勇者「お前そんなことのために俺を呼んだのか？」

魔王「そんなこと？退屈は魔族の女王も殺すんだよ」

勇者「死ねばいいんじゃね？そしたら俺が魔界を統治してやんよ」

魔王「ボクと契りを交わしてくれるならすぐにでも統治させてあげるよ」

勇者「俺はまだ独り身でいたいね」

魔王「それは残念だよ」


魔王の頭から出ている銀色の狼耳が垂れる

しかしそれでも腰から生えている銀色の尻尾は楽しそうに揺れている


そして赤色の瞳をいたずらっ子のように細めて牙を見せる魔王


魔王「で、ボクの旅に同行してくれるかな？」


①勇者「まあ、いいだろう」
②勇者「どーしよっかなぁ」
↓2

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