真宮寺「ニューダンガンロンパS3」 (76)
注)
・このSSは真宮寺「ダンガンロンパ塩」の続編にあたる作品ですが読んでいなくても大丈夫です
・と言うより時系列的には95割ほど繋がっておりません
・このSSの主人公・探偵役は真宮寺是清です
・ニューダンガンロンパV3のネタバレを多分に含んでいます。お気を付けくださいませ
・原作と被害者、クロが違う場合があります
・それに伴い、原作と違う展開が有る場合があります
・トリックがかなり雑orパクリと言う名のオマージュだったりしますが生暖かい目で見てくださいませ
・安価を取る場合もあります。もしよければ参加して頂けると幸いです
・S3のSはShioのSです
・サブタイトルは『みんなのコロシオアイ新学期』だという噂が有ったり無かったりでございます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494511429
真宮寺(ここは……)
真宮寺(暗闇だ。自分の姿すら見えない)
真宮寺(余りにも現実的ではない光景。いや、何も見えないのに光景ってのも変だとは思うけどサ)
真宮寺(――多分これは夢だネ。良く考えると自分の体の感覚も無いし)
真宮寺(何でこんな夢を見ているのかは分からない。けど、僕には半ば確信とも思える感覚を覚えた)
真宮寺(この夢から覚めると、今までの日常が終わってしまうという……ネ)
真宮寺(詩的な人なら恐らくこう言うんだろう)
真宮寺(初めまして、僕。この狂った物語の主人公さん)
真宮寺(ってネ)
一章『君と僕の学級裁判』(非)日常編
『ねぇ……』
『起きて……』
『ねぇ起きてよー』
真宮寺「う……ここは……?」
『どこだろねー? アンジ―にも分からないよー』
真宮寺「……見たところ、どこかの教室みたいだけど、なんでこんなに草が生い茂っているんだろうネ……」
『あー! アンジーを無視するなんて罰当たりだねー。そんな事してると神さまが怒っちゃうよー?』
真宮寺「君の言う神様とやらはどんな信仰の対象になっているんだろう……。無視するだけで祟るなんて僕が知る限りそんな神は……割と居るネ……」
真宮寺「まァ、それは別に置いておくとして……」
真宮寺「他人に名前を聞く時はまず自分から、だよネ」
真宮寺「僕の名前は真宮寺是清だヨ。君の名前は?」
『アンジーはねー。アンジーって言うんだよー!』
真宮寺「アン・ジーさんだネ。有難う覚えておくヨ」
アンジー「違うよー?アン・ジーでもア・ンジーでもなくてアンジーだよー!」
アンジー「夜長アンジー!」
真宮寺「そう……」
アンジー「ちょっと是清冷たーい! そんなんじゃ神さまのバチが当たっちゃうよー?」
真宮寺「悪いけど神さまの存在は信じてないんだ。僕が信じるのは霊の存在だけサ」
アンジー「ぶーぶー。絶対に是清に神さまは居るって認めさせるからねー!」
アンジー「どうしたらいいのかなー……。認めなきゃイケニエになってもらうとか……?」
真宮寺「ネェ、ちょっと不穏な単語が聞こえた気がするんだけど」
真宮寺「と言うか僕達初対面だよネ……? こんな状況で呑気に会話しても大丈夫なのかな?」
真宮寺「余り自分の容姿の事を卑下したくはないんだけど、僕の見た目ってかなり独特だと思うヨ?」
アンジー「神さまは危険はないって言ってるし大丈夫だよー! 神ってるー!」
真宮寺「つまり根拠はない唯の勘ってわけだネ」
真宮寺「取り敢えずここから出ようか。ここでじっとしてるって訳にもいかないしネ」
真宮寺「何事もまずは情報収集が一番大切だと僕は考えているんだ」
真宮寺「今回に関しては、ここは何処なのか、他に人間は居るのか、敵対存在が居るのか、何の為に集められたのか」
真宮寺「これくらいは情報を集めておかないとこの先の指標も決められやしないからネ」
アンジー「なるなるー。是清は慎重派なんだねー」
真宮寺「僕は研究分野が研究分野だからネ。文献等でフィールドワーク前に情報を集めておかないとそれこそ命に係わる問題が起きたりだってするし」
真宮寺「と言う訳でまずはここから出ないと。夜長さんも気を付けてネ。骨くらいは拾ってあげるヨ」
アンジー「あ、ちょいまちー。是清はもう少し待ってよー」
アンジー「主は言いました……。これからどこへ向かえばいいのか、天から舞い降りてくるだろう……と」
真宮寺「はァ? 君は何を寝ぼけた事を言ってるんだい? そんな簡単に神託が舞い降りたら世の中は聖人聖女塗れサ」
真宮寺「確かに夢は有るだろうけど、そんなんじゃ……」
『キンコンカンコーン! カンコーン☆』
『只今より入学式を行うから早う体育館まで来んかい!』
『来ねえヤツにはミーがグレイトなおしおきを用意してるぜェェ! ヘルイェー!』
『おしおき……グロいわぁ! でろでろでろでろー……』
『うわぁ! モノファニーがゲロを吐いた!!』
『…………』
アンジー「道が拓けたみたいだよー。これも神さまのおかげだねー」
真宮寺「な……何を……何が……?」
真宮寺(たまたまの偶然なのか……? でもさっきの彼女の脈拍、瞳孔は全く変化していなかった……)
真宮寺(まさかこれを仕組んだ首謀者、もしくはその協力者か……?)
