雁夜「馬鹿な・・・っ! 有り得ない・・・っ! ジジイから渡された触媒なら強力な英霊を喚べるんじゃなかったのか・・・!」
雁夜「どういうことだ!!」
臓硯「……確かに円卓の破片だったはずだが、ただの机の破片とすり替えられていたか」
雁夜「こんなサーヴァントで勝てるのか・・・っ? 無理・・・っ!!」
由紀「……」
由紀「な、なんだかお呼びじゃなかったみたいだね? めぐねぇ……」
< ……
由紀「うんうん、そうだね! 頑張っちゃうよー!」
ランスロット「セイバー、ランスロットここに」ザッ
ランスロット「問おう、貴方が私のマスターか」
切嗣「ああ、そうだ」
・・・
切嗣(翁に渡された円卓の破片……やはり本物だったか)
切嗣(本来用意していた触媒が手違いで別の所に運ばれてしまった為、急遽用意したらしいが……)
切嗣(ステータス、能力、そしてあのアーサー王伝説のサー・ランスロット……これなら幾らでもやりようはある)
切嗣(多少の汚いことならばやってのけると言っていたのだからな)
切嗣(この戦い、僕らの勝利だ)
時臣「…………」
璃正「…………」
綺礼「…………」
水着セイバー?「どうされましたか、マスター」
時臣「その……無礼を承知でお聞きしますが、貴女があのアーサー王……なのですか」
アルトリア「如何にも、私がアルトリア・ペンドラゴンだ」
時臣「…………」
時臣「…………」チラッ
綺礼(私を見ないで下さい)スッ
ライダー陣営が気になるところ
期待
バーサーカー以外で適応するクラスは無い。
勝手に潰し合ってくれる事を願い逃げ続ける以外に打てる手が無いけどどうなるか。
流石に自害させてジジイに召喚させてから移植が早そう
切嗣と雁夜おじさんには幸せになって欲しい
切実に
~~ 数日後 ~~
由紀「今日は皆で社会科見学に行こー!」
雁夜「社会科見学?」
由紀「うん、学園生活部に雁夜おじさんが慣れてきた所でしょ?」
由紀「めぐねえも冬木市の事を知るのにいい機会だって!」
< ……
由紀「えへへ、でしょ? でしょ? りーさんとくるみちゃんもそう思うよね!」
雁夜「……」
雁夜「バーサーカー、もう聖杯戦争がいつ始まってもおかしくない」
雁夜「その……確かにお前の能力のおかげで俺は魔力を使わずに済んでるが……」
由紀「雁夜おじさん」
雁夜「?」
由紀「大丈夫だから、行こ?」
由紀「おー! 古い、何もかもが古い……!」バタバタ
由紀「あー! 見てみてりーさん! 携帯があんなにおっきぃよー!?」キャッキャッ
由紀「あぅ……てへっ、はーいめぐねえ」ションボリ
雁夜「……おい、バーサー……いや、ゆき!」
由紀「はーい何でしょぉっ」とてとて
雁夜「街中なんだからあまり人の迷惑になるような事はするな」
由紀「うぅ……っ、さっきめぐねえにも怒られた……」
雁夜「そのめぐねえが正しい」
雁夜(……俺は何をしてるんだ)
雁夜(とはいえ、あの化け物……ジジイを下がらせたのは紛れもなくこの娘だ)
< キャッキャッ
アイリ「とっても元気な子がいるわね♪」
舞弥「そうですね」
アイリ「それにしてもさっきの子、都会の子かしら? 携帯電話を大きいだなんて」
舞弥「先程の物より小さい電話はまだ存在しない筈ですが」
アイリ「ふぅん? 貴女はよく知ってるのね、外の事」
舞弥「……ええ、それなりにですが」
『マスター、何処かのサーヴァントが誘いをかけています』
『それもかなり露骨に……』
アイリ「……!」
アイリ「お客様みたいね」
舞弥「分かりました」スッ
由紀「…………」
雁夜「……?」
雁夜「何を見ているんだ」
由紀「うん、ちょっと気になっちゃって」
雁夜「『ランダル・コーポレーション』……まさか英霊も就職する訳じゃないよな」
由紀「ううん、私達は就職出来なかったから」
雁夜「……?」
< タタッ
由紀「雁夜おじさん、あそこ行ってみよう?」
雁夜「ああ……」
< 「ほら、そっちそっち!」
< 「おいそっちは……」
アサシン「……」
アサシン(あの少女が何者なのか探れとは命じられたものの、今のところただの一般人にしか見えん)
アサシン(マスターと協力している時臣という男、例の騎士王を手懐ける事もままならぬ様な奴よ)
アサシン(……む? バーサーカーのマスターと向かいの路地裏に入ったか)スッ…
< コロンッ
アサシン「ッ……!」バッ
アサシン(これは……プラスチックの玉……?)
