桃華「ふたりは」梨沙「ももぺあ!」 (39)
アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
書き溜めあり、短めです。
前作
桃華「魔法少女マジカルモモ!」
桃華「魔法少女マジカルモモ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488986290/)
梨沙「魔法少女マジカルペアー!」
梨沙「魔法少女マジカルペアー!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489146818/)
の続きとなりますが単品でも問題なく読めると思います。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489408737
(桃華ルーム)
桃華「今週も、もうすぐわたくし主演の『魔法少女マジカルモモ』が放映される時間ですわ!」
ありす「この日を心待ちにしていました」
桃華「ありすさんったら、前日から泊まられてまで楽しみにしていただけるのは有難いですけど…」
ありす「べ、別にそういうわけではありません!2クール目からは私も出演することになりましたし、番組の雰囲気を少しでも掴もうとですね?」
桃華「うふふ、そういうことにしておいて差し上げますわ」
(ガチャッ)
梨沙「おっは~!」
桃華「あら梨沙さん、ごきげんようですわ!」
ありす「おはようございます」(ー人ー)ナムー
梨沙「ちょっとありす!なんで人の顔見るなり拝んでるのよ!」
ありす「はっ…!すみません、つい…」
梨沙「ったく…この前の握手会でもアタシの顔見て拝むファンが結構居たし…なんだってのよ!」
桃華「それだけあのツルッ…ぶふっ…失礼、あの髪の毛の無い梨沙さんが衝撃的だったのでしょうね」
ありす「神々しさすら感じる程の見事な禿げ上がり方でしたからね、あれを思い出すとつい拝んでしまいます」
梨沙「やめなさいよ!最近じゃちょっと露出が高い恰好すると『梨沙様になんて破廉恥な恰好をさせるのか!』とか変なクレーム来るようになってんのよ!?」
ありす「いっそのことクラリスさんや道明寺さんとユニットを組んでみては?」
梨沙「だからアタシはお坊さんじゃな~~~い!!!」
桃華「まあまあ、お二人とも、そろそろ始まりますから一旦落ち着いて」
梨沙「ったく…前回は確か…」
ありす「前回は眼鏡をかけた真面目そうな女生徒が変化した怪物『バステト』と戦った所ですね」
ありす「一撃離脱の戦法を取られてダメージが蓄積していた所で、おびき寄せようと『猫なら魚が好きなはず!』と魔法で魚を出したらなぜか相手が怯んだので、そこをすかさずリサの髪の毛で拘束!」
ありす「そのまま口に大量の魚をねじ込んで倒しましたね」
桃華「変身が解けた後も『怪物を倒したからといって魚が無くなっているのは不自然』という監督さんのお言葉で女学生さんの口にお魚をねじ込まれていたのは気の毒でしたわね…」
梨沙「魚が好きとか嫌い以前に生魚をあんなに大量に口にねじ込まれたらキツイわよね…」
ありす「前…こほん、女学生役の方は大丈夫だったのですか?」
桃華「…本人の名誉のためにノーコメントですわ」
梨沙「あっ、そろそろ本編始まるわよ!」
モモカ『皆様ごきげんよう!モモカですわ!』
ありす「おお~~~~!!!」キラキラ
梨沙「ちょっ…ありすうるさいわよ!聞こえないじゃない!」
ありす「あっ…すみません、つい滾って…」
『第10話 なんじゃ!?忍者!?』
ティーチャー・ヘレン『ヘーーーイ!!!グッモーニンステューデンツ!!!』
生徒達『ティーチャー・ヘレン!ヘーーーイ!!!』
ティーチャー・ヘレン『オーケイナイス世界レベル!さあ皆、今日は写生大会よっ!』
ティーチャー・ヘレン『題材はここ、「ザ・ワールド自然公園」内にあるものなら自由!皆の世界レベルな絵を期待しているわ!』
モモカ『名前はともかく、ここは自然がいっぱいでとても過ごしやすい所ですわね』
リサ『そうですね、まるで時間が止まっているかのようです』
ハルチン(おいお前達!)
モモカ(…人が折角自然を堪能しているというのに、何ですの?)ジトッ
ハルチン(それがよぉ…例の人間を怪物に変えちまう「何か」に関連するモンがどうやらこの辺りにあるみたいなんだよ)
モモカ(…原因自体は判明していないのにそういうことはわかりますの?)
