【モバマス】Five Nights at Produce (20)

人材求む!


346プロダクション
0時~6時までの臨時プロデューサーを募集しています。
お仕事内容 プロデューサーとしてアイドル達とコミュニケーションをとる素敵なお仕事です♪
デスクで過ごしていただくだけ。業務としての経験や実績などは問いません!

週給120モバコイン
週間ボーナスとしてスタドリも付きます。(費用は給料から差し引き)


注意
アイドル達との関係がどのようなものになったとしてそれによる問題の責任は
当プロダクションは一切負いません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488728454

第1夜

トゥルルル,,,トゥルルル,,,ガチャリ

『,,,ハロー、ハロー?』

『えーっと、364プロダクションへようこそ! でいいのかな?』

『これは僕が来れない時のためにとりあえず一週間分、この仕事に関する録音をとっています。』

『たぶん緊張してるだろうけど、何も心配することはないよ。』

『僕にとっても、そしてきっと君にとっても最高の職場さ。』

『でも、僕が復帰したら君にはしっかり退職してもらうからね。羨んじゃダメだよ。この席は僕の席さ。』

『えーっと そうそう、肝心の仕事内容のことだったね。』

『内容は簡単。アイドル達とコミュニケーションで絆を深めるだけ!』

『僕なんかはそれを"親愛度"なんて呼んでるけどね。あはは。』

『それと、彼女たちは僕以外には人見知りだから最初はあまりコミュニケーションを取れないだろうね。』

『僕が居ない間、寂しい思いさせないように頑張ってくれよ?まあできないだろうけど,,,じゃない
えーっと、今のどうやって消すんだ?,,,うーん,,,まあ、メモに書いてテープと一緒に置いとけばいいか。
別にこんなの録らなくったって病気になっても○んでも出勤するんだけどなぁ,,,』

『あ、あー編集点編集点,,,えー、アイドル達に寂しい思いさせないように頑張ってくれ!』

『えーっと、とりあえず今日はこんなものかな。あっ、ちゃんと日誌は書いておいてね。
彼女たちの些細な変化も見逃さないように。』

『また明日録音するよ。それじゃあ素敵な夜を。』カチッブツッ

1日目業務内容

特に何もなし
どこかから視線を感じたような

ウィーン ピンポンピンポーン ピンポンピンポーン

「いらっしゃいませ~,,,あれ、センパイじゃないっすか! 」

「どうしたんですか?またここでアルバイトっすか?」

「え、違う?,,,,,,アイドル事務所!?プロデューサーっすか!?やべー!!」

「誰!?どんな子が居るんすか!?俺、映画とかよく見るんでアイドルには結構自信ありますよ!」

「さくままゆ?おがたちえり?うーん、ちょっとわかんないっすね~,,,え?いや!映画にもアイドル結構でてたりするんすよ!?本当ですって!」

「まったく,,,あ、そろそろ店長の目が怖いんでレジ戻りますね。ちなみにまだ今月のL王は入荷してないっすよ。」

「あ、帰りますか?じゃあ今度その映画のDVD貸しますから。ええ、はーい。ありがとうございました~。」

第2夜

トゥルルル,,,トゥルルル,,,ガチャリ

『あー、ハロー、ハロー?』

『昨日はどうだった?まあひどく落ち込んでるかもしれないけど切り替えていこう!』

『そう、それで何で深夜にアイドルが事務所に居るのか言ってなかったんだった。』

『この事務所は"アイドル第一"って理念を掲げているらしくてね。アイドルのストレスなんかを少しでも減らすため
やりたいことはできるだけやらせてあげようって方針なんだそうだ。』

