【ガルパン】万肛臭 (72)
◆『理事長肛門殿』
─理事長の執務室─
< ぼぶぅーっ
理事長「んおぉっ……!」
蝶野「あら……」
理事長(──あちゃぁ! またやってしまった……)
路地長「……ごめんね? 蝶野君……」
蝶野「いえ、お気になさらず」
理事長(……ほ、怒ってはいないようだね……)
理事長「いやぁ……秘書の子が席を外していてよかったよ……彼女はすごく怒るから」
蝶野「まぁ……理事長は普段、そんなにもおならを?」
理事長「うん、恥ずかしい話なんだけど……年のせいなのかなァ、でちゃうんだよねぇ」
蝶野「それはそれは」
理事長「こないだなんか、旅行先の温泉で──……あ、っと……」
蝶野「?」
理事長(……いかんいかん、蝶野君は年頃のお嬢さんなんだ。いかな彼女の性格が男勝りとは言え……こういう話題は、あんまり続けてると、セクハラになっちゃうのかもしれないなぁ……。うん、気をつけなきゃあなぁ。最近はこういうのにうるさいから……)
理事長「──あぁ、いや、品の無い話ばかりで申し訳が無い。打ち合わせの続きをしようか」
蝶野「はぁ、私は別に構いませんが」
理事長「え?」
蝶野「?」
理事長「あ、いや……」
蝶野「??」
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理事長(……えっと……今の、『私は別に構わない』って、どちらの意味なのかなァ……。「おならの話をしても構わない」ということだろうか……それとも言葉通りの意味で「打ち合わせの続きをしても構わない」……?)
理事長(しかし、後者だとしたら、それって……『おならの話を聞いてみたい気持ちもある』というニュアンスが含まれることになるんじゃあないのかい……? 私としてもこの話しは鉄板爆笑ネタだし、蝶野君には是非、披露をしたいところではあるが……)
理事長(──けれど、勘違いだとしたら……)
理事長(……。)
蝶野「理事長? どうかしましたか?」
理事長(……うむ、そうだなぁ、『君子、危うきに近寄らず』、という言葉もあるじゃあないか。)
理事長(避け得るリスクは、避けるに越したことは無い。もし勘違いだとしたら、蝶野君に悪いよ)
理事長「──あぁ、いや、なんでもない。さて、どこまで話していたかな」
蝶野「はい。では、こちらの資料をご覧くださ──……あ……」
理事長「ん?」
蝶野「……ん……。」もじ……
理事長「蝶野君?」
理事長(……どうしたんだろう。蝶野君、ソファーに座ったまま、股を開き気味に背筋を伸ばして──なんだかまるで、川中島の本陣に座す、武田信玄のような──)
蝶野「──フンッ!」
理事長「え──」
< ばぶりっ!!
理事長(なっ……!?)
理事長「ちょ、ちょうの、君……?」
(──蝶野君が、爆弾のような屁を──!?)
蝶野「……ふぅ……」
理事長(ふぅっ、て……そんな朗らかに……)
蝶野「……あっはっはっ!」
理事長「えっ」
蝶野「失礼、あくびと一緒ですね。おならも伝染するようです。急に──したくなっちゃいました」
理事長「そ、そうなんだ」
蝶野「はぁ、すっきりした……ふぅ、これで、貸し借り無しですよ。……んふっ☆」
理事長「あ、ああ……うん、まぁそうだね」
理事長(得意げなウィンクだなぁ)
理事長(……。)
……もわん……
理事長(ん、む……臭いな……これが蝶野君の──)
理事長(……。)
理事長(……ははは……)
理事長「ねぇ、蝶野君」
蝶野「はい?」
理事長「君は──なんだ、今、彼氏とか、いるのかい?」
蝶野「……。」
蝶野「いませんが──それが何か? いなきゃおかしいですか?」
理事長「!? 睨まないでほしいなぁ、怖いよ」
蝶野「そういう不用意な質問はセクハラにあたるんですよ──ご存知ありませんか、理事長は」
理事長「!? いやいやいや、もちろん理解しているよ。ただ、僕が言いたいのはそうことではなくて──」
理事用(意外だなぁ、蝶野君も、やはり気にするところは気にしているんだな)
蝶野「じゃあ何ですか」
理事長「ただ単に……君はきっと、良いお母さんになるだろうなぁって……」
蝶野「……えっ」
理事長(あ、もしかして、こういうのも、セクハラになっちゃうのかなぁ……)
蝶野「……、……そ、そう、でしょうか?」
理事長(……お?)
理事長「うん、まぁ……年寄りのたわ言だと思って聞き流してくれると嬉しいけど」
蝶野「……。」
理事長(なんだ蝶野君、やけにしおらしいじゃないか)
蝶野「……えと、まぁ、はい……あり、がとうございます……。」
蝶野「……。」モジモジ
理事長(……。)
蝶野「……。」モジモジ
理事長(……ははぁ……。)
理事長(なるほどなるほど、蝶野君も──なんだ、意外と可愛いところがあるんじゃあないか)
蝶野「…………。」モジモジ
理事長(はっはっは……今度西住さんと相談して──うちの若い奴を紹介してあげようかな?)
蝶野「…………。」モジモジモジモジモジ……
~理事長肛門殿~
終
一月近い時間をかけてそれなりに色々考えて書いたSSと、
その日のノリと勢いと性欲で書いているようなSSを、
さも同系の作品であるかのように投稿するというのは、
読んでくれる人へのある種裏切り行為であると、今更ながらに痛感いたしました。
といわけで、短編肛門系SSは全部このスレにまとめて投稿致します。
ということで、このスレは短編のヤオイ系肛門SSばかりになります。
以前にぶっちした梓みほやしほエリやダーペコも、こちらに統合致します。
こんな酷い万葉集が有ってたまるか乙
◆肛門ヒポポタマス
~シェアハウス2F / おりょうの部屋~
おりょう「……はぁっ、……あぁー、……っ、ああぁっ……はぁぁっ……」
おりょう(っ……頭、痛いよぅ……吐き、そうだよぅ、……苦しい、よぅ……)
おりょう(何度寝返りをうっても、どれだけ深呼吸をしても、ちっとも楽な姿勢にならない……)
──ハァ……ハァ……ハァ……ッ……ハァ……──
おりょう(……眠ってしまいたいのに、気分が悪すぎて少しも眠れない)
おりょう(苦しい、しんどい、辛い……私って、こんなにストレス耐性なかったんだ……)
おりょう(……おぇぇっ、……っ、せめて、この吐き気だけでも……吐きたい、げボしちゃいたい、楽になりたい──指、つっこんでみたら、吐けるかなぁ──!?)
ぐっ……
おりょう(──────うぶっ!!!!)
おりょう「お゛ぉ゛ぉ゛っ!!、おろうぇ゛っ!! っぉぼっ! おもろおお゛お゛ぉぉっ!! あ゛あ゛っ」
おりょう「……かはっ……! うぇぇ、吐きそうなのに、こんなに苦しいのにっ……吐けないよぉ!!なんではけないんだよォ……!! っはぁ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……しんどいよぉ……!」
おりょう(……もう、駄目……私、死んじゃう……)
おりょう(こんなつらい感覚──もう──耐えられない──)
──ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……──
おりょう(もう、駄目……!!! この苦しみから逃れられるなら、恥ずかしいとか、もう、どうでもいい……)
おりょう(座薬……!)
おりょう(座薬を、入れてもらおう……!! エルヴィンでも、カエサルでも、左衛門座でも──誰でもいいからっ)
おりょう(……っ……)
おりょう「……はは、私ってほんとに、バカぜよ……」
おりょう(せめて、自分で自分の尻の穴に指を突っ込む元気があるうちに、座薬を使う決断をできてればさ……)
おりょう「……あぁ……」
おりょう(もう、遅い……もう、複雑な体勢を取るだけの元気が……私の身体にはもう──無い──)
おりょう(お尻の穴にモノを入れるのが怖いだなんて……くだらない事で……躊躇うんじゃなかった……──)
────────────────────。
~直後・シェアハウス1F / 居間~
<ピコン♪
カエサル(ん、LINEが)
ごそ……
カエサル(おりょうが、水か氷でも持ってきてほしいのかな、早く風邪が治るといいが──)
カエサル(……って……。)
カエサル「──はぁ?」
おりょう『もう無理。マジ無理。お願い誰か座薬いれて。自分じゃ無理』
カエサル(……。)
カエサル(……えええぇ~……。)
カエサル(──。)チラ
エルヴィン「……。」エエー……
左衛門座「……。」エエエエー……
カエサル(……二人とも私と似たような表情してるなぁ……)
カエサル「……ねぇ、これ……どうしよ」
エルヴィン「どうっ、て……」
左衛門座「うーん……」
カエサル「……まったく……さっさと自分で座薬入れときなって、何度も言ったのに……お尻にモノを入れるなんて怖いって、嫌がって効かないんだから……」
エルヴィン「しかし、私も座薬は使った事ないからなぁ……おりょうが躊躇う気持ち、わかるなぁ……尻の穴に異物を入れるというのは、なぁ……」
左衛門座「そうかそうか、なら理解者たるエルヴィンが尻の介錯をしてやればいいだろう」
エルヴィン「そ、それとこれとは話しが別だっ」
カエサル「ていうか怖がる必要は全然ないんだ……ちゃんとしたお薬なんだからな? 入る瞬間にちょっとニュルッってなるけど、ほんの一瞬のことだし……」
エルヴィン「む……カエサルは、座薬を入れたことがあるのか」
左衛門座「まさか、ヒナちゃんに入れてもらって──」
カエサル「っ、違ぁう!!! お母さんにしてもらったんだよ! 小さい頃、40度くらい熱が出て──」
左衛門座「ならば──経験者として、ここはカエサルが!」
カエサル「押し付けるな! っていうか左衛門座こそ人に押し付けてばかりでないで自分がやってあげればいいだろっ!!」
左衛門座「なっ……こ、断る! なんで人の尻の穴に指を突っ込まなきゃならないんだ!!」
カエサル「別に指を入れるわけじゃない! ちょっとお尻の穴の表面を押してやるだけだ!」
左衛門座「だったらカエサルがやればいいだろう!」
カエサル「だったらってなんだよ!」
エルヴィン「おいおい、やめろよ……」
<ピロン! ピロン!