ハルチン(あ~…ヒョウの野郎が今まで戦った怪物の魔力と似たようなのをこの辺りで感じるって言ってやがるんだよ)
モモカ(ふぅん…)
リサ(…モモカ?)
モモカ(ハルチンさん、この際ですからはっきり言わせていただきます)
ハルチン(な、なんだよ…!)
モモカ(あなた、以前この怪物騒ぎは魔法界由来の何かが原因だとおっしゃっていましたわね?)
ハルチン(言ったな?)
モモカ(自分の世界の不始末をあなたの世界の人間で直接処理をせずわたくし達にやらせる、という所からして不可解ですわ)
モモカ(人間を怪物に変える何かで良からぬ事を考えている者、もしくは者達がそちらの世界に居る…とは十分考えられますわよね?)
ハルチン(そうかもな)
モモカ(まぁハルチンさんは単純ですしそこまで腹芸が得意ではないとは思いますけど)
ハルチン(…おいっ!)
モモカ(とにかく!わたくし、魔法界自体には不信感を覚えていますの、それだけは忘れないで下さいまし)
モモカ(…ヒョウさんもですわよ?)
ヒョウ君(…)
リサ(まあまあモモカ、とりあえずアタシはこの騒動を解決する手伝いをするって約束しちゃってるしね、なんだったらアタシだけでも手伝ってあげるわよ)
ティーチャー・ヘレン『ヘイッ!モモカ!リサ!この私から目をそらすだなんてなかなか世界レベルな度胸ね!』
モモカ『あっ…ご、ごめんなさいですわ』
リサ『…ごめんなさい』
生徒1『…ティーチャー・ヘレン!』
ティーチャー・ヘレン『何かしら?』
生徒1『世界レベルの絵を描くからにはその題材も世界レベルである必要があると思います!』
ティーチャー・ヘレン『イグザックトリィ!道理ね、続けなさい?』
生徒1『ですので…ティーチャー・ヘレン!どうか絵のモデルになって下さい!』
生徒2『私からもお願いします!』
生徒3『私たちに世界レベルを魅せて下さい!』
生徒達『ティーチャー・ヘレン!ティーチャー・ヘレン!ティーチャー・ヘレン!』
ティーチャー・ヘレン『ビー…クワイエッッッット!!!』ドォン!
生徒達「…!?」
???・ヘレン『今の私はティーチャー・ヘレンではないわ…』
生徒4『で、では…?』
モデル・ヘレン『今の私は、モデル・ヘレン!さあ、世界レベルの絵画モデルというものを見せてあげるわ!』ビシィッ!
生徒5『す…凄い!微動だにしていないのにその体からあふれ出る躍動感!』
生徒6『その体が…指先の一つに至るまですべてが今にも踊りだしそう…!』
生徒7『これが…静なるダンサブル…!?』
モデル・ヘレン『さあ、指を動かしなさい!世界を余すところなく、そのカンヴァスに写し取るのよ!!!』
生徒達『はい!モデル・ヘレン!!!』
リサ(…じゃあアタシはハルチン達の言ってたトコを見てくるけど、あんたはどうする?)
モモカ(…リサさんが行かれるのでしたらわたくしも参りますわ)
モモカ(旅は道連れと言いますでしょ?)
