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~1年生教室~
花丸「なんで梨子さんがオラの”のっぽパン”を持っているズラ!」
花丸「なんで梨子さんがオラの教室の中でコソコソ動き回っているズラ!!」
梨子「ひょっとして、私に話しかけてるのかしら?花丸ちゃん。」
梨子「なにを言ってるのか分らないわね。これは私の”のっぽパン”よ?さっき購買で買ったの」
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花丸「いーやぁ!その袋はオラのズラ!」
花丸「オラには解る理由があるズラ!梨子さんには解らない理由だけど!」
花丸「返すズラ!」グイッ
梨子「ちょ、そんなに引っ張ったら・・!」
バリッ!
花丸「な・・な・・なん?オラの”のっぽパンが”・・これはッ・・・!」
花丸「ル、ル、ルビィちゃんのパンツ!?」
梨子「何という事・・・見てしまったのね。」
花丸「梨子さん!このパンツはな・・何ズラ!なんでパンツだけ袋に入れて持ち歩いてるズラ!?」
梨子「・・・」
梨子「私の名前は桜内梨子。高校2年生。自宅は沼津市内浦町の別荘地帯にあり、恋人はいない」
花丸「・・?」
梨子「現在は浦の星女学院に在籍し毎日遅くとも夜8時までには帰宅する。」
梨子「夜11時には床につき、必ず8時間は睡眠をとるようにしている。」
梨子「寝る前に温かいミルクを飲み、20分ほどのストレッチ(意味深)で体をほぐし、床につくとほとんど朝まで熟睡よ。」
梨子「赤ん坊のように疲労やストレスを残さずに朝目を覚ませるの。健康診断でも異常なしと言われたわ。」
花丸「な、何を話してるズラ!!」
梨子「私は常に心の平穏を願って生きてる人間だということを説明しているのよ」
梨子「勝ち負けにこだわったり、頭を抱えるようなトラブルとか、夜も眠れないといった敵を作らない。」
梨子「・・というのが私の社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だという事を知っている」
梨子「もっとも、戦ったとしても・・私は誰にも負けないけどね」
花丸「・・!」
梨子「つまり花丸ちゃん。貴方は私の睡眠を妨げるトラブルであり、敵というわけよ」シュウウウウ
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花丸「・・これがッ!」
メノ^ノ。^リ「」バァーン
梨子「メノ-ノリ-ン・・・と、私はこの子を名付けて呼んでいるわ。」
梨子「誰かに喋られる前に、貴方を始末させてもらう。」
梨子「今夜もぐっすり眠れるようにね・・・」
花丸「た、助けて・・!!」
梨子「ダメダメダメダメダメダメダメ~・・・」
梨子「貴方とはシなくてはならないの。目撃者はイかなきゃいけないの。」
梨子「誰一人として、この桜内梨子の正体を知る者はいてはいけないのよ。」スッ
花丸「んんっ//」ビクッ
~略~
花丸「」ピクピク
梨子「ふぅ。じゃあそろそろ頂こうかしら―――!?」
梨子「花丸ちゃん・・タイツを裏返して履いているわ!自分で気にならないのかしら?」チラッ
花丸「」タイツウラガエシー
梨子「・・・」
梨子「ええい!やっぱり気になる!!」ババッ
梨子「ふぅ・・これで心置きなくパンツを頂けるわね」スッ
善子「ズラ丸ー!帰るわよー」ガラッ
梨子「!?」
善子「って、リリー!?何してるの!?」
梨子(しまった・・!)
梨子「・・・」
梨子「うわぁ~!気を付けて!この教室に入っちゃいけないわ!何者かにパンツを盗られるわよ!」
善子「いやどう見てもリリーが盗ってるじゃない」
梨子「・・私の敗北ってわけね」ガクッ
善子「えぇ・・(困惑)」
梨子「でも私には勝ち負けは問題ではないわ・・。私は生き延びる。平和に生き延びて見せる」
梨子「私はパンツを盗らずにはいられないという性癖を背負っているけど」
梨子「幸福に生きて見せるわッ!!」キリッ
善子「キモチワルイ」
梨子「よ、よっちゃん・・・クッ!・・これは・・何かの間違いよ・・」
梨子「こんな・・酷い事が・・!植物のように平穏に生きたいと・・願う・・!この桜内梨子の人生に、あっていいはずがないわ!!」
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善子「出しなさい・・リリーの」
善子「『メノ-ノリ-ン』を!」
梨子「メノ-ノリ-ン!!」
メノ^ノ。^リ「・・・」シュウウウウ
善子「クレイジー・ダイヤ!!」
|c||;^.-^||「ただの悪口になってません!?」
梨子&善子「うぉおおおおお!!!」ダダダダッ
・・・
曜「っていう夢を見たんだ!」
千歌「よしりこだねぇ~」
曜「だよねっ!」
梨子「どこがっ!?」
完
まぁクスッとしたけどさ
よしりこだよね!で笑った。
お団子ネタのよしりこも期待。
乙
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