真宮寺(そちらの可能性の方が高いけど、もし、本当に何の根拠も無かったのなら……)
真宮寺(なるほど夜長アンジーさん……ネ)
真宮寺(これは姉さんの友達候補になれるかもしれないヨ)
真宮寺(ゆっくり吟味していかないとネ)
アンジー「是清ー? ボーっとしてたらアンジーの為にイケニエになってもらうよ……?」
真宮寺「はっ……! ど、どうしたんだい? アンジーさん」
アンジー「あー。ようやく反応してくれたー」
アンジー「体育館に向かうんでしょ? だったら早く行かなきゃダメだよー」
アンジー「アンジー達が一番に着いて、アンジー達が一番神ってる事を証明するんだよー!」
アンジー「にゃははー! 不思議ミラクルー!」
真宮寺「はァ……。君は全く持って騒々しいネ……」
真宮寺「まァ、直ぐにでも体育館とやらに向かうのには賛成だヨ」
真宮寺「一番に拘るつもりは毛頭無いけど、出来る限りここに居る人間の事は観察しておきたいからネ」
真宮寺「別に君に急かされたからって訳じゃないって事だけは理解しておいてほしいな」
アンジー「にゃははー! 了解なのだ! これはアンジーと是清の利害の一致、と神さまも言ってるよー!」
アンジー「それじゃあ善は急ぐしかないのだー!」
アンジー「ところで」
アンジー「アンジーはね、その呼び方の方が好きだよ?」
真宮寺「」
真宮寺(あ……。今、咄嗟に『アンジーさん』って呼んでしまった……?)
真宮寺(穴が有ったら入りたいと言うのはこういう気持ちを指すんだネ……身を以て知ったヨ……)
~~~体育館~~~
真宮寺「ふう、漸く着いたネ……」
真宮寺(道が無駄に分かれてるせいでちょっとドキドキしながら歩いてたのは秘密サ)
真宮寺(と言うか最初から地図くらい渡してくれても良いんじゃないかな? こちとら初見なんだヨ?)
アンジー「にゃははー! アンジー達が一番乗りだねー!」
アンジー「やっぱりアンジーは神ってるよー!」
真宮寺(さっきから聞こう聞こうと思って忘れてたんだけど神ってるって何サ……)
真宮寺(もう僕には彼女が何を考えてるのか分からないヨ。助けて姉さん!)
真宮寺(いや、何を考えてるのか分からないのは最初からか……)
アンジー「ぬっふっふー。アンジーはここにアンジー帝国を建国する事を宣言するよ!」
真宮寺「またよくわからない事を……。ここに居るのが僕だけだからまだ良いけど、とても人様には見せられないヨ……」
真宮寺「他の人が居たら間違いなく孤立してるヨ?」
アンジー「この国に生きる人間は常に平穏で争いの無い、平和な日常を約束するよー」
真宮寺「あれ、意外とまともな理想論を語ってる……?」
アンジー「あ、でもでもー? アンジーがイケニエが欲しいって言ったらキチンと差し出してくれないとダメだねー」
真宮寺「独裁政治!?」
真宮寺「やっぱりアンジーさんは危険だヨ!! 主に思考回路面で! サバイバルみたいな極限下で発生するカルト染みた集団のトップになりそうな予感しかしない……!」
アンジー「是清はねー。やっぱりここに来て最初に会った人だし……。うん! この学校の生徒会で庶務に任命してあげる!」
真宮寺「生徒会!? 突然グレードダウンしちゃってないかな!? 帝国は? 独裁政治は何処に行ったのサ!」
真宮寺「と言うか庶務ってかなり下の方じゃない!?」
真宮寺「詰まる所、体の良い使いっぱしりって事だよネ!」
アンジー「主は言いました……。こんな美少女の命令を聞けるなんて本来ならお金を取られても可笑しくはないと……」
真宮寺「生々しい神さまだなァ……。と言うか自分で自分の事を美少女って……それってどうなのサ?」
アンジー「あ、アンジーが言ってる訳じゃないしー? か、神さまがそう言ってるだけだしー?」
真宮寺「……はァ……」
アンジー「あ、誰か来たみたいだよー! 誰かな誰かなー? ワクワクだよー!」
真宮寺「あ、これまた露骨に話題を逸らすんだネ。まァ良いけど」
誰が来たのか安価↓1でお願いするネ。複数人可だけど、最原君と赤松さん以外で頼むヨ
百田転子
>>17 安価把握だヨ
『お、オッス……。オメーらだけか?』
真宮寺「うんそうだけど……ってうわ!」
真宮寺「その顔は一体どうしたのサ……」
アンジー「うわー。まるでおまんじゅうみたいな顔だねー」
『いやあ……オレもよくわからねーんだ……』
『倒れてるヤツを見つけたから声をかけたってのは覚えてんだけどな……』
アンジー「ねーそこの人ー。この人がどうしてこんな面白い顔になってるのかわかるー?」
真宮寺「ほぼほぼ彼女がやったんだろうけど」
『ち、違うんですよ! 転子はこの男死から身を守るために投げ飛ばしただけです!』
『考えても見てください! 目を開けたら突然見知らぬ男死の顔が目の前に!』
『そんなのどう考えても投げ飛ばすに決まってます! 命を取らなかっただけありがたく思って欲しいくらいですよ!』
真宮寺「まあそこの彼の顔が目の前に有ったら僕も大声を出しそうだけど、それにしてもやりすぎじゃないかな?」
百田「聞こえんぞ……。後な、オレの名前は宇宙に轟く百田解斗様だ! っ痛ててて……」
そっちのツインテールとは、でも百田と茶柱さんも相性は悪くない気はするな
>>17
まるで結婚してるみたいだな
『男死は黙っててもらえませんか!』
『転子は男死の言う事などに聞く耳など持ってませんので!』
真宮寺「……」
真宮寺「アンジーさん」
アンジー「アンジーはねー。あなたの名前が知りたいなー?」
茶柱「はい! 転子は茶柱転子と言います! 超高校級の合気道家として男死を屠るためにネオ合気道の腕前を日夜磨いています!」
真宮寺「うーん……中々に個性的な顔触れだネ……」
真宮寺「正直今の時点で既に胃が痛くなってきたヨ……」
