梨子「よっちゃんをペロペロしたい」善子「はい?」 (19)


==放課後、部室==


梨子「ダメ?」

善子「ダメっていうか.....聞き間違いだと思うからもう一回言ってくれる?」

梨子「よっちゃんをペロペロしたい!!」

善子「聞き間違いじゃなかった!!」


※キャラ崩壊注意



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497229005

曜「まぁまぁ善子ちゃん。キスくらいさせてあげなよ」

千歌「キース!キース!」ヘイヘイ!

善子「野次馬黙って!あとペロペロはキスじゃないでしょ絶対!?」

梨子「ごめんよっちゃん。実はペロペロとキスを言い間違えたの」

善子「どんな言い間違いよ!?」

梨子「待って待って、実はペロペロしたいのには理由があるの」

善子「どんな理由でもそんな結論にたどりつく時点でダメだと思うけど.....」

曜「まぁまぁよーしこー、とりあえず聞いてあげなよ」

千歌「ひょっとしたら壮大な理由かもしれないよ?」

善子「.....まぁ聞くだけなら」

梨子「うん」

梨子「えっとね、まず今日の朝起きたらなんとなくよっちゃんの顔が思い浮かんだの」

善子「ふむふむ」

梨子「それでね、よーく考えたらよっちゃんってやっぱり天使だなぁって思って」

善子「うんうん......うん?」

梨子「それでね.....」





梨子「よっちゃんの顔を思い浮かべたらペロペロしたくなりました!!」バーンッ

善子「思ったより遥かに浅い理由!!」ガーンッ

曜「朝起きてすぐに善子ちゃんを思い浮かべるなんて、愛されてるねぇ」ウンウン

善子「いやそこじゃないでしょ絶対!?」

千歌「逆に考えると朝すぐに一年生の教室に行かないくらいの理性はあったんだね」

梨子「さ、さすがによっちゃんの教室でペロペロするのは恥ずかしいよ///」テレテレ

善子「そこは恥ずかしがるのね!?」

梨子「えへへ///」

善子「ほめてないけど!?」

善子「なんで顔を思い浮かべただけでその発想になるのよ」

梨子「なんでって言われても、うーん......千歌ちゃんなら分かってくれないかなー?」チラッ

千歌「ほぇ?私?」キョトン

梨子「そう」

梨子「想像してみて、千歌ちゃん。千歌ちゃんの場合は曜ちゃんを.....」

曜「へっ!?」ドキッ

千歌「曜ちゃんを、曜ちゃんを想像.....」ウ~ン(チカチャーン ゼンソクゼンシン ヨーソロー)

梨子「ほら、曜ちゃんの笑顔を見てると何かしたくならない?」

千歌「曜ちゃんの、笑顔.....」ウムム(ヨーソロー ヨーソロー ヨーソロー)

