時子「だって飼い主だもの」 (62)



―――事務所


ガチャ


ちひろ「――あ、時子ちゃん。おはようございます」


時子「…………おはよう」


時子「…………プロデューサーは?」


ちひろ「あぁ~……まだ今日は見てませんねぇ」


時子「チッ……、そう」ポスッ


ガサガサ…


時子「………………」スッ


ちひろ(……あら、時子ちゃんがイヤホンを……。新曲でも聞いてるのかな)


ちひろ(最初に時子ちゃんを見たときは少しびっくりしたけど、今では大人気なんだからすごいわよね……)


ちひろ(……それにしても、プロデューサー遅いなぁ。何をしているのかしら……――)



――――――

――――

――



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―――数分後



時子「………………」スッ


ゴソゴソ


ちひろ(あれ、時子ちゃんイヤホン外した……。もう飽きたのかな)



ガチャ



P「――ふぅ……。あ、ちひろさんおはようございます!」


ちひろ「プロデューサーさん。おはようございます」


P「いやー、社長の長話に付き合わされちゃ――おうっ!?」ドゴォ


時子「あら、この私を待たせておいて、悠々と話し込むとは……いつからそんな偉くなったのかしらね」


P「ご、ごめんなさい時子様……。で、でも時間的には――」


時子「アァ?」


P「あっ、はい……」


時子「それに。……まず事務所に入ったら、なによりも先に私に挨拶をするのが下僕ってものじゃない?」


P「ま、まったくその通りです……」スクッ


時子「……さっさと扉を開けなさい。ったく、いつまでたっても使えないわね」


P「はいっ! それじゃ、行きましょう……」


ガチャ

バタン


ちひろ「あ、あはは……。プロデューサーも大変そう……」


ちひろ「――さて、仕事も一段落したし、ちょっと掃除でもしようかな」


ちひろ「ふふーん……♪」


ゴトッ


ちひろ「――あれ、これはさっきまで時子ちゃんが聞いてたやつ……?」


ちひろ「忘れてっちゃったのかな。どうしよう、今から届けに行っても間に合うかしら」


ちひろ「…………でも、時子ちゃんがどういうの聞いてたのか、少し気になるなぁ」


ちひろ「………………」キョロキョロ


ちひろ「ちょ、ちょっとならいいよね……」


ちひろ「………………」スッ

ポチッ



『………………』プップー



ちひろ「……あれ? ……なにこれ……車の音??」


ちひろ「なんで……こんなの……」



『うおおっ!! SSRだ、やったねっ!』



ちひろ「えっ?? ……これ、プロデューサーの声……??」



『しかし、忘れ物ってどうしたんだろう。時子様にしては珍しい……』



ちひろ「も、もしかしてだけど……これって…………」







時子「 なにをしてるのかしら? 」







ちひろ「――――ッ!!?」ビクゥッ


時子「………………」


ちひろ「あ、あの……えっと……その……」


時子「……なにをしているのかと聞いているんだけど?」


ちひろ「…………っ! と、時子ちゃん! こ、これって盗聴ってやつじゃないんですかっ!!?」


時子「…………で?」


ちひろ「えっ?? い、いや……だから……」


時子「はぁ……あのね。なにか勘違いをしているわ」


ちひろ「か、勘違い……?」


時子「最近、家の飼い猫のことが気になって、部屋にカメラをつける人居るでしょう?」


ちひろ「あ、あぁ……はい……」


時子「それと同じよ」


ちひろ「えっ」

ゆっくりやります、がんばります。

アイマスで書くのは初めてのなので、もし変なことろがあったら教えてください。


時子「はぁ……まったく世話をするのも大変よね」


ちひろ「あっ……えっと……」


ちひろ(いや、ダメよね……? 一瞬流されかけたけど、ダメよね……? ――はっ! ……も、もしかして……)


ちひろ「ぷ、プロデューサーさんの合意がある……ってことですか? あ、あははっ、それなら安心しまし――」


時子「ハァ? そんなことしたら、向こうが意識するでしょ? そしたら意味がないじゃない」


ちひろ「あぁー……そうですね」


ちひろ(……じゃあ、ガチの盗聴なんじゃ……)


時子「もう、いいから返してくれる?」スッ


ちひろ「だ、ダメですっ! い、いいですか、時子ちゃん? これは立派な……」


ガチャ


雫「おはようございます~。今日もがんばっちゃいますよ~」バインッ


雫「って、あれ……? なにしてるんですか?」


ちひろ「し、雫ちゃん! ちょ、ちょっと外に行ってて――」


時子「ちひろが私のを返してくれないのよ」


雫「えぇ~、ちひろさんダメですよ~」


ちひろ「い、いや……っ!! ……じ、実はね、時子ちゃんがプロデューサーのことをこれで盗聴してたのっ!! だ、だから……――」




雫「……それがどうしたんですか~?」




ちひろ「えっ」


時子「ほら、返しなさい」バシッ


ちひろ「あっ……」


時子「雫、よく注意をそらしたわね。ご褒美を上げるわ」


雫「わぁ~! よつ葉牛乳ですーっ!」


時子「フフッ、従順なのは好きよ」


ガチャ


時子「じゃ、行ってくるわ」


時子「――アァ、この事あの豚に言ったら……そうね。……後悔することになるわよ」


バタン

これは良い時子様

チッヒがキレイ…だと…

>>7
時子様は金持ち
な…?



P「――あぁ、時子様……。忘れ物って何だったんですか?」


時子「……誰が口を開く権利を与えたのかしら? そんなことより、私に自分でドアを開けろって言ってるの?」


P「す、すいませんっ!」ガチャ


時子「はぁ……、まだ調教が足りないのかしらね……」スッ


時子「仕事をする以上、貴方の失態は主人である私の失態にもなるのだから、しっかりしてほしいものだわ」


P「は、はいっ!」


時子「わかったら、早く車をだしなさい」


時子「………………」フンッ










ちひろ「――雫ちゃんっ? 雫ちゃんは知ってたのっ?」


雫「えー? なにがですか?」キョトン


ちひろ「だ、だから、時子ちゃんがプロデューサーさんに盗聴器を仕掛けてるってこと!」


雫「違いますよ~!」モーッ


ちひろ「ち、違うって……。な、なかった事にする気っ?」


雫「だから、違いますって~。仕掛けたのは、私ですから~」


ちひろ「えっ」


雫「時子さまに言われてやったんですー! あの時はおいしい牛乳でした~」


ちひろ「あ、あぁ……そう……。……明治の?」


雫「はい~!」


ちひろ(……あれ? もしかして私がおかしいの? そ、そんなことないわよね……)



雫「――それじゃ、今日もお仕事がんばりますよ~!」


ちひろ「そ、そうね。今日もがんばってね……」


ちひろ「……とりあえず、落ち着くのよちひろ……。時子ちゃんが帰ってきたら、いろいろ確かめないと……」



―――――

――――

――

蒼派の差し金か、紅派の陰謀か…

ペットの状態把握は大事やししゃーないねん

いったいどっちがペットなんですかねー



ガチャ


P「――ただいま帰りましたー」


ちひろ「あっ、お帰りなさい」


P「ふぅ……。さて、残りの仕事を片付けようかな……」


ちひろ「あ、あの……プロデューサーさん? 時子ちゃんは……?」


P「えっ? あぁ、時子様はそのまま送ってきちゃいましたよ。……あれ、なにか用でもあったんですか?」


ちひろ「いや……、そういうわけじゃないんですけど……」


P「…………?」


ちひろ「そ、その……プロデューサーさん」


P「はい?」


ちひろ「………………」




―――……後悔することになるわよ。




ちひろ「お、お疲れ様ですっ」ニコッ


P「あはは、ありがとうございます」


ちひろ(……というかそうよね。この会話も聞かれてるかもしれないわけだし、本当に迂闊な事言えない……)


ちひろ「――あっ、そういえば明日はお休みなんでしたっけ?」


P「…………休み? 俺に休みなんてありましたっけ?」


ちひろ「その闇が深そうなニュアンスで言わないでくださいよ……。……たしかそうだったような気がしたんですけど」


P「ふーん、ちょっと確認してきます……――」スッ





P「――本当だ……。休みじゃないですか、ちひろさん」


ちひろ「よ、よかったですねっ」


P「うーん……? まぁ、いっか……」


ちひろ「プロデューサーさんは、お休みどう過ごすんですか?」


P「いや、休みだと思ってなかったですから……。でも、そうですねー……。どっかに出かけようかなぁ……」


ちひろ「あはは、それがいいですよ」




プルルルル…


ちひろ「はいっ、こちら――」


『家から出ないように言いなさい』


ちひろ「えっ」


P「……どうかしたんですか?」


ちひろ「い、いえ……」


『明日、その豚が家から出ないように言いなさい』


ちひろ「あ、あの……時子ちゃんですか?」コソコソ


『当たり前のことを聞かないでくれる? それよりも私の言ったことを理解できたのかしら?』


ちひろ「で、でも、そんなの……」


『……勘違いしないで、貴女にやるやらないを決める権利はないの。理解できたかどうかを聞いているのよ』


ちひろ「………………」


『光栄に思いなさい。貴女にも私の手伝いをさせてあげるって言ってるんだから』


ちひろ「い、イヤ――」


『アァ、無理にとは言わないわ。…………貴女の代わりはいくらでもいるんだから』


ちひろ「や、やります……」


プツッ


ちひろ「あっ……切れた……」


P「ちひろさん? ……誰だったんですか?」


ちひろ「あ、あぁあははは……。えっと…………雫ちゃんです……」


P「雫が? ふーん……」カタカタ


ちひろ「……あ、あのープロデューサーさん?」


P「はい、なんです?」


ちひろ「明日は……お部屋のお掃除とかは……どうでしょう?」


P「えっ?」


ちひろ「い、いやっ! う、占い! 占いでですねっ? プロデューサーさんが明日家から出ると、大変なことになると結果がでたんですっ!」


P「えぇっ!?」


ちひろ「で、ですから……、お掃除とかで一日を潰しては……どうでしょう……とか……思いまして……」


P「そうですかぁ……。まぁ、無理に出かけるよりはいいかもしれないですね」


ちひろ「そうですよっ!」


P「じゃ、明日は占いを信じて、家で大人しくしてます」


ちひろ「は、はい………………」ホッ…



――――――

――――

――







―――翌日:事務所



ガチャ


ちひろ「……あっ、と、時子ちゃん……」


時子「昨日はよくやったわ。褒めてあげる」


ちひろ「あ、あはは……。……でも、どうして? 時子ちゃんも今日はお休みじゃ……」


時子「えぇ、まぁね。……パソコンを借りるわよ」


ちひろ「え……?」


時子「………………」カタカタ…



『――あれ、掃除機どこいったかなぁ』



ちひろ「あれ?」


時子「………………」ジーッ


ちひろ「と、時子ちゃん? い、いったい何を……」ソーッ


ちひろ「………………あの、時子ちゃん?」


時子「……なにかしら? 耳障りね」


ちひろ「あ、あの、この映像は……?」


時子「ハァ? 見てわからないのかしら?」


ちひろ「み、見た限りでは、プロデューサーさんが映ってるんですけど……」


時子「そういうことよ」


ちひろ「えっ」

どういうことなのだよ(困惑)

どういうことだってばよ


時子「はぁ……。こんなのもいちいち説明しないといけないのかしら……」


ちひろ「ご、ごめんなさい……。ぜひお願いしたいんですけど……」


時子「というか、昨日説明したわよね?」


ちひろ「昨日……?」


時子「もういいわ。その無い頭で考える無駄な時間を、自分の仕事にでも当てたほうがまだ有意義でしょう」


ちひろ「え、えっと……」


ちひろ(昨日……。ま、まさかとは思うけど……)


ちひろ「――あ、あの、飼い猫が気になってカメラを仕掛ける……とかいうやつでしたっけ?」


時子「それ以外に何があるのよ」


ちひろ「あー……」


ちひろ「そ、それじゃあ、これはプロデューサーさんのご自宅の映像……ですか?」


時子「だ・か・ら、そうだって言ってるでしょ? 何のためにあの豚を休みにしたと思ってるのよ」


ちひろ「あー……。えっと……あー……えぇ……っと……えっ?」


ちひろ(あ、頭がこんがらがってきちゃった……。……とりあえず確実なことは、盗撮もしてる……ってことよね……)


ちひろ(それに『休みにした』?? と、時子ちゃんはいったい……)


ちひろ「い、いや、そんなことより……! ――時子ちゃんっ。も、もちろんこれはプロデューサーの許可を得てるのよね……?」


時子「ハァ……。なに? 貴女は同じ説明を二回しなきゃ理解ができない生物なのかしら? そんなことしたら、向こうが意識するから意味がないって言ったわよね?」


ちひろ「え、えぇ……」


時子「まったく、世話をする身にもなってほしいものだわ」フゥ…


ちひろ「……時子ちゃん? よく聞いて……、これは……――」


ガチャ


法子「おはようございまーすっ!」


ちひろ「あ、法子ちゃん……。ご、ごめんね、少し外に……」




法子「――あっ、時子さん。プロデューサーのお家見てるんですかっ? 私も見たいなーっ」




ちひろ「えっ」


時子「アァ、うるさいのが増えたわね……。ほら、ドーナツ上げるから、そっち居なさい」


ちひろ「えっ」

何気にドーナツを常備してる時子様

ベルトコンベアって魔物娘の人?

ドーナツを常備するほど法子と仲のいい時子様


法子「やったーっ!」


ヒョイッ


法子「あっ……」


時子「もちろん……タダでもらえるとは思ってないわよねぇ、法子? 今日は何の日だったかしら?」


法子「わかってますよー! 燃えるゴミの日ですよね」


ちひろ(心の整理がつかない……。それに、なんの話を……――?)




法子「なんと……今日はですね、ワイシャツをゲットしましたっ!」ジャーン




ちひろ「えっ」


時子「フフッ、よくやったわ法子、褒めてあげる。ドーナツ増量よ」ポイッ


法子「わーいっ!」


ちひろ「ちょ、ちょっと待ってっ!? そ、それってプロデューサーさんの……?」


時子「えぇ、飼い主として状態を詳しく知っておかないといけないでしょう?」


ちひろ「あー………………」


ちひろ「………………仕事に戻ります」


ちひろ(……ここは、もうダメかもしれない――)




―――昼


『……あっ、今の俺なら世界狙えるかもしれない……』


時子「………………」ジーッ


ちひろ「と、時子ちゃん、お茶飲みます?」


時子「貰うわ」


ちひろ「どうぞ……」コトッ


時子「………………」ジーッ



―――夕方


『今日はどうしようかな……、究極の卵かけご飯でも作るかな』


時子「………………」ジーッ


ちひろ(プロデューサーは何をやってるんだろう……)

>>20
そっちでも書いてたよ。
読んでくれてたなら、ありがとう。

こういうSSを待ってた

いいじゃんすっごい病んでるキレイキレイ

自宅で人の目が無い+数少ない休日で頭がオカシイ
=奇妙な行動をするPか…


『――決めた、世界一おいしい納豆ご飯を作ろう』


時子「………………」ジーッ


ちひろ(はぁ……ダメだなぁ、集中できない……)


ちひろ(何故だかここに居ると、私がおかしいんじゃないかって錯覚しちゃう)


ちひろ(誰か……誰か……まともな人が来てくれれば……)



ガチャ



涼「おいーっす……。はぁー今日は疲れたな……」


ちひろ「……っ! り、涼ちゃんっ!」ガシッ


涼「うわっ、な、なんだよちひろさん……。どうかしたのか?」


ちひろ「あ、あのね……落ち着いて聞いてほしいんだけど……――」





時子「――あら、いいところに来たわね。ねえ、このカメラのアングル、もう少しどうにかできないのかしら」




ちひろ「えっ」


涼「え? いやぁ、それ結構考えたんだけどな。だって、これ以上動かしちゃうとこっちがさぁ……」


ちひろ「えっ」


時子「ずらせばいいじゃない」


涼「隠すのも結構大変なんだって」


時子「ふーん……。もう一つは付けられないの?」


涼「あー、出来ないこともないけど……さ」


時子「……しょうがないわね」ビリッ


時子「――ほら、この豚が着てたワイシャツの右袖を上げるわ」


涼「本当かっ? ……さすが時子サンっ。まかせな、明日にでもやってみるよ」


時子「えぇ、鍵も渡しておくわ」チャリッ


涼「わかったっ! ――……あぁごめんごめん、ちひろさんの用件はなんだったんだ?」


ちひろ「ううん、なんでもないの……。ちょっと、一人にさして……」


涼「おいおい、大丈夫か? 何かあったら遠慮なく言ってくれよな」


ちひろ「う、うん……」アハハ…

この世界線ではちひろさんの思考こそが異質である説

何だこいつら…(恐怖)

この世界ではちひろが唯一の癒やし


―――夜


ちひろ「………………」カタカタ…


時子「………………」ジーッ


プルルル…


ちひろ「はい、こちら――」


時子「………………」ジーッ


プツッ…


ガタッ


時子「じゃ、帰るわ」


ちひろ「あっ、はい……。お疲れ(?)さまです……」


時子「また、機会があれば貴女にも手伝わせてあげるわ」


ちひろ「あぁ……はい」


ガチャ…

バタン


ちひろ「すごい……。ずーっと見てたわね……」


ちひろ「これ、私はどうすればいいんだろう……。黙認するのもどうかと思うけど、それしか道もない気もするし……」


ちひろ「というか、なんでいままで気付かなかったんだろう……――」






―――翌朝


ガチャ

P「おはようございます」


ちひろ「お、おはようございます……」


ちひろ「あー、昨日はお掃除できました?」


P「えぇ、まぁ。でも、なんだかんだで皆が出てるテレビ見てたりしてたら、終わっちゃいましたね」


ちひろ「あ、あはは……そうですか……」


ちひろ「……あっ、ワイシャツ……新しくしました?」


P「おっ、わかります? そうなんですよ。昨日、時子様にいただいちゃって……」


P「余りワイシャツのほうには気を使ってなかったんですけど、時子様に見てられない……って言われたんですよ」


ちひろ「へぇー……」

へぇー……(目逸らし)


