○京太郎が安価で最強の雀士を育成するスレです。
○何番煎じかわからんけど許して
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479299770
「須賀さ~ん、日本麻雀協会から宅配便でーす」
京太郎「大きな荷物ですね」
赤阪「壊れ物注意やから慎重に~はい、ここにサインお願いします~」
京太郎(この日をどんなに待ったことか)
赤阪「ありがとうございます~ほな失礼します~」
ダンボール箱「……」
京太郎「早速空けるぞ~強いのこい、強いの!」
「んっ……眩しい……」
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咲「あれ?私……京……ちゃん?」
京太郎「さ、咲?」
_____ つ
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咲「最初は京ちゃんの幼なじみの宮永咲がチュートリアルをやらせてもらいます!」
咲「ステータス表は下のとおりになるよ」
京太郎 所持金:10000円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.1(経験値0/100)
雀力:未定
体力:□□□□□
好感度:未定
SUN値:□□□□□
特性:未定
咲「さっそく私のステータスを決めたいと思うんだけど、恨みっこなしのコンマで決めるよ!」
雀力↓1 好感度↓2
あ
まかせろ!
ほい
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ー |:.:.:.\| i| ノ{:::::ハ 乂ー-ソ j/ V:.:.:.:.:| 雀力はまずまずだけど、好感度低すぎィ!
|:.:.:.:.:.:. 从乂ーソ .:.:.:.:ハ|
|:.:.:.:.:.:.∧ ′ "" /:.:.:./
|:.:.:.:.:.:.:.:ハ "" 厂:.:.:/j/
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_x<三ニ/´ / /ニ三三三三三三三>
. r≦三三ニニ/ /三三三三三三三>´
/|三三三三ニ{____/ニ三三三三三三>´ \
咲「麻雀をすると勝てばお金を稼げるけど、体力を消費するよ!負けたら消費は大きくなるよ。お願いだから体力0にしないでね。京ちゃんの事、嫌いになっちゃうかも」
咲「好感度はマスターに対する感情だよ!好感度が低いと言うことを聞かなくなったりする雀士もいるから要注意だよ!私は割りと従順な方だから低い時も安心!」
咲「SUN値は理性のパラメーターだよ…あんまりカオスな要求をすると削れるから要注意……判定は>>1の気分次第だよ。0にはしない方がいいよ、京ちゃん」
咲「じゃあ次は特性を決めるね。私はなんと2つの特性から選べるんだ!お得だよ~」
↓1どっちにしますか?
①嶺上開花:基礎雀力50アップ!
②プラマイゼロ子:麻雀で負けた時に50%の確率で瀕死or所持金減少を免れる
1
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1シーズン10ターンで決算まで頑張ろう!
基本コマンドは
①麻雀する:他のキャラと野試合。勝てば賞金ゲット!負けたらお金が奪われるよ。体力があまりない状態でやると死ぬかもしれないから、絶対にやめてね!絶対にだよ!
②練習する:最新の麻雀トレーニング理論で頑張るよ!基礎雀力が10%アップするよ!お金が所持金の10%かかるよ。
③休む:自宅で京ちゃんとのんびり過ごすよ。体力が1回復するんだ。また、極稀に好感度がアップするよ(ゾロ目)。
④働かせる:染谷さんの雀荘でひたすら労働させるよ。お金が増えるよ。体力が1減ってしまうよ。
⑤遊ぶ:自由安価になるよ。SUN値が削れるリスクが高いよ~でも好感度を上げるイベントはこれくらいしかないんだよぅ。
その他にも、状態に応じて色々なコマンドが出現するよ!
あと決算はそれぞれのキャラに応じてラスボスが出現するんだ。ラスボスを叩き潰せばEndingに行けるんだ!
それじゃあ始めるよ~
京太郎(やっと手に入れた俺だけの雀士はなんとかつての幼なじみだった)
咲「ここ……どこ?」キョロキョロ
京太郎「俺んちだけど。って咲が雀士…?」
咲「うん……」
京太郎(き、気まずい。そりゃそうだろ!まさか顔見知りなんてよぉー!)
京太郎「とりあえずダンボールから出ろよ……まあ、あれだ。よろしくな……」
京太郎(とりあえずダンボールから出して、咲にお茶を出した)
京太郎「ふー……いつから雀士やってんの?」
咲「……」ウツムキ
京太郎「あー、答えたくなかったら答えなくていいよ」ポリポリ
京太郎(なんだかやりにくいなあ。それにしても咲が最強の雀士…!?協会には高い金払って、最強の雀士を買ったはずなのに)
京太郎(おかげで所持金が10000円まで減ったんだぜ)
咲「私は……何人目かな?京ちゃん……」
京太郎「いや、実は俺、雀士育てるの初めてで……最初は一番いいクラスの雀士が欲しかったからずっと金貯めててこの年までさ、経験ないんだ」
咲「そうなんだ……」
京太郎「ま、まあ知り合いで良かったよ!色々初めてだから、教えてくれよ、咲!」
咲「私だって、初めてなんだから……そんなに期待されても」
京太郎(マジッスか……初心者コンビじゃねーか……最初は経験豊富なお姉さんにリードして欲しかったのによぉ)シクシク
ステータス画面
京太郎 所持金:10000円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.1(経験値0/100)
雀力:95
体力:□□□□□
好感度:9
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
「京ちゃんで大丈夫かな……心配だよぅ」
1/10ターン目
咲「じゃあ京ちゃん。最初は何する?」
京太郎「へ?」
咲「雀士を育てるからには目指すよね、最強」
京太郎(いきなり初心者コンビに最強はきついんじゃないっすかねえ)
咲「まず方向性を一致させたいんだけど」
咲「京ちゃんは私をどうしたいのかな?」
↓1 ストーリーの方向性を決める大事な安価!ステータスに影響なし
①まあ程々に楽しもうぜ
②やるからには最強を目指すぜ
③とりあえず色々試してみたいな
3
2
京太郎「まあ色々試してみようよ、お互い初めてだしさ」
咲「そ、そうだよね。やっぱり私が最強を目指すなんて……おこがましい、よね」シュン
京太郎(雀士には本能がある。それは常に最強たれ、という事……と本で読んだことがある)
京太郎「咲。俺は別に咲で最強を諦めた訳じゃねーぞ。ローマは一日にして成らずだ。まあ色々試しながら、お互い慣れていこうぜ」
咲「う、うん!頑張るよー私も!」
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. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . / 楽 い
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. /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i も し
厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:| う ょ
|.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j よ に
| i: : : : ;抖笊ミ Vーり l/ }: :/:八 !
l人: : : :::.乂_り  ̄ .ノ.:// 、
乂: {:八 、、 '__ ``.刈乂 ー-----‐
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>r‐ 乂}ト。.
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. / 、Vn ∧ :|  ̄ ̄ / _/. ;ミメ、
〈 ュ`Yノ ノ ′ト、 :| / ..:::イ :!′ } Ⅵ \
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ハ 人 八 ;、:::.:\l 厶イ.:.::/---マ:!.:// . } ヾ|
[__フ_彡ヘ/ | ー‐ミ以r‐… ´ |// {:八
{ 【 ハト、 ! )___{ j/ ≧=- 、
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何をする?
↓1
①麻雀する ②練習する ③休む ④働かせる ⑤遊ぶ
2
1
咲「じゃあ早速何しよ?」
京太郎「まずは練習だな」
咲「れ、練習!?私は戦いたかったよ……」ショボン
京太郎「咲!練習を舐めるな!今月はひたすら特訓だぜ!」
咲「ヒィ!」
京太郎「ビシバシ鍛えてやるぜ。覚悟するんだな」
京太郎は所持金の10%、1000円を払って麻雀牌を購入した。
咲「この麻雀牌絶対安物だよ……なんか妙にプラスチックな感じだし」
京太郎「文句を言うな!早速、麻雀の練習だ!まずはツモ500本!」
咲「ツモ!ツモ!ツモ!」ツモ ツモ ツモ
京太郎「次は打牌1000本!」
咲「ふぅ、ふぅ、ふぅ」バシ バシ バシ
京太郎「休憩はなしだ!続いてポン・チー・カンの連続ノック2000本だァー!」
咲「ポン・チー・カン、ポン・チー・カン、ポン・チー・カン……」カシャ カシャ カシャ
練習は麻雀牌が壊れるまで続いた……
咲「京ちゃんスパルタだよぅ」ゼーゼー
雀力が10%アップした!雀力:95→105
2/10ターン
ステータス画面
京太郎 所持金:9000円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.1(経験値0/100)
雀力:105
体力:□□□□□
好感度:9
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
咲「疲れたよぉ…」
京太郎「練習はどうだった?」
咲「うーん……でも、麻雀牌触るの久しぶりだったから……少し取り戻した感じはあるよ!」
京太郎「で、実際雀力105ってどうなの?」
咲「そこそこ強いよ。正直、5ターン目までは負ける気、しないよ」
京太郎「へぇ」
咲「6ターン目からは相手のレベルもあがるし、中々しんどくなるけど」
,. : : ―――-- 、
/: : : : : : : : : : : : : ヽ、
.': : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
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.': :.|: : :|: :/_j:_/:.!: : |-/、: : : : : :.
{: : |: : :|イ} }:/}/|: /}/ }:ハ:| : {、: :.
|: : :、 : 从ィ斧 / イ斧Y:{: | ヾ}
|∧: r从:{ Vり Vリ |∧{ じゃあ今月は何しよう?色々試したいし、疲れたからもう練習は駄目だよ?
Ⅵ、 \ :.:.:.: ' :. 八 リ
ヽ}`ー、 ` ´ イ
从}≧=-- く
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/ {、::、::::::〈___/::/イ ヾ
{- 乂\::、::{ /::イ/:/- 、 ,
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| { /: :∧ / /:::|
| 八 /: : : :∧ , /_-'」
| Ⅵ_:_/ : 〉 / ,:
↓1
①麻雀する ②× ③休む ④働かせる ⑤遊ぶ
5
はいまたパクり
京豚は百合豚のパクりか他作レイプしかしないよな
京太郎「じゃあ今月は遊ぼうぜ」
咲「遊ぶ……?京ちゃん、頭大丈夫?」
京太郎「あれだけ頑張って練習したんだ、リフレッシュは必要だろ?」
咲「はぁ……なら休ませてよ……」
京太郎「体力消費してないじゃん」
咲「まあそりゃそうだけどさ」
京太郎「何して遊びたい?咲は?」
咲「私、この年まで麻雀一筋だったから、いきなり遊ぼうって言われても困るよ」
京太郎「寂しい奴だな……」
咲「雀士育成している男の人に言われたくないよ!ベーだ!」
京太郎(うーん、ここは男として咲をリードしなくちゃな)
↓1 自由安価:何しますか?