エリヴィン「──んぁ、またおりょうから……」
カエサル「ぬ」
ごそ……
おりょう『お願い早く来て』
おりょう『死んじゃう』
エルヴィン「……。」
左衛門座「……。」
カエサル「……。」
エルヴィン「はぁ……。……ナイチンゲール」
カエサル「イレーナ・センドラー」
左衛門座「楠本イネ」
「……。」
エルヴィン「だめだ、3人じゃしまらない」
カエサル「しかたないなぁ……とりあえず、様子を見に行ってあげようか……」
左衛門座「いたしかたなし……」
……ドヤドヤドヤドヤ……
~再びシェアハウス2F / おりょうの部屋~
ガチャ、キィィィ……
エルヴィン「おおぃ、おりょう、大丈夫かぁ?」
カエサル「冷たい水をもってきたぞ」
おりょう「……はぁっ、はぁ……っ、はぁ……」
左衛門座「しんどそうだなぁ」
おりょう「……はぁ、はぁ……、……あ……? ……み、みんなで一緒に、座薬を入れてくれるのぜよ……? ……恥ずかしいけど……えへへ、ありがとう……嬉しいぜよ……」
カエサル「……。キてるなぁ」
左衛門座「さすがに可哀想になってきた」
エルヴィン「覚悟、決めるかぁ」
おりょう「ハァ、ハァ、早くいれてぇ……」
カエサル(エロい……)
カエサル「座薬は──あった、これだ」
エルヴィン「で、結局誰が座薬を入れる?。ジャンケンでもするか?」
左衛門座「……あ、それなら──」
カエサル「──私がやるよ」
左衛門座「え──」
エルヴィン「いいのか?」
カエサル「ま、こんな様を見てしまったからな」
カエサル(……。)
左衛門座「──な、なぁ」
カエサル「ん?」
左衛門座「……押し付けてばかりで悪かった。わ、私がやっても……いいぞ?」
カエサル「え……?」
左衛門座「……」
カエサル(……左衛門座……? ……。……お前……)
おりょう「……うー……誰でもいいから、早く頼むぜよ……」
カエサル「あ……いや、やっぱり私が、やる」
左衛門座「……そ、そうか……では、頼んだ」
カエサル「あぁ」
左衛門座「……。」
カエサル(……。)
エルヴィン「おりょう、先に一口飲め。冷たい水だ。リラックスしろ。それに、随分汗をかいただろ」
おりょう「む、ありがたい……」
……こくっ……
おりょう「、はぁ……、冷たくて、少し、胸がすっとした……助かる……」
エルヴィン「うん」
カエサル「──じゃあ──いくぞっ」
おりょう「ん……頼むっ……」
左衛門座「………………。」
カエサル「よし、じゃあ、敷布団に寝たままでいいけど──寝返り、うてるか? 横向きになってほしい」
おりょう「むむ……」
エルヴィン「あ、枕、どかしとくよ」
おりょう「よ、……と……っ」
おりょう「っ……うぅ……身体を動かすのもダルイ……」
エルヴィン「頑張れ、少し辛抱だ」
カエサル「そしたら次は──寝間着とパンツを下げてくれるか」
おりょう「あぁ……く、む、腕に、力が……うぷ、気持ち悪い……」
左衛門座「──おりょう、私が寝間着と下着、下げてやるよ」
カエサル(……!)
おりょう「あ……す、すまんぜよ……」
左衛門座「カエサル、少し、ずれてくれ、……隣で、サポートする」
カエサル「ん……」
カエサル(……。)
カエサル(……左衛門座……)
カエサル(やっぱり、お前──)
左衛門座「じゃあ、下ろすぞ」
おりょう「ふぁい……」
──ぺろんっ!
カエサル(──!!)
──ぷりんっ……
カエサル(──おりょうの──)
カエサル(──お尻だ──……。)
カエサル(……。……まったく……)
──つんつん、
カエサル(おい、左衛門座)
左衛門座(ん?)
カエサル(……この変態。ガン見しすぎだ)
左衛門座(っ!!! ……は、はぁ? 何がだよ)
カエサル(……お前、見たかったんだな。おりょうのお尻──それだけじゃない──自分でいれたかったんだろう、座薬を)
左衛門座(っ!! ……は、はぁ!? 馬鹿なことを言うなっ)
カエサル(──ま、人のことはいえないけどな。風呂場えみるのとは、また違うし……)
左衛門座(……え?)
カエサル(それに──エロかったもんな。おりょう)
左衛門座(……。)
カエサル(まぁ、というよりは──保護欲を掻き立てるっていうのかな。今のおりょう……なんか……そそられる、母性がくすぐられるよ)
左衛門座(……!)
左衛門座(……カエサル……。……お前もか……)
カエサル(……ふふ)
エルヴィン「──おおい、二人とも、尻のほうで何をコソコソやってるんだ? この後に及んでまた押し付けあってるのか……?」
左衛門座「……っ、あっ、いや、えと──」
カエサル「──左衛門座に、サポートを頼んでいたんだ」
左衛門座「!」
カエサル「おりょうの尻はでかいからな」
左衛門座「……カエサル……」
カエサル「……ふ……」
おりょう「……うぅ、怒る気力もない……」
エルヴィン「まぁなんでもいいが……早く入れてやりなよ」
カエサル「ん──そうだな──よしカエサル、おりょうの尻を、開いてくれ」
左衛門座「! ……応っ、任せろっ……!」
カエサル(左衛門座……)
左衛門座(カエサル……!)
左衛門座「……ゴクリ……じゃ、触るぞ。……よい、しょっ!」
むりぃっ……!
おりょう「うひぅっ……」
カエサル「……ぬ……(すごく、柔らかそうだな……が、しかし……!)」
左衛門座「っ、どうだ、カエサル?」
カエサル「──だめだ、肛門が……見ない」
おりょう「えぇ……」
左衛門座「よしっ、もう少し、ぐっと──」
ぐにぃっ……!!
おりょう「~~~~っ……!!」
左衛門座「ど、どうだカエサル!」
カエサル「──っ、だ、だめだ」
左衛門座「くそっ」
おりょう「なんとかしてくれぜよぉ……」
エルヴィン「おりょう、少し、膝を抱えるような姿勢になれないか? 尻を突き出すようにすれば……」
おりょう「よ、よし……くっ……ぐ!? っうぷっ!、おぇっ!」
エルヴィン「おわっ!? ……ぎ、ギリギリセーフか」
おりょう「ぐ……無理ぃ……少しでも腹を圧迫すると、吐きそう……」
エルヴィン「なんとか、頑張れないか……?」
おりょう「う、う、うぅ……」
左衛門座「おりょう……っ」
カエサル「──しかたない、目視は諦めよう……」
左衛門座「え?」
カエサル「大体の位置は分かるから──尻の肉の間に指をつっこむ……!」
おりょう「ひぃ……」
カエサル「左衛門座、できるだけ、尻を広げておいてくれ」
左衛門座「承知した──おりょう、もう一度、いくぞ。頑張れっ」
おりょう「うぅ……っはぁ、はぁ……」
カエサル(まずいな、おりょうが、憔悴してきてる……)
左衛門座「よい、しょっ」
ぶりぃっ……!
カエサル(っ、目視は、やはりだめだ──ええい南三無さんっ、このへんの──はずだぁっ!!)
ずぶっ──!
カエサル「……っ」
カエサル(尻の肉、柔らかくて──暖かくて──だが、押し──こめないっ!? 場所が少し、ずれてるのか……!?)
おりょう「はぁっ、はぁっ……か、カエサルっ」
カエサル「な、なに!?」
おりょう「──前……もう少し、前ぜよっ、はぁっ、はぁっ……」
カエサル「りょ、了解──! 左衛門座、そのまま、広げておいてくれ!」
左衛門座「応っ」
カエサル(押し込んだまま、少し、角度を前に傾けるんだ──っ)
ぐっ……ぐっ……
カエサル(っ、どこだっ!)
ぐっ……ぐっ……!
カエサル(っ、ええい、もっと思い切って角度を──!!)
ぐぃっ!
────つぷっ
カエサル(──あ! 感触が変わって──)
おりょう「ひぅ!?────っ、カエサル、違う────!!」
カエサル「えっ────」
──────にゅるんっ!!!
カエサル(あ!?、入っ──?)
おりょう「っぁ~~~~~~~っ!!」
……くにっくにゅっ……
カエサル(!? えっ、指先、すごく暖かくて、それに──とろけてるみたいに柔らかくて──)
おりょう「くぁ……ひぅっ、鈴……木ぃっ……」
カエサル「え──」
おりょう「そこ──ちがっ──」
カエサル(え────────?)
カエサル「──────────あっ!!!!!?」
左衛門座「!?」
エルヴィン「!!??」
カエサル(────違うほうに、入れちゃってる…………!?!?)