アンジー「あ、また誰か来たみたいだよー!」
茶柱「女子カモン!! 男死が来たら即投げ飛ばしますが!」
百田「いや、流石に理不尽過ぎんだろ……」
次に来たのは誰かな?複数人可で安価↓1で頼むヨ
ごめんネ。今日はここまでにさせてもらうネ。また明日、更新しに来る予定だからまたよろしくネ
王馬夢野
おつー、期待してる
>>22 安価把握したヨ
『いやーやっぱり可愛いよ! ホンット可愛い!』
『これまで生きてきてここまで可愛いのは初めて見たよ!』
『なんで誰も気が付かないんだろうね! オレなら絶対に見逃さなかったのに!』
【んあー……。そこまで言われると照れるぞ……】
【だが勘違いせんでくれ。ウチは別に他の人間に可愛いなどと言われてもそこまでは嬉しくないぞ。じゃが……】
『じゃが……?』
【他の者が見つけられんかったウチの良い所を見つけてくれた人が居る……。ウチはそれだけで満足じゃ】
『……』
『いやあ本当に可愛いよ! こんなに可愛いアジのひらギエッッ!!!』
茶柱「鉄拳制裁!! 女子を口説く男死はさっさとくたばってください!」
【ん……んああああああ!?!?】
真宮寺「いや……それどう見ても上段回し蹴りだよネ?」
アンジー「人体から鳴ってはいけない《ボキャァッ!》って音も聞こえたねー」
百田「オレはあんなんを喰らってたのか……。我ながらよく生きてたぜ」
真宮寺「二人とも自己紹介を出来る状況じゃなさそうだし落ち着くまで待とうか」
アンジー「あ、また誰か来たみたいだよー。タイミングがいいねー。神ってるよ神ってるよー!」
アンジー「にゃははははは! 不思議ミラクルー!」
次に来たのは? 安価↓1で複数可だヨ
赤松最原
『いやあ一時はどうなるかと思ったけど、最原くんが居てくれて助かったよ!』
【そ、そんな……。僕は何もしてないよ】
【あれ、アナウンスが鳴ってから結構早く行動したと思ったんだけど】
『結構人が居るね』
百田「おー。これで8人か?」
真宮寺「結構集まって来たネ」
アンジー「ここに居るのは16人の超高校級の才能を持つ高校生達だって神さまが言ってるよー」
アンジー「だから後半分だね」
真宮寺「はいはい。お得意の勘だネ。凄い凄い。取り敢えず彼らに話を聞いてみようか」
百田「オッス! オレは宇宙に轟く百田解斗だ! 超高校級の宇宙飛行士ってのはオレの事だ!」
赤松「私は赤松楓。超高校級のピアニストって言われてるんだけどイマイチ実感は無いんだよね」
最原「僕は最原終一だよ……」
赤松「最原くんは超高校級の探偵なんだよ!」
>>25 書き忘れてたけど安価把握だヨ
最原「あっ、赤松さん! ……僕は超高校級なんて呼ばれるほど大それた存在じゃないよ……」
最原「解決した事件もたった一件だし探偵と呼べるかすら怪しいんだ……。だから、余り僕に期待しないで欲しいな」
真宮寺「初めまして。確か……赤松楓さん、だったよネ? 僕は真宮寺是清って言うんだ。これからよろしくネ」
真宮寺「僕は超高校級の民俗学者って呼ばれているヨ。何か気になることが有ったら民俗学的見地からアドバイス出来る事が有るかも知れないネ」
赤松「あ、ありがとう真宮寺くん……」
真宮寺(そう言うと彼女は最原君の影に隠れてしまった……)
真宮寺(しまった。僕の印象が悪くなったみたいだヨ……)
アンジー「是清って見た目が怖いからねー。もうちょっと親しみやすい格好にしたらいいのにー」
百田「それってオメーも人の事言えねーだろ」
アンジー「にゃはははー! アンジー難しいことわかんなーい!」
アンジー「でもね、アンジーの事をバカにすると三親等まで罰が下るよ……?」
百田「突然ガチトーンになるのはやめろォ!!」
真宮寺「まァまァ。ほら、誰かまた来たみたいだヨ?」
アンジー「あー! それ言うのアンジーの役だったのにー。ぶーぶー」
次に来たのは誰? 安価↓1複数可だヨ
東条
>>28 安価把握だヨ
『あら、結構人が集まってるみたい』
『主を待たせてしまうなんてメイド失格ね』
百田「まーたキャラの濃そうなヤツが来たな……」
真宮寺「それ、君が言えた義理じゃないよネ?」
百田「オメーにゃ一番言われたくねーよ!!」
アンジー「おろろ? 今回は一人なんだねー」
真宮寺「そう言われてみれば……」
百田「ナチュラルに無視すんなよ!」
真宮寺「やァ。初めまして、僕は真宮寺是清。超高校級の民俗学者って呼ばれてるヨ」
東条「私は東条斬美。超高校級のメイドよ。何か困った事、して欲しい事が有ったら何でも言って」
茶柱「ですが女子にそんな事をして貰うのも気が引けますね……」
真宮寺「あ、茶柱さん居たんだ」
茶柱「男死は黙ってください! 何時もなら投げ飛ばしているところですが、転子は今物凄く機嫌が良いので許してあげます!」
茶柱「ああ……夢野さん……。なんと可愛らしいのでしょうか……」
真宮寺「ところで東条さんの事は無視してて良いの? 話の途中だったみたいだけど?」
茶柱「あ、すみません……舞い上がってしまっていて……」
東条「いいの気にしないで。滅私奉公が私の信条だから」
真宮寺(東条さん……いいネ。姉さんの良い友達になってくれそうだ)
アンジー「およよー。また誰か来たみたいだよー。千客万来だねー」
次に来たのは? 安価↓1で複数可だヨ
つむぎ
>>30 安価把握だヨ
『地味に集まってきてるね……』
『でもこの人数だと1クラス分にも満たないだろうしこの広さの学校丸々使うには少なすぎる気もするよね!』
『アナウンスが有ってから結構経ったし、大体の人はここに向かってるはずだし……』
真宮寺「中々声の大きな独り言を言う人だネ」
アンジー「ちょっと寂しい人なのかも? こんな時はお祈りをすれば神さまを感じられてハッピーだよー」