花札
京太郎(咲はどうすれば喜んでくれるかな…)
京太郎(見るからにインドア派で根暗な文学少女だからなあ。あんまりワイワイしている場所は嫌がるだろうし)
京太郎(中学からの付き合いだけど、俺、咲の何も知らないんだな)
咲「……」
京太郎「咲、安心しろ。今回は練習の要素を組み込んだ遊び……遊びながら練習も出来る一石二鳥のアイディアさ!」
咲「?」
京太郎「花札、やったことあるか?」ニヤッ
咲「ないよ」
京太郎「咲は麻雀しか賭け事しらねーだろ?」
咲「うん」
京太郎「花札で駆け引きのセンスを磨けば、麻雀で役に立つ事うけあいさ!色々な角度から練習する、それが須賀流だぜ!」
咲「須賀流って何?まあいいけど……でも、京ちゃん、その練習法は部長っぽいなあ」
京太郎「さっそく花札のルールを教えるぞ!まずは「こいこい」で一勝負だ!」
咲(麻雀じゃないけどーー京ちゃん程度には負けられないよーー勝負師として!)
2人は1ヶ月間、花札に興じた。
↓1 勝敗は?
コンマ
ゾロ目:京太郎大勝利! SUN値 -1
偶数:京太郎勝利:咲の好感度がコンマ分アップ!
奇数:咲勝利:京太郎の所持金-コンマ×100 かつ雀力コンマ分アップ
8
京太郎「通算成績は 1567勝1563敗……俺の勝ちのようだな」ハァハァ
咲「中々やるね、京ちゃん」
京太郎(最初の1週間で勝ちまくったからな。最後はかなり押されてたぜ。やっぱりコイツ、勝負事のセンスあるなあ)
京太郎「どうだ?少しは麻雀に活かせそう?」
咲「うーん……なんか違うよ。プロ棋士が麻雀で遊んでも強くなれると思う?」
京太郎「あはは、違えねぇな」
咲「でも、ちょっとだけ見直したよ」
京太郎「え?」
咲「な、なんでもない///」
咲の好感度が4アップした!好感度9→14
好感度なかなか上がりませんなあ・・・
好感度13じゃない?
2/10ターン
ステータス画面
京太郎 所持金:9000円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.1(経験値0/100)
雀力:105
体力:□□□□□
好感度:13
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
咲「ねぇ、京ちゃん。私を最強の雀士にしてくれるんだよね?」
京太郎「まあそのつもりですよ、お姫様」
咲「ふーん」
京太郎「疑ってやがるな。じゃあ今月も頑張って最強を目指すぜ!」
何をする?
↓1
①麻雀する ②× ③休む ④働かせる ⑤×
1
これ人身売買だよね……?戦わせたり経験豊富な人を買ったりできるとか世界観が分からん
そもそもド素人が麻雀を教えて強くするとか俺の知ってる麻雀とは別物なんか?
3/10ターン目
京太郎「麻雀、すっか」
咲「麻雀」ゴッ
京太郎「目の色変わったな。そんなに戦いたかったのか…」
咲「まあ、一応雀士ですから。強い人と戦うの、楽しみだよー」
京太郎「いきなりは強いやつと戦わせないぞ!」
咲「ううぅ…信用ないなあ」
京太郎「じゃあさっそく出かけますか、雀荘へ」
~~Roof-Top~~
まこ「らっしゃい!おお、京太郎に咲か!久しぶりじゃなあ」
咲「お久しぶりです、染谷先輩」
京太郎「景気はどうですかー?」
まこ「毎日大入りでてんてこまいじゃけぇ、猫の手も借りたいくらいじゃなあ。咲、今度バイトせんか?」
咲「またメイドの格好させられるのは嫌ですよぉ。で、空いている卓はありますか?」
まこ「やる気満々じゃな。そんなに京太郎にいいとこ見せたいんかい?」
咲「違います!私はただ、強い人と戦いたいだけーー」
京太郎(雀士の本能、か……)
まこ「で、京太郎。咲はああ言ってるが、誰と戦わせる?決めるのはあんたじゃけぇ」
京太郎「そうですね、最初だし↓1あたりで」
↓1 誰と戦いますか?
そこら辺にいるモブ
京太郎(いきなり名有りキャラと戦うのはリスクがデカすぎるぜ)
京太郎(最初は……そこらのモブと打たせる。咲に勝たせて自信をつけさせ、金も稼ぐ)
京太郎「先輩。手頃なモブいないっすか。咲が間違いなく勝てそうな」
まこ「京太郎。おぬし、勘違いしとりゃせんか?麻雀に絶対はない。勝てる相手と思った時が一番危ないけぇ」
____
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|//:::/:::::::::::::::::::::::{ ⌒И:::::::N V `_,/:::::::゙、
|,:ハ:::::::::::::::::::::::::\ \;/ ヽ、//:::,:::ハ::| このスレでの麻雀勝負は最低10%の勝率は保証する……っ
゙、:::::::::::::::::::::::::/ ""|/!;::ハ:ハ|
|ハN:::::::::::::::八 〉 しかし、逆に言えば常に負ける可能性はあるということじゃ それが麻雀 麻雀に絶対なんてないけぇのぉ
)::::::/ \ `ー-/
_,.K´/ 冫 、 /
_,..-‐.:´.:..:..:.\ イ、 `ー '
まこ「咲、あの卓が空いてるけん、どうじゃ?」
咲「えっ……でもあの人は……」
咲「ただのモブじゃん!」
__、-、ーv‐;z._
.≧ ,、,、,、,、 ´ヽ フフ……
ヾ''く´u _,.>''ァ ! あんた長野の人
/ヽ,_ll l[,.. ‐''´/ :| なんやて…
「||lii;,jニ「|llii「 jTfヽ| 定職にもつかず毎日麻雀
!ー‐'.へ `ー‐ ' |Lソj ばかりやっとるそうやんか
|u ー─一 ト、 ハ ええ身分やな───
__,.ヘ.' '  ̄ ' ' ' 'ノ .ソ:::::}ー-
\:lー---‐ァ'::/ はずれっぱなし ただの中卒のプー太郎や
{|',',',',',',|}´ ,_,‐z._ とりえは麻雀だけ
{|,',',',',',|} 'ァ ;‐-、ヽ
咲「どういうつもり?私はーー」
京太郎「咲。俺はお前を信頼してねぇんだよ!分からねぇか!まずは勝て。どんな相手でも。勝って、己の実力を証明してみろ!」
咲「ううっわかったよ。それじゃあよろしくお願いします」
モブ「ククク…見せたるわ わいの命がけの闘牌 嬢ちゃん覚悟せぇよ」
咲(京ちゃん、見てなよーー私の実力を!)
↓1 雀力105>100なのでゾロ目判定
ゾロ目以外で咲勝利! 獲得賞金 コンマ×100円 経験値コンマ分
ゾロ目で咲敗北 SUN値-1 所持金半減 体力-2
ざわ・・・ざわ・・・
. - ‐─━…|
. : : : : : : : : : : : : : : : :| て 誰
/:: . : : : : : : : : : : : : : : | め だ
/:/: : : : : : : : : : : : : . : : :l | よ
/.:/ : : : : :i: : : : : : : : : : : : : } は
/.:/ . : : : : .:i : : : : :i: : 、: : : :ノへ、 /
/ ,′. : : : : : .:i : : : : :i: :i: '.: : :!::i:l\\ /
/: .′. : i: : :i..::i : : : : :i:斗rヤ笊仄 ハ i>‐----<: ゚.
/: : : i:. : : : :i: : ;ャ≦ \::八:人〃斧笊ハ 刈ハ: : : l- 、: : : :|
. /: : : : i:. : : : :iX:八_ \ \:.\ 、 マ) .::i }} }:.:.i.:!h ハ: :. : |
厶 -‐ i:.: : : :∧ .〃斧㍉ \ 、_.:ノ 八ノリ.ソ }: :!: :l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\: :∧{ マ .:i / }ノ.ノ : |∨
ね 好 .い ヽ: ヘ 弋.:ノ , r<: : :ハ|
| き き Ⅵ゚:. /.:.:∧.:{ j
ぞ 勝 な Vi:!:. , ¨フ V.:( )ノ
手 り W八 ー / ∨}
言 現 L__ ` .. / 〉- 、
っ れ √ ¨¨ ¬ ´ /_三二ニ=‐-
て て ; __ハ /. : : : : : : : : : : :
ん / ノ.:r'ヘ /: : : : : : : : :斗ャ≦
じ / /: / / : : : : : : 。≦ニ〃/
咲は勝利した!
賞金を1700円獲得した!経験値を17獲得した!
ステータス画面
京太郎 所持金:10700円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.1(経験値17/100)
雀力:105
体力:□□□□□
好感度:13
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
京太郎「おおっ…咲!良くやった!信じてたぞ!」
まこ「やっぱり強いのぉ、この娘は」
京太郎「しかし、圧倒的な自信の割には1700円の賞金ってしょっぼ」
まこ「レベルが低い内は仕方ないけぇ。Lv1で賞金は×100じゃ。Lv2は×1000、Lv3は×10000と、強くなればなるほどステージがあがっていくからのぉ」
京太郎「はぇ~参考になります」
まこ「咲にふさわしいステージはどうやらここではないみたいじゃな」
咲「どうだった?京ちゃん?」
京太郎「よしよし、よくやったぜ!」ナデナデ
咲「……次はもっと強い相手を用意してよ」
京太郎(卓から勝負の熱が引いても、咲の瞳には未だに炎が宿っていた)
京太郎(最強の雀士 この時、俺は咲の言葉が決して虚勢でもなんでもないと 初めて思えた)
4/10ターン目
咲「ねえねえ、京ちゃん、今月は何する?麻雀?」ウズウズ
京太郎「そんな急かさないでくれよ、俺にも考えがあるんだから」
京太郎(咲の強さは分かったーー5ターン目までは楽勝って言葉も多分、本当だろう)
京太郎(俺が雀士を購入した目的はなんだ?)
京太郎(最強の雀士は、金の卵を産む鶏。だが、それだけじゃあないはず)
京太郎(俺はーーこいつをどうしたいんだ)
何をする?
↓1
①麻雀する ②鍛える ③休む ④働かせる ⑤遊ぶ
1
京太郎「うぃーっす」
まこ「おお、いらっしゃい。今日も勝負か?」
京太郎「はい。麻雀連れて行かないとコイツが拗ねちゃうんで」
咲「……ねえ京ちゃん。今日は強い人とやらせてくれるんだよね?」
京太郎「うーん、先輩、今日はどんな面子が来てますか?」
まこ「そうじゃのお、めぼしいところだと」
まこ「あの卓にいる福路美穂子、ご存知風越女子のキャプテンじゃな」
①「片目を閉じた」福路美穂子 雀力コンマ判定
勝利条件:咲雀力-美穂子雀力>勝利判定コンマ
獲得賞金:コンマ×100、経験値コンマ×5
まこ「そしてあっちの卓にいるのは、宮守女子の中堅、鹿倉胡桃」
②「充電不足の」鹿倉胡桃
勝利条件:コンマゾロ目以外
獲得賞金:コンマ×100、経験値コンマ×2
まこ「今日は何と、あの人も来てるぞ」
③「カツ丼を食べていない」藤田靖子
勝利条件:コンマ偶数
獲得賞金:コンマ×100 経験値コンマ×10 雀力+50
まこ「他にも何人かおるが、まあ目ぼしいのはその3人かのぅ」
京太郎(全国区の強者に、腐ってもプロ雀士じゃねーか!勝てるのか!?咲は勝てるのか!?)
咲「・・・」ブルッ
京太郎「咲、まさか緊張で?」
咲「ううん。これは武者震いだよ。今日は、楽しめる、そんな気がする」
まこ「京太郎、どうする?」
↓1 誰と戦わせますか?
