セイバー「セイバークラスのサーヴァントこと!騎士王アルトルアでぇーっす!夜露死苦ぅ!!」
アイリ「……」
セイバー「ここが現代っすか!?ぱねぇ!マジパネェー!!」
切嗣「……」
アイリ「ねぇ切嗣。このサーヴァントはハズレなんじゃないかしら」
切嗣「ああ、そうだな。正直失敗だと思うよ」
セイバー「ちょっ!?初対面でハズレとか酷くないっすか!?あんまりっすよ旦那ぁ~」
切嗣「……」イラッ
セイバー「え?無視されてる?ガン無視系っすか?」
アイリ「ねぇ……貴女、騎士王とか言ってたけど……本当なの?」
セイバー「うひょォ豊乳っすね!マジたまんねぇー!!」スリスリ
アイリ「ちょっと!やめなさい!」
切嗣「殺すぞ……!」
セイバー「あっ、すんませんッス!私は貴婦人の仰るとおり、かのアーサー・ペンドラゴンと申すッス!」モミモミ
切嗣「お前の名前なんてどうでもいいからさっさとアイリから離れろ!」
セイバー「あ、妬いてる?妬いてるんスか旦那ぁ~」ニマニマ
切嗣(現在の令呪は三つ……自害させたほうがいいかもしれないな)
アイリ「いい加減にして!……兎に角、話を聞いてくれるかしら?」
セイバー「もちろんッスよ!貴婦人となら喜んで!あっ、なんならベッドの上で語るっていうのは……」
セイバー「おべェっ!?」ズドンッ!!
切嗣「……」
セイバー「だっ、旦那ぁ!いきなし腹パンはあんまりじゃ……私女なんスから」
切嗣「殺す。の意味がわかるか?」
セイバー「……はっ。はい」ビクッ
切嗣「お前が女だろうと何だろうと……次、アイリにふざけた真似をしたら殺す。わかったか?」
セイバー「じゃあ旦那になら何してもいいってことッスね!」ヌギヌギ
切嗣「なっ!?何をしている!?」
セイバー「ああ、言ってませんでしたね。私両刀なんでどっちも喰えるんスよ」
アイリ「セイバー!!やめなさい!!」
―1時間後―
セイバー「現代の飯マジうめぇ!ちょー旨ェ~!!」ガツガツ
アイリ「えーっと……今話たとおりなんだけど、概要は理解してもらえたかしら?」
セイバー「豊乳を眺めながら飲む紅茶は最高ッスね……マダムともっとお話したいんで、もっかい最初から聞かせちゃくれまs」
セイバー「ごべェッ!?」ズドンッ!!
切嗣「……」
セイバー「げほっ……おウ゛ェ……!!」ゲボッ!!ビチャッ!!
切嗣「話は理解出来たか?」
セイバー「もっ、勿論です……」ビクッ
セイバー「せっかくのご馳走を吐いちゃったじゃないですかぁ……もったいない」
切嗣「自分で掃除しておけ」
セイバー「ウィッス!うぃーっすゥ!」
このスレ転載禁止ね
会話できた時点でセイバーの勝利
早速切嗣話しかけたし
すんません、昨日スレ立てた者で、書き貯め出来たので立てなおしです
アイリ「ねぇ。本当に貴女は王だったの?」
セイバー「ん?こりゃまた何故に?」
アイリ「そのふざけた口調と変な低姿勢からは、王様らしい風格が見て取れないからよ」
セイバー「へっへっっへ。こりゃまた厳しいこって」テヘペロ
アイリ「……」イラッ
セイバー「あっしはですねぇ。こんなんでも一応は王様だったんですよ」
切嗣「……」
セイバー「エクスカリバーなんて変な剣を引き抜いたばかりに、女だっつーのに王様だとかに選定されちゃいましてねぇ……」
セイバー「王様なんて私にゃ不向きだってのに。柄じゃなかったんスよ」
切嗣「……」
セイバー「民からは威厳だとか風格だとかを求められ、それに応えようかなーなんて思った時期もありましたが……それが辛れーのなんのって」
アイリ(意外と真面目なのかしら……?)