リサ(わかったわよ、んじゃあ行きましょ)
モデル・ヘレン『ヘイ!モモカ!リサ!どこに行くというの?』
リサ『あっ…』
モモカ『その…わたくし達は何か別の題材を探してみようかと…』
モデル・ヘレン『ふむ…与えられた世界レベルに満足せず、新たな世界レベルを探しに行く…』
モデル・ヘレン『実に世界レベルな選択よ!良いわ、行ってらっしゃい!その目で世界を見分してくるのよ!』
生徒A『さすがモモカさん…』
生徒B『目先の世界レベルにとらわれないだなんて…』
生徒C『我々には出来ない事を易々と実行する…』
生徒D『そこに痺れる憧れる…』
モモカ『で、では…そういうことですので~』
リサ『失礼します~』
ありす「…あれ、主役って誰でしたっけ?」
桃華「このシーンだけで言うなら間違いなくヘレンさんですわね…」
梨沙「というか世界観が完成され過ぎてて太刀打ちできないわよあんなの」
ありす「実況等を見ていてもヘレンさんが出てくると速度が凄い事になりますからね」
桃華「いつかヘレンさんと対等に渡り合える日が来るのでしょうか…」
梨沙「…菜々とか楓さんレベルにならないとダメなんじゃない?」
桃華「…頑張りましょう」
リサ『う~ん…そろそろ?』
ヒョウ君『…』
ハルチン『ヒョウが言うにはもうそろそろみたいだな』
リサ『…モモカ~?ついてこれてる~?』
モモカ『はぁ…はぁ…な、なんとかですわ…』
ヒョウ君『…』
リサ『あっはは!ヒョウ、あんた上手いこと言うわね!』
ハルチン『こいつこう見えてなかなかおもしれーんだよな、これでこっちに喰いついてこなけりゃなぁ…』
モモカ『…ヒョウさんは何を言われましたの?』
リサ『え?あ~…ぷふっ!思い出しただけで笑いが…!』
モモカ『リサさん!?』
ハルチン『まぁ…これはコイツの言い方もあるしなぁ、オレ達の口から聞いても面白くないと思うぞ?』
ヒョウ君『…』
リサ『あっははははは!ヒョウやめて!お腹痛い!!!』
ハルチン『ははははっ!言うじゃねえかおい!』
モモカ『くっ…酷い疎外感ですわ…!』
リサ『…あら?なんか開けた所に出たわね』
ヒョウ君『…!』
ハルチン『お、おい…これって…』
モモカ『なんですの?青いお花が沢山さいていますけど…?』
ヒョウ君『…』
リサ『…「月夜の遠吠え」?』
ハルチン『ああ…この花には理性を失わせる成分が含まれているんだ』
ハルチン『少量だとちょっとイライラする程度なんだけど、この成分を大量に集めるたのを投与されると周囲のヤツを無差別に襲うようになるんだ』
ハルチン『昔魔法界でこれを利用して国家転覆を図ろうとした奴がいて、それ以来栽培が完全に禁止されていたハズの花だぜ』
リサ『そんなヤバイのがどうしてここに、こんな大量にあるのよ!?』
モモカ『…ハルチンさん、その「月夜の遠吠え」はこちらの世界にも自生していますの?』
ハルチン『いや、これはこっちの世界だけに咲いている花のはずだぜ…それがこっちにあるってことは』
モモカ『何者かが持ち込んで植えた…』
ヒョウ君『…』
ハルチン『そうだろうな…』
梨沙「ここの晴の長台詞は大変だったわね~」
桃華「単純に長い上に難しい言葉が多いですしね、しょうがないと思いますわ」
梨沙「それにしたってNG出し過ぎじゃなかった?」
桃華「でも梨沙さん、自分があれを読むことになったとしたら…さすがに辛いのではなくて?」
梨沙「まぁ…そうねぇ」
ありす(撮影時の裏話まで聞けるだなんて…幸せです…!」
桃華「ありすさん、声が漏れていますわよ?」
ありす「はっ…!?な、なんでもないえふ!」
梨沙「そんな動揺しないでも…」
(ザザッ…)
モモカ『…あら?今何か…』
(ザザッ…ザザザッ…)
リサ『モモカ!何か居るわよ!』
(バッ!)
忍装束を着た少女『これを見たものは生かして帰さぬ…!』
忍装束を着た少女『お命、頂戴…!』
(ズオオォォォ…!)
ナラク『ドーモ…』
リサ『くっ…モモカ!変身するわよ!』
モモカ『ええ!』
(変身バンク中)
桃華「ああ…またわたくしの裸体が全国に…」
ありす「…あの、桃華さん?」
桃華「なんですの?」
ありす「あれはそう見えるだけで本当に裸は映っていませんよ?」
桃華「ええっ!?そ、そうなのですか!?」
ありす「桃華さんの変身シーンを何度もコマ送りで穴が開くほど見た私が言うんですから間違いありません」
梨沙(…ん?)