①美穂子 ②胡桃 ③藤田 ④その他自由
3
咲さんとSEXはいつできるの?
咲「カツ丼さん、お久しぶりです」
藤田「あ?お前は……久のとこの」
咲「宮永咲、です」
藤田「おぉ、懐かしいなあ。そういや、昔ここでお前と原村和をイジメてやったっけ」
咲「えへへ、あのときは私もまだまだ未熟でした」
藤田「まるで今は未熟じゃない、みたいな言い方だなぁ」
咲「座っていいですか」
藤田「ああ。ちょうどいい。お前らにゃプロの厳しさを教えとかないと、と思っていたところさ」
まこ「今回は随分と強気じゃのぉ、京太郎」
京太郎「はい。理由は2つあります。1つ目、咲は強い。だから勝った時に最もリターンの大きい相手と戦うべき。2つ目は負けた時の事を考えた場合です」
まこ「負けた時?」
京太郎「咲はまだ初心者雀士で負け知らずのイケイケの時期です。いずれ負けるなら、傷が浅い今のうちの方がいい。それに藤田さんは教育者です。負けても、咲は得るものがある」
藤田「さて……高い山の頂きに花は咲くのか?勝負だ、宮永」
咲(最強雀士への登竜門……まずはプロを狩るよー!)
↓1 コンマ
偶数:咲勝利 獲得賞金:コンマ×100 経験値:コンマ×10 雀力:+50
奇数:咲敗北 所持金:マイナスコンマ×100 経験値:+20 雀力:+20 体力-2
ゾロ目:咲完全敗北 SUN値-1 所持金:マイナスコンマ×100 体力-3
ここかな
よっしゃー!
乙
乙
乙です
otu
乙!
京豚くっさ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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/ .......ヽ::::::::.
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i ∧ i.....∨⌒≫ミx:::::ト、::::i
|.............i:::{⌒\トミ;_\仟 ㌦}〉}:|_)}::::|
|:::::i:::::::::::::r仔ハ ヾン 仏イ:::i:| f^Y^ヽ へ
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∨ \:::个::ト '" 、 イ:::ハ| __ r‐-- '゙ ∪J |
∨|\::ゝ `ー / V -=ァ⌒ヾ __ ` ー―r、_,.. -r'
}/ V\{`¨マ ´ /---イ〃 У^>- _/-\__{〉〉
_,. ィハ /-- //∥ / 人------/
_ r‐=ニ ---|/⌒/-/=/ {{ / 〈 >---ヘ
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r――- 、 /⌒ Ⅵ |>-=ミ|∠≠‐=彡 {{ / く /
. jI斗-一'´辷ー\_ x< \Ⅵ/乂_=ミr匕x< 夊_厶r――- .,_,>x__/
゙ーァ' ,二 ゝ }ニ-<⌒'ー< ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`'< У {⌒Y /i {
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V Т/-〃--/ ∧ / j}∧ i |
V__〃_/ \ ___∧ / / ∧ i |
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| | / ∧ i |
咲「見てよ京ちゃん。これが私だよ!」
咲は圧勝した。 賞金9800円獲得!経験値980獲得!雀力50アップ!
京太郎「うっし!」ガッツポーズ
藤田「……」ぷかぁ
京太郎「プロに勝つとかすげーわ!愛してるぞー!咲ー!」
咲「調子いいなあ京ちゃんは。これがプロの厳しさかぁ。案外最強は目の前かも」
まこ「お前は調子のりすぎじゃけ」バシッ
咲「わわっ、叩かないでくださいよ~」
京太郎「しかしいい経験値になりましたね。ありがとうございます、藤田さん」
藤田「おう……おい、染谷。カツ丼出前。」
まこ「朝の4時ですから。すみません、出前はやっとらんです」
咲「あれ?まだやるつもりですか?ふあぁぁ……あと3回くらい私ラスでも、トータルで勝っちゃってるし。時間も時間ですから」
京太郎「まあまあ、咲。藤田さんもおなかへったんだろ。俺達も帰って遅い晩御飯にしようぜ」
咲「もう朝だよ。今日はありがとうございました、藤田さん」
咲「衣ちゃんに負けて、透華さんに負けて、また私に負けて……すっきりしました。あの時の負けの借り返せて」
藤田「……久しぶりにカツ丼、食うかぁ」ぷかぁ
藤田靖子がブチ切れた!藤田プロが中ボスに認定された。8ターン目に襲い掛かってくる予定が確定した。
対戦した藤田プロが図鑑に登録されました。
゜Z
。Z
。Z
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_,、-=<:ヽ
, '´_ `ヽヽ::゙、
〈.:..`´ ノ:::::i
ヽ `ヽ __ヽ::::::!
ノ! ニー--'::::;::゙、
,..-‐iニニヽ/ノノレ'´!ノ ̄/`ヽ
__/,イi'´,.._O'/ ト-、 / i
rr‐' /./.レ'// __〉 ヽ' |
/入/ー┴ ┴/-<´ | !
/イ| { i . / /> | /
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Y V / /'´ | / / \! /
Lv ???
雀力 560
特性:Reversal Queen カツ丼を食べればパワーアップ!
ステータス画面
京太郎 所持金:20500円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.2(経験値897/1000)
雀力:155
体力:□□□□□
好感度:13
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
5/10ターン目
京太郎「それにしてもお前って麻雀強かったんだな」
咲「えへへ」
京太郎「でも煽りすぎじゃね?藤田プロ、目ちょっと赤くなってたよ」
咲「あの人、本気じゃなかったからね」
京太郎「へ?」
咲「もー、鈍いなあ。点1だと熱くなれないタイプでしょ?藤田さんって。それに相手が私のような初心者雀士相手に」
咲「出そうと思っても全力出せないんだよぉ、優しいからね」
咲「だから次は本気で来てほしいから煽っちゃいました」
京太郎「まあ勝てば文句はねーよ」
咲「で、京ちゃん、今月は何する?」
京太郎「そうだな」
何をする?
↓1
①麻雀する ②鍛える ③休む ④働かせる ⑤遊ぶ
4
京太郎「ちょりーっす」
まこ「おお、また来たんか!今日は誰とやる?」
京太郎「今日は麻雀じゃなくて、駅前の求人見て来ました」
咲「……」ギロッ
京太郎「睨むなよ……まこ先輩、コイツ1ヶ月貸すんでこき使ってやって下さい」
まこ「ほーぅ!そりゃありがたいのぉ……咲のメイドコスは、和の次に評判が良かったんじゃぞ~こりゃますます繁盛じゃけぇ」
京太郎「で、時給は歩合制とありますが」
まこ「そうじゃの、頑張り次第ってところじゃな。さあ、咲、あっちのバックヤードではよ着替えてこい」
咲「ううっ……恨むよ京ちゃ~ん」
京太郎「ふ~久しぶりに一人になれたぜ」ソワソワ
京太郎「ここ数ヶ月、同じ屋根の下に咲がずっといたからな」
京太郎「いくら貧相な幼なじみとは言え、時折、こうムラっと来ちゃうこともあったし」
京太郎「TSUT○YAで借りてくるかな……」
京太郎は咲がいない間に羽を伸ばした!
~~1ヶ月後~~
京太郎「こんちにわ~まこ先輩いますかー」
咲「いらっしゃーい、って京ちゃんじゃん」
京太郎「久しぶり。どうだった、仕事」
咲「すごい大変だったよ、もー」
「咲ちゃーん、メロンソーダ1つー」
「こっちはホットコーヒー2つねー」
咲「はいはい、お待ちくださーい。あわわ、大忙しだよっ」
京太郎「頑張ってるみたいだな」
まこ「おー、京太郎」
京太郎「今日で契約終了ですね。じゃあさっそくコレを。まあ咲も頑張ってるみたいですし、はずんで下さいよ~」
まこ「そうじゃのぉ」
↓1
獲得賃金 コンマ×2000円
ゾロ目で コンマ×5000円
はい
まこ「これが咲の頑張りじゃけぇ」
そう言って染谷まこは茶封筒を京太郎に渡した。
京太郎(そこそこの厚さ……か?ちょっと薄いように見えるけど)
京太郎「失礼します、あらためさせてもらいますね」
京太郎「1、2、3……10枚ありますね」
まこ「ああ」
京太郎「諭吉じゃなくて英世なのは何かの間違いですか?」
まこ「京太郎。これが咲の1ヶ月の労働の対価じゃな」
京太郎「おいおいおいーい!ふざけるんじゃないっすよぉ!ほんとに契約通り、毎日朝から晩まで缶詰で働かせたんですあぁ!?それだとしたら絶対最低賃金より安い!労働基準法違反っすよぉ!」
まこ「文句なら咲に」
どんがらがらがしゃーん
まこ「あー!またやった!」
咲「いてて……滑って転んじゃったよ」
客A「あちい!!ホットコーヒーがぁぁ!俺の頭にぃ!!!」
客B「ヒデェ!牌山も崩れちまった!俺は国士張ってたんだぞ!どう落とし前つけてくれるんじゃ嬢ちゃん!」
咲「あわわ、すみません!」
まこ「おい、咲、今日はもうええから、京太郎も迎えに来たしはよ帰ってくれ」
咲「え?もういいんですか?それじゃあ失礼しまーす」
まこ「これだからゆとりは……」ガックリ
咲は10000円稼いだ。
6/10ターン目
京太郎 所持金:30500円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.2(経験値897/1000)
雀力:155
体力:□□□□■
好感度:13
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
咲「怒られっぱなしで疲れたよ……働くって大変だねぇ京ちゃん」
京太郎(忘れていた!俺は最も大事な事を忘れていた!)
京太郎(宮永咲はポンコツだった!)
咲「で、今日くらいはどこかお外のレストランで食べない?私の稼いだお金で奢ってあげるよ」
京太郎(お前が稼いだお金は、賃金じゃなくて手切れ金なんだよぉー!)
京太郎「咲、今度一緒に先輩のとこ、菓子折り持って謝りに行こう」
咲「……もしかして、染谷先輩怒ってた?」
京太郎「いや、呆れてたよ」
咲「で、今月はどうするかな?京ちゃん。そろそろ折り返し地点だけど」
京太郎「そうだなあ」
何をする?
↓1
①麻雀する ②鍛える ③休む ④× ⑤遊ぶ
2
3
京太郎「今月は練習だな」
咲「でも練習ってコスパ悪くない?お金の10%使って、今の私だと雀力15くらいしか上がらないよ」
京太郎「うーん、まあ最新の麻雀トレーニング理論なら何とか調整入るだろ」
京太郎は3050円で麻雀牌を購入した。
咲「前よりちょっと立派だね……でも安っぽさは拭えないよ」
京太郎「今回はちょっと実戦形式だぜ。じゃあさっそく咲、洗牌しろ」
咲「洗牌とか久しぶりだなあ。ちっちゃい頃以来だよ」
京太郎「もっと指を使え、咲!」
咲「あわわっいつまでやればいいの?」じゃらじゃら
京太郎「もっとだ、もっと手首のスナップを効かせろ!洗牌を極めるまでだ!」
咲「京ちゃん!今時手積みの卓なんてないよ!」じゃらじゃら
京太郎「うるせー!須賀流の基本はまず手積みじゃ~!口を動かす暇があったら手だ!」
咲「ふひー」じゃらじゃら
咲は筋肉痛になるまで牌をかき混ぜた。
↓1 雀力コンマ分アップ! ゾロ目で体力-1
あ
おもち
雀力が20アップした!
