前回
【ポケモン】アセロラ「朝起きたら勇者の紋章がおでこに浮かんでた」
【ポケモン】アセロラ「朝起きたら勇者の紋章がおでこに浮かんでた」 - SSまとめ速報
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前回のあらすじ
太陽の国アローラにあるハウオリ村に住む平凡な少女アセロラは
ある朝、目を覚ますと額に勇者の証である"ギラティナオリジンフォルム"の紋章が浮かんでいた。
勇者の証の噂を耳にしたアローラ国国王ヤナギは
世界を創ったと言われるポケモン"アルセウス"を呼び出せると言われるアイテム"天界の笛"を手に入れ
世界を創り変える事を目論む、月の国カロスの王"魔王フラダリ"の討伐を勇者アセロラに命じた。
勇者アセロラは魔王フラダリとアルセウスに対抗する手段"伝説の七匹のポケモン"を集め
魔王フラダリを討伐する為に、6人の仲間と共にハウオリ村を旅立ったのであった
故郷ハウオリ村で魔王軍との戦争に敗れた勇者アセロラ一行は
最後の伝説のポケモン"異界の扉を開く者"ルナアーラを目覚めさせると言われる月の笛をゲットし
女神ディアンシーに会うために"女神のお膝元"と言われる都市。タマムシに向かっていた。
パカラッ パカラッ
アセロラ「ふぁ~!やっぱりスーさんの乗り心地はサイコーだね!」
アセロラ【職業、勇者】
所持ポケモン:ギラティナ
リーリエ「ふふっ、喜んでるアセロラも可愛いです!」ギュッ
リーリエ【職業、プリンセス】
所持ポケモン:シロン(アローラロコン)、ほしぐもちゃん(コスモッグ)
アセロラ「もぅ!変なとこ触んないでよリーリエ!」
リーリエ「スーさんの上、狭いんだから仕方ないじゃないですか」モミッ
アセロラ「ふぁ!////」
スイクン「クーン!」パカラッ
スーさん(スイクン)【おや、スイレン】
スイレン「あのさぁ……」
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「どうかしたのですかスイレン?」
スイレン「………いや、何でもないよ…」
スイレン【職業、漁師】
所持ポケモン:アシマリ、スイクン(スーさん)、カイオーガ
マーマネ「てゆーかさ、フウロさんのハヤテファイアロー号でタマムシまで送って貰えば良かったよね」
マーマネ【職業、エンジニア】
所持ポケモン:トゲデマル、ゼクロム
マオ「でもあの人飛行機の操縦荒いしなぁ……」
アママイコ「アマー……」
マオ【職業、料理人】
所持ポケモン:アママイコ、ゼルネアス
アセロラ「わかってないなぁマーマネは」
マーマネ「え?」
アセロラ「冒険ってものは自分の足でいろんな地を歩いてこそ冒険なんだよ」
アセロラ「アセロラはみんなと一緒に、自分の足で色んな所を歩いて冒険したいんだよ」
マーマネ「アセロラちゃん……」ジーン
リーリエ「アセロラ!私惚れ直しました!」ポッ
スイクン「クーン!」パカラッ
カキ「さすが勇者だな。良いこというじゃないか」フッ
カキ【職業、シスコン】
所持ポケモン:バクガメス、ミュウツー
アセロラ「てへへ////」
スイレン「いやいや、自分の足でって…」
スイレン「あんたずっとスーさんの上に乗って……」
サトシ「アセロラ!感動したぜ!」
サトシ「へへっ、俺もみんなと一緒に自分の足で色んなところに行きたい!」
サトシ「なぁ?ピカチュウ!」
ピカチュウ「チャアー!」
サトシ【職業、ポケモンマスター(仮)】
所持ポケモン:ピカチュウ、ホウオウ
アセロラ「サトシ……////」
スイレン「ぁ、サトシ!実は私もアセロラと同じ事言おうとしてたんだよ!」
マオ「スイレン……」
カキ「タマムシまではまだ遠いのか?」
リーリエ「タウンマップによると後少しのハズですが……」ピラッ
アセロラ「タマムシ楽しみだなぁ!」ワクワク
マーマネ「タマムシと言えば、タマムシデパートにタマムシ大学……それに…」
リーリエ「タマムシのスロットゲームが有名ですよね?」
サトシ「へぇ、ワクワクしてきた!」
ピカチュウ「ピカー!」
マオ「観光に行くわけじゃないんだよ?」
カキ「まぁまぁ、王様から旅の予算も貰った事だしな?」
マオ「いくら貰ったの?」
アセロラ「えーと、確か……」ゴソゴソ
王様から渡された魔王討伐の旅の予算
>>5 円
7万
アセロラ「全部で7万円だね」
カキ「1人一万円ずつって事か」
リーリエ「1人一万?何もできないですね」
マーマネ「君の価値観ならそうだろうね」
マオ「お小遣いとしては大金だけど、世界の命運をかけた旅の予算となるとコメントしにくいね」
サトシ「なに買おうかなー!」ワクワク
アセロラ「アセロラはねー、美味しいものいっぱい食べてー」
アセロラ「あ、ハウスのみんなや、マチエールちゃんやおじさんにお土産も買わなきゃっ!」
カキ「俺もホシやマノンにお土産を…」
マオ「いや、魔王討伐の予算なんだから大事に使わないと」
スイレン「ふふふ…」ニヤリ
リーリエ「どうしたのですかスイレン?」
アセロラ「ふぁ、また妄想?」
スイレン「なんだと胸がヒンバス」
アセロラ「かっちーん!」
スイレン「どうやら、君達が王様の微妙な旅の予算に文句を言っている間に」
スイレン「私のスーさんがまたまた新しい技を覚えたみたいだよ?」
カキ「な、なんだってー!」
サトシ「本当かスイレン!」キラキラ
サトシ「是非、ピカチュウに新しい技をかけてくれ!」ワクワク
ピカチュウ「ピカ!?」
スイレン「ふふふ、よろしい」
スイクンが覚えた新しい技
絶対零度以外 >>7
れいとうビーム
スイレン「スーさんが新しく覚えた技。それはズバリ冷凍ビーム」
カキ「れ、冷凍ビームだと!?」
マオ「前回が絶対零度だっただけに、何か格落ち感が……」
マーマネ「でも伝説の三犬と呼ばれたスイクンの冷凍ビームだ……何かあるのかも…」ゴクリ
アセロラ「ふぁー!スイレン!早く見せてよ!」キャッキャ
リーリエ「ふふっ、はしゃぐアセロラ可愛いです」
スイレン「ふふふ、気持ちはわかるが落ち着きなさいヒンバスおっぱい」
アセロラ「あ?」
サトシ「スイレン!早速ピカチュウに冷凍ビームを試してくれ!」
ピカチュウ「ピ!?」
スイレン「いいよ!スーさん!ピカチュウに冷凍ビーム!」
スイクン「クーン!」ビー
ピカチュウ「ピッ!」サッ
サトシ「え?」
マオ「あ、あ~!ピカチュウがスイクンの冷凍ビームを避けたせいで冷凍ビームがサトシに!」
サトシ「」カチカチカチ
カキ「サトシが氷づけになった」
ピカチュウ「ピッ」ホッ
アセロラ「ふぁー!大変だ!サトシ!」ダッ
スイレン「あわわ…大変だ…!今すぐ人工呼吸を…」チュー
アセロラ「やめろ」
サトシ「いやぁ…ホウオウの炎が無けりゃあ危なかったぜ」
リーリエ「化物ですか」
スイレン「……ごめんねサトシ…」
サトシ「気にすんなよスイレン!」
マーマネ「ついたよ!」
マオ「ここが女神のお膝元と言われる都市……」
カキ「タマムシか……」
~女神のお膝元タマムシ~
アセロラ「ふぁー!見てよみんな~!」
カキ「ん?」
アセロラ「女神ディアンシー(ポケモン姿)の像だってさ!」
マオ「これが女神ディアンシーかぁ」
マーマネ「何か可愛らしいポケモンだね」
リーリエ「マーマネ……まさかポケモンを…しかもよりにもよって女神様を性の対象に……」サァー
マーマネ「違うよ!」
サトシ「女神ディアンシー…会ってみたいなピカチュウ!」
ピカチュウ「ピ!」
アセロラ「(このポケモンがアセロラを勇者に選んだんだ……)」
スイレン「で、これからどうする?」
カキ「ん~そうだな……」
マーマネ「確かオーキド博士がこのタマムシのエリカさんって人が知り合いみたいな事言ってたよね?」
マオ「ひょっとしてそのエリカさんが月の笛の在りかを知ってるのかな?」
サトシ「どうだろうなぁ?」
アセロラ「ふぁー、とりあえずどうしよう?」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
すぐ行きましょう、女子だけで
リーリエ「(エリカさん…なんだかとても可憐なお方な気がします)」ワクワク
リーリエ「すぐにエリカさんの元へ行きましょう」
リーリエ「当然女子だけで」
マオ「え?」
カキ「え?」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「あの…俺らは?」
リーリエ「貴様らディグダは今晩の宿探しでもしてて下さい。邪魔です」
マーマネ「えー」
スイレン「わ、私!サトシとタマムシデパートに行きたい!」フンス
リーリエ「スイレン!?」
マオ「まぁ、確かに今後の旅の買い出しとかも必要だろうしね」
サトシ「いいぜ!行こうぜ!スイレン!」
スイレン「ひゃっほー!サトシとデートだぁ!(ありがとサトシ)」ヒャホーイ
サトシ「え?」
スイレン「ナンデモナイデス////」
アセロラ「アセロラちゃんもお買い物いきたいなぁ」
スイレン「え…」
アセロラ「ねぇサトシ、アセロラも一緒に…」
リーリエ「アセロラは私と一緒です」
アセロラ「いや、だからアセロラもお買い物に」
リーリエ「ダメです。アセロラは私と一緒です」
アセロラ「わ、わかったよ……」
スイレン「(良かった)」ホッ
カキ「じゃあ、スイレンとサトシはタマムシデパートで買い出し」
カキ「アセロラとリーリエはエリカさんの所へ」
カキ「俺とマーマネは宿探しで決まりだな」
リーリエ「はい!」
マーマネ「(僕もエリカさんの所が良かった)」
カキ「マオはどうする?」
リーリエ「マオは当然私達と一緒ですよね?」
マオ「私は……」
マオはどうするか
1、カキとマーマネと宿探し
2、スイレンとサトシと買い出し
3、アセロラとリーリエとエリカの所
1か2か3で 安価下
1
マオ「あ~、私は男子だけじゃ心配だし宿探しについていくよ」
リーリエ「マオ!?」
カキ「どういう意味だマオ!」
マオ「そのまんまの意味ですけど?」
マーマネ「(むさ苦しい男の中に華が…本当に良かった!)」
リーリエ「(ま、まぁ……結果的にアセロラと二人きりだし良しとしますか…)」
スイレン「じゃあ決まりだね!」
サトシ「待ち合わせはどうする?」
アセロラ「それじゃ、夕方にこの女神像の前で!」
~タマムシデパート~
サトシ「おっ!見ろよピカチュウ!雷の石が売ってるぜ!」
サトシ「買ってってライチュウに進化するか?」
ピカチュウ「ピー」イヤイヤ
サトシ「ははっ、冗談だよ!拗ねんなよピカチュウ?」
ピカチュウ「ピー」ブー
スイレン「ふふっ」
スイレン「(サトシ…子供みたいにはしゃいじゃってる)」
サトシ「おっ!この技マシンもいいなー」キラキラ
ピカチュウ「ピカー!」
スイレン「(まぁ、そんなところも大好きなんだけどね)」クスッ
アシマリ「アウ」
サトシ「ん?どうしたスイレン?」
スイレン「な、何でもない…////」
サトシ、ピカチュウ「?」
スイレン「!」
スイレン「あ!私、これ買おうかな?」ヒョイッ
スイレンが買おうとした物 >>14
ビキニの水着(青)
スイレン「(ビキニの水着(青)かぁ)」
スイレン「(サトシがどんな女の子が好みかわからないけど…)」チラッ
スイレン「(私もそろそろスク水は卒業してちょっと大人っぽい水着に挑戦してみようかな?)」
スイレン「(でも値段が……)」ガクッ
サトシ「何見てんだスイレン?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「!」ビクッ
サトシ「ん?水着見てたのか?」
スイレン「あ、いや…これは…その…違くて…」アセアセ
サトシ「え?」
スイレン「ほ、ほら!私、マオちゃんとかと違って子供体型だからさ!これは似合わないよ!」
スイレン「だ、だからこれは違うの…!」
スイレン「……って、何言ってるんだろ私…」ハハッ
サトシ「そんな事ないと思うぜ?」
スイレン「……え?」ドキッ
サトシ「この青い水着、きっとスイレンに似合うと思うよ」
スイレン「あ、あわわわ////」
サトシ「だからさ、あんまり自分の事そんな風に……」
スイレン「私、この水着買う」
サトシ「え?」
スイレン「サトシが似合うって褒めてくれた水着買うよ!」
サトシ「スイレン……でも値段が…」
青のビキニ ¥7000
所持金 ¥10000
スイレン「すみませーん。この青のビキニ下さーい!」
店員「可愛いお嬢ちゃん。お買い上げありがとうございます!」
店員「あら?ひょっとして向こうにいるのはお嬢ちゃんの彼氏さん?」
スイレン「え、えへへ////」
店員「あらあら」ニヤニヤ
サトシ「?」
スイレンは青のビキニを手に入れた
青のビキニ
防御力0
特殊能力:ロリコンを誘惑
¥7000
チャリン
スイレン「えへへ////早く一緒に大人になろうねサトシ♪」ギュッ
サトシ「え?あ、ああ……」
ピカチュウ「ピカ……」
アシマリ「アウ……」
スイレンの所持金。残り3000円
~宿探し部隊~
カキ「宿と言っても王様の御厚意(?)により予算が決まってるからなぁ…」
マオ「てゆーか、一万円じゃあ、ボロ宿に泊まっても当分は野宿だね」
マーマネ「ねぇ、提案なんだけどさ?」
マーマネ「予算削減の為に、みんなで同じ部屋に泊まるってのはどうかな?」ハァハァ
マオ「下心がみえてるぞー」
アママイコ「アマー……」ヤーネ
マーマネ「うぇ!?」ドキッ
カキ「……確かに1人一万円では今後の旅に影響が出そうだ……」
カキ「魔王退治のアイテムどころか、食料や寝床の分だけですぐ予算がつきるだろう…」ウーム
マオ「特にサトシスイレンアセロラリーリエはすぐに無駄遣いで無くしちゃいそうだもんね」
マーマネ「じゃ、じゃあさ!稼ぐってのはどう?」
カキ「稼ぐ?」
マオ「私達まだ子供だよ?どうやってお金を増やすの?」
マーマネ「ふふふ、とっておきの方法があるよ」
マーマネが考えたお金を稼ぐ方法 >>17
皿洗い
マーマネ「皿洗いでもして地道に稼ごう!」
マオ「うわっ、地道だなぁ…」
カキ「そんな事やってたら魔王退治はどうするんだ」
マーマネ「わかってないなぁ、何事も地道にコツコツと……」
マオ「あー、はいはいそうだね。それじゃあ、地道に皿洗いで頑張ってお金稼いできてねー」バイバーイ
カキ「マーマネ。武運を祈る」
マーマネ「え!?ちょ、ちょっと!」
~タマムシ大学~
リーリエ「ここが噂に聞く天下のタマムシ大学……」キラキラ
アセロラ「ふぁー……」
リーリエ「アセロラ!見学して行きましょう!」フンス
アセロラ「エリカさんは?」
リーリエ「エリカさんはタマムシ大学で講師のお手伝いをしているそうです!」
リーリエ「見学している内にきっと会えます!」フンス
リーリエ「私、本で読んだ事のある、アローラ一の学問を学ぶ場、タマムシ大学にずっと憧れていたんですよ!」
リーリエ「ほらっ!ポケモンスタンプも全種コンプリートしています!」バッ
アセロラ「わ、わかったよぉ!リーリエ…」
リーリエ「さっすがアセロラ!私の妻!」モミッ
アセロラ「ふぁ!?何でおっぱい揉んだの!?」
リーリエ「嬉しくてつい」テヘペロ
アセロラ「しね」
リーリエ「私達婦婦(ふうふ)になるんだしいいじゃないですか」
アセロラ「何言ってんだコイツ」
リーリエ「ふふっ、アセロラったら照れちゃって……」
リーリエ「可愛いです」サワッ
アセロラ「ひ、ひぃぃ……!」ゾクッ
アセロラ「や、やめてよリーリエ!アセロラそうゆー趣味はないの!」グイッ
リーリエ「ちょっとアセロラの仰ってる事の意味がわかりませんね」サワサワ
アセロラ「ちょっ、本当にやめてよ!みんな見てるよ!」グイグイ
チョットアノコタチミテヨ… レズッテヤツ? シンセーナマナビヤデ…
ヒソヒソ
リーリエ「いいじゃないですか。愚民共に私達の愛を見せつけてやりましょう」
アセロラ「いやだよ!」
「貴女達、神聖な学舎で何をやっているのですか?」
アセロラ、リーリエ「!」
エリカ「他の学生の方々の迷惑になります。そのような行為は慎んで下さい」
エリカ【タマムシ大学講師兼、タマムシ市長】
アセロラ「ふぁ?貴女は……」
リーリエ「(可憐なお姉さまです…)」
エリカがタマムシ大学で講師をやっている学科 >>20学部
農学部
エリカ「私、このタマムシ大学で農学の講師をやっております。エリカと申します!」
アセロラ「ふぁ!エリカ!?」
リーリエ「エリカさんって、まさかこの方がオーキド博士の言っていた……」
エリカ「貴女達、ちょっとこちらへ」
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「え?」
タマムシ大学 エリカの研究室
アセロラ「ふぁ…難しいそうな本がいっぱい…」キョロキョロ
リーリエ「農学や草ポケモンに関する本がいっぱいです!」キラキラ
アセロラ「カキやマオを連れてきたら喜びそうだね~」
エリカ「あまりキョロキョロしないで下さい」
エリカ「貴女達、何故ここへ呼ばれたかわかってないようですね」ハァ
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「え、エリカさん…私達をこんな所へ連れ込んで何をしるおつもりですか……?」ドキドキ
リーリエ「まさか3ぴ……」
アセロラ「リーリエ」
エリカ「貴女達をここへ呼んだのはお説教をする為です」
アセロラ「お説教?」
リーリエ「私達、なにも悪い事してませんよ?」
エリカ「じ、自覚が無いなんて…」
アセロラ、リーリエ「?」
エリカ「貴女達!よくも神聖な学舎で堂々とお、お互いをまさぐりあって////」ゴニョニョ
アセロラ「ふぁ!?」
リーリエ「(この反応…エリカさんは処○ですね?)」ジュルリ
エリカ「し、しかも、女の子同士でなんて!////」カーッ
アセロラ「ちょ、ちょっと待ってよ!」
アセロラ「アセロラはどっちかというと襲われてた方で……」
リーリエ「エリカさん」ポンッ
エリカ「ふぇ?////」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中で
ここで3pしましょうドン
リーリエ「エリカさん……」
エリカ「え?」
リーリエ「論理的結論から言いますと、ここで私達と3Pしましょう!」ドンッ
アセロラ「ふぁ!?」
エリカ「さ、さささささ3P!?」
リーリエ「はい、私、エリカさんが実はむっつりス○ベだという事はお見通しです!」
エリカ「うえぇぇ////」
リーリエ「私としてはエリカさんの欲求に答えてあげたい……ですが……」
リーリエ「私の心とカラダはアセロラのもの……浮気はしたくありません!」
アセロラ「いや、マジ勘弁」
リーリエ「そこでどうすればみんな幸せになれるか考えた結果……」
リーリエ「論理的結論から言いますと、3人でにゃんにゃんすればいいじゃんとなりました」
アセロラ「もぅいやだよぉ!助けてサトシぃ!」ビエーン
リーリエ「エリカさん、私、ハジメテですが、そうゆー本でお勉強はしております」
エリカ「だ、だからなんなのですか!」
リーリエ「……本当は興味あるんですよね?」
エリカ「!?」
リーリエ「素直になって、エリカさん?」ボソッ
エリカ「……………………」ゴクリ
アセロラ「いい加減にしてよリーリエ!」バキッ
リーリエ「あぅ……」ドサッ
エリカ「!?」
アセロラ「これ以上変な事言うんなら、もう一生クチ聞かないからね」
リーリエ「………スミマセン……」
アセロラ「ふぁ~、ごめんね?エリカさん」
エリカ「え!?わ、私は別に……」アセアセ
エリカ「……ん?」ジロッ
アセロラ「ふぁ?」
エリカ「………!その額にあるのはギラティナオリジンフォルムの紋章!」
エリカ「貴女がもしかしてオーキド博士の言っていた勇者様ですか!?」
アセロラ「ふふふ、気づいちゃったか」
アセロラ「そうなの!アセロラちゃんは勇者なのです!」ドーン
アセロラ「ふぁー。そうなんだぁ、エリカさんはこの街の市長で大学のせんせーなんだぁ!」
アセロラ「すっごーい!」キラキラ
エリカ「イエイエ、勇者様に比べたら///」
リーリエ「女の子だけの職場…興味あります」ゴクリ
エリカ「ふふっ、貴女方の活躍は博士から聞いています。小さな勇者様?」
アセロラ「えへへ/////」
エリカ「そして、貴女方がタマムシに来たのは……」
エリカ「"月の笛について"ですよね?」
アセロラ、リーリエ「!」
タマムシスロットコーナー
ジャラジャラ チャリーン
マオ「うぅぅ……」ワナワナ
マオ「ふざけないでよ!この台どうなってんのよ!」
カキ、マーマネ「!」ビクッ
マオ「私の全財産を返せ~!」ガンガン
マーマネ「や、やめてよマオ!」
カキ「そ、そうだぞぉ!」アセアセ
ムサシ、コジロウ「」チラッ
マーマネ「ほ、ほら!店員さんも見て…」
マオ「はぁ?だいたいスロットで一発稼ごうよ!とか言い出したのマーマネでしょ?」
マオ「私の財布はマーマネのせいでもう空だよ!責任とって私の分も稼ぎなよ!」
マーマネ「そ、そう言われても……」
カキ「俺達ももう散財した」
ムサシ「お客さん、ちょっといいかしら?」
コジロウ「あんまり騒がれると困るんだよなぁ」ポンッ
マオ「!」
カキ、マーマネ「(げっ)」
マオ「あ!ちょっと!あんたらこの台どうなってんの!何か細工してんでしょ!」
ムサシ「はぁ?何言ってんのよあんた」
コジロウ「てか、お前ら未成年だよな?」
マーマネ「ま、マオ!もうやめて!」
カキ「街に居られなくなる…!」
ロケット団員「ボス!どうやら上の階でスロットに負けた客が責任者を出せ!と暴れているとの報告が!」
サカキ「それくらい自分達で何とかしろ!私は忙しいのだ」
ロケット団員「す、すみません!」
サカキ「ふふ、さて……」クルッ
サカキ「今日の賭けバトルはどれだけの人数が集まったかな?」
ペルシアン「ニャー」
サカキ【タマムシ市、スロットコーナーオーナー】
サカキが運営する賭けバトルに集まったトレーナー
前回今回未登場名前有り、親族以外
下2つ
イエロー
カトレア
カトレア出なかったっけ?ホミカ
バトルおにいさん
タマムシ市 スロットコーナー 地下賭けバトル会場
ワー ワー ワー
ロケット団員「ボス、どうやら今日の興行は大成功みたいですね」
ロケット団員「表にも裏にも名うてのトレーナーがごっそり集まっています」
サカキ「ふふふ、当然だ」
サカキ「何せ、今回のバトルのMVPをとった者には」
サカキ「伝説のポケモンを目覚めさせると言われているアイテム"月の笛"が賞品として渡されるのだからな」スッ
ロケット団員「これが伝説の……」ゴクリ
ホミカ「へへへ、ホミカのバトルであんたらの理性をぶっ飛ばしてあげるよ!」ギュイーン
ホミカ【アローラ国No.1ロックスター】
キョウ「己Nめ……少し負けたくらいで拙者を捨ておって…!」
キョウ「月の笛を手にいれて復讐してくれるわ!」カッ
キョウ【元・魔王軍上級幹部】
イエロー「うぅ……怖そうな人達ばっかりだ……」
イエロー「でも、頑張って月の笛を手に入れないと……!」グッ
イエロー【カントー国、トキワ村出身の少女】
ロケット団員「ロックスターホミカに元・魔王軍幹部のキョウ……それに異国の地からもトレーナーが……」ゴクリ
サカキ「ふふふ」スクッ
サカキ「皆、今日は多忙の中、タマムシにお集まり頂きご苦労」
ワー ワー ワー
サカキ「先の約束通り、今日最優秀をとった者には、この伝説のポケモンを目覚めさせると言われているアイテム"月の笛"を授ける!」ス
キョウ「あれが月の笛…」ゴクリ
ホミカ「ヒュー♪」
イエロー「………………」
サカキ「さぁ、存分に会場を盛り上げてくれたまえ」ニヤリ
スロットコーナー 裏
ムサシ、コジロウ、ニャース「やな感じー」プシュー
マオ「ふんっ、参ったか!」
アママイコ「アマー!」
マーマネ「いいのかなぁ…」
カキ「まぁ、やってしまった物は仕方ないな」
ワー ワー
マオ「ん?何か下の方から歓声が聞こえない?」
カキ「言われてみれば…」
ムサシ「げっ!そっちは……」
マオ「え?」
ムサシ「いや………」
マオ「……………何かある予感…」
マオ「よし!下にゴー!」ダッ
マーマネ「ま、待ってよマオ!」
カキ「はぁ……」
ムサシ、コジロウ、ニャース「(しーらねっと…)」
マオ「こっから聞こえてくるね!」
カキ「入るのか?」
マオ「とーぜん!」
マーマネ「や、やめようよぉ…」ブルブル
マオ「もう遅いよ!」ガチャリ
ワーワー ワーワー
マオ「………これは……」
カキ「バトル会場か?」
マーマネ「……スロットコーナーの地下にこんなところが……」
おっさん「あ?何でガキがこんなところに?」
マオ「!」
マーマネ「ひぃぃ…怖そうな人だ……」
マオ「丁度いいや!あの人に何やってるか聞いてみよ!」
カキ「お、おいマオ!」
マオ「ねぇ、おじさ~ん♪」
おっさん「あ?」
マオ「ねぇ、ここのバトル会場って何するところなのか私知りたいな♪」クネクネ
アママイコ「アマー♪」ウッフン
おっさん「>>安価」
安価 近いレスの中から
上のスロットなんかよりとんでもねえ額の金が動くバトル会場さ。
商品がすげえらしいがガキが来るところじゃねえよ
おっさん「ここは上のスロットなんかよりとんでもねぇ額の金が動くバトル会場さ!」
カキ「とんでもない額の金だと?」
おっさん「しかも今回は賞品がとんでもねぇもんらしい!ま、ガキには関係ねぇ事だがな」
マーマネ「とんでもない賞品?」
マオ「ふーん……」
おっさん「なぁ、お嬢ちゃん…教えてあげたんだし触らせて……」グヘヘヘ
マオ「アママイコ……」
カキ「わぁーっ!待て!マオ!」ガシッ
マーマネ「また騒ぎを起こしたらマズイよ!」ガシッ
マオ「ちっ」
マオ「!」
マオ「ねぇ……あそこに何か"BET"とか書いてない?」
おっさん「当然だろ?」
マーマネ「え?」
おっさん「何せここは賭けバトル会場なんだからなぁ!」
カキ「!賭けバトルだと!?」
マーマネ「しかもこんな地下にあるって事は……」
カキ「……ああ、間違いなく違法だな…」
マオ「……賭けバトルだなんて……」ワナワナ
カキ「わかってるさ、マオ!勇者一行としては見過ごせん!」
マーマネ「今すぐ開催者の所に行こうよ!」
マオ「待って」ガシッ
カキ、マーマネ「え?」
マオ「私達は下のスロットで全財産スリました」
マオ「そして賞品はとても凄いものらしいです」
マオ「ずばり、そこから導き出されるアンサーは?」
マーマネ「マオ……」
カキ「まさか…」
マオ「ふふふ」ニヤリ
サトシ「いやぁ、買ったなぁ」
ピカチュウ「ピカピカ!」
スイレン「ね、ねぇサトシ!少し寄り道していかない?」
サトシ「寄り道?」
スイレン「そ、そう!寄り道!」
スイレン「私、あそこのお城みたいな建物、気になります!」ビシッ
サトシ「……何かホテルとか書いてないか?」
スイレン「あ、あれーほんとだー」
サトシ「丁度いいな!今日はみんなであのお城みたいなホテルに……」
スイレン「わぁぁ!ちょっとそれは待って……!」アセアセ
女の子「………」クスッ
サトシ、スイレン「?」
女の子の性格
安価下
訂正
下のスロット→上のスロット
安価下
おませ
サトシ「あの女の子は…?」
ピカチュウ「ピ?」
スイレン「ちょ、ちょっとあなた!何がおかしいの!」
女の子「えっろ」
スイレン「!?」
サトシ「?」
女の子「好きな人の事騙してラブホに連れてこうとか、やり方が姑息というか強引というか……」
サトシ「ラブホ?」
スイレン「な、ななななんの事!?ちょっと意味がわからないよ……!」アセアセ
サトシ「どうしたスイレン!?汗が凄いぞ!」
女の子「サトシくん、その子には気をつけた方がいいよ?」
女の子「油断したら速攻で逆レ○プ既成事実行きだよ」
サトシ「逆レ○プ?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「あばばばばばば……」ダラダラ
サトシ「なぁ、てゆーか何で俺の名前を……」
スイレン「ちょ、ちょっとあなた!テキトーな事言わないでよ!」
女の子「事実を言ったまでです」
スイレン「何が事実よ!名誉毀損だよこのマセガキ!」
女の子「君に言われたくないよスイレンちゃん」
スイレン「!?」
スイレン「ちょ、ちょっとあなた誰なの……?」
女の子「………私、お兄ちゃんと待ち合わせしてるからもう行くね」
サトシ「お兄ちゃん?」
スイレン「ちょっと待って……!」ダッ
女の子「………また会おうよ…」スッ
フッ
サトシ、スイレン「!?」
スイレン「………嘘……」
サトシ「……消えた………」
ピカチュウ「ピカ……」
エリカの研究室
アセロラ「じゃあ、この街のスロットコーナーのオーナーさんが月の笛を持ってるの?」
エリカ「ええ、確かそのような話を聞いた事があります……」
リーリエ「なら話は早いですね」スクッ
エリカ「!」
アセロラ「リーリエ」
リーリエ「そのサカキさんって方に事情を話して月の笛を譲って頂きましょう!」
アセロラ「うん!そだね!」スクッ
アセロラ「早速スロットコーナーに行こうよ!」
エリカ「………………」
アセロラ、リーリエ「?」
エリカ「………………」
アセロラ、リーリエ「?」
アセロラ「ふぁ?エリカさん?」
リーリエ「どうしたのですか?」
エリカ「いえ……その……」
エリカ「あくまで噂なのですが…」
アセロラ「噂?」
エリカ「……サカキさんにはあまり良くない噂が…」
アセロラ、リーリエ「!?」
地下賭けバトル会場
カキ「ミュウツー!」
ミュウツー(ふんっ!)バキッ
ドラピオン「ドラー!」ドサッ
ホミカ「ドラピオン!」
オイオイホミカガイチゲキデ ナンダアノガキドモヤポケモンハ
キョウ「お、お主はあの時の生娘…」
マオ「あ!あの時の変態親父!」
キョウ「ふふふ、主が対戦相手とは運が良い……」
キョウ「役立たずのガキが!オ○ホにしてくれるわ!ゆけっ!メガスピアー」
メガスピアー「スピー」
マオ「あの時の私と一緒にしないでよ!」
マオ「ゼルネアス!」
ゼルネアス「………………」
キョウ「な、なに!?」
マオ「あの時の仮を100倍にして返してあげるよ!ゼルネアス!ウッドホーン!」
ゼルネアス「……………」ドドッ
キョウ、メガスピアー「ひえー」ドサッ
ザワザワ
ロケット団員「いったいなんなんだあのガキ共は……」
サカキ「………………」
サカキ「(あの子供達が使っているポケモンはまさか……)」
マオ「いやぁ、かなり稼いだね!」
カキ「しかし……こんなどこで伝説のポケモンを使ってもいいのか?」
マオ「まぁ……緊急事態だしね?」
マオ「後はマーマネか」
マーマネ「うん」
マーマネ「僕の相手はあの女の子か」チラッ
イエロー「!」
イエロー「……………」ニコッ
マーマネ「あ、あの!よろしくね!(可愛い……)」ポッ
イエロー「>>安価」
安価 近いレスの中から
よろしくお願いします(事務的)
すみませんが、ボクも負けられない理由があるので全力でいきます
マオ「マーマネ!バトルは最初が肝心だよ!一発かましちゃいなよ!」
マーマネ「あ、えっと……」
マーマネ「僕、マーマネっていいます」
マーマネ「僕にも負けられない理由があるんで(金銭的に)ゼンリョクでいかせてもらいます!」
イエロー「…………………」
マオ「よし!相手は怯んでる!いいよ~マーマネ!」
イエロー「………………」
マーマネ、マオ、カキ「?」
イエロー「はっ!すみません寝てました!」ハッ
マオ「なんだそりゃ」ズテッ
カキ「この状況で寝れるとはある意味大物だな」
マーマネ「…………………」
イエロー「あ、えーとマーマネくんでしたっけ?」
イエロー「ボクもゼンリョクで頑張るのでよろしくお願いしますね」
カキ「事務的な挨拶だな。」
マオ「全然動じてないね」
マーマネ「………………」
イエロー「あっ、それと!」
マーマネ「?」
イエロー「ボク、こう見えても一応君たちより歳上なんで」ニコッ
イエロー「それじゃあ、また後で!いこっ、チュチュ」
チュチュ「チュ!」
カキ「う~ん、意外と侮れない相手かもな……」
マオ「だね、油断せずに行こうマーマネ……」
マーマネ「……………」
マオ「マーマネ?」
マーマネ「(イエローさん……)」ドキドキ
マーマネ「(この胸の高鳴りは……恋!?)」ポッ
マオ「おい」
カキ「ダメかもな…」ハァ
司会「さぁ、次の試合はなんと少年少女の対決!」
司会「異国、カントー国から来た少女!トキワ村のイエロー対……」
司会「王宮のある村、ハウオリ村の少年マーマネだぁ!」
ワーワー ワーワー
イエロー「よろしくお願いしますね、マーマネくん!」
マーマネ「ひゃ、ひゃい……!」ドキドキ
カキ「マーマネの奴……完全に恋しちゃってるな…」
マオ「こら~!しっかりしろマーマネ!」
司会「では、バトル開始!」
イエロー「チュチュ!」
チュチュ「チュ!」ダダッ
司会「おっーと!イエロー選手のピカチュウ!速い!」
マーマネ「ゼクロム!」
ゼクロム「ゼクロー!」ゴゴゴ
イエロー「!?」
観客「!?」
司会「おーっと!マーマネ選手!黒い見たこともないポケモンを出してきたぞー!」
サカキ「(………………あの少年達はやはり……)」
サカキ「おい、この試合が終わったらあの子供達をVIPルームへご案内しろ」
ロケット団員「はっ!」
イエロー「(あれはまさか伝説のポケモン!?)」
チュチュ「チュ……」ジリッ
イエロー「……チュチュ!怯まないで!」
イエロー「チュチュ!電光石火!」
チュチュ「チュッ」ダダッ
マーマネ「え、えーと……ゼクロ……」
チュチュ「チュー!」ダッ
ゼクロム「クロ…」ドッ
マオ「あー、もう!マーマネ!何やってんの!」
イエロー「よくわかんないけど、行けそうだね!決めようチュチュ!」
チュチュ「チュ!」
イエロー「チュチュ!1000万ボルト!」
チュチュ「チュー!」バリバリ
カキ「くるぞマーマネ!」
マーマネ「あわわ…イエローさん…」
カキ「はぁ、ダメだありゃ……」
マオ「………………」
マオ「マーマネ!>>安価」
安価 近いレスの中
今すぐ逃げるよ
マオ「マーマネ!今すぐ逃げて!」
マーマネ「……………………」
バリバリ ドッカーン!
司会「おーっと!イエロー選手のピカチュウの1000万ボルトがマーマネ選手のゼクロムにクリーンヒットぉぉぉ!」
イエロー「やったね!チュチュ!」
チュチュ「チュ!」
マオ「あわわマーマネ…」イソイソ
カキ「?何をやっているんだマオ?」
マオ「逃げる準備だよ!マーマネの勝ちに全財産賭けちゃってるんだもん!」イソイソ
カキ「なんだと!?」
マーマネ「…………ゼクロム!」
ゼクロム「クロー!!」ドッ
イエロー「な………!?」
チュチュ「チュ!?」
司会「なんとーっ!ゼクロム、1000万ボルトを直撃しても無傷だーっ!」
マオ「キャー!マーマネー!愛してるー!」
サカキ「ふんっ、選ばれし伝説のポケモンなのだ。それくらいは当然だろう…」
マーマネ「ごめんねイエローさん!」
イエロー「!」
マーマネ「僕達にも負けられない理由があるんだ」
ゼクロム「クロー!」バリバリバリ
イエロー「……蒼い雷…」
マーマネ「ゼクロム!雷撃!」
ゼクロム「クロー!!」バリバリバリ
チュチュ「チュー!」ドサッ
イエロー「チュチュ!」
司会「ゼクロムの雷撃決まったー!勝者マーマネ選手!」
ワー ワー
マオ「マーマネー!」ダキッ
カキ「よくやったぞマーマネ!」
マーマネ「ま、まぁね///」
イエロー「ふふ、さすが伝説のポケモンですね。完敗です」
マーマネ「イエローさん……」
マオ「……何でゼクロムが伝説のポケモンだって知って……」
イエロー「お疲れ、チュチュ」ポウ
チュチュ「チュー…」スゥ
マオ「!」
カキ「馬鹿な……」
マーマネ「ピカチュウの傷が治って…」
ロケット団員「マーマネ様、カキ様、マオ様ですね?」ザッ
マーマネ、マオ、カキ「!」
ロケット団員「ボス……オーナーがお呼びです。VIPルームへどうぞ」
マーマネ、マオ、カキ「?」
マオ「いやぁ、オーナー直々にVIPルームへのお呼び出しかぁ」スタスタ
マオ「いったい何の用だろうねー?」スタスタ
ロケット団員「……………」スタスタ
マーマネ「ねぇ、何か怪しくない?」ヒソッ
カキ「ああ、何たって地下で賭けバトルをやってるような奴だからな」ヒソッ
マオ「もう!考えすぎだよ二人とも!」クルッ
マオ「ほらっ、おっさんが言ってたでしょ?今回のバトルの景品はとんでもない物だって!」
マオ「私達、バトルで圧勝してたじなん!だからきっと、その景品が授与されるんだよ!」
マオ「とんでもない物だからひっそりとオーナー直々にね!楽しみだなぁ!」ワクワク
カキ「……少しは警戒しろよ…」
マーマネ「……きっと賭けバトルで稼ぎまくったから浮かれてるんだね…」
ロケット団員「皆さんつきました」
マオ、マーマネ、カキ「!」
ロケット団員「オーナーのサカキ様が中でお待ちです」ガチャリ
タマムシスロットコーナー VIPルーム
サカキ「やぁ、呼び出してしまって悪かったね」
マオ「イエイエ」
サカキ「私がオーナーのサカキだ」
カキ「……こいつが賭けバトルの主催者か…」ヒソッ
マーマネ「悪そうな顔してるね」ヒソッ
サカキ「君たちのバトル、見させて貰った…とても素晴らしいものだったよ」
マオ「ありがとうございます!」
マーマネ「マオ……」ハァ
サカキ「そこで君達に渡したい物があるんだが……」
マオ「ほらっ!やっぱりね!」
マーマネ「え!?まさか本当に?」
カキ「嘘だろ?」
サカキ「……受け取ってくれたまえ」パチン
ガシャリ
マオ、マーマネ、カキ「!?」
マーマネ「え!?檻?」
カキ「やっぱり罠か!」ガシガシ
マオ「あ、あのー…オーナーさん?これはいったいどういう……」
サカキ「ははは、それが私からのプレゼントだよ?素敵な牢獄だろ?」
マオ「………な…!?」
マーマネ「最悪だ……」
マオ「ちょっと!ふざけないでよ!出して!」ガシガシ
サカキ「………おい!ガキ共から伝説のポケモンを取り上げろ!」
ロケット団員「はっ!」
マオ「!」
カキ「なに!?」
マーマネ「ひえぇ……」
スロットコーナー 前
エリカ「本当に行くのですか?勇者様…」
アセロラ「うん!とーぜんだよ!」
アセロラ「サカキって人がロケット団っていう悪い人達のボスで、しかも月の笛を持ってるって聞いたら勇者として黙ってられないよ!」フンス
リーリエ「さすがアセロラ!私の嫁!」
エリカ「……勇者様…」
アセロラ「こっから先はアセロラ達に任せてよエリカさん!」
リーリエ「必ずサカキさんから月の笛を奪還してみせます!」ガンバリーリエ
シロン「コン!」
エリカ「ですがやはり、二人では危険…」オロオロ
アセロラ「大丈夫!」
アセロラ「勇者アセロラちゃんにお任せ~!」グッ
リーリエ「ふふふ、プリンセスである私にお任せ下さい!」
シロン「コン!」
エリカ「勇者様……」
エリカ「>>安価」
安価 近いレス
サトシたちと一緒に行きましょう
エリカ「あ、あの!勇者様!いくら勇者様とはいえ、二人だけで行くのはやはり危険かと……」
アセロラ「うーん……」
エリカ「確かオーキド博士の話をだと、勇者様には伝説のポケモンを使役する仲間がおられると聞きました」
エリカ「仲間の皆さんと一緒に攻めこんだ方が安全ではないかと…」
リーリエ「どうしますアセロラ?」
アセロラ「うーん、そだなー…」
アセロラ「じゃあ、エリカさん!アセロラとリーリエで先に潜入してるから、皆を呼んできてよ!」
エリカ「え?」
リーリエ「そうですね…丁度待ち合わせの時間ですし…」
リーリエ「皆さん今頃女神像の前に集合している頃だと思います」
エリカ「女神像の前……」
アセロラ「お願いね!エリカさん!」
エリカ「……わかりました!私、仲間の皆さんを呼んできます!」
エリカ「勇者様とリーリエちゃんも無茶をなさらないで下さいね!」
アセロラ「うん!」
リーリエ「はい!よろしくお願いします!エリカさん!」
エリカ「はい!」
女神ディアンシー像前
サトシ「待ち合わせの時間なのに来ないな…みんな…」
ピカチュウ「ピカ…」
スイレン「うん、そだね、サトシ…」ピト
サトシ「なぁ、スイレン…何でくっついてくるんだ?」
スイレン「えへへ///何故でしょう?」
「あ!いたいたー!」
サトシ、スイレン「!」
女の子「あれ?全員いないな?」
男の子「話が違うじゃないか…」
男の子の性格>>47
やはりお仲間様も一緒にいた方がよろしいのでは?
男の子の性格 安価下
無邪気
スイレンのことを良く思ってない+サトシ信者な性格
サトシ「あれ?あの女の子は確か…」
ピカチュウ「ピカ!」
サトシ「隣に居るのはさっき言ってたお兄さんかな?」
スイレン「(あのマセガキ…いいところで邪魔を…)」
女の子「あれー?何で二人しかいないの?」
男の子「話しでは女神様の像の前に全員集合するハズでしょ?」
男の子「話が違うじゃんラティアス!」プンプン
女の子「そんな事私に言われても困るよラティオス!」
サトシ、スイレン「!?」
サトシ「なんだって!?」
スイレン「……あの子達が…」
ラティアス(女の子)「あ、そういえばまだ言ってなかったね!」
ラティオス(男の子)「まったく…ラティアスは…」ハァ
ラティアス「女神ディアンシー様からあなた達を導くように言われて来ました!ラティアスです」
ラティアス【女神ディアンシーの使者】
ラティオス「同じく、ラティオスです!よろしくね!」
ラティオス【女神ディアンシーの使者】
サトシ「この子達が女神の使者!?」
スイレン「え?え?てか、ラティアスとラティオスってポケモンじゃあ…」
ピカチュウ「ピカ!?」
タマムシスロットコーナー 地下
アセロラ「リーリエ!アセロラちゃんの勘じゃあ、この地下が怪しいと思うよ!」
リーリエ「さっすがアセロラ!冴えてますね!」
アセロラ「えへへ////」
「ちょっと待てー!」
アセロラ、リーリエ「!」
ムサシ「さっきは不覚をとったけど…」
コジロウ「お前らはここを通さないぜ?」
ニャース「覚悟するにゃ!」
アセロラ「……ここはアセロラが…リーリエは先に行って待ってて!」
リーリエ「アセロラ!」
VIPルーム
サカキ「ふふっ!これがGSボールか…」キラン
サカキ「この中に伝説のポケモンが入っていると思うとゾクゾクするな…」
ロケット団員「これで目障りな魔族共を消し去って、アローラはロケット団の天下ですね!」
マーマネ「ロケット団?」
マオ「ちょっと!私のゼルネアス返してよ!」ガシガシ
カキ「ここから出せ!」ガン
サカキ「うるさいガキ共だ…」
サカキ「……だが…伝説のポケモンが手に入るとは……やはりこれを餌にしたかいがあったな…」スッ
カキ「あれは……?」
マーマネ「笛?」
「皆さん」ヒソッ
マオ、マーマネ、カキ「!」
イエロー「無事ですか?皆さん」ヒソッ
※イエローは天井にいます
マーマネ「イエローさん!」
マオ「何でここに?」
イエロー「はい、サカキって人はいい噂を聞かないので、もしやと思いこっそりとつけてきたらビンゴでした」
イエロー「さぁ、これに捕まって下さい」スーッ
マオ「これは…」
マーマネ「釣り糸にモンスターボール?」
カキ「何にせよ、助かったぞイエロー」
ロケット団員「おい!何をしてるガキ共!」
イエロー、マーマネ、マオ、カキ「!」ビクッ
サカキ「………ガキが一匹増えたみたいだな……」
マーマネ「あわわ…見つかった…」
イエロー「………仕方ないですね…」スタッ
イエロー「やるしかないみたいです!」
マオ「イエローさん!」
イエロー「行くよ!チュチュ!」
チュチュ「チュ!」
ロケット団員「あのガキ……」スッ
サカキ「……………」
サカキのポケモン 前回今回未登場
幻以外 >>54
ドサイドン
アローラダグトリオ
サカキ「待て」
サカキ「その少女の相手は私がする」
ロケット団員「サカキ様……」
イエロー「…………」
サカキ「お前……カントー国トキワの村出身なんだってな?」
サカキ「実は私もなんだよ。偶然だな」
イエロー「……だからなんなんですか?」
サカキ「ふふっ、いや、特にどうという事はない。ダグトリオ!」
ダグトリオ(R)「ダグ♪」
カキ「おい!ダグトリオは地面タイプだ!ピカチュウじゃ不利だぞ!」
マーマネ「イエローさん!」
イエロー「うわぁ!アローラ国のダグトリオってファンキーなんだなぁ」ヘェー
マオ「感心してる場合じゃないでしょ!」
イエロー「大丈夫ですよマオちゃん」
イエロー「チュチュ!」
チュチュ「チュ!」
サカキ「ほぅ…あえて相性が不利なピカチュウでくるか?」
イエロー「相性の不利なんか覆してみせます!」
チュチュ「チュ!」
女神像前
ラティアス「さぁ、早くみんなを集めて女神様のところに行こうよ!」
ラティオス「そうだよサトシくんー!」グイグイ
サトシ「えーと……」
スイレン「いったい何がどうなって…」
「やっと見つけました!」
サトシ「!」
エリカ「はぁはぁ……勇者様のお仲間さん達ですよね!?」
サトシ「え?」
スイレン「今度はなに!?」
ピカチュウ「ピ?」
VIPルーム
イエロー「チュチュ!電光石火!」
チュチュ「チュ!」シュッ
ダグトリオ(R)「ダグ?」
カキ「上手い!電光石火でダグトリオを撹乱してるぞ!」
マオ「いっけー!イエローさん!」
サカキ「………ふんっ」
イエロー「今だ!チュチュ!」
チュチュ「チュッ!」ダッ
サカキ「ダグトリオ!岩雪崩!」
ダグトリオ(R)「ダグー!」ゴロゴロ
イエロー「!」
チュチュ「チュ!?」グラッ
マーマネ「ああ!岩雪崩のせいでチュチュが上手く立ち回れなく…」
サカキ「今だ!ダグトリオ!大地の力!」
ダグトリオ(R)「ダグー!」ゴゴゴ
チュチュ「チュー!」ドサッ
イエロー「チュチュ!」
サカキ「ふんっ、私も伊達に組織の頭は張ってないのでね…」
サカキ「ダグトリオをとどめを」
ダグトリオ(R)「ダグー!」
イエロー「っ………!」
チュチュ「チュ……」ノソッ
カキ「イエロー!チュチュ!」
マオ「逃げてー!」
ガチャリ
全員「!」
リーリエ「あれ?ここどこですか?」
シロン「コン?」
マオ「……リーリエ?シロン?」
マーマネ「何でここに?」
リーリエ「あれ?何故マオ達が?」
リーリエ「しかも何故檻の中に?」
カキ「実は………」
リーリエ「いえ、待って下さい。今状況を整理します」
リーリエ「………何故か檻の中にいるマオとその他2名……」ポクポクポク
マーマネ「その他って……」
リーリエ「そして……襲われているポニテ美少女といかにも悪人な顔の人……」ポクポク
イエロー「?」
サカキ「………………」
リーリエ「そして……」チラッ
リーリエ「ダグトリオ」キッ
ダグトリオ(R)「!?」ビクッ
リーリエ「………状況はわかりました…」
マオ「リーリエ!」
リーリエ「論理的結論からいいますと……」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
サカキさん、今魔界とこの国が大変な事になってるのにこんなことしてていいのですか?
リーリエ「まずは……」
リーリエ「いかにも悪そうな方!あなたがサカキさんですね!」ビシッ
サカキ「ほぅ……お嬢さん。よくご存知で……」
リーリエ「エリカさんから聞きました!あなた裏でロケット団とかいう悪い人達のボスをやっているそうですね!」
サカキ「……エリカ…あの小娘が!」
リーリエ「今アローラ国と魔界が大変な事になっているというのに!あなたという人は!」プクリーン
サカキ「ふんっ、むしろ共倒れしてくれれば好都合だ」
リーリエ「そしてあなた!」ビシッ
イエロー「ぼ、ボクですか?」
リーリエ「可哀想に……サカキさんにイジメられたのですね?」
イエロー「えーと……」
リーリエ「私が来たからにはもう安心して下さい!」サスサス
イエロー「ひゃっ!////」
マーマネ「どうしたの!?イエローさん!」
イエロー「い、今、この人…ボクのおっぱいを……////」
マオ「リーリエ……この状況で……」
リーリエ「何言ってるんですか!えーと……」
イエロー「イエローです…」
リーリエ「イエローさんのおっぱいは揉む程無いじゃないですか!」ニコッ
イエロー「マオちゃん!この人なんなんですか!」
マオ「ただの変態です」
リーリエ「……とにかく」
リーリエ「私はポケモンを悪い事に使い、美少女をイジメるあなたを許しませんよサカキさん!」
サカキ「許さないからどうだと言うのだ?」
サカキ「ダグトリオ!」
ダグトリオ(R)「ダグー♪」
カキ「リーリエ!来るぞ!」
リーリエ「にっくきダグトリオめ…許しません!シロン!」メラメラ
シロン「コン!」
イエロー「あ、あ~っ!あの変態さんから良くわからない怒りが感じられます!」
マオ、マーマネ、カキ「……………」
サカキ「くたばれ小娘!」
ダグトリオ(R)「ダグー!」ダッ
リーリエ「シロン!吹雪!」
シロン「コーン!」
ヒュオオー
サカキ「なに!?」
ダグトリオ(R)「ダ……」カチン
マオ「嘘……」
マーマネ「凄い……」
カキ「まさか……」
カチン カチン
イエロー「………部屋ごと氷ついた…」
サカキ「ば、馬鹿な……あんな小娘ごときが……」
マオ「まさか部屋ごと氷づけとは…」
マーマネ「オクチアングリ」
カキ「さむっ」ブルブル
リーリエ「大丈夫ですか?イエローさん!あいつに変な事されてないですか?」サワサワ
イエロー「あ、あの……大丈夫何であんまりベタベタ触らないで下さい…」
チュチュ「チュ……」
マオ「あ、あのー、リーリエ?」
リーリエ「!」
マオ「私達の牢屋も開けてくれたら嬉しいなーなんて?」
リーリエ「あ、すみません!私ったら興奮してつい…」テヘペロ
ほしぐも「ピュイ」
サカキ「!」
イエロー「?見た事無いポケモンですね?」
リーリエ「あぁ、このコはですね?」
サカキ「………コスモッグ…」
リーリエ、イエロー「!」
サカキ「………まさかコスモッグに出会えるとは……私は運がいい……」
リーリエ「……え?」
サカキ「出でよ!デオキシス!」
ボンッ
デオキシス「…………………」オオオ
リーリエ「!?」
イエロー「あ、あのポケモンは……?」
シロン「コ……」
チュチュ「チュ……」
ほしぐも「………………」
カキ「何だあいつは!?」
マーマネ「よくわかんないけど、ヤバそうだよ!」
マオ「リーリエ!イエローさん!」ガシャガシャ
サカキ「……さぁ、コスモッグは渡して貰うぞ?小娘」
デオキシス「………………」オオオ
リーリエ「!?」
スロットコーナー 外
ガサッ
サトシ「あそこにアセロラとリーリエがいるのか?エリカさん!」
エリカ「はい!」
スイレン「たくっ!こんな時にマオちゃん達は何してるの?」
ピカチュウ「ピカピカ」
ラティアス「なーんか成り行きでついて来ちゃったケド……」
ラティオス「ラティアス!月の笛奪還も大事な使命だよ!」
ラティアス「わかってるよぉ」
サトシ「とにかく、アセロラとリーリエが先に潜入してるんなら俺達も乗り込もうぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
エリカ「私も行きます!」
スイレン「(サトシ…キメ顔もカッコいいなぁ……)」ポー
ラティアス「>>安価」
安価 近いレスの中
同感
ラティアス「(同感だよスイレンちゃん)」パチ
スイレン「!?」
サトシ「どうした?スイレン?」
スイレン「い、いや…何でもないよ! 」アセアセ
スイレン「(気のせい?今、脳内に直接……)」
ラティアス「(気のせいじゃないよスイレンちゃん)」
ラティアス「(私がテレパシーでスイレンちゃんの脳内に直接話しかけてまーす!)」
スイレン「はぁぁ!?」ガタッ
エリカ「!」ビクッ
サトシ「す、スイレン!?」
ピカチュウ「ピカ!?」
スイレン「(ちょ、ちょっと!変な事しないで!)」
ラティアス「(変な事って酷いなぁ、同感してあげたのに……)」
ラティアス「(サトシくんカッコいいよね?私惚れちゃいそう)」ニコッ
スイレン「(さ、サトシは確かにカッコいいケド、サトシは私の………)」
ラティアス「(え?私のなに?聞こえないよ?)」
スイレン「(い、いやだから……////)」
サトシ「さっきから黙りこんでどうしたんだ二人共?」
エリカ「早く潜入した方がよいかと…」
ラティオス「(テレパシーで喧嘩するのはやめなよラティアス…)」
VIPルーム
サカキ「…ふん…………」
デオキシス「……………」ニュルニュル
マオ「そんな……」
カキ「なんなんだあのポケモンは……」
リーリエ「うぅ………」ヨロヨロ
シロン「コン…」ヨロッ
イエロー「はぁはぁ……」ヨロッ
チュチュ「チュ……」ドサッ
マーマネ「リーリエ!イエローさん!」
サカキ「デオキシスは国王軍、魔王軍に対抗する為にロケット団が探し当てた伝説のポケモンだ」
サカキ「貴様らが敵うハズもない」
サカキ「さぁ、コスモッグは渡して貰うぞ」
ほしぐも「ピュイ!?」
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
リーリエ「……させません……」スッ
サカキ「……なんの真似かな?お嬢さん」
リーリエ「ほしぐもちゃんは私の大事なお友達です!」
リーリエ「あなたのようなポケモンを使って悪い事をしようとしてるような方には絶対に渡しません!」
ほしぐも「ピュイ……」
イエロー「リーリエちゃん…」
サカキ「邪魔だ。どけろ」
リーリエ「お断リーリエです!」キッ
シロン「コン!」
サカキ「……デオキシス」
デオキシス「……………」シュッ
リーリエ「あぅ」ドサッ
シロン「コン!」ドサッ
マーマネ「リーリエ!」
カキ「あいつ……!」ギリッ
マオ「リーリエにまで手を……酷いよ!」
リーリエ「うぅ……」
サカキ「ポケモンは友達?世の中も知らんガキが」ヒョイッ
ほしぐも「ピュイ!?」
サカキ「己の為に必要な物は何であろうと利用する…情なんぞ世の中を上手く生きていく為には一番不要なもんだ」
サカキ「それが大人ってもんなんだよ」スッ
イエロー「…………あれは…月の笛…」
サカキ「大事な"お友達"も守れないようなガキが一丁前のクチを訊いてんじゃねえ!」
リーリエ「ほしぐもちゃん……」ジワッ
サカキ「さぁ!目覚めよコスモッグ!」
びゅるるり~♪
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
シーン……
サカキ「………?」
リーリエ「……え?」
マオ「………どういう事?」
ほしぐも「…………………」
カキ「何も……起こっていない……?」
サカキ「な……何故だ…!?何かやり方が……」
イエロー「…………成る程…そういう事ですか……」スクッ
サカキ「!?」
イエロー「よく考えれば簡単な事ですね」
イエロー「人間だって付き合う人間を選びますよね?きっとポケモンだって一緒です」
イエロー「コスモッグはきっとあなたと一緒に居るのは嫌だったんですよ…」
サカキ「そんな馬鹿な話が……道具の分際で………」シュルルル
サカキ「!」
サカキ「腕に釣り糸が!?」ググ
イエロー「えーいっ!」グイッ
ヒュッ
イエロー「やった!月の笛ゲット!」パシッ
マオ「イエローさん!」
カキ「ナイスだ!」
マーマネ「(マジで惚れた)」
イエロー「リーリエちゃん!」ヒュッ
リーリエ「!」パシッ
イエロー「その笛を吹いて下さい!」
イエロー「キミならきっとコスモッグを目覚めさせれます!」
リーリエ「………私が……」
リーリエ「………ほしぐもちゃん」スゥ
コスモッグ「……………………」
びゅるるり~♪
コスモッグ「……………………」カッ
スロットコーナー 地下通り
ムサシ「伝説のポケモンとか聞いてないわ……」プシュー
コジロウ「やなかんじー」プシュー
ニャース「にゃあ…」プシュー
アセロラ「勇者アセロラちゃんの力を見たか!」
ギラティナ「ギラ!」
サトシ「おーい!アセロラー!」タッタッタ
エリカ「勇者様!」タッタッタ
アセロラ「ふぁ!サトシ!エリカさん!」
スイレン「私もいるんだけど」
サトシ「良かった!無事だったんだなアセロラ!」
アセロラ「とーぜん!」グッ
エリカ「勇者様!リーリエちゃんは?」
アセロラ「ふぁ!先に行ったよ!今から合流するとこなの!」
サトシ「よし!なら早くリーリエと合流しようぜ!」
ピカチュウ「ピカー!」
アセロラ「うん!よし、じゃあリーリエの所にゴー……」ピカー
サトシ「ん?」
スイレン「アセロラのギラティナオリジンフォルムの紋章が……」
アセロラ「ふぁ?」ピカー
ラティアス「………どうやら目覚めたみたいだね」
ラティオス「うん、そうだね」
サトシ、スイレン、アセロラ「?」
ラティオス「最後の伝説の七匹のポケモン"異界の扉を開く者"が……」
コスモッグ「ピュ……ピュイ……」メキメキ
マオ「リーリエの笛の音を聞いた途端にほしぐもちゃんの姿が……」
マーマネ「どんどん変化していく……」
コスモウム「ピ………」メキメキ
カキ「いや……これはまさか進化か!?」
イエロー「………リーリエちゃん…やっぱりキミが選ばれたんだね……」
ルナアーラ「マヒナペーア!!」ゴゴゴ
リーリエ「こ、これがほしぐもちゃんの真の姿……」
デオキシス「っ……………!」
サカキ「馬鹿な……あのような小娘が…」
イエロー「……伝説のポケモンルナアーラに……!」
マーマネ「す、凄い……」
マオ「!」
マオ「見て!リーリエの首筋に!」
カキ「ルナアーラの紋章が……」
リーリエ「……月の笛がGSボールに……」
リーリエ「……ほしぐもちゃん、私と一緒に戦って下さるのですね……?」
ルナアーラ「…………………」コクリ
サカキ「……そんな馬鹿な話が……」
デオキシス「………………」
リーリエ「さぁ!いきましょう!ほしぐもちゃん!」
ルナアーラ「マヒナペーア!」
サカキ「>>安価」
安価 近いレスの中
私と君たちの目的は一致している だろ?
サカキ「………待て…」
リーリエ「!?」
サカキ「手を組まないか?」
マオ「あいつ……今更何を言って…」
サカキ「………私と君たちの魔王軍を倒すという目的は一致している…違うかね?アローラ国の姫君?」
リーリエ「…………!何故それを…」
サカキ「私をあまり見くびるな」
サカキ「先のハウオリでの敗戦は聞いている」
サカキ「君たちとしても少しでも戦力欲しいハズだ」
サカキ「国王軍と我がロケット団。そして君たち勇者一行と伝説のポケモン達が手を組めば魔王軍と充分に戦える」
サカキ「どうかね?悪くない話しだとは思うが?」
リーリエ「………………」
マオ「……リーリエ…」
イエロー「………………」
リーリエ「お断リーリエです!」キッパリ
サカキ「なに!?」
マーマネ「リーリエ!」パアア
サカキ「……利口になれ姫!私やロケット団が気にくわないのはわかるが、そんなつまらん情なんぞ捨てろ!」
サカキ「それが利口な大人ってもんだ」
リーリエ「………月日が流れるのは早いものです」
サカキ「?」
リーリエ「きっと今私達がこうやってみんなと冒険している事もすぐに"思い出"となり」
リーリエ「そして私達はすぐに大人になってしまうんでしょうね」
イエロー「リーリエちゃん……」
サカキ「だから何だと言うのだ?貴様は姫なのだ。一国を治める者としては個人の感情よりもより有益な話しを……」
リーリエ「箱入りだった私が世を知り大人になった時にどうなっているかはわかりませんが……」
リーリエ「皆さんごめんなさい」
リーリエ「今はまだ"子供"としてワガママを言わせて頂きます」
リーリエ「論理的結論からいいますと、あなた達と手を組むのなんかまっぴらごめんです!」ドーン
サカキ「っ……………!」
マオ「ははっ」
マーマネ「ま、リーリエのワガママは今始まった事じゃないしね~」
カキ「だな」フッ
イエロー「ふふっ」
サカキ「………ちっ!これだからガキは…!」
サカキ「ならばもういい!貴様を人質にして国王と交渉するまでだ!」
サカキ「デオキシス!」
デオキシス「…………………!」メキメキ
リーリエ「!」
マオ「な、なに!?あのポケモンの形態が…」
デオキシスSF「……………」
マーマネ「何かシャープな形になった…」
イエロー「…フォルムチェンジ…」
サカキ「ゆけっ!デオキシス!」
デオキシスSF「………………」シュンッ
カキ「速い!」
サカキ「ルナアーラを貫け!デオキシス!」
デオキシスAF「………………」ジャキ
カキ「またデオキシスのフォルムが!」
マオ「リーリエ!」
リーリエ「ほしぐもちゃん!ゴーストダイブ!」
ルナアーラ「ピー!」スゥ
デオキシスAF「!?」スカッ
サカキ「消えただと!?」
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
ルナアーラ「ピー!」フッ
デオキシスAF「!」
ルナアーラ「マヒナペーア!」ドッ
デオキシスAF「っ…………………!」ドカッ
マオ「やった!」
イエロー「デオキシスをぶっ飛ばしてました!」
サカキ「おのれ小娘が…もういい!」
サカキ「デオキシス!サイコブーストで小娘ごと消し去れ!」
デオキシス「…………………」シュウウ
カキ「あれは……サイコブースト!?」
マーマネ「リーリエ!」
マオ「………大きい……」
リーリエ「…………ほしぐもちゃん!」
ルナアーラ「マヒナペーア!」ズオオ
ズズズ
サカキ「!?」
イエロー「あの大きな穴は……?」
マオ「ミヅキのと同じウルトラホール?」
サカキ「くっ……撃て!デオキシス!」
デオキシス「……………」ドーン
ルナアーラ「ピー!」スウウ
デオキシス「!?」
サカキ「馬鹿な……サイコブーストがあの穴に吸い込まれて……」
リーリエ「行きますよ!ほしぐもちゃん!」ピカー
ルナアーラ「マヒナペーア!」シュウウ
サカキ「ぐ……」
リーリエ「シャドーレイ!」
ルナアーラ「マヒナペーア!!」
ドッカーン!!
ふしゅ~
マオ「けほっ、どうなったの?」
コスモッグ「ピュイ……」
マーマネ「ルナアーラが元のコスモッグに戻って…」」
リーリエ「………お疲れ様です。ほしぐもちゃん」ナデナデ
ほしぐも「ZZZ」
カキ「サカキはどうなった!?」
デオキシスDF「…………」ヨロッ
サカキ「……くそっ……」ヨロッ
マーマネ「あ!あいつ逃げる気だ!」
サカキ「………ちっ!」
イエロー「>>安価」
安価 近いレスの中
なんで魔王軍なんかについてるのよセレナのバカ
ここで捕まえて罪滅ぼしとして魔王討伐を手伝わせようよ。あのデオキシスってポケモンやこの人が強いのは事実だし
ホミカさん!逃げ道を塞いでください!
イエロー「………あの……」
イエロー「ここでこの人を捕まえて罪滅ぼしに魔王軍討伐を手伝わせませんか?」
サカキ「なんだと!?」
イエロー「この人を野放しにしたらまた悪さをするかもしれませんし…それに…」
イエロー「この人やあのデオキシスってポケモンが強いのも事実です」
カキ「だが……」
マオ「それだとさっきのリーリエの決意が……」
イエロー「……言い方に誤解があったかもしれませんが、この人と手を組む訳ではなく」
イエロー「この人を国王軍の配下に置くという事です」
マーマネ「なるほど!」
イエロー「もちろん…リーリエちゃんの判断に任せます」
マオ「リーリエ……」
リーリエ「…………………」
リーリエ「わかりました」
リーリエ「サカキさん。これからは心を入れ替え、国王軍の戦力として働いて下さい」
リーリエ「お爺様には私から話しをしておきます」
サカキ「ふざけるな!この私があのジジイの下で働くだと!?」
サカキ「くそっ!やってられるか!」ダッ
リーリエ「!」
カキ「くそっ!また逃げる気か!」
ガチャッ
ドンッ
「いたた……」
サカキ「くっ……誰だ……」
ホミカ「あんたからぶつかっておいて誰だとは言ってくれるね!」
マーマネ「え!?」
カキ「お前は!」
マオ「ロックスターのホミカ!?」
イエロー「何でここに…」
ホミカ「いや、バトルが終わったから帰ろうと思ったらコイツらと会って…」クイッ
リーリエ「え?」
「おーい!」
アセロラ「ふぁー!リーリエ!」
エリカ「無事ですか?」
リーリエ「アセロラ…エリカさん…それに」
サトシ「あれ?何でマオ達も居るんだ?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「あ、知らない女の子もいる」
エリカの家
サトシ「ロケット団かぁ……」
アセロラ「魔王軍以外にも悪い人たちっているんだね」
リーリエ「でも安心して下さい!お爺様にお話をしたらサカキとロケット団丸ごと国王軍の配下になることになりましたので!」
カキ「こころ強いんだか不安なんだか」
イエロー「リーリエちゃん大活躍だったんですよ?」
マオ「うん!こうしてゼルネアスが返ってきたのもリーリエのお陰だよ!」
マオ「ありがとうリーリエ!」
リーリエ「ふふっ、惚れてもいいのですよマオ?」
サトシ「最後の伝説のポケモンルナアーラかぁ…俺も見たかったぜ」
スイレン「それにしても」ジロッ
イエロー「?」
スイレン「なんか……イエローちゃんって私とキャラかぶってる…」
イエロー「えーと……」
マーマネ「スイレンは自意識過剰だよね」
スイレン「は?」
マオ「まぁまぁ」
マオ「それとイエローさんは私達よりも歳上だよ?」
サトシ「え?」
スイレン「嘘……」
アセロラ「ふぁ~見えないね…」
イエロー「……よく言われます……」
マーマネ「でも、そんな所も素敵です」ボソッ
イエロー「え?」
マーマネ「な、なんでもないよ////」
リーリエ「…………」ガタッ
マオ「やめろ」
エリカ「それにしてもあのサカキやロケット団を丸ごと潰してしまわれるとは…」
エリカ「流石は噂に聞く勇者様一行です」
エリカ「私、これからも勇者様一行に協力は惜しみません!」
アセロラ「ふぁ……エリカさん……」
イエロー「………………」
イエロー「あの!皆さん!」
全員「?」
イエロー「皆さん、これから女神様に会いに行くんですよね?」
イエロー「ボクも皆さん達勇者さん一行の力になりたいんです!」
イエロー「どうかボクも一緒に連れて行って下さい!」
サトシ「イエロー……」
スイレン「どうする?アセロラ」
アセロラ「うーん………」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
セレナを助けようよ
セレナが心配ですね
じゃあアセロラとバトルしてよ
アセロラ「うーん…いいよ!」
イエロー「ありがとうございます!勇者さん!」
アセロラ「ただし、アセロラとのバトルでのテストに受かったらね!」
イエロー「へ?テスト?」
カキ「テストなんかあったか?」
マーマネ「意地悪しないでよアセロラちゃん!」
アセロラ「意地悪じゃないもん!」
アセロラ「ねぇ!イエローちゃん!早くバトルしようよ!」ワクワク
スイレン「テストとか言って……ただアセロラがバトルしたいだけなんじゃ…」
サトシ「バトルか!いいな!アセロラ!」
アセロラ「えへへ!でしょ?」
カキ「アセロラも意外とバトル好きだよなぁ」
リーリエ「子供みたいにはしゃいでるアセロラ可愛いです♪」
イエロー「わ、わかりました!」
イエロー「バトルしましょう!勇者さん!」
サトシ「おっ!面白くなってきたぜ!」
マオ「アセロラ~!ギラちゃんは無しだよ?」
アセロラ「わかってるよぉ!」
エリカ「ふふっ、では、私がいつもポケモンの特訓をしているジムでどうぞ勇者様」
エリカのジム
エリカ「では、バトルは1対1。どちらかが降参するか、戦闘不能になるまでです」
エリカ「審判は私、エリカが勤めます」
エリカ「双方とも、準備はよろしいですか?」
アセロラ「いつでもおっけーだよ!」
イエロー「はい!」
サトシ「楽しみだな!」ワクワク
マーマネ「イエローさん…」ハラハラ
エリカ「では、バトルスタート!」
イエロー「いくよ!チュチュ!」
チュチュ「チュ!」
アセロラ「いっけー!ミミきゅん!」
ミミッキュ「ミキュ!」
安価 ミミッキュ対チュチュ(ピカチュウ)の簡単なバトルの流れ
近いレスの中から
ボルテッカー発動からの反動で両者ダウン
イエロー「(相手は勇者さんだ……バトルを長引かせちゃいけない)」
イエロー「チュチュ!開幕で決めるよ!」
チュチュ「チュ!」
イエロー「チュチュ!ボルテッカー!」
チュチュ「チュー!」バリバリドドド
サトシ「お!いきなりボルテッカーか!」
マーマネ「いっけー!イエローさん!」
アセロラ「ふぁー!ガチンコ真っ向勝負。気に入ったよイエローちゃん!」
アセロラ「ミミきゅん!ウッドハンマーで迎え撃って!」
ミミッキュ「ミキュー!」ブンッ
ドドド
リーリエ「ボルテッカーとウッドハンマーの真っ向勝負です!」
カキ「力と力のぶつかり合いか」
マオ「どっちも頑張れー!」
イエロー「チュチュ!」
アセロラ「ミミきゅん!」
チュチュ「……チュー!」ドッ
ミミッキュ「ミキュー!?」
アセロラ「ミミきゅん!」
スイレン「アセロラのミミッキュが吹っ飛ばされた!」
サトシ「じゃあ、チュチュの勝ちか!?」
カキ「……いや…」
チュチュ「チュ……」ドサッ
イエロー「あぁ~!チュチュ!」
マーマネ「ピカチュウがボルテッカーの反動で倒れた……」
マオ「て事は……」
エリカ「両者ダウン!よってこのバトル、引き分けです!」
イエロー「チュチュ、ごめんね?」ポゥ
チュチュ「チュ…」
スイレン「あれがマオちゃん達が言ってた治癒の力…」
サトシ「すっげー……」
ピカチュウ「ピカ…」
アセロラ「ふぁー、強いねイエローちゃん」
イエロー「!」
イエロー「勇者さん……」
イエロー「……引き分けですね…どうやらボクはまだまだ実力が足りなかったようです…」
イエロー「勇者さんのパーティに入れるよう、鍛え直してきます」クルッ
アセロラ「ふぁ?何言ってるのイエローちゃん」
イエロー「え?」
アセロラ「アセロラはテストするって言っただけだよ?勝てなんて言ってないもん」
スイレン「ただアセロラがバトルしたかっただけでしょ?」
アセロラ「へへへ////」
イエロー「じゃあ…」
サトシ「イエローとチュチュすっげーなぁ!次は俺とバトルしようぜ!」
マーマネ「やったー!イエローさんがパーティに入るぞー!」
マオ「よろしくね、イエローさん?」
カキ「歓迎するぞ?」フッ
スイレン「キャラかぶってるケド仕方ないか」
リーリエ「ふふふ、美少女だらけのパーティ…最高です!」
イエロー「皆さん…」
アセロラ「イエローちゃん!ようこそ!アセロラのパーティへ!」
イエロー「………はい!」
ラティアス「もう用事終わりましたか?」
ラティオス「そろそろ女神様の所に行こうよー」
アセロラ「あ!ごめんね!ラティ兄妹ちゃん!」
エリカ「勇者様。また必ずタマムシに来て下さいね!」
アセロラ「うん!絶対に来るよ!色々ありがとうエリカさん!」
ラティアス「それでは勇者一行の皆様」
ラティオス「次の目的地は女神ディアンシー様のおられる地」
ラティアス「案内は私達ラティアスラティオス兄妹が勤めます」
アセロラ「いよいよだね……」
アセロラ「行こうみんな!女神ディアンシーの居るアローラ国最果ての地、ジャイアントホールへ!」
全員「おーっ!」
勇者アセロラとその仲間達は、女神のお膝元タマムシを後にし
新たな仲間イエローを加え、女神ディアンシーの待つアローラ国最果ての地"ジャイアントホール"へ向かうのだった
アセロラ達勇者一行は女神のお膝元タマムシを後にし、アローラ国最果ての地ジャイアントホールを目指していた
ラティオス「さぁ、つきましたよ」
ラティアス「ここが女神様のおられる地、ジャイアントホールです」
アセロラ「ふぁ~!」
~"女神が住まう地"ジャイアントホール~
スイレン「……なんて言うか…デカイ穴だ……」
リーリエ「木々が生い茂って迷路の様になっていますね……」
ラティオス「ここは大昔に隕石が落ちてきてできた穴とも言われているんだ」
マオ「隕石?」
ラティアス「それにご覧の通り木々が迷路の様に生い茂っているし、野生のポケモンもウヨウヨいる」
ラティアス「人間どけろか魔王軍だって迂闊に近づけない場所なんだよ!」
マーマネ「なんか怖いね…」
カキ「だが、逆に言えば女神にとっては絶好の隠れ家って訳か」
ラティアス「そゆ事」
サトシ「野生のポケモンかぁ…どんなポケモンがいるんだろうな?」ワクワク
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「楽しみだね~」
マオ「ははっ、あんたらは相変わらず前だねぇ」
イエロー「…………くすっ」
サトシ「? どうしたイエロー?」
イエロー「いや、サトシくんってなんかボクの知り合いに似てるなって」
サトシ「知り合い?」
イエロー「うん、レッドさんって言ってね?とってもバトルが強くて…それで…」
イエロー「……ボクの憧れの人なんだ」
サトシ「バトルが強い人…会ってみたいなぁ!」ワクワク
マオ「それより、今のイエローさんの言い方が気になりますねぇ」ニヤニヤ
アセロラ「ひょっとして?そのレッドさんはイエローちゃんのイイ人かな?」ニヤニヤ
リーリエ「そ、そんな……」ガクッ
マーマネ「え!?そうなのイエローさん!」ガーン
イエロー「い、いやその…レッドさんはそんなんじゃなくて……////」
マオ、アセロラ「あ~や~し~い~」ニヤニヤ
スイレン「(よし、とりあえずサトシに近づく女は一人減ったね)」
カキ「緊張感の無い奴らめ…」ハア
サトシ「ははっ」
ピカチュウ「ピカピカ」
ジャイアントホール中央部 泉
ラティオス「さぁ、ここが女神ディアンシー様のおられる泉だよ」
アセロラ「やっぱり女神様も人間の姿たの?」
ラティアス「うん、そーだよ!女神様も人間に擬態できるんだ」
サトシ「いよいよ女神と会えるのか」ワクワク
スイレン「き、緊張するね」
「待っていましたよ。勇者アセロラとその仲間達……」スタッ
全員「!」
ディアンシー「険しい道のりをわざわざすみません」
ディアンシー「初めまして。私が女神ディアンシーです」ニコッ
ディアンシー(人間姿)【女神】
アセロラ「ふぁ……この人が女神様!?」
サトシ「像と全然違う……」
ラティアス「うん、人間に擬態中だからね」
マオ「……なんてゆーか………」
マオ「ロリだ」
スイレン「ロリだね」
マーマネ「ロリだよ」
カキ「妹系だな」ホワーン
サトシ「小さいな」
アセロラ「女神様かぁいい~♪」
イエロー「(ボクよりおっぱい小さい…)」
ディアンシー「>>安価」
安価 近いレスの中
ロリ……とはどういう意味なのでしょう?
ディアンシー「ロリ……?」
ディアンシー「ロリ…とはどういう意味なのでしょう…?私の事を言っているみたいですが……」
マーマネ「え!?」
マオ「いや、えーと……」
ラティオス「ラティアスはおマセさんだから知ってるよねー?」
ラティアス「あのですね……女神様……」
「ロリ…それは……」スッ
ディアンシー「!」
リーリエ「真理にしてアンサー…そして…」
リーリエ「この世で最も愛すべきものですよ女神様!」ニコッ
ディアンシー「リーリエ……!」
リーリエ「お久しぶりです女神様!」
リーリエ「お爺様の話しを聞いた時に、もしやと思いましたが、やはりあなたが女神様だったのですね!」
ディアンシー「ふふっ、大きく…そして凛々しくなりましたね、リーリエ!」
リーリエ「女神様は相変わらずロリロリで愛らしいですね」ニコッ
マオ、マーマネ、スイレン「(女神様相手に何言ってんだコイツは……)」
サトシ「へぇ…リーリエって女神と知り合いだったんだな、すっげー!」キラキラ
リーリエ「ふふっ、昔お城で少し」
リーリエ「そして…ディアンシー様は私の初恋の人なのです////」ポッ
スイレン「え!?この人がリーリエをレズに走らせた元凶!?」
カキ「元凶って……」
ディアンシー「ラティアス、レズとはいったい……」
リーリエ「ディアンシー様、レズとはですね?真の愛の形であり……」
ラティアス「女神様に変な事教えるのはやめて下さい!」
アセロラ「ふぁ!女神様!」
ディアンシー「!」
アセロラ「アセロラね、女神様にいっぱい聞きたい事があるの!」
アセロラ「何で女神様は魔王のおじさんに負けちゃうよわっちいアセロラなんかを勇者に………」
ディアンシー「…………久しぶりですねアセロラ」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「アセロラ、女神と知り合いなのか?」
アセロラ「……えーと……」
ディアンシー「アセロラ。貴女が私の事を忘れていたとしても、私は貴女の事を一時も忘れた事はありません……」
アセロラ「!」
ディアンシー「ずっと貴女に逢いたかった……」
アセロラ「女神様……?」
マオ「いったいどういう事なの?」
ディアンシー「ふふっ、皆さんは私に聞きたい事がたくさんある事でしょう…」
ディアンシー「そして、私からもあなた方に話したい事がたくさんあります」
全員「!」
ディアンシー「ラティオス、ラティアス皆さんを泉の中へ案内してあげて下さい」
ラティオス「はい!」
ラティアス「宴ですね?ディアンシー様!」
サトシ「宴?」
ディアンシー「はい、皆さんお疲れでしょう」
ディアンシー「話は食事でもしながらにしませんか?」ニコッ
マーマネ「女神様のお食事!?」
マオ「宴だってさ!」
スイレン「神様の開く宴なんて……」ドキドキ
リーリエ「楽しみです!」
イエロー「実はボクもお腹ペコペコで…」
カキ「実は俺も……」グー
ディアンシー「ふふっ、皆さん、こちらへ」
ディアンシー「さ、行きましょう。アセロラ」ギュッ
アセロラ「ふぁ?」
ディアンシーが用意してくれた食事 >>88
麻婆豆腐(激辛味)
天使違いじゃねーかwww
泉 深部
スイレン「泉の中なのに息ができる…」
サトシ「女神の力ってすっげー…」
ピカチュウ「ピカー……」
メレシー「メレシー」クルクル
マーマネ「メレシー達が踊ってる!」
ラティアス「踊り子メレシー達だよ」
ラティオス「メレシー達ははディアンシー様の身の回りのお世話や雑用をする役割なんだ」
アセロラ「ふぁー!メレシーかぁいー!」キラキラ
リーリエ「うふふ、アセロラも可愛いですよ?」
ディアンシー「メレシー、皆さんにお料理を」パンパン
カキ「おっ!いよいよ料理か!」
イエロー「楽しみです」ゴクリ
メレシー「メレシー!」クルクル
メレシー「メレ」シュタ
ディアンシー「ふふふ、さぁ遠慮なさずに食べてくださいね?」
マオ「ねぇ、これって……」
マーマネ「うん……何て言うか」
スイレン「麻婆豆腐?だよね?」
サトシ「……思ったより庶民的だな…」
ディアンシー「はい!私、昔麻婆豆腐を外界で食べて依頼大好物になりまして!」
ラティアス「ジャイアントホールでいう"ご馳走"は麻婆豆腐になりました」
スイレン「そ、そうなんだ……」
ディアンシー「さぁ!皆さん!遠慮なさらずに食べて下さい!」
リーリエ「で、では……」
全員「いただきまーす」パクッ
全員「ん?」
全員「カレー!」
マーマネ「あ、美味しい」パクパク
ラティオス「(ディアンシー様は激辛麻婆豆腐が好物だからなぁ)」
マオ「けほっ、何これ……」ゴホゴホ
カキ「辛いなんてもんじゃあ……」
アセロラ「お口ヒリヒリ」
イエロー「み…水………」
スイレン「もう罰ゲームの域だよ…」ヒリヒリ
サトシ「か、辛………」
リーリエ「しぬ……」
マーマネ「おかわり」ヒョイッ
ディアンシー「すみません……」ウルッ
全員「!?」
ディアンシー「お口に合わなかったですよね?」グスッ
全員「(食べれないって言えない雰囲気だなぁ……)」
マーマネ「ところで女神様?お話ってのは?」
ディアンシー「あ、そうでしたね」
ディアンシー「……話したい事はたくさんあるのですが……」
ディアンシー「そうですね。まずは天界の笛の行方についてから話しましょうか……」
カキ「天界の笛って確か……」
アセロラ「世界を創ったポケモンが呼べるって笛?」
ディアンシー「……皆さん。ヤナギ国王からだいたいの話は聞いていますね?」
マオ「はい、まぁ……」
ディアンシー「今から話す事はリーリエには少し酷な話しになるかもしれません……」
リーリエ「……構いません。お話しくださいディアンシー様……」
ディアンシー「……リーリエ…本当に凛々しくなりましたね……」
ディアンシー「では話します……あの日の真実について……」
リーリエ「真実………」ゴクリ
ディアンシー「あの日私は予知夢を見ました…世界を創造したポケモンを復活させ、悪用する者と、それと戦う勇者と仲間の夢を……」
アセロラ「ふぁ、勇者と仲間達?」
ディアンシー「そうです。そしてその夢が現実にならぬよう、天界の笛を前国王モーンに託し、抑止力として伝説のポケモンコスモッグとネクロズマを月の国の王、フラダリに託しました」
アセロラ「ネクロズマ…あのポケモンだ…」
ディアンシー「………ですが、天界の笛を人間界に持ち込んだのがそもそもの過ちでしたね……」
ディアンシー「あの日、天界の笛を盗みだし、フラダリに罪を被せ」
ディアンシー「王の間に火を放ち、モーンを亡き者にした人物……それは……」
ディアンシー「アローラ国前王妃"ルザミーネ"」
全員「!?」
マオ「……前王妃ってまさか…」
カキ「リーリエの……」
リーリエ「………そんな……母様が…父様を……!?」
アセロラ「リーリエ……」
サトシ「………………」
サトシ「なぁ、ディアンシー」
ラティアス「ちょ、ディアンシー様を呼び捨てとか!」
ラティオス「なんて畏れ多い……」
スイレン「(サトシ…そんなワイルドなところも素敵……)」ポッ
ディアンシー「いいのです。何でしょうサトシ?」
サトシ「ディアンシーはリーリエのパパやママと一緒に王の間に居たんだろ?」
サトシ「王様の話しじゃあ、リーリエのママも天界の笛も見つからなかったって言ってた」
サトシ「ディアンシーはリーリエのママの行方について何か知らないのか?」
ディアンシー「……………」
カキ「確かに……」
マオ「サトシ…ちゃんと話を理解してたんだ……」
イエロー「そこなんですか」
リーリエ「ディアンシー様!教えて下さい!母様は何処に…!?」
ディアンシー「……ごめんなさい…」
ディアンシー「あの時は私も火の海から逃げるのに必死で……ルザミーネの遺体と天界の笛が見つからなかったと聞いたのも後からでした……」
リーリエ「……そうですか…」シュン
ディアンシー「ただ…」
リーリエ「え?」
ディアンシー「私が王の間から脱出する時にはまだルザミーネは王の間に居ました」
ディアンシー「ルザミーネは瓦礫の下敷きになっていた…自力で脱出するのは不可能なハズです」
マオ「て事は……」
マーマネ「天界の笛のなんらかの力が働いたって事かな?」
ディアンシー「恐らくそうでしょうね」
スイレン「天界の笛やリーリエのお母さんの行方は女神様でもわからないって事か……」
ディアンシー「ごめんなさい……」
リーリエ「い、いえ…ディアンシー様が謝る事では……」アセアセ
ディアンシー「いえ……元はと言えば争いの火種となる天界の笛を人間界に持ち込んだ私が浅はかでした……」
ディアンシー「私が天界の笛を人間界に持ち込まなければ、太陽の国と月の国の戦争も起こらなかったでしょう……」
リーリエ「ディアンシー様……」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレス
ディアンシーは悪くないよ、勿論王様や魔王さんも
アセロラ「ディアンシーは悪くないよ」ギュッ
ディアンシー「アセロラ…」
アセロラ「勿論、王様や魔王のおじさんもね?」
アセロラ「だからアセロラがリーリエのお父さんがやろうとしてたみたいにアローラとカロスを仲直りさせてあげるよ!」
アセロラ「なんたってアセロラはディアンシーが選んでくれた勇者だからっ!」
ディアンシー「はい…やっぱり貴女を選んで良かった……」ギュッ
サトシ「へへっ」
カキ「さすがは勇者様だな!」フッ
スイレン「私達もいるからね!」
リーリエ「アセロラとディアンシー様が抱き合っている姿……美しいです…」
マオ「何かリーリエが言うとやらしく聞こえるよ。ごめんね?」
アセロラ「ねぇ!ディアンシー!アセロラ、魔王のおじさんに負けちゃったの…」
アセロラ「……だから、アセロラは強くなりたいんだ!おじさんを倒すんじゃなく、みんなを助ける為に!」
サトシ「俺達もだ!」
スイレン「私も…セレナと決着をつけるのには今のままじゃダメなんだ…!」
カキ「マノンやフウロさんと約束した…アランを絶対に連れて帰るってな」
マオ「あの悪魔みたいなポケモンは私とゼルネアスで倒す!」
リーリエ「………私も…昔のミヅキさんを取り戻せる力が欲しいです!」
マーマネ「え、えーと…ぼ、僕も強くなりたい!」
イエロー「みんな……」
アセロラ「お願い!ディアンシー!」
ディアンシー「……………」
ディアンシー「わかりました」
ディアンシー「…あなた方が強くなる方法……それは……」
ディアンシー「選ばれし七匹の伝説のポケモンの真の力を目覚めさせる事です!」
サトシ「真の力?」
アセロラ「ふぁ…そういえば魔王のおじさんもそんな事を言ってたような…?」
カキ「どういう事だ?」
ディアンシー「………わかりやすく言えば月の笛により真の姿に目覚めたルナアーラでしょうか?」
リーリエ「!」
マオ「つまり進化するって事?」
カキ「そう考えれば、アランのジガルデやサカキのデオキシスも力を引き出してたって事か?」ウーム
ディアンシー「一概に進化や形態変化だけが真の力を引き出すとはなりませんが……」
ディアンシー「例えばホウオウの周囲の炎を操る力や、ゼルネアスの治癒の青い花弁、そしてルナアーラやソルガレオのウルトラホール」
ディアンシー「彼らはそれが真の力の片鱗です」
サトシ「あの炎が?」
マオ「そうだったんだ……」
リーリエ「と、いう事は私やサトシやマオはポケモン自体を鍛えればいいという事ですか?」
ディアンシー「ええ、そうなりますね」
ディアンシー「他にも……」
ディアンシー「太古に失われし姿を持つ者」
スイレン「!」
マーマネ「!」
ディアンシー「進化という新たな可能性を持つ者」
カキ「!」
ディアンシー「……そして…真の…オリジンの姿を持つ者」
アセロラ「……オリジン…?」
ディアンシー「真の力を目覚めさせる方法は様々です」
ディアンシー「残念ながら私に伝説のポケモンの真の力を引き出す能力はありません……ですが……」
ディアンシー「この話が力を引き出すきっかけとなってくれれば良いのですが…」
アセロラ「………充分だよディアンシー」
サトシ「ああ、目指す方向は定まったしな!」
ディアンシー「皆さん……」
イエロー「あ、あの女神様!ボクもみんなの力になりたいんです!」
ディアンシー「イエロー…貴女にはこれを授けます…」スッ
イエロー「モンスターボール?」
ディアンシー「きっと貴女の力になってくれる事でしょう」ニコッ
イエロー「ありがとうございます!女神様!」
夜
マオ「ぐごー…」グーグー
スイレン「ムニャムニャ…サトシぃ…それはまだ早いよ…ふひひ」スー スー
リーリエ「ムニャムニャ…美少女…」スヤスヤ
イエロー「レッドさん…」スヤスヤ
アセロラ「………………」ムクリ
外
アセロラ「………………」
ディアンシー「眠れないのですか?」ザッ
アセロラ「!」
アセロラ「ディアンシー……」
ディアンシー「隣よろしいですか?」
アセロラ「うん、いいよ」
ディアンシー「……不安なのですか…?」
アセロラ「……なんでわかったの?」
ディアンシー「……言ったでしょう?貴女と出会った時からずっと貴女の事を想っていましたから」
アセロラ「えへへ、何か照れ臭いよ」ポリポリ
アセロラ「……何でディアンシーはアセロラの事を勇者に選んだの?アセロラは普通の女の子なんだよ?」
ディアンシー「…………………」
アセロラ「アセロラは勇者だからさ、みんなを不安にさせちゃいけないと思って言わなかったけど……」
アセロラ「……本当は怖いの……」
ディアンシー「………アセロラ…」
ディアンシー「>>安価」
安価 近いレスの中から
アセロラの仲間達はみんなわかっていますよ。貴女が不安でいることも、それでも貴女が勇者足り得ることも。
ディアンシー「大丈夫ですよ。貴女の仲間はみんなわかっていますから…」
アセロラ「え?」
ディアンシー「貴女が本当は不安でいる事も……」
ディアンシー「貴女が勇者足り得る事も」
アセロラ「ディアンシー……」
ディアンシー「…………………」シュウウ
ピカー
アセロラ「!?」
アセロラ「ふぁ!?ディアンシー、その姿は……」
アセロラ「あの日森の中で傷ついていた喋るポケモン!?」
ディアンシー(ポケモン姿)「はい、これが私の本当の姿です」
ディアンシー「やっと思い出してくれたようですね?」ニコッ
アセロラ「ふぁ………」
ディアンシー「あの日貴女は傷だらけになり、死を覚悟した私にオボンの実を与えてくれた」
ディアンシー「私はきっとこれからまた長い長い時を生きていくでしょう……ですが……」
ディアンシー「あの日貴女が私にくれたオボンの実の味を私はずっと忘れない」
ディアンシー「私に生きていく力を…勇気を……人を愛するという気持ちを教えてくれたのはアセロラ、貴女だから……」ニコッ
アセロラ「え………」
ディアンシー「……手を出して下さいアセロラ」スッ
アセロラ「ふぁ?」
アセロラ「……これは……オボンの実…?」
ディアンシー「………………」サァァァ
アセロラ「!?」
アセロラ「え!?オボンの実が宝石になった!?」ピカー
ディアンシー「それは宝玉"プラチナ"です」
アセロラ「プラチナ…?」
ディアンシー「私が貴女からもらった優しさに対するせめてもの恩返しです」
ディアンシー「きっと今後の旅の役に立ってくれる事でしょう…」
アセロラ「ありがとう!ディアンシー!」ニコッ
ディアンシー「ふふっ」ニコッ
アセロラ「ねぇ、ディアンシー。最後に一つ、教えてよ?」
ディアンシー「……なんでしょう?」
アセロラ「何でアセロラを勇者に選んだの?」
ディアンシー「……それはですね………」
安価?
翌日
サトシ「色々ありがとな!ディアンシー!」
カキ「今後の強くなる方向性も見えたし、本当にありがとう」
ディアンシー「いえ、私は何もしていません」
スイレン「!」
スイレン「あれ?アセロラ、そんな宝石のついたネックレスしてたっけ?」
アセロラ「えへへ、内緒だよ~」
ディアンシー「ふふっ」
スイレン「?」
マオ「で、確か月の国カロスに行くにはリーリエのほしぐもちゃんでウルトラホールを開けばいいんだっけ?」
ディアンシー「はい、そうです」
マーマネ「何かいよいよ決戦って感じだね……」
イエロー「怖いんですか?マーマネくん?」
マーマネ「そ、そんな事ないよ!」
リーリエ「本当ですか?」
マーマネ「本当だよ!」
ディアンシー「…………リーリエ…」
リーリエ「?」
ディアンシー「カロスについたらまず>>101に寄りなさい」
>>101 前回今回未登場のポケモンゲームに登場した街
ソウリュウシティ
リーリエ「ソウリュウの街……ですか…」
ディアンシー「……はい、数年前にここを訪れた人物がまずはそこに向かうと言っておりました」
ディアンシー「もしかすると会う事ができるかもしれません」
リーリエ「……数年前にここを訪れた人物……?」
ディアンシー「貴女の兄、アローラ国王子、グラジオです」
リーリエ「!」
アセロラ「ふぁ、確かリーリエのお兄さんって……」
マーマネ「あの行方不明になったっていう……」
マオ「あのイケメンの……」
スイレン「サトシの方がイケメンだよ」ボソッ
サトシ「え?」
スイレン「な、なんでもない///」
リーリエ「……兄様が何故カロスに……いったいどうやって……」
ディアンシー「彼はあの日の事実を知り、母を探すと私の元に訪ねてきました」
ディアンシー「彼がカロスへどのような方法で行ったのかは私にはわかりません」
ディアンシー「ただ…彼はソウリュウの街に何か手掛かりを掴んだので行ってみると言っていたので、そこに行けば会えるかもしれません」
リーリエ「……兄様…」
アセロラ「ふぁ、リーリエ!悩んでても仕方ないよ!」ポンッ
サトシ「ソウリュウに行ってみるっきゃないな!」
ピカチュウ「ピカ!」
マオ「あの、女神様。ちなみに魔王城って何処にあるんですか?」
月の国カロスの首都で魔王城がある場所
前回今回未登場のポケモンゲームに登場した街
安価下
ミアレシティ
ディアンシー「月の国の王、フラダリの城があるのはカロスの首都"ミアレ"です」
マオ「ミアレ?」
ディアンシー「そして……首都ミアレに行く方法は様々ですが…どの道のりを辿っても必ず通過しなくてはならない街が4つあります」
リーリエ「4つの街?」
マーマネ「まさか……」
ディアンシー「カロスの王、フラダリを守護する4人のトレーナー。通称"四天王"が支配する地域です!」
スイレン「四天王……」ゴクリ
ディアンシー「そして……ソウリュウの街もその一つです……」
カキ「……ふっ、面白いじゃないか」
マオ「まぁ、私達の目的の中にはそいつらを倒すってのも入ってるしね?」
スイレン「どの道セレナ達とはぶつかる事になっただろうしね」
サトシ「……なんか……」
サトシ「ワクワクしてきたな!」
アセロラ「うん!」
イエロー「ふふっ」
マーマネ「僕はなるべく安全に行きたかったんだけどなぁ……」
リーリエ「やはり怖いのですか?マーマネ」
マーマネ「こ、怖くないよ!」
サトシ「ははっ」
ラティアス「まったく、この人達は…」
ラティオス「少しは危機感をもちなよ…」ハァ
ディアンシー「ふふふ」クスッ
全員「?」
ラティアス「ディアンシー様?」
ディアンシー「勇者アセロラ、そしてその仲間達……」
ディアンシー「これは予知ではありませんが私は確信しています」
ディアンシー「あなた達なら必ず世界を救えると!」
アセロラ「……うん!」グッ
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
ぴゅるるり~♪
ほしぐも「!」ピクッ
ルナアーラ「マヒナペーア!」
スイレン「これがリーリエのルナアーラ…」
サトシ「すっげー…」
ピカチュウ「ピカ……」
リーリエ「ほしぐもちゃん、ウルトラホールを!」
ルナアーラ「マヒナペーア!」
ズオオ
アセロラ「ふぁ…ミヅキ達が使ってたのと同じ穴だ……」
イエロー「この穴の先に月の国カロスが…」ゴクリ
スイレン「いよいよ決戦!ってカンジだね?」
カキ「ふっ、最高に燃えてきた!」
マーマネ「うぅ……!」
マオ「マーマネ……」
マーマネ「怖くない!」
マオ「うん、わかってるよ……」
サトシ「へへっ、この穴の先にまた新しい冒険が……」ワクワク
ピカチュウ「ピカー!」
ラティアス「みんな!必ず世界を救ってまた会いにきてね~!」
ラティオス「約束だよ!」
ディアンシー「………アセロラ…」
アセロラ「!」
ディアンシー「私は貴女を………」
ディアンシー「…………………」
ディアンシー「……勇者アセロラ、必ず世界を救って来て下さい」ニコッ
アセロラ「……うん!」
アセロラ「みんな行こう!」
アセロラ「さぁ、この先も冒険だ!」
全員「おう!」
スウッ
ラティアス「行っちゃいましたね…」
ラティオス「みんな大丈夫かな…」
ディアンシー「……大丈夫ですよ…」
ラティアス「ねぇ、ディアンシー様?」
ディアンシー「なんでしょう?」
ラティアス「私、ずっと疑問だったんですが、何故アセロラを勇者に?」
ラティアス「こう言ってはなんですが、普通の少女にしか見えませんよ?」
ラティオス「あ!それ、僕も気になります!」
ディアンシー「……あの日……」
ラティアス「え?」
ディアンシー「あの日彼女がくれたオボンの実がとても優しい味がしたから…」
ラティオス「ええ?何ですかそれ!?」
ラティアス「それだけ……ですか?」
ディアンシー「……ええ…」
ディアンシー「それだけです」ニコッ
ディアンシー「(だからこそ、アセロラなら世界を救えると信じているのです…)」
ラティアス、ラティオス「?」
アセロラ「ふぁ!ウルトラホールを抜けたよ!」
サトシ「ここが……」
~月の国カロス~
スイレン「うーん、魔界って言うくらいだからもっとジメジメした所を想像してたけど……」
イエロー「アローラ国とあまり変わりませんね……」
マオ「てゆーか、向こうに見える街?ヘタしたらアローラ国より発展してない?」
カキ「うーむ……」
アセロラ「とりあえず、あの街に行ってみよーよ!」
サトシ「だな!」
マーマネ「あ!待ってよみんな!」ダッ
ドカッ
マーマネ「いたっ!」
「いてて……」
カキ「どうした?マーマネ?」
マーマネ「いや、誰かにぶつかって…」
「ちょっと!か弱い女の子にぶつかったんだからまずは謝りなさいよ!」
マーマネ「え?あ……ごめんね…」
キバゴ「まったく!あんたって子供ねぇ!」
マーマネ「え!?ポ、ポケモンが喋ってる!?」
キバゴ「悪い?」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレス
ってさっき喋るポケモン達に会ったばかりだったか
マーマネ「って良く考えたら、さっき喋るポケモン達に会ったばっかりか…」
キバゴ「何よ?」
マーマネ「えーと……」
カキ「おーい、マーマネ!」タッタッタ
サトシ「どうしたんだー?」タッタッタ
マーマネ「!」
サトシ「へぇ、喋るポケモンか」
アセロラ「ディアンシー達と一緒だね!」
スイレン「どっちかというと、キングドラとかと同じっぽい……」
キバゴ「ちょっと!ジロジロみないでよ!」
マーマネ「あ、ごめん…」
キバゴ「喋るポケモンが珍しいとか、あんた達ひょっとして外の世界から来たの?」
リーリエ「外の世界?」
キバゴ「ウルトラホールより外の世界の事よ。私達は外の世界って呼んでるの」
イエロー「あの…キバゴさん。ひょっとしてカロスではポケモンが喋るのは普通なんですか?」
キバゴ「別に普通って訳じゃないわよ」
キバゴ「私達喋るポケモンはみんなソウリュウ出身のポケモンだけだからね」
キバゴ【カロス・ソウリュウ街出身の少女】
サトシ「ソウリュウだって!?」
アセロラ「ふぁ!キバゴちゃん!アセロラ達丁度ソウリュウに行きたかったの!」
キバゴ「え?何で?観光?」
リーリエ「お願いです!キバゴさん!私達をソウリュウに案内して下さい!」
キバゴ「ま、まぁ……いいけど…」
キバゴ「私のお爺ちゃんソウリュウの町長だしね」
カキ「町長?」
マオ「カロスに来て早々運が向いてきたね!」
スイレン「やっぱ町長もポケモンなのかな?」
キバゴ「当然ポケモンよ?」
キバゴ「私も外の世界に興味あったしはね!丁度いいわ!ついてきなさいアンタ達!」
マーマネ「やったー!」
キバゴ「あ、アンタはダメよ!」ビシッ
マーマネ「え!?何で?」
キバゴ「何かムカつくから」
マーマネ「はぁ?」
イエロー「まぁまぁ、ケンカはやめましょうよ」ドードー
ソウリュウ街 白の街
ワイワイ
ラッキー「新鮮な卵はいかが?」
町民「一つくださる?」
サトシ「すっげー!喋るポケモンがいっぱいだ……!」キョロキョロ
リーリエ「それに…喋るポケモンと人間も上手く共存しているようですね」キョロキョロ
キバゴ「あんまりキョロキョロしないでよ、子供ねぇ」
サトシ、リーリエ「すみません…」
マオ「今思えばヤミカラスやアバゴーラみたいな魔王軍の喋るポケモン達もソウリュウ出身だった訳かぁ…」ウーム
カキ「それにしても発展した所だなぁ…」
キバゴ「ここはソウリュウ街白の町」
イエロー「白の町?」
キバゴ「そうよ。ソウリュウは私達のような喋るポケモンと人間が共存する町」
キバゴ「でも住む場所は違うの。あっちを見て」スッ
スイレン「?」
アセロラ「ふぁ、何か黒っぽい町だ」
キバゴ「あっちはソウリュウ街黒の町。ソウリュウ街に住む人間の居住区よ」
マーマネ「人間の居住区?」
キバゴ「そう。ここ、ポケモンの住む白の町とは逆に歴史が残る町なの」
キバゴ「そして、白の街と黒の町をまとめる長が私のお爺ちゃんって訳!」エッヘン
サトシ「なぁ、何でポケモンと人間が仲良くやってるのに、住む場所を分ける必要があるんだ?」
キバゴ「さぁ、そんなの知らないわよ」
キバゴ「ただ……ソウリュウ街白の町は別名"ラクエン"と呼ばれ、そこに住む私達、喋るポケモンは"トモダチ"と呼ばれているわ」
アセロラ「ふぁ?ラクエン?」
サトシ「トモダチ?」
キバゴ「さぁ、ついたわ」
キバゴ「ここが私の家よ!」
キイ
キバゴ「ただいま!お爺ちゃん!」
「お帰り。キバゴ」
オノノクス「おや?その人間達はお客さんかな?」
オノノクス【ソウリュウ街、町長。キバゴの祖父】
アセロラ「ふぁ…町長さんもやっぱりポケモンだった……」オクチアングリ
オノノクス「?ひょっとして君たちは外の世界出身かな?」
アセロラ「うん!アセロラ達は勇者一行の……」
マオ「わああ!アセロラ!」バッ
アセロラ「モガ……」
キバゴ、オノノクス「?」
スイレン「な、何でもないです!ただの観光客です!」アセアセ
マオ「アセロラ!ここは一応敵地なんだよ?」ヒソヒソ
スイレン「気軽に勇者って名乗らないでよ!」ヒソヒソ
アセロラ「ふぁ、ごめん……」
オノノクス「そうですか…観光客の方々でしたか」
キバゴ「ねえ!早く外の世界の話しを聞かせてよ!」キラキラ
サトシ「おっ?いいぜ?」
オノノクス「はっはっは。孫も喜んでるようですし、どうか寛いでいって下され」
リーリエ「は、はぁ…」
カキ「じゃあ遠慮なく」
マーマネ「疲れてた所だし丁度良かったよー!」フゥ
キバゴ「あんたはダメー!」
マーマネ「なんで!?」
オノノクス「こらっ、意地悪はやめなさい」
ソウリュウ街 黒の町
『どうやら勇者達がカロスに来たみたいだ』
『恐らく最初に向かうのはソウリュウ街のハズ……勇者達が来たら歓迎してあげてよ』
『Nくん』
N「………勇者達がボクのラクエンに来るのかぁ……」
N「歓迎してあげなくちゃね?」
N【魔王軍四天王、ソウリュウ街の支配者】
Nの側近
ジムリーダー、キャプテン、ヒロインクラスの有名所未登場少女トレーナー 近いレス
ミカン
ミカン「姫様からのご連絡ですか?」
N「!」
N「ミカンちゃん」
ミカン【Nの側近】
N「うん、どうやら勇者達がこの街にくるらしいんだ」
ミカン「勇者がですか?」
N「そうだよ。だからさ……」
N「勇者達もトモダチにしてラクエンの一員にしてあげようよ!」
ミカン「ふふっ、そうですねN様」
キバゴ「へぇ~外の世界はそんなになってるんだぁ」
サトシ「ああ!アローラ国にしかいないポケモンとかもいっぱいいるぜ?」
キバゴ「……行ってみたいなぁ、外の世界」
リーリエ「なんなら、今度私が連れていってあげましょうか?」
キバゴ「本当!?」キラキラ
オノノクス「キバゴ!」
キバゴ「……わかってるよ…」
リーリエ「?」
マーマネ「あ、あのー…」
キバゴ「……私達カロスとアローラは一応戦争中らしいからね」
キバゴ「王様の許可無しでアローラに行くのは禁止なのよ」
キバゴ「…だからアンタ達もアローラ国の住人なら国王軍に見つからないよう気を付けて方がいいわよ?」
全員「…………………」
オノノクス「!」
オノノクス「もうこんな時間じゃ!」
アセロラ「ふぁ?時間?」
オノノクス「すまんな客人達」
オノノクス「ソウリュウの街は午後6時以降は人間とポケモンが会ってはならぬと法律で決まっておるのじゃ!」
カキ「法律?何故だ?」
キバゴ「うーん、理由は良くわかんないけど……法律だから…破ったら罰が下るらしいし……」
キバゴ「だから…ごめんね?みんな」
アセロラ「……追い出されちゃったね…」
マオ「法律らしいから仕方ないよ…」
リーリエ「……あれだけ居た人間が一人もいませんね……」キョロキョロ
イエロー「人間はみんな黒の町に戻ったって事ですかね……」
スイレン「とりあえず私達も黒の町ってのに行った方がいいのかな?」
ジロジロ ザワザワ
スイレン「……ポケモン達に見られてるし」
サトシ「そうだな……」
マーマネ「………何かこの街おかしいよね…」
カキ「何を今更…」
マーマネ「ポケモンが喋るのは百歩譲ってわかるとしてもさ……」
マーマネ「何で"白"と"黒"に分ける必要があるのかな?」
全員「………」
アセロラ「とりあえず黒の町に行こう」
アセロラ「人間がここに居たら罰を受けるらしいから………」
黒の町 宿
サトシ「何とか宿がとれて良かったな」
カキ「ああ」
マーマネ「………………」
カキ「どうした?マーマネ?」
マーマネ「……いや……」
ガチャッ
アセロラ「サトシー!遊びにきたよー!」
サトシ「おっ!アセロラ!」
スイレン「私もいるよ!」
サトシ「スイレン」
スイレン「サトシ!私と部屋が別で寂しかったでしょ?」
スイレン「なんなら私がマオちゃんに言ってカキと私を変えてもらおうか?」
カキ「何故俺?」
アセロラ「はぁ…またスイレンの妄想が始まった……」
スイレン「あ?」
カキ「ケンカはやめろよ」
サトシ「ははっ」
ギャー ギャー
マーマネ「……………」スクッ
カキ「!」
カキ「どうしたマーマネ?」
マーマネ「うん、ちょっと散歩に……」
外
マーマネ「(うーん……何か落ち着かないなぁこの街……)」トボトボ
「…………!」 「…………」
マーマネ「(ん?何か言い合してる声が聞こえる……)」コソ
ポンッ
マーマネ「!」ビクッ
キバゴ「ちょっと、静かにしてよ」ヒソッ
キバゴ「私が黒の町に居る事がバレたら大変でしょ?」ヒソッ
マーマネ「え?何で君がここに……?」
キバゴ「>>安価」
安価 近いレスの中
もこうを探しに来た
人間の友達に会いに来た
最近更新のペースが遅くなってきてすみません
キバゴ「私はモコーっていう人間の友達に会いにきたのよ!」
マーマネ「え?でも夜に人間と会うのは法律違反なんじゃ……」
キバゴ「だからこっそり会いにきたっていったじゃない!あんたって本当に子供ねぇ」
マーマネ「ごめん……」
「キャアアー!!」
マーマネ、キバゴ「!」
ミカン「あらあら、貴女今白の町に向かおうとしてましたね?」
ミカン「ダメですよ?夜にポケモンと会うのは法律違反です」ニコッ
モコー「ご、ごめんなさい!見逃して下さい!」ガクガク
マーマネ「? ボクと変わらない歳くらいの女の子達がケンカしてる……?」
キバゴ「………モコー…」
マーマネ「え?」
キバゴ「モコ……」ダッ
マーマネ「ちょっと待って!」グイッ
キバゴ「何すんのよ!離して!モコーが!」
マーマネ「だから待ってよ!」
マーマネ「なんか……あの雰囲気ただ事じゃないよ……」
ミカン「さぁ、罰を受けて下さい」ニコッ
モコー「や、やめて……」ガクガク
ミカン「何も怖がる事はありませんよ?貴女は生まれ変わるのです」スッ
ペタ
モコー「やめ……」
モコー「………………」
ポンッ
ニャスパー「あれ?私何して?」
マーマネ「!?」
ミカン「ふふふ、おめでとうございますモコーさん」
ミカン「貴女は今ニャスパーとして生まれ変わりました。これからは魔王軍の忠実な兵隊として…」
ミカン「おっと、この様な言い方をしてはN様に叱られますね?」
ミカン「モコーさん?貴女は今より黒の町のモコーではなく、白の町のニャスパー……N様のトモダチになりました」ニコッ
ニャスパー「はい、ミカン様……」
マーマネ「(どういう事?あの女の子がモコーさんに触れた瞬間にモコーさんがニャスパーになった?)」
キバゴ「あ……ぁ…………」ガタガタガタ
マーマネ「え……?」
マーマネ「ね、ねぇ、どうしたの?」
キバゴ「あ……ぁ……N様…トモダチ…」ガタガタガタ
キバゴ「……モコー……誰……?」ガタガタガタ
マーマネ「え?」
ミカン「さっきからそんとこでコソコソと何をしているのですか?」
マーマネ「!?」
マーマネ「しまった!見つかった!」
ミカン「………見ない顔ですね……」
ミカン「ひょっとしてあなたはN様が言っていた勇者の仲間ですか?」
マーマネ「……くそっ!ゼクロ……」
キバゴ「うぅ……」ギュッ
マーマネ「!」
マーマネ「……ここは逃げて宿でみんなと合流するしかないかな……」
ミカン「逃がすと思いますか?」ニコッ
ミカン「いって!>>120」
>>120
幻伝説UBメガ以外の前回今回未登場最終進化系ポケモン
あかりちゃん こと デンリュウ
(⌒,_ゝ⌒)「しゃべり方全く違うやないかボケェ」
すみません。ミカンの口調とか正直覚えてませんでした
もうこのままいってもいいですか?