(あかん)
左衛門座「お、おいカエサル? ど、どうした……?」
カエサル「入れるとこ、ミスったかもしれない……」
左衛門座「へ?」
カエサル「前のほうに、入っちゃったかもしれないっ……!」
左衛門座「はぁ!?」
エルヴィン「おいおい、それはさすがにまずいだろ──っ、お、おりょう、平気か!?」
おりょう「……っ、はやく、ぬいてくれぇ……っ」
エルヴィン「カエサル、早く!」
カエサル「わ、わかってるっ!!」
左衛門座「薬の成分とか、よくわからないけど──座薬って、あの部分で溶けても大丈夫なものなのか……!?」
エルヴィン「……もし、とれなかったら──救急車は大げさかもしれないけど、すくなくとも 病院に問い合わせを──」
カエサル(くっ……どこだ? 見えない……!)
カエサル「──左衛門座! おりょうの片足を持ち上げてくれ! そうすれば、肛門は見えなくても、前のほうなら……!」
左衛門座「お、おう! ……おりょう、少し、我慢してくれよ……っ」
おりょう「う、うん……」
……ぐっ、いぃっ……
カエサル「ん──よし、なんとか見えたっ……!」
エルヴィン「はやく、取り出すんだ! あっ……そうだピンセットを持ってくる!」
カエサル「う、うん──……あ?」
カエサル(──これは……!!)
左衛門座「ど、どうした?」
カエサル「よかった! 入ってないぞ! 皆大丈夫だ! 座薬、前の穴には入ってなかったんだ!」
おりょう「ふぇ……!?」
カエサル「あそこの周りの、『溝』、っていうのかな、ビランの周りの淵の部分に、うまくそれてる!」
エルヴィン「ほっ……そうか、よかった」
左衛門座「肝が冷えたぞ……」
おりょう「……で、でも、さっき、お股にすごい異物感が──あったんだけどな……」
カエサル「……、その、それは……すまん、私の指が、多分……第一関節くらいまでだと、思うが……」
おりょう「……!!! ……っ、うぅ、もう、何と言っていいのかわからんぜよぉ……」
カエサル「ご、ごめん」
エルヴィン「まぁ、とにかくよかったじゃないか。はやく座薬をとってやれ、おりょうも左衛門座も、その体勢だと苦しいだろう」
カエサル「あ、あぁ、そうだった、すまない……おりょう、取るぞ……少し、触るかも──」
……ちょいっ……
おりょう「んっ……」
カエサル「──取れた」
カエサル(……。座薬、すこし……ぬるぬるしている……。……私の指も……。……汗だ、な。そうだ、汗に決まっている……)
カエサル「──左衛門座、もう大丈夫だ、足を下ろしてやってくれ」
左衛門座「おりょう、足、下ろすぞ」
おりょう「うん……」
左衛門座「よい、しょ──……ふぅ、人間の足というものは意外と重い」
カエサル「おりょう、本当にごめんな……」
おりょう「いや……つまるところ、私の尻が大きいのがイカンのぜよ……はは、風邪が治ったらになったら、ダイエットしようかなぁ」
エルヴィン「ともあれ──振り出しに戻ってしまった。どうする? もう一度、さっきのやり方でトライするか……?」
カエサル「……。……いや、危険だと思う。今だって、たまたま穴に入っていなかったからよかったものの──」
カエサル「それと──おりょうは、処女、だよな?」
おりょう「な、なんぜよ、急に」
カエサル「処女だということは、膜があるということだ。膜には、細い切れ目がある……細長い座薬が、万一その膜の切れ目を通りぬけて──そんな事になっていたら、それこそもう、どうしようも……」
おりょう「……っ」
エルヴィン「……ぬぅ……」
カエサル(……本当に、危ないところだったんだ……)
カエサル(ごめん、おりょう……)
左衛門座「──なぁ、カエサル、お前が座薬をいれてもらった時は、どんな風にやったんだ……?」
カエサル「ん、私は──」
カエサル(……。)
カエサル「そうだ、確か──四つん這いになって、お尻を……お母さんに向かって突き出して……」
左衛門座「なるほどな」
エルヴィン「四つん這いか……おりょう、できそうか?」
おりょう「……うっ、ん、う……吐きそうかも……」
エルヴィン「……。しかし、このままではじり貧だ。おりょう、さっきから額の汗がすごい……」
おりょう「……はぁ、はぁ、うぅ……」
カエサル(おりょう……)
エルヴィン「……。洗面器は枕元にある……。いっそのこと、吐くのを覚悟で、──やるしかないんじゃないか」
左衛門座「……。おりょう、頑張れるか?」
おりょう「……。……わかった」
カエサル「おりょう……!」
おりょう「皆だって頑張ってくれてる……なにより私が、一番、頑張らなきゃいかんぜよ……っ」
おりょう「だから、その……吐いてしまっても、許してほしい……」
エルヴィン「一蓮托生、気にするなっ」
左衛門座「あぁっ」
おりょう「うぅ、皆、本当にありがとうぜよぉ……」
カエサル(……っ、絶対、入れる……! 今度こそちゃんと、肛門に座薬を入れてやるぞ、おりょう……!)
──────────。
おりょう「ううっ!! おぇっ……はぁ、はぁっ……!」
カエサル(おりょう、苦しそうだ、四つん這いの姿勢は、やっぱり負担なんだ……!)
エルヴィン「おりょう、背中をさすってやるぞ、頑張れ! ──カエサル、左衛門座頼む!」
カエサル「──左衛門座、おりょうの尻を開いてくれ!」
左衛門座「おうよっ、えいっ……」
ぐにいぃ……っ
カエサル(──開いた! さっきよりも、ずっとずっと、広く──!)
ぱっかー!
カエサル(────あっっ!)
) *(
カエサル「──見えた! お尻の穴──目視確認できたぞ!」
エルヴィン「よしっ」
左衛門座「あとは頼んだぞっ」
おりょう「……カエサ、るぅっ……」
カエサル「こんど、こそっ……!」
カエサル(──刹那──)
カエサル(座薬の先端が、おりょうの肛門に達する、その刹那──)
カエサル(ふと頭によぎる──寂しさ……? 大人への階段を上りはじめ──居心地の良い幼年期が終わってしまうことへの、心細さ──?)
カエサル(──あぁ、そうか私は今、生まれて初めて──『肛門』というものを、直接この目で見ている──)
カエサル(胸やお尻やあそこなら、こいつらと一緒に、お風呂で、何度も見てる──だけど──)
カエサル(本でもない、映像でもない、本当のお尻の穴を直接目にするのは──初めてなんだ──)
) *(
カエサル(………………。)
カエサル(こんな小さな穴から、便が排泄されるのか。とても太くて、時にはとても頑固な、あのやっかいものが、──人間って、なんて不思議なんだろう。どうしてこんなに不思議なものが、体についてるんだろう──。)
カエサル(……、そうだ、この世界にはまだまだ──歴史と同じように、私の知らない事がたくさんあるんだ──)
カエサル(──おりょう、お前のお尻の穴が、今、私にそれを教えてくれたんだ──)
カエサル「──おりょう、入るぞっ」
おりょう「っ、あぁっ……!」
カエサル(──おりょう、私にとっての指さきのヴァージン──相手が、お前でよかった!)
カエサル(そして、エルヴィン、左衛門座、この場に皆がいてくれて、よかった! )
カエサル(──なぁ皆! おりょうが元気になったら、また、4人で一緒に、遊びにいこう──────!!!!)
────────────つぷっ!!!!
おりょう「あっ────!!」
………………………………………………………………………………。
……りー、りー……りー、りー……、
<中秋の名月、こおろぎの音 ~おりょうの部屋~>
おりょう「……すぅ……すぅ……」
エルヴィン「うん、おちついたようだな。座薬が効いている」
左衛門座「さすがは腸壁。吸収力は抜群だな」
カエサル「まったくだ……」
カエサル「……。」
カエサル(おりょうの肛門の感触……まだ指先に……残ってる……)
カエサル「……結構、弾力があるんだな」
左衛門座「え?」
カエサル「肛門って、さ」
左衛門座「あぁ……そうなのか……」
エルヴィン「……ふ、臭い仲とは良く言うが──尻の穴の感触まで、知ってしまうとはな」
カエサル「でも、思ったより、嫌悪感は無かったかな。まぁ、それどころではなかったからかもしれないが──」
カエサル(……。)
カエサル(とにかく……不思議な感触だったな……私の肛門も、同じなのかな?)
──もぞ、もぞ……もぞ……
カエサル(……。……駄目だな、自分の肛門は、どうにも触る気にはなれないなぁ)
カエサル(だって……自分のうんちを、何度も見てる……臭いことも、汚いことも、全部よく知ってる。だからどうしてもそれを、連想しちゃうんだよな、はは)
カエサル(……他人の肛門だと、少し、違ったんだけどな……)
カエサル(──……誰にでも、ついてるんだよな。エルヴィンにも、左衛門座にも、西住隊長にも、そして──────)
…………たかちゃぁん…………
カエサル(……ッ!!!)
──どくん、どくん、どくん……
カエサル(……はは……)
……ごそ
カエサル「……。」
スッスッス…
カエサル『ひなちゃん、元気? 風邪ひいてない? 風邪を引いたら、教えてね。私が、看病しにいってあげるからね』──<送信>
カエサル「………………。」
……りー、りー、……りー、りー……
エルヴィン「──さて、我々もそろそろ、寝ようか」
左衛門座「そうだな。窓は──開けといてやるか。涼しいだろう」
カエサル「そうだな。……あ……」
エルヴィン「どうした? ……あぁ、今日は満月か」
左衛門座「うむ、美しい満月だな」
カエサル「あぁ……」
カエサル(──月が、とっても綺麗だよ……)
カエサル(──ねぇ、ひなちゃんも今頃──どこかの海で、月を見上げてるのかな……──)
~肛門ヒポポタマス~ 完
◆ドゥーチェ肛門録
──ずぷぅっ!!!
