最終章のネタバレばっかりですやん
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ぐだお「今年も無事にクリスマスが迎えられるとはなぁ」
ハサン「これもひとえに魔術師殿の諦めの悪さの賜物ですなぁ」
ぐだお「褒めてる?」
ハサン「無論。魔術殿の良いところは一に諦めの悪さ、二に愚直さ。三に凡庸さと言ったところ」
ぐだお「えー……世界を救ったんだからさ、もう少しなんかないのか?」
ハサン「いやいや。これを貫き通したからこそ魔術殿。我らもそこに惹かれたのですよ」
小次郎「さしずめ根負けと言ったところだな」
ぐだお「勘弁してよ」
カエサル「あまり調子に乗るものではない。貴様がどれほどの偉業を成し遂げようと我らからすれば凡庸未熟であることは変わらん」
ぐだお「……ま、それもそうなんだけどさ。俺なんてガンド撃つしか脳がない男だ、世界を救えたのは職員の人達とサーヴァントのみんなのおかげだ」
ハサン(本気でそう思う人柄こそ一番の武器なのだがなぁ)
小次郎(それでこそ我らが主よ)
カエサル(我らがついていなければ危なっかしくて見て入られたものではないな)
デオン(その通りさ)
ハサン「デオン殿、さもいつも通りとでも言いたげに会話に加わらないで頂きたいのだが……」
デオン「随分と酷い物言いじゃないか、我らマシュを含めマスターを支えた最古参5柱。仲間外れはやめてほしいな」
カエサル(そうだったか……?)
デオン「それよりもマスター。マシュへのクリスマス・プレゼントの用意は済んだのかい?」
ぐだお「プレゼントか……そうだよな、やっぱり用意した方がいいよな」
デオン「勿論さ。聞けば彼女はまともなクリスマスというものを過ごしたことがないらしい。世界が平和になった今、彼女には些細な日常の幸せを抱きしめて欲しいだろう? そしてそれを用意出来るのは君しかいないよ、マスター」
ぐだお「……うん、そうだね。ちょっと考えてみる」
エミヤ「さて、事情は分かった。しかし、何故私に聞く?」
ぐだお「ウチで一番プレイボーイだから」
エミヤ「確かに女性経験が全くないとは言わないが、特別豊富でもないよ、オレは」
ぐだお「言動の節々と一部女性サーヴァントを見る目から溢れてるよ、プレイボーイ」
エミヤ「……君からそう見えるのか? 私は」
ぐだお「うん」
エミヤ「行動を改める必要があるかもしれないな、私も……それはさておき、マシュ嬢へのプレゼント、か。君にしては中々気が効くじゃないか。誰の入れ知恵だ?」
ぐだお「デオンに言われてね」
エミヤ「ほう、シュヴァリエ・デオンが……ふむ、そういうことか」
ぐだお「どういうこと?」
エミヤ「いや、気にする必要はない。さて、マシュ嬢に贈るプレゼントだが。私は生憎、女性には花や宝石しか贈ったことがなくてね」
ぐだお「プレイボーイ出てますよ」
エミヤ「おっと心は硝子だぞ、繰り返すのはやめたまえ。それよりも、だ。聖夜の贈り物として、花は向かないかもしれない。だが宝石は女性への贈り物としては古来から現代まで鉄板だ」
ぐだお「宝石」
エミヤ「ああ。そして、古代から続く鉄板であるが故にこのカルデアでも比較的入手しやすい」
ぐだお「……レイシフトかぁ」
エミヤ「そも、人理焼却の事後処理真っ最中で君はカルデアから動けない身だ。形あるものをプレゼントとして選ぶならば、おのずとレイシフト先で調達してくることになるだろう」
