【ダンガンロンパ】茶柱「最原さん!た、大変です!!」【安価】 (57)

茶柱「転子、ついに夢野さんの魔法を習得してしまったかもしれません……!!!」


・ニューダンガンロンパV3の二次創作です
・無印、2のキャラも出てくるかも
・クリア後のおまけ時空(ごちゃ混ぜ)
・ネタバレ/自己解釈/キャラ崩壊注意
・エログロは多分なし(原作程度の表現はあるかも)
・スレ主初心者につき、さくらちゃんのような寛大な心を持ってお願いします
・ゆっくり進むよ!ホントだよ!

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最原「えっと……色々聞きたいんだけど、とりあえず何があったの?」

茶柱「ですから、転子も魔法使いになってしまったかもしれないんです!」

茶柱「さっきも言ったじゃないですか!これだから男死は……」

最原「いや、それがどういうことなのかわからないんだけど……」

茶柱「いいですか最原さん、見ていてくださいね……」

最原(そう言うと、茶柱さんは指鉄砲を作って……)

茶柱「きえええええええええ!!」

茶柱「……あれ?」

最原(……何も起こらなかった)

なんだかんだ、最原に相談しているっていうことは信頼しているっていうことか

茶柱「おかしいですね……はっ、まさか男死の側にいるからでは!?」

最原「僕のせいなんだ……」

茶柱「これでは最原さんに確認していただけませんね……やはり悪しき男死は成敗です!」

最原「ま、待ってよ!言ってることがめちゃくちゃだよ!」


獄原「そうだよ茶柱さん!ちょっと待って!」

最原「あれ、ゴン太くん?」

獄原「それはおかしいよ!だって、さっきもゴン太が一緒にいたんだ!」

茶柱「むむ!そう言えばそうでした!」

最原「えっと……1から説明してもらってもいいかな?ゴン太くん」


東条「その必要はないわ」

茶柱「東条さん!」

東条「説明は私に任せてちょうだい」

東条「私もさっきまで二人と一緒に……いえ、正確にはキーボくんも加えた三人といたのよ」

茶柱「はい、その通りです!」

茶柱「東条さんなら安心してお任せできますね」

最原「それで、四人は何をしていたの?」

東条「ええ、最原くんも知っているでしょう?」

東条「校舎からモノクマが溢れ出したって噂」

最原(あれは確か……)

数日前

天海「……大変っす!」

星「どうした、こんな早くからクールじゃねえな」

白銀「学園の地下からモノクマが大量に湧いてきたんだよ……!」オバケ立ち絵

赤松「モノクマが?というか、大量にってどういうこと?」

天海「文字通りっすよ。俺は調べ物があって図書室に籠ってたんすけど」

天海「妙な揺れ……っていうんすかね、急に騒がしくなってきたんす」

白銀「うん……それでおかしいと思って二人で外を見たら、モノクマの大群が校舎から出て行くのを目撃したんだよ!」

白銀「あ、私はアニメ化の前に一気読みしちゃおうと思って……」

入間「テメーの趣味は聞いてねーよ地味眼鏡!」

夢野「しかし、モノクマの大群?そんなもの、ウチは見かけなかったぞ」

天海「朝早かったっすからね」

茶柱「わかりました、これも男死の陰謀ですね!」

白銀「……」

最原「ん?どうしたの白銀さん?」

白銀「あ、ううん。あんなの見ちゃったから地味に気になって」

赤松「うーん、でも気のせいじゃなかったとしたらモノクマ……たちはどこに行ったんだろう?」

王馬「夢野ちゃんが魔法で消しちゃったとか!」

キーボ「いえ、夢野さんの手品では準備なしにそんなことはできないはずです」

夢野「んあー!マジックではないと言っておるじゃろう!」

東条「とりあえず朝食にしましょう、話が逸れているわ」

赤松「あ、そうだね。食べながら聞こうか」

最原(……それからも何度かモノクマたちの目撃情報はあったけど)

最原(人目が少ない時ばっかりで、結局噂止まりなんだったな……)