もこうの方
ミカンは別にいい
もこ○はモコーとして別キャラ扱いで出したのでご了承お願いします
まぁそれ言ったらガチ百合リーリエとか完全サトキチ化してるセレナスイレンとかいるし今更・・・
おk
ミカン「いって!アカリちゃん!」
アカリ「ぱるぅ!」
マーマネ「デンリュウだ!」
キバゴ「うぅ…」ガタガタ
マーマネ「逃げるよ!」グイッ
キバゴ「ひ……」
ミカン「逃がしませんよ?アカリちゃん!フラッシュ!」
アカリ「ぱるー!」
ピカッ
マーマネ「うわっ!眩しい!」
ミカン「ニャスパー、そのブーピッグちゃを抑えて下さい!」
ニャスパー「はい、ミカン様」ガシッ
マーマネ「う、うわっ!離してよ!」ググッ
ミカン「さぁ、あなたもN様のトモダチになりましょ?」スーッ
マーマネ「う、うわーっ!やめて!」
キバゴ「あ……ぁ……」ガタガタガタ
「シロン!凍える風!」
シロン「コーン!」ヒュオオ
ミカン「!」
ミカン「くっ!」サッ
マーマネ「リーリエ!」
リーリエ「大丈夫ですか!マーマネ!」
マーマネ「うぅ…助かったよリーリエ!」
マーマネ「……でも…何でここに?」
リーリエ「兄様や母様の手掛かりが無いか探していましたら偶然マーマネとキバゴちゃんを見つけまして……」
リーリエ「………それにしても…」チラッ
キバゴ「や、やめて……」ガタガタ
リーリエ「これはいったいどのような状況ですか…?」
リーリエ「それに、あの可憐な女の子は……」
ミカン「……誰だか知らないけれど、邪魔しないでくれます?」
ミカン「それとも……貴女もトモダチになりたいの?」ニコッ
リーリエ「>>安価」
安価 近いレス
「貴方こそ、わたしの『友達』にしてあげましょうか?」ジュルリ
リーリエ「ふふふ…貴女こそ私の友達(意味深)にしてさしあげましょうか?」ジュルリ
ミカン「!?」
マーマネ「リーリエ…こんな時にまで…」
マーマネ「でも、今は少しは頼もしいや」
キバゴ「………あれ?…私…」ハッ
マーマネ「あ、落ち着いた?」
キバゴ「え?」
マーマネ「……大丈夫。話は後で」
キバゴ「?」
ミカン「よくわかりませんけど、貴女からは危険な香りがします!」
ミカン「シャキーン!アカリちゃん!10万ボルト!」
アカリ「ぱるぅ!」バリバリバリ
リーリエ「シロン!凍える風!」
シロン「コーン!」ヒュオオ
バババババ!
ミカン「アカリちゃん!」
アカリ「パルルルルー!」バリバリバリ
リーリエ「!?」
ドッ
リーリエ「キャア!」ドサッ
シロン「コン!」ドサッ
マーマネ「リーリエ!」
ミカン「ふふふ!伊達にN様の側近はやってないですよ!」
ミカン「さぁ!貴女もトモダチに…!」スーッ
リーリエ「っ……………!」
マーマネ「ああ~!リーリエ!気を付けて!その娘の右手に触れられるとポケモンに…!」
ミカン「ふはは!もう遅いです!」スッ
モミ
リーリエ「………ぁんっ…/////」
マーマネ「え?」
キバゴ「?」
ミカン「……!?」
リーリエ「……ミカンさん…いきなり私の胸を揉むなんて……////」ポッ
ミカン「……な、なんで……?」
ミカン「なんでポケモンにならないの!? 」モミモミモミ
リーリエ「……あっ…ぁっ…/////」
マーマネ「……いったいどうなって…?」
マーマネ「はっ!」
マーマネ「リーリエの紋章が光ってる!?」
リーリエ「あっあっあっ…////」ピカー
マーマネ「まさか紋章の力であの娘の触れた相手をポケモンに変える能力が効かないって事!?」
ミカン「!?」
ミカン「そんな馬鹿な……」タラーッ
リーリエ「………ミカンさん…」
ミカン「………!」
カバッ
ミカン「うっ……何を……」ドサッ
リーリエ「ハァ…ハァ…み、ミカンさん…」
リーリエ「先程から私の胸を強引に…」ハァハァ
リーリエ「論理的結論から言いますと、これは誘っていると捉えてもよろしいですよね?」ハァハァハァハァ
ミカン「あ、貴女何を言って……」ググッ
キバゴ「何やってんのあの娘!?」
マーマネ「リーリエ!それ以上はやめて!」
リーリエ「ハァハァ……ミカンさん…可愛い…」グググ
ミカン「や、やめてよぉ……!」グスッ
マーマネ「………………」ムクリ
キバゴ「サイテーねアンタら」
「帰りが遅いから心配して様子を見に来たら……」ザッ
マーマネ「!?」
N「何やってるの?ミカンちゃん」ニコッ
ミカン「N様ー!」ビエーン
リーリエ「!?」
マーマネ「……あの人はハウオリの戦争の時の……?」
キバゴ「………………」ガタガタガタ
マーマネ「え……?」
キバゴ「N…様……トモ…ダチ………」ガタガタガタ
マーマネ「……キバゴちゃん…?」
N「…………」ニコッ
リーリエ「何ですか貴方は!今いい所なので邪魔しないで下さい!」
ミカン「え、N様ー!助けて下さい!」
N「>>安価」
安価 近いレスの中
ふむ……そこの人、続けて
N「ああ、ボクの事は気にしなくていいよ?続けてどうぞ?」
ミカン「そ、そんな!N様!」
リーリエ「うふふ、安心して下さいミカンさん」
リーリエ「すぐに病みつきになりますよー!」フンス
ミカン「い、いゃ!私のハジメテはN様に捧げる予定なのにー!」グスン
N「ハジメテってナニ?ボク人間とか興味ないからいらないよそんなの」
ミカン「そ、そんな……」グスッ
マーマネ「はぁはぁ…」
マーマネ「って興奮してる場合じゃないや!」
マーマネ「ちょっとリーリエ!それ以上は本当にやめて!取り返しがつかなくなる!」ガシッ
リーリエ「ちょ、マーマネ……」
ミカン「ひ、ひぃぃ…助かった……」ガクガク
N「あっはっは」ケラケラ
N「もう、ミカンちゃん。遊んでちゃダメじゃないか?」
N「キミ(の能力)はボクが創るラクエンに必要不可欠なんだから」
ミカン「N様……////」ポッ
マーマネ「あいつはいったい……」
N「やぁ、久しぶりだねゼクロムの子」
N「確かまだ名乗っていなかったよね?」
N「ボクはこの街の支配者にして、魔王軍四天王のNだ。ヨロシクね」ニコッ
マーマネ「え!?」
リーリエ「魔王軍四天王!?」ゾッ
ミカン「シャキーン!そして私は生涯N様に仕え、身も心もN様に捧げる予定のN様の側近ミカンです!よろしく!」
N「あっはっは、ミカンちゃんって鬱陶しいなぁ」
ミカン「N様…そんな冷たいところも素敵です////」ポッ
マーマネ「な、何なのこの人達……」
リーリエ「(ミカンさん……あんなディグダに身も心も捧げる予定なんて……)」ガックリーリエ
キバゴ「あ………あぁあ……」ガクガク
マーマネ「キバゴちゃん?」
N「どうしたんだい?キバゴ?」スッ
キバゴ「!?」
キバゴ「や、やめて……来ないで……」ガタガタガタ
N「……………」
マーマネ「………………」スッ
N「何のつもりだい?」
マーマネ「君とこの子の間に何があったかは知らないけど……」
マーマネ「この子に近づかないでよ。怯えてるじゃないか」
キバゴ「マーマネ…」
N「…………ふーん……」
ミカン「N様!どうやら勇者の仲間達には私の能力が効かないみたいなんですよ!」プンプン
N「紋章の力が作用してるのかな?」
N「どのみち…君たちとはトモダチになれそうはないね、残念」スッ
マーマネ「リーリエ、キバゴちゃん。下がってて」スッ
リーリエ「マーマネ…」
マーマネ「いけっ!ゼクロム!」
ボンッ
ゼクロム「ゼクロー!」バリバリバリ
ミカン「青い雷を使う黒いポケモン!?」
N「理想を司る者、黒き英雄ゼクロムか…」
N「……面白いね。いけっ!レシラム!」
ボンッ
レシラム「……………」オオオ
マーマネ「!」
キバゴ「あのポケモンは!?」
リーリエ「……美しいまでに白い…」
N「紹介しよう。彼はボクの一番のトモダチ」
N「真実を司る者、白き英雄レシラムだ」ニコッ
リーリエ「白き英雄…?」
マーマネ「うぅ…ゼクロム!」
ゼクロム「ゼクロ!」バリバリバリ
N「レシラム」
レシラム「………………」ボオオ
リーリエ「白い炎!?」
バババババ!
キバゴ「青い雷と白い炎のぶつかり合い…」タラーッ
ミカン「N様!そんなブーピッグ野郎は潰しちゃって下さい!」
リーリエ「マーマネ!ディグダごときに負けてはいけませんよ!」
バァーン!
マーマネ「相殺!?」
N「ふーん、やるね。じゃあこれはどうかな?」
レシラム「………………」メラ
リーリエ「今度はレシラムの炎が青く!?」
N「レシラム!青い炎!」
レシラム「…………………」ゴオオ
ゼクロム「っ……………!」メラメラ
マーマネ「ゼクロム!」
ミカン「あーあ、N様に逆らうから…残念だけど、あの子、焼きブーピッグちゃんになっちゃいますねー」
リーリエ「マーマネはこの程度で負けるような人ではありません!」キッ
マーマネ「ゼクロム……」
キバゴ「マーマネ…」ギュッ
マーマネ「…………そうだ、ボクがここで諦めたらこの子は……」
マーマネ「ゼクロム!」
ゼクロム「クロー!!」バリバリバリ
N「!」
ミカン「ゼクロムに青い雷が集中して…?」
リーリエ「マーマネ!やっちゃって下さい!」
N「…………レシラム」
レシラム「………………」ゴオオ
マーマネ「!?」
ジュゥ ジュゥ
リーリエ「うぅ……急に熱く……」タラーッ
ミカン「この熱さは……」タラーッ
ミカン「N様の本気だ……」
マーマネ「ゼクロム!クロスサンダー!」
ゼクロム「クロー!!」バリバリバリ
N「レシラム!クロスフレイム!」
レシラム「………………!」メラメラメラ
ズオオ
マーマネ「!?」
リーリエ「そんな…レシラムの炎がゼクロムの雷を突き抜けて……」
ゼクロム「ゼク…………」メラメラメラメラ
マーマネ「ゼクロムー!」
ゼクロム「ゼ……」ドサッ
N「勝負あったね…」
リーリエ「そんな……」
ミカン「さすがN様!私、益々惚れちゃいました////」
マーマネ「……ゼクロムが……負けた……」ガクッ
N「………ミカンちゃん」
ミカン「はい、N様!」
ミカン「ニャスパー!キバゴ!」パンパン
ニャスパー、キバゴ「………………」ユラッ
マーマネ、リーリエ「!?」
ミカン「その二人を取り抑えて」
ニャスパー「はい、ミカン様」ガシッ
リーリエ「うっ、離して下さい!」ドサッ
キバゴ「……ミカン様……」ユラッ
マーマネ「キバゴちゃん!?」
キバゴ「ミカン様の仰せのままに」ガシッ
マーマネ「うっ……」ドサッ
マーマネ「………そんな…キバゴちゃん!」
キバゴ「>>安価」
安価 近いレスの中
ミカン様の…仰せの…ま…ま…に…
キバゴ「ミカン様……の…仰せの…ままに……」
マーマネ「……キバゴちゃん…」
ミカン「はーい、二人共良くできました!」
ミカン「これからどうします?N様」
N「そうだね。とりあえずはボクの城に帰って二人を勇者を釣る餌にしようよ」
ミカン「だ、そうですよ?」
リーリエ「………そんな…」
N「……姫様は確か勇者とリーリエって娘以外は好きにしていいって言ってたね」
マーマネ「……?」
N「でもボクのトモダチにならない子達なんていらないな……」
N「ミカンちゃん…餌の役目が終わったら勇者とリーリエ以外はキミの好きにしていいよ」ニコッ
マーマネ「……………!」ゾクッ
ミカン「えー、私もこんな子達いりませんよぉ」
ミカン「だって私にはN様がいれば……///」ポッ
N「あっはっは、相変わらず鬱陶しいねミカンちゃんは」
黒の町 宿
サトシ「ん?アセロラ!なんかいい匂いするな?」クンクン
アセロラ「えへへ///わかる?シャンプー変えてみたの!」
サトシ「へぇ、そうなのかー」
スイレン「うわぁ…何このビッチ」
アセロラ「ふぁ!?ビッ……」
スイレン「どうせいっつもそうやって男を誘惑してるんでしょ?このビッチが」
アセロラ「な、なんだとー!」
スイレン「ふん!」
サトシ「何でお前らいっつもケンカすんだよ…」
ピカチュウ「ピカ……」
コンコン
アセロラ「ふぁ?」
スイレン「?」
カキ「!」
マオ「ちょっといい?」ガチャッ
カキ「どうした?マオ」
マオ「ん~、実はさぁ…リーリエが散歩行ったっきり帰ってこないんだよね…」
サトシ「え?何だって!?」
カキ「………そういえばマーマネも帰ってこないな…」
マオ「え!?」
スイレン「………ま、まさか…」
サトシ「?」
スイレン「あいつら……二人っきりで…」ゴクリ
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
そういえばおでこ(紋章)がズキズキする・・・まさかゼクロムに何か・・・
アセロラ「ふぁ!?」
スイレン「あ、やっぱりアセロラもそう思う?リーリエとマーマネ怪しいよね」
スイレン「あー、もしマーマネがリーリエと結婚したらマーマネ王子(笑)が爆誕かぁ」
アセロラ「………おでこの紋章が痛い…」
スイレン「え?」
アセロラ「まさか……リーリエとマーマネに何かあったんじゃ……」
Nの城
ドサッ
リーリエ「うっ…」
マーマネ「いてて…」
キバゴ「キャッ!」
ミカン「ふふふ、あなた達は勇者達がくるまでここ(牢屋)で大人しくしてて下さいね?」
マーマネ、リーリエ「………………」
ミカン「さてと、一仕事終えた事ですし、N様にナデナデしてもらおっと♪」クルッ
リーリエ「……行ってしまわれましたね……」
マーマネ「はぁ……最近捕まってばっかだな僕……」
マーマネ「……ごめんね…僕が負けたせいでみんなを……」
マーマネ「……僕は…自分が情けないよ…」
リーリエ「……マーマネ………」
キバゴ「違うよ……」
マーマネ「……え?」
キバゴ「私のせいだ……」
キバゴ「私があいつの命令に逆らえなかったから……」
キバゴ「あ、頭の中に…あいつの声が聞こえて……」ブルブル
マーマネ「……キバゴちゃん……」
リーリエ「……先程の話…」
マーマネ「え?」
リーリエ「確か……キバゴちゃんのお友達のモコーさんが、あのミカンさんに触れられた途端にポケモンになったのですよね?」
キバゴ「モコー……?誰…?思い出せない……」ガタガタ
マーマネ「リーリエ…今その話は…」
リーリエ「……言葉を話すポケモン」
マーマネ「?」
リーリエ「ポケモンが住む白の町、人間が住む黒の町。夜は人間とポケモンが会ってはいけないと言う妙な法律」
リーリエ「手で触れると人間をポケモンに変える能力を持つ少女…頭に響く声…欠け落ちた記憶」
リーリエ「ラクエン…トモダチ……全て繋がりました」
マーマネ「どういう事?」
リーリエ「論理的結論から言いますとキバゴちゃん」
キバゴ「え?」
リーリエ「貴女……元人間ですね?」
マーマネ「え…?
キバゴ「や、やめて……」ガタガタガタ
キバゴ「わ、私はN様のトモダチ…思い……出せない…」
マーマネ「落ち着いて!キバゴちゃん!」
キバゴ「マーマネ…」
リーリエ「……ここから抜け出しましょう」
マーマネ「え!?抜け出すってどうやって?」
マーマネ「僕達、ポケモンもとられちゃったし……」
リーリエ「キバゴちゃん」
キバゴ「!」
リーリエ「戦う覚悟はお有りですか?」
ミカン「N様ぁ?私頑張りましたよね?」
N「ん?頑張ったんじゃないかな?」
ミカン「つきましてはぁご褒美に…」
ミカン「ナデナデを…!////」キャッ
N「さーて、どうやって勇者を誘いだそうかな?」
N「あ、その前に姫様に報告しないと」クルッ
ミカン「(無視……でも、そんなクールな所も素敵……)」ウットリ
ニャスパー「ミカン様!大変です!」
ミカン「何ですか?私は今忙しいのです!」キッ
ニャスパー「す、すみません…ですが…」
ミカン「?」
ニャスパー「捕虜の人間共とキバゴが逃げたしました!」
ミカン「え!?」
N「……ふふっ」
N「面白くなってきたね?」クスッ
黒の町
サトシ「マーマネとリーリエは居たか!?」
カキ「ダメだ…こっちにはいない!」
イエロー「こっちもです!」
マオ「全く!何処行ったのよ二人共!」
スイレン「…世話が焼けるんだから…」
サトシ「くそっ!何処行っちゃったんだよ、マーマネ!リーリエ……!」
ピカチュウ「ピカピ…」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
あ、あそこに人間とポケモンの足跡が!
アセロラ「みんな!見て!」
サトシ「どうしたアセロラ!」ダッ
アセロラ「あそこにポケモンと人間の足跡が!」
マオ「何でポケモンの足跡が?夜にポケモンは黒の町にこれない法律じゃあ…」
カキ「向こうの路地裏に続いてるぞ!」
アセロラ「…………行ってみよう…!」
黒の町 路地裏
スイレン「なにこれ…」
スイレン「メチャクチャだ…」
イエロー「…何者かが戦ったのでしょうか…」
マオ「氷が溶けたような跡が…」
マオ「まさか…リーリエ……?」
アセロラ「ふぁ……」ズキッ
イエロー「どうしたの!?アセロラちゃん!」
アセロラ「わからない…でも…」
アセロラ「おでこの紋章が痛いの…」
スイレン「え?」
ザワザワ
ヒトカゲ「いたよ!きっとミカン様が行ってた勇者達だ」ユラー
ラッキー「本当だ…N様に報告だ」ユラー
マオ「え!?あれって昼間のラッキー?」
カキ「何で白の町のポケモン達が黒の町に…」
サトシ「……何か様子が変だぞ………」
ゲンガー「なぁ、確か勇者は生け捕りだが、他は好きにしろって話だよな?」ユラー
シャンデラ「そうだねぇ…どうする?」ユラー
ガルーラ「面倒だし勇者以外はコロしちゃおうよ」ユラー
カキ「こいつら何言って……」
スイレン「…どうなってるの?」
サトシ「……考えてたって仕方ないさ…」スッ
ピカチュウ「ピカ!」バリバリ
アセロラ「……うぅ…痛い…」ズキッ
イエロー「アセロラちゃん!」
ラッキー「みんな!やっちゃえ!」ユラー
オオオー!
サトシ「くるぞ!」
ピカチュウ「ピカ!」
Nの城
マーマネ「いやー!キバゴちゃんのドラゴンクロー凄かったね!」
キバゴ「えへへ!あんな檻くらい朝飯よ!」
リーリエ「マーマネ!ありました!」
リーリエ「私達のモンスターボールです!」キラン
マーマネ「本当!?」
マーマネ「良かった…ゼクロム!トゲデマル!」スリスリ
リーリエ「シロン!ほしぐもちゃん!」チュッチュ
「勝手に逃げないで下さいよ」
マーマネ、リーリエ、キバゴ「!」
ミカン「N様に怒られちゃうじゃないですか?」
マーマネ「見つかった…」
リーリエ「………………」
ミカン「まぁ、でももう勇者達の方には兵隊も送りましたし…」
マーマネ「なんだって!?」
ミカン「リーリエ以外はコロしちゃってもいいですよね?」
ミカン「当然…裏切り者のキバゴもね?」
キバゴ「ひっ…」
リーリエ「ミカンさん!」
ミカン「?」
リーリエ「白の町の皆さんをポケモンから人間に戻す方法を教えて下さい!」
ミカン「……そっか…この町のカラクリに気づいちゃったんですね……?」
ミカン「……………ニャスパー、オノノクス」
ニャスパー「……………」ユラー
オノノクス「………………」ユラー
リーリエ「!」
マーマネ「町長さん…!?」
キバゴ「……お爺ちゃん……」
ミカン「ふふふ、何故ソウリュウ街には夜に人間とポケモンが会ってはならない法律があるか…」
ミカン「当然じゃないですか?」
ミカン「だって……白の町のポケモン達は、夜は魔王軍の兵隊としてこの城を護ってるんですから」クスッ
マーマネ「そんな…」
リーリエ「……人をポケモンに変えるだけでなく、意思を無視して戦いを強いるなんて…」
リーリエ「酷いです!酷すぎです!」
ミカン「この子達はトモダチのN様を護る為に戦っているんです。これは光栄な事ですよ?」
ニャスパー「リーリエ…捕まえる…N様の為に」ダッ
リーリエ「シロ…」スッ
ミカン「戦うんですか?」
ミカン「何も知らずに戦いを強いられているトモダチと」ニコッ
リーリエ「!」
ニャスパー「フシャー!」ズパッ
リーリエ「キャア!」
マーマネ「リーリエ!」
オノノクス「ミカン様とN様の為……」ユラー
キバゴ「やめて……」ジワッ
マーマネ「キバゴちゃん!」ダッ
オノノクス「マーマネ…キバゴ…コロス」
キバゴ「やめてよお爺ちゃん!」
オノノクス「>>安価」
安価 近いレスの中
うぐ…アイリス…すまない
オノノクス「……うぐ……すま…ない…」
オノノクス「……キバゴ………アイリス…」
キバゴ「……え?」
キバゴ「……アイ……リス………?」
オノノクス「オオオオオー」ギラン
キバゴ「………………」
マーマネ「キバゴちゃん!」
リーリエ「シロン!吹雪!」
シロン「コーン!」
ヒュオオ
ニャスパー「ニャ………」カチコチ
オノノクス「お………」カチコチ
キバゴ「!」
マーマネ「リーリエ!?」
ミカン「あーあ、やっちゃいましたね?」
ミカン「貴女見かけによらず酷いんですね。無理矢理戦わされてるトモダチを氷づけにするなんて」クスッ
リーリエ「………ごめんなさい。ニャスパーさん町長さん…少しの間我慢して下さい」
リーリエ「私があの娘を倒すまでは」キッ
ミカン「!?」
リーリエ「ミカンさん……いくら貴女が可憐な美少女といえども、私、もう完全に怒リーリエです!」
リーリエ「マーマネ!先に行ってNとかいうお馬鹿さんをぶっ飛ばしてきて下さい!」
マーマネ「……え?」
リーリエ「この娘は私がオシオキしてみんなを人間に戻します!」キッ
キバゴ「私も手伝うよリーリエ」
リーリエ「キバゴちゃん…」
キバゴ「町のみんなやお爺ちゃんを…絶対に許せない!」
マーマネ「リーリエ…キバゴちゃん…」
マーマネ「でも…僕は一度Nに……」
リーリエ「大丈夫ですよマーマネ」
キバゴ「あんたなら勝てるよ!」
マーマネ「でも………」
リーリエ「ジョインアベニューで言ってくださいましたよねマーマネ?」
マーマネ「!」
リーリエ「私を護って下さるのでしょう?」
リーリエ「私の騎士様?」
マーマネ「………………!」グッ
マーマネ「………………」ダッ
ミカン「ふふふ、貴女達も馬鹿ですね。あんなブーピッグがN様に敵う訳ないのに」クスッ
リーリエ「マーマネをあまりナメると痛い目見ますよ?」
キバゴ「あんたは自分の心配したら?」
ミカン「……それはこっちのセリフですよ?」スッ
キバゴ「何アレ?」
リーリエ「………あの石は?」
ミカン「シャキーン!アカリちゃん!メガ進化!」
アカリ「パルルゥゥゥゥ」ピカー
キバゴ「メガ進化!?」
リーリエ「デンリュウの様子が…!」
メガアカリ「パルゥゥ!!」フシュー
リーリエ「デンリュウが進化した…」タラーッ
シロン「コン…」ジリッ
ミカン「ふふふ、それじゃあアカリちゃん」
ミカン「N様に近づくメスブーピッグ共を始末しましょう」ギロ
メガアカリ「パル!」
キバゴ「くるわよ!」
リーリエ「はい…!」
シロン「コン!」
N「………ゼクロムの子……」
N「またボクと遊んでくれるのかい?」ニコッ
マーマネ「うぅ……」ジリッ
N「………魔王様から聞いたよ?キミたちは随分と愉快な旅をしているみたいじゃないか?」
N「でも……現実はそんなに愉快なものじゃないって事をボクがキミたちに教えてあげるよ」
N「キミの死をもってね?」
マーマネ「………………」
N「おめでとう。キミがこの旅の初めての犠牲者になるんだ」ニコッ
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
君の水晶を砕くのはたでもない
このぉ 私だぁ
たでも→他でも
マーマネ「………君の…」
N「?」
マーマネ「君の水晶を砕くのは他でもない!この僕だぁ!」ビシッ
N「何言ってるのかな?」
マーマネ「僕が旅の最初の犠牲者だって?つまらない冗談だね四天王N!」
マーマネ「僕が君を四天王の最初の脱落者にしてあげるよ!」
N「………キミ…面白いね」クスッ
ミカン「アカリちゃん!プラズマシャワー!」
メガアカリ「ぱるー!」ビリビリ
リーリエ「!」
ミカン「突進!」
メガアカリ「パルー!」バリバリ
ドッ
シロン「コーン!」ドサッ
リーリエ「シロン!」
キバゴ「こいつ!」ダッ
ミカン「アカリちゃん!」
メガアカリ「パル!」バキッ
キバゴ「うわっ」ドサッ
ミカン「ふふふ、貴女達口ほどにも無いですね」
リーリエ「ミカンさん……あなたは…」
ミカン「?」
リーリエ「あなたは心が痛まないのですか!」
リーリエ「人間達をポケモンに変えて…意思を無視して戦わせて…」
リーリエ「何がトモダチですか!無理矢理戦わされてる彼らの悲鳴が貴女には聞こえないのですか!?」
キバゴ「……リーリエ…」ヨロッ
ミカン「……心が痛むか…」
リーリエ「ミカンさん…」
ミカン「うーん、全然?」ケロッ
リーリエ「な……」
ミカン「ラクエンにトモダチ。素敵じゃないですか?」
ミカン「言ったでしょ?私はN様に身も心も捧げるつもりだって」
ミカン「私はN様の創るラクエンでN様の妻となり、N様に永遠に愛してもらうんです…////」
ミカン「だから邪魔するなら容赦しないですよ?」ニコッ
キバゴ「うぅ…こんな奴らに私のお爺ちゃんや友達が……」グスッ
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
徹底的に性癖から叩き直してあげた方がよさそうですね
リーリエ「あんな腐れディグダの為にキバゴちゃんやソウリュウの街を…」ユラー
ミカン「!」
リーリエ「こんなに頭にきたのは久しぶりです!」
リーリエ「ミカンさん!私が貴女の性癖から叩き直してあげます!」クワッ
ミカン「何言ってるんですかこの変態!気持ち悪いです」ウゲッ
リーリエ「シロン!吹雪!」
シロン「コーン!」
ヒュオオ
ミカン「……怒ったところで実力差は埋まらないですよ?」
ミカン「アカリちゃん!10万ボルトで吹雪を消し飛ばして!」
メガアカリ「パルァァァ!」バリバリバリ
パリン パリン
ヒュンッ
ミカン「!?」
キバゴ「くらいなさい!これがあんた達にいいようにされたソウリュウ街の怒りよ!」
ミカン「吹雪に紛れて!?」
キバゴ「竜の怒り!」ゴオオ
メガアカリ「パルー!」
ミカン「アカリちゃん!」
リーリエ「……シロン」ユラー
ミカン「!?」
リーリエ「凍える風!」
シロン「コーン!」ヒュオオ
ミカン「な!?」カチコチ
メガアカリ「ぱ………」カチコチ
ミカン「」 カチン
リーリエ「……ふぅ…」
シロン「コン!」
キバゴ「って!凍らしちゃったら元に戻る方法が……!」
リーリエ「はっ!うっかリーリエ!」
キバゴ「って……え?」パアア
リーリエ「キバゴちゃんの体が光って…」
ソウリュウ街 黒の町
ピカー
町民A「あれ……?俺達は何をやって…」
町民B「確か頭の中に声が聞こえてきて……」
町民C「……思い出した…私達……ポケモンになっていて…それで……」
ザワザワ
サトシ「どうなってんだいったい…」
ピカチュウ「ピカ…」
カキ「ポケモン達が人間に……」
マオ「これってまさか……」
スイレン「魔王軍の仕業……?」
アセロラ「……おでこの紋章から伝わってくるの…」ヨロッ
スイレン「!」
イエロー「アセロラちゃん!無理しないで!」
サトシ「伝わってくるってどういう事なんだ?」
アセロラ「……戦ってるんだ…マーマネとリーリエが…」
マオ「え!?」
カキ「何だと!?」
スイレン「いったい何処で!?」
サトシ「俺達も直ぐに加勢に行こうぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「>>安価」
近いレスの中
うん、2人が戦ってる相手、かなりヤバそうだし
アセロラ「うん、そだね…二人の戦ってる相手かなりヤバそうだし……」ヨロッ
イエロー「アセロラちゃん!」
アセロラ「うぅ……」ヨロヨロ
ガシッ
アセロラ「!」
サトシ「肩貸すぜ?アセロラ」
アセロラ「……サトシ…」
サトシ「なぁ、アセロラ?」ヨッショ
サトシ「いくら勇者だからってあんまり無理すんなよ?困った時は遠慮なく俺達を頼って欲しいんだ」
アセロラ「……うん、ありがとう…」ニコッ
スイレン「ちょ…!なにいい雰囲気になって…」
マオ「スイレン!今はそんな場合じゃないでしょ!」
「おい!いったいどうなって…」「お母さーん!」ビエーン
ザワザワ
カキ「……マズいな…急な事態に町の人達がパニックになっている…」
サトシ「マーマネとリーリエのとこには俺とアセロラで行く!みんなは町の人達を頼む!」
マオ「わかったよ!」
カキ「任せておけ!」
イエロー「あまり無茶しないでね?」
サトシ「ああ!」
スイレン「ま、待って!私も行く!」
サトシ「スイレン……」
サトシ「ああ、一緒に行こうぜ」
スイレン「うん!」
アセロラ「マーマネとリーリエがいるのは……」
アセロラ「あっちの方だ」スッ
Nの城
マーマネ「ゼクロム!」ピカー
ゼクロム「ゼクロー!!」
マーマネ「スパーキングギガボルト!」ピカー
ゼクロム「クロー!!」
バリバリバリ!
N「……へぇ、凄いや…」
N「レシラム。クロスフレイム」
レシラム「………………」
ボオオオ!
マーマネ「!」
マーマネ「そんな…白い炎がスパーキングギガボルトを飲み込んで……」
ボボボ
マーマネ「うわぁぁぁぁ!」メラメラメラ
ゼクロム「グロー!」メラメラメラ
N「はははははは!」
マーマネ「うぅ……」
ゼクロム「グ………」ヨロッ
N「それにしても本当にタフだね?普通の人間ならもうとっくに丸焼きだよ」
N「それも紋章の力かな?」
マーマネ「……………うぅ……」
N「……何処かで聞いた事があるんだ。兄より優れた弟なんかいないってね」
N「これが"真実"なんだよ。"理想"を追い求める弟よ…」
レシラム「………………」
ゼクロム「グ………」
マーマネ「君は……」
N「?」
マーマネ「君は何で魔王軍なんかに…」
N「………魔王様は人間を醜いと言った…そしてボクもそう思っている。それだけだよ」
マーマネ「?」
N「……ボクの夢は醜い人間を排除し、トモダチだけのラクエンを創る事なんだ」
N「魔王様やミカンちゃんと出会えた事は謂わば運命……」
N「そしてこのソウリュウの街はボクの夢……ラクエンへの第一歩なんだ」
マーマネ「君は……君の夢の為に苦しんでいる人達を見て何も思わないのかい?」
N「……醜い人間の事なんて考える必要があるのかな?」
マーマネ「っ………!」
N「さぁ、お話はそろそろ終わりだ」
N「さよなら」
レシラム「…………」メラメラメラ
マーマネ「…………………」
マーマネ「(ごめんみんな…ゼクロム…)」
マーマネ「(やっぱり僕じゃダメだったみたいだ……)」ガクッ
リーリエサイド
ミカン「」カチコチ
モコー「あれ?私何をして……??」
シャガ「………………ところどころ記憶は残っている…」
シャガ「君達やアイリスには酷い事をした……本当に申し訳ない…」ペコリ
シャガ「……そして…ありがとう!」
リーリエ「………全ては魔王軍の仕業…頭をお上げ下さい町長さん」
シャガ「……しかし…」
リーリエ「論理的結論から言えば、貴殿方はむしろ被害者です!ですので謝るのはもうおやめ下さい!」
シャガ「……すまない…」スクッ
リーリエ「!」
リーリエ「そんなお身体で何処へ!?」
シャガ「決まっている!Nの所だ!」ヨロヨロ
シャガ「君の友達がたった1人で戦っているのだ!私がここで休んでいる訳にはいかん!」
リーリエ「……それならご心配なさらずに…」
シャガ「なに?」
リーリエ「マーマネはああ見えてやる時はやるんですよ?なんたって私の騎士様ですから」
シャガ「……だが…」
リーリエ「それに……」
リーリエ「心強い援軍が向かったじゃないですか」ニコッ
マーマネ「………みんな、ごめんね…」ボソッ
N「レシラム!」
レシラム「……………」ボオオ
「もう諦めたの?やっぱあんたって子供ねぇ」
マーマネ「!」
キバゴ「……………」ヒョコッ
マーマネ「キバゴちゃん……?」
「どっち見てんのよ、まったく」ハァ
マーマネ「………君は…」
アイリス「まだやれるでしょ?マーマネ!」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
全く、女の子の前でカッコ悪い所は見せられないな
マーマネ「あ、当たり前でしょ!」
マーマネ「お、女の子の前でカッコ悪い所は見せられないからね!」ガクガク
アイリス「……震えてるじゃん」
マーマネ「うっ……」ギクッ
アイリス「はぁ…子供ねぇ…」ギュッ
マーマネ「……え?」
アイリス「……覚えてるよキバゴだった時の事…」
アイリス「私が怖かった時にアンタはいつもこうやって手を握ってくれた」
アイリス「だから…今度は私がアンタの手を握ってあげる番」
マーマネ「アイリス…」
アイリス「い、言っておくけど、借りを返すだけだから!勘違いしないでね!」
マーマネ「………うん…」
マーマネ「勇気がわいてきたよ!」ギュッ
N「……キミはキバゴの……と、いう事は………」
マーマネ、アイリス「!」
N「ははは……ここはラクエンの一歩だったのに……」
N「……キミ達……絶対に許さないよ!レシラム!」
レシラム「…………………!」
ゴオオオ
ジュウ ジュウ ジュウ
アイリス「あ、熱い…何……これ…」ガクッ
マーマネ「この熱さ……まさかレシラムの……」
N「ははは!レシラム!邪魔者を魂ごと焼き尽くせ!!」
レシラム「オオオオオー!!」メラメラメラ
アイリス「マーマネ…」ギュッ
マーマネ「アイリス……」ピカー
マーマネ「!」
マーマネ「GSボールが光って……」
N「ははははは!」
マーマネ「…中に何か入ってる?これは……」
マーマネ「楔?」
N「さぁ!焼き尽くせレシラム!」
N「青い炎!」
レシラム「オオオオオ!」ゴオオ
アイリス「ごめん…マーマネ…私…」ヨロッ
マーマネ「……大丈夫だよアイリス」
アイリス「………え?」
マーマネ「ゼクロム!」
ゼクロム「……………」コク
城の外
スイレン「何…これ……急に熱く…」
サトシ「しっかりしろ!スイレン!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「…………ふぁ……」ピカー
サトシ「アセロラ……?」
スイレン「………アセロラの…紋章が光って……」
アセロラ「……今ならわかるよ……」ピカー
サトシ「え?わかる……?」
アセロラ「……ゼクロムが覚醒した…」
城内
ピカー
N「…いったい何が……!?」
ゼクロム「オオオオオ!」ピカー
アイリス「ゼクロムの体が光ってる?」
マーマネ「遺伝子の楔」
アイリス「!」
マーマネ「今ならわかるよ。ディアンシーが言ってた事…」
N「なに…?」
マーマネ「ボクと一緒にあいつを倒してソウリュウ街を救おうゼクロム!……いや」
マーマネ「キュレム!」
Bキュレム「オオオオオ!」
N「キュレムだって!?」
レシラム「っ……………!」
Bキュレム「オオオオオ!」
ヒュオオ
N「っ…………!」
アイリス「……凄い冷気!あの熱さが一瞬で!?」
N「……レシラム!青い炎!」
レシラム「オオオオオ!」ボオオ
マーマネ「キュレム!凍える風!」
Bキュレム「オオオー!」ヒュオオ
ピキピキピキ
レシラム「!?」
アイリス「レシラムの炎が凍った!?」
N「そんな…!?」
マーマネ「キュレム!」
N「!」
マーマネ「竜の怒り!!」
Bキュレム「オオオー!」ゴオオ
レシラム「グオ………!」
アイリス「凄い…あのレシラムを一方的に……」
N「くそっ!」
N「あと一歩で……あと一歩でボクのラクエンが完成だったんだ!」
N「キミなんかに…キミなんかに!」
N「レシラムー!」
レシラム「オオオオオー!」メラメラメラ
ジュウ ジュウ ジュウ
マーマネ「!」
アイリス「炎を集中させてる!?」
N「クロスフレイム!」
レシラム「オオオオオ!」ボボボボ
マーマネ「キュレム!クロスサンダー!!」
Bキュレム「オオオー!」バリバリバリ
ドドド!
レシラム「っ…………」ジリッ
N「そんな……レシラムが押されて…!?」
マーマネ「いっけー!キュレム!」
Bキュレム「オオオー!!」バリバリバリ
レシラム「グオオォ!」ズパッ バリバリバリ
N「レシラム!」
レシラム「オ……」ヨロッ
ザッ
N「!?」
マーマネ「さぁ、N!ソウリュウ街やアイリスを苦しめた事、謝ってもらうよ!」
アイリス「マーマネ…」
N「………ボクは魔王軍四天王のNだ…」
N「ボクは…ラクエンで王になるんだ…」
N「お前なんかに!お前なんかに!」
レシラム「グオオォ!」ヨロッ
マーマネ「……キュレム!」
Bキュレム「……………」シュウウ
N「!」
アイリス「冷気と雷がキュレムに集まって……」
マーマネ「これで少し頭を冷やしなよ!四天王N!」
マーマネ「キュレム!フリーズボルト!」
Bキュレム「オオオー!」カチカチ バリバリ
N「……くそっ…こんなところで……」
パキパキパキ バリバリバリ!
レシラム「ウオオオ!」カチカチカチ
ガラガラガラ
ドッカーン!
アイリス「凄い…四天王Nを倒した…」
マーマネ「……………」
Bキュレム「………………」シュウウ
アイリス「!」
アイリス「キュレムが元のゼクロムに戻って行く…」
ゼクロム「ゼクロム…」
マーマネ「お疲れ様、ゼクロム」
「マーマネ!」タッタッタ
マーマネ、アイリス「!」
マーマネ「リーリエ!」
アイリス「お爺ちゃん!」
リーリエ「マーマネ!Nはどうなりましたか!」
マーマネ「………今頃下で反省してるんじゃないかな?」
シャガ「(信じられん……あのNをこの少年1人で倒したというのか……)」
リーリエ「ふふふ、さすがマーマネですね」ニコッ
マーマネ「ま、まぁね…」テレッ
アイリス「ちょっと!顔が緩んでるわよ!」
マーマネ「それに僕1人の力じゃないよ…」
マーマネ「ゼクロムやリーリエ…アイリスのお陰さ…」
リーリエ「うふふ」ニコッ
アイリス「ふ、ふん!////」
シャガ「>>安価」
安価 近いレスの中
次はスイレンタウンに行ってみてはどうかね?
シャガ「少年、そして少女よ」
マーマネ、リーリエ「え?」
シャガ「ソウリュウの街を救ってくれてありがとう!心より礼を申し上げる」ペコリ
リーリエ「町長さん……」
シャガ「少年!君になら孫を託してもいい!」ガシッ
マーマネ「え!?」
アイリス「ちょ、ちょっとお爺ちゃん!////」
リーリエ「あらあら」ウフフ
シャガ「それはそうと、聞けば君達は旅をしてるそうだな?」
マーマネ「え、まぁ……」
シャガ「ならば次は………」
翌日 シャガの家
マオ「うーん…長い1日だったぁ」
イエロー「まさか白の町のポケモン達が人間だったとは…驚きました…」
シャガ「確かに今は町の者達は混乱している」
リーリエ「シャガさん」
シャガ「だが、それも何れ治まるだろう。そして黒の町と白の町も1つになり、本当のソウリュウ街になる」
シャガ「ここからは私達の役目だ」
シャガ「本当にありがとう」
マーマネ「い、いえ……そんな…」テレッ
アイリス「ちょっと!調子に乗ってんじゃないわよ!」ゲシッ
マーマネ「いたっ!」
リーリエ「ふふっ、いいじゃありませんかアイリスちゃん?マーマネ大活躍だったんですし」
アセロラ「四天王の1人を倒したんだよね?すっごいよマーマネ!」
サトシ「覚醒か……見てみたいな」
マーマネ「うーん、でももう遺伝子の楔がただの石に戻っちゃったしなぁ……」
シャガ「勇者一行の皆さん…首都ミアレに向かうのであれば、次は"スイレンの都"に行くといい」
アセロラ「ふぁ?スイレンの都?」
スイレン「呼んだ?」ヒョコッ
アセロラ「呼んでないよ」
カキ「スイレンの都とはいったいどんなとこなんですか?」
シャガ「スイレンの都はカロス1、ポケモンコンテストが盛んな都、そしてコロシアムもある」
リーリエ「コンテストですか!」キラキラ
サトシ「コロシアム!」ワクワク
アセロラ「楽しみ~!」キラキラ
カキ「はぁ…こいつらは…」
マオ「遊びに行くんじゃないんだゾ?」
アイリス「ねぇ!確かスイレンの都って、今あのカロスのコンテストクイーンが凱旋に来てるんじゃなかった?」
スイレン「コンテストクイーン?」
シャガ「そういえばそうじゃったな…名前は確か……セ、セ………」
アイリス「もう!セレナでしょ!お爺ちゃん!」
全員「!?」
カキ「……セレナだと!?」
スイレン「………………」
サトシ「セレナがスイレンの都に…」
アセロラ「ふぁ……」
スイレン「………絶対に行くしかないね…スイレンの都に…」グッ
マオ「スイレン……」
リーリエ「あ、あの!シャガさん!実は聞きたい事が……」ガタッ
マーマネ「リーリエ?」
シャガ「何ですかな?」
リーリエ「グラジオという人の事を知りませんか?」
シャガ「>>安価」
安価 近いレスの中
数年前に来た少年ですが
彼にも皆さんと同じようにスイレンタウンに行ってみてはと言いましたね
シャガ「グラジオ……?」
リーリエ「はい、私の兄なんです!女神様の話ではここに向かったと……」
シャガ「むぅ……そう言えば君に似たような少年が数年前に訪れたような…」ジーッ
リーリエ「兄様は今何処に…!」ガタッ
シャガ「うおっ…!」ビクッ
アセロラ「お、落ち着いてよリーリエ…」
リーリエ「す、すみません…つい…」
シャガ「……確かその少年には、皆さんと同じくスイレンの都に行くことをすすめたハズ…」
リーリエ「スイレンの都に……」
アセロラ「次の目的地はスイレンの都に決まりだね!」
リーリエ「アセロラ…」
サトシ「なぁ、そういえばさ」
サトシ「その魔王軍のNやミカンはどうしたんだ?」
マオ「そういえば……」
シャガ「それが……あれから城を町民で探しているのだが、見つからないのだ…」
カキ「なんだって!?」
スイレン「それってヤバいんじゃ…」
シャガ「引き続き二人の捜索は続けるつもりだ……」
マーマネ「……大丈夫じゃないかな?」
アイリス「え?」
マーマネ「うーん、なんとなくだけどさ、大丈夫な気がするんだよ……」
リーリエ「?」
N「………………」
ミカン「N様…」ザッ
N「ミカンちゃん…」
N「無事だったんだね?」
ミカン「……N様…ごめんなさい!私のせいでN様のラクエンの夢が……」
N「………もういいよ」
ミカン「え?」
N「……よくわからないけどさ、何かスッキリしたんだ…」
N「だからもういいんだ」
ミカン「N様…」
N「…………」クルッ
ミカン「N様、どちらへ?」
N「……ボクも彼らの様に旅をしようと思うんだ」
N「この目で、この足で広い世界を見てみたい」
ミカン「………なら、早く行きましょ?」
N「?」
ミカン「もう!言ったじゃないですか!私はずっとN様のお側にいるって!」
N「全く……」
N「……キミは相変わらず鬱陶しいね」クスッ
ミカン「ふふっ、そうかもしれませんね?」
アセロラ「町長さん!アイリス!色々お世話になりました!」ペコリ
シャガ「いや、礼を言うのは私達の方だ」
シャガ「世界を救ったら必ずソウリュウに寄ってくれ」
シャガ「次は盛大にもてなそう」
リーリエ「はい!」
アイリス「………………」
マーマネ「!」
アイリス「マーマネ」
マーマネ「な、なに?(また、あんたはダメーとか言われるのかな…?)」
アイリス「最初に会った時言ったでしょ?私、一度外の世界を見てみたいの」
マーマネ「……え?」
アイリス「だから…あんた達が世界を救って戻ってきたらさ…」
アイリス「……あんたが、私に外の世界を案内してよ…」
マーマネ「………………」
アイリス「だから必ず世界を救って戻ってきなさい!」
アイリス「私の言いたい事はそれだけっ!」プイッ
マーマネ「アイリス……」
マーマネ「うん、約束するよ!必ず君に外の世界を見せてあげる!」
アイリス「…………ふんっ」グスッ
リーリエ「クスッ」
マオ「あーあ、カッコつけちゃって」ニヤニヤ
アセロラ「ね~?」
シャガ「それでは勇者一行の皆さん!どうか御武運あれ!」
アセロラ「ばいば~い!」フリフリ
サトシ「また来るぜ!」
イエロー「さよなら!」
アセロラ「よし!みんな!スイレンの街に向けてレッツゴーだ!」
カキ「おう!」
スイレン「うん!」
こうして喋るポケモンがいる不思議な街、ソウリュウを後にしたアセロラ達勇者一行は、次なる街"スイレンの都"を目指すのであった……
~カロス国首都 ミアレ~
国王宮
カリン「フラダリ様。ソウリュウ街周辺の部下より報告です」
カリン「四天王Nが勇者達の手により落ちました」
カリン【カロス国、国王フラダリの側近】
フラダリ「そうか…Nを下したか勇者達よ…」
フラダリ【カロス国、国王】
ミヅキ「Nくんを倒したって事は…とうとう覚醒の力を手に入れたんだね?」
ミヅキ【カロス国、プリンセス】
フラダリ「ああ、そうなるね」ハハハ
ミヅキ「やるなぁ、リーリエ達」
カリン「魔王様、姫様、お言葉ですがそのような場合では……」
カリン「ソウリュウが落ちた事により、ポケモン兵団が機能しなくなったんですよ?」
ミヅキ「あ!カリンさん。ひょっとしてヤミカラスが解放されちゃったから寂しいの?」
カリン「姫様。冗談を言っている場合ではありません」
フラダリ「問題はない。それより天界の笛の捜索を続行しろ」
カリン「はっ!畏まりました」
ミヅキ「このまま行くと勇者達はたぶんスイレンの都だよね?」
ミヅキ「確かセレナがスイレンに居るハズだし丁度いいねパパ?」
フラダリ「ああ、そうだな。それよりも問題は……」
カリン「Nが落ちたスキをついてくる可能性のある解放軍……ですか…?」
フラダリ「ああ、そうだ」
ミヅキ「……解放軍って、確かあのロリコンおばさんの所かぁ…」
ミヅキ「私あの人苦手なんだよなぁ…」
解放軍の本拠地 ポケモンゲームに登場した街で
前回、今回未登場の街
>>170
キッサキシティ
スイレンの都
サトシ「うおー!ついたぜスイレンの都!」
ピカチュウ「ピカー!」
アセロラ「あ!サトシ!あっちにコンテスト会場があるよ!」
サトシ「本当だ!出場してみるか?」
アセロラ「ふぁー、どーしよっかなぁ…」ムーン
カキ「おい勇者。敵地だぞ!」
マーマネ「二人とも浮かれてるなー」
イエロー「まぁまぁ、いいじゃないですか」
マオ「でもさぁ…四天王がいる訳だし…」
スイレン「……ここにセレナが…」
リーリエ「(兄様……)」
カキ「とりあえずどうする?」
マオ「うーん…まずは宿探しと情報収集と……」
サトシ「アセロラ!コロシアムに行ってみようぜ!」
アセロラ「うん!」
マーマネ「聞いてないね…」
「あ!いいところに人が!」
サトシ、アセロラ「!」
ヒカリ「ねえ!今日コンテストクイーンのセレナがコンサートやるって聞いたんだけどさ、何処でやるか知らない?」
ヒカリ【雪の国、シンオウ出身の少女】
サトシ「え?コンサート?」
マオ「魔王軍がコンサートって…」
スイレン「あなた、セレナのファンか何か?」
ヒカリ「>>安価」
安価 近いレスの中
先輩として見に来てあげたの
ヒカリ「私も雪の国シンオウでコンテストやってるんだけどね?」
ヒカリ「コンテストの先輩としてコンテストクイーンとやらの実力を見にきてあげたのよ!」エッヘン
スイレン「そうなんだ…(エラソーだな)」
アセロラ「雪の国シンオウ?外国だぁ!」
サトシ「カロスの次はシンオウに行ってみたいなぁ…」
ヒカリ「ん?ひょっとしてあなた達もカロスじゃないの?」
サトシ「俺達は太陽の国アローラから来たんだ!」
ヒカリ「アローラ?シンオウとは真逆な気候の国だね」
ヒカリ「何でカロスに?観光?」
マオ「まぁ、そんなとこかな?」
「おい!セレナのライブが始まるぞー!」「コロシアムだってさ!」
ヒカリ「!」
スイレン「コロシアム…行ってみよう…」
スイレンの都 コロシアム
ワー ワー セレナチャーン
アセロラ「ふぁ…すっごい人だ…」
リーリエ「ヒカリさん!穢らわしいディグダから私が守ってあげますからね!」モミ
ヒカリ「ひっ…なんでおっぱい揉んだの!?」
リーリエ「混んでますので」テヘペロ
マーマネ「(リーリエ…それじゃ君が痴女だよ)」
カキ「……始まるぞ」
セレナ「みんなー!今日は私のライブに来てくれてありがとー!」
ワー ワー セレナチャーン
マオ「うわっ、本当にライブやってるよ…」
スイレン「魔王軍の癖に……」
サトシ「すっげー人気だなセレナ…」
ヒカリ「………………」
イエロー「コンテストクイーンでアイドルで魔王軍とか意味わかんなくなってきました…」
セレナ「(来てくれたんだねサトシ!)」
セレナ「(……そしてスイレン)」チラッ
スイレン「!」
セレナ「(スイレン…私とあなたの格の差…見せてあげる!)」
セレナ「じゃあ!一曲目いくよー!」
ワー ワー ワー
セレナの親衛隊
ゲームに登場した前回今回未登場の有名男性トレーナー
下2つ
ヒョウタ
トウキ
トウキ「うひょー!セレナちゃんキター!」
トウキ「このビッグウェーブ!乗るっきゃないね!」
トウキ【セレナ親衛隊、名誉隊員】
ヒョウタ「こらこらトウキ君。そんなに騒いだら他のお客さんに迷惑だろ?」
ヒョウタ「僕達はセレナちゃんを影ながら応援し、愛し、そしてセレナちゃんを一番に考えなければいけない」
ヒョウタ【セレナ親衛隊、隊長】
ヒョウタ「いわばセレナちゃんの騎士なのです!」
トウキ「サーセン、隊長……」
アセロラ「ふぁ、親衛隊っぽい人達もいるよ?」
サトシ「本当だな」
スイレン、マオ、リーリエ、ヒカリ「(きもっ)」
セレナ「ゲッータバンバン♪ゲッータバンバン♪まーだ見ぬ未来へ♪」
ワー ワー
マオ「マジで歌ってるよ…」
イエロー「普通に上手いんですケド」
ヒョウタ「うおぉぉぉー!セレナちゃあああん!」
トウキ「正しく神の歌声だ…隊長、僕しんでもいいっス…」ダーッ
マーマネ「凄い盛り上がりだ…」
カキ「もはや宗教レベルだな……」
セレナ「みんなー!ありがとー!」
ワー ワー ワー
サトシ「セレナの歌すげー上手いなぁ」
ピカチュウ「ピカピカ」コクコク
スイレン「(サトシ…!)」
セレナ「あ!そうそう!今日は遠い異国の地から私のライブを見にきてくれた友達がいるの!」
エーダレー? セレナノトモダチ
セレナ「…………スイレン」チョイチョイ
スイレン「!」
セレナ「どうしたの?ステージにあがってきなよ?」
セレナ「それともビビってるのかな?」ニコッ
スイレン「っ…………!」ガタッ
サトシ「お、おいスイレン!」
スイレン「なんのつもり?セレナ」
セレナ「………………」
オイオイダレダヨアレ オレタチハセレナヲミニキタンダヨ
マオ「あいつ、いったい何のつもりなのよ!」
カキ「罠か何かか?」
セレナ「みんなー!今日は私の友達スイレンがここで特別に歌を歌ってくれるんだってー!」
スイレン「!?」
スイレン「あんた…何を言って……」
セレナ「どうしたのスイレン?ほらっ、ギターとマイク貸してあげるから」スッ
オラードーシター ハヤクセレナニカワレー
スイレン「………………」
セレナ「……サトシが見てるよ?」ボソッ
スイレン「!」
サトシ「スイレン…セレナ……」
スイレン「(サトシ………)」
スイレン「………………」グッ
スイレン「たーだ待ってずっと立っていたって始まんない♪」ベンベンベン
スイレン「たいよーも月もポケモンもあのコも♪」ベンベンベン
セレナ「………………」
マオ「もう、びっくりさせないでよスイレン…」
カキ「ああ、スイレンも中々上手いじゃないか」
リーリエ「まさにチャームボイスです♪」
マーマネ「スイレン…何時の間にギターを…」
スイレン「大きな声ーでアローラ♪」ギュイーン
アセロラ「ふぁ!決まったね!スイレン!」
サトシ「ああ!最高だったぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
イエロー「はい!これなら観客の皆さんも………」
シーン
イエロー「……え?」
トウキ「おらー!貧乳ブス!とっとと引っ込めやー!」ブーブー
ヒョウタ「神聖なセレナちゃんのステージを汚すな!」ブー ブー
スイレン「!?」
シネヘタクソー! ヒッコメブスー
マオ「な、なにコレ……」
アセロラ「酷すぎるよ……」
リーリエ「あんまりです!」
マーマネ「これじゃあまるで…公開処刑じゃないか……」
ヒカリ「……気にくわないね…」
スイレン「な、なんで……」ジワッ
セレナ「>>安価」
安価 近いレスの中
思ってたより観客が酷い
セレナ「あー、何かごめんね?スイレン」
スイレン「!」グスッ
セレナ「私別にあなたを晒し者にするつもりはなかったのよ?たださぁ、思ったより観客の皆さんも酷いし……」
スイレン「……………………」
セレナ「まぁ、でも観客の心を動かしてこそのアーティストってとこもあるしね?」
セレナ「所詮それがあんたの実力ってこと」
セレナ「身に染みてわかったでしょ?あんたと私の実力の差が♪」ニコッ
スイレン「っ…………!」
サトシ「スイレン!」
セレナ「!?」
スイレン「サトシ……」
サトシ「スイレンの歌、すっげー良かったぜ?」ニッ
セレナ「な……サトシ…」
スイレン「……そうだね………」
スイレン「大好きな人から"良かった"って言われたら何百人からのブーイングなんかどうでもいいや」ニコッ
セレナ「……スイレン……」ギリッ
セレナ「………………」
セレナ「みんな!私の友達を悪く言うのはやめて!」
スイレン「え!?」
オイオイドーユーコト? アンナブスヲカバウナンテセレナハテンシダ
マオ「あいつ……今度は何のつもりなの!?」
アセロラ「いい予感はしないね…」
セレナ「スイレンは一生懸命頑張って歌ったの!だからそんなスイレンに酷い事言わないで!」
セレナ「ねぇ、スイレン。ごめんね?」
スイレン「いったいどういう……」
セレナ「お詫びの印にさ、こけからは二人でライブを盛り上げない?」ニコッ
スイレン「二人で……?」
セレナ「うん、そう♪」
セレナ「二人でさ、イベントゲームでもして盛り上げようよ!」ニヤッ
セレナがスイレンに持ちかけた勝負
近いレスの中
ビーチバレー
スイレンの都 コンテスト会場
ザワザワ
オイナニガハジマルンダ? イベントダッテサ
スイレン「こんなとこに連れてきて何する気?」
セレナ「簡単よ。勝負はビーチバレー」
スイレン「ビーチバレー?」
サトシ「どういう事だ?」
アセロラ「ビーチバレーって……」
セレナ「ただし、普通のビーチバレーとは違ってポケモンを使ってのビーチバレーだけどね♪」
スイレン「ポケモンを使って?」
セレナ「勝負のルールは簡単。このビーチホールを使って一点先取した方が勝ち」ポーン
セレナ「ただし、ボールをもっている相手にはポケモンを使っての攻撃もありとするわ」
イエロー「それって…まさか…」
リーリエ「人間へのダイレクトアタックもありって事ですか!?」
セレナ「そゆこと♪」
マーマネ「ひぃぃ…凶悪なビーチバレーだ…」
セレナ「……どうする?スイレン」
スイレン「当然……」
スイレン「受けて立つよ!」
サトシ「スイレン……」
スイレン「今こそタマムシで買った"青いビキニ"の出番!」ガシッ
セレナ「別に水着にならなくていいわよ」
スイレン「え?」
マーマネ、リーリエ「(なんだ…水着じゃないのか)」
セレナ「いい忘れてたけど2対2だからね」
スイレン「2対2?」
セレナ「シトロン」パチン
シトロン「はぁ、いい加減ワガママに付き合わされる僕の事も考えて下さいよセレナ」
シトロン【セレナのマネージャー兼側近】
セレナ「うるさいわねー、あなたマネージャーでしょ?」
シトロン「はぁ…仕方ないですね」スッ
セレナ「カメラを用意してるとこ悪いけど脱がないわよ?」
シトロン「え?」
スイレン「(なんだこいつ…)」
セレナ「さぁ、早くあんたのパートナーも決めてスイレン」
スイレン「パートナー……」キョロキョロ
サトシ「俺が…」
「私がやるわ」
サトシ「!」
ヒカリ「私がスイレンのパートナーをやるよ」
ポッチャマ「ポチャ!」
スイレン「ヒカリ……」
ヒカリ「ダイジョーブ!私に任せてスイレン!」
シトロンのポケモン安価
幻伝説UB以外の未登場ポケモン >>183
シビルドン
審判「それでは、セレナ・シトロンペア対スイレン・ヒカリペアのビーチバレー対決始め!」
シトロン「はぁ、仕方ありませんね」
シトロン「セレナ」ポーン
セレナ「よーし、いっくわよー!スイレン!」アターック
スイレン「ボールを…」タッ
セレナ「テールナー!スイレンに火炎放射!」
シトロン「シビルドン!あのロリに溶解液!」
テールナー「テル!」ボオオ
シビルドン「シビッ」ドピュツ
サトシ「スイレン!」
スイレン「!」
ヒカリ「ポッチャマ!ハイドロポンプで相殺して!」
ポッチャマ「ポチャッ!」
プシュー
セレナ、シトロン「!」
アセロラ「ふぁー!ヒカリやっるー!」
スイレン「ありがと!ヒカリ!」ポーン
ヒカリ「反撃といくよ!スイレン!」アターック
セレナ「シトロン!」
シトロン「わ、わかってますよ!」
ヒカリ「ポッチャマ!あのメガネにバブル光線!」
ポッチャマ「ポチャッ!」プクプク
セレナ「テールナー!シトロンを守って!」
テールナー「テル!」ボッ
トウキ「テールナーが火の粉でメガネを守った!」
ヒョウタ「さすがセレナちゃん!」
シトロン「ありがとうございますセレナ!」ポーン
セレナ「ちょっと!どこに上げてんのよ!」ポンッ
スイレン「………いくよセレナ!」
セレナ「!?」
スイレン「スイレンアターック!」ゴオオ
セレナ「………!こんなもの!」
プワッ プワッ
セレナ「泡!?」
アシマリ「アウ!」 プワッ プワッ
セレナ「くっ、泡が邪魔で……」
ゴオオ!
セレナ「しまっ…」
セレナ「ほげっ!」ボーン
コロコロコロ
シトロン「セレナ!」
審判「スイレンのアタック決まったー!よって勝者はスイレン・ヒカリペア!」
スイレン「や、やった……!」
オイオイマジ? セレナマケタノ?
ザワザワ
セレナ「っ………………!」
アセロラ「ふぁー!やったねスイレン!」
サトシ「スイレン!ヒカリ凄かったぜ!」
マオ「へへっ!してやったりだね!」
リーリエ「ポロリがありませんでしたね(スイレン!おめでとうございます!)」
スイレン「みんな!」
ヒカリ「スイレン!」
スイレン「ありがとう…勝てたのはヒカリのお蔭だよ!」
ヒカリ「スイレン……」スッ
スイレン「うん!」スッ
ヒカリ、スイレン「ハイターッチ!」パシン
ワイワイ
トウキ「セレナちゃんがあんなブス共に負けるなんて……」
ヒョウタ「あいつら、絶対に卑怯な手を使ったに決まってます!」
シトロン「あーあ、負けちゃいましたね…せめてロリのポロリが見たかったなぁ」
シトロン「まぁ、僕としてはどちらかちといえば、あの褐色の娘の方が好み…」
セレナ「………スイレン……」ギリギリ
シトロン「……セレナ?」
サトシ「あ、そうだ!」
サトシ「なぁ、セレナ!」
シーン
サトシ「………いない…?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「うーん!なんかスッキリしたなぁ!」
カキ「これでセレナも復讐とかに来なきゃいいがな……」
マオ「まぁ、魔王軍だしね……」
ゴロゴロ
アセロラ「何かイヤな天気だね…」
イエロー「早めに宿をとった方がいいかもしれませんね…」
スイレン「ねぇ、ヒカリ!これから私達、宿探しに行くんだけど、良かったらヒカリも一緒にどうかな?」
リーリエ「そ、そうですよ!ヒカリさんも是非一緒に!」フンス
ヒカリ「ごめんね?実は私、人と待ち合わせしてるんだ」
スイレン「待ち合わせ?」
マオ「ひょっとして彼氏かなぁ?」ニヤニヤ
リーリエ「な……」
ヒカリ「ち、違うよ!」
ヒカリ「んー、まぁ、そういう訳だからさ、ごめんね?」
スイレンの都 路地裏
ヒカリ「あー、いたいた!」
「遅いぞ、ヒカリ」
ヒカリ「こっちは四天王のセレナに接触してたんだよ?少しは労いの言葉でもないワケ?」
ヒカリ「グラジオ!」
グラジオ「フッ……」
グラジオ【解放軍幹部、アローラ軍国元王子】
グラジオ「で、どうだった?」
ヒカリ「うーん、セレナは潰すなら今がチャンスかもね?」
ヒカリ「ラッキーな事に今この街には勇者一行もいるしね?」
グラジオ「勇者一行だと……!?」
ヒカリ「ん?なに?」
グラジオ「いや……」
グラジオ「とりあえず、キッサキのシロナさんに報告だな……」
雪の国シンオウ国 キッサキの街
解放軍本拠地
シロナ「ふむふむ……」ピラッ
シロナ「ふぅ……今回のL○も最高ね…」パタン
シロナ「少女の美しさが伝わってくるこの雑誌はまさに私のバイブル…」
シロナ【解放軍リーダー】
コンコン
「失礼します」
シロナ「!?」
解放軍幹部のトレーナー
前回今回未登場でジムリーダー、キャプテン、四天王クラスの人物
>>187
バトルお兄さん
近いレスの中
ライチ
登場一発目からダメナさんキター
安価リラで
「入るよ。シロナ」
シロナ「ちょ、ちょっと待って」カクシ カクシ
ガチャッ
ライチ「何やってんの?あんた」
ライチ【解放軍、シロナの右腕】
シロナ「え?べ、別に?」アセアセ
ライチ「てか、今何か隠したでしょ?」
シロナ「」ギクッ
ライチ「どうせまたロリコン雑誌か何かでしょ?」ハァ
シロナ「はぁ?私、ただの子供好きだし!ロリコンとか意味わかんないし!」
ライチ「……そんなんだから未だに結婚できないのよあんたは」
シロナ「いや、あなたに言われたくないし」
ライチ「あ?」
シロナ「やる気?私、少女以外には優しくないわよ?」
ライチ「……ちっ、この忙しい時に…」
シロナ「それで…何の用?」
ライチ「スイレンの都に行ったヒカリとグラジオから連絡があったわ」
ライチ「どうやら四天王のセレナに接触できたらしい」
シロナ「!」
ライチ「それと……噂の勇者一行がスイレンの都に来てるらしいわ」
シロナ「(勇者……確か噂では可愛い女の子だと…)」
シロナ「……会って見たいわね…勇者ちゃんに」
ライチ「て事はいよいよ決戦なのねシロナ!」
ライチ「四天王Nが落ち、今スイレンの都には勇者もいる……!ここはガツンと攻めるしかないね!」
シロナ「……ライチ…私達解放軍のスローガンを思い出して」
ライチ「え?」
シロナ「私達、解放軍のスローガンは"イエスロリータノータッチ"」
ライチ「え?」
シロナ「あ、間違った。私達解放軍のスローガンは"魔王の手から世界を解放しよう"よ」
シロナ「貴女の言う通り、私がカロスに行く日も近いかもしれないわね……」
ライチ「シロナ……」
ライチ「>>安価」
安価 近いレスの中
ついに痴呆が…
ライチ「ついに痴呆が…」アワレミー
シロナ「ちょっとどういう意味よ!」
ライチ「え?違うの?」
ライチ「それじゃあ、素直にドン引きです」
シロナ「だから、アレは違うの!口がすべったというか…あーっもう!」アセアセ
ライチ「はぁ…ロリコンがトップの組織とか…」
シロナ「………仕方ないわね……」
シロナ「ライチ、解放軍にウルトラビーストは何匹いたかしら?」
ライチ「!」
ライチ「……3匹…ウルトラホールを開くのには充分な数だよ」ニッ
シロナ「そう…カロスに居るヒカリちゃんとグラジオ君、それと…リラにも伝えてくれる?」
シロナ「私達も今からカロスに行くって」
ライチ「了解!リーダー!」
シロナ「さぁ、魔王の手から世界を解放しに行くわよ!」
セレナの泊まってるホテル
コンコン
シトロン「セレナ、入りますよ」
キイ
セレナ「うっ……ひっぐ……」グスッ
シトロン「………………」
シトロン「セレナ、泣くのは自由ですが、物に当たるのはやめて下さい」
シトロン「部屋がメチャクチャだ」
セレナ「スイレン……サトシの前で恥を…」
セレナ「許さない……!」
セレナ「コロしてやる…絶対にコロしてやる!」グスッ
シトロン「…………………」クイッ
シトロン「セレナ、今僕がここにいるのはあなたを慰める為ではありません」
シトロン「カリン様からの指令を伝える為です」
セレナ「指令…?」ヒッグ
シトロン「四天王セレナ。スイレンの都にいる勇者とリーリエを生け捕りにしてミアレまで連れてきなさい」
シトロン「………との事です」
セレナ「……ねぇ、シトロン…」
シトロン「!」
セレナ「勇者とリーリエが生け捕りって事はさぁ……」
セレナ「他の奴らは私の好きにしていいって事だよね?」ニヤッ
シトロン「……貴女のワガママには困ったものですね…」ハァ
スイレンの都 スイーツショップ
マオ「おいしー♪」
マオ「マラサダもいいけど、マカロンも絶品だねー!」モグモグ
リーリエ「はい!さすがは噂に名高いスイレンの都のスイーツショップです!」モグモグ
アママイコ「アマーイ♪」
シロン「コーン♪」
マオ「アママイコやシロンもお気に入りみたいだね♪」
リーリエ「レディを虜にするマカロン…奥が深いです」ゴクリ
イエロー「外、雨降りそうですよ?」
イエロー「いいのかな…ボク達だけゆっくりしてて…」
リーリエ「いいんですよ!宿探しは男子の仕事です!」
マオ「サトシも何か勝手に出てっちゃったし、スイレンとアセロラはジャンケンで負けて買い出しに行ってるんだから仕方ないよ~」
リーリエ「ほらっ、イエローさんも一口」アーン
イエロー「………あむ……」
イエロー「……おいしい…」ポワーン
リーリエ「ですよね?」ニコッ
マオ「どれ、私は淑女の嗜みにロズレイティを一つ」ゴクゴク
スイレン「はぁ…ジャンケンに負けなければ私も今頃はスイーツショップで…」トボトボ
アセロラ「文句言ってないで早く買い出し済ませて、アセロラ達もマカロン食べようよぉ」
スイレン「…雨も降ってきそうだし、最悪……」
スイレン「(せめて一緒に居るのがサトシなら…)」
アセロラ「スイレンが今何思ってるか知らないけど、たぶんアセロラも同じ意見だよ」
「スイレン」
スイレン「!」ピクッ
アセロラ「ふぁ?どうしたのスイレン?」
スイレン「…………………」
スイレン「…………ごめんアセロラ…」
スイレン「ちょっと先に行っててくれる?」
アセロラ「?」
セレナちゃん親衛隊 本部
ザワザワ
トウキ「隊長、急な召集みたいだけど、なんなんですか?」
ヒョウタ「さぁ……?でも今回はシトロン様直々の呼び出しだ…ただ事じゃないハズだ…」
シトロン「皆さん、急な召集…申し訳ない」
ヒョウタ「シトロン様!」
トウキ「シトロン様!今回はいったい何の召集なんですか?」
シトロン「……皆…これを見て下さい」ピラッ
トウキ「これは……写真…」
ヒョウタ「こいつら…ライブ会場にいた……」
シトロン「率直に言います。皆さん、セレナの為に彼らを狩って下さい!」
トウキ「え!?」
ヒョウタ「狩るって……」
ザワザワ
シトロン「……詳しく説明しますと…」
シトロン「まずはこの4名、カキ、マーマネ、マオ、イエロー」
シトロン「この4人は生死は問いません、見つけ次第狩って下さい」
トウキ「生死を問わないって…そんな物騒な…」
シトロン「次にこの3名、サトシ、アセロラ、リーリエ」
シトロン「彼女らは上手く生け捕りにし、僕かセレナの所へ連れてきて下さい」
シトロン「ちなみに、彼らを狩る、もしくは生け捕りにすると、一人につきセレナからハグをしてもらえます」
トウキ「ま、マジ!?」
ヒョウタ「セレナちゃんのハグ!?」
ザワザワ マジカ! ヤルゼ!
ヒョウタ「あ、あの!シトロン様!」
シトロン「なんですか?ヒョウタ」
ヒョウタ「ちなみに、あのセレナちゃんの邪魔をした青髪のブスはどうすればいいんですか……」
シトロン「そうでしたね。大事な事をいい忘れてました」
シトロン「青髪の彼女…スイレンはセレナの獲物です」
シトロン「彼女には手を出さないようお願いします、セレナに怒られちゃうのでね」
トウキ「よっしゃ!わかりましたシトロン様!」ガタッ
トウキ「セレナちゃんのハグが懸かってんだ!このビッグウェーブ、乗るっきゃないね!」
シトロン「期待していますよ?」
ヒョウタ「>>安価」
安価 近いレスの中
あわよくばセレナちゃんに僕の買った水着(電撃ピカチュウでカスミが着てた奴)を着てもらったりとかは・・・
ヒョウタ「(あわよくばセレナちゃんにこの前側が空いた危ない水着を着て貰ったりとか………)」グヘヘ
シトロン「……ヒョウタ…何やら下品な事を考えていませんか?」
ヒョウタ「ひっ!すみませんシトロン様!」
シトロン「"その先"については…」
ヒョウタ「?」
シトロン「あなた方の働きと交渉しだいですね」クイッ
ヒョウタ「う…」
ヒョウタ「うぉぉぉぉ!!やったるでー!!」カダッ
トウキ「隊長!?」ビクッ
シトロン「さぁ、何をグズクズしているんですか?獲物は7人!早い者勝ちですよ!」
トウキ「こうしちゃいられない!」ダッ
マテ! オレガサキニ! ゼンインカリツクシテヤル!
ドドド!
シトロン「ふふふ……」
スイレン「さっきまで雨が降りそうだったのに、急に晴天に……」
スイレン「やっぱりあんただったんだね、セレナ」
セレナ「アロ~ラ~!スイレン」ニコッ
スイレン「なんの……」
セレナ「何の用かは聞かなくてもわかるでしょ?」スッ
スイレン「………………」スッ
セレナ「グラードン!」
スイレン「カイオーガ!」
ボンッ
グラードン「グラァァァァ!!」メキメキメキ
カイオーガ「オーガァァァァア!!」ドドドド
ピシャッ ゴロゴロ カンカン
セレナ「ははは、見てよスイレン」
セレナ「グラードンの日照りとカイオーガの雨降らしで天候がメチャクチャ」
セレナ「まるで天変地異って奴みたい」
スイレン「セレナ……」グッ
セレナ「……悪いけどさ?スイレン。今回はルネの時みたく遊んであげれないの」スッ
スイレン「グラードンの黒いモンスターボール?」
セレナ「…私とあんたの格の違い…見せてあげる!」パァァ
スイレン「黒いモンスターボールが真っ赤な玉になった!?」
セレナ「この玉はグラードンの真の力を目覚めさせる玉"オメガルビー"」
スイレン「真の力……?オメガルビー?」
セレナ「さぁ!目覚めよグラードン!」
セレナ「ゲンシカイキ!!」パァァ
グラードン「…………!」ピクッ
グラードン「グラァァァァ!!」
ピカー
スイレン「うっ……眩し……い…」
シュウウ
スイレン「!」
スイレン「な、なにあの姿……」
カイオーガ「オーガ……」ジリッ
セレナ「これがグラードンの真の力」
セレナ「ゲンシグラードン!」
ゲンシグラードン「グラァァァァ!!」
メキメキメキ
スイレン「ゲンシ…グラードン!?」
セレナ「天気は快晴……さぁ、グラードン。やっちゃって?」
スイレン「カイオーガ!波乗り!」
カイオーガ「オーガ!」ザパーン
セレナ「切り裂けゲンシグラードン」
セレナ「断崖の剣!」
ゲンシグラードン「グラァァァァ!」
ズパッ
カイオーガ「オー……ガ………」
カイオーガ「………………」ドサッ
スイレン「カイオーガ!」ダッ
スイレン「そんな……波ごとカイオーガを切り裂いたなんて……」
ザッ
スイレン「!」
セレナ「ふふっ、まだ終わってないわよ?」
スイレン「………え?」
セレナ「たっぷりと可愛がってあげるね?スイレン♪」ニコッ
スイレン「っ………………!」ゾクッ
スイレンの都 高台
ナンダナンダ? カイブツガデタゾ
ヒカリ「ゲンシグラードン…本で見たことしかないポケモンだ…」
ヒカリ「さすが魔王軍の四天王だね、私達二人じゃ全然ダイジョバナイよ」
グラジオ「フッ、だからどうした?」
ヒカリ「いや、だからどうしたって…見ての通りだよ!全然ダイジョーブな状況じゃないの!」
ヒカリ「シロナさんに連絡して応援呼んでもらおうよグラジオ!」
グラジオ「……アイツを倒せない程度ならば、とてもじゃないが魔王を倒す事はできん」
グラジオ「と、いう訳でオレは行く」タッ
ヒカリ「ちょ、ちょっとグラジオ!」
グラジオ「何だ?ゴチャコチャとうるさいぞヒカリ」
ヒカリ「>>安価」
安価 近いレスの中
何でセレナは魔王軍になったんだろう
本来はそんな事しない優しい子のはずなのに
ヒカリ「ねぇ…グラジオ…」
ヒカリ「私、会場でセレナに会ったんだけどさ、根っからの悪人って感じに見えなかったんだよね……」
グラジオ「………………」
ヒカリ「何でセレナは魔王軍に居るんだろ?」
グラジオ「さあな……それはオレ達の知る所じゃない」
グラジオ「敵の事情を一々考えてたら世界を魔王の手から解放なんてできやしないぜ?」
グラジオ「行くぞ」
ヒカリ「ま、待ってよグラジオ!」
親衛隊「強い…」バタリ
カキ「いきなり襲ってきて…何なんだコイツらは?」
バクガメス「ガメ」
マーマネ「何か狩りがどうのとか言ってなかった?」
「おっ!二人発見!」
カキ、マーマネ「!」
トウキ「こりゃあ、セレナちゃんのハグに加え、キッスも貰えるかな?」
サトシ「グラードンにカイオーガ…セレナとスイレンか……?」
サトシ「嫌な予感がする!行こうぜピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」
「ちっ、生け捕りの奴ですか」
サトシ「!」
ヒョウタ「まぁ、何かコイツは重要っぽかったし、捕まえてったらセレナちゃんにエッチな要求できちゃうかもなぁ」ウヒヒ
ヒョウタのポケモン
伝説幻UBメガ以外の未登場ポケモン
安価下
アローニャ
トウキ「こう見えてもボク、地元じゃあ結構名の知れたトレーナーなんだぜ?」
カキ「………………」
カキ「マーマネ、マオ達が心配だ。マオ達の所に行っててくれないか?」
マーマネ「わ、わかったよ!」タッタッタ
トウキ「あ!こら待て!」
カキ「狩りだか何だか知らないが……」
トウキ「!」
カキ「マーマネを追いたかったから俺を倒してからにしろ!」
サトシ「セレナちゃん?」
ヒョウタ「そうさ!僕はセレナちゃん親衛隊隊長ヒョウタ!」
ヒョウタ「君を倒してセレナちゃんの未来の夫になる男だ!」
サトシ「……なんだか知らないけど、急いでんだ」
サトシ「邪魔するってんなら無理矢理にでも通るぜ!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」バリバリバリ
ヒョウタ「ゴローニャ!」
ゴローニャ(R)「ゴロ!」
サトシ「!」
ヒョウタ「こいつは昔アローラ国で捕まえた僕の秘密兵器だ!」
ヒョウタ「さぁ、大人しく僕と一緒に来てもらうよ?」
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」
ピカチュウ「ピカー!」バリバリバリ
ゴローニャ(R)「………………」バリバリバリ
ヒョウタ「その程度の電撃じゃあ、ゴローニャには蚊に刺された程度だよ!」
ヒョウタ「ゴローニャ!雷パンチ!」
ゴローニャ(R)「ゴロー!」バキッ
ピカチュウ「チャー!」ドッ
サトシ「ピカチュウ!」
ヒョウタ「さぁ!ゴローニャ!とどめだ!」
ヒョウタ「僕のセレナちゃんへの愛の重さをくらえ!」
ヒョウタ「ゴローニャ!ヘビーボンバー」
ゴローニャ(R)「ゴロー!」ピョーン
サトシ「………愛の重さだか何だか知らないけど……」
サトシ「俺もセレナに会って聞きたい事がたくさんあるんだ!」
サトシ「ピカチュウ!」ピカー
ピカチュウ「ピカ!」
ヒョウタ「あの光は!?」
ヒョウタ「あいつが何かする前にやれ!ゴローニャ!」
ゴローニャ(R)「ゴロー!」ズーッ
サトシ「ピカチュウ!1000万ボルト!」
ピカチュウ「ピーカーチュー!」
バリバリバリ
ゴローニャ(R)「ゴロー!」バリバリバリ
ヒョウタ「ぐぁぁああ!」バリバリバリ
ヒョウタ「セレナちゃんの…危ない水着が見たかっ………た…」ガクッ
サトシ「やったな!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」グッ
サトシ「さぁ、早くセレナとスイレンの所に……」
セレナ「あ!サトシ~!」フリフリ
サトシ「セレナ!?」
セレナ「やっと会えたー!サトシ♪」
サトシ「俺も会いたかったぜ!」
サトシ「セレナ!俺もお前に聞きたい事がいっぱいあったんだ!」
セレナ「本当!嬉しいよ!サトシ!」
サトシ「なぁ、セレナ!さっきのグラードンとカイオーガはなんだったんだ?」
サトシ「スイレンはいったい何処に……」
セレナ「スイレン?」
セレナ「スイレンってひょっとしてさ…コレの事?」ドサッ
サトシ「え?」
スイレン「サトシ………」ボロッ
サトシ「スイレン……?」
スイレン「……うぅ……」
サトシ「おい!スイレン!酷いケガだ…大丈夫か!?」
サトシ「いったい誰がスイレンを……」グッ
セレナ「うふふ」
サトシ「セレナ……?」
セレナ「わかってるんでしょ?私がやったんだよサトシ」ニコッ
サトシ「……なんで…」
セレナ「なんで?だって私とスイレンは元々敵同士じゃない」
セレナ「それにさ、そいつ生意気だし大嫌いなんだよね?」
セレナ「本当は頭を潰してブチコロしたいくらいだったけどさ、我慢したんだよ?」
セレナ「ボロ雑巾にしてサトシの前に連れてきたかったからさ♪」
セレナ「感謝してよスイレン?元々不細工な顔をボコボコにして誤魔化してあげたんだから!」
セレナ「サトシも迷惑だよね?こんな気持ち悪い奴から言い寄られて…」
スイレン「うぅ………」
セレナ「安心して!私がサトシに近づくストーカー女を処分してあげるから!」
セレナ「アハハハハハハハハ!
サトシ「セレナ…」
セレナ「なぁに?サトシ!あっ!感謝の言葉はいらないよ?私がサトシの為に勝手にやった事だからさ///」テレッ
サトシ「……もう喋らないでくれ」
セレナ「え……?」
サトシ「スイレン、大丈夫か?今ジョーイさんの所に連れていってやるからな?」ヒョイッ
スイレン「……サトシ…」グスッ
サトシ「セレナ…何でこんなになっちゃったんだよ…」
サトシ「昔のお前はこんな奴じゃなかっただろ?」
セレナ「………………」
セレナ「……本当はこんな事したくなかったケド仕方ないね……」ボソッ
スイレン「………!サトシ!危ない!」
サトシ「え?」
プスッ
サトシ「………うっ…」ドサッ
ピカチュウ「ピカピ!」
シトロン「ふぅ、これで良かったんですか?セレナ」
セレナ「ナイスシトロン!」
スイレン「……サトシに何を……!」
シトロン「強力な眠り粉を塗った毒針です。暫くは目を覚ましませんよ」
セレナ「よーし、それじゃ、サトシを連れて行こっと!」ヒョイッ
スイレン「ま、待って……」ヨロッ
セレナ「ボロ雑巾はそこで大人しく寝てなよ?」
シトロン「セレナ、スイレンはどうします?とどめを刺しときますか?」
セレナ「うーん、私もさっきまではコロしたいくらい憎かったんだけどさぁ…」
セレナ「なんか、サトシを手にいれて、惨めにそこに転がってるゴミを見たらどうでも良くなっちゃったよ!」
スイレン「っ…………!」
シトロン「相変わらず気分屋ですね」ハァ
セレナ「いいから、アンタは早く勇者とリーリエを連れてきて」
セレナ「私はサトシと一緒に愛の巣で待ってるからさ♪」
シトロン「はいはい」
スイレン「………お願い…サトシを連れて行かないで……」グスッ
セレナ「……気安く私のサトシの名前を呼ばないでよスイレン」
セレナ「アンタはそこでゴミみたく惨めに転がってる方がお似合いよ?」
スイレン「……うぅ………」グスッ
セレナ「さ、行こうよサトシ」
セレナ「私達の愛の巣に」
セレナ「アハハハハハハハハ!」
サトシ「……………」スースー
トウキのポケモン
幻伝説UBメガ以外の未登場ポケモン
安価下
チャーレム
ハリテヤマ
スイレンの都 商店街
トウキ「チャーレム!冷凍パンチ!」
チャーレム「チャー!」パキパキ
カキ「バクガメス!」
バクガメス「ガメ!」ガシッ
チャーレム「チャレ!」ググッ
トウキ「ふぅ…中々硬いシェルアーマーだ」
カキ「お前のチャーレムこそいいパンチだ」
トウキ「セレナちゃんへの愛がボクを強くさせるのさ」
カキ「……セレナを好きなのは構わないが……あいつは魔王軍だぞ?」
カキ「お前は間接的に魔王軍に協力し、人々を苦しめている事になる」
カキ「いくら愛する人の為とは言え、それはどうかと思うがな」
トウキ「……構わないさ」
カキ「なんだと!」
トウキ「ボクが昔、絶望のドン底にあった時、たまたまつけていたラジオからセレナちゃんの歌が聞こえてきた」
トウキ「不思議なモンだね。それまでアイドル…ましてや自分より年下の女の子なんかまるで興味なかったのに…」
トウキ「気づけばセレナちゃんのコンサートやコンテストは何処であろうと行き、セレナちゃんの出てる雑誌や番組は必ずチェックしていた」
トウキ「そしていつの間にか名誉会員になっていたってワケさ」
トウキ「彼女はボクに生きる気力を与えてくれたんだ!」
トウキ「たとえボクの気持ちが彼女に届かなくとも本望!」
トウキ「セレナちゃんの為なら悪魔の手先にだってなるさ!」
カキ「……………」
トウキ「君には愛する人はいないのかい?」
カキ「なに?」
トウキ「愛する人の為なら悪魔にだって魂を売る!」
トウキ「人間なんてそんなもんさ」
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
俺には愛する妹がいるが、アイツを悲しませるような事はしない
カキ「……俺には愛する妹がいるがあいつを悲しませるような事はしない」
トウキ「妹……?ほらっ、君だって同じじゃないか!」
カキ「そして!愛する人が間違った道に進んだら心を鬼にして連れ戻す!」
カキ「それが俺のポリシーだ!」カッ
トウキ「……中々熱い男じゃないか…」
トウキ「だが、ボクはセレナちゃんの為に君と言うビッグウェーブを乗り越えて見せる!」
トウキ「チャーレム!飛び膝蹴り!」
チャーレム「チャー!」ブオン
カキ「バクガメス!鉄壁!」
バクガメス「バグ!」キン
チャーレム「チャ!?」ピリビリ
トウキ「チャーレムの飛び膝蹴りを止めた!?」
カキ「バクガメス!火炎放射!」
バクガメス「ガメー!」ボオオ
チャーレム「チャー……」ドサッ
トウキ「チャーレム!」
カキ「おい」
トウキ「!?」
カキ「本当にセレナを愛してるなら、あいつが間違った道に進んだ時に連れ戻してやれ」
カキ「それが真のファンって奴だろ?」
トウキ「……くっ…………」ガクッ
カキ「(ホシ……マノン……お兄ちゃん間違ってないよな……?)」
ザッ
スイレン「………………………」
スイレン「アセロ……ラ……」
アセロラ「スイレン!凄いケガ!」ダッ
アセロラ「ごめんね……おでこの紋章が痛かったから、もしやと思って急いで戻ってきたんだけど……」
スイレン「………………」
アセロラ「今、キズ薬を探すから!」ゴソゴソ
スイレン「………行かなきゃ…」
アセロラ「………ふぁ?」
スイレン「……サトシがセレナに拐われちゃった…」グスッ
スイレン「私はこんな所で寝てる暇なんかないんだ!」ポロポロ
アセロラ「スイレン!そんな身体で無理しないでよ!」
アセロラ「サトシはアセロラに任せて……」
スイレン「離して!」バッ
アセロラ「スイレン……」
スイレン「……ごめん……」
アセロラ「………本気なの?スイレン」
アセロラ「そんな身体で行ったらしんじゃうかもしれないんだよ?」
スイレン「……本気だよ」
スイレン「サトシは私をいつも助けてくれた」
スイレン「次は私がサトシを助ける番だ!」
スイレン「だって……大好きだから…」
アセロラ「………………」
アセロラ「わかったよスイレン」
アセロラ「ただし、アセロラちゃんも一緒に行くからね?」
スイレン「アセロラ……」
アセロラ「さぁ、スイレン!サトシを助けに行こうよ!」ヨッショ
スイレン「………うん!」
スイーツショップ
イエロー「な、なんなんですかこの液体!」ネバネバ
マオ「いやぁ!服だけ溶けてく!///しかも身動きもとれない!」ネバネバ
シトロン「いやぁ…絶景かな絶景かな」
シトロン「どうですか?僕のシビルの"服だけ溶かす上に身動きできなくなる溶解液"は?」ニヤニヤ
シビルドン「シビシビ」
リーリエ「サイテーに決まってるじゃないですか!この変態!」ネバッ
シトロン「清楚系お嬢様の罵倒。ご褒美です。ありがとうございます」
イエロー「ひいぃ……この人気持ち悪いです!」ネバー
シトロン「厄介な伝説のポケモンを出させないようにするだけでなく、美少女の裸体も拝める。僕ってやっぱり天才」
マオ「しね!」
シトロン「さて……確かリーリエ以外は好きにしていいと言う事でしたが……」
シトロン「どちらから味見しましょうかね?」ジュルリ
マオ「な、何する気!?」ネバッ
リーリエ「マオとイエローさんに乱暴するのはやめて下さい!」ネバー
イエロー「レッドさん!助けて!」ネバッ
シトロン「うひひ!いただきまーす!」ガバッ
マオ「いやー!」ネバッ
「ポッチャマ!ドリル嘴!」
ポッチャマ「ポチャ!」ギュルルル
シビルドン「シビー!」バタッ
シトロン「なに!?」
マオ「溶解液が……」ドロドロ
イエロー「助かりました」グスッ
ヒカリ「大丈夫?みんな」
リーリエ「ヒカリさん!」
シトロン「ち、チキショー!折角の美少女との初体験を……」
ヒカリ「なに?この人間のクズ?さすが魔王軍ね」
シトロン「お、お前はビーチバレーの時の……!?」
シトロン「ゆ、許しません!この責任はその貧相な身体で払ってもらいますよ!」
ヒカリ「やっぱりコイツコロス」
ポッチャマ「ポチャ!」フンス
マオ「待って!こいは私が……」
ヒカリ「動くと大事なとこ見えるよ?」
マオ「あっ////」バッ
リーリエ「ハァハァ……」
イエロー「リーリエちゃん……」
シトロン「……魔王軍は魔王フラダリ様を王とし、姫様…側近のカリン様…」
リーリエ「!?」
シトロン「そして、その下にセレナ達四天王」
シトロン「この方々は禁じられた伝説のポケモンを扱う事を許された雲の上の方々だ」
ヒカリ「……何が言いたいの?」
シトロン「僕はセレナの側近…魔王軍の上級幹部…数少ない選ばれしエリートだ」
シトロン「僕達上級幹部は魔王様により、メガストーン…もしくは準伝説ポケモンを扱う事を許されている」
マオ「こいつ…」
リーリエ「まさか……」
ヒカリ「…………」
シトロン「見せてあげますよ!僕の切り札を!」
シトロンのポケモン
アローラ地方以外で前回、今回、未登場の準伝説ポケモン
安価下
レジスチル
すみません。レジスチルは前回出てました
一応まとめ
前回
レジスチル、スイクン、コバルオン、フリーザー
今回
ラティアス、ラティオス
これらとアローラ地方以外の準伝説ポケモン
安価下
すみません
じゃあユクシーで
シトロン「いって下さい!ユクシー!」
ユクシー「…………………」
マオ「!?」
リーリエ「あのポケモンは……」
ヒカリ「知識の神ユクシー…」
イエロー「ユクシー…?」
ユクシー「マスター、ご用事は?」
リーリエ「喋った!?」
マオ「どう言う事?ソウリュウで喋るポケモン達は全部解放したハズでしょ?」
シトロン「ユクシーをあんな紛い物達と一緒にしないで下さい」
シトロン「ユクシー。彼女らの動きを封じて下さい」
ユクシー「畏まりましたマスター」ギン
マオ「!?」ググッ
イエロー「動けない……これは…」ググッ
ヒカリ「……念力か……」グググ
シトロン「ふふふ、いい様ですね」
シトロン「まずは僕の邪魔をした君の服を剥ぐところから始めましょうかヒカリさん?」ニヤニヤ
ヒカリ「……………」グググ
シトロン「さぁ、行きなさい!ユクシー!」
ユクシー「………………」スゥッ
「シルヴァディ!」
シルヴァディ「……………………」バキッ
ユクシー「!?」
シトロン「なに!?」
グラジオ「何やってるヒカリ…」
ヒカリ「……遅かったじゃんグラジオ、登場のタイミングでも見計らってたの?」ジトー
グラジオ「助けてやったのにそれはないだろ」
マオ「え?あの人誰?」
イエロー「でも、助けてくれたって事は味方でしょうか……?」
リーリエ「…………………」
リーリエ「兄……様……」
グラジオ「……リーリエ…」
グラジオ「>>安価」
安価 近いレスの中
みづきと結婚したい
大きくなったな
ここは兄らしい所を見せるか
グラジオ「フッ、大きくなったなリーリエ」
イエロー「今、兄様って…」
マオ「まさかあの人がリーリエのお兄さんで行方不明の王子様!?」
リーリエ「兄様……」
リーリエ「何が大きくなったな!ですか!」
グラジオ「え?」
リーリエ「突然いなくなったと思ったら急に出てきてカッコつけて……」
リーリエ「私が…どれだけ心配したと思っているんですか!」グスッ
グラジオ「あわわ…リーリエ、泣かないでくれ…」アセアセ
マオ「うーん、なんだろ…あの人イケメンなんだけど……」
イエロー「わかります。なんて言うか…残念な感じが…」
ヒカリ「当たり」
リーリエ「兄様、いったい今まで何処で何を……」グスッ
グラジオ「悪いなリーリエ、まだ、それは話せない」
リーリエ「え?」
シトロン「何なんですかアイツは!クールなイケメンとか、僕とキャラかぶりすぎですよ!」
グラジオ「リーリエ…服がボロボロだな……あいつにやられたのか?」
リーリエ「兄様!いやらしい目で見ないで下さい!」カクシ
グラジオ「ち、違う!////」
グラジオ「……フッ、ここは少し兄らしい所を見せるとするか」
シルヴァディ「………………」スッ
シトロン「そういえば……君、グラジオとか言いましたか?」
グラジオ「だからどうした?」
シトロン「………いえね、ウチの姫様がいつもあなたとリーリエの名前ばかりを口にするので、いい加減覚えてしまったんですよ」
グラジオ「……………」
リーリエ「ミヅキさん……」
シトロン「僕は運がいいなぁ……リーリエだけじゃなく、グラジオ、君も姫様の元に連れていけば」
シトロン「Nが落ち、一つ空いた四天王の席は僕のものになりそうだ」ニヤッ
グラジオ「…………………」
シトロン「さぁ、ユクシー!アイツを捕まえますよ!」
ユクシー「あ……ぁ………」ガタガタ
シトロン「………?ユクシー?」
マオ「急にどうしたの?」
イエロー「ユクシーが何かに怯えてる?」
ユクシー「ま、マスター……あのポケモン……」ガタガタ
シトロン「え?」
シルヴァディ「………………」
ユクシー「あの姿…まるで……」ガタガタ
シトロン「どうしたんですかユクシー!あのポケモンがいったい……」
グラジオ「シルヴァディ!」
シルヴァディ「………………」ダッ
シトロン「!?」
シトロン「ユクシー!」
ユクシー「あ……ぁ……」ガタガタ
グラジオ「ダブルアタック!」
シルヴァディ「…………………!」バキッ
ユクシー「うあっ!」ドサッ
マオ「凄い…ユクシーが一撃で……」
シトロン「そんな……ユクシーが……」
グラジオ「まだ終わりじゃないぜ」
シトロン「!?」
グラジオ「ミヅキに伝えておけ!近い内にオレから会いに行くとな!」
シトロン「や、やめ………」
シルヴァディ「………………!」バキッ
シトロン「ぐへぇ……」
ドーン!
マオ「やった!」
イエロー「凄いです!」
リーリエ「兄様!」
グラジオ「フッ」
ヒカリ「あーあ、またカッコつけちゃって」
グラジオ「うるさい!」
「おーい!」
全員「!」
マーマネ「リーリエ!みんな!無事!?」ゼーゼー
イエロー「マーマネ君!」
マオ「ははっ、遅いぞ?マーマネ」
マーマネ「え?」キョロキョロ
マーマネ「(てゆーか、リーリエもマオもイエローさんも服がボロボロだ)」
グラジオ「……リーリエ、あいつは?」
リーリエ「あ、紹介しますね兄様!」
リーリエ「彼は私の騎士様のマーマネです」
マーマネ「え?お兄さん?」
マーマネ「(リーリエ……肌が白いな…)」
グラジオ「>>安価」
安価 近いレスの中
貴様がリーリエの騎士だと・・・その実力、確かめてやる
おい、おれの妹を薄汚れた目で見るな。つぶすぞ
グラジオ「こいつがリーリエの騎士だと?」ギロ
マーマネ「ひぃ…」ビクッ
グラジオ「面白い。その実力試してやる。シルヴァディ!」
シルヴァディ「………………」スッ
マーマネ「り、リーリエ!この人なんなの!」
リーリエ「兄様!マーマネをイジメるのはやめて下さい!」
グラジオ「で、でもリーリエ……こいつさっきオレのリーリエを薄汚れた目で…」
リーリエ「誰がオレのリーリエですか!」
リーリエ「マーマネは信頼できる仲間です!マーマネが私をそのような目で見るハズありません!」
リーリエ「ですよね?マーマネ?」
マーマネ「え!?と、当然だよ!」ギクッ
リーリエ「マーマネ…あなたと言う人は……」
グラジオ「こいつやっぱ潰す」
マーマネ「ひぇぇ……」ガクガク
リーリエ「これだからディグダは…」チッ
ギャー ギャー
マオ「あー、なんて言うか惜しいよねあの人」
イエロー「はい、残念な人ですよね」
ヒカリ「(てゆーか、グラードン止めに行かなくていいのかな)」
スイレンの都 コロシアム
セレナ「やっと二人っきりになれたね、サトシ…」ナデナデ
セレナ「もう邪魔なスイレンはいない…これからはずっと一緒だよ?」
サトシ「ZZZ」スー スー
ザッ
セレナ「!」
セレナ「早かったじゃないシトロン。勇者とリーリエは………」
アセロラ「…………………」
セレナ「………まさか勇者から来てくれるとはね」
セレナ「ま、話が早くていっか……」スクッ
アセロラ「サトシ………」
セレナ「ねぇ、勇者。あんたがその胸にしてる宝石……プラチナでしょ?」
セレナ「私に見せてよその"オリジン"ってやつの力をさ」
アセロラ「……サトシを無理矢理…セレナ、絶対に許せない…!」
セレナ「だからなに?」
アセロラ「正直あなたはアセロラがボッコボコにしてあげたいよ」
アセロラ「……でも、我慢する…もっと怒ってる人がいるから!」
セレナ「は?何を言って……」
セレナ「!」
セレナ「……本当にしつこいね…このストーカー女は…」
セレナ「やっぱり頭を踏み潰しておくべきだったかな?」
セレナ「スイレン!」
スイレン「………………サトシを返して、セレナ」
セレナ「……サトシをはアンタの物じゃないでしょ?」
スイレン「そうだね。でもセレナのでもないよ」
セレナ「…………アンタって本当にイライラする……」
セレナ「ゲンシグラードン!」
ゲンシグラードン「グラアァァァ!!」
ドドド
アセロラ「ふぁ…あれがゲンシグラードン…」オクチアングリ
スイレン「……カイオーガ!」ボンッ
カイオーガ「オーガ!」
セレナ「一度負けたのをもう忘れたの?学習能力が無いんだね!」
セレナ「ゲンシグラードン!そのストーカー女と魚を潰せ!」
ゲンシグラードン「グラアァァァ!」
アセロラ「スイレン…」
スイレン「大丈夫だよアセロラ」
スイレン「わかるんでしょ?アセロラには」ピカー
アセロラ「うん!とーぜんだよ!なんたって、アセロラちゃんは勇者だからね!」ピカー
スイレン「決着をつけようセレナ!」スッ
セレナ「!」
セレナ「その青い玉はまさか……」
アセロラ「"アルファサファイア"」
スイレン「いくよ!目覚めよ!カイオーガ!」
スイレン「ゲンシカイキ!!」
カイオーガ「!」ピクッ
ピカー!
セレナ「な……」
ゲンシグラードン「グラ!?」
メキメキメキメキ
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨ドド
セレナ「……ゲンシカイオーガ…」
セレナ「……わかったわよスイレン」
セレナ「決着をつけよう」
スイレン「ゲンシカイオーガ!ハイドロポンプ!」
セレナ「ゲンシグラードン!ソーラービーム!」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!!」ズリュリュリュ
ゲンシグラードン「グラアァァァ!!」ビビビビ
ドーン!!
アセロラ「ふぁ……凄い威力だ…!」ジリ
サトシ「……ん?」パチ
アセロラ「ふぁ!サトシ!」
ピカチュウ「ピカピ!」
サトシ「あれ?俺確かセレナに会って…」
アセロラ「良かった!目を覚ましたんだね!」
ピカチュウ「ピカー!」
サトシ「アセロラ?ピカチュウ?」
サトシ「いったい何がどうなって…ん?」
スイレン「ゲンシカイオーガ!」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!」
セレナ「ゲンシグラードン!」
ゲンシグラードン「グラアァァァ!」
ピリピリ
サトシ「あれはカイオーガとグラードン!?」
サトシ「セレナとスイレンが戦ってるのか……」
サトシ「止めなきゃ!」ダッ
アセロラ「待ってサトシ!」バッ
サトシ「何で止めるんだよアセロラ!」
アセロラ「……あの二人は、世界を救う為や魔王の為に戦ってるんじゃないの!」
サトシ「………え?」
アセロラ「スイレンとセレナはサトシの為に戦ってるんだ」
サトシ「……俺の為……?」
アセロラ「だから…サトシをは見届けなきゃダメなんだよ」
アセロラ「二人の戦いを……」
ピカチュウ「ピカ!」
サトシ「………………」
ゲンシグラードン「グラアァァァ!」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!」
┣¨┣¨┣¨┣¨
セレナ「……思えばアンタとはルネで初めて会った時から…」
スイレン「……そうだね…私達は何も噛み合わなかった…」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!」
スイレン「マラサダ!」
セレナ「マカロン!」
ゲンシグラードン「グラアァァァ!」
スイレン「太陽の国!」
セレナ「月の国!」
メキメキメキ
セレナ「グラードン!」
スイレン「カイオーガ!」
サンサン
スイレン「勇者の仲間と……」
セレナ「魔王軍……」
ザーザー
セレナ「でもさ……」
スイレン「そうだね…好きな人は同じだった…」
サトシ「セレナ…スイレン……」
アセロラ「……………」
セレナ「あの時からずっと…」
スイレン「変わらない事は1つだけある……」
スイレン、セレナ「「あんたには負けない!!」」
セレナ「ゲンシグラードン!断崖の剣!!」
ゲンシグラードン「グラアァァァ!!」
ズババババ!