アンチョビ「うひぃっ……!!」
ペパロニ「よっしゃぁっ、入ったかなぁ?」
カルパッチョ「ドゥーチェ、どうです……?」
アンチョビ「にゅるんって……お尻ですごい変な感じがした……うぅ、奥まで入ったと思う、ありがとう……」
ペパロニ「どういたしまして。だけど、座薬くらい自分でいれてくださいよぉ」
アンチョビ「だって! 怖いだろ! こんなものを、自分の……ごにょごにょに……入れるだなんて……」
ペパロニ「気持ちはわかりますけどね。人の肛門に指触れさせられるこっちの身にもなってほしいっす」
アンチョビ「こっ、こうもっ……うぅ、感謝してる……」
カルパッチョ「ペパロニ、はい、ウェットティッシュ」
ペパロニ「んぁ、サンキュ~」
ふきふき
アンチョビ「ひやあぁあああっ!?!?」
カルパッチョ「え!? どうしてドゥーチェのお尻の穴を拭いてるの!」
ペパロニ「へ?」
カルパッチョ「ペパロニの指を拭きなさいって、そういうつもりで渡したのに」
ペパロニ「あ、そっか」
アンチョビ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!? お尻の穴がひりひりするぅ!!」
カルパッチョ「アルコールが染みてるのでは……繊細な部位ですし……」
アンチョビ「ぺぱろにぃぃぃぃぃぃ!!!」
ペパロニ「だって目の前に姉さんの汗ばんだ肛門があるんですもん! 拭いてあげなきゃって……つか、姉さんいつまで四つん這いになってるんすかっ」
アンチョビ「しかたないだろ! この体勢、意外と楽なんだよっ。吐き気がましになる……ぬ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛、おしりが熱いぃ……っ」
ペパロニ「悪かったすうよ……もう、とにかく、早く風邪を治してくださいよ?」
アンチョビ「わ、わかっているっ……うぅ……」
アンチョビ「……。うー……」
アンチョビ「……二人とも、言っとくけど、このことは絶対に秘密だからな」
ペパロニ「はい?」
アンチョビ「皆には絶対に言うな! 私がお前らに、お尻を、こうしてその……ごにょごにょ」
カルパッチョ「あぁ……」
ペパロニ「うーん、べつに、秘密にするような事じゃなくないっすか?」
アンチョビ「するだろ! 恥ずかしいじゃないか! おしりの穴を他人にみせたんだって……そういう風に、人に思われたくない……私はドゥーチェなんだ」
ペパロニ「でもなぁ、私はドゥーチェの肛門みたんだぞって、みんなに自慢しようと思ったのにぃ」
アンチョビ「だからそーいうのをやめろって言ってるんだ!!! ……うぁ、叫んだら吐き気がぁ……」
カルパッチョ「もぅ、ペパロニ、姉さんが嫌だっていってるんだから」
ペパロニ「へいへい……、しゃあないっすねぇ。じゃあ、姉さんの、おしりの穴は、私の思いでの中にしまとくっす」
アンチョビ「こんな事を思い出にしないでくれ……」
カルパッチョ「……ふふ。」
アンチョビ「……なにがおかしいんだよぅ」
カルパッチョ「これは、ドゥーチェのサプライズプレゼントですね。卒業前の……」
アンチョビ「あのなぁ……そういうのが欲しいなら、もっと、いいプレゼントをやるからさぁ……」
カルパッチョ「まぁ! お尻の穴以上のものを、いただけるのですか?」
アンチョビ「肛門から離れろっ」
ペパロニ「そうだドゥーチェ! お尻の穴写真にとっといていいっすか?」
アンチョビ「あほぉ! 変態かお前は! ……も~……。……ふひひ、ああもぉ……」
ペパロニ「あぁ~、ドゥーチェだって笑ってんじゃないっすか」
アンチョビ「だってばかばかしすぎてさぁ……なんか、10年20年したら──いい笑い話になる、のかなぁって」
カルパッチョ「10年先……ですか」
ペパロニ「そんな未来の事、考えたこともないや。……うーん、私達、どうしてるんすかねぇ」
アンチョビ「ん……まぁ、先のことはわからん。けど、少なくとも今の私は、お前達とずっと友人でいたいと、そう思ってるぞ」
ペパロニ「姐さん……」
カルパッチョ「もう……お尻の穴を見せながら、カッコつけないでください」
アンチョビ「ふんっ! 恥じかきついでだっ……素面でこんな事を言うほうが、よっぽど恥ずかしいだろ」
カルパッチョ「……ドゥーチェ……」
ペパロニ「……。」
アンチョビ「あーあ、恥ずかしい恥ずかしい…………、……あ」
ペパロニ「?」
カルパッチョ「?」
アンチョビ「くしゃみ、でそう」
ペパロニ「鼻水、飛ばしちゃいやっすよ」
カルパッチョ「はいドゥーチェ、ティッシュを」
アンチョビ「すまない。……ふえ、ふぇ……」
アンチョビ「いぃっ~~~~~くしょん!!!!!」
──ぶびっ!!!!!
アンチョビ「ッ……!?」
ペシッ!
ペパロニ「あいたっ!?」
カルパッチョ「え? どうしたの」
ペパロニ「?? 顔に、なんか飛んできた……」
──ぽとっ、……コロコロ……
カルパッチョ「……あれ? これって……」
ペパロニ「……座薬?」
カルパッチョ「……え、これ……ドゥーチェのおしりから……??」
アンチョビ「へ!?」
ペパロニ「姉さんの肛門から、座薬がとんできた……?」
アンチョビ「~~~~っ! ……す、すまん。多分、くしゃみの拍子に、お尻が力んじゃって──」
カルパッチョ「……。」
ペパロニ「……。」
アンチョビ「……。」
ペパロニ「──ぷっ」
アンチョビ「……っ」
ペパロニ「──あはははははははははは、座薬が飛んできた! ねーさんの肛門から座薬が飛んできたぁ!」
カルパッチョ「っ、くっ・・・・くくっ……んふふっ……」
アンチョビわ、わらうなぁ!! 」
ペパロニ「あははははははははははh!!はははは!」
カルパッチョ「・・・・・ぷ、ふふふ!あははは!」
ペパロニ「直撃っす! 走行不能っす! あははははは!! ていうか、姉さんの屁、すごいくさいじゃないっすかぁー!」
アンチョビ「ぬぁぁあああああ!! ~~~~もぉぉぉぉぉぉっ!!! 言うなよ! 絶対誰にもいうなよぉぉぉぉぉ!!??」
──コンコン、
モブ子『あの~』
アンチョビ「へぇあ!?」
モブ子『姉さん達~何を楽しそうに騒いでんすかぁ? 遊んでるなら混ぜてくださいよぉ』
アンチョビ「だ、ダメだ! 絶対入ってくるな! 私は今風邪を引いでいるんだ!!」
ペパロニ「あははははは!」
モブ子『めっちゃ楽しそうな声聞こえますけど』
アンチョビ「ペパロニ笑うのやめろ!!……ぬぁぁぁぁぁぁぁ、頭が痛いのにぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛」
カルパッチョ「ふっふ、ふふふふ、くくくくく──」
モブ子『開けますよォ~?』
アンチョビ「駄目だぁーーーーー!!!」
──────…………。
カルパッチョ(──ああ、本当に、楽しいなぁ……。ずっとずっと、こんな風に笑っていられたら──。)
──ピコン
カルパッチョ(? あ、LINE……たかちゃんからだぁ……!)
スッスッ
ペパロニ「──ぷっ」
アンチョビ「……っ」
ペパロニ「──あはははははははははは、座薬が飛んできた! ねーさんの肛門から座薬が飛んできたぁ!」
カルパッチョ「っ、くっ・・・・くくっ……んふふっ……」
アンチョビわ、わらうなぁ!! 」
ペパロニ「あははははははははははh!!はははは!」
カルパッチョ「・・・・・ぷ、ふふふ!あははは!」
ペパロニ「直撃っす! 走行不能っす! あははははは!! ていうか、姉さんの屁、すごいくさいじゃないっすかぁー!」
アンチョビ「ぬぁぁあああああ!! ~~~~もぉぉぉぉぉぉっ!!! 言うなよ! 絶対誰にもいうなよぉぉぉぉぉ!!??」
──コンコン、
モブ子『あの~』
アンチョビ「へぇあ!?」
モブ子『姉さん達~何を楽しそうに騒いでんすかぁ? 遊んでるなら混ぜてくださいよぉ』
アンチョビ「だ、ダメだ! 絶対入ってくるな! 私は今風邪を引いでいるんだ!!」
ペパロニ「あははははは!」
モブ子『めっちゃ楽しそうな声聞こえますけど』
アンチョビ「ペパロニ笑うのやめろ!!……ぬぁぁぁぁぁぁぁ、頭が痛いのにぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛」
カルパッチョ「ふっふ、ふふふふ、くくくくく──」
モブ子『開けますよォ~?』
アンチョビ「駄目だぁーーーーー!!!」
──────…………。
カルパッチョ(──ああ、本当に、楽しいなぁ……。ずっとずっと、こんな風に笑っていられたら──。)
──ピコン
カルパッチョ(? あ、LINE……たかちゃんからだぁ……!)