京太郎 所持金:27450円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.2(経験値897/1000)
雀力:175
体力:□□□□■
好感度:13
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
咲「ねえ京ちゃん。洗牌の音が耳にこびり付いて、眠れないんだけど…ずっとじゃらじゃらじゃらじゃら頭のなかで鳴ってるよぉ」
京太郎「文句は言うな。雀力が20も上がったんだからな!」
咲「うえぇ……絶対麻雀したほうがいいのにぃ」
京太郎「お前がしたいだけだろ」
咲「まあね。麻雀しているときは生きてるって感じするんだよ……これは雀士じゃないとわからない感覚だよ」
京太郎(彼女たちの本能は常に麻雀を欲している。最強へ至るために……彼女たちは勝って己の意義を証明し続けるしかないんだ)
7/10ターン目
↓1 何をしますか?
①麻雀する ②× ③休む ④× ⑤遊ぶ
1
京太郎(だから俺は何度でも連れてくる。咲をここへ)
京太郎「こんにちはー」オズオズ
咲「こ、こんにちはー」オズオズ
まこ「……」
京太郎「先輩、この前はスミマセンでした!」
咲「ごめんなさい」ペッコリン
まこ「今日は何しに来た?働きに来たっちゅうなら塩まくが」
咲「今日は麻雀させてもらいに来ました…打たせてもらって…いいですか?」
京太郎「お願いします!咲にはもうここしかないんです!」
まこ「客として来るなら歓迎するぞ、可愛い後輩たちじゃけぇ!」ニッコリ
京太郎「ありがとうございます!ありがとうございます!」
京太郎(やっぱ優しいなあ、先輩は。ありがてぇ、ありがてぇ)
咲「で、染谷先輩、今日はどんな上物があがってますか?」
まこ「そんな河岸みたいな言い方せんでくれ……まあ7ターン目は色々な客が来とるのぉ」
まこ「あの卓にいるのは有珠山高校のエースポジションを務めた女、本内成香じゃな」
①「本気の」本内成香
勝利条件:ゾロ目以外
獲得賞金:コンマ×1000 経験値コンマ×2
京太郎「カモの匂いがプンプンするぜ」
まこ「そしてあっちは阿知賀のドラゴンロードじゃけぇ」
②「ドラ爆」松実玄
勝利条件:コンマ30以上
獲得賞金:コンマ×1000 経験値コンマ×5 雀力+コンマ
まこ「そしてあそこにいるのは……デカァァァァァいッ説明不要!!最強のおもちと言えばこの人だァ!石戸霞さんだ!」
③「今日はオフです」石戸霞
勝利条件:コンマ偶数
獲得賞金:コンマ×1000 経験値コンマ×10 雀力 +コンマ×3
京太郎「おっふ!あれが最強、あれが至高!やはり最強の雀士は彼女で決まり……」
咲「ムッ」
京太郎「それに比べてウチの雀士は」
咲「京ちゃん、それ以上言ったらセクハラだよ?」
京太郎「すまねぇ」
まこ「それじゃあ誰と戦う?」
↓1
①成香 ②玄 ③霞さん ④その他自由
2
咲「松実玄さんですね?」
玄「あなたは……」
松実玄は覚えている。かつて戦った最大の天敵を。
玄「……」ジロー
咲「?」ペターン
玄「どこかで見たことのあるものをおもちですね」
咲「はあ」
松実玄は過去に戦った全ての相手のバストデータを脳にインプットする異端の感性を持つ雀士。
玄「その形と大きさは……まさか」
松実玄は忘れない。あの夏、自分を下し、絶望を与えた天敵の事を。
玄「宮永の?」
咲「宮永咲です」」
玄「そっかー……宮永照の……うん、わかった。いいよ、やろう。でも最初に伝えておくね」
玄「宮永さん。私が勝負に求めるのは金や誇りじゃあない。別に最強にもさして興味はない。ただ、私が勝ったらーーあなたの大切なものを揉みしだかせて貰うーーこれが私の譲れない条件だよーー!」ワキワキ
京太郎「ファッ!?やめてくれッ!咲は気にしてるんだ!自分のが小さいことをーー揉むなら俺のを揉めー!」
玄「おっぱいに貴賎なしです。私はこれまで1000は揉んだけど……小さくでも張りがある素敵なものを持っている人にたくさん出会っていますのだ」
咲「!」
玄「フフ……あの夏、ついぞ揉めなかった宮永のものを今、この手に!」
↓1
コンマ30以上:咲勝利!コンマ×1000 経験値コンマ×5 雀力+コンマ
コンマ30未満:咲敗北! SUN値-1 体力-1
お
この場合、ゾロはどうなんの?
追いついたと思ったらゾロとか草
/::::::::::::::`ー-、 \ ! i:::|:::::::::::::::|::|:::::|:::::::::| |:::::::::::|:::::::|:::::::::f/ ,.イ
/:.::::::::::::::::::::::::::::::::`ー-、 \ー=、、:.:.:.::|:::!:.:.:!::.:.:.:| |::::::.:.::!:::::::|:__,ノ/ ::::|
......................|...........!..........i.`iー-、 ヽ...:` \::|!::|:::::|!::::::| |:|r==ラ´ /::...........|
.................... |..|....i....|..._|_!_!__::::\ ゙、.:.:.:::` ヽ、:::::|゙、::::! /':::/!/ /:.:.:.::::|:::::::::|
..........:::::::::::|::|:.:.:|:.:..i:.:.:.:|:.i ゙、:::::| 、ヽ ゙、:.:.::::::| ヾv'ィニニ! L__ノ /:/:.:.:.:.:.:i:::::::|::|
-‐'"´ ̄|:::|::!:.:.:|:.:.:i、.:.:i_ゝィ≠=ミヽ、 ヾ==ェ' ,.ィ´ ̄ヽヽ ヾ、/:.:.:.:.:.:ノ::::::i:::| _
|::::|:ハ:.:.:i.:.:.!|\//..:::::::::::.丶 \、\_/ / /__;::ノ ム -‐'⌒ー--、__,.-'∠
|::.:.リ;,ヽ:.i:.:.:.:レ/ ┐::::::::;: } ー-、( ュ、 /: } i . r‐'"´ ̄`ー--、  ̄ 奥義を使うよーー!
!:.:.:.:.:.:.::\、:.:ヾ、 、ヽ、;;;ンノ ...........、ヽ !.... V.ン ノ/ /:.:.:.:ノ::/::/ リ `ー
. |.:.:.:.:.:.,.个ヽi`iヾ .ゝ---'"......:::::::::::::::::::....、 ゝ-==-'ン ノ/:::::;イ::/::/
|:.:.:.:.:/ |ハi、 | ///// , `》/ー''"´ /::/ノ/!ノ 『ドラづくし!』
|、:/ ヽー! 《/ イ'"´/ソ
V ヽハ -‐ ‐- /l| /::::/
\ 《/ ,..イ::/
`iー-、 |》.イ:::/レ′
|ハ:| `ー-、 _,..-‐'"i|::|/
| ` ̄ 《
玄「新ドラが増えて……手がっ……」
玄「アッアッアッ」手牌全部ドラー
咲「和了るまでもないんだよ、あなた相手じゃあ。」
玄「ううっ……切れる牌がないのです……」
まこ「ドラ爆は最強クラスの能力じゃがーーリンシャン使いへの相性は最悪じゃけぇのぉ」
玄「うぐぅ~~~私のおもちがぁ~~~!」
咲は勝利した!獲得賞金77000円 経験値+385 雀力+77
咲「ふー……私の大切なものは守られたみたいだね!」
京太郎「まさかドラゴンロードにこんな弱点があったとは」
京太郎「そしてどうしよ……ゾロ目の事をすっかり忘れていたぜ」
咲「そこの敗者の胸と私の胸を交換するとかどうかな?」
玄「それだけ嫌です!そんな貧相で萎びたおもちはいらない!ああっ私が勝ったら、あの憎き宮永に『麻雀は強いけど、こっちは可哀想だね』って言えたのにぃ~~!」
咲「正体現したね」
京太郎「で、せっかくのゾロ目だからボーナスタイムだぜ!」
↓1
①お金②雀力③好感度
好きなのを選んでください。コンマ分数値が上昇チャンス。(お金はコンマ×10000円)
2
ゾロ目お代わりに吹いたw
もう一個、カン!
ステータス画面
京太郎 所持金:104450円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値372/10000)
雀力:307
体力:□□□□■
好感度:13
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
/:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..\
/:..:..:..:..:..:..:.:.:.:.:.:.:..:.:.:..:..:..:..:..:ヽ
ノ:..:..//:./:./:./:.:.:.;、:.:.:i.:.:.:.:.:..:.:、:.゙、
/、 / ,ィ_,A:.ハ.i.....i !|__|___|、:.:.:.:.i:.:i
/ )_:.i:.´|V ソ .|!:.:.:| !ト、:!、:|`|:i:.:.:|:.:| __ ,.-‐┐
___ ,:=''"/ .//:.:.|:.:.|ィ≠=、 !、:.:| z≠=、ハ:.:.i:.:.l/-―ァ / ノ
( ` ̄ ̄`ヽ.;-ノ //:.:.:.:ト、;!b:;;;;: ! ヽi b:;;;;::i ソ:/:./_:.:.:.:. ̄`ヽ// /
`ー-、__/ ` !\::.ム.! ー―' , ┴--' ノ:/:ノ ):.:.rv‐/ / / \_
___ノ ノ )、ヽ:、 "" r―‐┐ "" !ナケ' ̄フ'/ / // /、`ヽ、 `ヽ
f __ ∧ ,.へ iヽ! \ 、___ノ / / / // / / / '"  ̄ヽ!__/
`ー-----r‐'" i r/ / , |ノ! `ー----ァ'" / i! '" / 〈 i  ̄ `ヽ
\ ヽ !_ノ _/__ノ ヽ、 \ / / !、 i V 、_ 、____ノ
) | 、ヽ_,ノ、_/---、〈 `ーァ、___,、_/ !: : ̄ヽ,_/ ` )
(_ノ ソ /:.: : : : : : _〉 ,," ゛、 ノ: : : :/ _` / (ヽ
ヽ | |: : : : : : :/ 〈 \ 《 ゛、 /゙、: :/ ,.---‐二ノヽ___!、 \
i | ゙、: : : : : i ゛、 ラー=-|:(__,..イ `ー'´ 7\_ )
玄「ゲホッ、ゲホッ……ひどいです……私から雀力を吸い上げて……」
京太郎「咲、なんと連荘突入だぞ」
玄「ヒッ!もうやめて下さい、やめて下さいぃ~~これ以上吸われたら~~」
咲「容赦しないよ?私のコンプレックスを刺激した悪い人には」
↓1
①お金②雀力③好感度
好きなのを選んでください。コンマ分数値が上昇チャンス。(お金はコンマ×10000円)
※次ゾロ目で玄は限界を迎える
はい
すまん3で
これはどちらのコンマが採用されるんですか(震え声)
まこ「基本的には無効安価は安価下が採用されるけぇの。コンマも同様じゃな」
玄「ビクッ ビクッ」
もう既に玄は出涸らしのようだった……
咲「あーあ、つまんないや。もっともっと強くなれたのに」
京太郎「咲ーー」
京太郎(咲は言っていた。最強を目指す、と)
京太郎(そしてアイツは絶対に勝つ。なのに俺はーーこいつの事を信用してやれずに)
京太郎(すまねぇ)
言葉が出なかった。かける言葉が、見つからなかった。
京太郎(俺は咲の飼い主なのに、何もしてあげられなかった)
京太郎(適当な練習を強要して、慣れない重労働をさせて疲弊させ、何を得た?)