桃華「はぁ…良かったですわ!そうですわよね、こんな時間でそこまで破廉恥な映像を放映しているはずありませんでしたわね!」
ありす「桃華さんの懸念が払拭されたようで良かったです」
桃華「ええ、本当に…うふふ」
梨沙「ありす…あんた…」
ありす「おおっ!戦闘が始まりますよ!」キラキラ
ナラク『イヤーッ!』ドガァッ!
リサ『くうっ…!』
ナラク『イヤイヤイヤーッ!』ドドドドッ!
リサ『うぐっ…!攻撃が苛烈過ぎて防御するだけで精一杯だわ!』
モモカ『ラブリー…ピーチ・シャワー!』シュバババババッ!
ナラク『ワッショイ!』ヒュン!
(ドガガガガァァァァン!)
モモカ『…ダメですわ!散弾でもカスりすらしません!』
リサ『ったく!こんなの相手にどうすりゃ良いのよ!?』
モモカ『せめて足を止めませんと…はっ!そうですわ!』
モモカ(リサさん!)
リサ(どうしたのよ!?)
モモカ(…ということで…)
リサ(…成程、…ってことね)
モモカ(ええ!)
リサ(わかった、いつでもやれるようにしておく!)
モモカ『では…ラブリーピーチシャワー!全開で!いきますわよ!』シュバババーン!
ナラク『ワッショイ!』ゴウランガ!
モモカ『最大範囲で撃っても綺麗に避けて下さるだなんて…!』
モモカ『こ…来ないで下さいまし!』シュバババッ!
(ドドドドン!)
モモカ『しまった!視界が…!』
(ズオッ!)
ナラク『サンシタガ…』
モモカ『ひっ!目の前に…!』
ナラク『ハイクヲヨメ………グワーッ!?』
モモカ『ふふっ、かかりましたわね!』サッ!
リサ『モモカの周囲には、アタシが髪の毛を這わせてマキビシみたいにしておいたのよ!』
モモカ『あなたの足は髪の毛で地面に縫い付けられて、もう動きませんわ!』
ナラク『ウッ・・・グッ・・・!』
モモカ『リサさん!あれをやりますわ!』パァァァァ…
リサ『オッケー!いつでも良いわよ!』パァァァァ…
モモカ・リサ『モモペア・フラーッシュ!』
ナラク『アバーッ!・・・サヨナラ!!!』
(ドオォォォォン・・・)
忍装束を着た少女『…はっ!?日課の忍びの訓練をしていはずが…なぜこんなところに?』
忍装束を着た少女『ってこんな時間~!?はやく学校に行かねば~!』だっだっだっ
モモカ『あの方はこのお花に関係しているわけではなさそうですわね』
ヒョウ君『…』
ハルチン『犯人の番犬代わりに使われていたみてーだな』
リサ『んで…この花どうするの?』
ヒョウ君『…』
ハルチン『これがあったってことはわかったし、ここから犯人に繋がるモンは無なさそうだから…今後悪用されないためにも吹っ飛ばしておいてくれ』
リサ『わかったわ!』
モモカ『お花には罪はないですけど…ごめんなさい!』
(ドォォォォォン…)
リサ『…げぇっ!もうこんな時間!?怪物まで出てきたからかなり時間食っちゃったわね』
モモカ『戻る時間も考えますとここから何か題材を探すのは難しいですわね…』
リサ『どうしよ…あんだけ皆のハードル上がってる状態で出て行って「見つかりませんでした♪」は言えないわよ!?』
モモカ『こうなったら…』
リサ『なったら…?』
モモカ『最後の手段、ですわ!』
(夕暮れ時)
ティーチャー・ヘレン『ヘーイ!そろそろ時間よ!皆、絵は描けたかしら?』
生徒達『は~い!』
生徒1『モデル・ヘレンの姿を可能な限り写実的に描いてみました!』
生徒2『キュビズムに挑戦してみました!』
生徒3『風景とモデル・ヘレンの調和を意識して描いてみました!』
ティーチャー・ヘレン『オーケーオーケー、皆の絵…いえ、絵画は後でじっくりと見させてもらうわ…それで、モモカとリサは?』
(タッタッタッ…)
モモカ『も、戻りましたわ~っ!』ハァハァ
リサ『…もどりました』
ティーチャー・ヘレン『時間ぴったりね、実にグッドよ!』
ティーチャー・ヘレン『それで…絵は描けた?』