スッスッ
>>29
連投ミスです。
カルパッチョ(……。)
カルパッチョ(……ふふ。)
カルパッチョ(不思議だね。たかちゃん──まるで私達、通じ合ってみるみたい)
カルパッチョ(私もたかちゃんのこと──看病してあげたいなって、思ってたんだよ)
カルパッチョ(たかちゃんが風邪を引いた時は……私が座薬、入れてあげるからね──)
~ドゥーチェ肛門録・完~
作者も薄々気づいてるだろ。
もう誰も読んでないんだよ。俺かてまともに文字読んでない。
さっさとスレを終わらせて違うの書けや。
>>32
おもしろくなくてごめんなさい。
でも肛門にこびりついたウンカスは、全部ちゃんと拭い去らないとどうにも気持ち悪いんです。
◆島田肛門天
:ボコランド
愛里寿(ハァ、ハァ……楽しいよぉっ……お母さんと一緒に周るボコランド、凄く楽しいよぉっ……!)
愛里寿「──お母様! 次あれ! スペースボコンテン! スペースボコンテンに乗る!」
千代「えぇ、いいわよ」
愛里寿「その次はボコーテッドマンションで! その次はイッツァボコワールドで! その次は──えほっ! ゲホッ、ゴホッ!!」
千代「愛里寿、喋る時はちゃんと息継ぎをしないとね?」
愛里寿「はい! お母様!」
愛里寿(お母さんと一緒に、こんな風に遊ぶのは──一体いつぶりだろう!
)
千代「あわてなくても、時間はたっぷりとあるわ」
愛里寿「あ……はいっ!」
愛里寿(~~~ッ、まだまだいっぱいいっぱい、お母さんと遊べる!)
愛里寿(楽しいよぉ……嬉しいよぉ……すごく、嬉しいよぉ……!)
千代「……。」
楽しみにしている奴もいるのだよ
>>34を以下の通りに修正します。
ボコランド→ボコミュージアム
<以下修正文です>
◆島田肛門天
:ボコミュージアムにて
愛里寿(ハァ、ハァ……楽しいよぉっ、お母さんと一緒に周るボコミュージアム、凄く楽しいよぉっ!)
愛里寿「お母様! 次はあれ! スペースボコンテン! スペースボコンテンに乗る!」
千代「いいわよ」
愛里寿「その次はボコーテッドマンションで! その次はイッツァボコワールドで! その次は──えほっ! ゲホッ、ゴホーッ!! おぇっ!」
千代「愛里寿、喋る時はちゃんと息継ぎをしないとね?」
愛里寿「はい! お母様!」
愛里寿(お母さんと一緒に、こんな風に遊ぶの、いつぶりだろう! )
千代「時間はたっぷりとあるのだから、慌てなくていいのよ」
愛里寿「はいっ!」
愛里寿(~~~ッ、まだまだいっぱいいっぱい、お母さんと遊べる!)
愛里寿(楽しいよぉ、嬉しいよぉ……すごく、幸せだよぅ……!)
千代「……。」
<以上修正文でした>
新規文じゃないのにageてしまいました。すみません。
頭おかしい
けど癖になる
愛里寿「お母様、次はボコショーを一緒にみてほしい」
千代「ボコショー?」
愛里寿「うん。お母様は大人だからツマラナイかもしれない。だけど──ボコはすごく頑張ってる」
千代「……」
愛里寿「たしかに作り物の劇かもしれない。それでも、私はそんなボコの姿がすごく好き……だから、お母様にも一緒に応援してほしい……っ」
千代「……わかったわ、一緒に応援しましょう」
愛里寿「……! ありがとう、お母様!」
愛里寿(嬉しい……とうとう、お母さんと一緒に、ボコを応援できるんだ……!!!)
愛里寿(お母さんと、一緒に、ボコを──)
愛里寿(本当はいつも一人で、寂しかった。でもボコが頑張ってるんだから、私が弱音を吐いちゃいけないって……!)
愛里寿(ずっとずっと、私の夢だった──!)
:ボコショー
<このチンピラどもめ! 今日こそは、オイラ絶対に負けないぞぉっ!
<ナンダァコノヤロォー?
愛里寿「頑張れ! ボコぉ! 頑張ってぇ!」
愛里寿(……。)
愛里寿(お母さま、本当に、応援、してくれるかな──お母さまは大人だから、やっぱり──)ドキドキ
千代「──ボコちゃん頑張って~」
愛里寿「……!!」
愛里寿(お母、さん……っ!!!)
愛里寿「……~~~~~~~っ!!」
愛里寿(私の大好きなボコを、お母さんが一緒に応援してくれる)
愛里寿(私の大好きなボコを、お母さんが見てくれてる)
愛里寿(どうしてだろう私、体中が、すごくドキドキしてる……!!)
愛里寿「……っ!!」
愛里寿(だめっ、私、もうっ、もうっ、……我慢できない!!! 爆発しちゃう……!!)
愛里寿「っ……あああああっ、ボコっぉおぉっぉ!! ボコボコボコぉ!! 今日はお母様も一緒だから!! 頑張って! 頑張って! 頑張ってええええええええええ!!」
千代「頑張れ~」
<おお! よぉぉおっし! 今日のおいらはいつもと違う! 二人のおかげでっ、元気百倍だぁあああ!!
愛里寿「きゃあああああ!! ぼこぉぉおぉぉぉ!! ぼこぉぉぉぉぉ!!!!!」
千代「ボコ~」
愛里寿(……!! 体が熱い──なんだかもう、自分の身体じゃなくなちゃったみたい──!! もう、何も考えられない──!!)
愛里寿「ボコ!! 私たちがついてるよぉぉぉおぉぉおっぉ!!!!」
プピーーッ!
千代「え」
<今日のおいらにかかれば、お前らなんてワンパンだ! うおおおりゃああ!!
愛里寿「ああああああいっちゃぇボコぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ぷーっ!
愛里寿「ボコは無敵だよ! 絶対負けないよぉー!!」
ぶーっ!
千代「……。ねぇ、愛里寿──」
愛里寿「お願いです、お母様も一緒に応援してあげてっ」
千代「……頑張ってボコー」
愛里寿「きゃあああ!! ぼこぉぉおっぉっぉおっぉぉぉぉぉ!!」
ぷっぷっぷっ!
千代「……。」
<必殺、ボコパァァァンチ──ぐぁ!?
愛里寿「ああ……!?」
<うぐ!? うご!!
<ナンダァクチダケジャネーカー
愛里寿「ああああ!! ……あああああ……!!!」
千代「あら……」
<ボコ! バキ! ぼこぼこぼこっ!! <ぐ、ぐぁああああ!!
愛里寿「あぁ……ボコぉ……ボコぉ……!!」
<くそぉ! ちくしょぉお! どうしてだ……!! どうして勝てないんだよぉ……!!
愛里寿「あぁっ……駄目なんだねっ、やっぱり今日も、負けちゃうんだね……っ、ぼこぉっ……」
千代「……。」
──シャアアアアア(舞台カーテンの閉まる音)──
千代「負けてしまったわね」
愛里寿「うん……。……だけど、ボコは何度やられたって、必ずまた立ち上がる……私は、そんなボコが大好き……」
千代「……。」
愛里寿(お母さんは、ボコの事を認めてくれるかな……ボコを大好きな私の事、認めてくれるかな……)
愛里寿「……。」チラチラ
千代「……なるほど、私達も、ボコを見習わなくてはね」
愛里寿「……! はいっ! お母様っ!」
愛里寿(よかった! お母様もボコを認めてくれたんだ……!)
千代「──ただし」
愛里寿「え……」
千代「ただし──私と、貴方は──は見習うだけではなく、実際に勝利しなければならない。その事を決して忘れてはだめよ」
愛里寿「あ……」
愛里寿(……。)
愛里寿「……はい、お母様……」
愛里寿(……。)
愛里寿(それはもちろん、分かってる……でも、)
愛里寿(今だけは、この場所では、言ってほしくはなかったな……。)
愛里寿(ボコミュージアムは、私の大切な夢の国。ここにいる間だけは──何もかもを忘れて……)
愛里寿「……」
愛里寿(……だけど、そんなのは私の甘えなのかな……)
愛里寿「……。」
千代「……愛里寿?」
愛里寿「あの……お母様、これでアトラクションはすべて回り終わりました」
千代「そう」
愛里寿「今日は、本当にありがとうございました。お母さまと一緒にこれて、本当に嬉しかった」
千代「ええ、私もよ」
愛里寿「じゃあ──もう今日は、これで終わり……」
愛里寿(……私は、お母さんみたいな立派な大人になりたい。だから、今日からは……一度に一周にしなきゃ……!)
