マルフォイ「遊園地にいくフォイ!」 (2)

ある日、マルフォイは見識を深めるためにマグルの世界へ遊びに行くことにした。
行き先はレゴランドという新しくできたばかりのテーマパークだ。

レゴはマルフォイやホグワーツを元にした商品を作ることを許された偉大な玩具の1つである。料金を見ても、凄まじい面白さであるということはもはや疑いようがない。

そして当日。
お供のポッターとパーキンソンを連れてレゴランドへやってきたマルフォイは唖然とした。

人が全くいないのである。それだけではない。明らかに金のかけられていないアトラクション。冷凍食品に劣る味の料理がその何倍もの値段で売られているという始末。その上、飲食の持ち込みや1Dパスポートによる再入場が不可能だというのだからもはや救いようがない。

マルフォイはこの愚かなテーマパークを改心させるべくお小遣いで株を買い占め、マルフォイランドと改名し料金の値下げとアトラクションの充実を図った。

その結果、マルフォイランドは連日大混雑、入場規制をかけるまでに至り、マルフォイランドが引き起こした経済効果により名古屋は日本の首都になってしまった。

マルフォイはシンデレラを肉便器にした。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494086913

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやマルフォイにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。

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