京太郎(こいつが命を削って戦っている麻雀で得たものに比べて、俺が咲に与えられたのは)
あまりにもちっぽけだった。
俺は咲に何も与えられていなかった。
咲「そろそろ帰ろ、京ちゃん」
京太郎「咲……今日は早く終わったことだし、飲みに行かねぇか?」
咲「ーーえっ」
BAR 熊の倉
咲「へー、京ちゃんこんな素敵なお店知ってたんだ……私、こんなお店来るの初めてだよ」
京太郎「ここはマスターの人柄がいいんだ。なんか落ち着くっていうか。おばあちゃんちって感じだな」
トシ「……」ピシッ
咲「何頼めばいいの?」
京太郎「咲は甘いの好きだろ?マスター、この娘に甘くてノンアルコールのカクテルを」
トシ「かしこまりました」
~~~
咲「どういう風の吹き回し?雀士を連れて人間のお店に来るなんてーー」
京太郎「ん。ただの祝勝会だな」
咲「そんなに嬉しかったの?松実さんに勝ったの」
京太郎「まあな」
咲「私にとっては当たり前のことなんだけどなあ」
京太郎「咲は強いなあ。この調子で、あっさり最強、行けるんじゃねぇの?」
咲「えへへ」
咲の好感度が11上がった。
京太郎(雀士は基本、おだてときゃ好感度上がるってマニュアルに書いていたぞ)
京太郎「でも最強かーーマスターにとって最強の雀士って誰ですか?」
トシ「はて?最強の雀士。ふーむ、難しい質問だねぇ」
京太郎「そんな深刻に考えなくてもいいですよ。ジョジョの最強のスタンドは何か?レベルの答えでいいです」
咲「……」
トシ「私が知る限り一番強いのは」
からんからん
Barの扉が空いた。
照「4人、ボックス席いいですか」
咲「ッ!」ゾクッ
トシ「空いてるよ」
一瞬、咲が震えた。
-─===‐-ミ
´.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: 、
/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: \
.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: :ト、: .: .: .: .:`、
.: .: .: .: .: .: .: .: .|.: .: .: .:| \.: .: .: .: ',
.: .: .: .: .: .: .: : |.: .: .: .:| \|.: .: : :.
.: .:|.: .::| |.: :‐/、|.: .: :l .:| -‐.:|、.: .: ::.
.: .:|.: .::| |.: :/ |.: .:八ノ ハ:.:|::. :. あっ……
.: 八.: :|┬─┬}/ ┬‐┬‐ .:.:|`ヽ}
.:/⌒ヽ} | :::::: | 三 | :::::| .'.:.::|
.:{ '└─┘  ̄ └‐┘ l.: .:|
人_ u j.: .:|
i.:.: .: .> )‐┤ イ.l: ::'
i.: .: .:i .: : _;〕ト _/| h ≦.:.:.|: 八/
ト、.: .:|/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/
| \{ .,_ \| |/ ハ
/ ヽ > | ノ / ∧
照「やっぱりいいです」くるり
藤田「どーした照、血相変えて……って、お?」
京太郎「ゲーッ!藤田プロぉ!?」
藤田「よう、この前は世話になったなぁ。景気はどうだ?ん?練習もせずデートとはいいご身分だな」
京太郎「ぐっ……女と飲んでる最中に知り合いが店に入ってくるのは気まずいぜ……」
. -‐…‐- .
´ ` 、
/ \
/ .. .. .. .. .. .. .. .. .. 丶
. .: .: .: .: .: .: .: \:. :. :. :. :. :. . 、
/ . .:| .: .: .: .: .: ¦:. :. \:. :. \:. :. `
. . . .:.| .: .: .: .: .: | i :. , :. :. :. :. :. :. :. ,
; . . .: .: .:.| .: .: .: 、_|__j_|ノ|ハ:. :. |i :. :.
l i. ..: ..:|. .:.| i :. :. :. :. :..| i | 人 ⅰ:. |i :. :. i |
| | .: i.: |/l ∧ :. ___ノ 〃 トィ/f心| :. |i :. :. | |
| | .: i.: | :. ァヒ扞ト′ _)ツ| :. |i :. :. | |
| i .: .:i.:| 爪 トィ心 ,,, | :. l/ :. :.. |:八
| | .: i.: | :. |i' )ツ | ; ′:. :. | : :\ /㍊i
| i ’.: ,.: | :. ||:、 ,,, ′ ィ / .: .: .: ノ|: :/ ㍊i
|/ V/, |i :. 〈癶 ーく ノ / .: .: .: /: : |/ ㍊i
V 八:. :. V:.ゝ / .: .: .: ィ/: : :/ ァ㌻¨:\
\:. \i:. \:. ≧=ー/ .: .: ≠≪'/: :/ ,ァ㌻¨。 ゚xヘ: \
}≧=\------辷r< //。※゚l/ ァ㌻¨ ※/。※ハ: `
/ ;冖冖冖冖/ i/ `X升ォt/ ァ㌻¨ 。※゚/。※゚。※゚| : |
/ / /。※゚.。※゚/: :{※゚/ ゚| | ァ㌻¨: :/。※゚〃※。※゚。※゚| : |
. / イ/ /※|。/。※/ : : {/。※゚| |¨l : : : /※/゚/゚。※゚。※゚。※゚| ノ
咏「どうしたどうした~?外は寒いし空いてるなら入らね?」
照「……」
咏「お?珍しいねぃ、この時間にお客さんいるの」
トシ「いつも閑古鳥ないてて悪かったね」
咏「あ~カップルさん気にしないで~ウチらあっちの隅っこでちびちびやってるから~」
咲「……」ビクッ
京太郎(この人は確か)
咏「ん~~なんかこの娘、オーラが照ちゃんに似てるけど~」
藤田「似てるのは当然っすね。照の妹ですから」
咏「ファーwwwwwwwwwwwwまさかのバッティングだねぃ小鍛治さーん、見てみて~~照ちゃんの妹~」
-‐===‐-ミ
. ´..:::::::::::::::::::::::::::..` .
. . ' .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
′.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::: :.
i:::::::::从ト、从ト、从ト、从ト、从! :::::::::i
|:::|:: | |:::::::::::|
|:::|:: | ___,ノ `ー--- 、 ! ::::::: |
|:::|:: | 二 二 | :::::::::| ちょっと咏ちゃん!いきなり絡んでもうっ……
|:::| ∧'乍)丁 '乍)丁 | lY :::|
|:::|人} ゚ー' ゚ー' | |ノ:::::| 向こうも困ってるじゃん!
|::::: 从 "" "" 从 ::::::|
|:i::::::::::ゝ、 r‐┐ u. イ:::::|:::::::|
|ハ{::::|::!|:::::`≧r--=≦´:::::|:::: |:::::::|
{ 乂{从_ :::>′ └< j:::ノj:从j
∠| ̄ト、 ー 、 一 }| ̄|`ァ--、
. ///| |/`刀フフ7フフ刀´ | |////ハ
////| |,'////////////,| |/////}
京太郎(こいつも知ってる!テレビよく出てるおばさん!)
咲「……」
すこやん「ん?私の顔に何かついてる?」
藤田「おい、咲。そういや前、私と打った後言ってたよな」
藤田「<案外最強は目の前かも>って」
藤田「なら今からここで一勝負するか?好きな相手を選んでみろよ」ニヤッ
すこやん「靖子ちゃん!?勝負って何!?」
京太郎「咲」
京太郎(咲は震えていた。そして額にうっすら、汗が浮かんでいた)
咏「お?なんだか面白そうな展開だねぃ」
照「……」
咲「なら私はーー」ゴクリッ
すこやん「ん?」
藤田「おっ、マジか?」
照「さ」
京太郎「ストーップ!ストップ!いきなり何話進めてるんですかぁ!?」
京太郎「咲の戦う相手は俺が決める!それがルール!」
咲「京ちゃん。なら私が戦うべき相手は分かるよね?」
すこやん「……」
咏「あはは、活きがいいねぃ、若いのは」
京太郎「まず藤田さん。咲はさっき、阿知賀の龍と一戦交えた後なんです。今すぐここでってのは難しい」
京太郎「そして咲はあんたらの誰とも戦う予定はない。以上」
咲「何いってんのさ、京ちゃん」
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/:.:.::::::::. '´ /:.: :::∧:.:.:.:.:.:::.:.:.:.::::.:. :::.:: |.:.:.::::∧:.;.::′:::|:.:. /:: |':.:.x豕刋: 芍⌒マⅥ:.:::∧ V:.'i:.:. |
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{. |:./ ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、
それは高く、分厚く、険しくーーそして禍々しい形をしていた。
咲「私はやるよ」
すこやん「まあ、やりたいなら別にいいけど」
トシ「ウチではやめてくれ。店が壊れる」
京太郎「咲!駄目だ!今のお前じゃ」
京太郎(その言葉が口から漏れて、俺はその後激しく後悔した。俺は咲を信じると決めた。それなのに、また彼女のことを侮辱しようとする)
藤田「あっはっは!冗談だよ、冗談!マジになるなよ咲ィ~?足、震えてるぞ?」
咏「だよねぃ~藤田さんも新人イジメがきっついなぁ」
藤田「お前が小鍛治さんや三尋木さんとやるのは100年早いぞぉ~?まずは本気の私に勝ってから、だな」
藤田「おい、飼い主。来月末だ。しっかり準備させとけよ。こいつの眼見たら私まで燃えてきたわ」
藤田「トシさん、立会頼んでいいですか?私と宮永咲のデスマッチ。受けるよなぁ~?おい」
トシ「私はかまわないけど」
照「……」
京太郎(俺はーー)
京太郎(家に帰ってもお互い終始無言だった。)
京太郎(結局、俺は藤田プロとの勝負を受けた)
京太郎(咲は馬鹿じゃない。今の自分の実力と、相手の実力を見極める力くらいある)
京太郎(足が震えるほどの恐怖を押し殺して、それでも尚咲は最強を目指す)
京太郎(それが雀士という、生き物なんだ)
咲「京ちゃん」
咲が初めて口を開いた。
咲「ありがとう」
それは以外にも感謝の言葉だった。
咲「あのままじゃ私、負けてた。京ちゃんが止めてくれたから」
京太郎「俺は不甲斐ないマスターさ……お前に何一つ与えられないんだから」
咲「いいの。私は……多分、京ちゃんにこうやって救われてきたんだと、思うよ」
それだけ言うと、咲はソファの上で落ちるように眠りに入った。
長い一日が、終わった。
ゾロ目11だったので追加ボーナス
↓1 コンマ分好感度アップ!