千代「……もう、帰るの?」
愛里寿「……え?」
千代「──貴方は、お気に入りのアトラクションはいつも2周3周すると──そう言っていたと思うけれど」
愛里寿「……あ……」
愛里寿(私が、ずっとずっと前に、お母さんに言った事……)
愛里寿(お母さん、ちゃんと覚えててくれたんだ……)
愛里寿(……。)
愛里寿(……嬉しいけど、でも……)
──貴方は──は見習うだけではなく、実際に勝利しなければならない──
愛里寿(……っ)
愛里寿(……っ)
愛里寿「いいの、今日はもう……帰らなきゃっ……」
千代「……。……もしかして、余計な事を、言ってしまったのかしらね」
愛里寿「え……」
千代「……どうしても、家元の声が出てしまうのね。今日だけは──母親の顔だけをしていようと、決めたはずなのにね……」
愛里寿「……?」
千代「……ねぇ、愛里寿」
愛里寿「なに……?」
千代「本当は今、私は家元として、貴方を叱らなくてはいけない事がある」
愛里寿「え……?」
愛里寿(……何か、しかられるようなことをしたのかな……)
千代「けれど──その事だって、今日だけは許してあげるつもりでいるのよ」
愛里寿「? …??」
千代「愛里寿」
愛里寿「はい……?」
千代「私も、本当の本当に、に楽しかったのよ。貴方の特別な場所で、いつもと違う貴方と、二人で……。私にとっても、もうここは特別な場所──」
愛里寿「お母、様……」
千代「だから、ね、愛里寿。私は貴方を許します。──そして、そのためには、こうするしか──ないの──」
愛里寿「え──」
千代「──ふっ、んっ、……はぁぁ……っ」
愛里寿「──!?」
愛里寿(お母様、両手をぎゅっとにぎって、少し椅子からお尻を浮かせて──まるで固いうんちと戦っているるみたいに──?)
千代「──んっ!」
ぶりっ!
愛里寿「──え!!??」
ぶぶ、ぶぅっ……!
愛里寿「…………!!!???」
愛里寿「お母……さん……!?)
千代「はぁっ……ああっ……!」
……っぷすぅぅぅぅ……──
愛里寿「────────……!!」
愛里寿(──嘘、だ──)
愛里寿(お母様が──あのお母様が──)
千代「……もう、なんて下品な音なのかしら……」
愛里寿「……おかあ……さん……」
千代「……だけど、そうよね、こんな音だったわよね。本当に──いつぶりかしらね……こんな風に、音をたててオナラをするだなんて……。もう何年もの間、私はけっして音を立てないように──」
──もわん──
愛里寿(……っ)
千代「ん……」
愛里寿「……お、お母様……ど、どうして……?」
千代「……。」
愛里寿「人前ではゲップやオナラをしちゃいけないって──それは、とっても下品な事だからって──」
愛里寿「例え家族の前であっても、絶対にしちゃいけないって……あんなに厳しく言ってたのに……」
千代「そうね、絶対に、許されることではないわ。一人の女性として、島田流の乙女として──」
愛里寿「じゃ、じゃぁ、どうして……!」
大伴家持が助走つけて殴るレベル
お前ダーペコのやつ楽しみにしてるからな!
絶対書けよ!絶対にだぞ!
千代「……いつかきっと、貴方にも分かる日がくる」
愛里寿「え……?」
千代「だから──今はまだ、考えなくてもいい」
愛里寿「お母様……んっ……」
愛里寿(お母さんの手が……私の頬を撫でてる……お母さんの手優しくて……あったかい……)
愛里寿「……。」
千代「いつか必ず訪れる日々の中で──貴方も理解する。私が胸にいだいている──この複雑な、気持ちをね」
愛里寿(……。)
愛里寿(そう……なのかな……私にも理解できるのかな……)
愛里寿「……私……本当に、お母様みたいになれるかな……?」
千代「ええ、必ずなれるわ。だって貴方は──私の娘なんだもの」
愛里寿「……!」
千代「だから──ね、いいのよ。今日はまだ──帰らなくていい」
愛里寿(……。)
愛里寿(……私は……まだまだ、子供なんだ……)
愛里寿(私には理解できないことがまだまだいっぱいあって──)
愛里寿(だけどお母さんは──そんな私を……そのままでいいって言ってくれる──)
愛里寿(じゃあ、今日はまだ……子どものままでいて……いい……!?)
愛里寿(……おかあ、さん……っ)
愛里寿「……っ」
愛里寿「あのっ、お母様……」
千代「……なぁに?」
愛里寿「私、私……もう一度、お母さんと一緒にボコショーを見たい……っ」
愛里寿「何回みたって、ボコはっ、勝てないかもしれないけどっ、それでも──お母さんとボコを応援していたい……!」
千代「……。──ええ、いっぱいいっぱい、応援しましょう──力一杯、全身全霊で、応援してあげなさい──!!」
愛里寿「!! はいっ! お母様──!」
──────────。
ヴィイイイィィィイッィィイ(ボコショー開幕のベル)
──きゃああああ! ぼこおおおおおおおおおお!!! 頑張れボコぉおっぉおおおおおおおお!!!
──プーッ! プップッ!──
──ぼこちゃーん、がんばりなさぁい──
──ブリブリブリィ……──
──うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! オイラボコだぜぇえええええええ────!!!
島田肛門天~完~
◆島田流肛門天則
~深夜・空の酒瓶が散乱するメグミの部屋~
アズミ「──こらルミぃ! あんたちょっといい加減に、しなさいよォ~!?」
ルミ「あぁ?」
アズミ「そのデカいおしりをさっさと私に見せろっつってんのよォーーー!」
ルミ「うあちゃ~! ちょっとメグミぃ、アズミさんってばメチャクチャ酔ってますよぉどうにかしてよぉ」
メグミ「アンタだって顔真っ赤だけどねぇ」
ルミ「そぉ~?」
アズミ「こら! あんた私の話聞いてんのォ!?」
ルミ「聞いてませぇん」
アズミ「私はねぇ……あんたのそのおしりが、ホンッットに気に入らないんだからね!」
ルミ「なんでよぉ私のおしり可愛いでしょぉ?」
アズミ「あんたのおしりは男を誘惑してんのよ!」
ルミ「ありゃ~……だめだぁ! こいつマジで酔ってるわメグミそこのお水取って、アズミに飲ませるから」
メグミ「えぇ?いやよアズミの話おもしろそうだし」
ルミ「ひぇーっ、ナァんてことだぁー! メグミもぜんぜん酔ってたー!」
アズミ「私だってねぇ、出来ることならルミみたいなおしりで生まれたかったわよ! でも骨格が無理なのよぉ!」
ルミ「いやいやいやアズミのほうが全然いろっぽい体してるじゃん」
アズミ「私なんかただそれっぽく見せてるだけよ」
ルミ「そぉ?」
アズミ「そうよ。それに比べて、あんたのオシリはねぇ……『コイツに俺の子供孕ませたいなぁ!』って男に本能的に思わせるような──そういうオシリしてんのっ」
ルミ「はぁ~?」
メグミ「……あ~アズミの言ってる事ちょっとわかるかも」
ルミ「うわぁメグミまで~」
メグミ「『安産型』ってことでしょ。骨盤が──つまり産道が広々としてそうっていう」
アズミ「そうそれ! メグミは賢い!」
メグミ「えへへー」
ルミ「もー二人で何もりあがってんのよぉー私も混ぜなさいよォ」
アズミ「つまりねぇ、ルミはおっきくて丈夫な子供を産んでくれそうってことなのよ! 男は本能的にそーいうおしりにひかれるの」
ルミ「わけわかんないし」
アズミ「だーかーらー、アンタみたいなオシリしてるほうがおっきな子供産んでくれる確率が高いの!体が大きいってことは健康的で丈夫な可能性がたかいの!だからあんたの子供は他の子供より生き残る確率が高いってことになるのよ!ってことはアンタみたいなおっきいオシリを好む遺伝子を持った男の子供のほうがそうでない男の子供より生き残る確率が高くなっていくのでしょ! するとどうなる!? どうなるって決まってるでしょだんだんと世のなかの男どもはあんたみたいな大きなオシリが好きな連中ばっかりになんのよ──あーもーズルい! 私だって体の丈夫な子供産みたいのに! 私は滅びゆく運命なんだわー!」
ルミ「だから意味わかんないってばぁ」
アズミ「なんであんたばっかりぃ!」
メグミ「アズミ……かわいそう……」
ルミ「えぇ~……」
アズミ「あーもーっ、ルミっ、あんたサァ、エッチしたことあんの!?」
ルミ「ちょ……あんた酔い方タチ悪いわよぉ……?」
アズミ「ちゃんと答えなさいよ! 男とセックスしたことあんのかって、聞いてんのっ、どうなの!?」
ルミ「ないないないない! 一緒にいたらだいたいわかんでしょぉ?」
アズミ「……ふしゅる~……、……ああそう……そうなんだ……じゃー……男どもはまだ誰もルミのおしりに触れてはないんだわね……」
ルミ「いや、まぁ、そーだけど……んがあぁ~~~! アタシなんだかメンドくさくなってきた! ……寝るっ、もーねるっ! アズミっ、あんた明日の朝までに頭冷やしときなさいよっ」
……ばた~ん(ルミが座布団を丸めてソレを枕にしてうつ伏せ寝する音)
メグミ「あらホントに寝ちゃうのぉ? おやすみぃ~」
ルミ「はいはいお休みお休み」
アズミ「……。」
ルミ「………………ぐが~……ぐご~……」
メグミ「早っ。しかたないか、べろんべろんだったからねぇ」
アズミ「……くそぅ、エロい尻みせつけてんじゃないわよ……」
メグミ「……。……ん~……ねぇ、アズミ?」
アズミ「なによ?」