スイレン「ゲンシカイオーガ!根源の波動!!」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!!」シュオオ
ドンッ!
サトシ「スイレンとセレナのゼンリョクが!」
アセロラ「衝突する!」
ピカチュウ「ピカ…!」
スイレン「ゲンシカイオーガ!」
セレナ「ゲンシグラードン!」
ドッカーン!!!
サトシ「けほっ、すっげー衝撃だ…!」
アセロラ「二人はどうなったの!?」
フシュ~~
セレナ「けほっ、相殺……?」
ゆらっ
セレナ「!」
スイレン「カイオーガァァァァァ!」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!」シュオオ
セレナ「………………」フッ
セレナ「……アンタの勝ちよ……スイレン……」
スイレン「ハイドロポンプ!!」
ゲンシカイオーガ「オーガァァァァァ!!」
ドンッ!
ゲンシグラードン「グラアァァァ!!」メキメキ
ゲンシグラードン「グ…………」ヨロッ
ゲンシグラードン「オォ………」ドサッ
ゲンシグラードン「………………」
アセロラ「ふぁ…やった…スイレンが勝った!」
ピカチュウ「ピカ!」
サトシ「スイレン!セレナ!」ダッ
スイレン「……サトシ…」ヨロヨロ
スイレン「私……」
サトシ「……スイレン…ありがとな…」ギュッ
スイレン「…………うん!」グスッ
サトシ「………………」クルッ
サトシ「セレナ……」
セレナ「………………………」
セレナ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシ、スイレンとこれからも仲良くしてあげてね、あと、この水着(電ピカカスミ水着)は友情の証としてスイレンにあげるよ
魔王軍から足を洗うわ
セレナ「……私の負けよ…」
セレナ「………スイレン…サトシて仲良くね」スクッ
スイレン「!」
セレナ「もう魔王軍からも足をあらうよ…安心して、もう2度とあなた達の前には現れないから…」ヨロッ
アセロラ「…………………」
セレナ「ごめんね…スイレン、サトシ…」ボソッ
サトシ「おい、セレ……」
スイレン「本当に自分勝手で気分屋なんだね」
セレナ「!」
サトシ「スイレン…?」
スイレン「これだけ私達を振り回しておいて、ごめんなさい。もう二度と現れません。で私の気が収まるワケないでしょ!」
セレナ「………………」
スイレン「それに……」
スイレン「"勇者と魔王軍"の決着はついたけど、そっちの決着はまだついてないし///」ボソッ
セレナ「え…?」
サトシ「?」
アセロラ「ふふっ」
スイレン「だから…もう2度と現れないなんて言わないでよ!」
スイレン「次は…本当の決着をつけたいから…」
スイレン「だって私達、"ライバル"だから」テレッ
セレナ「ライバル……?」
サトシ「スイレン…」
アセロラ「ふぁ、そうだね!」
セレナ「!」
アセロラ「まぁ、でも次はアセロラちゃんもエントリーさせてもらおっかな?」
スイレン「え!?」
サトシ「何の話だ?」
ピカチュウ「ピカ」ヤレヤレ
セレナ「……あんた達って本当馬鹿ね」ボソッ
セレナ「スイレン!」ポイッ
スイレン「!」ボフ
スイレン「いった……何コレ…って……」
スイレン「水着?(赤の前の空いたやつ)」
セレナ「それ私には小さいし、趣味じゃないからあんたにあげるわ」
セレナ「なんか楽屋に贈られてきたやつだし」
スイレン「気持ち悪いんだけど」
スイレン「……じゃあ、これ!」ハイ
セレナ「?青のビキニ?」
スイレン「代わりにこれあげる!タマムシデパートで買ったやつ!高かったんだからね?」
サトシ「ははっ、ユニフォーム交換ならぬ、水着交換ってか?」
アセロラ「友情の証だね!よかった よかった!」
セレナ「…………バカね……」
セレナ「あんたの水着なんか……小さくて着れるワケないじゃない……」グスッ
翌日
スイレンの都 宿
カキ「みんな、出発の準備はできたか?」
リーリエ「ばっちリーリエです!」
マーマネ「ね、ねぇリーリエ……昨日は本当にゴメンね?だからさ、機嫌直してよ」アセアセ
リーリエ「あなた誰でしたっけ?」
マーマネ「リーリエ!」ガーン
サトシ「あの二人なんかあったのか?」
イエロー「ははっ、まぁ、色々と…」
アセロラ「そういえばリーリエのお兄ちゃんとヒカリは行っちゃったの?」
リーリエ「はい、何でも急用ができたとか…」
リーリエ「ほとんど何も語らずに行ってしまいました…兄様は昔から自分勝手で困ります!」プンプン
サトシ「リーリエの兄ちゃんか…会ってみたかったな…」
マオ「カッコいいけど残念な人だったね」
イエロー「そうですね。なんか惜しい人でした」
マーマネ「僕なんか何故かリーリエのお兄ちゃんにターゲットロックされたよ」
カキ「いや、逆に気になるなその人」
リーリエ「大丈夫ですよ…」
リーリエ「兄様は、私達が魔王討伐の旅を続けるならば、何れまた会えると言っていましたから……」
アセロラ「ふぁ……リーリエ……」
マオ「そーいえばスイレン、セレナに勝ったんだって?」
スイレン「!」
カキ「マーマネに引き続き、カイオーガを覚醒させてセレナを倒したんだろ?」
イエロー「スイレンちゃん凄いです!」
スイレン「うーん、そうかな?」
スイレン「それに…」
スイレン「勝負は終わったけど、決着はついてないから…」
マオ、カキ、マーマネ、イエロー、リーリエ「?」
スイレンの都 外れ
サトシ「よし、準備はできたな!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「バイバイ、スイレンの都!」
アセロラ「そして、また新しい町にゴーだ!」
全員「おー!」
コソッ
スイレン「!」
セレナ「……………」コソコソ
スイレン「(セレナ……?見送りに?)」
セレナ「…………………」コソッ
セレナ「…………………」フリフリ
スイレン「………(わかってるよセレナ)」
スイレン「(言葉はいらない)」
スイレン「(だって…私達はライバルだから……)」ニコッ
サトシ「どうしたスイレン?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「うぅん……」
スイレン「何でもないよ!」ニコッ
セレナ「……………」ニコッ
こうしてスイレンの都を後にしたアセロラ達勇者一行は、また新な街を目指し、旅を続けるのであった
まとめ
太陽の国アローラ
ハウオリ(王宮)→マサラ(鈴の搭)→ジョインアベニュー→ルネ→フキヨセ→ハウオリ→タマムシ→ジャイアントホール
月の国カロス
ソウリュウ→スイレン ミアレ(首都)
雪の国シンオウ
キッサキ(解放軍本拠地)
始まりの国カントー
トキワ(イエローとサカキの故郷)
安価 次に行く場所
今まで出てきてない場所で、街や道路、イッシュ以外の場所(イッシュ率が多いので、バランスとりたいので)
安価下
カイナシティ
素朴な疑問を一つ
なんでセレナはいつも悪役なわけ?
魔法少女の時も悪役だったじゃん
すみません。書き方が悪かったですね
次は街じゃなくて、ダンジョン的な所にしたいので、街以外でお願いします
カイナも出せたら出します
安価下
魔法少女の時は悪役じゃなくて、杏子ちゃんポジだったので
今回はスイレンのライバルポジで書きやすかったので
セレナが魔王軍に入った理由とかを書いてたら話が長くなりそうなので、カットしましたが、根はそんなに悪い娘じやありません
シーキンセツ
杏子の元ネタはイライラするからと言う理由で人を殺しまくる殺人犯だぞ?
ただの悪役じゃん
悪役云々はまだしもあんこが悪役かどうかとか果てしなくどうでもいい
なんかえらいことになってるなぁ
とりあえずサトシとイチャイチャするきれいなセレナが見たいです(強
アセロラ達勇者一行は次なる街、カイナに来ていた
カイナの街
アセロラ「ふぁ~、のどかな街だねぇ、ここは」
リーリエ「ここのところ戦い続きでしたからね」
カキ「気を抜くな!いつ魔王軍が襲ってくるかもわからんぞ!」
イエロー「まぁまぁ、ここは魔王軍の支配下の街じゃないんだし、いいじゃないですか」
マオ「そうだね。たまには息抜きもいいかもね」ンーッ
サトシ「さっき市場があったよな!後でいってみないか?」
スイレン「あ!いいね!」
カキ「すっかり観光気分か…」ハァ
マーマネ「あのぅ、リーリエ…」
リーリエ「何ですか?変態さん」
マーマネ「い、いや……」
マーマネ「(まだ怒ってるよリーリエ…)」
マオ「もういいじゃんリーリエ。許してあげなよ?」
リーリエ「…私、マーマネの事を信頼してましたのに……」
リーリエ「あのような状況だったのに、私を守ってくれるどころか、下品な目で見られていたとは…」
リーリエ「完全に幻滅しました」
マーマネ「そ、そんな!」ガーン
イエロー「(リーリエちゃんも、マオちゃんの事見てハァハァしてたような)」
アセロラ「リーリエ、マーマネも反省してる見たいだし、チャンスをあげたらどうかな?」
リーリエ「アセロラ……ですが……」
アセロラ「それに、マーマネも男の子だもん」
アセロラ「そ、そうゆー気分になっちゃうのも仕方ないんじゃないかな?///」
マーマネ「アセロラちゃん!」キラキラ
リーリエ「アセロラ!そんな下品な事を言ってはダメです!オス共が調子に乗ります!」
サトシ「オス共って……」
カキ「酷くない?」
マーマネ「リーリエ…どうしたら許してくれるのさ?」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
セレナと旅したいです
だからって無理やり流れ無視したセレナ安価入れるのもやめような
安価下
リーリエ「そうですねぇ…それじゃあセレナさん連れてきて下さい」
マーマネ「え!?」
リーリエ「私だって、人をやらしい目で見るようなディグダ野郎なんかより、セレナさんみたいな美少女と一緒に旅する方がいいですー」ベー
マーマネ「そ、そんな無茶苦茶な…」
サトシ「リーリエ、セレナにはセレナの道があるんだ、そっとしておいてやれよ」
スイレン「(てゆーか、私、あんな別れ方した手前、顔合わせずらいんですケド)」
リーリエ「わ、わかりましたよ!」
リーリエ「では、マーマネ。かわりに本屋さんに行ってL○を買ってきて下さい」
マーマネ「え!?」
サトシ「L○?」
カキ「何だそれは」
イエロー「リーリエちゃんが読むくらいだから難しい本なんでしょうか?」
リーリエ「はい、この世の美しいものが詰まっている素晴らしい雑誌です」ニコッ
マオ「(いや、L○って確か…)」
スイレン「(あのガチロリコン雑誌!?ひくわー)」サー
マーマネ「ちょ、ちょっと待って!罰ゲームじゃんそれ!」
サトシ「え?本を買ってくるだけなのに罰ゲームなのか?」
カキ「まぁ、パシリと考えればそうかもな」
リーリエ「あなたは罰を受けるんだからそれくらいしてくださいよ」
マーマネ「ちょ、ちょっと!」
リーリエ「ほらっ、はよL○買ってこい」
「ちょっと待ったー!」
リーリエ、マーマネ「!」
アセロラ「もうケンカはやめてよ!」
アセロラ「リーリエ、アセロラがマーマネのかわりにそのL○って本を買ってくるよ!」
アセロラ「だからさ、マーマネを許してあげて?」
マーマネ「アセロラちゃん……」
マオ「(アセロラ…L○がどんな本なのか知らないのか…)」
スイレン「(どちらかと言うと、あんたはL○に出る側だよね)」
アセロラ「ね?いいでしょ!リーリエ!」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
じゃあ私とL○を一緒に読んでくれますか?それならいいですよ!
リーリエ「あ、アセロラ!何を言って……」
リーリエ「(………!ちょっと待って下さい!)」ハッ
リーリエ「(こんな穢れを知らないような…むしろL○に出る側のような娘と一緒にL○を読む……)」
アセロラ「?」
リーリエ「(な、なんですかこの、気持ち…)」
リーリエ「(そう…例えるならば、コウノトリを信じている少女に無修正のポルノを見せつけるような下卑た快感……)」
リーリエ「……………」ゴクリ
リーリエ「アセロラがそこまで言うのならばしかたありませんね?」ニコッ
アセロラ「リーリエ!」
リーリエ「ただし、私も一緒に行きます」
アセロラ「え?」
リーリエ「アセロラ、私と一緒にL○を買いに行って、一緒に読みましょう!」
リーリエ「それならばマーマネを許してあげます!」
アセロラ「うん!わかったよ!」
リーリエ「マーマネ、良かったですね?アセロラが女神で」
マーマネ「え、えーと……」
サトシ「話がまとまって良かったな!」
マオ「(うわっ、リーリエ……)」
スイレン「(マーマネより最低じゃん…)」
アセロラ「ね!リーリエ!L○ってキレイなものいっぱい載ってるんでしょ?」
アセロラ「楽しみ~」ニコッ
リーリエ「はい、私もです!」ニコッ
カイナ 本屋
アセロラ「L○♪L○♪」
リーリエ「ふふっ、アセロラったら」
客「(あの子、今L○って…聞き間違いか?)」
客B「(ロリがロリコン本を)」ゴクリ
リーリエ「アセロラ!ありました!L○です!」
アセロラ「あ、なんか可愛い女の子がいっぱい書いてあるね~」
リーリエ「……ですね」ニヤッ
アセロラ「よーし、さっそくレジに持っていこー!」スーッ
ピト
アセロラ「ふぁ?」
リラ「え?」
安価関係ないですけど、リラはアローラ姿とアニメ どっちがいいですか?
アニメ
アニメで
個人的にサトシと面識あるverがいいです
熱斗君 熱斗君 熱斗くーーーーーーーーん
アセロラ「ふぁ……あの……」
リラ「……えっと……」
アセロラ「あ、あの……あなたもL○を?」
リラ「う、うん…そうなんだ」
リラ「というか、何でキミみたいな娘がL○を…」
リーリエ「アセロラァァァ」パシッ
リラ「うっ」
アセロラ「リーリエ…」
リーリエ「なに"本を取ろうとしたら手が触れあっちゃいました"みたいなベタベタな出会いしてるんですか!」
リーリエ「しかも、こんなロリコン本を買おうとしているようなナヨナヨディグダと!」
アセロラ「ん?ロリコン本?」
リラ「あ、あのさ……」
リーリエ「お黙リーリエ!」
リラ「」ビクッ
リーリエ「アセロラは私の物なんですよ!」
アセロラ「は?」
リーリエ「気安く私のアセロラに触らないで下さい!」
リーリエ「てゆーか、絶対に偶然を装ってアセロラの可愛いお手々を触りましたね!この変態ディグダが!」
リラ「ちょっと、ボクの話を聞いて…」
リーリエ「言い訳無用です!論理的結論から言いますと、L○みたいなロリコン本を買うようなオスです!」
リーリエ「アセロラみたいな娘は絶対に好みのタイプに決まっていますね!」
リーリエ「さぁ、アセロラ。あいつのバイ菌が移ったら大変です。私の唾液で消毒しましょうね?」
アセロラ「やめろ」パシン
アセロラ「てゆーか、リーリエ。その本について詳しく聞きたいな」
リラ「あ、あの…」
リーリエ「なんですか?私の推理は当たっていますよね!」
リーリエ「これ以上、私やアセロラに近づくようなら、レ○プされそうになったってジョーイさんに言いますから!」
リラ「………ボク、女なんだけど…」
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「>>安価」
近いレスの中
じゃあ確かめさせてください、トイレの中で
リーリエ「……………」ジロジロ
リラ「?」
リーリエ「…………………」モミッ
リラ「ひゃっ////」
リーリエ「(これは……慎まやかですが確かにおっぱいの感触……)」モミモミ
リラ「ちょ、ちょっとやめてよ!///」
リーリエ「……信じられませんね」
リラ「!?」
リーリエ「これは身体検査の必要アリです」
リーリエ「さぁ、トイレに行きますよ!貴女の身体、じっくり確かめさせていただきます」グイッ
リラ「え?ちょっと待って……」
リーリエ「何してるんですかアセロラ!アセロラも一緒にトイレで身体検査を……」
アセロラ「ジョーイさ~ん!」
カイナ 外れ
リーリエ「もう!アセロラがジョーイさんを呼ぶから怒られちゃったじゃないですか!」プックリーリエ
アセロラ「どうやら反省していないらしいね、君は」
リラ「あ~あ、ジョーイさんが来ちゃったら、未成年がL○買うのは無理があったかぁ」
リラ「いつもは行けるんだけどなぁ」
アセロラ「てゆーか、リーリエはなに?アセロラにエ○本を買わせようとしてたの?」
リーリエ「あ、アセロラが今エ○本って言った……」ハァハァ
アセロラ「話しかけないで下さい」
リーリエ「あん///」
リラ「…………………」
リーリエ「ところで、リラさん」
リーリエ「L○を買おうとしてたという事は、あなたもノーマル(レズ)なのですね?」
リラ「キミはいったい何を言ってるの?」
アセロラ「気にしなくていいよ」
リラ「ボクはいっつも上司のお使いでL○を買ってるだけだよ」
リーリエ「上司?」
リーリエ「未成年の少女にロリコン本を買わせにいくなんて、論理的結論から言うとクズですね。その方」
アセロラ「それ、リーリエが言う?」
リラ「シロナさんの悪口を言わないでよ!」ガタッ
アセロラ、リーリエ「」ビクッ
リラ「シロナさんは強くてとっても優しい人なんだ!」
アセロラ「……シロナさん?」
リーリエ「女性の方ですか?」
リラ「そうだよ、シロナさんは凛々しくて素敵な女性だよ」
リラ「シロナさんは魔王に支配されているこの国にいつも心を痛めている…」
リラ「L○を毎回欠かさず買ってるのだって子供好きとして少女の事をよく知る為だって言ってた」
リラ「ボクはそんなシロナさんを尊敬してるんだ……」
リラ「ボクも、いつかはシロナさんみたくなりたい……」グッ
リーリエ「ふふっ、とても素敵な女性なんですね?」
リーリエ「シロナさん…会ってみたいですねアセロラ?」
アセロラ「アセロラはあんまり会いたくないかも……」
リラ「あっ、つい熱くなっちゃったよ…」ハッ
リラ「ごめんね?シロナさんの事になるとつい……」
リーリエ「いいんですよリラさん」ニコッ
リラ「あ~…でもL○を買えなかったからシロナさんに怒られちゃうなぁ…」
リラ「シロナさん、普段は優しいんだけど、子供好きだからL○の事に関しては厳しいんだよ…」
リーリエ「それは困りましたね…」アセアセ
リラ「どうしよう……」アタマカカエ
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
あげますよ
私いりません
そもそもそのシロナさんって何してる人なの?
>>254
訂正
ジョーイさん→ジュンサーさん
アセロラ「あ!アセロラいい事思いついたよ!」ポンッ
リラ「え!?本当かい?」
リーリエ「さすがアセロラ!」
アセロラ「リーリエの持ってるL○をシロナさんにあげよう。いらないから」
リーリエ「ちょ………」
リラ「ごめん…気持ちは嬉しいけど、シロナさんは今までのL○を全部持ってるんだよ……」
リラ「欲しいのは一番新しいやつなんだ」
アセロラ「なんだぁ…そっか…」
リーリエ「(良かった……)」ホッ
アセロラ「ところでリラちゃん、その変た……シロナさんって何してる人なの?」
アセロラ「やっぱり教師とか?」
リラ「え?」
リーリエ「アセロラ、何故教師なのですか?」
アセロラ「ふぁ、何となく」
リラ「……うーん、詳しくは言えないけど……」
リラ「世界を救うお仕事かな?」
アセロラ「世界を救うお仕事?」
リーリエ「?」
リラ「ふぅ、まぁ…手に入らなかったものは仕方ないね、素直に怒られるとしよう」スクッ
アセロラ「何処行くの?リラちゃん?」
リラ「ボクがシロナさんに言われたお使いはL○を買う事だけじゃないんだ」
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「と、言いますと…?」
リラ「……実は…ある廃墟に用事があってね……」
アセロラ「廃墟に用事?」
リラがシロナに言われたシーキンセツでの任務
近いレスの中
そこに住んでるフーパの保護と、捨てられているL〇雑誌創刊号の回収
リラ「………悪いけどそれは言えないな…」
アセロラ「ふぁ?なんで!」
リラ「ごめんね、一応任務だから」
リーリエ「そんな…」
アセロラ「ふふふ…」
リラ「?」
アセロラ「これでもかー!」ペカー
リラ「!? その額にあるギラティナオリジンフォルムの紋章は!?」
リラ「まさか…キミは…!」
アセロラ「ふふふ、どうやら気づいてしまったようだね?」
リラ「……参ったね…まさか勇者と遭遇するとは…」タラーッ
アセロラ「ふふふ、参ったかね?」
アセロラ「じゃあ、教えてよリラちゃん!」
アセロラ「その廃墟に何をしに行くのかを!」
リラ「……………」
リラ「……実は…最近、シーキンセツであるポケモンを見かけたって噂を聞いてね」
リラ「ボクはその噂の真偽を確かめに行くんだよ」
リーリエ「あるポケモン?」
リラ「そう、そのポケモンとは」
リラ「かつて世界を創造したと言われたポケモン"アルセウス"に仕えたと言われたポケモン」
リラ「邪神フーパさ」
リーリエ「アルセウスに仕えた!?」
アセロラ「邪神フーパ!?」
リラ「ああ、そうさ」
リラ「そして実はシロナさんから言われた任務はもう1つある」
アセロラ「もう1つ…?」ゴクリ
リラ「もう1つの任務は、シーキンセツに落ちていると言われている幻のL○創刊号の回収…」
リーリエ「ま、幻のL○創刊号!?」ゴクリ
アセロラ「落ちてるエ○本の回収とか…」オエ
リラ「……キミ達…勇者なんだろ?」
リラ「同じ世界平和を志す者として手伝ってくれないかな?」
アセロラ「……アルセウスに仕えたポケモン…フーパ……」
アセロラ「うん!わかったよリラちゃん!」
リラ「ありがとう!」パアア
リーリエ「幻のL○創刊号!必ず手に入れましょうね!リラさん!」フンス
アセロラ「そっちはどうでもいいよ」
シーキンセツ 前
アセロラ「ふぁー、ここがシーキンセツかぁ…」
リーリエ「な、何やら禍々しい雰囲気の場所ですね…」ブルブル
アセロラ「怖いの?リーリエ」
リーリエ「こ、怖くありません!L○創刊号の為です!」
リーリエ「あ、アセロラこそ、怖いのなら私が手を握っていてさしあげましょうか?」ブルブル
アセロラ「アセロラちゃん勇者だから、全然怖くないもーん」
リーリエ「(さすがアセロラ、私の嫁!凛々しいです/////)」ポッ
アセロラ「リラちゃんは大丈夫?怖くない?」
リラ「んー、ボクは怖いというよりは楽しみかな?」
アセロラ「ふぁ?楽しみ?」
リラ「うん、如何にも何かありそうな廃墟!中にはいったい何が待っているのか……」
リラ「そう考えるとワクワクしないかい?」
アセロラ「ふふっ」
リラ「?」
リラ「ぼ、ボク、何か変な事言ったかな?」
アセロラ「うぅん、リラちゃんって、アセロラの仲間の人に似てるなぁって…」
リラ「え?」
アセロラ「その人はね、普段は能天気?ってカンジなんだけど、いざって時はとってもカッコいいの!」
アセロラ「いっつもアセロラに勇気をくれるんだ!」
リーリエ「(ま、まさかアセロラ…それって私の事……)」ドキドキ
リラ「へぇ…」
リラ「ひょっとしてアセロラはその人の事好きなのかい?」
アセロラ「ふぁ!?」
アセロラ「な、なんで……!?////」
リーリエ「(これは…間違いなく私の事ですね///)」
リラ「いや、そういう風な言い方に聞こえたからさ、違ったらゴメンね?」
アセロラ「ち、違うよ!その…アセロラ達はただの友達だし…好きとかそんなんじゃあ…////」モジモジ
リラ「そうなんだ」
リーリエ「(ふふっ、アセロラったら照れちゃって…カワイイです///)」
リラ「でも…」
リラ「勇気がそこまで褒める人だ、ボクも一度会ってみたいね」ニコッ
アセロラ「うん!今、一緒に旅してるから、後でリラちゃんにも会わせてあげるよ!」
リラ「ふふっ、楽しみだよ」
リーリエ「(リラさん、実はその人は、今目の前にいる私なんですよ?)」
リラ「よし、それじゃあ…」
リラ「早速中に入ろうか」
シーキンセツ 内部
アセロラ「ふぁー、中はボロボロだ…」
リーリエ「……雰囲気ありますね…」ブルブル
アセロラ「ここに邪神フーパが…」
リラ「うん、まぁ噂だけどね」
リーリエ「……ここに幻のL○創刊号が…」
リラ「うん、ネットの噂だけどね」
アセロラ「!」
アセロラ「何か書いてあるよ?」
リラ「……社訓?かな?」
リーリエ「…だとしたら…そうとうブラックですね…」
アセロラ「ふぁー!」
リラ「どうしたんだい!アセロラ!」ダッ
アセロラ「本があるよ!」
リーリエ「ま、まさか…L○創刊号…!」ダッ
『モーレツ!世界の山男!』
アセロラ「ふぁ、何この本……」
リーリエ「お、オエー!」ゲロゲロ
リラ「リーリエ!?」
アセロラ「良かったね!リラちゃん!」
アセロラ「L○が見つからなくても、代わりにこの本をシロナさんに持っていけば、怒られなくてすむよ!」ニコッ
リラ「……こんなカピカピの本持ってったら、怒られるじゃ済まないよ……」
リーリエ「け、穢らわしいです…」オエ
『……………!』『…………』
アセロラ「ふぁ?」
アセロラ「何か声が聞こえない?」
リラ「え?」
リーリエ「……何も聞こえませんが?」ゼー ゼー
アセロラ「(みんなには聞こえない?)」
アセロラ「(ひょっとしてフーパかも!)」
アセロラ「行ってみよ!」ダッ
リーリエ「あ、アセロラ!?」
リラ「何処にいくの!?」
リーリエ「アセロラー!何処ですかー?」
リラ「完全に見失っちゃったね…」
リーリエ「うぅ…私心配です…」
リーリエ「早くアセロラを見つけないと!」
リラ「そうだね……」
ガラッ
リーリエ、リラ「!」
リーリエ「アセロラ……ですか?」オソルオソル
「あー?何でガキ共がこんなとこにいんだー?」
グズマ「ここはガキの遊び場じゃねぇんだ」
グズマ「とっとと出ていきやがれ!」
リーリエ「な、なんですか、この粗暴な方は……」
リーリエ「まさか、ここの住人……?」
グズマ「あ?」
リラ「………どうやら、そういうワケじゃなさそうだよリーリエ…」
グズマのポケモン
幻伝説UBメガ以外で未登場
>>265
ドラピオン
グズマ「おら、お嬢ちゃん方」
グズマ「恐い思いしたくなかったらとっとと帰んな」シッシッ
グズマ【謎の男】
リーリエ「うぅ…乱暴そうな方です…」
リーリエ「まさか、この方魔王軍の…」
リラ「……………」
グズマ「あァ?魔王軍?」
グズマ「俺様をあんなチンケな奴らと一緒にしてんじゃねぇ!」
リーリエ「ひぃ…」
グズマ「俺様の仕えるお方は魔王なんかよりももっと偉大で…」
グズマ「美しく、気高く…そして恐ろし方だ…!」
リーリエ「魔王よりも…?」
リラ「……………」
リラ「ねぇ、おじさん」
グズマ「あ?」
リラ「おじさんこそ、こんな所で何やってるの?」ニコッ
リラ「まさか…ここに住んでるってワケでもないでしょ?」
グズマ「……世の中には知らなくていい事もあんだよガキ…」
リラ「……フーパ……」ボソッ
グズマ「!」ピクッ
リーリエ「リラさん?」
グズマ「……何故その名を…」
リラ「……彼、どうやら何か知ってるみたいだよリーリエ」
グズマ「ちっ……!」
グズマ「ドラピオン!」ボンッ
ドラピオン「ドラ!」
グズマ「悪ィなガキ共!たった今事情が変わった!」
グズマ「やっぱテメェらはお家に帰せねぇなあァ!」
リーリエ「くっ、シロ……」スッ
リラ「待ってリーリエ」
リラ「彼はボクがやるよ」
リーリエ「リラさん…」
リラ「………」スッ
リーリエ「……?リラさんのボール…見た事のないモンスターボールですね…」
グズマ「ガキ…まさかそりゃあ……」
グズマ「ウルトラボール!?」
リーリエ「ウルトラボール?」
リラ「へぇ、よく知ってるね」ニコッ
グズマ「……フーパの事といい…何者だテメェ……」タラーッ
リラ「聞きたい事があるのはこっちも同じだよおじさん」ニコッ
リラ「………いけっ!>>267」
リラのポケモン
02~05のウルトラビーストの中から
>>267
フェローチェ
グズマのポケモン
ドラピオンはホミカが使ってたのでハッサムで
すみません。そういえばドラピオン出てましたね
フェローチェ「…………………」オオオ
リーリエ「な、なんですかあのポケモンは!?」
グズマ「ウルトラビースト……」タラーッ
リーリエ「ウルトラビースト…?」
フェローチェ「呼びましたか?リラ」
リラ「ああ、アイツを倒したいんだよフェローチェ」
フェローチェ「……成る程…」チラッ
ドラピオン「………!」ビクッ
リーリエ「ポケモンが喋った…いや…」
リーリエ「あれはポケモン…なのですか……?」
グズマ「何であんなガキがウルトラビーストを……?」
リラ「へぇ…おじさん、ウルトラビーストの事も知ってるんだ…」
リラ「なら、尚更色々と聞かせてもらわなくっちゃね?」ニコッ
グズマ「っ…………!」ゾクッ
グズマ「……ちっ、俺様は破壊が人の形をした男グズマ様だ!何をあんなガキにビビってやがる……」
グズマ「行けっ!ドラピオン!」
ドラピオン「ドラ……」ガタガタ
グズマ「(くっ…完全にウルトラビーストにビビってやがる……)」
グズマ「ちっ!戻れドラピオン!」シュー
グズマ「ハッサム!あのガキとウルトラビーストを破壊してこい!」ボンッ
ハッサム「ハサッ!」
グズマ「ハッサム!高速移動で翻弄してやれ!」
ハッサム「ハサッ!」シュシュッ
リーリエ「速い!」
グズマ「はーっはっは!いいぞハッサム!」
ハッサム「……………」シュン シュン
リラ「フェローチェ」
フェローチェ「はい」
シュン!
リーリエ「え…!?」
グズマ「消え……」
ハッサム「ハサッ…!?」
リラ「後ろだよ」
ハッサム「!?」クルッ
リラ「フェローチェ、二度蹴り」
フェローチェ「ふんっ」ブンッ
バキッ バキッ
ハッサム「ハサッ!」ドッ
ドカッ
グズマ「ハッサムー!」
ハッサム「ハサッ…」ヨロッ
リラ「!」
リーリエ「あの攻撃をくらってまだ…」
フェローチェ「まだ息があるとは驚きですね」
グズマ「ち、ちくしょう!」
グズマ「ハッサム!メガ進化だ!」
ハッサム「ハサー!」ピカー
リーリエ「メガ進化!?ミカンさんと同じ……」
リラ「へぇ…」
メガハッサム「ハサー!」ジャキ
グズマ「はーっはっは!こうなったらハッサムはもう優しくねぇぜ!」
グズマ「メガハッサム!剣の舞!」
メガハッサム「ハサッ!」キンッ キンッ
リーリエ「リラさん!ハッサムはまだ攻撃翌力を上げるようです!気をつけて下さい!」
リラ「フェローチェ、問題は?」
フェローチェ「無いよリラ」
グズマ「…ガキが…舐めてくれやがって……!」
グズマ「メガハッサム!馬鹿力!」
メガハッサム「ハサー!」メキメキメキ
リーリエ「リラさん!」
リラ「フェローチェ。瓦割り」
フェローチェ「はっ!」
パキン
メガハッサム「ハサ?」メキメキメキ
メガハッサム「ハサー!」
ドーン!
リーリエ「!」
メガハッサム「ハッサム…」バタリ
グズマ「……剣の舞で強化したメガハッサムの馬鹿力を瓦割りで………?」
グズマ「……化物か………?」
リラ「お疲れ!フェローチェ!」
フェローチェ「次はもっと歯応えのある相手と戦いたいよリラ」シュウウ
リラ「さてと」
グズマ「!」ビクッ
リラ「おじさん、色々と教えて欲しい事があるんだ」ニコッ
グズマ「………何者だテメェ……」
リラ「……質問してるのはボクだよ、まずは…」
リーリエ「グズマさん!L○の創刊号は何処にあるか知りませんか!」
グズマ「え?」
リラ「ちょ、リーリエ…」
リーリエ「教えて下さい!」
グズマ「>>安価」
安価 近いレスの中
隣の部屋にいるフシギしまいが持ってるよ
グズマ「あ?L○?何だそりゃ」
リーリエ「この世の美しいものが凝縮された至高の本です!」
リーリエ「早く在処を教えて下さい!」
グズマ「えーと…」
リラ「リーリエ、そんな事よりもこいつの黒幕やフーパの事を…」
リーリエ「そんな事とはなんですか!」カッ
リラ「……ごめん」
リーリエ「さぁ!はよ言え!」
グズマ「ひぃぃ……」
グズマ「そ、そういやぁ…隣にいるフシギ姉妹の姉の方がL○がどうの言ってたような……」
リーリエ「フシギ姉妹?」ピクッ
リーリエ「……これは…濃厚な百合の花の香りがします……」ジュルリ
リラ「はぁ、やれやれ」
リラ「さて、次はボクの質問………」
グズマ「へへっ!トンズラ!」ダッ
リラ「あっ!待て!」
リーリエ「ほらっ!リラさん早く行きましょ!百合の楽園へ!」グイッ
リラ「ちょ、リーリエ!あいつが逃げ…」
グズマ「ばーか!覚えてやがれ!」ダーッ
リラ「あーっ!」
シーキンセツ 最下層
アセロラ「ふぁー、声を辿ってきたら一番下まで来ちゃった……」キョロキョロ
アセロラ「リーリエやリラともはぐれちゃったし…」
アセロラ「……一旦戻ってリーリエ達と合流した方がいいかな?」
「ここまで人が来たのは初めてね…」
アセロラ「ふぁ!?誰?」クルッ
ルザミーネ「私の声が聞こえたのね?」
ルザミーネ「お嬢ちゃん?」ニコッ
アセロラ「………お姉さん…誰?」
ルザミーネ「お姉さん?嬉しい事言ってくれるわね」クスッ
ルザミーネ「私、こう見えても40歳を越えてるのよ?」
アセロラ「ふぁ…!?」
ルザミーネ「ふふふ」
アセロラ「それより…おばさんがアセロラを呼んだの?」
ルザミーネ「おばっ…!?」
ルザミーネ「………まぁ、いいでしょう」
アセロラ「ふぁ?」
ルザミーネ「……それより、貴女ここが何処だかわかる?」
アセロラ「え?この廃墟の最下層でしょ?」
ルザミーネ「そうね…そうとも言えるわ」
アセロラ「?」
ルザミーネ「貴女は気づいてないかもしれないけど……」
ルザミーネ「ここは水中なのよ?」
アセロラ「!?」
リーリエ「……この部屋にL○創刊号と百合姉妹が…」ゴクリ
リラ「フシギ姉妹じゃなかったっけ?」
「あん!お姉さまぁ…!」プシャー「ネブちゃんの潮吹き…ハァハァ」
リラ「何かシテる声が聞こえるね」
リーリエ「……いざ行かん!楽園へ!」
ガチャリ
ネブ、セン「!」ビクッ
リーリエ「……………」
ネブ「ひっ…」
セン「だ、誰!?」フトンカブリ
リラ「キミ達…裸で一緒に布団に入っていったい何を……」
ネブ「ひ、ひぃぃ…お姉さまぁ!」ギュッ
セン「そ、その……プロレスを……」ギュッ
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
そろそろ百合キャラを卒業したいと思います
リーリエ「……………」ツーッ
リラ「リーリエ!?」
ネブ「お、お姉様…何であの人泣いてるの?」
セン「さ、さぁ…」
リーリエ「美しい物を見せていただきました…」
リーリエ「私…今、モーレツに感動しています…」
リーリエ「リラさん」
リラ「な、なに?」
リーリエ「私、今真実の愛を見せて頂きました」
リーリエ「これを期に、私は百合を卒業し、妻(アセロラ)への愛だけに生きようと思います」
リラ「そ、そうなんだ…好きにしたらいいよ」
ネブ「なんなのこの人達?」
セン「(続きしたいし早く出てってくれないかな)」
リラ「ねぇ、キミ達」
ネブ「ひっ…」
セン「な、なんですか!?」
リラ「フーパってポケモンを知らないかい?」
ネブ「え?」
セン「>>安価」
安価 近いレスの中
知りたい……ですか?じゃあバトルしましょうよ
セン「(フーパ?なにソレ?)」
セン「(てゆーか、私のネブちゃんとのにゃんにゃんタイムをじゃましておいてこいつらは……)」イライラ
セン「いいわよ教えてあげる」ニヤリ
リラ「本当かい?」
リーリエ「やりましたねリラさん!」
セン「私達とのバトルに勝てたらね」ニヤリ
リラ「はぁ、やっぱそうなるか…」
ネブ「お姉様!」
セン「ふふっ、行くわよネブちゃん!ダブルバトルよ!」
セン「私達の愛の力を見せつけてやりましょ!」
ネブ「私達…今裸です/////」
セン「あ…////」
リーリエ「ハァハァ…うっ…ハナヂが…」タラーッ
リラ「……着替えなよ…」
~着替え中~
セン「よし、いって!ゲンガー!」ボンッ
ゲンガー「ゲンガー!」
ネブ「キルリア!」ボンッ
キルリア「リア~!」
リラ「やれやれ、いくよリーリエ」
リーリエ「はい!リラさん!」
リーリエ「シロン!」ボンッ
シロン「コン!」
リラ「フーディン!」ボンッ
フーディン「フー!」
シーキンセツ 最下層
アセロラ「ふぁ…ここが水中?」
アセロラ「でも…水も無いし息もできるよ……?」
ルザミーネ「……それは私がここを創り変えたからよ勇者ちゃん?」ニコッ
アセロラ「………え?…創り変えた?」
アセロラ「それに今勇者って……」
ルザミーネ「…………………」
ウツロイド「じぇら~」フワフワ
アセロラ「クラゲ?」
ルザミーネ「……フーパはここにはいない……」
アセロラ「……え?」
ルザミーネ「……額なギラティナオリジンフォルムの紋章に胸に下げた宝玉プラチナ」
ルザミーネ「ディアンシーが選んだのがこんな小さな少女とはね…」
アセロラ「!?」
ルザミーネ「……また会いましょう?可愛い勇者ちゃん?」ポンッ
アセロラ「!!」ゾクッ
アセロラ「(なに!?この人…)ガタガタ」
アセロラ「(今…肩を叩かれただけなのに……)」ガタガタ
アセロラ「(………怖い……)ガタガタガタガタ」
ルザミーネ「…………………クスッ…」
シュー
アセロラ「……ふぁ……」ガタガタ
アセロラ「……おばさんもクラゲも消えた……?」
ネブ「うぅ…」
セン「強すぎ……」
リラ「ふぅ、終わったね」
リラ「さぁ、約束通りフーパの居場所を…」
ネブ、セン「ひぃぃ……」
リーリエ「!」
リーリエ「(あそこにある雑誌はまさか幻のL○創刊号……?)」
リーリエ「…………………」
リーリエ「…………………」バッグニニツメツメ
リラ「リーリエ?」
シーキンセツ 外
リラ「はぁ…結局フーパは居なかったか…」
リーリエ「でも"今は"という事は、論理的結論から言いますと前はここにいたと言うことになりますね……」
アセロラ「(あのおばさんとクラゲ…いったいなんだったんだろう……)」
リーリエ「アセロラ?」
アセロラ「……うぅん、何でもないの…」
リラ「所でリーリエ」
リーリエ「?」
リラ「そのバッグに入ってるL○の創刊号を譲ってくれないかな?」
リーリエ「え!?何故それを…」ドキッ
リラ「百合を卒業してアセロラ一筋になったキミにはもう必要無いものだろ?」
リーリエ「そ、その……これは卒業証書みたいなものでして……」アタフタ
アセロラ「(全然卒業できてないじゃん)」ハァ
リラ「良かったぁ!これでシロナさんから怒られずに済むよ!」
アセロラ「良かったね!リラちゃん!」
リーリエ「うぅ……」シクシク
リラ「それじゃあボクは行くよ」
リラ「手伝ってくれてありがとう、アセロラ、リーリエ」
リーリエ「え?」
アセロラ「アセロラの仲間達にも会って行ってよリラちゃん!」
リーリエ「そうですよ!皆さんにもリラさんを紹介したいです!」
リラ「ゴメンね?実はこの後、シロナさん達と合流しなきゃいけないんだ」
リラ「………それに…また会えるさ」ニコッ
アセロラ「リラちゃん……」
リラ「ふふっ、じゃあね」シュッ
アセロラ「ふぁ……」
リーリエ「行ってしまわれましたね…」
リラ「(勇者アセロラとその仲間…会えて良かったよ…)」
リラ「(このルートから行くと継ぎに彼女らが向かう街は……)」
アセロラ達が次に行く街
ポケモンゲームに登場した前回今回未登場の街 >>281
ライモンシティ
リラ「(次に彼女らが向かう街はきってライモンの街だろうね……)」
リラ「(確かあの街は今、解放軍と魔王軍の紛争の最中……)」
リラ「(………………………)」
リラ「いや……きっと彼女達なら心配はいらないね」フッ
リラ「さて、ボクも自分の仕事をしなくちゃね。フローチェ」ボンッ
フローチェ「呼んだかい?リラ」
リラ「フローチェ。ウルトラホールを開いてくれ、シンオウのシロナさん達と合流する」
フローチェ「わかった」
ズオオ
リラ「よし、これで後はシンオウのウルトラビーストがあちらからウルトラホールを開いてくれれば、シンオウからカロスへのウルトラホールは完成する」
リラ「(次会った時はまた一緒に戦おう、アセロラ、リーリエ…)」
アセロラ達勇者一行は、カイナの街を後にし、次なる街"ライモン"を目指していた
マーマネ「次はライモンかぁ…」
サトシ「どんなとこだろうな?楽しみだぜ!」
ピカチュウ「ピカピカ」
カキ「おいおい遊びに行くんじゃ…」
サトシ「あー、わかってるよカキ」
カキ「たくっ」
アセロラ「………………」
マオ「アセロラ?」
スイレン「どうしたの?いっつもなら、あんたもワクワクする~とか言うでしょ?」
アセロラ「ふぁ…何でもないよ……」
スイレン、マオ「?」
イエロー「どうしちゃったんですか?アセロラちゃん」
リーリエ「それが…シーキンセツから戻って来てから様子がおかしいんです…」
リーリエ「私、心配です……」
「あ!勇者ちゃん達じゃない?」
アセロラ「!」
フウロ「おーい!みんなー!」フリフリ
マノン「やった!合流できて良かったね!」
カミツレ「ふふっ、私の言った通りだったでしょ?」
アセロラ「ふぁ、フウロちゃん!?」
サトシ「カミツレさんも!?」
カキ「マノーン!!」
スイレン「何でここに…?」
フウロ「実はさ、国王様が勇者ちゃん達の援護の為にロケット団っていう軍隊を派遣するってウルトラホールを開いてくれたの!」
カミツレ「それで、私達もそれに便乗したってワケ♪」
マオ「ロケット団もカロスに!?」
リーリエ「お爺様…」ウルウル
スイレン「(あのじーさん…ちゃんと仕事してくれてたんだ…)」
カキ「マノン…お兄ちゃんを心配して…」ウルウル
マノン「誰がお兄ちゃんだ」ノンノン
フウロ「聞いたよ?魔王軍の四天王を二人も倒したんだって!?」
カミツレ「相変わらずシビれるわね?あなた達!」
サトシ「て、言っても、倒したのはマーマネとスイレンだけどな?」
スイレン「えへへ///」
マーマネ「ま、まーね////」
カミツレ「ねぇ、あなた達、このルートから行くと次はライモンの街でしょ?」
リーリエ「カミツレさん、ライモンの街を知っているのですか?」
カミツレ「当然よ!なんたってライモンは私の故郷だからね!」
全員「え!?」
サトシ「ライモンがカミツレさんの故郷!?」
アセロラ「ふぁ、カミツレちゃん。ライモンってどんな街なの?」
カミツレ「とっても賑やかな街よ?」
カミツレ「遊園地にバトルサブウェイ、ビッグスタジアム、そしてミュージカルホール!」
カミツレ「カロスのアミューズメントパークなんて呼ばれてるわ♪」
サトシ「う、うぉー!すっげー楽しみだぜ!」
カキ「おいおい、だから観光に行く訳じゃあ…」
マノン「遊園地!?楽しみ!」
カキ「マノン!お兄ちゃんと観覧車に乗ろうな?」デレー
スイレン「ダメだこいつ」
マオ「あ、あの…カミツレさん、ロケット団は?」
カミツレ「ああ、彼らなら首都ミアレに先行するって言ってたわよ?」
フウロ「で、カミツレちゃんが、勇者ちゃん達のルートなら次はライモンだろうって事で私達は勇者ちゃん達に合流したってワケ!」
マオ「成る程…」
アセロラ「ふふっ、そっか…」
リーリエ「アセロラ……」
アセロラ「よし!それじゃあみんな!ライモンの街にゴーだ!」
リーリエ「………アセロラ…」
リーリエ「………はい!」
ライモンの街
アセロラ「ふぁ……」
サトシ「どういう事だこれ……」
マオ「街が……」
リーリエ「……メチャクチャです……」
カミツレ「………何……これ……」ガクッ
フウロ「カミツレちゃん…」
カミツレ「何で街が……?遊園地は…?ミュージカルホールは?」
カミツレ「街の……みんなは……?」
「カミツレ?」
カミツレ「!」
カミツレの友達 ゲームに出てる有名トレーナー(未登場) >>285
ホミカ
未登場だから安価下かな?
じゃあギーマで
>>282
訂正
フローチェ→フェローチェ
あと、未登場キャラなのでギーマで行きます
ギーマ「カミツレ?カミツレじゃないか!」
ギーマ「お前、カロスに戻って来たのか!」
ギーマ【ライモン街出身、職業:さすらいの勝負師】
カミツレ「………ギーマ…」
アセロラ「ふぁ?」
マノン「誰?」
カミツレ「ねぇ、ギーマ!教えて!」
カミツレ「街はいったいどうなってるの!?みんなは何処!? 」グイグイ
フウロ「落ち着いてよカミツレちゃん!」
ギーマ「…………場所をかえよう……」
ライモンの街 ビッグスタジアム
「うぅ…痛いよ…」「助けて…」
アセロラ「これは……」
ギーマ「……見ての通りだ…ビッグスタジアムは紛争で傷ついた町民の救護施設…」
カミツレ「紛…争……?」
ギーマ「ああ、そうだ。今やライモンの街は魔王軍と解放軍の戦場なのだ」
ギーマ「かつてカロスのアミューズメントパークと言われ、賑わったライモンは影も形もない…」
カミツレ「……そんな……」ガクッ
フウロ「カミツレちゃん……」
マノン「……………」
スイレン「あ、あの…」
ギーマ「何だね?」
スイレン「その…解放軍って?」
ギーマ「……解放軍は謂わば魔王軍から世界を救う為に戦う組織だ」
マーマネ「魔王軍と戦い組織って…」
カキ「……魔王軍と戦う為に関係の無い街の人達を戦いに巻き込むのか?これじゃあ魔王軍とやってる事は変わらないじゃないか!」
リーリエ「…こんなの…酷いです!酷すぎます!」
サトシ「……許せないな…魔王軍も…解放軍も…」グッ
ギーマ「………………」
カミツレ「くそっ!魔王軍に解放軍!私達の街を……」
マノン「……そうだよね…関係無いのに巻き込まれちゃって悔しいよね、あたしはその気持ちわかるよ」
マノン「だってあたし達の村も同じだったから」
カミツレ「!」
フウロ「………マノン……」
「え~ん」
マオ「!」
女の子「ひっぐ、痛いよぉ!」
マオ「どうしたの?」
イエロー「この子……怪我してますね…」
サトシ「こんな小さな子まで……」
マオ「……ゼルネアス!」ボンッ
ゼルネアス「はいよ、お姉ちゃん」
スイレン「え!?」
リーリエ「マオ…今、その可愛い幼女ちゃんをゼルネアスと……」
マオ「ああ、そういえばみんなこの姿を見るの初めてだったね!」
マオ「実はゼルネアスも人間に擬態できるんだよ」
マオ「私がゼルネアスに初めて会った時もこの姿だったんだ」
アセロラ「ふぁ…そうだったんだ…」オクチアングリ
マオ「ゼルネアス、お願い!」
ゼルネアス「任せて!」ポワァ
女の子「?」
カキ「マオ…その青い花弁は…」
マーマネ「ハウオリの戦争の時の治癒の花弁…」
マオ「…ゴメンね?あの時みたいに街全体に降らす程はないけど…」
ポワン
女の子「…傷が……」
女の子「ありがとう!お姉ちゃん!」ニコッ
マオ「うん!」ニコッ
サトシ「ははっ、すっげーな!マオ!ゼルネアス!」
マオ「……………」
サトシ「マオ?」
マオ「あんな小さな子にまで…」
マオ「魔王軍も…解放軍って奴らも許せないよ……!」
カキ「……マオ…」
アセロラ「……みんな、会いに行こうよ」
リーリエ「え?」
アセロラ「解放軍のリーダーって人に」
ライモン街 ミュージカルホール(元解放軍の本拠地)
「おい、魔王軍の動きはどうだ?」
カガリ「……現在は特に変わった動きはないです」
カガリ「リーダー」
マツブサ「そうか」
マツブサ【解放軍幹部】
カガリ【解放軍、マツブサの右腕】
マツブサ「……私達解放軍のスローガンを言ってみろ」
カガリ「え!?」
カガリ「えーと…」
安価 カガリが答えた解放軍のスローガン
近いレスの中
訂正
元解放軍の本拠地→現解放軍の本拠地
Yes ロリータ No タッチ(子供は傷付けない真面目な意味で)
カガリ「え……と……」
カガリ「(……そーいえば前にシロナ様がロリータなんたらって……言ってたっけ…)」
カガリ「yesロリータNOタッチ…です…」
マツブサ「"世界を魔王の手から解放しよう"だ馬鹿者め」
マツブサ「わかるな?私達はこの理念に基づき、必ずや魔王軍を駆逐しなくてはならない」
マツブサ「これは世界の為なのだ」
カガリ「…でもリーダー…ボク達は解放軍…」
カガリ「いくら魔王軍を倒す為とは言え…関係無い街の人達を戦いに巻き込むのは……」
マツブサ「……ふんっ、ヘドが出る甘さだな」
カガリ「!」
マツブサ「魔王軍は四天王のN、セレナと立て続けに失い、今こそ潰すチャンスなのだ」
マツブサ「やるなら徹底的に…だ!」
マツブサ「魔王軍を潰せるのだ。街の1つや2つの犠牲なんぞ安い物だろ?」
カガリ「………でも…………」
マツブサ「そもそも街なんぞに気を使っていては世界を救えぬ!」
マツブサ「それを……あのババ…シロナ様も甘すぎる!」
マツブサ「だいたい、何故このマツブサがあのグラジオやリラのようなガキ共と同格なのだ!」
マツブサ「これだからガキは嫌いなねだ……」ブツブツブツ
カガリ「………………」
「リーダー!」
マツブサ「何だ?魔王軍に動きでもあったか?」
カガリ「ホムホム……」
ホムラ「リーダーに会いたいって人が来てます!」
マツブサ「なに?私は今忙しいのだ、後に……」
ホムラ「それが……勇者なんです!」
マツブサ「!?」
マツブサ「これはこれは勇者様とそのお仲間達」ニコニコ
マツブサ「私は解放軍幹部のマツブサ。会えて光栄です」
アセロラ「勇者のアセロラだよ、よろしくね解放軍のおじさん」
マツブサ「はい、よろしくお願いいたします」ニコッ
マツブサ「(ちっ、礼儀のなってないクソガキめ!)」
アセロラ「おじさん、アセロラね!今日はおじさんにお願いが会ってきたの!」
マツブサ「なんですかな?勇者様?」
アセロラ「おじさん!この街での戦いを今すぐやめて!」
マツブサ「な……!?」
カガリ「!?」
ホムラ「おいおい……」
アセロラ「おじさん、この街の人達はおじさん達が戦ってるせいで苦しんでるの!」
アセロラ「だから、戦いを今すぐやめて!」
マツブサ「…………………」
マツブサ「>>安価」
安価 近いレスの中
勇者とはいえ子供だな、勝利に代償はつきものだ
マツブサ「……勇者といえど所詮は子供か」ボソッ
アセロラ「え?」
マツブサ「……いいですかな勇者様?どんな戦にも勝利に代償はつきものです」
アセロラ「!」
マツブサ「今私達が戦っている魔王軍は、あの四天王カスミの直属の部下達だ」
マツブサ「今ここで奴らを討てば魔王軍の瓦解は必至…」
マツブサ「わかりますかな勇者様?この戦は魔王軍打倒への大きな一歩なのです」
マツブサ「魔王軍を倒せば世界は救われる」
マツブサ「世界の為に街の1つや2つの犠牲は致し方ない事でしょう?」
アセロラ「あなた…何を言って……」
サトシ「こいつ!」
カキ「やめろ!サトシ!」ガシッ
サトシ「でも……」
マオ「ふざけないで!」
マツブサ「!」
アセロラ「マオ…」
マオ「何が世界平和の為には街の1つや2つの犠牲は仕方ないよ!」
マオ「あんた達この街の人達を見たことあるの!?」
マオ「みんなあんた達の戦いに巻き込まれて…痛い、痛いって……」
マオ「私達より小さい子供まで怪我して……」
カガリ「……………」
マオ「そんなの…いいわけないでしょ!」
カミツレ「マオちゃん……」
マツブサ「………ふんっ…」
マツブサ「ならば質問を変えましょうか?」
マオ「…は?」
マツブサ「仮に…私達解放軍がここで戦いをやめたとしましょう……」
アセロラ「……?」
マツブサ「それでこの街の魔王軍はどうなりますか?」
アセロラ「!」
マツブサ「魔王軍とあなた方勇者一行は敵同士…あなた方の話を聞くどころか確実に衝突するでしょうな?」
マツブサ「だが、私達は戦うなと言われている…武力を封じられた以上、市民を守る術も無し」
マツブサ「きっと魔王軍はここぞとばかりにこの街で暴虐の限りを尽くすでしょう」
マツブサ「私達に戦いをやめろと言うくらいだ…当然何か策はお有りなんでしょうな?勇者様」
アセロラ「う…そ、その時はアセロラ達が魔王軍と戦うもん!」
アセロラ「当然、街の人を誰も傷つけないで魔王軍を倒すよ!」
マオ「アセロラ…」
マツブサ「……はっ、たかが10人そこらの人数で誰も傷つけずに?冗談がすぎますな勇者様」
アセロラ「じょ、冗談じゃないもん!」
マツブサ「………話になりませんな」
マツブサ「おい、勇者様がお帰りだ。外まで送ってさしあげろ」
カガリ「は、はい……」
アセロラ「ま、待ってよ!」
マツブサ「次は……」
マツブサ「もう少し大人になってから議論しましょうか?勇者様」
アセロラ「っ…………!」
アセロラ「ふぁー!アセロラ、あのおじさんだいっ嫌いだよ!」プンプン
マオ「私もだよ!世界平和の為に街を犠牲になんてありえないよ!」
カキ「だが…確かに解放軍を説得したからと言って魔王軍をどうするか…」
アセロラ「だ、だからそれはアセロラ達が誰も傷つけないで倒すって言ってるでしょ!」
マオ「そうだよ!今までだってそうやってうまくいってたんだ!」
マオ「今回だってできるよ!」
カキ「いや、確かにそうだが、実質今回は魔王軍+解放軍も下手したら敵なんだぞ?」
カキ「目的は同じなんだ、やはりここは解放軍と条件付きで手を組むとか…」ウーム
アセロラ「絶対にイヤ!」
マオ「同じく」
カキ「いや、気持ちはわかるが今回は戦争、しかもアウェーで、だ!」
カキ「いくら勇者一行とは言え、戦争を誰も傷つけずに止めるのは無理だ!」
マオ「もう!さっきからなんなのカキは?」
アセロラ「あいつらの味方するの?」
カキ「だからそういうのじゃなくてだな…」
サトシ「おい、俺達がケンカしてる場合じゃないだろ?」
マオ「サトシはどっちの味方なの?」
サトシ「え?」
アセロラ「サトシは当然アセロラちゃんの味方だよね!」
カキ「サトシ、少しは現実を見ろ」
サトシ「えっとだな……」
サトシ「いや、そりゃあ俺も解放軍のやり方は気にくわないけど…」
カキ「おい!サトシ!」
マオ「へっへーん!やっぱね!」
アセロラ「さっすがサトシ!大好き!」
アセロラ「あ、今のはそういう意味じゃなくて////」モジモジ
ギャー ギャー
カミツレ「ちょ、ちょっとみんな!ケンカはやめて……」
カガリ「……あの……」
マオ「え?」
アセロラ「ふぁ?」
カガリ「………その…ごめん………」
サトシ「ごめん?」
カキ「どういう事だ…?」
カガリ「………いや……その……」
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
カスミってサトシの知り合いじゃなかったっけ?
もしかして、あなたもあのボスと反りが合わないとか?
マオ「あー!マオちゃんピンと来ちゃったよ!」
サトシ「え?」
マオ「もしかして、あなたもあのボスと反りが合わないとか?」
カガリ「!」
カガリ「……悪く言わないで…リーダーの事……!」
アセロラ「ふぁ!?」ビクッ
マオ「あ……ゴメンナサイ…」
カガリ「……ボク……リーダーの事は尊敬してるんだ……」
カキ「え?あいつをか!?」
カガリ「!」キッ
カキ「おっと、すまん…」
カガリ「リーダーは……ボクの住んでた村が魔王軍に襲われた時に助けてくれたんだ……」
カガリ「……だからボクは自ら志願した…リーダーのいる解放軍に……」
サトシ「へぇーあんな奴にそんな意外な一面が…」
アセロラ「サトシ!」バッ
サトシ「モガ……」
カガリ「……リーダーは…ボクの父親みたいな人…」
カガリ「……でも……ボクも、今のリーダーのやり方には反対……」
カガリ「ボクの知ってる解放軍は…リーダーは世界を救う正義の味方なんだ」
カガリ「……だから…街を犠牲にして魔王軍を倒すやり方は間違ってる……と思う…」
カミツレ「あなた…」
マオ「……えっと……カガリさん?だっけ?」
カガリ「え?」
マオ「……私、少しあなた達を誤解してたかも……」
マオ「私達もカガリさんと同じ思い!」
マオ「だからさ、私達やカガリさんで協力して誰も傷つけないで魔王軍を倒す方法を考えようよ!」ギュッ
カガリ「………キミ……マオ…だっけ?」
マオ「え?」
カガリ「…………アハハ…」
マオ「えーと……」
カガリ「…はぁはぁ……んぅ……ボク…ハジメテ…こんな気持ち……」
マオ「あ、あのー…カガリさん?」
カガリ「……マオ……キミ……」
カガリ「……ターゲット、ロックしたから……」
カガリ「……また会お……」フリフリ
マオ「あ、はい…」サーッ
アセロラ「わ、わー…解放軍の人と仲良くなれて良かったねマオ!」
サトシ「あ、ああ…!そ、そうだな…」
カキ「平和への道が一歩前進だ!やったなー!マオ?」
マオ「………………」
マオ「……あの…カミツレさん…カガリさんの言ってた意味がわからないんですが……」
マオ「なんてゆーか…素直に喜べないです」
カミツレ「…ごめんね。私もよくわからないわ…」
ライモン遊園地(現魔王軍ライモン拠点)
ウシオ「アニィ!大変だぜっ!」ダダッ
「あ?」
ウシオ「街に放った部下からの連絡だ!どうやら解放軍の奴らが勇者達と接触したらしい!」
アオギリ「はっ、勇者に媚売りたぁ…マツブサめ…相変わらず姑息な野郎だぜ」
アオギリ【魔王軍ライモン拠点リーダー、カスミの右腕】
ウシオ「どうするアニィ?カスミ様に報告入れとくかィ?」
アオギリ「やめとけ、どの道解放軍も勇者達もぶっ潰す事に変わりはねぇんだ」
アオギリ「それに、俺ァ…あの何でもかんでも破壊しまくるお転婆人魚様のやり方は好きじゃねぇ!」
ウシオ「ウホッ!流石はアニィ!そんなとこもアイシテんぜェェェ!」
ウシオ【アオギリの側近】
アオギリ「へへっ、よせやい」
アオギリ「俺ァ、魔王フラダリ様の創る世界こそ最高だと思ってんのよ」
アオギリ「俺が忠誠を誓ったのはフラダリ様のみ、四天王の連中に忠誠を誓った覚えはねぇ!」
ウシオ「アニィ!サイコウだぜ!オレっち、何処までもアニィについてくぜェェェ!」ウホー
アオギリ「へへっ」
アオギリ「今、魔王軍は四天王のNとセレナが落ちて四天王の空席が二つ…」
アオギリ「恐らくどいつもこいつもその空いた席を狙ってるハズだ…」
アオギリ「そこで俺達が目障りな解放軍の連中や勇者達を潰し、この街をフラダリ様に献上する」
アオギリ「晴れて四天王の空席は俺の物」
アオギリ「あんな小娘共にヘコヘコする事もなく、フラダリ様の創る世界をお側でサポートできるってスンポーよ」ニヤッ
ウシオ「さっすがアニィだぜ!」
ウシオ「オモシロくなってきたぜェェェ!」
ウシオ「んで、アニィ!まずはどうするんだ?」
アオギリ「あー…そうだな……」
安価 アオギリがこれからウシオに出した指示
近いレスの中
勇者の仲間でもさらって人質にするか
アオギリ「そうだな…とりあえずは勇者の仲間でも拐って人質にすっか」
ウシオ「さっすがアニィ!マツブサを姑息とか言っときながら姑息な手を!そんなとこもアイシテんぜェェェ!」
アオギリ「へへっ、よせやい…」
ウシオ「んで、どいつを人質にすんだ?」
アオギリ「そうだなぁ……」
アオギリ「確か勇者と仲間の半分は解放軍の敷地にいるらしい…今は迂闊に手は出せねぇ…」
アオギリ「それに、このブーピッグとチビ女はあのNとセレナを倒したらしい…部下共じゃあ、返り討ちだろうな…」
ウシオ「ウホッ!ヒトって見掛けによらねェんだな!オモシレー!」
アオギリ「………と、なると……」
アオギリ「コイツらん中からだな」
アオギリが人質に選んだ人物
1、マノン
2、リーリエ
3、フウロ
4、イエロー
1か2か3か4で >>303
4
ウシオ「どいつにすんだアニィ?」
アオギリ「そうだな……」ピラッ
アオギリ「人質は…この麦わら帽子のガキにしよう……」
マーマネ「アセロラちゃん達遅いね…まさか解放軍の人達とモメてるんじゃ…」
マノン「そ、そんな!?」
リーリエ「ちょっと!変な事言わないで下さい!」
マーマネ「ご、ごめん……」
ギーマ「しかし…解放軍のリーダー、マツブサは狡猾な男と聞くからな…」ウーム
マノン「え!?」
リーリエ、スイレン「……………」ガタッ
マーマネ「ちょ、ちょっと!どうしたの二人とも!?」
スイレン「サトシがピンチなら妻である私が側にいてあげなくちゃ…!」
リーリエ「アセロラ!今行きますからね!」
マノン「わーっ!ちょっと落ち着いてよ二人とも!」
ギャー ギャー
イエロー「(みんなアセロラちゃん達が心配で落ち着かないんだ…)」
イエロー「(気持ちはわかるよ!でも、ここはお姉さんであるボクがしっかりしないと……)」グッ
イエロー「あ、あの!みんな……」
フウロ「落ち着いてよみんな!」
全員「!」
フウロ「勇者ちゃん達ならきっと大丈夫だよ!」
フウロ「だってみんなは、これまでどんな絶望的な状況だって飛び越えて来たでしょ?」
フウロ「だからさ、勇者ちゃん達ならこの程度、全然へっちゃらだよ!」ニコッ
リーリエ「フウロさん…」
マノン「…だね!お姉ちゃんの言うとおりだ!」
ギーマ「ふふっ」
ワイワイ
イエロー「…………」
スイレン「あれ?どうしたの?イエローさん」
イエロー「いえ…ちょっと外の空気を吸いに……」スクッ
スイレン「?」
イエロー「(はぁ……ボク、お姉さんなのに……ボクってダメだな…)」トボトボ
「ねえ、ちょっといいかいお嬢ちゃん?」
イエロー「?」
イエロー「誰ですかお姉さん?」
イズミ「アンタさぁ、勇者の仲間だろ?」
イエロー「!?」
イエロー「(ボクが勇者の仲間だって知ってる…?まさか……)」
イエロー「……お姉さん、魔王軍ですか?」
イズミ「ちょっとアタシとバトルしてくんない?」ニヤッ
イズミのポケモン
幻伝説メガUB以外の最終進化系水タイプ >>305
ナマズン
イエロー「お姉さん、魔王軍なんですね?」
イエロー「この街の人達にした事、許しません!」
イエロー「いくよ!チュチュ!」
チュチュ「チュ!」
イズミ「ナマズン!」ボンッ
ナマズン「ズーン」
イエロー「ナマズン…!」
イズミ「地面タイプのナマズンにピカチュウじゃ相性は最悪」
イズミ「降参するなら今の内だよ?お嬢ちゃん?」
イエロー「………相性なんて関係ないです!チュチュ!」
イズミ「そう……じゃあ…覚悟しなさいな!」
イズミ「ナマズン!泥爆弾!」
ナマズン「ズーン!」ボンッ
イエロー「チュチュ!避けて電光石火!」
チュチュ「チュ!」シュンッ
イズミ「速い!?」
チュチュ「チュー!」シュパッ
ナマズン「ズーン……!」バキッ
ナマズン「ズン……」ジリッ
イエロー「耐えた!?」
イズミ「へぇ?なかなかやるじゃない?」ニッ
イエロー「………………」
「サメハダー!冷凍ビーム!」
サメハダー「ハダー!」ビー
チュチュ「チュー!」ドサッ
イエロー「え!?」クルッ
ゴンッ
イエロー「……うっ…」ドサッ
イズミ「………………」
ウシオ「ウホホーイ!一丁あがりだぜェ!」
ウシオ「人質確保完了!さてと、早くアニィのところに……」ヨッショ
イズミ「………ねぇ……」
ウシオ「ん?」
イズミ「……こんなやり方……男らしくないんじゃない?」
ウシオ「>>安価」
安価 近いレスの中
そうだな……アニィどうして
ウシオ「……そうかもナ…」
ウシオ「確かに、ポケモンバトルに第三者の横槍は男ラシクねェ…アニィ、どうしちまったんだ……」
イズミ「…………」
ウシオ「だが…オレっちは例えアニィがどんなヒキョーな手を使おうと最後までついていく」
ウシオ「オメーもそうダロ?」ッショ
イエロー「」
イズミ「……ああ…そうだね…」クルッ
ライモン遊園地
ウシオ「勇者の仲間を拐って来たぜアニィ!」ドサッ
アオギリ「おう、ご苦労!」
アオギリ「にしても……」チラッ
アオギリ「へっ、勇者の仲間にしちゃあ、随分と弱そうだな…」
イエロー「ZZZ」スー スー
アオギリ「まぁ、いい…コイツを使って解放軍や勇者共をぶっ潰す!」
アオギリ「俺の四天王への道が見えてきたぜ」ニヤリ
ウシオ「やったな!アニィ!」
イズミ「………………」
アオギリ「へへっ、俺が四天王になった暁には、お前らも晴れて四天王側近クラスだ!」
アオギリ「フラダリ様からメガストーンが渡されるぜ?楽しみにしときな?」
ウシオ「メガストーン…」ゴクリ
イズミ「……ねぇ、アオギリ……」
アオギリ「アオギリ"様"だ」
イズミ「!」
アオギリ「もうガキの頃とは違うんだイズミ」
イズミ「……すみません、アオギリサマ…」
アオギリ「よし、じゃあ早速コイツを餌に…」
部下「アオギリ様ー!」タッタッ
アオギリ「あ?なんだ」
部下「カスミ様から連絡です!」
アオギリ「なに!?」
カスミ『やっほー!アオギリ!世界の美少女カスミちゃんです♪』
アオギリ「こ、これはカスミ様…ご無沙汰しております…」
アオギリ「して、いったい何用で?」
カスミ『うーん、それがね? ドカーン
アオギリ「!?」
カスミ『実…は ワー タスケテー シニタクナイ
カスミ『あー!もう、ちょっとうるさいわね!』
カスミ『今アオギリと連絡中なのよ!』
アオギリ「か、カスミ様……何やら後ろから物騒な音が聞こえますが……」
アオギリ「いったい、今どちらで何を?」
カスミ『あー、私は今ね、シャトレーヌちゃん達と街を攻めてる最中なのよ』
アオギリ「!?」
アオギリ「(バトルシャトレーヌ…あのイカれた姉妹共か……)」タラーッ
アオギリ「いったい何処の街を……」
カスミが攻めてる街 前回今回未登場でゲームに登場したハナダ以外の街
>>310
アサメタウン
アサメの街
ギャー タスケテー
バトルシャトレーヌ【魔王軍、処刑部隊】
ルミタン「うふふ、村が燃えとります…綺麗やわぁ」ウットリ
ルミタン【長女】
ラジュルネ「……お姉様…あまり怖い事言わないでよ…」
ラジュルネ「それにしても、歯応えの無い仕事だったわね?ルスワール?」
ラジュルネ【次女】
ルスワール「…………………」
ラジュルネ「……シカトばすんなや!」
ルスワール「ご、ごめんなさいお姉様…うち、喋るの苦手で…」アワワ
ルスワール【三女】
ルミタン「こら、ラジュルネ!ルスワールばいじめたらいかんやろ!アンタお姉ちゃんでしょ?」
ラジュルネ「だ、だってねーちゃん……」
ラニュイ「にしてもさー、故郷をば焼き払ったのに出てこないなんて、セレナも薄情だよねー!」
ラニュイ【四女】
ラニュイ「うち、思ったんだけどさー、四天王って隠れんぼば得意なんやけんなー」
ラジュルネ「本当ね。裏切り者のNもセレナも私の手で処刑してあげたかったのに…」
ルミタン「こ、こらラジュルネ!」
ルスワール「N様……」ツーッ
ラジュルネ「あ、しまった…」
ルスワール「うち…N様をお慕い申してましたのに…何故あんな女と……」シクシク
ラニュイ「あーあ…」
ルミタン「大丈夫ですよルスワール?Nさん何かより、いい人ばすぐ現れるけんね?」ヨシヨシ
ラジュルネ「る、ルスワール!ミカンの処刑ばルスワールにやらせてあげるけん、泣きやんで!」
ルスワール「……もう帰りたか…」
ラニュイ「ぺろぺろりーん」
カスミ「おー、おー、派手にやってるわねー」
ルミタン「カスミ様…」
ラニュイ「カスミ様ー!ラニュイもっと村ば燃やして遊びたい!」
カスミ「これ以上燃やしてどーすんのよ」
カスミ『て訳で、あたしも色々忙しいのよねー』アハハ
アオギリ「(こいつら…村をゲーム感覚で襲ってんのか?狂ってやがる……)」
アオギリ「(それにアサメは確かセレナの故郷……裏切るとこうなるって見せしめか!?)」
カスミ『で、今回アンタに連絡した用件なんだけどさー…』
アオギリ「な、何でごさいましょう?」
カスミ『アンタの担当の街に、勇者一行は来てない?』
アオギリ「!?」ドキッ
アオギリ「……………」
アオギリ「>>安価」
安価 近いレスの中
ただいま勇者一行の仲間の一人を捕らえたところです
アオギリ「(くそっ、どうする……!?正直に言うか?だが……カスミの奴に手柄を取られたら四天王への道が……)」
アオギリ「(しかし……ここで正直に言わなければ俺達はあのイカレ女共に街ごと消されちまう……)」ダラダラ
ウシオ「アニィ?」
イズミ「どうしの…?凄い汗よ?」
アオギリ「……………」
アオギリ「はい、たった今勇者の仲間を一人捕らえたところです……」
カスミ『へぇー!やるじゃんアオギリ!』
アオギリ「……もったいなきお言葉……」
カスミ『んじゃさー、えーと…確か姫様からの命令でさ、勇者とリーリエって女以外は好きにしていいらしいからさ』
カスミ『アンタ勝手にやっちゃっていいわよ!』
アオギリ「ほ、本当ですかカスミ様!」
カスミ『あ!』
アオギリ「?」
カスミ『あとさぁ、イエローっていう麦わら帽子を被った女いるでしょ?』
アオギリ「(麦わら帽子?まさか…)」チラッ
イエロー「ZZZ」スー スー
カスミ『そいつさぁ、知り合いなんだよね?』
カスミ『悪いんだけど、そいつ捕まえたらあたしんとこ連れてきてくんない?』
アオギリ「…………わかりました……」
カスミ『じゃっ、そうゆー事でヨロシク♪』ブチッ
ツー ツー
アオギリ「……………」
ウシオ「アニィ!カスミ様なんダって?」
アオギリ「………今すぐ"麦わらのガキを捕まえた"と解放軍と勇者に伝書ハトーボーを飛ばせ!」
イズミ「……アオギリ…?」
アオギリ「………時間がねぇ……!」
アオギリ「勇者と解放軍を潰す!」
アサメ村
カスミ「……………」ツーツー
ラニュイ「ねぇ、カスミ様!電話の相手は誰ばい?」
ルスワール「ま、まさか彼氏……」
カスミ「違うわ。アオギリよ」
ラジュルネ「アオギリ?あー、あのおっさんか」
ルミタン「ラジュルネったら!はしたないばい」
カスミ「……とりあえず、セレナがいないこの村にもう用はない」
カスミ「帰るわよ。他に用事ができたわ」
姉妹「?」
夜
ミュージカルホール
ハトーボー「ボー」バサッ
カガリ「……ハトーボーだ…」
ホムラ「ん?こいつは伝書ハトーボー…」ピラッ
ホムラ「!」
ホムラ「リーダー!アオギリからだ!」
マツブサ「なんだと?」ピラッ
マツブサ「なに?"麦わらのガキは預かった。返してほしけりゃマツブサ一人でライモン遊園地まで来い"だと?」
ホムラ「麦わらのガキ?」
カガリ「………確か…仲間。勇者の…」
マツブサ「……はっ、成る程な…」
マツブサ「アオギリの野郎…私達と勇者が手を組んだと勘違いしてるワケか」ニヤリ
ホムラ「アオギリも馬鹿ですねー」
マツブサ「……いや、逆にこれはチャンスだな」
ホムラ「?」
マツブサ「アオギリは私達が勇者と手を組んだと思い込んでいる…だから仲間の麦わらのガキが人質ならば手を出せない……とな」
マツブサ「アオギリの馬鹿が油断しきってる今が最大の好機だ!魔王軍に総攻撃を仕掛けるぞ!」
カガリ「……………」
ビッグスタジアム
スイレン「イエローさん、外の空気を吸いに行くっていったまま戻ってこない…」
マオ「まさか…何かあったのかな!?」
カキ「………心配だな」
サトシ「イエローを探しに行こうぜ!」
マーマネ「僕も行くよ!」
ハトーボー「ボー」バサッ
アセロラ「ふぁ?ハトーボー?」
リーリエ「……これは…伝書ハトーボーですね…」
アセロラ「ふぁ…アオギリって人からだ」
マノン「アオギリ?」
ギーマ「アオギリだと!?」ガタッ
カミツレ「え?」
ギーマ「アオギリはこの街の魔王軍のリーダーだ!」
全員「!?」
サトシ「アセロラ!手紙には何て書いてあんだ!?」
アセロラ「……"麦わら帽子のガキは預かった。返してほしけりゃ勇者一人でライモン遊園地まで来い"」ピラッ
スイレン「麦わら帽子のガキって…」
マオ「……イエローさん」
アセロラ「………………」
安価 アセロラはどうするか
近いレスの中
行くよ、よく考えたらここまで勇者らしいことしてなかったからね
すっごい今更で申し訳ないんだけどさ、
アニポケだとグラードンに力を与えるのが藍色の球で
カイオーガに力を与えるのが紅色の球なんだよね
アセロラ「……行くよ…」
サトシ「アセロラ…」
カキ「だが…これは100%罠だぞ!?」
リーリエ「そうです!危険です!」
アセロラ「アオギリって人はアセロラ一人に来いって言ってるんだ」
アセロラ「思えばカロスに来てからはみんなに頼りっぱなしだしね?」
アセロラ「アセロラもたまには勇者らしい事しなくちゃ!」ニコッ
リーリエ「でも…」
マオ「じゃ、じゃあさ!私達も隠れてついていくってのは?」
マーマネ「でも…もし魔王軍に見つかったらイエローさんは……」
アセロラ「大丈夫大丈夫!アセロラに任せてよ!」
アセロラ「なんたってアセロラは勇者なんだから!」
カキ「なぁ、マーマネ、スイレン!もう一度覚醒の力は使えないのか?」
カキ「あの力があれば魔王軍が例え束になってかかってきても……」
マーマネ「……ごめん、実はあれ以来、遺伝子の楔がただの石コロに戻っちゃって…」
スイレン「私のアルファサファイアもGSボールに……」
カキ「……いや、無理言ってすまなかった…」
サトシ「………………みんな、解放軍に行かないか?」
マオ「え?」
スイレン「サトシ!?」
サトシ「わかってるさ、俺だってあいつらは気にくわない」
サトシ「でも、仲間のピンチなんだ」
サトシ「カキ、言ってたよな?あいつらと俺達は目的は同じだって」
カキ「あ、ああ……」
サトシ「あいつらに相談して何とかイエローを救う作戦を……」
アセロラ「………大丈夫だよサトシ!」
アセロラ「イエローちゃんはアセロラが絶対に取り返すから!」
ライモン遊園地
イエロー「うぅ…ここは…?」
アオギリ「よぅ、目覚めたかい?お嬢ちゃん」
イエロー「>>安価」
安価 近いレスの中
あ!ゴールドさんに散々翻弄されてた鎧の人!
ブックス!!
イエロー「ん~………?」ムー
アオギリ「あ?」
イエロー「あの~…」
アオギリ「なんだ?」
イエロー「あなた何だか前にゴールドさんに散々翻弄されてた鎧の人に似てますね…」
アオギリ「何言ってんだこのガキは」
アオギリ「緊張感の無い奴め!お前は今、勇者と解放軍を釣る為の人質なんだよ!」
イエロー「え!?」
アオギリ「さっきお前を餌に勇者と解放軍を呼び寄せたところだ」
アオギリ「そろそろ来る頃だろうな?」ニヤリ
イエロー「そ、そんな!」
イエロー「み、みんなに酷い事しないで下さい!」
アオギリ「イズミ!ガキを取り押さえろ!」
イズミ「……ごめんなさいね?」ガシッ
イエロー「うっ……」ドサッ
イエロー「(みんな……)」
イエロー「(ボク…お姉さんなのに、みんなに迷惑ばかりかけて……)」
ウシオ「アニィ!」
アオギリ「!」
ウシオ「勇者のガキが来たぜェ!」
アオギリ「へっ、噂をすれば…だな?」
イエロー「(アセロラちゃん………)」
ミュージカルホール
ガラーン
サトシ「……いったいどういう事だ?」
スイレン「解放軍の基地がもぬけの殻?」
カキ「………まさか……」
マオ「え?」
カキ「……魔王軍は俺達と解放軍の仲が険悪なのを知らないハズだ…」
カキ「もし、アオギリがマツブサにも俺達と同じ文書を送っていたとしたら…」
リーリエ「!」
マーマネ「アセロラちゃん達が危ない!」
サトシ「くそっ!」
サトシ「遊園地に急ごう!」ダッ
ライモン遊園地
アオギリ「お初に、勇者殿」
アオギリ「俺がこのライモンを仕切る魔王軍のリーダー、アオギリだ」
アセロラ「おじさんがこの街を苦しめる人達のボスなんだね」
アセロラ「約束通り一人で来たよ!イエローちゃんを返して!」
アオギリ「おい」クイ
イズミ「……………」ドサッ
イエロー「うっ……」ドッ
アセロラ「イエローちゃん!」
イエロー「アセロラちゃん……」
アセロラ「イエローちゃんに酷い事しないでよ!」キッ
アオギリ「おっと、余計な事はしない方がいいぜ勇者?このガキがどうなってもいいのか?」
イエロー「うぅ……」
アセロラ「……………………」
アオギリ「お前とリーリエはどうやら生け捕りみたいなんでね?ほらっ」ポイ
アオギリ「その手錠をはめろ」
アセロラ「………………」
「よう、アオギリ」
アセロラ「!」
アオギリ「へっ、来やがったかマツブサ!」
マツブサ「……相変わらず馬鹿面だなぁ?アオギリ?」
アオギリ「あ?」
アオギリ「ちっ、まぁいい…テメエもその手錠をはめろマツブサ!ガキがどうなってもいいのか?」
マツブサ「……ガキ?」
イエロー「………………」
マツブサ「ああ、そうだな。そんなガキ好きにしろよ」ニヤリ
マツブサ「なんだと……?」
アセロラ「!?」
マツブサ「お前ら!かかれ!魔王軍を潰すぞ!」
オオオー!
アオギリ「な、なんだと!?」
ドドドー!
ウシオ「アニィ!解放軍の連中が!」
アオギリ「ぐ………」
イズミ「アオギリ!」
アオギリ「くそっ!迎え撃て!」
アセロラ「や、やめてー!」
アセロラ「イエローちゃん!」ダッ
アオギリ「イズミ!麦わらのガキを奥に連れてけ!」
イズミ「わ、わかったわ!」グイッ
イエロー「アセロラちゃんっ!」ググッ
アオギリ「マツブサ…テメエそこまで腐ってたとは……」
マツブサ「はっ、私達と勇者が友好な関係にあると勝手に勘違いしたのはお前だろアオギリ?」
マツブサ「今ここで長かった戦いも終わらせてやるよ。いけっ>>324」
>>324 マツブサのポケモン 未登場の準伝かメガ
エンテイ
マツブサ「いけっ!エンテイ!」
エンテイ「ゴオオ!」
アオギリ「…ちっ!」
マツブサ「エンテイ!炎の渦で勇者とアオギリを囲め!」
エンテイ「ゴオー!」
ボボボ
アオギリ「なんだと!?」
アセロラ「!?」
マツブサ「はっ、これで逃げ場は無いぞ?勇者、アオギリィ?」
アオギリ「!」
アセロラ「あわわ…どうしよ…イエローちゃんが…」アタフタ
アセロラ「それに…解放軍と魔王軍の人達が街にまで出てっちゃってる…」アタフタ
マツブサ「……わざわざ各組織大将を取り囲むリングを作ってやったんだ。感謝しろよ?」
マツブサ「さぁ、決着をつけよう……」
エンテイ「………………」ジリッ
アオギリ「ちっ…」スッ
アセロラ「もぅ~!こうなったら解放軍のおじさんを倒して渦から出るしかないかっ!」
アセロラ「行くよ!ギラちゃん!」ボンッ
ギラティナ「ギラー!」
遊園地 外
オオオー!
サトシ「なんだ?騒がしいな?」
リーリエ「これは…怒声…?に聞こえます…」
スイレン「!」
スイレン「みんな!あれ見て!」
マーマネ「あれは、解放軍と魔王軍?」
マオ「……まさか…」
カキ「………紛争が始まったのか…」
ライモン街 外
オオオー!
「…………近くを通ったから寄ってみたが……」ザッ
「まさか本当に紛争をしているとはな…」
ビッグスタジアム
フウロ「何?外から凄い声が……」
マノン「なに?みんなは無事なの!?」
ギーマ「………紛争が始まったのか…」スクッ
カミツレ「ギーマ!何処に行くの!?」
ギーマ「決まっている!市民の救護だ!」
カミツレ「待って!私も行く!」
フウロ「カミツレちゃん…」
カミツレ「大丈夫よ!フウロちゃんとマノンはここで、怪我した街の人達を守ってて!」
オオオー!
サトシ「くそっ!」ダッ
カキ「おい!サトシ!何処に行くんだ!」
サトシ「アセロラとイエローが心配だ!俺とピカチュウは遊園地に行くぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」ダッ
スイレン「待ってサトシ!私も行く!」ダッ
カキ「サトシ!スイレン!」
カキ「たく……」
リーリエ「ですが、カキ。論理的結論から言いますと、どのみち遊園地には誰かが行く必要があったハズです」
カキ「ああ…そうだな…」
カキ「一先ず遊園地の方はサトシとスイレンに任せよう」
カキ「リーリエとマオはビッグスタジアムで怪我をしている人達を診てやってくれないか?」
マオ「わかった!」
リーリエ「任せて下さい!」
カキ「俺とマーマネで逃げ遅れた街の人達の救援と魔王軍、解放軍を止めにいく」
マーマネ「えぇ!?」ガクガク
カキ「何をビビっているマーマネ!男だろ?行くぞ!」
マーマネ「わ、わかったよぉ…」
マオ「リーリエ、私達も!」
リーリエ「はい!」
「しねー!解放軍!」「くたばれ!魔王軍!」
マーマネ「ひぃぃ……みんな本気でコロシあってるよ…」ガクガク
マーマネ「よりにもよって別行動なんて……」
マーマネ「ん?」
ホムラ「ウヒョヒョ!皆さん!魔王軍などやってしまいなさい!」
マーマネ「(なんだあの人?解放軍の偉い人かな?)」
ホムラ「ん?」
マーマネ「(やばっ!)」ビクッ
ホムラ「何ですかな?このブーピッグチャイルドは?」
マーマネ「ぶ、ブーピッグチャイルド!?」
ホムラ「見たところ、この街の人間では無いようですが…」ジーッ
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
お前に言われたくないんだよマクノシタのおじさん
マーマネ「お前に言われたくないんだよ!マクノシタのおじさん!」
ホムラ「ななな何ですとォ!!」
マーマネ「(あ、しまった!イラッときて、ついうっかり…)」バッ
ホムラ「この…27歳になったばかりの私、ホムラさんをつかまえておじさん…ましてやマクノシタ呼ばわりとは…」
マーマネ「えーと……」
ホムラ「せめてハリテヤマにせんかい!」クワッ
マーマネ「えー……」
ホムラ「モーレツに不愉快です!バクーダ!」ボンッ
バクーダ「バク!」
マーマネ「あー、もう!やるしかないか!ジバコイル!」ボンッ
ジバコイル「ジー」
ビッグスタジアム
ウウ… イタイヨ……
マオ「これは……」
リーリエ「………酷いです…」グスッ
フウロ「マオちゃん!リーリエちゃん!」
マオ「フウロさん!」
リーリエ「無事だったんですね?」
マオ「フウロさん、ギーマさんとカミツレさんとマノンは?」
フウロ「それが…」
フウロ「カミツレちゃんとギーマさんが街の人の救援に行くって出てったんだけど……」
フウロ「後を追ってマノンが私もいくって出てって……」グスッ
リーリエ「そんな……」
マオ「………私がマノンを探しに行く!」
リーリエ「マオ!?」
フウロ「マオちゃん!?」
マオ「……だから、フウロさんとリーリエはここでみんなの手当てを!」
スタジアム 外
マオ「おーい!マノーン!」
アママイコ「アマーイ!」
マオ「もう!何処行っちゃったの?マノン!」
「しねー!」「お前がしね!」
マオ「……こんな危険なところで……」
アママイコ「アマ……」
「マ………オ……」
マオ「え?」
アママイコ「アマ?」
カガリ「はぁはぁ……んぅ♪」
マオ「カガリさん!」ダッ
マオ「良かった!会えて!」
マオ「カガリさん!実は私の知り合いの子がいなくなっちゃって……」
カガリ「はぁはぁ…ゴメン…マオ…」
マオ「……え?」
カガリ「ボク…人が傷つくのは嫌だけど…リーダーはやっぱり恩人だから……」ハァハァ
マオ「カガリ…さん…?」
カガリ「でも…一つワガママ言ったら…リーダー…聞いてくれた…」ハァハァ
カガリ「ボク…あんな気持ちハジメテだったから……」ハァハァ
カガリ「マオ……ボク……キミにターゲット…ロックしたから……」
カガリ「今は……タダ……マオと……したい……」
カガリ「…エンゲイジ……したい…」ジュルリ
マオ「っ…………………」ゾクッ
カガリ「ァハハ♪」
カガリ「マオ……ボクと……シヨ♪」スッ
マオ「………アママイコ!」
アママイコ「アマ!」
カガリ「…………イクよ♪マオ!…」
カガリのポケモン 幻伝説UBメガ以外の未登場炎タイプ >>330
ウルガモス
カガリ「ウルガモス……」ボンッ
ウルガモス「モスー!」
ピカー!
マオ「うっ……」
アママイコ「アマ…」ジリッ
カガリ「……ウルガモスは火山灰で地上が真っ暗になった時、太陽の代わりになったと言われたポケモン……」
カガリ「……草タイプのポケモン何かで勝とうなんて…甘いよ、マオ」
マオ「!」
カガリ「ウルガモス…!熱風!」
ウルガモス「ガモース!」
ブオッ
マオ「キャア!あ、熱い…!」
アママイコ「アマ……」
カガリ「はぁはぁ…んぅ♪いいよ…マオ」
カガリ「もっとキミを…アナライズしたい♪」
カガリ「ウルガモス…炎の舞♪」
ウルガモス「ガモース!」
ボボボ
マオ「アママイコ!高速スピン!」
アママイコ「アマーイ!」ギュルルル
カガリ「!?」
カガリ「高速スピンで炎を…!」
カガリ「メチャクチャだ……!」
マオ「カガリさん!悪いけど、こっちはいつもメチャクチャな敵と戦ってきたんだ!」
マオ「少しくらいの相性不利なんてどーって事ない!」
アママイコ「アマ!」ギュルルル
ウルガモス「ガモッ…!」メコッ
カガリ「ニヤッ…ウルガモスの"炎の身体に"触れたね?」
カガリ「マオ…アママイコはもう終わりだ……!」
マオ「アママイコ!」
アママイコ「アマーイ!」ダッ
カガリ「!?」
カガリ「なんで……火傷にならな……」
マオ「ウルガモスは、太陽の代わりはんだってね?」
マオ「お陰で"日射しが強い"よ」ニヤッ
カガリ「まさか…リーフガード!?」
マオ「アママイコ!往復ビンタァ!」
アママイコ「アマアマアマアマアマーイ!」バチンバチンバチンバチン
ウルガモス「ガモッ!」ヨロー
アマーイ「アマーイ!」バチン
ウルガモス「ガモース!」ドサッ
カガリ「ウルガモス……!」
マオ「やったね!アママイコ!」パシン
アママイコ「アマーイ!」パシン
カガリ「…………ァハっ♪」
マオ「!」
カガリ「……ごめんなさい、リーダー・マツブサ…ボク……負けちゃったよ……」
マオ「カガリさん……」
カガリ「……まったく……メチャクチャだよ…マオ……。バトルのセオリーも…通じな……い………」
カガリ「……キミは…ボクじゃあできない……アナライズ…」
マオ「……私の仲間はみんなそんな奴ばっかりなんだよ、カガリさん」
アママイコ「アマーイ!」
カガリ「……………ふっ……」
カガリ「………そんなキミ達だから…救えるのかも………」
カガリ「世界を………」
炎の渦内
ギラティナ「ギラー!!」ゴゴゴ
アオギリ「……これが噂に聞く伝説の7匹のポケモンの1匹…ギラティナか…」ゴクリ
マツブサ「…………………」
アセロラ「よーっし!いっくよー!ギラちゃ……」
マツブサ「おい、待て勇者!」
アセロラ「?」
マツブサ「勇者……一つ提案がある」
アセロラ「ふぁ?提案…?」
マツブサ「今ここで私と組んでアオギリを潰さねぇか?」
アセロラ「!?」
アオギリ「マツブサ…テメエって野郎は…」
マツブサ「はっ、勝利に手段は選ばない。当然の事だろ?」
アオギリ「…クズが…」
マツブサ「当然、お前側にもメリットがあるぞ勇者」
アセロラ「!」
マツブサ「まず、ここで私と共にアオギリを倒せば、戦いは終わる。これ以上市民が傷つく事もなくなる」
マツブサ「それに…我ら解放軍と貴様らの魔王軍打倒という目的は同じだ」
マツブサ「我ら解放軍は世界的な組織。ましてや我らのボスは普段は"アレ"だがトレーナーの腕としては、恐らく世界一……」
マツブサ「今後お前らの強力なバッグアップになってやれるハズだ…」
マツブサ「どうだ?悪い条件ではないだろう?」
アセロラ「……………………」
マツブサ「勘違いするなよ?勇者。これは頼んでいるのではなく、交渉だ」
マツブサ「さぁ、勇者殿。ご返答を」
アセロラ「……勝利の為には手段を選ばない………」
アオギリ「!?」
マツブサ「ふっ」ニヤリ
アセロラ「……それならきっと、おじさんはこれからも同じような事を繰り返すんでしょ?」
マツブサ「なに!?」
アセロラ「アセロラは……街の人を戦いに巻き込んだり、イエローちゃんを見捨てたおじさんが、だいっ嫌いなの!」
アセロラ「だから……解放軍はともかく、おじさんと協力するのは……」
アセロラ「絶対にイヤ!」
マツブサ「なんだと……!」ワナワナ
アオギリ「はっはっは!散々卑劣な手を使ってきたツケが回ってきたなぁ?マツブサァ!」
マツブサ「………クソガキが……!」ワナワナ
アオギリ「悪ィが俺も時間がねぇんだ」
アセロラ「!」
アオギリ「明日には俺の上司にあの麦わら帽子のガキを渡さなくちゃなんねぇ…」
アオギリ「俺の上司はよぉ、悪魔みてぇな女なんだよ」
アセロラ「悪魔…?」
アオギリ「ああ、あの女には理由がねぇんだ」
アオギリ「ただその時のテメエの気分で破壊の限りを尽くす!」
アオギリ「部下の女共も"アソビ"で街一つ消しちまうイカれた連中だ」
アオギリ「だからよぉ、早めにあの麦わら帽子のガキを渡さなきゃあ……あの女、きっとシビレを切らして俺は消されちまう」
アオギリ「だが、あの女にガキを渡しちまったら、俺の四天王への昇格はパァ…一生あのイカレ女共の下で部下共々働かなきゃなんねぇ……」
アオギリ「……だからよ、このリングはむしろ都合がいい……」
アセロラ「ふぁ?」
マツブサ「なに?」
アオギリ「ここで解放軍も勇者もまとめて潰せるからなァ!!」
アオギリ「テメエらぶっ潰して、街ごとフラダリ様に献上して俺は四天王になってやるぜ!」
アオギリ「いけっ!>>334」
>>334 アオギリのポケモン 前回、今回未登場の準伝説
ボルトロス
ボルトロス「ボルアァァ!」
ゴロゴロ!
アセロラ「ふぁっ!雷!」オヘソカクシ
マツブサ「ありゃあ…ボルトロスか…」
アオギリ「ボルトロス!こいつら全員黒焦げにしてやれ!」
アオギリ「10万ボルト!」
ボルトロス「ボルアァ!」バリバリ
マツブサ「ちぃ…エンテイ!火炎放射!」
エンテイ「ゴオオ!」ボオオ
アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」
ギラティナ「ギラァァ」シュウウ
ボン!
ドカーン!!
遊園地内
スイレン「ハァハァ…」タッタッタ
スイレン「アセロラ…炎の渦に閉じ込められてたみたいだけど、大丈夫かな?」タッタッタ
サトシ「アセロラなら大丈夫さ!あいつは強いからな」タッタッタ
サトシ「俺達は……」ピタッ
サトシ「こいつらを倒してイエローを助けるんだ!」
スイレン「うん!」
ピカチュウ「ピカ!」
ウシオ「ウホーッ!ここまで来やがったかァ!オモシレー!」
ウシオ「マックスタギるぜェェ!」ウオオー
イズミ「ふんっ」
スイレン「イエローさんを返して!」
イズミ「>>安価」
安価 近いレスの中
生意気なヒンバス娘だな・・・
勇者一味はガキどもばっかり……とっととウチに帰んな!
イズミ「勇者の一行は生意気なチビガキばっかりね……」ハァ
イズミ「とっととお家に帰ったら?胸がヒンバスちゃん?」ハンッ
スイレン「あぁん?」
サトシ「す、スイレン?」
ピカチュウ「ピ…ピカ……」
イズミ「坊やもそんなチビッ子ヒンバスよりも大人のお姉さんの方がいいでしょ?」ボイン
サトシ「?」
イズミ「あれ?」
スイレン「サトシー!」キラキラ
ウシオ「オレっちはボインやヒンバスよりも、アニィの方がイイゼェェ!」アッハッハ
イズミ「……何か自信なくなってきた…」
スイレン「早くイエローさん返せ!この[ピザ]ババア!」
イズミ「んだとクソガキ!」
サトシ「お、おいスイレン…」
ウシオ「アイシテるぜー!アニィ!」ウホー
イズミ「ちっ、人が親切に帰っていいって言ってんのに……」
イズミ「仕方ないわね!覚悟しなさいな!」
イズミ「ナマズン!」ボンッ
ウシオ「ヨッシャー!サメハダー!」ボンッ
サメハダー「シャー!」
スイレン「…ケチョンケチョンにしてやる…!」
サトシ「へへっ」
スイレン「……サトシ?」
サトシ「ごめんな、スイレン…みんなが危ないって時なのに……」
サトシ「俺、バトルができると思うとワクワクしてる……」
スイレン「サトシ……」
サトシ「行くぜ、スイレン!」
サトシ「ダブルバトルだ!」
スイレン「………うん!」
スイレン「(……ごめんね、サトシ!私も一緒なんだ……)」
スイレン「(こんな時なのに……私も…)」
スイレン「(サトシと一緒にバトルができると思うとワクワクしてるんだ……!)」
サトシ「ピカチュウ!君に決めた!」
スイレン「いくよ!アシマリ!」
ピカチュウ「ピカ!」
アシマリ「アウ!」
ウシオ「サメハダー!アクアジェット!」
サメハダー「シャー!」ドドド
サトシ「ピカチュウ!避けろ!」
ピカチュウ「ピッ!」サッ
ウシオ「なに!?」
サトシ「サメハダーにアイアンテール!」
ピカチュウ「ピカー!」ギラン
イズミ「ナマズン!ピカチュウに向かって……」
スイレン「させない!アシマリ!ナマズンに水鉄砲!」
アシマリ「アウ!」プシュー
ナマズン「ズン!?」パシッ
イズミ「ちっ!」
サトシ「いっけー!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピー!」スパッ
ウシオ「サメハダー!受け止めロ!」
サメハダー「シャー!」ガシッ
サトシ「ピカチュウのアイアンテールを噛みついて受け止めた!?」
ピカチュウ「ピ!?」
ウシオ「伊達にアニィの右腕はヤッテねー!サメハダー!」
サメハダー「シャー!」ブンッ
ピカチュウ「ピ!」シュタッ
スイレン「サトシ!」ダッ
サトシ「ああ…!思ったより強いな…」
イズミ「安心するのは早いんじゃない?」
サトシ、スイレン「!?」
イズミ「ナマズン!じしん!」
ナマズン「ズーン!」
グラグラ
グラ……
ウシオ「おいおい、ヤんなら言ってくれよ…」ガラッ
イズミ「ふふふ、ごめんなさい?でもこれでアイツらは……」
プワ プワ プワ
イズミ「!?」
サトシ「サンキュー、スイレン、アシマリ!バルーンのお陰で助かったぜ」プワ
ピカチュウ「ピ!」プワ
スイレン「えへへ////」プワ
アシマリ「アウ!」プワ
イズミ「馬鹿な……泡の中に入ってじしんを回避した!?」
ウシオ「ハハッ、メチャクチャオモシレーぜこいつら……」
スイレン「アシマリ!波乗り!」
アシマリ「アウ!」
ザパーン
ウシオ「サメハダー!波乗りで対抗しろ!」
サメハダー「シャー!」
ザパーン
ドドドー
イズミ「……待って……」キョロキュロ
イズミ「ピカチュウは何処に!?」
「ここだぜ!」
「ピカ!」
サトシ「へへっ、波乗りピカチュウ。ってな?」
ピカチュウ「ピカー!」ザザザ
ウシオ「波にノってやがる……」
イズミ「……メチャクチャね……」
サトシ「水の中ならナマズンにも電撃が効くかな?」
スイレン「やっちゃえ!サトシ!」
アシマリ「アウ!」
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」
ピカチュウ「ピーカーチュウ!」
バリバリバリ
サメハダー「ジャー!」ビリビリ
ナマズン「ズーン!」ビリビリ
サメハダー、ナマズン「……………」バタリ
ウシオ「サメハダー!」ダッ
イズミ「くっ……」ガクッ
スイレン「やったよ!サトシ!」
サトシ「ああ!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
アシマリ「アウ!」
ウシオ「………すまねェ…アニィ……」
イズミ「………………」
スイレン「私達の勝ちだ」ザッ
イズミ「!」
スイレン「さぁ、イエローさんの居場所を教えて!」
イズミ「>>安価」
安価 近いレスの中
下にいるよ
イズミ「……こっから先に行ったら地下への階段がある…」スッ
イズミ「あの麦わら帽子の子はそこにいるよ」
サトシ「イエローは地下か!よし!行こうぜ!」ダッ
ピカチュウ「ピカ!」ダッ
スイレン「うん!」ダッ
イズミ「ねぇ、ヒンバスちゃん」
スイレン「……!誰がヒンバス……」
イズミ「……さっきのバトル…アンタはあの坊やのサポートに徹していた…」
イズミ「それも…坊やのムチャクチャなバトルに合わせた完璧なサポートに…」
イズミ「まるで…坊やがこれから何をするか、何をしたいかをわかっているような、ね…」
スイレン「………………」
スイレン「そんなの…当たり前だよ…」
イズミ「……え?」
スイレン「……だって、ずっと見てきたから…」
イズミ「見てきた……?」
スイレン「うん、ずっと見てきたんだ」
スイレン「いつも…どんな事でもゼンリョクで頑張ってる……」
スイレン「大好きな人の事を……」ニコッ
イズミ「………………」
サトシ「おーい!スイレーン!早く行こうぜー!」
ピカチュウ「ピカー!」
スイレン「うん!ごめん!」ダッ
イズミ「……ふふっ…」
イズミ「……完敗だね…」
その頃……
マーマネvsホムラ
ホムラ「ウヒョヒョ…やるじゃないか…バクーダとの相性の不利を覆してバトルに勝利するとは……」
ホムラ「私、ホムラさんの完敗だよ…ブーピッグチャイルド……いや…」
ホムラ「マーマネくん!」
マーマネ「マクノシタのおじさん…いや、ホムラさんこそ凄いトレーナーだよ!」
マーマネ「今回は僕とジバコイルが勝ったけど、次は負けちゃうかも」テレッ
ホムラ「ウヒョヒョ、ホムホムと呼んでくれたまえ、マーマネくん」ガシッ
マーマネ「はい、ホムホムさん!またバトルしましょう!」ガシッ
友情が芽生えていた……
バトルサブウェイ
マノン「ハリさん!蔓の鞭!」
ハリマロン「ハリー!」シュルル
解放軍A「何だこのガキァ!」
解放軍B「なぁ、どうせ紛争なんだ。拐ってってイタズラしちまおうぜ?」ウヒヒ
解放軍A「……このロリコンめ……」
マノン「うぅ……」ジリッ
解放軍B「スリーパー!ハリマロンに念力!」
スリーパー「リーパー…」ウヌーン
ハリマロン「ハリー!」ドサッ
マノン「ハリさん!」
解放軍B「ウヒヒ…大人しくしてたらいい事シテあげますからねぇ?」
マノン「い、いや…誰か助け……」ガクガク
「バクガメス!火炎放射!」
解放軍A、B「!?」
バクガメス「ガメー!」ボオオ
解放軍A、B、スリーパー「ギャアア!」ボオオ
カキ「まったく!俺の妹に手を出そうとは許せん奴らだ!」
カキ「マノン、何でお前こんな所に…」
カキ「危ないだろ?お兄ちゃんがビッグスタジアムに連れてって……」
マノン「カキー!」ダッ
ハリマロン「ハリー!」ダッ
カキ「え?え?」
マノン「うえ~ん!怖かったよぉ…」ビエーン
カキ「おいおいマノン…」デレー
ガラッ
カキ、マノン「!」
カキ「誰かそこにいるのか?」
マノン「……カキ…」ギュッ
「………まさかこんなとこで再開するとはな……」ザッ
カキ「………な!?」
カキ「……お前……何でここに……」
マノン「………え……」
マノン「嘘……夢……?」
マノン「……アラン!」グスッ
アラン「………………」
アラン【魔王軍、四天王】
カキ「マノン、俺の後ろに隠れてろ!こいつは一応魔王軍なんだ」サッ
マノン「……でも…」
カキ「アラン!お前いったい何でここに!」
カキ「俺達に何か用でもあるのか!」
アラン「>>安価」
安価 近いレスの中から
誤字
再開→再会
もうすぐカスミがここへ来る…逃げてくれマノン
マノン「ねぇ、アラン…!」
アラン「……………」
カキ「丁度いい…」スッ
マノン「カキ?」
カキ「あの時の決着をここでつけてやるぜアラン!」
アラン「……そうだな。丁度いい」
アラン「マノン、早くこの街から逃げてくれ」
マノン「え?」
カキ「……どういう事だ…?」
アラン「この戦い…勝とうが負けようが、恐らくこの街には近い内にカスミが来る」
マノン「カスミ…?」
カキ「確かマツブサの奴が言っていた四天王の一人……だったか?」
アラン「……あいつは魔王軍の中でも最も危険な女だ。特に理由も無く、自分の気分だけで街を消す」
カキ「なんだと!?」
アラン「……それだけだ。じゃあな」クルッ
マノン「ま、待ってよアラン!」
カキ「アラン!」
アラン「カキ…だったか?心配するな。お前との決着も何れはつけるさ」
カキ「……………」
マノン「ねぇ、アラン…」
マノン「行かないでよ…あたしと一緒に居てよ……!」グスッ
カキ「……………」
アラン「……………」シュンッ
マノン「アラン!」ダッ
カキ「マノン」ポンッ
マノン「!」
カキ「確かにアランやそのカスミって奴の事も気になるが、今は紛争を止める事の方が先決だ」
マノン「カキ……」
カキ「大丈夫だ。どんな奴が襲って来ようが、俺がマノンを守ってやるさ!」
カキ「お兄ちゃんだからな!」ニッ
マノン「……もぅ、誰がお兄ちゃんだよ…」グスッ
遊園地 地下
サトシ「おっ!イエローが居たぜ!」
ピカチュウ「ピカー!」
スイレン「イエローさん!」
イエロー「サトシくん、スイレンちゃん……」
サトシ「良かった!無事だったんだな!」
スイレン「あいつらに何かされてない!?」
イエロー「………………」
サトシ「イエロー?」
スイレン「まさか、あいつらに何か酷い事を……」
イエロー「……ごめんなさい…ボク、お姉さんなのに、みんなに迷惑をかけてばかりで……」
サトシ「……何言ってんだよ」
イエロー「え?」
スイレン「全然迷惑なんかじゃないよ」
サトシ「俺達は仲間なんだ。助け合うのは当たり前だろ?」
イエロー「……でも…」
サトシ「いいからいいから!さっ、早く上に行って、アセロラの助太刀に行こうぜ!」
スイレン「うん、そだね!」
スイレン「さ、イエローさんも行こっ!」グイッ
イエロー「…………………」
炎の渦内
アオギリ「ボルトロス!雷だ!」
ボルトロス「ボルアァァ!」ゴロゴロ
マツブサ「エンテイ!噴火で全員潰してやれ!」
エンテイ「ゴオオ!」ドッカーン
アセロラ「甘いよおじさん達!」
アセロラ「ギラちゃん!龍の息吹で雷と噴火を相殺して!」
ギラティナ「ギラー!」ボボボ
アオギリ「んだと!?」
マツブサ「龍の息吹ごときで雷と噴火をねじ伏せた……」タラーッ
アセロラ「ギラちゃん!流星群!」
ギラティナ「ギラー!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨
ボルトロス「ボルアァ!」ガガガ
エンテイ「オオオ…!」ガガガ
アオギリ「ボルトロス!」
マツブサ「(ちっ…ギラティナに勇者…ガキといえどもやはり選ばれし者か…厄介だな……)」
マツブサ「(ここは……)」チラッ
マツブサ「おい、アオギリ」
アオギリ「あ?」
マツブサ「勇者のガキ、厄介だと思わねぇか?」
アオギリ「ああ、確かにな……」
マツブサ「提案だ。勇者を潰す間だけ私と手を組め!」
アオギリ「!?」
アオギリ「……………>>安価」
安価 アオギリの返答 近いレスの中
厄介ではあるが 、そこまで堕ちた覚えはねえ!