善子「......」

梨子「......」

曜「......///」

千歌「キスしたい!!」

曜「うぇ!?///」

梨子「でしょ?!」

善子「なんでよ!?」ガーンッ

千歌「なるほど。これは梨子ちゃんが善子ちゃんをペロペロしたくなるのも仕方ないね」

善子「いやいやいやいや!おかしいでしょ!?っていうか千歩譲ってもキスでしょ!?ペロペロじゃないでしょ!?」

梨子「はぁ~~。よっちゃんがそこまで言うならキスでいいよ」ヤレヤレ

善子「ヨハネがわがままみたいに言わないでよ!あとしないからね!?」

曜「い、いやぁ千歌ちゃん、私たちキスとかそういうのはまだ早いというかなんというか///」ゴニョゴニョ

善子「こっちはこっちでヘタレてるし」

曜「だ、だって恥ずかしいもん///」

梨子「わかったわ。じゃあ千歌ちゃんは曜ちゃんにキスして。私はよっちゃんにキスするから」キリッ

善子「リリーが何もわかってないことはわかったわ」

梨子「えっ、ディープキス?」

善子「かすってもないけど!?」

千歌「さ、さすがに人前でキスは恥ずかしいよ///」

曜「そ、それは私もだよ///」

善子「バカップルか!」

梨子「くっ!よっちゃんと合法的にキスするにはどうすればいいの!」

善子「とりあえずそうやって口に出さないようにすればいいと思うわ」

千歌「梨子ちゃんごめん!チカたちが不甲斐ないばっかりに!」クッ

曜「梨子ちゃんは頑張ってるのに私たちは何もできないのか!」クッ

善子「ヨハネを悪者にする流れやめて!?」

善子「っていうか、その.....リリー?」

梨子「はい」

善子「ひ、人前でキスとかその.....普通に恥ずかしいわよ///」

梨子「え?.........え?」

千歌「あっ....」

曜「もしかして善子ちゃん....」

善子「べ、別にリリーのことが嫌いなわけじゃなくてね?その、ふ、二人っきりだったら別に考えなくもないというか何というか.....」ゴニョ

ようちか「「(ツンデレだ)」」

梨子「......」

善子「リ、リリー?」

梨子「.....よ」

ようちかよし「「「よ?」」」

梨子「よっちゃんが可愛すぎてつらい....」バタンッ

千歌「り、梨子ちゃーーん!?」

曜「よーしこーのツンデレで梨子ちゃんが倒れた!」

善子「なんでよ!?え、ちょっ、ほんとに倒れたの!?しっかりしなさいリリー!リリーーーーーー!!」


==数十分後、部室==


梨子「.....ん?」パチッ

善子「あ、起きた」

梨子「.....天使?」

善子「まだ寝ぼけてるの?」

梨子「あ、おはよう、よっちゃん」

善子「おはよう」

梨子「あれ?みんなは?」キョロキョロ

善子「もう屋上で練習してるわ」

梨子「そっか。私部室で倒れて、それで.....」

善子「ええ」

善子「最近疲れてたの?急に倒れるからびっくりしたわ」

梨子「.....うん。ちょっと疲れてたかも」





梨子「だからよっちゃんをペロペロしようとしたり、よっちゃんにキスを迫ったりしたことなんて全く覚えてないの!!」

善子「めっちゃ覚えてるじゃない!!」

善子「はぁ.....でも疲れてたのはほんとみたいだしあんまり無理しちゃダメよ?」

梨子「き、気を付けます」

善子「よろしい。じゃ、私たちも着替えて屋上に行きましょ?」

梨子「うん」

梨子「......」

梨子「....の前によっちゃん」

善子「?なに?」

梨子「今、その.....ふ、二人っきりだよ、ね?」

善子「うっ、そのへんも覚えてるのね.....」

梨子「ダメ.....かな?///」

善子「わ、わかったわよ///」


チュッ


梨子「ふふふっ///」ニコニコ

善子「しょ、しょうがないリトルデーモンなんだから!///」

善子「じゃあ屋上行くわよ」

梨子「はーい」

梨子「.....あっ、そうだよっちゃん」

善子「なに?」

梨子「最後に一つだけお願いがあるんだけどいいかな?」

善子「?まぁ、ヨハネにできることならいいわよ」フフン

梨子「ほんと?よかったぁ」

梨子「あのね」

善子「うん」





梨子「ペロペロしてもいいかな!!」

善子「ダメ!!」


おわり

前作(直近5作)

千歌「あのさ....」 善子「なに?」

【SS】梨子「やっぱりダイまりよね」 曜「え?ダイかなでしょ?」

【SS】千歌「ようりこだと思った?残念!ようちかなのだ!」

千歌「よーちゃんとちゅーしたい!」

善子「リリー太った?」梨子「.....太ってないよ」

久しぶり乙

過去作宣伝するなら酉つけたら

テンション崩壊梨子好き

乙です!
かわいい…

かわいい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom