サターニャ ｢ マインクラフトってどんなゲームなのー？ 」

ガヴリール ｢ 膨大なワールドで自由に建物を建築するんだ 」

サターニャ ｢ なんか…地味じゃないかしら？ 」

ガヴリール ｢ 私も最初はそう思っていたさ…最初はな 」ﾆﾔﾘ

ガヴリール ｢ 自分のを始める前にまずは私のワールドを見せようか 」

サターニャ ｢ ガヴリールの？ 」

ガヴリール ｢ ああ…よし これが私のワールドだ 」ｶﾀｶﾀ

サターニャ ｢ どれどれ……！？ 」

サターニャ ｢ なんかでっかいガヴリールがいる！！！ 」

サターニャ ｢ こっちには大きな家が！！ 」

サターニャ ｢ あっ でっかい私もいる！！ 」

ガヴリール ｢ /// 」

サターニャ ｢ これ全部ガヴリールが作ったの！？」ｷﾗｷﾗ

ガヴリール ｢ そうだよ…/// 」

ガヴリール( し、しまった…サターニャ作ったの忘れてた…/// 」

サターニャ ｢ 凄い…！！ 」ｷﾗｷﾗ

サターニャ ｢ 私にも作らせて！ 」

ガヴリール ｢ 落ち着けって ほらサターニャPC貸してみろ 」ｻｯ

ガヴリール ｢ 教えてやるから 」

サターニャ ｢ お願いするわ！！」

ガヴリール ( すぐ何か作りたいみたいだし… )

ガヴリール ｢ いきなりクリエイティブでいいだろ 」ｶﾀｶﾀ

ガヴリール ｢ ワールド名どうする？ 」

サターニャ ｢ サタニキアワールド！ 」

ガヴリール ｢ だと思った 」ｶﾀｶﾀ

ガヴリール ｢ よしこれでワールドが完成したぞ 」ｶﾀｶﾀ

ガヴリール ｢ あとはお前の自由だよ 」

サターニャ ｢ わーい！やったー！ 」

サターニャ ｢ ふふふ…大悪魔にふさわしい城を作るわ！！ 」ｶﾀｶﾀ

サターニャ ｢ …………… 」

サターニャ ｢ ガヴリール？ 」

ガヴリール ｢ なんだ？ 」

サターニャ ｢ 何をすればいいのか全然わからないわ 」

ガヴリール ｢ そうだろうな… 」

ーーーーーーー

サターニャ ｢ なるほど！ この黒いブロックで城を作るわ！ 」

ガヴリール( 黒の羊毛ブロックか…黒曜石じゃなくて助かった)

サターニャ ｢ ～～♪ 」ﾎﾟｽﾎﾟｽ

サターニャ ｢ 出来た！！ 見なさいガヴリール！！ 」

ガヴリール ｢ 見事に豆腐ハウスになったなサターニャ 」

サターニャ ｢ とうふ？ よく分かんないけど凄いって事かしら 」

サターニャ ｢ ふふん！ もっと褒めてもいいのよ？ 」ﾌﾝｽ

ガヴリール ｢ …………… 」

ガヴリール ｢ そうだこのゲームな マルチプレイが出来るんだよ 」

サターニャ ｢ まるちぷれい？ 」

ガヴリール ｢ 私がサターニャのワールドに入ったり 」

ガヴリール ｢ サターニャが私のワールドに入ったりできて 」

ガヴリール ｢ 一緒に建築する事が可能になるんだ 」

サターニャ ｢ えっ 凄いじゃない！ 早くするわよガヴリール！ 」

ガヴリール ｢ じゃあ今回は私がサターニャのワールドに入るよ 」

サターニャ ｢ わかったわ！ 」

ガヴリール ｢ っとその前にクリエイティブモードは切っとくぞ 」ｶﾁ

サターニャ ｢ よく分からないけど好きにすればいいわ 」

ガヴリール ｢ じゃあ入るぞ 」ｶﾁ

サターニャ｢ おおー なんか金髪の変なのきた！ 」

ガヴリール ｢ 私だよぶっ飛ばすぞ 」

ガヴリール ｢ サターニャちょっと待ってて 」

サターニャ ｢ どうしたの？ 」

ガヴリール ｢ 面白いもん作ってくる 」

サターニャ ｢ 私も作りたい！！ 」

ガヴリール ｢ まあまあ 後で見せてやるから 」

サターニャ ｢ むむ…わかったわ 」

ーーーーーーー

ガヴリール ｢ ふぅ…やっと集まった 」

ガヴリール ｢ サターニャ 私が持ってる物みてみろ 」

サターニャ ｢ なにー？その赤いの 」

ガヴリール( TNTでサターニャが作った豆腐を吹っ飛ばす！)

