車も来るはずなので大丈夫です!貴女だけでも早く!」

「...わかったわ、でもすぐに助けを呼んで来るから!」

行きましたかね
さて、これは本当にマズイですよ...


コンマ下
奇数 消防車すでに到着!救助成功!
偶数 救急車はまだ来ない!翠死す!(死ぬとは言ってない)
ゾロ目 ズバババン

ズバババン!

南無…

翠「...けほっ...そろそろヤバイです...そうです、女神様に連絡を...きゃっ!」

さっきから天井が落ちまくっていたせいでしょうか
遂に私の頭上の天井も崩れて来ました
幸い燃えてはいませんが、頭と身体に強い衝撃を受けると同時に私の意識は遠くなっていきました

・・・


翠「...ここは」

気がつくと知らない真っ暗な場所で浮いていました
いえ、沈んでいる、と言ったほうが近いです
まるで深海に沈むように、身体がゆっくりと落ちていきます
あぁ、もしかして私は死んだんですかね

「いいえ、貴女はまだ死んではいませんよ」

そのとき、声がしました
女の人の声

翠「誰...?」

「申し訳ありません、私のせいで、貴女を...『貴女』達を巻き込んでしまいました...謝って済むようなことではありません...」

本当に申し訳なさそうな声でそう言います

「せめて...もう誰も死なせないと、そう決めたのです...」

その人の顔だけでもと思い、どうにか私は首を動かしました
その人はこの暗闇の中でなぜか輝いていて...

翠「りっちゃんの...お姉さん?」

よく似ていると、そう思いました

「またいつか、会いましょう...義姉によろしくお願いしますね?」

そう言って微笑んだその人を見て、また意識が遠くなるのを感じました


・・・

「...すか?目は開きますか?どこか動かせますか?」

翠「...ぅ」

「意識確認。これから救急車に運びますから、驚かないで。大丈夫ですよ」

微かに聞き取れたのは『救急車』
あぁ、ギリギリ助かりそうですね...

・・・

弦十郎「まったく無茶をするものだ。だが、無事でよかった!」

翠「すみません...ギアのことは公ではないと思いまして...」

翼「緊急時にそんなことを気にしない、それで死んだら元も子もないのよ!」

翠「すみません...」

あの後どこから情報が行ったのか、二課の皆さんが保護者代わりに私の身元引受けに来ました
まぁ多分情報に関しては緒川さん辺りでしょう
あと翼さんが怒ると結構怖かったです

そういえばあのとき見たものは何だったんでしょう...夢だったんでしょうか

あ、後で女神様に連絡しましょう

・・・

えぇ、登校禁止ですよ
というか入院ですよ
多少の打撲と火傷はありましたが、痕が残るようなものもなかったそうです
気絶してたって言われたときにはあと少し救助遅れてたら燃えてたなと思いました
とにかく、念の為の入院なので明日には退院出来るだろうとのことです

学校の方には二課から連絡を入れてくれたらしく、凜音ちゃんや夢姫ちゃんから「心配してるよ~お見舞い行くね~」的なLINEが来ました
あと女神様には電話口で泣かれました

翠「一日中安静にだと暇ですね~...」

今昼ドラ見てますけど最初からじゃないんでよくわかんないですね

暇ですね~


どうする?安価下
(安静にしてなければいけないので移動は出来ません)
(あるのはギアと端末とスマホとテレビくらいです)

他の番組を見てみる

昨日の火事のニュースみるとか

翠「...チャンネル変えましょう、なんかよくわからないのにドロドロしてる部分だけ見ても微妙な感じしかしません」

あと言うほどドロドロしてない気がするのは偶々そんなシーンだったんでしょうか

翠「ニュースやってますね」

チャンネルを変えて行くと、バラエティやら通販やらの他にニュースがやってました
ちょうど昨日の火事のことやってますね

『負傷者2名』

よかった、おばさんも無事だったみたいです

『火事の火元は調理場のコンロと思われ、店の主人が隣にあった段ボールの下敷きになり、その間にコンロの近くに置いてあったホットケーキミックスの袋に引火、そのまま炎上』

...不謹慎ですけどピタゴ◯スイッチを想像してしまいました
あ、私のこともやってます

『偶然通りかかった中学生が火事に気付き通報、その後店主の救出に向かい、店主を店の外に出したところで店が崩れ取り残される』

うわっ...めっちゃ間抜けじゃないですかこれ
まぁ褒められてるみたいなのでいいのかもしれませんけど...
というか昨晩軽く病室で取り調べを受けたときにもあの時間出歩いていたこと突っ込まれませんでしたけど、大丈夫ですかね
いざとなったら緒川さんに任せましょう
大体のことは緒川さんならどうにかなります
NINJAですし


どうする?安価下

暇だし寝る

やる事が見つからない感ある
取り敢えず誰か来るまで寝る

ニュースも終わり、他に気になる番組もやっていなかったのでテレビはとりあえず消しました

翠「...本当に暇ですね~」

せめて本とか、誰か話し相手がいたりするだけで変わってくるんですけど...
いや、暇潰しのために話し相手が欲しいっていうのは相手に失礼ですね
女神様も家から出るとフィーネさんにバレるからお見舞いに行けないと泣いてましたし...

翠「ん~もう少し寝ますか」

そのうち誰か来ますかね
私は布団を被って目を瞑りました


誰が来た?安価下
(この安価で選ばれなくともいずれ同級生コンビは来ます)

弦十郎

・・・

ガラガラ...

...ん?
ここは...あ、そうでした、今入院中です

弦十郎「む、寝ていたか、起こしてしまってすまないな」

翠「いえ...」

今の音はししょーが来た音だったんですね

弦十郎「どうだ?翠くん、身体の方は。まだ痛むか?」

翠「いえ、痛みはもう退いてきてます」

弦十郎「そうか、ならいい。だが、俺は大人として君にこれから説教せねばならんのだ」

あはは...痛いって言っておけば説教なくなってました?ませんよね...

弦十郎「救助を試みたこと。これは確かに立派だが、少々無茶が過ぎた。結果的にはこうして誰も死ぬことなく解決したが、本来君がすべきことは通報まで、あるいは大人を呼ぶことだ」

翠「はい...」

弦十郎「ギアを纏わなかったことはこの際置いておくが、翠くん、君はまだ中学生、まだ子供だ!ノイズと戦わせている俺たちが言えたことではないが、大人に守られてしかるべき存在だ!」

翠「...」

弦十郎「俺が君を鍛えたのは戦いのためであって無茶をさせるためではない、わかるな?」

翠「はい...」

弦十郎「それがわかればいい、もし次またあのようなことがあったら大人をもっと頼れ、いいな!」

翠「わかりました」

流石に一人で救助に行くのは無謀でしたね
死にかけましたし


ガラガラ...

翼「蒼井、起きていたか、それに司令...」

弦十郎「おう、来たか、翼」

翼さんまで来てくれましたね

弦十郎「軽く説教...大人の義務を果たしたところだ」

翼「そうですか、なら私が説教をする必要はありませんね」

えっししょーが来てなかったら翼さん説教するつもりだったんですか
何か本当すみません...


何か話す?安価下
(現在病室にいるのは翠ちゃんと翼さんとししょーです)

ここまで心配させるくらいなら、やはり最初からギアを使うべきだったのか

突然静かに涙が流れる(雰囲気が家族みたいで

翠「皆さんに心配、かけちゃったみたいですね」

翼「当たり前よ、だからこれからはあんな無茶をしないこと」

翠「心配かけるくらいなら、やっぱり最初からギアを...アメノムラクモを使うべきだったのでしょうか」

弦十郎「本当はそれより誰か大人を呼んでほしいとこだが...それが出来ない場合は人命救助と君自身の命が優先だ、ギアを使っても構わん。なぁに、揉み消しは俺たちの得意分野だ、翠くんが気にする必要はない!」

翼「国家機密よりも貴女の命の方が大切よ。貴女が傷付けばそれだけ悲しむ人が増える。もちろん私も」

弦十郎「そういうことだ。もっと人を頼ることを覚えろ。翠くんは一人じゃない」

翼「とはいえ、司令はお人好し過ぎるところもあるから、頼り過ぎても自立出来なくなるわ」

弦十郎「なっ、どういう意味だ翼!それに翠くんはすでに自立しているだろう」

翼「甘えさせてもいいけど限度があるということです。司令はそのうち衣食住に生活の保護までしかねません」

一人じゃない...ですか

家族も居らず
この世界のこと...『戦姫絶唱シンフォギア』のことを話せるのはせいぜい女神様くらいで
本当のことを話せる相手なんてずっといなくて
誰と話していても、嘘をつき続けているような、そんな感覚が抜けなくて

私のことを考えてくれている人たちに対しても、どこか自分を偽って距離を置いていて...

なのに...私のためにこんなにも心配してくれる人がいるって、いたんだって今わかって

翼「大体司令は...って蒼井!?どうしたの!?」

弦十郎「どこか痛むのか!?」

翠「え...?」

気がつくと私の目から涙が零れ落ちていました

翼「司令、急いで先生をっ」

弦十郎「その前にナースコールだっ!ナースコールのスイッチは」

翠「だ、大丈夫です!大丈夫ですから!どこも痛くないですから!」

弦十郎「む...ならいいんだが...」

翠「ただなんか...お二人と話していると...なんだか家族みたいだなって...思ってしまって...」

翼「蒼井...」

翠「おかしいな...涙が...止まらない...」

弦十郎「翠くんっ!!」

その瞬間、ししょーと翼さんに抱きしめられていました

翠「...ししょー?翼さん?」

翼「蒼井...私は、私達はお前のことを家族だと、そう思っているぞ」

弦十郎「あぁ、その通りだ!俺たちは家族だ!だからいつだって頼れ、甘えろ、良いことしたら褒めてやる、悪いことしたら叱ってやる、だから...これ以上無理するな!」

翠「あ...あぁ...」

二人の言葉は私の中にストンと落ちて
私はしばらく泣き止むことが出来ませんでした

・・・

その後どうにか泣き止み目元を冷やすために氷袋をもらった後、仕事があるというししょーと翼さんと別れました

そして現在

凜音「来たよ~!」

夢姫「お邪魔しますわ、翠さん!」

翠「凜音ちゃん夢姫ちゃん、すみませんわざわざ」


何か話す?安価下

: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします []
馬鹿は論破出来ないって言うけど本当にその通りだと思う
ここの奴らには何言ってもニートとかそれしか反論がないから(あと過去ログのコピペ)
言い負かされてる訳じゃなくて話が通じなくて呆れてるんだろうね


まあこんなこと言うと加速中認定の嵐ですけどwwww
それは承知でこんなスレ立てましたから
板違いとか自治厨まがいなことは言わなくて結構ですよ

SSWiki : ss.vip2ch.com
2017/07/12(水) 19:39:12.59ID: 88qpwwbV0 (1)

私に家族ができました

そろそろ、酉付けてみたら?少し荒れてるからそのほうが良いかも

凛音「来るときクリスちゃんに会ったよ。
翠の入院のこと伝えたけど、どっか行っちゃった。」

酉は確かに付けた方が良いかもね

安価下

***
皆さんがそう言うなら酉を付けてみようかと思います
酉付けるの初めてなので失敗したらご勘弁を!
***


凜音「いいっていいって!っていうか心配したよ!あれでしょ?ニュースでやってた火事のやつ」

夢姫「びっくりしましたわ!翠さんのお家の近くでしたのでまさかとは思いましたけど...でもご無事で何よりです!」

二人はベッドの横にある椅子に座りながらそう言ってくれました

二人にも心配かけちゃってましたね
これからは気をつけましょう!
...そういえば夢姫さんに家の場所教えましたっけ?

翠「あ、そうそう聞いてください二人とも」

凜音「どしたの?」

夢姫「どうしました?」

翠「私、家族が出来ました」

ガタッ

...夢姫ちゃん急に立ち上がってどうしたんでしょう

翠「夢姫ちゃん...?」

夢姫「詳しく」

翠「...え?」

夢姫「翠さんの家族になったという方について詳しく」

翠「えっと...」

夢姫「それはどこの誰ですの?わたくし達が知ってる人間ですの?信用出来る人間ですの?どういった経緯で家族になりましたの?そもそもその人は家族関係のどの立場になりましたの?わたくしには話してくれませんの?そんなことないですわよね?だってわたくし達お友達ですわよね?」

凜音「落ち付けぃ!翠、その言い方だと多分誤解生まれるから!」

夢姫「離してください凜音さんわたくしは翠さんからその輩について聞き出さなければなりませんの事と次第によってはその輩をうふふふふふふふふふふ」


どうしよう安価下
(翠ちゃんの感覚だと夢姫ちゃんどうしたんだろうって感じです)

夢姫にイタズラで頬にキスする

家族は家族ですよ
強いていうなら新しいお父さんとお姉さんですね

翠「ど、どうしたんですか?えっと、家族は家族ですよ?強いていうなら新しいお父さんとお姉さん...ですかね?」

夢姫「お父さんとお姉さん...ならまだお嫁さんの枠は残っていてうふふふふふふふふふふ」

ダメです、夢姫ちゃんの様子がおかしいままです
えっとこういうときどうしたら...一か八か生前の知識の中にあるショック療法でっ!

翠「ちゅっ」

夢姫「ふっ!?///」

凜音「おぉ...」

まぁ口じゃなくてほっぺの方なのでセーフですよね

夢姫「!?!?!?う~ん...///」

ばたーん

翠「夢姫ちゃーーーんっ!?」

急にぶっ倒れました!?
きゅ、救急車を!あ、ここ病院!

凜音「大丈夫、夢姫も幸せそうな顔して気絶してるから」

・・・

凜音「んで、何だったの?家族って」

翠「えっと、私家族いないじゃないですか?」

凜音「ごめんそこから知らない」

あれ?言ってませんでしたっけ

翠「まぁそこはいいんですけど、さっきししょー...弦十郎さんと翼さんが来て、色々話しているうちに「何だか家族みたいですね~」ってなって、二人が「みんな君のことを家族だと思ってる」って言ってくれたって話で...」

凜音「なるほどね...よかったね!二課の人たちが翠のこと大切にしてくれてるみたいで!私だって負けないくらい翠のこと大切だよっ!」

翠「ありがとうございます!」

凜音「あと...ごめんね?何か無神経に何も考えずにそういうこと聞いちゃって...」

もしかして家族がいないってとこですかね?

翠「気にしてないので平気ですよ、大したことじゃないですから」

凜音「そう言ってもらえると助かるよ...あ、そうそう、ここに来る途中クリスさん?っぽい人に会ったよ!」

翠「えっそうなんですか?」

凜音「翠の入院のこと伝えたんだけど、どっか行っちゃったんだ」

翠「そうですか...」

クリスさん...来てくれるでしょうか...


何か話す?安価下

心配かけちゃって悪いなと(夢姫ちゃんも見つつ

翠「あと...本当にごめんなさい!凜音ちゃんにも夢姫ちゃんにも心配かけちゃったみたいで...」

ちらっと夢姫ちゃんの方も見つつ、凜音ちゃんに改めて謝罪をしました

凜音「ま、無事ならそれでいいよ、っていうかノイズと戦ってるって聞いたときからずっと心配はしてたし...まさかノイズじゃなくて火事で入院するとは思ってなかったけど」

心配はずっとかけてましたか...

凜音「でも夢姫も夢姫で大変だったよ、翠が入院って聞いたときも気絶したしその後先生に詰め寄ってったし...」

そのときの大変さは遠い目をした凜音ちゃんを見ているだけでよくわかりました

翠「起きたら夢姫ちゃんにも謝らないとですね」

凜音「夢姫は多分ごめんなさいより感謝がいいんじゃない?」

翠「ごめんなさいより感謝...?凜音ちゃんもですか?」

凜音「ん!?...ま、まぁ...そうかな///」

翠「...そうですね、凜音ちゃん、お見舞いに来てくれて、心配してくれて、ありがとうございます!」

凜音「ん、どういたしまして」


何か話す?安価下

もう遅いので、また学校でね。

背中の汗を拭いてほしい

翠「あの...凜音ちゃん、一つお願いがあるんですけど...」

凜音「何?私でよければ聞くけど」

翠「今日ここで寝っぱなしだったせいでその...背中が汗かいてしまいまして...いやなら全然断ってもらってもいいんですけど!」

背中が気持ち悪いのはあるんですが、友人に背中を拭いてもらうというのも恥ずかしいですし、流石に...

凜音「そのくらいなら全然いいよ、今ウエットティッシュしかないけどいい?」

翠「...いいんですか?じゃ、じゃあお願いします」

とりあえず上は脱いで...

凜音「ちょ、捲るだけ!捲るだけでいいから!///」

翠「そうですか?」

はだけさせた前を戻し、背中側が出るように病衣を捲りました

凜音「まったく...あ、この下着着けてくれてるんだ」

翠「そ、そういうのはいちいち言わなくていいですから!」

凜音「ごめんごめん...外すね?」

翠「は、はい...」

凜音「綺麗な背中...拭くよ」

翠「ひゃっ!」

凜音「ご、ごめん!///」

翠「い、いえ、ちょっと冷たくてびっくりしただけですから!」

凜音「えっと...続けるね?///」

翠「んっ...んぁっ...///」

凜音「結構かいてるね...気を付けないと汗疹になっちゃうよ?」

翠「んひっ...そ、そこは///」

凜音「だ~めっ!ちゃんと拭かなきゃ!」

翠「ひぅっ...ひんっ!...ひゃあぁっ!!///」

凜音「...ちょっと愉しい///」

・・・

凜音「っと...はい、これで終わりね///」

翠「は、はひ...ありがとうございました...///」

なぜかちょっとだけ疲れました...

凜音「...じゃあもう時間も遅いし」

翠「あ、本当ですね...」

凜音「ほら夢姫もいい加減起きて!」

凜音ちゃんは床に未だに倒れている夢姫ちゃんの肩を揺らしました
というかまだ倒れてたんですね
本当に大丈夫なんでしょうか...

夢姫「...うみゅ~...はっ!ここはっ!あ、翠さん!大丈夫ですの!?」

翠「何がでしょうか...それはそうと夢姫ちゃん」

夢姫「は、はい!」

翠「お見舞いに来てくれて、私のことを心配してくれて、ありがとうございます!」

夢姫「へ!?あっ、その...と、当然ですわ!大切なお友達ですもの!」

凜音「やれやれ...ほら、帰るよ、翠、また学校でね!」

夢姫「もうですの?ってこんな時間!?...翠さん、また学校でですわ!」

翠「はい!また明日!」

二人はそのまま帰っていきました


どうする?安価下

端末かスマホで剣道や剣術の映像をみる

えっちだ…

翠「さて、二人も帰ってしまいましたし...そうです、せめて特訓出来ない代わりに剣術の映像でも見て勉強しましょう」

えっと『剣術 動画』っと...

やっぱり剣道の動画がほとんどですね...

おっこれすごい...

剣対剣以外の動画もないですかね...

実際足はそこまで大きく動かさない方がいいみたいですね...

おぉ...はっ!何で私はライト◯イバーに加工された動画に見入っていたんでしょうか!?

そういえば私の剣も光らせようと思えば...実際恋愛発破で金になりますし...

でもその場合オー◯バニッシュ使ってるしリボ◯ケインになるんでしょうか...

...って脱線してます!剣術を見るんでした!あ、でも必殺技作りのために特撮やアニメ等からインスピレーションを受けるのも...

・・・

結局考え直して剣術の動画を見ました
そういえば日本の剣術と海外の剣術だと結構違うんですね
どっちもかっこいいことくらいしかわかりませんが


どうする?安価下

寝る

翠「ふあ~ぁ...ふぅ、ちょっと寝ますかね」

まだ夕飯の時間でもありませんし、私も成長期ですし

・・・

しばらく寝た後届けてもらった夕飯も食べ、暇つぶしにテレビを点けました

翠「異世界転生...私もある意味そうなんですけどね...」

私だってここでスマホも使えますし
でもこの世界はノイズやらシンフォギアやらがあるだけで生前とそう変わらない世界観なのでちょっと意味合い違ってくるんですよね


コンマ下1
奇数 何か起こる、もしくは誰か来る
偶数 特になし、少し早いけどまた寝よう
ゾロ目 雑音タイム

何があった?もしくは誰が来た?安価下2
(コンマ下が奇数だった場合のみ採用)

翠「さっきまで寝てましたけど...まぁ寝る子は育つと言いますし」

アニメは予約したはずなので明日にでも家で続きを見ましょう
剣士のキャラとか出てたら今後の参考にもなるでしょうし

翠「おやすみなさ~い」

今日寝てばっかりですけど寝られますかね

・・・

杞憂でした
ばっちり寝てました
今午前の10時です
お迎えには友里さんが来てくれて手続きもしてくれて、制服や教科書を取りに行くために家まで送ってくれました
至れり尽くせりです
逆に何か申し訳ないです

友里「今日くらい学校やすんでもいいんじゃない?」

翠「いえ、午後からでも...昨日凜音ちゃんや夢姫ちゃんにまた明日って言いましたし」

友里「そう?楽しくやってるようでよかったわ!さ、もう着くわよ」

・・・

そして学校に着いたのは昼休み

夢姫「もう身体は大丈夫ですの?」

翠「完全復帰です!」

凜音「なら安心、昨日見た限り背中にも傷とかなかったみたいだしね」

夢姫「ん!?ちょっとそれどういうことですの!?何で凜音さんが翠さんの背中を知ってますの!?」

凜音「最近夢姫のお淑やかさが失われつつある件について...」

翠「あはは...」


何話す?安価下

いつカラオケに行くか話してみる

翠「そういえばカラオケいつ行きます?」

凜音「私は明日の土曜でも平気だよ!」

夢姫「わたくしも大丈夫ですわ!」

私も明日特に何もありませんし...

