男の娘魔王「僕のお尻の下で圧死刑」 (10)

魔王(男の娘)「もしかして勇者?」

勇者「ああ」

魔王(男の娘)「ああ次はまた人間かぁ。僕ってどの種族からも嫌われてるなぁ。なんでだろ…ねぇ、僕はただ世界平和を願っているだけな…うわっ」ガッ

勇者「グダグダうるせぇな。いいからやろうぜ」シュルルルル

魔王(男の娘)「喋ってる途中でいきなり魔法攻撃とはね。こんな可愛い僕になんの躊躇もなく攻撃とかモテないでしょ君?」
クスクス

勇者「てめぇ俺を殺したくてたまらねぇだろ」

魔王(男の娘)「え?」

勇者「見えんだよ俺には怨念ってのが てめぇの胡散臭い笑顔の後ろでてめぇに葬られた奴らの骸がうじゃうじゃ屯ってんのがよ」

勇者「茶番はいいからやり合おうや魔王、もうよ抑えきれねえんだよいい加減焦らすんじゃねぇよ、ぶっ潰すぞ」

勇者「金属魔法!鹿苑為る僕、最果てに守れ出流夜に、内記たる正状さからわん………」ブツブツ

魔王(男の娘)( そんな弱い魔法でよく好戦的になれるなぁ…まあ人間にしたら強いのかな。)

魔王(男の娘)「……んー、ちょっと詠唱の声大きいからバレバレだし、つか長すぎるよ…もういいから燃えちゃえ」

勇者(なっ!!! 詠唱なしでこんな糞でかい魔法を放つのかよ?!、まずい大きすぎる…)

勇者「ぐっ……」

じゅっ

魔王(男の娘)「はい、終わり。はぁ…弱いなぁ。どの種族も弱いけど人間なんか最近特に弱くなってるし…期待してたのに…つまらないからもう滅ぼしちゃおっかな………」

魔王(男の娘)「あ……」

勇者「殺したつもりか?」
ゼェゼェ

魔王(男の娘)「へー…まだ死んでなかったんだ。じゃあご褒美に1000万ボルトの電撃と、2万回の斬撃と最大の闇魔法あげる」ズドドドド

勇者(くっ…なっ…なんだこのえげつない魔法の量…魔法防御が追いつかねえ…)

勇者「ぐわぁああああ」

ガンッザザザザぐちゅ

魔王(男の娘)「んー最近の子にしてはなかなか気合い入ってたかなぁ。僕なんかに殺されなけりゃ幸せな人生送ってたんだろうなぁ、残念。バイバイ勇者くん」

魔王(男の娘)「さ、人間拐って潰して新しく赤い海でも作ろっと」

勇者「……ま…て…」ゼェゼェ

魔王(男の娘)「まさか……」

勇者「……まだ…終わり…と思って…んのか…」ゼェゼェ

魔王(男の娘)「……」

魔王(男の娘)「」ゾクゾクゾクゾクッ

魔王(男の娘)「アハハ、アハハハハハハハハ!!さすがだよ勇者!!!さすが人間!!僕の攻撃をここまで耐えられるとは!!」

勇者「……ぐっ……」

魔王(男の娘)「面白い!今度も君に敬してご褒美をあげよう!
今度は、僕の全力をみせてあげるよ!!」ずむむむむ

勇者( 魔王の身体が膨れ上がるように大きくなってく

魔王(男の娘)「この大きさが元々の僕だったんだけど、いままであえて力を抑えるために身体も小さくしていたんだ。
でも、今の僕も変わらず可愛いでしょ?魔翌力も馬力も桁違いだけどね?」

勇者「……」

魔王(男の娘)「全力で倒してあげるよ。
その前に、君もダメージがあるし僕に攻撃していいよ、このまま闘うのもフェアじゃないから」

魔王(男の娘)「さぁ全力でおいで!君の全力を僕が受け止めてあげるよ!」

勇者「そうかい」

魔王(男の娘)「あれ、アハハハ!何それ剣?伝説の剣ってやつ?今ごろ剣って!しかもぼろっちいし、本当に面白いね君!もしかしたらそのなまくらでも僕の皮膚一枚くらいはきれるかも!アハハハハハハハハ」

勇者「俺に剣を抜かせる前に殺しておくべきだったな、馬鹿が」スパッ

魔王(男の娘)「あはっ………ゴハッ…え………あれ?血がっ…え?
痛………あれ?血が、い…痛い……ち…からが……」バタッ

勇者「俺は一応身体が頑丈でななかなか[ピーーー]んのよ、それに尻上がりでな。まあ俺相手に力を出し惜しみした勇気は讃えてやるからそこで転がってろバカが」

勇者「まぁ…」

魔王(男の娘)「や…やるね勇者くん……そ…想像以上だよ…」ぐぐっ…ハァハァ

勇者「てめぇはそう簡単にやられねーわな、そうこなくっちゃな」

魔王(男の娘)「僕は君みたいな人をずっと待ってたよ!生きてる、久々の血だよ!ふふふっ楽しいなぁ!!そっかこれが痛みってやつなんだよね!久しぶりだったから忘れてたよこの感触!!痛い、痛いなぁあああああはははははぇ誇っていいよ!今から僕は君に敬意を表してできる限りいっぱいいっぱい苦しく痛い思いをさせてじわじわ殺してあげるから!」