百田「怪しい宗教に勧誘すんじゃねーって!」
真宮寺「やァ。初めまして、僕は真宮寺是清って言うんだ。君は?」
白銀「わたしは白銀つむぎって言うんだ……あ! その恰好ってDICEの時のhideのコスプレ!?」
白銀「わたし以外にコスプレをしてる人が身近に居るなんて……ワクワクするよ!」
真宮寺「……期待を裏切るみたいで申し訳ないんだけど、この格好には民俗学的な意味があるからしてるのであって」
真宮寺「コスプレとは違うんだ」
白銀「あ……そうなんだ、ごめんね突然変なテンションになっちゃって……」
白銀「わたしって超高校級のコスプレイヤーって呼ばれてるから地味に気になっちゃうんだよね」
真宮寺「なるほどネ。僕も民俗学者の端くれだけど、そう言う所って結構気になったりするよネ」
真宮寺「その人、土地がどういった物事を信仰しているのか……。思考を張り巡らせる事も民俗学の面白い所だからネ」
白銀「うーん……。分かったような分からないような……?」
真宮寺「これから見識を広げて貰えると嬉しいヨ。語り合える人は多い方が楽しいからネ」
百田「おっ。また誰か来たみてーだぞ!」
アンジー「……」
アンジー「アンジーの邪魔をする人には6親等まで罰が当たるよ?」
百田「オレにだけ辛辣すぎねーか!?」
自己紹介をこれ以上長引かせるのもアレだし、次でラストかな? 来た人は誰か安価↓1で複数可だヨ
春川キーボ
天海、白銀
>>32 安価把握だヨ
『……』
【ここが体育館でしょうか】
王馬「うわー! ロボットだ! ロボットが居るぞ!? すっげぇ!!」
最原「うわっ! 突然飛び起きないでよ!」
百田「オレはどっちかと言えばテメーの声の方にビビったわ」
真宮寺「百田君は見た目以上に繊細なんだネ」
アンジー「アンジーは知ってるよー。こういうのをチキンって言うんだよねー!」
百田「誰がチキンだ!!」
王馬「ねーねーロケットパンチしてみてよ! あ! オレ変形も見てみたいなー!」
【ボクは限りなく人間に近付いたロボットですからロケットパンチも変形も出来ません!】
王馬「そ……そんな……。男の夢を完全否定するなんてあんまりだよおおおぉぉぉおおぉ!!!」
王馬「びぇぇええぇぇああああああ↑んんうぇえええぇぇぇ↓!!!!」
百田「うるせぇ!!!!!」
最原「彼は超高校級のロボットってことで良いと思うけど、彼女の才能はなんだろう……」
『……』
春川「……春川魔姫。超高校級の保育士」
最原「え……?」
春川「聞こえなかったの?」
最原「あ、いや。春川さんだね。ありがとう」
春川「じゃ。他のヤツにもアンタが伝えといて」
最原「わ、わかったよ……」
【あ! ボクの自己紹介を無視するなんてアナタもロボット差別者ですか!?】
キーボ「ボクはキーボ。超高校級のロボットなんです!」
王馬「でも出来る事は何もないんだよね?」
王馬「こんなのただの粗大ゴミじゃーん!」
キーボ「ちょっ!? 粗大ゴミよりは色々な事が出来ますよ!?」
最原「でも、粗大ゴミと比較されてる時点で性能はお察しなんだろうな……」
キーボ「聞こえてますよ!? キミまでそんな事を言うんですか!? ここから出たら全員まとめて然るべき機関に訴えますからね!」
真宮寺「僕らにまでとばっちりが来たんだけど……」
アンジー「こういうのを被害妄想っていうんだよねー。神さまがそう言ってるよー」
真宮寺「……もう突っ込まないからネ?」
アンジー「楓ー! 是清が冷たいよー!」
赤松「真宮寺くんも、もう少し言い方が有ると思うよ?」
真宮寺(しまった! 僕の印象が更に悪くなったみたいだ……)
『あーあー。マイクテスマイクテスーキサマラちゃんと聞こえとるかー?』
『あ、うん、ちゃんと聞こえてるみたいだね!』
『でもなんでマイクの準備なんてしたんだっけ……? オイラ忘れちゃったよ……』
『モノタロウったらまた忘れちゃったみたいよ!』
『そんなん今はどうでもええやろ! 早うせんとお父やんにどやされてまうで!』
『それならモノタロウが忘れた回数分モノダムの耳のネジを緩める遊びをやろうぜ!』
『前回は両耳だけじゃ足りなくて両足ももげちまったよなヘルイェー!!』
『早速これが終わったら開始だな! ミーは興奮で頭が爆発しそうだぜェ!』
『モノキッド自分人の話聞とったんか!?』
『……』
真宮寺「な、なんだこの声は……?」
アンジー「まるで同じ人が五人分の声を演じてるみたいだねー」
真宮寺「え? 僕は四人分しか聞こえなかったけど……」
アンジー「ちゃんと五人分居たよー!」
赤松「声は確かに四人分だったけど、息遣いみたいなものを含めるなら確かに五人分あったよ」
真宮寺「へェ……。流石は超高校級のピアニスト。音を聞き分ける才能はピカイチだネ」
赤松「あ、うん。私ってこれくらいしか取り柄がないからね」
アンジー「アンジーの事は褒めてくれないのー?」
アンジー「今褒めるならポイント二倍だよー?」
アンジー「さらにさらにー! アンジーの頭をなでなでする権利も付けちゃうよー!」
アンジー「これはお買い得だねー。褒め得だよー?」
真宮寺「この熱い自己顕示欲はなんなのサ……」
真宮寺「はいはい。凄いネ。超高校級のピアニストにも勝るとも劣らない良い耳を持ってるヨ」
アンジー「にゃははははー! もっと褒めるのだー! 神ってるぅー!」
白銀「リア充爆発しろ!!」
キーボ「リア充ってなんですか? まさか新型の爆弾ですか!? それなら早く避難しないと!」
王馬「ちげーよ! そんな事も分からないなんてお前の頭はアポロ11号かよ!」
キーボ「僕の性能はファミコン以下ってことですか!?」
アンジーがもはや完全に能力者なのは何かの伏線か?
