・安価によっては一個ずらし発生の可能性有り(R18ネタ、グロなど)
・キャラクターの口調や一部性格崩壊の恐れあり
・不定期更新
・スレタイミスでHTML化したため二度目
以上の点をご了承ください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480683246
提督「睦月・・・・・・私は如月が好きだ」
睦月「それは知ってるにゃし」
提督「ケッコンカッコカリも済ませた。練度だって日本海軍に六人しかいない練度限界到達艦に認定されるほどだ」
睦月「・・・・・・そこまでして何か不満があるのです?」
提督「いや、不満は無い。如月を秘書艦に置いて過ごす日々は幸せで満ちているさ」
提督「だがしかし!何かが足りない、私はそう考え始めた。それがつい二日ほど前の話」
睦月「意外と最近にゃし・・・」
提督「そしてついに気付いたんだ――――結婚だ!これこそ私達に足りなかった重要な要素なんだ!」
睦月「ほえ?提督は如月ちゃんとケッコンしてるでしょ?」
提督「カッコカリだろそれは。私はケッコンカッコガチをしたいと言っているんだ」
睦月「えっ何言ってるの(ドン引き)」
提督「何だ、おかしな事でも言ったか?」
睦月「最初から最後までおかしなことたっぷりにゃ!確かに艦娘とケッコンカッコガチをする提督達はいますけど、駆逐艦の、ましてや睦月型となんて聞いたこと無いにゃし!」
提督「なら私が初めてになるな。名誉なことだ」ドヤァ
睦月「くっ、このロリコン頭の中がハッピーセットにゃしぃ・・・・・・!」
提督「如月はセーフだろうがどう見ても・・・・・・でだな、こんなことをお前に話したのにはちゃんと理由があるんだ」
睦月「睦月型の時点でアウトってそれ一番言われてるにゃぁ・・・・・・それで、理由は何なのです?」
提督「ほら、うちの如月って他の鎮守府の如月と全然性格が違うだろ?」
睦月「あぁ・・・・・・メチャクチャ恥ずかしがり屋さんですからねぇ。『見てみて、この輝く肌ぁ』とか言った日には顔から火を噴いちゃうにゃ」
提督「私は不器用だ。ストレートに結婚してくれといってしまうだろ・・・だが、それでは如月がビックリし過ぎて逃げてしまうかもしれん」
睦月「逃げるどころか気絶確定にゃ」
提督「だからお前に考えてもらいたいんだ。どうすれば如月が気絶しない程度で結婚の話を振り出せるかを!」
睦月(すっごくめんどくさい相談がきちゃったー!)
睦月(自分で考えるべきです・・・・・・と、言いたいところだけど、このままだと提督、本気で如月ちゃんを気絶させに行くかもだし・・・・・・)
睦月(仕方ないにゃぁ、ここは二人のために一肌脱ぐにゃし!)
睦月「ならば提督↓2にゃし」
※如月を気絶させずに提督が結婚の話を振る方法
着ぐるみを着る
ゼクシィプレゼント
睦月「ならば提督、これにゃし」スッ
提督「・・・・・・なんだこれは」
睦月「ゼクシィ」
提督「・・・・・・?」
睦月「結婚を控えている男女カップルとかが読む雑誌にゃし。これを読めばいい案が浮かぶかもしれないにゃ!」
提督「なるほど!さすがは睦月型の一番艦だ!」
睦月「むっふぅ、もっと褒めるが良いぞ!」
提督「ありがとう!さっそく読んで行動に移ってみる!」ダッシュ
睦月「頑張れ~」ヒラヒラ
【三十分後】
提督「――――大変だ睦月!如月が気絶した!」バンッ
睦月「どうしてそうなるにゃしっ!?」
提督「いや、この本に書いてある通りにやっただけなんだが・・・・・・」
睦月「本通りっていったい何を・・・・・・」
提督「このページに書いてある『壁ドン』とやらを私なりにアレンジしてみた」
睦月「そんなの気絶するに決まってるにゃ!如月ちゃんは言葉にも行動にも弱いのっ!」
提督「ぐっ、この私としたことが如月のことを理解出来ていなかったなんて・・・・・・!」ギリッ
睦月「とりあえず提督はここで待ってて。睦月が少し如月ちゃんと話をしてくるにゃ」
提督「すまない、頼んだ・・・・・・」
【医務室】
睦月「如月ちゃーん、大丈夫かにゃー・・・?」
如月「あ、睦月ちゃん・・・・・・」
睦月「急に気絶したって聞いたからビックリしちゃったにゃ。一体何があったの?(だいたい知ってるけど)」
如月「あ、あのね、食堂でみんなとお話してたら、司令官が走ってきたの。それでどうしましたって聞こうとしたら、急に壁際に連れていかれて・・・・・・か、かべどん?っていうのされて、そこから意識が・・・・・・」カァァ
睦月「(うぅ・・・あの提督にゼクシィなんて甘甘の内容で埋め尽くされてる本を渡すべきじゃなかったにゃぁ)て、提督ったらどうしたんだろうね!いつもおかしいけど今回はいつも以上におかしいにゃ!」
如月「分からない。けど私、司令官に何かまずいことでもしちゃったのかしら・・・・・・」ハァ
睦月(ま、まずいにゃ!如月ちゃんが変な不安を抱え始めてるにゃし!