ミスった。

× P「おっ、わかります? そうなんですよ。昨日、時子様にいただいちゃって……」

○ P「おっ、わかります? そうなんですよ。一昨日、時子様にいただいちゃって……」


どんまい、俺。


P「ワイシャツだから目立たないかと思ってましたけど、やっぱわかる人にはわかっちゃうもんなんですね」


ちひろ「そうですねー……」


P「やっぱり、時子様だけじゃなく、他のみんなの事もあるし……。身だしなみには気を付けないと」


ちひろ「あぁー……そうですねぇ……」


P「あ、そういえば今日は時子様を迎えに行ってから現場に行くんでしたっ! じゃ、行ってきますっ」


ちひろ「そうですかぁ……」


ガチャバタン


ちひろ「言えない……。言えないわ……」


ちひろ「プロデューサーさん……――」








P「――さて……と。まぁ、多少ゆとりはあるけど、早く着いて悪いこともないし……。先に行って待ってるかな……」


P「……って、あれっ??」


時子「……あら、その間抜け面は……下僕じゃない」


P「す、すいませんっ! 早く着たつもりだったんですけどっ!」


時子「気にしなくていいわ、二十分前から居たのは私の趣味だから……。まぁ、その心構えは大切にすることね」


P「はいっ、ありがとうございますっ!」


時子「フフッ、今日の私は気分がいいわ。さっさと案内しなさい」


P「こっちです、時子様……――」





―――とある日の事務所


P「うーん…………」カタカタ…


ちひろ「プロデューサーさん、お茶です」コトッ


P「あっ、どうも……」


ちひろ「……どうかしたんですか?」


P「え? いや……、うーん……」


ちひろ「…………?」


P「いやまぁ……、こんなことちひろさんに言うべきことでもないのかもしれないんですけど……」


ちひろ「は、はい」





P「最近、誰かに見られてるような気がして……」




ちひろ「」


P「いや、気のせいだろうってのはわかってるんですけどねっ!」アハハッ


ちひろ「あ、あはは……」


P「ただ、たまに部屋の物の配置が変わってたりするような気がして……」


ちひろ「き、気のせいですよっ! 疲れてるんじゃないですか? や、やっぱり多忙ですからね!」


P「…………ですよね」アハハ



ちひろ(あぁ……、もう私は後には引けなくなってしまった……)



P「――あと、それとは別で、もう一つ悩んでることがありまして……」


ちひろ「あははっ、もうどうしたんですかー?」






P「俺、プロデューサーやめようかなって」







ちひろ「」






ちひろ「え……あ……」


P「――あっ! 勘違いしないでくださいよっ? ここをやめるってことじゃないですからっ!」


ちひろ「そ、そうなんですか……。もう、驚いちゃったじゃないですか……」


P「す、すいません……」


ちひろ「……でも、やめるって……??」


P「あぁ……――」




P「時子様のプロデューサーを……ってことです」




ちひろ「えっ…………」


ちひろ「な、なんでですか?? やっぱり、イヤになったとか……?」


P「いえいえ、そういうことじゃないんですよ」


P「いや、しばらく考えていたんですけど……。俺じゃ、時子様を輝かせられないんじゃないかって」


ちひろ「そんなことないんじゃないですか? 人気も出てきてますし……」


P「人気が出ているのは時子様の実力ですよ。ただ思ったんです、もしかしたら俺という存在が時子様の邪魔をしてしまってるんじゃないか……と」


ちひろ「は、はぁ……。ということは、時子ちゃんはセルフプロデュースってことですか?」


P「はい。まぁ、最近みんなが人気出てきたっていうのもあるんですけどね」


P「ただ、雫は一人にするのは不安だし、涼にもできれば歌に専念してもらいたいし、法子はドーナツだし……」


P「時子様は最近アイドルというのに興味を持ち始めたみたいですし、基本的には一人で動いてもらって、ところどころできることは俺がやろうかなって」


ちひろ「そ、そうですか……」


ちひろ(こ、これ、時子ちゃん聞いてるのかな……? ど、どうするんだろう……)


P「――さて、話したらなんかスッキリしましたよ。ありがとうございます、ちひろさん」


ちひろ「い、いえ、話を聞くぐらいしかできないですけど……」


P「――さて、仕事かたづけないと……」


ちひろ(なんだろう、でっかい爆弾落とされた気分……。私のほうが気が気でないわ……)


ちひろ「……嗚呼、明日は何もありませんように……――」


――――――


――――


――


謹賀新年。
明けましておめでとうございます。

ごめんなさい、ソ○ィーのアトリエやってました。

あけおめ

さてはフリプ勢だな

P、(時子様の)豚やめるってよ

豚をやめてしまったらPには何が残るというのだろうか

時子様に監視された日常から普通の日常が戻ってくる予定
なお、



―――翌日:事務所






時子「いいじゃない。まぁ当たり前だけど、あの豚にしてはいいこと言うわ」





ちひろ「えっ?? い、いいんですか??」


時子「ハァ? なに? まさかとは思うけど、私一人じゃ無理だとでも思っているのかしら?」


ちひろ「い、いや、そういうわけじゃないんですけど……」


時子「ハッキリ言いなさいよ」


ちひろ「あ、あぁ……えぇっと……」


ちひろ(あれ、いいの?? も、もしかして、私が一人で勘違いしてるだけ……??)