アオギリ「(確かにこいつと組めば勇者に勝てる可能は上がる…だが…)」
マツブサ「アオギリ!これは戦だ!ルールのあるスポーツバトルじゃねぇ!」
マツブサ「目的の為には手段は選ばない!当然の事だろうが!」
アセロラ「アセロラは二人がかりでも構わないよ!おじさん達!」キリッ
マツブサ「ほらっ、勇者様もこう仰ってるんだ…!いくぞアオギリ」
アオギリ「………………」
アオギリ「(確かにマツブサの言うとおりだ…俺も後がねぇ…手段なんぞ選んでる場合じゃ…)」
アオギリ「(……へっ…イズミやウシオがここにいたら、また俺らしくねぇとか言いやがんだろうな…)」
アセロラ「………………」キッ
アオギリ「(……ガキの癖にいい目してやがんぜ……)」
マツブサ「おらっ!何してやがるアオギリィ!さっさとこのガキを潰すぞ!」
アオギリ「…るせぇ……」
マツブサ「………あ?」
アオギリ「うるせぇ!確かにこのガキは厄介だ!だかなぁ!」
アオギリ「このアオギリ様、ガキ相手に二人がかりで戦う程堕ちた覚えはねえ!」
マツブサ「どいつもこいつも…!」ワナワナ
アオギリ「おい勇者ぁ!」
アセロラ「!」
アオギリ「俺ァ、アオギリ!魔王軍の上級幹部にして、四天王になる男だ!」
アセロラ「……私の名前はアセロラ。女神ディアンシーに選ばれた勇者にして、魔王フラダリを倒す者だ!」
アオギリ「勝負だ勇者アセロラ!」
アセロラ「いくよ!アオギリのおじさん!」
アオギリ「ボルトロス!ワイルドボルト!」
ボルトロス「ボルアァ!」バリバリバリ
アセロラ「ギラちゃん!シャドークロー!」
ギラティナ「ギラー!」ギラン
ズパッ
ボルトロス「ボル……」ドサッ
マツブサ「……ボルトロスを雷ごと切り裂きやがった…」
アオギリ「………ボルトロス…」
アオギリ「(………悪いな、お前ら…負けちまったよ…)」
アオギリ「へっ、やっぱ強ぇな…勇者は」ボソッ
アセロラ「……アオギリのおじさん…」
アオギリ「ま、負けちまったモンは仕方ねえな」
アオギリ「大人しくこの街から引き上げて…」
アセロラ「おじさん!」
アオギリ「あ?」
ドスッ
アオギリ「」ドサッ
マツブサ「はっ、お前もとんだ腑抜けだったみたいだなぁ、アオギリ」
エンテイ「ゴオ!」
アセロラ「………あなた…!後ろから…!」
マツブサ「だから何だ?卑怯だとでも言いたいのか?」
マツブサ「さっきも言ったよな勇者?これは戦だ」
マツブサ「たくっ、どいつもこいつも綺麗事ばかり並べやがって、ヘドが出るぜ」ペッ
アセロラ「っ…………!」
マツブサ「エンテイ」パチン
エンテイ「ゴオオオ!」
ボボボ
アセロラ「周囲の炎がエンテイに集まっていく!?」
アセロラ「これは…サトシのホウオウと同じ……」
マツブサ「ははっ、実は言うとな?勇者。お前らこの炎の渦のリングに入った瞬間から終わってたんだよ」
マツブサ「この周囲の炎を操る力はエンテイの覚醒の力……」
アセロラ「……………………」
マツブサ「さぁ!エンテイ!勇者とギラティナを丸焼きにしちまえ!」
マツブサ「エンテイ!聖なる炎!」
エンテイ「ゴアアアア!」
ボボボボボボ
アセロラ「くっ………!」
ギラティナ「ギラッ………!」
ドーン!!
メラメラメラ
マツブサ「ははは!いくら勇者とギラティナといえども、この炎の中では生きていられねぇだろ!」
メラメラメラ
マツブサ「あばよ、勇者。世界の平和は私に任せておけ」
メラメラメラ
マツブサ「ハーッハハハハ!」
メラメラメラ
メラメラ
メラ……
メ………
マツブサ「……あ?」
マツブサ「……なんだ…?炎の勢いが弱く………」
ズオオ
マツブサ「………これは…影…?」
ズオオ メラッ……
マツブサ「……!?…影が炎のを吸収してやがるのか!?」
「ギラちゃんの影はね?何でも食べちゃうんだ」スタスタ
マツブサ「!」
マツブサ「……勇者………!」ギリッ
アセロラ「そして…誘うんだ」
アセロラ「無限の暗夜に」
マツブサ「!?」ゾッ
アセロラ「アセロラだってね?魔王のおじさんに負けてから、ただ待ってずっと立っていた訳じゃないんだ」
マツブサ「クソが!エンテイ!」
エンテイ「ゴオ……」ゴプッ
シュルシュル……
マツブサ「エンテイが影に食われて…」シュルシュル
マツブサ「ひ、ひぃ…な、何だこの手は……!?」シュルシュル
マツブサ「や、やめてくれ!影に食われる!」
アセロラ「………………」
マツブサ「お、おい勇者!私に手を出すと言う事の意味がわかっているのか!」シュルシュル
マツブサ「解放軍を敵にまわすと言う事なんだぞ!」
アセロラ「……ふーん、そうなんだー」
マツブサ「き、貴様……」シュルシュル
マツブサ「や、やめて!助けて!影に…影に食われる!」シュルシュル
アセロラ「うん、そだね。でもおじさん悪い子だし仕方ないよね?」ニコッ
マツブサ「>>安価」
安価 近いレスの中
この威圧感・・・まるで魔王だ・・・
マツブサ「(このガキの威圧感……まるで…)」ゾクッ
マツブサ「魔王……」ボソッ
アセロラ「……みんなを苦しめちゃう悪い子はぁ……」
マツブサ「…ヒ……」ズププ
アセロラ「すこ~し、暗闇の中で反省してね?」ニコッ
マツブサ「い、いゃだぁぁぁ!!」ズププ
ズプププ……
こぽっ………
アセロラ「ばいば~い、おじさん」フリフリ
ギラティナ「ギラー」
「お~い!」
アセロラ「!」
サトシ「アセロラ~!」タッタッタ
スイレン「大丈夫ー!」タッタッタ
アセロラ「ふぁ~!サトシ!とスイレン」
スイレン「私はついでか」
イエロー「アセロラちゃん!」
アセロラ「ふぁ!イエローちゃん無事だったんだね!」
イエロー「はい、サトシくんとスイレンちゃんのお陰で!」ニコッ
アセロラ「良かったよぉ!」ダキッ
イエロー「アセロラちゃん……」
サトシ「ん?あいつは……」
アオギリ「」
サトシ「へへっ、そうかアセロラ!勝ったんだな?」
アセロラ「えへへ////」
スイレン「あれ?解放軍のボスの人は?」
アセロラ「うーん、秘密!」
サトシ、スイレン、イエロー「?」
「あ!いた!」
「はぁはぁ、待ってくれ」
サトシ「ん?」
マーマネ「みんな~!」
アセロラ「ふぁ、マーマネ!」
ホムラ「ゼェゼェ…最近運動不足で…」
スイレン「ん?その人は?」
ライモンの街 中央街
ワーワー コロセー
ギーマ「くっ…戦いがまた激しく…」
カミツレ「いったい何時まで続くの…?」
解放軍「しねー!魔王軍!」
魔王軍「くたばれ!解放軍!」
ザッ
「みんな……」
カガリ「戦いを……やめて!」
ギーマ「あれは……」
解放軍「カガリ様……?」
マオ「私もいるよ!」ドーン
ザワザワ
カミツレ「マオちゃん……?何で解放軍の人と一緒に……」
カガリ「……みんな…ボク達、解放軍の使命は世界を魔王の手から守る事だ……」
カガリ「市民を傷つける事や無駄な争いを続ける事じゃ…ない……」
解放軍「で、ですがカガリ様……」
魔王軍「なんだか知らんが今がチャンスだ!やれー!」
「アンタ達もだよ魔王軍!」
魔王軍「!」
魔王軍「イズミ姐さん!」
イズミ「今さっきアオギリが勇者に負けた」
ウシオ「敗者は大人しく去るもんだぜェ?」
マオ「え?アイツら!?」
カガリ「………………」
カミツレ「アオギリが…アセロラちゃんに?」
オイオイ イッタイドーユー……
『あー映ってるかね?』
解放軍「!」
魔王軍「おい!空を見ろ!何だあの映像は!?」
マーマネ『バッチリだよ!ホムホムさん!』
マオ「マーマネ!?」
カガリ「ホムホム…」
ホムラ『解放軍、並びに魔王軍の諸君。たった今我らがリーダー・マツブサと魔王軍のアオギリが勇者に負けた』
アセロラ『えっへん!』
マオ「アセロラ…」クスッ
マジカ… アオギリサマガタオレテル ユウシャカワイーンダケド
ホムラ『戦いはたった今終わったのだ』
マノン「カキ…」
カキ「ああ」
ホムラ『解放軍の諸君!今からは市民の救援を最優先に動くように!以上!』ブツン
フウロ「リーリエちゃん!」
リーリエ「はい!皆さんやったのですね!」
イズミ「魔王軍!アンタらも手伝いなさいな!」
魔王軍「は、はい姐さん!」
オー イソゲー
ギーマ「紛争を止める事とは…まったく…たいした子らだ」
カミツレ「ふふっ」
カミツレ「………戦いは…終わったのね…」
翌日
マオ「いやぁ…つっかれたぁ…」ンーッ
イエロー「……みんな…ボク、本当にみんなに迷惑をかけて……」
アセロラ「ふぁ!もう!イエローちゃん、それは何回も聞いたよ!」
リーリエ「全然迷惑何かではないですよ?イエローさん」
イエロー「みんな……」
サトシ「アセロラ!解放軍と魔王軍のリーダーを二人とも倒すなんてすっげーな!」
アセロラ「えへへ///惚れてもいいんだよ?」
リーリエ「何言ってるんですか!最初から惚れてます!」
アセロラ「あっそう」
マオ「にしても、流石は勇者様だね?」
アセロラ「えっへん!」
スイレン「解放軍と魔王軍は街の復旧作業の手伝いかぁ」
リーリエ「……仲良くやっていけるとよいのですが……」
マーマネ「大丈夫じゃないかな?」
マーマネ「リーダーがあれだし」クイッ
マツブサ「あああ……暗闇怖い…勇者怖い…」ガタガタ
スイレン「……アセロラ…あんたあいつに何したの?」
アセロラ「ほらっ、小さい頃悪いことしたら押入れに閉じ込められたでしょ?」
アセロラ「あんな感じ」
全員「?」
マノン「カキ」ボソッ
カキ「……ああ」
サトシ「ん?どうしたんだカキ?」
カキ「……実は…このタイミングで言っていいものなのか悩んだんだが……」
アセロラ「ふぁ?」
カキ「……だが、やはり言っておかなくてはな」
マオ「何もったいぶってんのさ!」
スイレン「まさかマノンと大人な関係に?」
マノン「違う!」
カキ「……実は…昨日アランにあった」
フウロ「え!?」
アセロラ「アラン?」
リーリエ「確か…四天王の方でしたか?」
マオ「え!?四天王に!?」
カキ「……そのアランが言っていた事なんだが…」
※ちなみに世界線的にカスミとサトシは知り合いではありません
ライモン街付近 森
カスミ「この森を抜けたらライモンの街ねー」
ルミタン「ライモンは賑やかな街聞いとるけん、ウチ、楽しみばい」
ラニュイ「ライモンついたらー、まずは街を燃やすばい!ラニュイ楽しみー!」
ラジュルネ「ライモンは都会よ!そんな方言丸出しでは舐められますわよ!姉様!ラニュイ!」
ルミタン「別にいいばい」
ラジュルネ「まったく、姉様は…ルスワールからも何とか言ってやって!」
ルスワール「…………………」
ラジュルネ「シカトばすんな!」
ルスワール「ご、ごめんなさいお姉様!ウチ、喋るの苦手やけん……」アワワ
カスミ「あんたらっていっつも賑やかねー」アハハ
ザッ
カスミ「!」
アオギリ「カスミ様!」
カスミ「おっ!アオギリ!わざわざ出迎えとは気が利くわねー!」
カスミ「ん?イエローは?」
アオギリ「そ、それが……昨日、勇者達との闘いに負けてしまい……逃げられてしまいまして……」
カスミ「………はぁ?」
アオギリ「!」ビクッ
カスミ「……あっそう……」スタスタ
アオギリ「か、カスミ様!どちらへ…」
カスミ「どちらへ?決まってんでしょ?ライモンの街よ」
アオギリ「え?」
カスミ「役立たずのあんたの代わりにあたし直々に勇者とイエローを狩りに行くのよ?感謝しなさい」
ラニュイ「やったー!狩りばい!」
ラジュルネ「まったく、ラニュイは子供なんだから」ハァ
アオギリ「ゆ、勇者達は今朝早くにライモンを出ました!」
アオギリ「ですのでもう、街に勇者達はいません!」
カスミ「…………………」ピタッ
アオギリ「………ほっ…」
カスミ「はぁ……折角イエローと会えると思ってたのに」
カスミ「最悪の気分よ」
アオギリ「っ………………!」ビクッ
カスミ「………………」クイッ
姉妹「!」
ルミタン「さ~いしょは」
ラジュルネ「ぐ~!」
ルスワール「じゃ~んけ~んで」
ラニュイ「ほ~い!」
ジャンケンの勝者
1、ルミタン 2、ラジュルネ 3、ルスワール 4、ラニュイ
1~4の中で 安価下
3
ルスワール「あ、勝っちゃった…」
ラジュルネ「あー!ルスワールかぁ!」
ラニュイ「ぺろぺろりーん、ルスワールおねーちゃん羨ましいかぁ!」
ルミタン「ラニュイ、次ばラニュイにやらせたるけん。今回はルスワールに譲っとき?」
ラニュイ「はーい」
アオギリ「あ、あの…カスミ様…シャトレーヌ達はいったい何のジャンケンを…」
カスミ「は?決まってんじゃん」
カスミ「役立たずの処刑よ」
アオギリ「………な……」
ルスワール「という訳で…」コホン
ルスワール「アオギリさん。今回の処刑は、ウチ、ルスワールが勤める事になりました」
ルスワール「そいけん、ウチ、精一杯やるんけん!よろしゅう」ペコリ
アオギリ「(ちっ、やっぱこうなんのか……!)」
アオギリ「(……すまねえな…イズミ…ウシオ…勇者……)」
アオギリ「ちっ!ボルトロス!」ボンッ
ボルトロス「ボルアァ!」
ルミタン「ほぅ…ボルトロス…」
ラジュルネ「ルスワール!しっかりしなさいよ!」
ルスワール「………出てきんしゃい!」
ルスワール「カプ・レヒレ!」ボンッ
レヒレ「オオオオオ!」バリバリ
アオギリ「黒いオーラを纏ったポケモン!?」
カスミ「ダークオーラを纏ったダークポケモンよ」
アオギリ「畜生!ボルトロス!」
ボルトロス「ボルー!」
シュウウ
アオギリ「!?霧……?」
ラジュルネ「出たわね。カプ・レヒレの」
ルスワール「ミストメイカー」
ルスワール「カプ・レヒレ」
レヒレ「……………」スウッ
アオギリ「消え…」
グチャッ
アオギリ「!」
ボルトロス「ボル…………」ピクピク
アオギリ「ボルトロスー!」
ルスワール「次ば……」
ルスワール「アオギリさんの番」
アオギリ「!」ビクッ
ルスワール「やりんしゃい。カプ・レヒレ」
レヒレ「オオオオ!」ギラン
アオギリ「ちっ!ここまでか……!」
ブオン
ルスワール「!」
ルミタン「な、なんね!この風は!」
ラニュイ「キャアー!」
ラジュルネ「カプ・レヒレの霧を晴らすなんて……」
ルスワール「だ、誰ね…!う、ウチの処刑を邪魔すんのは!」
ルスワール「で、出てきんしゃい!」
ザッ
アオギリ「!」
アオギリ「あんたは……」
カスミ「……何であんたがここにいる訳?」
カスミ「アラン」
アラン「……………」
ルスワール「……な…?」
アラン「>>安価」
安価 近いレスの中
魔王様とて無益な殺生は望んでいない、四天王の称号を剥奪されたいのか
四天王ももはや一天王か
落ちたものだな
そいつはお前の気分で死なせていい男ではない。不要ならば俺がもらい受ける
アラン「ひけ、カスミ」
アラン「俺はお前と争うつもりは無い」
アラン「魔王様とて無益な争いは望むところではないしな」
カスミ「はぁ?そんなの知らないわよ」
カスミ「それよりもさぁ、役立たずの処刑を邪魔するって事は、あんたのソレも"裏切り"になるのかなぁ?」
アラン「………………」
ラニュイ「カスミ様!次ばラニュイが処刑やる番たい!」
ラジュルネ「待ってラニュイ!四天王の処刑でしょ!私にやらせてよ!」
ルスワール「お姉様!う、ウチが処刑執行してる最中やけん!こ、ここはウチが……」
ルミタン「あらあら、これでは四天王が一天王になっちゃうけんね」クスクス
アオギリ「(なんなんだこの姉妹は…)」
アオギリ「(それよりも……何故こいつが……)」チラッ
アラン「…………………」
カスミ「つー訳だからさ?あんたも無駄な戦いしたくないんならさ」
カスミ「そこ……どいてくれない?お邪魔ムシ」
アラン「……昨晩…」
カスミ「?」
アラン「昨晩、アオギリ達が勇者に負けた」
アラン「そこで支配者のいなくなったライモンの街の支配権をカリンさまに頼み、俺に譲ってもらった」
カスミ「!?」
アラン「今朝より、ライモンの街は俺の支配下、アオギリは俺の部下だ」
アオギリ「え……?」
アラン「ライモンの街やこいつに手を出すと言うならば仕方ないな」
アラン「お前らを魔王様の反逆行為とみなし、ここで排除するしかあるまい」
ルスワール「!?」
ルミタン「な………」
ラジュルネ「こいつ…!」
ラニュイ「カスミ様……」
カスミ「……………」
カスミ「ちっ…ひくわよあんた達」
姉妹「………………」
カスミ「あんた……いずれブッコロシてやるから」ボソッ
スウ
アラン「……………」
アオギリ「あ、あの………」
アラン「…………俺はライモンの街を出る」
アラン「後はお前の好きにしろ」
スッ
アオギリ「………………」
ライモンの街
全員「え~!!」
スイレン「四天王の一人がライモンにむかってるの!?」
カキ「ああ、アランがそう言っていた」
マーマネ「そんな…昨日やっと戦いが終わったばっかりだって言うのに……」
リーリエ「ですが…確かアランさんも魔王軍のハズ……何故私達に逃げろと…?」
フウロ「……アラン…」
カキ「わからん、だが……」
サトシ「信用はできるって事か?」
カキ「ああ」
マオ「Nやセレナがいない今、この街に来るって四天王は……」
マオ「……きっと、あの悪魔みたいなポケモンを使ってる奴か……」
カキ「ああ、確かアランはカスミとか言ってたな」
イエロー「(カスミ……?まさか……)」
アセロラ「……疲労困憊だろうと何だろうと関係ないよ!」スクッ
アセロラ「今、この街は戦いが終わって新しい一歩を踏み出すとこなんだ!」
アセロラ「だから…それを邪魔するんなら、アセロラ!絶対に許さないよ!」
リーリエ「アセロラ……」
サトシ「へへっ」
スイレン「当然、私達も戦うよ!」
マオ「あの悪魔みたいなポケモンは私が倒すって決めたんだ!」
カキ「ふっ」
ギーマ「私達も当然戦うぞ勇者よ」
カミツレ「ライモンは私達の街よ。貴方達ばかりに頼ってはいらねかいからね!」
アセロラ「ふぁ……みんな」
ボー
アセロラ「!」
ハトーボー「ボー」バサッ
アセロラ「ふぁ、伝書ハトーボーだ!」
ギーマ「これは…アオギリの伝書ハトーボーだ!」
アセロラ「え!?」
マーマネ「手紙がついてるよ!」
アセロラ「ふぁ…」ピラッ
アセロラ「"カスミ達は引き上げていった。先へ進め勇者よ"」
サトシ「え!?」
カキ「四天王が引き上げただと!?」
リーリエ「差出人は誰なのですか?」
アセロラ「えーと、それが書いてないんだよ…」
スイレン「信じていいのかな…?」
マノン「アセロラ、ちょっと手紙見せて!」
アセロラ「ふぁ…」
マノン「!」ピラッ
カキ「どうした、マノン!」
マノン「………これ…アランの字だ…」
全員「!?」
ギーマ「勇者一行!今回は本当にありがとう!」
カミツレ「心からお礼を言うわ!」
アセロラ「えへへ///勇者として当然の事をしたまでです!」
スイレン「フウロさんは残るんですか?」
フウロ「うん、カミツレちゃん達と一緒に街の復旧を手伝おうと思うんだ」
フウロ「マノンとアランをよろしくね」
カキ「ああ!任せてくれ!」
マノン「(アラン……)」
カガリ「マオ……街の事は任せて、ボク達に…」
ホムラ「私達、解放軍がこの街を守る」
ホムラ「ここからが私達の本当の仕事だ!」
マオ「カガリさん…」
マーマネ「ホムホムさんなら安心して任せられるね!」
ギーマ「……さっきの話からすると、君達は恐らく四天王のカスミとぶつかるだろうな…」
イエロー「……………」
ギーマ「だが…君達ならきっと大丈夫だ…旅の武運を祈る!」
サトシ「ありがとうございます!」
アセロラ「よし、みんな!行こうよ!」
アセロラ「次の街へ!」
ライモンの街の争乱を納めたアセロラ達勇者一行は、ライモンの街を後にし、また新たな街へ向かうのだった……
次に向かう街 ハナダ以外で前回今回未登場のゲームに登場した街
安価下
クノエシティ
カスミと会ってないとなるとハナコさんが言ってた女の子達ってどうなるのですか?
すみません間違えましたハナコさんがカスミと一緒に居たと言ってたけどカスミと会ってないとなるとどうなるのですか?
オリジンフォルムの認知のこととかもあるし、多少の設定変更が起こることもあるものとして見た方が良さげ
ドラゴンボール並みのガバガバ設定に草
今日ちょっと用事があるのであまり更新できないかもしれません
時は少し戻り
カイナの街の外れ…
森
ズオオ
リラ「あっ、来た来た!」
「ふふっ、ご苦労様リラ」
リラ「お久しぶりです」
リラ「シロナさん、ライチさん」
ライチ「よっ!リラ」
シロナ「元気そうね?リラ」
リラ「はい、シロナさんこそお変わりなく美しいですね」ニコッ
シロナ「この子ったら////」
ライチ「………………」
シロナ「リラ、頼んでいた任務の方は…?」
リラ「あ、L○の事ですか?それでしたら……」
ライチ「ん?L○?」
シロナ「うわぁぁぁ!」バッ
リラ「モガ…」
シロナ「ほ、ほら!極秘任務じゃなくて、フーパの方よ!」
リラ「ああ…」
シロナ「そっちの方は後でじっくり聞くから」ヒソッ
ライチ「シロナ、あんた……」
リラ「フーパの事でしたら、すみません。シーキンセツにはいなかったようです」
シロナ「うーん、そうか……なにか魔王討伐の糸口になればと思ったんだけど…」
リラ「それと、シーキンセツで勇者の少女に会いました」
シロナ「!?」
ライチ「勇者だって!?」
リラ「はい」
シロナ「>>安価」
安価 近いレスの中
可愛かった!?写真撮ってきた!?
マツブサのせいで悪い印象持たれてないといいけど
シロナ「そう、勇者の少女はどうだった?」
リラ「はい、同じ世界平和を志す者としてとてもいい目を……」
シロナ「勇者ちゃん、美少女だった?写真撮ってきた!?」ワクワク
リラ「へ?」
ライチ「あのさぁ、シロナ。今更あんたの性癖(ロリコン)を咎めるつもりは無いけどさ」
ライチ「頼むから妄想の中に留めてね?間違っても手とか出さないでね?ある意味魔王よりタチ悪いから」
シロナ「な、何言ってんのよ!私はただの子供好きだし!」アセアセ
ライチ「……………」ジトー
リラ「?」
シロナ「よし、それじゃあ行くわよ!」
ライチ「グラジオとヒカリに合流するんだね?リラ、二人は今何処に…」
リラ「グラジオとヒカリなら確かミアレに向かって…」
シロナ「勇者ちゃんに会いに!」グッ
ライチ、リラ「え?」
シロナ「ほらっ!世界平和を志す者としては、やはり一度女神ディアンシーに選ばれし勇者ちゃんとは会っておかないとね?」
リラ「さっすがシロナさんです!尊敬します!」キラキラ
ライチ「なんだかなぁ…下心が見え隠れしてるからなぁ…」ハァ
シロナ「で、リラ!勇者ちゃんは今何処にいるの?」ワクワク
リラ「はい、たぶん今頃はライモン街街に居るかと」
ライチ「ライモン…マツブサの所かぁ……」
シロナ「あー、マツブサかぁ…彼、過激派だからなぁ…解放軍が勇者ちゃんに悪い印象持たれてなきゃいいけど…」
シロナ「……でも、ただ待ってずっと立っていたって始まらないわね!」
シロナ「出でよ!レックウザ!」
ボン
レックウザ「クウザー!!」オオオ
ビュオオー!
リラ「うわっ、凄い風だ……」
ライチ「ちょ、ちょっとシロナ!こんなとこでいきなりレックウザ出さないでよ!」
シロナ「さぁ、二人共!早くレックウザに乗りなさい?」クイッ
ライチ、リラ「!」
シロナ「レックウザならライモンくらい一瞬で着くわ」
シロナ「会いに行くわよ?勇者ちゃんに」
カロス国首都 ミアレ
ヒカリ「あれが魔王城かぁ、やっぱ雰囲気あるね……」
グラジオ「フッ、怖いのか?ヒカリ?」
ヒカリ「べ、別に?」
ヒカリ「てか、グラジオ。攻めるのはシロナさんと合流してからだからね?」
ヒカリ「くれぐれも勝手な行動は慎むように!」
グラジオ「……わかってるよ」
ヒカリ「ハァ、ダイジョーブかな?」
ザッ
グラジオ、ヒカリ「!」
「誰かが城を見てる感じがしたから見に来てみたら……」
ヒカリ「ヤバッ!魔王軍に見つかったか……」
グラジオ「……お前……」
ミヅキ「………久しぶりだね。グラジオ」
ミヅキ「会いたかったよ」
グラジオ「ミヅキ……」
ヒカリ「ミヅキ…?まさかこの娘が噂の魔王軍のお姫様!?」
ミヅキ「…………………」
ヒカリ「まさか魔王軍のお姫様が出迎えとはね……」タラーッ
ミヅキ「>>安価」
安価 近いレスの中
読み返したら質問あったみたいなんで
カスミの四天王設定やヒカリ、アイリスについては安価で出た街にあったキャラを出してってるだけなんで後付け設定です
ハナコの発言についてはたいして本筋にも関係ないんでなんとなくで流して下さい
バルカも安価でどんな扱いになるかわからいですが、サトシが知り合い設定になったら面倒臭くなるので、もういっそ知らない設定にしました
当初の予定と大分変わってきてます
>>378の続き
安価 近いレスの中
グラジオ……私のところに来ない?
ミヅキ「ねぇ、グラジオ…私のところに来ない?」
グラジオ「なんだと…?」
ヒカリ「は?このお姫様なに言ってるの?」
ヒカリ「グラジオ!魔王軍の言うことなんか聞いちゃあ…」
ミヅキ「キミには聞いてない。少し黙ってなよ」
ヒカリ「!」
ミヅキ「ずっと会いたかったんだ」
ミヅキ「グラジオ、この世界を腐ってるよ」
ミヅキ「パパが必ず天界の笛を見つけ出してこの世界を創りかえる」
ミヅキ「そしてパパは世界の王様になって、娘の私はその世界のお姫様」
ミヅキ「誰にも差別されない、素敵な世界になるんだ」
ミヅキ「……当然、アローラ国の人間は皆ゴロシだけどね?」
グラジオ「……………」
ミヅキ「でもね?キミとリーリエだけは特別なんだ」
ミヅキ「昔…あんな事があったけどさ?私はグラジオやリーリエの事を恨んだりしてないよ?」
ミヅキ「キミとリーリエの事は、私からパパに言って助けてあげるよ!」
ミヅキ「だからさ?昔みたいにまた3人で仲良く遊ぼうよ!」
グラジオ「ミヅキ……」
ミヅキ「ねぇ、お願いだ。私と一緒に来てよグラジオ!」
グラジオの返答
安価 近いレスの中
断る、アローラに住んでる沢山の人間に罪はないからな
>>379
セレナアランも仲間候補として一瞬名前出てたしね 安価スレ故しかたなし
同じ名前の誰かだと思っとけばいいか
グラジオ「断る」
ミヅキ「!」
グラジオ「ミヅキ、お前やフラダリとアローラの間に何があったかは知っている」
グラジオ「当時……ガキで力も無く、お前を助けてやれなかった事も何回も悔やんだ」
グラジオ「だが…」
グラジオ「だからと言って、アローラに住む罪も無い人々を苦しめていい理由にはならない」
ミヅキ「……………」
グラジオ「なぁ、ミヅキ。昔はよく3人でアローラナッシー登りをして遊んだな?」
グラジオ「いつも突っ走るオレをお前が諌めて、リーリエは泣きながら後からついてきたっけ」
ミヅキ「……何で今更そんな話を……」
グラジオ「……前にスイレンの都でリーリエに会った」
ミヅキ「!」
グラジオ「リーリエはもうオレ達の後ろを泣きながらついてきたリーリエじゃない」
グラジオ「そして…」
グラジオ「今突っ走ってるお前を…今度はオレが止めてやる番だ!」
ヒカリ「(相変わらずカッコつけなんだから)」クスッ
ミヅキ「グラジオ…わかったよ」スッ
グラジオ「いくぞシルヴァディ!」
シルヴァディ「…………………」スッ
ミヅキ「……コスモッグ」
コスモッグ「ぴゅーい!」
ヒカリ「あれはコスモッグ…」
グラジオ「それと…太陽の笛、か…」
ミヅキ「……無理矢理でも一緒に来てよ連れていくよグラジオ……」スゥッ
クノエの村
アセロラ「ふぁー!ついたー!クノエの村!」
リーリエ「何だか赴きのある所ですねぇ」
マオ「なんか落ち着くかも…」
クノエにおけるマーシュのポジション
近いレスの中 (18禁以外)
元魔王軍幹部、他にも多数の解放軍や魔王軍脱退者を保護している
安価関係無しに、クノエはゲームとアニメどっちがいいですか?
アニメ
スイレン「和風?な感じの場所だね」
サトシ「ああ、何だか鈴の塔に雰囲気が似てるな」
アセロラ「ねぇねぇ!まずは何処から行く?」ワクワク
リーリエ「そうですねぇ…まずは食べ物でも………」
カキ「おいおい、観光に来たわけじゃ…」
マノン「あ!あの人が着てる服カワイイ!」
カキ「まずは服屋さんに行こっか?」
マオ「おい」
リーリエ「あの方が着ている服は確か"和服"というものですね」
アセロラ「ふぁー!可愛い!アセロラ!和服着てみたい!」
リーリエ「今すぐ買い占めましょう」
マオ「やめろ」
スイレン「私も着てみたいかも…」
サトシ「スイレンなら似合いそうだよな?」
スイレン「サトシ……」キュン
イエロー「………………」
マーマネ「どうしたのイエローさん」
マーマネ「ライモンの街から、なんか様子おかしいよ?」
イエロー「い、いえ…別に……」
マオ「まぁまぁ、ショッピングもいいけどさ」
マオ「とりあえずは、ギーマさんが言ってたマーシュさんのとこいかない?」
アセロラ「ふぁ、そうだね!」
サトシ「そういやー、マーシュさんってどんな人だっけ?」
マオ「確かギーマさんが言うには…カロス1のデザイナーで……」
マオ「元、魔王軍幹部」
クノエ マーシュの会社
アセロラ「ふぁ、ここがマーシュさんの……」オクチアングリ
リーリエ「風情を感じる場所ですね」
マーマネ「和服の美人さんがいっぱい」
スイレン「あの和服…マーシュさんのデザインした物だったんだ…」
「気に入って頂けましたか?」
全員「!」
マーシュ「ふふっ、初めまして……いや」
マーシュ「アローラ、勇者一行の皆さん」
マーシュ「ウチがマーシュどす。よろしゅうに」ニコッ
マーシュ【元、魔王軍幹部。現、カロス1のデザイナー】
アセロラ「ふぁー。すっごい美人さんだ」
マーシュ「>>安価」
安価 近いレスの中
あら、可愛らしいどすなぁ、この服着てみてくれへん?
マーシュ「あらあら、あんさんが噂の勇者はんどすか?」
マーシュ「可愛いらしいどすなぁ、この服着てくれへん?」
アセロラ「ふぁ?」
アセロラ「ふぁー!ふりふり袖ー!」キャッキャ
マオ「へぇー、似合うじゃんアセロラ!」
イエロー「黒と紫の振り袖、アセロラちゃんにはぴったりですね」
アセロラ「そ、そっかな?////」テレッ
マーシュ「ウチが睨んだ通りや。よう似合うとるよ?勇者はん」パシャッパシャッ
リーリエ「アセロラ可愛い可愛い可愛い」パシャッパシャッパシャッ
マノン「アセロラいいなぁ」
スイレン「私も着たい…」
マーシュ「ふふふ、安心して下さい。あんさんらの分も特注で作りますよ?」
マーシュ「まずは希望の色を……」
マオ「本当ですか!?」ガタッ
スイレン「じゃ、じゃあ私は、青と白…あ、紺色も捨てがたいな…」ウーン
マノン「あたしは赤と緑と黄色と…」
リーリエ「私は白と水色を使ったシロンカラーで……」
キャッキャ
マーマネ「あのー…そろそろ本題に…」
カキ「諦めろマーマネ。女子はこうなると長い」
サトシ「ははっ…」
マオ「ねぇ、カキ!私は何色がいいと思う?」
カキ「ん?緑とかがいいんじゃないか?」
マオ「あー、何かテキトーな答え方だぁ!そんなんじゃ女の子に嫌われるよ?」
カキ「俺にはホシが居れば……」
カキ「あ、ホシにも作って貰おうかな?」
アセロラ「ねぇ?サトシ!どっかな?」フリフリー
サトシ「似合ってるぜ?」
アセロラ「////」テレッ
スイレン「ちょ、ちょっと!抜け駆けしないでよ!」
アセロラ「ふぁ?」
マーシュ「うふふ」
ワイワイ
マーマネ「………………」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
そろそろ本題に入ろうかな
こうしてる間にも...カスミが街を破壊してるかもしれないんだよ!
マーマネ「ね、ねぇ!そろそろ本題に入らない?」
全員「!」
マーマネ「ほ、ほら!こうしてる間にも四天王のカスミが街を破壊してるかもしれないんだしさっ!」
マーシュ「……………」
マオ「そ、そうだね!ごめん、浮かれてつい…」
カキ「俺とした事が……」
マーシュ「カスミ…か…」ボソッ
アセロラ「!」
アセロラ「マーシュさん?」
マーシュ「ギーマさんから聞いとるんやろ?今日はその事でウチに会いに来た。ちゃいますか?」
スイレン「じ、実は…」
サトシ「マーシュさん、良かったら魔王軍の事を教えてくれ!」
マーシュ「………存じの通りウチは元、魔王軍の幹部。それも……」
マーシュ「四天王カスミの側近やった」
カキ「なんだと!?」
マーマネ「カスミの……?」
マーシュ「あんさんら、ライモンの街でアオギリとイザコザがあったんやろ?」
マーシュ「アオギリはウチが抜けた変わりにカスミの部下になったモンどす」
イエロー「あの人が…」
アセロラ「ふぁ…そうだったんだ…」
マーシュ「カスミは、それはそれは恐ろしい娘やった…」
マーシュ「少し気に食わない事があったら街を壊す…暇つぶしに街を壊す」
マーシュ「あんさんらと歳も変わらない娘なのに、何もかもが無茶苦茶やった」
リーリエ「な、何ですかそれ!酷すぎます!」
マーマネ「ひ、ひえぇ……」ガタガタ
マオ「こら、マーマネ!これから戦うかもしれない相手だよ?ビビってどーすんのよ!」
マーマネ「だ、だって……」
マーシュ「気持ちはわかるどす…」
マーシュ「当時、部下だったウチもあの娘は恐怖の対象でしかなかった…」
マーシュ「いつこちらに飛び火してくるかと、毎日ヒヤヒヤもんやった……」
アセロラ「マーシュさん…」
スイレン「て事は、マーシュさんが魔王軍を抜けたのは、カスミのやり方についていけなかったからって事ですか?」
マーシュ「……まぁ、そんな所どす…」
カキ「だが、カスミがそんなに酷い奴なら、マーシュさんの裏切りも許さなかったんじゃ……」
マーシュ「ええ、当然カスミは憤怒し、ウチに魔王軍の追っ手を放った」
マーシュ「魔王軍の追っ手と戦いながら逃亡生活を送っている内に、出会い、助けてくれたのがギーマさんって訳どす」
マノン「ギーマさんが…」
マーシュ「そして、ギーマさんの手助けもあり、流れてきたのがこのクノエという訳どす」
サトシ「成る程な…」
マーシュ「あん娘らを見てみぃ」チラッ
キリカ「そっちの衣装、取ってくれない?」
カレン「待って!今、新作のデザインを仕上げてるとこだから…!」
マーシュ「あん娘らも元、魔王軍や解放軍、それに孤児だった娘など、理由は様々…所謂"ワケあり"の娘どす」
全員「!」
マーシュ「ウチは…あの娘の受け皿になってやりたいんや…」
リーリエ「マーシュさん…御立派です!私、尊敬します!」キラキラ
マーシュ「そない、立派なもんじゃないどす……」
マーシュ「これは贖罪や、魔王軍の時にあん人の下で散々悪い事をやったのに対してのな……」
スイレン「贖罪……」
マーマネ「でも…やっぱり魔王軍の追っ手とかは今も来るんですか?」
マーシュ「ああ、たまに来るどすな…でも、ウチだって元、魔王軍四天王の側近。追っ手程度なら楽に追い払っとります!」
カキ「流石だな…」
マーシュ「ウチは…このクノエの村に骨を埋めるつもりどす…」
マーシュ「そして…こん娘らの笑顔を何時までも見守っていきたい…」
アセロラ「うん!アセロラも勇者として、マーシュさんを応援するよ!」
リーリエ「マーシュさん…やはり私、マーシュさんを尊敬します!」キラキラ
クノエの村 入り口
ラジュルネ「ここがクノエの村…なかなか風流なところじゃない?」
ラニュイ「!おねーちゃん達!あれを見るばい!」
ラジュルネ「ん?」
ラニュイ「ふりふり袖ー!ラニュイ、あれ欲しいばい!」キラキラ
ルミタン「こら、ラニュイ。カスミ様が来るまでは暴れるのは禁止やけん」
ルスワール「…あれば着たら…N様もウチに振り向いてくれるかな……」
ラジュルネ「ルスワール、まーだそんな事言ってんの?」
ラジュルネ「失恋くらいで何時までショボくれてんのよ?」
ルスワール「………!こ、恋もした事無いラジュルネお姉様には言われたくないばい!」
ラジュルネ「あ?」
ルミタン「こらっ!姉喧嘩はよすばい!」
ラニュイ「ペロペロりーん」
ラジュルネ「んで、どーすんの?ルミタン姉様。カスミ様が来るまで待つ?それとも裏切り者のマーシュに接触する?」
ルミタン「う~ん……」
ラニュイ「ラニュイ、この街の観光したいばい!」ハーイ
ラジュルネ「遊びに来てるんじゃないのよ?」
ルミタン「>>安価」
安価 近いレスの中
これから毎日家を焼こうぜ
まあ、攻め落とすための情報収集がてらよさそうなものは奪っていけば?
ルミタン「ウチだって欲を言えば…」
ルミタン「毎日だって家ば燃やしていたいですわ」
ルミタン「あの燃え盛る炎の美しさ…そして、泣き叫びウチに助けてくれと懇願する人々の悲痛な叫び…」
ルミタン「想像しただけで…」ウットリ
ラジュルネ「うわぁ…変態だ…」
ルミタン「でも、今は我慢ばしなきゃいかんです。何故かわかりますか?ラジュルネ!」ビシッ
ラジュルネ「え!?わ、私!?」
ルミタン「ラジュルネ!あんたおねーちゃんでしょ?答えんしゃい!」
ラジュルネ「え、えーと…良心の呵責的なやつ?」
ルミタン「ぶっぶー!ハズレー!正解はカスミ様に叱られるからです!」
ルミタン「カスミ様は"私が来るまで騒ぎは起こすなと"仰ったばい!」
ルミタン「これを破ったら、ウチがカスミ様にオシオキされてしまうばい!」
ルミタン「ウチ、他人が痛がる顔は大好物やけど、自分が痛いのは嫌ばい」
ラジュルネ「最低ですね」
ラニュイ「え~!ラニュイ、ふりふり袖ー欲しい!」
ルスワール「あ、あの!ルミタンお姉様!」
ルスワール「情報収集という名目で物を略奪ばする………というのはいかんでしょうか……?」
ルミタン「ん~…カスミ様は難しか人やからね…あまり騒ぎになるような事は極力起こさんよう……」
ルスワール「……だってさ?ラニュイ」
ラニュイ「ちぇ~」
ルミタン「まぁ、カスミ様ば来るまで大人しく観光でもしてましょ?」
ラニュイ「は~い…」
ラジュルネ「んじゃあ、早速…」
ラジュルネ「入りますか。クノエの村に」
クノエの村 商店街
アセロラ「ふりふり袖~♪」ルンルン
リーリエ「ふふっ、ご機嫌ですね?アセロラ?」
アセロラ「うん!だってこの服かぁいーんだもん!」
アセロラ「アセロラさ、貧乏であんまりお洒落とかした事なかったから嬉しいの♪」ルンルン
リーリエ「アセロラ…」
リーリエ「(アセロラ…私と結婚したら、うんと贅沢させてあげますからね)」グッ
「あ、あっ~!」
アセロラ、リーリエ「!」
ラニュイ「そのふりふり袖カワイーばい!」
アセロラ「ふふっ、わかるかね?このふりふり袖の素晴らしさが?」ドヤッ
リーリエ「(可愛い娘ですね…)」
ラニュイ「うわぁ…いいなぁ…!欲しかぁ…」マジマジ
アセロラ「うーん、ごめんね?これマーシュさんの特別製だからあげられないんだ?」
ラニュイ「………………」
ラニュイ「ねぇ」
アセロラ「?」
ラニュイ「そのふりふり袖、頂戴?」
マーシュの店
スイレン「う~ん、これもいい…でもこれも捨てがたい……」ウーン
サトシ「なぁスイレン!まだ決まらないのか?」
スイレン「ご、ごめんサトシ!もうちょっと待って!」
サトシ「そーいやぁカキが言ってたな…女の子の買い物は長いって…」
サトシ「服選びかぁ…俺にはちょっとわかんないなぁ…」
ピカチュウ「ピカー!」クイクイ
サトシ「ん?どうしたピカチュウ?」
ルスワール「ラジュルネお姉様…いったいどこば行ったばい…」オロオロ
サトシ「おーい!」
ルスワール「!」
サトシ「何か困ってるみたいだけど、どうしたんだ?」
ルスワール「じ、実は…お姉様とはぐれてしまって……」オロオロ
サトシ「お姉さんと?」
ルスワール「う、うん…」
サトシ「んーそうかぁ…よし!」
ルスワール「?」
サトシ「俺が一緒にお姉さんを探してやるよ!」
ルスワール「え?」
サトシ「丁度待つのも飽きたしな!少しくらいなら大丈夫だろ!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
ルスワール「>>安価」
安価 近いレスの中
(はわわわ……!!男の子と一緒にいるところば見られたら、は、恥ずかしいったい!!)
アッカリーン
ルスワール「(はわゎ!!お、男の子と一緒に居るとこば見られたら、は、恥ずかしいったい////)」カァーッ
サトシ「?」
ルスワール「べ、別に、ウチ一人で探すから大丈……」
サトシ「おい、顔真っ赤だぞ?大丈夫か?」ピト
ルスワール「!?」
サトシ「んー、熱は無いみたいだけど…」
ルスワール「あわわ////」
サトシ「じゃあ、とりあえずお姉さんを探しに……」
ルスワール「………ルスワール…」ボソッ
サトシ「ん?」
ルスワール「………う、ウチの名前…///」モジモジ
ルスワール「……だ、だから……その……///」モジモジ
サトシ「ん?ああ…俺の名前はサトシ!よろしくな?ルスワール!」
ルスワール「う、うん…!よろしく、サトシ////」モジモジ
マーシュの店 店内
スイレン「(う~ん……なかなか決まらないなぁ)」
スイレン「(あーあ、私がもう少し大人っぽいスタイルならこんな可愛いやつも着れたのに……)」ヒョイッ
グイッ
スイレン「ん?」
ラジュルネ「…………………」グイ
ラジュルネ「………この服、私が先に目をつけたのよ?離してくださる?」
スイレン「え…あ…ごめんなさい…」バッ
ラジュルネ「……………」チラッ
スイレン「?」
ラジュルネ「……はんっ!」
スイレン「!?」
スイレン「ちょ、ちょっと!今何で鼻で笑ったの!?」
ラジュルネ「………別に?ただ、貴女のようなお子ちゃまが、何でこの服を手に取ったのかな?と思ってね?」
スイレン「べ、別に見るくらい自由でしょ!」
ラジュルネ「あー、そうねそうね。夢見るくらいは自由だもんね」
スイレン「な、なんなの!」
ラジュルネ「私、いつまでもお子ちゃまの相手はしていられないの」
ラジュルネ「ばいば~い」フリフリ
スイレン「なにアイツ……」ギリギリ
クノエ商店街
リーリエ「頂戴って……」
アセロラ「だからこれはあげられないの!」
アセロラ「お店に他にもいっぱい売ってるから、そっちで買いなよ~」
ラニュイ「嫌ばい!」
アセロラ、リーリエ「!?」
ラニュイ「ラニュイ、そのふりふり袖がいいばい!」
ラニュイ「ねぇ、そのふりふり袖頂戴?」
アセロラ「絶対に嫌!」
リーリエ「あ、あの……お二人共、ケンカは…」オロオロ
ラニュイ「はぁ、仕方なかね…」スッ
アセロラ「!」
ラニュイ「……出てきんしゃい!カプ…」
「やめんしゃいラニュイ!」
ラニュイ「!」ビクッ
ルミタン「騒ぎは起こすな言うたやろ?ラニュイ!」
ラニュイ「る、ルミタンおねーちゃん…」タジッ
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「おねーちゃん?」
マーシュの店 外
ピカチュウ「ピッカピッカ♪」
サトシ「お?今日は機嫌がいいな?ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」
ルスワール「ふふっ」クスッ
サトシ「ん?」
ルスワール「サトシとピカチュウ、とっても仲が良かね?羨ましいかぁ…」
サトシ「へへっ、だろ?何たってコイツは初めての相棒だからな!」
サトシ「今はこんなんでも、最初は大変だったんだぜ?」
ピカチュウ「ピカー!」
ルスワール「へー…信じられんばい…」
サトシ「なぁ、ルスワールのポケモンも見せてくれよ?」
ルスワール「え?」
サトシ「俺、ポケモン好きだからさ!色んなポケモンを見てみたいんだ!」
ルスワール「…………そ、その!ウチのポケモン、今はちょっと体調が悪くて…」アセアセ
サトシ「そっかぁ…」ガックリ
ルスワール「……ご、ごめんね?サトシ…」
サトシ「ああ…気にすんなよ」
ピカチュウ「ピカピカ!」
ルスワール「そ、それにしても、サトシのピカチュウ、ばり可愛かね?///」モジモジ
サトシ「触ってみるか?」ソッ
ルスワール「……え?いいの?」
サトシ「ああ、いいぜ」
ピカチュウ「ピカー!」
ルスワール「そ、それじゃあ…」ソーッ
ピカチュウ「ピー♪」
ルスワール「……………」ソーッ
ピカチュウ「!」
ピカチュウ「ビカー!!」バリバリ
ルスワール「!?」サッ
サトシ「!」
サトシ「お、おい!どうしたんだよピカチュウ!」
ルスワール「あ、あの…ウチ…」オドオド
ピカチュウ「ビー!!」バリバリ
サトシ「ごめんな?ルスワール、何かピカチュウ急にご機嫌ナナメになったみたいだ…」
サトシ「普段はこんなんじゃないんだけどなぁ……」
ピカチュウ「ピカー!」バリバリ
ルスワール「…………」
ルスワール「>>安価」
安価 近いレスの中
あ、友達待たせてるんだった、それじゃこれで
ルスワール「あ、あー!」
サトシ「?」
ルスワール「そ、そういえば友達を待たせとったの忘れてたばい!」
ルスワール「う、ウチはこの辺で…」
サトシ「友達?お姉さんじゃなかったっけ?」
ルスワール「え…えと…」アセアセ
「何やってんのよルスワール!」
ルスワール「!」
ラジュルネ「たくっ、勝手にいなくなんないでよ!」
ルスワール「ラジュルネ姉様!」
サトシ「あれが姉ちゃんか…」
ピカチュウ「…………」バリバリ
ラジュルネ「ん?あのアホ面は?」
ルスワール「ね、姉様!サトシの事、悪か言わんといて!」
ラジュルネ「?」
サトシ「……ま、まぁ、お姉さんと合流できて良かったな?ルスワール」
ルスワール「う、うん!」
ラジュルネ「はぁ…早くルミタン姉様とラニュイに合流するわよ?ルスワール」
ルスワール「あ、い、今行くけん!」
ルスワール「あの、サトシ…」
サトシ「ん?」
ルスワール「ま、また会いたいな…////」
サトシ「? ああ、また会おうぜ!ルスワール!」
ルスワール「うん!」
ラジュルネ「?」
クノエ商店街
ルミタン「………どうやら、ウチの妹がご迷惑をばかけたみたいで……」
ルミタン「ほらっ、ラニュイ。この人達に謝りんしゃい!」
ラニュイ「で、でも…ルミタンおねーちゃん…」
ルミタン「………ラニュイ?」
ラニュイ「!」ビクッ
アセロラ、リーリエ「?」
ラニュイ「あ、あの……ご、ごめんなさい…」ペコリ
アセロラ「え?いや、別にいいよー?」
リーリエ「そ、そうですよ?妹さんの可愛いワガママじゃないですかお姉さん!」
ルミタン「……いい人達で良かでしたな?ラニュイ?」
ラニュイ「う、うん……」
ルミタン「……………」ジロッ
アセロラ、リーリエ「!」ビクッ
ルミタン「ふふっ、美味しそ」ボソッ
ルミタン「さぁ、ラジュルネとルスワールが待っとるけん。ラニュイ、行くばい」クルッ
ラニュイ「は~い」タッタッタ
アセロラ「………………」
クノエの旅館
マオ「ふぅ、いい湯でした」ホクホク
マノン「クノエの旅館…温泉…最高だね!」
リーリエ「これもマーシュさんの粋なはからいお陰!マーシュさんに感謝です」
カキ「風呂上がりのマノン…可愛いなぁ」
マノン「きもっ」
サトシ「なあ、何でリーリエは鼻つっぺしてんだ?」
アセロラ「聞かないで」
スイレン「ある意味悪夢だったね」
サトシ「?」
マーマネ「あー、疲れたぁ…」コリコリ
アセロラ「ふぁ?どうしたのマーマネ?」
マーマネ「いやぁ、実はさぁ…あれからマオとマノンに付き合って、ずっとマーシュさんの服作り講座に出てたんだよ」
マオ「いやぁ、貴重な体験だったね!」
マノン「うん!面白かったよね!」
カキ「ああ、服作りしてるマノン、とっても可愛かったぞ?」
マノン「きもっ」
スイレン「(うわぁ…カキ、マノンが服作ってる所をずっと見つめてたのか……引くわぁ…)」
マーマネ「慣れない事したら疲れたよ…」
アセロラ「て事は、マオとマノンは自分でふりふり袖つくったのー?」
リーリエ「み、見たいです!見せて下さい!」フンス
マオ「ふふふ、見るかい?マオちゃんの自信作を?」
マノン「あたし特性のふりふり袖!ごらんあれー!」
バーン!
リーリエ「こ、これは!?」
マオとマノンが自作した振り袖服への感想(リーリエ)
安価 近いレスの中
うーん・・・スカートの丈はもっと短くてもいいような・・・
マオ「どうかな?緑と白を貴重に使った、アママイコカラー!マオちゃんスペシャルのお味は!?」
サトシ「なんていうか…」
マーマネ「普通に上手いね」
アセロラ「マオ、すっごーい!」
マオ「えっへん!」
リーリエ「確かにお上手ですが……」ウーン
リーリエ「マオ、論理的結論から言いますと、胸元をもう少し開けて、スカート丈をいっそ見えるまで短くしてみてはどうでしょう?」
マオ「何故?」
スイレン「エロ親父かお前は」
マノン「ねぇねぇ!あたしのは!?」キラキラ
サトシ「えーと……」
マーマネ「(お世辞にも上手いとは…)」
スイレン「あんまり上手くないで……」
カキ「凄い上手にできてるぞー!マノン!いつでもお兄ちゃんのお嫁さんに来れるな?」
マノン「えー、いかないよ」
カキ「え!?」ガーン
イエロー「………………」
アセロラ「ふぁ!そういえば!」
マオ「ん?どうしたの?」
アセロラ「うん、実はアセロラ、昼間不思議な姉妹に会ったの!」
マノン「不思議な姉妹?」
アセロラ「うん、なんかね?いきなりアセロラのふりふり袖を頂戴とか言ってきてね?」
スイレン「頂戴?」
アセロラ「うん!それで妹ちゃんがお姉さんに怒られてた」
マオ「なにそれ?」
リーリエ「とても可愛らしい金髪の妹さんと、美しい緑髪のお姉さんでした」
サトシ「そーいや、俺もさぁ」
カキ「サトシもその姉妹に会ったのか?」
サトシ「いや、俺が会ったのは青髪の大人しい娘だよ」
スイレン「も、もう!何言ってるのサトシ!いつもサトシの側にいるじゃない!///」
サトシ「いや、スイレンじゃなくてさ」
サトシ「その娘に俺のピカチュウを触らせようとしたんだけどさ」
スイレン「」ガタッ
マオ「落ち着いてスイレン!スイレンが考えてるような事じゃないと思うから!」
サトシ「その娘がピカチュウに触れようとした瞬間にピカチュウがすっげーご機嫌ナナメになっちゃって…」
マノン「ピカチュウが?」
マーマネ「その娘、ピカチュウに何かしたんじゃなくて?」
サトシ「いや?直前まではピカチュウ、すっげーご機嫌だったんだぜ?」
リーリエ「いったいどういう事でしょう?」
アセロラ「ピカチュウどうしちゃったんだろうねー?」
スイレン「あ!そういえば私もマーシュさんの服屋で……」
サトシ「え?スイレンもか?」
スイレン「…………………」
スイレン「思い出したらムカついてきたからいいや」
全員「?」
クノエの村 高台
ラニュイ「むすっ」プクリーン
ルスワール「♪」
ラジュルネ「ねぇ、姉様。ラニュイ何か不機嫌じゃない?」
ルミタン「ちょっと色々ありまして…」
ラニュイ「あーあ、あのふりふり袖欲しかったばい!」プクー
ラジュルネ「?」
ルミタン「ところで、何故ルスワールは機嫌ば良かですの?」
ラジュルネ「あー、それが…」
ルスワール「ルミタンお姉様!ウチ、今日運命の王子様ば出会ったばい!」キラキラ
ルミタン「まぁまぁ」
ルスワール「……彼のあの真っ直ぐな瞳…ウチ、もう完全に虜やけん…///」ポッ
ルスワール「クノエば来て良かったぁ…」ホワーン
ラジュルネ「あのアホ面が?まだNの方がマシじゃない?」
ルスワール「ちょ、ちょっと!ラジュルネ姉様!サトシの悪口ば言わんといて!」
ラジュルネ「(ちょっと前までNN言ってた癖に…)」
ルミタン「まぁ、王子様はサトシさん言うんやね?今度お姉ちゃんにも紹介ばしてくれん?」
ルスワール「えへへ///良かよ?」
ルミタン「まぁ」ニコニコ
ラニュイ「ラニュイつまんないー!」プクー
ラジュルネ「やれやれ……」
ルミタン「ラニュイ?何時までも不貞腐れてないで機嫌ば直しんしゃい?」
ラニュイ「だって……」
ルミタン「……先程カスミ様から連絡ばありました……」
姉妹「!」
ルミタン「ここに来るんは少し遅れそうなんで、ウチらの好きにしていいとの事ばい」
ラニュイ「そ、それって…」キラキラ
ラジュルネ「いよいよ狩りかぁ!」
ラニュイ「よーし!裏切りもんのマーシュば捕まえて、ラニュイ専用のふりふり袖を作らせるばい!」
ルミタン「うふふ、ラニュイの機嫌ば直って良かったけん」
ルスワール「……ふふ、今のウチは怖いもんなんか何も無いばい!」
ラジュルネ「よし!じゃあ早速裏切り者のマーシュを狩りに行きましょう!姉様!」
ルミタン「>>安価」
安価 近いレスの中
お姉ちゃんは街で暴れるからあなたたちはマーシュのところにいってきて
なぁおまいら知ってるか?こいつら一応10歳だから大人なお姉さんの後ろに付いていったら女湯入れるんだぜ
この世界は10歳で大人だから風俗には行けるけど女湯には入れません
その設定もう確定してるのか…
ルミタン「んー、お姉ちゃん考えたんやけどな?」
姉妹「?」
ルミタン「お姉ちゃんは街で暴れてるけん、あんたらでマーシュに処刑執行してきんしゃい」
ラニュイ「うい?」
ルスワール「な、何故ですかルミタンお姉様?」
ルミタン「街を焼いた方がより多くの悲鳴ば聞けるけん」
ラジュルネ「………勝手なんだから…」ハァ
ラジュルネ「ルミタン姉様!」
ルミタン「?」
ラジュルネ「どうやらマーシュの所には女の子しかいないみたいですよ?」
ルミタン「な…そ、それを先に言いんしゃい!」
ルミタン「さぁ、早よマーシュば狩りに行くよ!」ワクワク
ラニュイ「どげんなっとるばい?」
ラジュルネ「……姉様は特に女子供の悲鳴が大好物だからねぇ」
ラニュイ、ルスワール「?」
マーシュの会社
アサミ「はぁ…今日も1日疲れたなぁ…」スタスタ
モヤッ
アサミ「……え?霧?」
アサミ「何で建物の中で霧が……」
グチャッ
「キャアア!」「い、痛い…」「助け……」
グチャッ グチャッ
アサミ「………え?」
アサミ「な、何が起こって…」
ルスワール「………………」スタスタ
アサミ「……女の子……?」
ルスワール「…………………」スッ
アサミ「え?」
グチャッ
マーシュ「ん?何やら社内が騒がしいような……」
パリン
マーシュ「!」クルッ
ルミタン「……………」
ラニュイ「………………」
マーシュ「な、なんやの…?あんさんらは……」
ルミタン「……初めましてマーシュさん」
ルミタン「ウチは魔王軍処刑部隊"バトルシャトレーヌ四姉妹"の長女、朝のルミタンば言います」ニコッ
ラニュイ「ペロペロりーん!同じく、末っ子の夜のラニュイばい!」
マーシュ「バトルシャトレーヌ…!?まさかあの噂の……」
マーシュ「……いったいウチに何の用どすか?」
ルミタン「何の用?それは冗談ですか?裏切り者のマーシュさん」
ラニュイ「マーシュ!ラニュイ達と一緒に来て貰うけん!」
マーシュ「!?」
ルスワール「ふんふ~ん♪」クルッ
ルスワール「えへへ///この服、ばり可愛いけん!」
ルスワール「これ着たら…サトシ、可愛いって言ってくれるかな?」
ラジュルネ「はぁ、良くこの血の海でお着替え何てできるねアンタ…」
イタイヨー タスケテ…
ラジュルネ「ここは片付いたし、早くルミタン姉様とラニュイのとこに行くよ」
ルスワール「あ!ま、待って!ラジュルネ姉様!」
ルスワール「えへへ、これとそれとこれ持ってこ♪」イソイソ
マーシュのポケモン
幻伝説UB以外のフェアリータイプ >>419
フェアリースキンニンフィア(光線持ち)
マーシュ「一緒に来い……やと?」
ルミタン「ふふふ、本来は裏切り者はこの場で処刑ばせないかんのですけどね?」
ルミタン「ウチの妹がどうやらマーシュさんのデザインばする服がばり気に入ったみたいで……」
ラニュイ「マーシュ!ラニュイと一緒に来て、ラニュイ専属のデザイナーになるばい!」
マーシュ「………お断りどす!」
ルミタン、ラニュイ「!」
マーシュ「ウチは、もう魔王軍に戻る気は一切無い。ここには守るべき娘達もいる」
マーシュ「それに……」
マーシュ「ウチのデザインする衣装をあんさんらみたいな人に来て欲しくはないどす!」キッ
ラニュイ「………ルミタンおねーちゃん」
ルミタン「なんね?ラニュイ」
ラニュイ「次は……ラニュイが処刑ば執行する番だよね?」
ルミタン「……マーシュさん」
マーシュ「!」
ルミタン「この子、ウチらの中じゃ一番未熟者やけん、どうか胸ば貸してやって下さい」ニコッ
マーシュ「(なんやのこの娘ら……)」タラーッ
マーシュ「……何にしても、戦うしかないどすな……」
マーシュ「ニンフィア!」ボンッ
ニンフィア「フィア!」
ラニュイ「ニンフィア!ばり可愛かぁ!」キラキラ
マーシュ「(可愛い見た目に騙されたらあかんどすよお嬢ちゃん!)」
マーシュ「(ウチのニンフィアは隠れ特性"フェアリースキン"持ちの最強のアタッカーどす!)」
ラニュイ「よーし!じゃあ次ばラニュイの番やけんね!」
ラニュイ「さぁ、出てきんしゃい!」
ラニュイ「カプ・コケコ!」
ボンッ
コケコ「オオオー!」バリバリ
マーシュ「な……!?」
マーシュ「これはアローラ国の守り神、カプ・コケコ!?」
マーシュ「それに、カプ・コケコの纏っているあの黒いオーラは!?」
ラニュイ「コケコちゃんはラニュイの一番の友達ばい!」
ラニュイ「そしてこのオーラはダークオーラと言って……」
ルミタン「ラニュイ?敵にベラベラ話ばしたらあかんやろ?」
ラニュイ「てへぺろりん♪」
バリバリ バリバリ
マーシュ「エレキフィールド!?」
ラニュイ「エレキメイカー」
マーシュ「(くっ…得体のしれないオーラを纏った守り神…バトルを長引かせる訳にはいかん……)」
マーシュ「ニンフィア!ハイパーボイス!」
ニンフィア「フィアー!」オオオ
グラグラ
ラニュイ「おおっ!?」ヨロ
コケコ「………………」グラグラ
マーシュ「よし!体勢を崩した!」
マーシュ「ニンフィア!特大の破壊光線をお見舞いしてやるどす!」
ニンフィア「フィアー!」シュオオー
ラニュイ「!」
ルミタン「まぁ、大きい」
ニンフィア「フィアー!」スドン
ラニュイ「コケコ」
コケコ「………………」スッ
バスン!
マーシュ「………な!?」
ニンフィア「フィア!?」
マーシュ「嘘やろ……?フェアリースキン破壊光線を片手で受け止めた?」
ラニュイ「コケコ!」
コケコ「………………」ピタ
ニンフィア「!?」
ラニュイ「10万ボルト」
コケコ「オオオー!」
バリバリバリバリ
ニンフィア「フィアー!」バリバリ
ニンフィア「フィ……」ドサッ
マーシュ「ニンフィア!」ダッ
ラニュイ「ラニュイの勝ちばい!」
ラニュイ「さ、マーシュ!ラニュイと一緒に来て、ラニュイ専属のデザイナーになるばい!」
マーシュ「………化物め……」タラーッ
ガチャッ
ラジュルネ「おっ!マーシュをやったのね?ラニュイ!」
ルミタン「ラジュルネ、ルスワール」
キリカ「うぅっ」ドサッ
カレン「マーシュさん……」ドサッ
シオネ「……………」ドサッ
マーシュ「みんな!」
マーシュ「あんたら!この娘達に何したんや!」
ラジュルネ「別に?」
ルスワール「……"まだ"何もしとらんとよ?」
マーシュ「っ………………!」
ラニュイ「あ、あーっ!」
ラニュイ「ルスワールおねーちゃん、ふりふり袖着てるー!ズルい!」ブー
ルスワール「……えへへ////に、似合うかな?」
ラニュイ「いいなぁ……」
ルスワール「下にいっぱいあったけん。ラニュイも後で取りに行ったらいいばい」
マーシュ「>>安価」
安価 近いレスの中
勇者呼ぼ
イミテ(メタモン使い)来てー!
マーシュ「(こん娘ら無茶苦茶や…)」ヨロ
マーシュ「(……ウチじゃこの娘らを守りきれん…勇者はん達はまだ街にいるハズどす……)」
マーシュ「(ここは勇者はんを呼んで……)」スッ
ラジュルネ「!」
ラジュルネ「ラニュイ~!マーシュが何かしようとしてるわよ?」
マーシュ「くっ…………」
ラニュイ「あ~!マーシュ!なんか悪い事ば考えとったねー?」
ラニュイ「オシオキばい!コケコ!10万ボルト!」
コケコ「……………」スッ
バリバリバリバリ
マーシュ「あ…あぁああぁあ…!!」バリバリ
カレン「マーシュさん!」
マーシュ「……………」プスプス
ルミタン「ラニュイ…ちゃんと悪さばした子にオシオキばできるようになって…」
ルミタン「立派になったけんね…お姉ちゃん嬉しか…」ホロリ
ルスワール「………し、躾は初めが肝心やけんね!」
ラニュイ「えへへ///」テレッ
マーシュ「………あ、あんた……」ヨロ
ルスワール「…ウチ?」
マーシュ「………人も衣装を選ぶが、衣装も人を選ぶんどすな……?」
マーシュ「全然似合ってない…今すぐ脱ぎなはれ……」
ルスワール「……………」
ラニュイ「あー!マーシュ全然懲りとらんとー!」
ルスワール「……ひっぐ、酷かぁ!…こ、これぎだら…!ザドシに可愛いかって言って貰えるど……思っだのに…!」グス
ラジュルネ「あーあ…」
ルスワール「………許さんばい…!」グス
マーシュ「……………」
バキッ
ゴキッ
グシャッ
マーシュ「う………ぁ……」
カレン「マーシュさーん!」
ルスワール「はぁはぁ…………」
ラニュイ「ルスワールおねーちゃん!その辺にしとき!」ガシッ
ラニュイ「マーシュがしんじゃったら、ウチの専属デザイナーに出来ないばい!」
ルスワール「………ご、ごめん!つい…」
マーシュ「……う、ウチは…例えコロされようとも、あんさんらの言いなりには…」ヨロ
ラジュルネ「あーあ、もうボロボロなのに…強情な奴ねぇ……」
ラニュイ「こいつ~!」
ルミタン「待ちんしゃい」
姉妹「!」
ルミタン「はぁ、仕方なかね…お姉ちゃんが可愛い妹の為に一肌脱いだるけん、見とき?」スクッ
1、カレン 2、キリカ 3、シオネ
1か2か3で 安価下
(0M0)<3!
ルミタン「う~ん……」マジマジ
キリカ、カレン、シオネ「?」
ルミタン「よし!君に決めた!ばい!」ビシッ
シオネ「……え?」
カレン「シオネ!」
ルミタン「シオネちゃん言うんやけんな?シオネちゃん、ばり可愛いけん!ウチ、好みのタイプばい!」ニコニコ
シオネ「は、はぁ!?////」
マーシュ「……いったい何をする気どす?」
ラニュイ「ねぇねぇ!いったい何ば始まると?」ワクワク
ルスワール「…………さぁ?」
ルミタン「カプ・ブルル」ボンッ
シオネ「!?」
ルミタン「草結び」
ブルル「オオオ……」バリバリ
シオネ「………え!?」シュルルル
シオネ「うぁっ!」ドサッ
ルミタン「………ウフフ、シオネちゃん?」
シオネ「……ひ……」ガタガタガタ
ルミタン「"手"と"足"……どちらが良かとです?」ニコッ
シオネ「………え?」
マーシュ「あんたら!その娘達に手は……」ガタッ
ルミタン「ラジュルネ。マーシュを押さえときんしゃい」
ラジュルネ「はいはいっと」グッ
マーシュ「うぅ……」ドサッ
ルミタン「ウフフ、さっきからプルプル震えとう…ばり可愛いなぁシオネちゃんは」ゾクゾク
シオネ「や、やめて……」ガタガタガタ
ルミタン「シオネちゃん、デザイナーさんの卵やけん、やっぱ手の方が大事かな?」
シオネ「た、助けて……マーシュ様…」ガタガタガタ
マーシュ「シオネー!」
ルミタン「カプ・ブルル」
ルミタン「右手の親指」
ブルル「………………」ブンッ
シオネ「………ひ………」
ブチッ
シオネ「あ……ぁ……親指が……」ボタッ
シオネ「あああああ……」ボタボタ
シオネ「いたい…いたぃ…あああああー!!!」
カレン「し、シオネ………?」
キリカ「っ………………」オエッ
ルミタン「ふひっ…ふひひひひ…」
ルミタン「……やっぱばり可愛い鳴き声してるばい!アハハハハ!」ゾクッ ゾクッ
ラジュルネ「あーあ、姉様の悪い癖よ」
ルスワール「…ルミタン姉様怖いばい…」メカクシ
マーシュ「ふざけ……!」ググッ
ルミタン「ウチらと来る気ばなりましたか?マーシュさん」ニコッ
マーシュ「……離せ!シオネ!今助け…」ググッ
ルミタン「人差し指」
ブルル「…………………」
ブンッ
ブチッ
シオネ「……ひ……ぁ……あ……」ボタッ
シオネ「あ…………ぁ………」ジョオオ
ラニュイ「うっわぁ…あの人お漏らししてるけん…恥ずかしかぁ……」
ルミタン「うふっ♪………ウフフフ……!」ビクン ビクン
ラニュイ「ルミタンおねーちゃんなんかビクンビクン震えとう…」
ルスワール「……も、もう!ルミタン姉様ったら……////」メカクシ
ラジュルネ「まったく…姉様は下品ですわ……」
ルミタン「さて、マーシュさん?どけんすると?」クルッ
マーシュ「お、お前ら……」ワナワナ
シオネ「……ぁは……ひっ………」
ルミタン「………中ゆ……」
マーシュ「ま、待つどす!」
ルミタン「!」
マーシュ「………あんさんらについていく………だからもうその娘達や村に手は…」
カレン「………マーシュ様…」
ルミタン「………………」
ラニュイ「さっすがルミタンおねーちゃんばい!」
ルスワール「……は、早く帰ってシャワー浴びたかぁ…」
ラジュルネ「やれやれ」
ルミタン「>>安価」
安価 近いレスの中
あ、その前に噂の勇者に挨拶しに行こうかな
追い討ち来なくてよかった
ルミタン「その前に勇者にば挨拶にいかんと?」
ルミタン「噂じゃあ、今この街に来とるらしいばい」
ラニュイ「勇者ぁー!?ラニュイ見てみたいばい!」
ルミタン「勇者…噂じゃばり可愛か女の子らしいけん。ウチ会いたいわぁ」ウットリ
ラジュルネ「……姉様…勇者の顔知ってるんですか?」
ルミタン「うぅん……知らない」
ルミタン「でも、村ば燃やしとったら出てくるかもね?」
ラニュイ「名案ばい!ルミタンおねーちゃん!」
ルスワール「……サトシ、村にまだいるかな?」
ルスワール「あ!でも、こんな返り血ば浴びたカッコじゃ会うの恥ずかしかぁ////」
ルミタン「ルスワールもすっかり恋する乙女やけんね?」クスッ
ルスワール「も、もう!ルミタン姉様!からかわんといて!////」
ルスワール「ね、姉様!やっぱウチ、一度バトルハウスば帰ってシャワー浴びたいばい!」
ラニュイ「え~」
ラジュルネ「と、言うか、ルミタン姉様こそ一度シャワー浴びた方がいいわよ?臭いです」
ルミタン「こ、こら!ラジュルネ!はしたなか!////」
ラジュルネ「どっちが…」ハァ
ルミタン「仕方なかね…勇者狩りは明日また日を改めて」
ルミタン「明日はカスミ様も合流する訳やし」
ラニュイ「ぶー!」
ラニュイ「ほらっ!マーシュ!行くばい!」グイ
マーシュ「うぁ……」
ルスワール「……ら、ラニュイ!髪の毛ば引っ張って、マーシュさんカツラになっても知らんけんよ?」
ラニュイ「別にいーばい!」グイグイ
マーシュ「………ぁ……!」
カレン「マーシュさん!」
ルミタン「…………追い討ちばしたければ……」
ルミタン「いつでもどうぞ?」ニコッ
カレン「っ…………!」ゾクッ
キリカ「うぅ……ひっぐ…」
シオネ「……あひゃひゃ………」ボタボタ
ルミタン「さぁ、今日は明日の狩りに備えてゆっくり休むばい!」
キャハハハハハ………
翌日
アセロラ「ふぁー!マーシュさんの服作り講座楽しみだねー!」
リーリエ「はい!マオやマノンに負けないくらい凄い物を作りましょう!」
リーリエ「とってもエロい奴を!」
アセロラ「帰っていいよ?リーリエ」
スイレン「(今日の服作り講座で凄いの作ってサトシをメロメロにしてやる!)」グッ
アセロラ「ふぁ、スイレン気合い入ってるね!」
サトシ「………何で俺まで……」
ピカチュウ「ピカ……」
ザワザワ
サトシ「ん?」
スイレン「どうしたのサトシ?」
サトシ「なんかマーシュさんの会社に人だかりができてないか?」
アセロラ「ふぁ?」
スイレン「………本当だ…」
リーリエ「……何かあったのでしょうか……」
クノエ ポケモンセンター
シオネ「……ひ……ひ……やめて…いや……」ガクガク
カレン「……もう大丈夫…怖い人達はいなくなったよ?」ギュッ
カレン「だから安心してね?シオネ」ジワッ
キリカ「カレン……」
カレン「キリカ……」
キリカ「シオネの様子は……?」
カレン「見ての通り……アサミの容態は…?」
キリカ「………重症だよ…まだ目を覚まさない……」
キリカ「マーシュさんも拐われちゃうし…」ジワッ
キリカ「うぅ…何で私達がこんな目に…」グス
カレン「キリカ……」
おーい!
カレン「!」
サトシ「はぁはぁ……」
リーリエ「ジュンサーさんにここに居ると聞いて……」
カレン「……君達は……」
スイレン「………いったい昨日の晩に何があったの…?」
アセロラ「………辛いかもしれないけど…」
アセロラ「……教えてくれないかな?」
カレン「>>安価」
安価 近いレスの中
派手な服の4人組が来て・・・マーシュさんを・・・
カレン「………派手な服の四人組が来てマーシュさんを……」
スイレン「え!?」
リーリエ「派手な服の四人組……?ですか……?」
カレン「……うん…確か…魔王軍のシャトレーヌ四姉妹とか言ってた…」
スイレン「魔王軍!?」
アセロラ「………姉妹……」
リーリエ「……カレンさん…その四人組に他に特徴は……?」
カレン「………方言で話してた…たぶんあれは星の国ホウエン国の方言だと思う…」
サトシ「……方言…?まさか……」
アセロラ「………その人達に何をされたの?」
カレン「……………」ガタガタ
リーリエ「カレンさん!」
アセロラ「ふぁ!」
キリカ「……ごめん、そっとしておいてあげて?」
スイレン「え……?」
キリカ「ここからは私が話すから」
・・・・・
・・・
・・
・
スイレン「………そんな事が……」
キリカ「………アサミも…シオネもマーシュさんも…何も悪い事してないのに…」グス
キリカ「何で私達がこんな目に……」グス
アセロラ「……………………」
シオネ「……や、やめて…こないで……」ガタガタ
リーリエ「………………」ギュッ
リーリエ「………こんなの……あんまりです……」
リーリエ「酷いです!酷すぎます!」
サトシ「……………」ガンッ
スイレン「………サトシ……」
サトシ「……魔王軍…絶対に許さない…!」ギリッ
アセロラ「…………ごめんね?」
キリカ「………え?」
アセロラ「……アセロラ…勇者なのに、あなた達が苦しんでる事に気付いてあげられなくて……」グスッ
キリカ「うぅ………」ジワッ
キリカ「うっ、うぅ………怖かった……」グスッ
キリカ「………怖かったよぉ……」
アセロラ「………………」ギュッ
リーリエ「………確かその四姉妹、バトルハウスという場所に行くと言っていたのですよね?」スッ
サトシ「今はこっちも四人組。丁度いいな」スッ
スイレン「………バトルシャトレーヌ…絶対に許さない…!」スッ
アセロラ「………アセロラ、もう、かんっぜんにアングリーだよ…!」スッ
キリカ「………え?」
アセロラ「ねぇ、キリカちゃん、教えて?バトルハウスの場所を」
キリカ「………………」
カレン「……クノエから北に出てすぐの森の中」スッ
カレン「そこにポツンと建っている家。それがバトルハウスだよ」
キリカ「カレン!」
カレン「私はもう大丈夫だよキリカ」
リーリエ「カレンさん!」
アセロラ「……ありがとう…カレンちゃん!」
カレン「………あの四姉妹は化物だよ?笑いながら人を痛ぶるんだ…」
カレン「……たった四人じゃとても…」
アセロラ「大丈夫だよ!なんたってアセロラは勇者ですから!」
カレン「!」
リーリエ「カレンさんとキリカさんはクノエに残っている私の仲間達に、クノエで待っていて下さいと伝えて頂けますか?」
キリカ「え!?」
サトシ「安心してくれ!必ずマーシュさんは連れて帰る!」
スイレン「今日私達を狩りにくる?そんなの待てないよ」
スイレン「もう状況は変わったんだ…」
スイレン「私達がバトルシャトレーヌを狩りに行く番だ!」
アセロラ「…………みんな、行くよ!」
アセロラ「バトルハウスに殴り込みだ!!」
バトルハウス
ルミタン「ふぅ、いいお湯だったばい」ホクホク
ルスワール「うーん……」
ルミタン「ん?何しとると?ルスワール」
ルスワール「昨日、マーシュさんの所から持ってきた服ば合わせてるばい!」
ルスワール「る、ルミタン姉様?どっちが似合うとるかな?」
ルミタン「ふふっ、ルスワールもすっかり乙女やけんね?」
ルミタン「大丈夫ばい、ルスワールの王子様なら、どっちの服でもルスワールを好いてくれるけん」ニコッ
ルスワール「も、もう!ルミタン姉様ったら……!そんなんじゃなかー!////」
ルミタン「うふふ」ニコッ
ラジュルネ「そんな事よりも姉様」
ルスワール「ら、ラジュルネ姉様!そんな事って…」
ラジュルネ「はいはい、少し黙っててね」
ルスワール「ぷくー!」
ルミタン「なんね?ラジュルネ」
ラジュルネ「マーシュはどうしてますの?」
ルミタン「マーシュならラニュイに一任してあるばい」
ラジュルネ「……ラニュイ…少し心配ね…様子を見てくるか…」
奥の部屋
ラニュイ「マーシュ!早よラニュイ専用のふりふり袖~を作るばい!」
マーシュ「………………」
ラニュイ「むかー!人を無視ばする悪い子にはオシオキばい!」バキッ
マーシュ「うっ……」
ラジュルネ「あーあ、こんな事だと思ったわ」ハァ
ラニュイ「ラジュルネおねーちゃん!」
マーシュ「…………………」
ラジュルネ「ラニュイ、タッチ」
ラジュルネ「…………ねぇマーシュ?」ストン
マーシュ「……………………」
ラジュルネ「アンタさぁ、自分の立場わかってらっしゃる?」
マーシュ「…………………」
ラジュルネ「………アンタは本来なら直ぐにでも処刑を執行される立場」
ラジュルネ「でもそれをラジュルネのワガママで生かされてる」
マーシュ「………………」
ラジュルネ「私が言いたい事がわかるかしら?マーシュ」
マーシュ「………?」
ラジュルネ「……あんまナメた態度ばとっとると今すぐにでもコロすばい…」ギロッ
マーシュ「>>安価」
安価 近いレスの中
訂正
ラジュルネのワガママ→ラニュイのワガママ
殺してくれどす
マーシュ「……コロすならそうしてくれどす……」
ラジュルネ「!」
マーシュ「あんさんらの言いなりになるくらいならしんだ方がマシどす…」
ラニュイ「ラジュルネおねーちゃん!こいつ全然反省ばしたないばい!」
ラジュルネ「……………」
ドドド
ラジュルネ「!」
ラニュイ「な、何!?」
ルスワール「……キャア!」グラグラ
ラジュルネ「姉様!」ダッ
ルミタン「…いったい何事ばい!」マドガチャ
ルミタン「!」
アセロラ「こらー!シャトレーヌ四姉妹!出てきなさーい!」
スイレン「マーシュさんを返せー!」
ルミタン「………あの娘は……!」
ラニュイ「! ふりふり袖の娘ばい!」
リーリエ「アセロラ、あの娘達……」
アセロラ「うん、やっぱりそうだったんだね……」
ルスワール「……さ、サトシ!ウチに会いに来てくれたんばいね/////」ポッ
サトシ「…………ルスワール…」
スイレン「さ、サトシ!いったいあの女は誰なの!」グイグイ
サトシ「えと………」
ルスワール「!」
ルスワール「ちょ、ちょっと!ウチの王子様になんばしよっと!」
スイレン「は?」
ルスワール「………さ、サトシから手を離すばい!コロすとよ?」
スイレン「………やってみれば?」
ラジュルネ「…姉様…あのチビの額…」
ルミタン「!」
ルミタン「ギラティナオリジンフォルムの紋章……」
アセロラ「………………」
ルミタン「……そやったんか…あの娘が噂の勇者やったんばいね……」ペロリ
ルミタン「……ようこそバトルハウスへ」
ルミタン「勇者御一行のお客様?」
全員「!」
ルミタン「ウチらはこのバトルハウスのオーナーであり、魔王軍処刑部隊のシャトレーヌ四姉妹ばい」
ルミタン「バトルハウスば来てくれたお客様にはウチらシャトレーヌ四姉妹が心をこめて精一杯オモテナシさせて頂くけん」ニコッ
アセロラ「…………」
ルミタン「さぁ、何やっとるん?」スッ
姉妹「!」
ルミタン「勇者御一行のお客様がお見えやけん」
ルミタン「オモテナシの用意を…」ニコッ
バトルハウス内
サトシ「ここがバトルハウスか…」
スイレン「ぱっと見普通のお屋敷に見えるけど……」
リーリエ「あの姉妹やマーシュさんはどちらに…」キョロキョロ
あー、あー
アセロラ「ふぁ!何か聞こえるよ!」
ルミタン『あー、あー、聞こえますかお客様?』
スイレン「この声…」
リーリエ「緑髪のお姉様の声ですね…」
ルミタン『コホン、お暇やったら寄ってきんしゃい♪退屈やったら見てきんしゃい♪』
ルミタン『思う存分戦いんしゃい♪勝負するならバトルハウス♪』
サトシ「なんのつもりだ!」
ルミタン『ウフフ、今のはバトルハウスの公式キャンペーンソングです』
ルミタン『本日はバトルハウスに、ようお越し下さいました。勇者御一行のお客様?』
スイレン「お客様…?」
ルミタン『ウチらシャトレーヌ四姉妹。真心ば込めて精一杯、オモテナシさせて頂くけん』
ルミタン『それでは…バトルステージへお進み下さい……』
バトルステージ
サトシ「ここがバトルステージか…」
アセロラ「ふぁー!」オクチアングリ
ルミタン『勝負のルールは簡単』
全員「!」
ルミタン『ウチら姉妹と順々にバトルばしてもらうけん』
ルミタン『シングルバトルであれば誰が何度でもバトル可能……ただし、負けた者は参加は不可能……』
ルミタン『先に全滅ばした方が負け。簡単なルールやろ?』
サトシ「ああ、わかったよ!早くやろうぜ!」
スイレン「どっからでもかかってきなよ!」
ルミタン『ウフフ、ばり元気のええ子達やけん』
ルミタン『お客様はウチらに勝ち抜いて、無事朝を迎えマーシュば助け出す事が出きるのか……』
ルミタン『それでは、最初の対戦相手です』
ルミタン『お客様。どうぞステージへ御注目ください』
シャー
全員「!」
アセロラ「ふぁ!あの娘は!」
ラニュイ「ぺろぺろりーん!バトルシャトレーヌ四姉妹、末っ子の夜のラニュイばい!」
ラニュイ「ラニュイが勇者しゃん達の最初のバトル相手を務めるばい!よろしくー!」
サトシ「ぺろぺろりん?」
スイレン「なにアレ?ぶりっ子ってやつ?」イラッ
リーリエ「(マズイ……キュンと来てしまいました……)」
ラニュイ「それにしてもラニュイ驚いたばい!」
アセロラ「?」
ラニュイ「君みたいな小さな娘が勇者しゃんだったとは……」
アセロラ「ち、ちっちゃくないもん!」プクー
ラニュイ「あ、それと、もう勇者しゃんのふりふり袖~はいらんばい」
アセロラ「え?」
ラニュイ「これからマーシュはラニュイ専属のデザイナーしゃんになるばい!」
ラニュイ「これからはマーシュにたくさんラニュイのふりふり袖~をつくって貰うばい!」
アセロラ「…………………」
ラニュイ「マーシュ…今はまだ言うことば聞かんけど、そこはラニュイがちゃんと教育してやるばい!」
ラニュイ「どう?羨ましい?」エッヘン
アセロラ「……………」
サトシ「教育だって?」
スイレン「……なんなのこの娘……」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
狂ってる…
どうかしてるYO!
そんなにパッド詰めて辛くないの?
アセロラ「………狂ってる…どうかしてるよ…」
アセロラ「初めて会った時もそうだった」
アセロラ「あの娘は自分のしてる事を悪い事だと思ってない、自分が楽しければいい…」
アセロラ「……きっと、そんな育ち方をしてきたんだね…」
リーリエ「アセロラ……」
ラニュイ「?」
アセロラ「あの娘の相手は…アセロラがするよ!」スッ
ラニュイ「いきなり勇者しゃんが相手かぁ…ばり楽しみばい!」ワクワク
サトシ「勝てよ!アセロラ!」グッ
アセロラ「うん!任せて!」グッ
アセロラ「ねぇ!」
アセロラ「お姉さん達と比べておっぱいちっちゃいね!」ドン
ラニュイ「!」
サトシ「いきなり何言ってんだ」
ラニュイ「こ、これから成長するばい!」キーッ
アセロラ「やーい!ぺったんこー!べろべろばー」ベー
ラニュイ「うぅ~!"無"の癖にぃ!」
サトシ「子供のケンカか…」
リーリエ「…………………」ドボドボ
スイレン「リーリエ!無言で鼻血出さないでよ!」
ラニュイ「許さんばい!出てきんしゃい!カプ・コケコ!」ボンッ
コケコ「オオオー!」バリバリ
サトシ「カプ・コケコだって!?」
スイレン「アローラ国の守り神をなんであの娘が!?」
リーリエ「……それにカプ・コケコが纏っている黒いオーラ……」
リーリエ「前にジョインアベニューでスーさん(スイクン)が纏っていたオーラにそっくりです……」ゴクリ
アセロラ「……………」
ラニュイ「コケコちゃんはラニュイの一番の友達ばい!」
アセロラ「………その割には苦しんでるように見えるよ?」
ラニュイ「>>安価」
安価 近いレスの中
田舎少女はスケベなことしか考えないのか……
それは連戦したから
ラニュイ「う~ん…きっと昨日のマーシュとの連戦の影響やけんね」
アセロラ「……?」
ラニュイ「ポケモンのダーク化は身体への負荷がハンパないけん。きっとそれが原因ばい」
コケコ「……………オ……」ハァハァ
アセロラ「……友達じゃないの?」
ラニュイ「コケコちゃんはラニュイの言うことば何でも聞いてくれる大切な友達ばい」ニコッ
スイレン「……酷い……」
アセロラ「…………ギラちゃん!」ボンッ
ギラティナ「ギラー!」
ラニュイ「あれが噂のギラティナ…ばりカッコよかー!」キラキラ
アセロラ「アセロラがあなたの根性を叩き直してあげるよ!」
ラニュイ「よく言うばい…勇者しゃん、ラニュイの胸ばえっちぃ目で見てた癖に」
アセロラ「な!?」
ラニュイ「アローラの田舎娘ば、スケベな娘が多いけんね?」キャッ
アセロラ「ち、違うもん!」
リーリエ「アセロラ…とうとうこっちの世界に////」ダラダラ
リーリエ「私、召されそうです」ダラダラ
スイレン「召されれば?」
バリバリバリバリ
アセロラ「!?」
リーリエ「あれは!カプ・コケコのエレキメイカーによる、エレキフィールド!」ダラダラ
スイレン「鼻血止めなよ」
ラニュイ「いくばい、勇者しゃん」
ラニュイ「コケコちゃん!10万ボルト!」
コケコ「オオオー!」
バリバリ
アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」
ギラティナ「ギラー!」シュオオ
ボンッ
ドカーン!!
アセロラ「!?」
サトシ「ギラティナのあの馬鹿デカいシャドーボールを10万ボルトで相殺した!?」
ラニュイ「……エレキフィールドで増幅ばしたコケコちゃんの10万ボルトを相殺ばするとは…さすが勇者しゃんばい……!」
アセロラ「くっ、ギラちゃ……」
ラニュイ「コケコちゃん!ダークラッシュ!」
コケコ「オオオー!」バリバリ
アセロラ「!?」
サトシ「見たこと無い技だ!」
リーリエ「あれは……ダークスイクンが使っていたのと同じ………」
ギラティナ「ギラー!」ドッ
アセロラ「ギラちゃん!」
スイレン「嘘でしょ!?ギラティナが吹っ飛んだ!」
ギラティナ「ギ……」ヨロッ
アセロラ「大丈夫!?ギラちゃん!」
ラニュイ「……………」スッ
アセロラ「!」
ラニュイ「ふふ、噂の勇者しゃんも大したことなかとね?」
コケコ「………オォ……」ヨロヨロ
アセロラ「……カプ・コケコが苦しんでるよ……?」
ラニュイ「ああ、ダークラッシュの反動やけんね」
アセロラ「……カプ・コケコはお友達なんでしょ?」
ラニュイ「関係なか」
アセロラ「………………」
アセロラ「………さっきマーシュさんに教育するって言ってたよね?」
ラニュイ「それがどうしたばい?」
アセロラ「……教育って、何するの?」
ラニュイ「決まってるばい!言うこと聞ばきかん悪い子はぶん殴るばい!」
スイレン「殴るって……」
ラニュイ「マーシュも今は悪い子やけど、殴ってればいつかきっといい子になるけん!」
ラニュイ「ラニュイはマーシュば信じとるけん!」ウンウン
アセロラ「………そう……」
ラニュイ「さぁ、お話は終わりばい勇者しゃん!」
ラニュイ「カプ・コケコ!」
コケコ「オオオー!」バリバリバリ
アセロラ「…………そうだね……」
アセロラ「悪い子にはオシオキしなきゃ」ピカー
ラニュイ「!?」ゾクッ
サトシ「アセロラの紋章が!」
ラニュイ「う…う…!何を怯んどるばい!」
ラニュイ「コケコちゃん!放電!」
コケコ「オオ…オ!!」
バリバリバリバリ
アセロラ「ギラちゃん」
アセロラ「無限暗夜への誘い」
ギラティナ「ギラー!」
ズオオオ
メキメキメキ
ラニュイ「!?」
リーリエ「影から無数の手が…」
バリバ…… ズオオオ
ラニュイ「コケコちゃんの放電が影に食べられ……」
シュルシュル
コケコ「!?」シュルル
コケコ「……………」ズズズ
コポッ
ラニュイ「コケコちゃん!」
スイレン「……カプ・コケコが影に食べられた……?」ゾクッ
シュルシュル
ラニュイ「い、いやばい!こっちばくるなー!」シュシュル
ドサッ
ラニュイ「や、やめるばい!ラニュイ、美味しくないけん!」グググ
アセロラ「…………………」
ラニュイ「いや、助けて…!影に食べられるばい!」シュシュル
ズオオオ
ラニュイ「ルミタンおねーちゃん!ラジュルネおねーちゃん!ルスワールおねーちゃん!助けてよぉ!」グスッ
ズオオオ
サトシ「アセロラ………」
アセロラ「……………」
ズオオオ
ラニュイ「い、いや…勇者しゃんたすけ……」ズズズ…
アセロラ「…………………」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
アングリーでゴースト使いっぽい面が出てくるアセロラちゃん、いいですね
因果応報っていうコトバ、知ってる?
うるさいよお前、無限の闇の中で反省してれば?永遠に
助けて?
今までそう言ってきた人になにをした?
安価怖すぎィ((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル
アセロラ「クスッ」
ラニュイ「!?」ズプププ
ケラケラケラケラ ケラケラケラケラ ケラケラケラケラ
ラニュイ「な、何がおかしいばい!」ズププ
アセロラ「助けて?貴女は今までそう言ってきた人をどうしたの?」ニコッ
ラニュイ「な、何を……」ズププ…
アセロラ「ねぇ?因果応報って知ってる?」
アセロラ「悪い事したら自分に反ってくるんだよ?」
ラニュイ「いんがおーほー?知らんばい!」ズププ…
ラニュイ「だ、だって!ラニュイ、何も悪さばしてなか!」ズププ…
ラニュイ「お、おねーちゃん達だって、ラニュイは良か子ねって……」ズププ…
アセロラ「ふぁー、もううるさいなぁ…」
ラニュイ「……え?」ズププ
アセロラ「それがわからない子はずっと暗闇で反省してなさいっ!」プクー
ラニュイ「!?」ズププ
ラニュイ「い、いやばい!助けて……」ズププ…
アセロラ「ラニュイ」
ラニュイ「!」ズプ……
アセロラ「ばいばい」ニコッ
ラニュイ「い、いや!」ズププ
ラニュイ「た、助けて!おねーちゃ……」ズプ…
ズプ
ラニュイ「………………!」
コポン
サトシ「な、なぁ…アセロラ…さすがにやりすぎじゃあ…」
アセロラ「ん?そっかな?」
スイレン「で、でもさぁ、アセロラ…」
リーリエ「そ、そうですよ!きっとあのロリちゃんも反省しているでしょうし、ね?」
アセロラ「んもー、仕方無いなぁ。ギラちゃん!」パチン
ギラティナ「ギラー!」
シュオオ
ケポッ
ラニュイ「ブツブツブツブツ」ドサッ
サトシ「あの子がギラティナの影から……!」
スイレン「吐き出された…?」
ラニュイ「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイダシテダシテダシテ」ブツブツブツブツ
アセロラ「無限暗夜の暗闇はね?こっちの世界とは時間の流れが違うの!」
アセロラ「こっちの世界にでは一瞬でもね?きっとラニュイは……」
ラニュイ「ダシテダシテダシテオネーチャン」ブツブツブツブツ
アセロラ「……1ヶ月間くらいは何もない暗闇に閉じ込められてたんじゃないかな?」
サトシ、スイレン、リーリエ「…………」ゾッ
ラニュイ「ゴメンナサイダシテダシテダシテ………」ジョオオオ
アセロラ「!」
アセロラ「あー、もう!人前でお漏らしなんて恥ずかしいでしょ?」
ラニュイ「ブツブツブツブツ」ガタガタガタガタ
サトシ、スイレン、リーリエ「(アセロラは絶対に怒らせないでおこう…)」ゾクッ
『あー、あー、お客様?』
アセロラ「!」
ルミタン『ラニュイば倒すとは、流石は勇者様御一行やけん』
ルミタン『さぁ、先へお進み下さい。次のステージで……』
ルミタン『対戦相手がお待ちかねばい』
第2ステージ
リーリエ「ここが次のステージですか…」
スイレン「ここに次のシャトレーヌ姉妹が……」
アセロラ「!」
アセロラ「みんな!見て!」
サトシ「あれは!」
「よ、ようこそおいでば下さいましたお客様っ!」
ルスワール「う、ウチ、その……!このステージでお客様の相手ばする……その…」モジモジ
ルスワール「よ、シャトレーヌ四人姉妹の三番目で……」
ルスワール「宵のルスワールいいますけん!」
ルスワール「よ、よろしくお願いばいたしますっ!」ペコリ
サトシ「……ルスワール!」
アセロラ「ふぁ、サトシ、知り合いなの?」
サトシ「……ああ…」
スイレン「てゆーか、戦えるのアレ?」
リーリエ「(あのモジモジ具合に萌えーです!)」キュルルン
リーリエ「(はっ!危ない危ない!あの方達は敵です!)」
リーリエ「(惑わされてはダメです!リーリエ!がんばリーリエ!)」
ルスワール「うぅ…あ、あれって…」モジモジ
リーリエ「萌えー!!」クワッ
アセロラ「うるさいよリーリエ」
ルスワール「!」
ルスワール「しゃ、シャトシ!」パアァ
サトシ「……ルスワール、お前……」
ルスワール「……あ、会いたかったばいサトシ!」
サトシ「……そうか…ここは俺が……」スッ
ルスワール「う、ウチ…会った時からずっとサトシの事ば考えとって……!」
サトシ「そんなに俺を倒したかったのかルスワール…」
ルスワール「……さ、さっきサトシがハウスば来た時はびっくりしたけん…///」モジモジ
ルスワール「……き、昨日、色んな服ば持ってきたけど…ど、どれもウチには勿体なすぎて…」モジモジ
ルスワール「け、結局普段着でサトシに会う事にしたばい……!その…どやろか…?」モジモジ
サトシ「…………え?」
ルスワール「……ルミタン姉様がウチの王子様なら、どんな格好のウチでも好いてくれる言うとったけん/////」モジモジ
サトシ「王子様?」
ルスワール「……サトシ、ばり愛しとう…」
スッ
ルスワール「!」
サトシ「!」
スイレン「…………………」
サトシ「スイレン?」
ルスワール「な、何ばい?う、ウチは今サトシと話ばして……」
スイレン「ルスワール?だっけ?あなたさ」
ルスワール「?」
スイレン「血生臭いよ」
ルスワール「!」
ルスワール「>>安価」
安価 近いレスの中
気のせいじゃない?
サトシ・・・誰このヒンバス女
そうやって相手を陥れて動揺させれば自分の都合のいい展開になるなどとその気になってたお前の姿はお笑いだったぜ
サトシ「……血?」
ルスワール「………き、気のせいばい…」
ルスワール「う、ウチ…今日サトシば会うためにちゃんとシャワー浴びてきたばい……」
ルスワール「……そ、その……な、何があ、あああってもいいように////」モジモジ
サトシ「?」
スイレン「……………」
ルスワール「それを…酷かぁよ…」
ルスワール「………き、きっと、う、ウチを動揺さ、させようとする為の策略たい!」
スイレン「……何言ってるの?」
ルスワール「さ、サトシ!このヒンバス女なんなん!?」
サトシ「え…?」
ルスワール「……………」グイッ
ルスワール「……………ウチの王子様に近づかんといて?」
ルスワール「このヒンバス女」
スイレン「それはこっちのセリフなんだけど?」グイッ
スイレン「このメンヘラ女」
アセロラ「ひ、ひぇ~…あの娘もスイレンもおっかないよぉ…」
リーリエ「(いえ、アセロラも充分おっかないですよ?)」
リーリエ「(そ、そんな所も愛してますけど////)」ポッ
ルスワール「………カプ・レヒレ…」ボンッ
レヒレ「アアアア……!!」バリバリ
リーリエ「またダークオーラを纏った守り神です!」
ルスワール「……さ、サトシ!こ、この間はウチのポケモンをば、見せてあげられなくてごめんね?」モジモジ
ルスワール「こ、これが、ウチのパートナーのカプ・レヒレやけん…////」
レヒレ「ウ…アアアア……」バチバチ
サトシ「……………」
ルスワール「ど、どやろか?////」モジモジ
安価 サトシがルスワールのカプ・レヒレを見た感想 近いレスの中
可愛いね
疲れてるっぽいけど
サトシ「カプ・レヒレか…守り神なんだっけ?可愛いポケモンだな」
ルスワール「……さ、サトシ……!」パアァ
サトシ「でも、何て言うかさ、そのポケモン…疲れてるっていうか……」
サトシ「苦しんでないか?」
ルスワール「!」
ルスワール「……こ、これは仕方無かぁよ…ダークオーラはポケモンば、つ、強くしてくれる代わりにポケモン身体のにばり負担がかかるけん……」
ルスワール「つ、強くなる代償ばい、仕方無か…」
ルスワール「サトシも強いトレーナーや強いポケモンは好きやろ?」
サトシ「……そうだな、確かに強いポケモンや強いトレーナーは大好きだ」
アセロラ「サトシ!?」
リーリエ「なにを!」
ルスワール「さ、サトシ…////」
サトシ「でもさルスワール」
ルスワール「?」
サトシ「ポケモンを苦しめる奴は大っ嫌いだよ!」
ルスワール「!?」
スイレン「サトシ……」
ルスワール「……………」キッ
スイレン「!」
ルスワール「………アンタのせいやけん…」ヨロッ
スイレン「………え?」
ルスワール「あ、アンタが余計な事ば言うからっ!」
ルスワール「カプ・レヒレ!」
レヒレ「アアアア!」
フシュー
スイレン「!」
アセロラ「ふぁ!?霧?」
リーリエ「恐らくカプ・レヒレのミストメイカーによるミストフィールドです!」
サトシ「スイレン!」
ルスワール「………ぜ、絶対に…許さんばい……!ヒンバス女!」グスッ
スイレン「………カイオーガ!」ボンッ
カイオーガ「オーガァ!」
ザーザー
アセロラ「ふぁ、今度は雨!?」
リーリエ「……室内で雨と霧が同時発生…もうメチャクチャですね…」
スイレン「(霧が深い…カイオーガの雨を遮る程なんて…これがダークポケモンの力……)」
ルスワール「カプ・レヒレ」ボソ
スイレン「!?」
ルスワール「ムーンフォース」
レヒレ「アアアア…」シュウウ
ビー!
カイオーガ「オーガァ!」ドッ
スイレン「カイオーガ!」
モヤッ
スイレン「……いったい何処から攻撃を…」
スタスタ
スイレン「!」
ルスワール「………………」
スイレン「………え?」
ルスワール「……………」スッ
バキッ
スイレン「うっ…」ドサッ
スイレン「な、何を……」
ルスワール「うぅ…うえっ…ぐすっ」
スイレン「泣いて…る……」
ルスワール「…さ、サトシは…う、ウチの王子様ばい!」
ルスワール「あ、アンタなんかが…」グスッ
ドカッ バキッ
スイレン「……うぁ……」
ルスワール「……ゆ、許さんばい!…こ、コロしちゃるけん!」グスッ
スイレン「ぅあっ…!」ドサッ
モヤッ
アセロラ「……いったい霧の中で何が…」
リーリエ「なにやら叫び声のようなものと泣き声のようなものが聞こえるような……」
サトシ「(スイレン…ルスワール…)」
ルスワール「あ、アンタなんか…しんじゃえばいいばい!」
ドカッ
スイレン「……いい加減にしてよ!」ドンッ
ルスワール「……きゃあっ!」ドサッ
ルスワール「………>>安価」
安価 近いレスの中
ぶったね…お姉ちゃんにもぶたれたことないのに!!
ルスワール「…………ぶった……」ボソ
スイレン「……………?」ハァハァ
ルスワール「ね、姉様にもぶたれた事ば無かのに…」グスッ
スイレン「!?」
ルスワール「もう、いやばい…帰りたか……」ボソボソ
ルスワール「あ、あの子ば八つ裂きにして…サトシと一緒に帰るばい…」グスッ
スイレン「な……」
ルスワール「カプ・レヒレ!」
レヒレ「アアアア!」ズオオ
ルスワール「ダークラッシュ!」
レヒレ「ァ…アアアア!」
モヤッ
スイレン「(また霧に消え……)」
ズバッ ズバッ
カイオーガ「オーガァ!」
スイレン「カイオーガ!」
スイレン「(くっ…霧の中から攻撃してくるせいでかわせない…)」
レヒレ「ァ…ァ…」ピクピク
ルスワール「………カプ・レヒレ。す、少し休んだらすぐ攻撃ばい」
ルスワール「つ、次は…ヒンバス女ごと八つ裂きばい!」
スイレン「(……どうすれば………)」
ポツン ポツン
スイレン「!」
スイレン「………そうだ…天候は何も霧だけじゃなかったね……」
ルスワール「カプ・レヒレ!」
レヒレ「ァ…ァ…アアアア…」メキメキ
スイレン「カイオーガ!」
カイオーガ「オーガァ!」
ルスワール「こ、この霧ん中で、な、なんばしよっと、む、無駄やけん!」
スイレン「雷!」
カイオーガ「オーガァ!!!」
ルスワール「!?」
ゴロゴロゴロ
ドッカーン!!
