THE 3名様~凛と希とそれから私~ (49)
「栗」
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凛「お腹空いたにゃ~」
穂乃果「そうだねぇ。何にしようかなぁ」
希「ウチは」
穂乃果「焼肉定食でしょ?」
希「ちゃうよぉ。そんな毎度毎度焼肉ばっかり食べんよ。ウチだって乙女なんよ?」
穂乃果「いや、毎度毎度食べてるじゃん」
希「今日はウチはケーキにしよう」
穂乃果「え?ケーキ?」
希「うん。ケーキ」
穂乃果「…穂乃果もケーキにしようかな」
希「とは言ってもケーキの種類も多いねココは」
穂乃果「確かにいっぱいあるね」
希「ウチは…モンブランにしようかな?」
穂乃果「え~モンブランにするの?」
希「なんで?」
穂乃果「だってこんなに種類があるんだよ?」
希「ええやんモンブラン」
穂乃果「まあ、悪いとは言わないけど」
希「そうやろ?それにマロンは凄いんよ?」
穂乃果「え?何が?」
希「だって栗って茹でてそのまま食べたもええし炊き込みご飯にしてもオッケー!もちろんスイーツにもなるやろ?」
穂乃果「確かに…」
希「鯖もそうやん?焼いてヨシ煮てヨシ〆て炙ってもヨシで最強やんな?」
穂乃果「なるほど」
希「と言う事でウチはモンブランにします」
穂乃果「じゃあ、穂乃果もモンブランにするよ!」
ピンポーン
凛「あっ、ラーメン一つ」
希「…」
穂乃果「…」
「えりち」
穂乃果「そう言えばこないだ」
凛「どうしたの?あっ、ラーメン美味しいにゃ」ズルズル
希「美味しそうにラーメンを食べる選手権があったら凛ちゃんは優勝やね」
凛「うん。凛負けないよ」
穂乃果「そんな事言ったら穂乃果だって美味しそうにパンを食べる選手権があったら優勝だよ」
希「穂乃果ちゃんも美味しそうに食べるもんなぁ。見ていて気持ちええもんね」
穂乃果「いやぁ、それほどでも」
希「それで?さっきの話は?」
穂乃果「いや、たいした話ではないんだけどさ。こないだ二年生のクラスの廊下を歩いてたら絵里ちゃんが居てね」
希「うん」
穂乃果「三年生の絵里ちゃんが二年の廊下で何してるのかなって思って声掛けたらさ」
希「たら?」
穂乃果「特に用事もなく歩いてたって」
希「へ?」
穂乃果「いや、絵里ちゃん何してんだろって思ってさ」
凛「凛もこないだかよちんと近所を歩いてたら絵里ちゃんが居て何してるのって聞いたら何もしてないって言ってたよ」
希「ええ?まあ、えりちらしっちゃらしいけど」
凛「その後かよちんと3人でアイスを食べたにゃ」
希「そうなんや」
穂乃果「絵里ちゃんて暇なのかな?」
希「今日も誘ったんやけどなぁ」
「しりとり」
穂乃果「チヂミ」
真姫「民家」
凛「かよちん」
穂乃果「んがついちゃったよ」
真姫「他にいくらでもあるでしょ?」
穂乃果「そ?だよ」
凛「だってかよちんが好きなんだもん」
穂乃果「そうかもだけどしりとりたからさ」
真姫「そうよ。凛がやりたいって言ったんでしょ?」
凛「じゃあ、もう一回にゃ」
穂乃果「え~」
凛「リス」
穂乃果「スイス」
真姫「スマホ」
凛「穂乃果ちゃん」
穂乃果「また、んがついてるじゃん。って言うか穂乃果でいいじゃん。なんでちゃんわつけるの?」
真姫「本当よ。だいたい他にもあるでしょ?なんで人名なのよ」
凛「だって、凛は穂乃果ちゃんの事も大好きなんだもん」
穂乃果「え?あっ、そう?」
凛「うん」
穂乃果「もう一回やる?」
凛「うん」
真姫「なんでよ」
凛「じゃあ、スター」
穂乃果「えっと台風」
真姫「馬」
凛「真姫ちゃん!」
真姫「だから、なんでちゃんまでつけるのよ。って言うか人名やめなさいよ」
凛「だって、凛は真姫ちゃんも大好きだから…まと言ったら真姫ちゃんにゃ」
真姫「……も、もう一回やる?」
期待の新作
「睡眠」
穂乃果「ふぁ~今日は天気が良くてお昼寝日和だねぇ」
凛「そうだね。凛もウトウトしちゃうにゃ」
希「二人とも不眠症なんかとは縁もなさそうやなぁ」
穂乃果「まあ、穂乃果なんて布団に入って五分もしないで寝ちゃうからね」
凛「それはいくらなんでも嘘にゃ」
穂乃果「ホントだよ。昔海未ちゃんとお泊まり会した時にどっちが早く眠れるか勝負しようってなったんだけどね」
凛「え?そんな事したの?本当に海未ちゃんもやってくれた?穂乃果ちゃんが一人で勝負してる気になってるんじゃないの?