リサ『えっと…』
モモカ『わたくし達が描いてきたのは…これですわ!』
ティーチャー・ヘレン『これは…お互いを描いてきた、という事?』
モモカ『ええ、色々と見て回ったのですけれどこれといったものが見つかりませんで…』
モモカ『そんな中ふと目が留まったのがわたくしの大切な友人であるリサさんだったのですわ!』
ティーチャー・ヘレン『成程…題材を求めて歩き回ってみたら一番の題材は自分のすぐ横に居た、という事ね!』
リサ『私も…そんな感じです…///』
生徒A『尊い』
生徒B『尊い』
生徒C『尊い』
生徒D『尊い』
ありす『尊い』
梨沙『ありす!?』
桃華『うふふ、ここのシーンは少し恥ずかしいですわね』
ティーチャー・ヘレン『ふっ…あなた達の美しい友情を魅せられて、皆の語彙力も無くなってしまったようね』
ティーチャー・ヘレン『認めるわ!モモカ、リサ…ナイス世界レベル!!!』
生徒達『ナイス世界レベル!ナイス世界レベル!ナイス世界レベル!』
ティーチャー・ヘレン『さあ皆!そろそろ帰る時間よ!家に着くまでが写生大会!最後まで気を抜かないようにね!』
生徒達『はーい!』
モモカ・リサ『はーい!』
(夜)
???『あ~あ、折角育てたお花さん達がこんなになっちゃった…』
???『ひどいなぁ…お花さん達に罪は無いのに』
???『…これはもう許してはおけないね!』
???『目障りな魔法少女ちゃん達、お花さん達が受けた痛みと悲しみを…その身で味わってもらうよ!』・ワ・
ありす「おお…次はついに今まで謎に包まれていた黒幕が出てくるのですか…!?」
桃華「うふふ、先の展開はお楽しみにしていただくとして、1クール目の最終盤ですからね、戦闘なども見どころ沢山ですわよ」
梨沙「そーね…」
ありす「た…楽しみです!今から来週が待ち遠しいです!むしろ早く次の回を放映してほしいです!」
梨沙「ほらありす、次回予告始まるわよ」
モモカ『「月夜の遠吠え」の群生地は破壊しましたけれど、これで怪物に変化する人が減ってくれるのでしょうか』
『モモカの想い空しく出現する怪物、そして同時に姿を現す魔性のフラワーマスター』
『圧倒的な力の差を見せつけられ、絶体絶命の窮地に立たされるモモカとリサ』
リサ『もう二度と髪の毛が生えなくてもいい…だから、ありったけを!』
『次回、リサさん』
モモカ『次回も、わたくしが癒してさしあげますわ!』
ありす「次回…リサさんがどうなっちゃうんですか!?ちょっとなんでもう終わるんですか!もっと情報を!!!」ガッシ
桃華「ありすさん!テレビにしがみつかないでくださいまし!」
梨沙「ヒートアップし過ぎでしょ…どうしてもっていうならこの先の展開教えるけど?」
ありす「うぐぐぐぐ…っ!凄く聞きたいですけどちゃんと放送で楽しみたいので遠慮します…!」
ありす「ああでも…でもすごく気になります…!」
梨沙「まったく…」
桃華「うふふ、ここまで熱中していただけるのは嬉しいですけれどね」
梨沙「そうだけど…あっ、そろそろお腹も空いてきたし、またご飯食べに行かない?」
桃華「良いですわよ…ありすさんはどうされます?」
ありす「もちろん行きます!」
梨沙「んじゃあちょっと準備してくるから!」
桃華「ええ、準備出来ましたらいらして下さいね」
梨沙「はいはい、んじゃ!また後で!」
(バタン)
ありす「ではその間に今日の放送をもう一周…」
桃華「はいはい、ありすさんもお出かけの準備ですわ」ガシッ
ありす「あっ、あっ、そんな待ってください…せめてOPだけでもぉぉぉぉ…!」ズルズル…
おわりです。
お付き合いいただきありがとうございました。
ナラクニンジャ=サンはしめやかに爆発四散
乙
黒幕が何美ちゃんか気になるな
おつおつ
乙
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