翠「じゃあ明日にします?」

夢姫「ですわね」

凜音「だな、集合場所はこの間と一緒でいいとして...時間は?」

夢姫「お昼前でお願いしますわ!」

翠「なぜそんなに強調を...あ」

夢姫「お二人とも、お昼は抜いてきてくださいね?」

ニコッと笑う夢姫ちゃんに私も凜音ちゃんも引きつった笑みを浮かべることしか出来ませんでした
信じてますよ!新人メイドさんっ!

凜音「じゃ、じゃあ11時にしておこっか」

翠「で、ですね」

夢姫「楽しみですわっ!!」


何話す?安価下

休んでいる間何か起こったりしていたか

テレビの話。
やりすぎ都市伝説でノイズが現れると歌が聞こえるらしいんだけど、みんな炭化しちゃうから確証はないんだって。
信じるか信じないか(ry

翠「あと、昨日私が休んでる間に何かあったりしました?」

凜音「学校?」

翠「でもいいですし、学校以外でも」

結局昨日はクリスさんが病院の近くにいたってことくらいしかわかってませんし...
まぁないに越したことはないんですけど


凜音ちゃんコンマ下1
奇数 何かあった
偶数 特になし

夢姫ちゃんコンマ下2
奇数 何かあった
偶数 特になし

凜音ちゃん何があった?安価下3
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)

夢姫ちゃん何があった?安価下4
(コンマ下2が奇数だった場合のみ採用)
(コンマ下1が偶数だった場合は安価下3にズラしてください)

ほあ

せい

別のクラスに転校生が来た

ゆで卵を作ろうと思ってレンジに入れたら
爆発してスクランブルエッグが出来た

料理が上達したと思ったらこれだよ!

凜音「ん~そうだね...これといったことはなかったけど、強いていうなら別のクラスに転校生が来たらしいよ」

翠「転校生...?」

『転校生』
それはありとあらゆる学園モノにおいて重要な役割を持つキャラクター
そんなものがうちの学校に?
うちの学校シンフォギアの本編に関わったことないですよね?
知らない人ですよね?
...まぁ頭の片隅に置いておきましょう

凜音「よくは知らないけどね~」

翠「なるほど...」

夢姫「わたくしも特に...あ、あれから最近ほぼ毎晩お料理の練習してるんですの」

凜音「おっおう...それで?」

夢姫「昨日の夜ゆで卵を作ろうとしまして」

翠「ゆで卵...比較的簡単なやつですね」

凜音「あれか、半熟にしようとして完熟になっちゃった~みたいな」

夢姫「レンジに入れてチンしまして」

翠凜音「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛...」」

それは一番やってはいけないやつです...

夢姫「なぜかスクランブルエッグが完成しましたわ」

凜音「...明日、大丈夫かな」

翠「...ちょっと...いやかなり心配になってきました...」

というか誰も止めなかったんですか...

夢姫「不思議ですわ...なぜ爆発したんでしょう...火薬も使ってませんのに」


何か話す?安価下

とりあえず電子レンジの仕組みについて教える

翠「えーっとですね?卵は電子レンジにかけると爆発するものなんです」

夢姫「卵はそんな危険なものなんですの!?ニワトリさんのお腹の中で爆発したりしませんの?」

凜音「なにそれグロッ」

翠「ちょっと待ってくださいね」

テッテケレレテ~ッテレ~!
スマ~トフォン~!

翠「えっとなになに...電子レンジは食品の中にある水分に働きかける電波を当てて食品を温めています。卵の構造上だと、殻があるため水蒸気の逃げ場がなく、水蒸気爆発を引き起こす事になるのです」

凜音「じゃあドライフルーツとか温まんないのかな」

翠「ちなみにゆで卵を電子レンジで温めると、卵の水分が内部で沸騰し水蒸気になりますが卵白や黄身を包む皮に包まれているので水蒸気が行き場を失ってしまいます」

夢姫「ふむふむ」

翠「高圧になり沸点が上がるので100度以上になるとそこで爆発が起きるというのが、電子レンジでゆで卵を作ろうとすると爆発する原理です。また、電子レンジから取り出した時に破裂しなくても黄身を取り出す時に破裂することもあるので要注意です...ということだそうです」

なんとなくしか知りませんでしたけど、こういうことだったんですね

翠「卵をアルミホイルで包んで耐熱性のあるコップに入れ、卵が隠れるまで水をコップに入れて電子レンジで温めれば、アルミホイルは電子レンジの電波を通さないので卵の内部に直接熱が発生せず、周りの水が沸騰して温められる...らしいです、これならお湯にさえ気を付ければ安全にゆで卵を作れるということですね」

凜音「...なんかゆで卵食べたくなってきたね」

ゆで卵や電子レンジのこと検索したの多分これが初めてですよ...


何か話す?安価下

放課後どこかにいかない?

翠「そういえば今日の放課後私暇なんですけど、お二人は用事ありますか?」

夢姫「今日は特訓とかありませんの?」

翠「昨日のこともあるから今日は休めと言われまして」

凜音「あえて休もうとせず暇と豪語して私達を誘うとは...」

でも暇は暇ですし...

凜音「ま、私も暇だよ!」

夢姫「わたくしも用事はありませんわ!」

翠「よかったです!放課後どこか行きませんか?」

凜音「もちいいよ!どこ行く?」


どこ行く?安価下

夢姫の強い要望でスーパー銭湯に行く

夢姫「銭湯!スーパー銭湯に行きましょう!」

突然立ち上がり拳を胸の辺りまで上げて空を見上げました
何のポーズですかそれ

凜音「...えっと?」

翠「せ、銭湯ですか?」

夢姫「えぇ!銭湯ですわ!」

どうしたんでしょう...あれですかね?庶民の行く銭湯に興味津々のお嬢様みたいな

翠「で、でも銭湯って夜行くものな気も...」

夢姫「夕方からお風呂に入ったって何の問題もありませんわ!しずかちゃんだって学校から帰ったらお風呂に入ってますもの!」

それはどのしずかちゃんのことを言ってるんですか!?源さん家ですか!?

凜音「ん~...まぁいいけど、夕飯前には帰るよ?」

夢姫「わかってますわ!わたくしも夜遅くは出歩けませんし...」

すみません、一昨日もその前も夜遅くに出歩いてました

翠「じゃ、じゃあスーパー銭湯に行くということで...タオルや石鹸を取りに一旦解散でいいですか?」

凜音「おけ、んじゃまた公園ね」

夢姫「うふふこれでわたくしも翠さんのお背中をうふふ...」

最近ちょくちょく夢姫ちゃんの声が小さくなって聞こえなくなるんですよね...

・・・

午後の授業を終え、一時解散して今家に帰ってきました

女神「おっかえりなさ~い!!」

翠「えと、ただいまです」

女神「もう身体は大丈夫なんですか!?お昼に一旦帰ってきたときはすぐに学校に行ってしまってよくわからなかったんですけど!」

翠「大丈夫です...あとこの後すぐまた出かけるんですけど」

女神「っ!?...また行ってしまうんですか...」

どうしたんでしょうこの女神様
初めて会った頃の面影がどこにもないんですが

翠「凜音ちゃんと夢姫ちゃんと銭湯に行くことになりまして」

女神「戦闘!?」

翠「なんで物騒な方を想像したんですかお約束ですか」

女神「翠さんも日に日に言う様になりますね...」

誰のせいでしょう

女神「はぁ...わかりました、でも帰ってきたらいっぱい構ってくださいね...」

翠「女神様はどうしてこんなになってしまったんですか...」

こっちに来てからどんどん女神っぽさがなくなってますよね

女神「でも銭湯ですか...気を付けてくださいね」

何にですか?あぁ、もしかしてノイズや火事と災難が続いたからですか?

翠「はい、気を付けます」

女神「そうしてください、流石に一線は超えないと思いますが、女の子同士でもそのくらいの年頃だと危険がともないますから」

えっと本当に何の話ですか?

・・・

公園で集まった私達はスーパー銭湯を目指して歩いていました

翠「この辺銭湯もあるんですね」

凜音「あんま使ってる人見たことないけどね~」

夢姫「古き良き伝統ですのにね」

この辺風呂なしアパートとかなさそうですし仕方がないですね

凜音「そういえば昨日『やりすぎ都市伝説』観た?」

夢姫「いえ、残念ながら...」

翠「私も観てませんね...何かやってたんですか?」

凜音「それがさ...『ノイズが現れると、決まってどこからか歌が聞こえるらしいんだけど、みんな炭化しちゃうから確証はないんだって...信じるか信じないかは』って話やってて」

ちょっと二課ぁ!揉み消せてないですよぉ!

凜音「信じるか信じないかは、貴女次第!」

翠「そこ結局言い切っちゃうんですね」

と、とりあえず今度ししょー達に相談した方がいいですかね

・・・

というわけで、スーパー銭湯に着きました

翠「お客さんいませんね」

夢姫「する必要ないかもとは思ったんですが、念のため貸切にしましたの!」

凜音「だからか...」

夢姫「早速入りましょう!」

・・・

服を脱いでいると、同じく服を脱いでいた夢姫ちゃんがまじまじと見つめてきました

翠「どうしました?」

夢姫「へっ!?い、いえ、傷や火傷が残ってないか心配だっただけですわ!///」

凜音「よかったよね、残る様なものがなくて」

翠「ある意味残ってても勲章みたいになりますよ」

夢姫「それは人それぞれですわね...あ、今日はわたくし達全員あの日買った下着ですわね!」

凜音「おや?」

翠「私は変える暇がなくて昨日のままです///」

もう少し早く起きるつもりでしたから...

・・・

翠「広いですね~」

絵って富士山じゃないんですね
なぜか汽車が描いてあります

夢姫「お背中お流ししますわっ!」

ケロリン桶を持って夢姫ちゃんがそう言ってきました

翠「う~ん...でも悪いですよ」

夢姫「大丈夫、問題ないですわ!」

凜音「んじゃ、私は先に洗ってるね~」

・・・

結局順番に洗いっこになりました
まずは私から

夢姫「や、優しくお願いしますわ///」

翠「いきますよ...」

シャンプーを手のひらに出し、軽く泡を揉んで夢姫ちゃんの髪に手を持っていきます

翠「わしゃわしゃ~」

夢姫「んっ!...はぁ~...そこっ...そこ気持ちいいですわ///」

翠「ここですか?」

夢姫「そこ...そこですっ...ふにゃ~///」

翠「流しますね~」

シャワーで泡を洗い流し、次はリンスですね

凜音「ふんふふんふふん~」

・・・

翠「ふぅ、あとは背中ですね」

夢姫「よ、よろしくお願いしますわ!」

スポンジにボディーソープをかけて...

夢姫「あっ...んふっ...きゃんっ!///」

翠「くすぐったいですか?大丈夫、優しくしますから」

凜音「ふふふんふん~」

夢姫「えぇ...んっ!...気持ちいい...はんっ!...ですわ...///」

・・・

夢姫「つ、次はわたくしの番ですわね...安心してくださいまし...悪いようにはしませんわ...」

翠「...えっと、お手柔らかに」

シャンプーを誰かにしてもらうなんて、小さい頃お母さんにしてもらって以来ですね
あの頃からシャンプーをするときは目をギュって瞑ってしまいます

翠「ふあっ...そこ...」

夢姫「こ、ここですの?ここがいいんですのね?///」

凜音「やばっボディーソープ出過ぎた...まぁ気にするほどでもないか」

翠「んっ...はい...そこです...ひんっ!///」

・・・

夢姫「つ、次は、背中...ですわっ!」

翠「優しくお願いします...」

なんか夢姫ちゃんの鼻息がさっきから荒いんですけど大丈夫でしょうか
どこか悪いんじゃ

翠「ひょうっ!?ゆ、夢姫ちゃん、何で手でやってるんですか!?///」

夢姫「この方が、汚れも落ちるんですのようふふ///」

翠「やっ...何だか手つきが...ひんっ!///」

夢姫「本当に綺麗な背中...」

翠「ひゃあっ!?///」

夢姫ちゃん何ですりすりしてるんですか!?

夢姫「あぁ、背中以外も何もかも綺麗ですわ...///」

翠「あっ...そこ...背中じゃ...んっ!///」

夢姫「隅々まで...もっと綺麗にしてあげますわ///」

翠「ひゃっ!...あんっ!...はぁんっ///」

・・・

凜音「ふぅ、久々の大きなお風呂ってなぜか贅沢な気がして念入りに身体とか洗っちゃうよね。それじゃ私は湯船にでも...」

がしっ

凜音「...えっと?」

夢姫「うふふ、まさかわたくしが凜音さんの身体には興味がないとでも?」

翠「はぁ...はぁ...一人だけ安全圏なんて許しませんよ...凜音ちゃんも同じ目に...合わせてあげます...」

凜音「いや、私はもう洗い終わったからちょっと待って離しひゃあぁぁんっ!?///」

・・・

凜音「二人とも...激し過ぎ...」

翠「すみません...ちょっと...体力戻る前なのに...やり過ぎました...」

夢姫「今日のことは一生の思い出になりますわっ!」

約1名明らかに銭湯のお湯の効果とか関係なく肌がツヤッツヤになってる人がいますね...


何か話す?安価下
(現在三人とも湯船です)

明日のお昼、翠や凜音も作ってきて食べさせっこするかと提案してみる

ずっと傍にいてね

おつん?

あ更新できてなかった
あん化した

翠「...そういえば、明日のお弁当も三人で持ち寄って食べさせ合いっこにしません?」

そう、これはどこかのタイミングで提案してみようと思っていたことです
言わなくてもいいかと思っていましたが、レンジでスクランブルエッグを作られてしまうと...

凜音「!」

夢姫「そうですか?確かにそれも魅力的ですけど」

凜音「そうしよう!久しぶりに腕がなるよ!」

夢姫「以外と乗り気ですのね!?」

あ、凜音ちゃんも察したみたいですね

夢姫「でもそうですわね、ただわたくしだけ作ってきてもそれはそれで少し寂しいかもしれませんし...でもそうとなったらより一層腕によりをかけて頑張りますわ!」

翠凜音「「う、うん...」」

夢姫「うふふ、今夜もいっぱい練習しませんと!」

少しだけ夢姫ちゃんから距離を取り、凜音ちゃんと向き合いました

凜音「グッジョブ翠、これで最悪の事態は多分阻止された」

翠「はい、ですがよりやる気に満ち溢れてしまいました」

凜音「そこは信じるしかない」

夢姫「あら?どうかしました?」

翠凜音「「いいえ何も」」

それにしても、二人といるとやっぱり楽しいですね

最初に登校したとき、原作には関係ないというのもそうでしたが、それ以上に人と関わるのが苦手でしたからね
生前の頃からそうでしたから、二人のように仲良くしてくれる友人もいませんでした

翠「...ずっとそばにいてくださいね」

聞こえるか聞こえないかくらいの声で、二人にそう言いました

凜音「ん?何か言った?」

夢姫「翠さん?」

翠「...いえ、何でもありません、のぼせる前にそろそろ出ましょうか」

聞こえてなかったみたいですけど、それでいいんです

私はこの世界に、月を破壊するために転生してきた異物
いずれ全世界を敵に回すであろう大罪人
だからそうなったとき、二人には私と無関係でいて欲しい
そばにいて欲しいだなんて、欲張り過ぎですもんね

私は湯船から出てタオルを巻き、浴場から出ようとしました

凜音「翠!」

夢姫「翠さん!」

翠「?」

二人の呼びかけに応じて振り向くと

凜音「当たり前じゃん!ずっとそばにいるよ!」

夢姫「もちろんです!何があっても、わたくし達は一緒ですわ!」

...なんだ、聞こえてたんじゃないですか
参っちゃいますよ、本当に

翠「...はい!」

あら^~

・・・

銭湯といえばやっぱり牛乳ですよね
ピンポン?ここにはありませんよ

凜音「腰に手をこう!」

翠夢姫「「こう!」」

凜音「んで一気にグイッと!せーのっ!」

翠凜音夢姫「「「グイッ!」」」

こくっこくっこくっこくっ

翠凜音夢姫「「「ぷは~...」」」

牛乳美味しいです!

凜音「あぁ~なんかもうこのまま寝られそう...」

夢姫「そういえばお夕飯まだでしたわね...」

翠「帰りに何か買っていかないとです...明日のお弁当の材料もありますし...」

明日何作りましょうかね~

・・・

凜音「それじゃ、また明日!」

夢姫「また明日ですわ!期待していてくださいまし!」

翠「はい、また明日です!」

二人に手を振って別れ、それぞれ帰路に着きました

さて、明日のお弁当の材料は...まぁ色々買って家で選べばいいですね
今日の夕飯どうしましょう...


今晩何作る?安価下
(スーパーに行くのでふらわー等の選択肢はありません)

肉じゃが

次こそは上手い飯を…

この間はオムライス作りましたし...今日は肉じゃがにしましょう!

・・・

スーパーに着きました

翠「肉じゃがってみりんとか醤油とか必要なんですよね?」

あとはジャガイモと牛肉と人参と玉ねぎと糸こんにゃく...
あとはご飯と味噌汁でも作ればいいですかね


コンマ下1
奇数 誰かいた
偶数 特になし

誰がいた?安価下2
(コンマ下1が奇数だった場合のみ採用)
(凜音ちゃんと夢姫ちゃんは帰っているので選べません)
(女神様は家から出られないので選べません)

毎度毎度誰もいないな

ノイズにやられたのか閑散としてるな

安価下1に会った人書いてもらえば、2個も安価とらなくてスムーズにいかないかな
奇数ならそのまま安価とって偶数ならスルーで

・・・

翠「...重っ」

色々買い過ぎました...今ギア使っちゃダメですか

翠「でも米は家にありましたし、味噌汁はインスタントがあって助かりました」

明日用に買ったのが重いです
でも仕方がないですね

・・・

翠「ただいま帰りました~」

女神「お帰りなさ~い!そして構ってくださ~い!」

翠「あぁはいはい」

とりあえず買い物袋置いて頭を撫でておきます
姉っていうかどっちかっていうと...

翠「あ、少し待っててくださいね、すぐ夕飯作りますから」

女神「っ!...な、何を作るんでしょうか?」

翠「肉じゃがです、あ、お米炊いといてもらえますか?あと味噌汁はインスタントなので」

女神「わ、わかりました...肉じゃがですか...大丈夫でしょうか...」


コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)

(キャラ指定安価に関しては久々の登場とかだったときに偶数だと悲しいかなと思いまして...)

普通だ…

・・・

翠「どうぞ」

女神「では...いただきます」

女神様は箸でジャガイモを掴み、左手に持っていたご飯にバウンドさせ、口に運んでいきました

女神「...これはっ!」

翠「!」

女神「ほんのり甘味を感じる汁、それがよく染み込んだジャガイモ!」

牛肉、人参、糸こんにゃくと次々に口に運び...

女神「硬過ぎず柔らか過ぎずの牛肉と人参、そして噛めばプチっと切れる糸こんにゃく!」

翠「...どうでしょうか」

しばし目を瞑った女神様はカッと目を見開き


女神「普通ですっ!」


翠「えぇ...」

女神「なんというか、決して不味くはなく、むしろ美味しいんですけど、ものすごく美味しいという訳でもないと言いますか...でもこの間のオムライスとは比べ物にならないほどいい出来ですよ!」

微妙ですねそれ...っていうかこの間のオムライスどんなもんだったんでしょうか

翠「ま、失敗はしなかったみたいでよかったです。いただきます」

はむ
うん、まぁまぁですね
これなら少し入れ方を工夫すれば明日のお弁当にも入れられそうです
汁に片栗粉入れればなんとかなるでしょうか

普通でも素晴らしい出来に感じてしまう…

翠「これなら明日のお弁当もどうにかなりそうですね」

女神「っ!?...い、今何と?」

翠「はい?...えっとですね、実は明日凜音ちゃん夢姫ちゃんとカラオケに行くことになりまして、そのときお昼はお弁当持ち寄って食べさせ合いっこしようって話に...」

女神「oh my god!!!」

何か急に「貴女も神ですよね?」って突っ込みたくなるような台詞を叫びながら私の2台目のスマホを持ってきました

薫『はいは~いもしもしスイちゃん?』

女神「へるぷみー!いや、へるぷあすです薫さん!」

電話スピーカーになってますね

薫『ショウちゃん?どないしたんそんな慌てて...まさかスイちゃんに何かあったん!?』

女神「翠さんが明日お友達と自作のお弁当を食べさせ合いっこすると言ってます!!」

薫『...なんやて工藤!?』

翠「工藤違います」

薫『あかん...それはホンマにヤバいやつや、緊急作戦会議!!』

・・・

そんなこんなで電話越しに薫さんも交えてお弁当作戦会議が始まりました

薫『お弁当はどんなんにするん?ご飯系?サンドイッチ系?』

翠「さっき作った肉じゃががまだ残っているので...ご飯系ですかね」

女神「大丈夫です、私も食べました。普通でした」

薫『普通か、なら大丈夫やな』

普通普通うるさいですね

薫『せやったらタッパー使うたらええな、いくつかのタッパーにそれぞれ分けて入れれば具材が混ざったりもせえへんし』

女神「ご飯は私が炊いたやつがあるので大丈夫です、解凍も私が」

薫『なら他に何入れよか...スイちゃん、何入れたい?』

そうですね...