最原「うん、覚えてるよ」

東条「私たちはあの噂の調査に向かったのよ」

獄原「もし本当にモノクマがたくさんいるなら、また何か悪戯を考えてるかもしれないから!」

茶柱「それに、夢野さんや女子のみなさんが不安がっていますからね!」

東条「と、二人が熱くなっているのを見かけたから同行させてもらったのよ」

東条「キーボくんは王馬くんに遊ばれていたからついてきてもらったの」

最原(あの二人は相変わらずだな……)

最原「それで?どうだったの?」

東条「ええ、彼ら……でいいのかわからないけれど、向かった方には洞窟があったわ」

最原「洞窟?」

茶柱「はい!もういかにもって感じの洞窟でした!」

獄原「でも虫さんはいなかったよ……」

最原(ゴン太くんには悪いけど、洞窟の中の虫はあまり想像したくないな……)

東条「いきなり向かうのは危険だと言ったのだけれど……」

茶柱「怯んでいては女子のみなさんを救うことはできませんよ!」

茶柱「……流石にすぐ戻るつもりでしたが」

最原「茶柱さんが入っていったからみんなで追いかけたんだね」

獄原「紳士は女の子を一人で洞窟に行かせたりしないんだ!」

東条「ええ、そういうことよ」

東条「ちょうど彼女に追いついた頃だったかしら、横道から急に……」

最原「急に?」

東条「その……何というのかしら、モノクマのような生き物が飛び出してきたの」

茶柱「そうなんです!…ロボットかもしれませんが」

獄原「でも、ロボットだったらキーボくんが食いつきそうだよ?」

茶柱「あっ、それはそうですね!」

最原(ゴン太くんの中でもキーボくんがロボット差別にうるさいのは常識みたいだ)

東条「逃げようとしたのだけど、回り込まれてしまって……メイド失格だわ」

茶柱「そんな!東条さんは立派に戦ってたじゃないですか!」

獄原「そうだよ!すっごくかっこよかったんだ!」

東条「ありがとう二人とも。でも、みんなを逃せなかったのは事実よ」

東条「……兎も角、そのモノクマ(?)を退治して帰ってきたのが少し前なの」

最原「そ、そうなんだ……」

最原「知らない間にそんなことになってたんだね……」

茶柱「そうなんです!」

最原(それにしても、洞窟か……確かに調べないわけにもいかないよな)

最原(……うん?何か忘れているような)

茶柱「それで、話は元に戻るんですが」

茶柱「転子は魔法使いなんでしょうか!?」

最原(そうだった!二、三箇所ツッコみたい話の途中じゃないか!)

最原「えっと……今の話がどう魔法使いと繋がるの?」

東条「魔法……というとモノクマ(?)との戦いの話ね」

最原「東条さんまで!?」

東条「ええ。冗談みたいな話だけど私は本気よ」

茶柱「先ほどのように、こう!すると!」

最原(茶柱さんはまた指鉄砲を作っている……)

茶柱「魔法が使えたんですよ!夢野さんのとはちょっと違いますが!」

最原「……」

茶柱「信じていない目ですね!?これだから男死は!」

最原「……えっと、もし魔法が使えたなら僕より夢野さんに話すべきじゃない?」

茶柱「失敗したらかっこ悪いじゃないですか!」

最原(僕はいいのか……?)

東条「……魔法のようなことが起きたのは本当よ」

獄原「ゴン太も見たよ!」

獄原「茶柱さんが魔法少女……の子?みたいな決めポーズを」

茶柱「わああああああ!!?」

最原(茶柱さんが突然叫んだ)

最原「ちょ、ちょっと急に叫ばないでよ……」

獄原「ご、ごめん!ゴン太何か悪いことしちゃったかな……」

東条「獄原くん、悪口でなくても人には言われたくないことがあるものよ」

茶柱「と、とにかく!こうやったらモノクマが風で吹っ飛んだんですよ!」

獄原「そうだよ!」

最原(にわかには信じられないな……)

最原「とりあえず、急がないんだったらまた明日改めて行ってみない?」

最原「僕もその、洞窟?のことは気になるからさ」

茶柱「……わかりました。でも転子は女子しかお守りしませんから!」

最原「わかったよ」

茶柱「なんで笑うんですか!転子は真剣なんです!」

東条「ところで、この話はみんなにも知らせた方がいいかしら?」

獄原「魔法のこと?」

東条「いえ、洞窟とモノクマもどきのことよ」

最原「そうだな……」

他のみんな(V3メンバー)に洞窟のことを知らせようか?