ガヴリール ｢ これをここに付ける 」ﾎﾟｽ

サターニャ ｢ ちょっと私の城に変なのくっつけないでよ！ 」

ガヴリール ｢ まあまあ ほらこれ受け取れ 」ﾋｭ

サターニャ ｢ え？なにこれ 」

サターニャ ｢ 火打ち石…？ 」

ガヴリール ｢ ああ それをこの赤いのに使ってみろ 」

ガヴリール ｢ 面白いもんが見れるぞ 」ﾆﾔﾘ

サターニャ ｢ 面白いもん…！ 」

サターニャ ｢ わかったわ！ 」ｶﾁ

ﾄﾞｯｶｰﾝ ｻﾀｰﾆｬﾊｳｽ ﾁｰﾝ

サターニャ ｢ 」

ガヴリール ｢ ぷっ あはは！ 」ｹﾗｹﾗ

ガヴリール ｢ な？ 面白いだろ？ 」

サターニャ ｢ …………… 」ｼﾞﾜ

サターニャ ｢ うぅ…ぐすっ… 」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴリール ｢ ！！！！？ 」

サターニャ ｢ せっかく…作ったのに…うぇぇ… 」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴリール( 豆腐ハウス吹っ飛んだだけでガチ泣き！！？ )

ガヴリール ｢ さ、サターニャ…ごめん！！ 」

サターニャ ｢ ガヴリールのばかぁ… 」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴリール ｢ あわわわ 」ｵﾛｵﾛ

サターニャ ｢ ………… 」ｸﾞｽ

ガヴリール( どうしようどうしようどうしよう…)ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ガヴリール( まさかこんな事になるなんて思ってなかった！！)

ガヴリール ｢ ほんとごめんって！ 」

ガヴリール ｢ ほ、ほらこんなの簡単に… 」ﾎﾟｽﾎﾟｽ

ガヴリール ｢ よし出来た！ これで元通りだ！」

サターニャ ｢ …色が違う 」ｸﾞｽ

ガヴリール( くっそやっぱ砂じゃ駄目だったか… )

ガヴリール ｢ 本当に悪かった！！ 」

サターニャ｢ …もういい 」

ガヴリール ｢ さ、サターニャ…？ 」

サターニャ ｢ 許してあげるわ 」

ガヴリール ｢ あっ よかった… 」ﾎｯ

サターニャ( いきなり私の城が吹き飛んでビックリしたけど…)

サターニャ｢ ………はっ！ 」ﾋﾟｺｰﾝ

サターニャ ｢ ねぇガヴリール？」

ガヴリール ｢ ん？さっきのお詫びに頼み事なら聞くぞ 」

サターニャ ｢ ガヴリールのワールド？に行ってみたい 」

ガヴリール ｢ 絶対ダメ 」

サターニャ ｢ なんでよー！！ 」

ガヴリール ｢ だってお前私のワールドで暴れるつもりだろ！！ 」

サターニャ ｢ うぐぐ…ばれてた 」

ガヴリール ｢ やっぱりな… 」

サターニャ ｢ じゃあさ 暴れたりしないから行かせてよ 」

ガヴリール ｢ …………… 」

サターニャ ｢ 本当よ！？ 大悪魔の私の名に誓うわ！！ 」

ガヴリール ｢ …さっきのは私も悪いことしたと思ってる 」

ガヴリール ｢ 絶対仕返しとかしない？ 」

サターニャ ｢ しないわよ！！ 」

ガヴリール ｢ わかった 私のワールドに招待しよう 」

サターニャ ｢ やった！ありがとう～ 」

ガヴリール ｢ はい これで こっちに入れたはずだ 」

サターニャ ｢ ホントだ！でっかいガヴリールがいるわ！ 」

サターニャ ｢ どうやってこんなの作るの？ 」

ガヴリール ｢ ああそれは自分の写真を使って設計図を作るんだ 」

サターニャ ｢ 写真を使うの？ 」

ガヴリール ｢ 例えばこの写真 」ﾍﾟﾗ

サターニャ ｢ あっ ゲームのでっかいガヴリールと同じだわ 」

ガヴリール ｢ この写真をベースにPCで設計図を作って 」

ガヴリール ｢ それを見ながらブロックを積むんだよ 」

サターニャ ｢ へぇ～ 凄いのね 」

サターニャ ｢ ん？それじゃあ向こうのでっかい私を作るのに… 」

サターニャ ｢ 私の写真使ったの？ 」

ガヴリール ｢ /// 」ｶｧｧ

ガヴリール ( し、しまった/// )

ガヴリール ｢ い、いや！あれは…想像で作ったんだ！ 」

サターニャ ｢ 想像？ こんなに細かいのに？ 」

ガヴリール ｢ そ、想像だよ！ 」

サターニャ ｢ ふーん… あれ？ さっきの写真の下にもう1枚… 」ﾍﾟﾗ

サターニャの写真□

ガヴリール ｢ あああ！！/// 」

サターニャ ｢ が、ガヴリール… 」

ガヴリール ｢ ち、違う！これはその、えっと…/// 」

ガヴリール ｢ 悪魔の罠だ！！/// 」

サターニャ( ガヴリールが私の写真を…/// ) ﾄﾞｷ

ガヴリール( やばい恥ずかしい恥ずかしい/// )ｶｧｧ

サターニャ ｢ いつ撮った…の？/// 」

ガヴリール( なんて答えたらいいんだ……はっ！ 」ﾋﾟｺｰﾝ

ガヴリール ｢ サターニャだって私の写真持ってるだろ！！/// 」

サターニャ ｢ なっ/// そ、それは…/// 」

ガヴリール ｢ 別に私がサターニャの写真を持っててもいいはずだ！！」

サターニャ ｢ うぐぐ…/// 」

サターニャ ｢ ま、まあ…いいけど/// 」

ガヴリール ( 何とかしのげたな…危なかった…)