ぐだお「うん……うん。確かに。でも一つ気になることが」
エミヤ「何かな?」
ぐだお「マシュは宝石とか貰って喜ぶかな。あんまり興味がなさそうな気も……」
???「宝石が嫌いな女の子なんていないわっ!」
エミヤ「り……女神イシュタル。心臓に悪いので凄まじい勢いで飛び込んでくるのはやめて貰いたいのだが」
イシュタル「アナタの心臓を心配する理由が私には無いわよ。それよりも、マスター! もう一度言うけど、宝石が嫌いな女の子なんていないわっ!」
ぐだお「本当に? イシュタル個人の話では無くて?」
イシュタル「えぇ。貢……贈り物の高価さは想いのバロメーター。貴方の苦労が重ければ重い程、その価値も増すのよ」
ぐだお「でもそれって一方通行じゃないかな?」
???「ハハ、ハハハハ! クハハハハハハハハハハハ!」
イシュタル「何よ、私が熱弁を振るっているっていうのに頭に響く笑い声ねぇ」
巌窟王「俺を呼んだか!」
ぐだお「特には」
巌窟王「話は聞いた。オレもそこな女神の意見に同意しよう。女への贈り物は宝石に限る」
ぐだお「どうして皆そんなに宝石推しなの?」
巌窟王「幾多の恩讐の果て、お前も少しは大人になった。決して宝石を贈るに早い歳でもあるまい」
ぐだお「……つまり?」
エミヤ「世界を救った男という肩書を持つ以上、女性への贈り物一つであっても品を選ばなくては恥を掻くと言う事さ」
ぐだお「えっ? あぁでも、そうか……世界を救った男、なんだもんな、俺は。やっぱりカッコよくなくちゃいけないのかな」
エミヤ「呑気だな、君は。冷凍睡眠中のマスター達47名も近く目を覚ます。栄誉を求めて集った彼らが、自分が眠りこけている間に世界が救われていたと……それも、魔術師としては凡庸な素人の手で救われ、更には階位を得たと知れば良い顔をしない連中もいるだろうさ。魔術師なんてものは性格が悪いと相場が決まっている」
巌窟王「隙を見せるな。存分に気取れ。本性は内に潜めて研ぎ澄ませ。オレは復讐者として、そうやって過ごしてきた」
ぐだお「そっか。俺も、もっといろいろ考えないと……がむしゃらにやるだけじゃ駄目、ってことか」
エミヤ「……まぁ、そういうことだ」
イシュタル「……ああもう、話が長い!いいから行くわよ、バビロニア! 貴方達もついてきなさい!」
エミヤ「私もか?」
イシュタル「人手がいるのよ、人手が! さぁ!」
エミヤ「やれやれ……何を企んでいるのやら」
巌窟王「アレは無意識に、僅かな悪意で人を利用する女だ。碌なことではない」
エミヤ「言えてるな」
~エビフ山~
盗賊「敵襲だー! 敵だー!」
盗賊「なんだあいつら!? 頭より強いんじゃ……うわーっ!」
イシュタル「放て放て! エビフの山を拠点する罰当たり共を殲滅するつもりで撃ちまくりなさい!」
エミヤ「やれやれ……有無を言わさず連れてこられたと思えば、盗賊団の巣窟に殴り込みとはな!」
巌窟王「フン……空虚な連中だ。地獄を見よ。絶望せよ。それが俺の見た地獄だ」
ぐだお「あぁ……皆がポコポコ遠距離攻撃を撃ち込むだけで皆逃げていく……」
ぐだお(実際概念惑星に無限の剣に全方向からビームを撃ち込まれているこの惨状こそ地獄だと思う)
盗賊「頭だ! 頭を呼べ!」
エミヤ「おっと……構えろマスター、大ボスの登場らしいぞ」