1.知らせる(特定個人ならその名前も)
2.知らせない
↓1

1百田

>>13
牛乳と百田に相談だ

最原「急にみんなに話しても混乱しそうだし……とりあえず一人ずつ話した方がいいんじゃないかな」

茶柱「そうですね!……はっ!夢野さんをあんな危ないところに連れ出すわけには…!」

茶柱「ここは最原さんにお任せします!」

茶柱「夢野さんには伝えないでくださいね!!」

最原「あ、うん……えっと、みんなもそれでいい?」

獄原「ゴン太はそれでいいよ!」

東条「ええ。最原くんは誰に話すつもりかしら?」

最原「そうだな……赤松さんか百田くんかな?」

茶柱「ふむふむ、だいたい予想通りですね」

最原「あはは……まあ、見かけたら話してみるよ」

東条「ええ、お願いするわ」

最原(そして僕らは明日の予定を決めて、ひとまず別れることになった)

最原(ん、あれは……)

最原「百田くん!丁度よかった、1人?」

百田「おう終一!さっきまで星と話してたんだが……何か用か?」

最原「うん、実はさっき……」

モノモノクマクマ

百田「茶柱たちがそんなことをなぁ……」

百田「しかしそんな洞窟なんてあったか?」

最原「僕も知らなかったけど、三人……と話によるとキーボくんが見つけたんだって」

百田「まあ、茶柱に東条にゴン太ならますます嘘って事ぁないだろうしなぁ」

最原(王馬くんでもなければそんなことに嘘はつかないと思うけど……)

最原(言われてみれば確かに冗談でもそんなこと言わなさそうな三人、かな?)

百田「それでどうしたんだ?」

最原「明日また僕も一緒に調べに行くことになったんだ」

百田「そうかそうか、それでこそ俺の助手だ!」

百田「1人か聞いたってことは、他の奴には話さない方がいいんだな?」

最原「あ、うん…みんなに話すと混乱するだろうし、単独行動に出る人が増えると危ないから……って」

百田「成る程な」

百田「明日の調査、俺も行っていいか?」

最原(僕は心強いけど……茶柱さん、男子が増えるののを嫌がらないかな……)

最原「僕一人じゃ決められないけど、集合時間と場所だけ伝えておくね」

百田「おう!ま、他の奴が嫌がったら無理には着いて行かねえよ」

最原(百田くんと明日の約束をした……)

数時間後……


最原(……もう夜時間だ)

最原(……寝る前に何かしようかな?)


1. 明日に備えてぐっすり探偵
2.何か手に入るかも、モノモノマシーン
3.誰かと話そう(指定)
4.その他

↓2

3夢野

3赤松

2
モノクマーズ

>>18
楓ちゃん

最原(そういえば、結局あの後赤松さんには会えなかったな)

最原(……?)

最原(この音は……)

最原(少し寄り道をすることにした)


ピアニストの研究教室――

~~♪

赤松「……」

赤松「ふう……ん?」

赤松(控えめな拍手が聞こえて、私は振り返った)

赤松「最原くん!聴いてたの?」

最原「ごめん……綺麗な演奏が聴こえて、つい」

赤松「ううん、謝らなくていいよ!けど、ちょっとびっくりしちゃった」

最原「あはは……邪魔したら悪いかなって」

赤松「もう切り上げようと思ってたから大丈夫だよ」

最原「そう?……それもちょっと残念かも、なんて」

赤松「聴きに来てくれたならもう少し弾いて行こうかな?」


最原(赤松さんのピアノを聴いて過ごした……)


最原(そういえば、例のことは赤松さんにも伝えた方がいいかな……)