何入れる?安価下1~3
(お弁当として成り立つようなおかずで、ご飯に合うやつでお願いします)

玉子焼き!

ハンバーグ

からあげ

安価取っといて言うのもなんだが野菜がねぇな

飾り用でプチトマトやレタス、キャベツ辺りを入れれば野菜も何とかなるさ

翠「やっぱり玉子焼きは欲しいですかね」

薫『ふむふむ』

翠「あとハンバーグ...から揚げも捨てがたいですね...」

薫『定番かつガッツリした二つやね...いっそどっちも作ろか!』

女神「肉ばっかりじゃないですか?他にサラダ的なものも...」

翠「え?必要ですか?」

野菜なくても私は困らないんですけど...

薫『ま、まぁとりあえず玉子焼きとハンバーグとから揚げ、ウチが作り方教えるから作ってみよか』


玉子焼きコンマ判定下1
ハンバーグコンマ判定下2
から揚げコンマ判定下3
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)

サラダ作る?コンマ下4
奇数 栄養とか彩とか考えて作っておこう
偶数 野菜など知らぬ。我は肉を所望する

高い

せい

ほい

微妙だぁ…

そういやこの手の判定はゾロ目関係ないんだな

・・・

女神「では...いただきます」

薫『ごくっ...』

翠「...」

女神「あむ...ほほぅ...ではハンバーグも...あむ...んくっ...ほうほうほう...では最後にから揚げを...あむ...こくつ...ふぅ...」

三つとも連続で食べましたね...っていうかどれも熱々のはずなのにすごいですね

薫『ショウちゃん...どやった?』

女神「...はい、普通に大丈夫だと思います!」

翠「ほっ...」

女神「ただしから揚げテメェはダメだ」

から揚げそんなにですか!?

女神「玉子焼きは比較的美味しく出来てましたよ、ハンバーグも焦げてはいましたがまぁ大丈夫です」

薫『つまりその二つも及第点っちゅうことやな。から揚げは?』

女神「火が全然通ってません」

薫『それはアウトやな』

火って強火なら通るんじゃないんですか?
なんか油もぐつぐつしてましたし行けたと思ったんですけど

女神「あとあれです、やっぱり野菜欲しいです。さっぱりも必要です」


リトライから揚げコンマ判定下1~3
(一回でも50以上出れば成功です)

いけるか

そい

それから、幾度となくから揚げ作りが繰り返されました


女神「もっとしっかり揉み込んで!」

翠「はい!」


薫『片栗粉は後から、わかったね?』

翠「片栗粉は後...小麦粉は前...」


女神「色が付いてきたらひっくり返す!ダメです!やり直し!」

翠「色...色が色々...」


そして遂に

女神「では、いただきます」

翠「...ごくっ」

薫『...ごくっ』

女神「はむ...っ!!...こくっ...表面はカリッと、しかし中までちゃんと火が通ってそれでいてジューシー!そして味付けも申し分ない!」

翠「と...いうことは!」

薫『!』


女神「...合格です!」


やったーーーー!!!
やりましたーーーー!!!

薫『やったなスイちゃん!!』

翠「はい!お二人のおかげですっ!」

女神「これなら申し分ありません、お世辞抜きでとても美味しく出来てますよ!」

こうして、私の長い長いお弁当作りはひとまず終わりを告げたのでした

コンマも段々上がってて笑う

・・・

そんなこんなで気付けば時計の針は深夜1時を過ぎていて、明日のためにもう寝ようということになりました

そして朝

女神「おっはようございま~す!」

翠「おはようございます...元気ですね朝から」

私は地味に寝不足気味です...けど、今日は目一杯楽しみませんと!

女神「お弁当の分を別にして、残った分を朝ごはんに回しましょう、から揚げが死ぬほどありますし」

翠「あぁ...とりあえずマヨネーズでも持ってきておきますか」


何か話す?安価下
(この安価含め二つくらい話題が出たところでお出かけ出発です)

女神はお弁当のおかずの中でどれが好きか

火事場でりっちゃんのお姉さんに似た誰かの義理の妹に会いました。

ご飯とから揚げという朝からまぁまぁヘビーなメニューを楽しみながら、ふと思ったことを女神様に聞いてみました

翠「女神様ってお弁当のおかずの中でどれが好きですか?」

女神「えっと、昨日作ったものの中からですか?」

翠「いえ、おかず全般的に」

女神「そうですね~...あむ...」

またから揚げを一つ頬張り

女神「この中で言えばまぁから揚げですけど、おかず全般ですと...アワビですかね」

翠「アワビ!?」

ぜ、贅沢ですね...神様ってそんなもんなんでしょうか

女神「アワビのバター炒めとか大好きです!昔私のお手伝いさん...秘書?みたいな...奉仕してくれる方がいたんですけど、勧めてもらいまして」

翠「はぁ...なるほど...でもあまりお弁当のおかずとしては見ない気もしますけど」

まぁきんぴらとか言われても反応に困りますしね

朝食を食べ終え、洗い物も済まして女神様と二人でダラダラしてました
多分普通ならこの時間に洗濯物とか掃除とかするんでしょうけど、面倒臭いことを後回しに出来るのは一人暮らし(女神様はいますけど)の特権ですよね

翠「あ、そういえばこの間火事にあったじゃないですか」

女神「はい、死ぬほど心配しました」

翠「すみません...天井が崩れ落ちてきて気絶してたらしいんですけど、そのとき変な夢見たんですよね~」

女神「変な夢...ですか?」

翠「りっちゃんのお姉さん?にすごくよく似ている人がいまして、『巻き込んでしまった』とか『もう誰も死なせない』とかなんとか...あと『義姉によろしく』とも言ってた気がします...」

まぁはっきりとは覚えてませんけど
何故かあの人の台詞は頭に文字が浮かんでくるように感じられて、『あね』のことが『義姉』を指してるんじゃないかと
そういえばそうするとあの人は誰かの妹さんっていう設定で夢に出てきたんでしょうか
りっちゃんのお姉さんは上にお姉さん多分いませんけど
不思議な夢ですよね

女神「そうですか...遂にというかもうというか...ま、そのうちわかるでしょう」

翠「えっ?これただの夢じゃないんですか?」

女神「大丈夫ですよ、少なくともその子はとてもいい子ですから」

翠「...って、つまり何か知ってるってことですよね!?」

えっ、もしかしてあの夢重要ですか!?うわぁ起きてすぐ覚えてることメモした方がよかったです...
っていうかさらに面倒ごと...じゃなくて、謎が増えちゃったじゃないですか!

女神「あーっとそんなことよりそろそろ出発した方がいいんじゃないですか?ほらほらお財布とスマホ、あと端末とお弁当持って!」

翠「話逸らしましたね!うぅ~でも、時間も危ないです...」

とりあえず女神様には後で聞き出すとして、今は出発しましょう





















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































ちまちま進めてくれてて嬉しい
メンテが暇なのです





















































































・・・

翠「夢姫ちゃ~ん!」

夢姫「あ、翠さ~ん!こっちですわ~!」

今日も凜音ちゃんが最下位ですか

夢姫「ちゃんとお弁当持ってきました?」

翠「もちろんです!昨夜もしっかり作り方を勉強して頑張りましたから!」

主に女神様と薫さんの指導で
薫さんの場合はお料理教室出張版になってしまいましたね

凜音「おっまたせ~!」

夢姫「凜音さんも到着しましたわね」

翠「それじゃあさっそく」

凜音「うん、お弁当タイム!」


凜音ちゃんどんなお弁当?安価下1
(なおかつ出来のコンマ判定も同時に行われます)

夢姫ちゃんどんなお弁当?安価下2
(なおかつ出来のコンマ判定も同時に行われます)

(ARASHIはするするスルーでお願いします)

excite!

間違えた
↑はオニギリオンリーでお願いいたします

たまごサンド

jan





























































































































































































































































料理の腕判定したキャラは出来に補正ホシイナーとか思ったり思わなかったり

>>694
これ
てか料理以外でも特訓なりしたステータスはコンマでボーナスか最低保障みたいなのほしい

凜音「じゃ~ん!ついさっきまでこれずっと作ってた!」

凜音ちゃんの大きなお弁当箱にはおにぎりがぎっしりと詰まってました

翠「オンリーですね」

凜音「まぁ私も別に料理得意でもないからね...でもおにぎり簡単だし、形とか量で勝負した!」

夢姫「何のつもりの当てこすりですの!?」

何と勝負したんでしょうか
夢姫ちゃんとですかね?

夢姫「まったく...わたくしはこれですわ!」


対して夢姫ちゃんのお弁当箱の方はタマゴサンド

夢姫「さっそくレンジでゆで卵を作りましたの!」

翠凜音「「っ!!??」」

な、なんてチャレンジャーな...

凜音「で、でもその様子だと...今度は大丈夫だったみたいだね」

夢姫「もちのろんです!翠さんは?」

翠「私はこれを」

鞄からご飯、肉じゃが、玉子焼き、ハンバーグ、から揚げ、サラダがそれぞれ入ったタッパーを取り出しました

凜音「おぉ~思ったよりしっかりしたメニューだ!」

夢姫「流石ですわ...」

翠「とはいえここに至るまで昨日大変でしたけど...」









































































































































































***
凜音ちゃんは元からあまりスキルが高くないのと、翠ちゃんは今度お料理教室で今回のを踏まえたコンマ判定するので...
夢姫ちゃんはスクランブルエッグ事件さえなければコンマ+50が確定してました
***


凜音「んじゃどうする?」

夢姫「まずはわたくしがお二人に!」

タマゴサンドを両手に持ち、にこにこしながら夢姫ちゃんが差し出してきました

夢姫「翠さん、凜音さん、はいあ~ん!」

ごくり...
私と凜音ちゃんは軽く見合わせ頷き、覚悟を決めました

翠凜音「「あ、あ~ん...」」

夢姫「...ど、どうですの?」

翠「...普通に美味しい!」

凜音「うん、全然美味しいよこれ!」

夢姫「ほ、本当ですの!...よかったですわ~」

パンもパサパサしてなくて、ゆで卵も決してスクランブルエッグなどてはなく、さらに半熟と完熟の間のおかげで程よい味になっていました

凜音「生死の境を彷徨うようなものを作っていたとはとても思えないよ」

翠「本当ですね、とても美味しいです!」





















































































・・・

凜音「んじゃあ次は私ね、ほい、あ~ん!」

翠夢姫「「あ~ん」」

凜音「どうよ!」

...これは

翠「美味しい...美味しいですけど...これって」

凜音「うん、イカの塩辛」

夢姫「わたくしのはもしかして...」

凜音「そっちは味噌ピー」

なぜ具にしてしまったんですか...

翠「まぁ美味しいのは確かなんですけどね...ご飯にも合いますし」

夢姫「ですわね」

凜音「冷蔵庫に偶々入ってたからさ~」

・・・

翠「私の番ですね...二人ともどれがいいですか?」

凜音「う~ん...とりあえずから揚げかな!」

夢姫「わたくしもですわ!」

翠「から揚げですね、ちょっとお待ちを」

両手に持つ爪楊枝にそれぞれから揚げを刺し、二人の口元まで持っていきます

翠「はい、あ~ん」

凜音夢姫「「あ~ん」」

昨夜散々作ったとはいえ、やっぱりドキドキしますね

凜音「...んっ!ジューシーだこれ!」

夢姫「えぇ!外もカリッとしてますわ!」

翠「お二人の口に合ったようでよかったです!」

流石薫さん直伝の『冷めても平気なから揚げ』ですね!

・・・

それからタマゴサンドやおにぎり、ハンバーグや玉子焼きの食べさせ合いも続きました
流石にご飯やサラダはそれぞれでよそって食べ進めましたけど

翠「念のためふりかけを持ってきてよかったです」

凜音「何気に爪楊枝とかふりかけとか準備いいよね」

ほとんど女神様と薫さんのアドバイスのおかげですけどね

夢姫「さて、お弁当も食べ終わりましたし、そろそろ行きます?」

凜音「だね!行こっか!」

翠「はい!」

・・・

着きました、カラオケ!
ドリンクバー付きのフリータイムです
マイクは三本借りました

夢姫「誰から歌います?」

翠「歌いたい人からでいいんじゃないですか?」

凜音「んじゃ私行こっかな!」


凜音ちゃん何歌う?安価下
(なおコンマが歌の点数になります)
(3人それぞれ2曲ずつくらい歌ったらダイジェストです)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)

逆光のフリューゲル

翠「この曲は...」

凜音「毎晩聴いてて頭から離れないんだよね~...聞こえますか?激情奏でるムジーク、天に、解き放て!」

私達の方を向きながらさながら演歌のように拳を握って歌い始めました
なぜ拳...

夢姫「まだ夜聞こえてますのね...」

ただものっすごい音外れてますけど

凜音「遥か~彼方~星が、音楽、と、なった、彼の日!」

翠「やっぱり二人分歌ってますね...」

凜音「ふんふふん、ふんふふん、ふんふふん、ふんふふん、君と僕は鼓動を唄にした!そして、夢は開くよ、見たことない世界の果てへ~!!」

夢姫「歌詞!画面に歌詞出てますわよ!」

凜音「いやテンション上がってたら歌詞忘れたんだけど、今更画面の方向くのもなんだかなぁと...ってヤバっ、ヒカリで~歴史~を作ろう!」

その後1番をどうにか歌い上げたにも関わらず、よく考えたら2番わかんないと言って凜音ちゃんは曲をキャンセルしました
点数は...

『4点 デナオシテコイ』

凜音「うわぁマジかぁ」

夢姫「もしかしてマイクの電源入ってなかったのでは...次はわたくしですわ!」


凜音ちゃん何歌う?安価下
(なおコンマが歌の点数になります)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)
(ちなみにシンフォギアの歌でなくても構いません)

訂正!

夢姫ちゃん何歌う?安価下
(なおコンマが歌の点数になります)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)
(ちなみにシンフォギアの歌でなくても構いません)

Meteor Light

今度はビートの強い...まさかっ!

夢姫「Get back to where...I once belonged, BUT!!振り~向けば~風~の~音だけDon't let me down,...Don't make me confuse 絶~望~が塗り~潰~してく~」

凜音「あやひーのか...英語の発音いいな」

その前にこの曲この世界にもあるんですか!?
っていうかもしかしてSynchrogazerとかも奈々さんの曲として存在してるんでしょうか
そしたらそれを歌って戦ってる私って翼さんやフィーネさんに怪しまれたり...

あ、シンフォギアのOPの曲はどれもヒットしませんね、ならよかったです

...えっ何でEDはありなんですか

夢姫「か~なしい日々は、いつか~は、終わりがく~るの?迷い~ながら、もがきな~がら、それでも~、まだ諦め~、た~く~ない~」

翠「上手いですね...」

夢姫「傷だ~らけでも、この手~のひらに、決して、消えな~い、星が~ある」

ただ元の音程の関係でどれもズレた位置になってますね...

夢姫「輝~いてよShooting STAR~!!!」

・・・

夢姫「はぁ...はぁ...歌い切りましたわ...」

凜音「よくあんな声高いやつ歌い切れたね...」

翠「すごく上手でしたよ!」

点数は...


『57 マァマァジャネ』


夢姫「微妙ですわね...」

翠「キーの調節すればもっと点数上がりそうですね...では次は私が!」


翠ちゃん何歌う?安価下
(なおコンマが歌の点数になります)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)
(ちなみにシンフォギアの歌でなくても構いません)

君の知らない物語

う~ん...これにしましょう!

『君の知らない物語』

凜音「お、始まった」

翠「いつも通りのある日のこ~と、君は突然立ち上がり言~った、こ~んや、ほ~し~を~みに~行こう~」

このシリーズも好きですね~

夢姫「あら?そのマイク電池が...」

翠「たまにはいいこと言うんだ~ね、なんてみんなして言って笑った、あ~か~り~も、な~い道を...」

ちなみに私は撫子ちゃん派です
そういえば撫子ちゃんも蛇でしたね
あと関係ないですけど汐宮さん家の栞さんとか乃木さん家の園っちさんとか白羽さん家のラフィエルさんとか...
好きなキャラクターの傾向丸わかりですねこれ

夢姫「凜音さん、翠さんのマイク...」

凜音「ん?あ、本当だ、おーい翠ー!」

翠「星が~降る~ようで~!い~つ~から~だ~ろ~、き~み~のこ~と~を~、追いか~ける、わた~しが~い~た~!」

凜音「ダメだ聞こえてない、恐ろしい集中力だ...残念だけど仕方がないよ、終わったら伝えよう」

夢姫「ですわね...」

・・・

翠「はぁ...はぁ...終わりました...」

凜音「流石翠!超上手かった!でも一つ残念なお知らせが」

翠「...?」

夢姫「えっとですわね?そのマイク...」


『2点 マイクツカッタカ?』


夢姫「多分電池切れてますわ」

翠「」

そんな...こんなのってないよっ!ですっ!

凜音「え~っと、ドンマイ!」


凜音ちゃん何歌う?安価下
(思いの外コンマが低いのが連発されたので+40を歌の点数とします)
(3人それぞれ2曲ずつくらい歌ったらダイジェストです)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)

前前前世

凜音「んじゃ私はこれにしよっかな」

『前前前世』

凜音「やっと、目を...覚ま~したかい?...そ~れ~なのになぜ目も合わせやしないんだい?」

夢姫「少し前に流行りましたわね、これ」

翠「私は観に行ってないですね~」

こっちの世界でも生前も
この歌フィーネさんが聞いたらどう思うんでしょう
前世からっていうより前世そのものですよね

凜音「君の髪や瞳だけで胸が痛~いよ~...同じ時を吸い込んで離したくな~いよ~...」

まぁまぁ歌詞がヤンデレっぽいですよね
束縛欲?みたいな

翠「入れ替わるなら出来れば近場の人がいいですよね、やっぱり」

夢姫「ですわね...その方がまだマシですわ、でもだからこそこういう遠距離の内容が売れたのかもしれませんね」

翠「あと噂によると物理的な距離だけじゃないらしいですね、二人の間にあるものは」

夢姫「えぇ、でも観に行ってないからこう思ってしまうのかもしれませんけど、すぐに気付きそうですわよね」

凜音「君の前前前世から僕は、君を探し始めたよ~!そのぶきっちょな笑い方~を目掛けてやって~きたんだ~よ~!」

翠「もしかしたら『そんなわけがない』っていう先入観が邪魔をして気付けなくするのかもしれませんね...この辺は映画とか小説読めばわかるのかもしれませんけど...っていうか何気に凜音ちゃん上手いですね」

夢姫「意外と男性ボーカルの歌も上手ですわね~」

でもまたしてもなぜ拳

凜音「むしろ、0からまた宇宙を始めてみようか...」

・・・

凜音「歌い切った~!実は私もこれ観に行ってない!」

『68点 ケッコウイイトオモウヨ』

翠「点数も結構高いですね」

夢姫「次わたくしですわね!」


夢姫ちゃん何歌う?安価下
(思いの外コンマが低いのが連発されたので+40を歌の点数とします)
(3人それぞれ2曲ずつくらい歌ったらダイジェストです)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)

恋の桶狭間

翠「...ん?この曲調...まさかっ!」

夢姫「そのまさか、ですわ」

『恋の桶狭間』

まさかのズバババン!

凜音「地味に顔見知りになってるから歌い辛くない?」

夢姫「ファンであることと顔見知りであることは別ですわ!」

夢姫ちゃん翼さんのファンだったんですね

夢姫「く~ち~びる~に、な~んて~こ~と~する~の?...罪の味、教えた~の...あなたわ~る~い人~...」

凜音「声質が全然違うからなんか新鮮に聞こえる!?」

翠「でも上手いです!演歌なのに!」

ちょっと本人とデュエットしてみて欲しいくらいです

夢姫「恋~と、愛~の、お~け~はざ~まぁ~...ツンと~、した~い、お~と~し~ごろ~ねぇ~」

凜音「今度翼さんも誘ってデュエッてもらおうよ」

翠「凜音ちゃんも同じこと思ってましたか、でも多分それは厳しいでしょう...翼さん忙しいですし」

原作で響さんや未来さんが誘ったときは平気でしたけど...

凜音「ま、そりゃそっか」

翠「でも今回もキー調節すれば点数上がりそうなくらい上手いですけど」

凜音「キー調節するとさ、負けた気にならない?」

それは少しわかります

夢姫「羅刹と逆鱗、味~わい~逝~きな~さ~い...」

・・・

夢姫「どうですの!」

『62点 キクガイイ!サキモリノウタ!』

翠「」

凜音「変わった感想だねこの計測器」

翼さん...すでにこんなところにサキモリッシュの片鱗が...