時子「もういいわ。貴女が持ってる時間と、私の時間の価値は同じじゃないの。……さっさと仕事でもすることね」


ちひろ「そ、そうですね……あはは……」


時子「フンッ……」ガサゴソ


スッ


時子「………………」


ちひろ(あっ、でもイヤホンはつけるんだ……)



――――――

――――

――







ちひろ「………………」カタカタ…


時子「………………」スッ


ちひろ(時子ちゃんがイヤホンを外した。……ってことは――)



ガチャ



ちひろ「おはようございます」


P「ちひろさん、おはようございます。――あっ、時子様おはようございます」



時子「……準備はできてるんでしょうね?」


P「はいっ。車の準備もできています」


時子「ならいいわ」スッ


ツカツカ…


P「それじゃ、ちひろさん。早速ですが、行ってきますね!」


ちひろ「は、はい。頑張ってくださいねっ」グッ


P「ははっ、ありがとうございます!」


バタンッ


ちひろ「はぁ……。なんだかすっごく疲れた……」


ちひろ「まぁ、私が心配してもしょうがないし、陰ながら応援するぐらいしかできないよね……」


ちひろ「――って、あれ??」ガタッ


ちひろ「……これ、時子ちゃんが聞いてたやつ……。また忘れていっちゃったのかな?」


ちひろ「………………」キョロキョロ


ちひろ「――だ、ダメよちひろっ! これじゃこの前と……」


ちひろ「………………」キョロキョロ


ちひろ「…………す、少しなら……」スッ





プップー


「えぇっと……今日の仕事は――」


「言われなくてもわかってるわ。貴方のその作りの悪い脳とは違うのよ」


「すいませんでした。それでは出発しますね。……あっ、忘れ物とかは――」


「アァ?」


「す、すいませんっ!!」


「『そんなもの』はないわ。わかったらさっさと出なさい」


「わかりました……――」






ちひろ「――……あれ、やっぱり時子ちゃん気付いてないのかしら……」


ちひろ「と、とりあえず……、次に時子ちゃんに会った時に返さないと……」



ちひろ「………………」カタカタ…


プルルル…


ちひろ「はいっ、こちら――」


――――


ガチャ


ちひろ「ふぅ……」


ちひろ「………………」カタカタ…


ちひろ「………………」チラッ


ちひろ「………………」キョロキョロ


ちひろ「だ、誰もいないし……――」スッ







「――はい、今後ともよろしくお願いします」


「いえいえ、時子さm――。ご、ゴホンッ! ざ、財前さんにはお世話になっていますブヒィ」


「あ、あはは……。では、これで失礼します……」


「――さて、次はどこだっけな……」






ちひろ「当たり前だけど、プロデューサーさんがお仕事してる……」


ちひろ「ふふっ、私も頑張らなくちゃ……」


ちひろ「よしっ……」


ちひろ「………………」カタカタ…



――――――

――――

――




ちひろ「――………………ん~、疲れた」


ちひろ「ちょっと休憩……」


ちひろ「………………」チラッ


ちひろ「え、えへへ……」

(アカン)