勇者「笑うなようるせぇ」

魔王(男の娘)「アハハハ君も笑ってるじゃん!全力で戦える相手がいて嬉しいんでしょ?!!!ねぇ?ほら勇者、君の望む通り闘おうよ!そんでぐっちゃぐちゃに潰してあげる!」

勇者「はっやってみろよボケ」

魔王(男の娘)「いくよ、はぁああああああああ」

勇者「うおおおおおおおおお」

二人はぶつかりあった。その凄まじい闘いは6時間に及んだ。

魔王(男の娘)「…ハァハァ……もう立ってるだけで限界…」

勇者「そうかい……」

魔王(男の娘)「まさか僕を倒すやつがいるとは驚きだよ、さぁトドメをさしなよ、もう魔法を使う力もないし、君に倒されるのなら本望さ」

勇者「そうかい」

勇者「ま、俺も久々に本当の闘いってのができて良かったぜ。てめぇは強い、俺が認めてやるよ、だから今から俺が直々に介錯してやる。」

魔王(男の娘)「ありがとね…もういっぱいいっぱいで、あ、ちょっと待って足がもつれて…いやぁああああ!」フラッ

勇者「えっ…ちょばかうわぁああああ!!」

ずっし~ん

魔王(男の娘)「いたたた…もう最悪…本当、もう僕はボロボロだよ君のせいで…足がもつれてこけて尻餅とかださすぎ…ほら勇者…とっととださい僕を殺しなよ…勇者?あれ?勇…」

勇者「…ぐっ…えぇぇぇ……し…ぬ……」ミシベキギシ

魔王(男の娘)「あ…僕のお尻の下敷きになってる?」

勇者「つ…ぶ…れ……る…ど…け……」ミシッボキボキ

魔王(男の娘)「……」

魔王(男の娘)「もしかして、逆転サヨナラホームランてやつ?」クスクス

勇者「お……重…っ」ボキミシミシ

魔王(男の娘)「重そうだね?僕が魔翌力を回復したら楽にしてあげるからね?えへへへ。それまではこのまま潰しといてあげる」

勇者「ガッ………クフッ」ボキミシミシ

魔王(男の娘)「君も限界に近かったんだね。いっぱいダメージ受けてたもんね、僕もだけど。」

勇者「ごっ……カッ………ぎぃ…」メキミシミシ

魔王(男の娘)「お?意識が朦朧としてきた?今死んじゃうの?、僕のお尻の下で30分は頑張って耐えないと、死因が僕のお尻の下で潰れて圧死ってださすぎるよ?今まで僕に殺された奴の中でダントツに惨めな死にかたじゃない?」