サターニャ ｢ は、早くゲームするわよ！/// 」ｶﾀｶﾀ

ーーーーーーー

サターニャ ｢ 大体わかってきたわ！ 」

ガヴリール ｢ 覚えが早くて助かるよ 」

ガヴリール ｢ じゃあ次はサバイバルモードをしてみるか？ 」

サターニャ ｢ サバイバルモード？ 」

ガヴリール ｢ 簡単に言うと敵が出てきて襲ってくる 」

サターニャ ｢ 敵とかいるの！？ 」

ガヴリール ｢ ああ…新ワールドを作って…難易度も上げておこう 」

ガヴリール ｢ これでうじゃうじゃ敵が出てくるはずだ 」

サターニャ ｢ 面白そうね！ 」ｶﾀｶﾀ

ガヴリール ｢ そうだサターニャ 」

ガヴリール ｢ クリーパーと呼ばれる緑色の奴には気を付けろよ… 」

サターニャ ｢ くりーぱー？ 」

ガヴリール ｢ やつは全てを奪い去っていく… 」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

サターニャ ｢ だ、大悪魔の前では無力なんだから… 」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

ーーーーーーー

ガヴリール ｢ よし私は木を切ってくるからサターニャは 」

ガヴリール ｢ 土で豆腐ハウス作っといてくれ 」ｶﾀｶﾀ

サターニャ ｢ わかったわ！ 」ｶﾀｶﾀ

サターニャ ｢ この土を置いて…と 」ﾎﾟｽﾎﾟｽ

サターニャ ｢ ガヴリール～？ 完成したわよ！ 」

ガヴリール ｢ おお早いなー 」

サターニャ ｢ ふふん！私にかかればこんなものね！ 」ﾄﾞﾔｧ

クリーパー ｢ ﾁｨｰｽ 」

サターニャ ｢ ！！？ 」

サターニャ ｢ ガヴリールー！ 」

サターニャ ｢ なんか変なのが近づいてくる！！ 」

ガヴリール ｢ ばか！そいつがクリーパーだ！早く逃げろ！！ 」

サターニャ ｢ え？え？ 」

クリーパー ｢ ｱｯ ｱｯ 」ｼｭｰ

ﾄﾞｯｶｰﾝ ｻﾀｰﾆｬﾊｳｽ ﾁｰﾝ

サターニャ ｢ 」

ガヴリール ｢ あー… 」

サターニャ ｢ うぅ… 」ｸﾞｽ

ガヴリール ｢ 大丈夫だサターニャ！ 」

ガヴリール ｢ 土ブロックなんてそこら辺にいくらでもある 」

ガヴリール ｢ 直ぐに作り直せるからな 」

サターニャ ｢ そ、そうか！ 」ﾊﾟｧ

ガヴリール ｢ でもクリーパーには気をつけろ… 」

ーーー 数十分後 ーーー

ガヴリール ｢ よしサバイバルもこれくらいでいいだろ 」

ガヴリール ｢ サターニャも上達してきたしそろそろ本格的に 」

ガヴリール ｢ 何か建築するか 」

サターニャ ｢ そうね！やっぱり城を作りたいわ！！ 」

ガヴリール ｢ 城か…いいな クリエイティブに変更っと 」ｶﾀｶﾀ

ガヴリール ｢ 流石に想像じゃキツイから参考画像でも出すか 」

ガヴリール ｢ 設計図は…まだいいだろ とりあえず見様見真似で 」

サターニャ ｢ わかったわ！ 」

ーーー 数時間後 ーーー

サターニャ ｢ で、出来た…！ 」

ガヴリール ｢ 凄いぞこれは…ネットにあげても恥ずかしくない！ 」

サターニャ ｢ サタニキア城と名付けるわ！！ 」

ガヴリール ｢ おいおい 半分は私がやったんだから… 」

サターニャ ｢ そ、それもそうね… じゃあガヴサタ城？ 」

ガヴリール ｢ /// 」

ーーー 数日後 学校 ーーー

サターニャ ｢ ガヴリール～！ 今日は何作る？ 」

ガヴリール ｢ 私達が並んでるとことかは？ 」

ガヴリール ｢ 写真は…今日帰りプリクラ撮らない？/// 」

サターニャ ｢ い、いいわね/// 」


ヴィーネ ｢ 最近あの2人仲いいわね… 」

ラフィエル ｢ そうですね… 私達も帰りに撮りますか？ プリクラ 」

ヴィーネ ｢ いいんじゃないかしら/// 」

終わり

乙！
ここにガヴサタ城を建てよう…