本当に遅くなってしまって申し訳ないけど、生存報告をさせてもらうネ
最近はフィールドワークで一日に800キロほど移動したり虫なご会に強制参加させられたりしてたけど僕は元気だヨ……
近いうちにまた更新したいと思ってるからもし良かったら待っててくれると嬉しいな
生きてた!嬉しい
待ってます
本当に遅くなってしまったネ。生存報告兼投下をさせてもらうヨ
遅くなってしまったお詫びになるかは分からないけど、四章までのトリックの構想は練れたから後は文章に書き起こすだけだヨ
本格的に書けるようになるまでもう少し時間がかかりそうだけど気長に待ってくれると嬉しいネ
『キサマラ! これからこの才囚学園の入学式を開催するよ!』
『まず最初はワイらのお父やんこと学園長の挨拶やで! 失礼の無いようにな! 失礼が有ったら主にワイらにしわ寄せが来んねん』
モノクマ「やぁやぁ我こそはモノクマ! この才囚学園の、学園長なのだー!!」
百田「なんだこのブサイクなぬいぐるみはよ……」
『って初っ端から失礼極まりないわぁーっ!?』
真宮寺「僕が昔調べに行った地方に伝わる呪いの人形に一部似た特徴は有るけど」
真宮寺「あの呪いは、色が重要なファクターになっていたからこんなにカラフルな訳が無いヨ」
アンジー「つまりわかんないってことだねー。わからない事があったら素直にわからないって言って良いんだよー? 神さまもそう言ってるよー」
真宮寺「……そのしたり顔は何かな? 僕はただ民俗学的見地から意見を述べているだけなんだけど?」
百田「っだぁー! テメーら喧嘩すんじゃねーっての! 話が進まねーだろ!」
モノクマ「……最初に話を脱線させたのは百田クンだけどね?」
百田「ああわりぃわりぃ……ってなんでオレの名前を知ってんだ!?」
モノクマ「この学園にたった十六人しか居ない生徒なんだから名前くらいは憶えてるよしょぼぼーん……」
モノクマ「あ、更に詳しく言うならキミらの才能も、どうしてこの学園に来たのかもね」
真宮寺「……またアンジーさんが言ってた通りみたいだヨ」
真宮寺「僕達はこのモノクマに連れて来られたみたいだ。しかもこの言い方から考えるに、全員が超高校級の才能の持ち主らしいネ」
最原「なるほど……。でもここまで大規模になるとこのモノクマ一体だけが首謀者って訳じゃなさそうだね」
最原「恐らくもっと大人数で、尚且つ一人くらいは僕らの中に、首謀者側の人間が紛れ込んで居てもおかしくはないよ……」
赤松「まさかこの中に私たちを閉じ込めた首謀者が居るってこと!?」
最原「あ、でもまだ確定してるってわけじゃないし、もしかしたらモノクマだけで十分だと思われてる可能性もあるから……」
最原「でも確実に内通者が居ないと確信出来るまでは頭の隅に入れておいた方が良いと思う」
茶柱「男死の意見に乗った様で不快感しかありませんが、用心する事に越した事はありませんからね!」
茶柱「女子の皆さんは転子が必ず守り抜きます! あ、男死はそこで無様に朽ち果ててください! 近くに来たら投げ飛ばしますから!」
真宮寺「ねェ。少し気になる単語があったんだけどサ。確認させて貰っても良いかな?」
真宮寺「赤松さん。今、僕の聞き間違いじゃなければ『閉じ込められた』って言ったよネ?」
赤松「あ、うん。言ったよ」
真宮寺「じゃァ、君は何処でその情報を手に入れたのかな?」
赤松「あー。それか……。口を滑らせちゃったかな……」
真宮寺「まさかとは思うけど、君が首謀者ってワケじゃないよネ?」
赤松「ち、違うよ! 私……と言うか私と最原くんなんだけどさ、ここから地下に向かう階段近くの教室のロッカーに入れられててね」
赤松「その教室からここに向かう間に、大きな扉が有ったから開けてみたんだよ」
赤松「そしたら学校の外に繋がってたんだ。多分あれが玄関扉だと思う」
赤松「話を戻すね。外ではあったんだけど、しばらく先に大きな壁があってぐるっとこの学園を囲ってたんだよ」
最原「そうなんだ。でも、いきなりこの情報を伝えると皆が混乱するかもしれないと思って、皆が落ち着くまで言わないでおこうって事にしたんだ」
アンジー「へー! 大きな壁ねー。キャンパス代わりに使ったら神った絵が描けそうだよー!」
真宮寺「話の腰を折らないでくれないかな? 後で好きなだけ落書きしていいからサ」
真宮寺「なるほど……天に届かんとするほどの壁か……まるでバベルの塔の中に居るみたいだネ」
白銀「*いしのなかにいる* だね!」
キーボ「ちょっと待ってください! ボク達が居るのは石の中なんかじゃありませんよ!」
白銀「あー、うん。ごめんね? わたし、一般の人にはあまり伝わらない例えとかよく使っちゃうんだよね……」
王馬「そんな! 白銀ちゃんは謝らなくていいよ! それも全部全自動小豆洗いロボって奴のしわざなんだ!」
白銀「なんだって! それは本当かい!?」
キーボ「違いますよ!? と言うか全自動小豆洗いロボってボクの事ですか!? ロボット差別ですよ!!」
モノクマ「……あー。そろそろいいかな?」