魔王(男の娘)「あ…」ブゥウウウウウウウウウ

勇者「ぎぁ………」

魔王(男の娘)「ごめん///」

魔王(男の娘)「ねぇ僕、体重どのくらいかな?30tくらいはあるのかなぁ、君は80kgくらい?よく即死しないね」クスクス

勇者「………し…っ…ぬ…」

魔王(男の娘)「勇者くんクッションに座って体力回復しないとね~」 

勇者「………」ブツブツ

魔王(男の娘)「虚ろな目で何か言ってる、怖いなぁ。んっ///」ブゥウウウウウウウウ

勇者「がっ……あがぁああああああっ……」メキミシミシ

魔王(男の娘)「んっ♪あふぅ♪はぁ///」ブッブスゥブッブゥウウウウウウウ

勇者「ごぉ……」ミキギシミシ

魔王(男の娘)「はふぅ♪スッキリ///尻の下に勇者くん敷いてるから安心していっぱいオナラ出せるよ、ありがとね♪」

魔王(男の娘)「ねぇ、勇者くん、このままじゃ僕のお尻の下で潰れて短い生涯を終えちゃうよ?ださくない?」

勇者「……かっ……は…」ギシベキミシ

魔王(男の娘)「チャンスあげるよ?もしここで魔王の僕に、助けて下さいって泣いてお願いされたら、生かしておいて僕のしもべにしてあげる、どううれしいでしょ?」

勇者「……っ」ギシメキメキボキ

魔王(男の娘)「どう?」

勇者「…ば……か……が……貴様は……お…れ……の…いの…ち……をか…え…ても…とめ…る…」ギシメキメキボキ

魔王(男の娘)「…あっそ」

魔王(男の娘)「じゃあいいやバイバイ、勇者くん。あっ///んんっ♪」ブビッブスゥウウウウウウウウビチビチッ

勇者「ごっ…げぇぇ……」ミシボキミシ

魔王(男の娘)「はぁあああ♪スッキリ、めっちゃ臭いの出ちゃったけど。どう、勇者くん?」

勇者「がっ………つぶ…れ……」ボキミシボキプシュー

魔王(男の娘)「あれ?勇者くん?おーい」

勇者「」

魔王(男の娘)「あはぁ♪死んじゃった。だっさぁい♪


魔王(男の娘)「……最後まで弱音とか命乞いとかしなかったね」

魔王(男の娘)「今までで一番怖い敵だったよ、お疲れ様」なでなで 

魔王(男の娘)「勇者くんごめんね?体力回復したらすぐ退いてあげるから…僕重いでしょ?」

魔王(男の娘)「…それにしても惜しいなぁ、あ。そうだ、勇者ならダメ元で一回魔法試してみよっかな、えいっ」

ゴゴゴゴ

魔王(男の娘)「あれ、何この音。そして僕を包む無数の光の斜線は何…何か嫌な思い出が…」

魔王(男の娘)「あれだ、ずっと前、四番目くらいの勇者に封印魔法受けた時に似てる、確か1万年くらい封印されたような…」チラ

勇者「」

魔王(男の娘)「ブツブツ言ってたと思ったらずっと詠唱していたんだね。すごい根性……」

キィイイイイインガシャン

魔王(男の娘)「あーあ、また封印されちゃった…僕らの勝負は引き分けってことか…」

勇者「…」ピクッ

魔王(男の娘)「え?」

勇者「……ガハッ…お…れは…な…ぜ…」ミシメキミシ

魔王(男の娘)「勇者…くん…」

勇者「ま…おう……」ミシメキミシ

魔王(男の娘)「ダメ元だったけど生き返ったんだ…さすが勇者くん」

勇者「ま……さ……か…」ミシギシボキミシ

魔王(男の娘)「そうだよ、ここは君の封印魔法で作られた空間。僕は君が死んだ後魔法を使ってみたら見事に成功、君は生き返ったんだ。
だから僕らは年もとらず1万年間このままずっと二人で生活するんだよ?」

魔王(男の娘)「君ごと封印されちゃったけど、丁度良いや、話し相手ができてさ長い期間だけどこれからもよろしくね」

勇者「……カッ………ぐぅ…」ミシメキミシ

魔王(男の娘)「これから僕のお尻の下でずっとずっと重たい僕の体重で押し潰されてすっごく苦しいと思うけど、僕はすっごく快適で楽チンだから、ごめんだけど頑張ってね?」

勇者「ひっ…………たっ…す……け……て………お……も……い……で……す……」ミシメキギシボキ

魔王(男の娘)「アハハハ、だ~めっ」ブビッブスゥウウウウウウウウ

勇者「ごぉっ……ぎひっ…」ギシメキメキボキ

魔王(男の娘)「あー暇潰しになりそう♪」

一万年後

側近「お待ちしておりました魔王様」

魔王(男の娘)「ん、ただいま。封印からとけたら元の姿に戻っちゃった」

側近「ご無事でなによりして、その抱えておられるのしイカみたいなのは」

魔王(男の娘)「僕の椅子、元勇者なんだけど一万年座ってたらペッちゃんこになっちゃった」

勇者「つ…ぶ…れ…る…たすけ…て…」

側近「なるほど」

魔王(男の娘)「勇者くんを人間に戻して椅子に作りかえるから、君らも座れば?」

側近「いえ、魔王様の椅子に座るとは滅相もない」

魔王(男の娘)「そっか。じゃあこのペラペラ勇者くんをくるくる巻いて、この上に座れば?」 

側近「ははっ」

魔王(男の娘)「そんでさぁ勇者の血筋をさらってさ僕らの椅子にしようよ
これから勇者一族は僕ら魔王一族の椅子を作るために子を産む すばらしいと思うんだ」

側近「ええ、実に」

勇者「お…も……い……」

側近「見た目は人間とかわらりませんがすっごく重い
し苦しいと思います」ニコ

魔王(男の娘)「だよね、でも仕方ないよそれは、ね?勇者」

勇者「く…る…し…い……」

魔王(男の娘)「そりゃあ身体を折り畳まれた上に側近が全体重で座ってるもん、死ぬほど重いし苦しいよ流石のお前でも僕の魔法がなければ死んじゃうくらい すっごく苦しいと思う」

魔王(男の娘)「でも、座ってる僕らには関係ないもん
、ね?」

側近「はい、そうですね」
ニコ

側近「覚悟して下さいね勇者、これからもいっぱいいっぱいお尻でおし潰してあげますから、ね?」 

終わりました。

11歳ですけど興奮します。

おまえおなじのしかかかねーな

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