」
穂乃果「ちゃんと二人でやったよ。子供の頃の話だからね?」
凛「今じゃやってくれないよね」
希「どうやろ?海未ちゃんはああ見えて勝負事大好きやからね」
穂乃果「武士だからね」
凛「そうだね。それで?」
穂乃果「え?ああ、ただ海未ちゃんと勝負したけど二人とも寝付きが良くて結果が分からなかったんだよ」
凛「へえ」
希「海未ちゃんもすぐ寝るからなぁ」
穂乃果「希ちゃんは寝つき悪いの?」
希「ウチ?ウチは寝付きはええ方よ?お昼寝が趣味って答えるくらいやもん」
穂乃果「なるほど」
凛「スースー」ZZZ
希「ありゃ?話してる間に凛ちゃん寝てしまってるやん」
穂乃果「ね。よくファミレスで寝るよね。まあ、穂乃果も眠いけど」
…………………
店員「大変お待たせしました。イチゴパフェのお客様?」
穂乃果「スースースー」ZZZ
凛「ムニャムニャ」ZZZ
希「………」ZZZ
>>10
まきちゃん
パフェ来たし早よ起きろ
「将来のビジョン」
店長「おい、何やってるんだ」
店員「すいません」
客「すいませんじゃねぇんだよ。遅いっつってんの。どんだけ待たせるんだよ」
店員「申し訳ありません。すぐにやります」
穂乃果「店員さんも大変そうだねぇ」
希「そうやね。何もお客の前で説教しなくてもとは思うけどね」
穂乃果「穂乃果達もいつか大人になって社会に出たらああやって怒られたりもするんだろうなぁ」
凛「え?穂乃果ちゃんも大人になるの?」
穂乃果「なるよ。失礼だよ」
凛「そっかぁ」
穂乃果「そうだよ!!」
凛「みんな将来どんな大人になるのかな?」
希「穂乃果ちゃんはあれやろ?和菓子屋さんやろ?」
穂乃果「そうとは限らないじゃん。バリバリのキャリアウーマンになってるかも知れないじゃん」
凛「却下にゃ」
穂乃果「却下?え?穂乃果自分の将来の可能性を却下されなの?可能性全然感じない?そうだススメって気にならない?」
凛「うん、ならない。海未ちゃんはあれかな?道場を継ぐのかな?」
希「あー、そうやねぇ。でも、海未ちゃんはほら?ポエマーだから路上で詩を書いて朗読してる人になってるかも」
穂乃果「いや、あり得ないでしょ」
希「そんなの分からないやん」
凛「真姫ちゃんはあれだよね?………ジャズシンガーとか?」
穂乃果「いや、お医者さんでしょ?」
凛「絵里ちゃんは塾の講師とか?」
穂乃果「え?学校のじゃなくて?」
希「正直えりちはどんな職業についても想像が容易にできそうやない?」
凛「確かに…どんな職業に就いてもハラショーって言ってそうだにゃ」
穂乃果「いやぁ…それは…うん…まあね」
凛「ことりちゃんは女子アナとかになってそうだしかよちんは幼稚園の先生とかがしっくり来るにゃ。にこちゃんはやっぱりアイドルのタマゴ?」
穂乃果「ことりちゃんは服飾関係だと思うけど。花陽ちゃんは確かにしっくり来るけど」
希「凛ちゃんは?」
凛「凛はまだ分からないにゃ。まだ高校一年生だもん」
穂乃果「え?それを言っちゃう?」
凛「だってわからないんだもん。希ちゃんはあれだよね?人妻?」
希「そう?」
穂乃果「結婚したら皆んな人妻だけどね」
凛「でも人妻が一番しっくりくるにゃ」
希「まあなんにせよ皆んなの将来が楽しみやね」
コスプレ好きのアナウンサーか
「くしゃみ」
凛「凛は今日はラーメンにしようかなぁ」
穂乃果「今日もね」
希「ウチはそうやなぁ…はっはっ…へっ くちっ」
穂乃果「え?」
凛「ん?」
希「ど、どしたん?」
穂乃果「いやぁ…随分と可愛らしいくしゃみの仕方をするんだなぁって」
希「へ?」
凛「少しあざとかったにゃ」
希「は、はあ?」