翠ちゃん何歌う?安価下
(思いの外コンマが低いのが連発されたのと、奏者得点で+50を歌の点数とします)
(ラストです!)
(デュエット等でも構いませんがその場合は誰と一緒に歌うかも記述をお願いします)

コネクト

翠「私はこれを」

『コネクト』

翠「交わした約束、忘れないよ、目~を閉じ、確かめる、押し寄せ~た闇、振り払って、す~すむよ~...」

夢姫「シャフト縛りですわね!」

凜音「この物語、どう足掻いてもハッピーエンドにならない感じだったよね、テレビも映画も」

翠「い~つにな~ったら、なくし~た未来を、わ~たし、こ~こでま~た見る~ことで~き~る~の~...」

私はあの黒髪の魔法少女のように何度でも戦うことが出来るのでしょうか
かつての仲間と剣を交えることは出来るのでしょうか
何もかもを斬り捨てたった一つ守りたいものの為に戦い続け、やがて宇宙の法則すらも捻じ曲げてしまった彼女のような生き方を

翠「変わら~ない、思い~を~乗せ、閉~ざ~さ~れた~とび~ら開け~よう...目覚めたこ~ころは、走り~出した、み~らいを、描くため...」

『難しい道で立ち止まっても空は綺麗な青さで』...私はそこに浮かぶあの月を必ずや

翠「もうな~に~があって~も...く~じ~け~な~い...」

破壊する
それだけが私の存在意義なのですから

・・・

凜音「おぉ...今回はまた随分心篭ってたね...」

夢姫「これは点数も期待出来ますわっ!」

ふぅ、少しばかり汗もかいてしまいました
点数は?

『90点 エクセレント!』

翠「なぜそこで英語!?」

夢姫「初の90点台ですわ!」

凜音「流石翠!歌いながら戦ってると違うねぇ!」

・・・

それから私達は時々ドリンクバーでおもいおもいのミックスドリンクを作り出しつつ、声が枯れるまで歌い明かしました
お会計を済まし、カラオケ店を出ました

凜音「楽しかった~!!」

夢姫「でも喉がガラガラですわ...」

翠「あ、二人とものど飴舐めます?」

薫さんから「カラオケ行くなら必須」と言われて持ってきたのど飴
ドリンクバーがあったので不要かと思いましたが、意外とドリンクを飲んでても喉って枯れるんですね

凜音「本当に準備いいね!」

夢姫「女子力高いですわ!」

これに関しては女子力というかなんというか...


コンマ下
ゾロ目 ざつおん!
ゾロ目以外 特になし

そい

凜音「また来たいね、カラオケ!」

夢姫「ですわね!」

翠「はい!」

やっぱりただ純粋に好きな歌を歌うのは楽しいです!

夢姫「次来たときはもっともっと良い点を出してみせますわっ!」

凜音「私はとりあえず逆光のフリューゲルをFULL歌えるようにしておく!」

翠「それを歌うのは決定なんですね」

っていうかよく夜中聞こえてくる歌を極めようと思いますね...だってそれ心霊現象ですよね?誰の霊かはなんとなくわかりますけど

・・・

その後解散し、帰路に着きました

翠「さて、帰る前に夕飯何にしましょうかね」

これからはほぼ毎日スーパーに寄ることになりそうですね


夕飯何にする?安価下

グラタン

紅鮭

また地味に難しそうな
お疲れ様です

翠「チャーハン、肉じゃがと来ましたし...」

ぶらぶらと店内を歩いていると、牛乳が割引になっているのを見つけました

翠「牛乳...シチュー...でもまだそんなに寒くないし...あ!」

グラタンにしましょう!

・・・

となると材料は...検索しましょう
ジャガイモ...はまだ家にありますし、玉ねぎ、ブロッコリー、チーズ、バター、薄力粉、コンソメ...

翠「...あれ?いつの間に鮮魚コーナーに来てましたね」

『半額セール開始でーす!』

翠「っ!!」

半額セール!?
売ってるのは...紅鮭!

・・・

思わず争奪戦に参加して獲得したのはいいんですけどこれどうしましょう...
グラタンに入れちゃいましょうかね?


コンマ下
奇数 誰か知り合いがいた
偶数 特になし
ゾロ目 雑音

あい

翠「生のままで入れちゃっていいんでしょうか...」

それとも一旦焼いた方が?
でも結局グラタンってレンジで温めますし...

「あっ!」

翠「?」

今の声って...


誰がいた?安価下
(同級生コンビと女神様は選択不可です)
(複数人でも構いません)

未来

ああ

















































































ああ

















































































ああ

















































































ああ

















































































ああ

















































































ああ

















































































響「お~い!翠ちゃ~ん!」

翠「こ、こんばんは」

ちょくちょく会いますね響さん

未来「翠ちゃん、こんばんは」

あ、未来さんもいましたか

響「偶然だね!夕飯の買い物?」

翠「はい」

そういう響さん達は...わぁ~買い物カゴの中カップ麺とお弁当もお菓子ばっかり
響さんも未来さんも料理しないらしいですし仕方がないんでしょうけど...


何か話す?安価下

料理を一緒に練習しないか

翠「えーっと...もしよければ料理一緒に練習しませんか?」

未来「料理?...あ、もしかして気を使ってくれてる?」

響「あはは...」

未来さんはカゴをさっと後ろに回して軽く頬をかきました
響さんもちょっと赤いですね

翠「と言っても私も得意ではないんですけどね...」

未来「ううん、とってもありがたいんだけど...いいの?」

翠「はい、もちろん」


安価下
1 後日行われる薫さんの料理教室に誘う
(後に薫さんに要相談)
2 いっそこのまま家に呼ぶ
(後に女神様に電話)

2

翠「よかったらこの後ウチでやりません?今...居候?の人がいるので、その人に聞いてからになりますけど...」

未来「私は問題ないよ、っていうか中学生の女の子一人暮らしの家に居候って...大丈夫なの?」

翠「あぁ...まぁそこは大丈夫です、とりあえず電話で聞いてみますね」

・・・

女神『もしもし』

翠「もしもし私です、翠です」

女神『翠さん!もうカラオケは終わったんですか?』

翠「はい、それでですね?今スーパーで響さんと未来さんに会いまして...この後ウチに呼んでも大丈夫ですか?」

女神『ちょっと待ってください何があったんですか!?いつの間にそんなルートが!?』

何ですかルートって

翠「いえ、一緒に料理の練習しませんかって誘ったんですけど」

女神『なるほど、そういうことですか...えぇ、大丈夫ですよ、この家の家主は翠さんですし!私は普通の服に着替え...くるりんミラーチェンして待ってますね』

それ気に入ったんですか

翠「それじゃ、よろしくおねがいしますね」

女神『は~い』

・・・

翠「許可取れました」

響「わ~い翠ちゃん家~!」

未来「なんだかごめんね?急に」

翠「いえいえ...」

誘ったのは私ですしね
それじゃあレジに行きますか

・・・

翠「ただいま帰りました~」

女神「お帰りなさ~い!そして初めまして、姉のアキです~」

翠「違います」

ていうか偽名って『アキ』っていうんですね
『アキ』で音読みが『ショウ』?
どちらにしても偽名ですしまぁ気にしなくてもいいですかね

未来「あはは...初めまして、小日向未来です」

響「立花響です!アキさんは翠ちゃんのお姉さん何ですか?」

女神「そうです!」

翠「だから違います」


どうする?安価下

運が良くなると言って、3人で女神に祈る

ちなみに、翠のイタズラです

この女神様は本当に...あ、そうです

翠「実はこの人、他の人から女神様と呼ばれてまして、お祈りすると運気が上がるって言われてるんですよ」

女神「翠さん!?」

多分今私はとびっきりの笑顔で言ってます

未来「そうなの?...あ」

響「女神様って呼ばれるなんて相当だね」

よっし響さんは真に受けてますね
未来さんはそうではないみたいですけど、察してくれたみたいです

翠「ですので、お二人もどうですか?」

未来「そうね、響もお祈りしておこう?また人助けとかして何かあったら大変だし」

響「ようしっ!いっちょお願いしますか!」

女神「えっえっえっ」

私は女神様の前に片膝をつき、見上げるようにして顔を上げ、両手の指を絡め顔の前に持ってきて目を閉じました

祈りのポーズ

未来「ほら、私達も」

響さんも未来さんも隣で同じようにしたようですね

女神「ちょ、ちょっと...」

翠「女神様、私達にどうか運をお与えください」

響未来「「お与えください」」

女神「えぇ!?えっと...その望み、聞き入れましょう、汝らに神の恵みを...って何やらせるんですか翠さん!!」

翠「いえ、少しいつもの仕返しにと」

未来「すみません、悪ノリが過ぎました...でもいい人そうで安心しました」

響「うえっ!?どういうこと?」


どうする?安価下

早速夕飯を作る

メシマズメンバーにいいとこ見せねば

・・・

その後響さんの誤解?も無事解け、さっそく夕飯もとい料理練習を開始することにしました

翠「今日の夕飯は紅鮭入りグラタン、ですので一品はそれです」

女神「なぜ紅鮭を強調...それより、出来るんですか?」

女神様はエプロン姿の私、響さん、未来さんを一通り眺め、訝しげな表情をしながらそんな失礼なことを言ってきました

翠「大丈夫です、私は昨日気付いたんです...レシピさえあればどうにかなると!」

未来「おぉ!レシピ!」

響「大丈夫かなぁ...特に未来」

目を輝かせながら私のスマホに拝む未来さん
響さんはどこか浮かない表情で何か呟いていましたが、きっと緊張しているのでしょう!

女神「なるほど、レシピを使うことを覚えましたか」

翠「とりあえず一度作ってみて、めがっ...アキさんには二回目以降アドバイザーをしてもらいます」

未来「よし、頑張ろう!」


翠ちゃん一回目コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(昨日のお弁当作り効果で+30とします)

響さん一回目コンマ判定下2
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)

未来さん一回目コンマ判定下3
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(ダークマターの件があるので-20とします)

(50以上が出れば成功です)

こい!

はい

あるぇー?

響が一番うまくいっただと・・・?!
そしてダークマター作ったのに成功する未来さん

誘った本人が一番低いとは

・・・

翠「えっと...これとこれを...多分こう!」

未来「ひびきひびきひびきひびき...」

響「むむむ...もう一回レシピ見せて」

女神「苦戦してますね~」

・・・

翠「出来ました!」

未来「私も」

響「私も完成!」

3人の作ったグラタンは見た目はほとんど一緒です

女神「では、まずは翠さんのからいただきます...はむ...こくん」

翠「...どうでしょう」

女神「...まだまだですね、ソースがサラサラ過ぎます。さては具をほとんど炒めてませんね?」

翠「?...」

だってどうせ温めますし...平気かなと...

女神「次は未来さん...はむ...こくん」

未来「...」

女神「ん、焦げてはいますけど中々ですね」

未来「っし!」

バカなっ!?
はっ、つい汚い言葉遣いをしてしまいました
まさか作っている最中呪文のように何か呟いていたのが決め手ですか!?

女神「最後に響さん...はむ...こくん」

響「どきどき」

女神「っ!!美味しい!」

翠未来「「えっ!?」」

女神「まるでレシピそのままみたいです!」

響「なはは...レシピとずっとにらめっこして頑張りました!」

未来「恐るべしレシピ...」

翠「そんな...もう一回!もう一回です!」

誘った手前このまま引き下がれません!


翠ちゃん一回目コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(具を炒めることを覚えたので+40とします)

反省すれば強い

・・・

翠「色が付くまで...まだまだ...よく見て...ここ!」

未来「翠ちゃん...頑張って!」

・・・

翠「鮭を潰すように...」

女神「翠さん...」

・・・

翠「レンジからジャガイモを取り出して...あっつ...」

響「翠ちゃん!」

翠「大丈夫、大丈夫です」

・・・

翠「チーズを散らして...オーブンに」

女神「神よ、翠さんに力を...」

・・・

翠「...出来ました」

女神「では...いただきます」

火加減、切り方、オーブンの温度、時間、あらゆる手順を極限まで丁寧に慎重に、時に大胆に
ようやく完成したグラタン
果たしてそのお味は!

女神「...っ!!!これはっ!!!」

翠「どう...ですか?」

未来「アキさん?」

響「翠ちゃんのグラタンの評価は...」


女神「神レベル...です!」


翠「...神?」

女神様は何故か涙を流しながらそう言いました

未来「っ!ちょっと一口!」

響「私もっ!」

響未来「「はむ!」」

そしてお二人もまた何も言わずに涙を流しながら

響未来「「神...」」

翠「いやあの、それ何なんですか」

女神響未来「「「おぉ神よ...」」」

何で私に向かって祈りのポーズしてくるんですか!?さっきの仕返しですか!?
というかこれは成功でいいんですか!?


どうする?安価下

響の口に付いてるグラタンを拭き取る


拭き取って食べる。

いつか女神さまに、赤福餅や御福餅や参宮アワビを食べさせたいね
安価なら↓

翠「えーっと...や、やったー...でいいんですかね?」

女神「凄いですよ翠さん!これはお店開けるレベルですよ!大進歩ですよ!」

未来「本当!こんなに美味しいグラタン初めて食べた!」

響「もう一口頂戴!」

女神「あっ!私のグラタン!」

あはは...

翠「そう言ってもらえると嬉しいですね...あっ」

響さん一口以上食べてますね
っていうか

翠「口にホワイトソース、付いてますよ...ぱくっ」

口の横に付いていたホワイトソースを指で取って舐めてみました
うん、美味しく出来てますね!

響「へあっ!?...あ、あはは...ありがとう///」

翠「?どうかし...はっ!///」

なんで今私指で取ったホワイトソースを舐めたんですか!?
まずいです...最近こういったことに抵抗がなくなってきてます!

未来「な、ななな///」

女神「やはりそういったルートを...///」

翠「なぁ!?す、すみませんつい!」

響「ううん、気にしないで!私は大丈夫だから!嫌じゃなかったから!///」

うぅ...あれですかね、最近食べさせ合いっことかやってるからですかね...


どうする?安価下

未来ちゃんの反応を楽しむ

未来や女神様にあーんをして食べさせてあげる

こんなに仲良くしてると、後のバックファイアが凄いことに

てかこれ響を覚醒させん限り話進まんよな

未来さんは...顔を赤くしつつ僅かに黒いオーラ出てますね
間に入るべきかまだ迷ってる感じでしょうか

私は知っています
響さんは基本『攻め』だということを
きっと自分以外の人間に響さんが『受け』にされているのをもっとみたいというのもあるのでしょう

...少し愉しい

翠「そ、それにしても響さん、本当に美味しそうに食べてくれますね、私もなんだか嬉しくなっちゃいます!」

響「へ?う、うん!だってすごく美味しいから!もっと食べられちゃうよ!」

翠「本当ですか!じゃあ...はい、あ~ん!」

響「うぇへっ!?」

未来「!!」

響「あ、あ~ん...///」

チラッ
うおっ!未来さんの顔がだんだん強張ってきました

響「うん、美味しい///」

翠「えへへ、ありがとうございます!私も少しいただきますね」

そう言ってさっき響さんにあ~んしたスプーンですくって私の口に...

未来「...のあぁ!!!」

翠「えいっ!」

未来「んむっ!!??」

あ、危なかったです...
未来さんの咆哮に思わず方向転換しました
とりあえず未来さんの口にスプーンを突っ込んだのでこれで収まりますかね...

響「おぉ...翠ちゃん次から次へと///」

未来「こくっ...ななな///」

女神「ずるいです~私にも~!」

翠「あぁはいはい...あ~ん」

女神「あ~ん!うん!翠さんのあ~んのおかげでもっと美味しいです!」

それはなによりです

未来「ゆ、油断した...まさかこっちにまで来るとは...///」


どうする?安価下

響と未来は泊まることに

・・・

とりあえず私が二回、響さんと未来さんが一回作ったグラタンと、他に女神様が作った適当にあり合わせ野菜炒めで夕飯を済ませました

女神「そういえばお二人は今夜どうします?」

響「どうって...」

女神「もう時間も遅いですし、泊まっていってはどうでしょう!翠さんもいいですよね?」

何を急に...とはいえ、私も提案しようかと思っていたところです
こんな時間に響さんや未来さん...可愛い女の子達だけで外に出るなんて危険ですからね
この響さん鍛えてませんからね

翠「私は全然構いませんよ」

未来「でもそれは流石に悪い気が...」

女神「泊まっていってくださいよ~!翠さんも大勢の方が寂しくないでしょうし!」

翠「はい!?私がいつ夜寂しくなったんですか!?」

むしろ女神様がいなかったときも普通にのびのびしてましたよ!?

未来「そういうことなら」

響「お泊まり?いえ~い翠ちゃん家にお泊まり~!!」

翠「どういうことならですか!?誤解ですからね!?...はぁ、パジャマは母のものを探しておきますね、下着は...どうしましょう?」

未来「急な話だし今日くらいは」

翠「そうですか」

流石に下着まで『私』のお母さん(私からしてみれば知らない人です)のをっていうのはあり得ないですよね


どうする?安価下

みんなでコンビニへ買いに行く

女神「そのくらいでしたらコンビニで買ってきましょうよ、全員で行って全員で帰れば問題ないでしょう」

未来「いいんですか?」

女神「年頃の女の子としてはやっぱりそういうのは最低限保ちたいですよね」

全員で...全員で?

翠「めがっ...アキさん、ちょっと」

女神「はいはい」

女神様を部屋に連れ、ドアを閉めました

翠「外に出られるんですか!?」

女神「私がただこの家でだらだらとお留守番していたわけではありませんよ!」

と言って女神様がポケットから出したのは黒いブレスレット

女神「いずれ私も出なければいけなくなるときが来ます。ですので、認識撹乱装置の修理を済ませておきました」

翠「まずそれがあることと故障してたってことを知らなかったんですが」

そんな便利なものをまだ隠し持ってたんですか
っていうか認識撹乱って...

女神「以前私がこの世界にいたときに使っていたものです。まぁイマジンチャフみたいなものですよ」

翠「だからブレスレットなんですか?」

女神「そこは偶然の一致です。経年劣化で上手く作動してませんでしたけど、なんとか修理が完了しました!これで直接会ったりしなければフィーネさんのような普通とは違う人達に私の神格がバレることはありません!」

つまりこれからは留守番ではなく買い出しに行ってもらうことも出来るってことですね!

・・・

というわけで4人で近場のコンビニにやってきました

未来「それじゃ、私達は先にアレを」

響「ちょーっと待っててね!」

響さんと未来さんは下着を探しに行きました
さて、ついでに何か買いましょうかね


ついでに何買う?安価下
(複数個でも構いません)

皆で遊べる系のもの

ウノ

赤福餅

翠「さてと...」

どうしましょうかね
別にこれといって買うものもありませんけど...

女神「あれ買いましょうよあれ!お泊まり会といえばUNO!」

翠「UNOですか...そうですね、買っておきましょう」

未来「おまたせ」

響「お、UNO?いいね!後でやろうよ!」

・・・

お会計を済ませ、コンビニを出ました

響「そういえばさっきアキさんと一緒に入ってた部屋って翠ちゃんの部屋?」

翠「そうですよ」

響「私も入ってみたい!」

未来「ちょっと響...」

翠「いいですけど面白いものありませんよ?あ、でもあまり漁らないでくださいね?」

何で私の部屋なんかに興味...あぁでも響さんの実家にあるであろう響さんの部屋とかなんとなく興味ありますね
こういう感覚でしょうか


コンマ下
ゾロ目 雑音
ゾロ目以外 特になし

はい

・・・

何事もなく無事家に着き、私と女神様は先にシャワーを浴びることになりました
女神様は4人でって言ってましたが、流石にそんなに入りきりません
お二人に先に入ってもらってもよかったんですけどね
その間響さんと未来さんは私の部屋で待ってるそうです

女神「痒いところはありませんか~」

翠「っていうか私は1人で入ってもよかったんですけど」

女神「いいじゃないですか~!お友達とも一緒に銭湯行ってたじゃないですか~!」

翠「あ、身体は自分で洗いますからね!」

女神「いけず...」

他人に洗ってもらうのはなんかこう...危険を感じましたので

・・・

ガチャ

翠「お待たせしました~」

女神「ました~」

響「っ!み、翠ちゃん、早かったね!」

未来「そ、そうそう!」

翠「そうですか?」

部屋に入ると、響さんと未来さんは何やらあたふたしてました
どうしたんでしょう
...まさか他人の部屋でいちゃいちゃしまくってたわけじゃないでしょうね?

翠「別にとやかく言う気はありませんけど...そういうことは家でやってくださいね?」

未来「へ?...そ、そういうのじゃないから!」

響「み、未来!私達もお風呂入っちゃおう!翠ちゃん、お風呂借りるね!」

翠「ごゆっくり~」

まったく...


どうする?安価下
(響さんと未来さんはお風呂)

私たちも負けずにいちゃいちゃしましょうと女神が言ってくる

翠「...そうです、このままだとなんか、なんか負けてる気になります」

あの二人ちょいちょい見せつけてきますよね
まぁそういう関係なので仕方がないといえば仕方がないんですが...