メグミ「パンツはぎとってさ、ルミのおしり、直に触っちゃえば?」
アズミ「……は?」
メグミ「いろいろ悔しいんでしょ? だけどそれだけじゃなくって、この子の魅力的なおしりが他の男どもにまんまと触れるのもなんか悔しいんでしょ? だったら──他の男に触られる前に、あんたがルミのおしりを思いっきり触っちゃえばいいじゃん。そしたら少しは胸がスッとするでしょ」
アズミ「……。」
アズミ「…………メグミ…………」
メグミ「ん?」
アズミ「アンタ天才だわ」
メグミ「んふふ~、でしょ」
アズミ「……よし、ルミったらマジでぐっすり寝てるわ、これならパンツ脱がしても起きないでしょ」
メグミ「取っちゃえ取っちゃえ~」
アズミ「よーしまかせなぁーい」
……ずりずり……ずり………
ぺろん
メグミ「はいおしりでましたー。どうですか? アズミ教授」
アズミ「……。……うぷっ! オエッ!!」
メグミ「はぁ?」
アズミ「やばっ……トイレっ!!」
だだだだだだだだだ!! ガチャ! バタン!……
<アズミ『ぅオゲええええええええええ!! オロロロロロロロロ!!! っ……かはっ……』
メグミ「あはは、ちょっとアズミ、あんた何やってんの」
ぼジャアアアアア……ガチャキィ……、パタン……と、と、と、と、……
アズミ「はぁー……危なかった……」
メグミ「ちゃんと便器の中にできた?」
アズミ「うん、ギリギリ間にあったから。……いや~、やっぱ尻は尻だわ。見たとたんに気持ち悪くなっちゃった」
メグミ「勝手におしり見られて勝手にゲロはかれて、さすがに少し、ルミに同情しちゃうわ」
アズミ「脱がせって言い出したのはメグミでしょぉ?」
メグミ「まぁそうだけどさぁ。ていうかそれより、何なのよそのパンツ」
アズミ「ね。いくらなんでもこれは無いわぁ。色気のない木綿パンツでしかも──思いっきりシミがついてるじゃない」
メグミ「きったないわねぇ」
アズミ「あーあー間違いないわ、この子絶対処女。確信したわ。男に下着を見られる可能性とか一切考えてないんだもん」
メグミ「私らと宅飲みするからってのは、あったかもしれないけどね──って、ちょっと! そんな汚いのをカーペットの上に投げないでよ」
アズミ「じゃどうすんのよ」
メグミ「捨てなさいよ、そんなの」
アズミ「……それはさすがにルミが困るでしょ」
メグミ「いいのよ、g.〇.の袋開けてないのがあるから、代わりに履かせる」
アズミ「でも目が覚めてすっぽんぽんだと、パンツ脱がしたのがばれちゃうかも」
メグミ「ルミが勝手に脱いだんじゃない」
アズミ「……あぁ、そっか」
ぽいっ
アズミ「滅菌完了~……にしても……」
ルミ「ぐぉ~、がぁ~」
アズミ「尻まる出してイビキかいて……最低な女ね、この子」
メグミ「ちゃんと記録しとかないとね」
カシャッ、カシャッ
アズミ「ちょっとぉ、さすがにそれはルミが可哀想でしょぉ? 私の携帯にも写メ送っといてよね」
メグミ「りょーかい」
アズミ「はぁ~、けど、なんか……私も、眠くなってきちゃったなぁ……」
メグミ「もう、あんたまで?」
アズミ「おっ、こんなところにいい枕があるじゃない」
メグミ「ん?」
アズミ「ちょっと、ルミ、足を開きなさいよ」
ルミ「んんぅ……」
アズミ「おっけおっけー……ヨイ、ショっと、」
……むにゅん……
アズミ「ん、高さが、よい按配だわ」
メグミ「あはは、尻枕とか、ほんとウケる。どう? 気持ちいい?」
アズミ「ん~……低反発? まぁそれなりに柔らかいわね。見た目ほどじゃないけど……」
メグミ「アズミ、アズミ、こっち向いて?」
アズミ「ん?」
かシャッ、かシャッ、
アズミ「あっ、こらっ、ちょっとぉ」
メグミ「ほら笑って笑って、ピースピース」
アズミ「いひひ~」
かしゃっ、かしゃっ、
ルミ「……むにゃむにゃ……」
メグミ「……。ほんっと、起きないわねぇ」
アズミ「鈍いんでしょ。鈍感なのよ……ま、いいや。やっぱ私も、寝るわぁ」
メグミ「え、本当にルミのおしりを直枕にして寝るの?」
アズミ「いーじゃん、べつに」
メグミ「……。」
アズミ「……。……なによ」
メグミ「……。」
メグミ「あのさぁ、正直に答えてほしんだけどさ」
アズミ「あぁ……?」
メグミ「忘れてほしけりゃ、あしたの朝には忘れといてあげるし、だからマジに答えてほしいんだけど」
アズミ「だから……何なのよ」
『君の肛門を食べたい』ってタイトルで誰かガルパンSSを誰か書いてくれないものか。
そど子×麻子とかで。
言い出しっぺの法則と言うものがだな
メグミ「ちょっとだけ──ビアンの血が流れてるでしょ、アズミって」
アズミ「……はぁ?」
メグミ「誤解しないでね。別にアズミがルミに惚れてるだとか、そういうことを言いたいんじゃなくてね。ただ単に、そうなんじゃないかなって」
アズミ「……なんでそう思ったのかが素直に疑問なんだけど」
メグミ「……ん~……勘?」
アズミ「……そんなあやふやな理由でビアン認定されても困るんだけど」
メグミ「そりゃそうよね。そうねぇ、もうちょっと詳しく言うと──」
アズミ「詳しく言うと?」
メグミ「──あんたの言動から、リビドーを感じる」
アズミ「あぁん?」
メグミ「ルミや私に体を絡めてくる時とか──さっき、ルミのオシリを触る時の目つきだとか呼吸の間だとか──、それと、そうね、愛里寿隊長ラブな話しをする時とかも──興奮だとか昂りだとか、なんとなく、そーいう気配を発してるように感じるのよね」
アズミ「……妄想乙、って感じに笑いとばしてやりたいんだけど」
メグミ「それに、もっと言えば──」
アズミ「何よ」
メグミ「アズミのそのファッションとかスタイル。過剰な女アピールっていうのかしらね。 『過剰』っていうのは──何かを隠そうとしてるってことじゃないかなって」
アズミ「じゃあ私みたいな雰囲気の女はみんなビアンだっての? ……あのさ、そういう風に都合の良い単純化を振りかざしてさも分かったように適当な理屈を振りまわすの、私、すっごく気に食わないんだけど」
メグミ「私も嫌な。だからさぁ──デカ尻遺伝子がどーのこうのっていうアズミの話も、すっごくバカバカしいなーって思いながら聞いてたわ」
アズミ「……。……あんたって澄ました顔してそんな事ばっかり考えてるの? なんかショックなんだけど」
メグミ「ごめんね。でも私、そーいうところ、実はあるのよね。まぁ、アズミには、白状してもいいかなって」
アズミ「そーいう演技ぶった言いまわしもすっごい鬱陶しくてわたし嫌い」
メグミ「そっかー。じゃあ、こーいう感じはどうかな」
アズミ「ん、言ってみな。判定してあげる」
メグミ「アズミがビアンだろうが私はアズミが好きよ。あんたの人格を信じてる。だからお返しにあんたも──私にこーいう嫌な所があるって分かっても、アズミが私を好きでいてくれるといいなって」
アズミ「……。……あー……。」
アズミ「……やっぱ酔ってるでしょ。メグミ」
メグミ「あたりまえじゃないの。素面でこんな事言うもんですか」
アズミ「まー……そうよねー、うん、じゃー……まぁ、私も素面じゃないし……ま、いっかぁ」
メグミ「ん?」
アズミ「……あー……私はビアンじゃないわ。違う……と、思ってる。この服装にしても、女アピールして男どもの注目を引くのが快感だからやってるんだし……」
メグミ「ビッチなのねぇ」
アズミ「けど、ただ──」
メグミ「ただ?」
アズミ「たまーにね、ほんと、たまーにだけど……感じちゃう時があって、つまり、その──」
メグミ「なになに?」
アズミ「──あ私これ、女もいけるなーって、ね」
メグミ「……。……あー……。……バイのほうかぁ~……」
アズミ「いや、わからないよ、わからないけど……別に私、女でも普通にイケるなぁって……」
メグミ「マジかぁ……」
アズミ「さっきさ、ルミのオシリみて私吐いたじゃない」
メグミ「うん」
アズミ「あれもさ、気持ち悪かったんじゃなくて──」
メグミ「うん?」
アズミ「なんていうのかな──興奮しすぎて、……てゆーのかな。」
メグミ「マジで」
アズミ「オシリだあああああああ!! って! ルミのだからってことじゃなくて、誰のだろうがおしりってエロいでしょ、やっぱり」
メグミ「……。もしかして女風呂とか、天国?」
アズミ「うん」
メグミ「マジかぁ……」
アズミ「いやでもさ、えんえんずっとムラムラしてるわけじゃないわよ、そんなのはただの性欲過剰の変態じゃん」
メグミ「あー、まぁ、そう、なのかな?」
アズミ「うん。普通に考えてよ。同性愛=性欲過剰の変態みたいな風潮あるけど、それは──それこそ、興味本位の単純化」
アズミ「あー、……そっか、そうかも、ごめん」
>>57について修正
アズミ「あー、……そっか、そうかも、ごめん」
↓
メグミ「あー、……そっか、そうかも、ごめん」
今いいとこだし続き頼むよ
アズミ「以後気を付けるように」
メグミ「わかった、気をつける。……それはそうとして、同性にときめくって──どんな感じなの?」
アズミ「別に普通だけど」
メグミ「その『普通』っていうのが分からないの」
アズミ「あんただって男にドキっとしたことはあるでしょ?」
メグミ「そりゃ、あるけど」
アズミ「それと一緒だってば。想像力を働かせなさいな」