ちひろ「ま、まぁ、時子ちゃんが帰ってくるまでなら……」スッ



ザザ…



ちひろ「……ってあれ? 何も聞こえない……」


ちひろ「電波の問題とか? うーん……」


ちひろ「困ったなぁ……壊れちゃったのかな?」


ちひろ「うーん……――」



ガチャ‼



ちひろ「――ッ!!?」ビクッ


ガッ‼


ちひろ「――わ、わわぁああっ」


ドンガラガッシャーン‼




雫「おはようございま~す……? …………あれ、ちひろさん?」




ちひろ「な、なんだ……雫ちゃんかぁ…………」ホッ…


雫「だ、大丈夫ですかー?」


ちひろ「う、うん……大丈夫……」


雫「もー、気を付けないとダメですよー?」


ちひろ「あ、あはは……」


ちひろ「――……でも、あれ? 今日はプロデューサーさん、時子ちゃんに付いてるんじゃない?」


雫「あ……えっと……あはは~」


ちひろ「………………?」


雫「――それより、ちひろさんが持ってるそれはなんですか~?」


ちひろ「へっ!? あ、べ、別になんでもないのよっ??」ソソクサッ


雫「音楽とか聞いてたんですか? ちひろさんがどんな音楽聞くのか、気になりますー」ズズイッ


ちひろ「ち、違うのっ! こ、これは、違うのっ!!」



ガチャ…



ちひろ「あっ……」


雫「……あれ、時子さま~。もういいんですかー?」





時子「充分よ。……ほら、ご褒美上げるわ」ポイッ





雫「わぁ~! 森永北海道3.6牛乳です~っ!」


ちひろ「と、時子ちゃん? プロデューサーさんはどうしたのっ?」


時子「車の中に待たせてるわ。……そんなことよりちひろ? 貴女は何をしてたのかしらねぇ?」


ちひろ「い、いや……。と、時子ちゃんがこれを忘れてたから、時子ちゃんに返そうと思って……」


時子「『忘れてた』? フフッ、寝言を言うには随分と目が開いているようだけど」


ちひろ「えっ……?」


時子「……とりあえず、勘違いしないでくれる? 別に責めようってわけじゃないの」


ちひろ「………………?」




時子「――それは、貴女に上げようと思って置いておいたんだから」




ちひろ「それは……どういう……」


時子「私が他人に何かを上げることなんてめったにないのよ?」


時子「これがどういう意味か……。それがわからないほど、貴女は使えなくないわよねぇ?」


ちひろ「あ……う…………」


時子「……素直になりなさい?」


ちひろ「い、いや……わたしは…………」


時子「別に……なにも恥ずかしがることはないのよ? ねぇ、ちひろ?」


ちひろ「うっ………………」


時子「…………そう」



時子「――じゃあ、これは返してもらおうかしら」スッ



ちひろ「――ッ! い、いや……えっと……」


時子「………………」ニヤッ

成る程、こうやって仲間に引き入れるんだな…


時子「――まぁいいわ」


時子「貴女が返したくなったら、その時に返してちょうだい」


時子「…………わかったかしら?」


ちひろ「………………」


時子「……それじゃ」ツカツカ…



ガチャ…

バタン



ちひろ「はぁ……。や、やってしまった……」


雫「ちひろさん、大丈夫ですかー?」


ちひろ「うぅ……、雫ちゃんこれが狙いだったのね……」


雫「ごめんなさい~。時子さまに怒られちゃうのでー……」


ちひろ「はぁ…………。……牛乳おいしい?」


雫「はいー! おいしいですー!」


ちひろ「あはは……」


ちひろ(……でも、なんだろう……。これでいいと思ってる自分が居るような……――)