翠「私達もあの二人に負けずにいちゃいちゃしましょう!」

女神「ついに私に心とか色々開く決心をしてくれたんですね翠さん!」

色々ってなんですかね


具体的に何しよう?安価下

ベッドに押し倒して床ドン。

女神「何します何します?膝枕とかします?」

翠「いやいや...」

私は女神様の腕をぐっと引き、ベッドの方に放りました

ドサッ

女神「...み、翠さん意外と大胆ですね!なんておませさん!」

ふふっ、少し動揺してますね
まったく、中学生にベッドに連れていかれただけで動揺するだなんて、可愛い人ですね
どっちがおませなんだか

翠「ねぇ女神様?いつも私を好きだと言ってくれますよね」

女神「え、えぇ!もちろんですよ!」

翠「ならどうして少し震えているんですか?」

かたかたと
まるで何かに怯えるように

女神「ふ、震えてなんて...翠さんこそ、どうしたんですか?ベッドに倒すだけで精一杯ですか?」

翠「そう思いますか?」

ゆっくりと女神様の上にまたがり、見下ろします

翠「私だって、そんな中途半端なことしませんよ」

女神「あ、あはは~...この辺にしておきましょう?ちょっと今の翠さん目が怖いですよ?」

まだ余裕がありそうですね

翠「いいじゃないですか、私も貴女のことは好きですよ?ならもっと先まで行っても」

女神「これ冗談ですよね!?響さん達に対するドッキリ的なやつですよね!?」

翠「他の女の名前なんて」

ドンッ

女神「っ!」

翠「出さないでくださいよ」


コンマ下
奇数 烏の行水
偶数 もうちょい行こうぜ
ゾロ目 我に帰る

ああ



















































































ああ

ああ



















































































ああ

ああ



















































































ああ

ああ



















































































ああ

ああ



















































































ああ

さっきからしつこいぞクソッタレ!

ああ



















































































ああ

女神「み、翠...さん?」

翠「貴女は私のこと好きなんですよね?なら私だけを見てくださいよ」

私が少し顔を近づけると、女神様はサッと目を逸らしました

翠「どうして逃げるんですか?」

女神「...今日の翠さん、おかしいですよ」

ふふっ、何を言っているんでしょう

翠「おかしいのは貴女の方でしょう?いつもいつもひとのこと誘うようなことをしておいて、いざそうなったら怯えるだなんて」

女神様の頬に手を当て、軽く撫でて

翠「私だって、そういうこと、知らないわけじゃないんですよ?」

女神「そ、そういうことって...」

翠「まずはそのうるさい口を、塞いであげましょう」

女神「っ!///」

翠「抵抗しても、いいんですよ?」

女神様は多少瞳の中で何かが揺れ動いた後、意を決したように目をギュッと瞑りました

翠「ふふ、本当にかわいい...」

そう言って私は女神様の唇に...

女神「っ!!!」



翠「な~んて、するわけないんですけどね」

女神「...なっ!?」

私は女神様の唇に押し付けた人差し指を離し、ニコッと笑って見せました

翠「偶には主導権握ってみたくて、少しヤンデレチックになりましたけど」

女神「み、翠さん!!」

翠「そんなに怒んないでくださいよ~」

ガチャ

響「お風呂上がった...よ...」

未来「ちょっとドアの前で止まらないでよひび...き...」

翠女神「「あ」」

・・・

その後誤解は解けませんでした
あとなぜか未来さんに「そういうの、翠ちゃんにはまだ早いと思うよっ!///」って言われました
いやだから誤解ですってば


どうする?安価下
(流石にね、しませんよ)

ああ



















































































ああ

ノイズ大量発生

最近ノイズ不足感あったしな

ラブラブした後にノイズ大量発生・・・
やばいフラグな気がする

そのとき、けたましいサイレン音が窓の外から鳴り響いてきました

未来「ノイズ警報!?」

そして端末もそれと同時に

弦十郎『翠くん!』

翠「わかってます、場所を」

弦十郎『今回はかなり広範囲だ、すまないが翼とは別行動になる、今から言う場所に急行してくれ!』

翠「わかりました」

ししょーから聞いた場所に向かおうとすると

未来「どこに行くつもり?早くシェルターに逃げないと!」

響「えっと...」

あぁ未来さんだけ知らないんですよね...
かといってこのままここで時間を取られるわけには...


どうする?安価下

変身!

なりふり構ってられません!

女神「まさか翠さん!」

翠「めがっ...アキさんは響さん達をシェルターまで送ったらどこかに隠れててください、響さん、未来さん、詳しい事情はまだ話せないんですけど、アキさんのことは絶対に誰にも言わないでください」

響「それって...」

翠「はい、あの人達にもです」

多分これで二課にも秘密にしてほしいと伝わったはずです
わざわざ女神様が認識撹乱装置まで使ってるんですから、これであっさり了子さん...フィーネさんに伝わってしまったら意味がありません

未来「何の話をしてるの?響も何か知ってるの?」

響「あ、あのね?その...」

翠「こういうことです」


「Imyuteus amenomurakumo tron」


私はその場で...未来さんもいる前で詠唱を歌い、アメノムラクモを纏いました

未来「え...?」

女神「翠さん、今日はカラオケがあったのでかなり喉が疲れているはずです、長期戦は危険です!」

翠「わかりました」

私は3人を置いて窓から外に出ました

翠「すみません、人がいないところに移動するのに手間取りました」

本当のことは言えません

弦十郎『構わん、すぐに向かってくれ!』

・・・

羽衣の力で上空から街を見下ろすと、原作の一期の陽動のときかそれ以上の量のノイズが各地で溢れかえっていました
これもしかしてフィーネさんが何かやろうとしてるんですかね
もしくは本当に偶然か...
とにかく戦いますか


何歌う?安価下

POP MASTER

翠「僕~だ~け~に~教えて~?その涙ー流れ星ー~の続~きを~...」

偶にはシンフォギア以外を
でも結局奈々さんですけどね!

大型の都庁みたいなノイズに向かって

『ディメンション・スラッシュ』

これで鳥っぽくてドリルになるノイズは増えないはずです
それと広範囲なので...

『逆巻ク大蛇』

翠「あっちの方お願い出来ますか」

頷いて少し離れた方のノイズの群れを倒しに行った大蛇を見届け、一旦地面に降りました

翠「決して、しまえ!」

『天叢雲剣ノ雨』

距離のあるのブドウやらアイロンやらオタマジャクシやらのノイズをそれで消し去りつつ、近場のノイズを斬り落としていきます

翠「夢に恋、して、Yes!POP MASTER!完璧な...虹にDIVING!DIVING!DIVIングゥッ!」

『光陰剣盾』

頭がチョコミントみたいなノイズが見えたので白くてドロドロした液体をかけられる前に壁!
危なかったです...


コンマ下
奇数 覚醒の鼓動
偶数 ネフシュタンの鎧
ゾロ目 あっちはもう片付けたぞ!ズバババン!

やっと響さんが覚醒したか。正直ここまで時間がかかるとは、このリハクの目を持ってしても(以下略)

翠「不可能な~ほど、燃~える~で~しょ~?Are you OK?」

これでラストっ!
ふぅ、この辺はとりあえず終わりましたね
次は...

キィィィィィィン

...何か光ってます
オレンジの光の柱が

弦十郎『ガングニールだとぉ!?』

ししょーお疲れ様です
とりあえず電話を

翠「...もしもし」

未来『み、翠ちゃん!?響がっ!響がっ!』

やっぱりですかぁぁぁぁ!!!

翠「はい、ここからも見えてます。今行きます。あとめがっ...アキさんに代わってください」

未来『えっ!?あ、はい』

女神『もしもし翠さん!?すみませんちょっと囲まれました!今響さんの装着時のエネルギーをバリアフィールドに変換させてもらってます』

翠「そういうのは出来るんですか、とりあえずそっち行きますから着いたら女神様はすぐにどこかに隠れてください!」

確かに響さんにはいずれ覚醒してほしいとは思ってましたけど...こんなタイミングで...
再び上空に飛ぶと、かなりノイズは減ってました
流石翼さん...あ、大蛇も頑張ってます
てかノイズ食べてますね
とりあえずまだ手をつけてなさそうなところに

翠「恋愛発破!」

『天叢雲剣ノ雨』

これで大丈夫なはずです

・・・

翠「お待たせしました!」

響「翠ちゃん!私、なんかこんなんなっちゃった!」

翠「説明は後でしますから、そこで二人を守ってください!」


『夢想残光香』『神剣・罪切ノ太刀』


『無想残光香』の足で周囲のノイズの周りを走り抜け、その間に『神剣・罪切ノ太刀』を使うことによって

翠「初の合わせ技、です」

一瞬にして周囲のノイズ全てを斬り裂き、消滅させました
ただこの合わせ技、大型ならせいぜい二体、雑魚でも走り切れる道のり...一筆書きの道にノイズが並んでいないと上手く使えなさそうです
まだまだ鍛えが足りませんね

・・・

翠「無事ですか?」

響「う、うん...」

未来「響...それに翠ちゃんも一体何が...」

翠「めがっ...アキさん、行けますか?」

女神「はい!監視カメラの位置も把握済みです、家で待ってますね!」

翠「多分すぐに翼さんや二課の人達が来ますから急いでください、特にNINJAに」

女神「わかってます!」

そう言って女神様は路地裏に消えていきました
まぁ神ですし平気でしょう
それより問題は...

未来「翼さん?それってあの風鳴翼さん?」

翠「もう一度言います、お二人とも、絶対に誰にもアキさんのことは言わないでくださいね?」

響未来「「う、うん...」」

・・・

しばらくすると、大蛇が私の元に戻ってきました
場所移動したのに賢いですね...それとも探させてしまったでしょうか

響「へ、蛇!?」

翠「大丈夫ですよ、ところでノイズはまだ残ってますか?」

大蛇は首を横に振りました
なんとか殲滅出来たみたいですね

翼「蒼井!」

翠「翼さん、お疲れ様です」

翼「あぁ、それで...君は確かあのときの」

響「あ、あはは...お久しぶりです」

さてこの二人がどうなるか

・・・

と、いうわけで、その後二課の職員の皆様に連れられて現在リディアン高等学校の校舎の中央棟
怪しげなエレベーターに乗っているところです

未来「響は一体どうなっちゃってるんですか!?」

緒川「それをこの後説明しますので...それと危ないので捕まってください」

お、緒川さんが押されている!?
ちなみに今響さんは手錠をしてません
未来さんの剣幕が凄すぎて付けさせてもらえなかったみたいです

響「へ...?危ないって...」

ガコン...

響未来「「キャァァァァァァ!!」」

うんまぁなりますよね

・・・

響「あははは...」

翼「ごめんなさいね、急にこんなところに連れ込んでしまって」

翼さん、原作より大分優しい態度です
でも、無理してないでしょうか

翠「翼さん、大丈夫ですか?」

翼「えぇ、少なからず衝撃はあれど、想定内のことだから」

無理は...それほどしてないようですね、よかったです
でも楽観は出来ませんね

未来「これ...どこまで降りるの?」

翠「もうちょいですよ」

・・・

・・・

ぱんっぱんっ!
ぴーひょろぴー!

うんうん、事前に知らせておいたおかげで看板も「熱烈歓迎!立花響さま、小日向未来さま」になってますね
未来さんだけ除け者ってわけにはいきません

弦十郎「ようこそ!人類守護の砦、特異災害対策起動部二課へ!」

響「へ...?」

未来「はい...?」

翠「ぱちぱち~」

翼「また...」

緒川「あはは...」

もういっそこのノリは乗ったもの勝ちですよね

了子「さあさあ笑って笑って~!お近づきの印にツーショット写真~」

未来「...」

了子「...は、やめておいた方がよさそうね」

賢明な判断です

翠「どうして初めて...じゃない人もいるかもですけど、会う皆さんが私の名前を知ってるんですか!?まさか同意書を引っ張り出してきて!?それに未来の名前も!」

弦十郎「我々二課の前身は対戦時に設立された特務機関なのでね。調査などお手の物なのさ!」

ししょーがスティックを花に変えたところで種明かししておきましょう

翠「私が伝えておいただけです」

弦十郎「み、翠くん、そういうことは内密にだな...」

お二人の鞄は今日学校がない日なのでここにはありません!残念!

そして自己紹介を交えた歓迎パーティーが始まりました


どうする?安価下

翼が何故か酔ってる

翠「どうして初めて...じゃない人もいるかもですけど、
ここ響かな?

とりあえずここがどういうところなのか説明する(してもらう

>>810わぁぁすみませんそうです!
翠ちゃんのときのやつコピペして書き換えたから書き換え忘れですね
他にもちょいちょい間違えてるところあると思います...

***

響「協力って...はっ!教えてください!あれって何なんですか!?翠ちゃんや翼さんのと同じやつですよね!?」

未来「まさか響にノイズと戦えって言うんですか!?」

弦十郎「むぅ...」

了子「...」

この後は身体検査ですかね...

だんっ!

翠「っ!?」

音がした方に振り向くと、翼さんがテーブルに紙コップを思いっきり叩きつけるようにして置いていました
紙コップからどうやってあんな音が!?


翼さん酔うとどうなる?コンマ下1
01~20 歌い出す
21~40 ケンカ腰になる
41~60 人の体を触ってくる
61~80 すぐに泣く
81~00 気分が沈む

翼さんどんなこと言い出す?安価下

はい

ほい

あの時奏が守った命をまた危険な目には遭わせられない

どや

だ、大丈夫でしょうか...響さん達も響さんを誘ったししょーや了子さんもびっくりしてます

翠「だ、大丈夫ですか?翼さん」

やっぱりガングニールの奏者が現れたことは相当な負荷に...

翼「...ない」

翠「...はい?何ですか?」

声小さすぎてわかんないです

翼「...目には遭わせられない」

翠「すみませんもう一回」

翼「...あのとき奏が守った命を...また危険な目には...遭わせられないぃぃぃぃぃ!!!」

翠「号泣!?」

つ、翼さん何で号泣してるんですか!?何がそんな涙腺を刺激したんですか!?

翠「...はっ!まさか!」

翼さんから紙コップをぶん取って

翠「緒川さん!」

緒川「はい、少し失礼して...これは...お酒ですね」

誰ですか翼さんにお酒渡したのはっ!!!

藤尭「あ、やばっ、間違えた!?」

藤尭さんんんんん!!!

弦十郎「藤尭ぁ!後で反省会だぁ!」

まぁアーティストにとって違法飲酒なんてスキャンダルですからね!

翼「奏ぇぇぇぇぇ!!!私は、私はぁぁぁぁぁ!!!」

翠「翼さん落ち着いてください!とりあえず水を」

翼「うぅ...すまない...私は...私は結局また誰も...」

何でまた泣くんですか...

翠「...緒川さん、翼さんを部屋までお願い出来ますか?」

緒川「わかりました、これは風鳴翼のマネージャーの僕の仕事ですね」

緒川さんにお姫様抱っこしてもらいながら翼さんは退場しました
ちょっとあれは手に負えません

・・・

響「つ、翼さん大丈夫かな...それで~...えっと、協力って?」

翠「その前に、ここがどういうところなのか説明した方が...」

弦十郎「それもそうか...ここは特異災害対策起動部二課だ!特異災害対策起動部はわかるか?」

未来「えっと...認定特異災害ノイズが出現した時に出動して、避難誘導やノイズの進路変更、被害状況の処理等をする政府機関...ですよね?」

了子「その通り、ただしウチはそれらと決定的に違う点があるわ、それがシンフォギアの保有と機密情報の処理」

響「シンフォギア...それって、翠ちゃん達の?」

弦十郎「そうだ、対ノイズ以外にも圧倒的な戦闘力を発揮するシンフォギアシステム...その管理をしている場所だと思ってくれれば、まずはいいだろう!」

了子「シンフォギアについては後日じっくり教えてあげるわ!そして、貴女の質問に答えるためにも、二つばかりお願いがあるの。最初の一つは、今日のことは誰にも内緒、もちろんそっちの貴女もね?そしてもう一つは...」

了子さんはそっと優しく響さんの腰を引き寄せ、耳元で

了子「とりあえず脱いでもらいましょうか」

未来「離れてください」

未来さん!耐えて!

・・・

その後未来さんを押さえながらどうにか響さんの身体検査を終え、帰宅することとなりました
ちなみに翼さんは泣き疲れて眠ってしまったらしいです

見「ただいま帰りました~」

女神「お帰りなさ~い!」

響未来「「お邪魔しま~す...」」


どうする?安価下

順番にお風呂でも

翠「あぁ...もう一回お風呂入ります?」

響「...うん」

未来「そうだね...」

女神「じゃあ次こそ四人で!」

翠「だから入りきりませんてばっ!」

・・・

またしても私と女神様が先に入ることになりました

女神「今度こそ身体も...」

翠「ダメです」

女神「えぇ~...さっきは押し倒したりしてくれたのに~」

翠「あ、あれは冗談ですから!」


何か話す?安価下

響はどういう経緯で覚醒を?

いまお風呂じゃないの?
安価はどれくらいいられるのかとか

女神様に髪を洗ってもらいつつ、さっきあったことを聞いてみます

翠「さっきようやく響さんが覚醒したじゃないですか?どんな経緯で覚醒したんですか?」

女神「どんな...と言われましても、シェルターに向かう途中ノイズの集団に出くわしまして、引き返そうとしたら後ろにも突然ノイズが現れたんですよ」

翠「路地裏から、みたいな感じですか?」

ノイズの場合壁もすり抜けますけど

女神「まぁ私も突然のことでしたし詳しくはわかりませんでしたけど、それで完全に周囲を囲まれまして」

翠「で、生きるのを諦めるな発動、ですか?」

女神「私は諦めてませんでしたけど、未来さんが...」

まだ響さんが戦えるとか、私も頑張らなくちゃっていう考えになる前ですし仕方がない...んですかね?
っていうか思いの外あっさりと覚醒しましたね

女神「あ、でも私あのとき「こりゃ死にましたね」とか呟きましたけど関係ないですよね」

翠「諦めてるじゃないですか!それもですよ!」

女神「いや私の場合平気ですし...」

そんなこと響さんは知りませんから

・・・

翠「次は私が洗いますね」

女神「よろしくお願いしま~す!」

桶に座った女神様の髪にシャンプーを当てつつ、会話再開です

翠「そういえば死なない...受肉した肉体が消滅しないにしても、いつかは天界に帰るんですよね?いつ頃帰るんですか?」

女神「そうですね...未定です、というか気が向いたら帰る感じです」

翠「そうなんですか!?」

女神「身体が消滅したらしばらく来れなくなりますけど...まぁ翠さんが月を破壊するのを見届けたら、考えますよ!」

翠「神様なのにそんなんでいいんですか...?」

女神「神様って案外こんなもんですよ、あっちはつまらないので」

・・・

その後お風呂から出て、響さん達がお風呂終わるまでさっきの反省で普通にだらだらしてました
というか地味に思い出して恥ずかしくなってしまったのは内緒です

響「お風呂上がったよ~、あ、今度はだらだらしてる」

未来「ほっ」

ほっ、じゃないですよ!さっきも違いますからね!


どうする?安価下

夜も結構深そうよね、そろそろ寝よう

翠「どうします?予想外の出来事のせいで結構時間も遅いですし、もう寝ます?」

女神「ですね~、本当ならもっと色々したかったんですけど」

響「でもほら!明日休みだし!」

未来「二課の人言ってたよ?明日も来てもらうことになるって」

響「あうぅ...」

布団を敷き、そこに響さんと未来さん
ベッドに私と女神様という形になりました
いや、布団なら二つ三つあったんですけど部屋が狭かったのと、女神様に至っては一緒に寝ると目で訴えて来るんですよ
響さんと未来さんは...まぁ平気でしょう

翠「電気消しますね、お休みなさい」

女神「お休みなさ~い」

響未来「「おやすみ~」」


コンマ下
ゾロ目 ねぇねぇ起きてる?by響さん
ゾロ目以外 そして朝が来る

ゾロ

・・・

朝になり、朝食はシリアルとヨーグルトです。違うんです、シリアルとヨーグルトが沢山あって、特にヨーグルトの賞味期限がそろそろだからであって、朝食作るのが面倒とかそういうことではないんです!
そして多分すぐに二課に呼ばれはしないと思うので、着替えて(女神様が洗濯と脱水と乾燥しておいてくれました、これからも頼みましょう)四人でソファーで座ってました

翠「またしてもニチアサを見逃してしまいました...」

女神「でも録画はしたんですよね?」

翠「生で観ることに価値があるんです」

響「アニメちゃんみたいなこと言ってる...」


どうする?安価下

588: omochi ◆/Pbzx9FKd2 [sage]
>>586
うん、>>1も、このスレはいまいち面白くない… 何か臨場感やら、各キャラの背景やら勢いやら… どこかしらうすっぺらい感じがして、なんとかなんねーかなと思ってる。

どこをどうすればもっと面白く出来るか考えてるんだけど、正直行き詰ってます。

もし良かったら、足りないと感じる部分や、なんか良くないとことか… あと最高に面白いと思う闘牌SSなんかを、教えてもらえると嬉しい。

気を悪くさせたことは謝るので、マジでお願いします。 

まあ買ったウノでもして時間潰す?

ある意味アニメちゃんキャラよね、この子

翠「暇ですし、UNOやります?」

響「だね!せっかく買ったし」

未来「私ルールよく知らないかも...」

実は私もよく知りません
生前クラスメイトが修学旅行のときに電車の中でやっているのを見たことはありますが、参加したことはないので


女神「まぁそこはやりながら説明しますよ」


翠ちゃんコンマ下1
女神様コンマ下2
響さんコンマ下3
未来さんコンマ下4

ゾロ目 ウノ!
ゾロ目以外 続行
(前回かなり時間をかけてしまったのでもうコンマ神に力を借ります)

ウノォ!