モノクマ「取り敢えずさ、まだここに来てない皆をボクのカワイイカワイイ子供たち、モノクマーズに連れ来るように命令……お願いしたからさ」
百田「おい、今一度命令っつったよな? 自分の子供に言う事じゃねーだろ……」
真宮寺「歪んだ家族愛なんだネ……。怖いなァ……」
モノクマ「うるさいうるさーい! 誰にだってクマにだって言い間違いすることくらいあるよ!」
夢野「クマはそもそも人間の言葉を話さんじゃろうが……」
王馬「ついでにロボットも話さないよね! やっぱり低俗なロボはダメだね。何言ってるかわかんないもん!」
王馬「せめて人間が扱う言語に翻訳してから話して欲しいよね! ボディランゲージにも限界はあるしさ……」
王馬「びぇぇええええぇぇん!!!! もっとキーボとお話ししてみたいよぉぉぉおおぉぉ!!!」
キーボ「えっとその……あの……。何かごめんなさい」
王馬「やだやだァ! キー坊が全自動小豆洗いロボって認めてくれないとやだァッ!!」
キーボ「えっ、いや……。でも……」
百田「いや、オメーも騙されんなよ!?」
キーボ「えっ!? 騙されたんですか!?」
百田「だってよ。少なくともあいつはオメーの名前は知ってるわけだぜ?」
百田「まあ、名前だけは聞き取れたって可能性もあるけどよ、成り立ちやらなんやらがちげー言語の固有名詞がたまたま一致したってのよりは」
百田「あいつがちゃんと聞き取れてんのに嘘ついてるって可能性の方が全然たけーよ」
キーボ「なるほど……ありがとうございます!」
王馬「ちぇっ! バレちゃったかー」
真宮寺「し、信じられない……。あの百田君が頭の良さそうな事を言ってるなんてサ……!」
アンジー「明日は多分核の雨が降るよー」
モノクマ「世紀末だべ!」
白銀「あ、台詞取られた……。でもなんで語尾にだべって付けたんだろ」
モノクマ「細かい事は気にしない気にしない」
白銀「一休み一休み……」
春川「あんたって思ったよりバカじゃないんだね」
百田「バカって言うな! バカって言った方がバカなんだよ!」
春川「……前言撤回。やっぱりあんたはバカだよ」
百田「またバカって言ったな!?」
真宮寺「本当に彼が宇宙飛行士の試験をパスしたのか疑わしく思えてくるヨ」
アンジー「まー。それも才能なのかもねー」
真宮寺「才能?」
アンジー「そうだよー。だってさ、どれだけ頭が良くたってガッチガチに理論で武装されたり」
アンジー「そもそもコミュニケーションを取ろうとしなきゃ……」
アンジー「あー、うん。ゴメンねー。アンジー上手く言葉に出来ないよー」
真宮寺「一番大切な所だと思うんだけど!?」
真宮寺「……まァ、言いたい事はなんとなく伝わったけどサ」
真宮寺「なるほど。確かにそれは才能だネ」
アンジー「でしょでしょー」
モノクマ「あー、そこの熟年夫婦感バリバリの二人組ー」
モノクマ「ようやく全員集まったしこれから学園についてとか話したいんだけど?」
真宮寺「誰と誰が夫婦なんだい? 場合によっては……」
真宮寺「神経を抜き取るヨ?」
アンジー「熟年夫婦なんて照れるよー。でもまずはイケニエかお婿さんになってもらわないと」
真宮寺「婿と生贄が同列なの!?」
モノクマ「あのー……聞いてる?」
真宮寺「逆に興味が湧いてきたヨ。でも君の故郷には行きたくないなァ」
アンジー「そんなこと言わないでよー。今ならポイント五倍デーだよー?」
真宮寺「またポイント制……。因みに、何と交換出来るのかな?」
モノクマ「あのー……」
アンジー「たとえばー。商品券とかー?」
真宮寺「あ、そこは意外と普通なんだネ」
アンジー「アンジーのことを好きに出来る権利とかー?」
真宮寺「もっと自分を大事にしなヨ!? なんで商品券と自分を同列に並べてるのサ!」
モノクマ「何度も何度も無視しちゃってからに……! もーボクは怒ったぞー!! 是清ォーッ!!」
モノタロウ「で、出た! お父ちゃんのフルパワー! 100%中の100%! あ、オイラはモノタロウって言うんだ! よろしくね!」
白銀「ここは優しい心を持ちながら激しい怒りで云々ってヤツじゃないの!?」
モノスケ「まーアイツは物忘れが激しいヤツやしなー。あ、ワイはモノスケっちゅーもんすわ。これからご贔屓に頼むでー」
真宮寺「なんやかんや言いながら自分の自己紹介はキッチリする……。いやァ。人間って素晴らしいネ! まァ彼らを人間とカテゴライズして良いものか悩みどころだけどサ」
モノキッド「お、おい! ミーの順番を奪うんじゃねー! あ、ミーはモノキッドだぜヘルイェ―!」
アンジー「切羽詰って余裕が無いのがモロバレだねー。こんなんじゃ、ゲームだと序盤に、しかも仲間に裏切られて殺されちゃうよー?」
モノファニー「お父ちゃんがこうなっちゃったってことは……。確実にグロいことになっちゃうわぁ!」
モノファニー「あ、アタイはモノファニーって言うの! うっもう無理……でろでろでろでろー」
モノタロウ「ああ! モノファニーが吐いてモノダムにかかっちゃった!」
モノダム「……」
モノクマ「こぉらぁー! いくらかわいいボクの子供たちだからって、これ以上進行の妨げになるなら」