『それで、夜もこの事務所に居たいって子がいるからアイドルのためにこの事務所は開放されているんだ。』

『だからね、深夜に,,,ん?どうしたまゆ。ああごめんな。今、仕事の最中でな。もうちょっと,,,そんなわけないだろ!
まゆが一番大事に決まってるじゃないか。』

『当たり前だろ。,,,うんうん。あはは、まゆは可愛いなあ。じゃあもう少し待っててな。』

『ふふ,,,えーと,,,なんだ、まあ今日もがんばれ』

『とりあえず、僕が復帰するまでのつなぎだと思えば君も気が楽なんじゃないかな。』

『それじゃあまた。』カチッブツッ

2日目業務内容

赤いリボンが特徴的な女の子に話しかけられる。他愛もないような世間話。
ツインテールの女の子がこちらの様子を窺うように見つめてきていた。

コンコン ガチャ

「センパーイ、来ましたよ~。」

「センパイ、部屋のチャイム壊れてるのちゃんと大家さんに言ったんすか?これ,,,」

「え,,,何って,,,昨日DVD貸すって言ったじゃないっすか!もう忘れたんですか?」

「ああ,,,って,,,まあいいや。あ、缶コーヒーとか店長からかっぱらってきたんで良かったら飲んでください。」

「センパイが正社員になったお祝いってことで(笑),,,え?アルバイト?なーんだ。おかしいと思ったんですよ~。」

「じゃあ事務の仕事とかっすかね?いいなぁ、まだ募集してたりしないっすか~。」

「え?本当にプロデューサー?臨時?へえ~!そんなのがあるんだ!すごい時代になったもんですね。」

「あ、電話,,,あー、すいません。来たばっかですけど、もう帰りますね。妹がうるさくって。」

「そう! 一番おすすめの映画なんですけど、妹に貸してて持ってこれなかったんですよ!」

「ひどい話っすよね。だから、次はそれ持ってきますね。」

「あ、今度その仕事まだ募集してないか聞いといてください!」

「それじゃさよなら!」

第3夜

トゥルルル,,,トゥルルル,,,ガチャリ

『ハロー、ハロー?』

『どうかな?問題なくやっているかい?』

『こう見えても君には結構期待しているんだ。早くこの仕事に慣れることだね。』

『きっともう彼女達とも立派にコミュニケーションとれていることだと思う。』

『だから,,,え?,,,うっうん。わかったよ,,,。』

『"Pさん"?僕の名前は○○だよ,,,。うん,,,。』

『はあ,,,えーっと、君もこの仕事に早く慣れるように,,,あっああ智絵里ごめんなすぐ』ブツッ

3日目業務日誌

リボンの女の子からコーヒーを淹れてもらう。彼女の恋愛の話をした。今 好きな人がいるようだ。
ツインテールの女の子に話しかけると、少しおどおどしながらも笑顔で応えてくれた。