睦月(提督の意図をばらす訳にはいかないし、ここはなんとかごまかしつつ如月ちゃんの不安を取り除かないと・・・・・・!)
↓2
※提督の意図を隠して如月をフォローする
好きな子にはイジワルしたくなる心理
睦月「ほ、ほら、たぶんアレだよ!男の人は好きな子をいじめたくなるっていう心理にゃ!提督は如月ちゃんが可愛くてついそんなことしちゃったんだと思うにゃ!」
如月「す、好きなって、あぅぅ・・・・・・」プシュー
睦月「(な、なんとかごまかせたかにゃ・・・?)やり過ぎはダメって睦月から言っておくにゃ。如月ちゃんも提督が変なことしようとしたら、ちゃんと自分を護るんだよ?」
如月「うん・・・・・・でも、提督からああいうのされるの、嫌じゃないし・・・・・・」ゴニョゴニョ
睦月「・・・・・・だったら気絶しないでほしいにゃ」
如月「ご、ごめんなさい。頑張って意識は保ってるつもりなんだけど・・・・・・」
睦月「まぁ前よりはだいぶマシになってるにゃ。前なんか手がちょっと触れただけでも」
如月「む、睦月ちゃんっ!」
睦月「じゃあ如月ちゃんお大事にー!」ピュー
これはこれでいいな
睦月「ふう、危ないところだったにゃー」
睦月「・・・・・・それにしてもこの問題、思ったよりも深刻かもしれないにゃ」
睦月「あの提督のことだろうから一度決めたら何度でもプロポーズするだろうし、その度に如月ちゃんが気絶しちゃう」
睦月「いっそストレートに言わせれば・・・・・・いや、ダメにゃ、如月ちゃんの命に関わるかもしれないにゃし」
睦月「こうなってくると睦月一人の力じゃ限度が・・・・・・」
睦月「!そうにゃ、睦月は一人じゃないにゃ!心強い妹たちがいるにゃし!」
睦月「そうと決まれば睦月っ子会議!さっそく部屋に行ってみるにゃ!」
【駆逐艦寮 睦月型の部屋】
バンッ!
睦月「睦月っ子、しゅぅぅぅごぉぉぉおっ!」
↓2
※睦月如月を除く(頼れそうな)睦月型3人
ふみぃ
弥生、文月、三日月
弥生「・・・・・・睦月、うるさい」
文月「睦月ちゃん元気いいねー」
三日月「どうしました?そんなに大きな声出して・・・・・・」
睦月「およよ!中々頼れそうなメンツが揃ってるにゃ!」
弥生「・・・・・・どうしたの?」
睦月「それが・・・・・・」
カクカクシカジカ
ニャシニャシプンプン
三日月「えっ、えぇぇぇっ!?司令官が如月に本当のプロポーズ!?」
睦月「しーっ!声が大きいよ!」
文月「わぁ~、如月ちゃん司令官のお嫁さんになるんだぁ」
弥生「赤飯炊いてくる・・・・・・」
睦月「待つにゃ弥生!事態はそんな簡単なことじゃないのは今説明した通りにゃ!」
三日月「けど、あの子の恥ずかしがりっぷりは異常ですよ?それを乗り越えた上でのプロポーズは厳しいかと・・・・・・」
睦月「だからこうしてみんなを頼ってるにゃ。何人か集まれば文殊の知恵ってやつにゃ!」
弥生「・・・・・・他の鎮守府の如月にアドバイスをもらってみるとか。同じ如月なら何か掴めるかもしれない」
睦月「性格のベクトルが違いすぎてたぶん無理にゃ」
三日月「隠語で攻めてみましょう!『月が綺麗ですね・・・』とかの!」
睦月「それはケッコンカッコカリするときに提督が使っちゃったネタだからたぶん本当のプロポーズとはとらえられないにゃ」
弥生「・・・・・・意外と難しい」ムムム
三日月「他に何か手はないでしょうか・・・・・・」ウーン
文月「もう如月ちゃんに慣れてもらえばいいんじゃないかなぁ」
睦月「慣れる・・・・・・?」
文月「うん。如月ちゃんはすーっごく恥ずかしがり屋さんだけど、頑張って司令官とケッコンカッコカリできたでしょ?なら、本当の結婚もゆっくり慣らしていけばいつか大丈夫になるんじゃないかなぁ」