セイバー「んで、やっぱ自由気ままに振舞うのがすげー楽だったからテキトーに王様やってたら国が滅んじゃいましてね!」
セイバー「だから私は王の選定をやりなおして欲しいなーなんて!聖杯戦争に賭けちゃおうかなと!」
アイリ(やっぱり馬鹿なのね)
セイバー「そう言えば……切嗣は何故に戦争に臨んだんで?」
切嗣「呼び捨てはやめろ」イラッ
セイバー「いいじゃないッスかぁ!ほら、フレンドリーが一番っしょ!?」
セイバー「コンビプレーコンビプレー!ヘイヘイ切嗣ぅ!はいたーっち!」ヒョイヒョイ
切嗣「いい加減に……!」
セイバー「あ、そういえば」
切嗣「?」
セイバー「私のスキルに『直感』なんてものがありましてね」
アイリ「直感?」
セイバー「ええ。直感が働くってヤツでして……例えば、切嗣は助手だとかの女とヤッt」
切嗣「ふンッ!!」
セイバー「うボぇッ!?」ズドンッ!!
切嗣「やめろ。それ以上言ったら……!」
セイバー「へ、へへっ……黙っときますんで、切嗣って呼ばせてもらいますよ」
切嗣「……勝手にしろ」
―数日後―
セイバー「やったー!やったぁー!!うヒョおぉぉおお!!!」ピョンコピョンコ
アイリ「切嗣!私とセイバーを組ませるなんてアナタ正気なの!?」
切嗣「ああ、正気だとも。このダメな英霊を最良で使い切る方法さ」
セイバー「ダメな英霊!?使い切る!?いやまぁ何でもいいや!マダムと組めるらなんでもおけーっすよ!」
切嗣「ただし。だ」スッ
セイバー「え?なんスか、この紙?」ペラッ
切嗣「いいからサインしろ。そうすればお前はアイリと四六時中動けるぞ」
セイバー「イェース!!」カキカキ
アイリ「何を書かせたの……?」
切嗣「自己強制証文(セルフギアス・スクロール)さ」
切嗣「内容は『アイリに手を出した場合、その時点で自らの心臓を破壊する』といったものだよ」
セイバー「……えっ?」
―冬木市・海辺―
アイリ「うわぁ!私、海って初めてなの!」
セイバー「え?そうなんスか?」
アイリ「ずっとお城の中に住んでたから……外の世界自体が初めてなのよ」
セイバー「では少しばかり、海を味わっては如何ですか?見張りしときますんで」
アイリ「いっ、いいのかしら……戦争中なのに……?」
セイバー「ええ、勿論。切嗣だって怒りやしませんって」
アイリ「じゃあちょっとだけ……ね」
セイバー「……」
アイリ「きゃははっ!うわぁっ、冷ぁたい!」チャプチャプ
アイリ「セイバーも海は久々なんでしょう!?こっちに来たらどう?」チャッパチャパ
セイバー「……いえ、私はここで結構っスよ」
アイリ「あー楽しいっ!」
セイバー(やべェ……マダムがマジ天使過ぎて股間が大洪水っ!海なんて必要ないくらいにッ!)
セイバー(このままお姫様だっこして持ち帰りてぇ。予備知識で海の近くにラブホがあるとかあったような……でもそれじゃギアスで死んでしまうかな?)
セイバー(いや、死んでもいいからマダムとヤリてぇ……王の選定とかもうどうでもいいや……!)
セイバー「マダムっ!」
アイリ「うん?」
セイバー「私とラブh……ッ!?」
セイバー(サーヴァントの気配!?)
アイリ「どうしたの?」
セイバー「近くに……サーヴァントが居ます」
アイリ「っ!!」
セイバー(よくも私とマダムの邪魔を……ぶっ殺すッ!)
―港にて―
セイバー「そこのサーヴァント……名を名乗れ!」
ランサー「クラスはランサー、真名をディルムッド・オd」
セイバー「そうか!じゃあ殺す!!」
ランサー「名乗る最中に口を挟むとは……意気込むのは構わんが、名乗り返してはどうだ?」
セイバー「お前のようなゴミに名乗る名なぞねぇわボケッ!」
ランサー「そうか、では……推して参る!!」チャキッ!!