アセロラ「ふ、ふぁー!」
サトシ「な、何だ今の衝撃は……!」
リーリエ「……霧が晴れて…!」
リーリエ「!」
リーリエ「見て下さい!カプ・レヒレが!」
レヒレ「ァ…ァ…」ピクピク
ルスワール「カプ・レヒレ!」ダッ
スイレン「………勝負あったね。ルスワール!」
ルスワール「!」
スイレン「……私とカイオーガの勝ちだよ。さぁ、早く次の部屋に通して」
ルスワール「っ…………!」
アセロラ「ふぁー!スイレンが勝ったよ!」
リーリエ「やりました!」グッ
ルスワール「…………ま、まだばい……」
スイレン「……え!?」
ルスワール「ま、まだ勝負はついてなかよ!」
ルスワール「う、ウチ…何するんでも度胸が無か子で……」
ルスワール「いっつも姉様達の後ろば隠れてたけん……」
ルスワール「で、ででででも…サトシの真っ直ぐで自信に溢れた瞳ば見て…」
ルスワール「う、ウチ何かでも…あ、あんな風になれるかなっ………て……」
サトシ「……ルスワール…」
ルスワール「…………ごめんなさいルミタン姉様……」
ルスワール「………アレ……使うばい……」
スイレン「………アレ?」
アセロラ「スイレン!気をつけて!何かする気だ!」
ルスワール「………もう遅かーよ……」
ルスワール「カプ・レヒレ」
レヒレ「……………」ピクッ
ルスワール「………ガーディアン・デ・アローラ!!!」
レヒレ「ア……アアアアア!!!」
メキメキ
リーリエ「カプ・レヒレの様子が…!」
メキメキ
サトシ「あ、あれは……」
メキメキ
スイレン「…………………」
レヒレ「アアアア!!」バチバチ
ズオオ
アセロラ「ふぁ…でっかい巨人に……」オクチアングリ
ルスワール「カプ・レヒレ!」
ルスワール「カイオーガとスイレンを踏み潰すばい!」
レヒレ「アアアア!」
ブンッ
サトシ「スイレン!」
スイレン「……カイオーガ!」ピカー
カイオーガ「オーガァ!!」ピカー
ルスワール「!?」
アセロラ「スイレンの紋章が……!」
スイレン「いくよ!カイオーガ!」
スイレン「根源の波動!!」
カイオーガ「オーガァァァァ!!」シュウウ
ズ┣¨┣¨┣¨┣¨
レヒレ「!?」
ルスワール「…………な!?」
レヒレ「ア…アアアア…!」ドドド
スイレン「いっけー!」
カイオーガ「オーガァァァ!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨
ルスワール「そ、そんな………」
ルスワール「嘘ばい!カプ・レヒレ!」
レヒレ「ア……アアアア!!」
シュウウウ
レヒレ「………………」バタリ
ルスワール「ぁ…そん…な……」
ルスワール「う、ウチが……カプ・レヒレが………」ガクッ
ルスワール「う……うぅ…!ひっぐ…えっぐ……」グスッ
サトシ「………ルスワール…」
ルスワール「さ、サトシぃ………」グスッ
スイレン「………………」スタ
ルスワール「!」
ルスワール「>>安価」
安価 近いレスの中
スイレン・・・これからはあなたが真のお姉様となってください・・・
わたしが悪かったばい…
ルスワール「ま、負けたばい……」ガタガタガタ
スイレン「?」
ルスワール「う、うううウチ…負けたばい……ま、負けた子は悪い子やけん…」ガタガタガタ
スイレン「……ルスワール?」
ルスワール「う、ウチ、ルミタン姉様やカスミ様にオシオキばされるばい!」
サトシ「オシオキ……?」
アセロラ「どういう事?」
リーリエ「……ですが…あの怯えかたは尋常では……」
ルスワール「スイレン!アンタのせいばい!」
ルスワール「あ、アンタがウチの真の姉様ばなって、ウチをば助けてよ!」グイッ
スイレン「ちょ、ちょっとどういう……」
サトシ「なぁ、どうなってるんだよ…」
ルスワール「サトシ……」
ルミタン『見苦しかよ?ルスワール』
ルスワール「!」ビクッ
ルミタン『ルスワール。アンタは負けたけん。大人しくお客様を次の部屋へ通してやりんしゃい』
ルスワール「………ご、ごごごごごめんなさい姉様……」ビクビク
サトシ「………………」
ルミタン『それと……後でウチの部屋ば来んしゃい…』
ルスワール「…………はい…姉様…」
スイレン「なんかさ……」
サトシ「……ああ……」
リーリエ「……………………」
ルミタン『お客様。妹が申し訳ありませんでした』
ルミタン『ここまで全勝とはさすが勇者御一行様でございますね?』
ルミタン『さぁ、次のバトルステージへどうぞ』
キイー
ルスワール「……………」
アセロラ「………みんな、次に進もう…」
第3ステージ
アセロラ「ここが次のバトルステージかぁ」
スイレン「………………」
サトシ「………次のバトルシャトレーヌは」
サトシ「あいつか」
ラジュルネ「ラニュイやルスワールを倒すとは、なかなかやるわね?」
ラジュルネ「ようこそ第3ステージへ」
ラジュルネ「私は昼のラジュルネ」
ラジュルネ「ここ、バトルハウスを仕切るシャトレーヌ四姉妹の次女よっ!!」
リーリエ「はい、美少女」
ラジュルネ「前の部屋では妹達が醜態を見せたみたいね?」
サトシ「……………」
ラジュルネ「……ごめんなさい?妹達は私やルミタン姉様と違って善悪の区別というものがついてないの」
ラジュルネ「でも安心して?私は妹達とは違って、何が正しいか…何が悪いかの道理はわかっているつもりよ?」
スイレン「……威張って言う事じゃないよ」
アセロラ「……マーシュさんやカレンちゃん達をあんな目に合わせておいて、善悪の区別がついてる?」
アセロラ「……そんなの…おかしいよ…!」
ラジュルネ「さすが勇者様の言う事は違うわね?」クスッ
リーリエ「(萌えてはダメ!萌えてはダメ!)」ガンガン
アセロラ「リーリエ…なんで頭を打ちつけてるの?」
スイレン「とうとう頭がおかしくなったか……」
ラジュルネ「さぁ、チャレンジャーはどの方?」
ラジュルネ「この私があなた方の実力…直々に計ってあげましょう!」
サトシ「……俺がいく」スッ
スイレン「サトシ!」
ラジュルネ「まずはあなたからね?」
ラジュルネ「……言っておくけど私…」
ラジュルネ「未熟な妹と達と違って甘くないわよ?」ニヤッ
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
それでも・・・ポケモンを使って人を傷つける奴に俺は負けない!
闇のゲームのはじまりだぜ!
サトシ「お前がどんなに強くても…」
サトシ「……それでも、俺はポケモンを使って人を傷つけるような奴には負けない!」
ラジュルネ「……………」
アセロラ「ふぁ、サトシなら大丈夫だねっ!」
スイレン「うん!私の知ってるサトシはあんな奴には負けないよ!」
リーリエ「ですね!」
ラジュルネ「……あなたがルスワールの言ってた"王子様"ね?」
サトシ「!」
ラジュルネ「……まったく…ルスワールもこんな奴の何がいいんだか……」ハァ
スイレン「さ、サトシがこんな奴?」カチン
リーリエ「抑えてください!スイレン!」サワサワ
スイレン「どさくさに紛れておっぱい揉まないでよ!」
リーリエ「揉む程無いじゃないですか」
ラジュルネ「アタシさぁ……」
サトシ「?」
ラジュルネ「アンタみたいなアマっちょろい奴、ばり嫌いやけん」ギロッ
アセロラ「ふぁ、あの人喋り方が……」
ラジュルネ「おっと、失礼…」
サトシ「……いいから早く始めようぜ!」
ラジュルネ「そうね…じゃあ、ゲームを始めようかしら?」
サトシ「ホウオウ!君に決めた!」ボンッ
ホウオウ「ホウー!」バサッ
ラジュルネ「……七色の羽をもつ者ホウオウ…美しいね……」
ラジュルネ「じゃあ、こちらは……」
ラジュルネ「行きなさい!カプ・テテフ!」ボンッ
テテフ「ウウウ!!」バリバリ
スイレン「ダークオーラを纏ったカプ・テテフか……」
アセロラ「……あのポケモンも苦しんでる……可哀想だよ…」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
胸もみ
(あれ、アセロラから黒いオーラが見えたような・・・気のせいでしょうか)
リーリエ「(アセロラがアングリーです…アセロラからも黒いオーラが見えるような気がします…)」
リーリエ「(ここは…妻である私が落ち着かせなくては!)」ヨシッ
リーリエ「アセロラ!落ち着いて下さい!」サワサワ
アセロラ「ひゃっ////」
スイレン「リーリエ!何でアセロラのおっぱい揉んだの!?」
リーリエ「え?揉む程無いでは…………」
バチン
アセロラ「次やったら無限暗夜に誘うからね?」
リーリエ「ゴメンナサイ」ジンジン
ラジュルネ「ふんっ」
グニャリ
サトシ「これは!?」
リーリエ「あ、あれは!?カプ・テテフのサイコメイカーによる……」
ラジュルネ「サイコフィールド」
ラジュルネ「ここからは私とテテフのテリトリーよ?」クスッ
サトシ「そうはさせるか!ホウオウ!火炎放……」
キラキラ
ホウオウ「オウ…?」クラクラ
サトシ「ホウオウ!?」
アセロラ「……ホウオウ…どうしちゃったの?」
ラジュルネ「ふふっ」クスッ
サトシ「!?」
ラジュルネ「カプ・テテフの燐粉は身体を活性化させ人々を癒す力があると言われている……」
ラジュルネ「でも…ダーク化したカプ・テテフの燐粉は人々を狂わせ壊す…」
サトシ「な、なんだって!?」
リーリエ「そ、そんな…伝説のポケモンを狂わす程の燐粉なんて……」
スイレン「サトシー!」
ラジュルネ「カプ・テテフ!ムーンフォース!」
テテフ「ウウウ…!!」ビー
ホウオウ「ホウー!」ドカッ
サトシ「ホウオウ!」
ラジュルネ「……言ったわよね?」
サトシ「!」
ラジュルネ「アタシは妹達と違ってアマくなかよ?」ニヤリ
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
愛するセレナが応援してくれる限り俺は絶対に負けない
そんなの関係ない!
上等だ!これくらいのピンチなんてはねのけてやるぜ!
サトシ「上等だ!これくらいのピンチはね除けてやる!」
ラジュルネ「頭が悪いのね?根性だけで状況を覆せる程ポケモンバトルはアマくないのよ?」
ラジュルネ「(とは言え……)」チラッ
ホウオウ「オウ……」クラッ
ラジュルネ「(ダークテテフの燐粉ばくらってふらつく程度……流石は伝説のポケモンいったところやけんね……)」
サトシ「ホウオウ!神通力だ!」
ホウオウ「オウ!」グニャン
ラジュルネ「テテフ!神通力でねじ伏せなさい!」
テテフ「ウウウ!」グニャン
ホウオウ「!?」
ホウオウ「オウー!」バキッ
サトシ「ホウオウ!」
リーリエ「……ホウオウの神通力をねじ伏せた……」タラーッ
ラジュルネ「状況が理解できたかしら?」
サトシ「!」
ラジュルネ「私のカプ・テテフは他のポケモンとは一線を画すダークポケモン」
ラジュルネ「更には、サイコフィールドにより増幅されたエスパータイプの技。そして燐粉により万全ではないホウオウ…」
サトシ「……………」
ラジュルネ「私…強いトレーナーにしか興味が無いの…」
ラジュルネ「諦めるのならば、さっさと尻尾を巻いて帰っていただけるかしら?」クスッ
スイレン「サトシ……」
サトシ「………へっ」
ラジュルネ「!?(笑った!?)」
サトシ「関係ないね」
サトシ「……燃えてきたぜ」
ホウオウ「オウ!」バサッ
ラジュルネ「(コイツ…いったいなんなん……)」
アセロラ「サトシらしいね?」クスッ
リーリエ「ですね」フフッ
スイレン「サトシ!早くそいつやっつけちゃえ!」グッ
ラジュルネ「(この不利な状況で仲間も心配ばする様子も無し……)」
ラジュルネ「…………………」
ラジュルネ「面白かね」ボソ
サトシ「とは言え、この状況は良くないのは確かだな、よし!ホウオウ!」
ホウオウ「!」
ホウオウ「オウ!」ガンッ
ラジュルネ「自分で自分の頭を打ちつけた!?」
サトシ「よし!俺もだ!」ガンッ
ラジュルネ「!?」
サトシ「……す、すっきりしたかホウオウ?」フラー
ホウオウ「オウ!」フラー
リーリエ「サトシが頭を打ちつける必要はないのでは……?」
アセロラ「ふふっ 」クスッ
ラジュルネ「コイツら……メチャクチャばい……」タラーッ
サトシ「ホウオウ!火炎放射で燐粉を全部焼き尽くせ!」
ホウオウ「オウー!」
ボオオオ
ボンッ ボンッ ボンッ
テテフ「!?」
ラジュルネ「な……」
ラジュルネ「テテフの燐粉を全部焼き尽くした!?」タラーッ
サトシ「よし、いくぜホウオウ!」
ホウオウ「オウー!!」
ラジュルネ「………………」
ラジュルネ「>>安価」
安価 近いレスの中
クソガンモ
あなたの印象を変えた方がいいわね
ラジュルネ「クソが…」ジリッ
アセロラ「ふぁ!?クソガンモ!?」
リーリエ「アセロラったら、はしたないですよ?////」キャッ
ラジュルネ「……アンタ…ただの馬鹿やと思っとったけど…」
ラジュルネ「……印象、少しば変えた方がよかけんね……」タラーッ
サトシ「いくぜホウオウ!」
ホウオウ「ホウー!」シュウウ
スイレン「ホウオウに光が集まってく!」
ラジュルネ「くっ…!やらせんばい!」
ラジュルネ「テテフ!ダークラッシュ!」
テテフ「ウウウ!」バリバリバリ
ホウオウ「……………」
バチッ
テテフ「!?」
ラジュルネ「だ、ダークラッシュが弾かれた!?」
サトシ「ゴッドバード!」
ホウオウ「オウー!」グッ
ギュイーン!!
ラジュルネ「くっ、テテフ避け……」
テテフ「ウ……ウ…」ピクピク
ラジュルネ「(ダークラッシュの反動で!?)」
サトシ「うおおおー!」
ホウオウ「オウー!」ギュイーン
アセロラ「やっちゃえー!サトシ!ホウオーウ!」
ラジュルネ「くっ…」
テテフ「ウウ……!」ピクピク
ドーン!!
テテフ「ウウウー!」ドッ
ラジュルネ「カプ・テテフー!」ダッ
リーリエ「サトシが勝ちました!」
スイレン「(さすが私の旦那////)」
サトシ「へへっ!やったな!ホウオウ!」
ホウオウ「オウ!」グッ
ラジュルネ「………………」
テテフ「ウウ…」ヨロッ
ラジュルネ「…………ふっ…フフ…」
サトシ「?」
ラジュルネ「アンタもホウオウもばり強かねー…正直信じらんねー!」
リーリエ「ラジュルネさんの様子が…?」
ラジュルネ「アンタ…責任ばとりんしゃいよ?」
ラジュルネ「アタシのハートにカッチンと火が点いたとよ!」
サトシ「!」
ラジュルネ「カプ・テテフ!」
テテフ「ウー!」ビカー
ラジュルネ「ガーディアン・デ・アローラ!!」
テテフ「ウー!!!」
ゴゴゴゴ
アセロラ「ふぁ!あれは!」
スイレン「ルスワールと同じ…」
リーリエ「光の巨人です!」
ラジュルネ「やりんしゃい!カプ・テテフ!」
テテフ「ウウウー!!」バチバチ
ブンッ
スイレン「サトシ!」
サトシ「…へへっ」
ラジュルネ「!?」
サトシ「ハートに火が点いたって?」
サトシ「悪いな!俺はずっと点きっぱなしだよ!」ピカー
リーリエ「サトシの紋章が……」
ホウオウ「オウ!」ピカー
スイレン「ホウオウの身体も金色に!?」
ラジュルネ「くっ……テテフ!」
テテフ「ウー!!!」ブンッ
ジュウ
テテフ「!?」
ラジュルネ「……カプ・テテフの拳が焼けた!?」
アセロラ「………ホウオウが覚醒したんだ…」
スイレン「え!?」
リーリエ「覚醒!?」
アセロラ「今のホウオウは聖なる炎の塊……」
アセロラ「ハートゴールド!」
勇者とは別にブレない主人公系キャラがいるとかある意味ズルいパーティだなw
ラジュルネ「ハートゴールド!?」
サトシ「ゼンリョクで決めるぜ!ホウオウ!」
ホウオウ「オウ!」
ボボボ ボボボ ボボボ
スイレン「金色の炎……!」
リーリエ「キレイです……」
アセロラ「覚醒したホウオウの炎は全てが聖なる炎…」
アセロラ「やっぱりサトシはカッコいいや」ニコッ
サトシ「火炎放射!」
ホウオウ「ホウ!」ボオオ
ラジュルネ「金色の火炎放射!?」
テテフ「ウ……」ボボボ
テテフ「ウゥ……」ボボボ
ラジュルネ「(カプ・テテフのダークオーラが金色の炎で浄化されていく……)」
テテフ「ゥ……」ドサッ
ラジュルネ「カプ・テテフ………」
ラジュルネ「…………クソっ………!」ガクッ
ホウオウ「……………」シュウウ
リーリエ「ホウオウが元の色に戻っていきます……」
サトシ「ふぅ、何とか勝てたかぁ…」ドサッ
サトシ「サンキューな?ホウオウ!」
ホウオウ「………………」コクリ
スイレン「サトシー!」
サトシ「!」
スイレン「やったね!サトシ!」ダキッ
サトシ「お、おいスイレン…」
アセロラ「カッコ良かったよぉ!」
リーリエ「さすがサトシですね!」
サトシ「へへっ」
ラジュルネ「………………」
サトシ「おい!」
ラジュルネ「!」
サトシ「今度はさ、ダークポケモンとか無しで勝負しようぜ?」
ラジュルネ「………え?」
サトシ「またバトルしようぜ!ラジュルネ!」
ラジュルネ「………………………」
ラジュルネ「フッ、なんねそれ?」クスッ
ラジュルネ「………アタシの完敗やけん…」
バトルハウス ラストステージ
アセロラ「いよいよここが最後だね!」
リーリエ「ここにマーシュさんが……」
スイレン「……みんな、覚悟はいい?」
サトシ「いくぜ!」
キイー
「ようここまでばいらっしゃいましたお客様」
ルミタン「ラニュイ、ルスワールどころかラジュルネまで倒すとは…ウチ、驚きやけん」
ルミタン「さすが勇者様御一行やね?」ニコッ
アセロラ「………………」
スイレン「……余裕ぶっこいちゃって…」
ルミタン「あいさつが遅れてしまいましたね?」
ルミタン「ウチは、シャトレーヌ四姉妹の長女朝のルミタン申します」
ルミタン「ふつつか者のウチですが、精一杯、真心ば込めて、お客様をオモテナシさせていただくけん」
ルミタン「よろしくお願いしますね?」ニコッ
サトシ「な、何か想像と違うなぁこの人…」
スイレン「そ、そうだね…鬼畜四姉妹の長女だって言うからもっと怖い人かと…」
アセロラ「………………」
ルミタン「ウフフ」ニコニコ
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
マーシュさんは無事なんでしょうね?
リーリエ「マーシュさんは無事なんですよね?」
ルミタン「ええ、それはもう…丁重にオモテナシしておりますけん」ニコッ
サトシ「う、う~ん……」
スイレン「何か…気が抜けるなぁこの人……」
アセロラ「…………」
ルミタン「フフフ」ニコニコ
アセロラ「(………みんな…気を抜きすぎだよ……)」
アセロラ「(この人…ニコニコ笑ってるように見えるけど、すっごく酷い人だ…!アセロラにはわかるの…)」
アセロラ「(ここはアセロラが行くしか……)」
ルミタン「さぁ?最初のお客様は誰ですか?」ニコッ
アセロラ「ここはアセロラが……」スッ
リーリエ「シオネさんの指……」
ルミタン「!」
リーリエ「潰したのは……貴女ですよね?」
サトシ、スイレン「!?」
ルミタン「……ええ、そうやけんよ?」ニコッ
スイレン「……な……」
サトシ「笑ってる…?」
リーリエ「……シオネさんはマーシュさんに憧れていたそうです…」
リーリエ「シオネさん言っていました。いつかは私もマーシュさんのようなデザイナーになって素敵な衣装を作り、皆を喜ばせたい、と…」
リーリエ「……シオネさんにとって手は命の次に大切な物のハズです……それを…」
ルミタン「……だからこそやけん…」
リーリエ「……………」
ルミタン「ウチな?可愛い子の悲鳴が大好きやけん」
ルミタン「シオネちゃんばり可愛かよ、ウチの好みやったんよ」
ルミタン「そんな可愛か娘が…命のように大切にしとる指も夢も、突然現れたウチみたいなんに潰され泣き叫ぶ姿……」
ルミタン「ばり可愛かったけん…」ウットリ
ルミタン「ウフフ…思い出したら、またイってしまいそうばい…」ハァハァ
リーリエ「………………」
スイレン「……狂ってる…!」
アセロラ「……アセロラ…この人の言ってる事、何一つ理解できないよ!」
サトシ「同感だ!」
サトシ「でも、一つ言える事は、こいつは絶対に許せない!」
ルミタン「ウフフ、早くお客様の悲鳴ばウチに聞かせてほしいけんなぁ」
アセロラ「……もう完っ全にアングリーだよ!」ダッ
スッ
リーリエ「アセロラ、これを預かっていて下さい」スッ
アセロラ「……帽子?」ファサッ
リーリエ「……ルミタンさん、あなたとても美しいですね」
ルミタン「ウフフ、ありがと♪」
スイレン「リーリエ!何言って……」
リーリエ「私、可愛い女の子は大好きです……でも…」カミノケシバリ
リーリエ「……女の子を泣かす人は、例えどれだけ美しくとも許せません!」キュッ
ルミタン「……………」
アセロラ「リーリエ…」
スイレン「……リーリエが美人相手にアングリーだ…」
サトシ「……ポニテにまでして…気合い入ってんなぁ……!」
リーリエ「ルミタンさん」
リーリエ「貴女の相手は私がします!」キッ
ルミタン「>>安価」
安価 近いレスの中
マンダは初手龍舞や
綺麗な髪やなぁ・・・全部むしり取ってみたいわぁ♪
クソザコナメク地雷のあなたが廃人ロードの主に勝てるとでも?
ルミタン「リーリエちゃん…言いましたか?」
リーリエ「?」
ルミタン「聞けばリーリエちゃんお姫様ばしとるらしいけんな?」
リーリエ「……それがどうかしましたか?」
ルミタン「いえ、ただ…リーリエちゃんみたいなお姫様が、バトルシャトレーヌの長女であるウチに勝てるきばしとるのが、ばり可愛くてな?」
リーリエ「…………………」
ルミタン「………リーリエちゃん…キレーな金髪の髪しとるけんね?」
ルミタン「………リーリエちゃん…ばり可愛かぁ…ウチの好みドストライクやけん……」
ルミタン「その髪…むしりとったらどんな声で泣くんやろ…」ゾクゾク
リーリエ「っ…………!」ゾクッ
スイレン「な、何あの人……」ギュッ
アセロラ「気持ち悪いよぉ……」ギュッ
サトシ「ちょっと、くっつくなよ…」
リーリエ「……………」スッ
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
ほしぐも「ぴゅい!」
アセロラ「ふぁ!月の笛とほしぐもちゃんだ!」
スイレン「速効でキメる気だねリーリエ!」
ルミタン「……………」ニヤッ
ルミタン「カプ・ブルル!」ボンッ
ブルル「イイイ……!」バチバチ
サトシ「ダークオーラを纏ったカプ・ブルル……」
シュルシュルシュル
リーリエ「!」
サトシ「な、なんだ!」
アセロラ「部屋の中が森になった……」
リーリエ「……うっ… 」アタフタ
パシン
リーリエ「あっ…!」
ポト
リーリエ「月の笛が!」
ルミタン「この森はカプ・ブルルのグラスメイカーによるグラスフィールド」ヒョイ
ルミタン「やっぱリーリエちゃん、お姫様やけん。ダメですよ?バトルばするなら、この程度の事態で動揺ばしたら?」
ルミタン「大事な物……敵に取られちゃうばい」ニコッ
アセロラ「月の笛があいつに!」
リーリエ「返して下さい!」
ルミタン「……返せと言われて、返す訳なかとよ?」
ルミタン「ウフフ、この笛……リーリエちゃんの臭いがするばい…」クンクン
ルミタン「お、美味しそう…」ゾクゾク
リーリエ「………うっ……」ゾクッ
ルミタンは月の笛をどうするか
安価 近いレスの中
返す
サトシ「リーリエ!」
スイレン「リーリエに笛返しなよこの変態!」
ルミタン「………外野がしゃーしかね…」
ルミタン「シャットアウト」
ブルル「イイイ!」
シュルシュルシュル
アセロラ「ふぁ!蔓が……!」
シュルシュルシュル
「……………!」 「…………………!!」
ルミタン「ウフフ、やっと二人っきりばなれたけんね?リーリエちゃん♪」
リーリエ「うぅ………」
ルミタン「……リーリエちゃん…笛、返してほしか?」
リーリエ「………………」
ルミタン「リーリエちゃんばり可愛か、特別に返してあげるばい」ニコッ
リーリエ「な、なにを……」
ルミタン「ほ~ら!」スッ
バキッ
リーリエ「……ぁっ!…」ドッ
リーリエ「う、ぅぅ……」ドボドボ
ルミタン「ぁ…あぁ……リーリエちゃんの悲鳴ば………最高ばい……」ゾクゾク
ルミタン「り、リーリエちゃんの血ィ…真っ赤で……キレー……」ハァハァ
ほしぐも「ぴゅ、ぴゅいー!」ダッ
ルミタン「ウチは今、リーリエちゃんと愛しおうとるんよ?邪魔ばせんといて?」
ルミタン「カプ・ブルル」
ブルル「イイイー!」バキッ
ほしぐも「ぴゅ……」ドサッ
リーリエ「ほしぐもちゃん!」
ルミタン「さぁ、リーリエちゃん。続きシヨ?」ニコニコ
リーリエ「(……………幸い月の笛は今私の手元に……)」
リーリエ「(何とかスキをついてほしぐもちゃんをルナアーラに……)」
ルミタン「草結び」
ブルル「イイイ!」
シュルシュル
リーリエ「なっ………!」グルグル
リーリエ「うあっ……!」ドサッ
ルミタン「………リーリエちゃん、今悪さば考えとったね?オシオキばい」ニコニコ
リーリエ「うぅ…………」グイグイ
ルミタン「……………」ファサッ
ルミタン「……リーリエちゃんのキレーな金髪……ばりいい匂いやけん……」クンクン
リーリエ「な、何を……!」ゾクッ
ルミタン「……このシャンプー…何処のば使っとるの?クノエの旅館?」クンクン
リーリエ「……………」
ルミタン「ウチもリーリエちゃんと同じのがいい……後でクノエの村ば燃やして同じシャンプー盗ってくるばい♪」
リーリエ「……あ、貴女はいったい何なのですか!」
ルミタン「………ちょっと意味ばわからなかとね?」
ルミタン「ウフフ、とりあえず……」グイッ
ブチッ
リーリエ「あ……あぁああっ……!」
ルミタン「ウフフフフフ♪リーリエの髪の毛ゲットばい!」
ルミタン「あぁ…リーリエちゃん可愛か声で泣くばい……」ウットリ
ルミタン「あハ♪」
ブチッ
リーリエ「う…ぅああ……!」
ルミタン「……可愛い……!…可愛い……!可愛い可愛い可愛い可愛い!」
ルミタン「アハハハハハハ♪」
リーリエ「(うぅ……怖い……でも……!)」
リーリエ「…………………!」キッ
ルミタン「………なんねその目は?」
ルミタン「……リーリエちゃん、ウチば怖いんやろ?素直になりんしゃい」
ルミタン「リーリエちゃんがウチば怖がってくれる事がウチらの愛の証拠やけん」
リーリエ「………随分歪んでるんですね?」グググ
ルミタン「………………」グイッ
ブチッ
リーリエ「あぅっ!」グッ
ルミタン「どう?怖い?」ニコッ
リーリエ「………全然…怖くない……です!」ギリ
ルミタン「………強情やけんねリーリエちゃん」
ルミタン「………よか事思いついたばい…」
リーリエ「!?」
ルミタンが思いついた拷問
安価 近いレスの中から
達磨にする
記憶喪失
服を脱がして行く
ルミタン「う~ん…ここはやっぱオーソドックスに……」
ルミタン「服ば1枚1枚剥いでって、最後は手足ばちょん切ってウチだけのモンにしましょ」ジュルリ
リーリエ「!?」
リーリエ「な、何を!やめて下さい!」
ルミタン「いやばい」ニコッ
ルミタン「さて、まずは……」
ルミタン「下からいこか?」
リーリエ「や、やめて!」
スルッ
リーリエ「…………!」ガクガクガ
ルミタン「ウフフ♪リーリエちゃんの靴ゲット♪次は…」
ビリッ
リーリエ「……い、いや…」ガクガク
ルミタン「り、リーリエちゃんの素足…」ゴクリ
ルミタン「ハァ…ハァ…リーリエちゃん…雪みたいにキレーな肌しとるけんね?」
ルミタン「ウチ……さっきからずっと濡れっぱなしばい……」ハァハァ
リーリエ「うぅ……ひっぐ…」グスッ
ルミタン「あ……ぁ…リーリエちゃんの泣き顔……」
ルミタン「リーリエちゃんが……ウチをば怖がって泣いとるけん……」ハァハァハァハァ
ルミタン「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い……」ブツブツブツ
リーリエ「うぇ……ひっぐ…えっぐ…」
リーリエ「も、もう嫌……!」グスッ
リーリエ「助けて…アセロラ…助けて…兄様……」グスッ
リーリエ「………助けて……ミヅキさん…」
ルミタン「…………………」ゴクリ
ルミタン「………も、もう……我慢できんばい……!」ガバッ
リーリエ「ぅあっ…」ドッ
ルミタン「大丈夫やけんリーリエちゃん…終わる頃には全部忘れるから…」ハァハァ
ルミタン「ダルマばなっても……う、ウチだけはリーリエちゃんをば愛してあげるから…」ハァハァハァハァ
ルミタン「アハハハハハハ!アハハハハハハ!」
リーリエ「い、いや………」ガタガタ
ルミタン「リーリエちゃん!」ガバッ
ズオオ
ルミタン「?」
ルミタン「ど、どげんしたばい?急に辺りが暗く……」
ジェラ ジェルル…
ルミタン「…………?」
ウツロイド1「じぇら~」フワフワ
ウツロイド2「じぇるる~」フワッ
ルミタン「な、なんやけんのあのクラゲ!?」
ルミタン「り、リーリエちゃんは!?」クル
シーン
ルミタン「い、いない……?」タラーッ
ルミタン「な、なんなんやここ…!グラスフィールドはどげんしとっと!?」
ガサッ
ルミタン「!」
ほしぐも「ぴゅーい♪」ヒョコ
ルミタン「………このおかしな場所…アンタの仕業やけんね……」ギリッ
ルミタン「カプ・ブルル!このポケモンを八つ裂きにしてやりんしゃい!」
シーン
ルミタン「…………え…?」
「カプ・ブルルならば此処にはいませんなよ?」スタスタ
ルミタン「!」
ルミタン「り、リーリエちゃん……?」タラーッ
リーリエ「………………」ニコッ
・・・
・・
・
サトシ「な、なぁ…いったいどうなってんだ?」
スイレン「……急に森が消えてカプ・ブルルが出てきたと思ったら……」
ブルル「イ…イイイ……」ガタガタ
サトシ「リーリエとほしぐもちゃんとアイツはいったい何処に消えたんだ?」
アセロラ「……………………」
アセロラ「(リーリエ………)」
???
ルミタン「な、なぁリーリエちゃん……いったいここはどこばい?」
ルミタン「カプ・ブルルは…何処ば行ったと…?」
ルミタン「それに、このクラゲは……」チラッ
ウツロイド「じぇるるっぷ」
ルミタン「!」ゾクッ
リーリエ「…………ここはほしぐもちゃんが創ったウルトラホールの中です」
ルミタン「こ、ここがウルトラホールの中?そんな馬鹿な……」
リーリエ「そしてこのコ達はこのウルトラホールに住む住人達……」ナデナデ
ウツロイド「じぇら~」
ルミタン「………………」ゾクッ
リーリエ「………ルミタンさん…」
リーリエ「このコ達が怖いのですか?」
ルミタン「な、何を……」ジリッ
リーリエ「…………ほしぐもちゃん!」スッ
ほしぐも「……………」パチッ
ルミタン「月の笛!?」
ぴゅるるり~♪
ほしぐも「ぴゅ……ぴゅ……」メキメキ
ルミタン「こ、コスモッグが……」
ルナアーラ「マヒナペーア!!」ゴオオ
ルミタン「………ルナアーラに……」タラーッ
ブオン ブオン ブオン
ルミタン「ど、どげんしたと!?急に穴が……!?」
リーリエ「………あの穴の先は…論理的結論から言いますと、所謂"平行世界"と言われる物です…」
ルミタン「……平行世界…?」
リーリエ「……見てください…」スッ
ルミタン「!?」
リーリエ「……あの世界の私は…お友達と一緒にバンドを組んでいるみたいですね?」
リーリエ「この世界の様に、争いとは無縁のようで羨ましいです」クスッ
ルミタン「…………!?」
リーリエ「………あちらの世界では…何やら可愛い衣装を着て戦っていますね?」
リーリエ「ミヅキさんと仲が良さそう…この世界でもそうなるといいです……」
ルミタン「あ、アンタいったい何が…」
リーリエ「………あれらの世界は、人の悲鳴が好きな貴女には合いませんね?」
ルミタン「な、何ば言うとるけんキサン!」
リーリエ「………ルミタンさん…これは私からの最後の慈悲です……」
ルミタン「な、何の話……」ガタガタ
リーリエ「……ルミタンさん、どちらの世界へ行きたいですか?」
ルミタン「!?」
ルミタンが飛ばされる平行世界
安価 近いレスの中
別世界飛ばされたら金も身寄りもないだろうし某ガブリアスのバイトでもやるしか
ちなみにリーリエの「どちらの世界へ行きたいか?」の質問は「どんな世界に行きたいか」 なので
けいおんと魔法少女の世界以外でルミタンが飛ばされる平行世界
(どんな世界でも構わない) 安価 近いレスの中
ライダー大戦の世界
がダメなら
サトシとセレナが結ばれた世界
それなら世紀末で、もちろんポケモンはいない
リーリエ「あ、あちらの世界は何やらヒーローのような人達が戦っておりますね?」
リーリエ「あっちは…誰かの結婚式でしょうか?顔が良く見えません」
ルミタン「べ、別世界に飛ばす!?アンタ何ば言っとるけん!」
ルミタン「狂っとる!」
リーリエ「………早く決めて下さい…」
ルミタン「ラジュルネ!ルスワール!ラニュイ!何ばしとるか!」
ルミタン「早くきんしゃい!お姉ちゃんのピンチやけん!」
リーリエ「………いくら叫ぼうとも……」
リーリエ「誰も来やしませんよ?」ニコッ
ルミタン「っ……………!」ゾクッ
リーリエ「……貴女が決めないのなら私が決めます」
リーリエ「あちらの世界などどうでしょう?」スッ
リーリエ「戦争でもあったのでしょうか?ポケモンの気配も人の気配もしませんね?」
リーリエ「……人を人とも思わない貴女にはぴったリーリエな世界です」ニコッ
ルミタン「…ぁ………あ………」ガタガタ
ルミタン「い……いや…助けて…」ガタガタ
ルミタン「も、もう悪いことしないから……みんなにも謝るから……」ガタガタ
リーリエ「……………」パチン
ウツロイド「じぇら~」シュルシュル
ルミタン「な、何ばしよっと…!?」シュルル
ルミタン「あっ……!」ドサッ
リーリエ「さぁ、その方をあの世界へオモテナシしてあげて下さい」
ウツロイド「じぇら~」ズルズル
ルミタン「い、いやばい…あんな世界行きたくなかよ!」ズルズル
ルミタン「お家ば帰りたい!ラジュルネ!ルスワール!ラニュイ!」ズルズル
リーリエ「ルミタンさん」
ルミタン「!」
リーリエ「少し黙って下さい。貴女の泣き声は……」
リーリエ「非常に耳障りです」
ルミタン「ズルズル」
ルミタン「い、いや……」ズルズル
ウツロイド「じぇるる♪」ズルズル
リーリエ「さようなら」
ルミタン「いや!たすけ……
・・・・・
・・・
・・
・
シュウ
ちょっとヒロイン組が怖いですねえ
アセロラはヒロイン組に入るの?
ごめん調べたけどヒロインだわアセロラ
おい、ポケモンバトルしろよ
ヒロイン組歪んだなぁ(大歓喜)
シュウウ
アセロラ「ふぁ!見てみんな!」
スイレン「リーリエとほしぐもちゃんが出てきた!」
サトシ「リーリエ!」ダッ
リーリエ「………………」
アセロラ「ふぁ!リーリエ!ボロボロだ!」
スイレン「血も出てるし髪もボサボサ…それに服も……」
サトシ「リーリエ……」
リーリエ「……………」
リーリエ「サトシ、私を下品な目で見るのはやめて下さい!不快です。しにます!」
サトシ「え~」
リーリエ「うっ、……傷が……」イテテ
アセロラ「大丈夫!?リーリエ!」
リーリエ「あ、アセロラが私の傷口を優しくペロペロして頂ければ治りますますぅ」エヘヘ
アセロラ「大丈夫みたいだね。頭以外は」
スイレン「ははっ、いつものリーリエだ」
ほしぐも「ぴゅい♪」
サトシ「にしても、アイツは出てこなかったな。勝ったのかリーリエ?」
リーリエ「……ええ、まぁ……」
サトシ「本当か!?すっげーな!」
スイレン「やった!バトルシャトレーヌとの対決は私達の勝ちだ!」
サトシ「そういえば、今まで何処に行ってたんだ?リーリエ」
スイレン「突然消えたり…カプ・ブルルだけ出てきたり……」
スイレン「何があったの?」
アセロラ「………アセロラの紋章が反応しなかった…」
アセロラ「リーリエ…まさか今までウルトラホールの中に……」
リーリエ「………………」
サトシ「それにアイツの姿も見当たらないしなぁ」キョロキョロ
スイレン「そうだね?あの変態女は何処に行っちゃったの?」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
罪を報いる為に旅に出ました
彼女に相応しい場所へ送ってあげたので大丈夫ですよ。強いて言うなら...愛を取り戻しに行きました
カプ・ブルルはどうなったんだろう...
リーリエ「…………あの方…ルミタンさんは……」
リーリエ「罪を報いる為の旅に出ました……」
リーリエ「今後私達の前に姿を現す事は、無いでしょう……」
リーリエ「………二度と、ね………」
アセロラ「…………………」
サトシ、スイレン「?」
アセロラ「………とにかく今はマーシュさんを……」
サトシ「そ、そうだな!」
スイレン「マーシュさん、何処に居るんだろ?」
「マーシュならこの先の部屋にいるわよ」
全員「!」
サトシ「お前ら……」
ラジュルネ「行くなら早く行って勝手に連れていきなさい?」
ルスワール「………さ、サトシ…ボロボロでもカッコよか/////」ボソッ
ラニュイ「暗闇コワイ暗闇コワイ…」ガタガタ
ラジュルネ「………ルミタン姉様………」
リーリエ「……………」
ルスワール「ら、ラジュルネ姉様…う、ウチら負けたっと?」
ラジュルネ「……ええ、そうね…」
ルスワール「……る、ルミタン姉様は何処ばい?」
ラジュルネ「………………」
ラジュルネ「きっと、旅にでも出たんじゃないかしら…」
ルスワール「旅?」
ラジュルネ「…………………」ポイッ
アセロラ「ふぁ!」キャッチ
アセロラ「これは…?」
ラジュルネ「……テテフの燐粉を集めて私が改良してビンに摘めた傷薬よ」
ラジュルネ「これを使えば例えどんな傷であろうと、たちどころに治るわ」
サトシ「ラジュルネ…」
リーリエ「何故このような物を貴女達が私達に?」
スイレン「そ、そうだよ!あなた達外道四姉妹のくれる物なんて信用できる訳ないでしょ!」キーッ
アセロラ「………………」
ルスワール「………げ、外道って……酷かぁよ…」モジモジ
ラジュルネ「………別に信用なんかしなくてもいいわ」
ラジュルネ「それに、勘違いもしないでね?」
サトシ「?」
ラジュルネ「それは私達の贖罪や謝罪の気持ちではない。私達、バトルシャトレーヌとのバトルに勝った戦利品よ?」
ラジュルネ「いらないなら捨てて頂戴」プイッ
サトシ「へへっ、ラジュルネ…」
アセロラ「……ありがとう」
ラジュルネ「………ふんっ」プイッ
ラジュルネ「さてと、行くわよルスワール、ラニュイ」
ルスワール「あ!ね、姉様!待って!」
ラニュイ「うぇぇ……おねーちゃん!怖かぁよ……助けてぇ…」グスッ
ラジュルネ「もう、仕方ないわね…」ヨッショ
ラジュルネ「ん?」
ルスワール「ね、姉様、どげんしたと?」
ラジュルネ「……いや、なんかラニュイをおんぶばしたら、背中が生暖かいような……」
ルスワール「?」
アセロラ「貴女達、これからどうするの?」
ラジュルネ「………そうね…ルミタン姉様がいなくなった以上はバトルシャトレーヌも解散…魔王軍にはもういられない…」
ラジュルネ「ここを去って旅にでも出るわ…」
スイレン「旅?」
ラジュルネ「………カスミ様は恐らく今、クノエに居る…あなた達も早くマーシュを連れて戻った方がいいわよ」
サトシ「カスミだって!?」
スイレン「確か四天王の危ないやつ!」
アセロラ「ふぁ!大変だ!」
リーリエ「い、急いで戻らなくては!」
ラジュルネ「じゃあね」
サトシ「待てよ!ラジュルネ!」
ラジュルネ「?」
サトシ「また、会おうぜ!」
ラジュルネ「………………」
ラジュルネ「………アンタ、本当におかしな奴ばい」クスッ
ルスワール「……さ、サトシ!う、ウチ!サトシの事ば、諦めんからね!」
ラニュイ「早くシャワー浴びたか……」
リーリエ「……行ってしまわれましたね…」
アセロラ「うん……」
リーリエ「……アセロラ…私のした事は…間違って居たのでしょうか……」
アセロラ「…………きっと間違ってないよ…」
アセロラ「あのルミタンって人もそのセカイで愛を取り戻せるかもしれないし…」
リーリエ「…………………」
ブルル「イ……」
全員「!」
サトシ「あれ?あのポケモン…」
カプ・ブルルをどうするか
安価 近いレスの中
食べる
姉妹についていくよう諭す
今から僕の仲間が、あなたの旅を終わらせます。 変身
ブルル「ウ…ア…」
スイレン「あ!黒いバチバチが無くなってる!」
アセロラ「きっとルナアーラのウルトラホールを通った事でダークオーラが溶けたんだね?」
サトシ「なぁ、カプ・ブルルをどうする?」
スイレン「うーん、やっぱり元はアローラの守り神だし、私達と一緒につれてく?」
ブルル「ウゥ…」キョロキョロ
サトシ「……何か探してるみたいだな?」
アセロラ「……きっと自分の主人を探してるんだね…」
スイレン「……あんな奴でも一応ご主人様って訳か……」
リーリエ「………………」
ブルル「ウゥ…」
リーリエ「…………」スッ
アセロラ「ふぁ?リーリエ?」
リーリエ「カプ・ブルル、あなたのご主人様はもういません…」
リーリエ「あなたは今、野生のポケモンに戻ったのです」
リーリエ「……これからは、あなたのしたいようにして良いのですよ?」
ブルル「……………」
サトシ「リーリエ…」
ブルル「ウゥ!」ヒュイー
スイレン「あ!どっか飛んでっちゃった!」
サトシ「あっちの方向は……」
アセロラ「きっと……シャトレーヌ姉妹の方だね」
リーリエ「それが…あなたの出した答えなのですね?カプ・ブルル」フッ
バトルハウス 奥の部屋
マーシュ「う……ここは……」
サトシ「マーシュさん!」
アセロラ「ふぁー!無事で良かったよ!」
マーシュ「あんさんら……」
マーシュ「はっ!シャトレーヌ姉妹は!?」
スイレン「私達が懲らしめておきました!」エッヘン
マーシュ「あの化物姉妹をたった四人で!?」
アセロラ「えへへ!なんたって勇者とその仲間達ですから!」
マーシュ「ふふっ、さすがは勇者はん一行どすな……」
マーシュ「……すまんどすな…ウチなんかのために…」
リーリエ「気にしないで下さい!私達もあの方達は許せなかったですし!」
マーシュ「リーリエちゃん…こないボロボロになってまで……」グスッ
リーリエ「ちょ、ちょっとマーシュさん!えっちな目で見ないで下さいよ////」
マーシュ「え?」
アセロラ「この人の事は気にしなくてもいいよ?」
サトシ「あ!そうだ!ラジュルネから貰ったあの薬!」
アセロラ「ふぁ!そうだったね!」ゴソゴソ
マーシュ「?」
アセロラ「マーシュさん!これ、飲んでみてよ!」
マーシュ「これは?粉薬?」
アセロラ「いいからいいから、騙されたと思って!」
マーシュ「?」ゴクゴク
パアア
マーシュ「き、傷が治っていく!?これは?」
アセロラ「やったね!」
スイレン「さすがは伝説のポケモンの燐粉…」ウーム
サトシ「すっげー!」
リーリエ「これならば…!早くクノエに戻ってシオネさん達にも!」
アセロラ「うん!そうだね!」
マーシュ「………あんさんら…」
全員「?」
マーシュ「なにから何まで…すまへんな…」
マーシュ「……本当に…ありがとう…」ポロポロ
サトシ「へへっ」
リーリエ「気にしないで下さい!」
スイレン「そうそう!」
スイレン「早くクノエに戻ろうよ!」
サトシ「お、そうだな!」
リーリエ「四天王のカスミもクノエに向かっているらしいですしね……」
マーシュ「カスミが!?」ガタッ
アセロラ「………そうだね…」
アセロラ「戻ろう!クノエに!」
……リーリエがルミタンと戦っている頃と同刻……
クノエの村
「あ~!もう約束の時間はとっくにすぎてるわよ?」
カスミ「いったい何やってんのよ!あのお馬鹿姉妹は!」イライラ
カスミ「たくっ!これはオシオキが必要ね…」
カスミ「……にしても、ただ待ってるのも退屈だしなぁ……」チラッ
ゴソゴソ
カスミ「!」
カスミ「……野生のポケモンか…丁度いいわね……」
カスミ「クノエの村への挨拶がわりに一発かましちゃおっかなぁ?」ニヤッ
カスミが発見した野生のポケモン
幻伝説UBメガ以外
下3レス
クチート
ぬしジャンガジャンガ
バリヤード
クチート「クチー!」
ジャラランガ「ジャラ!」
バリヤード「バリリ!」
カスミ「ふむふむ、クチートにジャラランガにバリヤードか…」
カスミ「イベルタル!」
ボンッ
イベルタル「イベラァー!」オオオ
クチート「クチー!」ザッ
カスミ「あら?野生のポケモンの癖にイベルタルとやろうっての?」
カスミ「絶対的な力の差の前には相性なんて関係ない。イベルタル!」
イベルタル「……………」ギロッ
クチート「!?」
クチート、ジャラランガ、バリヤード「」ガタガタガタ
カスミ「ふん!野生の本能って奴?アンタら、人間よりも賢いかもね?」
カスミ「お利口みたいだし、ご褒美にアタシの僕にしてあげるわ」
カスミ「イベルタル!」
カスミ「ダークオーラ」
イベルタル「イベァー!!」
ズオオオオ
クチート、ジャラランガ、バリヤード「!」ピクッ
クチート「ク……」オオオ
ジャラランガ「ジャラ……」オオオ
バリヤード「バリィ……」オオオ
カスミ「ふふふ」
クチート「クチー!!」バリバリ
ジャラランガ「ジャラ!」バリバリ
バリヤード「ヤー!」バリバリ
カスミ「よし!ダークポケモンの完成っと!」
カスミ「やっぱ何時見てもイベルタルの覚醒の力は最高ね!」
イベルタル「イベァー!!」
ズオオオオ
カスミ「さぁ、アタシの忠実な僕達?」
カスミ「この古臭い村をぶっ壊してきて!」
クチート「クチー!」バリバリ
ジャラランガ「ジャラ!」バリバリ
バリヤード「バリィ!」バリバリ
クノエの村
カキ「サトシ達はまだ帰ってこないのか……」ソワソワ
マオ「サトシ達なら大丈夫だよ!少し落ち着きなよカキ?」
カキ「だ、だが……相手はかなりイカレた連中らしいじゃないか…あいつら…ちゃんと帰ってこれるのかな…」ソワソワ
マオ「まぁ、心配な気持ちはわかるけどさ?あいつらなら大丈夫」
マーマネ「そうだね!アセロラちゃんは勇者だし、サトシはバトル強いし、スイレンはカイオーガの覚醒もあるし!」
マノン「リーリエは?」
マーマネ「そ、その…リーリエは…お姫様だし……」
マノン「お姫様って……」
マオ「まぁ、リーリエにもほしぐもちゃんや月の笛もあるし大丈夫でしょ」
カキ「た、確かにそうだが、少し楽観的すぎじゃあ……」
マオ「もう、カキは心配性だなぁ」
マオ「それに、私は楽観的なんじゃなくて、アイツらを信じてるんだよ…」
マオ「だからさ、心配してても仕方ないよ!」
マオ「残された私達にできる事は…いつ襲ってくるかもわからない魔王軍からこの村を守る事だ!」
マノン「マオ……」
マーマネ「うん!マオの言うとおりだよ!」
カキ「……ふっ、そうだな…悪かった」
マオ「へへへ////」
イエロー「………あの…」
マオ「ん?何?イエローさん」
イエロー「……いつ言うべきか迷ってたんですが……」
全員「?」
イエロー「……四天王のカスミって人…実はボク、カントーでは知り合いだったんです」
全員「!?」
マーマネ「え!?」
カキ「な、なんだと!?」
マオ「イエローさんとカスミが知り合い!?」
イエロー「……はい…」
マノン「オクチアングリ」
マーマネ「ちょ、ちょっと待ってよ!知り合いって……」
カキ「その……いったいどういう知り合いだったんだ?」
イエロー「>>安価」
安価 近いレスの中
セフレ
ライバル
イエロー「え、えーとその…なんてゆーか……」モジモジ
カキ「ん?」
イエロー「まぁ、その……所謂ライバルという奴でして……」
マオ「え!?あの四天王とライバル!?」
マノン「嘘!?」
マーマネ「凄いよイエローさん!」
イエロー「あ、あの違うんです!」
マオ「へ?」
イエロー「トレーナーとしての腕は、ボクなんてカスミさんの足元にも及びません!」アセアセ
マノン「どゆ事?」
カキ「じゃあ、いったい何のライバルだったんだ?」
イエロー「え、えと……」モジモジ
マオ、マノン「!」ピキーン
マオ「はっは~ん」ニヤニヤ
マノン「あれ?もしやマオもピキンときちゃった?」ニヤニヤ
マオ「うん、きちゃいました!」ニヤニヤ
イエロー「///」
カキ「?」
マオ「イエローさん、ひょっとしてさ、カスミとは……」
イエロー「い、言わないでマオちゃん!」アセアセ
カキ「どういう事だ?」
マノン「もぅ、鈍いなぁカキは」
カキ「ま、マノン!」ガーン
マーマネ「あ、あの…イエローさん…ライバルってまさか……」
イエロー「その…なんてゆーか…スイレンちゃんとセレナちゃんみたいなものです…/////」
マーマネ「……やっぱりか…」ガクッ
カキ「なぁ、いったいどういう……」
マオ「はぁ、本当にアンタは……」
マノン「カキはダメダメだね」
カキ「マノンにダメって言われた…しにたい」ガクッ
マオ「ようは、イエローさんとカスミはカントーで恋のライバルだったって事でしょ?」
イエロー「/////」コクリ
マノン「やっぱりかー!」ニヤニヤ
マオ「ねぇ!イエローさん!そのイエローさんの好きな人の名前を教えてよ!」
マノン「気になるなぁ?」ニヤニヤ
イエロー「え、えと…秘密…です///」
マオ、マノン「えー!?」
カキ「オレハダメナニンゲンナンダ…」ブツブツ
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
じゃあその恋の行方はどうなったの?
何となく、その人はサトシに似てる気がする
マーマネ「い、イエローさん!その人とはどうなったの!?」
マーマネ「まさか付き合ったりとか…」
イエロー「ぼ、ボクとレッドさんはそんなんじゃ…///」
マオ「へぇ?レッドさんねぇ」ニヤニヤ
イエロー「あ!しまった!///」
マノン「恋かぁ…羨ましいなぁ」
カキ「ま、マノンには俺が…」
マノン「ごめんね?」
カキ「もうしにたい…」
マーマネ「(な、なんなんだよそのレッドとかいう奴…)」
マーマネ「(なんとなくだけど、サトシと同じ匂いがする…リア充爆発しろ!)」
イエロー「………………」
マオ「ん?急にどうしたイエローさん?」
イエロー「……ボクが知ってるカスミさんは平気で人を傷つけるような人じゃなかったハズなのに……」
マオ「イエローさん……」
ドドド
イエロー「!?」
マオ「え!?」
マノン「な、なに!?」
マーマネ「外からだ!」
マオ「行ってみよう!」ダッ
バリヤード「バーリィ!」バチバチ
キャー タスケテー ギャーギャー
マオ「ポケモンが村を襲ってる!?」
マノン「ね、ねぇ…あのバリヤード、なんか様子が変じゃない?」
マオ「え?」
イエロー「なんか、黒いバチバチしたオーラみたいなのが見えます…」
マーマネ「あ、あれはまさか……」
イエロー「え!?」
マオ「知ってるの!?マーマネ!」
マーマネ「……知ってるって言うか……前にジョインアベニューで、ミヅキの手持ちだった時のスーさん(スイクン)があんなオーラを出してたような……」
マオ「スーさんが?」
マーマネ「う、うん…確かミヅキはダークオーラとか言ってたような……」
イエロー「ダークオーラ……!?」
バリヤード「バリリィ!」バチバチ
ドゴーン!
マオ「うわっ!攻撃してきた!」
イエロー「……どうやらあのオーラ…ポケモンを凶悪にし、強化する作用があるみたいですね…」
スーさんの名前は出ても出番がない…一応足としては活躍してるのかな
常盤の森の黄色
バリヤード「バリィ!」グニャッ
マーマネ「危ない!サイコキネシスが来る!」
イエロー「避けましょう!」サッ
メキメキ
バキッ
イエロー「!?」
マオ「うそっ!?」
マノン「大きな岩がひん曲がった…」オクチアングリ
マーマネ「……これがサイコキネシス!?」
バリヤード「バ、バリィ…」ハァハァ
マノン「バリヤードの様子が変だよ?」
イエロー「……まさか苦しんでるんじゃ…」
マオ「………誰の仕業か知らないケドさ…」
マオ「苦しんでるポケモンを無理矢理戦わせてるなんて許せないよ!」
マオ「見つけたら、絶対にぶん殴ってやる!」
マーマネ「ま、マオ……」
ドカーン
ギャーギャー
マノン「!?」
イエロー「……どうやらダークポケモンは他にもいるみたいですね…」
マオ「3手に別れよう!」
カキ「マノンに嫌われた…俺はもうダメだ…」
マオ「カキ!この緊急事態に何アホみたいな事いってるの!」
マノン「あー、もう!カキはあたしに任せて!」
マノン「カキ!あたし達はあっちの方にいくよ!」ズルズル
カキ「しにたい…」ズルズル
イエロー「マノンちゃん!任せたよ!」
マオ「(大丈夫かな…?)」
マオ「じゃあ、イエローさん!私達はあっちに!」
イエロー「うん!マオちゃん!」
マーマネ「え!?ちょっと!僕一人!?」
マオ「マーマネ!男でしょ!そいつは任せた!」ダッ
イエロー「頑張って!マーマネくん!」ダッ
マーマネ「ちょ、ちょっと!」
バリヤード「バリリィ!!」バチバチバチ
マーマネ「あー!もう!」
マーマネ「………やるしかないか…」ハァ
クノエ ポケモンセンター
ジャラランガ「ジャラァー!」バリバリ
ドカーン!
キリカ「キャア!」ドサッ
カレン「キリカ!」
キリカ「な、なんなのこのポケモン…」ヨロッ
カレン「……あのポケモンが纏ってる黒いバチバチ…昨日の姉妹のポケモンと同じ奴だ…」タラーッ
キリカ「じゃ、じゃあ!このポケモンはあいつらの!?」
シオネ「う……あ………」ガタガタ
カレン「シオネ…」ギュッ
キリカ「……あいつら…いったい私達を何処まで苦しめれば……」グスッ
カレン「……泣いてる暇はないよキリカ…」
カレン「私達が逃げたらシオネやアサミを守れないよ」
カレン「戦おう…!」スクッ
キリカ「……うん!」ゴシゴシ
カレン「ペロリーム!」ボンッ
ペロリーム「ペロー!」
キリカ「マリルリ!」ボンッ
マリルリ「マリ!」
カレン「ペロリーム!妖精の風!」
キリカ「マリルリ!バブル光線!」
ペロリーム「ペロー!」キラキラ
マリルリ「ルリー!」プクプク
ジャラランガ「…………」バチバチ
ジャラランガ「ジャラー!」ドドド
カレン「スケイルノイズ!?」
マリルリ「マリー!」ドカッ
ペロリーム「ペロー!」ドカッ
キリカ「マリルリ!」
カレン「そんな…妖精の風とバブル光線を捩じ伏せた上に、二匹一辺に倒すなんて……」
キリカ「な、何なのあのポケモン……」ガタガタ
ジャラランガ「ジャラァー!」バチバチ
キリカ「もう…ダメだ……」ガクッ
カレン「……ごめんね…シオネ、アサミ…マーシュさん……」
ジャラランガ「ジャラァー!」バチバチ
マノン「ハリさん!」
ハリマロン「ハリー!」ダッ
カレン、キリカ「!?」
ジャラランガ「ジャラァー!」ペシッ
ハリマロン「ハリィー!」ドサッ
マノン「あ、あー!ハリさん!」
カレン「き、君は確か勇者ちゃんの仲間の!」
マノン「わ、私達が来たからにはもう大丈夫だよ!」ガタガタ
キリカ「でも…ハリマロンは今やられちゃったんじゃ…」
マノン「え、えーと…カキ!」
カキ「もうしにたい…」
マノン「ちょ、ちょっと!今それどころじゃないでしょ!しっかりしてよ!」ユサユサ
カレン「…どうなってるの?」ボーゼン
キリカ「……やっぱりもうダメだ…」ガクッ
ジャラランガ「ジャラァー!」バチバチ
ボボボ
カレン「や、やばいよ!あの構えはドラゴンクローだ!」
キリカ「うぅ…」
マノン「ちょ、ちょっとカキ!」ユサユサ
カキ「マノンがお兄ちゃんはダメ男だって…」シクシク
マノン「あ、あー!もう!」
マノン「……こうなったら、カキに気合いを入れてやるしかないか~!」
カキへの気合い注入
安価 近いレスの中
お兄ちゃん!あいつ倒したら一晩くらいなら一緒に寝てもいいよ!
マノン「あー、コホン……」
マノン「お、お兄ちゃん…あいつ倒したら一晩くらいなら一緒に寝てもいいよ?」
カキ「………………」ピクッ
ジャラランガ「ジャラァー!」ボボボ
カレン「ちょ、ちょっと!君達!何やってんの!?」
キリカ「ドラゴンクローが来る!」
ジャラランガ「ジャラァー!」ブンッ
キリカ「きゃあー!」バッ
シオネ「うぅ…」ガタガタ
カレン「……シオネ…」ギュッ
ジャラランガ「ジャラァー!」ドッ
ガシッ
カレン「……え?」
キリカ「……私達…生きてる……」
ミュウツー「(………ふんっ…)」ググッ
ジャラランガ「!?」バチバチ
マノン「……気合い入った?」
カキ「ああ…入りまくりだ…!」
ミュウツー「(やれやれ…)」ハァ
カレン「あのポケモンは!?」
カキ「ミュウツー!」
ミュウツー「(ああ)」
ミュウツー「(ダークポケモンか…少しはやると思ったがこの程度か…)」グググ
ジャラランガ「ジャ…ジャラ…」ガタガタ
キリカ「凄い…あのジャラランガのドラゴンクローを片手で…」
カレン「しかも…ジャラランガが怯えてる?」
ミュウツー「(悪いな…少し気絶していてもらうぞ?)」グググ
ジャラランガ「ジャ…」ガタガタ
カキ「ミュウツー!サイコブレイク!」
ミュウツー「(ふんっ!)」バキッ
ジャラランガ「ジャラー!」ドッ
ドカーン!
ジャラランガ「ジャ…」ピクピク
カレン「………凄い…あのジャラランガを一撃で…」
カキ「ふん!今の俺は無敵だ!」
カキ「四天王だろうが魔王だろうが纏めてかかってきやがれ!」クワッ
キリカ「か、カッコいいかも…」ポッ
カレン「キリカ!?」
マノン「さすがカキとミュウツーだね!」
ミュウツー「(この程度どうという事はない)」
カキ「ま、マノン!お兄ちゃんカッコ良かったか?」
マノン「うん、それなりに」
カキ「えへへ///」デレー
キリカ「やっぱさっきの訂正」
カキ「な、なぁ!マノン!」
マノン「んー?」
カキ「さ、さっきの約束の事なんだけど…////」モジモジ
マノン「>>安価」
安価 近いレスの中
何のこと?(まじめに忘れてる)
一晩一緒に寝てやるといったな私が一緒に寝てやるとは言ってない
フェアリーにスケイルノイズが効いたのはダークオーラの影響か、たぶんネ
マノン「ん?約束?なんの事だっけ?」ハテ
カキ「ほ、ほら!俺と一緒に寝てくれるって奴だよ////」モジモジ
マノン「あー、あれね」
キリカ「ちょ!寝るって////」
カレン「(最近の子達は進んでるなぁ)」
マノン「わかったわかった、あたしからマーマネに頼んでおいてあげるよ」
カキ「マーマネ!?なんで?」
マノン「だってあたしが寝てあげるなんて言ってないし」
カキ「そ、そんな!詐欺だよそんなの!」
マノン「だいたい変な事されたら嫌だし」
カキ「しないよ!お兄ちゃんを信じてくれ!」
カキ「ただ、一晩中抱きしめて、マノンを全身に感じたいだけだよ!」
マノン「はいアウト~」
カキ「そんな!?」ガーン
ギャーギャー
ミュウツー「(はぁ……)」
カレン「……これが勇者の仲間達か…」クスッ
キリカ「(てか、あの子達兄妹に見えないんだけど…)」
マーマネ サイド
バリヤード「バリィ!」バチバチ
ビビビー
マーマネ「サイケ光線!?」サッ
ドカーン! パラパラ
マーマネ「うひゃあ…サイケ光線であの威力かぁ…」
マーマネ「……でも、このままじゃあ、やられちゃうし…」
マーマネ「可哀想だけどやるしかないね、ゼクロム!」ボンッ
ゼクロム「ゼクロー!」
マーマネ「よし!やるよ!ゼクロム!」
ゼクロム「ゼク!」ビリビリ
バリヤード「>>安価」
安価 近いレスの中
ブックス!!
(危険を感じて)バリヤーバリヤーバリヤー!!
「(……………!)」
マーマネ「(ん?何か聞こえるような)」
バリヤード「(……ックス!)」
マーマネ「え?まさかバリヤードから!?」
マーマネ「エスパーポケモン特有のテレパシーかな?」
マーマネ「まさか僕に伝えたい事でもあるんじゃ……」
バリヤード「(………ブックス!)」
マーマネ「え?」
バリヤード「(………いや、何でもないわ……)」
マーマネ「そうなんだ…てゆーか…」
マーマネ「君、♀だったんだ…」
バリヤード「(はい、そうです)」
グニャリ
マーマネ「うわっ!いきなりサイコキネシスだ!」サッ
マーマネ「くっ、ゼクロム!」
ゼクロム「ゼクロー!」ビリビリ
バリヤード「(ごめんなさい…ダーク化のせいで身体が勝手に…)」
バリヤード「(どうか…逃げて下さい!)」
マーマネ「う、うーん…そう言われても…」
マーマネ「言葉が聞こえるなら尚更だ…」
マーマネ「苦しんでる君を見捨てられないよ!」キリッ
バリヤード「(………優しいんですね…)」
マーマネ「(確かジョインアベニューではスーさんのダーク化をゼクロムの攻撃で浄化できた…ひょっとしたら…)」
マーマネ「……ごめんね!少し我慢して!」
マーマネ「ゼクロム!雷撃!」
ゼクロム「ゼクロー!」ビリビリ
バリヤード「!?」
バリヤード「バリヤー!バリヤー!バリヤー!」サッ
ピシャピシャゴローン!!
バリヤード「………………」プシュー
マーマネ「ごめんねバリヤード」
マーマネ「……でも、ダーク化が溶けたみたいだ!良かったよ!」
バリヤード「(う、うーん……)」
マーマネ「あ、気がついたみたいだね!」
マーマネ「大丈夫?」
バリヤード「(>>安価)」
安価 近いレスの中
大丈夫?
バリヤー張ってたんで、それでもきつかったけどね
最近あまり更新できなくてすみません
バリヤード「(一応バリヤー張ってたんで……)」
バリヤード「(そ、それでもピリピリきてますけど…大丈夫です…)」
マーマネ「良かった…」ホッ
バリヤード「(あ、あの…助けて頂いてありがとうございました…) 」
マーマネ「ううん、当然の事をしたまでだよ!」
マーマネ「教えてよ!いったい誰が君達にこんな酷い事を……」
バリヤード「(………思い出しただけでも寒気がします……)」 ガクガク
バリヤード「(あの…悪魔のようなポケモンと少女には……)」ガクガク
マーマネ「……悪魔のようなポケモンと少女?」
マーマネ「それってまさか!?」
イエロー「ハァハァ…マオちゃんにクチートを任せちゃって良かったのかな?」タッタッタ
チュチュ「チュ!」
イエロー「……そうだねチュチュ!マオちゃんはボクを信じて先に行かせてくれたんだ」タッタッタ
イエロー「黒幕はまだこ村に居るハズ…」タッタッタ
イエロー「ボクが黒幕を見つけなきゃ!」タッタッタ
「あれ?イエローじゃん」
イエロー「!」クルッ
カスミ「アハハ、アンタこの村に居たのね?探したのよ?」
カスミ「ラッキー!」ニヤッ
イエロー「カスミさん……」
イベルタル「イベラァー!」
オオオ
チュチュ「チュ!?」ビクッ
イエロー「……カスミさん…そのポケモン…」タラーッ
カスミ「アンタ勇者の仲間なんでしょ?」
カスミ「じゃあ、言わなくてもわかるわよね?」
イエロー「……そうなんですか…」
イエロー「ポケモンを無理矢理ダーク化させて苦しめてたのはカスミさんだったんですね……?」
カスミ「……だったらどうすんの?」ニヤッ
イエロー「…………………」スッ
チュチュ「チュ!」
カスミ「へぇ?やるっての?アンタごときがこのアタシと」
イエロー「……ボクがあなたを止めます!」
イエロー「チュチュ!電光石火!」
チュチュ「チュ!」シュンッ
カスミ「!」
イベルタル「………………」
シュッ
チュチュ「チュ!」ピタ
イベルタル「!」
イエロー「よし!後ろをとった!」
カスミ「………………」
イエロー「チュチュ!ゼロ距離10万ボルト!」
チュチュ「チュゥー!!」
バリバリバリ!!
カスミ「……ウザいわねー、イベルタル!」
イベルタル「ベラァー!!」バリバリ
オオオ!
イエロー「あれは!?」
チュチュ「チュゥー!」ドッ
イエロー「チュチュが弾き返された!?」
カスミ「ハハハ!その程度の電撃じゃあイベルタルのダークオーラを貫く事なんてできないわよ?」
イエロー「うぅ……」ジリッ
カスミ「あーあ、レッドの奴もこんな弱い奴の何がいいんだか…」ボソッ
イエロー「………………」
カスミ「どうする?もう終わり?イエロー」
イエロー「……カスミさん…」
イエロー「貴女がボクを嫌いでも…ボクは貴女の事が大好きです…」
カスミ「……………」
イエロー「……だから…貴女にはこんな事してほしくない!」
イエロー「貴女はボクが止める!」
イエロー「チュチュ!」
チュチュ「チュゥー!」
バリバリバリ
カスミ「………?ピカチュウの電撃が強大に……?」
イエロー「1000万ボルト!」
チュチュ「チュゥー!!」
バリバリバリ
カスミ「な……!?」
イベルタル「イベラ……………」
ドカーン!!
フシュ~
イエロー「う……イベルタルに直撃した……」ヨロッ
イエロー「やったよ…ボク達、やったんだよチュチュ!」
チュチュ「チュウ……」ヨロッ
イエロー「……よし、早くカスミさんを…」
「私を…」
モヤッ
イエロー、チュチュ「!?」
カスミ「どうするって?イエロー」
イベルタル「イベラァー!!」
オオオ
イエロー「そ、そんな……」
イエロー「1000万ボルトが直撃したハズなのに……」ガクッ
チュチュ「チュ、チュウ……」ガクガク
カスミ「絶望的なまでの力の差には相性なんて関係ない」
カスミ「そんな電気ネズミがいくら頑張ったところでイベルタルに通用するわけないでしょ?」
イエロー「っ…………!」
カスミ「アハハ!うーん、そのアンタの絶望的な顔、最高ね?」
カスミ「レッドにも見せてあげたいわ!」ケラケラ
イエロー「……………」
カスミ「うん、アンタのそのマヌケ面も見れたしもう満足!」ニコッ
カスミ「……さっさと消えてもらうわよオジャマムシ」
カスミ「イベルタル!」パチン
イベルタル「イベラァー!!」
シュオオ
チュチュ「チュ……」ガクガク
イエロー「………………」
カスミ「バイバイ!イエロー♪」
イエロー「>>安価」
安価 近いレスの中
∩(´;ヮ;`)∩ンヒィ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
酷い顔ですね・・・レッドさんがみたらどう思うでしょうか・・・
スイレンがセレナの焼き直しじゃねーか
イエロー「……酷い顔ですねカスミさん…」
カスミ「……………」
イエロー「レッドさんが今の貴女を見たらどう思うでしょうか……」
カスミ「……遺言はそれだけ?」
カスミ「イベルタル。こいつを消しなさい」
カスミ「バークアウト」
イベルタル「イベラァー!!」シュウウ
イエロー「…………チュチュ!」ギュッ
チュチュ「チュゥ!」ギュッ
バーン!!
フシュ~~
カスミ「ふふっ、アハハ!跡形も無く消えちゃったわねイエロー!」
カスミ「なぁにがレッドさんはどんな顔するかだ!もうどうでもいいのよあんな奴!」
カスミ「今のアタシは破壊の虜!」
カスミ「私は魔王様の元で永遠に人や町を破壊し続けて生きるのよ!」
カスミ「それが私の生き甲斐だからね!アハハ!」
イベルタル「イベラァー!!」バサッ
カスミ「……さてと、オジャマムシのイエローも消えた事だし…」クルッ
カスミ「イエローが居たっつ事は、恐らく勇者達もこの町にいるわね……」
カスミ「……まぁ、いいわ。町ごと消しちゃいましょ」
カスミ「確か勇者とリーリエは生け捕りって話だったけど……」
カスミ「ま、しんだらしんだでテキトーに言い訳しとけばいっか」
カスミ「さぁ!いくわよ!イベルタル!」
イベルタル「イベラァー!!」
クノエの村 高台
カスミ「うーん、やっぱりオモチャ(村人)達がギャーギャー騒ぐ様子を見るには、高台が一番ねェ」
カスミ「ここなら、村を一望できるしね」
カスミ「………さてと、破壊光線で一瞬で村ごと消しちゃってもいいけど……それじゃあ面白くないわね……」ウーム
カスミ「…………………」
カスミ「!」ピキーン
カスミ「そうだ!いい事思いついた!」
カスミ「イベルタル」
カスミ「ダークオーラ」
イベルタル「イベラァー!」
オオオオ
クノエの村 商店街
オオオオ
マーマネ「ん?何だこの黒い霧みたいなの?」
バリヤード「(こ、これはまさか…)」
マーマネ「え?」
バリヤード「(逃げて!マーマネくん!)」
マーマネ「え?」
ズズズ
バリヤード「(しまっ………)」ズズズ
バリヤード「(ぅ……あああ…)」ズズズ
マーマネ「バリヤード!?大丈夫!?」
バリヤード「………………」
バリヤード「バリリィ!!」バチバチ
マーマネ「バリヤード!?」
クノエポケモンセンター
ハピナス「ハピー!」バチバチ
ジョーイ「ど、どうしちゃったの?ハピナス!」
ハピナス「………………」クルッ
ハピナス「ハピー!」バキッ
ジョーイ「キャア!」ドサッ
ハリマロン「ハリー!」バチバチ
シュルシュル
マノン「や、やめて…ハリさん…」グググ
カキ「マノン!」
カキ「くそっ!いったいどうなって……」
ペロリーム「ペロー!」バチバチ
マリルリ「マリィ!」バチバチ
キリカ「な、なんでマリルリがあの黒いオーラを……」
カレン「正気に戻ってよ!ペロリーム!」
ギャー ギャー
高台
カスミ「アーハッハッハ!村のポケモンダーク化作戦大成功♪」
カスミ「いやー、自分のポケモンとコロシアイするってどんな気持ちなんだろーなぁ?」
カスミ「おっ!あのニャビー、お婆さんを攻撃したわね?」
カスミ「あーあ、お婆さん泣いちゃってんよ!可哀想に…」ケラケラ
カスミ「あそこでは…ピッピが小さな女の子を攻撃してる!」
カスミ「あの娘達仲が良かったのかな?女の子のあの顔ww」
カスミ「あっちはポケモンセンター。ナースポケモン達がジョーイさんや患者を攻撃でしてるわねー」
カスミ「予想通りポケモンセンターは大混乱。何人死人がでるかしらね♪」
カスミ「いやぁ、最高のショーね!やっぱアンタの力は最高よイベルタル!」
イベルタル「イベラァー!!」
カスミ「さ~て、いったい何人生き残れるかな?」
カスミ「まぁ、生き残ったところで、イベルタルが破壊光線で村ごと消すんだけどねww」
カスミ「さてと、アタシはこの特等席でオモチャ達のコロシアイをゆっくり見物でも……」
イベルタル「…………!」ピクッ
カスミ「ん?どうしたのよイベルタル?」
ザッ
カスミ「!」
マオ「………………」
カスミ「ん?アンタは確かハウオリで会った勇者の仲間の…」
マオ「………アンタが元凶だったんだね…」
カスミ「だから何?」
カスミ「アンタ達の相手は後でしたげるからさぁ、少しの間大人しくしててくんない?」
カスミ「今、最高のショーを見物してるとこなんだからさ」
カスミ「何ならアンタも一緒に見てく?ここ、見晴らしがいいわよ?キャハハハ♪」
マオ「……………」スッ
カスミ「?」
バチン
カスミ「!?」ドサッ
カスミ「な、何すんのよ!」ジンジン
マオ「………とりあえずは…アンタに会ったら一発ひっぱたくって決めたから…」
カスミ「…………は?」
マオ「……村の人やポケモン達を無理矢理コロシアイさせておいて、最高のショーか……」
マオ「どうやら一発ひっぱたくくらいじゃ全然足りないみたいだね!」
カスミ「>>安価」
安価 近いレスの中
イベルタル、破壊光線
この・・・私より胸大きいからって調子に乗るなああああああ!!!!!
カスミ「……アタシさぁ……」
マオ「!」
カスミ「アタシの楽しみを一番邪魔されんのが一番嫌いなんだよね」ギロッ
カスミ「イベルタル。このオジャマムシを消し飛ばして」
イベルタル「イベアァ!!」
シュオオ
マオ「(イベルタルが凄く大きな黒い玉を精製してる!?)」
カスミ「少し胸が大きいからって調子に乗ってんじゃないわよ!」
カスミ「世の中には小さい方がいいって人もいんのよ!」キーッ
マオ「知るか!」
カスミ「イベルタル!」
マオ「くっ、ゼルネアス!」ボンッ
ゼルネアス「…………………」
ゼルネアス「(お姉ちゃん!この方向は……!)」
マオ「うん、私達を村ごと消す気だ…」
ゼルネアス「………………」
カスミ「村ごと消し飛びなさい!オジャマムシ!!」
カスミ「破壊光線!!!」
イベルタル「イベラァー!!!」
マオ「ゼルネアス!」
ドーン!!
カスミ「……………」
ヒラヒラ ヒラヒラ
カスミ「………青い花弁で防いだ……」
カスミ「……その青い花弁……フェアリーオーラの力か…」チッ
マオ「ふん!勝負はここからだよ!」
カスミ「ふーん、少しは楽しませてくれそうじゃん、このオモチャ」
カスミ「ねぇ?イベルタル?」
イベルタル「(ゲハハ!ああ、そうだなカスミィ!)」
マオ「あいつが喋った!?」
ゼルネアス「(イベルタルは私と対の存在なんだよお姉ちゃん)」
マオ「そ、そうなの!?」
ゼルネアス「(………ハウオリの時はゆっくり話せなかったけど……)」
ゼルネアス「(久しぶりだね。イベルタル)」
イベルタル「(>>安価)」
安価 近いレスの中
リア充爆発しろ
久しぶりだな
相変わらずいいこちゃんかゼルネアス
ゼルネアスちゃん…ハァハァ……
ミラーが映し出す幻
イベルタル「(ゲハハ!久しぶりだなァ!ゼルネアスゥ!)」
イベルタル「(相変わらずいいコちゃんかよ?可愛いなァ!ハァハァ)」
ゼルネアス「(イベルタルは相変わらず下品で粗暴なんだね。大嫌いだよ)」
イベルタル「(大嫌いかァ?最高の褒め言葉だな!ゲハハ!)」
マオ「ゼルネアスとイベルタルが知り合い…?」
マオ「それに対の存在って……」
カスミ「ふーん、アンタ何も知らないのかぁ」
マオ「え?」
カスミ「て言っても、アタシも魔王様から聞いた話しなんだけどさ」
マオ「?」
カスミ「かつて世界を創造したと言われた幻のポケモン"アルセウス"」
マオ「アルセウス…」ゴクリ
カスミ「そしてアルセウスには仕えるポケモン達がいた」
マオ「アルセウスに仕えたポケモン?」
カスミ「アルセウスは…世界を創造した後になんらかの理由で姿を消し、自分の創った世界を自分に仕えたポケモン達に治めさせた」
マオ「……どういう事?何でアルセウスは姿を……?」
カスミ「さぁ?知らないわよそんなの。」
カスミ「ただ…その姿を消したアルセウスを呼べると言われて居るのが天界の笛よ」
マオ「………………」
カスミ「ホウエンが星の国って呼ばれたり、カントーが始まりの国と呼ばれるのも、そこを治めたアルセウスの部下達の名残らしいわね」
マオ「そんな伝説があったなんて…」
カスミ「そしてここからが本番」
カスミ「アルセウスには最も信頼できる部下がいた」
カスミ「アローラを治める神"女神ディアンシー"とカロスを治める神"邪神フーパ"」
マオ「!?」
マオ「ディアンシーがアルセウスの部下!?」
マオ「それに……邪神フーパって……?」
カスミ「言ったとおりよ。フーパはカロスに伝わる神。アローラのディアンシーみたいなもんよ」
マオ「……邪神………」
カスミ「そして、ディアンシーとフーパは突然姿を消したアルセウスに疑問を持ち」
カスミ「更にはその絶大なる力を悪用されないように、抑止力として、それぞれ七匹のポケモンを選び、自分の治める国の各地に眠らせた」
マオ「……まさか…」
カスミ「……太陽(ソルガレオ)と月(ルナアーラ)」
カスミ「光(ネクロズマ)と影(ギラティナ)…金(ホウオウ)と銀(ルギア)」
カスミ「大地(グラードン)と大海(カイオーガ)…真実(レシラム)と理想(ゼクロム)」
カスミ「細胞(ジガルデ)と遺伝子(ミュウツー)、そして……」
カスミ「破壊(イベルタル)と」
イベルタル「ゲハハ!」
カスミ「再生(ゼルネアス)」
ゼルネアス「(………………)」
カスミ「ここまで説明したら、お馬鹿なアンタでもわかるでしょ?」
カスミ「アローラとカロスに伝わる伝説の七匹のポケモンとは、ようはその地の神、ディアンシーとフーパに選ばれたポケモンの事…そして…」
カスミ「アルセウスを悪用する者が現れた時に止める為の抑止力」
マオ「……じゃあ、対になってるって言うのは……」
カスミ「……アンタ意外と馬鹿ね?」
マオ「は?」
カスミ「対になってるってのはどちらかが暴走した時にそれを止める為の物…」
カスミ「ようは……」
カスミ「今みたいな状況の為よ」ニヤッ
マオ「…………………」
マオ「でも……確か国王様の話だと、ソルガレオとネクロズマはディアンシーが持ってたって……」
カスミ「だ~か~ら~!アタシも聞いた話しだって言ってんでしょこのアンポンタン!」
マオ「な!?」
カスミ「そんなに気になるなら、ディアンシーかフーパに会って直接聞きなさいよ!アタシ別にキョーミないし!」
マオ「(邪神フーパ…か…)」
カスミ「ま、つっても無理か……」
マオ「!」
カスミ「だって、アンタ今ここでしぬしね?」ニヤリ
イベルタル「(ゲハハハハハ!!)」
ゼルネアス「(お姉ちゃん……!)」
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
よくわかったよ・・・対になってるとかそういう事以前にアンタが人の命を弄ぶクソ野郎って事がね!
マオ「うん…よぉくわかったよ!」
マオ「対とかそういう事以前に、アンタが人の命を弄ぶクソ野郎って事はね!」
カスミ「……なにアンタ?いいコちゃんってやつ?」
カスミ「うっざ~い」オエ
マオ「ゼルネアス!アイツを懲らしめるよ!」
マオ「メガホーン!!」
ゼルネアス「(いくよっ!)」ギラン
ズドドド!
カスミ「イベルタル。遊んであげなさい」
イベルタル「(ゲハハハハハ!)」
カスミ「バークアウト!」
イベルタル「(ゲハハ!)」
ズオオ
ゼルネアス「!?」ググッ
マオ「ゼルネアス!」
マオ「な、何でゼルネアスの動きが遅く……」
カスミ「……わかる?これが実力の差ってやつよ?」
マオ「!?」
カスミ「ようは単純にアンタのゼルネアスのフェアリーオーラがアタシのイベルタルが創るダークオーラを防ぎきれていないだけの話し」
マオ「オーラ!?」
カスミ「イベルタル。デスウイング!」
イベルタル「(ゲハハハハハァ!)」スッ
ズバッ
ゼルネアス「(キャアアアー!)」
マオ「ゼルネアスー!」ダッ
ゼルネアス「(い、痛い……)」ヨロッ
マオ「大丈夫!?ゼルネアス!今、青い花弁で………」
カスミ「……………ニヤッ」
ヒラヒラ
パリパリ
マオ「!?」
マオ「な、なんで……!?花弁が枯れて…」
カスミ「まだ理解できてないの?このお馬鹿さんは?」
マオ「……え?…」
カスミ「アンタのその花弁はゼルネアスのフェアリーオーラで作った花弁」
カスミ「オーラの力で勝るイベルタル相手に形を維持できるハズがないでしょ?」
マオ「そ、そんな事……」ジリッ
カスミ「あるのよ」パチン
イベルタル「(ゲハハー!)」
ズオオ
ゼルネアス「(う…あ…おねえちゃ…動けな………)」ピクピク
マオ「ぜ、ゼルネア………」ピクピク
カスミ「ダークオーラを強くした。動けないでしょ?」クスッ
マオ「っ……………!」ピクピク
カスミ「ま、と言ってもこれだけ強力なダークオーラの中で正気を保っているだけでも流石ね」
カスミ「ま、そっちの方が都合がいいか」ニヤッ
マオ「………?」ピクピク
カスミ「………さっきのアンタのビンタ…痛かったなぁ…」ボソッ
マオ「!?」ビクッ
ドカッ
マオ「うっ……」ドサッ
マオ「お、オエ………」ゲー
カスミ「アハハハ!きったないわねー!吐かないでよ!」
イベルタル「(おいおいカスミィ!腹に蹴りをいれるとはエグいなぁ!ゲハハハハハ!)」
カスミ「アンタに言われたくないのよイベルタル」フンッ
カスミ「アンタさぁ?何とかなると思ってたでしょ?」
マオ「………………?」ピクピク
カスミ「今までもどんなピンチでも何とかなってきた」
カスミ「私達はあのNやセレナにも勝ったんだ。きっと今回も何とかなる」
カスミ「ってね?」
マオ「……………」ピクピク
カスミ「甘いのよ」
カスミ「気合いや気持ちだけでそう何度もうまく奇跡が起こる訳ないでしょバーカ!」
マオ「…………うぅ………」ピクピク
ゼルネアス「(お、おねえちゃ……)」ピクピク
カスミ「アタシはNやセレナみたく甘くないからさぁ」
カスミ「アンタらに現実を教えてあげるわよ」
マオ「…………ぅ………あ……」ピクピク
カスミ「で、アンタは今からアタシに頭を踏み潰される訳だけど………」
カスミ「最後に何か言う事はある?」
マオ「………………」ピクピク
カスミ「聞くだけなら聞くわよ?」
カスミ「"聞くだけ"ならね?」ケラケラ
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
Nもセレナも心の底から悪じゃなかった・・・アンタもそうじゃないの?
マオ「………マーマネや…スイレンが…言って…た……」ピクピク
カスミ「?」
マオ「Nや……セレ……ナも…心の…底からは…悪い奴じゃなかっ……た…って……」ピクピク
カスミ「…………………」
マオ「アンタも……本…当は………」
カスミ「………………」スッ
グチャ
マオ「」ピクピク
カスミ「ふんっ!これだからいいコちゃんは……」グリグリ
イベルタル「(あららァ…可愛いお顔が潰れたマトマの実みたくなっちゃってェ)」
イベルタル「(おーおー、相変わらずエグいねェ?カスミィ!そいつ何か言いかけてたぜェ?)」
カスミ「いいのよ。アタシ、遊べないオモチャに興味はないから」
ゼルネアス「(……おね………ちゃ……)」ピクピク
ゼルネアス「(…………………)」バタリ
カスミ「ゼルネアスもアウトか…」クスッ
カスミ「さぁ、さっさとクノエの村のコロシアイショーを見に行くわよ?イベルタル」
イベルタル「(お?何だか機嫌が悪いみたいだなカスミィ?)」
カスミ「当然でしょ?あのアンポンタン女のせいでコロシアイショー観賞が途中で中断されたんだから」ムスッ
カスミ「次は…あの村の中でライヴでショーを見るわよ?」ニヤリ
イベルタル「(ゲハハハハハ!俺よりもお前の方が悪魔だよ!)」
カスミ「………………」
マオ「」ピクピク
カスミ「頭潰されてんのに身体はピクピク動いてるんだ……」
カスミ「…………………」
カスミ「気持ち悪っ」クルッ
イベルタル「(ゲハハハハハ!)」クルッ
マオ「」ピクピク
ゼルネアス「(……………………)」
・・・・
・・・
・・
・
クノエの村周辺の森
パカラ パカラ
マーシュ「なんかすまへんなぁ…助けて貰った上にスイクンにまで乗せて貰って…」
リーリエ「ふふっ、いいんですよマーシュさん。遠慮なさらないで下さい」
リーリエ「ね?スーさん?」
スイクン「クーン!」パカラ パカラ
マーシュ「ふふっ、あんがとなスーさん?」
スイクン「クン!」パカラ
マーシュ「あと、おっぱいに掴まらんといて?リーリエちゃん」
リーリエ「す、スーさんの上は狭いんだし、仕方ないじゃないですか!」
マーシュ「(そうなんか?)」
マーシュ「と、ところでリーリエちゃん」
リーリエ「はい?」
マーシュ「なんで勇者ちゃんは機嫌が悪いん?」
リーリエ「え?」
アセロラ「…………………」プクー
マーシュ、リーリエ「?」
スイレン「ご、ごめんねサトシ?おんぶしてもらっちゃって……」ドキドキ
サトシ「スイレンは怪我人なんだし気にすんなよ!」
サトシ「それにさ、俺、結構体力あるんだぜ?全然ヘーキだよ!」ニッ
スイレン「サトシ……」
スイレン「(サトシ…自分だってバトルの後で疲れてるハズなのに……)」
スイレン「(優しいな…やっぱり大好き…)」ギュッ
サトシ「スイレン?どうした急にしがみついてきて?」
スイレン「えへへ///」ギュッ
アセロラ「…………」スト
全員「?」
リーリエ「スーさんから降りてどうしたのですかアセロラ?」
アセロラ「………スイレン、スーさんの上、替わってあげるから乗りなよ!」
スイレン「え?」
アセロラ「ほらっ!スイレン怪我人でしょ!早くスーさんに乗りなよ!」グイグイ
スイレン「い、いーよ…サトシがおんぶしてくれてるし…」
アセロラ「いーから!本当はサトシだって疲れてるでしょ!」
サトシ「俺は平気だよアセロラ」
アセロラ「もぅ!いいから!」グイグイ
スイレン「ちょ、ちょっと!」
ギャー ギャー
リーリエ「あ、アセロラ?スイレン?」オロオロ
マーシュ「(ふふっ、そういう事どすか…)」
マーシュ「(勇者ちゃんも、嫉妬しちゃうような普通の女の子なんどすな)」クスッ
マーシュ「サトシはん、モテモテどすな」パンッ
サトシ「え?」
ドカーン!!
全員「!?」
サトシ「な、何だ今の音!?」
マーシュ「い、今の音……」
マーシュ「あ、あの方向はまさか……クノエの村!?」
リーリエ「え!?」
スイレン「そ、そういえば…あの姉妹…村にカスミが来るって……」
マーシュ「カスミ……」ギリッ
サトシ「急ごう!」ダッ
アセロラ「うっ……」ズキ
スイレン「?」
リーリエ「ど、どうしたのですかアセロラ!?」
アセロラ「ふ、ふぁぁぁああぁ!」ズキズキ
サトシ「アセロラ!」ダッ
リーリエ「大丈夫ですか!アセロラ!」
アセロラ「も、紋章が痛い……」グスッ
スイレン「ギラティナオリジンフォルムの紋章が……?」
アセロラ「うぅ…ひっぐ……えっぐ…」グスッ
サトシ「そ、そんなに痛むのかアセロラ!」
リーリエ「アセロラ…大丈夫です…私がついています……」
アセロラ「うぅ…違うの…」グスッ
サトシ「え?」
アセロラ「……アセロラ…紋章から伝わってくるの……」グスッ
マーシュ「つ、伝わってくる?」
リーリエ「ど、どういう事ですか…?」
アセロラ「……マオが……」グスッ
サトシ「マオがどうかしたのか!?」
アセロラ「……マオが……しんじゃったの…」グスッ
マーシュ「………な!?」
スイレン「な、何言ってるの……?アセロラ…」
アセロラ「うぅ……えっぐ…ひっぐ……」
サトシ「…な、なぁ……う、嘘だろ……?」
アセロラ「うぅぅ……うわーん!」グスッ
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
スイレンがセレナの焼き直しじゃねーか
サトシに慰めてもらいましょう
しっかりしてくださいアセロラ!さっきみたいにカスミを無限暗夜に閉じ込めて永遠の恐怖を味わわせて償わせましょう!!!
リーリエ「ま、マオが……!」アワワ
リーリエ「そ、そんなハズがあ、ありません!何かの間違いです!」アワワ
リーリエ「そ、そうだ!そのカスミとかいう人をさ、先程みたいに無限暗夜へ誘って永遠の恐怖を……」ブツブツ
リーリエ「な、なんなら私が、誰もいない平行世界へ送って…」ブツブツ
マーシュ「リーリエはん!しっかりしなはれ!」ユサユサ
リーリエ「あわわ…」ユサユサ
アセロラ「うっ……ひっぐ……」グスッ
サトシ「……アセロラ…」スッ
アセロラ「さ、サトシ……」
サトシ「……正直俺はマオがしんだ何て信じられないし、信じたくない…だからさ…」
サトシ「だからさ、早く村に行って、自分達の目で真実を確めようぜ?」ナデ
アセロラ「………………」グスッ
アセロラ「うん………」ギュッ
サトシ「へへっ……」
リーリエ「でぃ、ディグダが気安く私の嫁に……」アワワ
マーシュ「リーリエはん!いい加減落ち着いてくれどす!」
スイレン「(サトシ…本当はサトシだって辛いのに……)」
スイレン「(私だって……マオちゃんがしんだなんて信じたくないよ…)」グスッ
スイレン「(………でも…)」
スイレン「………そうだね…早く村にいこう……」
スイレン「村に行って……この目で確めて……」
スイレン「カスミの奴をボコボコにしてやろうよ!」
サトシ「スイレン…」
アセロラ「……うん…そうだね……」ゴシゴシ
アセロラ「行こう…クノエの村に……」
クノエの村
ギャー ギャー
タスケテ……
カスミ「アハハハ!思ったとおりの地獄絵図ねぇ…」
カスミ「信頼し合ってたトレーナーとポケモンのコロシアイ…」
カスミ「やっぱ生で見ると絶望感が違うわぁ!」ケラケラ
お婆さん「お嬢ちゃん!」
カスミ「!」
お婆さん「見ない顔だね?今、この村はポケモン達が暴走して人間を襲っているの!」
カスミ「………………」
お婆さん「お嬢ちゃんも危ないから、早く村からお逃げ!」
カスミ「>>安価」
安価 近いレスの中
老婆に化けてるみたいだけど…あなた何者?
カスミ「………上手く老婆に化けているみたいだけど、アンタ何者?」
老婆「………ふふふ、流石は魔王軍四天王のカスミと言ったところか……」スッ
カスミ「!」
ハンサム「私の名前はハンサム。解放軍の幹部だ」
カスミ「……解放軍…」
ハンサム「……元、同志のカレンから、魔王軍の四姉妹に襲われたとの報が入ってねぇ」
ハンサム「来てみれば…姉妹はいなかったものの……」
ハンサム「どうやら思わぬ大物が釣れたようだね」パチン
ゾロゾロ
カスミ「!」
ハンサム「おっと、動かないでくれよ?四天王カスミ」
解放軍1「………………」
解放軍2「………………」
ハンサム「彼らは私の部下で解放軍の精鋭達だ」
ハンサム「君は完全に包囲されている」
カスミ「……………ちっ!」
ハンサム「!」
カスミ「どいつもこいつも……オジャマムシが……」イラッ
カスミ「イベルタル!」
イベルタル「(ゲハハハハハ!やっと出番かカスミィ!)」
オオオオ
解放軍1「あ、あれがイベルタル…」ゴクリ
解放軍2「まるで悪魔だ……」
ドヨドヨ
ハンサム「…………やはりこうなるか……」
ハンサム「グレッグル!」
グレッグル「グレッ!」
カスミ「ぶち壊してやる……全部ぶち壊してやる!」
イベルタル「(ゲハハハハハ!!)」バサッ
ハンサム「……来るぞ!」
・・・・・
・・・
・・
・
カスミ絶許
>>587
というよりもはやみんな誰だよ
ハンサム「うぅ…」ドサッ
解放軍1「」
解放軍2「」
カスミ「アハハ!なによ、解放軍もたいした事ないのねぇ?」
ハンサム「(……これが四天王…強すぎる………)」
ハンサム「(だが……)」
ハンサム「………………」スクッ
カスミ「………まだやる気?」
ハンサム「>>安価」
近いレスの中
1つだけ聞く、君にとってポケモンとは何だ?
ハンサム「……一つだけ聞く……」
カスミ「?」
ハンサム「君にとってポケモンとは何だ?」
カスミ「……ふんっ、何よそれ?」
ハンサム「……答えろ!」
カスミ「………決まってんじゃん……」
カスミ「道具よ」
ハンサム「!?」
カスミ「アタシにとってポケモンはアタシを楽しませてくれる便利な道具」
カスミ「それ以上でもそれ以下でもない」
カスミ「何か問題でも?」
ハンサム「………………」
イベルタル「(ゲハハハハハ!相変わらず酷ェ女だなァ!カスミィ!)」
カスミ「なによー!アンタだって人間を虫ケラくらいにしか思ってないでしょ?イベルタル」
イベルタル「(ゲハハ!違ェねェ!)」
ハンサム「………そうか…」
ハンサム「ならば君はここで何としても止めねばな……」ヨロッ
カスミ「……………お説教?ウザいわねぇ」ボソッ
カスミ「イベルタル」ショッ
イベルタル「(はいよ)」
バサッ バサッ
ハンサム「イベルタルに乗って村の上空へ?」
ハンサム「何をする気だ!」
ギャー ナンダアノアカイポケモンハ
アクマダー
カスミ「やっぱ空はいいわね…村が一望できる」
ギャー ギャー
カスミ「オモチャ共が馬鹿みたくギャーギャー喚いてるわ」
カスミ「イベルタル」
カスミ「暴風」
イベルタル「(ゲハハハハハ!)」シュウウ
ブンッ
メキメキメキ
ハンサム「!?奴は何を!?」
商店街
マーマネ「やめてバリヤード…」グググ
バリヤード「バリィ!!」バリバリ
ブオン
マーマネ「!?」
マーマネ「な、なにこの風!?」
メキメキメキ
ポケモンセンター
ハリマロン「ハリー」バリバリ
マノン「ハリさん……」
カキ「くそっ、どうなってる!」
ミュウツー「!」
ミュウツー「(カキ!マノン!私の近くに!)」バッ
カキ「なに?」
ブオン
メキメキメキ
中心街
ハンサム「うぅ……今の風が"暴風"だと!?」
ハンサム「村が……メチャクチャだ……」
カスミ「キャハハハハ!」
ハンサム「貴様……何をやっている!」
カスミ「どうせぶっ壊す村なんだしさぁ?ちょっとした刺激という名のスパイスを加えてあげただけよ?」
カスミ「今ので何人死んだかしらねぇ?」ケラケラ
ハンサム「っ……………!」
カスミ「イエローも……アンポンタン女も……アンタもウザいのよ……」
カスミ「みんなでアタシに説教くれちゃってさ……アンタらそんなに偉いの?」
ハンサム「……それはこちらのセリフだ」
カスミ「!?」
ハンサム「貴様は……村や人やポケモンを弄ぶ程偉いのか!?」
カスミ「………うっざ……」ボソッ
カスミ「壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す」
カスミ「全部ぶち壊してやる!!イベルタル!」
イベルタル「(ゲハハハハハ)」シュウウ
ハンサム「くっ………万事休すか…」
「もうやめて下さい!カスミさん!」
カスミ「!?」
イエロー「………………」
カスミ「い、イエロー!?」
カスミ「な、何で!?アンタ…消しとんだハズなのに……」
ハンサム「君は…?」
イエロー「……もう大丈夫です」
イエロー「カスミさんは…ボク達が止めます」
ハンサム「>>安価」
安価 近いレスの中
もう許せるぞオイ!
このオーラ・・・この子も百戦錬磨か
実はレッドはサトシの兄でした展開来ないかな
ハンサム「(この子…一見普通の女の子にも見えるが…)」
ハンサム「(いくつもの厳しい戦いを乗り越えたかのようなオーラを纏っている…百戦錬磨ってやつか…)」タラーッ
イエロー「おじさん、ここはボク達に任せて安全なところへ…」
ハンサム「しかし…」
カスミ「馬鹿ねー。この村に安全な場所なんてもう無いわよ?」
イエロー「……………」
カスミ「何でアンタがここに居んのか知らないけどさぁ……」
イエロー「!」
カスミ「もうどうでもいいわ。何度でも破壊してあげるわよ」
イエロー「……………チュチュ……!」
チュチュ「チュ!」
カスミ「……懲りないわねぇ。そんな電気ネズミがイベルタルに敵う訳ないでしょ?」
イエロー「やってみなきゃわかりません!チュチュ!10万ボルト!」
チュチュ「チュー!」
バリバリ
イベルタル「(………………)」
イエロー「うぅ……やっぱ効かないか…」
チュチュ「チュ……」ジリッ
カスミ「気が済んだ?イエロー」
カスミ「……次は……2度と復活出来ないようにバラバラにしてあげるわ!」
カスミ「イベルタル!鎌鼬!」
イベルタル「(ゲハハハハハ!)」
シュン シュン シュン
イエロー「風を黒い刃に変えてる…………」
ハンサム「………やはりダメか…」ガクッ
カスミ「アハハ!バラバラになっちゃえ!」
イベルタル「(しねー!!)」
スパッ スパッ スパッ
イエロー「……うっ……」
ひらっ
キン!
カスミ「!?」
イエロー「………え?」
ハンサム「生きてる……?」
ヒラヒラ ヒラヒラ
カスミ「な、何でフェアリーオーラの青い花弁が……?」
イベルタル「(………おいおい…こりゃァいったい……)」
カスミ「だ、だって……アイツはアタシが確かに頭を踏み潰して……」
「アンタが言ったんでしょ?」スタスタ
カスミ「!?」
マオ「ゼルネアスは"再生"の象徴だって」
ゼルネアス「(決着をつけにきたよ。イベルタル)」
イベルタル「(……ゼルネアスゥ……!)」
イエロー「マオちゃん!」
カスミ「は、はぁ?な、何意味わかんないこと言ってんのよ!」
カスミ「アンタは死んだのよ!?アタシに頭を踏み潰されて!」
カスミ「死んだ人間が生き返るなんて…」
マオ「………………」
イベルタル「(カスミィ…現実を見ろ…)」
カスミ「!」
イベルタル「(信じられねェがアイツら…)」
イベルタル「(一度死んだ事でフェアリーオーラを覚醒させやがった…)」タラーッ
カスミ「っ……………!」
マオ「ゼルネアス!」
ゼルネアス「(うん!)」ファサッ
ヒラヒラ ヒラヒラ ヒラヒラ
カスミ「!」
ハンサム「こ、これは…」
イエロー「村中に青い花弁が……」
ハンサム「………傷が……」ポウ
イエロー「……それだけじゃありません…」
商店街
ヒラヒラ ヒラヒラ
マーマネ「この花弁はマオとゼルネアスの?」
シュウウ
マーマネ「壊れた家が…治っていく?」
バリヤード「(う、う~ん…)」
マーマネ「バリヤード!」ダッ
バリヤード「(あ、あれ?私?)」
マーマネ「ダークオーラが溶けてる!」
マーマネ「良かったぁ!」
ポケモンセンター
ヒラヒラ ヒラヒラ
マノン「ハリさん!」ギュッ
ハリマロン「ハリ?」
カキ「この青い花弁は確か…」
ミュウツー「(ああ、マオとゼルネアスだ)」
ミュウツー「(見ろ)」
カキ「!」
ハピナス「ハピ?」
ミュウツー「(ポケモン達のダークオーラが浄化されていく…)」
カレン「どうなってるの?傷が…」
マリルリ「マリー!」
キリカ「マリルリ!」ギュッ
「あれ?」
カレン、キリカ「!」
アサミ「私確か…あの青い服来た女の子に……」
キリカ「アサミ!」ダキッ
アサミ「え?え?」
シオネ「あ……ぁ……」
カレン「!」
シオネ「指が……指が元に……」グスッ
カレン「シオネ……」ウルッ
中心街
カスミ「あ、ありえない……」
カスミ「な、何でアンタ達が生き返ってんのよ!?」
カスミ「なんで壊れた村が直って……」
マオ「……治したんじゃない」
カスミ「!?」
マオ「"元に戻した"んだよ」
カスミ「元に…戻した……?」
マオ「そうだよ。この村を……アンタ達が来て傷つける前の……」
マオ「元の"クノエの村"に再生させたんだ」
カスミ「さ、再生……?」
イエロー「こ、こんな事が……」
ハンサム「まるで奇跡だな……」タラーッ
カスミ「な、なんなの!?意味がわからない!」
カスミ「あ、あり得るハズないのよ!奇跡や魔法じゃあるまいし!」
マオ「……………」
カスミ「ふ、ふざけないでよこのゾンビ女!」
マオ「………そうだね。これは奇跡や魔法じゃない」
カスミ「!?」
マオ「……れっきとした……私とゼルネアスの力だ!」
ゼルネアス「(…………………!)」キッ
カスミ「>>安価」
安価 近いレスの中
くっ...ならもう一度壊してやる!一度安堵したやつらに再び絶望を味あわせる...ふふふ、最高のショータイムじゃない!
でもその前に...
ふたたび 生き返らぬよう
そなたの はらわたを
喰らいつくしてくれるわっ!
後半安価関係ないですはい
カスミ「ふふっ…ならさぁ…」
マオ「!」
カスミ「ならもう一度壊してやる!一度安堵したやつらに再び絶望を味あわせる…ふふふ、最高のショータイムじゃない!」
イエロー「カスミさん…」
カスミ「何度でも…何度でも壊して壊して壊して壊して…」
マオ「……じゃあ、私は何度でも守ってやる!」
マオ「ゼルネアス!ジオコントロール!」
ゼルネアス「(はぁぁ!!)」ウイーン
イエロー「ゼルネアスが力を溜めてます!」
カスミ「やらせるか!イベルタル!デスウイング!」
イベルタル「(ゲハハハハハ!)」
ブンッ
マオ「ゼルネアス!メガホーン!」
ゼルネアス「(いくよ!イベルタル!)」
ブンッ
イベルタル「!?」
バチバチバチ
イベルタル「(ゼルネアスゥ!!)」ギリギリ
ゼルネアス「(イベルタル!!)」ギリギリ
イエロー「ゼルネアスの角に纏ったフェアリーオーラとイベルタルの爪(?)に纏ったダークオーラのぶつかり合い…」ゴクリ
ハンサム「互角か……」
カスミ「チィ…!」
カスミ「もう一度自由を奪ってやる!」
カスミ「イベルタル!バークアウト!」
イベルタル「(ゲハハハハハ!)」
ズオオ
マオ「そうはさせないよ!」
マオ「ゼルネアス!重力でアイツを引きずり下ろして!」
ゼルネアス「(わかった!)」
ブーン
カスミ「!?」
イベルタル「(な……!?)」ベチン
カスミ「な……」
イベルタル「(なんだとォォォ!?)」ズーン
マオ「どう?」
イベルタル「!?」
マオ「体の自由を奪われた気分は?」ニッ
イベルタル「(チィ…!)」ズズズズ
マオ「ゼルネアス!ウッドホーン!」
ゼルネアス「(ハァァァ!!)」ダダダ
カスミ「イベ………!」
イベルタル「(チクショウがァァァ!!) 」ズズズズ
ゼルネアス「(ふん!)」ブンッ
イベルタル「(グギャアアア!!)」
ドーン!!
カスミ「イベルタル!」
ハンサム「凄い…あのイベルタルを…」
ハンサム「………君達は…いったい何者なんだ……?」
イエロー「……ボク達は…」
イエロー「勇者のパーティーです!」
ハンサム「……勇者……」
イベルタル「(く、クソがァァァ!)」ヨロッ
カスミ「………ゾンビ女が…」ギリッ
カスミ「イベルタル!」
イベルタル「!」
イベルタル「(…………そうだな…)」バサッ
イエロー「またイベルタルとカスミさんが上空に…」
ゼルネアス「(お姉ちゃん…アイツら…何かやる気だ…!)」
マオ「………………」
カスミ「………ハハハ…私に壊せない物なんてないんだ……」
カスミ「壊して……壊して壊して…」ブツブツ
カスミ「イベルタル」
イベルタル「(ああ!)」
シュオオ
イエロー「イベルタルが何かを溜めています!」
ハンサム「あの赤黒い玉はいったい……」
マオ「……ダークオーラを集中させた破壊光線で村ごと消す気だ……」
ズオオ
カスミ「……そろそろいいわね?イベルタル…」
ハンサム「な、何て巨大な玉だ…」
カスミ、イベルタル「村ごと消えろ!!」
マオ「ゼルネアス!」ピカー
ゼルネアス「(うん!)」
シュオオ
イエロー「マオちゃんの紋章が!」
ハンサム「あれは……」
カスミ「!?」
カスミ「アイツら……ゼルネアスの角にフェアリーオーラを集中させて………!」
シュウウ
ズウウ!!
イエロー「あの青い玉は!?」
ハンサム「イベルタルの赤黒い玉よりも巨大だ……!」
カスミ「……な……!?」
イベルタル「(んだとォ!?)」
カスミ「あ、あんのオジャマムシがぁ!」
マオ「ねえ」
カスミ「!」
マオ「最後に何か言い残す事はある?」
カスミ「!?」
マオ「聞くだけなら聞くよ?」
マオ「"聞くだけ"ならね!」
カスミ「っ………………!」
カスミ「>>安価」
安価 近いレスの中
本当は・・・仲間やポケモンと楽しくしてる・・・アンタが羨ましかったのかもね
カスミ「………本当は…羨ましかったのかもね…」ボソッ
マオ「!」
カスミ「……仲間や…ポケモンと仲良くしてるアンタ達が…」ボソッ
マオ「…………………」
カスミ「………でも、もう遅い……!」キッ
カスミ「イベルタル!破壊光線!!」
イベルタル「(消し飛べェ!!)」
ドーン
マオ「ゼルネアス!ムーンフォース!!」
ゼルネアス「(ハァァァ!!)」
ドーン!!