───────── ドズゥッ!!
アサシン「が……ッ………!?」
アサシン「な、何……」
アサシン(馬鹿な、いつの間に背後を……このハサンに、刃を……)
「……おやすみなさい」
< ザクッッ
由紀「あ! おじさん、あっちの橋行ってみよーよ!」
雁夜「どんどん街から離れてるぞ、めぐねぇは何も言わないのか?」
由紀「めぐねぇ?」
< ズズ……
由紀「あ、お帰りなさい」
由紀「って、わぁあっ!? めぐねぇの影が薄い訳じゃないよっ? ちょっと忘れてただけでー!」
< ……
由紀「ほら雁夜おじさんも、それで話を振ってたんだよ~」
由紀「ね? 雁夜おじさん」
雁夜「あ、あぁ……」
雁夜(今……バーサーカーの足元が赤く揺らいでいた?)
雁夜(何かしたのか?)
本人はバーサーカーだけど、宝具(部員)はアサシン。
初見殺しの地雷過ぎる。
一人死徒いるしな
~~ その頃の埠頭では ~~
アイリ「貴方が誘いをかけてきたサーヴァントね」
フィン「如何にも、数日と踊りの相手を探していたのだが……どの淑女にも断られてしまってね」
フィン「どうやら此度の戦いに『まともな』英霊は存在しないらしい」
アイリ「……」
アイリ「ですってよ?」
< ザッ
ランスロット「ならば俺が相手をしてやるぞ?」スゥゥ…
フィン「ほぉ、私としてはそちらの銀髪の君にお相手を頼みたかったのだが」
フィン「ま、これも仕方ない」ビュッ
フィン「その装いと気配から察するにセイバーと見た、私が何のサーヴァントかは分かるかな?」ダッ……!
ランスロット「ランサーか……」チャキッ
ランスロットも不倫の騎士だから妻子持ちのマスターとの相性は悪い。
時臣の下で妖怪食っちゃ寝と化し現在を満喫する元主を見てどう思うのかも気になる。
グィネヴィアいなければ不倫暴走なかったしだいじょうぶでしょ
基本は忠義な騎士だし
フィンの実力ってどんなものだっけ
いろいろ出来そうな感じはあるけど
さて幸運がEになってしまっているかどうか
fateだと、グィネヴィアはアルトリアと百合っていたのかな。アルトリアも戦場や政治で人恋しくなる事もあるだろうし、王が孕む訳にいかないから秘密が守れ孕ます心配が無い相手として宛がわれたなら不倫が長期間放置されていた理由付けになる。王妃が女より男の方が良く、無理をさせている引き目からランスロット(多分、王妃の種馬に選ばれている)との不倫が続いてもアルトリアは問題に出来ず例の破局になったとか。
アルトリアは無印の時と違い自衛もままならない領民(士郎)が居るわけじゃないし、手駒(綺礼のアサシン)もある。手駒を使い情報収集をして時臣に兵站を任せ戦略、戦術に口出しをさせない。綺礼は謀殺して手駒を奪う機会を計ると食えない王の面が強い腹黒アルトリアはちょっと見たいかも。
だいたいそれであってる
>>21-22
これは笑う
>>21は狂化B持ってるな
>>19
本名は「ディムナ・マックール」
母方の祖父がヌアザ(ダーナ神族の王)であり、神と人間のクオーター。
親指を舐めると知恵が湧き、両手で掬った水はあらゆる傷を癒す。
当時の勇者・英雄を集めたフィオナ騎士団の団長を務めるほどの武勇を持ち、自動攻撃能力と
精神干渉を防ぐ槍(Fate/GOでは剣になってるが、原点であるフィニアンサイクルでは槍)を持つ。
幼少期を山奥の小屋で過ごしたためサバイバル能力に長け、弓の腕も超一流。
育ての親に魔女がおり、さらにはドルイドに師事したこともあるため魔術にも造詣が深い。
ディルムッドのほくろ(一種の呪い)には勝てなかったが、男女問わず人を惹きつけずにはおかない
美貌の持ち主でもある(とはいえディルムッドに嫁を寝取られたのは彼が老年期の出来事であり、
若い頃はもてすぎて神族に呪われるほどである)。
総じて、ランサーとしての能力は兄貴に比肩するレベルであり、知名度もほぼ互角。一時期は軽く
上回っていたほど。
つうかアイルランド神話における4つのサイクルのうち、兄貴とフィンでそれぞれ1つずつのサイクルを
使っているほどの大英雄である。
fateでは寝取られた人として色々下がってるけどね
有り余るほどの名誉と戦功を手に入れた戦士だったのにfateだとただの花嫁に逃げられた老人だしな
待ってる
おいがっこうぐらし9巻でたぞ頑張れ
あく;
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