セイバー「エクスゥウッ゛!!」
ランサー「えっ?」
セイバー「カリバァアァ゛アァ゛アッ!!!」ボシュンッ!!
ランサー「ぎゃぁあぁ゛ああぁあ゛あ!!?」
アイリ(酷っ……)
ランサー「きっ、貴様……い。きなりとは……卑怯なっ、真似」
セイバー「まだ息があったか。死ねオラァ゛!!」ヒュッ!!
ランサー「ぎゃ!?……っか……ぁ゛……」
セイバー「しぶてぇんだよゴミがッ!さっさと逝けや!!」グサッ!!
ランサー「ぁ゛!…………コふっ……っ…」シュゥウゥウ…
ケイネス「おい!ランサー!?」
アイリ(とんだ外道だわ……)
切嗣(速攻でランサーを敗退に追い込んだが……手の内を見せてしまったのは今後どう出るか)
切嗣「舞弥。ケイネスに照準は合わせてるか?」
舞弥「問題なく」チャキッ
切嗣「そうか。では僕のカウントに合わせて………いや、待て…」
舞弥「何か、問題ですか?」
切嗣「右方のクレーンの上に仮面……恐らくはサーヴァントだ。そのまま照準を合わせておいてくれ」
舞弥「了解しました」
と、その時、雷気をまとった巨大な馬車が轟音と共に地に降りる。
騎乗しているのはこれまた巨大な大男と、その影に隠れた青年であった。
ライダー「余は征服王!真名はイスカンダル!!クラスはライダーだ」
ライダー「……少々口の悪い小娘だが、お主中々やるな!」
ウェイバー「ばっ、馬鹿馬鹿!お前!!様子見だけにするって言ったじゃないか!!」
アイリ(ライダークラスのサーヴァント……連戦にもつれ込むけど大丈夫かしら)
セイバー「ちぇ……コッチは早くホテルに行きたいのに」
ライダー「何のことを言ってるのかわからんが、つれんのぅお主」
セイバー(マジ面倒くせぇ)
ライダー「そんな身構えんでもよかろうに……まぁ、近辺に幾名かの気配があったのでな」
ライダー「話せる者で同士ひとつ『問答』に洒落込もうと思っただわい」
セイバー「幾名って……まだ居んスか」
ライダー「おぉい!そこいらにいる者も出てきてはどうだ!?」
大声が響き終えると同時、街灯の頭上に金色の甲冑を纏う男が降り立つ。
アーチャー「我を差し置いて……王を名乗るか、雑種共」
セイバー(名乗ってねー。私、王とか名乗ってねーよぉ)
ライダー「ほぅ。お主もどこぞの国の王であったか」
アーチャー「まだ吐かすとはな……いい加減にしたらどうだ?」
切嗣「舞弥。ケイネスの動きはどうだ?」
舞弥「依然コンテナの上から動きませんが……サーヴァントが消えた今となっては、どう出るか判断がつきません」
切嗣「そうだな……だが放っておいて構わないよ。ライダーの傍に居る少年に照準を移してくれ。僕は周囲を監視する」
舞弥「了解しました。切嗣」
ライダー「そう意気込むでない。今日日戦る気はまだなくてのぅ……金ぴかの、貴殿の名はなんと申す?」
アーチャー「我が雑種に対して名乗るとでも思ったか?……それよりも、そこの小娘。名をなんという?」
セイバー「は?」
ライダー「そうじゃ。先ほどの見事な一撃……エクスカリバーだとか言っておったが……興が沸くの」
セイバー「え~……名乗るような仲じゃなくなくないッスかぁ?セイバーとだけ名乗っておきますケド」
アーチャー「……名を訊いた我が馬鹿だった。貴様のような低俗な民を一介の王と見紛うてしまうとはな」
ライダー「少なくとも、名のある大国の重鎮では無さそうじゃな」
セイバー「酷っ!これでも一応程度に王様やってましたよ!?」
セイバー「まぁ、テキトーに国政やってたら滅んじゃったんスけど」テヘッ
アーチャー「おぃ……!」
アーチャー「王である我を愚弄するか……雌犬がッ!!」