ぐだお「ああ、分かってる。みんな、一度攻撃の手を止めて、様子を窺ってから……」
謎の頭領「きゃっはははは! 人間ども、やってくれたな。我が名を聞け、そして慄け! 吾は大江山に聞こえた鬼の首魁、いばら」
イシュタル「打ち砕け、『山脈震撼す明星の薪』!!」
謎の頭領「なぁああああああああああああああああああああああああああ!?!??!???!??!!!」
ぐだお「イバラギーーーーーーン!!!」
イシュタル「よし、片付いたわね! ペラくて助かったわねぇ」
ぐだお「……」
エミヤ「……」
巌窟王「これが絶望だ。お前には縁遠く不要な物ではあるが、忘れるな」
ぐだお「……うん」
イシュタル「さ、不埒者達が貯め込んだお宝を頂くわよー!」
ぐだお「やっぱりロクな目的じゃなかった!」
エミヤ「知ってたさ……知っていたとも……」
巌窟王「そしてこれもまた、絶望か」
イシュタル「やだっ、これ凄いわよ。宝石がこんなにたくさん、夢みたい! あっはははは! ほらアーチャー、この袋に詰めて!」
アーチャー「やれやれ……」
イシュタル「気持ちいい! 捧げものの没収は気持ちいいわ!」
ぐだお(この人ホントに女神なのかな……)
ぐだお「ん?」
イシュタル「どうしたのよ、マスター。そんな石ころ拾って。それより、こっちに来なさいよ。手伝わせたお礼に、この宝石から好きなの一つあげるわ。贈り物としてはどれも一級品よ?」
エミヤ「当たり前のように独占しようとするんだな君は……」
イシュタル「しっ、仕方ないじゃない! 私のスキルを発動するには宝石が必要なのよ!」
ぐだお「菫色の……水晶?」
巌窟王「紫水晶……アメジストの原石だな」
ぐだお「へぇ、これがアメジストなのか。詳しいんだな、巌窟王」
巌窟王「パリの社交界にいたこともある」
ぐだお「……マシュの髪の色に、似てる」
巌窟王「フッ……」
エミヤ「いいんじゃないか。アメジストの石言葉は誠実、心の平和、覚醒。髪色含め、マシュ嬢には似合うと思うがね」
ぐだお「石言葉とか知ってるの? またプレイボーイ要素だ」
エミヤ「やめろ!」
イシュタル「えぇー? それより絶対こっちの宝石の方がいいわよ?」
エミヤ「男は贈り物にメッセージ性を持たせたくなるものなのさ。特に、女性に対しての贈り物にはね」
イシュタル「何それ、バッカみたい」
エミヤ「……」
ぐだお「……うん、これにするよ。砂だらけ、埃だらけだけど……洗って磨けば、綺麗になる。たぶん」
イシュタル「ふぅん……ま、いいけど。じゃあもうこの宝石は私の物よ。後で言っても遅いんだからね!」
ぐだお「うん、分かってる。良いものを見つけられた、と思う。連れて来てくれてありがとう、イシュタル」
イシュタル「別に、いいわよ、それぐらい。別に……」
巌窟王「……おい、お前、アイツに言ってないことがあるだろう」
エミヤ「さて、何の事かな?」
巌窟王「フン……老婆心が過ぎると疎まれるぞ」
エミヤ「老婆心? こんなものはほんの些細な悪戯に過ぎないよ。疎まれる等……いや、あの少年に限ってそんなことはない。ないハズだ」
巌窟王「どうだか」
エミヤ「それよりも、その物言い。君もまた、生前はさぞプレイボーイだったのではないかな?」
巌窟王「ああ。目的を果たすためには何だってしてきたからな」
エミヤ(オレに足りないのはこの開き直りか……?)