弥生「・・・・・・言われてみればそうかもしれない」
三日月「確かに・・・・・・私が着任した頃には既に如月はケッコンしていました。そこまで至る道程にも如月の恥ずかしがりという障害があったはずです。それを乗り越えたということは」
睦月「如月ちゃんに今より強い耐性を付ければ、プロポーズしても気絶しない!名案だよ文月ちゃん!」
文月「えへへー」テレリ
睦月「そうと決まれば如月ちゃんの耐性強化トレーニングを考えなきゃだね!」
睦月「解決策が分かるとなんだかやる気が湧いてきたにゃ!」
三日月「私もお手伝いしますっ!」
弥生「弥生も・・・・・・」
文月「あたしも~」
睦月「それじゃあ、睦月っ子パワーを集結させたトレーニング案を考え出すにゃーっ!」
睦三弥文「「「「おーっ!」」」」
今回はここまで。やはりまだ筆が遅い
おつおむ
おつ
乙乙
今回は4レスからの安価投げで終了
短くてすみません
【翌朝】
提督「――食堂で朝食を食べようだなんて珍しいな」
如月「ええ、間宮さんがたまには顔を出して欲しいって。それに・・・・・・」
提督「それに?」
如月「い、いいえっ、何でもないわ!」
提督「?ならいいが。しかし食堂なんて久々だな、何を食べようか・・・・・・」ブツブツ
如月(・・・・・・ごめんなさい司令官。でも『あのこと』についてはちょっと言えないです)
【昨晩】
睦月「如月ちゃん・・・・・・睦月、心を鬼にするにゃ!」
如月「へ・・・?」
睦月「如月ちゃんの恥ずかしがり屋さんは度を超えているにゃ!修行の必要性を感じたにゃしぃ!」
如月「しゅ、修行?ど、どうしたの睦月ちゃん・・・」
睦月「提督と如月ちゃんのこれからを考えると心配になったにゃ!壁ドンの一つや二つで気絶してちゃそこから先のことがなーんにも出来ないにゃ!」
如月「うぅっ、た、確かに、その先・・・・・・ひぇぁっ」カァァ
睦月「そう、その恥じらいを己のものとしてコントロールするにゃし!さぁ如月ちゃん!この睦月っ子トレーニングメニューを見て、輝かしい未来にレッツゴーにゃぁっ!
【食堂】
如月(自分をコントロール・・・そうね、私は司令官の、し、司令官の、なんだから!どんなことも受け止められるようにしないと!)グッ
如月(このチャンスをくれた睦月ちゃん達のためにも頑張らなきゃ!)
如月「おはようございます」
提督「みんなおはよう」
ア、 テイトクダ
メズラシー
オハヨー
間宮「あら提督、如月ちゃん!来てくださったんですね!」
提督「久しぶりだな間宮」
如月「はい。久しぶりに間宮さんの料理、食べたくなっちゃいました」
間宮「お任せください!腕によりをかけて作っちゃいますよっ!ご注文をどうぞ!」
提督「私は日替わり朝食A」
如月「なら私は日替わり朝食Bで」
間宮「日替わり朝食AとBですね!少々お待ちください!」
ワイワイガヤガヤ
如月(やっぱり食堂は賑やかね)
如月(睦月ちゃんのくれたトレーニングメニューにはまず食堂でご飯を食べるって書いてあったけど・・・・・・こんな人が多いところででどうすればいいのかしら)
如月(えっと、なになに・・・・・・『食堂に着いたらご飯を注文する。注文したら次のページの行動をとるべし!』)
如月(次のページ・・・)ペラ
如月(!こ、これって・・・・・・)
↓2
※メニューに書いてあった指示
食べさせっこ
あーんして食べさせる
司令官の膝に座る
忘れていた終わり宣言
おつ
乙ん
まだかのう
ご飯は昨日食べたでしょうお爺さん
このSSまとめへのコメント
はよ