ウノ

ゾロ目

うーの

・・・

女神「ルールわかって来ました?」

未来「なんとなく...」

響「ワイルドドロー4」

未来「あ」

翠ちゃんコンマ下1
女神様コンマ下2
響さんコンマ下3
未来さんコンマ下4

ゾロ目 ウノ!
ゾロ目以外 続行
(一人でもウノ出来れば終わりということで)

うのー

うの

さすめが

ウノ!

最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。

最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。

・・・

女神「ウノっ!!!」

翠「先越されました...」

未来「私も...なんとか...ウノ」

響「あれ!?未来いつの間に!?」

・・・

翠「UNOも終わりましたけど...二課はまだっぽいですね」

私のときも放課後でしたし、それなりに時間がかかるのでしょうか

翠「あ、そうだ、赤福餅食べます?昨日コンビニで買っておいたんですけど」

女神響「「食べる食べる~!」」

未来「子供が二人...」

女神「赤福餅なんて久しぶりですね~」

私は初めてです

響「でも...もきゅもきゅ...こくん...暇ではあるよね~」

未来「そうね...もきゅもきゅ...」


どうする?安価下

響にギアを纏った事に対する感想を聞いてみる

翠「響さん、そういえば今日シンフォギア纏ったんですよね?感想とかってあります?」

響「へ?感想?」

翠「いえ、心の準備とかもなかったでしょうし」

未来「そうだよ響、どこかおかしくなってたりしない?」

響「う~ん...生きることを絶対に諦めたくないって強く思ったら胸に歌が浮かんで...その後、ほんの一瞬何も考えられなくなって...」

あぁ、やっぱり初覚醒だと暴走しかけましたか

女神「背中からデカいメカメカしい何かが飛び出てたときですか?確かにあのときの響さんは普通ではなかった感じでしたね、少し怖い感じといいますか、獣みたいな」

未来「そうですか?私はすごくカッコいいと思いますけど...」

未来さん...

響「で、その後不思議と力と勇気が湧いてきて、ノイズのことも怖くなくなったんだ」

翠「怖くなくなった...ですか」

力を手にしたからでしょうか
私や翼さんのギア状態をすでに知っている響さんなら、直感的にそのことに気付いてもおかしくないですし

響「うん!でもなぜか私の姿が変わる間周りにバリア?みたいなやつがあったからどっちにしろノイズは大丈夫だったけどね...あ、でも変わった後の格好は少しカッコいいかなって!...奏さんのと似てたし」

翠「私達のギアと同じ仕組みで変身したのであれば、ギア装着時のエネルギーがバリアフィールドに変換されたんでしょう」

でしたよね?女神様
あと最後に呟いた言葉はスルーしておきましょう

響「そうなんだ、それってあれ?翠ちゃんが変身するときにこう...大事なところを守る謎の光みたいな」

未来「あったあった!服は消えたのにそこだけ光ってた」

翠「お二人の説明は間違えてないんですけど語弊が生まれそうです」

女神「あれって少し上から覗けば光の向こうに隠されてるもの見えるんですよ」

翠「見たんですか!?」


どうする?安価下

響さんはどんな風になりたいですか?
(シンフォギアの力を手に入れたことで)

とりあえずあとで女神様はシメるとして...

翠「それで、どういうわけかシンフォギアを纏ったわけですけど、響さんはどんな風になりたいと思ってますか?」

響「どんな?」

翠「シンフォギアについての詳しい話は多分後で二課でしてもらえると思いますけど、ようはとても大きな力を手にしたということです。かといって、それを絶対に使わなければいけないということもありません」

二課としては貴重な奏者は是非とも確保して戦力にしたいでしょうけど、響さんが望めばきっとししょーなら多少の制限はあれど普通の生活を保障してくれるはずです

翠「私や翼さんと同じように危険な戦場に出るか、今までのようにごく普通の女子高生として生きるか、またはどちらでもない生き方をするか」

響「どちらでもない...って?」

翠「そりゃ、その気になれば戦車だろうがなんだろうが破壊できるような力ですからね、世界征服とか」

未来「翠ちゃん!?」

原作は良くも悪くも正義を成そうとする人ばかりが奏者になる世界ですから、考え方は違っても最後は一つになりましたけど、はっきり言ってこんな力を手にしたら普通世界征服とかそっち方面になりますよね

響「世界征服だなんて...私の力で誰かを助けられるんだよね?それなら私は戦いたい」

未来「響...私は反対」

響「未来?」

未来「翠ちゃんの前で言うのもどうかと思うけど...そんな危険なことしてほしくない」

まぁそりゃそうですよね

翠「...二課でも似たようなことは聞かれると思います、よく考えて答えを出してください」

響「...翠ちゃんは?」

はい?

響「翠ちゃんは、私はどうすればいいと思う?」


どう答える?安価下

思うように動けばいいと思う。但し心配してくれる人がいるってことは忘れないこと

思うほうがダメなほうなら誰かが力づくで正してくれるはずだしヘーキヘーキ

何でこっちに振ってくるんでしょうね...
私としては原作通りの流れまで行ってあわよくばフィーネさんの計画を二課の手から守りきれれば目的達成なんですけど...
でも響さんが危険な目に遭うことを平然と見られるというわけでもないんですよね

翠「響さんがどうしたいかが一番大切です。思うように動けばいいと思いますよ」

響「なら、私も!」

翠「ただし」

少し食い気味に
未来さんの方をチラッと見るようにして

翠「貴女のことを心配してくれる人がいるってことは、忘れないことです」

響「あ...」

こうして未来さんが見ている前で覚醒してしまったのも何かの縁
原作のような仲違いは、出来ればしてほしくありません

女神「翠さん...」

だから私はなるべく優しく語りかけるように、微笑みかけました
未来さんの想いを蔑ろにせず、お互いが納得出来る答えを出してほしいですね

翠「さて、そろそろお昼ご飯にしましょうか」

二課から全然連絡来ませんね...やっぱり夕方になってからなんでしょうか
昼食どうしましょう...冷蔵庫の中身を適当に使えばなんとかなりますかね


何作る?安価下

ペペロンチーノ

シンプルな料理ね

翠「あ、パスタがありますね、オリーブオイルに唐辛子まで...よし、響さん、未来さん、ペペロンチーノ作りましょう!」

未来「え?あ、私達も?」

翠「もともとそういう話でウチに来たじゃないですか、やりましょうよ」

響「う、うん、作ろっか!」


翠ちゃん一回目コンマ判定下1
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(神レベル達成記念で今回だけ+50(成功確定)とします)

響さん一回目コンマ判定下2
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(レシピがあれば強いので+40としたす)

未来さん一回目コンマ判定下3
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(ダークマターの件があるので-20としますが、響さんが近くにいるので+15、つまり合計-5とします)

(50以上が出れば成功です)

そい

そい

未来さん…

今度はびっきーが神ったか

翠「パスタって茹で時間どれくらいがいいんでしょうか...」

未来「オリーブオイルで茹でれば一石二鳥?」

・・・

響「超弱火...全然わかんないよ...」

翠「にんにくすでに臭いですね...」

・・・

未来「あ、醤油忘れてた...入れちゃえ!」

女神「今不穏な台詞が聞こえたような...これも私が評価するんですよね?」

・・・

女神「では、いただきます...ちゅるっ...もにゅもにゅ...こくん」

私のペペロンチーノは少し硬めになってしまった気もしますが、なるべくレシピを参考にするようにしました

女神「うん!美味しく出来てますね、家庭の味です」

翠「ほっ...」

響「それじゃ、次は私の!」

女神「はい、いただきます...ちゅるちゅるっ...もにゅもにゅ...」

響さんは私以上にレシピをよく確認していました

女神「...っ!これは...昨日の翠さんのグラタンに負けずとも劣らないほどの出来!!!」

響「ぃやったーーー!!」

翠「流石ですね...」

つまり女神様に言わせると神レベルってことですね...後で一口いただきましょう

未来「最後は私ですね」

女神「...なぜこんなに色が多いんですか?」

未来「パスタを茹でたらそんな色に」

女神「なりませんよ!?...ま、まぁ重要なのは味ですからね、いただきます...ちゅるっ...ガリッガリッ...パリンッ...こくん...」

今未来さんのパスタからパスタらしからぬ音が聞こえましたけど

女神「...最初サイダー、途中からウーロン」

翠「バーテックスじゃないですか!?」

・・・

無事?昼食を終え、食休み中です


どうする?安価下

装者同士で軽く手合わせ
ある程度の護身術を身に着けてもらう

食後の運動(激

これはひどい

揚げパスタって居酒屋のお通しかよ!

翠「響さん、腹ごなしにちょっと軽く手合わせしませんか?」

響「手合わせ?」

未来「手合わせって...やっぱり翠ちゃんは響に戦ってほしいの!?」

翠「むしろ危険な真似はしてほしくはないんですけど...もしものときに、護身術だけでも必要になってくると思うんです」

女神「ノイズから逃げている最中ひょんなことからまた変身して、おまけに制御出来ないじゃ逆に危ないですしね」

翠「ある程度動きさえ知っていれば、制御しつつの避難も容易になるはずです」

未来「でも...」

仕方がないじゃないですか!このタイミングで実践0だとししょーに訓練してもらったとしても原作に追いつけるかわからないんですから!

翠「あ、でも今はギアを使っちゃダメですよ!ギア使うとその反応がすぐに二課にも知らされるシステムですから!」

響「ん~...お、お手柔らかに...」

女神「とはいえ翠さんも戦闘スタイルは剣ですし、まだアームドギアも使えるかわからない響さんと体術で手合わせするなら初心者同士ですよね」

そこですね
どうしましょう...とりあえず原作響さんやいろんな作品の人物の動きを簡単に真似てみますか


翠ちゃんコンマ下1
(体術は初心者ですが、特訓ハンデで+15とします)
響さんコンマ下2
(コンマが大きかった方の勝ちです)
(三本勝負です)

はい

ほい

才能の塊なのか主人公補正なのか

年齢差あるし体格からして違うんだろう

圧倒的だぁ

・・・

女神「翠さん対響さん、三本勝負...第一戦、始め!」

とりあえずウチの中で一番広い畳の部屋でレッドファイッ!

私も響さんもそれっぽい構えをしてみてますが、正確なものはわかりません
それに私が真似る戦闘スタイルは主にフィクションのもの
つまり魅せる為の大振りな無駄な動作が含まれます
その辺を度々修正しなければいけないのですが...

翠「はぁっ!」

まず軽くジョブ

響「わわっ!」

翠「ふっ、ふっ、ふっ」

響「ちょ、ちょっと待って、まだ心の準備ひぃっ!」

左右交互に打っても躱されてしまいます
なら...

翠「やっ!」

響「うわっと!」

足をかけ、尻餅をついたところを殴るっ

翠「はっ!」

響「わわわっ!」

しかしまた転がって避けられてしまいました

翠「すばしっこいですねっと!」

未来「響...」

転がった先に足を置き、動きを封じれば

響「えいっ!」

翠「うわっ!」

その足を思いっきり掴まれてしまいました
そしてそのまま引っ張られ、私まで転ばされて

響「形成逆転!」

翠「させません!」

素早く私に馬乗りになって振り下ろしてきた拳をどうにか腕をクロスにして防いでますが、これ痛いです

響「たっ!」

拳を掴み、そのまま押し返して上半身を上げ、響さんのホールドから抜け出そうとしますが

響「やあっ!!」

翠「ぐふっ...」

反対の拳を腹部に入れられ、私はあえなくダウンしました
胃の中のものが出そうになってますけど流石に乙女としてそれは...うぷっ

女神「そこまで!勝者、響さん!」

響「ご、ごめん!大丈夫!?」

翠「だ、大丈夫...です...よ...ガクッ」

響「翠ちゃーーーーーんっ!!!」

ちょっと休ませてください


翠ちゃんコンマ下1
(特訓ハンデで+15としますが、ダメージ追加で-5、合計で+10とします)
響さんコンマ下2
(コツを掴んだので+15とします)
(コンマが大きかった方の勝ちです)
(三本勝負です)

せいやー

これでも僅差

・・・

女神「第二戦、始め!」

原作響さんが短期間で強くなれた理由
ししょーの特訓もありますが、戦闘におけるもともとある抜群のセンスが一番の要因という説もありましたが、あながち間違いではなさそうです
響さんもその気になれば「私達が戦う必要なんて」状態になる前でも腹パンの一つや二つ出来るということがわかりました
あれは、痛いです
そりゃ鍛えればネフシュタンの鎧も砕けますよ

響「はぁっ!」

現に二戦目にして攻めにまわっていますからね、響さん

翠「くっ!」

ときにガード、ときに避けて受け流していますが、今の響さんは拳だけじゃなくて手刀まで繰り出してきてキツイです

響「やっ、はっ、やぁっ!」

翠「たっ、ふっ!」

響「かはっ」

振り向きつつ後ろから繰り出された腕を右手で掴み抱え、左の肘を響さんの腹に入れ、一旦距離をとりました

翠「流石に慣れない動きはダメですね...あまりダメージが入ってません...」

響「いや~、それなりに...ダメージ来てるけどね~...」

吐き気がないならダメージなしですよね

翠「せいっ!」

響「なんのっ!」

天の道を往く回し蹴りは腕クロスで防がれたので、飛びながら反対向きに回って膝裏のあたりを狙って

翠「らっ!」

響「にゃっ!」

倒れ込んだ響さんの上に跨ってこめかみの辺りギリギリに拳を降ろしました

女神「そこまで!勝者、翠さん!」

翠「ふぃ~...」

響「ふへぇ、追いつかれちゃった」


翠ちゃんコンマ下1
響さんコンマ下2
(コンマが大きかった方の勝ちです)
(二人の差がプラマイ0になったのでラストは純粋なコンマ勝負です)

せい

・・・

女神「最終戦、始め!」

翠「やっ、はっ!」

響「ふっ、たっ!」

脚と脚でお互いに蹴り合い防ぎ合い、飛び退いて距離を取ってから

響「やぁっ!」

翠「でやっ!」

回し蹴りと回し蹴り
すぐに体勢を整えてジョブ

翠「ふっ、ふっ、ふっ」

響「やっ、ほっ、はっ!」

一回戦目と違い、確実に見極めて避けられてしまいます
やはりセンスかそれとも...

響「ふっ、ふっ」

翠「くっ、はっ」

響さんのジョブもどうにか避けつつ、隙を探して

翠「ここっ!」

響「っ!」

さっきと同じように腕を掴み抱え、肘を入れようとしますが、予測していたようでそれも手のひらで防がれてしまいました
そのまま押し返され、振り返った瞬間響さんの拳が

響「あああぁぁぁ!!」

翠「くぅぅぅぅ!!」

瞬時に腕クロスをしますが、それでも押し切られそうになります
ここからは完全に力比べです

響「あああぁぁぁ!!!」

翠「くぅぅぅぅ!!!」



未来「響ぃぃぃぃぃ!!!」

響「あああぁぁぁっ!!!」

翠「うわぁっ!!」

ガッ

バリアは敗れ、私は壁の方まで飛ばされ頭を打ち、崩れ去りました

女神「そこまで!一対二で、勝者、響さん!!」

未来「響っ!」

響「やった!やったよ未来!」

きゃっきゃと楽しそうな乙女達の声が聞こえます
いいですね、尊いです

響「はっ!そうだ!み、翠ちゃん!生きてる!?」

響さんは床に転がっている何かに向かって声をかけました
私でした
頭むちゃくちゃ痛いのと腕も痛いです

翠「な、ナイスストレート...です」

女神「とりあえず仮にも人外じみた力を持つ弦十郎さんから特訓を受けてる翠さんを二回も殴り倒せたんですからひとまず護身は大丈夫でしょう」

響「な、殴り倒すとかそんな」

翠「ですね...とりあえずもう少し休みたいです」

後で湿布貼っておきましょう


・・・

そんなこんなで暇を潰していると、ようやく二課から連絡が来ました

弦十郎『響くん達も一緒か、なら丁度いい、迎えを寄越すから本部まで来てくれ』

翠「わかりました」

やはりレズは強い(偏見)

友里さんの車に乗せてもらい、二課本部に到着した後は大体本編の通りでした
メディカルチェックは「身体に異常はほぼ見られなかった」とのことです

響「ほぼ...ですか」

了子「うんそうね、貴女が聞きたいのはこんなことじゃないわよね?」

響「教えてください、あの力のことを」

翼さんはアメノハバキリを、翼さんの隣に移動した私はアメノムラクモを響さんに見えるように取り出しました
そしてそれを確認した弦十郎さんが説明

弦十郎「『アメノハバキリ』と『アメノムラクモ』、翼の持つ第一号聖遺物と、翠くんの持つ第四号聖遺物だ」

響「聖遺物...」

未来「それって、何なんですか?」

了子「聖遺物とは...翠ちゃん、覚えてる?」

ファッ!?なぜこっちに振るんですか!?
でも狼狽えていても意味がありません、思い出すんですよ...一期の2話の台詞を...

翠「えっと...世界各地の伝承に登場する現代では製造不可能な異端技術の結晶のこと。多くは遺跡から発掘されますが、経年による破損が著しく、かつての力をそのまま引き抜いたものは本当に希少...でしたっけ?」

了子「うん!よく出来ました!」

ふぅ...油断してました

四号って鎧じゃないの?
イチイバルとガングニールと鎧が同時期にナンバリングされた記憶があるのだけど

あデュランダルもあるか
あれは時期知らんのだよな…

四号が鎧、五号がデュランダルだったはずだから天叢雲剣は六号?

わぁ完全聖遺物抜かしてました!
そうするとギャラルホルンももしやナンバリングが...?
とりあえず6号か7号ということで...多分ナンバリングはもう出ないので...
***

弦十郎「このアメノハバキリも、刃のカケラ、ごく一部に過ぎない」

私のアメノムラクモはスルーです

了子「カケラにほんの少し残った力を増幅して解き放つ唯一の鍵が、特定振幅の波動なの」

響「特定振幅の波動...」

弦十郎「つまりは、歌」

未来「歌?」

弦十郎「歌の力によって、聖遺物は起動するのだ」

響「あ、だから翠ちゃんも翼さんもずっと歌いながら戦ってたんですか?」

翼「そういうこと」

翠「響さんも昨日、胸の中に歌が浮かんできたんですよね?」

響「う、うん!」

弦十郎「うん...」

翼「っ...」

翠「翼さん、大丈夫ですか?」

翼「えぇ、問題ない」

翼さんは今確かに少し辛そうな顔をしてました
でもそれはただの憤りではなく、悲痛めいた表情だったと思います
昨日酔った勢いで言ったことは、嘘じゃないですよね?

了子「んふ、それじゃあ翠ちゃん、復習その2!シンフォギアとは?」

またですか!

翠「シンフォギアとは...歌の力で活性化した聖遺物を、一度エネルギーに還元し、鎧の形で再構成したアンチノイズプロテクター...」

了子「またまた大正解~!ちゃ~んと覚えててくれて嬉しいわっ!」

そりゃどうも...生前は何周も見ましたからね
あとこの世界に来てからも一度聞きましたからね

弦十郎「だが、誰の歌にも聖遺物を起動させられる力があるわけではない。そして聖遺物を起動させ、シンフォギアを纏う歌を歌える僅かな人間を、我々は適合者と呼んでいる。それが翼であり翠くんであり、君であるのだ!」

了子「どう?貴女に目覚めた力について、少しは理解してもらえたかしら?質問はどしどし受け付けるわよ!」

う~んデジャビュ
というかこういう説明っていつ誰が相手でもほとんど変わらないんですね
なんか同じ本を何度も読んでいるみたいです

響「あの...」

了子「どうぞ~響ちゃん!」

響「全然わかりません...」

未来「響ったら...」

友里「だろうね」

藤尭「だろうとも」

でしょうとも
もうこの辺はほぼ原作のままですね
あぁ、この世界に来て響さんと一緒に逃げたとき以外でようやく!原作シーンに立ち会えました!
ぶっちゃけシンフォギアに関する説明とかはもう聞いたのでいいんですけど、やっぱり主役がいると違いますね!
もう視聴者の気分ですよ!

了子「いきなりは難し過ぎちゃいましたね、だとしたら、聖遺物からシンフォギアを作り出す唯一の技術、櫻井理論の提唱者がこの私であることだけは、覚えてくだs」

未来「あの、そういうのはいいので先に進めてもらえませんか?」

了子「」

未来さん...
言わせてあげてくださいよ...