ライダー「おーおー……王としての在り方にとやかくは言わんが、そこの金ぴかを随分と怒らせてしまったようじゃぞ?」
セイバー「いやいや、ソイツが勝手にキレただけっすよ~。マジやってらんねー」
アーチャー「貴っ様ァ゛……!!」
雁夜「……殺せ」
一人が頭上から殺意を飛ばし、一人は堂々と客観視し、最後の一人がどうでも良さそうにしている舞台の上、突然として黒い渦が歪な音を鳴らし巻き起こる。
バーサーカー「■■■――!!!」
アーチャー「なんだ……?」
ライダー「アレはなんじゃ?」
セイバー「んー、バーサーカー?……まぁいいや」
バーサーカー「……」
アーチャー「おい、誰の許しを得て我を見ている?……狂犬めが」
バーサーカー「……」
アーチャー「…せめて散り様で我を興じさせよ、雑種!」
無言の答えに怒りを顕わにしたその背後に、金色に空間が歪む。
空間が開いたかと思えば、とてつもない初速にて撃ち出される宝剣が二つ。そのどちらもが黒い甲冑を目掛けた……が。
バーサーカー「■■■!!」
ズドゥン゛ッ!!と響く爆音の中、バーサーカーは一撃目に飛来した剣を難なく掴み取り、続く第二撃の槍を撃ち落としていた。
アーチャーはその妙技を意に介することはなく、宝物を手に取られたことを憤慨し表情に亀裂が走らせる。
アーチャー「その汚らわしい手で我が宝物に触れるとは……そこまで死に急ぐが!狗ッ!!」
この場で決まりそう
ライダー「おーおー、派手にやりよるなぁ!」
セイバー「マダムー。帰りましょ」
アイリ「えっ?」
ライダー「なんじゃお主。こうも盛り上がっとるのに戦らんのか?」
セイバー「ライダーでしたっけ。アンタも今日は戦るつもりないんじゃ?」
ライダー「そのつもりだったが……ワシら二人だけ観戦というのも、熱が冷めてしまうではないか」
セイバー「私は用事があるんで帰りますぅ~……それに、既に一人相手にした女となんて、格好悪いっスよ?」
ライダー「ふむ……無理矢理は無粋であるな。些か寂しいがまたの機会としよう」
セイバー「融通の効くオッサンで助かりました。機会があればその粗チンをむさぼってあげますよ。アデュー!」
セイバー「そこのチェリーボーイもなっ!」
ウェイバー(なんなんだアイツ……)
おもろい
切嗣(アイリとセイバーは車で移動か)
舞弥「切嗣、如何しましょう?ケイネスの姿は消えたようですが」
切嗣「恐らくは帰路だろう……僕らも仕掛けるぞ」
舞弥「了解しました」
この後、アーチャーは時臣の令呪によって強制送還され、うやむやなままに初戦は幕を閉じた。
―山道―
アイリ「最っ高~!」
セイバー「ははっ……飛ばしますねぇマダム」
アイリ「この車っていうのね、切嗣から貰った玩具の中で一番気に入ってるの!」
アイリ「ところでセイバー。このナビってものの見方がよくわからないのだけど、お城までの道のりはこれで合ってるのかしら?」
セイバー「ふむふむ、ちょいとお待ちを……」ピッピピッ
セイバー「……よし。この指示通りに進めばお城に到着しますよ」
アイリ「助かるわセイバー。これで問題なく到着するわねっ」
セイバー「ええ、勿論」
セイバー(ラブホテルという名の、お城に……ね)ニヤニヤ
アイリ「楽っし~ぃ!」
セイバー(この純粋無垢な天使の笑顔……マン汁ぐちょ濡れのイキ顔にしてぇーっ!)ウズウズ
セイバー「……っ!?マダム!!前をっ!!」
アイリ「!?」
キャスター「おぉ~ジャンヌっ!」
アイリ「なっ、誰……?」
セイバー「マダム。少しだけ待っててください」ガチャッ
アイリ「えっ?ちょっと!?」
セイバー「……」
キャスター「聖処女よ、お迎えに上がりましたぞ!」
セイバー「ストライクッ!エァアァ゛アッ!!!」ボシュンッ!!