そして眠いので寝ます。
あ
好感度いくつになれば咲さんとSEXできるの?
>>93
100くらいで対等な関係と思ってくれます
問題は対等な関係の相手だからといって体を許すとは限らない、ということです
ステータス画面
京太郎 所持金:104450円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値372/10000)
雀力:307
体力:□□□□■
好感度:78
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
京太郎(今月末は藤田プロとの勝負だな)
京太郎(咲は勝てるかのか…?)
咲「~♪」
京太郎「さて、勝負の前に何をしておこう」
↓1 何をしますか?
①× ②鍛える ③休む ④働かせる ⑤遊ぶ
2
京太郎は10445円で高級な麻雀牌を購入した。
咲「わわっ、今回は背黒のいい牌だね」
京太郎「藤田プロと戦う前にトレーニングだぜ」
京太郎「今日はカンの練習だ!咲、暗槓1万本!始めるぞ!」
咲「カン!カン!カン!カン!カン!」
京太郎「……」
京太郎(強くなれ咲。誰にも負けないくらいに)
咲「カン!カン!カン!……」
咲は日が暮れるまでカンの練習をした。
↓1 経験値 コンマ×2 アップ
あ
8/10ターン目
咲(カンはいい…カンは心を洗ってくれるよ)
咲(カンをする時、私は神と1つになる。そして思い出すんだ)
咲(私に、嶺上開花を教えてくれたあの人をーー)
雀力が192アップした!
京太郎 所持金:104450円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値372/10000)
雀力:499
体力:□□□□■
好感度:78
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
~~Roof Top~~
藤田「遅かったな宮永咲」ぷあぁ
京太郎「すんません、こいつ寝坊しちゃって」
咲「えへへ」
藤田(あの日から相当鍛錬を積んだのか……この短期間で見違えるような雀力を得ていやがるな……)
トシ「それじゃあ始めるよ」
トシ「どちらかが敗北を認めるまで、麻雀を打つデスマッチを!」
京太郎「デス……マッチ!?」
トシ「そう。お互いの誇りを賭けて戦うのさ。真の麻雀ってのは。収支で勝った負けたじゃあない。どっちが、雀士として格上なのかを決める戦い」
トシ「今宵、宮永咲と藤田靖子、どっちが最強の雀士に近いか決まる…!」
咲「負けないよ。安心して、京ちゃん」
藤田「クックック……見せてやるよ、プロの本気を」
藤田靖子
Lv 5
雀力 560
特性:Reversal Queen カツ丼を食べればパワーアップ!
体力:□□□
VS 藤田靖子
・ 半荘毎に勝敗判定。雀力は藤田有利なので咲はコンマ60以上で勝利
・ 1半荘で金はコンマ×10000円動く
・ 負けた方は体力が-1となる。体力0になれば試合終了
最終的に
咲勝利時:特別賞金 1000000円 経験値コンマ×10 雀力+560
咲敗北時:所持金-コンマ×10000円
トシ「以上がルールになるよ。そしてこれは大事なことだが」
トシ「宮永咲の飼い主である須賀京太郎にこれを渡しておこう」
京太郎「タオル?」
トシ「体力が0になった雀士は死ぬからさ。雀士として死ぬんだ。それを忘れるんじゃあないよ」
京太郎(咲……俺はどうすればいいんだ……)
~~回想~~
咲「京ちゃん。今日の藤田プロとの試合だけど。私に何があっても勝負を止めないで」
咲「止めたら……一生恨むから。雀士にとって負けて生きながらえるのは、死ぬより辛いことなんだよ?」
京太郎「……わかった」
~~~
トシ「それじゃあ両者卓について」
藤田「ふぅ~~おい、宮永。私を馬鹿にしたこと、死ぬほど後悔させてやんよ」
咲「私にとってあなたはただの通過点ですよ。最強を目指していないあなたに、私が負けることは……ありえないよーー!」
1半荘目
↓1
コンマ 60以上 咲勝利:藤田体力-1 所持金+コンマ×10000円
60未満 藤田勝利:咲体力-1 所持金-コンマ×10000円
ゾロ目 体力増減二倍、所持金増減 コンマ×50000円
あ
京太郎:所持金 94005円
コンマ:35 藤田勝利! 所持金-350000円
藤田「おっツモだ。これで捲くったなぁ!カッカッカ!」
咲「……」
藤田「フッ。相変わらず気に食わねぇな。その澄ました顔。姉妹揃って……まあいい。さあ、トシさん、次の半荘だ!」
咲体力:□□□■■ 藤田体力:□□□
所持金 ー255995円
京太郎「あ、あれ?金が……?」
まこ「Lv.3じゃけぇ、これくらいの金は動くじゃろ。安心しろ、京太郎。勝負が決まるまで精算はないからのぅ」
京太郎(この時俺は気がついた)
京太郎(このレートで打つ以上、咲が負けるという事は、俺は莫大な借金を背負わなければならない、ということ)
京太郎(すでに、俺は咲と一連託生だった)
京太郎(タオルを握る手が、ギュッと強くなった)
2半荘目
↓1
コンマ 60以上 咲勝利:藤田体力-1 所持金+コンマ×10000円
60未満 藤田勝利:咲体力-1 所持金-コンマ×10000円
ゾロ目 体力増減二倍、所持金増減 コンマ×50000円
あ
/: : : : : : :/: : :/: : : : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
 ̄ ̄ ̄¨ア : : : /: : ://: : /: : // : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
ノ⌒ ー--‐ '⌒^ ー- -‐…・・/ : : : /: : ://: : /: : /// : : : : , :.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::}
f《: . : . :/ . : . : . : . : ./ : : : ; : : /{/ヘ/: : /// : : : : / : : |: : :.:.:.::::::::::::::::::::.:.:.:.}
¨⌒ー '"~¨`ヽ \ \: . : . // : : :イリ.:.从 _)開ハ刈i |: : : :/ |i: :|: ||: : :.:|.::::ノ⌒ヽ:.:.:.:.:′ ,,ル'⌒
^\ : . // : ィ仁|i.:/ Vし℃仆|i | : : : |i: :|: r冖れノ^ ノ⌒廴__ノ^⌒¨´
. 丶 : . j/{ニニ|iイ 'ー '゙ 八| : : |ー─-fソ:. :. 辷?い: :.:.:. ′
\ : . : ; {ニ二い :.:.: ::::::::::八: : |j埖fソ^;. :. :.fら ). : :.:.:.:/
. \ : .l {ニニ八 , ::::::ヽ| ヒ^爻_廴 ノノ^. . : :.:./ニニ}, 嶺上開花!まだまだこれからだよーー!
ヽ| {ニニニニニ:、 、 ー'⌒)ソ)メ . . : :.:.:/ニニニ}}
| k二ニニニ/\ ー :.:.: 才イ. : /}/ニニニニ}}
| |ik.ニニニ{〉 \__ イニニノ/ニニニニニニニ圦
| |ikikニニ{入____  ̄¨アニたニニニニニニニニニニニニニハニニ\
/|人kikik.ニ{ >-=ニニニニニニニニニニニニニニ=- ∧ニニニ〉
《 :. トミメ{ -=ニニニニニニニニニ=- . : . / :〉 ̄
j} :. ≫→ァニニニニニ=-ァア . : . : . : ., :/:∧⌒L_
リ} :. /ikikikヽ\ikikikikikik/ . : . : . : . : . : . : . : . : /〉
藤田「チッ……湿ってやがる、場が」
コンマ62 咲勝利! 所持金+620000円
所持金 364005円
咲体力:□□□■■ 藤田体力:□□■
京太郎「うおおおおおおっ!!!咲っ!咲!良くやった!」
久「流石、咲ねぇ。靖子と正面から打ち合えてるわ」
京太郎「ぶ、部長!?どうしてここに…?」
久「あら?まこがTwitterで宣伝していたのよ。藤田靖子VS宮永咲。こんな面白い対戦カード中々ないわ。観戦料は一人2000円でもこんなに人集まってるでしょ?」
京太郎「ぐむむ……道理でギャラリーが多いわけだ。染谷先輩、商売上手っすねえ」
照「……」
トシ「それじゃあ行くよ、3半荘目!」
↓1
コンマ 60以上 咲勝利:藤田体力-1 所持金+コンマ×10000円
60未満 藤田勝利:咲体力-1 所持金-コンマ×10000円
ゾロ目 体力増減二倍、所持金増減 コンマ×50000円
あったかーい
うわああああああああああああ
咲「カン!リンシャン……」
藤田「待て!当たりだ!ロン!」
/ :::::/::::::::::::::::::::.:.::::::::::::::∧:::::.:.:.:|:..:.:.:.|:.:.:::|i::.:.:|
/ ! / ::::::/:::::::::::::::::|:| |::::::|:::|:::::..:.:i:::::::|:i:.:.:l
. /............|........|..//.ハ.......:.ハ..:::| | !: : |:: |:::....:...|:::::::|::.:.:|
/.:.:::;:イ::|!:::::::l//メ、|::::::::!'i:::::|::| i:::::|i:::|::i:::::::::|:::::::::.:.:i゙、
/:.::/ .|::|:!:::://'´`ヽ!::::::| _、::|V-‐!::::|、::!|:::::::::|:::::::::.:.:|
// |/:::V::!| <ヽヽ:::| V'"´゛ヽ、!ヽi::::::::::ト、:::::./i|
!::::::::|:r-、弋ノ ヾ f´:i ヾ ゙、::::::/) }:ル' 暗槓に槍槓……まさか
r‐|::::∧:ト、.\ , _ゞ',、 / i:::/ ' /W
人:|i:/:.:.::゙、 \ `ー-、 `i. ヽ ,..N./:.:.:.:`ー-、
,イ ゙、゙、:.:.:.:.:.:\ ヽ `ー--‐' /_.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,:.:-‐'´>、
! ゙、 ゙、゙、:.:.:.:.:.:.:ヽ / /:.:.:.:.:.:,,:.:"_, -‐-´i::::|
. /i ゙、. iヽ\:.:.:.:.:.:.\ ,ク´:.:.:.,,:.:"´イ´/ i::!
i | ヽi: :\\:.:.:.:.:.!ヽ _, -‐'´i:.:/:./: / / i| リ
. i | i ヽ: : :.\\:.:.>'´:.:.:.:,; -=i:./: :/ / ハ |
| ゙、 ゙、 |\: : :\\i:.:.:/:.:.:.:.:.:..| : / / i | ノ
藤田「ずっと待ってたよ。お前が不用心に西を槓するのを」
藤田「国士無双。んっん~~いい名だ。私が最も好きな役さ。最強の雀士の名にふさわしい役だ」
コンマ55 藤田勝利! 所持金 -2750000円
所持金 -2385995円
咲体力:□■■■■ 藤田体力:□□■
久「うっわ、えげつないわねぇ……役満直撃のご祝儀」
京太郎「あ……嘘だろ?咲……お前、今まで勝って来ただろ!?なのに、何でこの大一番でっ!」
藤田「それじゃあ早く4半荘いくぞ。咲ィ、お前にとってこれが最後の半荘だ。じっくり味わって打てよ」
咲「ぐっ……」ヨロヨロ
トシ「……」
京太郎(立会人のトシさんがちらりと俺の方を見た)
京太郎(役満直撃のダメージをくらい、咲は傍から見てもとても麻雀を打てる状況じゃあなかった)
京太郎(次に藤田プロの後塵を拝することになれば、咲は死ぬ)
京太郎(咲の事を思うならーー俺はタオルを投げるべきーー)
久「いいの?須賀くん。ここで終わったらあなた、200万円くらい借金、背負うことになるのよ?」
京太郎「あっ」
頭が、真っ白になった。
咲「止めたら……一生恨むから」
次負ければ死ぬほどの重症。雀士としての死。二度と麻雀を打てなくなる。200万円以上の借金。
咲「止めたら一生恨むから」
誇りを賭けた戦い。200万円以上の借金。誇りを失っても、生きる事に意味はあるのか?200万円以上の借金。
咲「止めたら一生恨むよ京ちゃん」
200万円以上の借金!咲の命!信じろ、咲の力!俺は信じろ!咲が、勝つと!