モノクマ「ボクは涙をこらえながら爆破ボタンを押しちゃうよ!」
モノタロウ「」
モノスケ「」
モノキッド「」
モノファニー「」
モノダム「……ゴメンネ。オ父チャン。オラガ全部悪インダヨ」
モノクマ「いやあ冗談だよ冗談! いくらボクでもカワイイオマエラを突然爆破するわけないだろー!」
モノクマ「いやぁ、皆本当にかわいいなぁー!」
百田「いや、あれはマジの目だった。まあ目っつってもガラス玉けどな」
王馬「オレも百田ちゃんに賛成だよ。あのクマ嘘をついてるようには見えなかった」
王馬「ってことはマジで言ってるって訳だよね。じゃあさ、あのチビクマ軍団とオレ達、どっちの方が立場が上なのかな?」
王馬「できればアレよりは上だといいな。だってさ、アレ以下だとモノクマの気分次第でオレ達全員木端微塵だよ?」
百田「ッ!?」
百田「いや、流石にぬいぐるみより立場が低いってこたねーだろ?」
王馬「百田ちゃん、ひとつ教えておいてあげるね。ああいう狂人……アレはクマだけど」
王馬「あの手の輩には常識ってのは通じないんだよ。純粋に人が苦しむ姿を見るのが楽しいってヤツだって大勢居るんだ」
モノクマ「流石のボクだってキミたちを問答無用で爆破なんてしないから安心してよ!」
モノクマ「ただし、ボクの言うルールを守ってくれるなら……だけどね」
モノクマ「ああ、安心してよ! そんな無理難題を押し付けるつもりはないからさ!」
モノクマ「ただちょっと、この学園で死ぬまで共同生活をしてもらうだけだからさ」
真宮寺「!?」
赤松「えっ、嘘でしょ……?」
赤松「そんなの嘘だよね?」
百田「お、おうよ! いくら16人だって俺達は超高校級だぜ? そんな長い間行方不明になってたら警察とかも動くだろ!」
王馬「でもこの自信たっぷりな声からして何も対策してないって訳は無さそうでもあるよねー」
王馬「……もしくは、国家単位での企みって可能性もあるんじゃないかな?」
モノクマ「そんな深刻な顔しないでよ! 基本的にここで死ぬまで生活してもらう事になるけど、例外もあるんだよ」
モノクマ「例外として」
モノクマ「殺人を行った者だけはこの学園から卒業して外の世界に出る事が出来るんだ」
モノクマ「だって、殺人なんて言う人類として最悪のタブーを破る人をそのままここで生活させるわけにもいかないからさ」
最原「だ、だからと言って僕達に殺しあえなんて……そんなのあんまりじゃないか!」
モノクマ「だーかーらー。強制はしてないって。出たくないならここでずっと生活すればいいだけだからね!」
モノクマ「ここには皆が生きていく為に必要なモノは全部揃ってるよ。途中で必要になったモノはボクに言ってくれれば基本的に補充するし」
モノクマ「キミらに不自由な生活はさせないよ!」
モノクマ「でも、ボクがみんなのコロシアイを見たいってのも嘘じゃないんだよ」
モノクマ「だからさ、今回だけは直接キミ達にコロシアイを起こして貰うための動機をプレゼントすることにしたんだ」
モノクマ「本当なら『二日以内に殺人が起きない場合は全員を量産したモノクマで八つ裂きにする』ってのにしようと思ってたんだけどさ」
モノクマ「ボクってば学園長でしょ? だからね、ボクの話を聞かないヤツは邪魔なんだよ」
モノクマ「と言う訳で、今回の動機は『二日以内に殺人が起きない場合、夜長アンジーさんを殺害する』って事にするよ!」
アンジー「なになにー? よく聞いてなかったよー」
モノクマ「そうそう、期限は二日後の夜十一時だからね!」
赤松「そ、そんな……」
百田「突然そんなこと言われても頭ン中ごっちゃごちゃで……」
東条「……依頼としてもそれは受けかねるわね」
春川「……」
王馬「でもさ、これでオレ達は基本安全だよね」
最原「お、王馬くん!?」
王馬「なにさ偽善者ぶっちゃって。本当は安堵してるんでしょ?」
王馬「『自分が選ばれなくて良かった……』ってさ」
王馬「人間ってそんなもんだよね! いつも安全圏からしか非難してこない!」
王馬「全く……反吐が出るね!」
真宮寺「……王馬君。少し静かにしてくれないかな? それ以上は僕も許容出来そうにないヨ」
モノクマ「あ、そうそう。本来なら、殺人が起きた後には誰が犯人かを当ててもらうための『学級裁判』ってのをやって貰うんだけど」
モノクマ「今回はボクのわがままも入ってるって事で学級裁判は免除することにしました!」
モノクマ「これで誰かを殺せばそのまま卒業だよ! いやぁボクはなんて太っ腹なんでしょう!」
真宮寺「……学級裁判って言ったけど、それで犯人が判った場合はどうなるのかな?」
モノクマ「この学園の風紀を乱したとしておしおきするよ」
真宮寺「そのおしおきってのは具体的に言うと、処刑って事だよネ?」
モノクマ「察しが良くて助かるよー。因みに、犯人……クロの正体が分からなかった場合は、風紀の乱れを正せなかった責任として」
モノクマ「クロ以外の全員がおしおきされるから気を付けてよ!」
モノクマ「じゃあボクからは以上だよ! 皆、ここでのコロシアイ学園生活を楽しんでねー!」