ガチャ


P「――ただいま帰りましたー」


ちひろ「おかえりなさい。……お茶淹れてありますよ」


P「わぁ、本当ですか。いつもありがとうございます」


ちひろ「いえいえ、いつも頑張ってるんですから。……そういえば、時子ちゃんにはもう言ったんですか?」


P「あぁ、昨日の件ですか? 言いましたよ。まあ、時子様は当たり前って感じでしたけど」


ちひろ「あはは、時子ちゃんらしいですね」


P「そうですね、さすがって感じです」


ちひろ「そうだ、お菓子でも食べます?」


P「あっ、ちょっといただこうかな……――」



―――数週間後:事務所



ガチャ



ちひろ「おはようございまーす……。って、誰も居ないか……」ボソッ


ちひろ「よいしょ……」


ちひろ「………………」


ちひろ「………………」ガサゴソ…


ちひろ「えへへ……」


ちひろ「――って、ダメよっ! わ、私は、何をしようとしてるのっ!?」


ちひろ「ダメ……。これは悪魔の機械だわ……」


ちひろ「あの時は日和ってしまったけど、次はもう迷わない」


ちひろ「でも……時子ちゃんに会ったら返そうとは思ってきたけど、最近時子ちゃん事務所に来ないし……」


ちひろ「まぁ、そりゃアイドルだもんね。忙しいだろうけど……」


ちひろ「いやいや……! …………よしっ、お仕事しよう!」


ちひろ「えぇっと、今日は……」カサカサ…


ちひろ「……あっ、今日プロデューサーさんお休みなんだ。なんだかんだ忙しいと会えないしなぁ……」





ガチャ




ちひろ「あれ……、こんな早い時間に誰……って――」




時子「久しぶりかしら、ちひろ?」




ちひろ「と、時子ちゃん……。どうしてこんな早い時間に……?」


時子「やることがあるだけよ」


ちひろ「もしかして、またプロデューサーさんの……。時子ちゃんは、セルフプロデュースになったんじゃなかったの?」


時子「そうよ。……それが?」


ちひろ「あっ、関係ないんだ……」




ちひろ「――って、そうだっ!」ガサゴソ…


ちひろ「と、時子ちゃん……コレ返すわっ! やっぱり、私はこんなこと――」




時子「……アァ、いらないなら捨てればいいわ」




ちひろ「えっ」


時子「そんなことより、貴女にやってほしいことがあるんだけど」カタカタ…


ちひろ「えっ、あっ……やってほしいこと?」


時子「……これよ」


ちひろ「これ……って――」





「……うーん…………」グー…





ちひろ「こ、これは……」


時子「貴女にはこの豚を見ててほしいの。……別にそれ以上のことはないわ。……簡単でしょう?」


ちひろ「な、なんで、時子ちゃんは……?」


時子「私は仕事があって忙しいの。…………できるわよね?」


ちひろ「い、いや……でも……」


ちひろ「………………」


時子「………………」


時子「そう、じゃあいいわ。……そうね、法子にでもやらせるから」


ちひろ「えっ……」


時子「それじゃ、私は――」


ちひろ「――や、やるわっ! み、見てるだけでいいんでしょ?」


時子「……そう言ってるでしょ。……なら、頼むわね」ツカツカ…



ガチャ…


バタン



ちひろ「あ、あぁぁ……引き受けちゃった……」



ちひろ「で、でも、しょうがないわよねっ。法子ちゃんが見るとはいっても、法子ちゃんだって仕事とかあって忙しいだろうし……」


ちひろ「そう、しょうがないこと。消去法で考えれば、私が見るのが一番みんなに負担がないから……!」


ちひろ「………………」チラッ




ジリリリリ‼


「――はうぁっ!? …………あぁ、そういや休みだったっけ」


「ふわぁ……」ウーン…‼





ちひろ「………………しょ、しょうがない……ことだから……」


ちひろ「……えへへ……」



――――――


――――


――

新作来てたか


――――数か月後:事務所



P「――いやぁ……今日も疲れたなぁ」


ちひろ「ふふっ、お疲れ様です。今日はもう終わりですか?」


P「えぇ、最近は安定している感じで仕事の量も落ち着いてますよね。……まぁ、もっと忙しい方がいいのかもしれませんけど」


ちひろ「まぁまぁ。……明日はお休みなんでしたっけ?」


P「はい。とはいえ、やることもないんですけど……」アハハ…


ちひろ「――あっ、そうだ。プロデューサーさんに渡そうと思ってたものがあるんですよ」ゴソゴソ…


P「えっ? 俺にですか?」


ちひろ「はい、これ」


P「あ、ハンカチですか。うわぁ、ありがとうございます!」


ちひろ「いえいえ、プロデューサーさんはいつも頑張ってくれてますから」


P「そんな……。でもうれしいです。大事にしますよ」


ちひろ「ふふっ、喜んでもらえてうれしいです。……それじゃ、明日はゆっくり休んでくださいね」


P「はい! お先に失礼します」


ガチャ…

バタン



ちひろ「………………………………」ニヤッ










―――翌朝



『――……よーっし、ギネスに残るような紙飛行機作るぞー』


時子「………………」ジーッ


ガチャ


涼「おいーっす……。……あれ、時子さんだけか」


時子「あら、今日は早いのね」


涼「プロデューサー居ないしな。早めに現場に行こうと思って……。時子さんは仕事じゃないのか?」


時子「今日はオフよ」



涼「割と自由にできるのか?」


時子「まぁ、気分よ。各局のディレクターは調教してあるから」


涼「さすが時子さんだな……」






ガチャ‼




ちひろ「ハァ……ハァ……」




涼「……あれ、ちひろさん……どこ行ってたんだ?」












時子「――あらちひろ、遅かったわね? ……それで、どうだったのかしら?」








ちひろ「プロデューサーさんが前まで使ってたハンカチ、取ってきました!」ジャーン…







時子「フフッ、まぁまぁね。……いいわ、褒めてあげる」



ちひろ「ありがとうございます、時子様っ!」



涼「お、おはよう、ちひろさん……」


ちひろ「――……あっ、涼ちゃん。おはよう、今日は早いのね」ニコッ


涼「あ、あぁ、ちょっとな……」


ちひろ「ふふっ、それじゃお仕事しないと……。あっ、お茶でも飲む?」


涼「い、いや、大丈夫だよ……」


ちひろ「そっか。ふふ、ふふふふふ…………」


涼「………………」



涼「さ、さすが時子さんだな…………」


時子「大したことじゃないわ。……私に仕える喜びを知っただけよ」


涼「はは……」




『ん~……マンダム』




涼「しかし……プロデューサーも暢気なもんだよな……」


時子「まぁ、あちこち動かれるよりはいいわ」


涼「そういうもんなのか……」


時子「いつか涼にもわかるときがくるわよ」


涼「い、いや……あはは……」


涼「――おっと、もうこんな時間か。それじゃ、行ってくる。もしまた、何かあったら言ってくれよ」


時子「わかったわ」



ガチャ


バタン



時子「さて…………」ジー…


ちひろ「時子様、お茶飲みますか?」


時子「アァ、いただくわ」

コトッ

ちひろ「今日は一日見てるんですか?」


時子「そうね、そのつもりよ」


ちひろ「ふふっ、時子様はいつも熱心ですね」


時子「そうでもないわ、当たり前のことよ……――」







時子「 だって飼い主だもの 」







 お わ り


うーん……微妙。



書いてるうちに続き思いつくだろうと思って、見切り発車で始めたのはいいものの、全然ダメでした。

頭のネジが飛んでるヤンデレみたいのを書いてみたかったんですけど、コレじゃない感がすごい。

私が時子様のSSを書くのには、まだレベルが足りなかったですね。


今までに書いてきたSSが、基本的に長いと言われていたようなので、短めに作るのを意識しては居たんですけど、このぐらいがちょうどいいんでしょうか?



まあ、この反省を生かして、次も頑張りたいと思います。

読んでくださった方、ありがとうございます。
また次がありましたら、その時もよろしくお願いします。



それでは。

続きは?

確かに物足りない
乙乙

まだか?

乙乙
俺は長くてもいいけど自由にやればいいと思うよ

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