京太郎「あっ……ああ」ギュッ
タオルを握る手に力が入る。
咲は俺に一瞥もくれず、再び立ち上がって卓に付こうとする。止めるなら、これが最後のチャンスだ。
↓1 タオルを投げて試合を止めますか?続行させますか?
タオルだ
藤田「ヘロヘロだな、早く卓に付けよ。息の根止めてやるぜ」
咲「言われなくても。ここからだよ、私は」
咲(この人やっぱり強い。流石プロの人だよ。でも、だからこそやり甲斐がある。命を賭ける、価値があるーー!)
咲(あなたを倒して私は最強にーー)
咲が椅子に座ろうとした、その瞬間ーー
咲「え……な……なにこれ……」
雀卓の上にタオルが投げ入れられた。
咲「京ちゃん!!!!」
咲はあらんばかりの声をあげた。
京太郎(でも……もし咲があの卓で死ぬことがあれば……俺だって一生恨むことになる。あの時、タオルを投げ入れなかった自分を)
咲「取り消せ!取り消して!まだ戦える、まだ私は……」ガクガク
藤田「ぷはぁ……あっけないな。国士一発で決まっちまった。まあ所詮アマチュア。ハッハッハ」
藤田「足が震えてるぞぉ、咲ぃ?もう限界だろ?正直なところ、ホッとしているんじゃあないか?死ななくて良かったな」
トシ『試合終了!勝者、藤田靖子!」
Roof-topに観客の歓声が響いた。咲は、力なく、卓に突っ伏した。彼女は命を賭けていた。彼女はいつも、命を賭けていた。負けないため、最強へ至るため。
それがこの日、ポッキリと折れた。
↓1 所持金 -コンマ×10000円
あ
はい
うわっ
藤田靖子VS宮永咲 勝者:藤田靖子
京太郎所持金:-3325995円
京太郎「咲……帰ろう」
咲「言ったじゃん。一生恨むよって……何してくれてるの?私はまだ戦えた……戦えたのに……」ポロポロ
咲は泣いていた。雀士としての初めての敗北。それは、自分が最強であるという、存在意義の絶対的な否定だった。
京太郎「すまねぇ、すまねぇ……でも俺は……お前が死んだら絶対に後悔した……だから……すまねぇ」
藤田「お涙ちょうだいもいいけどさ、早く私としてはお金払って欲しいんだよね」
京太郎「すみません。お金は何とか工面して、後日」
藤田「はぁ!?」ドンッ
咲「っ」ビクッ
藤田「おい、染谷ァ!ここの雀荘のルールの説明はしたのかァ!あぁ!?」
まこ「賭金はその場で精算が原則……こんなん説明せんでも麻雀打ちなら常識じゃけぇ、いちいち客に言わんよ」
藤田「おい、この場合はどーなるんだ?」
まこ「ウチのルールの点5・10でやって、金が足りないときは借用書書いてもらってウチが廻すけんのぉ、このケースは……ウチは場を貸しただけじゃけぇ」チラッ
トシ「……仕方ないね。払えないなら私が責任持って金に替える。文句はないね、飼い主」
京太郎「どういうことですか??」
トシ「麻雀打ちは面倒くさがり屋が多いからねえ。靖子も300万円の借金をちんたらアンタに返してもらうのは嫌なんだろ。私が、咲をその筋のところに売って、金工面してやるって言ってんだ。文句はないだろ?」
京太郎「その筋って」
トシ「いちいち野暮なこと言わせないでくれよ。女は売れるんだよっ。咲程器量が良ければ、まあ300万くらいにはなるだろう」
京太郎「ふ、ふざけるな!それじゃあ俺が、タオル投げ入れた意味、ない!俺は、咲を助けたくて……」
トシ「阿呆。咲を助ける?雀士の心意気を知らんアンタに咲を助けるなんて烏滸がましいよっアンタは宮永咲という逸材を殺したんだ……麻雀打ちは、闘犬と一緒で一度負けたら終わりなのさ」
トシ「咲、分かるね?アンタは負けた。負け額はその場で払わなくちゃならない。そのために私は鬼になるけど、いいかね?」
咲は熊倉トシの提案に静かに頷いた。
京太郎「咲っ……」
咲「もういいんだ。京ちゃん。負けてごめん。負け分は私が償うから……」
京太郎「うおおおおおおっ!!!」
藤田「ハッハッハ!!トシさん、すみません。冗談ですよ」
トシ「……」
京太郎「じょ、冗談?」
藤田「私はLv5だ。咲とは普段打ってるレートが違うんだよ。プロのレートじゃあこの程度の勝金、誤差みたいなもんでな」
藤田「だからいいんだ。そんなカスみたいな額で、咲、お前が人生終わらせる必要なんてないって話さ」
京太郎「藤田さんっ……信じてました!」
藤田「でもなあ、そういう気持ちで打ってた訳じゃないだろ?私達」
藤田「お互いにどちらが雀士として、生物として上かを賭けて戦って私が勝った」
藤田「おい飼い主。とりあえず、咲に命令しろ。」
藤田「裸で土下座して『藤田先生の方が強かったです、生意気言ってこの前はすみませんでした』って言わせてみろよ。そしたら借金の事は目ぇ瞑るぞ」
京太郎「は?」
藤田「じゃなきゃあ、トシさんにお願いだな。……何でタオル投げたか、よく考えろ。お前は咲に生きてほしいんだろ?泣かせるねぇ、情が移ったのかい?」
咲「……」
咲は表情1つ変えず、佇んでいた。全ての覚悟は済んでいるように、思えた。
藤田「私の気が変わらないうちに、早くしろよ」
↓1
咲に土下座させますか?させませんか?
先に自分が土下座する
させない
京太郎(咲に土下座させる?確かに負けたのは咲だが、借金は俺のだ)
京太郎(そこの責任すら自分で取らず、咲に取らせるなんてーー)
京太郎(それはもう、男じゃあないね)
京太郎「藤田さん、咲に土下座はさせられません」
藤田「あ?」
京太郎「代わりに、清澄高校麻雀部ナンバー6の須賀京太郎の土下座で勘弁してください」ペッコリン
俺は額を床に擦り付けた。
京太郎「藤田先生の方が、俺より麻雀上手いです。生意気言ってこの前はすみませんでした」
咲「京ちゃん……」
京太郎「藤田先生の方が、俺より麻雀上手いです!すみませんでした!」ドゲザー
京太郎「藤田先生の方が俺より」
藤田「おい、お前。何か勘違いしてないか?私は咲に土下座させろって言ったんだ。お前みたいな駅前で配ってるチリ紙ほどの価値もない人間の土下座なんて意味ないんだよぉ」
藤田「咲?助かりたかったら、わかるよな?」
咲「京ちゃん、顔、あげて。負けたのは、私なんだからさ。私が」
京太郎「咲!お前はしちゃあいけない!お前はまだ死んでねぇ!生きてる限り、まだチャンスはある!いつか、藤田に勝つことだって、最強になることだって!」
藤田「ハッハ!本当にギャグだな、お前。さて、咲、服は脱げよ。この衆目の前で、どっちが上かはっきり示さなきゃな」
咲「ううっ……京ちゃん、お願い。もう顔あげて。私が……」
京太郎「藤田さん。ほんとにお願いします。俺の土下座だけで勘弁してください」
藤田「……」
久「まあまあ靖子ももういいじゃない」
藤田「あ?久、お前……こういう場では敬語使えよ……で、なんだ?首突っ込んで。これは私と咲の勝負……」
久「とりあえず350万くらいだっけ?借金。須賀くんも顔上げなさい。男前が台無しよぉ」
京太郎「部長……」
久「私が建て替えとくから。文句ないでしょ?この場で金さえ精算できれば」札束ドンッ!
トシ「ま、そうなるねぇ。負け金さえ払えば……あー、やっと私も帰れるよ、これで」
藤田「チッ……どういうつもりだ久」
久「どうもこうも、この2人、一応私の後輩なのよねぇ。あんまりイジメないで頂戴。それとも、今すぐ私とやる?」
藤田「久……お前、後悔するぞ……私を敵に回すことの意味、分からない程馬鹿じゃあないだろ」
あれほど騒がしかった雀荘が静まり返っていた。
藤田靖子は繋がっている。プロの最強とーー
藤田「でも……ハラ減ったわ。早くしないと丼屋しまっちまう」
藤田が雀荘を後にして、二人の長い一日が終わった。
9/10ターン目
ステータス画面
京太郎 所持金:-3325995円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値372/10000)
雀力:499
体力:□■■■■
好感度:78
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
京太郎(家に帰ってからも咲は終始無言で、俺達は言葉を何一つ交わさなかった)
京太郎(咲が負けた。俺がタオルを投げたせいで)
京太郎(あのまま続けていたら、咲は勝っていたかもしれない)
京太郎(そうすれば、俺達は今、こんな気持にならなくて済んだ)
京太郎(そう思うと、あの時タオルを投げ込んだ自分を呪ってやりたくなる)
京太郎(でも、これでいいんだ。咲は生きていた……それだけで、良かったんだ……)
咲はソファの上で、顔を隠して横になっていた。
お互い、酷く疲れていた。でも、一睡もできないほど、脳は興奮していた。
京太郎(咲……)
↓1 何をしますか?
①咲を慰める (効果:???)
②咲をぐっすり休ませる(効果:体力全回復 SUN値-1)
③その他自由
1
2
あ
もう育成失敗だな
チュートリアルにしちゃ難易度高いな
俺は咲が横になって丸まっているソファに腰をかけた。
京太郎「咲……今日はお疲れ様」
咲「……」ピクッ
京太郎「こういう結果になっちまったけど……よく頑張った。2半荘目、藤田プロからトップとっただろ」
京太郎「本気のプロ相手に、あそこまで出来る女子高生がいるか?内容は悪くなかった。ただ、運がなかっただけで」
京太郎「言うほど、差は開いてないと思うんだ」
京太郎「そして、お前がこうして生きている。その結果だけで十分だよ」
俺は嗚咽を漏らしながら、顔をソファに埋めて泣いている咲の体を擦った。
京太郎(麻雀している時は、感じないけど……咲って華奢なんだな)
京太郎(こんな折れちまいそうな細い体で、よくあれだけのエネルギーを出せるよ)
京太郎「咲…俺……お前に一生恨まれるんだな。あの時タオル投げちゃって」
咲「……」
京太郎「でも、また俺と……最強目指してくれるよな?」
咲は何も答えなかった。咲はボロボロにされて、すっかりしょげかえってしまって、雀士ではなく、普通の女の子に見えた。
京太郎「……咲」
そんな咲に俺はーー
↓1
①咲を抱きしめてみる
②そのまま、泣き止むまで一緒にいてあげる
③咲を一人にしてあげる
3
咲「……一人にさせて」
咲がそう、ポツリと呟いた。
京太郎「わかった」
ソファから立ち上がり、俺は自分の寝室へ向かった。
これ以上、咲の弱いところを見る訳にはいかない、と思った。
俺は寝室で一人になると、思いっきり泣いた。
そして、夜が明ける頃、疲れ切って、ようやく深い眠りにつけた。
咲の体力も2回復した!