穂乃果「あのくしゃみの仕方は意識しなきゃでないよね?」
凛「うん」
希「いや、自然やって」
穂乃果「ええ?普通はさハクションとこになるよね?」
凛「うん。希ちゃんのくしゃみの仕方じゃツボから魔人も出て来ないにゃ」
希「や、やめてよ。ウチをそんな風にイジらんでええって」
穂乃果「え~大丈夫だよぉ。とっても可愛かったよのんたん?」
凛「可愛いクシャミの仕方を練習した甲斐があったねのんたん?」
希「え?なんなん?え?どうしてウチはこんなにイジられとるの?あんま慣れてないんやからやめてよ」
穂乃果「大丈夫、大丈夫。とっても可愛いから平気だよぉ~。もうクシャミ一つで皆んなメロメロだって」
凛「よかったね?毎日鏡の前で研究したかいがあったね?」
希「いや、ほんとに普通にクシャミしただけやから。ほんとやって」
穂乃果「いや、本当に分かってるから。ね?……クシュ」
凛「凛ものんたんみたいに練習してしようかなぁー………にゃふん」
希「…絶対につっこまないからね?」
かわいい
スレタイの私は海未ちゃん?
こっちも早よ
「えりち2」
希「ウチは焼肉定食でええかなぁ」
にこ「あんた…アイドルが焼肉ばっかり頼むのはどうなの?」
希「またそう言う事言っちゃうのにこっちは?」
にこ「太るわよ?」
希「ウチの場合はにこっちと違う所に栄養が行くからええんよ」
にこ「どう言うことよ。この焼肉女」
希「なっ!?ウチだって乙女なんよ?そんな事言われたら…傷つくやん」
にこ「私の方が傷ついてるわよ」
絵里「はあ…」
希「…どしたんえりち?これみよがしにため息なんかついて」
にこ「なんかあったの?」
絵里「いえ…別に」
希「あんなえりち。そうやって深刻ぶって眉間に皺寄せてると美人が台無しやん?」
にこ「あんたはそう言う台詞をよく恥ずかし気もなく言えるわね」
絵里「…」
にこ「あ~イライラするわねぇ。なんなのよ。言いたい事があるなら言いなさいよ」
絵里「あの…」
希「ん?」
絵里「私って…おっちょこちょいかしら?」
希「え?」
絵里「クラスの子達が言ってるのを聞いちゃったの。絢瀬さんって意外とおっちょこちょいよねって」
にこ「まあ…いまさらよね?」
希「う~ん。まあ、えりちは普段が普段やからちょっとおっちょこちょいな事をすると凄く目立つんよ」
絵里「な、なるほど」
にこ「まあ取っつきにくいよりはいいんじゃない?」
希「そうやね。えりちは少しポンコツなくらいがちょうどええよ」
絵里「…え?ちょっと待って?ポンコツなの?」
希「え?」
絵里「私ってポンコツなの?」
希「いや…それは言葉のあやと言うかね?可愛らしい表現をしただけであって別にえりちが実際優秀な事も知ってるし…」
絵里「…つまりどう言うこと?」
希「たから…あれやん?えりちは天然と言うか…」
絵里「天然は海未みたいな人を言うんでしょ?」
希「まあ…」
絵里「じゃあ、私は何なの?」
希「えっと」
にこ「…めんどくさ」
PKEだよ
「兄弟」
穂乃果「あ~お腹空いたぁ」
凛「凛もお腹空いたにゃ~」
希「今日も海未ちゃん張り切ってたもんね」
穂乃果「本当だよぉ~。しかも明日練習がないからって登山に行くとか言ってたよね?」
凛「うん。凛も誘われたけど断ったよ」
希「断られた時の海未ちゃん物凄く悲しい顔してたよ?」
凛「そんな事言わないでよ。次から断わり辛くなるにゃ。そんな事言うなら希ちゃんが一緒に行けばいいよ」
希「ウチはほら…スピリチュアルやし」
凛「関係ないにゃ」
店員「オムライスのお客様」
凛「あっはい!」
穂乃果「凛ちゃんがラーメンを頼まないなんてめずらしいね」