ダ・ヴィンチ「さぁみんな、クリスマスだ! パーティの始まりだよー! 忙しい日々で疲れもストレスも溜まっているだろう、今日はみんな吐き出してしまうといい!」
デオン「マスター。マシュへのプレゼント、用意できたのかい?」
ぐだお「うん、まぁ、一応……」
小次郎「煮え切らない態度でござるなぁ」
カエサル「胸を張れ、胸を。男の度量はこういう時に出るものだ」
小次郎「お主が胸よりも腹が張っているが?」
カエサル「ははは、私の腹には夢や希望、様々なものが詰め込まれているるからな」
マシュ「あっ、先輩! お疲れ様です」
デオン「さぁ、マスター。行っておいで」
ぐだお「……うん、分かってる。マシュ、少し……抜け出さないか? 二人だけで話がしたいんだ」
マシュ「えっ? あの……はい、分かりました」
マシュ「先輩、えっと……私に、何かご用でしょうか?」
ぐだお「……外に出られればベストだったかな。星空をバックに……っていうのが理想なんだけど」
マシュ「……先輩?」
ぐだお「いや、ごめん。今のは独り言。ほら、最近、お互いに忙しくて、あんまり二人だけの時間って無かったからさ」
マシュ「そうですね。私達以外の方々にとっては、寝て起きたら一年が経過していたという大事件ですから。報告の義務も、仕方ないです」
ぐだお「そうだな……マシュ、体の調子はどう?」
マシュ「はい、自分でも信じられない事ですが、健康そのものです。メディカルチェックでも何一つ異常は見つかりませんでした」
ぐだお「そっか……良かった。マシュが元気で、笑っていられるっていうのが俺は一番嬉しいよ」
マシュ「……先輩? それは、その……どういう……」
ぐだお「マシュ」
マシュ「はっ、はい!」
ぐだお「……手を出してくれないか」
マシュ「えと、これで……いいですか?」
ぐだお「ああ、ありがとう。失礼」
マシュ「あっ……そんな、先輩、急に私の手を取って、どうされたのですか? 先輩、何だか今日、いつもと雰囲気が……」
ぐだお「……メリークリスマス、マシュ」
マシュ「これは……指輪?」
ぐだお「ああ。俺からクリスマスプレゼント。気に入ってくれたら嬉しいんだけど」
マシュ「は、はい。この宝石……薄いライラック色のこれは、アメジスト、でしょうか。ですが、先輩、その……」
ぐだお「……やっぱり嫌だったかな?」
マシュ「いえ! いえ、そんなことはありません。先輩からプレゼントを頂けるなんて、今にも廊下中の壁を破りたいぐらい嬉しいです! ですが、その……先輩が指輪を嵌めてくださった場所、左手の、薬指なので……こ、この場所は……」
ぐだお「…………あーーーーーっ!!! ち、違うんだマシュ、いや違うことは無いんだけど、緊張してたっていうか、女の人の指に指輪を嵌めるのは薬指ってイメージがあったっていうか、緊張で頭回ってなかったっていうか! いやあの、ゴメン! ほんとゴメン!」
マシュ「せ、先輩! 落ち着いてください!」
ぐだお「あーもうやっちゃったなぁもう……慣れない事するもんじゃないなぁ」
マシュ「慣れない事?」
ぐだお「うん。巌窟王達に言われたんだ、世界を救ったって言う肩書がつく以上、いつどこで誰が……それこそ、敵になるかもしれないやつが見てるか分からないから本性隠して気取っていろって。ほら、俺……普通だから。隙だらけってハサン達にもよく言われるし」
マシュ「なるほど。それで今日は雰囲気がいつもの先輩と違っていたのですね」
ぐだお「うん……俺なりに気取ってみたつもりなんだけど。やっぱりダメだなぁ。結局俺だから大事なところでやらかしちゃった」
マシュ「……ふふっ。ふふふふっ」
ぐだお「……やっぱおかしいよね」
マシュ「はい、おかしいです。ふふふっ」
ぐだお「……」
マシュ「先輩」
ぐだお「何?」
マシュ「先輩は、先輩だから先輩なんです。怖いことを怖いと感じる人で、本当に駄目な時は駄目だと分かる人で、それでもそれを押し殺して、知らない人の為に行動出来る……そんな、ありのままの先輩だからこそ、私は先輩のサーヴァントとしていつまでもどこまでも共にありたいと思うんです」
ぐだお「……」
マシュ「無理に自分を隠す必要なんてないと思います。例え、突然敵が先輩の隙を突いてきたとしても、シールダーの名に懸けて私が守ります」
ぐだお「……ありがとう、マシュ」
マシュ「きっと、他のサーヴァントの皆さんも同じ思いだと思います。特に、今カルデアにいるのは先輩のことが放っておけないと残った人たちですから」