1.話さない
2.茶柱が悩んでいると話す
3.洞窟のことを話す
4.その他

↓1

2

>>22
本人だけは至って真剣


最原(赤松さんなら、もう本人から聞いているかもしれないけど……)

最原「そういえば、今日茶柱さんから相談を受けたんだ」

赤松「茶柱さんが?」

最原「うん。夢野さんのことで……なのかな」

赤松「茶柱さん、本当に夢野さんのこと好きだもんね」

赤松「あ……もしかして、夕方最原くんを探してたのってそのことだったのかな?」

最原「僕を?そうだったんだ」

赤松「うん。最初は私の方に来たんだけど」

赤松「こう、口をパクパクさせてから首を振って、最原さんを見ませんでしたか!って」

最原(そう言いながら赤松さんは仕草を真似てみせた)

最原(茶柱さん、赤松さんに相談するか迷ってたんだろうな……)

最原「赤松さんにも相談しようか迷ってたんじゃないかな」

赤松「なのかな……うーん」

赤松「次に見かけたら、さりげなく聞いてみようかな?」

最原「それがいいんじゃないかな。茶柱さん、女子相手の方が話しやすいだろうし」

赤松「あはは、茶柱さんだもんね」

最原「そうそう……」

最原(勝手に話しちゃったのは少し申し訳ないけど、赤松さん相手なら多分問題ない……よな?)


最原(赤松さんの弾く『月の光』を聴いてから一緒に宿舎へ帰った……)

最原(今日はもう寝よう……)







「……えから………なの……て………」

『う……………なして……ら………』

「……ういう………たし………」

『……みも……うじ……つなん…ら…ない………』

「……」

『………とも……くが…………うの?』

「……」

「……わかったよ、仕方ないなぁ……」

『………』





霊丸的なノリで一日の回数に限度があるのかな

翌日、朝食後

最原(約束の場所へ行こう……)


最原(前を歩く茶柱さんと赤松さんを見かけた)

茶柱「……ので、確かめに行くんです!」

赤松「そうだったんだね……よーし、私も協力するよ!」

茶柱「ですが、女子の赤松さんを危険な目には……」

赤松「私だって友達を放っておけないもん!」

茶柱「赤松さん……!」

最原(有言実行……かな?)


最原(盗み聞きしてしまったことに軽く罪悪感を覚えながら待ち合わせ場所へやってきた……)

茶柱「おはようございます皆さん!」
茶柱「……って、なんで百田さんもいるんですか!」

百田「別に来るくらいはいいだろ!終一に聞いたんだよ」

最原「う、うん……ごめん」

茶柱「むむむ……まあ、百田さんなら百歩譲ってよしとしましょう」

赤松「百田くんだけに?」

茶柱「……!転子としたことが男死の名前で遊んでしまいました」

赤松(わざとじゃなかったんだ……)

東条「赤松さんも来たのね。……だとすると、いよいよ問題かしら」

茶柱「どうかしたんですか?」

獄原「あの後、ちょっとだけ見に行ったんだけど……」
獄原「よく見たら洞窟の入り口に、四人までって書いてあったんだよ」

最原「四人まで?」

獄原「そうなんだ」

茶柱「洞窟に人数制限ですか……」

東条「全員揃ったようだし、行って確認してみましょう。獄原くんの見間違いかもしれないわ」

最原「そうだね。ゴン太くんを疑うわけじゃないけど……」

獄原「紳士は見間違えたりしないよ!」
獄原「でも、みんなで見に行くのは賛成だよ」

書き忘れましたがキーボくんは今日は入間さんにメンテナンスをして貰う約束があるので……と辞退しています
この場にいるのは茶柱、獄原、東条、最原、百田、赤松の六人です

「あっ!でもキー坊はそもそも"人"には入らないから来てても結局六人だね!」
『後で絶対に訴えますからね!』

――洞窟前

最原(案内されたのは裏庭のさらに奥だった)
最原(工事が進んだのか、いつの間にか僕の知っているより広くなっていて……)
最原(その奥にあったのは、確かに『洞窟』だった)

