姉「大河の主人公は」妹「私達だ!」 (9)

TV『S田○ 完』

姉「あー、今年の大河も終わったね」

妹「そうだねー」カキカキ

姉「で、いっつもこの時期になると思うんだけどさ」

妹「うんうん」カキカキ

姉「何か、羨ましくなっちゃうんだよねー」

妹「うんうん?」カキカ…


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姉「何かああいうのって自由そうっていうかさ」

姉「今みたいな窮屈な世の中よりも楽しそうじゃん?」

妹「は、はぁ…」カキカキ

妹「でもさ、お姉ちゃん」カキカキ

姉「うん」

妹「例の赤いお兄さんだって、シーンとしてはあっさりしてたけどさ」カキカキ

妹「かなり窮屈な14年を送ってたりしてたんだよ?」カキカキ

姉「でも…ん?」チラッ

妹「そんな自由なものでもないんだよー」カキカキ

姉「…」

姉「えいっ」バッ

妹「お姉ちゃんみたいなお花畑…きゃっ!?」バサッラ

姉「こ…これは…」

バサ○の薄い本「」

妹「」

姉「さっきからこんなものを…描いてたの?」

妹「」

姉「信長と言えb」

妹「犬千代!!!」

姉「…」ニヤリ

妹「ハッ…」

次の大河は何をやるんだろ
ちょっと戦国から離れて、第二次世界大戦とか面白いと思うんだけれど

姉「という訳で妹の意外な趣味が発覚した訳ですが」

兄「ワシの妹がこんなに腐ってる訳がない」

妹「何処から湧いてきたんだよこの若年寄は!?」

兄「いやさっきお主らが楽しそうにしておったから、ワシも混ぜて貰おうかと」

姉「答えになってないよ兄くん…」

妹「と、とにかく私が腐ってるかどうかよりも、大河の話でしょ!」

兄「いやいや妹が信長の相方に犬千代とか変化球をかけてきた事の方が重要じゃろ」

姉「兄くん…」ジロッ

兄「ワシは腐っておらんぞ」

姉「とにかく、何かアッーな話題に話が逸れたけど」

姉「私達でさ、歴史に名を残して大河に出てみたくない?」

兄「話が飛躍しすぎじゃ」

妹「ついにここまでお花畑になってしまったか…」

兄「そもそも例え歴史に名を残しても、大河になる頃にはワシら三人仲良く骨になっとるじゃろうがな」

姉「うっ…」

妹「もうさ、お姉ちゃん、いい加減マイルド厨二病卒業した方がいいよ?」

姉「いや妹こそ腐女子卒業しろよ」

姉「っていう話を昨日したのよ」

姉友「相変わらずアホな事考えるわねぇ…」

姉「いやいや妹の趣味に突っ込めよ」

姉友「同志が一人増えた事くらいで一々突っ込んでられないわよ」プルプル

姉「えっ」

姉友「冗談よ」

姉(眼が本気だったんですが…)

放課後 

姉「そこで私と妹で決め台詞を言うわけよ」

姉・妹『ジャックポッド』

姉友「決まった後に姉妹喧嘩とか辞めてよ」

姉「いや、私達はあんな訳あり兄弟じゃあるまいし、そんな事はないでしょ」

姉友「どうでしょうね…」

先輩「あのさ、君達」

姉・姉友「はい?」

先輩「部活中に某アクションゲームの話をするのは辞めろと何度言ったら解るんだ…」

姉「いやコイツがですね」

姉友「話振ってきたのアンタでしょーが!」

妹「サーセン、遅れてしまいましたー」ガラッ

姉「おっ、遅いぞ妹よ!」

先輩「いつもの事だけどね」

姉友「もしかしてバサ○の薄い本でも描いてたの?」ニヤニヤ

妹「なっ!? どうしてそれ」

妹「お姉ちゃん!! 余計な事喋ったな!!?」ギロッ

姉「さ、さぁ? 私は口が堅いから妹ちゃんの趣味をバラしたりしないよ(震え声)」

妹「じゃあ誰がバラしたって言うのさ!!」

姉「あ、兄くんじゃない?」

姉友「姉から聞いたわ」

姉「ちょ、おまwwww」

妹「お姉ちゃん」

姉「はい」

妹「チキン8ピースで許してあげる」

姉「私の財布が…」orz

先輩「あ、遅刻の罰として私に半分差し上げなさいね?」

妹「oh……」

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