凛「たまには他のもいいかなって」
穂乃果「……美味しそうだね?」
凛「あげないよ?」
穂乃果「ケチ」
凛「自分のを食べなよ」
穂乃果「人が食べてるのが美味しそうに感じるんだよぉ。いいじゃん一口くらいさ?人類皆兄弟!分かち合おうよ」
凛「凛と穂乃果ちゃんは兄弟じゃないにゃ」
穂乃果「え~穂乃果は凛ちゃんを妹だと思ってるよ?」
凛「…姉じゃなくて?」
穂乃果「妹だよ。穂乃果のが年上でしょ?」
凛「にこちゃんは?」
穂乃果「……妹?」
凛「でしょ?」
穂乃果「それでもだよ。凛ちゃんはどう考えても妹だよ」
凛「それなら兄弟じゃなくて姉妹にゃ」
穂乃果「いや、そうじゃなくってさ」
凛「お姉ちゃんなら間違いを認めなよ」
穂乃果「…なら妹でいいよ」
希「なあなあ。そしたらウチは二人にとってどんな感じなん?」
穂乃果「ん~親戚のお姉さん?」
希「なんでやねん。それなら普通にお姉さんでええやん」
凛「じゃあお母さん?」
希「まだ10代やから。お姉さんでええやん。なんでダメなん?」
穂乃果「ん~なんか…ねえ?」
凛「うん。ねえ?」
人類皆近親相姦
「Yesterday Once More」
希「う~、今日も寒いなぁ」
にこ「冬なんだから当然じゃない」
絵里「明日はもっと冷えるって言ってたわよ」
希「ええ?ほんとに?」
絵里「雪が降るかもしれないって」
希「そうなん?それは大変やなぁ」
にこ「穂乃果と凛が喜びそうねぇ」
希「こないだまで夏で練習がキツかったんやけどねぇ。あっという間やねぇ」
絵里「そうね。本当にあっという間だったわね。μ'sに入ってからのこの数ヶ月は本当に…」
にこ「あんた最初は反対してたものねぇ」
絵里「なっ!?そ、それを言わないでよ」
希「そんな事を言ったらにこっちだって最初はμ'sの事をなかやか認めなかったやん」
にこ「それはそれでしょ」
絵里「希は裏で暗躍してたものねぇ」
希「暗躍っていい方酷いなぁ」
にこ「本当の事じゃない」
希「曲者揃いやから苦労したんよ?」
にこ「あんたが一番の曲者じゃない」
絵里「確かにそうよね」
希「二人ともひどいなぁ」
絵里「曲者と言えば真姫は苦労したわよね?なかなか皆んなの事を名前で呼ばなくって」
にこ「捻くれてるものね真姫は」
希「そこが可愛いんやん。それににこっちも良い勝負よ?」
絵里「そうね」
にこ「どこがよ?私は素直じゃない」
希「素直って言うのは海未ちゃんみたいな子を言うんよ?」
にこ「あれは素直って言うより…天然て言うのよ」
絵里「素直には変わりないけどね」
にこ「そう考えると二年生って大丈夫かしら?穂乃果はあんなだし…意外とことりが一番しっかりしてるのかも」
絵里「ふわふわしている様に見えて色々考えてるものね。ことりは。花陽も随分と頼もしくなったし」
希「そうやねぇ」
絵里「……」
にこ「……」
絵里「今まであまり考えてなかったけど…冬が過ぎたらあっという間に」
希「そうやね……」
にこ「なにしんみりしてるのよ。まずはラブライブ優勝!話はその後よ」
絵里「そうね」
希「うん。それまでこの話は禁止やね」
店員「コーヒーのお客様」
絵里「あっ、私だわ」
にこ「え?ドリンクバーは?」
希「えりちはこだわりたいんよ。ほら、賢いから」
絵里「ちょっ、それは関係ないでしょ」
ワイワイガヤガヤ
ズズッ
「身体が温まるわ」
「あんたは本当にここのコーヒー好きだったわよね」
ピロン
「そろそろ他の皆んなも来るって」
完
最後飽きたのかな?
乙
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