茶柱「ここです!」

獄原「ゴン太が見つけたのは……あっ、これだよ」

最原「えーっと……」

最原(ゴン太くんが指したところには、『悪いなモノ太!この洞窟は四人用なんだ!』と書かれていた)

最原「どこかで聞いたような台詞だな……」

赤松「洞窟が四人用ってどういうことなんだろう?」

百田「狭いってことか?それ以上入れねえとか」

茶柱「いえ、中はそんなに狭くありませんでしたよ」

獄原「ゴン太も普通に動けるくらいだったよ」

百田「……とりあえず入ってみるか?」

赤松「そうだね……試してみようか」

最原(僕たちは順番に洞窟に入ろうとした)
最原(だけど……)

東条「……あら?」

最原「どうしたの?」

東条「おかしいわね、中に入れないわ」

獄原「ええ!?でもゴン太たちはこうして中に入れたよ?」

百田「おいどうした?行かないのか?」

獄原「東条さんと最原くんが入れないって……」

赤松「えっ?私たちは普通に入れたけど……」

最原(四人入ったから……なのか?)

最原(その後、僕たちは順番を変えて出入りを繰り返した)

茶柱「……意地でも五人以上は入れてやらないというわけですね」

東条「そのようね……」

赤松「出る分には出られるのに……うーん」

百田「茶柱のネオ合気道であの見えない壁?みたいなの壊せないのか?」

茶柱「壊せませんでした……」

最原(……いつの間に試したんだろう)

東条「仕方がないわ、茶柱さんと最原くん、後二人を選んで一度四人で確認してもらいましょう」

最原「ぼ、僕も?」

茶柱「最原さん本人が来なくては確かめようがないじゃないですか!」

最原(そういえば茶柱さんの目的はそっちがメインなんだっけ……)

獄原「後二人……どうしよう?」

誰を連れて行く?

1.頼れるぼくらのメイドキルミー
2.守ってくれるよ紳士なゴン太
3.宇宙に轟けキャプテン百田
4.みんなの為に頑張る赤松

↓1,2 1人ずつ、被ったら下でお願いします

3

2

>>31 >>32
ゴン太百田了解です

今夜はこの辺りで……安価ありがとうございました
こんな調子でゆるゆる進む予定です
多分今日の夜も書きます

男死ばかりかw

ゴン太と最原は男死の中でも茶柱の好感度は高い方じゃないか?

少しだけ再開します。
補足しておくと紅鮭にモノクマの試練が混ざり込んだようなよくわからない世界線です


茶柱「……いえ、やはり女子の赤松さんや東条さんに危険なことはさせられません!」

東条「構わないわ。私はメイドだもの」

赤松「わ、私だって茶柱さんや最原くんに任せっぱなしなんて!」

茶柱「いーいえ!こんな時くらい男死に体を張ってもらわなくてどうするんですか!」

百田「おう!ここは俺たちに任せとけ!」

百田「大船に、いや宇宙船に乗ったつもりで待っていやがれっ!」

獄原「大丈夫、みんなはゴン太が守るよ!」

赤松「で、でも……」

東条「今の私は野良メイド……せめてここのみんなの役に立たせてくれないかしら?」

獄原「紳士は女の人を洞窟に向かわせたりしないんだ!」

最原(茶柱さんは……自分から向かってるからいい、のか?)

最原「ちゃんと中の確認をしたら戻ってくるから、二人は待っててくれないかな」

最原「女の子だから、ってわけじゃないけど……」

赤松「むう……」

赤松「だったら、せめて私たちは……」

1.待ってる間にみんなに事情を説明しておくよ!
2.洞窟を見つけないように気を引いておくよ!
3.大人しく待っているよ
4.その他(自由記入)

↓2

2

>>38
2.囮は任せて
誤魔化しながら来ましたが 転子→ゴン太ってゴン太さんであってますかね?獄原さん?