ババババ!!
イエロー「巨大なムーンフォースと破壊光線のぶつかり合い!」
ハンサム「……まるで夢でも見ているような光景だ……」
イベルタル「(ぐ、ぐう……)」ギリギリ
カスミ「……………」
マオ「いっけー!ゼルネアスー!!」
ゼルネアス「(ハァァァ!!)」
ドドド
イベルタル「(ちっ…)」ジリッ
イベルタル「(チクショウーーー!!)」
ドドド!
イエロー「ムーンフォースが破壊光線を貫いた!」
イベルタル「(アァァア………
カスミ「………………
ジュウ
シュウウ
ヒュウウウウ
イベルタル「」ドサッ
カスミ「」ドサッ
ハンサム「イベルタルとカスミが……」
ハンサム「勝ったのか……?あの子達が…あの悪魔に……」
イエロー「マオちゃん!ゼルネアス!」ダッ
チュチュ「チュ!」ダッ
マオ「イエローさん…チュチュ…」
イエロー「やった……やりましたね……」ウルウル
マオ「ははっ……」
マオ「……………」
マオ「お疲れ様?ゼルネアス」ナデ
ゼルネアス「(うん。お疲れ様!お姉ちゃん!)」スリスリ
ハンサム「(あの四天王に勝つとはな…)」
ハンサム「(たいした子らだ…)」フフッ
カスミ「ううっ……」
マオ「!」
イエロー「カスミさん!」ダッ
カスミ「………イエロー……」
カスミ「………そっか…アタシ…負けたんだ……」
マオ「………………」
ハンサム「君達……」ヨロッ
マオ、イエロー「!」
ハンサム「……名乗るのが遅れて済まない。私は解放軍幹部のハンサムだ…」
マオ「解放軍の……?」
ハンサム「………その女……四天王カスミは知っての通り危険な人物だ…」
ハンサム「悪いが、彼女の処遇については、私達、解放軍に任せてくれないか?」
カスミ「……………………」
マオ「……えと…………」
イエロー「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシとセレナが結ばれる展開来ないかな
処刑はやめてくださいよ?
次は私と…いや私達と仲良くしましょう
イエロー「あ、あの……その……酷い事しないで下さいね?しょ、処刑するとか…拷問するとか…」アワアワ
マオ「イエローさん…」
カスミ「………………」
ハンサム「安心してくれ、そんな事をするつもりは無い」
ハンサム「私達は魔王軍とは違うからね」
ハンサム「ただし、彼女は重要参考人だ。
ハンサム「イベルタル共々、解放軍のカロス本部で厳重な拘束はさせてもらう」
カスミ「……はっ、ざまあ無いわね……」
イエロー「…………カスミさん…」
カスミ「……相変わらず甘いのねイエローは……」
カスミ「村を消して……アンタをコロそうとした相手を心配するなんて……」
イエロー「だ、だって……」
マオ「………私はまだアンタを許したつもりはないからね?」
カスミ「…………わかってるわよ。ゾンビ女…」
カスミ「アタシだって許してもらうつもりなんかない…」
マオ「…………」
ハンサム「……勇者の仲間達…君達には本当に感謝している、ありがとう」
マオ「い、いや…私達はそんな……」
ハンサム「勇者や…君の仲間達にも伝えておいてくれ」
ハンサム「解放軍のハンサムが感謝していたと」
マオ「は、はぁ………」
ハンサム「それではまた合おう。勇者の仲間よ」
マオ「あ、はい……」
ハンサム「さあ、来るんだ」ヨッ
カスミ「ウザいわね…自分で歩けるわよ!」ヨロッ
イエロー「…………………」
イエロー「カスミさん!」
カスミ「!」
イエロー「次会う時は……」
イエロー「ボクと……いや、ボク達と仲良くしましょう!」
カスミ「………………」
マオ「イエローさん…」
カスミ「あーあ、相変わらず甘ったるいのよアンタ!」ヨロッ
イエロー「カスミさん…」
カスミ「………考えておいてやるわ」ボソッ
イエロー「!」パアア
マオ「ふふっ」
ハンサム「さぁ、来なさい」グイッ
カスミ「ちっ、わかってるわよ」ヨロッ
イエロー「カスミさん…」
マオ「……きっと大丈夫だよイエローさん」ポンッ
マオ「さ、みんなの所に戻ろ?」
イエロー「はい!」
解放軍のカロス本部
前回今回未登場の街
安価下
コガネシティ
翌日
マーシュの会社
ウエーン
アセロラ「うえ~ん!よかったよぉー!マオー!」ビエーン
スイレン「ほ、本当に…生きてて良かった……」グスッ
マオ「あはは…心配かけてごめんね?」ナデナデ
マオ「(まぁ、実際一回しんだんだけどね…)」
リーリエ「わ、私…心配で……」ムギュ
マオ「あははリーリエ…」
マオ「どさくさに紛れておっぱいに顔埋めるのやめてくれない?」
リーリエ「うっかリーリエ」テヘペロ
サトシ「にしても、本当に心配したんだぜ?マオ」
マオ「……うん、ごめんね…」
カキ「…それにしても…ゼルネアスの超再生か…」
カキ「……昨日まではあんなにメチャクチャだった町並みが全て元通りなんてな…」
カキ「奇跡としかいいようがないな…」ウーム
マオ「ははっ、惚れた?」
カキ「ん?」
マオ「何でもない…」
マーマネ「確かサトシのホウオウも覚醒したんでしょ?ハートゴールドだっけ?」
バリヤード「バリリィ!」
サトシ「ああ、まぁな!」
アセロラ「サトシ!すっごくカッコ良かったんだよぉ!」
スイレン「(流石は私の未来の旦那だよサトシ)」グフフ
マノン「スイレンは何でニヤついてんの?」
アセロラ「いつもの病気(妄想)だよ」
サトシ「ラジュルネ…また会いたいな…」ボソッ
スイレン、アセロラ「!?」
リーリエ「ところでマーマネ、ずっと気になっていたんですが、そのバリヤードはなんなのですか?」
マーマネ「えーっと……」
バリヤード「バリリィ♪」スリスリ
マーマネ「なんか懐かれた」
リーリエ「そうですか」
カキ「それで、四天王のカスミは解放軍に拘束か……」
マオ「うん…解放軍のハンサムさんって人の話によると、コガネって街で厳重拘束らしいよ」
スイレン「まぁ、何にせよ四天王で一番危ない奴が捕まって良かったよ!」
マーマネ「マオ!凄いよ!」
マオ「そ、そっかな?////」テレッ
アセロラ「解放軍かぁ……」
リーリエ「あまりいい思い出がないですね…」ハァ
イエロー「カスミさん……」
マーシュ「勇者はん達、ちょっとよろしいどすか?」
アセロラ「ふぁ?マーシュさん?」
マーシュブランド 直営店
アセロラ「ふぁー!」キラキラ
スイレン「ほ、本当に好きなだけ持っていってもいいんですか!?」キラキラ
マーシュ「ええ、ご自由に」ニコッ
マノン「や、やったー!」
マオ「マーシュブランドの服が選び放題なんて夢みたい……」
リーリエ「あ、アセロラ!あっちにいい服が!」フンスフンス
アセロラ「あっちのはえっちぃから嫌」
イエロー「あ、あの…すみません」
マーシュ「ふふっ、ええんどすよ?」
キリカ「むしろ…これくらいじゃ足りないくらいだよ?」
アサミ「ごめんね?私達にはこれくらいしかできなくて…」
シオネ「……私…勇者さん達に助けて貰ったご恩…一生忘れません…」グスッ
サトシ「へへっ」
マーマネ「充分だよ!みんな喜んでるしね?」
カキ「ああ、そうだな!さてと俺も…」
カキ「ホシとマノンに服を選んでやるかなっ!」キャホーイ
サトシ「カキ……」
マーシュ「ふふふ」
スイレン「(あ!あの服はラジュルネと取り合いになった奴だ!)」
キリカ「あの服がお気に入り?」
スイレン「え、えと……」モジモジ
スイレン「で、でも私…チビだし…子供体型だし……あの服は…」モジモジ
キリカ「………」チラッ
サトシ「?」
キリカ「ふふっ、成る程ね?」
スイレン「?」
キリカ「この服…気に入ったんなら、特注で作ってあげようか?」
スイレン「ほ、本当ですか!?」キラキラ
アセロラ「ふぁー、それにしても驚いたよぉ」イソイソ
カレン「?」
アセロラ「カレンちゃんが元、解放軍だったなんてさ?」
カレン「ああ……」
リーリエ「……元、という事は何かあったのですか?」
カレン「……うん、ちょっとね?」
カレン「私さ…解放軍にはリーダーのシロナさんって人に憧れて入ったんだ」
アセロラ「ふぁ?シロナ?」
リーリエ「……何処かで聞いた覚えが…」ウーム
カレン「で、実際入ってみれば上司がマツブサって人で……」
リーリエ「マツブサ!?」
アセロラ「アセロラ!あのおじさん嫌い!」
カレン「マツブサさんを知ってるの?」
リーリエ「まぁ」
アセロラ「色々……」
カレン「……それで…マツブサさんのやり方について行けなくて、解放軍を抜けた所をマーシュさんに拾って貰ったって訳」
リーリエ「マーシュさん…やはり素晴らしい人です…」キラキラ
カレン「……マツブサさんを知ってるなら勘違いしないで欲しいんだ……」
アセロラ、リーリエ「?」
カレン「確かにマツブサさんはあんな人だけどさ、解放軍やリーダーのシロナさんは本当にいい人達だから……」
アセロラ「………………」
リーリエ「……アセロラ、私、先程から気になっていたのですが…」
アセロラ「うん、アセロラもだよリーリエ」
カレン「?」
アセロラ、リーリエ「(シロナさんってどっかで聞いた事ある名前だ…)」
ライモンの街
ホムラ「さぁ!君達!休んでる暇は無いぞ!街の復興の為にキリキリ働きなさい!」
解放軍「へ~い」
イズミ「あんたも働きなさいな。マクノシタ」
ホムラ「だ、誰がマクノシタだ!」
ウシオ「はっはっは!」
フウロ「ふふっ、まさかちょっと前まで紛争をしてた解放軍と魔王軍が仲良く街の復興作業とはね?」
カミツレ「これも勇者ちゃん達のお陰ね♪」
カガリ「……元気でやってるかな…マオ…」
「はーっくしょん!」
アオギリ「おいおい、汚ぇなあ…」
マツブサ「う、うるさい!」ズズ
アオギリ「お前…悪い事ばっかやってたから、きっと誰かがお前の悪口言ってんだよ」ニヤニヤ
マツブサ「だ、黙れ!」
マツブサ「(くそっ!何故この私が街の復旧作業なんぞを……)」
マツブサ「(あの忌々しい勇者め……次会ったら……いや、もう二度と会いたくないな…)」
アオギリ「そういや聞いたぜマツブサ?お前、夜中一人で便所に行けねぇんだって?」
マツブサ「!?」
マツブサ「だ、黙れ!貴様も一度あの暗闇に誘われてみろ!トラウマじゃ済まんぞ!」
アオギリ「?」
「あ、マツブサさんだ!」
マツブサ「あ?」
リラ「久しぶり!」ニコニコ
マツブサ「リラ!?」
アオギリ「?」
マツブサ「リラ…貴様何故ここに…!?」
リラ「えーとですねー…」
マツブサ「ちっ、何の用かは知らんが、私は今機嫌が悪いのだ…消えろ!」
リラ「えー」
「そりゃ悪かったねぇマツブサ」
マツブサ「ああ?」
ライチ「やっほー」
マツブサ「げっ!?ライチ……」
ライチ「あ?」
マツブサ「………サマ…」ボソッ
ライチ「よろしい」
アオギリ「おいマツブサァ。誰だこのおば…」
ライチ「あ?」
マツブサ「や、やめろアオギリ!コロされるぞ!」アセアセ
アオギリ「え?」
マツブサ「(ま、待てよ……ここにリラとライチが居ると言う事は、まさか…あのロリコンババアも……)」チラッ
シロナ「お!マツブサ!久しぶりね!」
マツブサ「(や、やはりか!)」アセアセ
マツブサ「そ、その…お久しぶりでございますシロナ様…」ビクビク
マツブサ「し、して…今日はいったい何用で?」ビクビク
シロナ「ああ、実はね?リラが噂の勇者ちゃんに会ったって言うのよ」
マツブサ「勇者!?」
シロナ「それでさ、恐らくリラが会ったカイナからのルートから行くと、勇者ちゃんはここに寄ったハズなのよ」
シロナ「勇者ちゃんいる?」
マツブサ「え、えっとですね……何故勇者に用が……」
シロナ「それはね?勇者ちゃんが美少女って聞いた…………」
ライチ「……………」ジトー
シロナ「……同じ世界平和を志す者として、一度会っておきたいからです」キリッ
マツブサ「そ、そうでございますか~、流石はシロナ様。素晴らしい(このロリコンババアめ!捕まれ!)」ニコニコ
アオギリ「勇者ならこの街にはもういないぜ?」
シロナ「嘘!?」ガーン
ライチ「(誰だこのおっさん)」
シロナ「マツブサァ!ちゃんと勇者ちゃんを丁重にもてなした!?私や解放軍の印象を良くしておいたんでしょうね!」
マツブサ「え!?」ギクッ
シロナ「どうなのよ!」
マツブサ「え、えーとですね…」ビクビク
マツブサ「>>安価」
安価 近いレスの中
ごめんなさい
何でもするのでどうかご慈悲を…!
セレナをわが軍に引き入れれば奴の力でをが軍の団結力が上がるのでそれで手を打ちませんか?
マツブサ「あの…その……ごめんなさい」ボソッ
シロナ「は?」
マツブサ「ひぃぃ………」ガタガタガタ
マツブサ「で、でもですね!シロナ様!勇者が美少女(?)とか、アレ嘘ですよ!」
シロナ「え?そうなの?」
マツブサ「は、はい~!だってあのガキ、口をあんぐり空けたマヌケ面で…」
マツブサ「お、思い出しただけで腹立ってきたぞあの糞ガキ!」ワナワナ
ライチ「いや、本当に何があったの?」
カガリ「……これ…写真です……勇者の…」ピラッ
シロナ「!」
シロナ「こ、これは……!」ワナワナ
マツブサ「ね?なんかムカつく阿保面してるでしょ?そのガキ」
シロナ「美少女じゃないの!ブチコロすわよ!マツブサァ!!」
マツブサ「ご、ごめんなさいぃぃ!」
アオギリ「(何かスゲーなこの女…)」
マツブサ「(畜生……変態ババアの趣味なんて理解できねぇよ!)」シクシク
シロナ「あぁ…早く会いたいな勇者ちゃん…」ポッ
ライチ「それはどういう意味で?」プルルル
ライチ「ん?電話?もしもし…」ピッ
ライチ「!?」
シロナ「マツブサァ!私が勇者ちゃんに嫌われたらお前のせいだからな!覚悟しとけよ!」
マツブサ「な、何でもしますんでどうかご慈悲を!」ガタガタガタ
ライチ「シロナ!大変よ!」
シロナ「何?勇者ちゃんの消息がつかめたの?」
ライチ「それどころじゃないよ!今、ハンサムから連絡があって……」
ライチ「クノエであの四天王のカスミを捕まえたって!」
全員「!?」
ライチ「しかも……カスミを倒したのは噂の勇者一行らしいよ…」
シロナ「勇者ちゃん一行が四天王を…」
リラ「(ふふっ、流石だね。アセロラ、リーリエ!)」
アオギリ「(あの悪魔女を倒したか…)」
アオギリ「へっ、やっぱあいつらには敵わねえな…」ニッ
ライチ「それで、今カスミを拘束する為にコガネの本部に向かってるらしいわ…」
シロナ「そう…そういう事ならば…」
ライチ「コガネに向かうんだね!」
シロナ「クノエに向かいましょう」
ライチ「なんで!?」
シロナ「だって勇者ちゃんクノエに居るんでしょ?」
シロナ「誰かさんのお陰で落ちた、私の印象を良くしておかないと」ギロッ
マツブサ「ひぃぃぃ!」ガタガタガタ
ライチ「それどころじゃないでしょ!ロリコンもいい加減にしてよ!」
シロナ「>>安価」
安価 近いレスの中
美少女に会いたくてこっちはストレス溜まってるのよ!
だまりゃ!!このクソババァ!
シロナ「う、うるさいわよ!私は美少女に会いたくて溜まってんのよ!」
ライチ「なにが?」
シロナ「す、ストレスが……!」
シロナ「だ、だいたい!私はただの子供好き!ロリコンじゃない!」
ライチ「ロリコンはみんなそう言うんだよ」
シロナ「なによ!行き遅れ!」
ライチ「あんたに言われたくないわよ!」
シロナ「やる気?」
ライチ「上等!」
マツブサ「や、やめて下さい!街が消し飛びます!」
リラ「ははは、相変わらずシロナさんは大好きな子供の事になると熱いなぁ!」
カガリ「……ね?」
アオギリ「君達純粋だね」
ライチ「だいたいリーダーのあんたがコガネに行かなきゃ意味無いでしょ!」
ライチ「世界とロリ、どっちが大事なの!?」
シロナ「ロ……」
ライチ「あ?」
シロナ「わ、わかったわよ!じゃあ、こうしましょう!」
シロナ「私はコガネへ向かいます」
シロナ「代わりにリラ。貴女がクノエに行って勇者ちゃんに挨拶してきなさい」
リラ「え?ボクがですか?」
シロナ「リラ、貴女勇者ちゃんと会った事あるんでしょ?お願いね?」
リラ「は、はぁ…シロナさんの頼みなら…」
シロナ「ちゃんと私の事ageておくのよ?」
リラ「は、はい…」
シロナ「これでいいでしょ?」
ライチ「ハァ…ま、いいか…」
シロナ「よし、それでは……」スクッ
マツブサ「し、シロナ様!もうお帰りですか!?ザンネンダナー」
シロナ「何言ってんのよ、貴方も私達と一緒にコガネに行くのよ?」
マツブサ「…………え?」
マツブサ「で、でも……私には街の復興という仕事が……」アセアセ
カガリ「リーダー……街は……ボク…達に……任せて…」グッ
マツブサ「!?」
シロナ「問題無いわね?」
マツブサ「………………ハイ……」ガクッ
ライチ「ついでに髭のおっさん、あんたも来な」
アオギリ「え?俺も?」
ライチ「あんたカスミの事知ってる風だったしさ、ついでに」
アオギリ「いや俺はい……」
マツブサ「や、やめろアオギリ!逆らうな!しぬぞ!」ウルウル
アオギリ「………わ、わかったよ!」
シロナ「よし、それでは各々!解放軍としての誇りを持って、責務を果たしなさい!」
全員「おー!」
マツブサ「オー………」
アオギリ「(俺、解放軍じゃないんだけど…)」
シロナ「あ、それとリラ」チョイチョイ
リラ「なんですか?」
シロナ「これ、勇者ちゃんに会ったら渡しておいて」コソコソ
リラ「何ですかこれ?」ピラッ
シロナ「私のLINEのID!何時でもLINE待ってるからって勇者ちゃんに言っておいて♪」パチッ
リラ「………………」
クノエの村
アセロラ「ふぁー!可愛いふりふり袖いっぱいもらっちゃった♪」
リーリエ「後でお着替えショーしましょう♪」ウキウキ
スイレン「キリカさん!特注のふりふり袖ありがとうごさいます!」
キリカ「ふふっ、それ着て頑張ってねスイレンちゃん?応援してるから!」
サトシ「?」
スイレン「//////」
マオ「マーシュさん!ありがとうございました!」ペコリ
マーシュ「なんのなんの?それに礼を言うんは、ウチらの方どす」ニコッ
カキ「なぁ、マノ……」
マノン「(この服着たところ……アランにも見せたいな……)」
マノン「ん?どうしたの?カキ?」
カキ「………いや……」
サトシ「よし、じゃあそろそろ次の街へ行こうぜ!」
アセロラ「だね!」
マーマネ「ここから行くと次の街は…」
マーシュ「あんさんら……ミアレに向かっとるんやろ?」
マーマネ「はい」
マーシュ「なら、次の街はあそこどすな」
イエロー「あそこ?」
マーシュ「クノエからミアレへ行くとなるとあん街を通る事になる」
マーシュ「かつてアルセウスが訪れたとの言い伝えのある"神が訪れた街"」
次に行く街 前回今回未登場でポケモンゲームに登場した街
安価 下
デセルシティ
デセルってゲームだったっけ?
駄目ならサンヨウシティで
デセルってフーパの映画の街でしたっけ?
そうだよ
本当はアルセウスの映画の舞台になった都市にしたかったけど名前忘れた
ニビシティ
マーシュ「クノエから出た森の先に広がる広大な砂漠。そしてその砂漠の中に佇む都市」
マーシュ「かつてアルセウスが立ち寄り、そしてカロスの邪神"フーパ"が住んでいたとされる都市"デセル"」
サトシ「アルセウスだって!?」
アセロラ、リーリエ、マオ「邪神フーパ!?」
スイレン「え?」
マーマネ「邪神?」
カキ「お前ら、何か知ってるのか?」
アセロラ「うーん、知ってるっていうか……」
リーリエ「知らないといいますか…」
マノン「?」
マオ「…………」
マオ「みんなに話さなきゃならない事が
あるんだ…」
全員「?」
・・・・
・・
・
※詳しくは>>572
リーリエ「私達の伝説のポケモンにはそんな秘密が……」
スイレン「何か話が壮大すぎて…」
イエロー「……そういえば…カントーにも神と呼ばれるポケモン"ミュウ"の伝説がありました…」
イエロー「その話からすると…ミュウもかつて、アルセウスに仕えていたという事でしょうか…」
カキ「……邪神フーパ…もう1つの目的であるアルセウスや天界の笛の糸口になるかもしれないな」
マーマネ「だね!」
マオ「まぁ、敵(カスミ)の言う事だから何処までが本当かはわからないけどね…」
マーシュ「でも、デセルはフーパがかつて居たとされる地…今もまだ居るとは限らんどす…」
マーシュ「何せカロスには、フーパの噂が所々に立ってるどす」
リーリエ「ですが…論理的結論から言いますと、どの道デセルはミアレに行くために通る街です!」
リーリエ「少しでもフーパについての情報を収集しましょう!」
リーリエ「ね?アセロラ!」
アセロラ「ふぁ?お話終わった?」ムニャムニャ
サトシ「ふ、フーパすっげーなぁ?ピカチュウ?」アセアセ
ピカチュウ「ピカ…」ハァ
マノン「だ、だよねー!フーパもアルセウスも凄い凄い!」アセアセ
マオ「君らには少し難しい話だったね?」
リーリエ「(難しい話を聞くとおねむなアセロラ可愛い)」ポッ
スイレン「(ふふっ、やっぱサトシには私がついていてあげなきゃ////)」
カキ「(少しお馬鹿なマノン萌え)」デレー
マーマネ「ダメだこいつら」
イエロー「あ、あの!」ガタッ
全員「!」
アセロラ「ふぁ?どうしたのイエローちゃん?」
イエロー「じ、実はボク…ずっと考えてたんですが?」
アセロラ「?」
イエロー「じ、実はボク!コガネに向かおうと思うんです!」
マオ「え!?」
サトシ「どういう事だよイエロー!」
マーシュ「コガネいうと、デセルからはま逆の方向どすよ?」
イエロー「……ボク…コガネに行ってもう一度ちゃんとカスミさんと話をしたいんです…」
イエロー「……ボクからみんなについていくと言っておきながら勝手でごめんなさい…」
マーマネ「イエローさんそれって…」
スイレン「まさか、パーティから抜けるって事?」
マノン「え!?」
アセロラ「……………」
リーリエ「そんな!?」
イエロー「ボクもコガネから経由してミアレに向かい、皆さんと必ず合流します!」
イエロー「これ以上ボクのワガママで皆さんに迷惑をかける訳にはいきません…だから…」
イエロー「皆さんはボクに構わずデセルに向かって下さい!」
リーリエ「そ、そんな迷惑だなんて…」
マオ「そ、そうだよイエローさん!」
マーマネ「な、なんなら僕達もコガネを経由してデセルでそれから……」
カキ「待て!」
全員「!」
カキ「俺達のパーティのリーダーはアセロラだ」
カキ「この件に関してはアセロラが決める事だ」
カキ「そうだろ?勇者アセロラ?」
マノン「カキ……アセロラ……」
アセロラ「……………」
イエロー「勝手でごめんね?アセロラちゃん……」
イエロー「……でも…ボクのワガママを聞いて欲しいんだ…」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
オッケー(ローラ風)
アセロラ「オッケー☆」キャピーン
イエロー「アセローラちゃん!」
リーリエ「アセローラちゃん可愛い!」
スイレン「ねぇ、サトシ。アセロラのやつ、あんな事やって恥ずかしくないのかな?」
サトシ「そっか?可愛いだろ?」
スイレン「!?」
マーマネ「で、でもいいの?アセロラちゃん?」
アセロラ「……イエローちゃんが決めた道だ、アセロラはそれを尊重するよ」
アセロラ「だから、アセロラ達はアセロラ達の道に進もう」
アセロラ「一刻も早く世界を救う為に!」グッ
マオ「アセロラ……」
カキ「ふっ」
イエロー「アセロラちゃん…」
イエロー「ありがとう!」
アセロラ「えへへ!」
アセロラ「でもね?イエローちゃん、約束して!」
アセロラ「必ずまた後でミアレで合流するって!」
イエロー「………はい!」
マーシュ「勇者はん達、今回は本当にありがとな」
マーシュ「感謝しても感謝しきれんどす!」
アセロラ「ううん、いいんだよ!勇者として当然の事をしたまでですから!」
カレン「必ずまた遊びに来てね!」
アサミ「可愛い服をたくさん用意して待ってるよ~!」
マオ「ありがとうございます!」
マノン「必ずまたくるね!」
キリカ「スイレンちゃん~!頑張ってね?」コノコノー
スイレン「お、オッケー☆////」モジモジ
サトシ「?」
アセロラ「何やってんのスイレン」
シオネ「リーリエちゃん、マオちゃん、君達は私の命の恩人みたいなものだよ」
シオネ「私は……この恩を一生忘れません」グスッ
マオ「そ、そんな大袈裟な…」アセアセ
リーリエ「シオネさん」スッ
シオネ「?」
リーリエ「シオネさんなら必ずマーシュさんのような素敵なデザイナーになれます!私が保証します!」
リーリエ「私、応援してますから!がんばリーリエです!」グッ
シオネ「…………うん!」グスッ
イエロー「皆さん!」ザッ
全員「!」
イエロー「今までお世話になりました!」
イエロー「そして、必ずミアレで合流しましょう!」
マーマネ「うぅ、イエローさん…」グスッ
カキ「泣くなマーマネ…」
マオ「でも、やっぱ寂しいね」
スイレン「うん…」
リーリエ「イエローさん!」ダキッ
イエロー「リーリエちゃん」グスッ
リーリエ「さ、最後にお別れのちゅーを……」ンー
イエロー「やめて」グイッ
サトシ「イエロー!絶対にまた会おうぜ!」
イエロー「うん!」
アセロラ「イエローちゃん。次はミアレで」
アセロラ「約束だよ?」ニコッ
イエロー「アセロラちゃん……」
イエロー「………………」
イエロー「はい!オッケー☆」キャピーン
アセロラ「えへへ!」ニコッ
アセロラ「さぁ!みんな、次の目的地は神の訪れた街"デセル"だ!」
アセロラ「また新しい冒険にしゅっぱつしんこー!」
全員「おー!」
こうして四天王カスミからクノエの村を救ったアセロラ達は
イエローとミアレで合流する事を約束し
次なる街、デセルへ向かうのであった…
アセロラ達勇者一行はかつて神が訪れたとされる街、デセルへ向かう為に広大な砂漠を渡っていた
カンカン
パカラ パカラ
アセロラ「ふぁ~あっついよぉ」ダラダラ
リーリエ「ぬ、脱ぎますかアセロラ?」フンス
アセロラ「いや」
スイクン「く、クーン……」ヨタッ
マノン「スーさんもグロッキーだね」
スイレン「この灼熱の中、お荷物を3人も乗せてずっと歩きっぱなしだからねぇ」
アセロラ「な」
リーリエ「ん」
マノン「だと?」
スイレン「ふんっ」
マオ「ちょっと、この熱いのにケンカはやめてよ!」
スイレン「だ、だって!スーさんの親は私なのに!」
スイレン「何で私は徒歩であいつらはずっとスーさんの上で楽してるの!?」
アセロラ「だって勇者だし」パカラ
リーリエ「姫ですから」パカラ
マノン「いいじゃん別に」パカラ
スイレン「そこ代われ!」
サトシ「まぁまぁ、いいじゃんスイレン」アヂー
スイレン「……ま、まぁ…サトシが言うなら…」
アセロラ「さっすがサトシ!やっさしいー!」
マーマネ「てゆーか、デセルはまだなの?」
マーマネ「このままじゃミイラになっちゃうよ……」
リーリエ「ダイエットに丁度いいじゃないですか」
マーマネ「え」
カキ「しかし…もうそろそろのデセルが見えて来てもいいハズなんだが…」
カキ「ん?」
マオ「ん?どうしたのカキ?」
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
誰か倒れてるぞ!
気のせいか...?この場所一度通ったような......
カキ「……………」
マオ「ね、ねぇ…どうしたの?」
カキ「いや……」
カキ「(気のせいか?ここは一度通ったような……?)」
マーマネ「あー!」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「どうした!?マーマネ!」
マーマネ「あ、あそこに誰か倒れてるよ!」
全員「!」
誰か倒れてる人
ポケモンゲームに登場した未登場有名トレーナー(女性)
安価下
エリカ
エリカ出たね・・・
マツリカで
エリカは登場してたので再安価下
マツリカでいきます
原作だとアセロラ達と同じ立場のキャラであることを思い出すのに数分かかった
アセロラ「ふぁー!大丈夫ー?」ダッ
「うぅっ……」
マツリカ「おー、人だー!助かったよ」
マツリカ「カミサマに感謝感謝」
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「まぁ、美人さん」
サトシ「なぁ、何でこんな所に倒れてたんだ?」
マツリカ「いやー、実は絵を描くために砂漠に出たら迷っちゃってね?」
マツリカ「ぐるぐるしてたら倒れてた」アハハ
スイレン「何か…危機感がないというか……」
マオ「ゆっるい人だね…」
カキ「なぁ、絵を描くために砂漠に出たって事はデセルの人間なのか?」
マツリカ「うん、そうだよ」
マツリカ「いやぁ、しぬかと思ったよ。君達が来てれて良かったぁ」
マノン「全然危機感が伝わってこない…」
マツリカ「やっぱりこれも普段の信心のお陰だね。カミサマに感謝感謝」
アセロラ「カミサマ?」
リーリエ「信心?」
マツリカ「あ、名乗るのが遅れちゃったね?」
マツリカ「あたしはマツリカ。デセルの人間で趣味で絵描きをやってるんだ」
マツリカ「よろしくね?」
マツリカ【デセル出身、アルセウス教信者】
アセロラ「ふぁ!私はアセロラ!よろしくね!マツリカちゃん!」
マツリカ「うん、よろしく!アセロラ!」
リーリエ「あ、あの…先程言っていたカミサマというのは……?」
マツリカ「ああ…」
マツリカ「デセルはあのアルセウスが訪れた街って噂は知ってるでしょ?」
リーリエ「はい、まぁ……」
マツリカ「アルセウスはあの街ではカミサマその者」
マツリカ「そして、あたしは、そのアルセウスを崇めるアルセウス教の信徒なんだよ」
カキ「アルセウス教だと?」
マツリカ「うん、デセルで一番ポピュラーな宗教だよ」
マツリカ「アルセウス教はカミサマ、アルセウスを崇め、神の声が聞けると言われている、ゲーチス様をトップに集まった集団なんだ」
サトシ「ゲーチス?」
アセロラ「神の声?」
スイレン、マオ、マーマネ、マノン「(うっさんくせぇ……)」
マツリカ「ほらっ、見て」ゴソゴソ
マツリカ「このアルセウス教のシンボルマークの形をしたブローチ」
マツリカ「これ、あたしの宝物なんだっ」ニコッ
アルセウス教のシンボルマーク
安価 近いレスの中
アルセウスにまたがるゲーチスの絵
ディアルガ・パルキア・ギラティナ・アルセウスの顔のついたシンボル
マオ「あ、あのこれは……」
マツリカ「んー?アルセウス教のシンボルマークだよ?」
マオ「い、いや…その…このアルセウスに股がってる人は誰なのかなーなんて…」ハハハ
マツリカ「よくぞ聞いてくれました!」
全員「!?」ビクッ
マツリカ「アルセウスに股がるこのお方こそ、アルセウス教のトップであり、神の声が聞こえるお方、ゲーチスさまなのでーす!」エッヘン
マオ「はは…そうなんだ…」
スイレン「(ダサいにも程があるよ…)」
カキ「(絶対インチキだろ)」
リーリエ「(てゆーか…神様であるアルセウスに股がるとか……)」
マーマネ「(ありえない……でも……)」チラッ
マツリカ「このブローチ…あたしの宝物なの…!」スリスリ
スイレン、マーマネ、リーリエ、マオ、カキ「(指摘したら絶対怒るだろうなぁ……)」
アセロラ「ふぁー?これがシンボルマーク?カッコわるいよー」ブー
マノン「てゆーか、何でゲーチスって人は神様に股がってんの?」
サトシ「何かこのゲーチスってやつ偉そうだな。な?ピカチュウ?」
ピカチュウ「ピカピ……」
マオ「やめろ!3馬鹿トリオ!」
サトシ「だってなぁ?」
マノン「ねぇ?」
アセロラ「アセロラちゃんは、勇者として本音を言ったまでです!」エッヘン
マオ「威張るな!空気よめ!」
マーマネ「ひ、ひぇ~…」チラッ
マツリカ「………………」プルプル
マーマネ「あわわ…絶対に怒ってらっしゃる……」ガクガク
リーリエ「あ、アセロラ。宗教家の人達に今のは少しマズいのでさ?」ヒソッ
スイレン「そ、そうだよサトシ…」アセアセ
カキ「マノン……今のは流石に……」
アセロラ「アセロラ、嘘つきは嫌いです」
リーリエ「マツリカさん。そのシンボルマーク、論理的結論から言いますと、ダサいです!」
サトシ「ゲーチスって奴怪しい顔してるぜ!スイレンもそう思うだろ?」
スイレン「ゲーチスって絶対悪人だよマツリカさん!」
マノン「お兄ちゃ~ん」
カキ「神はアルセウスではない。マノンだ!」
マオ「もうやめろ馬鹿共!」
マーマネ「(終わった……)」ガクッ
マツリカ「………………」プルプル
マツリカ「>>安価」
安価 近いレスの中
君たちもそう思うのかい(ほっとしたような声で)
マツリカ「…………………」プルプルプルプル
マーマネ「あわわわわ…ご、ごめんなさい!」
マオ「そ、そうなんだよ!この子達、ちょっとアホなだけで決して悪気は…」
サトシ「おいマオ!アホはないだろアホは!」ブー
マノン「ノンノンノン!マノンはアホじゃないよ!」ブー
アセロラ「あ、アホって言う方がアホなんだもん!」ブー
マオ「ややこしくなるから少し黙ってて!」
マツリカ「……ぷぷ…」
全員「?」
マツリカ「……あははは!正直だね君ら!」
マオ「へ?」
アセロラ「ふぁ?」
マツリカ「……ふふっ、やっぱり君達もそう思う?実はあたしもこのシンボルマークはちょっとないかなーって思ってたんだ…それに…」
マツリカ「……いくらゲーチス様でも、カミサマに股がってるのはちょっと違うかなーなんて……」
アセロラ「マツリカちゃん……」
マツリカ「んー、でも、あたしがアルセウス様をカミサマだと思って信仰してるのは譲れないけどねー」
マーマネ「ま、マツリカさんがいい人で良かった…」ホッ
マツリカ「ま、宗教の自由って言葉もあるしね?あたしは別に君らがアルセウス教をどう思おうが気にはしないよ」
マオ「ま、にしてもさ、マツリカさんの大事な物を笑ったんだし、少しは反省しないとね?」
アセロラ、サトシ、マノン「ごめんなさい…」ペコリ
マツリカ「いーって、いーって」
カキ「なぁ、マツリカ」
マツリカ「!」
カキ「マツリカはデセルの人間なんだろ?何故、付近の砂漠で迷っているんだ?」
マツリカ「んー、それはね?」
マツリカ「うっかり捕まっちゃったからだよ~」
リーリエ「捕まった?」
マツリカ「君ら、実は同じ所をぐるぐる回ったりしてなかった?」
全員「!?」
カキ「(やはりか……)」
マツリカ「これはね?>>安価の仕業なんだよ」
アセロラ達やマツリカが同じ所をぐるぐる回っている理由
安価 近いレスの中
砂漠に住んでるAZってオッサンが住処に近づけさせないためにシンボラーの催眠術で幻覚を見せてるからだよ
乾巧ってやつ
マツリカ「噂じゃあ、この砂漠にはAZっていう人が住んでるらしくてね?」
マツリカ「そのAZがシンボラーを使って幻覚を見せてるらしいよ~」
マツリカ「地元じゃ有名な話なんだ。でもほらっ!あたしってちょっとヌケてるとこあるから…」
スイレン「うっかりはまっちゃったんだ?」
マツリカ「テヘペロ」
サトシ「成る程な…ポケモンの仕業か」
リーリエ「あの……マツリカさん。そのAZさんは何の為に幻覚を……?」
マツリカ「さぁ?実在するかわからないし………あ!」
カキ「どうしたんだ!?」
マツリカ「ちなみにあたしはAZの事を親しみを込めて"AZにゃん"と呼んでるよ!」
マオ「今はその情報はいらないです」
スイレン「でも……ポケモンの見せてる幻覚だとしたら、どうやって抜け出す?」
カキ「実際全く幻覚だと気づかなかったしな…」
リーリエ「……これは…かなり高度な幻覚ですね…」
マツリカ「そうなんだよね?それであたしも困ってたとこなんだ…」ゴソゴソ
アセロラ「ふぁ?どうしたのマツリカちゃん」
マツリカ「ごめんね?ちょっとお祈りの時間」
マツリカ「これはかかせないからさ」
アセロラ「お祈り?」
マツリカ「…………………」ブツブツブツ
全員「…………………」
サトシ「………俺達はさ、とりあえずここにから抜け出す方法を考えないか?」
スイレン「そうだね……」
カキ「まずは、幻覚の主、シンボラーを見つけないとな」
リーリエ「!」ピキーン
マオ「どうしたのリーリエ?」
リーリエ「私、閃きました!」
リーリエが思い付いたシンボラーを見つける方法
安価 近いレスの中
料理を作って臭いでおびき出す
シトロニックギア・オン!ポケモンミツケール君
リーリエ「ふふふ!私、閃きました!」
マオ「本当!?」
スイレン「さすがリーリエ!」
リーリエ「名づけて!お料理を作って美味しそうな臭いでシンボラーを誘きだそう作戦です!」
アセロラ「ふぁー?」
マーマネ「何それ」
リーリエ「その名の通りです!」
カキ「そんなんで出てくる訳ないだろ」ハァ
サトシ「だいたいシンボラーの好物ってなんだ?」
リーリエ「文句を言うのならば、貴方達が何かいい案を出して下さいよ!この役立たずダクトリオ!」キーッ
カキ「だ、ダグ……」
マーマネ「役立たず……」
サトシ「………まぁ、やるだけやってみるか……」
マノン「そもそも料理する道具はあるの?」
マオ「鍋とクノエで調達した料理なら……」
カキ「………バクガメス」ボンッ
バクガメス「バクー」
……30分後……
グツグツ
バクガメス「バクー」メラメラ
マーマネ「(バクガメスコンロ便利だな…)」
マオ「よし!できた!マオちゃんシチュー!」
サトシ「うまそーな匂いだな…」ジュルリ
アセロラ「ふぁ~美味しそー…」ジュルリ
リーリエ「はい…ハングリーなアセロラ、とっても美味しそうです…」ジュルリ
スイレン「で、どうするの?」
マノン「……出てくるまで待つ?」
リーリエ「えーと……」
マツリカ「あー!美味しそうな臭い!」
マオ「マツリカさん…」
アセロラ「お祈り終わったんだ」
マツリカ「いただきマンムー!」パクッ
スイレン「ちょっ……!」
バサッ バサッ
シンボラー「ボラー!」
全員「!」
カキ「あれは…シンボラーだ!」
アセロラ「ふぁ…本当に出てきた!」
マオ「マジかい」
リーリエ「ほらっ!ね?ね?」
シンボラー「ボラー!」ダッ
カキ「攻撃してくるぞ!」
マツリカ「シンボラーが出てきた…あたしのお祈りが通じたんだ…」
マツリカ「ありがとー!カミサマ!」キャホーイ
スイレン「違う!あと、それどころじゃないよ!」
シンボラー「ボラー!」
マーマネ「あわわ…」アセアセ
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」
ピカチュウ「ピカー!」
ビリビリビリ
シンボラー「ボラー!!」ビリビリ
シンボラー「……………」ドサッ
マオ「やった!シンボラーを倒した!」
サトシ「へへっ!やったな!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカー!」
アセロラ「ふぁー!サトシ!カッコいーい!」
スイレン「(濡れた…////)」
ぐにゃーん
リーリエ「!」
リーリエ「見て下さい!景色が!」
マツリカ「シンボラーを倒した事で幻覚が解けたんだ」
マノン「……嘘でしょ?」
カキ「……何てこった……」
マオ「街が……目の前にあったなんて……」
~神の訪れた街 デセル~
アセロラ「ふぁ!これがデセル……」
スイレン「何か…大都市ってカンジだね……」
マーマネ「なんかおっきいタワーもある!」
サトシ「すっげー!入ってみようぜ!」
アセロラ「うん!」
マツリカ「君達!」
全員「?」
マツリカ「色々ありがとー。お陰で助かったよ!」
マツリカ「君達との巡り合い、カミサマに感謝感謝」
リーリエ「マツリカさんはこれからどちらへ?」
マツリカ「>>安価」
安価 近いレスの中
>>655
訂正
ダクトリオ→ダグトリオ
コガネシティ
マツリカ「ん~、あたしは一度家に帰ってシャワーを浴びてから、アルセウス教の集まりに出て、その後はコガネの方にでも、またふらふらっと絵を描きに行こうと思ってるよ?」
リーリエ「……シャワー… 」ゴクリ
アセロラ「リーリエ」
サトシ「アルセウス教の集まり?」
マツリカ「そ。ほらっ、あそこにおっきいタワーが見えるでしょ?」スッ
全員「!」
マツリカ「あれはデセルのシンボルデセルタワー」
マツリカ「かつてアルセウスが現れたと言われた場所に記念として建てられたタワーだよ」
カキ「アルセウスが……」
マツリカ「今日はあそこでゲーチス様が神の声をお聞きになるらしいんだ」
マツリカ「だから教団やデセル市民の人達がみんなで集まって神の声を聞きにいくんだよ」
サトシ「ゲーチス……」
アセロラ「神の声……か……」
マツリカ「…………キョーミある?」
アセロラ「…………………」
リーリエ「は、はい!恥ずかしながら私、マツリカさんのシャワーを浴びているお姿!キョーミあります!」フンス
マツリカ「え?」
マオ「本当に恥ずかしいよ」
アセロラ「………アルセウス教の集会…か……」
デセルタワー
ザワザワ
アセロラ「ふぁー、これが集会…」
リーリエ「人がたくさんいますね」キョロキョロ
マオ「デセル市民のほとんどが来てるんじゃない!?」
カキ「だが……ひょっとしたらアルセウスや天界の笛の手掛かりになる事があるがもしれない……」
マノン「……うぐ……狭……」
マーマネ「つ、潰される……」
スイレン「せ、狭い……」サワサワ
サトシ「!?」
サトシ「お、おいスイレン!変なとこ触るなよ!」
スイレン「せ、狭いんだし仕方ないでしょ?////」
リーリエ「ですよねー」サワサワ
アセロラ「殴るよリーリエ」ガシッ
マーマネ「!」
マーマネ「みんな見て!」
マーマネ「ゲーチスって奴が出てきたよ!」
全員「!」
「教団…市民の皆様……そして、他の街からいらっしゃった方もおられるでしょう…」
ゲーチス「本日はワザワザご足労申し訳ございません」コツコツ
ゲーチス「ワタクシがアルセウス教教主、ゲーチスです。お見知りおきを…」ニコッ
ゲーチス【アルセウス教、教主】
ウオー!ゲーチスサマ! コウゴウシイ… アリガタヤアリガタヤ
サトシ「あいつがゲーチスか…」
マノン「凄い人気だね…」
スイレン「胡散臭そう…」ジトー
アセロラ「…………………」
ゲーチス「………うっ……!」クラッ
ゲーチスサマ!? ドウシタンダ? マサカカミサマノコエガ…
ザワザワ
アセロラ「ふぁ?あのおじさん急にどうしたの?」
リーリエ「お腹でも痛いのでしょうか?」
マノン「違うんじゃない?」
ゲーチス「ぅ……うあぁ……!き、来た!来ました!アルセウスのお言葉が!」ハァハァ
サトシ「アルセウスの言葉だって!?」
リーリエ、スイレン、マオ、カキ、マーマネ「(胡散臭さ120%だな)」
ゲーチス「はぁはぁ……失礼……」
ゲーチス「たった今、我らが神…アルセウスのお言葉が私に降りてきました…」ハァハァ
ゲーチス「……このワタクシめが…及ばずながら、神のお言葉を代弁させて頂きます…」
ゴクリ
ゲーチスが代弁する神(アルセウス)のお言葉
安価 近いレスの中
この街に大きな混乱が近く訪れるであろう
この街に災いが起きるといいますそしてこの街に勇者御一行様が訪れその災いから守って下さると
ゲーチス「……アルセウスはこう仰っております…」
ゲーチス「……近く…この街に大きな混乱が訪れるであろう……」
コンランダッテ? イヤー!タスケテアルセウスサマー
ドヨドヨ
マオ「どうなってんのこれ?」
カキ「混乱?」
ゲーチス「……しかし…皆さん。安心して頂きたい!」
民衆「!?」
ゲーチス「アルセウスはこうも仰っている!」
ゲーチス「この街に勇者一行が現れ街の混乱をおさめてくれる……と……」
ユウシャダッテ? アノシテンノーヲタオシタッテイウ… ビショウジョトウワサノ?
ドヨドヨ
サトシ「……なぁ、アセロラ。あいつとどっかで会った事あんのか?」
アセロラ「………ううん…会った事ないよ…」
アセロラ「でも……」
ゲーチス「神の声を聞いた事で力を使いすぎた…」
ゲーチス「皆さん…申し訳ないが、本日はこの辺で……」サッ
ウオー!イイゾゲーチスサマー! ステキー
ワー ワー ワー
アセロラ「……あのおじさんに会う必要はできたみたい……」
祭司「ゲーチス様。本日の神託もご苦労様でした」
ゲーチス「うむ」
コラートマレクソガキー! ファー!ハナセー!
ゲーチス「!」
ゲーチス「何事だ?」
祭司「はて?なにやら騒がしいようですが……」
警備「こらー!止まれ糞ガキ!」
アセロラ「べー!」ダッ
ゲーチス「何事です?」
警備「げ、ゲーチス様…すみません。このガキが……」
ゲーチス「ガキ?」
アセロラ「……初めまして。教主のおじさん!」
アセロラ「"勇者"のアセロラだよ!」
ゲーチス「>>安価」
安価 近いレスの中
その額の紋章・・・
まさしく勇者様だ
祭司「な、なんだこの汚い子供は!すぐにつまみだ……」
ゲーチス「待ちなさい!」
祭司「!?」
ゲーチス「(この額のギラティナオリジンフォルムの紋章…)」
ゲーチス「(まさしく勇者の証…)」
アセロラ「………………」
ゲーチス「(やはりあの女の言った通りか……)」
ゲーチス「……これはこれは勇者様」ニコッ
ゲーチス「ワタクシはアルセウス教の教主を務めさせて頂いております。ゲーチスと申します」
ゲーチス「どうぞお見知りおきを」ニコッ
アセロラ「うん!よろしく~」
祭司「げ、ゲーチス様!?」
ゲーチス「この少女はまさしく勇者様だ。貴様ら!無礼であるぞ!」
祭司、警備「も、申し訳ございません…」
ゲーチス「勇者様…どうかこの憐れな子羊達の不敬をお許しくだされ……」スッ
アセロラ「いいよー!別に」
ゲーチス「ありがたき幸せ…」
ゲーチス「勇者様のご活躍は存じております…」
ゲーチス「あの神に仇なす魔王軍の四天王や殺戮姉妹を薙ぎ倒したとの話は、ワタクシ達教団の間でも評判でございます」
アセロラ「勇者として当然の事をしたまでです!」エッヘン
ゲーチス「左様でございますか。流石は勇者様」
ゲーチス「……ところで…本日は何用でワタクシなどにワザワザ会いに?」
アセロラ「……おじさん……アルセウスの声を聞けるって本当?」
ゲーチス「!?」
祭司「げ、ゲーチス様に向かって無礼な!」
ゲーチス「やめろ」
祭司「ゲーチス様……」
ゲーチス「本当でございますが?何故そのような事を…?」
アセロラ「………ふーん…」
アセロラ「ううん、それだけ!」
ゲーチス「……そうでございますか」
ゲーチス「どうですか?勇者様。これから勇者様の歓迎を兼ねて食事でも……」
アセロラ「ううん、いいや!」
アセロラ「じゃーね!おじさん!」
タッタッタ
ゲーチス「……………」
祭司「あれが勇者か……ただの礼儀のなってない子供のようにしか……」
ゲーチス「………………」スッ
祭司「ゲーチス様?どちらへ……」
ゲーチス「……神託で少し疲れた。部屋に戻る」
ゲーチス「ついてくるな」
祭司「は、はぁ……」
ゲーチスの部屋
ゲーチス「………………」バタン
「お疲れ様。ゲーチス」
ゲーチス「!」
ゲーチス「……おやおや、来ていらっしゃったのですか…」
フードの女「相変わらず見事な演説だったよ」ニコッ
ゲーチス「……ふふふ、これはお褒めにお預り光栄……」
ゲーチス「……しかし…改めて驚きましたよ」
ゲーチス「先程勇者が現れました。何もかも貴女の言った通りだ……」
フードの女「……そっか…ようやくアセロラがこの街に来たんだ…」
ゲーチス「……貴女の預言は素晴らしいの一言です!」
フードの女「………預言じゃないよ」クスッ
ゲーチス「?」
フードの女「……全部…見てきたからね?」ニヤッ
マオ「アセロラ遅いなぁ…」
マーマネ「大丈夫かなアセロラちゃん…」
サトシ「!」
サトシ「お!戻ってきたぜ!」
アセロラ「ふぁー!待たせてごめんねー!サトシ!みんな!」
スイレン「私達はついでか」
サトシ「アセロラ!あのゲーチスって奴どうだった?」
サトシ「何かされたりしなかったか!?」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
別に、それよりお腹すいたからどっかで食べてこうよ
ゲーチスは味方の方がよかったなぁ(´-ω-`)
というよりなんか冗長になってきたな
アセロラ「別に!大丈夫だったよ!」
アセロラ「ねぇ!それよりもアセロラお腹すいちゃった!」
アセロラ「ご飯でも食べにいかない?」
サトシ「え?」
スイレン「緊張感ないんだから…」
リーリエ「まぁまぁ、いいじゃないですか!」
マオ「そうだね!腹が減っては戦はできぬって言うしね!」
アセロラ「よっし!決まりー!」
デセル レストラン
アセロラ「ふぁー!ここのお料理美味しいねー!」
サトシ「……なぁ、アセロラ。本当に何もなかったのか?」
アセロラ「……心配してくれるの?」
サトシ「そりゃ当たり前だろ?」
アセロラ「サトシ……」
スイレン「けっ」
マオ「スイレン……」
リーリエ「!」
リーリエ「あそこにいるのは!」
マノン「え?」
マーマネ「マツリカさんだ!」
マツリカ「……………」カキカキ
アセロラ「なんか絵を描いてるよ~」
マオ「レストランで絵を描くって…」
アセロラ「何描いてるのかな?見てこよっと!」
カキ「おい!アセロラ!」
マツリカ「………………」カキカキ
アセロラ「…………………」ソーツ
マツリカが描いてる絵
安価下
AZの肖像画
マツリカ「………………」カキカキ
アセロラ「ふぁー…」
マツリカ「!」ビクッ
アセロラ「あ、ごめんね?」
マツリカ「い、いや、いいよ」
マツリカ「びっくりしたなぁ…いつからそこに?」
アセロラ「今だよ!」
アセロラ「みんなとご飯食べにきたの!」
マツリカ「そっかぁ…」
アセロラ「マツリカちゃんお絵描き上手だね!」
アセロラ「そのおじさんは誰なの?」
マツリカ「ん~?あー、この人はね、AZにゃんだよ」
アセロラ「え、えー!?このおじさんがAZにゃんなの!?」
マツリカ「うん、そうだよ」
アセロラ「で、でもAZにゃんは実在するかわからないって…」
マツリカ「噂はいっぱいあるって言ったでしょ?」
マツリカ「噂の特徴を繋げて……後は想像かな?」
アセロラ「マツリカちゃんすっごーい!想像力が足りてるよ!」キラキラ
マツリカ「ありがと」ニコッ
マツリカ「それよりもさー、今日の集会に来てたね?」
アセロラ「ふぁ、ちょっと興味があって……」
マツリカ「……街が混乱に陥っているところを噂の勇者様が助けてくれるか……」
マツリカ「………勇者……」
マツリカ「んー?そういえば、会った時に、アセロラ、自分の事勇者とか言ってなかったっけ?」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
そうだとしたら?
アセロラ「そうだとしたら?」
マツリカ「え!?そうなの!?」ガタッ
ザワザワ
オイオイナンダ? イマユーシャトカ…
アセロラ「ま、マツリカちゃん、シーっ」
マツリカ「あ、ごめん……」
アセロラ「ふぁー、本当は内緒にしてなくちゃいけないんだけどね?」
アセロラ「やっぱりアセロラの溢れだす勇者オーラ(カリスマ性)がそうさせてくれないか……」ハァ
マツリカ「いや、自分で言ってたじゃん」
アセロラ「ほらっ」ピラッ
マツリカ「え?それって……」
アセロラ「ギラティナオリジンフォルムの紋章。勇者の証だよ!」
マツリカ「へー…これが噂の……」
マツリカ「凄い…スケッチさせてもらお」カキカキ
アセロラ「えへへ/////」
「おい!アセロラ!」
アセロラ、マツリカ「!?」ビクッ
カキ「遅いから様子を見に来てみれば……」ワナワナ
カキ「まったく!あれ程勇者の事は内緒にしろと!」ガミガミ
アセロラ「ふぁーん!ごめんなさーい!」ビエーン
カキ「いや、今日という今日はお説教だ!」ガーッ
アセロラ「うわぁーん!」ビエーン
マツリカ「(これが勇者?)」
サトシ「もうその辺にしておいてやれよカキ?」
カキ「サトシ……だが……」
アセロラ「ふぁーん!サトシィ」ダッ
サトシ「ははは…」ヨシヨシ
マツリカ「あー、あのさ…」
カキ、サトシ、アセロラ「!」
マツリカ「ほ、ほらー、その…アセロラから溢れ出る勇者オーラ?が隠しきれてなかったみたいでさ?」
マツリカ「なんと…あたしが見破っちゃったんだよねー?だからさ、許してあげなよー?」
アセロラ「マツリカちゃん……」
カキ「だ、だが…」
アセロラ「そー、そー!マツリカちゃんの言うとおりなのです!」
カキ「お前はまったく反省を……」
サッ
アセロラ「……………」カクレ
サトシ「…………………」
カキ「おい!サトシの後ろに隠れてないで……」
サトシ「まぁ、許してやれよカキ?」
カキ「ううむ……」
マツリカ「ははっ、何かサトシとアセロラってさ?」
アセロラ「ふぁ?お、お似合いかな?」ドキドキ
マツリカ「兄妹みたいだね」
アセロラ「ふぁ……」ガクッ
マツリカ「……まー、でもさ?アセロラが勇者様なら街が混乱に陥ったら是非助けてよ?」
アセロラ「とーぜん!」
マツリカ「…………そっか……」パタン
マツリカ「期待してるよ~」
マツリカ「それじゃー、あたしはこれで」ヒラヒラ
アセロラ、サトシ、カキ「?」
翌日
サトシ「街が混乱だのなんだのって話だったけど、結局なんもなかったなー?」
マーマネ「やっぱ、あのゲーチスって奴インチキなんじゃない?」
カキ「まぁ、平和に越した事はないだろ」
ザワザワ
サトシ「ん?」
カキ「なんだ?騒がしいな…」
ザワザワ
ヒデエナ… コレデナンケンメダ… カワイソウニ
マーマネ「?」ヒョコッ
サトシ「なぁ、いったい何が……」ヒョコッ
カキ「!?」
サトシ「……これは…」
マーマネ「オエー」ゲロゲロ
町民A「また少女の惨殺死体か……」
町民B「酷い…まだ小さいのに……ああ…アルセウス様……」
町民C「血を全部抜かれてやがる…可哀想に……」
ザワザワ
サトシ、カキ、マーマネ「……………」
「おーい!」
サトシ「!」
マオ「おいてくなんて酷いぞー!」
スイレン「ま、待ってサトシ…」ハァハァ
アセロラ「ふぁ?人だかりだ!」
リーリエ「何かあったのですか?」
サトシ「……何にもないよ…なぁ?マーマネ?」チラッ
マーマネ「え?あ、うん!そうだね!」
マーマネ「さ、早く朝食食べに行こうよ!」
リーリエ「?」
マノン「ん?何かあったのかな?」ピョンピョン
カキ「マノン」スッ
カキ「見るな」
マノン「………え?」
アセロラ「……………?」
「…………」スッ
アセロラ「!」
サトシ「どうしたんだアセロラ?行こうぜ?」
アセロラ「あ、うん……」
アセロラ「(今のフードの人…アセロラ達を見てた……?)」
アセロラ「(顔は見えなかったけど…長い綺麗な金髪の髪……)」
マオ「でさー?今日はどうする?」
スイレン「アルセウスや天界の笛の事もあるし、やっぱりもう一回ゲーチスって奴の所に行く?」
マノン「あのゲーチスって奴、絶対に怪しいよね!」
リーリエ「んー、そうですねぇ…」
アセロラ「………………」
マーマネ「ねぇ…」ヒソッ
カキ「ああ……」
サトシ「……さっきの血を抜かれてた女の子……アセロラ達と同じくらいの歳の女の子だった……」ヒソッ
カキ「……どう思う……?」ヒソッ
マーマネ「どうって……"また"とか言ってたし……」ヒソッ
サトシ「……きっと今までに何回も同じ事があったんだな…」ヒソッ
サトシ「正直……俺はこの事件にアセロラ達を関わらせたくない」ヒソッ
カキ「………同感だ」ヒソッ
マーマネ「……決まりだね」ヒソッ
マオ「ちょっと!男子!なんなのよさっきからヒソヒソと!」ガタッ
サトシ、カキ、マーマネ「!」
リーリエ「そうです!ちゃんと真面目に話に参加してください!」
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
すまないちょっと用事が
カキ「すまん。ちょっと用事が」
サトシ「あ、あ~俺も…」
マーマネ「僕も!」
マオ「はぁ?」
マノン「男だけの用事って……」
スイレン「怪しい……」ジトー
アセロラ「ふぁ……」
サトシ「ごめんな!昼には戻るからさ」
マーマネ「みんなは宿で待っててよ!」
カキ「くれぐれも、お前らだけでゲーチスに会いに行こうとかするなよ?」
カキ「て、いうか、俺達が帰ってくるまでは宿で大人しく待っててくれ」
マオ「ちょ、ちょっと!」
リーリエ「もう放っておきましょう!こんな勝手な人達!」
カキ「よし、行くぞサトシ、マーマネ!」ガタッ
サトシ「じゃあ、悪いな!」ダッ
マーマネ「ごめんね!」
スイレン「あ、サトシ!」
アセロラ「ふぁ…行っちゃった……」
デセル 市街
マーマネ「マオやリーリエ怒ってたね…」
カキ「仕方ないさ。あいつらを巻き込む訳には行かない」
カキ「ましてや…今回狙われてるのがあいつらと同い年くらいの少女ならば尚更な…」
サトシ「とりあえず、昨日の事件の聞き込みからしようぜ?」
サトシ「あの、すみません!」
町民「なにかしら?」
サトシ「昨日、血を抜かれてたコロされた女の子の事件について聞きたいんだけど……」
町民「昨日の事件について!?」
カキ「噂じゃ、近頃はこの街では、あのくらいの女の子がコロされる事件が頻発しているらしい……」
マーマネ「昨日の事件について、何か心当たりとかはありませんか?」
町民「>>安価」
安価 近いレスの中
夜中に一人で出歩いた子が狙われるとかいう噂を聞いたことがある
サトコでおびきだすのだろうか...
町民「心当たりと言っても……」
町民「あ!そういえば!」
サトシ「!」
町民「確か……事件が頻発しているのは夜中…夜中に外を出歩いている女の子が狙われてるらしいわ!」
マーマネ「夜中か…」
町民「それと……」
サトシ、カキ、マーマネ「?」
サトシ「それで……聞き込みをした結果わかった事といえば…」
カキ「被害者は6人。いずれも10~19歳の少女…」
カキ「そして事件が起こっているのは夜中。中には教団の信徒もいる…か…」
サトシ「う~ん……一応被害者の女の子達も調べてみたけどさ…」
サトシ「犯人の目的はなんなんだ?」
カキ「さぁな…どうやら女の子達は血を抜かれる以外には特に外傷や暴行の痕も無いらしいしな……」
マーマネ「………………」
マーマネ「(この被害者の女の子達……みんな真面目そうな娘ばっかりだ…)」ピラッ
マーマネ「(………まさか…)」
」サトシ「被害者の女の子達は特にみんな知り合いって訳でも無さそうだしな…」
カキ「教団の子にも手を出してるって事はやはり10~19くらいの女の子なら無差別って事か……」
カキ「だが、どのみち夜中ってのは都合がいいな」ニヤッ
マーマネ、サトシ「?」
カキ「俺に策がある!」
マーマネ「え!?」
サトシ「本当かカキ!?」
カキ「ああ!これを見ろ!」バーン
サトシ「……?それは…」
カキ「クノエでマーシュさんから貰ったふりふり袖服だ」
マーマネ「うわぁ…まさか……」
デセルタワー
フードの女「ゲーチス、アルセウスと天界の笛の捜索の方は進んでるの?」
ゲーチス「ええ…今部下達に僅かな情報を頼りに捜索させているところです」
ゲーチス「何せ町民は皆協力的ですからねぇ…」
ゲーチス「これもワタクシに"神の声を聞ける男"としての地位を授けてくれた貴女のお陰……」
フードの女「………………」
ゲーチス「つきましては…アルセウスを手に入れたさいに、貴女の創る世界でのワタクシの地位も……」ニコニコ
フードの女「………好きにしなよ」
フードの女「私は…アルセウスと天界の笛を手に入れ、あの女をコロせれば後はどうでもいいからね…」スクッ
ゲーチス「……どちらへ?」
フードの女「……ちょっと外の空気を吸いに行ってくるよ」
デセル カフェ
リーリエ「もう!今朝のダグトリオのあの態度はなんなのですか!」プンプン
マオ「まぁまぁリーリエ」
マノン「でもさぁ……やっぱり男達だけの秘密って言ったら……」
マオ「やっぱ……アッチな感じ?」
リーリエ「さ、最低です!」
ガタッ
マオ、マノン、リーリエ「!」
スイレン「さ、サトシはそんな事しないよ!」ガーッ
アセロラ「そうだよ!何言ってるの!」ガーッ
マオ「ご、ごめん…冗談だって……」アセアセ
リーリエ「アセロラがアングリーです…」
マノン「(いや、マーマネとカキのフォローもしてやんなよ)」
アセロラ「まったく~!」チラッ
アセロラ「!」
「…………」コソコソ
アセロラ「(今朝のフードの人…)」
アセロラ「(またアセロラ達を見てる……?)」
アセロラ「…………………」ダッ
スイレン「アセロラ!?」
リーリエ「何処へ行くのですか!?」
外
アセロラ「はぁはぁ………」ダッ
アセロラ「…………ふぁ?」キョロキョロ
アセロラ「いない……」
スイレン「ちょっとアセロラ!」
マオ「勝手に出ていかないでよね?」
アセロラ「ふぁ、ごめん……」
リーリエ「急にどうしたのですか?アセロラ」
アセロラ「………………」
「あれ~?」
全員「!」
マツリカ「アセロラ達だ~!奇遇だね~」ヒラヒラ
アセロラ「……マツリカちゃん」
マツリカの家
アセロラ「ふぁー、ここがマツリカちゃんの家…」
スイレン「お洒落な家……」
マツリカ「あはは?そっかな?」
ガチャガチャ
マオ「急に来ちゃってごめんね?」
マツリカ「いーよいーよ。さぁ、汚いとこですが……」
ガチャッ
ゴチャゴチャ
マノン「うわっ、本当に汚い」
マツリカ「さぁ、マラサダとロズレイティーをどうぞ」コトッ
アセロラ「ふぁー!おいしそー!」
マノン「いっただっきまーす!」
スイレン「これおいしー!」
リーリエ「本当ですね!」
マオ「ロズレイティーは淑女の嗜み」ゴクゴク
マツリカ「ふふっ」
アセロラ「にしても……絵がいっぱーい」キョロキョロ
リーリエ「(下着はっと……)」キョロキョロ
マツリカ「あたし独り暮らしだからさぁ…片づける暇なくって……」
マオ「お父さんとお母さんは?」
マツリカ「コガネに居るよ?あたしだけデセルで独り暮らししてるんだ」
リーリエ「成る程……それでコガネに行くと」
マツリカ「そ!あたし絵を描く為にフラフラしてるからねー。たまには両親に顔見せないと」
マノン「ん?あっちの部屋はなに?」
マツリカ「!」
マツリカ「そこはダメ!」
全員「!」ビクッ
マツリカ「そ、そこはあたしのアトリエでさー」
スイレン「マツリカさん!?」
マノン「(心臓が飛び出るかと思った…!)」ドキドキ
マツリカ「未完成の作品とかがあるから人は入れられないんだよ~」
リーリエ「そ、そうですか…」
マツリカ「あはは、ごめんね?」
マノン「いや、こっちこそ……」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
突撃~
アセロラ「そっかぁ…それじゃ仕方ないねマツリカちゃん」
マツリカ「ははは、ごめんね?アセロラ。お詫びに……」
アセロラ「と~!見せかけてか~ら~の~」
アセロラ「とっつげきー!」ダッ
マツリカ「ちょ、ちょっと!」ダッ
マオ「たくっ、アセロラは……」
マノン「ハァ……」
スイレン「(と、言いつつも…)」
リーリエ「(実はとても気になりますあの部屋)」
アセロラ「うわぁーい!」ガチャッ
マツリカ「!」
アセロラ「ふ………ぁ……?」
スイレン「どうしたのアセロラ!」
リーリエ「何があったのですか?」
マツリカ「………………」
アセロラ「………綺麗なお部屋に何枚か絵が飾ってあるだけだ……」
マノン「え?」
マオ「……本当だ…ここだけ凄く綺麗に整ってる…」
アセロラ「何で隠してたのマツリカちゃん?」
マツリカ「んー、ここはね、トクベツなんだよ」
アセロラ「トクベツ?」
マツリカ「そ、あたしの作品の中で特に気に入った物を描いて、そして飾る部屋」
マオ「トクベツな作品ねぇ…」
スイレン「(トクベツって…この趣味は……)」
リーリエ「素晴らしいです!マツリカさん!」キラキラ
マツリカ「あははー、ありがとリーリエ」
アセロラ「ふぁー、ごめんね?マツリカちゃん」
マツリカ「あー、いーよいーよ、見られたら仕方ないしさ」ストン
アセロラ「ふぁ?どーしたのマツリカちゃん」
マツリカ「ねぇ、良かったらみんなを書かせてくれないかな?」
マオ「え?……でも……ここって、マツリカさんが気に入ったトクベツな物を描く部屋じゃあ……」
マツリカ「あははー、だからだよ?」
マツリカ「あたし、君らの事気に入っちゃったからさぁ」
アセロラ「ふぁー!本当?」
マオ「そういう事なら是非お願い!」
マノン「可愛く描いてね!」
マツリカ「あははー、当然!」チャキッ
スイレン「……じゃあ、私も……」
リーリエ「脱ぎますか?」フンス
マツリカ「脱がなくていいよ」
マツリカ「……おっと、その前に…」ゴソゴソ
アセロラ「?」
マツリカ「お祈りしなきゃ……」スッ
夜 宿
カキ「よし!そろそろ行くぞ!サトシ、マーマネ」
マーマネ「うん」
サトシ「な、なぁカキ…あの作戦本当にやんのか?」
カキ「ああ、やる!」
カキ「幸い事件が起きてるのは夜中だ!顔がよく見えないハズ、きっと上手くいく!」
サトシ「えー、でもなぁ…」
カキ「サトシ…街の為だ!一時の恥なんかすてろ!」
サトシ「わかったよ…」
カキ「それに…お前は素質があるぞ?」
サトシ「そんな素質いらないよ…」
マオ「ねぇ、こんな夜中にどこ行く気?」
カキ「……ちょっとな」
マオ「ちょっとじゃわかんないよ!」
マオ「今日のあんたら、少しおかしいよ!」
カキ「……別にいいだろ?それよりも、今夜は外に出るなよ?」
マオ「はぁ?何それ!自分達は勝手にどっか行く癖に、私達には外に出るな?」
マオ「勝手すぎだよ!」
カキ「………仕方ないだろ!だいたい昼間も宿に帰れと言ったのにマツリカの家に行ったらしいな!」
マオ「悪い?あんた何様?」
カキ「なんだと!?」
ギャー ギャー
マノン「二人共!ケンカはやめてよ!」
スイレン「サトシ」
サトシ「!」
スイレン「サトシが何しようとしてるかはわからないけど、私はそれを止めないよ」
スイレン「だって…サトシを信じてるから…」
サトシ「スイレン…」
アセロラ「アセロラもだよ!」
アセロラ「……でも、約束してサトシ」
アセロラ「無茶はしないで……」
サトシ「……ああ、わかってるさ…大丈夫だ。ピカチュウもいるしな?」
ピカチュウ「ピカ!」
スイレン「サトシ……」
サトシ「……ごめんな?スイレン、アセロラ…俺、もう行くよ」スッ
アセロラ「………………」
マーマネ「…………(こんな状況なのに羨ましいと思ってしまう自分が情けない…)」
リーリエ「マーマネ!」
マーマネ「!」
マーマネ「リーリエ…」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
…皆さんを頼みましたよ
リーリエ「今朝の勝手な行動…私、まだ怒ってますからね!」
マーマネ「……うぅ…」
リーリエ「………3人でコソコソ何をしているのかはわかりませんが……」
リーリエ「サトシとカキは突っ走ってしまう傾向にあります」
リーリエ「………二人を……街の皆さんを頼みましたよ?」
マーマネ「え?街の皆さんって……」
リーリエ「………………くれぐれも怪我はしないように…」ヒソッ
マーマネ「リーリエ……」
リーリエ「…………」ニコッ
カキ「行くぞ!二人共!」
サトシ「おう!」
マーマネ「うん!」
マオ「カキ」
カキ「なんだマオ…まだ何か……」
マオ「………帰ってきたら…またケンカの続きするからね!」プイッ
カキ「………ああ、わかったよ」フッ
カキ「よし!じゃあ、この辺で着替えるとするか……」
サトシ「ああ!」ヌギヌギ
カキ「……なんだサトシ?さっきまであんなに女装を嫌がってたのに?」
サトシ「……カキの言うとおりだよ」スルッ
カキ「?」
サトシ「……街のみんなの………いや、あいつらの為なら恥なんかいくらでも捨ててやるさ!」
カキ「……ふっ…」
マーマネ「……僕もだ!」ヌギヌギ
マーマネ「リーリエを…皆を守る為なら怖いものなんてないよ!」
カキ「……そうだな…」ヌギヌギ
カキ「……早く犯人を捕まえて、さっきのケンカの続きをしなきゃな……」
夜中 デセル路地裏通り
サトシ「うわぁ…このふりふり袖動きにくいなぁ……」フリッ フリッ
カキ「似合ってるぞ?サトコ!」フリッ
サトシ「サトコ!?」
マーマネ「(カキの女装……気持ち悪っ)」オエッ
サトシ「てゆーか…この女装して犯人を誘きだそう作戦上手くいくのか?」
カキ「ああ!いく!」
カキ「幸い夜中だ!犯人も近くまでこなければ顔が良く見えないだろ!俺達が男だとはわからないハズだ!」
カキ「そして俺達を少女だと勘違いした犯人を捕まえる!完璧な作戦だ!」
サトシ「すっげー!何か上手くいく気がしてきたぜ!な?ピカチュウ?」
ピカチュウ「ピー……」
マーマネ「本当に上手くいくかな…」
宿
スイレン「……サトシ達……本当に大丈夫かな……何してるんだろ……」オロオロ
マオ「少し落ち着きなよスイレン」
スイレン「だ、だって……」
マノン「さっき信じてるーなんて言ってた癖に」
スイレン「で、でも……私達に外に出るなって言ったって事は何かあるんじゃ…」
リーリエ「…………………」
アセロラ「(確かに…あのフードの人の事も気になるし……)」
コンコン
アセロラ「!」
リーリエ「……こんな夜中に誰でしょう?」
マオ「私が出るよ」
マオ「はーい」ガチャッ
マツリカ「あろ~ら~」
アセロラ「ふぁ?マツリカちゃん?」
マノン「どうしたの?」
マツリカ「これ」スッ
スイレン「あ、あの時の似顔絵…」
マツリカ「完成したから渡そうと思って…」
マオ「わざわざこんな夜に…明日でもいいのに……」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
来る途中ダグトリオ共をみかけませんでしたか?
リーリエ「あ、あの!マツリカさん!来る途中にダグトリオ共を見かけませんでしたか?」
マツリカ「ダグトリオ?」
マオ「あ、カキ達の事だよ!」
マツリカ「んー、見てないけど?こんな夜中にどっか行ったの?」
マツリカ「(何故ダグトリオ?)」
スイレン「サトシ……」オロオロ
マツリカ「?」
マツリカ「じゃー、とりあえずあたしはこれで……」
リーリエ「ちょっと待って下さい!」
マツリカ「え?」
マノン「カキ達が、あたし達に外に出るなって釘指していったんだよ」
リーリエ「それに…こんな夜中にマツリカさんのような女性が一人歩きは危険です!危険すぎます!」
アセロラ「良かったらさぁ、寄ってきなよマツリカちゃん!」
マツリカ「ん~……そうだね…じゃあ…」
マツリカ「お言葉に甘えて」スッ
宿の外
フード「………………」
デセル路地裏通り
サトシ「なぁ…本当に犯人は来るのか?」
カキ「来る!絶対に来る!」
マーマネ「(その自信はいったいどこから……)」
ピカチュウ「ピカ……」
「君たち、女の子がこんな所でなにやってるんだい?」
サトシ、カキ、マーマネ「!」
サトシ達に話しかけてきた人
前回、今回未登場の名前ありトレーナー
親族以外でサトシ達より年上
安価下
ヒガナ
ヒガナ「女の子がこんな遅くに出歩いてたらどうなるかわからない?」
ヒガナ「想像力が足りないよ?」ニター
ヒガナ【アルセウス教、副団長】
カキ「如何にも怪しげな奴だな…」
サトシ「あれは…アルセウス教のシンボル!」
マーマネ「(綺麗だけど危なそうなお姉さんだ…)」
ヒガナ「まったく、最近はこの辺で少女が殺害される事件が起きてるというのに……」
ヒガナ「……ん~?少……女?」ジーッ
カキ、サトシ、マーマネ「…………」
ヒガナ「あはは!いや、君ら男じゃん!何やってんの?変態?」ギャハハハハ
カキ「くそっ!バレたか!」
マーマネ「そりゃね」
サトシ「変態………」ガーン
ヒガナ「まーいーや。ここはアルセウス教の副団長として……」
ヒガナ「……迷える子羊達をお家まで送ってあげよう」
ヒガナ「よかったね少年達?あたしがイイヒトで」ニター
カキ「…………」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
遠慮しておきます
マーマネ「え、遠慮しておきます…」
ヒガナ「……え?何で?」
マーマネ「いや…その…」
カキ「おい、マーマネ」ヒソッ
マーマネ「!」
カキ「この女…如何にも怪しい…ついていけば何かあるかもしれない」ヒソッ
マーマネ「でも……」
ヒガナ「何コソコソ話してんの?」
カキ、マーマネ「!?」ビクッ
サトシ「あのさ」スッ
ヒガナ「!」
サトシ「俺達…さっきあんたの言ってた少女殺害事件の事調べてんだ」
サトシ「何か知らないか?」
ヒガナ「…………………」
カキ「お、おい!サトシ!」アセアセ
ヒガナ「……なーるほどね」ニター
サトシ、マーマネ、カキ「!?」
ヒガナ「………あたしはさぁ…その"事件の真相"については知れないけど……」
ヒガナ「君たち知ってる?アルセウス教に伝わる噂話を」
サトシ「……噂話?」
ヒガナ「……アルセウスを目覚めさせる方法は天界の笛でアルセウスを呼び出す事」
ヒガナ「これが世間一般でもメジャーで確実な方法だ」
マーマネ「……世間一般?」
ヒガナ「……アルセウス教にはもうひとつ…真実かどうかは定かではないけど、アルセウスを呼び出す方法があると言われている」
カキ「もうひとつの方法だと…?」
ヒガナ「……穢れを知らない清らかな少女の血をアルセウスに供物として捧げる事……」ニタッ
サトシ「穢れを知らない清らかな少女の血……?」
カキ「どういう事だ?」
マーマネ「………やっぱりか…」
ヒガナ「あたしはそいつの事は知らないけどさ?」
ヒガナ「……きっと、そいつにとってその少女達は"必要な犠牲"だったんじゃないかな?」ニター
カキ「必要な犠牲だと!?」
サトシ「………お前……何言ってんだよ!」
ヒガナ「君ら……」
ヒガナ「………ついてきなよ?」ニタ
デセルタワー
ヒガナ「戻ったよゲーチス」
ゲーチス「ご苦労様、ヒガナ。成果はどうでした?」
ヒガナ「…………」クイッ
サトシ、カキ、マーマネ「…………」
ゲーチス「彼らは?」
ヒガナ「………勇者の……」
ヒガナ「仲間だ」ニタッ
サトシ「!?」
カキ「何故俺達が勇者の仲間だと!?」
マーマネ「やっぱりこの人達……」ガタガタ
ゲーチス「>>安価」
安価 近いレスの中
ヒガナ、勇者に伝えてきてください、仲間に会いたければポケモンを持たずにデゼルタワーに来いと
ゲーチス「くくっ…でかしましたよヒガナ」
ゲーチス「勇者にはアルセウスについて聞きたい事もあったのだ」
ゲーチス「ヒガナ。勇者に伝えて下さい。"仲間に会いたければポケモンを持たずデセルタワーに来い"と」
ヒガナ「りょーかい」
サトシ「ふざけるな!」
ゲーチス「!」
カキ「やっぱり少女殺害の犯人はお前らだったんだな!」
マーマネ「さ、させない!」
サトシ「……アセロラ達には指一本触れさせないぜ!」
ゲーチス「………少女殺害?」
カキ「……今更しらばっくれる気か?」
ゲーチス「………いったい彼らは何の話をしているのですか?」
サトシ「!?」
ヒガナ「だから言ったでしょ?事件の真相は知らないって」
カキ「……いったいどういう事だ?」
ヒガナ「ゲーチス。こいつらどうやら最近頻発している少女殺害の犯人をあたしらと勘違いしてるみたいだよ?」
ゲーチス「………ああ、あの噂話ですか馬鹿馬鹿しい…」
マーマネ「………え?」
ゲーチス「私は現実主義でしてねぇ…あんな下らん噂話を信じるくらいならばより確実な方法を取る」
ゲーチス「確実にアルセウスを手に入れ世界を支配する為にね」
カキ「なんだと!?」
ゲーチス「こちらには彼女もついている。天界の笛を見つけるのも時間の問題でしょう」ニヤリ
サトシ「……彼女?」
カキ「……じゃあ、いったいこの街で少女殺害をしている犯人は……」
ゲーチス「……そんな事は今はどうでもよい…」スッ
ヒガナ「ははっ!早くこいつらを潰して勇者を誘き寄せよう!」スッ
ヒガナ「あの女を怒らすと大変だしね!」
マーマネ「うぅ……」ジリッ
カキ「ちっ!」スッ
サトシ「……来るぞ!カキ、マーマネ!」
宿
マツリカ「……………」カキカキ
スイレン「この絵…サトシに見せたら可愛いって言ってくれるかな?///」
マノン「おーおー」ニヤニヤ
マオ「さっきとはうって変わってご機嫌だねぇ?スイレン」ニヤニヤ
スイレン「/////」
アセロラ「ふぁー」
リーリエ「ふふっ、アセロラの似顔絵も可愛いですよ?」
アセロラ「えへへ////」
マオ「それにしても、ごめんねマツリカさん?わざわざ届けて貰っちゃって」
マツリカ「んーん、いいよー」カキカキ
リーリエ「ふふっ、そのままマツリカさんのアトリエに飾っておいていただいても良かったのですよ?」
アセロラ「そうだよー?だって、あんな綺麗な部屋に」
アセロラ「女の子の絵6枚ぽっちじゃ寂しいでしょ?」
マツリカ「………………」ピタッ
マツリカ「…………ねぇ…アセロラはさ?サトシの事好きなの?」
アセロラ「ふぁ!?/////」
スイレン、リーリエ「!?」
アセロラ「な、なんで!?」
マツリカ「いや、レストランで会った時に兄妹みたいって言ったらショック受けてたからなんとなく……」
スイレン「あ、ああああアセロラ!ななななな………」
リーリエ「あ、アセロラがあんなディグダごときを好きなわけけけけ……」
マオ「動揺しすぎだろ」
アセロラ「あ、アセロラは!サトシの事好きとかじゃなくて、友達として…////」
マツリカ「………そっか…その様子じゃキスもまだってカンジだね?」
アセロラ「ふぁ!?き、きききキス!?/////」
マツリカ「………良かったよ」パタン
アセロラ「?」
マツリカ「………あたしはさ、花や景色…綺麗な物が大好きなんだ」
アセロラ「ふぁ?」
マツリカ「……良かったよ。穢れる前の君たちに会えて」
全員「?」
マツリカ「マシェード」
マツリカ「キノコの胞子」
マシェード「マシェー」
キラキラ キラキラ
アセロラ「ふぁ………」クラッ
リーリエ「ね、眠く………」クラッ
マオ「…………うっ…」クラッ
スイレン「……………ぁ…」クラッ
マノン「………………」パタリ
z z z
マツリカ「………………」
マツリカのアトリエ
アセロラ「ふぁ?」パチ
アセロラ「ここは……?」
マツリカ「おー、起きた?アセロラ?」
アセロラ「うっ、縛られてる…」ググッ
アセロラ「マツリカちゃん…何でこんな事を……」
マツリカ「…………」スト スト スト
アセロラ「……アセロラ達の絵を飾ってる?」
マツリカ「……言ったでしょアセロラ?ここはトクベツだって」
アセロラ「………その絵の女の子達は…どうしたの……?」
マツリカ「………アルセウス教には噂話があるんだ」
アセロラ「……噂話…?」
マツリカ「"穢れなき清らかな少女の血を供物として捧げる事によりアルセウスが復活する"」
アセロラ「……まさか……」ゾクッ
マツリカ「……あたしはさ、綺麗なものが大好き」
マツリカ「その子達は…最後に綺麗な姿を残す為のあたしなりの罪滅ぼしだよ」
マツリカ「血を抜く前のね」
アセロラ「………血……?」ガタガタ
アセロラ「ふ、ふぁ…みんなー!起きてよー!」
スイレン、リーリエ、マノン、マオ「zzz」
アセロラ「マツリカちゃん!目を覚まして!」
アセロラ「こんな事しちゃいけないんだよ!」
マツリカ「………ごめんねアセロラ?わかってよ」
マツリカ「あたし…どうしてもカミサマに会いたいんだ」
アセロラ「い、いや……」グスッ
アセロラ「助けてよぉ…おじさん…」グスッ
アセロラ「助けて…」
アセロラ「サトシ………」グスッ
マツリカ「…………………」
アセロラ「……マツリカちゃん…何でこんな事………」グスッ
マツリカ「>>安価」
安価 近いレスの中
ごめんね…本当にごめんね…
マツリカ「ごめんねアセロラ」ボソッ
アセロラ「!?」
マツリカ「本当に…ごめんね…」
アセロラ「……マツリカちゃん……」
マツリカ「勇者の清らかな血……アルセウスもきっと復活してくれるんだろうなー」
マツリカ「……おっと、その前に……」ゴソゴソ
マツリカ「………お祈りしなきゃ」スッ
アセロラ「……うぅっ…えっぐ…おじさん…サトシィ………」グスッ
コンコン
アセロラ「!」
アセロラ「(え!?)」
フード「……………」ガラッ
アセロラ「(フードの人…?)」
マツリカ「………………」ブツブツブツブツ
フード「白い霧」ボソッ
シュウウ
マツリカ「!?」
マツリカ「何で霧が!?」
モヤッ
アセロラ「ふぁ!?」
フード「アセロラ、早く皆をつれてこちらへ!」チョイチョイ
アセロラ「助けてくれるの……?」
アセロラ「それに…その声…」
リーリエ、スイレン、マノン、マオ「zzz」
シュウウ
デセルタワー
ヒガナ「さーてと、勇者の仲間とのバトルかぁ…」
ヒガナ「楽しくなってきた!メガボーマンダ!」ボンッ
メガボーマンダ「マンダァ!」
カキ「……あいつらが少女殺害犯じゃないとしたら、犯人はまだ他にいるハズだ」
カキ「サトシ、ここは俺とマーマネに任せて、一旦アセロラ達の元へ戻れ!」
マーマネ「サトシ!リーリエ達の事は頼んだよ!」
サトシ「カキ、マーマネ……」
サトシ「……ああ、わかった!頼んだぜ、カキ、マーマネ!」ダッ
サトシ「行くぞ!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」
ゲーチス「させるか!」
ゲーチスのポケモン
前回、今回未登場の準伝ポケモン
安価下
オ ー カ サ ス
ピ ラ ミ ッ ド ホ ー ン
アグノム
ゲーチス「行きなさい!アグノム!」ボンッ
アグノム「……………」スゥッ
カキ「アグノム!?」
マーマネ「あのポケモンは!?」
ゲーチス「アグノムは意思のポケモン…」
ゲーチス「神の意思を感じとるワタクシにはぴったりのポケモンでしょう?」ニヤリ
アグノム「………………」
マーマネ「意思!?」
カキ「ふんっ、そんなのは関係ない!」
カキ「さっさと片をつけるぞマーマネ!」
カキ「ミュウツー!」ボンッ
ミュウツー「(ふんっ!)」
マーマネ「ゼクロム!」ボンッ
ゼクロム「ゼクロー!」バリバリ
ゲーチス「……あれが噂に聞く選ばれし伝説のポケモン…すばらしい……」ゴクリ
アグノム「…………」
ヒガナ「ははは……」ダラー
ヒガナ「面白くなってきたね……!」ステップ ステップ
メガボーマンダ「マンダァ!」
マーマネ「あ、あの人の動きなに!?気味悪いよ!」ヒエー
カキ「怯むなマーマネ!いくぞ!」
カキ「ダブルバトルだ!」
デセルタワー付近
アセロラ「ハァハァ…もうここまでくれば大丈夫だね!」
スイレン「……何で私達走ってるの??」
マノン「確か宿に居たハズ……」
マオ「いったい何がどうなってんの?」
リーリエ「と、言いますか……」チラッ
リーリエ「あちらのフードを被った方は誰でしょう?」
フード「………………」
アセロラ「……その人はね、アセロラ達を助けてくれたの!」
スイレン「助けた??」
マノン「何から??」
マオ「てか、本当に誰?」
アセロラ「………今朝からアセロラ達を見てたのも貴女なんでしょ?」
フード「……ええ…そうです…」
フード「私は…この街で起こる出来事を知っていましたから……」
スイレン「……知ってた?」
マオ「てゆーか…その声………」
フード「…………」ファサッ
全員「!?」
アセロラ「…………」
スイレン「は………?え……?」
マノン「どうなってるの……?」
マオ「な………」オクチアングリ
リーリエ「…………私?」
リーリエ?「………………」
リーリエ「え?え?何で?フードの人の中身が私……?」
リーリエ「あわわわ……」グルグル
アセロラ「ふぁ!落ち着いてリーリエ!」
マオ「いや、落ち着けって……この状況じゃあ……」
リーリエ「わ、私が私を見つめてますぅ………」アワワ
リーリエ?「………………」
スイレン「……なんで?」
マオ「なんで?」
マノン「リーリエがふたリーリエ……」
リーリエ?「…………アセロラ!」ダキッ
アセロラ「ふぁ!?」ドサッ
リーリエ「ちょ、ちょっと!私!アセロラは私の嫁で………あれ?でも抱きついているのは、もう1人の私で……??」
リーリエ?「あ、アセロラー!会いたかったです!」ギュッ
アセロラ「ちょ、リーリエ…苦し…」
マオ「困りますねぇ…同じ趣味だ…」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
未来から来たんですか?
ちょっとトイレ来て
リーリエ「……あなた…もしかして…」
リーリエ?「………………」グイグイ
アセロラ「はなせー!」ポカポカ
リーリエ「未来から来たのでは!?」
リーリエ?「…………………」
アセロラ「ふぁ?」ポカッ
マオ「え?」
スイレン「は?」
マノン「……未来?」
リーリエ?「………ええそうです…」
リーリエ?「信じて貰えないかもしれませんが…」
未来リーリエ「私は……今より少し先の時代の未来から来ました……」
リーリエ「……やはり…」
マオ「そ、そんな馬鹿な……」
スイレン「でも、言われてみたら…このリーリエ、私達より歳上に見える…」
マノン「でも…どうやって…」
マオ「てゆーか…何の為に?」
未来リーリエ「………………」
スイレン「ね、ねえ!リーリエ!リーリエは未来から来たんでしょ!?」
未来リーリエ「!」ビクッ
スイレン「み、未来の私とかどうなってるのかな?」
スイレン「例えば…サトシノオヨメサンとかになってる?」ドキドキ
マオ「スイレン!今はそんな場合じゃないでしょ!」
アセロラ「そ、そうだよ!サトシノオヨメサンハアセロラダヨー」ボソッ
マノン「(でも……)」
リーリエ「(ちょっと気になリーリエ…)」ゴクリ
未来リーリエ「…………………」
スイレン「ん?」ドキドキ
未来リーリエ「しにましたよ」
スイレン「………は?」
未来リーリエ「サトシも……スイレンもカキもマオもマーマネもマノンも……」
未来リーリエ「アセロラも…みんなしにました」
未来リーリエ「私の未来では、仲間の中で私だけが生き残り…アルセウスが支配する世界」
未来リーリエ「未来は…地獄です!」
マオ「………な?」
マノン「うそっ……」
リーリエ「………そんな事って……」
アセロラ「………ふぁ……」
スイレン「……ははっ………」ガクッ
スイレン「………う、嘘だ………」
スイレン「……それじゃあ……私達はいったい何の為に戦ってるの……?」グスッ
未来リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
なーんて、私はあくまでいくつも枝分かれした未来の1つにすぎませんよ
その未来を回避してもらう為に来たんです
未来リーリエ「安心して下さいスイレン」ポンッ
スイレン「………え?」グスッ
未来リーリエ「未来とは…枝分かれするもの…私はあくまで"そうなる可能性がある未来"から来たにすぎません」
未来リーリエ「…でなければ、あの時、貴女達を助けたりはしませんから…」
スイレン「………どういう事…?」
マノン「あの時?」
アセロラ「……リーリエ」
未来リーリエ「……そうですね…まずはマツリカさんの事から話さなくてはなりませんね…」
リーリエ、スイレン、マノン、マオ「?」
・・・・
・・
・
スイレン「そんな…マツリカさんが……」
マノン「……信じられないよ…」
マオ「街でそんな事件が起きてたなんて……」
未来リーリエ「……………」チラッ
リーリエ「……………」コクッ
リーリエ「皆さん……すみません…実は私…知ってました……」
スイレン「え!?」
アセロラ「ふぁ?どういう事?リーリエ」
リーリエ「……マツリカさんの事は知りませんでしたが…事件の事は、カフェの帰りにたまたま耳に…」
リーリエ「………ですが…サトシ達が私達に心配をかけぬようと、何からしようまとしてたので、敢えて黙っていました…」
リーリエ「ごめんなさい」ペコリ
スイレン「リーリエ……」
アセロラ「リーリエのせいじゃないよ」
リーリエ「アセロラ…」
マオ「……今日のあいつらの変な態度も納得いったよ」
スイレン「……サトシ…私達の為に…」キュン
アセロラ「えへへ////こんな事言ったらあれだけどさ?ちょっと嬉しいね!」
リーリエ「ふふっ」
マノン「……マオ」ポンッ
マオ「……うん、わかってるよ…」
マオ「帰ってきたら…カキに謝んなきゃね?」クスッ
未来リーリエ「ふふっ」
未来リーリエ「さて、皆さん」
全員「!」
未来リーリエ「論理的結論から言いますと……ここからが本題です!」
アセロラ「本題?」
未来リーリエ「私がこの時間に来た理由…それは……」
未来リーリエ「貴女達に地獄の未来を回避してもらう為……」
未来リーリエ「謂わば、ここが私達の未来へと繋がる分岐点なのです!」
スイレン「回避?」
マオ「分岐…点?」
未来リーリエ「……先程言ったように未来とは様々な道に枝分かれしているもの…」
未来リーリエ「本の少しの要因により、未来が大きく変わる事もありえます」
リーリエ「……タイムパラドックスというやつですか?」
未来「はい、そうです!流石私!」
リーリエ「は、はぁ…どうも…」
リーリエ「(自分に褒められるのって複雑な気分ですね……)」
アセロラ「ふ、ふぁ?タイ…ファ?」
マノン「なに?パラサイト?」
リーリエ、未来リーリエ「お馬鹿なアセロラ可愛い!///」キュン
アセロラ「ば、馬鹿じゃないもん!」プクー
リーリエ、未来リーリエ「萌えー!」
スイレン「……こいつらは…」
マオ「いいから本題にどーぞ」
未来リーリエ「コホン、そうですね…」
未来リーリエ「論理的結論から言いますと…私のいた時間では…」
未来リーリエ「マツリカさんから皆さんを助けたのは私ではなく、サトシです」
スイレン「さ、サトシが!?」キュン
アセロラ「ふ、ふぁー!サトシィ!////」
マオ「落ち着け」
未来リーリエ「そして、ゲーチスとヒガナという方を倒したカキとマーマネと合流しデセルを出て……」
未来リーリエ「そして…首都ミアレにて魔王軍と対峙し…」
未来リーリエ「私以外、皆全滅します」
アセロラ「ぜ、全滅!?」
スイレン「そんな……」
マオ「じゃあ、いったいどうしたら…」
マノン「(……アランはどうなったんだろう…?)」
リーリエ「えーと、未来の私」
未来リーリエ「!」
リーリエ「貴女の時間に未来の私は来なかった」
リーリエ「そうですよね?」
未来リーリエ「さすが私……」
マオ「!」
スイレン「まさか!」
アセロラ、マノン「?」
未来リーリエ「言いましたよね?私は未来を変える為に来たと」
未来リーリエ「……私がこの時間に介入した事により、既に…私のいた時間とはズレが生まれている」
リーリエ「と、いう事は……」
未来リーリエ「未来を変える鍵は、論理的結論から言いますと"邪神フーパ"」
アセロラ「ふぁ!?」
マオ「邪神フーパ!?」
未来リーリエ「……恐らく、そろそろカキとマーマネがゲーチス達を倒している頃です!」
未来リーリエ「詳しい話は皆揃ってから…」
未来リーリエ「デセルタワーへ向かいましょう!」
デセルタワー
カキ「ミュウツー!サイコカッター!」
ミュウツー「(ふんっ!)」スパスパ
アグノム「っ…………!」バキッ
ゲーチス「アグノム!」
マーマネ「ゼクロム!クロスサンダー!」
ゼクロム「ゼクロー!」バリバリバリ
メガボーマンダ「マンダァ!」バリバリ
ヒガナ「あ、ああ……!」
カキ「さぁ、このバトルは俺達の勝ちだ!」ドンッ
マーマネ「観念してよね!」ドンッ
ヒガナ「うぅ……」
ゲーチス「くっ………」
ゲーチス「(ふ、ふざけるな…ワタクシはアルセウスを使い世界の王となるのです!)」
ゲーチス「(こ、こんな奴等に…)」ワナワナ
ゲーチス「おのれー!」
「何やってんの?」コツコツ
ゲーチス、ヒガナ「!?」ビクッ
カキ「?」
マーマネ「……誰?」
フードの女「………あーあ、折角チャンスをあげたのに役に立たないね、ゲーチスもヒガナも」
ゲーチス「ま、待って下さい!今から…」
ヒガナ「あ…あぁ……」ガタガタ
カキ「何だあいつは?教団の信徒か?」
マーマネ「(あのゲーチスや変な女の人が震えてる?)」
フードの女「……もういい、カキとマーマネは私がやるよ」
カキ「何で俺達の名前を!?」
マーマネ「誰なの!君!」
フードの女「……いけっ」
フードの女「ディアルガ!パルキア!」ボンッ
ディアルガ「ディアアア!」
パルキア「パルァァァ!」
カキ「な!?」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
伝説を2体も従えてるなんて、この状況はかなりマズいよ!
マーマネ「あ、あれはディアルガとパルキア…」
マーマネ「ミュウツーやゼクロムと同じ禁伝クラスのポケモン…」
マーマネ「で、伝説のポケモンを2体も従えてるなんて…かなりマズイよ!」
カキ「……面白いじゃないか…!」
マーマネ「カキ!」
フードの女「ふふっ、相変わらずマーマネは怖がりなんだね?」クスッ
マーマネ「……え?」
フードの女「逆にカキは怖いもの知らず…だからやられちゃうんだよ」ハァ
カキ「…いったい何の話だ!」
カキ「お前、俺達を知ってるのか!?誰なんだ!」
フードの女「!」
フードの女「あー!そーかそーか、私達が会うのはミアレ…この時間じゃあまだ知り合いじゃなかったもんね…」ポンッ
カキ「ミアレ?この時間…?」
マーマネ「な、何の事?」
フードの女「パルキア」
パルキア「パルァァァ!!」
グニャリ
カキ、マーマネ「!?」
マーマネ「な、なに!?」
カキ「空間が!」
ゲーチス「わ、ワタクシ達まで!?」
ヒガナ「う…うぅ……」ガタガタ
ミュウツー「(パルキアが空間をねじ曲げたんだ…)」
カキ「!」
ミュウツー「(どうやら逃げ場はないようだな…)」
フードの女「……私はもうあの頃の戦えない"小さな私"じゃないんだ」
フードの女「ねぇ、私とバトルしようよ?カキ、マーマネ」ニヤッ
ディアルガ「ディアアア!」
パルキア「パルァァァ!」
カキ「……いくぞ!」
ミュウツー「(………………)」スッ
マーマネ「………ゼクロム!」
ゼクロム「ゼクロー!」
やっと終わりが見えてきたか
デセルタワー 内部
リーリエ「ここにカキ達が!?」
未来リーリエ「はい!今頃ゲーチスとヒガナを倒しているハズです!」
スイレン「……あのゲーチスって奴…やっぱインチキだったんだ…!」
マノン「そうだよ!神の声だかなんだか知らないけどさ?」
マノン「勇者一行がこの街を救うーっとかって如何にもな嘘預言までしちゃって!
未来リーリエ「…………え?」ピタッ
アセロラ「ふぁ?リーリエ?」
未来リーリエ「……勇者一行が街を救う預言…?どういう事ですか……?」
アセロラ「……え?」
未来リーリエ「………私達の時間ではそのような預言は無かったハズ…」
未来リーリエ「……いったい何故…」
ユラーッ
アセロラ「!」
アセロラ「リーリエー!後ろ!」
未来リーリエ「……え?」
ゴツン
未来リーリエ「………うっ…」ドサッ
リーリエ「未来の私ー!」
「まったく酷いよ……」ブツブツブツブツ
リーリエ「!」
マツリカ「あたしの儀式を邪魔するなんてさー……」
アセロラ「……マツリカちゃん…」
マオ「リーリエ(未来)!しっかりしてー!」
スイレン「マツリカさん……」
マノン「そんな……」
マツリカ「カミサマー!カミサマを呼ぶ儀式を邪魔した不届き者は退治したよー!」
マツリカ「さー、儀式の続きしよっ!アセロラ?」ニコッ
アセロラ「………………」
マツリカ「えーと、清らかな少女の血が5人分、内1人は勇者……」
マツリカ「あー、ついでに……って、何でリーリエが2人?」
マツリカ「まー、いーや。あのリーリエ(?)も処女っぽいし、ついでに血をもらっちゃお」
スイレン「何でこんな事に…」
マオ「本当に私達が知ってるマツリカさんじゃないんだね……」
リーリエ「っ…………!」
マノン「……昼間まであたし達と一緒に笑ってたのは演技だったの……?」ジワッ
マノン「答えてよー!」グスッ
マツリカ「………………」
アセロラ「……マノン…」
マツリカ「>>安価」
安価 近いレスの中
魔王より先にアルセウスを手に入れなきゃいけないんだ
そしてAZにゃんをもう一度魔王の座に戻すんだ!
マツリカ「……嘘なんじゃないよ」ボソッ
マノン「……え!?」
マツリカ「……ごめんね?あたしはどうしても魔王より先にカミサマを手に入れなきゃダメなんだ」
アセロラ「………どういう事?……」
マツリカ「あたしの力じゃは魔王は倒せない…でも、カミサマを呼ぶ天界の笛の場所なんか知らない…」
マツリカ「こうするしかなかったんだよ」
リーリエ「魔王を倒す?」
マツリカ「魔王を倒して…戻すんだ」
マツリカ「AZにゃんをカロスの王の座に!」
リーリエ「AZにゃんがカロスの王!?」
スイレン「で、でも……AZにゃんは実在するかわからないって……」
マオ「……砂漠のシンボラー…まさか…」
マツリカ「……………」
アセロラ「…………マツリカちゃん、例えどんな理由があろうと…」スクッ
マツリカ「!」
アセロラ「貴女が罪の無い少女達をコロして…」
アセロラ「アセロラの友達を傷つけた事実は変わらないんだ」
マツリカ「…………」
マノン「アセロラ…」
未来リーリエ「うぅっ……」
リーリエ「未来の私!しっかりして下さい!」
アセロラ「おしおきだよ!マツリカちゃん!」
アセロラ「ギラちゃん!」ボンッ
ギラティナ「ギラー!」
マツリカ「……もうきっと言葉で言ってもわかりあえないね…」
マツリカ「マシェード!」ボンッ
マシェード「マシェー!」
リーリエ「アセロラ…マツリカさん…」
マツリカ「マシェード!もう一度キノコの胞子で眠らせて!」
マシェード「マシェ~!」
キラキラ
アセロラ「……ギラちゃん!妖しい風!」
ギラティナ「ギラー!」
ブオン!
マツリカ「!?」
マシェード「ま、マシェ!?」
マオ「キノコの胞子を妖しい風でぶっ飛ばした!」
マツリカ「くっ、マシェ…」
アセロラ「ギラちゃん!凍える風!」
ギラティナ「ギラー!」ヒュオオ
マツリカ「!?」
マシェード「ま、マシェ…」ピキピキピキ
マシェード「」カチン
スイレン「やった!マシェードがカチンコチンだ!」
リーリエ「さすが私の嫁です!アセロラ!」
マツリカ「マシェード!」ダッ
アセロラ「マツリカちゃん」ドンッ
マツリカ「!」
アセロラ「マツリカちゃん…アセロラの勝ちだ」
アセロラ「罪を償ってよマツリカちゃん」
アセロラ「そして…また優しいマツリカちゃんに戻ってよ…」
マツリカ「…………アセロラ…」
マツリカ「……あたし……」
グサッ
全員「!?」
マツリカ「………え……?」ゴホッ
マツリカ「う…ぁ……」ドサッ
スイレン「………え?」
マノン「……嘘…」
アセロラ「マツリカちゃん!」ダッ
「アルセウスが処女の血で復活するって?」
未来リーリエ「!」
フードの女「そんなもので復活するくらいなら誰も苦労しないよ」
フードの女「馬鹿な女」
マツリカ「………………」ダラダラ
スイレン「……?」
マオ「……誰?」
未来リーリエ「………何で貴女がこの時代に……」
マツリカは生きるかしぬか
安価下
生きる
生きる
生きる
マツリカ「うぅ……」ダラダラ
アセロラ「マツリカちゃん!」
アセロラ「……よくもマツリカちゃんを…!」キッ
フードの女「そう睨まないでよアセロラ」
アセロラ「……え?」
フードの女「スイレンにマオ……それにちっちゃいリーリエかぁ…そっちの子はマノンかな?」
スイレン「え?」
マオ「何で私達の名前を?」
リーリエ「ちっちゃい…私…?」
マノン「…………?」
未来リーリエ「……………」
マツリカ「ゴホッ……」
アセロラ「マツリカちゃん!しっかりして!」
マツリカ「………あたしはもうダメだ…」ゴホッ
アセロラ「何言って……」
マツリカ「……はは…仕方ないね……」
マツリカ「あたし……いっぱい…悪い事したからさぁ……カミサマから罰があたったんだよ……」
アセロラ「………………」
マツリカ「……せめて…最…期に…コガネの両親に…顔、見せたかった…な…ぁ…ゴホッ」ジワッ
アセロラ「……マオ、マツリカちゃんを助けてあげて」
マオ「………わかった…」
マオ「ゼルネアス!」ボンッ
ゼルネアス「うん!」
マツリカ「………!?」
マオ「ゼルネアス、この人助けられる!?」
ゼルネアス「……かなり致命傷みたいだけど…大丈夫だよお姉ちゃん!」
マツリカ「な、なんで…あたしなんかを……」
アセロラ「……死んじゃダメだよマツリカちゃん」
マツリカ「!」
アセロラ「……生きて……今までしてきた事の罪を償って…」
アセロラ「そして……胸を張ってお父さんとお母さんに会いに行ってよ!」
マツリカ「………アセロラ…」グスッ
フードの女「相変わらず甘いねアセロラは…」クスッ
アセロラ「……貴女…誰なの?」キッ
フードの女「………………」
スイレン「それに…私達を知ってるって事は……」
マノン「まさか……」
未来リーリエ「…………何故貴女がこの時間にいるのです?」
リーリエ「……この"時間"…?」
未来リーリエ「ユリーカ!」
「久しぶりだねリーリエ」ファサッ
スイレン「ユリーカ?」
リーリエ「知り合いなのですか!?未来の私?」
未来リーリエ「……シトロンを覚えてますか?」
マノン「シトロン?」
スイレン「シトロンって確か、セレナの側近の……」
マオ「私達の服を溶かした変態メガネ!?」
未来リーリエ「そうです、そしてユリーカはそのシトロンの妹です」
ユリーカ「………………」
アセロラ「で、でも妹って……あの子、アセロラ達と同じくらいの歳に……」
リーリエ「……どうやら私達の事も知っている様子ですはし…」
未来リーリエ「……正確には、この時間で私達がユリーカに会うのは少し後の事…」
未来リーリエ「あのユリーカは私と同じ…地獄の未来から来たユリーカです!」
リーリエ「………未来から…?」
未来リーリエ「先程のゲーチスの預言の話を聞いた時…何者か未来の人間が干渉しているのではないかと思いましたが…」
未来リーリエ「貴女だったのですね…?ユリーカ」
未来ユリーカ「………その言い方は酷いよリーリエ…」
未来ユリーカ「私達…あの地獄の未来をずっと一緒に手を取り合って生き抜いた仲でしょ?」クスッ
未来ユリーカ「リーリエは…ずっとユリーカがキープしてたんだから」
未来リーリエ「…………………」
未来リーリエ「ユリーカ…何故貴女までこの時間に……」
未来ユリーカ「>>安価」
安価 近いレスの中
運命を変えさせないため
なぜ>>1はカロス組を敵に仕立て上げようとするんだよ
まじでふさけんな???