やべぇよやべぇよ・・・

コンガチャ

「来ましたよ~。センパーイ。」

「といってもこの後すぐバイトなんですけど、ほら、昨日言ってたDVD持ってきました。」

「これホント演出がイカしてますから!他のホラーじゃこうはいきませんよ。絶対観といてください!」

「それと、俺もプロデューサーの仕事ちょっとやってみたいんで、その事務所の電話番号とか住所とか後でメッセージで送ってくださいっす。」

「そういえば、なんていう事務所なんですか?,,,346?へえ~まだマイナーな事務所なんすかねぇ?」

「まあいいや。今度また一緒の職場で働けるといいっすね!」

「それじゃ!」

第4夜

トゥルルル,,,トゥルルル,,,ガチャリ

『ハ、ハロー、ハロー?』

『もう君も四日目だね。きっとこの仕事のプロフェッショナルになっていることだろう。』

『流石だね。もう僕に教えられることは無いな。』

『業務日誌も書かなくていいよ。もともとこの仕事には含まれていないから。』

『実はこの仕事を辞めることになってね、君に話しかけるのももうさいヒィッ!!』

『ま,,,まゆ,,,智絵里,,,何か用かな?,,,』

『い、いや,,,違う,,,僕はその"P"って奴じゃない,,,。』

『ち、違う!この席は僕の席じゃない!』

『座らされていただけなんだ!僕はプロデューサーなんかじゃない!』

『,,,!,,,なに,,,持ってる,,,の?,,,まゆ,,,?』

『,,,っ!バンッゴトッ,,,,,,ナンデアカナインダヨ!ヒラケ!アケロ,,,,,,ヤ、ヤメテ,,,ヤメロオオオオオオオ!!』

『アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!,,,,,,,,』

『,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,』カチッブツッ

4日目業務日誌

リボンの女の子がお弁当を作って来てくれる。
美味しく頂いた。途中、彼女に食べさせてもらうこともあった。
ツインテールの女の子から四葉のクローバーをプレゼントしてもらう。
彼女のとても大切な物のようだ。
颯爽とした髪の長い女の子を見かけた為話しかけると、
最初は驚いたような顔でこちらを見つめてきたがすぐに笑顔で応えてくれた。
話の最中、しきりに"プロデューサー"と繰り返していた。

ウィーン ピンポンピンポーン ピンポンピンポーン

「いらっしゃいませ~、お センパイ。」

「センパーイ、アレ、送ってもらったやつ間違ってないっすか?」

「電話してみたんですけど出なくて、それでバイトの前に住所のとおりに行ってみたんすけど」

「それらしい事務所は見つからなかったんすよ。おかげで遅刻っす。センパイ、その求人の写真とかってないっすか?」

「え?ここにあった求人誌で見つけたんですか?うーん、じゃあちょっと俺もさがしてみますわ。」

「そういえば、センパイいつからバイト始まるんすか?,,,え?もうやってる?,,,え!?深夜なんですかそれ!?」

「いや、それおかしくないですか?なんでそんな,,,うあっ、店長!すみません!すぐ戻ります!」

「それじゃすみません!またあとで!」

第5夜

ブゥーブゥー ピッ
『あっ!センパイ!俺です 白坂です!』

『もしかして、その例の事務所に居るんで..か!?』

『そこヤバ..です!早く逃げた..うがいい..すよ!』

『その事..所、ほん...で.....れ?セ..パイ?聞こ....す....!も....し...!........』

『.....................................』ブツッ、ツーツー

トゥルルル,,,トゥルルル,,,ガチャリ

『ちひろさん! どうなっているんですか!?彼女達に何を,,,って、繋がってない!クソッ!』

『どうしてこうなった、とりあえず今は逃げるしか,,,いや、扉はきっとまゆに塞がれているか。』

『窓も,,,智絵里に見張られている,,,。』

『朝まで,,,この机の下に隠れてやり過ごす方がいいか,,,も,,,』

『,,,り,,,り,,,凜じゃないか,,,ど,,,どうし』ブツッ

ツー ツー ツー ツーブツッ

『お電話ありがとうございます♪346プロダクション事務員の千川でございます。』

『お客様、当プロダクションのアイドル達とは仲良くなれましたでしょうか?』

『当プロダクションではアイドル達を第一に考えており、アイドルがやりたいと言ったことはどんなことでも叶えてあげたい。』

『そういった理念の下で働いております。』

『彼女達は一度、やりたいと言ったことは必ず最後までやり遂げてくれるでしょう。』

『それを全力でサポートするのが我々の仕事です。』

『お客様がアイドル達と素敵な関係になれることを職員一同願っております。』

『素敵な夜を、お過ごしください♪』

おしまい

タイトル思いついて勢いで書いてみたけどssって難しいですね。
こんなクオリティでも二日かかっちゃった。
でも少しでも暇つぶしになれば幸いです。

ちなみに後輩の名字に他意はないつもりです。

依頼してきますね。コメント下さった方ありがとうございました。

こえーよ、何なんだよ

ごめん、なんかよく分からなかったので誰か説明してくれ...

元ネタFive Nights at Freddy`sだよなこれ?
アイドルが徘徊する事務所なんだから電気使わせてあげてほしい

Pがドア閉める前にアイドルが閉めてるし、使えるのカメラ位かな?

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