未来「第一、響はその聖遺物っていうの持ってないよね?」

響「う、うん...でも昨日今日翠ちゃんも私がそれを持ってるって感じで話してたよね?」

翠「へ?あ、あぁ、まぁ...シンフォギア纏ってましたし、ギアがギアですし...」

了子「翠ちゃんは何のギアかもう気付いてるってこと?」

翠「戦ってる最中に通信機から『ガングニールだとぉ!?』って声が」

弦十郎「」

耳がキーンってなりましたよあのとき

響「ガングニール...?」

そのとき、モニターに響さんの胸部のレントゲン写真が映し出されました
その写真には骨の他に破片のようなものが

弦十郎「これが何か、君にはわかるはずだ」

響「あぁはい!2年前の怪我です!あそこに私もいたんです!」

未来「っ!」

了子「心臓付近に複雑に食い込んでいるため、手術でも摘出不可能な無数の破片...調査の結果、この影は、かつて奏ちゃんが身に纏っていた第三号聖遺物、『ガングニール』の砕けた破片であることが判明しました」

翼「っ...やはりそうか」

翠「翼さん...」

事実を受け止めてなお動揺は収まらず、よろけてしまう翼さんを支えながら、ことの成り行きを見守ります
っていうか未来さんもよろけてるんですけどどうしましょう

了子「奏ちゃんの...置き土産ね」

未来「そんな...なら悪いのは全部私...私が...」

響「未来...大丈夫、私は大丈夫だから...あの」

弦十郎「ん?」

響「この力のことって...」

弦十郎「...君が、シンフォギアの力を持っていることが何者かに知られた場合、君の家族や友人、周りの人間に気概が及びかねない、命にかかわる危険すらある...そこの未来くんや、翠くんの友人はやむ終えない事情のため、我々も全力で身の安全を守る所存だが」

響「命に...かかわる...」

翠「ここの人達が守りたいのは機密じゃなく、人の命ということです」

弦十郎「そのために、その力のことは隠し通してもらえないだろうか」

了子「貴女に秘められた力は、それだけ大きなものだということを、わかってほしいの」

弦十郎「人類では、ノイズに打ち勝てない。人の身でノイズに触れることは、即ち炭となって崩れることを意味する。そしてまた、ダメージを与えることも不可能だ。たった一つの例外があるとすれば、それは...シンフォギアを纏った戦姫だけ...特異災害対策起動部二課として、改めて協力を要請したい。立花響くん、君が宿したシンフォギアを対ノイズ戦のために、役立ててはくれないだろうか」

未来「っ!ダメ!そんなの絶対ダメ!」

弦十郎「っ...」

響「未来...」

未来さんの悲痛な叫びに、その言葉に、響さんの心が揺れています
私は何も言えません
本当ならここに未来さんはおらず、響さんは隠し通すと決めて戦う決意をしました
でも今は...

響「...」


コンマ下
ゾロ目 戦わない
ゾロ目以外 戦う
(まぁどちらにしろ...)

ふん

惜しい

ほんとにおしい

最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。

最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。

響「私の力で...誰かを助けられるんですよね?」

弦十郎「うむ」

了子「うん!」

響「わかりました!私、戦います!」

未来「響っ」

結局、こうなりましたか

響「大丈夫だよ未来、私はどこにも行かない、ちょっと人助けの範囲が広がっちゃうけど、最後は絶対未来のところに帰るから」

未来「響...わかった、こうなると思ってたし...信じるよ?だから約束して、何かあったらもう戦わないって」

それに響さんは微笑み、未来さんの頭を軽く撫でました
...ズルい人です
だってそれ、YESともNOとも言ってないじゃないですか

翠「それが...響さんの答えですか?」

響「うん、私は戦う」

翠「そうですか...」

そして私が支えてる翼さんのもとに歩いてきました

翼「...」

響「慣れない身ではありますが、頑張ります!一緒に戦えればと思います!」

響さんは翼さんに握手を求め...

翼「...わかったわ、これからよろしく」

翼さんも、笑顔でとは行きませんでしたが、その手を握り返しました

翼「貴女は私が必ず守る」

響「...?」

どうやらその後翼さんが呟いた言葉は、響さんには聞こえていなかったようです
ま、私がそれを指摘することもないでしょう

翠「改めて、今後ともよろしくお願いしますね、響さん」

響「うん!翠ちゃんもこれからよろしくね!」

・・・

ひとまず御開きとなりました
響さん達は自宅へ
そして私も帰路に立ち...
あ、今晩どうしましょう


何作る?安価下

カレー

翠「作り置きが出来るものがいいですよね、明日から学校と特訓ですし」

となると...カレーですかね
甘口、中辛、辛口のどれにしましょう
私としては中辛が丁度いいんですけど

翠「気をつけ~っ!目を食いしばれ~っ!カレーのライスを炊っきわっすれ~...っと、着きましたね」

通いつつあるいつものスーパー

翠「どの種類のカレーにしましょう...」


コンマ下1
奇数 誰か知り合いがいた
偶数 特になし
ゾロ目 雑音

誰がいた?安価下2
(コンマ下1が奇数の場合のみ採用)

ケロロとか懐かしいな

翠ちゃんかなりのアニオタやな…

けものフレンズの影響で見返してたんでしょ

ま、中辛でいいでしょう
ご飯は...女神様に炊いてもらえば問題ないですね
人参と玉ねぎとジャガイモはまだ家にあったはずですし...
牛肉...豚肉...鶏肉...はっ!カツ!?

翠「...いやいや、カツカレーはカツカレー、私が作ろうとしているのはカレーですから」

とりあえず牛肉が安いので牛肉にしましょう

・・・

翠「ただいま帰りました~」

女神「お帰りなさ~い!」

さて、作りましょうか!


コンマ判定下
(00~99で高ければ高いほど上手に完成します)
(経験的に+45とします!)

翠「あめ色...あめ?雨?飴?飴って何味の色ですか?」

メロンとかでいいんでしょうか

・・・

牛肉と...人参と...カレールーに水...

女神「ご飯もうすぐ炊けますけど~」

翠「えっ!?ちょっと待ってくださ~い!」

・・・

翠「とろみは...すりおろしたジャガイモ...とろみなくてもいいですかね?いいですよね?」

すりおろすの大変そうですし

・・・

女神「いただきます」

翠「どうぞ」

女神「はむ...ふむふむ...こくん...うん!普通に美味しいですよ!」

翠「やりました!」

日々の努力が徐々に実を結んできてますね!

・・・

カレーも食べ終え、お皿も水に浸けておきました
カレーもかなり大量に作ったので明日の昼夜と明後日の昼くらいまでは大丈夫でしょう


どうする?安価下

響に電話

女神は何を司るのか

翠「そういえば、響さん、戦うことになりましたよ」

女神「やっぱりそうなりましたか...翼さんは?」

翠「まだ迷いはあるみたいですけど、比較的友好な関係を築いています。というか響さんのことを守るって言ってました」

女神「それはまた...」

これからどうなるんですかねぇ...

翠「...少し響さんに電話でもしてみますか」

女神「そうですね、もしかしたら何か話しがあるかもしれませんし」

え?ありますかね?
あったとしても今後の戦闘やら翼さんのことやらの相談くらいでしょうけど

Prrr...

ガチャ

響『もしもし翠ちゃん?』


何話す?安価下

未来は納得してくれたのか

翠「もしもし響さん、今大丈夫ですか?」

響『うん、大丈夫!どうかした?』

翠「えっとですね...あの後、未来さんはちゃんと納得してくれたんですか?」

確かに響さんが戦うと決意したとき、信じるとは言っていました
でも頑なに響さんが戦うことに反対していた未来さんですから、あのあとやっぱりとかありそうです

響『う~ん...まだ完全に納得はしてくれてないかも。それに未来の言う『何かあったら』がどういうことを指してるのかもわかんないし...』

そりゃあ大怪我とかでしょう
もしかしたらまた暴走したら戦闘禁止とかもありえますね
ネフィリムに腕をガブリンチョなんてされたら監禁されそうです

響『でも、ひとまずは支えてくれるって!』

翠「さいですか」

三期四期ほどの信頼度にはまだ達していませんね...
神獣鏡フラグは健全です
私としてはもし三期以降の展開にまで行っても私が二課にいたら、神獣鏡も戦力ならいいな~なんて思ってたりするんですけど


響さんからの会話コンマ下1
奇数 特になし、またこちらから話題を振る
偶数 ふらわーで言っていたこと
ゾロ目 ???

こちらからの話題何話す?安価下2
(コンマ下1が奇数の場合のみ採用)

響『あ、ねぇ翠ちゃん、一つ聞いてもいい?ずっと聞こうと思って忘れてたんだけど』

忘れてたんならずっと聞こうと思ってなくないですか?

響『前にふらわーで...帰り際に、私のままでいて下さい~とか、誰かの代わりにならないで~とかって言ったよね?あれってどういう意味なの?』

あぁ~言いましたね~
そこはスルーしてなんとなく奏さんの代わりになろうと思った時に思い出して欲しいフレーズだったんですが
それで思いとどまってくれれば翼さんとの関係も少しはマシになると思ったんですが...


何て答える?安価下
(あのときはまだ翠ちゃんは響さんの中にガングニールがあることは知らない設定です)

選択するときは素直になってほしかっただけと伝える
月の破壊の際に対立するだろうし

三期まで行ったら月を破壊する手段無くなるんだからこの世界に居るだけ無駄なんだがな

翠「響さんはおひ...人がいいので、他の人の意見とかに流されそうな気がしまして...何かを選択するときには、自分の気持ちに素直になってほしいと、そう思っただけですよ」

それに、バラルの呪詛のことを知ったとしても...むしろ知ることで、それを阻止しなければと思うはずです
つまり、私の敵になるということ
そのときは...まぁないとは思いますけど、私のことを気にかけたりせず、思う存分正義のために動いてほしいと
そんな風に思ってしまうんですよね

響『そっか...翠ちゃんは?』

翠「?」

響『翠ちゃんは、そういう...自分の意思?みたいなもので戦えてるの?』

翠「...えぇ、出来てますよ」

というか、選択肢なんて私にはないんですよ
少なからずこの先の展開をある程度知っていて、自由に動けるときなんてほんの少ししかないんですから


何か話す?安価下
(なければ「ない」と書いてもらえればそろそろ電話を切ります)
(響さんに話題を求めても構いませんが、響さんが話題を思い付かない可能性もあります)

(み、翠ちゃんだってきっとXDモードになれば羽衣がパワーアップしてロケットとかになるはず(白目))

今度、親睦会として翼や未来も連れてカラオケでも行かないか提案してみる

翠「そうです、今度親睦会を兼ねて、カラオケでも行きませんか?未来さんや翼さんも誘って」

響『うわぁ楽しそう!でも何で急にカラオケ?』

翠「まだ響さん達は翼さんと付き合いが浅いですし、シンフォギアといえば歌ですから!...まぁ未来さんは奏者ではありませんが、こういうのはみんなでやった方が楽しいですし!」

あと昨日カラオケ楽しかったってのもあります

響『なるほど、じゃあ後で未来にも伝えておくね!日にちとかは後で決めよっか!』

翠「はい、翼さんにも後で予定を聞いてみましょう」

響『翼さんかぁ...本物のアーティストをカラオケに誘うってなかなかすごいことだよね!』

貴女はそれを本編でやってのけましたけどね!
あ、でもカラオケを提案したのは未来さんでしたね

響『あ、未来が呼んでる。それじゃあこの辺で!』

翠「はい、すみません急に電話してしまって」

響『ううん!全然!またね!』

翠「はい、また」

・・・

女神「カラオケ...私も行きたいデース」

翠「翼さんに女神様のことバレても大変でしょう」

女神「うぅ...」

それにしても、親睦深めて平気なんですかね?私の立場的に...

翠「そういえば女神様ってどんな神様なんですか?何か司ってるとか」

女神「えぇまぁ司ってるものはなくはないですよ、神ですから」

翠「何を司ってるんですか?」

女神「私はズバリ『自然』です!」

『自然』...自然!?
ざっくりしすぎてわかんないですねぇ...

女神「国によっては『宇宙』とか言われたりもしましたけどね...『自然』の中でも特に『太陽』を司ってますよ」

翠「太陽...じゃあいずれチンピラなマダオになるんですね...」

女神「私を表表紙に出してもらえないようなキャラと一緒にしないでくださいよ!」

翠「じゃあ『テラシタイヨウ』とか言いながらテンション上がったり...」

女神「しませんから!『テラシタイヨウ』も『ヤミツキダヨー』もないですから!」


どうする?安価下

翼に親睦会について電話をしつつ
響の事について、あまり一人で抱え込まずに私を頼ってほしい
といった旨の話をする

翠「さて、翼さんにも電話しますか。何せアーティストはいつ休みが取れるかわかりませんからね」

女神「話を逸らしましたね...」

翠「まぁまぁ...」

prrrr...

翼『もしもし、蒼井?』

翠「夜分にすみません、翼さん。実はさっき響さんと話してたんですけど、今度親睦会をやりませんか?」

翼『立花...親睦会ね、いいんじゃないかしら』

翠「今の所私と翼さんと響さんと未来さんでっていう話になってるんですけど、どうでしょう」

翼『小日向も?えぇ、問題ない。何をするかは決めているの?』

翠「アーティストの翼さんもいますし、せっかくならカラオケとか行きたいな~なんて」

翼『カラオケ!うんうん、いいと思う!』

翠「よかったです!」

翼『後で緒川さんに休みの日を聞いておくわ』

翠「ありがとうございます!...ところで、やっぱり響さんのことはすぐには受け入れられてませんか?」

翼『っ...』

さっきも響さんの名が出たところで少し迷っていたようですし
今の所険悪になってはいませんけど、もしものこともありますからね

翠「響さんのこと...あまり一人で悩まないでくださいね」

翼『...』

翠「一人で悩んで苦しんだりしないでください、私のことも頼って欲しいです...なんて、頼りないかもしれませんけどね」

せめて仲間でいるうちくらいは、少しは支えたいんです
そして響さんが翼さんを支えられるようになって、私がいらなくなったそのときは、晴れて仲間をやめられる...

翼『...ありがとう、蒼井。頼りないなんてことない、立花のことはまだ私自身、どう思っているのかよくわからない...だからそれがわかったそのときに、相談に乗ってもらうかもしれない』

翠「はい!」

翼『それじゃあ、私はそろそろ寝るわ。蒼井も、早く寝なさい』

翠「はい、お休みなさい」

翼『お休み』

・・・

女神「それにしても、親睦会ですか...このままスムーズに響さんと翼さんの関係が上手くいくと、嫌な予感がしますね」

翠「むしろ、時期も含めて軌道修正が出来るかもしれませんよ?」

貴重な融合症例が現れ、早く捕らえて仕組みを知りたい
その上このまま三人の奏者が連携を取れてしまったら、完全聖遺物を持ってしても少し危ないかもしれない
そんな発想に至ったとき、彼女は動きを見せるはずです
むしろ...動かす、ですかね

翠「ま、そうなったらそうなったですね」


どうする?安価下

聖遺物で英霊、サーヴァントを召喚してfateの冬木の聖杯戦争に参加してみよう

もう寝る

意味わからん
まあ翼さんにも言われたしねと買う

>>923は安価スレによく出てくる荒らしだと思うから無視していいよ

翠「ま、夜も遅いですしそろそろシャワー浴びて寝ますか」

女神「ですね」

・・・

翠「あ~た~らし~い~あ~さが~きた~」

女神「その歌聞くと千手観音思い出すのでやめてください」

翠「朝食はどうします?シリアルかカレーか」

女神「私が普通に朝ごはん作りますよ...」

翠「あ、お昼はカレー温めてください」

女神「わかりました」

・・・

凜音「おっはよ~!」

夢姫「おはようございます!」

翠「おはようございます、凜音ちゃん夢姫ちゃん!」


何話す?安価下
(ちなみにシンフォギアとFateはコラボしてないのでこの世界に冬木市はありません)

昨日はノイズが大量に出てたけど大丈夫だった?

凜音に宿題を見せてもらう

昨日じゃねぇや
一昨日だったわ

翠「そういえば、一昨日はノイズが大量発生してましたけど大丈夫でした?」

凜音「うん、なんとか...シェルター行く途中でっかい蛇がノイズ食べてるの見たけどアレって翠のだよね?」

翠「そうなんですよ、あの蛇、ノイズ食べるみたいなんですよ」

夢姫「わたくしも大丈夫でしたわ!わたくしはその蛇さん見ませんでしたけど、移動中に光の柱みたいなものが見えた気が...あれも翠さんのですの?」

翠「あ、あはは...それは一昨日増えた国家機密です」

まぁ夢姫ちゃんは二課の協力者ですから大丈夫でしょう

凜音「翠の方こそ大丈夫だった?カラオケの後割と声枯れてきちゃってたけど...」

翠「短期戦で済ませられましたし、大丈夫です!」

翼さんもいましたしね

凜音「そっか~!ならよかった!」

夢姫「ですわね!でもその日のうちに家に戻れてよかったですわ、わたくし土曜日はまだ宿題に手をつけてませんでしたし」

凜音「私も~」

翠「...宿題?」

凜音夢姫「「え」」

翠「え」

し、宿題?
そんなもの出てましたっけ?

夢姫「...まだ時間はありますわ、今からやればきっと」

翠「み、見せてくれたりなんか...」

夢姫「いくら翠さんの頼みでもそれはダメですわ!翠さんのためになりませんもの!」

は、薄情な!

翠「凜音ちゃん!」

凜音「ん~...まぁいいけど...」

夢姫「凜音さん!」

凜音「まぁまぁいいじゃん!翠だって戦いとか家事とか色々大変だろうしさ!」

翠「流石凜音ちゃん!愛してます!」

夢姫「なっ!?」

凜音「ほい、頑張って!」

そう言って見せてくれた宿題のノート

翠「ありがとうございます!さっそく...」

しかしそれはパッと見でもわかるほどに

翠「...」

間違いだらけで...

翠「ゆ、夢姫ちゃん...」

夢姫「翠さんなんて知りませんわっ!
ぷんぷん!」

私は凜音ちゃんの好意を無下にすることも出来ず、結局写すふりをして自力で解くことになりました

・・・

昼休み、どうにか夢姫ちゃんは機嫌を直してくれました
凜音ちゃんの「後ろからあすなろ抱きでもすれば平気でしょ」というアドバイスのおかげですね
というわけで今日も今日とて三人でおしゃべりです


何話す?安価下

凜音に抱き着いて、「突然寂しさや不安に襲われることがある」という

夢姫があすなろ抱きしてくる

翠「...」

凜音「でさ~昨日も歌が聞こえたんだけど~」

夢姫「そろそろお祓いとか考えてはどうです?」

凜音「でもこの学校『おはらい部』ないし」

夢姫「誰が芸人目指せといったんですの...」




『貴女は死んでしまったのです』

『でも友達なんて作りたくない。だってどうせ』

『いいえ、貴女はまだ死んではいませんよ』

『神なんて死ねばいい』

『違う世界でなら、私は自由になれるのかな』




凜音「わっ!?ど、どうした翠!///」

夢姫「翠さん!?だ、大丈夫ですの!?」

他愛もない話をしているとき、気がつくと私は凜音ちゃんに抱きついていました
いえ、私は知らず知らずのうちに色々なことを思い出して、得体の知れぬ恐怖を感じていました
この世界は遂に、始まってしまった
響さんを中心とした物語が
これから私はどうなるんでしょう
世界に紛れ込んだ異物
本来存在しなかったはずの異物
私は一度死んで...今は?
私はここにいるんですか?
私は、生きて...存在しているんですか?

凜音「翠!」

翠「っ!」

凜音「...大丈夫?」

夢姫「翠さん...」

翠「す、すみません...ふと急に...寂しさとか、不安に襲われることがあって...それで...」

凜音「...やれやれ、子供みたいだね、今の翠は」

夢姫「というより、初めて会った頃に戻ったみたいですわ」

夢姫ちゃんはそう言って私を包み込むように後ろから抱いてきました

翠「夢姫...ちゃん?」

夢姫「さっきのお返しですわ...転校したての、知り合いがいない教室で、誰とも話そうとせず、一人で寂しそうにしていた、転校したての翠さん」

凜音「そうそう、まったく、たった数週間ですっかり変わったと思ったら...根っこのとこだとまだまだ変わってないね」

夢姫「変わらない方がいいこともありますわ、寂しさも不安も感じなくなってしまったら、そんなに悲しいことはありませんもの」

ぎゅっと
夢姫ちゃんの腕の力が少し強くなりました

夢姫「寂しくなったとき、不安を感じたとき、いつでも言ってください。わたくし達は貴女のお友達です」

凜音「そうそう、翠が寂しくなったら一緒にいる、例え離れていても声をかける、不安を感じたらそんなの吹っ飛ばしてやる、前も言ったじゃん!私達はずっと一緒、私達は翠を一人になんてしないよ」

凜音ちゃんは私の頭に手を置いて、軽く撫でてくれました

翠「凜音ちゃん...夢姫ちゃん...」

夢姫「翠さん」

凜音「翠」

気が付けば、私の中にあった恐怖が薄れていました

翠「ありがとう...二人とも...」

凜音夢姫「「うん!」」

周りに人がいっぱいいることも忘れて、私達はしばらくそのままでいました

・・・

放課後、久々の特訓です!

弦十郎「体が鈍ってしまってはいないか?」

翠「一応先の戦闘ではなんとかなりましたししょー!」

弦十郎「ふむ、最低限は動けるか」


まず何の特訓する?安価下

対人戦の訓練に司令と模擬戦を

居合斬り

弦十郎「よし、今日は対人戦だ!俺が模擬戦の相手になろう!」

翠「まだ死にたくないですししょー!!」

弦十郎「お、おう...どういう意味だ?」

いやだってさっき『オイオイオイ』『死ぬわアイツ』って声が聞こえた気がしまして
そんなネフシュタンを殴って破壊出来たり落ちてきた岩を殴り砕いたりしてる人と模擬戦なんてしたら私消し炭になりますよ

弦十郎「安心しろ、手加減はもちろんする!俺は素手だ!」

あ、私はやっぱり剣術なんですね
でもししょーもともと武器使わないですしハンデな感じしませんけど

・・・

弦十郎「来いっ!」

翠「すぅ...やっ!」

腕を組んで仁王立ちをするししょーに向かって、木刀を構えつつ走って向かいます
なるべく無駄な動きをしないように、最低限の動きで
しかしギリギリまで近付いたところで軽く身を翻されてしまいました

弦十郎「ダメだっ!どこに切っ先を向けているのかが丸わかりだ!そんなことでは剣は当てられないぞ!」

翠「はい!」

弦十郎「まずは俺に剣を当てることを目標にするか...ほらほらどうした!」

ししょーがそう言っている間も私はずっと剣を振るっています
しかしししょーは腕を組んだままずっと避け続けていました
まさか素手どころか手を使わないというハンデですか!?