未来ユリーカ「アセロラ達がしぬという運命を変えさせない為だよリーリエ」
未来リーリエ「!?」
未来ユリーカ「……私の目的はアルセウスをあの女が復活させる前に奪還し、地獄の未来を変える事だ…」
未来ユリーカ「……その為には…アセロラ達は邪魔なんだよ」
未来リーリエ「どういう事ですか!」
アセロラ「アセロラ達が邪魔…?」
リーリエ「……あの女…?」
未来ユリーカ「……そういえば…さっき、カキとマーマネに会ったよ?」クスッ
未来リーリエ「!」
マノン「カキとマーマネに何を!?」
未来ユリーカ「ディアルガ、パルキア」ボンッ
ディアルガ「ディアァア!」
パルキア「パルァァァ!」
リーリエ「あれは!?」
未来リーリエ「ディアルガとパルキア!?何故ユリーカが……」
未来ユリーカ「パルキア」
パルキア「パルキアァァ!!」
グニャリ
全員「!?」
スイレン「な、何ここ!?」
アセロラ「ふぁ……空間が……」
未来ユリーカ「これはパルキアの覚醒の力…」
未来ユリーカ「アセロラ。あんたがただ胸にぶら下げてるだけのその玉とは違うんだよ」
アセロラ「ふぁ!?」
スイレン「!」
スイレン「皆!見て!」
マノン「カキ、マーマネ!」
カキとマーマネの状態
安価 近いレスの中
別にカロス組が敵でもいいだろ1の勝手なんだし
無傷
ディアルガの力で時を止められてカッチコチとか?
無傷
マオ「カキ!マーマネ!」
マノン「返事してよ!」
カキ「」
マーマネ「」
スイレン「どうしちゃったの?二人共!」
未来ユリーカ「安心してよ。二人共無傷、健康そのものだ」
未来ユリーカ「ただ…ディアルガの力でカキとマーマネの中の時を止めさせてもらったけどね?」
マオ「時を…?」
リーリエ「時を支配するポケモンディアルガ…確かお爺様が昔戦った事があると……」
スイレン「ヤナギ国王が!?」
未来リーリエ「ユリーカ…貴女が時間を遡ってきたのはまさか……」
未来ユリーカ「そう、ディアルガの覚醒の能力だよ」
マオ「伝説のポケモンを2匹も従えてる上に、2匹共覚醒させてるなんて…」
スイレン「……あの子…無茶苦茶すぎだよ…」タラー
未来ユリーカ「アセロラ、この玉が何かわかる?」スッ
アセロラ「!」
リーリエ「あの玉…アセロラが首からぶらさげてる玉にそっくりです…」
未来ユリーカ「この玉は"宝玉ダイヤモンド"と"宝玉パール"」
未来ユリーカ「ディアルガとパルキアを覚醒させるキーだ」
未来ユリーカ「……あんたみたく…」
未来ユリーカ「首からぶらさげてるだけじゃ何にもならないんだよ」
アセロラ「………………」ギュッ
未来ユリーカ「さぁ、お話は終わりだよ!」
未来ユリーカ「ディアルガ!パルキア!」
ディアルガ「ディアアア!」
パルキア「パルゥゥゥ!」
スイレン「くっ、カイオー……」
アセロラ「待ってスイレン!」バッ
スイレン「!」
アセロラ「あの子は…あのポケモン達はアセロラが戦わなきゃいけない…」
アセロラ「そんな気がするんだ…」
スイレン「アセロラ…」
未来ユリーカ「………………」
スイレン「………わかったよ」
スイレン「でも、危なくなったら参戦するからね?」
アセロラ「ありがと!」ニコッ
アセロラ「………………」キッ
未来ユリーカ「………来なよアセロラ」ニッ
アセロラ「ギラちゃん!」
ギラティナ「ギラー!」
そもそも魔王がフラダリなのや根城がカロスなのは安価じゃなかったっけ?
エレファント速報やssまとめ速報でアニポケのss検索するたびにサトスイが出て来てむかつくんだよ
ntr見ている感じがする
アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」
ギラティナ「ギラー!」シュオオ
ボンッ!
マノン「超巨大なシャドーボールだ!」
未来ユリーカ「……………ディアルガ」
ディアルガ「ディアアア!」
カチン
アセロラ「!?」
リーリエ「シャドーボールが止まった!?」
未来リーリエ「シロン!冷凍ビームです!」ボンッ
未来シロン「コン!」
ヒュオオ
スイレン「アローラキュウコン!?」
未来ユリーカ「……パルキア」
パルキア「パルゥゥゥ!」
グニャリ
未来リーリエ「な!?」
未来シロン「コン!?」
リーリエ「冷凍ビームを空間ごとねじ曲げた!?」
マオ「チートすぎでしょ…」タラー
未来ユリーカ「パルキア。亜空切断!ディアルガ。時の咆哮!」
パルキア「パルゥゥゥ!」スパッ
ディアルガ「ディアァァ!」オオオ
ギラティナ「ギラー!」ドカッ
アセロラ「ギラちゃん!」ダッ
未来ユリーカ「わかったでしょ?」ザッ
アセロラ「!」
未来ユリーカ「これが私とアセロラの実力の差だよ」
アセロラ「………………」
未来ユリーカ「………ユリーカはね?あの地獄の未来を防ぐ為なら何でもする」
未来ユリーカ「邪魔する奴は容赦しない」
未来ユリーカ「………だって、甘さじゃ世界を救えない事を教えてくれたのはアセロラ。あんただから」
アセロラ「……………」
未来ユリーカ「……何もかもを失い…同じ地獄の未来を生き抜いてたリーリエならわかるでしょ?」
未来リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
・・・だからといってアセロラを傷つけるあなたを認めません
未来リーリエ「だからと言って…アセロラを傷つけるようなやり方、私は認めません!」
未来ユリーカ「………こいつの味方をするんだねリーリエ…」
未来リーリエ「思い出して下さい!ユリーカ!貴女だって出会った頃はあんなにアセロラを慕っていたではありませんか!」
未来ユリーカ「…………………」
アセロラ「……リーリエ…」
未来ユリーカ「……そうだね…思い出したよ…」
未来ユリーカ「……世界を救うなんてこいつの戯れ言に騙されて……そして……」
未来ユリーカ「勝手に先にしんで……地獄の未来を見せられた事を……!」ジワッ
アセロラ「ユリーカ……」
未来ユリーカ「ユリーカはこの世界でアルセウスを手に入れて、あの女をコロしてやるんだ!」
未来ユリーカ「邪魔する奴は……誰だろうと許さない……!」
未来リーリエ「ユリーカ…」グスッ
アセロラ「……ユリーカも辛い思いをしてきたんだね…」ヨロッ
未来ユリーカ「!」
アセロラ「……でもごめんね…そんな話を聞かされたら……」
アセロラ「尚更負ける訳にはいかないよ!」ピカー
リーリエ「アセロラの紋章が!」
アセロラ「ギラちゃん!」ピカー
ギラティナ「ギラー!」
アセロラ「無限暗夜への誘い!」ピカー
ギラティナ「ギラー!」
ズオオオ
スイレン「あれは……!」
リーリエ「無限暗夜への誘いです!」
アセロラ「少し反省してもらうよ!ユリーカ!」ピカー
ズオオオ
未来ユリーカ「………ディアルガ、パルキア」
ディアルガ「ディアアア!」
ズオオオ カチカチ
アセロラ「!?」
リーリエ「影の手が固まった…!?」
パルキア「パルゥゥゥ!」
グニャリ
パリン
アセロラ「ふぁ…そ、そんな…」
アセロラ「無限暗夜が……」
未来ユリーカ「その程度で魔王を倒す、世界を救う……だっけ?」
未来ユリーカ「もう一度その冗談を言ってみなよアセロラ」ニヤッ
アセロラ「っ…………!」
スイレン「アセロラー!」
スイレン「カイオー……」カチカチ
スイレン「!?」カチカチ
マオ「な、なに…これ…」カチカチ
マノン「か、身体が固まって……」カチカチ
リーリエ「あ、アセロラー!」カチカチ
マツリカ「………………」カチカチ
アセロラ「ふ…ふぁ……」カチカチ
未来ユリーカ「安心してよ?もうすぐで皆の時は永遠に止まる…」
未来ユリーカ「楽にしねるよ?」
アセロラ「……………!」カチカチ
未来リーリエ「ユリーカ!」
未来ユリーカ「……リーリエ…この時間の世界はユリーカが救うよ」
未来ユリーカ「今度は…二人で幸せな未来を過ごそう…」
未来リーリエ「そ、そんな……」
未来ユリーカ「……アセロラ、世界を救う役目は私に任せてもう眠りなよ?」
アセロラ「…………………」カチカチ
アセロラ「……べーっ!」カチカチ
未来ユリーカ「………ディアルガ、パルキア。アセロラに止めを」
ディアルガ「ディアアア!」シュウウ
パルキア「パルゥゥゥ!」シュウウ
アセロラ「!?」
デセルタワー
サトシ「………宿に行ったら誰もいなかったから戻ってきたけど……」
ゲーチス「うぅ………」カチカチ
ヒガナ「ああ……」カチカチ
サトシ「…………どうなってんだこりゃ…」
ピカチュウ「ピカー?」
サトシ「何でゲーチス達の下半身が氷ついたみたくなってんだ?」
サトシ「……それに…カキとマーマネは何処に…」
ゲーチス「た、助けてくれ……」カチカチ
サトシ「え?」
サトシ「いや…助けてと言われても…」
ゲーチス「>>安価」
安価 近いレスの中
助けてくれれば私のできることならなんでもしてやろう
サトシ「でもお前ら敵だしなぁ…」
ゲーチス「た、助けてくれるならワタクシのできる事ならばなんでもする…だから…」カチカチ
ヒガナ「うぅ……」カチカチ
サトシ「じゃあ…アセロラ達の居場所を教えろ!」
ゲーチス「ゆ、勇者の居場所!?そんなものは知らん!」カチカチ
サトシ「じゃあ、助けてやるから探すの手伝え!」
サトシ「それと、カキとマーマネは何処に行ったんだ?」
ゲーチス「あの少年達ならばあの女が連れていった!」カチカチ
サトシ「あの女?」
ゲーチス「は、早く!助けてくれ!しんでしまう!」カチカチ
サトシ「わ、わかったよ…でも助けるって言ってもどうやって…」
ピカチュウ「ピカー?」
ゲーチス「!」カチカチ
ゲーチス「しょ、少年!その紋章…ひょっとして、ホウオウのトレーナーか!?」カチカチ
サトシ「え?」
ゲーチス「……あの女は対象の"時"を氷結させている…氷とはまた違うかもしれないが…ホウオウの炎ならば……」カチカチ
ゲーチス「……試す価値はある…!」カチカチ
サトシ「え?」
ゲーチス「……頼む少年!ワタクシと彼女にホウオウの炎を……!」カチカチ
ヒガナ「…………」カチカチ
サトシ「………わかったよ!」
ジュウウ
ゲーチス「こ、氷が溶けた……」
ヒガナ「……あたし…生きてる……?」
サトシ「よし、助かったな!」
サトシ「早くみんなを探すの手伝え…」
ゲーチス「あ、ありがとう少年よ!」ガッ
サトシ「うぇ!?」ギョッ
ゲーチス「わ、ワタクシは今の今まで死を覚悟していました…」
ゲーチス「……神に……いや、サトシ少年に心より感謝を……」スッ
サトシ「え…あ、ああ……」
ヒガナ「>>安価」
安価 近いレスの中
ゲーチスより頼りになるね、仲間になっていい?
ヒガナ「ねえねえ!」
サトシ「え?」
ヒガナ「君ー、サトシだっけ?ゲーチスより頼りになるね!」
ヒガナ「あたしを仲間にしてよ!」
サトシ「え、えー…」
ピカチュウ「ピカピカ!」
ゲーチス「ヒガナ!」
ヒガナ「な、なに…?ゲーチス…」
ゲーチス「仲間などと恐れおおい!」
ゲーチス「……サトシくん…これより、ワタクシゲーチスとアルセウス教団、サトシくんの従属となりましょう…」スッ
ゲーチス「我ら…サトシくんの為ならば、犬馬の労も惜しまぬ所存…」
サトシ「い、いや、そこまでしなくてもいいからさ…」アセアセ
サトシ「とにかく、みんなを探すのを手伝ってくれ…」
サトシ「あと、もう悪さすんなよ?」
ゲーチス「御意に!」
ヒガナ「おっけー☆」キャピッ
サトシ「んじゃあ、とりあえずみんなを……」
ゲーチス「……勇者の居場所はわかりませんが……」
ゲーチス「あの少年達の居場所なら心当たりがあります」
サトシ「本当か!?」
ピカチュウ「ピカー!」
ゲーチス「……恐らく彼らは……」
パルキアの亜空間
シュウウ
アセロラ「ふ………ぁ……」カチカチ
アセロラ「……あれ…生きてる…?」カチカチ
アセロラ「アセロラ…ディアルガとパルキアの技をまともに受けたハズなのに…」
「良かった……アセロラ…無事で……」
ドサッ
未来ユリーカ「…………な……?」
アセロラ「ふぁ……何で……」
アセロラ「リーリエ……」
未来リーリエ「…………………」
未来リーリエ「な、なんでリーリエがそんな奴の盾に……」
リーリエ「……………」カチカチ
マオ「そ、そんな…リーリエ…」カチカチ
スイレン「う、嘘だ…」カチカチ
マノン「リーリエー!」カチカチ
アセロラ「り、リーリエ…何でアセロラなんかの為に……」カチカチ
未来リーリエ「………アセロラ…昔から言ってましたよね?」
未来リーリエ「妻を守るのは…妻の…役目だっ……て……」
アセロラ「ふぁ……リーリエ…!い、意味わかんないっ…よ!」グスッ
未来リーリエ「ふふっ……」
キラキラ
リーリエ「!」カチカチ
スイレン「未来のリーリエ体が…」カチカチ
マオ「……光になって消えてく…?」カチカチ
未来リーリエ「……私は元よりこの時間の人間ではありません……」
未来リーリエ「……論理的結論から言いますと…体が死した事により、この時間から排除されているのでしょう……」
アセロラ「い、いやだよリーリエ…」ウルッ
アセロラ「しなないでよ…」グスッ
未来リーリエ「ふふっ、アセロラ、貴女に泣き顔は似合いません…」ナデ
アセロラ「ふぁ……」カチカチ
未来リーリエ「……貴女は…いつもニコニコ元気を与えてくれる…」
未来リーリエ「世界を救う勇者様なんですから」ニコッ
アセロラ「……勇……者…」グスッ
未来リーリエ「……はい、そうです!私はそう信じています!」
未来リーリエ「貴女ならこの世界を…」
未来ユリーカ「………………」
未来リーリエ「……あの娘を…救えると…」
アセロラ「……………」
未来リーリエ「もう…体がほとんど消えちゃってますね……」キラキラ
未来リーリエ「………大丈夫…私はちゃんと見てますから…」
未来リーリエ「私の時間の仲間達と…いっ……しょ……」
「に……」
キラキラ キラキラ
アセロラ「リーリエー!」カチカチ
スイレン「……リーリエ……」カチカチ
マオ「消え…ちゃった……」カチカチ
マノン「う、うぇ…ぐすっ」カチカチ
リーリエ「(未来の私……)」カチカチ
未来ユリーカ「……またあんたのせいか…」
未来ユリーカ「アセロラ!あんたのせいでリーリエが!」
未来ユリーカ「絶対に…許さない…!」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
うるさい・・・お前も消えるか?
>>746
未来リーリエ「な、なんでリーリエがそんな奴の盾に……」
訂正
未来リーリエ→未来ユリーカ
アセロラ「………うるさいよ…」ボソッ
未来ユリーカ「!?」
アセロラ「貴女も…消える…?」ギロッ
未来ユリーカ「……な!?」ゾクッ
リーリエ「……アセロラ…?」
ピカー
マオ「アセロラの首からぶらさげてる玉が!」カチカチ
スイレン「光輝いてる……」カチカチ
未来ユリーカ「プラチナが……まさか!?」
アセロラ「ギラちゃん!」ピカー
ギラティナ「ギラー!!!」ピカー
メキメキメキ
マノン「ギラティナの形が変化していく!」カチカチ
ギラティナ「ギ…ギ……」
メキメキメキ
スイレン「あれは………アセロラの額の紋章と同じ……」カチカチ
リーリエ「……覚醒……」カチカチ
未来ユリーカ「………まさか…あれが……」
未来ユリーカ「ギラティナ…オリジンフォルム…」
アセロラ「………いくよギラちゃん……」
アセロラ「リーリエの仇をとるんだ」
ギラティナOF「ギラァァァ!!」
オオオオオオ
未来ユリーカ「!?」
パリン パリン パリン
スイレン「氷が溶けた…」
マオ「これが…ギラティナの覚醒…」
マノン「す、凄い……」
リーリエ「アセロラ……」
未来ユリーカ「だ、たからなに?」タラー
未来ユリーカ「いくらギラティナが覚醒したとしてもこっちは2匹!」
未来ユリーカ「私の有利に変わりはない!」
未来ユリーカ「ディアルガ!時の咆哮!パルキア!亜空切断!」
ディアルガ「ディアアア!」オオオ
パルキア「パルゥゥゥ!!」スパスパ
アセロラ「ギラちゃん」
ギラティナOF「ギラー!」
スウッ
ディアルガ、パルキア「!?」
未来ユリーカ「時の咆哮と亜空切断が消えた!?」
アセロラ「誘ったんだよ」
アセロラ「破れた世界に」
未来ユリーカ「や、破れた世界…」タラー
アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」
ギラティナOF「ギラァァァ!!」
シュウウ
マノン「さっきより巨大なシャドーボールだ!」
ボンッ!!
未来ユリーカ「くっ!パルキア!」
パルキア「パルゥゥゥ!」
グニ……
シュオオ
未来ユリーカ「空間が曲がらない!?」
ドカーン!!
パルキア「パルァァァ!」ドサッ
未来ユリーカ「パルキア!」
未来ユリーカ「な、何で空間が…」
アセロラ「……ここはもうパルキアが支配する亜空間じゃない……」
未来ユリーカ「!?」
アセロラ「……ギラちゃんが支配する破れた世界だ」
未来ユリーカ「……な…」ジリッ
アセロラ「ギラちゃん!シャドークロー!」
ギラティナOF「ギラァァァ!!」
メキメキメキ
リーリエ「無数の黒い手が!」
アセロラ「切り裂け」
ギラティナOF「ギラァァァ!!」
シュルシュルシュル
未来ユリーカ「ディアルガ!」
ディアルガ「ディアアア!」
カチカチ
シュルシュルシュル
未来ユリーカ「くっ……止めきれない…」
シュルシュルシュル
未来ユリーカ「くそっ!止まれ!止まってよ!」
シュルシュルシュル
アセロラ「………………」
ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ
未来ユリーカ「ああぁああぁ!」ズハッ ズハッ
ディアルガ「ディアアア!」ズハッ ズハッ
スイレン「うっ……これって…」
マノン「…………………」ボーゼン
マオ「あ、アセロラ…」ガタガタ
リーリエ「……………」
未来ユリーカ「……うっ…」ドサッ
ディアルガ「ディ……」ヨロッ
ザッ
未来ユリーカ「!」
アセロラ「…………………」
未来ユリーカ「っ……………!」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
(目を血走らせながら)「あはは・・・最後に言い残すことはある?」
アセロラ「ははっ…」
未来ユリーカ「………?」
アセロラ「ねぇ……?最期に何か言い残す事はある?」
未来ユリーカ「……………」
アセロラ「ユリーカ…痛い?でもね…」
アセロラ「………リーリエは…もっと痛かったんだ……!」ギリッ
未来ユリーカ「……何が世界を救う勇者…お前なんかあの女と変わんないよ…」ボソッ
アセロラ「!?」
未来ユリーカ「……お前なんか…くたばっちまえ!」
アセロラ「…………」
スイレン「アセロラ!もうやめて!」
マオ「もういい!充分だよ!」
マノン「うぅ…ひっぐ…もぅ…やめでよぉ…」」グスッ
アセロラ「……ギラちゃん」
ギラティナOF「ギラァァァ!!」
未来ユリーカ「(これで終わり……か…)」
未来ユリーカ「(ま、いっか……もう…疲れたしね……)」
スイレン「アセロラー!」
リーリエ「もうやめて下さいアセロラ!」ギュッ
未来ユリーカ「!?」
アセロラ「……リーリエ…」
リーリエ「アセロラ…もう充分です…この方はもう戦えません…」
アセロラ「………でも……」
リーリエ「……未来の私は言ってました…世界を救ってくれ…そして……」
リーリエ「この娘も救ってくれ、と…」
アセロラ「……………………」
リーリエ「……私…もうこんなアセロラは見たくありません!」くそっ!
リーリエ「いつもの…優しくて…可愛くて…暖かいアセロラに戻って!」ギュッ
アセロラ「ふぁ……」
リーリエ「!」
アセロラ「………痛いよ、リーリエ」ニコッ
リーリエ「……アセロラ…!」
未来ユリーカ「………………」
スイレン「ふ、ふぅ…何とかなったみたいだね…」ヘター
マオ「……心臓に悪いよ……」
マノン「ふぇ…よ、よがっだぁ……」グスッ
マオ「ほらっ、マノン。もう泣かないで」ヨシヨシ
マノン「うぇーん!マオー!」ダキッ
スイレン「ははっ…」
アセロラ「………ユリーカ…」
未来ユリーカ「………………」
未来ユリーカ「>>安価」
安価 近いレスの中
リーリエ「……私…もうこんなアセロラは見たくありません!」くそっ!
訂正
くそっ!→グスッ
セレナを探さなきゃ
アセロラ・・・魔の力の影響がもうこんなに・・・
未来ユリーカ「ははっ、ザマァないねアセロラ…」
未来ユリーカ「今のあんたはギラティナの力が覚醒した事により、魔の力が色濃く出てる」
未来ユリーカ「このままじゃあ、例え魔王を倒したとしてもあんたが……」
アセロラ「大丈夫だよ!」
未来ユリーカ「何を根拠に…」
アセロラ「だってね、ギラちゃんはアセロラの大切なお友達だし、それに……」
アセロラ「さっきみたく暴走しちゃった時に、止めてくれる仲間もいるから」ニコッ
リーリエ「任せて下さい!アセロラ!」
未来ユリーカ「(友達…か…)」
未来ユリーカ「(そういえば…私の未来でもセレナが行方不明だったけ…ちゃんと生きててくれてるかな……)」
未来ユリーカ「(探してみよう…)」
キラキラキラ
アセロラ「!」
リーリエ「ユリーカの体が!」
マオ「リーリエみたく光になって消えてく!」
スイレン「…なんで!?」
未来ユリーカ「……さっきのバトルでギラティナの力の影響を受けてディアルガの能力になんらかの異常気象をきたしたのか……」キラキラ
未来ユリーカ「未来に強制送還されていく……」キラキラ
アセロラ「ユリーカ…」
未来ユリーカ「……アセロラ…ギラティナオリジンフォルムの力は私が居た時間ではアセロラが目覚めさせる事のできなかった力…」キラキラ
未来ユリーカ「……未来は確実に変わってる…」キラキラ
未来ユリーカ「あんたに世界を救えるの?」キラキラ
アセロラ「………任せてよユリーカ!」
アセロラ「だって、アセロラは勇者ですから!」
アセロラ「アローラもカロスも世界も全部救ってあげるよ!」
未来ユリーカ「………そのセリフを聞くのは2度目だな…」クスッ
未来ユリーカ「……今度は…期待してるよアセロラ…
キラキラ
シュゥ
スイレン「…ユリーカが消えた…」
マオ「未来に帰ったんだ…」
マノン「ほえ~……」
アセロラ「……約束するよ…ユリーカ…」
リーリエ「(ユリーカ…貴女の未来でも…どうか貴女に幸せが訪れますよう……)」
...甘いよ
あ、もう更新されてたかすいませんスマホなもんで
シトロン「ん?」
セレナ「どうしたのシトロン?」
シトロン「………いや、何故か急に妹に会いたくなりまして…」
セレナ「ああ、ユリーカ可愛いもんねぇ…わからないでもないわ」
セレナ「でも…兄妹じゃ結婚できないのよシトロン」ポンッ
シトロン「そ、そんなんじゃないですよ!」
セレナ「あー、はいはい。ほらっ、さっさと行くわよ。アサメの村まで後少しなんだから」
シトロン「(何故僕まで……)」
アサメの村
セレナ「な、何コレ………」
シトロン「…………街がメチャメチャだ…」
「セレナ?」
セレナ、シトロン「!」
サナ「セレナ…戻ってきてくれたんだ…」ジワッ
セレナ「サナ………」
セレナ「……何があったの?」
サナの家
セレナ「…………魔王軍が村を……」
サナ「………うん、幸い死人は出なかったけど…村は壊滅状態……」
サナ「……今は…皆近くの村に移り住んでるの……」
シトロン「………成る程…」
シトロン「勇者達に負けた事で僕達は裏切り者扱い…」
シトロン「更には、僕は元、四天王側近クラス、セレナは元、四天王…向こうも本気で消しにかかってるって事ですかね……」
セレナ「…………………」
セレナ「ごめん、サナ…私のせいだ…」
サナ「セレナ!?」
サナ「ち、違うよ!セレナのせいじゃないよ!」
サナ「それよりも…セレナが戻ってきてくれて良かった…」グスッ
サナ「セレナのママもセレナの事心配してるよ?一緒に帰ろ?」
セレナ「…………………」
パタン
セレナ「…………行くわよシトロン」
シトロン「………何処へですか?」
セレナ「……決まってるわ!ミアレへよ!」
シトロン「……はぁ……まったく、貴女はいつもいつも……」
セレナ「……シトロン…あんたが行かないって言っても、私は一人で行くから…」
シトロン「………仕方ないですね…」ヨット
シトロン「丁度ミアレのユリーカにも会いたいと思ってたとこですし、それに…」
シトロン「セレナのワガママは今に始まった事じゃないですからね…」
セレナ「……なにソレ?」クスッ
セレナ「よし!そうと決まったら早速出発するわよ!待っててね!サトシ!スイレン!」オー
シトロン「そっちが目的じゃないでしょ」ハァ
翌日 デセル
カキ「何か目が覚めたら全部終わってた」
マーマネ「同じく」
サトシ「………俺なんか女装してただけだぜ?」
スイレン「そ、そんな事ないよ!」アセアセ
アセロラ「そ、そうだよー!カキとマーマネはゲーチスのおじさん達をやっつけたでしょ!」アセアセ
サトシ「俺は?」
スイレン「さ、サトシは居るだけで元気をくれるよ!」
アセロラ「そ、そうだよ!サトシが見ててくれるだけでカッコいいとこ見せようって気持ちになるもん!」
サトシ「それって…俺は何もしなくてもいいって事じゃ……」ガクッ
スイレン「あわわわわ…」アセアセ
アセロラ「ち、違くて……」アセアセ
リーリエ「いえ、サトシやカキやマーマネにはとても感謝していますよ?」ニコッ
マノン「私達が怖がらない為に頑張ってくれたんでしょ?ありがとう!」
マーマネ「……みんな…」
マオ「カキ……」
カキ「!」
マオ「あの……その…私……ごめん……」
マオ「それと…ありがと…」
カキ「………気にするな」フッ
スイレン「マツリカさんは罪を償う為に自首…か…」
アセロラ「………きっと…次会うときはまた仲良くなれるよ…」
サトシ「にしても、未来のリーリエかあぁ……」
マーマネ「世のか中には、常識じゃ考えられない事もたくさんあるんだねぇ…」
リーリエ「……………」
カキ「(あの女相手にゼクロムとミュウツーで勝てなかった……)」
カキ「(仮に…マーマネのゼクロムが覚醒していたとしても、俺のミュウツーが覚醒していなければ勝てないだろう……)」
カキ「(覚醒…か……)」
マーマネ「次はいよいよミアレかぁ…」
サトシ「魔王軍の本拠地…燃えてくるぜ!」
アセロラ「………その事なんだけど…」
サトシ、カキ、マーマネ「?」
アセロラ「未来のリーリエが言ってた事……」
アセロラ「未来を変える鍵は邪神フーパにあるって」
マーマネ「邪神フーパ?」
アセロラ「……ミアレに行く前に…会いに行こうと思うんだ」
アセロラ「邪神フーパに!」
フーパのいる場所
未登場で街以外の場所 安価一番近いレス
テンガンざん
「邪神フーパならばこの先の山、テンガン山に居るとの言い伝えがあります」
アセロラ「ふぁ!?」
サトシ「ゲーチス!」
ゲーチス「これは我らアルセウス教が集めた情報…信憑性は高いと思いますよ」
カキ「おい、こいつを信用していいのか?」
アセロラ「うーん……」
ゲーチス「勇者一行殿、どうかこの街での我らの御無礼をお許し下され」スッ
アセロラ「ふぁ!?」
ゲーチス「……ワタクシはあの女に時を凍らされ、一度は生を諦めました…」
ゲーチス「しかし、サトシくんに救われ、またもう一度生を与えられたのです」
ゲーチス「ワタクシは…いや、アルセウス教団は今生まれ変わったのです!」
ゲーチス「これからは我ら、アルセウス教団はサトシくんと勇者御一行の為に尽くしましょう…何かありましたのならば、遠慮なく頼って下され!」
アセロラ「え、えと……」
サトシ「ははっ、まぁ、信用してもいいんじゃないかな?」
スイレン「だね!」
スイレン「(サトシとの結婚式を教会であげる事になったらこいつに頼もう)」
カキ「うーむ……」
マノン「まぁまぁ、サトシもああ言ってるんだし、信用してあげようよカキ?」
カキ「もちろんだよマノン!」グッ
ゲーチス「つきましては…今後の勇者御一行殿の旅の御武運を祈りまして、僭越ながら、我ら教団で宴の用意をさせて頂きました!」
ヒガナ「てか、もう準備できてるよー!」
リーリエ「本当ですか!?」
サトシ「マジ!?宴?」
スイレン「やったー!」
マーマネ「美味しい料理出るかな!?」
マオ「ははっ!」
カキ「…たくっ」フッ
マノン「楽しみ~!」
ゲーチス「今度は…食事の誘いにのって下さいますか?勇者様?」
アセロラ「………………」
アセロラ「もちろんだよ!」ニコッ
翌日
アセロラ「みんな!出発の準備できた?」
マノン「後はリーリエだけだよ!」
サトシ「いやぁ…昨日の宴楽しかったな!」
スイレン「うん!最近戦い続きだったから尚更!」
カキ「だからと言って気を抜いては…」
マオ「あんたが一番ハジけてた癖に」ニシシ
カキ「うっ…///」
マーマネ「にしても、リーリエまだかなぁ……」
「みなさーん!」
マーマネ「!」
リーリエ「すみません、準備に手間取ってしまいまして……」タッタッタ
マーマネ「リーリエ、やっと来たね!」
カキ「遅いぞ!リーリエ!」
マオ「仕方ないでしょ、女の子はあんたらと違って準備に時間がかかるの!」
スイレン「そーそー!」
サトシ「ははっ、じゃあ、みんな揃ったし、行こうぜ?リーリエ」
リーリエ「はい!」ツー
リーリエ「……え!?」ポロポロ
アセロラ「ふぁ!?リーリエ?」
サトシ「ど、どうしたんだ?」
スイレン「なんで泣いてるの!?」
マオ「あんたらが言い過ぎるから…」ジー
カキ「いや、その…」アセアセ
マーマネ「ご、ごめんね!リーリエ!」アセアセ
リーリエ「……違うんです…」ポロポロ
カキ、マーマネ「え?」
リーリエ「……私にもよくわからないのですが……」
リーリエ「涙が勝手に……」ポロポロ
全員「?」
アセロラ「……………」
アセロラ「…………そっか……」
アセロラ「……みんなに…会えたんだね…リーリエ……」
リーリエ「…………はい…」ポロポロ
リーリエ「……そうかもしれませんね…」ポロポロ
サトシ、カキ、マーマネ、スイレン、マオ、マノン「?」
…こうして未来を変える事を決意したアセロラ達勇者一行は
神の訪れた街デセルを後にし
邪神フーパに会うべく、最後のダンジョン"テンガン山"へ向かうのであった…
クノエの村
リラ「はぁ…また入れ違いか……」ガクッ
カレン「ははっ、残念だったねリラ…」
リラ「次はデセルかぁ…でもなぁ…このままだと一生入れ違いになりそうな予感だよ…」ハァ
リラ「もういっそミアレに先回りした方がいいかな?」
カレン「まぁまぁ、久しぶりに会ったんだしさ、少し休んできなよリラ?
リラ「ボクもそうしたいんだけどさ?アセロラに会ったらこれを渡してくれってシロナさんに頼まれてるんだよ…」ピラッ
カレン「……何コレ?」
リラ「シロナさんのLINEのID」
カレン「何故?」
コガネの街
シロナ「(何をやってるのリラ!?いつまでも待っても勇者ちゃんからLINEが来ないじゃない!)」ジーッ
アオギリ「なぁ、何であの女はケータイと睨めっこしてんだ?」
マツブサ「……放っておけ…八つ当たりされたらしぬぞ」
アオギリ「?」
ライチ「シロナー!何時までもケータイと睨めっこしてないで、さっさと本部行くよ?」
シロナ「わ、わかっています!」
「あーっ!シロナさんいたいたー!」
シロナ「!」
ライチ「お!迎えが来たわね!」
アカネ「久しぶりやなー!シロナさん!ライチさん!」
アカネ【解放軍、幹部】
ライチ「久しぶり!アカネ!元気してた?」
アカネ「とーぜん!」ブイッ
アオギリ「なんだあの女?」
マツブサ「幹部だ、一応な」
アカネ「お!マツブサのおっさんもおったんか!相変わらず悪そうな顔してんね!」
マツブサ「黙れ!」
アカネ「この髭だれ?」
アオギリ「髭!?」
アカネ「シロナさん!うち、シロナさんにずっと会いたかったんや!」
アカネ「さ、早よ、コガネ本部行こっ!ハンサムさんも待っとるでー!」グイグイ
シロナ「>>安価」
安価 近いレスの中
その前にミルタンクのメイドカフェに寄ってからね
帰れ
ちょっとリラとお話する
シロナ「ま、待って!その前にリラに連絡を取ってから…」
アカネ「リラに?」
シロナ「そ、そうよ!超重要任務で勇者とコンタクトを取ってもらってるの!」
アカネ「勇者ー!すごっ!うちも会いたいわぁ!」キラキラ
シロナ「……………」ゴクリ
シロナ「……アカネちゃんのミルタンク…順調に育ってるわね……」
アカネ「え?」
シロナ「………アカネちゃん、メイドカフェミルタンクで働いてるんだっけ?」
シロナ「そこ寄ってから本部に行きましょう」
アカネ「え……でも……」
シロナ「あ、マツブサと髭は来なくてもいいわよ」
アオギリ「はぁ?」
マツブサ「(帰りたい)」
ライチ「いいから早く本部に行くわよ」
シロナ「えー」
コガネの街 解放軍カロス本部
ハンサム「シロナ君、ライチ君わざわざ来てもらってすまないね」
ライチ「いーえ」
シロナ「………………」
ハンサム「アカネ、ご苦労だった」
アカネ「はーい」
シロナ「……で、居るの?」
ハンサム「ああ、イベルタル共々厳重に拘束している」
ハンサム「……なんせ…彼女は危険人物にして、超重要参考人だからね…」
拘束室
ガチャリ
「あ、おっさん!やっと来たかぁ」
カスミ「丁度暇してたとこなのよ!」
ハンサム「………今日は君にわざわざ会いに来た方がいる」
カスミ「……あたしに会いに?」
シロナ「……初めまして」ガチャリ
カスミ「!」
シロナ「解放軍のリーダーのシロナです」
シロナ「よろしくね?」ニコッ
カスミ「………ふーん…アンタが解放軍のリーダーなわけ……」
カスミ「世界の美少女カスミちゃんよ。よろしくね?」
カスミ「おばさん」ニコッ
マツブサ「(ひぇっ…シロナをババア呼ばわりしやがったこのガキ……)」
シロナ「………………」
シロナ「>>安価」
安価 近いレスの中
うーん、ギリギリ対象外ね(そんなこと言えなくしてやろうか?)
シロナ「うーん…ギリギリ対象外ね…(生意気な口をきけなくしてあげましょうか?)」
カスミ「は?」
ライチ「え?」
アカネ「?」
アオギリ「ん?」
マツブサ「(うわぁ…)」
シロナ「……何でもない…(本音と建前間違えた…)」
カスミ「きもっ」
カスミ「!」
カスミ「あっれ~?アオギリじゃん!」
アオギリ「!」
カスミ「な~んでアンタがそっち側にいんのかなぁ?」ニヤニヤ
アオギリ「………………」
カスミ「え?答えなさいよ?」ギロッ
アオギリ「……俺ァ…もうアンタらの下につくのはやめたんだ……」
アオギリ「……かといって、こいつらの味方でもねェ…」
シロナ「………………」
アオギリ「これからは、俺ァ、俺の好きなように生きる」
アオギリ「その方が俺らしいからな!」
カスミ「…………」
ライチ「……ふんっ、やるじゃん髭!」
アカネ「見直したで!髭のおっちゃん!」
シロナ「マツブサァ!あなたも少しは髭を見習いなさい!」
マツブサ「は、はい……」
アオギリ「俺の名前アオギリなんだけど」
カスミ「……つまんねーの」チッ
シロナ「………ねぇ、貴女。自分の立場をわかってる?」
カスミ「!」
シロナ「今の貴女は捕虜なの」
シロナ「魔王軍四天王の貴女が魔王軍の実情について何も知らないって事は無いわよね?」
カスミ「…………」
シロナ「さぁ、知ってる事全部吐きなさい?」ニコッ
カスミ「………………」
カスミ「やーだよ!ババー!」ペッ
シロナ「…………………」ビチャッ
ライチ「あーあ……」
アカネ「やってもうた…」アワワ
マツブサ「ひ、ひいぃぃ!し、しぬ!コガネが消えるぅ!」ガタガタ
アオギリ「?」
シロナ「………おい」ガシッ
ドサッ
カスミ「イタっ!ちょっと何すん……」
シロナ「……あんまり調子に乗らないでねクソガキ?」ニコッ
カスミ「!?」
シロナ「……私は好みのロリ以外には甘くないわよ?」ギロッ
マツブサ「ひ、ひいぃぃ……!」ガタガタ
カスミ「>>安価」
安価 近いレスの中
な、何でも話します!
私は別に殺されてもいいのよもう生きてても意味無いし
カスミ「コロすんならコロせば?」
シロナ「………………」
カスミ「別にいいのよ?あたし、もう生きてても意味ないし」クスッ
カスミ「あたしにとっては破壊が全てだったの!それ以外には何も無い、残されてないのよ!」
カスミ「こんな狭い檻に閉じ込められて何にもできないくらいならさぁ…いっそコロしなさいよ!」
カスミ「アハハハハハ!」
ライチ「……こいつ…」
アカネ「こわっ」
アオギリ「(相変わらず狂ってやがる……)」タラー
シロナ「………なら生きる意味をこれから探せばいい……」
カスミ「?」
カスミ「はぁ?何言って……」
シロナ「何て言うと思った?」クスッ
カスミ「………は?」
ライチ「………………」
アカネ「あわわ…」
マツブサ「ひ、ひいぃぃ…」ガタガタ
シロナ「やっぱり貴女は対象外ね」
カスミ「……何言って……」
シロナ「ハンサム。少しの衝撃くらいなら壊れないような部屋空いてる?」
カスミ「!?」
ハンサム「ああ…地下の部屋ならば…」
シロナ「さ、行きましょう」グイッ
カスミ「ちょ、ちょっと!何して…」
カスミ「拷問でもする気!?」
シロナ「拷問?そんな事しないわよ」
カスミ「……は?」
シロナ「これから貴女にするのは今まで貴女が犯してきた罪への制裁と更正」
カスミ「せ、制裁……?」
シロナ「別に何も話したくなければ話さなくて結構。それとこれとは話が別だから」
カスミ「……な?」
シロナ「大丈夫。うんと後悔させてあげるから」
シロナ「今までの貴女の"生き甲斐"を」ニコッ
カスミ「!?」ゾクッ
アオギリ「(な、何だこの女……)」
シロナ「さぁ、早く来なさい。生きてる意味がないならそんな命どうでもいいでしょ?」
カスミ「っ……………!」
カスミ「わ、わかったよ…」
カスミ「は、話せばいいんでしょ……」
シロナ「……………」
ライチ「だとさ」
アカネ「し、シロナさん…あ、あいつ魔王軍の事話すみたいやし、勘弁してやったらどうやろか……」
シロナ「………………」
シロナ「もぅ!アカネちゃんが言うなら仕方ないわね♪」ドサッ
カスミ「……つっ……!」
アカネ「……ははっ…」
・・・・
・・
・
カスミ「……ここまでがあたしの知ってる現状…」
カスミ「あとは…あたしも好き勝手やってきたからね…知らないわ」
ライチ「魔王軍ではNもセレナも裏切り者扱い…実質四天王を3人欠いた状態ね…」
ライチ「シロナ…やっぱ攻めるなら今ね!」
シロナ「……そうねぇ……」
カスミ「ははっ、アンタらもう勝った気でいる?」
全員「?」
カスミ「魔王様に姫様…そして側近のカリン…この人達は別格よ?」
カスミ「特に……魔王様はアンタよりも強い」
シロナ「……………」
カスミ「そして……残された四天王アラン」
カスミ「こいつは……気にくわないし、何考えてるかわからないけど、私達四天王の中では間違いなく最強……」
カスミ「ま、認めたくはないけどね…」
シロナ「アラン…ね…」
カスミ「………それと…どうやら、あたしが捕まった日に、ミアレに侵入したコラッタが2匹捕まったらしいわよ?」クスッ
アカネ「コラッタ…?」
ライチ「まさか!」
シロナ「ライチ…貴女は先にミアレに行ってグラジオ君とヒカリちゃんと合流してくれる?」
ライチ「………わかった!」
シロナ「ハンサムは引き続きこいつを見張って」
ハンサム「了解だ」
カスミ「……………」
シロナ「アカネちゃん、マツブサ、髭。あなた達は私ときなさい」
マツブサ「は、はいー!」ビクッ
アカネ「任せとき!」
アオギリ「(逆らったらコロされる…)」
シロナ「私達は戦闘準備を始める」
シロナ「準備が整い次第、ミアレの王宮を攻めるわ」
シロナ「魔王軍を潰すわよ!」
アセロラ達勇者一行は邪神フーパに会うべく、テンガン山を目指していた…
パカラ パカラ
スイクン「クーン!」パカラ
スイレン「あのさ…」
アセロラ「勇者だから」パカラ
リーリエ「姫ですから」パカラ
マノン「別にいいじゃん」パカラ
スイレン「……わかったよ…」
マオ「ははっ……」
マーマネ「ん?」
カキ「どうした?マーマネ」
マーマネ「向こうに誰か倒れてる…」
サトシ「え?」
カトレア「ZZZ」
アセロラ「ふ、ふぁー!この人は!」
スイレン「誰だったっけ?」
アセロラ「ニートの人!」
サトシ「ニート?」
カトレア「ふがっ!?」パチッ
カトレア「あ、あれ?アタクシ何でこんなところに??」
マオ「それはこっちのセリフだよ」
カトレア「あ、貴女は確かロリ勇者!」
アセロラ「ロリとか言わないで」
アセロラ「てゆーか…何でニートの人がカロスに……」
カトレア「じ、実は…シキミとか言う鬼に、今回カロスに戦争に行くロケット団?とかいう人達に無理矢理同行させられて……」
スイレン「軍隊に無理矢理同行だなんて…」
サトシ「そのシキミって奴酷い奴だな!」ダンッ
アセロラ「……ちなみに何をするために同行させられたの?」
カトレア「清掃係です」
カキ「清掃係?」
リーリエ「何ですかそれは?」
カトレア「その名の通りです」
リーリエ「そ、そうですか……」
アセロラ「……で、何でそのロケット団清掃係のニートの人がここにいるの?」
カトレア「………それは…逃げ出したからです」
スイレン「逃げ出した!?」
サトシ「…ロケット団め…まさかこの人に酷い仕打ちを……」
カトレア「いえ、皆さん意外とイイ人達でしたよ?」
サトシ「え?」
マーマネ「……じゃあ、何で逃げ出したの?」
カトレア「働きたくないからです」
マオ「は?」
カトレア「アタクシ…お布団でポテチ食べながらコーラ飲んで、ネットかゲームかアニメを見るのが趣味でして……」
全員「………………」
カトレア「わかりやすく言えば、働いたら負けだと思ってます!」フンス
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
じゃあ無限暗夜の中で暮らす?
快適だよ!
昇竜拳!
アセロラ「しょ~りゅ~けん!」
ドカッ
カトレア「ごふっ!?」
リーリエ「あ、アセロラ!?ぼ、暴力は…」オドオド
カトレア「な、何するの!」
アセロラ「ふぁー!貴女が今こうやって逃げ出してる間にも、みんなは世界の為に一生懸命戦ってるんだよ!」
アセロラ「そ、それなのに貴女は…」ワナワナ
サトシ「あ、アセロラ!?」
アセロラ「アセロラはね!いつもゼンリョクで頑張ってる真っ直ぐな人が好きなの!」
リーリエ「(きっと私の事だ////)」
アセロラ「貴女みたいな人、大っ嫌い!」
カトレア「べ、別にいいもん!アタクシだって、ロリ勇者なんかキョーミないし!」
カトレア「だいたい!アタクシ、ニートじゃありませーん!」
カトレア「アタクシ、別の国でいっぱい別荘とか施設とか持ってるもん!貴女達ビンボー人とは違いまーす!」ベー
マノン「じゃあ、そこで働けば…」
カトレア「働きたくないないでゴザル」
アセロラ「ふぁ~!!」ブチッ
アセロラ「ギラちゃん!」ボン
マオ「アセロラ!?」
リーリエ「アセロラから魔のオーラが漏れだしてます…」
アセロラ「ギラちゃん!あのダメ人間を無限暗夜で反省させてあげて!」
ギラティナ「ギラー!」
カトレア「ちょ、やめ……」
アセロラ「貴女みたいな人にはきっと快適な場所だよ!」
サトシ「ちょ、やめろアセロラ!」ガシッ
アセロラ「ふぁ!?サトシ!」
カトレア「…………許さない…ロリ勇者…」
アセロラ、サトシ「!」
カトレア「低学歴ビンボー人の癖にアタクシにお説教を!許さない!」
メキメキメキ
カキ「な、なんだ!?」
マオ「急にあたりが震え出した!?」
マーマネ「ま、まさか!超能力って奴!?」
アセロラ「ふぁ!?超能力?」
カトレア「うぉぉぉぉ!」
アセロラ「………くっ…!」サッ
カトレア「……………」パシャッ パシャッ
アセロラ「……………ふぁ?」
アセロラ「………何やってるの?」
カトレア「あ、貴女の事をネットで晒して地獄を見せてあげるわ!」パシャッ パシャッ
カトレア「……えっと…"JCで勇者やってるんだけど質問ある?"っと…」ピコピコ
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
JCじゃなくてJSでした
ネット……?
えっ!?私大人の友達ののオカズにされちゃうの!?
JC......?
あ、俺も間違えたJSだ
アセロラ「ふぁ?ネット…?JC…?」
カトレア「そんな事も知らないの?これだからビンボー人は…」プッ
アセロラ「ふぁー!」ブチッ
マーマネ「あ、アセロラちゃん!ネットってのはインターネットの事だよ!」
リーリエ「JCとは、この世で一番愛らしいものの事です」
アセロラ「ふぁ?」
カトレア「ロリ勇者!貴女、大きなお友達にウケが良さそうね!きっといいオカズになるわ!」ビシッ
カトレア「せいぜい、大きなお友達の頭の中で、そのあんぐりしたお口に色々突っ込まれるがいいわ!」クックック
アセロラ「ふぁ!?アセロラ、その大きなお友達のオカズになって食べられちゃうの!?」
スイレン「まぁ、ある意味」
アセロラ「いやだよぉ!」ウエーン
カトレア「ふふふ、せいぜいアタクシを怒らせた事を後悔なさい!」
マーマネ「あー、でもこれはちょっとマズイかも……」
サトシ「なんだって!?」
サトシ「おい、やめ………」
パシン
サトシ「!?」
カトレア「………な…!?」ヒリヒリ
リーリエ「………………」
マオ「リーリエ!?」
カトレア「な、な……」ヒリヒリ
リーリエ「ニートさん……いくら貴女が可愛くとも……」
リーリエ「アセロラを泣かす人は許しません!」キリッ
カトレア「うぅ……」
リーリエ「(決まった…さぁ、アセロラ。私の胸に飛び込んで………)」
アセロラ「サトシィ!」ウエーン
サトシ「よしよし、もう大丈夫だからな?アセロラ」ナデナデ
スイレン「ちょ、離れ……」
リーリエ「………………」
リーリエ「……で、お家に帰りたい…と…」
カトレア「うん」
マオ「でも、家に帰ると言っても…」
カキ「カロスからアローラではウルトラホールを通らなくては……」
カトレア「じゃあ、貴女方が魔王を倒したら教えて下さい。アタクシ、後ろでモン○ンやって待ってますので」ヨッショ
マノン「何コレ?棺桶?」
スイレン「これを引きずって旅をしろと?」
カトレア「だって…歩くのダルい」
アセロラ「ここに捨ててこうよ。この棺桶ごと」
またJCって書いてしまいました
訂正
JC→JS
スイクン「クーン……」ズルズル
カトレア「あーあ…超特クエストは人が集まらないわぁ……」
カトレア「あっ!入ってきた!………ちっ、王冠無し…寄生ね……」
カトレア「とりあえず…ハ・チ・ミ・ツ・く・だ・さ・い、っとww」
ズルズル
スイレン「はぁ…」
マノン「いい気なもんだねぇ…」
アセロラ「もぅ!やっぱ捨ててこうよ!」
サトシ「まぁまぁ、アセロラ…そんな事言うなよ?」
アセロラ「だ、だって…」
カトレア「あ、ロリ勇者!アタクシ、今からお昼寝するので、静かに運んでね」
アセロラ「歩きなよ!ニート!」
カトレア「いやです」
カトレア「だいたい、アタクシだって本当はロリ勇者なんかより、イケメン勇者と…」ブツブツ
アセロラ「ふぁー!」ブチッ
カトレア「>>安価」
安価 近いレスの中
連れていってくださったら別荘ひとつくらいあげますよ?
カトレア「アタクシをお家まで連れていってくれたら、別荘の一つくらいはあげるわよ?」
アセロラ「ふぁー!いらないよそんなの!」
カトレア「あらあら、ロリ勇者はさっきから怒ってばっかりね?あの日なの?」
アセロラ「ふぁ!?////」
リーリエ「え?アセロラはまだアレは来てな……」
マオ「リーリエ」
アセロラ「な、何で知ってるの!?」ゾクッ
サトシ「なぁ、あの日って?」ハテ
スイレン「な、何でもないよ…」
カキ「はぁ…とりあえず今日は宿でもとらないか?」
マノン「だね……」
マーマネ「じゃあ、テンガン山に登るのは明日にしようか…」
カトレア「宿についたら起こしてね」オヤスミー
アセロラ「歩け!」
テンガン山梺の宿
マーマネ「よし!罠だ!」ピコピコ
マノン「ナイス!マーマネ!」ピコピコ
カトレア「サトシ!ジンオウガの尻尾切ってよ!役目でしょ!」ピコピコ
サトシ「す、すまん……」ピコピコ
マオ「ははっ、明日は邪神フーパに会いに行くって言うのにゲームか…」
カキ「まぁ、たまにはいいんじゃないか?」
マオ「おや?カキが珍しい事を…」
カキ「一生懸命ゲームやってるマノン可愛い」デレー
マオ「だろうね」
マーマネ「サトシ!ジンオウガが罠にかかったよ!」ピコピコ
サトシ「よし!いっけー!捕獲玉!」ピコピコ
カトレア「あ、乱入してきたイビルジョーにやられた」ズーン
サトシ、マーマネ「……………」
マノン「カトレア…一人で3死しないでよ……」
カトレア「し、仕方ないでしょ!今日はちょっと調子が悪かったの!」
スイレン「さ、サトシ!次、私サトシとヤりたい!」
カキ「お兄ちゃんもマノンとヤりたいな♪」
リーリエ「アセロラ!私達もヤりませんか?」
アセロラ「………………」
アセロラ「た、たるんど~る!」ガーッ
全員「!?」ビクッ
アセロラ「もう!みんな!アセロラ達は明日フーパに会いに行くんだよ!」
アセロラ「明日の計画とか……」
マオ「アセロラが珍しい事を……」
マノン「いつもなら、どちらかと言うとあたし達と一緒にゲームをする方なのに」
スイレン「カキと中身が入れ替わったとか?」
カキ「そんな訳あるか!」
リーリエ「(アングリーなアセロラも可愛いです)」
アセロラ「もう!もうすぐ魔王との決戦も控えてるんだよ?少しは自覚を…」
サトシ「な、なぁアセロラ?アセロラの言うこともわかるけどさ?」
サトシ「ずっと気を張ってても仕方ないぜ?気を抜ける時は抜いとこうぜ?」
アセロラ「で、でも……」
カトレア「あー、もう!ガミガミうるさいわねぇ、ロリ勇者は」
アセロラ「!」
カトレア「そんな短気だったらモテませんよ?」
アセロラ「ずっとスーさんに引きずって貰ってた癖にぃ!」ワナワナ
カトレア「まぁ、どうせ彼氏いない歴=年齢でしょ?」
アセロラ「ふぁ!?////」
アセロラ「じ、自分はどうなの!?」
カトレア「あ、アタクシの事は別にいいじゃない!」
カトレア「あ、アタクシ!3次元とかキョーミないし!作ろうと思えばすぐ作れるし!」
アセロラ「ふぁ~?ヒッキーニートがぁ?」
カトレア「う、うっさい!LO勇者!」
ギャー ギャー
サトシ「お、おいケンカは……」
リーリエ「そ、そうですよ?アセロラ」
カキ「やれやれ……」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
やっぱりアセロラに闇の影響が出始めてるのかな・・・
マーマネ「(アセロラちゃん、カトレアさんには冷たいよなぁ…)」
マーマネ「(リーリエが言ってた、魔の力とかってやつの影響が出てるのかな?)」
アセロラ「ふぁー!とにかく、歩くくらいは自分でしなきゃ置いてくからね!」
カトレア「いや。疲れるもん」
アセロラ「むかー!」プンプン
カキ「こんなんで本当に大丈夫なんだろうか……」
翌日
テンガン山
ヒュオオー
マオ「ここが邪神フーパのいるテンガン山か」
マーマネ「すっごい吹雪!寒っ!」ブルブル
マノン「もうちょっと厚着してくれば良かった…」ブルブル
カキ「だ、大丈夫だマノン!お兄ちゃんがついてる!」ブルブル
マノン「上着なよ」
スイレン「……サトシ…寒い…」ギュッ
サトシ「大丈夫か?スイレン?上着貸すか?」
スイレン「大丈夫だよ!こうやってサトシにくっついていれば暖かいから」ポッ
アセロラ「スイレン、それじゃサトシが歩きにくいでしょ?」
カトレア「ふあ~あ………」
カトレア「あ、暖かい所に着いたら起こしてね」パカッ
マオ「またマイベッド(棺桶)に…」
アセロラ「やっぱ捨ててこうよ」
リーリエ「(アセロラのあのゴミを見るような目……イイ…////)ジュンッ」
テンガン山 洞窟内
アセロラ「とっておきー♪ふくーつのーこーころーもって♪」ルンルン
リーリエ「高いテンガン山こーえてーゆーこぉー♪」ルンルン
ズルズル
カキ「まったく、歌とか呑気だな…」
サトシ「いいじゃん!どうせなら楽しく行こうぜ?」
カキ「だ、だが野生のポケモンが寄ってきたら……」
マノン「あーたらしいまーち♪ぼーくらはすーすむ♪」ルンルン
カキ「マノンは歌が上手だなぁ」デレー
マオ「おい」
マーマネ「で、フーパがいるのは確か"やりの柱"ってところだっけ?」
サトシ「ああ、ゲーチスが確かそう言ってたな」
サトシ「テンガン山の洞窟を抜けた先のやりの柱 そこにフーパが住んでるって噂があるって」
スイレン「やりの柱かぁ…」
ズルズル
マノン「ねぇ!ちょっと休憩にしない?」
マオ「うーん、そうだね。結構歩いたしね!」
サトシ「腹も空いてきたしな!」グー
リーリエ「どうします?アセロラ?」
アセロラ「うーん…そうだね!」
アセロラ「結構来たし、ここで一旦お昼休憩にしようか!」
マーマネ「やったー!」
カトレア「あ、お昼?」パカッ
アセロラ「!」
カトレア「アタクシ、お腹空いたわ~!お昼ご飯はな~にかな♪」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
私がゲーム病に罹ったのも…全て計画の内…
私のアジトが…衛生省に嗅ぎつけられてしまったからな…
時間稼ぎに利用させてもらった…
(アハハハハァ…ハァー…)16年前から君は…透き通るように純粋だった…
その水晶の輝きがァ…わたしの才能を刺激してくれた
君は最高のモルモットだぁ!
君の人生は全てッ……私の…この…手の上でッ…!
ッヘゥー転がされているんでゃよッ!!
ヴァ↑ーーーーハハハハハァァッ!う゛ァ゛ーはははははははははァッ!
ふ゛ぅ゛ん゛?(ガッチョーン!)
(デンジャラスゾンビィ…)ヘ゛ぇ゛ぇ゛ん゛しぃ゛ぃ゛ん゛…
あなたには外にいくらでもかき氷があるよ?
マオ「お昼はなんとー!マオちゃんスペシャルお弁当(カロス風)でーす!」ジャーン
マノン「うわぁ!」キラキラ
マーマネ「おいしそー!」キラキラ
サトシ「早く食べようぜー!」キラキラ
マオ「はいはい、ちゃんと人数分あるからね?慌てない慌てない」
カトレア「あ、アタクシ、お野菜は嫌いなのでお野菜抜きで……」
アセロラ「……………」スッ
カトレア「な、なに?ロリ勇者」
アセロラ「世の中にはこんな素晴らしい言葉があります」
アセロラ「働かざる者食うべからず」
カトレア「!?」
アセロラ「自分の足で歩かないでみんなに連れてきて貰った上に、折角マオが作ったお弁当に文句をつける人は、外の雪でかき氷でも作って食べてて下さい」
カトレア「はぁ?」
スイレン「ちょ、ちょっとアセロラ…」
リーリエ「ほらっ、アセロラ、意地悪しないで…ね?」
マオ「わ、私なら全然気にしてないからさ?」
アセロラ「………………」
カトレア「な、なに!?この性悪ロリ?気分悪いんですけど!」イラッ
アセロラ「ふんっ!アセロラ、間違った事は言ってないもん!」
カトレア「う、うっわー!性格悪っ!何コイツ?」
マノン「ま、まぁまぁ…アセロラもカトレアもそれぐらいでさ?」
マーマネ「そ、そうだよ!みんなで楽しくお昼ご飯食べようよ!」
リーリエ「そ、そうですよぉ?怒ったら可愛いお顔が台無しですよぉ?」
リーリエ「い、いや…怒ってても、それはそれでプリティですけどね?」
スイレン「リーリエ……」
カトレア「ふんっ!アタクシ、こんな性悪ロリとは楽しくご飯を食べれないわ!」
アセロラ「じゃあ、外でかき氷でも食べてなよ!ダメ人間!」
カトレア「はぁ?」
マオ「ちょ、ちょっと二人共……」
カキ「はぁ……」
アセロラ、カトレア「ふんっ!」
アセロラ「………………」モグモグ
カトレア「………………」モグモグ
マーマネ「(うわっ…この空気…)」モグモグ
マノン「(気まずい…)」モグモグ
スイレン「(………マオちゃんには悪いけど…折角の美味しいお弁当が喉を通らない…)」モグモグ
サトシ「……なぁ、カトレア?カトレアも一緒にこっちきて食べようぜ?」
カトレア「いや!」プイッ
アセロラ「サトシ!そんなニート誘わなくてもいいよ!」プンプン
サトシ「………………」
カキ「しかし…二人がこんな調子じゃあな……」
サトシ「ははっ」
カキ「サトシ…笑い事じゃあ…」
サトシ「まぁ、いいんじゃないか?旅にケンカはつきものだしな?」
カキ「とは言っても…」
カトレア「……まったく…何故アタクシがこんな仕打ちを…」ムスッ
カトレア「やっぱり、お部屋でゲームしたり、アニメを見てるのが一番ね!」ブツブツ
サトシ「………なぁ、カトレア」
カトレア「……?」
サトシ「……俺はさ、あの日、アセロラについて、ハウオリの村から冒険に出て良かったと思ってるよ」
カトレア「は?」
サトシ「確かにさ、この旅では命の危険もあるし、酷い奴らもたくさん見てきた…でもさ?」
サトシ「その分…色んな人や色んなポケモンと出会って…色んな場所に行って…」
サトシ「色んな経験や熱いバトルもしてさ」
サトシ「普段見れない友達のいい面や悪い面、色んな表情も見れた!」
サトシ「だからさ、世界の命運をかけた旅だしこんな事を言うのもあれだけどさ……」
サトシ「俺はさ!今がすっげー楽しい!」
サトシ「みんなとケンカして…騒いで…一緒にバトルして……」
サトシ「それで…次の街には何が待ってるんだろ?次はどんな新しい事があるんだろ?そう考えるとさ?」
サトシ「すっげーワクワクするよ!」
サトシ「これはさ、やっぱあの日ハウオリの村から一歩踏み出して外に出たからだと思うんだ」
カトレア「………………」
サトシ「カトレアだってそうだろ?無理矢理だとしても、自分の部屋から外に出たから、今こうやってアセロラとケンカだってしてられる…」
カトレア「!」
サトシ「そして…きっと何年後かには笑い話になるんだ」
サトシ「これはさ、ただずっと部屋に引き込もって、テレビの画面を眺めてるだけじゃできない事だと思うぜ?」
カトレア「……………」
アセロラ「サトシ……」
スイレン「私もサトシと一緒だ!」
スイレン「みんなと冒険してる今がすっげー楽しいよ!」
リーリエ「私もです!あの日、勇気を出してお城の祖とから一歩出て良かったと思ってます!」
カキ「旅に出なかったらマノンともっと出会えなかったしなぁ」
マノン「ふふっ、まぁ、そうかもね?」
マーマネ「ねぇ!カトレアさん!」
カトレア「!」
マーマネ「僕達、カトレアさんの事よく知らないからさ!カトレアさんの事も教えてよ!」
カトレア「………え?」
マーマネ「カトレアさんの好きなゲームとかアニメとかさ!」
マオ「そうだね!それに、私達の今までの冒険の話もしたいしさ!」
リーリエ「私!カトレアさんの好みの女性のタイプが気になります!」キラキラ
スイレン「なんで女性……」
アセロラ「……………」
アセロラ「……あのさ…ごめん…」
カトレア「!」
アセロラ「……ちょっと、言いすぎちゃったかも……」
アセロラ「だから、ニート………カトレアもこっちに来て一緒にご飯を食べてお話ししようよ?」
カトレア「……ロリ勇者…」
サトシ「へへっ、ほらっ!カトレアもこっちに来いよ!」
サトシ「カトレアの話も聞かせてくれよ!」
カトレア「………………」
カトレア「>>安価」
安価 近いレスの中
ワタクシは昔、不思議が力を使う少女として恐れられていました
カトレア「………昨日の力…見たでしょ?」
アセロラ「さっきの…?」
マーマネ「まさか、あの超能力みたいな奴?」
カトレア「そうよ」
カトレア「アタクシ…昔はその力を制御できなくて、周りの人達から恐がられてたの…」
カトレア「そんなんだから…遊ぶお友達も居なくて、次第にお部屋に引きこもるようになったの……」
カトレア「アニメやゲームやネットの中で理想の自分を妄想して……のめり込んで…」
カトレア「それがアタクシの中の全てだったわ」
カトレア「アニメやゲームなら、アタクシを裏切らない。こんなに楽しい事があるならもう、お外に出る必要も無いって思ってたら、何もやる気が起きなくなっていって…」
カトレア「シキミの酒場でお世話になっていたのも、両親がシキミの両親と知り合いで」
カトレア「アタクシの引きこもり更正の為に、半ば無理矢理預けられていたようなものなの……」
アセロラ「ふぁー、それでシキミさんの酒場に居たんだ……」
カトレア「アタクシ…もうどうしようもない子で……」
サトシ「ん?何で?」
カトレア「だ、だって…昨日みたいに変な力はあるし…お外に出ても人とどう接していいかわからないし……」
アセロラ「な~んだ、そんな事か」
カトレア「……え?」
サトシ「さっき言っただろ?俺達は色んな街で色んな人達と出会ってきたんだ」
スイレン「まず、旅に出て一番最初に出会ったのが喋るポケモン!」
マーマネ「人をポケモンに変える女の子にも会ったしね」
マオ「ポケモンが作った街にも行った事があるんだよ?」
カトレア「喋るポケモンに、人をポケモンに変える女の子?ポケモンが作った街?」
リーリエ「それに……女神様や平行世界…未来人にも会いました!」
カトレア「え?え?」
カキ「街から一歩外に出たら驚きの連続だったな!」
マノン「事実は小説より奇なり…だっけ?まさにその通りっ!」
マオ「それに……空気の読めなさなら、3馬鹿トリオも負けてないしね?」ニヤニヤ
アセロラ「な」
サトシ「ん」
マノン「だと!」
リーリエ「ふふっ、お馬鹿なアセロラも可愛いですよ?」
アセロラ「ふぁー!リーリエ!」
スイレン「サ,サトシモネ…」ボソボソ
カトレア「……………」ポカーン
サトシ「カトレア!俺達がしてきた冒険はアニメやゲームなんかよりずっと不思議な事ばっかだったよ!」
マーマネ「自分の中の常識がちっぽけだったなって気分だったね…」ハハッ
カトレア「…………」
アセロラ「だかさぁ!カトレアもこれがいいきっかけだよ!」
カトレア「!」
アセロラ「カトレアもさ!アセロラ達と一緒にしてみようよ!」
アセロラ「お部屋の中に居るだけじゃ始まらない」
アセロラ「太陽も月もポケモンもみーんな振り向いちゃうような素敵な冒険を!」
カトレア「冒険………」
アセロラ「ふぁー!みんな!準備はできたぁ?」
マーマネ「うん!バッチリ!」
リーリエ「マオのお弁当のお陰で充電完了です!」
マオ「ふふっ、ありがと?」
カキ「よし!このままフーパのところまで一気に行くぞ!」
マノン「おーっ!」
カトレア「………………」パカッ
カトレア「………………………」スッ
アセロラ「棺桶の中には入らなくていいの?」
カトレア「………いいのよ…」スクッ
カトレア「………今は…自分の足で歩きたい気分だから…」プイッ
アセロラ「ふふっ」ニコッ
ヒュオオー
マーマネ「カトレアさん!宿についたらまたジンオウガ狩りに行こうよ!」
カトレア「マーマネ、まずはHRを解放して!話はそれからよ!」
マノン「カトレアはまず、一人で3死しないようにしてね?」
カトレア「うっ……」
リーリエ「カトレアさんから薦めて頂いた漫画…けい○んにごち○さ…どれも素晴らしいです!」
カトレア「リーリエはなんとなく、そっちの匂いがしたから……」
リーリエ「ゆいあずにココチノ……まるで私とアセロラを見ているようです…」ウットリ
カトレア「(どこが?)」
スイレン「カトレア、すっかり打ち解けたみたいだね?」クスッ
サトシ「ああ!」ニッ
カキ「……おっと、雑談はそこまでだ」
カキ「ついたみたいだぞ?」
アセロラ「……ふぁ……ここが……」
~テンガン山 やりの柱~
キイー
マオ「誰かでてきたよ!」
「ようこそ勇者御一行様」
アセロラ「ふぁ!?」
カキ「……俺達が勇者一行だと知ってる!?」
フウ「僕達」
ラン「私達は」
フウ「邪神フーパ様に仕える者」
ラン「お待ちしておりました。勇者御一行様」
フウ【フーパの使者】
ラン【フーパの使者】
アセロラ「ふぁ…人間の男の子と女の子?」
カキ「フーパに仕える者だって?」
スイレン「…おんなじ顔だ…」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
ふふ私には騙せませんよ…そっちの髪を伸ばしてる子は女の子みたいですが実はディグダなのでしょ?そして髪を切ってるあなたはディグダのふりして実は女の子ですよね?
メアリ「」
リーリエ「ふふふ…私は騙せませんよ…?」
リーリエ「そっちの髪を伸ばしてる子は女の子みたいですが実はディグダなのでしょ?そして髪を切ってるあなたはディグダのふりして実は女の子ですよね?」
ラン「え?」
フウ「ディグダ?」
リーリエ「さぁ!どうですか?その通りでしょ!」ビシッ
フウ「(何だこの人…)」
ラン「えと、あの……私、双子の姉のランです」
リーリエ「………まだ言いますか……これは身体検査の必要があリーリエですね」ニヤリ
リーリエ「ランちゃん。ちょっとトイレへ」グイッ
ラン「え!?」
フウ「ラン!」
アセロラ「やめなさいリーリエ」
カキ「成る程…俺達の事はフーパから聞いたと…」
フウ「はい。僕達は」
ラン「フーパ様に拾われて以来」
フウ、ラン「ずっとフーパ様に仕えていますから」
スイレン「本当そっくり…影分身みたい…」
マオ「(スイレンのとこもね)」
リーリエ「(ランちゃん可愛い)」
ラン「勇者様」
アセロラ「ふぁ?」
フウ「疑う訳ではありませんが、フーパ様が勇者様の実力がみたいとの仰せです」
アセロラ「実力?」
フウ「僕達」
ラン「私達と」
フウ、ラン「ダブルバトルして下さい!」
アセロラ「ふぁ!?ダブルバトル?」
フウ「パートナーは勇者様がお選び下さい」
ラン「準備が整い次第、バトル開始です」
アセロラ「………パートナー…」
マオ「ダブルバトルか……」
マーマネ「やっぱここはサトシかな?」
サトシ「俺はいつでもいいぜ!アセロラ!」
リーリエ「(わかってますよアセロラ。ここは人生のパートナーである私ですよね?)」
アセロラ「………………」
アセロラ「カトレア!」
カトレア「え?」
アセロラ「アセロラと一緒にダブルバトルしようよ!」
スイレン「カトレアと!?」
マノン「でも、アセロラとカトレアって仲が……」
カトレア「………………」
アセロラ「もちろん、無理にとは言わないよ?カトレアが嫌なら、他の人と組むよ」
カトレア「……アタクシは……」
カトレア「(………昔、バトルで力が暴走して以来………)」
アセロラ「カトレア……?」
カトレア「アタクシ……」
カトレア「(…………いや、このままじゃダメだ……)」
カトレア「(……それにきっと……)」チラッ
アセロラ「?」
カトレア「…………わかったわアセロラ。アタクシ、やります」
アセロラ「カトレア!」
サトシ「へへっ、楽しみだな!」
フウ「準備は整いましたね?勇者様」
アセロラ「うん!」
カトレア「どうぞ」
ラン「では、バトル開始です!」
フウ「ソルロック!」ボンッ
ラン「ルナトーン!」ボンッ
ソルロック「ソル」
ルナトーン「ルナ」
アセロラ「ギラちゃん!」ボンッ
ギラティナ「ギラー!」
カトレア「ゴチルゼル!」ボンッ
ゴチルゼル「ゴチー!」
フウ「あれが伝説のポケモンギラティナ」
ラン「ルナトーン!岩雪崩!」
ルナトーン「ルナ!」
ドドド
アセロラ「ふぁ!?岩雪崩!」
カトレア「ゴチルゼル!サイコキネシス!」
ゴチルゼル「ゴチー!」
ウイーン
バババ
フウ「!?」
ラン「サイコキネシスで岩雪崩を押し返した!?」
サトシ「カトレア、すっげー!」キラキラ
カトレア「アセロラ!サポートはアタクシに任せて、思う存分攻めて!」
アセロラ「カトレア……」
アセロラ「うん!」ニッ
カキ「ふふっ、あいつら、なかなかいいコンビネーションじゃないか」
マオ「うん、それにさ…」
サトシ「……ああ、カトレアの奴、すっげー楽しそうだ!」
マノン「二人共ー!頑張れー!」
カトレア「(こうしていると思い出す…)」
カトレア「(バトルをするのが凄く楽しかったあの頃を……!)」
ラン「フウ!」
フウ「………」コクッ
フウ「ソルロック!フレアドライブ!」
ラン「ルナトーン!ムーンフォース!」
ソルロック「ソルー!」ダダダ
ルナトーン「ルナー!」ビー
スイレン「フレアドライブとムーンフォース!」
カキ「あいつら、決める気だな…」
アセロラ「ギラ…」
カトレア「アタクシに任せて!」
アセロラ「!」
カトレア「ゴチルゼル!光の壁!」
ゴチルゼル「ゴチー!」ピカーン
ババババババ!
フウ、ラン「!?」
リーリエ「フレアドライブとムーンフォースを防いだ!?」
サトシ「ははっ、すっげー…」タラー
ラン「そんな!私達のゼンリョクを防ぐなんて!?」
フウ「ラン!」
ラン「!」
アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」
ギラティナ「ギラー!」シュオオオ
ボンッ
ソルロック「ソルー!」ドンッ
ルナトーン「ルナ…!」ドンッ
フウ「ソルロック!」
ラン「ルナトーン!」
マノン「やったー!アセロラとカトレアの勝ちだ!」
カトレア「…………」
アセロラ「カトレア!」スッ
カトレア「!」
カトレア「ま、まぁ……退屈は…しなかったわ…////」プイッ
アセロラ「えへへ」
フウ「……僕達が相手にならなかった…」
ラン「さすがは勇者様達だね……」
「二人とのバトル見せてもらったよ?」
全員「!」
フーパ「初めまし!オイラがフーパだ!」
フーパがアセロラにつけたニックネーム
安価 近いレスの中
だんくろと
ウパエモン
ゲンム
あしぇろら
アセロラ「ふぁ!あのポケモンが邪神フーパなの!?」
スイレン「思ったより小さい…」
リーリエ「(ディアンシー様のようにロリっ娘の擬態を期待していましたのに……)」ガクッ
マーマネ「(リーリエ…またロクでもないことを考えてるね?)」
フーパ「よろしくね。勇者ウパエモンとその仲間たち」
アセロラ「うぱ?」
フーパ「なんかキミうぱーって感じでしょ?」
アセロラ「うぱー!」プンプン
マオ「おいおい相手は神様…」
リーリエ「(可愛い)」
ラン「フーパ様」
フーパ「うん、今のバトル見せて貰ったよ。この二人が相手にならないとはね」
フーパ「さすがだね。勇者ウパエモンとニートン」
アセロラ「えへへ///そっかなぁ?」テレッ
カトレア「ニートンてまさかアタクシの事じゃないわよね?」
フーパ「君たちがカロスに来てからの魔王軍との戦いは全て見せてもらったよ?」
カキ「何!?」
サトシ「全部だって!?」
マノン「さすが神様……」
フーパ「ウパエモンとその仲間たち、あの魔王軍を相手に伝説のポケモン達を覚醒させ、勝ち抜いてきたのは流石と言わざるをえない」
アセロラ「いやぁ、それほどでも///」テレッ
マーマネ「ま、まーね?////」テレッ
スイレン「所謂……実力ってやつ?///」テレッ
フウ「凄い……フーパ様がここまで褒めるなんて…」
ラン「さすがは勇者様です!」
フーパ「………でもね?ウパエモン」
フーパ「キミは今のままではフラダリには勝てない」
アセロラ「ふぁ!?」
フーパ「今のキミは、ギラティナを覚醒させた事により、その強大なる力に振り回されつつある」
リーリエ「強大なる力……まさか……」
フーパ「…………思い当たる事があるんだね?レーズン」
リーリエ「………魔の力のことですか?(レーズン?)」
サトシ「魔の力?」
カトレア「(魔の力…なんか厨二っぽくてカッコいい…)」
フーパ「ウパエモン、キミ…たまに感情が高ぶって自分を制御できなくなる事がないかい?」
アセロラ「ふぁ!?」
フーパ「………心当たりがあるみたいだね?」
スイレン「……そういえば…ラニュイやユリーカとのバトルの時のアセロラ…いつものアセロラじゃないみたいだった…」
アセロラ「……………」
フーパ「オイラもそのバトルは見ていたよ」
フーパ「まさにそれが魔の力を制御できずに振り回された状態さ」
フーパ「はっきり言うよ?魔の力を制御できない限りはフラダリには勝てない」
アセロラ「魔の力……」
カキ「勇者のアセロラに魔の力とは……」
マノン「真逆の力だよね…」
カトレア「(アニメみたいな事が現実に起きてる…)」ドキドキ
フーパ「それもそうさ…だって元はギラティナはオイラが、ネクロズマはディアンシーが持っていた物だからね?」
全員「!?」
マオ「うそ!?どういう事!?」
マーマネ「ギラティナがカロス側の伝説のポケモンって……」
リーリエ「……つまり……本来ならば、ギラティナは魔王が…ネクロズマはアセロラが持つハズのポケモンだったという事ですか?」
フーパ「鋭いね!レーズン!」
スイレン「いや…そんな軽いノリで言われても…」
アセロラ「ギラちゃんが魔王の……」
フーパ「……ま、今はこの話はいっか」
サトシ「え!?」
マノン「結構重要な話じゃないの!?」
スイレン「(なんなんだろこの神様のノリ……)」
アセロラ「……教えて…フーパ」
フーパ「!」
アセロラ「魔の力を制御する方法を!」
アセロラ「アセロラ、どうしても魔王のおじさんに勝ちたいの!」
フーパ「……………」
サトシ「アセロラ……」
フーパ「魔の力を制御する方法…それは……」
アセロラ「………それは?」ゴクリ
フーパ「"愛"だよ」
サトシ「え?」
スイレン「は?」
カキ「ん?」
アセロラ「ふぁぁぁぁ!ああああ愛~!////」
フーパ「yes」
カトレア「(愛……アニメでは王道!)」ドキドキ
リーリエ「(論理的結論から言いますと、私とアセロラが大人な関係になればいいと言う事ですね?////)」ポッ
マノン「リーリエは何で赤くなってるの?」
マオ「気にしない気にしない」
アセロラ「で、でも…あああぁ愛って…」
アセロラ「そ、そんな事急に言われても…///」
フーパ「>>安価」
安価 近いレスの中
この世界やポケモンが好きかって意味なんだけど・・・
アセロラ「(ふぁぁぁ!愛が魔の力を制御する方法とかぁ…/////)」
アセロラ「(で、でも…それで世界を救えるなら…)」チラッ
サトシ「!」
アセロラ「(勇気を出して!勇者アセロラ!どのみちいつかは言おうと思ってた事だもん!)」フンス
アセロラ「あの………サトシ…?///」モジモジ
サトシ「ん?どうしたんだ?」
スイレン「(まさか…アセロラのやつ!?)」
マオ「おやおや」ニヤニヤ
マノン「これは?」ニヤニヤ
カキ「?」
カトレア「リア充爆発しろ」ペッ
アセロラ「あの…その…アセロラね?///」モジモジ
サトシ「?」
フーパ「盛り上がってるとこ悪いんだけどさ?」
アセロラ「?」
フーパ「愛ってのは、ようはキミが勇者として、世界や仲間やポケモンを愛してるかって事だからね?」
フーパ「別に男女愛に限った話じゃないよ?」
アセロラ「…………………」
アセロラ「////」ボフン
マオ「あ」
マノン「恥ずかしさでショートした」
サトシ「で、何か話があるのか?アセロラ」
アセロラ「ナ,ナンデモナイノ…////」
サトシ「?」
スイレン「(ほっ……良かった…)」
フーパ「ふふふ、ウパエモン、キミは面白い娘だね?」ケラケラ
フーパ「さすがはディアンシーが愛した少女だ」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
波動拳!(殺意リュウVer.)
ああ・・・なんだかまた魔の力がみなぎってきたよ・・・コロしていい?
ギラティナに限らずレシラム(白)ソルガレオ(太陽)ジガルデ(秩序、とミュウツーが闇っぽい)辺りも実はディアンシー側でもおかしくなさそう
グラードンは晴れだけどカイオーガが生命の始まりの水みたいな感じだから微妙か
アセロラ「ふ、ふぁぁ…乙女の純情を…」プルプル
アセロラ「なんだかっ!魔の力が湧いてきたよ!」
フーパ「ん?」
アセロラ「アセロラは!アセロラより強い人に会いに行くっ!はどー……」
フーパ「はいストップ」ペシッ
アセロラ「ふぁー!」
フーパ「……ウパエモン。君がその首から下げているプラチナ」
アセロラ「ふぁ?」
フーパ「それはオイラがディアンシーにプレゼントしたものなんだ」
アセロラ「……え?」
スイレン「フーパがディアンシーに?」
フーパ「……………ミュウにセレビィ…ジラーチ、シェイミ、ビクティニ…そしてディアンシー」
フーパ「みんなアルセウスに仕えていた時の仲間さ…もう何1000年も会ってないよ」
サトシ「ミュウって確か…」
マオ「イエローさんが言ってたカントー国の神様だ!」
フーパ「オイラは仲間の中でも問題児でね?よく悪さをしてアルセウスに罰を受けてたよ」
フーパ「でも、そんな時にいつもオイラを庇ってくれたのはディアンシーだった」
フーパ「まったく、お節介なポケモンだよ」フッ
アセロラ「ふぁ…ディアンシーが…」
スイレン「お節介とかなんとか言ってぇ?」ニヤニヤ
マノン「なんだか嬉しそうですけど?」ニヤニヤ
フーパ「そ、そんな事ないさ!」
カキ「おいおい相手は神様…」
マーマネ「本当に女子はこの手の話が好きだね」
フーパ「……一度悪さがすぎて、壺に封じられた時も、オイラが出てくるまで待っててくれて、その後にお説教してくれたのもディアンシーだっけね」クスッ
フーパ「そのプラチナはそんなディアンシーへのオイラからの細やかな感謝の気持ちさ」
アセロラ「このプラチナが……」
リーリエ「邪神から女神への愛を込めた宝石のプレゼント…素敵です…」ウットリ
スイレン「何だかロマンチックだね…」
マオ「うん…」
カトレア「(神々の歴史の真実が今ここに…アニメ顔負けの展開ね!)」ゴクリ
カトレア「(カロスに来て良かったぁ!)」
フーパ「ま、今はそんな話はいいか」
マオ「え~?」
スイレン「私、ディアンシーとフーパのコイバナをもっと聞きたい!」
マノン「あたしも!」
カトレア「あ、アタクシも、神々の神話を是非!」
カキ「まったく、そこが本題じゃないだろ」ハァ
マーマネ「女子はコイバナとか好きだよねぇ…」
カキ「一人違うけどな」
サトシ「ははっ」
アセロラ「ね、ねぇフーパ!」
フーパ「?」
アセロラ「確かアルセウスは突然消えちゃったんだよね?」
フーパ「……………」
アセロラ「アルセウスや天界の笛の場所はディアンシーでもわからないって言ってたの!」
アセロラ「カロスの全部を見渡せるフーパなら、天界の笛の場所がわからないの?」
サトシ「……確かに…」
フーパ「……残念ながら天界の笛の場所はオイラにもわからない…」
アセロラ「ふぁ…そんな……」
フーパ「……でも、逆に言えば、オイラが干渉できない場所という点から、ある程度の予測はついてるよ」
カキ「予測だと!?」
フーパ「……恐らく…天界の笛を盗んだ者は、天界の笛の力を使い、独自の世界を創っている」
全員「!?」
サトシ「独自の世界だって!?」
マーマネ「なにそれ……」
アセロラ「(世界を……創る……?)」
アセロラ「(………まさか…ニューキンセツの時のあのおばさん……)」
アセロラ「………………」
マオ「アセロラ?どうしたの?」
アセロラ「ふぁっ!?いや……」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
(やっぱアセロラは可愛いなぁ)
そういえばリラ...ひょっとしたらあのおじさんも...なぜフーパを探していたのでしょう?
アセロラ「う~ん…いや、でもなぁ…」ムーン
リーリエ「(ああ…アセロラ…やっぱり可愛いです…)」ポッ
リーリエ「(見よカロス!この可愛い勇者様こそが私の将来の嫁だ!)」ドヤッ
アセロラ「ふぁ?リーリエ、どうしたの?」キョトン
リーリエ「え!?ああ…いや、その…」
リーリエ「ほらっ!フーパと聞いたらリラさんの事を思い出しまして!」アセアセ
アセロラ「ふぁー!そういえばリラちゃんもフーパを探してたね!」
フーパ「リラ?」
リーリエ「(……自分で言っておいてなんですが、そういえば何故あの時リラさんはフーパを探していたのでしょう…?)」ハテ
リーリエ「(……ひょっとしたら…あのおじさんもフーパを………)」
カキ「……なぁ、フーパ。お前はカロスの……俺達のバトルを見てきたんだろ?」
フーパ「!」
カキ「だったらあの女と俺達のバトルも見てたんだよな?」
フーパ「ああ、見てたよ?それがどうかしたかい?」
カキ「……教えてくれ!ミュウツーの覚醒の仕方を……!」
カキ「倒したい男がいるんだ…!」
フーパ「……………」
マノン「カキ…」
フーパ「…ミュウツーは元々、ミュウの遺伝子を継ぐポケモンだ」
カキ「ミュウ!?」
マーマネ「あのカントーの神様の!?」
リーリエ「最強の遺伝子を継ぐというのはそういう意味だったのですか……」
フーパ「オイラが言うのもなんだけど…ミュウツーは昔は狂暴なポケモンでね」
フーパ「ディアンシーがそれを引き取って諭し、来るべき日の為に伝説の7匹の1匹に選んでアローラに眠らせたのさ」
カキ「ミュウツーにそんな経緯が…」
カトレア「(ミュウツーかっけー!)」キラキラ
フーパ「ミュウツーの覚醒の鍵は"X"と"Y"」
カキ「XとY?」
フーパ「……あとは…君ら次第さ、カーキン、ミュウツー」
カキ「………………(カーキン?)」
~やりの柱内~
マオ「ねぇねぇ!それでディアンシーとはどうなったの?」
スイレン「気になる!」
ラン「(フーパ様の昔話…私も気になります!)」ゴクリ
フーパ「だ、たからディアンシーとはそんなんじゃないって言ってるじゃないか…」ハァ
カトレア「フウ!尻尾切ってよ!役目でしょ!」ピコピコ
フウ「ご、ごめんなさい……」ピコピコ
サトシ「よっしゃー!今度こそジンオウガゲットだぜ!」ピコピコ
カトレア「あっ」ズーン
マーマネ「(カトレアさん…また3死か…)」ハァ
アセロラ「………………」
リーリエ「……どうしたのですか?アセロラ?」ストン
アセロラ「ふぁ…リーリエ…」
アセロラ「……魔の力を制御するのが愛とか言われてもさ、よくわかんないよぉ…」
アセロラ「アセロラ達、こんなんで本当に魔王のおじさんに勝てるのかなぁ?」
リーリエ「………………」
リーリエ「……未来の私が言っていました…未来を変える鍵は邪神フーパだと」
リーリエ「……ですから、きっと今日この日、私達がフーパに会った事は何か意味があると思います」
リーリエ「ですから…あまり一人で悩まないで下さい、アセロラ」
リーリエ「何かあったら、遠慮なく私達に相談してください」ニコッ
アセロラ「リーリエ……」
~やりの柱 外~
ヒュオオー
カキ「……………」
マノン「うわ~やっぱ外は寒いね?」ザクザク
カキ「マノン…」
カキ「ダメじゃないか!中に居なきゃ!風邪でもひいたらどうするんだ!」アセアセ
マノン「カキに言われたくないよ」ジョーハンシンハダカノクセニ
マノン「………ごめんね」
カキ「え?」
マノン「……あたし、カキに甘えすぎてたよ……」
マノン「アランの事……本当はあたしが何とかするべきなのに、カキにばっか頼っちゃって……」
マノン「……かえって、それがカキの重荷になってたんだね……」
カキ「…………………」
マノン「カキ、アランの事はあたしが自分で何とかする!だからさ……」
マノン「もう…そんなに気負うのはやめてよ…」
カキ「………………」
カキ「安価」
安価 近いレスの中
何を言ってるんだ、兄貴として・・・男として当然のことだ
重荷、か。俺はむしろマノンがいてくれたからこそここまでやってこれたと思ってるぞ
カキ「何を言ってるんだ?」
マノン「え?」
カキ「マノンの悲しむ顔を見たくない。これは兄貴として、男として当然の事だ」
カキ「それに……重荷どころか、俺はマノンが居てくれたからここまでやってこれたとも思ってる!」グッ
マノン「カキ……」
カキ「アランは強い男だ!俺は…個人的にも、トレーナーとしてアイツを越えたいとも思ってる!」
カキ「だから…マノンの方こそあまり気負わないでくれ」
カキ「むしろ、もっと遠慮なくお兄ちゃんに甘えてもいいんだぞ?」
マノン「……ノンノン、誰がお兄ちゃんだよ」クスッ
マノン「……ありがと」ニカッ
カキ「ふっ、やっぱりマノンは笑顔が一番可愛いな」デレー
マノン「ふふっ、カキはいっつも最後はしまらないね?」クスッ
~やりの柱 内~
マオ「ねーフーパ!実際ディアンシーとはどうなのー?教えてよ~!」ユサユサ
フーパ「だ、だから……」
マーマネ「(マオ…相手は神様なんだけど……)」
フーパ「まったく、しつこいよマーオン……」
フーパ「………ん?」ピクッ
マオ「あれ?」
スイレン「どうしたの?フーパ」
フーパ「………誰かがオイラの結界を破って入ってきた…」
アセロラ「ふぁ!?」
サトシ「何だって!?」
カトレア「(結界キター!)」
フウ「フーパ様の結界を破るなんて…」
ラン「相当な手練れでは……」
フーパ「…………………」
~やりの柱 外~
ヒュオオー
バサッ バサッ
リザードン「リザー!」ゴオオ
カキ「何故こんな所にリザードンが?」
マノン「………誰かが上に乗ってる…?」
バサッ バサッ
カキ「………あれは……」
マノン「………アラン…」
アラン「……………」
リザードン「リザー!」
アラン「……………」シュタッ
マノン「アラン!」ダッ
カキ「待て!マノン!」
マノン「アラン!心配したんだよ!」
アラン「……………」
マノン「あ、それとさ!ライモンでは助けてくれてありがと!」
マノン「ずっと会いたかったんだよ!ずっとずっと心配で…お話したい事もいっぱいあって…」グスッ
アラン「………………」
カキ「マノン……」
マノン「アランが何でここにいるか何てどうでもいいよ!」
マノン「アラン、あたしさ、カキやみんなのお陰でこんな所までこれるようにもなったんだ!」
マノン「……怖い事とかもいっぱいあったけどさ、アランに会いたくて…お話したくて頑張ったんだよ!」グスッ
マノン「……もう離れたくないよ……ねぇ?一緒に帰ろう?」ギュッ
アラン「…………………」
アラン「…………どいてくれ」バッ
マノン「……あっ…」ドサッ
カキ「マノン!」
アラン「おい」
カキ「!」
アラン「お前は確か勇者の仲間だったな?」
カキ「………………」
アラン「魔王様からの命で、邪神フーパをミアレの居城にお迎えしろとの事だ」
アラン「フーパは何処にいる?」
カキ「………………」
マノン「……アラン……」グスッ
アラン「早くフーパを差し出せ。俺もなるべく手荒な事はしたくない」
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
女の子を傷つけておいて何が手荒なことはしたくないだ!
カキ「おい!」
カキ「女の子を傷つけておいて、何が手荒な事はしたくない、だ!」
アラン「………見た所、マノンには傷ひとつ無いようだが?」
カキ「違う!」
カキ「"身体の傷"の事じゃない」
アラン「……………」
マノン「カキ………」
カキ「アラン、お前…フーパの居場所を聞く前にやる事があるんじゃないか?」
アラン「なんだと?」
カキ「マノンに謝れ」
アラン「……………」
カキ「今回の事だけじゃないぞ?」
カキ「マノンは…お前を連れ戻す為に頑張ってきたんだ」
カキ「伝説のポケモンも持っていない、本当は怖いハズなのに」
カキ「その小さな身体で…どんな過酷な状況にだって必死になって俺達についてきたんだ!」
カキ「お前に会うためだけに……!」
アラン「………………」
カキ「俺達と居る時も…マノンは笑顔で笑っていても何処か寂しそうだった…」
カキ「俺にはわかる、なんせ…」
カキ「ずっと見てきたからな……」
マノン「……カキ……」グスッ
カキ「(そして、これもわかってるんだマノン…)」
カキ「(俺じゃあ、アランの代わりにはなれない……)」
カキ「これが最後の忠告だぞアラン!」
カキ「マノンと一緒に居てやれ!もう二度とマノンの側から離れるな!」
アラン「…………」
マノン「アラン…カキ……」グスッ
アラン「………そんな事はどうでもいい」
マノン「!?」
アラン「早くフーパを差し出せ!」
カキ「………アラン、お前……!」ギリッ
マノン「>>安価」
安価 近いレスの中
どうしてこんなことに…
カキ・・・もういいよ・・・もう・・・こんな奴(泣きながら)
マノン「……どうしてこんな事に…」ボソッ
マノン「……カキ…うぅっ…えっぐ…もぅ…いいよ、ごんなやづぅ!」グスッ
マノン「もぅ…顔もっ…ひっぐ、みたぐない!」グスッ
アラン「……マノン…」
カキ「……いや、よくないな」
マノン「……え?」グスッ
カキ「……言っただろ?俺はずっとお前を見てきたんだマノン」
カキ「……お兄ちゃんに嘘は通じないぞ?」ナデ
マノン「……カキ…」グスッ
カキ「……そうだろ?アラン!」
アラン「………………」
カキ「ミュウツー!」ボンッ
アラン「ジガルデ!」ボンッ
ミュウツー「(ふんっ!やっと出番か…!)」
ジガルデ100「ウオオオオー!!」
メキメキメキ
カキ「くそっ!叫び声だけで大地が!」
アラン「……前回のように様子見はしないぞカキ?」
アラン「今回は最初からゼンリョクだ!」
ミュウツー「(また会ったな秩序の神…)」
ミュウツー「(決着をつけよう!)」
ジガルデ100「ウオオオオー!!」
カキ「ミュウツー!サイコカッター!」
アラン「ジガルデ!気合い玉!」
ミュウツー「(いくぞー!)」ダッ
シュパシュパ
ジガルデ100「ウオオオオー!!」ゴオオ
メキメキメキ
ミュウツー「!?」
カキ「なに!?サイコカッターを押し潰しているだと!?」
アラン「ジガルデ!サイコカッターごとミュウツーをぶっ飛ばせ!」
ジガルデ「ウオオオオー!!」
メキメキメキ
ミュウツー「(ぐうぅ……)」ミシミシ
ドッ
ミュウツー「(ぐあぁぁぁ!)」
ドカーン!!
カキ「ミュウツー!」
ミュウツー「(うぅっ……)」ヨロッ
カキ「大丈夫か!ミュウツー!」ダッ
ミュウツー「(来るな…カキ……)」ヨロッ
アラン「止めをさせ!ジガルデ!」
ジガルデ100「………………」
アラン「逆鱗!」
ジガルデ「ウオオオオー!!」
ドドド!
カキ「!」
ミュウツー「(………くっ……!)」ヨロッ
マノン「カキー!ミュウツー!」
ドッカーン!!
~やりの柱 内~
サトシ「おい!フーパ!侵入者っていったいどういう事なんだよ!」
フーパ「………静かにして、サートン」
サトシ「………?」
フーパ「……………この反応は恐らく、秩序の神ジガルデ……」
スイレン「ジガルデ!?」
マオ「ジガルデって確か、フキヨセに居た四天王が使ってた……」
サトシ「何だって!?」
マーマネ「何で四天王がここに!?」
カトレア「(秩序の神様に四天王…何やら魅力的な響きが…)」ゴクリ
フーパ「……ミュウツーの反応もある…これは恐らく、ミュウツーがジガルデと交戦しているね……」
リーリエ「ミュウツー!?まさかカキが……!?」
スイレン「……確か、さっきマノンが外に出てったカキを追っていったハズ…」
マオ「……じゃあ、外にはカキとマノンが!?」
マーマネ「大変だ!」
サトシ「くそっ!すぐに助けに行こうぜ!」
リーリエ「アセロラ!」
アセロラ「………………」
アセロラ「>>安価」
安価 近いレスの中
カキに任せよう
アセロラ「……ちょっと待って!」
リーリエ「!」
サトシ「何言ってんだアセロラ!早く行かないとカキとマノンが……」
アセロラ「……カキに任せてみようよ」
サトシ「え!?」
スイレン「……でも、マノンも一緒にいるんなら危ないよ!」
マオ「そうだよ!相手は四天王なんだ、早く加勢に……」
アセロラ「……本当に危なくなったら加勢に行こうよ…でも、今はまだカキに任せてみよう!」
リーリエ「アセロラ…」
フーパ「………何か…カーキンに勝算があるのかい?ウパエモン」
アセロラ「あるよ」
全員「!」
アセロラ「だって今のカキには………」
「勝利の女神がついてるから!」
~やりの柱 外~
ヒュオオー
ミュウツー「(ぐうぅ……)」ヨロッ
カキ「くっ…………」ドサッ
アラン「……とっさにバリアーを張って防いだのは流石だな……たが………」
ミュウツー「(くっ………そ…)」ドサッ
カキ「…………………」
カキ「(くそっ……すまんマノン……)」
カキ「(こいつは……強すぎる……)」
カキ「(……俺はダメな兄貴だ………お前の笑顔一つ守れない……)」
カキ「(やはり俺じゃぁ、アランの代わりには……)」
アラン「……今度こそ止めだ」
ジガルデ100「…………………」チャキッ
カキ「……………」
ザッ
カキ「!」
アラン「……何をしている、そこをどけろ」
アラン「マノン」
マノン「………………」
マノン「………カキ!」クルッ
カキ「……マノン…」
マノン「……カキは、あたしをずっと見ててくれたんだよね?」
カキ「………え?」
マノン「じゃあさ、今からあたしが言う事は嘘じゃないってわかるよね?」
カキ「…?」
アラン「………………」
マノン「カキ!」
マノン「頑張れ!」
マノン「アランに…勝って!」ニコッ
カキ「………マノン…」
アラン「………ジガルデ……!」
ジガルデ100「ウオオオオー!!」
ブンッ
カキ「なぁ、ミュウツー…」
ミュウツー「!」
カキ「……勝利の女神に微笑みかけられたんだ」
カキ「負ける訳にはいかないな?」ニッ
ミュウツー「(……ふっ、ああ……そうだな…)」スクッ
ピカー!!
アラン「っ………!この光は!?」
マノン「大丈夫だよ…あたしはカキとミュウツーが勝つって信じてるから…!」
ジガルデ100「ウオオオオー!!」
ドーン!!
フシュー!!
ジガルデ100「!?」
「(こんなものか秩序の神よ……)」グググッ
アラン「ジガルデの拳を片手で受け止めただと!?」
マノン「……ミュウツーの形が……!」
メガミュウツーX「(次はこちらからいくぞ?)」グググッ
カキ「……フキヨセの拠点でGSボールに変化したXとYの石ころ…そしてフーパの言葉…やっと謎が解けたぜ!」
カキ「マノン!やっぱりお前は勝利の女神だ!」
アラン「くっ、ジガルデ!気合い……」
カキ「メガミュウツー!瓦割り!」
メガミュウツーX「(ふんっ!)」シュンッ
アラン「(速い!?)」
メガミュウツーX「(ウオオオオー!)」バキッ
ジガルデ100「グウ……」メキメキメキ
ドカーン!!
アラン「な、なんだと!?」
マノン「凄い!ジガルデをぶっ飛ばした!」
カキ「メガミュウツー!」
メガミュウツーX「(ああっ!)」ブンッ
アラン「ジガルデ!」
ジガルデ「ウオオオオー!」ブンッ
メキメキメキ
マノン「凄い……ミュウツーとジガルデの拳がぶつかりあった衝撃で大地が…」
メガミュウツーX「(ふんっ、流石は秩序の神…この姿でようやく互角か…)」
カキ「たが」
メガミュウツーX「(ああ!)」
カキ、メガミュウツーX「俺達は負けない!」
ジガルデ「ウウウ………!」
アラン「……………」
アラン「(メガミュウツーX…これ程までとは……)」タラーッ
アラン「(恐らく……格闘戦に優れたミュウツーってとこか……)」
マノン「凄いよカキ!ミュウツー!カッコいいよ!」
カキ「そ、そっかな?」デレー
メガミュウツーX「(ふっ、まったくお前は…)」
アラン「………………」
アラン「>>安価」
安価 近いレスの中
俺の負けだ……
アラン「(……ミュウツー…まだ何か奥の手でも隠し持っているのか!?)」
アラン「(……くっ……)」
アラン「俺の負け………」
カキ「アラン!」
アラン「!」
カキ「諦めるのか?」
アラン「……なんだと?」
カキ「ガッカリだよ、俺が越えたいと思った男がこの程度で諦めるような奴だったとはな……」
アラン「………………」
マノン「カキ……」
アラン「……ふっ」
カキ、マノン「!」
アラン「……この程度で諦める?そんな訳ないだろ?」
アラン「勝負はまだこれからだ!」ニッ
カキ「……それでこそ俺が目標にした男だ!」
マノン「アランのあの目……」ジワッ
マノン「……いつもの…優しいアランだ!」
アラン「ジガルデ!ゼンリョクで撃つぞ!パワーを集中しろ!」
ジガルデ100「ウオオオオー!」
パアアア
メガミュウツーX「(カキ!奴ら!)」
カキ「ああ、ゼンリョクをぶつけて来る気だ!」
カキ「なら、こっちもゼンリョクで答えなきゃな!」
メガミュウツーX「(ああ!)」
パアアア
アラン「!」
マノン「ミュウツーの形がまた変化していく!?」
メガミュウツーY「………………」スゥ
アラン「……あの姿はまるで……」
カキ「ミュウツー!サイコブレイク!」
メガミュウツーY「(はぁぁぁ!)」
パアアア
アラン「ジガルデ!コアパニッシャー!」
ジガルデ100「ウオオオオー!」
パアアア
マノン「カキ……アラン……」
ドカーン!!!
プシュウウ
マノン「……どうなったの…?」
ミュウツー「……………」ヨロッ
ミュウツー「……………」ドサッ
マノン「ミュウツー!」
カキ「………力を使い果たしたのかミュウツー…」
カキ「……よくやった…ありがとう…」
マノン「カキ…ミュウツー……」
アラン「………………」ザッ
マノン「アラン…」
アラン「ふっ……見事だな、カキ………」
ジガルデコア「ふきゅ……」ヨロッ
マノン「ジガルデがちっちゃく…?」
カキ「……………」
アラン「……お前の…勝ち…だ……」ヨロッ
アラン「………………」ドサッ
マノン「アラン!」ダッ
・・・
・・
・
~やりの柱内~
アラン「……………」パチッ
アラン「!」バッ
アラン「ここは!?」
アセロラ「ふぁ?気がついた?」
アラン「……貴様は…勇者……」
リーリエ「ずっと目を覚まさないから心配したんですよ?」
アラン「……何で俺なんかを……」
マノン「アラン!」ダッ
アラン「マノン…」
マノン「アラン!もう何処にも行かないで!」グスッ
マノン「……ずっと……一緒にいてよ…」ギュッ
アラン「……………」
リーリエ「アランさん、マノンに感謝した方がいいですよ?」
アラン「…………」
リーリエ「なんせ…吹雪の中倒れた貴方とカキをここまで運んできたのはマノンなんですから」
アラン「マノン……」
マノン「うぇっ、アラン……」ギュッ
アラン「……ああ…今まですまなかった!」ギュッ
リーリエ「ふふっ」
アセロラ「よかった よかった」ニコッ
カキ「……………」
マオ「カキ!」
カキ「!」
マオ「ミュウツーを覚醒させて四天王に勝ったんだって?凄いじゃん!」
カキ「ん、いや…まぁ…」
マオ「?」
マオ「どうしたの?」
カキ「………………」
カキ「(やっぱり俺じゃあ、アランの代わりはできないみたいだな)」フッ
マオ「………………」
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
何?ホシの事思い出しちゃった?
私がカキを支えちゃダメかな?
マオ「なぁに?ホシちゃんの事でも思いだしちゃった?」
カキ「……そんなんじゃない!」
マオ「………らしくないんじゃない?」
カキ「!」
マオ「あ~あ、情けないお兄ちゃんだ」
マオ「………私がアンタの事を支えてあげよっか…?」
カキ「え?いや、いいよ」フリフリ
マオ「ちょっと!」ウガー
ギャー ギャー
スイレン「ねえ、サトシ!あの二人お似合いだと思わない?」
サトシ「ん?」
スイレン「わ、私達も……その……///」モジモジ
アセロラ「サトシー!お外行って雪だるまつくろーよー!」
サトシ「おっ!いいぜ!」ダッ
スイレン「…………………」
スイレン「………私もいこ…」
スイレン「待って!サトシー!」ダッ
カトレア「リア充爆発しろっ!」ペッ
フーパ「……それで?君が魔王軍に入った経緯はなんなんだい?」
カキ「………それそろ教えてくれてもいいんじゃないか?アラン」
アラン「…………」
マノン「アラン、お願い」ギュッ
アラン「………あの日…フキヨセの村に魔王軍が押し寄せてきた時……俺は真っ先に魔王軍と交戦した…」
マノン「……………」
カキ「フウロさんが言っていた話か…」
アラン「……魔王軍の幹部共を薙ぎ倒し、Nと戦っている時だった…」
アラン「……魔王フラダリが現れたのは」
マノン「!」
アセロラ「ふぁ……魔王のおじさんが……」
アラン「……結果は惨敗……だが、俺の腕を見込んだ魔王フラダリは条件を出してきた」
リーリエ「条件……?」
アラン「"私の部下となれ、さすればこの村は助けてやる"」
全員「!」
マノン「そんな……」
アラン「……当然俺はこの条件を呑んださ。俺では魔王には勝てない。村を助けるにはこうするしかないからな」
カキ「……………」
アラン「………俺は…心を鬼にして魔王の手先となった。村を救う為に……」
マノン「……それであの日、フウロお姉ちゃんやあたしにあんな態度を……」
アラン「……たが、あの日村に帰った時は唖然としたよ……」
アラン「あの村を支配下にする代わりに村人には手を出さないと約束した、領主のNは村の支配権を放棄し、部活の者達は好き勝手やっていた……」
マノン「………………」
アラン「……だが、そんな絶望の中会ったのがお前達勇者一行だ」
カキ「!」
アラン「だが、もしお前達に手を貸し、裏切りがバレたものならば、俺だけではなく、マノンやフウロまで危害が及んでしまう……」
マノン「……アラン……」
アラン「……とは言っても今更だな…」
アラン「どのみち、俺はお前達に負けた…」
アラン「他の四天王のように、邪魔な危険人物として、すぐに追っ手がくるだろうな」
アラン「……下手したらカリンクラスが来るかもしれない……」スクッ
リーリエ「そんなお怪我で何処に!?」
マオ「ちゃんと寝てなきゃダメでしょ!」
アラン「……追っ手が来る前に俺は消えるよ」
アラン「……どのみち、今更マノンやフウロ…村の皆にも合わせる顔は無いしな…」クルッ
カキ「……アラン、お前は本当にそれでいいのか?」
アラン「………………」
マノン「>>安価」
安価 近いレスの中
>>848
訂正
部活の者→部下の者
バーカ、何カッコつけてんの?