真宮寺(モノクマは自分の伝えたい事だけを伝え終えると床の中に吸い込まれるようにして消えて行った)
真宮寺(これからの僕達が送る事になるのはコロシアイ学園生活……)
真宮寺(他の人に姉さんの友達候補を取られる前に行動しないと……)
真宮寺(でも、だからと言って焦って行動して姉さんに相応しくない人物を姉さんの元に送るわけにはいかないからネ)
真宮寺(さて、どうしたものかな)
本日の投下は以上だヨ。
次も出来る限り早く投下出来るように努力するネ
乙
続き楽しみにしてるヨ
乙だヨ
この物語がこれからどのような展開をしていくのかじっくり観察させてもらおうカ
あげ
いつもの塩の新作って事で良いのかな?塩が探偵役ならどんな展開になるのか楽しみだ
女子十一番/総合二十三番 時岡千波(ときおか・ちなみ)
身長 152cm
体重 42kg
誕生日 11月13日
血液型 A
部活動 吹奏楽部
友人 久瀬ゆかり・宗和歩
辻莉津子・寺内紅緒
藤原奈央・堀内尚子
前川染香・水無瀬繭子
山崎雛子
(女子主流派グループ)
愛称 千波・千波ちゃん
能力値
知力:
体力:
精神力:
敏捷性:
攻撃性:
決断力:
★★★★☆
★★★★☆
★★★☆☆
★★★★☆
★☆☆☆☆
★★★☆☆
無邪気で天然の幼い子。周りから可愛がられる妹的存在。
口が達者で、はっきりした物言いで相手を傷つけることもあるが、本人に自覚は全くない。頭はいいが、何事も直感なので深くは考えない。
以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。
支給武器:
NO DATA
kill:
なし
killed:
酒井真澄(男子六番)
死亡話数:
第90話
凶器:
コルト・ガバメント
教室内で、プログラムに対して東海林至(男子十番)が反論。芝崎務(担任)が銃を取り出し危険に晒されるが、城龍慶(男子九番)に守られ事なきを得た。<11話>
↓
D=02エリアの倉庫に、寺内紅緒(女子十番)・藤原奈央(女子十四番)・水無瀬繭子(女子十七番)と共に篭城。<55話>
↓
繭子と奈央が気絶した相模夕姫(女子七番)を連れてくる。目覚めた夕姫の話で辻莉津子(女子九番)の最期の状況を知る。倉庫に木下亘(男子特別参加者)が来る。亘とただならぬ関係の夕姫に説得され、亘を信用する。突如酒井真澄(男子六番)の襲撃を受け、頭部に被弾し死亡。<88~90話>
個人的にはデザインした時から好きな子だったんですが、あっけない最期になってしまいました。計 画 通 り …ではないという。ごめんよぅ。
せめてこの子には真澄の前髪をパッツンにしてほしかったww
幽々子
■□ 吉見結渡ファンクラブ □■
最終更新日 → 05.05.27
バナーが増えました。yesterdayさん、ありがとうございます!
→その後、1つ削除しました。
「結渡クンのファンクラブができたって?
どーせ女の子は入れ、男は入るな、とか言うんでしょ?
ま、うちの管理人が大好きだっていうからオレはお祝い言いに来たんだけどさ。
メガネは最高だから、会員いっぱい増えるといいよねぇ♪
ちなみに、オレは弟子にはならんよ☆」 (by某メガネ・C.F)
神奈川県にお住まいの某メガネ・C.Fから祝いの言葉をもらったぞ。
奴は教祖様の敵だけどな。祝いの言葉だからありがたく載せさせて頂く。
水金さん、ありがとうございますv
よく来たなお前ら。
俺は吉見結渡ファンクラブ会長・中山翔だ。
ここはステキオリバトサイト、N.enu. の“WITHER BLOSSOM”に登場する、
吉見結渡様を崇めるサイトだ。
ちなみにこのお方は、吉見教の教祖だ。そして俺は教祖様の一番弟子だ。
このポジションは誰にも譲らねぇから覚えとけよ。
このファンクラブに入るには、1つだけ条件がある。
そんなに厳しいもんじゃねぇから、よく聞けよ。
その条件というのは、教祖様こと吉見結渡様のことが好きだということだ。
ファンクラブだからな。そのくらい当然だろ。
入りたい奴は、気軽に俺にメールしてくれ。
メアドは、didgedilli@mail.goo.ne.jp だ。面倒だがコピペしてくれ。
もしサイト持ってる奴は、URLも教えてくれると嬉しいぞ。
こっちからリンクを貼らせてもらうからな。
貼るんじゃねぇ!って人は、書かなくてもいいぞ。
名簿はここだ。まだ少ないが、これから増えるに違いねぇ。
そんじゃあ最後に、活動内容を教えるぞ。きちんと心得ろよ。
1.教祖様を崇めろ。
2.教祖様を応援しろ。
3.ダテメガネをかけろ。
4.埼玉県比企郡吉見町へ行け。
このくらいだな。簡単だろ?
そんじゃ、ファンもとい信者が増えることを祈ってるぜ。
くどいようだが、一番弟子は俺だからな。忘れんなよ。
ここはリンクフリーだ。ジャンジャン貼れよ。
URLは、http://mippi.jp/lgo/yuito.htm だ。
バナーは、これ↓を使ってくれ。作って下さったyesterdayさんに感謝しろ。
あげ
あげ
あげ
このSSまとめへのコメント
ダンガンロンパ塩の人かー期待