千歌「あ～もうすぐ春だー！」


梨子「桜が咲いてくる季節だね」


千歌「梨子ちゃんは桜内梨子っていうからには桜好きでいないとだね～」ﾆﾔﾆﾔ


梨子「えっ？私は別に桜は好きだけど…」


千歌「まあまあ！桜って綺麗だよね～」


梨子「そうね今度桜の絵を描いてみようと思うの」


千歌「おぉ！いいね！出来たら見せてね！」


梨子「うん！」


千歌「そういえば春は別れの季節ともいうよね…」


梨子「そうね…今まで近くにいた人達が遠くへ行っちゃうんだもの悲しい季節でもあるわね」


千歌「でも前向きに考えれば新しい出会いもあるってことだよ！」


梨子「私達も春に出会ったからね」


千歌「うん！」


梨子「千歌ちゃんは高校卒業したらどうするの？」


千歌「急だね…私は旅館を受け継ぐって今は考えてるよ」


梨子「うふふ♪やっぱり千歌ちゃんはそうだよね♪」


千歌「梨子ちゃんはどうするの？」


梨子「私は今のところ何も考えてないんだ…」


千歌「何で？」


梨子「今のAqoursがなくなっちゃったら私は何もないから…」


千歌「そんな事ないよ！梨子ちゃんはピアノが上手だし優しくて料理も出来て気が利くしいろんな才能があるよ！」


梨子「ありがとう…私Aqoursがなくなるなんてあんまり考えたくないなぁ…」



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