マノン「アランのばーか!」
アラン「ば、馬鹿!?」
マノン「何カッコつけてんの?今更合わす顔がない?そんなの知らないよ!」
マノン「さっき約束したばっかりでしょ?もう離れないって!」
アラン「マノン……」
マノン「だからさ、今度はあたし達もアランと一緒に戦う番だよ!あたし、カキ達と一緒に旅して強くなったんだ!」
マノン「だからさ……」
マノン「……今度はあたしも一緒に連れてってよ……」
アラン「マノン…」
アラン「……お前には敵わないな…」フッ
マノン「にしし!」ニカッ
カキ「……ふっ…」
アセロラ「ふふっ」
リーリエ「よかった よかった!ですね!」
カトレア「(イケメンとロリの二人旅とか……薄い本が厚くなるわね)」クックック
サトシ「カトレアは何で笑ってんだ?」
マーマネ「……さぁ…」
アセロラ「それじゃあフーパ、お世話になりました!」ビシッ
フーパ「……ちょっと待ってくれないかい?ウパエモン」
アセロラ「うぱ?」
フーパ「……これを」スッ
アセロラ「!?」
マオ「これは……!」
スイレン「未来のユリーカが持っていたのと同じ玉!」
サトシ「?」
アセロラ「宝玉…"ダイヤモンド"と"パール"……」
リーリエ「何故フーパがこの玉を…!?」
フーパ「……何故も何も、これはオイラがそのプラチナと一緒にここで保管していたものだからさ」
リーリエ「……では、未来のユリーカはいったい何処でこれを………」
フーパ「……さぁね?未来の出来事はオイラにもわからないよ」
フーパ「ディアンシーがプラチナを託したように、オイラもこのダイヤモンドとパールを君に託す」
フーパ「………君に……世界の命運を託してもいいかい?」
フーパ「"勇者アセロラ"」
アセロラ「………ふぁ!」
アセロラ「勇者アセロラちゃんに任せてよ!邪神フーパ!」
フーパ「ふふっ」
アセロラ「それじゃ、マノンはアランと行くの?」
マノン「うん…ごめんねみんな…最後まで一緒に旅を出来なくて……」
マーマネ「気にしないでよ!マノン!」
アセロラ「そうだよ!」
アセロラ「絶対にまた会おうね!マノン!」
マノン「アセロラ…」
アラン「勇者一行、フキヨセの村の事といい、マノンの事や今回の事…お前らには礼を言ってもいいきれない……」
アラン「本当にありがとう!」
アセロラ「いいっていいって!」
カキ「……アラン、もうマノンを泣かすなよ?」
アラン「……ああ!約束する!」グッ
サトシ「なぁ、マノン!元気でな!今まで楽しかったぜ!」
スイレン「マノン!世界が平和になったら、また一緒に遊ぼうね!」
リーリエ「マノン、お元気で!」
マオ「無茶な事したらダメだよ?」
カトレア「え、えっと………また一緒にモン○ンやりましょう!」
マノン「……みんな………」
マノン「ありがとう!今までとっても楽しかった!」
マノン「みんなも、無事でいてね!」
マノン「魔王軍なんかに負けないでね!」
アセロラ「当然!任せてよ!」
カキ「………………」
マノン「……………カキ……」
カキ「(ぐっ…泣くな俺!兄貴として情けない姿は見せられん!)」
カキ「(最後は…笑顔でマノンを見送ると決めたんだ……!)」グッ
カキ「………マノン…」
マノン「………………」
カキ「……元気でな」ニコッ
マオ「(あーあ、無理しちゃって…)」
マノン「……………」
マノン「………カキ!」
カキ「!」
マノン「>>安価」
安価 近いレスの中
さよなら
今度会ったら一緒にねてあげる
マノン「ねぇ、カキ!」
カキ「!」
マノン「今度会ったら一緒に寝てあげようか?」ニシシ
カキ「!?」
アラン「ま、マノン!?」
マノン「な~んちゃってね?元気出た?」
カキ「マノン…」
マノン「……カキ、今まで本当にありがとう…」
マノン「………さよな……」グスッ
カキ「マノン!」
マノン「!」グスッ
カキ「お前に泣き顔は似合わないぞ?」
カキ「最後は…笑顔で別れよう!」ニッ
マノン「…………うん!」ゴシゴシ
マノン「またね!カキ!」ニコッ
カキ「ああ!またな!マノン!」
アセロラ「ふふっ」ニコッ
マオ「まったく、カッコつけちゃって」クスッ
フウ「行ってしまわれましたね…」
ラン「勇者様達……魔王やアルセウスを倒せるでしょうか……?」
フーパ「きっと大丈夫さ」
フウ、ラン「!」
フーパ「なんたって彼女は……」
フーパ「あのディアンシーが愛した少女だからね」
カキ「うぅっ…マノン…」グスッ
マオ「もう、いつまで泣いてるのよカキ!情けないぞ?」
カキ「……だって……」グスッ
アセロラ「!」
アセロラ「ふぁ…雪が止んだ……」
リーリエ「恐らく……テンガン山を越えたのでしょうね……」
マーマネ「この道を道なりに進めばカロスの首都"ミアレ"につくね」
スイレン「なんか、いよいよってカンジ!」
マオ「こっから先は完全に敵地か…ちょっとドキドキするよ…」
サトシ「そっか?」
サトシ「俺はワクワクしてきたぜ!」ニッ
ピカチュウ「ピカー!」
リーリエ「もう、まったくサトシは!」
アセロラ「ふふっ」
アセロラ「思えば…ハウオリから出てから色々あったね…」
リーリエ「アセロラ……」
アセロラ「紋章がおでこに浮かんだ日は…まさかこんな事になるなんて思いもしなかったよ……」
カキ「ふっ、だな」
カキ「だが…ここまで来た以上は必ず勝って帰るぞ!」
カキ「もうハウオリの敗戦の時のような思いはしたくない」
マオ「当然でしょ!」
カトレア「(凄い…なんか決戦前の雰囲気…アニメの主人公になったみたい…)」ドキドキ
マーマネ「こっから先は敵の本拠地」
サトシ「へへっ!燃えてきたな!」
スイレン「……うん!そうだね、サトシ!」
リーリエ「(ミヅキさん…待っていて下さい…)」
リーリエ「(必ず私が……!)」グッ
アセロラ「みんな?準備はいい?」
アセロラ「必ず……カロスもアローラも世界も全部救ってみせるんだ……!」
アセロラ「さぁ……!」
アセロラ「最後の冒険に出発だ!」
……こうしてデンガン山を後にした勇者アセロラ達は
世界を救うべく
決戦の地"首都ミアレ"へ向かうのであった……
~ミアレ 魔王城~
フラダリ「アランが負けた…か…」
ミヅキ「……いよいよ勇者達がくるね。パパ」
フラダリ「ああ、そうだな……」
フラダリ「ミヅキ。先日ミアレに侵入したコラッタ達はどうした?」
ミヅキ「牢につないであるよパパ」
フラダリ「そうか」フッ
フラダリ「まさか…行方不明だったグラジオ王子が解放軍に居たとはね」
フラダリ「……まるで…あの時とは逆だな」
ミヅキ「……………」
フラダリ「さぁ、ミヅキ。勇者達が来る。決戦の準備をしなさい」
フラダリ「アローラに…世界に復讐をするのだ!」
ミヅキ「>>安価」
安価 近いレスの中
うん! (リーリエ……待ってるね)
ミヅキ「うん、そうだね!パパ!」
ミヅキ「(待ってるよ……)」
ミヅキ「(リーリエ!)」
地下牢
グラジオ「……デカイ事言ってこの様か…我ながらカッコ悪すぎだな…」ジャララ
グラジオ「(まぁ、ヒカリを逃がせただけでも御の字か……)」
グラジオ「………これが牢獄……暗いな…」ジャララ
グラジオ「(ミヅキ…昔お前が牢に繋がれた時もこんな気持ちだったのか…?)」
グラジオ「(暗闇の中……ずっとオレやリーリエの助けを待って………)」
グラジオ「……………」
フラダリの居城付近
ヒカリ「たくっ…グラジオのやつ……」ヨロッ
ヒカリ「……私だけ逃がすなんて…カッコつけちゃって……」ヨロッ
ヒカリ「(……でも、グラジオのお陰で助かった……!)」
ヒカリ「(なんとかシロナさんに連絡をとってグラジオを……)」スッ
「ヒカリ!」
ヒカリ「!?」ビクッ
ライチ「お、無事だったか!連絡とれないから心配したんだよ?」
ヒカリ「………ライチさん!?」
ヒカリ「どうしてミアレに…」
ライチ「シロナの命令でね?あたしだけ一足先にアンタらと合流してこいだとさ」
ヒカリ「シロナさんの……」
ライチ「……アンタ…ボロボロだね?グラジオはどうしたの?」
ヒカリ「……………」
ライチ「…成る程ね…」
ヒカリ「でも、シロナさん達が来るなら安心ですね!シロナさん達が来たら、すぐに合流してグラジオを救出しましょう!」
ライチ「ああ、そうだね」
ライチ「あたしの大事な仲間を傷つけたんだ…ただじゃおかないよ」ニヤッ
ヒカリ「(相変わらず怖いなこの人…)」
ライチ「なぁ?アクジキング!」
アクジキング「(ライチィ!早く暴れさせろ!)」
ヒカリ「!」
ヒカリ「あ、アクキンの旦那!」
ヒカリ「ど、とうも!お久しぶりです!」ペコリ
アクジキング「(>>安価)」
安価 近いレスの中
これはご丁寧にどうも
略し方としては自然なんだがやっぱりアク禁みたいだな
↑安価のつもりじゃないですすまソ
アクジキング「(これはこれはご丁寧に)」
アクジキング「(ライチ、お前もヒカリを見習えよ?)」
ライチ「うるさい奴ね…」
ヒカリ「(ライチさん……アクキンの旦那を連れてきてるって事は本気だ…)」タラーッ
ヒカリ「でもライチさん……シロナさんが来るまでグラジオは無事でしょうか?」
ライチ「ああ、恐らく大丈夫よ」
ライチ「(確かグラジオとカロスの姫様は幼馴染って噂……生け捕りにした所を見ると、手荒な真似はしていないハズ…)」
ライチ「(………幼馴染か……)」
ヒカリ「ライチさん?」
ライチ「あたしにもイケメンの幼馴染がいたら今頃……」ブツブツ
ヒカリ「?」
アクジキング「(ライチィ!シロナが来るまでなんて待てん!早く暴れさせろ!)」
ライチ「……………」
ヒカリ「だ、旦那!落ち着いて下さい!」
ライチ「……いや」
ヒカリ「え?」
ライチ「あたしも丁度暴れたいと思ってた所よ」ニヤッ
アクジキング「(さすがライチ!話がわかるぜ!)」ヒャホーイ
ヒカリ「で、でも勝手に攻め込んだら…」アセアセ
ライチ「ヒカリ、あっちを見な」クイッ
ヒカリ「!」
ライチ「情報じゃあ、あっちの方には魔王軍の参謀のカリンの根城があるらしい」
ヒカリ「カリンって、あの銀色のポケモンを使うって噂の……」
ヒカリ「……ライチさん…まさか…!?」
ライチ「ああ、No.2同士、ちょっと挨拶でもしに行こうと思ってね?」ニヤッ
アクジキング「(ハハハハー!待ってろよルギアァ!)」
ヒカリ「(うわぁ…勘弁してよ…)」ガクッ
~ミアレの街~
アセロラ「ふぁー!ついたー!」
リーリエ「ここが……」
スイレン「カロスの首都、ミアレ!」
マオ「うわぁ……ハウオリの村が鼻糞にみえるくらいの大都市だねぇ……」オクチアングリ
マーマネ「あの真ん中にあるでっかい建物が魔王城かな?」
カキ「恐らくな……」
サトシ「よっしゃー!早速入ろうぜ!」ワクワク
カキ「ま、待てサトシ!ここは敵の本拠地だぞ!」
リーリエ「そうですよ!」
カキ「リーリエ!」
リーリエ「はい!街のガイドブックです!まずはこれを見てから何処に行くか決めましょう!」フンス
サトシ「さすがリーリエ!」
カキ「おい!」
スイレン「えーと、カップルのデートスポットは…」ペラペラ
カトレア「アニメショップアニメショップっと……」ペラペラ
カキ「お前らァ!」クワッ
マオ「ははは……」
カキ「はぁ…アセロラからも何とか言ってやってくれ……」
アセロラ「美味しいスイーツ屋さんあるかなぁ?」ワクワク
リーリエ「ああ、それでしたら、このカフェはどうでしょうか?」
カキ「おい勇者!」
~ノースサイドストリート~
カトレア「うわぁ…人がいっぱい…コワイコワイ……」
サトシ「とりあえずどうする?」
カキ「うーん、いきなり攻め込んでも勝ち目は無いだろうしな…」
マオ「なんせ敵地だし、あんまり目立った行動はできないよね?」
マーマネ「てゆーか、もうバレてる可能性もあるよね?」
アセロラ「そうだね……とりあえずは…」
アセロラ「スイーツショップにゴー♪」ヒャッホー
リーリエ「でしたらアセロラ!あそこに…」
カキ「話聞いてたか?」
スイレン「ね、ねぇサトシ…二人でこっそり抜け出さない?」ヒソッ
サトシ「え?」
マオ「ダメだこいつら」
カトレア「ヒトオオイヒトオオイ……」ブツブツ
マーマネ「(こんな所で引きこもり病を発症しないでよ……)」
ガサッ
マーマネ「ん?」
デデンネ「デンネ」ヒョコッ
サトシ「どうした?マーマネ」
マーマネ「いや……」
デデンネ「デンネー」
サトシ「ん?ポケモン?」
「待ってよー!デデンネー!」
サトシ「ん?」
ユリーカ「もう!勝手に先に行かないでよデデンネ!」
サトシ「子供?」
ユリーカ「へ?」
アセロラ、リーリエ、マオ、スイレン、カキ、マーマネ「!?」
マーマネ「あ…あれ?この子どっかで…」
カキ「……うっ、頭が痛く……」
マオ「……てゆーか、ついこの間あったような……?」
スイレン「いや、まさか……でも………」
アセロラ「ふぁぁぁぁ……」
ユリーカ「?」
サトシ「どうたんだ?みんな」
ユリーカ「あの…どっかで会った事あったっけ……?」
スイレン「え!?」ドキッ
マオ「気のせいじゃないかな?アハハ…」
アセロラ「(この子……まさか……)」
アセロラ「(未来のリーリエが言ってたこの時代のユリーカ!?)」
ユリーカ「?」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
あ、あなたにお兄さんはいますか?
リーリエ「あ、あの……貴女お兄さんはいますか!?」
ユリーカ「え?」
ユリーカ「お兄ちゃんを知ってるの?」
リーリエ「!」
ユリーカ「ふふふ、聞いておどろけー!」
全員「?」
ユリーカ「あのスーパーアイドル、カロスのコンテストクイーンセレナは知ってるでしょ?」
ユリーカ「なんと!ユリーカのお兄ちゃんは、そのセレナのマネージャーなのだぁ!」ドヤッ
マオ「……やっぱり…あの変態眼鏡の妹だ……」
スイレン「……確定だね……この子はこの時代のユリーカだ…」
マーマネ「(こんなちっちゃな子があんな悪魔になるなんて……)」
サトシ「ん?なんだ?みんなこの子を知ってんのか?」
アセロラ「えと……その………」
ユリーカ「え、ど、どうしたの…?」
リーリエ「………………」
リーリエ「ユリーカっ!」ギュッ
ユリーカ「え?え?」
アセロラ「リーリエ……」
リーリエ「……ごめんなさい、ユリーカ…」ギュウ
ユリーカ「…………?」
リーリエ「私、この時代の貴女の事は…絶対に守り抜きますからっ!」グスッ
ユリーカ「………え?」
~ユリーカとシトロンの家~
ユリーカ「どうぞ。エネココアだよ」コトッ
サトシ「サンキュー!ユリーカ!」
アセロラ「ありがとね!」ニコッ
ユリーカ「もう!いきなり泣きながら抱きつかれるなんてびっくりだよ!」
リーリエ「ご、ごめんなさい…」
カキ「なぁ、ユリーカ。親はどうしたんだ?」
ユリーカ「いないよ、お兄ちゃんと二人暮らしなんだ」
マーマネ「え?」
カトレア「(兄妹二人暮らし…薄い本が……)」
スイレン「……シトロンがセレナに付きっきりって事は……」
ユリーカ「そ、まぁ、実質一人暮らしみたいなもんかな?」
アセロラ「ふぁ…こんな小さな子が……」
リーリエ「ユリーカ……」
ユリーカ「でも全然寂しくないよー?」
ユリーカ「お兄ちゃんもセレナと一緒に様子見に来てくれるし…」
ユリーカ「デデンネもいるしね?」
デデンネ「デンネ!」
ユリーカ「ねぇ、アンタ達お兄ちゃんを知ってるんでしょ?」
全員「!?」
ユリーカ「ユリーカのお兄ちゃんどう?たまに抜けた所もあるけど優しいでしょ?」ニコッ
スイレン「(ユリーカのお兄ちゃんって確か…)」
マーマネ「(魔王軍で……)」
カキ「(俺達をコロそうとして……)」
リーリエ「(私達の服を溶かして…)」
マオ「(私なんか犯されそうになった…)」
ユリーカ「ねえ?お兄ちゃんどうだった?」キラキラ
アセロラ「(……言えない……)」
ユリーカ「お兄ちゃん、優しくていい人でしょ?」グイッ
マオ「私!?」
スイレン「(お気の毒に……)」
ユリーカ「なんか、マオってお兄ちゃんが好きそうなタイプだからさぁ!」
マオ「え!?」
ユリーカ「マオキープ!お兄ちゃんをシルブプレ!なんてね?」テヘペロ
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
近いうちに戻ってきますよ
もしかしてシトロンは元は優しかったのかな
マオ「え!?(いや、いらないよあんな奴!)」
マオ「ひょ、ひょっとしてあの眼鏡……いや、シトロンって元は優しい奴だったのかな?」アセアセ
ユリーカ「元?」
ユリーカ「お兄ちゃんはいつでもユリーカに優しいよ?」
ユリーカ「……もしかして、お兄ちゃん、貴女達に悪い事を……」シュンッ
マオ「え!?いや……その……………スイレンパス」
スイレン「私はサトシの嫁。リーリエパス」
リーリエ「ごめんなさいユリーカ…私はもうアセロラと言う許嫁が……アセロラパスです」
アセロラ「ふぁ!?許嫁じゃないよ!」
アセロラ「えーと…その……きっとシトロンもそろそろ戻ってくるよ!カトレアパス」
カトレア「シトロンって誰?」
ユリーカ「………………」
女子「(雰囲気重っ……)」ウワァ
カトレア「あ!アレ最新のゲーム!やっていい?」キラキラ
「はーっくしょん!」
シトロン「うぅ……」ズズ
セレナ「うわっ、汚っ!」
シトロン「……仕方ないでしょ!」
シトロン「……きっと可愛い女の子が僕の噂でもしてるんですね?」ヤレヤレ
セレナ「頭の病気かな?」
セレナ「……そんな事より…ついたわよ!」
シトロン「!」
セレナ「……久しぶりねミアレ……」
シトロン「ユリーカ元気かなぁ…」ホクホク
セレナ「(待ってなさい!魔王軍!)」
「……………!」「……………」
セレナ「ん?」
シトロン「可愛い女の子達ですねぇ」ホワーン
セレナ「……あれは…」
リラ「ごめんね?カレン、マーシュ!わざわざミアレまで付き合って貰っちゃってさ?」
カレン「いーよリラ!久々にシロナさんにも会いたいしさっ!」
マーシュ「勇者はん達には返しても返しきれん恩があるどす……」
シオネ「私、リーリエちゃんやマオちゃんに救われたんだ…」
アサミ「私達も勇者ちゃん達の力になりたい」
キリカ「(スイレンちゃん…サトシ君の事ゲットできたかな?)」
マーシュ「勇者はん達の力になれるなら…ウチら、何処にでもついていくどす!」
リラ「……ありがとう」
カレン「ところでさ、リラ?勇者ちゃん達はもうこの街には来てるの?」
リラ「うーん、来ててくれなきゃ困るよ……」
リラ「何としてもシロナさんより先にアセロラに会わなきゃシロナさんに……」ブツブツ
全員「?」
リラ「…………ん?」
セレナ「………………」
カレン「誰?知り合い?」
マーシュ「!?」
マーシュ「……あん娘は……四天王セレナ!?」
カレン「四天王!?」
キリカ「カスミと同じ……」ビクッ
セレナ「"元"よ」
セレナ「久しぶりね?マーシュさん」ニコッ
マーシュ「………………」
セレナ「それに」チラッ
リラ「アセロラ達に負けたって聞いたけど……」
リラ「ミアレに何のようだい?セレナ」ニコッ
リラ「用件によっては……ボクが君を倒さなきゃいけなくなるなぁ……」
セレナ「……………」
キリカ「あわわ……」
シトロン「(ん?あの可愛い娘ちゃん。何処かで見た事あると思ったらマーシュでしたか……)」
シトロン「(それに……)」チラッ
リラ、カレン、キリカ、シオネ、アサミ「?」
シトロン「(これはこれは上物揃い…ここは……)」ジュルリ
リラ「やるかい?」ニコッ
セレナ「……あんたがやるってんならね?」
シトロン「セレナ!」
セレナ「………?なによシトロン」
シトロン「>>安価」
安価 近いレスの中
とりあえず近くの喫茶店で話しませんか?
シトロン「……とりあえずは……近くのカフェでお話でもしませんかねぇ?」クイッ
セレナ「はぁ?」
リラ「………………」
キリカ「(ナイス!眼鏡!)」グッ
シトロン「まったくセレナも少しは考えて行動してくださいよ?」
シトロン「こんな所で騒ぎを起こして魔王軍に見つかったらひとたまりもありませんよ?」
セレナ「うっ……」
カレン「魔王軍に……見つかる…?」
マーシュ「……どういう事どす?」
リラ「………………」
シトロン「………今言った通りです。僕らは魔王軍を抜けたんですよ」クイッ
マーシュ「魔王軍を抜けた?」
リラ「……詳しく聞きたいね、その話」ニコッ
シトロン「………詳しい話は近くのカフェででも……」
シトロン「魔王軍打倒の同士としてね?」
~ミアレ美術館~
カリン「芸術は素敵ね……」ウットリ
カリン「芸術こそが私を戦いの狂気から一時解き放ってくれるわ……」
「カリン様ー!」
カリン「!」
カリンの部下
ゲームかアニメに登場した有名トレーナー(未登場親族以外)
安価 下2つ
AZ
AZは名前で登場してるので
再安価下2つ
カヒリ
キャロ
キャロ?キャルちゃん?
イミテ
「カリン様」
カリン「!」
カヒリ「魔王様からのご報告です」
カヒリ「どうやら、勇者達がミアレに入ったと…」
カヒリ【魔王軍、カリン部隊隊長】
イミテ「勇者達だけじゃなく、解放軍や裏切り者の四天王の姿も目撃されてるらしいよ?」
イミテ【魔王軍、カリン部隊】
キャル「すっごい!これはお祭りだね!カリン様!」
キャル【魔王軍、カリン部隊】
カリン「ふふっ、そうね」
カリン「勇者に解放軍、それに裏切り者の四天王……邪魔者が一挙にこのミアレに集まっている……かえって都合がいいわ」
カリン「魔王様に仇なす者は私達が全部刈り取ってあげましょう」
カヒリ「戦闘ですか?カリン様!」
キャル「この戦いが終わったら私達もいよいよ四天王かぁ…裏切り者達にカンシャだね?」ウキウキ
イミテ「くすっ、キャルちゃんったら、はしゃいじゃって」
カヒリ「貴女達!戦闘は遊びではないのよ!」
キャル「ごめんなさ~い」
イミテ「カヒちゃんは真面目だなぁ」
カリン「いいのよ?貴女達が次期四天王なのは本当の事だし、それに何かご褒美があった方がやる気が出るでしょ?」クスッ
カヒリ「で、ですが……」
キャル「さっすがカリン様!」
カリン「ふふっ」
カリン「楽しみね」 ニヤッ
~ユリーカの家~
ユリーカ「………………」ムスッ
リーリエ「機嫌を直して下さいよユリーカ?」
ユリーカ「……だって、みんなしてお兄ちゃんをいらない物みたいに言うんだもん!」ムスッ
マオ「そ、そんな事ないよ~?」
スイレン「そ、そうだよ?私達、あなたのお兄さんの事、良く知らないだけだしさ?」
スイレン「(まぁ、全然興味もないけど)」
アセロラ「そうだよ!ただ、あまりいい印象が無いだけだから!」
リーリエ「アセロラ!」
マオ「空気読め!」
アセロラ「ふぁ!?」ビクッ
ユリーカ「ふんっ!」プイッ
カキ「(シトロンめ……こんな可愛い妹にそこまで慕われやがって……)」ワナワナ
カキ「羨ましいなぁ……」ボソッ
サトシ「カキは何言ってんだ?」
マーマネ「放っておきなよ」
ユリーカ「!」
ユリーカ「あれ?アセロラ!その宝石綺麗だね?」
アセロラ「!」
アセロラ「ふぁ~?そうでしょ?これはね?勇者の証でプラチナって言って…」
マオ「アセロラ!」
アセロラ「ふぁ!しまった!」バッ
ユリーカ「……え?勇者……?」
アセロラ「いやぁ…その……」
スイレン「(即効バレちゃったよ)」
マーマネ「相手は子供と言ってもここは敵地だし……」
リーリエ「(お馬鹿なアセロラ可愛い)」
ユリーカ「アセロラって……勇者なの!?」
アセロラ「えっと……その…ね?」
カキ「……アセロラァ!」
アセロラ「ひぃ……!」ビクッ
カキ「お前!ここ!敵地!何度!言わせる!」ガミガミ
アセロラ「いや、そのね…?アセロラから溢れる勇者オーラが……」
カキ「なぁにが勇者オーラだ!今自分で言っただろうが!」
アセロラ「あわわわ…」アセアセ
アセロラ「そ、その……カキ…」ビクビク
カキ「あぁ?」ギロ
アセロラ「…………許してヒヤシンス」テヘペロ
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
おにいちゃんと言ってみろ!
カキ「お兄ちゃんと………」
アセロラ「ふぁ?」
カキ「ごめんねお兄ちゃんと言ってみろ!」クワッ
マーマネ「うわぁ……」サーッ
スイレン「ひくわ」
カトレア「(中々いい趣向をもってるわね)」
リーリエ「コロスぞ」
カキ「アセロラ!許してほしければ"ごめんねお兄ちゃん"と言え!」
マオ「カキ…」
アセロラ「………きもっ」ボソッ
カキ「へ?」
サトシ「あ、アセロラ?」
カキ「ま、まさかまた魔の力が……」
アセロラ「いや、魔の力とかじゃなくてさ」
アセロラ「素直にキモいなって」
カキ「」
マーマネ「カキがしんだ」
リーリエ「(まるでゴミを見るかのようなアセロラの目……いい////)」
ユリーカ「(これが世界を救う勇者とその仲間??)」
~イベールアベニュー~
ガヤガヤ
カキ「なぁ、俺ってキモいか?キモいかな?」
マーマネ「え、えと……」
マーマネ「(キモかったなんて言えない……)」
マオ「まぁまぁ、買い物でもして気分転換でもしようよ?」
カキ「マオ……」ジーン
カトレア「えーと……同人誌が売ってるお店は」キョロキョロ
カトレア「ん?」
ムサシ「ん?」
カトレア、ムサシ「あーっ!」
コジロウ「どしたームサシー?」
ニャース「あー!おみゃーわ!」
マオ「どしたの?カトレアさん!」
カキ、マーマネ「?」
ムサシ「げっ!あんたらスロットコーナーの時の!」
マオ「げっ」
カトレア「あばば……先輩……」
マーマネ「先輩?」
カキ「そういえば、ロケット団が王様の命で、ミアレで戦闘準備してるって言ってたもんな」
カキ「こいつらが居てもおかしくないか」
マオ「カトレアさん、こいつらと知り合いなの?」
カトレア「えと…その…」オドオド
ムサシ「知り合いも知り合いよ!」
ムサシ「ちょっとあんた!ふざけんじゃないわよ!」
カキ「?」
コジロウ「そーだぞ!お前が清掃係から逃げ出したせいで、俺達がボスに怒られたんだぞ!」
マオ「ああ、ロケット団清掃係の時の先輩って事か」
カトレア「アタクシシリマセーン」コソコソ
ムサシ「ちょっと!逃げんじゃないわよ!」
コジロウ「そうだぞー!優しく指導してやったのに!」
ニャース「なんで勝手に逃げ出したにゃ!」
カトレア「>>安価」
安価 近いレスの中
だって昼食代出ないんだもん
ご飯は美味いがテレビがねえゲームもねえ!しかも趣味のビデオも無いから逃げ出しました
ごめんなさいなんか色々矛盾してましたwテレビがねぇは無かったことにしてください
カトレア「だ、だって!環境が最悪なんですもん!」
マオ「え!?そうなの?」
カキ「そんなに酷いのか?」
カトレア「まず、ご飯は自腹!」
ムサシ「じゃあ自炊しなしいよ!」
カトレア「おまけに、ゲームもパソコン漫画もアニメDVDも無い!まさに最悪!」
マーマネ「(まーね、そんな事だろうと思ったよ)」
ムサシ「はぁ?ふざけんじゃないわよ!」
コジロウ「そーだ!社員寮なんだ!欲しけりゃ自分で働いて買え!」
カトレア「いや!働きたくないでゴザル!」
マオ「カトレアさん……」
カキ「(あれ?ロケット団が正しいんじゃないか?)
」ムサシ「はぁ?」
ニャース「おみゃー!世の中舐めてるにゃ!」
カトレア「うっさいわねー!ポケモンの癖に」
ニャース「にゃ、にゃんだと~?」
ムサシ「あんた!ニャースはあんたの先輩なのよ!」
コジロウ「そうだ!社会にはちゃんとルールがあるんだ!ルールを守れ!」
マオ「か、カトレアさん……ここは一つ謝った方が……」
カトレア「……………」パシャ パシャ
コジロウ「ん?」
ムサシ「ちょっとあんた…ケータイで写真なんか撮って何を……」
カトレア「ふふふ!ロケット団を最悪のブラック会社として訴えてやる!」パシャ
ニャース「にゃ!?」
ムサシ「はぁ?」
コジロウ「や、やめろー!」
~ミアレ カフェ~
シロナ「(ちょっと早く着きすぎたわね~)」
シロナ「(ライチも連絡が取れないし…勇者ちゃんからもLINEこないし…どうなってんのよ……!)」イライラ
シロナ「はぁ……会いたいわ…勇者ちゃん……」
「……………」「………………!」
シロナ「ん?」
アセロラ「んもぅ!最悪だよカキ!」
スイレン「ああ、アレはちょっと無いよね。仲間をあんな目で見てたなんて」
リーリエ「やっぱりディグダは下劣ですね!」
リーリエ「きっとサトシやマーマネもそういう目で見てますよ!」オコリーリエ
リーリエ「アセロラ…今度からダグトリオの側に行くときは私から離れないよう……」
アセロラ「ふぁ!サトシがアセロラを!?」ドキドキ
スイレン「さ、サトシ……////」ポッ
リーリエ「あれ?何で?」
シロナ「(え……?ちょっと待って…あたの子……)」
シロナ「(写真と同じ… ま、まさか…)」チラッ
アセロラ「ふぁー」ボケー
シロナ「(や、やっぱり勇者ちゃんじゃん!)」
シロナ「(うわっ!どうしよう!写真より三割増しで美少女だ!しかも……)」チラッ
リーリエ「まったくディグダは…」
スイレン「サトシ……////」
シロナ「(し、しかも仲間も上物の美少女!)」ドキドキ
シロナ「(う、うわっ!どうしよ!リラ!ちゃんと私の事、紹介してくれたの!?)」ドキドキ
アセロラ「あっちのカフェに……」
シロナ「(あ、行っちゃう!)」
シロナ「(勇気を出して!シロナ!ここで勇者ちゃんに話かければ、あわよくばセッ……じゃなくて、魔王討伐に協力してくれるわ!)」
シロナ「……………」スーハー スーハー
シロナ「……よし!」ガタッ
「あ、あのぅ……」
アセロラ、リーリエ、スイレン「!」
シロナ「あ、あの…ふひゅー、わ、私…シロナってい、いいい言って……」ハァハァ
シロナ「ず、ずっと貴女を見て……ハァハァ…あ、会いたくて待って……ふひっ」ハァハァ
アセロラ、リーリエ、スイレ「……………」
シロナ「ふひっ、アセロラちゃ……」ハァハァ
アセロラ「キャー!」
スイレン「へ、変態ー!」
リーリエ「あ、アセロラに近づかないで下さい!」キッ
シロナ「……え?」
ザワザワ
オイドーシタ? ショージョガオソワレテルゾ
シロナ「……え?え?」
アセロラ「うわぁーん!助けてサトシー!怖いよぉ!」
リーリエ「大丈夫ですアセロラ!私がついてます!」
スイレン「私、ジュンサーさん呼んでくるよ!」
シロナ「!?」
シロナ「ちょ…まっ……」
ザワザワ
シロナ「(な、何故こんな事に……)」
シロナ「(で、でもここは敵地…騒ぎになるのは……)」アセアセ
シロナ「あ、あの……」オドオド
スイレン「何!?この痴女!」
アセロラ「近寄らないでよ!」
リーリエ「今ジュンサーさん呼びましたから!」キッ
シロナ「>>安価」
安価 近いレスの中
私は無実!無実なんですうううう(キチガイ)
…失礼、私たち解放軍でも噂の勇者を前にして取り乱したわ(賢者)
ジュンサー「呼びましたか!」ダッ
シロナ「!?」ビクッ
スイレン「ジュンサーさん!この痴女が、私の友達にイタズラをしようと…」
ジュンサー「え!?」
シロナ「ち、違うのぉぉぉ!誤解よぉ!」
シロナ「ほらっ、アセロラちゃんからも誤解だって…」
アセロラ「な、なんでアセロラの名前をしってるの…?」ビクッ
シロナ「え?」
スイレン「……ストーカー…」ボソッ
リーリエ「しんで下さい!」
シロナ「ちょ……」
ジュンサー「貴女…恥ずかしくないの?」
シロナ「!?」
ジュンサー「いい大人が…同性の…それもこんな幼い少女に……」
ジュンサー「この子…こんなに怯えてるじゃない!」キッ
アセロラ「ひぃぃ…」ビクビク
シロナ「あ、アセロラちゃん……」
ジュンサー「とにかく!一緒に来て貰いますからね!」グイッ
シロナ「(ちょっと!年増が気安く私に触らないでよ!)」
シロナ「(あー、何か萎えたわ)」
シロナ「失礼…私…実は解放軍なの」
シロナ「噂の勇者を目の前に少し取り乱したみたいね、ごめんなさい?(賢者モード)」キリッ
アセロラ「ふぁ!?」
リーリエ「解放軍!?」
シロナ「ほらっ、見て!貴女の写真よ?」ピラッ
アセロラ、リーリエ、スイレン「!?」
アセロラ「な、なんでアセロラの写真持ってるのー!」
スイレン「間違いない…こいつストーカーだよ…」
シロナ「え!?」
リーリエ「なんだかその写真…カピカピさしてますね……?」ジーッ
シロナ「いやっ、その……」アセアセ
アセロラ「きもっ」
シロナ「」ガーン
ジュンサー「これは黒ね。署まで同行して頂きます」グイッ
シロナ「ちょ、ちょっと待ってよ!」
シロナ「私は無実よー!」
アセロラ「あのお姉さん連れてかれちゃったね」
スイレン「ロリコンってやつ?嫌な世の中になったね」
リーリエ「早く魔王を倒し、私達子供が安全に外を歩ける世の中にしましょう」
スイレン「うん、そうだね!」
アセロラ「つくろうよ!子供に安全な世界を!」
~ノースサイドストリート~
ユリーカ「もう!何なの!みんなして、お兄ちゃんを汚いものを見るような言い方して!」プンプン
サトシ「ははっ、機嫌直せよユリーカ?」
ピカチュウ「ピカピカ!」
ユリーカ「だってぇ……!」
サトシ「ほらっ、俺達は魔王軍と戦ってきた訳だしさ?そのシトロンって奴は敵だっただろ?」
サトシ「でもさ、俺思うんだ…セレナやラジュルネ…それにこの前のアラン!」
サトシ「魔王軍だって根っからの悪い奴ばかりじゃない!何か事情があって魔王軍に居た奴だっている」
サトシ「ユリーカがそんなに褒めるお兄ちゃんだ!そのシトロンって奴も、きっと悪い奴じゃないって俺は思ってるぜ?」
ユリーカ「サトシ……」
ユリーカ「……それにしても信じられないなー、アセロラが勇者だなんて……」
サトシ「………そうか?」
ユリーカ「え?」
サトシ「アセロラはさ、普段はのほほんとしてるけど、根性あるし、優しいし、強いし」
サトシ「あいつ程勇者が似合ってる奴もいないと思うぜ?」
ユリーカ「?」
サトシ「ん?」
ユリーカ「どしたの?」
サトシ「あいつは!」ダッ
ライチ「見なさい、ヒカリ!あれが魔王軍参謀のカリンの根城、ミアレ美術館よ!」
ヒカリ「………本当に攻めるんですか?ライチさん!私達二人しかいないんです!全然ダイジョーブじゃないですよ!」
ヒカリ「やっぱりシロナさんを待った方が……」
ライチ「……そうね…相手は魔王軍のNo.2とその一味…こっちは二人……」
ヒカリ「ライチさん!考え直してくれましたか!?」
ライチ「燃えるじゃない!」ニヤッ
ヒカリ「(うっわ~…やっぱか…)」
「おーい!」
ヒカリ「!」
サトシ「やっぱそうだ!君、スイレンの都の時の!」
ヒカリ「……あんたは……」
ライチ「あの坊や、知り合い?」
ヒカリ「ええ、勇者の仲間です」
ライチ「勇者の!?」
サトシ「へへっ!久しぶりだな!こんなどこでなにしてんだ?」
ヒカリ「えっと……」
ユリーカ「待ってよサトシー!」タッタッタ
サトシ「ユリーカ」
ユリーカ「もう!勝手に先行かないでよ!」プンプン
サトシ「悪い悪い」
ユリーカ「!」
ヒカリ、ライチ「?」
ユリーカ「サトシ、このお姉ちゃんとおばさん知り合い?」
ライチ「おば………」
ヒカリ「(うわっ!ちょっと!おばさん発言はヤバいよ!)」アセアセ
ライチ「>>安価」
安価 近いレスの中
大丈夫よ、気にしてないから・・・ルガルガン(夜)、このチビにこわいかおしてビビらせて!
別にいいのよ人間に20歳超えたらそう呼ばれる事が多々あるからねシロナでもないんだし
ヒカリ「(あわわ…ライチさん…)」チラッ
ライチ「………大丈夫。気にしてないわ」
ライチ「人間20越えたらそう呼ばれても仕方ないわ?特に、これくらいの子からなら、あたしがオバサンに見えても仕方ないでしょ?」
ライチ「どっかの"ストライクゾーンは8歳~15歳まで"とか言ってる犯罪者予備軍と一緒にしないで」
ヒカリ「で、ですよねー」ホッ
ユリーカ「大丈夫だよ!オバサン全然綺麗だから!」
ライチ「…………」
ヒカリ「ひぇっ……!」
ユリーカ「こんなに綺麗なオバサンなら、男の人も放っとかないんだろうなぁ!」
ヒカリ「も、もうやめて…」ガタガタ
ライチ「」ブチッ
ライチ「……ルガルガン(夜中)」ボンッ
ルガルガン(夜中)「ルガ」
ライチ「怖い顔!」
ルガルガン(夜中)「ルガ!」ギリ
サトシ「!?」ビクッ
ユリーカ「ひ、ひえぇぇ……」ガタガタ
ライチ「おいチビ、次は無いなからな?」
ユリーカ「ご、ごめんなさい……オバ…」ガタガタ
ライチ「ライチ」
ユリーカ「ら、ライチさん…ごめんなさい…」ブルブル
ライチ「ちっ!」ペッ
サトシ「………こわっ…」
ヒカリ「(ライチさんの顔の方が怖いよ……)」
ユリーカ「あわわわ」ガタガタ
サトシ「それでえーと……」
ヒカリ「ヒカリよ」
サトシ「そうそう、ヒカリ!」
サトシ「あっ!俺サトシ!改めてよろしくな!」
ヒカリ「うん!よろしくね!サトシ!」
ライチ「(あたしの前でイチャツクなよ)」ペッ
ヒカリ「!?」ビクッ
サトシ「それでさ、ヒカリはこんなとこで何してたんだ?」
ヒカリ「えーっとね……」チラッ
ライチ「(………ホウオウの紋章……勇者の仲間……か……)」
ライチ「……坊や…いや、サトシ君…だっけ?」
サトシ「え?」
ライチ「あたしの名前はライチ。解放軍のNo.2よ」
サトシ「解放軍だって!?」
ライチ「ええ、そうよ」
サトシ「解放軍って言えば…ライモンの町を紛争でメチャクチャにした……!」ギリッ
ライチ「(マツブサの奴か…後でシメとくか……)」
ライチ「サトシ君。マツブサの事はあたしが謝るわ」
ライチ「でもね?どうか誤解しないでほしい」
ライチ「あたし達は世界を解放する為に魔王軍と戦ってるの」
ライチ「本来ならば、市民を巻き込んだりするやり方はしないわ」
サトシ「うーん…」
ライチ「そして……できれば、魔王軍打倒の志を共にする、あなた達勇者一行にも協力して欲しい」
サトシ「でもなぁ……ライモンの件もあるし…」ウーン
ライチ「(どうやらライモンの件が相当引っ掛かってるみたいね…)」
ライチ「(見た感じ、正義感が強そうな子だし……協力は難しいか……)」
ライチ「……仕方ないわね、ヒカリ。あたし達だけで……」
サトシ「なぁ、ヒカリ!」
ヒカリ「?」
サトシ「ヒカリも解放軍なのか?」
ヒカリ「うん、そうよ?スイレンの都では言えなくてゴメンね?」
サトシ「そっかぁ……」
サトシ「わかったぜ!俺、解放軍に協力するよ!」
ライチ、ヒカリ「え!?」
サトシ「だってさ!ヒカリ、スイレンの都でリーリエ達を助けてくれたんだろ?」
ヒカリ「え…まぁ……」
サトシ「サンキューな!」
ヒカリ「いや、別にお礼されるような事じゃないよ」クスッ
サトシ「へへっ!確かにライモンのマツブサって奴は気にくわないけどさ…」
サトシ「ヒカリなら信頼できる!俺、解放軍に協力するぜ!ヒカリ!」
ヒカリ「…ありがとう…サトシ…」
ライチ「(え?何これ?)」
ライチ「(何なのコイツら?ガキの癖に)」
ライチ「(あたしへの当てつけか?)」イラッ
ヒカリ「ライチさん!サトシが協力してくれるみたいです!」
ヒカリ「良かったですね!」
ライチ「………………」
サトシ「任せとけよ!ヒカリ!」
ヒカリ「ふふっ、頼りにしてるよ?」ハイターッチ
サトシ「おう!」ハイターッチ
ライチ「>>安価」
安価 近いレスの中
なんていうかカップルだな
(ゴローニャにリア充だいばくはつしてもらおうかしら...)
(あれ?サトシ君にもっと前に会ったこと無かったっけ?アローラ地方…あれ?何か忘れてる気が)
ライチ「(なんだコイツら?カップルかよ)」
ライチ「………そう、協力してくれるのね?サトシ君」
ライチ「ありがと」ニコッ
ゴローニャ「ゴロー!」
サトシ、ヒカリ「!?」
ヒカリ「あ、あの…ライチさん…そのゴローニャ(カントー)は?」オソルオソル
ライチ「ああ、ちょっとあたしへの嫌がらせ?でイチャイチャしてるクソガキ共がムカついてね?」
ライチ「リア充爆発しろ!ゴローニャ!」
ゴローニャ「ゴロー!!」
ヒカリ「あわわ!やめて下さいライチさん!」
ヒカリ「別にイチャイチャはしてません!」
サトシ「(ライチさんコエーよ…)」
サトシ「ふーん、成る程……あの美術館が魔王軍のNo.2の根城か……」
ライチ「そうなのよね。そこで、攻めるのをあなたに協力してもらいたいのよサトシ君」
ヒカリ「サトシ!ライチさんったら二人で攻めるとか言い出すんだよ!」
サトシ「!」
ヒカリ「勇者やスイレンもこの街に居るんでしょ!?」
ヒカリ「みんなも呼んで来てから攻めようよ!」
ライチ「なーに言ってんのヒカリ。あたし達だけで充分よ。ね?サトシ君」
ヒカリ「サトシ!」
サトシ「魔王軍のNo.2の根城…攻める…」ウーン
サトシ「すっげー!燃えるぜ!」キラキラ
ヒカリ「サトシ!?」
ライチ「話がわかるじゃない!サトシ君!」イエーイ
サトシ「へへっ!ワクワクするぜ!」
ヒカリ「あー!もぅ!」
ライチ「(サトシ君…10年後が楽しみね)」ニヤリ
サトシ「」ゾクッ
「カリンさんの根城を攻めるんだって?」
サトシ、ヒカリ、ライチ「!」
N「たまたまミアレに寄ってみたら面白そうな話が聞こえてきたなぁ」
N「ボク達も混ぜてよ?」ニコッ
ライチ、ヒカリ「!?」
ユリーカ「誰?」
サトシ「さぁ?」
ヒカリ「ライチさん…アイツ……」
ライチ「……四天王のN……」
サトシ「四天王!?」
ユリーカ「あの人がセレナが言ってたNかぁ」ヘー
ミカン「N様の妻の私もいまーす」ハーイ
N「鬱陶しいなぁ、ミカンちゃんは」アハハ
ミカン「クールなN様も素敵…///」キュン
サトシ「Nって……そういやマーマネがソウリュウの街でバトルしたっていう…」
N「初めましてかな?ホウオウの子」
N「ゼクロムの子は元気かい?」
サトシ「……………」
ライチ「……何で魔王軍四天王のあんたがカリンの根城を攻めるのに協力するわけ?」
N「ボクとミカンちゃんは魔王軍を抜けたんだよ」
N「それで旅をしてるんだけど……魔王軍の追っ手がうるさくってね?」
ミカン「シャキーン!そ・こ・で!」
N「いくら潰しても湧いてくるんなら、いっそ根元から潰しちゃおうと」アハハ
ミカン「そうゆーことです!」エッヘン
サトシ「なんかこいつら…」
ユリーカ「調子狂うね」アハハ…
N「かといって…カリンさんは厄介でね…ボクらもどうしようかと思っていた所さ……」
N「……少しでも戦力が欲しい……互いに目的は一致しているハズだ……」
N「ボクらと手を組まないかい?解放軍、ホウオウの子」
サトシ「手を組む……」
ライチ「………わかったわ…」
ライチ「手を組みましょう」
N「本当かい?良かったぁ!」
ヒカリ「ら、ライチさん…あいつらダイジョーブなんですか!?」ヒソッ
ライチ「あいつが味方ならかなりの戦力になる」
ライチ「それに…不審な行動を見せたら潰せばいいわ」ヒソッ
ヒカリ「何と言うか…さすがライチさん……」
N「いやぁ、話がわかる人で良かったよ!」
N「よろしくね!ホウオウの子、解放軍のオバサン!」
ミカン「よろしくお願いします!解放軍のオバサン!」
ライチ「>>安価」
安価 近いレスの中
あーもう限界・・・メレシー、こいつらマジカルシャインでふっ飛ばして
いいかガキ共あたしの名前はライチだ
おばさんじゃない!
この怒りどうしよう
そうだカリンにぶつけよう
ライチ「も、もう限界よ……」プルプル
サトシ、N、ミカン「!」
ヒカリ「ら、ライチさん抑えて下さい!」
ユリーカ「あわわ…」
ライチ「さっきからオバサンオバサンって…」グスッ
ミカン「な、泣いてる……」
ユリーカ「(心は意外と乙女なんだ…)」
ライチ「いいかガキ共!あたしの名前はライチだ!オバサンじゃない!」
ライチ「そ、それを…オバサンオバサンって……」グスッ
ヒカリ「ライチさん…」
ライチ「し、しかも……あたしに彼氏がいないからってイチャイチャみせつけやがって……」グスッ
サトシ、N「?」
ミカン「(あー、やっぱ彼氏いないんだ)」
ユリーカ「(それは僻みでは?)」
ライチ「ちくしょー!もういいよ!みんな爆発しろ!メレシ……」
ヒカリ「お、落ち着いて下さいよ!ライチさん!」
ライチ「ふんっ!もういいもん!この怒りはカリンにぶつけてやる!」グスッ
ヒカリ「アハハ……」
サトシ「へへっ」
ユリーカ「ん?どしたの?サトシ」
サトシ「いやさ、まさかあの解放軍や元魔王軍とパーティを組むことになるなんてな…」
ヒカリ「ハァ…カオスだね…本当にダイジョーブ?」
ミカン「ふふっ、これは一生に一度あるか無いかの貴重な体験ですよ?楽しまなきゃ!」
ヒカリ「もう!のーてんきな娘ね!」
サトシ「ミカンの言うとおりだな」
ヒカリ「!」
サトシ「ワクワクしてきたぜ!」
N「……ふふっ、ボクも今そう思っていたとこだよ」スッ
N「気が合うね?ホウオウの子」
サトシ「へへっ」
ヒカリ「ハァ…」ヤレヤレ
ユリーカ「(あれ?これって私も行く感じ?)」
ライチ「………目標はミアレ美術館の魔王軍参謀カリンを潰す事……」
ライチ「さぁ!行くわよ!」
サトシ「よっしゃー!」ダッ
N「おっと、カリンさんはボクが貰うよ?」ダッ
ヒカリ「あー!ちょっと!待ちなさいよ!」ダッ
ミカン「N様ー!置いてかないで下さいよ~!」ダッ
ライチ「待ってなよカリン!この怒り…全部あんたにぶつけてやる!」ダッ
ユリーカ「(やつあたりじゃん…)」ダッ
ヤミカラス「………………」
ヤミカラス「カー」バサッ
やっぱN再登場か
レシラムだけ真の力見せないことになっちゃうもんね
~ミアレ美術館 オーナー室~
ヤミカラス「カー」
バサッ
カヒリ「カリン様」
カリン「なに?今私は芸術品に浸っているところなの」ウットリ
カヒリ「ヤミカラスから報告が」
カヒリ「勇者の仲間がこちらに向かっているとの事です」
イミテ「勇者の仲間!?」
キャル「いよいよお祭りだね!カリン様!」ワクワク
カヒリ「……しかも…パーティはいつものメンバーではなく……」
カヒリ「まず、勇者の仲間でホウオウを使う少年」
カリン「…………」
カヒリ「そして……解放軍No.2のライチと先日ミアレに侵入した解放軍の少女」
イミテ「か、解放軍No.2のライチ!?」ガタッ
カヒリ「それに……裏切り者の元、四天王Nと側近のミカンとカオスなパーティ構成のようです……」
イミテ「Nが何で勇者の仲間と……」
キャル「なーんだ!どうせならセレナが攻めてくれば良かったのに!」
キャル「私、あのぶりっ子女、大っ嫌いたがらボコボコにしたかったなー」ブー
イミテ「キャルちゃんったら…」ハァ
カリン「……カヒリ」
カヒリ「!」
カリン「それが……何か問題あるかしら?」
カヒリ「……いいえ、まったく問題ありませんね」
カリン「そう、ならいいわ」クスッ
カリン「あなた達、新四天王としての初仕事よ」
カリン「その魔王様に仇なすお馬鹿さん達の首を私の元に持ってきなさい」
カリン「この部屋に芸術品として飾ってあげるから」ニコッ
カヒリ「了解しました!」
カヒリ「行くわよ!」クイッ
キャル「よっしゃー!」オー
イミテ「楽しくなってきたわね!」
~ミアレ美術館 一階~
サトシ「ここがミアレ美術館か……」
ヒカリ「普通に美術館だね」
ユリーカ「そりゃそうだよー。このミアレ美術館は普通にミアレの施設だもん」
ユリーカ「そして、国王様の側近カリンさんはここのオーナー」
ユリーカ「暴れたもんなら、国家反逆罪だよ!」
ヒカリ「まぁ、カロスには既に反逆してるからダイジョーブとして……」
ユリーカ「ユリーカ、カロスの国民なんだけど!全然ダイジョーブじゃないよ!」
サトシ「一般の人を巻き込むのはなぁ…」
ユリーカ「私は一般国民なんだけど?」
ヒカリ「別の意味で攻めにくいね…」
ヒカリ「どうします?ライチさん」
ライチ「………………」
N「カリンさんが居るのはたぶん三階かな?」
N「ここはボクが美術館ごと焼いて…」
サトシ「やめろ!」
ヒカリ「話聞いてた!?」
ミカン「それじゃあ、私の能力で一般客をナマケロに変えて……」
ライチ「やめな!」
N、ミカン「!」
ライチ「……このパーティのリーダーはあたしだ。勝手な事は許さないよ」
N「アハハ、ジョークだよ」
ミカン「あーあ、ナイスアイディアだと思ったのに」ブー
ヒカリ「でも、どうします?」
サトシ「素直に正面からオーナーに合わせてくれって言って合わせてくれるかな?」
ヒカリ「……たぶん、私達の顔もバレてるだろうし、無理じゃない?」
ユリーカ「そもそも……一般公開は一階だけで、上の階への通路は封鎖されてるよ……」
ライチ「…………………」
安価 ライチが考えた一般客や美術館を傷つけずに上の階へ行く作戦
安価 近いレスの中
ミカンに一時的にカクレオンにしてもらって保護色でこっそり入る
ライチ「………ねぇ、アンタ」
ミカン「え?」
ライチ「あたし達の情報じゃあ、あんたは触れた対象をポケモンに変える事ができるみたいだね?」
ミカン「ええ、まぁ……」
ライチ「………それって、元に戻す事もできるの?」
ミカン「一応可能ですけど……」
ライチ「そうか」ニヤリ
ヒカリ「え!?この子に一時的にポケモンに変えて貰って上へ侵入する作戦ですか!?」
ライチ「ああ、そして変えてもらうポケモンはカクレオン」
ライチ「カクレオンの保護色で地形に紛れて上へ向かう」
ライチ「これで誰も傷つけず気づかれず上へ行けるって作戦さ」
サトシ「成る程…すっげー!ライチさん!」
N「へぇ…?いいんじゃないかな?」
ミカン「(N様に頼りにされてる!頑張れ私!)」フンス
ユリーカ「でも、ちゃんと元の姿に戻してくれる保証はあるの?」
ヒカリ「そ、そうですよ!この娘、元とは言え、元魔王軍ですよ?」
ミカン「失敬な!」プクー
ライチ「大丈夫だ。この娘が気絶すれば対象が元の姿に戻るってのもわれてる」
ライチ「そん時は……」ニヤッ
ミカン「ちょ、ちょっと!やめて下さいよ!」
N「それで…?誰がカクレオンになるんだい?」
サトシ「お、俺!なりたい!」キラキラ
ヒカリ「サトシ…」ハァ
ミカン「あー、残念ながらそれは無理です」
サトシ「え!?何でだよ!」
ミカン「ソウリュウで変態レズ女をポケモンに変えようと思ったらできませんでした」
ミカン「どうやら、紋章持ちには私の能力は効かないみたいなんですよねー」
ユリーカ「(変態レズ女?)」
ミカン「だから、君とN様をポケモンに変えるのは無理です」
サトシ「なんだ……」ガックシ
ライチ「と……なると……」チラッ
ユリーカ「え?」
ユリーカ「ちょっ、ちょっと!ユリーカ嫌だよ!」
ミカン「ダイジョーブダイジョーブ。怖いのは最初だけだから?」
ミカン「ちゃんと元の姿に戻してあげるからねー?」スッ
ユリーカ「い、いやー!」
サトシ「な、なぁ?ユリーカ大丈夫かな?」
ヒカリ「まぁ、最悪ライチさんが何とかしてくれると思う…」
ライチ「ごめんね?ちょっと我慢してね?ユリーカちゃん」
ユリーカ「鬼ババア!」
ライチ「あ?」
ミカン「では…いざっ!」スッ
ユリーカ「ひぃぃぃ……!」
バチッ
ミカン「!?」
ミカン「いたっ!」サッ
ライチ、ヒカリ「!?」
サトシ「え!?」
N「どうしたんだい、ミカンちゃん?」
ミカン「わ、わかりません……ただ…」ヒリヒリ
ミカン「あの子に触ろうとした瞬間、何かの力に邪魔されて……」ヒリヒリ
ユリーカ「…………?」
ライチ「(……邪魔というよりは何かに弾かれたような……)」
ライチ「………ユリーカちゃん、ちょっとそのバッグ見せてみな」
ユリーカ「ちょ、ちょっと!」
ゴソゴソ
ライチ「………これは…」キラン
ミカン「わー、綺麗な宝石…」ウットリ
N「………それは…宝玉ダイヤモンドとパール…」
ヒカリ「ダイヤモンドとパール…まさかあの伝説の!?」
サトシ「それ、アセロラのだろ!?なんでユリーカが!?」
ユリーカ「………だって…アセロラ達がお兄ちゃんの悪口言うから仕返しにと思って…」
サトシ「そんな事したらダメだろ?」
サトシ「ちゃんと後でアセロラに謝って返しておけよ?」
ユリーカ「………はーい…」
N「でも、このチビちゃんがダメとなると…」チラッ
ミカン「ですねー」チラッ
サトシ「ああ」チラッ
ヒカリ「え!?」ビクッ
ヒカリ「ライチさーん!」
ライチ「………やれ!」ギロッ
ヒカリ「……ハイ……」
ユリーカ「ガンバレヒカリー!」
ヒカリ「ガンバレって言うよりダイジョーブって言って欲しい……」ガクッ
安価 ミカンのポケモン化解除の方法
安価 近いレスの中
キス
~美術館二階~
ライチ「何とか気づかれずに二階にこれたわね?」
サトシ「カクレオンの保護色すっげー!」
ユリーカ「お疲れ!ヒカリ!」
ヒカリオン「はぁ…疲れた…」ガクッ
ユリーカ「(それにしても、人間がポケモンになるなんて、不思議な事もあるんだなー)」
N「いつ見てもミカンちゃん(の能力)は素晴らしいね」ニコッ
ミカン「N様////」キュン
ライチ「くたばれ」
サトシ「ちゃんと記憶も消さなかったんだな?」
ミカン「当然でしょ?少しは信頼して下さい!」プンプン
サトシ「ははっ、悪い悪い……」
ヒカリオン「も、もういいでしょ!元の姿に戻してよ!」
ミカン「あー、そうですねー。それじゃあ、N様」
N「?」
ミカン「私にキスして下さい////」
サトシ、ユリーカ、ヒカリオン「!?」
ライチ「本当にしんでくれないかな?あんたら」
N「イヤだけど?」
ミカン「即答!?」ガーン
ヒカリオン「ちょ、ちょっと!何で私を元の姿に戻すのに、そいつにキスする必要があるの!?」
ミカン「!」
ミカン「ほらっ、よくお伽噺にあるじゃないですか?」
ヒカリオン「?」
ミカン「お姫様にかけられた呪いを解くには王子様のキスが必要だって」
ヒカリオン「え?」
ミカン「つまり、それです」
サトシ「え?どういう事だ?」
ミカン「つまり……私のポケモン化能力の解除方法は、術者が対象に口づけをするって事ですよ!言わせんなよ恥ずかしい」
ヒカリオン「はぁぁぁ??」
ユリーカ「で、何でヒカリじゃなくて、Nにキスする必要があるの?」
ミカン「だ、だって…」チラッ
N「?」
ミカン「ふぁ、ファーストキスは好きな人としたいじゃないですか////」ポッ
N「うわぁ…鬱陶しいなぁ」アハハ
ミカン「(N様…照れちゃって…カワイイ////)」
ライチ「ゴロー……」
ユリーカ「ストップストップ!」アセアセ
サトシ「なぁ、とにかく、ヒカリを元に戻してやってくれよ?」
ミカン「だから、N様が私にキスをしてくれたら……」
ヒカリオン「ライチさん、こいつぶん殴って気絶させて下さい」
ライチ「よしきた!」グッ
ミカン「わ、わかりましたよ!」アセアセ
ミカン「あーあ、仕方ないなぁ……」
ミカン「………………」スッ
ヒカリオン「ひぇっ…」
ヒカリオン「(あわわ…どうしよ……私もファーストキスだ……)」
ミカン「…………」ンー
ヒカリオン「(この子…よく見たらキレイな顔………)」ポー
ヒカリオン「(って!何言ってんの私!しっかりしろ!ダイジョーブ!)」
サトシ「へ、へー……」ドキドキ
ユリーカ「あわわ////」
ライチ「(ロリコン(シロナ)が見たら悶絶しそうな光景だな)」
N「ふぁーあ」アクビー
ヒカリオン「あわわわわ////」ジタバタ
ミカン「………………」
ミカン「んもぅ!ちょっと!動かないで下さいよ!」プンプン
ヒカリオン「>>安価」
安価 近いレスの中
ってか、口じゃなくてもよくない?
ファーストはサトシに貰って欲しかった
ミカン「今度は動かないで下さいね?」ガシッ
ヒカリオン「うあああ!」
ヒカリオン「(ってあれ?よく考えたら唇じゃなくてもいいんじゃ……)」
ミカン「…………」ンー
ヒカリオン「ちょ、ちょっと!ストップストップ!」
サトシ、ユリーカ「…………」ドキドキ
チュッ
ヒカリオン「いやーっ!って……」
ヒカリオン「……手の甲…?」
ミカン「当然です!私の唇はN様のものですから!」
ミカン「別に唇にキスする必要はありません」
サトシ「ははは、だよなー?」アセアセ
ユリーカ「わかってたわかってた!」アセアセ
ミカン「………それとも…何か変な事期待してたんですか…?」ジトー
ヒカリオン「そ、そんな訳ないでしょ!」
ヒカリオン「てゆーか、じゃあ何でファーストキスがどうのとか言ってたの!?」
ミカン「あわよくばN様の唇を奪えると思って…」テヘペロ
サトシ「(女ってコエーな…)」
ライチ「(成る程…そういう手もあるのね…)」メモメモ
パアア
ヒカリオン「!」パアア
サトシ「なんだ!?」
ユリーカ「ヒカリの体が光輝いてる!」
ミカン「ポケモン化の呪いが解けて元の姿に戻るんですよ」
パアア
ヒカリ「……………」
ヒカリ「も、元に戻ったぁ!」ヒャホーイ
サトシ「やったな!ヒカリ!」
ライチ「よし、行くわよ!」
N「やっと終わったかぁ」
リーリエ「!」ピキーン
アセロラ「ふぁ?」
スイレン「どうしたの?リーリエ?」
リーリエ「いえ……何か今何処かで、とても素晴らしい光景があった予感が…」
スイレン「へーそうなんだ」
アセロラ「もの凄くどうでもいいことだったね」
アセロラ「あっ!あそこのカフェに入ってみようよ!」
スイレン「いいね!」
リーリエ「(美少女に冷たくされるのも悪くないですね////)」キャッ
~フラダリカフェ~
リラ「………それで?」
リラ「キミ達が魔王軍を抜けた理由はわかったよ」
リラ「でも、ボクらと手を組むって話はちょっとね?」
リラ「だってさ?ボク、キミらの事をよく知らないし、信用しろって方が無理な話じゃないかな?」ニコッ
マーシュ「ウチもリラはんと同意見どすな」
マーシュ「ウチも、元魔王軍とはいえ、あんさんらの事はよく知らへんからなぁ」
シオネ「……私も…魔王軍はちょっと……」
カレン「リラ…マーシュさん…シオネ…」
セレナ「ふん、私だって同じよ!」
セレナ「だいたい、貴女達の力なんか借りなくても何の問題もない」
セレナ「とっとと消えてくれない?」ニコッ
リラ「へぇ…言うねぇ…」
ゴゴゴゴゴ
キリカ「(うわっ……この雰囲気……頼むから平和に話し合いしてよ!)」
シトロン「(周りは美少女だらけ…この空間に男は僕一人……)」
シトロン「(選びほうだい…ここは天国ですね…)」ニヤニヤ
キリカ「(うわっ、あの眼鏡なんでニヤついてんの?きもっ)」サーッ
シトロン「(ん?あの娘、僕の方を見ている)」
シトロン「(……さては…僕に気がありますね?)」ニヤッ
シトロン「……………」ニコッ
キリカ「ひいい」ゾクッ
セレナ「ちょっとシトロン!」
シトロン「え?」ビクッ
セレナ「あんたからもこのわからずや共に何か言ってやりなさいよ!」
シトロン「えーと……」
シトロン「>>安価」
安価 近いレスの中
パンツ…見せてくれませんか?
シトロン「そうですねぇ…とりあえずは……」クイッ
シトロン「……パンツ見せてくれませんか?」キリッ
全員「……………」
シトロン「(はっ!しまった!つい本音が!)」
シトロン「い、いや…違くてですね…!」アセアセ
アサミ「うわぁ……」
シオネ「気持ち悪い…」
カレン「何こいつ?」
マーシュ「ちょっと!あんさん!ウチの子達をやらしい目で見ぃんでくれどす!」
シトロン「ち、ちが…」
リラ「キミ、気持ち悪いね!」ニコッ
シトロン「(笑顔で!?)」グサッ
シトロン「き、キリカさん!」
キリカ「……話しかけないでよ気持ち悪い」サッ
シトロン「(終わった……)」
シトロン「セレナ~!」シクシク
セレナ「ちょっと、近寄らないでよ変態」
シトロン「そ、そんなぁ…」シクシク
「ふぁー!ここのお店いいね~!」
「私がアセロラの為に厳選しましたから!」フンス
「ちょっとお店の名前が気になるけどね」
全員「!」
カレン「え!?」
マーシュ「こん声は……」
セレナ「(まさか……)」
シトロン「へ?」シクシク
リラ「アセロラ!リーリエ!」ガタッ
リーリエ「え?」
アセロラ「ふぁ?」
スイレン「?」
アセロラ「え?リラちゃん?」
リーリエ「何でここに?」
スイレン「知り合い?」
リラ「良かったよ!アセロラ!会いたかったんだ!」
アセロラ「ふぁ?」
マーシュ「ふふっ、久しぶりどすな勇者はん?」
アセロラ「マーシュさん?」
カレン「やっほー!」フリフリ
リーリエ「何でマーシュさん達がリラさんと一緒に……?」
キリカ「スイレンちゃん!」
スイレン「キリカさん!」
セレナ「………………」
スイレン「え!?」
スイレン「……セレナ…?」
セレナ「………久しぶりね…」
アセロラ「ふぁー、リラちゃん解放軍だったんだぁ」
リラ「そうなんだよ、言えなくてごめんね?」
リラ「あっ!そうだ!」ゴソゴソ
アセロラ「?」
リーリエ「何ですかそれは?」
リラ「ボクの上司のシロナさんからアセロラに」
リラ「アセロラに会ったら渡せって言われてたんだ!」
リラ「シロナさんのLINEのID」
アセロラ「ID?」
リーリエ「何故に?」
リラ「さあ?」
ワイワイ
シトロン「(美少女がいっぱい)」ニヤニヤ
スイレン「………セレナ」
セレナ「!」
スイレン「……今度は…一緒に戦えるの…?」
セレナ「……………」
セレナ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシと一緒ならね
セレナ「……サトシが一緒ならね…」
スイレン「………………」
セレナ「…ま、ついでだし……」
セレナ「あんたと一緒に戦ってやらなくもないわよ?」プイッ
スイレン「…………ふふっ」
セレナ「な、なに!?」
スイレン「別に?」クスッ
スイレン「あ、そうだ!」
セレナ「?」
スイレン「サトシは譲る気ないからね!」
セレナ「わ、私だって!」
セレナ「………………」
セレナ「足ひっぱらないよ?スイレン」クスッ
スイレン「……それはこっちのセリフだよ、セレナ」ニコッ
リラ「いやー、アセロラ達に会えて良かったよー!」
リラ「これでシロナさんに怒られずにすむ」
アセロラ「ねぇ、リラちゃん、シロナさんってどんな人?」
アセロラ「なんでアセロラにLINEのIDを……?」
リラ「うーん、やっぱりあれじゃないかな?」
リラ「今は魔王軍との戦争も本格的に始まろうとしてる時期……」
リラ「解放軍のリーダーとして世界を救う勇者とは連絡を蜜に取りたいって事じゃないかな?」
アセロラ「ふーん」
リーリエ「シロナさんって、素敵な方なんですね…」
カレン「そうなんだよー!シロナさんは優しくって強くって、カッコよくって…」ウットリ
リラ「シロナさんは…ボクの憧れの人なんだ……!」グッ
マーシュ「へぇ…リラはんやカレンがそんなに褒める人や……一度会うてみたいどすな」
リーリエ「きっと素敵な人なんでしょうね…シロナさん……」
リーリエ「ね?アセロラ?」
アセロラ「う、うん!そうだね!」
アセロラ「(あれ?シロナさんって確か、リラちゃんにロリコン本のお使い頼んだ人じゃなかったっけ?)」
~ミアレ交番~
「はっくしょん!」
シロナ「(誰かが私の噂をしてるのかしら?)」
シロナ「(にしても……早くここから帰して貰って、アセロラちゃんの誤解を解かないと……)」
ジュンサー「お待たせしました」スッ
シロナ「!」
シロナ「ちょっと!いい加減ここから帰してよ!誤解だって言ってるでしょ!」
ジュンサー「誤解……ねぇ…?」ジトー
シロナ「年増のジト目なんて可愛くないのよ!」
ジュンサー「」イラッ
ジュンサー「先程貴女の所持品を検査させて頂きました」
シロナ「!?」
ジュンサー「そしたら……出るわ出るわ…」
ジュンサー「恐らく隠し撮りしたであろう、少女の写真。クジ○ッ○スとかいう人のサイン……そして…」
シロナ「いや…その……」
ジュンサー「このL○とかいう卑猥な本」バンッ
シロナ「!?」
シロナ「(あ、あれは……私のバイブル!)」
ジュンサー「何ですか?この本は?一件可愛らしい少女が表紙の本に見えますが、中身は言葉じゃ言えないような内容ですね?」
ジュンサー「貴女はいったい何の為にこの本を?」
シロナ「いや……その…勝手にバッグに入って………」
ジュンサー「そうですか、貴女の物でないならばこちらで預からせて頂きますね」スッ
シロナ「ま、待って!」ガタッ
ジュンサー「………………」
シロナ「………参考資料にと………」
ジュンサー「………なんの?」
シロナ「………来る日の為に…」ボソ
ジュンサー「………………」
ジュンサー「押収」スッ
シロナ「!?」
シロナ「>>安価」
安価 近いレスの中
ガブリアス!取り返して!
シロナ「(我慢するのよシロナ……これから魔王軍と戦争…ここは敵地…騒ぎを起こす訳にはいかない……)」プルプル
シロナ「(そう、我慢よ!)」スッ
ジュンサー「!」
シロナ「ガブリアス!」ボンッ
ガブリアス「ガブァ!」オオオ
ジュンサー「ポケモン!?」
シロナ「私のバイブルを取り返しなさい!」
ガブリアス「ガブァ!」
~ミアレの外れ 森~
カトレア「ちょっと!アタクシをこんな人気の無い森に連れてきて何をする気ですか!」
カトレア「まさか……薄い本みたくメチャクチャに……」ハッ
ムサシ「はぁ?」
コジロウ「何言ってんだこいつ?」
ニャース「今から連れてくのはロケット団の仮拠点にゃ」
ニャース「おみゃーにはボスに会って貰うにゃ」
カトレア「はぁ?何でアタクシが」
ムサシ「自分の胸に聞いてみなさいよ!」
カトレア「胸!?」バッ
コジロウ「疲れるなぁこいつ…」ハァ
マーマネ「ロケット団の基地だって、大丈夫かな?」ヒソヒソ
マオ「まぁ、一応今回は味方側だし大丈夫じゃない?」ヒソヒソ
カキ「(前にもこんな事があったような……)」
ムサシ「ついたわよ!」ピタッ
コジロウ「ここがロケット団のミアレ基地(仮)だ!」
ソーナンス「ソーナンス!」
カトレア、マーマネ、カキ、マオ「!」
カキ「ここがロケット団のミアレ基地(仮)…」
マオ「基地というよりキャンプみたい…」
カトレア「ね!最悪の環境でしょ!」
ムサシ「キャンプだからって馬鹿にしないでよ?」
コジロウ「一応電気や水も通ってんだぜ?」
マーマネ「すごっ!」
「戻ったか」
ムサシ、コジロウ、ニャース「ボス!」
サカキ「久しぶりだな。勇者の仲間達」
マオ「あんた!」キッ
マーマネ「ひいぃ…」
カキ「サカキ…」
カトレア「うげっ、おっさん……」
サカキ「ふんっ、そう畏まるな。今は同じアローラ軍の仲間だろ?」ニヤッ
マオ「ふんっ!何が仲間よ!」
カキ「お前にタマムシで受けた仕打ち忘れてないからな!」
マーマネ「ちょ、ちょっとみんな…ここは穏便に……」
カトレア「そーだ!もっと言ってやれー!」
マーマネ「煽るな!」
サカキ「ふんっ!ガキめ……」
「おっさーん!誰か来たのー!」
サカキ「!」
マーマネ、カキ、マオ「?」
アイリス「ってあれ?誰かと思ったらマーマネ達じゃん!」
アイリス「久しぶりね!」
マーマネ「アイリス!?」
カキ「あの子は確かソウリュウの…」
マオ「マーマネの彼女(?)」
アイリス「えへへ、久しぶりね!マーマネ!」
マーマネ「あ、アイリス!何でここにいるの!?」
マーマネ「しかも…ロケット団何かと一緒に…」
アイリス「えーっとね……」
サカキ「>>安価」
安価 近いレスの中
ホミカの知り合いなんだ、今あいつのカロスライブツアーのマネージャーもやらされてるからな
サカキ「お前ら、タマムシの賭けバトルでホミカってロックスターに会っただろ?」
カキ「ホミカ…?」
マオ「ああ、アローラのロックスターのホミカかぁ!」
サカキ「あいつがカロスでツアーやりたいとか言い出して、俺達に便乗してカロスに来やがったんだよ」
マーマネ「へぇ…ホミカがカロスに…」
アイリス「そんでさ、あんた達がソウリュウから出てった後、たまたまホミカがソウリュウにライブに来たのよー!」
アイリス「そこで、ホミカと意気投合しちゃってさ!」
アイリス「マネージャーって名目でライブについてったら、ここでおっさんに会って…」
サカキ「図々しくも居座って今に至るって訳だ」
アイリス「ず、図々しいとは失礼ねー!」
マオ「ははっ…」
カキ「(ロケット団に居座るとかやるな…)」
アイリス「だってさ…これからあんたら魔王軍と戦争するんでしょ?」
アイリス「そんな話聞いたら、黙ってなんかいられないわよ!」
マーマネ「アイリス……」
マーマネ「……そうだよ、僕らは今から戦争するんだ」
マーマネ「これは遊びじゃない。だから君は帰った方がいい」
アイリス「え……?」
マオ「マーマネ…」
サカキ「…………………」
アイリス「な、何言ってんのよ!あたしはあんたらの力になりたいからここに居る訳で……」
マーマネ「アイリス…僕らは今まで何度も命懸けの戦いをしてきたんだ…それはソウリュウで君も知ってるだろ?」
アイリス「………で、でも!あたしだって戦えるわよ!」
マーマネ「命の保証が無い戦いなんだよ!普通のポケモンバトルとは違う!」
アイリス「な、何よ!それはあんただって同じでしょ!」
マオ「ね、ねぇちょっと落ち着いて…」
カキ「マオ」ポンッ
マオ「!」
カキ「ここはマーマネに任せてみよう」
マオ「カキ……」
サカキ「そのガキの言うとおりだお嬢ちゃん」
サカキ「戦場は子供の遊び場ではない」
アイリス「な、何よおっさんまで……」
アイリス「………折角……あんたらと一緒に戦えると思ったのに……!」
マーマネ「その気持ちは嬉しいよアイリス…」
マーマネ「でも…魔王軍には人を人とも思わないような酷い奴もいる…」
マーマネ「君を……そんな戦いには巻き込みたくないんだ…」
マーマネ「わかって欲しい……」
アイリス「………なによ……」
マオ「マーマネ……」
カキ「…………………」
カトレア「>>安価」
安価 近いレスの中
戦力は多いに越したことはない
それにこいつの希望でもあるそれだけだ
前の安価と間違えました
マーマネ、あなたは何も分かってないわ
カトレア「マーマネ…あなた何もわかってないわね!」
マーマネ「え!?」
カトレア「この子は…あなた達の…あなたの為に戦いたい…力になりたいと言っているのよ!」
アイリス「っ…………///」
マーマネ「………アイリス………」
カトレア「それに…この子の目を見て!」
マーマネ「!」
カトレア「この子の目は…死んでも戦うって目じゃない……」
カトレア「どんな状況でも生き抜いてやるって覚悟の目よ!」ビシッ
マーマネ「カトレアさん……」
マーマネ「……わかったよアイリス…」
アイリス「マーマネ…」
マーマネ「僕が…君を死んでも守る!」
アイリス「……………」
マーマネ「え!?アイリス…?」
カトレア「ハァ…これだから童貞は…」ヤレヤレ
マーマネ「ど、童貞って……」
カトレア「……ここからはアタクシの口から言うことじゃないわね」ポンッ
アイリス「!」
アイリス「………マーマネ…」
マーマネ「…………」
アイリス「死んでも守るなんて嬉しくないわよ!」
マーマネ「え?」
アイリス「あたしは…あんたらの…あんたの力になる為に来たのよ!」
アイリス「一緒に戦って…そして…」
アイリス「生きて……アローラ観光に連れてってくれるって約束を守ってよ!」
マーマネ「……うん、そうだね!」
マーマネ「ごめんねアイリス!」
マーマネ「この戦いに勝って…そして、一緒にアローラ観光に行こうよ!」
マーマネ「……アイリス、僕と一緒に戦ってくれる………?」
アイリス「……マーマネ……」
アイリス「…………当然じゃない!」
アイリス「マーマネったら子供なんだから!」クスッ
マーマネ「……うん!」
カキ「やれやれ、一件落着か…」
マオ「見直したよカトレアさん!」
カトレア「ふふふ、オタクはこういう状況に敏感なの」
サカキ「おい、お前も戦えよ清掃係」
カトレア「え!?」
~ミアレ美術館二階~
ヒカリ「ふぅ、一時はどうなるかと思ったよぉ!」
ヒカリ「色んな意味で」ブツブツ
ミカン「貴女って見かけによらずエロいんですね」ウワー
ヒカリ「は!?」
ライチ「たくっ、遊んでる場合じゃないでしょ!」
サトシ「この上に魔王軍のNo.2が…」
N「…………」
ユリーカ「ん?どしたの?」
N「いや、妙だと思ってね…」
ユリーカ「妙?」
N「カリンさんには、いつもカリンさんの側にいる親衛隊がいるんだ」
N「彼らはカリンさんに近づく者には容赦ない…恐らく、ボクらの事もバレてるだろう……」
ライチ「成る程…そいつらがあたし達を排除に動いてない事が妙って訳か…」
N「ま、そういう事だね」
ヒカリ「罠って事?」
N「さあね…」
ミカン「ああ、でもあいつらはちょっと厄介ですよねぇ」
サトシ「厄介?」
ミカン「カリンさんの部下、通称"カリン部隊"」
ミカン「あいつらは、四天王候補だった人達です!」
ライチ「!」
サトシ「四天王候補!?」
N「ボクやセレナ…カスミにアラン…誰か一人でもいなかったら、ボクらの伝説のポケモンは彼らに渡っていたって事さ」
ユリーカ「それって……」
N「………そう、つまり彼らも…」
N「伝説のポケモンを扱う資格が"あった"トレーナーだったって訳さ」
サトシ「………………」
ズオオ
ライチ「!」
ユリーカ「なに?突然黒い穴が4つ現れた!?」
サトシ「あれは……」
N「………ウルトラホールか……」
ズズズ
「キャア!」
サトシ「!」
ユリーカ「た、助けてー!」ズズズ
ミカン「N様ー!」ズズズ
サトシ「ユリーカ!」ダッ
N「ミカンちゃん!」ダッ
ヒカリ「ミカンとユリーカがウルトラホールに!?」
ライチ「!」
ライチ「ヒカリ!後ろ!」
ヒカリ「え!?」ズズズ
ヒカリ「う、うわっ!ウルトラホールに……」ズズズ
ヒカリ「ダイジョバ…… ズズズ
サトシ「ヒカリー!」
N「………ちっ!」ズズズ
サトシ「N!?」
N「………カリンさんは任せたよ。ホウオウの子……」ズズズ
サトシ「N……」
ライチ「………そういう事だ……」ズズズ
サトシ「ライチさん……」
ライチ「行けっ!サトシ君!」ズズズ
ズオオ
スウ
サトシ「………みんな………」
サトシ「………………」
サトシ「待ってろよ!カリン!」キッ
~ウルトラホール ゴルフ場~
ライチ「………ここは…あたしは確かウルトラホールに吸い込まれて……」
「どうですか?私の世界は?」
ライチ「!」
カヒリ「初めまして解放軍No.2のライチさん」
カヒリ「私、魔王軍新四天王の長、カヒリと言います」
カヒリ「お見知りおきを……」
ライチ「……ふんっ、そういう事か…」ニヤッ
~ウルトラホール 鏡の世界~
N「……鏡……」スッ
「Nが来たか…私が当たりだったみたいだね♪」
N「…………………」
イミテ「ねぇ?私が勝ったら、貴女のレシラムくれない?」
N「面白くないジョークだね?」ニコッ
~ウルトラホール ポカロン会場~
ヒカリ「あれ?確か私ウルトラホールに……」
ヒカリ「てか、何ここ?コンテスト会場?」
「ここは…私の為のステージだよ」
ヒカリ「!」
キャル「今から始まるのはあんたの処刑ショー…」
キャル「主役は当然私……そして…処刑されるモブは…」
キャル「あ・ん・た♪」キャハッ
ヒカリ「はぁ?」
キャル「あんたさぁ、自分の事可愛いとか思ってるでしょ?」
ヒカリ「………何言ってるの?ダイジョーブ?」
キャル「むっかつくなぁ…ボコボコにしてやる♪」
ヒカリ「……………」
~ウルトラホール トレナーズスクール~
ミカン「うぅ……ここは…?」
ユリーカ「学校?」
ユリーカ「みんなは!?」
ミカン「いません…私達だけみたいです…」
ユリーカ「そんな……」
ミカン「うぅ……N様ー!会いたいよぉ!」ビエーン
ユリーカ「しっかりしてよ!」ユサユサ
「会えませんよ」
ユリーカ、ミカン「!」
イリマ「僕を倒さなければね」
ユリーカ「誰……?」
イリマ「初めまして、魔王軍新四天王のイリマです」ニコッ
イリマ【魔王軍、新四天王】
ミカン「新四天王?」
イリマ「ふふっ、ミカンさんですね?」
イリマ「どうですか?僕の部下になりませんか?」
イリマ「そうすれば……君を助けてあげますよ?」ニコッ
ミカン「……………」
ユリーカ「ミカン……」
ミカン「……ふふっ、笑わせてくれますね?イリマさん?」
イリマ「……………?」
ミカン「私の心も身体も全てN様のものです!」
ミカン「……あなたみたいな三下の部下なんてまっぴらごめんですよ!」
ユリーカ「ミカン!」
イリマ「………………」
イリマ「>>安価」
安価 近いレスの中
イリマはイリマせんと言いたいんですか?
嫌と言うなら…無理やりにでも
イリマ「まさかミカンさん…イリマはイリマせんとでも言いたいんですか?」
ミカン「は?」
ユリーカ「なんなの?こいつ?」
イリマ「しまった!また天才的なギャグを披露してしまった!」ハッ
イリマ「これも僕が天才たる所以……溢れ出す才能がそうさせてしまうのか…」ブツブツ
ミカン「……………」
ユリーカ「(馬鹿と天才は紙一重ってやつかな?)」
ミカン「……イリマさん、さっきあなた…ここから出たければ僕を倒せて言いましたね?」
イリマ「……言いましたが?」
ミカン「なら話は早いですね!アカリちゃん!」ボンッ
アカリ「ぱるぅ!」
ユリーカ「え、えーと!デデンネ!」ボンッ
デデンネ「デンネ!」
イリマ「…………」
ミカン「2体1は卑怯だなんて言わないで下さいね?イリマさん」
ミカン「私…早くここから出てN様に会いたいの」
ミカン「こんな所で…遊んでる暇はないんです!」キッ
ユリーカ「ミカン……」
イリマ「………言いませんよ?」クスッ
ミカン、ユリーカ「!」
イリマ「むしろ……天才の僕に対しては少なすぎるハンデだ」フッ
ユリーカ「な!?」
ミカン「……強がりですか?」
イリマ「………行きなさい…」
イリマのUB 未登場の02~04の中
安価下
テッカグヤ
イリマ「テッカグヤ!」
ボンッ
テッカグヤ「……………………」オオオ
ユリーカ「!?なに…あのポケモン…?」
ミカン「あれは……」
イリマ「僕のパートナー。テッカグヤは選ばれし人間に与えられしポケモン"ウルトラビースト"」
ユリーカ「ウルトラビースト?」
ミカン「……ウルトラビースト…聞いたことがあります…」
ミカン「ここではない、違う世界に住む異世界の住人だと…」
ユリーカ「異世界の住人…?」
イリマ「さすがミカンさんだ。ますます気に入ったよ」ニコッ
ミカン「!」
イリマ「……あまり僕の主義じゃあないけど……力ずくで部下にしちゃおっかな?」
ミカン「………………」
ユリーカ「デデンネ!」
デデンネ「デンネー!」バチバチ
イリマ「テッカグヤ」
テッカグヤ「………………」バキッ
デデンネ「デンネー!」ドサッ
ユリーカ「デデンネー!」
ユリーカ「そんな…デデンネが相手にならないなんて…」
イリマ「君は引っ込んでなよ?痛い思いはしたくないだろ?」
ユリーカ「……………!」ビクッ
ミカン「……アカリちゃん!メガ進化!」
アカリ「ぱるぅぅ!」
ピカー
イリマ「!」
メガアカリ「パルゥ!」ドンッ
イリマ「………やる気かい?」
ミカン「当然です!」キリッ
ミカン「あなたなんか…ヤドンに変えてやります!」フンス
メガアカリ「パルゥ!」バリバリ
イリマ「……やれやれ…」ハァ
~鏡の世界~
N「新四天王?」
イミテ「そうだよ!貴方達裏切り者が、情けなくも勇者達に敗北したからねぇ」
イミテ「情けない貴方達の変わりに私達が就任したってわけ!」
N「ふーん」
イミテ「……何かな?その反応は?」
N「ん?だって、別にどうでもいいしね?」ファー
イミテ「………相変わらず腹が立つ奴だね…」イラッ
N「………………」
イミテ「あんたをぶっ倒して…レシラムをぶんどって……」
イミテ「私が真の四天王だと証明してやる!」
イミテ「いけっ!」
イミテのUB 02~04 未登場
安価下
(0M0)<3!
イミテ「いけっ!デンジュモク!」
ボンッ
デンジュモク「(ハーイ!)」
N「!」
N「ウルトラビースト…異界の住人か」
N「レシラム」
ボンッ
レシラム「オオオー!」
デンジュモク「(ヨオ、イミテ!バトルの時間かい?)」
イミテ「そうなんだよデンジュモク」
イミテ「ちょっとアイツらを懲らしめてほしいんだ」
N「……………」
デンジュモク「(ヘェ…あの白いの…こっちのセカイの伝説のポケモンかな?)」
デンジュモク「(さて、いかほどのモノか…)」
N「レシラム、青い炎」
レシラム「オオー!」
ボボボ
イミテ「デンジュモク!電磁砲!」
デンジュモク「(ヒャハハー!)」
バリバリバリ
ズドーン!
N「!」
N「へぇ、レシラムの炎を相殺したかぁ」
イミテ「まだまだこんなものじゃないよ!デンジュモク!」
デンジュモク「(ヒャハハー!)」シュッ
N「! 鏡に紛れて……」
イミテ「ふふふ、デンジュモクか何処にいるかわかるかな?」
N「うーん……」
イミテ「N、あなたがこうしている間にもデンジュモクはあなたとレシラムを狙ってる」
N「………………」
イミテ「この鏡のフィールドは私の世界…」
イミテ「鏡は真の姿を写す…」
イミテ「いつも余裕面のあんたの顔は今どう写ってるかな?」クスッ
N「>>安価」
安価 近いレスの中
さぁて、ボクに真の姿があるかどうか・・・
N「真の姿…ね?」
イミテ「!」
N「さぁて…どうだろうね?ボクに真の姿なんてやつがあるのかどうか…」
イミテ「………デンジュモク、そいつの首をハネなさい……」
デンジュモク「(ヒャハハー!)」ダッ
N「レシラム」パチン
レシラム「………………」カッ
パリン パリン パリン
イミテ、デンジュモク「!?」
イミテ「……鏡が…全部割れて……?」
デンジュモク「(ど、どうなって…)」
N「そんなに見たいなら見せてあげるよ」
イミテ、デンジュモク「!」
N「旅の果てに見つけたレシラムの"真の姿"を」
イミテ「真の…姿…?」
N「レシラム!」
レシラム「オオオー!」ピカー
ヒュン ヒュン ヒュン
デンジュモク「(い、いったい何が!?)」
イミテ「レシラムに楔が集まっていく!?」
ピカー!
シュオオ
イミテ「……あ、あの姿は……」
N「さぁいくよ」
N「キュレム!」
Wキュレム「オオオー!」
メキメキメキ
イミテ「な、なにこれ!私の世界が歪んでる!?」
デンジュモク「(く、クレイジーだ!)」
N「………新四天王か……四天王なんて称号にキョーミはないけどさ?」
イミテ「!」
N「……教えてあげるよ。格の違いを」ニコッ
イミテ「っ……………!」
イミテ「デンジュモク!放電!」
デンジュモク「(ウオオー!)」
バリバリバリ
Wキュレム「………………」キンキンキン
デンジュモク「!?」
イミテ「き、効いてない……?」ガタガタガタ
N「なんだい?今の電撃は?」
N「ゼクロムの足下にも及ばないね?」ニコッ
デンジュモク「(ヒ……)」ブルブル
N「キュレム!クロスフレイム!」
Wキュレム「オオオー!」
ボボボ
デンジュモク「(ギャアアー!)」メラメラメラ
イミテ「デンジュモク!」
イミテ「(な、なんなのこいつ……デンジュモクがまるで相手にならないなんて……)」ガタガタガタ
N「………………」ニコッ
Wキュレム「…………………」
イミテ「(……これが…四天王………!格が違う……)」タラーッ
N「デンジュモク」
デンジュモク「!?」ビクッ
N「………君とはトモダチになれそうにないね。ザンネンだ」
N「さよなら」
デンジュモク「(ヒィ……!)」
N「キュレム!コールドフレイム!」
Wキュレム「オオオー!」
パキパキパキ
イミテ「何あれ!?氷?炎?」
デンジュモク「(や、やめ……)」カチカチカチ
デンジュモク「(助け………)」カチカチカチ
デンジュモク「」カチン
イミテ「……デンジュモクが……」
N「……その氷の中でボクを相手にした運の悪さを呪いなよ?」
N「永遠に」
パキパキパキ
N「!」
パリーン
N「デンジュモクを倒した事により、デンジュモクが形成していた鏡の世界が崩れたか……」ヨット
イミテ「…………………」
N「さてと、とりあえずミカンちゃんを探しにでも行こうかな」
イミテ「>>安価」
安価 近いレスの中
ば、化け物め…!
帰る
思ったより話が長くなってしまってこのスレで終わりそうもないです。すみません
ここまで来たら、ちゃんと完結させたいと思うので、もう少ししたら次スレを建てたいと思います。
次スレって、同じタイトルで建てても大丈夫でしょうか?
ss速報なら大丈夫
タイトルに2とかつければ分かりやすいかと
サトセレルートにしてくれればなんでもいい
返答して頂いた方々ありがとうございます
なるべくここでギリギリまで書いてから次スレを建てる事にします
別に同じでもいんじゃね?あと頼むからサト〇〇はやめてほしいサトシに片思いの女性キャラが増えるのはいいが
恋愛関係とかは、今はお答えできないのですいません
というか、恋愛はそんな重要に考えてませんでした
イミテ「化け物め……」
N「…………………」クルッ
N「君はもう、お家に帰りなよ」ヒラヒラ
イミテ「っ……………!」
~ウルトラホール ポカロン会場~
キャル「マッシブーン!メガトンパンチ!」
マッシブーン「(ふんっ!)」ブンッ
ポッチャマ「ポチャァ!」ドサッ
ヒカリ「あぁ!ポッチャマ!」
ポッチャマ「ポチャ…」ヨロッ
キャル「もう終わり?弱いね!」
キャル「だいたい…そんなペンギンごときがマッシブーンに勝てるわけないじゃん?」
ヒカリ「っ…………………!」
キャル「そんなに睨まないでよ?可愛くない顔が余計可愛くなくなるよ?」
キャル「今から私がそのブス顔を可愛く整形してあげる☆」
キャル「マッシブーン!」パチン
マッシブーン「…………………」
ヒカリ「……私…別にさぁ、自分を可愛いとか思ってないけど……」
ヒカリ「少なくとも…あんたよりは可愛いかもね?」
キャル「……………」
キャル「>>安価」
安価 近いレスの中
何だとこのまな板
キャル「こ、このぉ~!まな板ブスの癖にぃ!」キーッ
ヒカリ「……人の事言えるの?ぺったんこ!」
キャル「」ブチッ
キャル「マッシブーン!」
マッシブーン「(ふんっ!)」ブンッ
ポッチャマ「ポチャ!」ドッ
ヒカリ「ポッチャマー!」
スッ
ヒカリ「!」
キャル「ふんっ!」バキッ
ヒカリ「うっ……!」ドサッ
キャル「ふふっ、どう?少しは可愛くなれた?」
ヒカリ「……………」
キャル「なに?その目?」
キャル「ムカつくなぁ…あんたもセレナも私の事見下してさ?」
キャル「だいたいさぁ……本来ならカロスクイーンもグラードンも私の物になるハズだったんだよ?」
キャル「それを……横からしゃしゃり出てきて……あのぶりっ子女!」ギリッ
ヒカリ「…………セレナとグラードンならスイレンの都で見たけどさ」スクッ
キャル「!」
ヒカリ「たぶん…あんたじゃあ一生かかってもセレナに勝てないね?」クスッ
キャル「……………」ブチッ
キャル「マッシブーン」
キャル「このブスの頭を潰して」
キャル「誰かわからなくなるくらいに」
マッシブーン「(了解。キャル)」
キャル「爆裂パンチ!」
マッシブーン「(ウオオー!)」
ドドド
ヒカリ「!」
ポッチャマ「ポチャッ!」サッ
キャル「!」
ポッチャマ「ポ………」ガクッ
ヒカリ「ポッチャマ!」
キャル「あーあ、邪魔が入ったかぁ…」
キャル「まぁ、でも邪魔なペンギンもいなくなったし…次はあんたの番だね?」
ヒカリ「ポッチャマ!しっかりして!」
ポッチャマ「ポチャ…」
キャル「アハハ、見てよマッシブーン!ブスが汚い顔で泣いてるよ?」
マッシブーン「(ああ、そうだな)」
ヒカリ「…………許さない!」キッ
キャル「は?」
キャル「…………死に損ないの癖に何言ってるの?」
ヒカリ「…………あんまり使いたくないけど使うか…」ボソッ
キャル「……だから何をブツブツと……」
ボンッ
パッ
キャル、マッシブーン「!」
キャル「………え?何で急に暗く……?」
キャル「これからって時なのにぃ!照明でも落ちたの?」ブー
マッシブーン「(…………いや、ここは私のウルトラホール内だ…それはあり得ない………)」タラーッ
キャル「……………え?」
ヒカリ「………覚悟しなさいよ?」
キャル「!?」
ヒカリ「………今からあなたに悪夢を見せてあげる」
キャル「悪……夢………?」
ヒカリ「やって」
ヒカリ「ダークライ!」
ダークライ「……………」
オオオオオ
キャル「!?」
マッシブーン「(な、何だあのポケモンは!?)」
キャル「だ、ダークライ…!?」
ダークライ「…………………」
キャル「は、ははは……何のポケモンかしらないけどさ……」
キャル「わ、私とマッシブーンに勝てるわけないじゃない!」
キャル「やって!マッシブーン!爆裂パン………」
マッシブーン「(うぅ…………)」クラッ
キャル「…………え?」
マッシブーン「(な、なんだ…きゅうにねむく………)」クラクラ
キャル「な、何言ってるのよマッシブーン!」
ヒカリ「急に暗闇が訪れたら気をつけて?」
キャル「え……?」ビクッ
ヒカリ「そこは……永遠の悪夢の入り口だから」
キャル「え、永遠の悪夢………?」
マッシブーン「………ZZZ」
キャル「ま、マッシブーン!何寝てるの!?起きて……」
マッシブーン「(ギャアアー!)」ビクンビクン
キャル「マッシブーン!?」
ヒカリ「マッシブーンは見てるんだよ」
ヒカリ「悪夢を」
キャル「………ひぃぃ……」ビクッ
ヒカリ「ダークライ」
ダークライ「……………」スゥッ
キャル「!?」ビクッ
ヒカリ「その子にも案内してあげて?夢の世界に」
ダークライ「………………」スッ
キャル「や、やめて……許してよ…?」ガタガタ
キャル「も、もう魔王軍も抜ける!今までの事も全部謝るからっ!」
ヒカリ「…………………」
キャル「>>安価」
安価近いレスの中
あ、ちょっと漏れちゃった・・・
キャル「(な、なんなのよコイツ…)」ガタガタ
キャル「(あっ、やばっ…ちょっと漏れちゃった…)」
ヒカリ「オヤスミなさい」
キャル「う…あぁ…………」
キャル「………………」バタッ
キャル「」ブクブク
ヒカリ「ありゃりゃ…気絶しちゃった…」
ダークライ「…………………」
パキパキパキ
ヒカリ「!」
ヒカリ「マッシブーンを倒したから元の場所に戻ったのか…」
ヒカリ「早くポッチャマを手当てして…」
キャル「」
ヒカリ「…………………」
ヒカリ「この子も魔王軍だし、一応シロナさんのとこにつれてくか……」ズルズル
キャル「」ズルズル
ヒカリ「………うわっ、この子おしっこ漏らしてるよ…ダイジョバナーイ…」ズルズル
~美術館三階~
サトシ「……ここがオーナー室か…」
ガチャッ
カリン「…………………」
サトシ「……ルネで見た人……」
カリン「………久しぶりね?坊や」ニコッ
カリン「私に何か用?」
サトシ「お前を倒しにきた」
サトシ「俺とバトルしようぜ!カリン!」
カリン「>>安価」
安価 近いレスの中
何を言い出すのかと思えばそんなこと?
まぁいいわ、相手してあげる
カリン「何を言うかと思えば……そんな事?」
サトシ「!」
カリン「バトル……ね…ふふっ」
サトシ「何がおかしいんだ!」
カリン「ごめんなさい?」
カリン「いいわよ?坊や。お姉さんが相手シてあげる?」
カリン「ルギア!」
ボンッ
ルギア「ギアァァァ!」
サトシ「!」
サトシ「銀色のポケモン…ルギア!」
サトシ「ホウオウ!」
ボンッ
ホウオウ「ホウー!」バサッ
カリン「……七色の羽を持つポケモンホウオウ…芸術的ね」ウットリ
カリン「ルギア」
サトシ「くるか!」
ホウオウ「ホウ!」サッ
カリン「エアロブラスト!」スッ
ルギア「ギアァァァ!」
ドーン!
サトシ「!?」
シュオオ
サトシ「天井を破壊した…?」
ホウオウ「オウ………?」
カリン「ふふふ、私達のバトルに天井は邪魔でしょ?」
カリン「さぁ、きなさい?坊や。お姉さんが相手してあげる」クスッ
カリン「早速ヤりましょう?」
サトシ「………いくぜ!」
ホウオウ「オウ!」
~フラダリカフェ~
スイレン「はっ!」ピクッ
アセロラ「ふぁ?どうしたのスイレン?」
スイレン「……何となく…嫌な予感がした……」
リーリエ「?」
~ウルトラホール ゴルフ場~
カヒリ「どうですか?このゴルフ場」
カヒリ「ちゃんと手入れも行き届いていて素敵でしょ?」
カヒリ「私…フラダリ様が世界を統一した暁には、街一つを頂いて、ゴルフ場を作ろうと思ってるんです」
ライチ「…………ふーん、あんた意外と自己中な奴なんだね」
カヒリ「自己中とはなんですか!ゴルフは紳士淑女のスポーツですよ!」プンプン
ライチ「あっそ、ならさ?魔王軍なんかやめてプロゴルファー一本に絞ってくんない?」
カヒリ「却下です」
ライチ「………………」
カヒリ「…………………」
カヒリ「カミツルギ!」ボンッ
カミツルギ「(お呼びか?カヒリ)」
ライチ「カミツルギ…ウルトラビーストか」
カヒリ「ヒラッヒラだからって舐めないで下さいね?」
ライチ「……だとさ!アクジキング!」ボンッ
アクジキング「(やっと出番かぁ!)」
カヒリ「!」
カヒリ「……貴女もウルトラビーストを?」
アクジキング「(相手はカミツルギかぁ)」
カミツルギ「…………………」
アクジキング「(ゼンリョクで暴れていいか?ライチ)」
ライチ「ああ、ここはアイツのつくった世界。存分に暴れてやりなさい?」
アクジキング「(太っ腹だぜライチ!)」
ライチ「誰の腹が出てるって?」
アクジキング「(ヨォ!久しぶりだなぁ?カミツルギィ!)」
カミツルギ「>>安価」
安価 近いレスの中
貴様などすぐにホールインワンしてくれる
カミツルギ「(ふんっ!相変わらず粗暴な態度だなアクジキング殿)」
アクジキング「(あ?)」
カミツルギ「(貴様なんぞ、すぐにホールインワンしてくれるわ!)」クワッ
アクジキング「(おーおー、言うねぇ!)」ゲラゲラ
ライチ「アクジキング!さっさとアイツ潰すわよ!」
ライチ「ドラゴンテール!」
アクジキング「(オラーっ!しねー!)」ギャハハ
ズオオ
カヒリ「まったく、どっちが悪者かわかりませんね」ハァ
カヒリ「カミツルギ!剣の舞い!」
カミツルギ「(御意!)」キンキンキン
ライチ「!」
カヒリ「リーフブレード!」
カミツルギ「(はぁっ!)」
スパッ
アクジキング「(おっ?)」スパッ
ライチ「……切り裂いた……」
カミツルギ「(ふふふ、どうかな?我が剣の味は?)」
アクジキング「(………………)」
カヒリ「…………私とカミツルギに……」
カヒリ「斬れぬものなどこの世にはありません!」キッ
ライチ「………へぇ?」
アクジキング「(ギャハハ!おもしれーぜ!)」ゲラゲラ
ライチ「アクジキング!アイアンテール!」
アクジキング「(ほらぁ!どんどんいくぜカミツルギ!)」
ズオオ
カヒリ「居合い切り!」
カミツルギ「(ふんっ!)」
スパン
アクジキング「(おお……!)」スパッ
カヒリ「無駄ですよ」
ライチ「!」
カヒリ「さっきも言ったでしょ?私達に斬れないもの何て無いって」
ライチ「………………」
カヒリ「私は魔王軍新四天王の長」
カヒリ「いくら貴女が解放軍のNo.2とはいえ、私には勝てませんよ」
カヒリ「抵抗はやめて大人しく首を差し出して下さい」
カヒリ「そうすれば……痛くないように首をハネてあげますよ?」ニコッ
ライチ「ふんっ」
カヒリ「?」
ライチ「なーにが、ゴルファーは紳士淑女のスポーツよ?この自己中女が」
カヒリ「な……!」
ライチ「あんた……そんな性格じゃあ彼氏できないよ?」クスッ
カヒリ「>>安価」
安価 近いレスの中
少なくとも、あなたのような人にだけは言われたくありません
カミツルギ、あいつの服だけ斬り裂け
カヒリ「少なくとも…貴女のような人には言われたくありませんね」
ライチ「あ?」カチン
アクジキング「(ギャハハ!言われてんぞライチィ!)」
ライチ「るせー!」ゴツン
アクジキング「(いだっ!)」
カヒリ「……少し、趣向を変えましょうか?」
ライチ「?」
カヒリ「カミツルギ、アイツの服だけを切り裂け」
カミツルギ「(御意に)」シュンッ
ライチ「なに!?」
ビリ
ライチ「!」
ハラリ
カミツルギ「(はぁぁぁ!)」スパスパスパ
ライチ「うっ……!」
スパン スパン
カヒリ「うふふ、キレーな肌ですねぇライチさん?」クスッ
ライチ「……ちっ!///」バッ
カヒリ「あら?ガサツそうに見えて羞恥心も持ち合わせてるんですね?」
ライチ「何が淑女よ!この変態が!」
カヒリ「変態という名の淑女ですから」ニヤッ
ライチ「(女にモテても嬉しくないわよ!)」
アクジキング「(テメェ!いい加減にしやがれカミツルギ!)」グイッ
カミツルギ「(ふんっ、悪食の王め…!)」
カミツルギ「(その腹!かっ捌いてくれるわ!)」
カヒリ「カミツルギ!聖なる剣!」
カミツルギ「(はぁぁぁ!)」
スパン
アクジキング「(ギャアアー!)」
ライチ「………………」
カヒリ「うふふ!アクジキングのお腹が開いちゃったわね?」クスクス
バシャアア
カミツルギ「(ふんっ、汚い胃液だ)」
カヒリ「さて、アクジキングは片付いた」
カヒリ「次は貴女の番よ?」
ライチ「………………」
カミツルギ「(……………)」
カヒリ「ん?どうしたのカミツルギ?」
カミツルギ「(おかしい……)」
カヒリ「え?」
カミツルギ「(奴を倒したハズなのに、力が湧いてこない……)」
カヒリ「は?」
ライチ「気がすんだ?」
カヒリ「は……?なにを……」
ライチ「アクジキング」
アクジキング「(おお~、流石に腹をかっ捌くのはやりすぎだぜ?カミツルギ)」
カミツルギ「(……な!?)」
ライチ「アクジキング、奴を捕まえろ」
アクジキング「(はいよ)」ズンム
カミツルギ「!?」グッ
カヒリ「……くっ!カミツルギ!アクジキングの手を切り裂いて!」
カミツルギ「(くそっ!)」ズバズバ
アクジキング「(…………………)」
カヒリ「な、なんで……!?」
カミツルギ「(斬れない!?)」
ライチ「アクジキング、絞りとれ!」
アクジキング「(おおよ!)」ググッ
カミツルギ「(ギャアアー!!)」
カヒリ「カミツルギ!」
ライチ「ねえ」
カヒリ「!」
ライチ「これは戦争だ」
ライチ「あたしはさぁ…勇者の仲間達と違って甘くはないからさ」
カヒリ「………な…」
ライチ「アクジキング」
ライチ「食え」
アクジキング「(頂きマンムー)」アーン
カミツルギ「(な、なにを……やめ……)」
バクッ
バリボリバリ
ギャアアー
バリバリ
カヒリ「え………あ………?」ガタガタ
アクジキング「(ごっくん)」
ライチ「どうだったー?アクジキング?」
アクジキング「(ああー、やっぱアイツペラッペラで腹の足しになんなかったな…)」ゲフッ
アクジキング「(もっと肉のあるもんが食いてぇなぁ?)」チラ
カヒリ「………へ?………あ?」ガタガタ
ライチ「だとさ」
カヒリ「え……?え……?」ブルブル
アクジキング「(なぁライチィ?)」グー
ライチ「>>安価」
安価 近いレスの中
ちゃんと食べ残しが無いようにね
ライチ「ちゃんと食べのこしが無いようにね?」
アクジキング「(俺様をだれだと思ってるてんだ!)」プンプン
カヒリ「ひ…あ?」
アクジキング「(うんしょ)」ズンム
カヒリ「!?」
カヒリ「な、何するの!?や、やめてよー!」 グイグイ
アクジキング「(………………)」ググッ
カヒリ「…………や、やめて…」グスッ
ライチ「…………………」
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
メキメキメキ
ライチ「ふぅ、やっとウルトラホールから出れた」
アクジキング「ゲップ」
ライチ「下品ねぇ」ウワッ
ライチ「ほらっ、さっさとカリンを倒しにいくわよ!」パシン
アクジキング「(わ、わかってらぁ!食後の一服くらいさせろっ!)」
キリがいいので、続きは次スレから行きたいと思います
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【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」2
【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」2 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495719130/)
もう少しなので、できればお付き合いお願いします
おつ
カヒリさん…
このSSまとめへのコメント
いいんじゃないですかねー
楽しみにしてますっ