赤松「他のみんなが洞窟を見つけないように、なんとか気を引いておくよ!」

赤松「ね、東条さん!」

東条「……赤松さんからの依頼では断れないわね」

最原「二人ともありがとう。お願いするよ」

茶柱「ありがとうございます!」

茶柱「それでは、最原さん、百田さん、ゴン太さん!行きましょう!」

百田「わかったわかった……っておい!一人で行くんじゃねーよ!」

獄原「あっ、行こう最原くん!」

最原「う、うん!」

赤松「気をつけてね!」

Floor B1

最原(茶柱さんを追って階段を降りた)
最原(如何にもな『洞窟』に備え付けられた階段は、やけに綺麗で……)
最原(まるで、僕らを中に誘っているようだった)


最原「本当に結構広いんだね……」

茶柱「むむっ、まさかまだ疑っていたのですか!?」

百田「まあまあ、終一は探偵だからな!」
百田「信じるのは俺に任せてまずは存分に疑え!」

茶柱「無責任な男死ですね!」

最原(百田くんは楽しそうに笑っている)
最原(好きそうだもんな、こういうの)

百田「当たり前だろ!宇宙ほどじゃねえが、やっぱり探検ってのは男のロマンってもんだ!」

獄原「ゴン太も探検は好きだよ!新しい虫さんに出会えるかもしれないからね!」
獄原「でも、やっぱりこの洞窟にも虫さんはいないね……」

最原「そうなの?」

獄原「うん。ダンゴムシさんとか、絶対いると思ったんだけど……」

茶柱「そんなことよりモノクマです!」

茶柱「昨日はこうして歩いていたらすぐに……」

最原(と、茶柱さんが指をさしたちょうどその時だった)



ーーーーーーーーーーーーーーーーー
モノクマムルが現れた!!
             ▼
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

最原「あれは、モノクマ……?」

茶柱「言った通りでしょう!」

最原(現れたのは動物のような耳と尻尾をつけた、丸いモノクマ顔の生き物だった)

最原「いや……モノクマの時点で耳も尻尾もあるか」

百田「食いつくとこそこじゃねーだろ!」

最原「ご、ごめん……つい」

百田「ったく……にしても、何もしてこねえな」

茶柱「はい!昨日も東条さんに止められてしばらく様子を伺っていたのですが……」
茶柱「こちらが動くまで、何もしてこないようです」

最原「向こうのルール、なのか……?」
最原(変なところに律儀なのはモノクマらしいな……)

どうしよう?

>1.観察する
2.攻撃する
3.逃げる
4.何か忘れている気が……

↓1

4

校則のことか?

>>42
4.頭のいいキミなら思い出せるはずっす


最原(茶柱さんの言う通りなら、落ち着いて考えたほうがよさそうだな……)
最原(昨日は倒せたらしいけど、毎回上手くいくとも限らない)
最原(ここはもう少し様子を……)

茶柱「最原さん!」

最原「うわぁっ!?な、何?」

茶柱「何じゃありませんよ!」
茶柱「何のために転子がここまで連れてきたか忘れたんですか!」

最原「何のためって、洞窟を調べに……」
最原「……あ」
最原(しまった、茶柱さんに取っては魔法が使えるかが大事なんだった……)

茶柱「やはり最原さんといえども男死……ッ!」

最原「ご、ごめん……つい考え込んじゃって」

茶柱「三度目の正直ですよ!見ていてくださいね!」
茶柱「でも失敗した所を見たら極めますから!」

最原(無茶苦茶だな……)

最原(茶柱さんは三度指鉄砲を作ると、今度はモノクマみたいな生き物に向けた)
最原(すると……)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
モノクマムルに 3のダメージ!!
             ▼
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

最原(エグイサルにモノクマ、それにこの環境)
最原(現実離れしたことには慣れたつもりだったけど……)

百田「うおっ!?茶柱、今のどうやったんだ!?」

茶柱「こうやったんですよ!」
茶柱「最原さんも皆さんも、見てましたよね!?」

最原「う、うん」

最原(確かに、茶柱さんは指先から何かを打ち出したように見えたし……)
最原(そして、当たったモノクマもどきは風に飛ばされて転がっている)

茶柱「どうですか最原さん!転子もついに魔法使いの弟子に……!?」

最原(……夢野さんの手品よりよっぽど魔法みたいだけど、そう言ったら怒られるだろうな)