メグミ「じゃあ例えば、スポーツ選手のかっこいい場面を見たりすると、ドキッとしたり? その選手が女性であったとしても」
アズミ「そりゃあ、相手によるわよね」
メグミ「相手による?」
アズミ「メグミだって、誰もかれもにドキッとするわけじゃないでしょ」
。
メグミ「んー……好み、ってこと?」
アズミ「そんな感じ」
メグミ「ふぅむ」
アズミ「難しく考えることないんだてば。単純な話でしょ?」
メグミ「そうかもしれないけど……──あ、じゃあさ、私にドキッとしたことは? ある? 私て、アズミの好みなのかしら」
アズミ「……あのねぇ~……アンタ、自分からそゆこと聞く?」
メグミ「え、変かな?」
アズミ「アンタ、私が男だったとしてもそーいうこと聞く?」
メグミ「アンタが男だったら? ……ん~……」
メグミ「………………。」
メグミ「……あー、……聞かないかも……なんか、そうゆうこと聞いちゃうのって……『小悪魔』って感じ」
アズミ「でしょ。あんたはそーいうキャラじゃない」
メグミ「そりゃそうだけど……うーん……ややこしい」
アズミ「……。結構さぁ、こういう感覚的なズレが、一番寂しいかったりするのよねぇ……」
メグミ「……あー……。」
アズミ「なんていうのかなぁ……『恋愛』って本能でしょ? ノーみその根っこの部分にある感情。そーいう部分がさ、周りと共通認識できってないっていうのが……なんか、すっごい疎外感」
メグミ「……。まぁ……あんたのその気持ちは、少しだけ想像できる」
アズミ「ありがと。……ま、しかたないことなんだけどねー……はぁ~あぁ……また寂しくなってきちゃったナァ……」
メグミ「……。」
アズミ「……。」
ルミ「……すぅ……。」
メグミ「……、ねえアズミ?」
アズミ「ん?」
メグミ「ルミはさ、この事、もう知ってるの?」
アズミ「……ううん、言ってない」
メグミ「そっか……」
アズミ「……これでも私今、結構、ビビってるんだからね」
メグミ「え?」
アズミ「アンタにさ、ドン引きされてるんじゃないかって」
メグミ「……。」
アズミ「今後の戦車道に影響でなきゃいいなぁって。これでも一応、プロ狙ってるんだし。チームメイトとぎくしゃくして、調子狂うのは困るし」
メグミ「……言ったはず。あんたの人格は信じてるって」
アズミ「……。……でもさ、『自分が惚れられたらどうしよう』とか考えない? そういう状況を想像して、気持ち悪いとか、思わない?」
メグミ「それは……アズミの問題じゃん」
アズミ「そう?」
メグミ「だって、仮にあんたが私に惚れたとして──私の返事は、もちろんNOよ」
アズミ「……。」
メグミ「私って結構サバサバしてるしタイプだから──アンタの『告白』はきっぱり断るし、その後もきっと引きずらない」
アズミ「自分の事を自分でサバサバしてるとか、ホント嫌なやつねアンタ」
メグミ「そーね、だからあんまり普段はこういう言動はしないの」
アズミ「猫かぶってんのね」
メグミ「その方が都合いいもの。人付き合いに気をつかって何がいけないの? ──ま、とにかく──私のほうはすっぱり気持ちを切り替えられる──だから、後はアズミの問題。でしょ?」
アズミ「………………。あんた言い方には少しムカっとくる。けど……まぁ、私にとっては……その方が都合がいいのかしらね……」
メグミ「たぶんね」
アズミ「……はぁ~……あ~あ、幸せになりたいなぁ……」
メグミ「そんな悲観しなくったって、アズミは男もいけるんでしょ? だったら、問題ないでしょう?」
アズミ「それとはまた違う問題なのよねぇ」
メグミ「そうなの?」
アズミ「だって、今の私ってつまり……自分の感情の半分をずっと隠してる。そーいうことでしょう?」
メグミ「んー……」
アズミ「マジのビアンにくらべれば半分は気持ちをオープンにできてるわけだから、多少はマシなんだろうけど、でもさぁ……やっぱりこーいうのってストレスたまるわよ。……私の『過剰』な女アピールも、もしかしたらそのうっぷん晴らしなのかもね。……なんていう、自己分析」
メグミ「……。……ま、ちょっとだけ、分かるかな。アズミの気持ち」
アズミ「ほんとかしら。どうだかねぇ」
メグミ「私だってさ──自分の頭の中にある言葉を口にするとき、一枚フィルターを噛ませてるってことだもん。やっぱりそれって、結構ストレスたまる。本心を隠してるってことだし。」
アズミ「……。まぁ、そっか。……。アンタも……いろいろ我慢してんのね」
メグミ「まぁね。……けどね……酒飲んでこーいう事言える相手がいるんだから、……今は少し、楽になった、かも」
アズミ「ん……それは、私も……かな。こーいうふうに改めって自分の事ベラベラ喋ったのって、メグミが初めてかも……」
メグミ「そっか……。そういえば私も、わりと初めてかも……」
アズミ「……へぇ~……」
アズミ&メグミ『……。』
メグミ「今……天使がよぎった」
アズミ「あはは、私のとこでは『妖精』だった」
メグミ「へぇ」
アズミ「あはは……。は……。」
メグミ「……。」
アズミ「……あのさぁ、メグミィ……」
メグミ「なによ?」
アズミ「その……一回だけ……さ……」
メグミ「……なによ」
アズミ「……キスとかしてみない?」
メグミ「……。あんたさ、私の話聞いてた?」
アズミ「聞いてた。だから割り切りで、一回だけ」
メグミ「意味が分からない」
アズミ「別にやましい気持ちじゃないから。そーいうんじゃないから。同性どーしなんだからいーじゃん」
メグミ「あんたの場合は同性でもアウトでしょ!」
アズミ「だからそーいうんじゃないんだってば! 同性のお遊び! 興味本位のお試しだから!」
メグミ「だとしてもお断り!」
アズミ「ちぇ……あ~あ、寂しいよぉ……」
メグミ「鬱陶しい……チューしたけれりゃルミのお尻にでもしてなさい」
アズミ「へいへい、わかったわよ……」
ちゅー
メグミ「ホントにした……」
アズミ「柔らかぁい」
メグミ「あーもー疲れてきちゃった。寝よ寝よ」
アズミ「私も寝よーっと。……あのさ、メグミ」
メグミ「……何?」
アズミ「明日からも──よろしくね、今まで通りで」
メグミ「……。……こちらこそ。私の性格人にばらさないでよね」
アズミ「ま……酒の席での話ってことで」
メグミ「りょーかい、じゃ……お休み」
アズミ「ん、お休みー」
メグミ「結局ルミのお尻で寝るのね……」
アズミ「別に欲情はしてないから」
メグミ「はいはい……」
──────……。
アズミ「……すー、……かー……」
メグミ「……すー……んぅ……すぅー」
ルミ(………………。)
ルミ(……も~……人の尻を枕にしてベラベラベラベラ……そりゃ、目だって覚めるっつーの……)
ルミ(……。)
ルミ(……私一人だけのけ者にして、二人でもりあがっちゃってさぁ)
ルミ(…………寂しいじゃじゃない)
ルミ「……私だって……あんたらの人格くらい信じてるっつーの……」
アズミ「……すぅー、すぅー……」
ルミ「人の尻で、すやすやと……」
ルミ「……。……あ」
……ムズムズ……ッ
ルミ(……! チャンス!)
ルミ(……! チャンス!)
ルミ(……くらえっ!)
ぶぼっ……ぷすぅ~っ……
アズミ「すぅ……んがっ……あ゛ぉ゛っ、ん゛ーっ……!」
ルミ「……くっくっく……」
アズミ「……うぅぅ……」
ルミ(……。)
ルミ(──……次の飲み会の時──何も知らないふりして『あんたソッチの気があるでしょ』って、追及してやろっかな……?)
アズミ「うー……あ゛ー……」
メグミ「すぅー……すぅー……」
ルミ(……あぁ、なんか、すっごい楽しみになってきた……)
ルミ(……うひひひ~)
~島田流肛門天則・完~
コミケにいきたいよぉ……
待機列で肛門耐えられるの?
◆肛門文化帖
~執務室~
ぶぉっ!
──ズキィンッ!!
辻「──ッ!?」
──……ジクン……ジクン……ジクン……
辻(……。……これは……まさか……)
──……ジクン……ジク…………ズキン!
辻「んっ……。」
辻(……。)
辻(……くそ、まったく……)
……ごそ……ぴ、ぴ、ぴ
辻「──、あぁ、私だ。……午後のスケジュールを調整してほしい。急で悪いが──」
辻「──あぁ、ちょっと、病院へ、ね。……いや、心配はいらない──では、よろしく頼む」
……ぴ……
辻「……。……ふぅ」
……ギシっ……(レザーチェアに腰掛けた状態でありつつも背筋と足筋を駆使して若干ケツを浮かせる音)
辻「……またしても、切れたか……」
……ズキン……ズキ……ズキン……じくじく……
~肛門文化帖・起~
~末編~
肛門の、我らと共にありしかば
我らみな、肛門と共にありならむ
そしてまた、ここに一輪の──
◆五十鈴肛門華
──ぶぼぉぉーっ!!
沙織「やだもー! 華ー!!」
華「私としたことが、とてもお恥ずかしいです……」
──……。
──嗚呼、世に万肛の華が咲くなり──
ガールズ&パンツァー 万肛集
結
情熱が回復いたしましたらばその時にこそまた残りの肛門集を投稿させていただきたいと思います。
ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
HTML依頼出してきます。
乙?
乙ですよ。
終わりですー。
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