弦十郎「ふんっ!」

翠「うっ!」

ししょーに木刀を膝蹴りされ、あまりの衝撃に吹っ飛ばされてしまいました

弦十郎「剣だけに頼るな!己の身体全てを武器としろ!」

翠「はい!」

弦十郎「理解出来ていないなら返事はしなくていいぞ!」

翠「わかってないです!」

弦十郎「そうかぁ!」

剣で斬る形ではダメです
ならせめて突きで!

翠「ふっ!」

ししょーの胸元を目掛けて剣先を

弦十郎「甘いぞ!」

しかし木刀はししょーに届くことなく蹴り上げられそのまま足で掴んで引っ張られ、私はつんのめって転びました

翠「いったぁ...」

弦十郎「大丈夫か、翠くん」

翠「大丈夫です...ししょー力強いですよ」

弦十郎「そうか?一割も力を使っていないが...ここまでにしておくか。それより、もし仮に剣を掴まれたら抵抗してもいいが、手放すというのも一つの手だぞ」

翠「素手で戦うってことですか?」

弦十郎「手にした武器ばかりを磨けば、それは確かに力になるが、同時に弱点になりうる。それを失ってもなお戦うことが出来なければなるまい」

翠「そういうものですか...翼さんもですか?翼さんこの前「この身は剣」って言ってましたけど」

翼さんって素手でも強いんですかね?
なんか剣持ってる図しか浮かばないです

弦十郎「...翼は少し特殊な環境で育ったからな、まったく、どいつもこいつも素直じゃない...だが、もちろん翼も剣を持たずに戦う特訓はしているぞ、その辺は緒川に任せている点も多いが」

NINJUTSUでしたか...

翠「...翼さんそのうち影分身とかしそうですね」

・・・

弦十郎「少し休めたか?」

翠「はい」

弦十郎「次は...そうだな、居合斬りを練習してみるか」

翠「居合斬り...ですか」

弦十郎「居合斬り、またの名を抜刀術。鞘から抜き放つ動作で一撃を与える、あるいは相手の攻撃を受け流し、二の太刀でとどめを刺す技だ。居合はそもそも剣術ではないが、覚えておいて損はないだろう」

それからは竹刀を帯刀と抜刀の繰り返し練習です
そして少し慣れてきたら木刀

弦十郎「まだ遅い!もっと速くだ!」

翠「はいっ!」

弦十郎「その一撃に集中するんだ!」

翠「はいっ!」

ある程度練習出来たら次はししょーの剣を受け流したあとの二の太刀の練習です

弦十郎「まず刃で流したらすぐに斬る!」

翠「はいっ!」

弦十郎「当たってないぞ!相手の動きを見極めろ!」

翠「はいっ!」

・・・

弦十郎「今日はこの辺にしておくか...空き時間にでも練習しておくといいぞ!その木刀は君に譲ろう!」

翠「いいんですか?」

弦十郎「あぁ!せいぜい可愛がってやってくれ!」

翠「ありがとうございます!」

でもどうやって可愛がれと!?

・・・

そして帰宅です

翠「ただいま帰りました~」

女神「お帰りなさ~い!カレー温めておきましたよ!」

翠「ありがとうございます、すぐ手洗いしてきますね」

・・・

作り置きいいですね、楽です
あととろみが増してました

女神「お皿水に浸けておきますね」

翠「あ、私やりますよ」

女神「いえいえ、翠さんは特訓でお疲れでしょうし私がやりますよ、それくらい」

翠「えっと...じゃあお言葉に甘えて」

女神「はい!」

さて...夕飯も終わりましたし何しましょうかね


どうする?安価下

翼さんと電話で会話

そういえば今日は二課に寄ってませんから翼さんや響さんと会ってませんね

翠「ちゃんとやれてるでしょうか...」

少し電話してみましょう

Prrr...

ガチャ

翼『もしもし、蒼井?』


何話す?安価下

翼は緒川さんのこと恋人として好きですか?

今度二人でどこかに出掛けませんか?

翠「もしもし、今大丈夫ですか?」

翼『えぇ、何か用?』

翠「えっとですね...」

いきなり響さんの話題はまずいですかね
もし何かあったら地雷になりかねませんし...
とりあえずここは場を和ませましょう

翠「そういえば翼さんって緒川さんのこと恋人として好きなんですか?」

翼『ぶっふぉっ』

今ものすごい声が聞こえましたけど

翠「だ、大丈夫ですか!?」

翼『えほっえほっ...わ、私と緒川さんは別にそういう関係ではないから!!!///』

翠「そうなんですか?お似合いだと思うんですけど」

つばおが本とかありそうですよね
まぁほとんどつばかな本かつばクリ本かつばマリ本か...
でもXDで切歌さんをお姫様抱っこしたり調さんと寝たり響さんとデートっぽいのをしてるメモリアがあった気もします
あれ?翼さん意外とハーレム属性?
いや、ただ単にシンフォギアがいろんなカップリングに対応しているだけでしょう

翼『お、緒川さんは何というか...どちらかというと兄みたいな感じだから...』

おっと?そこはマネージャーとは言わないんですね?
というか翼さんのことを姉っぽく思ってる私からしたら緒川さんが兄枠なんですけど
今度「お兄ちゃん」とか呼んでみましょうか
...やめましょう、痛い、痛すぎます

翼『それで...まさかその話をしたくて電話を?』

翠「いえいえ、そういうわけでは...今度二人で出かけませんか?っていうお誘いを」

翼さんと二人って戦いのときか模擬戦のときかシャワーのときか一緒に寝たときくらいですからね
って結構二人のときありましたね

翼『それは昨日言っていた親睦会とは別に?』

翠「はい」

それに、翼さんの今抱えているものとかも、そこで聞けるといいんですが

翼『えぇ、もちろんいいわ。ならその日の分も空いている日を聞いておくわね』


何か話す?安価下

ししょーとの訓練について
ついでに翼は影分身のようなことが出来るようになる予定はあるかとかを聞いてみる

剣術に関するトレーニング方法や翼が使っている体術について

>>941
後ろ2行ほんと好き

翠「あと、ししょー...弦十郎さんと特訓してるんですけど」

翼『えぇ、話は聞いている。司令のやり方は結構大変だけれど、確実に力は付くわ』

翠「やっぱり翼さんもやったことが?」

翼『小さい頃にね、まさか初っ端で映画鑑賞をすることになるとは思わなかったけれど』

ですよね~

翼『でも司令はそういう意味ではあらゆる武道を極めていると言っても過言ではない人よ』

翠「映画で観たからですか?」

翼『映画で観たから』

翠「...プロの試合とかも観てるんですよね?」

翼『...きっとね』

飯食って映画観て寝るっ!が笑えなくなってきました

翠「あと、翼さん剣術以外の体術も鍛えたって聞いたんですが」

翼『そうね、剣は銃よりも強し、しかしそれを使えない場合も必ず起こる。防人として、あらゆる場面でも冷静に敵を斬り人を守るためには、時として武器を持たずに戦う特訓も大切よ』

翠「翼さんが剣なしで戦ってるのって想像つきませんが」

翼『剣を扱うものとして、体術は奥の手と言える。それにアームドギアは基本無制限に武器の生成が可能だから、武器を落としたり奪われたりしてもすぐに次を出せる』

それでも体術が必要なのはギアを纏っていないときの対人戦か、あるいは人質を使う人間との戦い...剣を捨てろと言われて丸腰にされても戦えるようにってことでしょうか

翠「翼さんはどんな体術を使えるんですか?」

翼『私も力は敵わないけれどほとんど司令と同じ、ほとんど道の付くものは極めているわ、あとは体術とは少し違うけれど忍術も』

翠「忍術って...緒川さんに?」

翼『えぇ、体術もある程度学び、剣術に専念していた頃に緒川さんはウチに来た。そしてその頃から緒川さんには体術、剣術の他に忍術もお願いして教わるようになったの』

翠「『影縫い』とかですよね、他にも教わったんですか?」

翼『そうね...火遁や水蜘蛛、影分身なんかも』

翠「影分身も出来るんですか!?」

本当にあったんですか影分身!

翼『とはいってもまだ実戦に使えるほど極められてはいないわ。水蜘蛛と違ってあれはたかだか数年で会得出来るものでもない』

GXでタヤマさんが水の上を滑って踊ってましたから水蜘蛛(水蜘蛛は使わない)は人によっては数週間から数ヶ月単位で会得出来るんでしょうけど...それはそれで納得いかないといいますか...
まぁ忍術の仕組みなんてわからないので何とも言えませんけどね


何か話す?安価下

電話をきる

上の理由は突然来客が来たからで

おや、誰か来たようだ。こんな時間に誰だろう

翠「そうなんですね...」

翼さん、思ったより元気そうでよかったです
今日は響さん達も本部に行っていたはずですし

翠「っと、来客ですかね。すみません翼さん、急にかけてしまって」

翼『そんなことないわ、それじゃあまた』

翠「はい」

ふぅ、翼さんと響さん、仲良くなってくれるといいですね


誰が来た?安価下
(そもそも電話を切る口実で誰も来てないも可)
(友達以上英雄未満...)

宅配便

こんな時間に誰でしょうか

女神「私出ましょうか?」

翠「いえ、私が」

インターホンの方に行くと、宅配の人が映ってました

『宅配便で~す』

翠「は~い、今行きま~す」

玄関の鍵を開けてと...


コンマ下
奇数 結構大きな荷物
偶数 そんなに大きくない荷物
ゾロ目 一体いつ宅配便だと錯覚した

薫から神獣鏡。
以前聖遺物について聞いて来たから好きかと思って骨董市で売ってたから送ります的な。

大きさ的にも合ってるので>>962で行きます

***


あまり大きくない荷物ですね
えっと...薫さんから!?

女神「何でしたか?」

翠「薫さんから荷物が...てか結構重いですねこれ」

女神「とりあえずテーブルまで運んで中身を出してみましょうか」

・・・

翠「それじゃ、開けますね...」

ダンボールを開けると、梱包材に包まれた石?板?みたいなものが入ってました
梱包材を取ると...

翠「これって...」

女神「欠片ですが間違いないですね...薫さんどこでこれを...」

それは紛れもなく、『神獣鏡』の欠片でした

女神「あ、一緒に手紙も入ってますね、翠さん」

翠「どうも...何々...」


『スイちゃん元気にしとる?
前に聖遺物について聞いて来たやん?
そういうの興味あるんかなと思って骨董市に行ってみたんよ
そしたらこんなんあったから送ります
ほなまたね
ショウちゃんにもよろしゅうね

薫より

追伸
近々例の料理教室やってみよか
多分あれからスイちゃんも料理練習してると思うから腕前見るの楽しみです』


翠「二課が抑えられなかった骨董市って結構危険な気が...」

女神「ま、まぁ大丈夫でしょう」


どうする?安価下

司令に渡そう

欠片の一部は保管しておく

自分で確保しよう
自分でギア作れるようにならんかな…

ギアでもないし自分で持ってても使い道なさそう
ギアにしたとしても適合できるのかもわからんし

使い道あるとすれば了子(フィーネ)に渡すくらいか?

翠「う~ん...まぁ保管しておくとして、ししょーの方にも少し渡しておきましょう」

まぁ了子さんも二課の戦力に神獣鏡が加わるのはよく思わないでしょうから、解析中とか言って保管するかこっそりF.I.Sに送るでしょうけど
それに使える奏者がいませんし
未来さんにLiNKERを打ち込む発想は中々出ないですよね...

女神「それに一般の宅配便を使っていますから、そこから二課に情報が行く可能性もありますね」

翠「そこで届いたことを黙っていたとバレたら面倒ですしね」

明日の特訓のときにでも渡しましょう
これが神獣鏡ってことは...まぁただの中学生が知っているのも不自然ですから言わなくていいですよね

翠「ところで女神様、これ、ギアに加工出来ますか?」

女神「出来ますよ」

翠「ですよね、いくらなんでも...えっ出来るんですか!?」

女神「誰がそのアメノムラクモをギアに加工したと思ってるんですか...まぁとはいえ道具が足りませんね...でも前に使っていたあそこにならまだ残ってますかね...」

何かぶつぶつ言い始めました
でも確かに言われてみればアメノムラクモのギアって女神様が用意したんですよね...

女神「ちょっと明日から3日間ほど出かけて来てもいいですか?こっちにある私の工具室に行って神獣鏡を加工してきます」

翠「こっちにあるんですかそんなの」

女神「しばらく使ってませんから今どんな状態かわかりませんけどね...でも加工出来ても翠さんが使えるかどうか」

翠「そこは女神パワーでなんとか...」

女神「天界ならいざ知らず、こっちだと力も落ちてますからね...まぁ私だって神です!余程のことがない限りは使えるようにして見せましょう!」

・・・

というわけで明日から3日間女神様は神獣鏡加工をしに行くことになりました


どうする?安価下

クリスが「ネフシュタン」で姿を現す

了子さんが訪ねてきた

逆巻く大蛇に意志があるように見えるのでギアにも意志が有るのか聞く

神獣鏡あるのバレテーラ

ピンポーン

翠「また誰か来ましたね、誰でしょうか」

インターホンを見に行くと

翠「...女神様、女神様って天使様の上位互換ですよね?」

女神「ちょっと違いますけど大体合ってますよ」

翠「女神様駄天してませんよね?」

女神「してませんよ!?」

翠「ならパンツも履いたまま神足通出来ますよね?」

女神「...もしかして来ました?」

翠「はい」

そこにはにっこりと笑った了子さんが映ってました

翠「とりあえず加工する分の神獣鏡持ってどこかに跳んで下さい、最悪一旦天界に戻って下さい」

多分裏口から出てもバレます

女神「わ、わかりました」

それから...

翠「あと『逆巻ク大蛇』のときの大蛇に意思があるっぽいんですけどギアにもあるんですか?」

女神「いえ、あれは聖遺物の元の持ち主とリンクして擬似的に呼び出してるだけですから、ギアそのものに意思があるわけではありません」

ならやっぱりギアにしていない神獣鏡の力を使うことは出来ませんか
神獣鏡に認めてもらえば一時的に...という展開も期待したんですが

翠「わかりました、とにかく女神様は了子さんにバレないようにしてください」

女神「はい、ギアが完成したら千里眼使ってタイミングを見計らって渡しに行きますね」

翠「使い過ぎて渡す前にまたエネルギー切れとかやめてくださいね」

女神「わかってますよ、では、御武運を」

そう言って女神様は消えました
上手くいくといいんですけど...
とりあえず了子さんの方の相手を

翠「は~い、すみません今お手洗いに行ってて」

了子『はぁ~い翠ちゃん!急で悪いんだけどちょっと話したいことがあって~!ここ開けてくれなぁい?』

二課関連の用事...とは思えませんね

翠「明日二課に寄るんじゃダメなんですか?」

了子『一刻を争うことなのよ~』

...開けるまでいる気ですね
仕方がありません、いつでも歌えるようにギアと...あとスマホ二台をポケットに入れてと...

翠「わかりました~、今開けますね~」

玄関の鍵を開け、ドアを開けると...


クリス「動くな、馬鹿な真似すんじゃねぇぞ」


了子さんと一緒に下乳クリスさんが立ってましたとさ
畜生逃げられないじゃないですか!!

翠「お、お久しぶりですね、クリスさん...随分と大胆な格好ですね」

了子「悪いけど、入らせてもらうわよ、クリス、その子のこと見張っておきなさい」

クリス「大人しくしておけば痛くはしねぇよ」

ネフシュタンの鞭でぐるぐるにされ、部屋の隅に座らされました
クリスさんも隣で立ってます

了子「やっぱり神獣鏡だったのね...ったく、せっかく分けてあげたのにすぐ転売するなんて、勿体無いことするものね」

そう言って薫さんから送られてきた神獣鏡を仕舞い、戻ってきました

クリス「もういいのか?」

了子「えぇ、この部屋からはこれと貴女達以外から聖遺物の反応はしない。行くわよ」

クリス「あいよ、翠、少し眠ってろ」

翠「うっ...」

クリスさんに鳩尾を殴られ、意識が落ちて行きました
こういうのって本当に意識が落ちるんですね...

・・・

気が付くと、知らない天井でした
持ち物は...まぁ全部ないですね
服は着たままですが、ギアもスマホもありません
二課の端末も家に置いてきましたし...
ここは牢屋?みたいな部屋ですね

どうする?安価下

取り敢えず誰かいないか呼びかけてみる

とりあえずここは多分了子さん...フィーネさんのお屋敷でしょうし、フィーネさんかクリスさんあたりが来てくれれば少しは今の状況がわかるはずです

翠「誰か~!誰かいませんか~!!」


コンマ下
奇数 クリスさん
偶数 フィーネさん
ゾロ目 誰も来ない

カツ、カツ、カツ

足音がした方を見てみると、了子さん...フィーネさんが歩いてきてました

フィーネ「目が覚めたようね」

翠「えっと...おはようございます?」

フィーネ「悠長なものね、今の状況わかっているの?」

翠「何故か了子さんとクリスさんに誘拐されたってことは」

フィーネ「...まぁいいわ」

こっちはよくありません
っていうか服着てくださいフィーネさん


何か話す?安価下

協力し合うことを提案する

翠「ところで了子さん」

フィーネ「何かしら?」

翠「多分この後私って手先になれって言われるか消されるかのどっちかですよね?」

フィーネ「よくわかってるじゃない、まぁ安心しなさい。すぐに殺そうとは思っていないわ」

意外ですね、奏者だからでしょうか...

翠「でしたら是非協力し合えないかなぁと...」

フィーネ「...安い命乞いのつもりかしら?」

どうしましょう
私がバラルの呪詛のこと知ってるってフィーネさん知らないはずですし


どうする?安価下

どうしよっか
安価した

女神と転生したことは秘密にして、月を破壊する目的があることを伝える 二課のスパイもかう

大人しくしている

スパイとかやったらいよいよ精神的にヤバそうだな

クリスすら知らない月の破壊なんて口走っちゃったら死んだだろこれ

>>983>>923と同じ奴だろ
こいつ毎回色々な安価スレでわけわからん安価するガチアスペだ

女神様逃がせたし、助けが来るまで時間稼ぐなりおとなしくするなりで良くない?
クリスちゃんが様子見に来たらお話できるし

***
意見割れてますね...
内容が内容なので勝手ながら多数決にしてみます
すみません

多数決安価下1~3

1...転生云々は内緒にして月の破壊が目的であることを伝え、二課のスパイを申し出る
(なぜ月を破壊したいのか、バラルの呪詛関連ならなぜ知っているのか等も後で安価になります)

2...命乞いということにして大人しくしておく

3...他に何か考える

(安価下1~3には番号を書いてください)

3

2

すぐ殺さないと言ってんだから一先ず様子見を


今は雌伏の時

>>987
そこまでいう必要なくない、そもそもFate関連の安価してないし この方がいいと思ったからしただけ

では2でいきます
本当勝手にすみません...

***

協力し合うなんて口走っちゃいましたけど、私の持ってる情報ってほとんどフィーネさんからしてみたら危険分子扱い確定なものばかりなんですよね...

翠「す、すみませんつい...」

フィーネ「...まぁいいわ、お前の言う通り、私はお前を手駒にするつもりでいる。別に解剖したりとかはしないわ。あの融合症例と違ってお前の肉体にも興味はないしな」

よかったです
...もし転生特典で融合症例にされてたら解剖されてましたかね?

フィーネ「それにまだ、完全には目覚めていない...か」

翠「...え?」

フィーネ「ふん、せいぜい大人しくしていなさい。食事くらいは持って来させるわ」

フィーネさんはそう言ってまた言ってしまいました
『目覚める』って一体...?

翠「でもやることないですね~」

せめて本かスマホ...
暇を潰せるものが欲しいです


コンマ下
奇数 クリスさんが来る
偶数 暇だ、寝よう
ゾロ目 米

カツ、カツ、カツ

ん?フィーネさん戻ってきたんでしょうか

クリス「...」

あ、クリスさんでしたか

翠「今はあの大胆な格好じゃないんですね、クリスさん」

クリス「言うな、あの格好のことはあたしも気にしてんだ」

翠「してたんですか!」

ノリノリの状態しか見たことなかったから気に入ってるのかと思ってました

クリス「...思ったより落ち着いてるな」

翠「いえいえ、内心バックバクかもしれませんよ?」


何か話す?安価下

私の周りの人たちには何もしないですよね?

そろそろ次スレ準備しないと・・

クリスちゃんも奏者だったんだね~びっくり~的な自然な会話から暇つぶしの相手をしてもらおう
あとで連絡先の交換する約束もとりつけたい

新スレ建てました

【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「G」
【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「G」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1500550444/)

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