キャスター「うギャぁあぁ゛ああァあ゛ア!!?」
セイバー「いい加減邪魔してんじゃねぇぞコラァ゛!死ね!お前ら英霊全員死ねッ!!」ザシュッ!!グサッ!!
キャスター「ぎゃっ!?……ぁ゛!……っ…」シュゥゥウゥ
アイリ「えっと…知り合いじゃ……?」
セイバー「全然知りません。さぁ、お城に向かいましょう」
―冬木ハイアットホテル付近―
舞弥「切嗣。爆破準備が整いました」
切嗣「そうか。アイリ達は城に着いた頃か?」
舞弥「車に付けたGPSを確認します……あっ…」
切嗣「どうした?」
舞弥「車の位置は山中に停車した状態で、城への帰路とはズレています」
切嗣(敵襲か……?)
舞弥「マップで位置を確認したところ……この場所には、ラブホテルが在りますね」
切嗣(なに!?血迷ったのかアイツ!?)
舞弥「それより、爆破を急ぐべきかと」
切嗣「わかってる!部屋の様子を監視してくれ!」
ソラウ「この醜態、どうするつもりなの?」
ケイネス「……まだ、マスターの権限を失ったわけではない」
ソラウ「で?」
ケイネス「すまない……」
ソラウ「で?」
ケイネス「他のマスターを直に叩く……それでサーヴァントを得るしか」
“ズドォオ゛オゥン゛ッ!!”
舞弥「爆破前後、対象らは部屋から一歩も出てはいません」
切嗣「そうか。すぐにアイリ達のところへ向かう!」
舞弥「生死確認は?」
切嗣「あの爆破と高さならもう死んでる!早く車を回し……」
舞弥「がぁッ!?」
切嗣「舞弥!?」
舞弥「こちらに……言峰綺礼が……!」
切嗣(クソッ、言峰が!?……アイリの貞操も危ういこの状況……舞弥の補助はまだ必要だ)
切嗣(マズイ、この状況どうすれば……!)
切嗣(……そうだ!)
綺礼「女、誰の命令でここに来た?」
舞弥(不味い……奴のサーヴァントは近くに居る可能性が高い)
舞弥(切嗣がここに来ることだけは避けないと……!)
切嗣「舞弥っ!!」タッ
舞弥「なっ、何故……逃げてください!!」
切嗣「その必要はないさ」
綺礼「衛宮切嗣……やはりお前か」
切嗣「令呪を以って我が傀儡に命ず!出でよセイバー!」
セイバー「わっ!?」ポンッ
綺礼「ッ!?……?」
舞弥(何故に全裸……)
セイバー「あっ、切嗣……私が裸なのはですね……」
切嗣「お前が死んでないということは……まだアイリは無事か」
セイバー「ありゃ~、全部お見通しッスか旦那ぁ!流石は毎晩ヤッてるだけあるッスね!」
切嗣「お前の処遇は後だ。目の前の男を殺れ」
綺礼「ッ……!」
セイバー「へいへい……仕方ないから殺りますよっと」
アサシン「綺礼様」スッ
切嗣(……アレが奴のサーヴァントか)
アサシン「ここは我らが引き受けます故」
綺礼「アサシン……頼んだぞ」タタッ
セイバー「っ!?三体に増えた!?」
切嗣「周りをよく見ろ。まだ複数居る」
セイバー「面倒っすねぇ……二人とも、固まっててください」
舞弥「切嗣。言峰をこのまま逃がすのですか?」
切嗣「……今は諦めろ、舞弥。固まっておかないと死ぬぞ」
舞弥「了解です、切嗣」
この直後、セイバーはアサシンを数体殺害するも、言峰を逃す羽目となる。
聖杯戦争初日……マスターの死亡数ゼロ、サーヴァントはランサー及びキャスターが死亡という結果に終わった。
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