ぐだお「そっか……そうだよな。うん、俺は俺だ。隙だらけ……らしいけど、それを隠せるほど器用な男じゃない。よし、やり直すよ。マシュ、メリークリスマス。プレゼントがあるんだけど、受け取ってもらえるかな?」
マシュ「はい!」
小次郎「……青春青春。結構なことよなぁ」
ハサン「うむ。ああいう若者たちが新たな時代を作っていくのだ」
カエサル「全く抜けた男だ。お前には人格しか優れたものは無いと何度も言ってやったはずなのだがな」
デオン「思惑通りことが進んで満足かい?」
エミヤ「さて、何の事かな」
巌窟王「悪意が迫る前に立場を分からせ、警鐘を鳴らし、自らの武器と味方が誰なのかを頭に刻み込ませる。過保護にも程がある」
デオン「覚悟……とは言わずとも、頭の中にあるのと無いのでは大違いだからね」
エミヤ「いや、なに……自分を偽るのは思うより精神をすり減らすものだ。一度味あわせて、どれほど無駄か教えてやろうと思っただけだ、私は。そもそもアベンジャー、君も私と同じ側だろう」
巌窟王「オレは乗っただけだ。アイツにはあのままでいて欲しいからな」
エミヤ「それを言うならば、私もシュヴァリエ・デオンの策を利用させてもらったに過ぎない」
デオン「深読みは止めてもらいたいな。私はただ、マシュの望みを汲み取って、マスターを少しだけ誘導したに過ぎないよ」
エミヤ「どうかな。君だってマスターのことを憎からず想っているだろう? ならば、安易にマシュ嬢に有利に事を運ばせるとは思えないが。彼女は強敵だぞ」
デオン「私は男であり、女である。マスターに仕えるサーヴァントであり、マシュの友でもあるのだよ。それに」
エミヤ「それに?」
デオン「人をたらし込むのは得意中の得意さ。時には従者として。時には友として。時には慕うものとして……私には誰にも負けない武器がある。だから、今回はマシュの友としての私を優先させたに過ぎない」
巌窟王「男も女も相応に厄介なものであるが……一番厄介であるのは両方を持った者か」
デオン「当然。私はシュヴァリエ・デオン。数多の顔を持つ白百合の騎士だからね」
エミヤ「しかし……」
デオン「そこまでにしておきたまえ、実力行使で黙らせたくはない。私の筋力はAランクだ」
エミヤ(筋力D)「……」
巌窟王(筋力B)「……」
マシュ「それにしても、この指輪……素敵です。どうやって用意したのですか?」
ぐだお「原石をエビフ山で拾って、ダヴィンチちゃんにお願いしたんだ。その……マシュの髪みたいな色で綺麗だったから」
マシュ「っ……ありがとう、ございます。嬉しいです。家宝にします! 例えどんなものを頂いたとしても、これに勝るプレゼントはありませんっ!」
ぐだお「大袈裟だよ。本当はネックレスみたいなアクセサリーにしてもらおうと思ってたんだけどさ、ダヴィンチちゃん、アメジストを渡すなり『おお~、ついに君もその気になったか! うんうん、良い石を選んだね。これは指輪しかありえない!』って。意味はよく分かんなかったんだけど、もうそのまますぐに指輪にしちゃって」
マシュ「ダヴィンチちゃんのことなので、何か意味があるとは思いますが……良い石……アメジストといえば、魔よけとして知られています。石言葉は誠実、それから……真実の、愛……」
ぐだお「……真実の、愛?」
マシュ「はい……」
ぐだお「……やられた。アーチャーの奴、そんなこと一言も言ってなかった!」
マシュ「……」
ぐだお「ダヴィンチちゃん、絶対勘違いしてるよな……なんて言ったものかなぁ……」
マシュ「せ……先輩っ!」
ぐだお「はいっ!?」
マシュ「私、その…………き、聞いて頂きたいことがあります! 私、先輩の事――」
巌窟王「……過保護だな」
エミヤ「さて……何の事やら」
終わりです
読んでくださった方がおられましたらありがとうございました
乙
乙!
今夜は(デンジャラス)ビースト討伐だな
討伐せずイチャつき倒したい
乙
好きなサーバントは沢山いるけどやっぱりマシュが真ヒロインだよな。
ロマンが悪友、ダ・ヴィンチちゃんが姉貴(兄貴)分。
娘はジャックでペットはフォウも追加で
フォウ君とゲーティアもニヤニヤしていることだろう
もう残った一生ずっとこういうことやっててほしいな
乙
筋力Bは恥ずかしいことじゃないから胸を張ってね!
このSSまとめへのコメント
d(^_^o)