百田「弟子どころか立派な魔法使いじゃねーか!凄いな!」

茶柱「そんなことは……はっ、男死に褒められても嬉しくありません!」

百田「何でだよ!男子しかいないだろ今!!」

すみません、もう少し進めるつもりでしたが眠気が……誤字脱字乱発もアレなので今日はここまでにしますね

おつー

お久しぶりです。少しだけ進めますね
友達に貸していて手元にソフトがないのでダイアログちょっと違ってたらごめんなさい


茶柱「とにかく!」
茶柱「どう思いますか!?」

最原「いや、どう思うって……」

最原(僕が答えあぐねていると……)
最原(そんなことを話しているうちに、吹き飛ばされたモノクマもどきがこちらに――)

百田「茶柱、危ねえ!」

茶柱「えっ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
モノクマムルの攻撃!!

(キュピーン

百田が身代わりになった!!
百田に4のダメージ!!
             ▼
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

茶柱「百田さん!?」
獄原・最原「百田くん!?」

百田「お、おう……大丈夫だ、これくらい何ともねえよ」

最原(百田くんが庇うように動いた時、茶柱さんの前に盾のようなものが見えた)
最原(……いよいよファンタジーの世界みたいだ)

茶柱「ぐぬぬ……転子としたことが男死に庇われるとは一生の不覚です!」
茶柱「……とはいえ助かりました、ありがとうございます」

百田「おう!」

最原「だけど、妙だな……」

獄原「最原くん、どうしたの?」

最原「あの……モノクマ?は、さっきまで何もしてこなかった」
最原「だけど、茶柱さんがその……魔法を使ったら急に攻撃してきたよね」

獄原「そういえば……」

百田「単に反撃してきただけじゃねえのか?」

獄原「ううん、それにしてもおかしいよ!」
獄原「さっきからまたゴン太たちの方を伺ってるみたいだし……」

最原「やっぱり、何か向こうには……ルールみたいなものがあるんじゃないかな」

茶柱「ルールですか……」

百田「なんつーか……ゲームみたいな話だな」

最原(ゲームか…『恋愛観察バラエティ』なんて言うからにはモノクマが何か用意したのかもしれないな…)

獄原「えっと……最原くん?」

最原「うん?何かなゴン太くん」

獄原「モノクマ…みたいな子は動かないみたいだけど……」
獄原「今のうちに百田くんを連れて戻らない?」

百田「おい、これくらいかすり傷だっての!」
百田「それに逃げたら後ろから追っかけてくるかもしれねえだろ!」

茶柱「この前は倒せたんですから大丈夫ですよ!」


最原(……どうしようかな)

1.ゴン太くんの言う通り逃げよう
2.怪しいものはまず観察しよう
3.茶柱さん以外も魔法が使えるかもしれない、確かめよう
4.ネオ合気道の精神で僕も戦ってみる……なんて……
5.その他

↓2

2

2

2.まずは証言全部をゆさぶってみるタイプ

最原「いや……もう少し様子を見てみよう」

茶柱「むむっ!引け腰なのはよくありませんよ!」

最原「ち、違うよ!」
最原「このまま様子を見て、何もしてこないようなら……」
最原「もし本格的にこの洞窟を調べることになったとき役に立つはずだよ」

獄原「うーん、よくわからないけど……」
獄原「初めて見る虫さんに自分のことを聞くのと同じなのかな?」

百田「それができるのはゴン太だけだろうが……わかったよ」

茶柱「百田さんまで!」

獄原「茶柱さんはどうしてもダメなの?」

茶柱「むむむ……ネオ合気道は先手必勝!なのですよ!」

百田「まあそんなに焦らなくてもよ、敵を見極めるのも武道ってやつじゃねえのか?」

獄原「やっぱりこのモノクマは敵なのかな…?」

百田「あー……それはまだわかんねえけどな、言葉の綾ってやつだ」

最原「茶柱さん、どうかな?」
最原「えっと……ほら、夢野さんが修行に行くって言った時に役に立つかもしれないし……」

茶柱「夢野さんをダシにすれば転子が何でも納得すると思わないでください!これだから男死は!」

最原「ご、ごめん」

茶柱「ですが……そこまで言うなら仕方ありません」
茶柱「もう少しだけですよ!もう少し待ったら転子のネオ合気道が火を噴きますから!」

最原(魔法はもういいのか……?)
最原「ありがとう、みんな」

最原(さて……)

茶柱「それにしても、いい加減アレに呼び名をつけたいところですね」

最原「呼び名?」

茶柱「はい。いつまでも疑問形では煮え切りませんよ!」

百田「それもそうだな……んじゃモノクマムルってのどうだ?」

獄原「ものくまむる?」

百田「おう!ちょっと形とか耳とか、マム○に似てるだろ!」

茶柱「……なんですか?マ○ルって」

百田「おま……お前知らないのか!?」

茶柱「知りません!それにどっちにしても長いじゃないですか!」

百田「じゃあお前他に何か思いついたのかよ!」

茶柱「……」
茶柱「…………」

獄原「ないん…だね」

茶柱「男死の命名というのが不満ですがそれでいきましょう」

百田「だから今はお前以外みんな男子だろ……」

最原(こうして僕らはモノクマのような生き物をモノクマムルと呼ぶことにした)

最原(えっと……下手に動いて刺激したら意味がないよな……)

獄原「うーん、ゴン太にはやっぱりあの子もモノクマやキーボくんと同じロボットに見えるよ」

最原(……ゴン太くんに悪気はないんだろうけど、キーボくんがいたら一緒にしないでください!って怒りそうだな…)
最原「そうなの?」

獄原「生き物にしては金属質で動きが少し硬いし……」
獄原「ゴン太が話しかけても返事をしてくれないんだ……」しゅん

茶柱「その見分け方は転子たちにはできそうにありませんね……」

最原(それからしばらくの間、僕らはモノクマムルを観察していた)

最原(待って、待って……)
最原(百田くんが少しおちょくってみたりもしたけど……)
最原(向こうから動いてくることはなさそうだった)

茶柱「本当に動きませんね」

百田「終一、俺にはあいつが退屈してるように見えてきたぜ」

茶柱「奇遇ですね、転子もです」

最原「ご、ごめん……」

百田「こういう時こそ王馬のヤローでもいればな…」
百田「散々煽ったりできるんだろうしよぉ」

獄原「王馬くん、すっごくおしゃべりだもんね」

最原「そうだね……」
最原(問題は、間違いなく僕たちにも飛び火するってことかな…)

茶柱「えーい、転子もう待てませんよ最原さん!」
茶柱「早くなんとかしてください!」

百田「まあまあそう怒るなって……ただ、気持ちはよーくわかるぞ」

獄原「最原くん、何かわかった?」

最原「う、うん…」

最原「こっちが動かない限りは向こうも…少なくともかなり長い間待ってるつもりみたいだよ」
最原「モノクマの仲間なら、校則みたいなものがあるのかもしれない」

茶柱「一応、もう気にしてないとか、単にやる気がないってことはないんですか?」

最原「なくはないと思うけど……」

最原「さっき百田くんが怒鳴ってた時と…それからゴン太くんが話しかけた時もかな」
最原「二人が一番近づいた瞬間に耳が動いたんだ」
最原「それに……やる気がないならここで道を塞いでる必要もないよね?」
最原「だから、こっちの事を待ってるのは間違いない……と思う」

百田「流石は超高校級の探偵の推理だな!……というか、そこは男らしく言い切っちまえよ!」

最原「そ、そんなことないよ…僕なんかの推理だし、あってるかもわからないから…」

百田「俺の助手をあんまりバカにするんじゃねえよっ!」

最原「わわっ、百田くん!?」

茶柱「狭いところでじゃれないでください、暑苦しい上に見苦しいです!」

獄原「ケンカするよりいいんじゃないかな?」

最原「と、とにかく、そんな感じかな」

書いたぶんがブラウザごと吹っ飛んだので今日は寝ることにします……こんなペースでちまちま進みます

遅くまでお疲れさん(謎の上から目線)

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