↓1
好感度:コンマ分上昇
うにゃ
咲は複雑な思いだったが、京太郎への好感度は19アップした。
10/10ターン目(決算期前最後の行動ターン)
ステータス画面
京太郎 所持金:-3325995円 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値372/10000)
雀力:499
体力:□□□■■
好感度:97
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
京太郎(咲にはまだ最強を目指そうって言ったけど)
京太郎(もう残り時間的に厳しいな。1ヶ月のんびり休んで体力はそこそこ回復したけど)
京太郎(咲はかつてのように麻雀を打たせてとか、強い相手と打ちたいとか言わなくなってしまった)
咲「遅いね、部長」
京太郎「ああ。でも、まだ10分しか経ってないしないし、待ち合わせの時間から」
京太郎(今日は、負け金を建て替えて、俺達を救ってくれた部長と久しぶりに喫茶店で会う約束だった)
久「お久~ごめ~ん、仕事長引いちゃって遅くなった~で、少しは元気になった~?」
咲「お久しぶりです。先日はありがとうございました」ペッコリン
咲は立ち上がり、頭を下げた。俺もそれに習った。
久「いいの、いいの。頭あげて。さ、座って座って」
久「で、これからどうするの?2人は」
咲「……」
咲は無言で机を見つめていた。
京太郎「えっと……まあ、色々考え中ってところですね。まあそこは咲の気持ちもしっかり聞いて決めたいなあと」
久「まあそうよね。でも決算期まで時間はそうないんだから」
京太郎「決算期って何するんっすか?」
久「ま~簡単に言えば最強になるために戦いたい相手と戦う最後のチャンスよ。勝てばHappy End!」
咲「負ければ……どうなるんですか?」
久「さあ?私は負けたことないし」
咲「……」
久「そんな暗い事ばっか考えてちゃ駄目よ~~須賀くん知ってる?バナナを毎日食べた群とバナナを食べなかった群を比較した実験では、バナナ群が優位に脳内のセロトニン濃度が上昇して、毎日が楽しいと答えた人が多かったんだって!咲にバナナ食べさせたらどうかしら?あはは」
京太郎「バナナ買う金もないっす」
久「あっ、ごめん」
京太郎(もし、あの時藤田さんに勝っていれば、咲は挑戦できたはずだ……最強に)
京太郎(でも、もう……戦うなら藤田プロになるだろうけど、今の状態では)
久「で、決算期の前に~お金の事すっきりさせたくて、今日は会いたかったのよ」
京太郎「ゴクリ」
京太郎(あの後、俺は部長に借用書を書かされた。あくまで、借金。返さなければならない金)
久「どういうプランで返すとか、考えてる?」
京太郎「まあ、咲が麻雀で勝った金とか、染谷先輩の雀荘で働いた金とかでコツコツ返していこうかなーと」
久「そ。で、咲は勝てそうなの?あと、お金持ってないのに麻雀打てるわけ?空手で賭場行く訳だから、またそれなりに覚悟しないといけないわよ」
京太郎「じゃあ、染谷先輩の雀荘のバイト頼り……」
久「ふ~ん」ニヤニヤ
京太郎(あ、この人、咲の前の失敗を聞いてるな……まあ現実的には咲に労働は向いてないわ……で、どうすれば)
久「選択肢は2つくらいあるのよね~」
久「①私がお金また貸してあげるから、そのお金を元手に麻雀打たせる」
京太郎「マジっすか!?流石部長!優しいっすなあ」
久「②咲が頑張ってちょっとえっちなお店で働いてお金返す」
虚太郎「ファッ!?」
咲「……あっ」ビクン
やっぱこれハチミツのやつだろ
無理にプロと戦わせて高額借金の時点でそれっぽいと思ったけど
あいつだったら即エロに繋げるから違うかなとおもったんだが結局持っていったしほぼ確定
京太郎「えっちって……どれくらいえっちな店ですか?」
久「350万近くだからね~~うーん……やっぱりお風呂屋さんになるかしら」
京太郎「咲が……お風呂」
久「あ、安心して!しっかり優良店、紹介するから。きちんと毎月、性病検査も受けられるし、嫌なことされたら相談に乗ってくれる優しいスタッフもいるわ」
京太郎「部長~!やめてくださいよ、冗談」
久「んー?冗談?やあねえ、0が3つ付いたらいくら私でも冗談言わないわぁ」
咲「わかり、ました……」コクリ
咲「京ちゃん、私、働くから……いいよ」
京太郎「咲!そもそもそれは俺の借金……って、部長、②は却下!咲は雀士であって泡姫じゃあありません」
久「あはっ、そう言ってくれると思ってたわ」
京太郎「じゃあ必然的に①という事になりますね」
久「ええ。とりあえず100万円持ってきたんだけど」
久「これ貸すから、頑張って麻雀打つのよ」
咲「京ちゃん……私、麻雀は」
京太郎「ありがとうございます、部長!ほら、咲も」
咲「あわわ、ありがとうございます」ペッコリン
久「頑張ってね~あ、あともし負けたら……担保は咲の体だからよろしく~」
そもそも性的な仄めかしがある時点で厳密に言えばコッチじゃやっちゃいけないしな
やるならこっち
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/
京太郎(100万円……これで麻雀打てるぜ)
京太郎(だが、問題は咲。勝てるか?勝てるのか?)
咲「……」
咲「ねえ、京ちゃん……そのお金で何処か遠くに逃げない?」
京太郎「へ?」
咲「麻雀やって勝てる保証ないし……もっと借金増えるかも。今の借金返せるレートで打つって事は、負けた時、100万のマイナスで済まないかもよ?」
咲「そうなったら、私は部長のモノになるから、そこまで酷い待遇にならないかもしれないけど」
咲「借金は京ちゃんのなんだから、私を失った京ちゃんは……どんな目に合うかわからないんだよ。わかる?」
京太郎「あっ」
咲「どうする?京ちゃん」
京太郎(これが最後の選択肢……慎重に、慎重に)
↓1
①麻雀する ②逃げる
1
眠いので寝ます。
>>125
なんもかんもゾロ目が悪いよゾロ目がー
>>133
ハチミツさんの名誉のため(?)に否定するけど、違うんだな、これが
>>135
これくらい許してつかぁさい 言論弾圧には反対ですよー
いや個人的な許す許さないで無くてグーグルの規定的な話だし
風呂堕ちの可能性 選択ミスったら全裸土下座 展開次第でセックスあるかも
これでここでやってもいいだろってのはだいぶ無理があるやろ
R移転が形骸化してるとはいえルール違反をして指摘したら『言論弾圧だ』ってのもな…
内容を変えるかあっちでかけとしか言えん
ステータス画面
京太郎 所持金:1000000円(借金-4325995円) 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値372/10000)
雀力:499
体力:□□□■■
好感度:97
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
まこ「らっしゃい。おっ京太郎に咲か」
京太郎「ご無沙汰してました~」
咲「ううっ」
咲は京太郎の後ろに隠れている。
京太郎(ここに来る直前も、行きたくないって駄々こねてたし)
まこ「今日は何用じゃ?バイトならもう募集しとらんぞ」
京太郎「今日はコレですよ」
まこ「……そうか。まだ、戦うんじゃな」
京太郎「復帰一発目、景気良く行きたいんですが、いい卓ありますか?」
まこ「ほうじゃのぉ。あの卓にいるのは有珠山のエースポジション、本内成香じゃな」
①本内成香
勝利条件:ゾロ目以外
獲得賞金:コンマ×1000円 経験値コンマ×2
京太郎(咲なら勝てるだろ……でもレートが低い……)
まこ「そして、あっちは姫松高校の知将、末原さんがおるぞ」
②末原恭子 ノーマルフォルム
勝利条件:コンマ30以上
獲得賞金:コンマ×10000円 経験値コンマ×10 雀力コンマ×3
咲「末原さんっ!?」ビクッ
咲「京ちゃん、私あの人苦手なの……」ビクビク
京太郎(勝っても借金は返せねぇ……まあ100万が溶けることもないと思うけど)
まこ「……正直、今の咲にはおすすめできないんじゃが……あの卓は」
京太郎(そう言って染谷先輩は、超高レート卓を顎で指した)
まこ「チップ1枚10万円。通称龍の間」
透華「おーっほっほ、リーチですわ!」クルクル
竜華「勢いええなぁ、龍門渕さん」
ネリー「金、金、金……」ブツブツ
まこ「龍門渕透華が主催する、超高レート卓じゃけぇ」
③龍門渕透華 ノーマルフォルム
勝利条件:コンマ偶数
獲得賞金:コンマ×100000円 経験値+コンマ×20 雀力+コンマ×5
京太郎「点、10万円……借金は返して、俺は綺麗な身になれる……」ゴクリッ
咲「ううっ」ビクビク
京太郎(でも、次負けたら咲は……終わってしまううじゃあないか?咲の最強雀士の夢は)
まこ「どこで打つ?」
↓1
①成香 ②末原 ③透華
1
京太郎(いや、金の問題じゃない。ここで負けたら咲は終わりだ!)
京太郎(何とか自信つけさせて、また強い咲になってもらわねーとな)
京太郎「成香!君に決めた!」
成香「へ?私がどうかしましたか?」
咲「よろしくお願いします」ペッコリン
まこ「京太郎!借金はええんか!?」
京太郎「まあ何とかなります。咲さえ元に戻れば」
成香「わわわっ なんだかよく分かりませんけど よろしくお願いします」ペコリ
京太郎(流石に勝つよな!?咲!勝って、自信を取り戻せ!)
咲「……」
咲(いくらなんでも勝てると、思うよ……でも、もし負けちゃったら)カタカタ
咲(あんな雀力低い相手に、負けちゃったらーー)
咲(今度は耐えられないよーー!)ビビクン
成香「では、勝負です、宮永さん!」
↓1
コンマゾロ目以外:咲勝利! 獲得賞金:コンマ×1000円 経験値コンマ×2
コンマゾロ目:成香勝利! 所持金-コンマ×1000円 失禁&SUN値-2
そらっ
咲勝利! 42000円獲得! 経験値84獲得!
京太郎「よっしゃああっ!咲!良くやった!」ワシャワシャ
まこ「まるで優勝したような喜びっぷりじゃのぉ」
成香「やっぱり宮永さん、強いです!」キラキラ
____
,. : :´: : : : : : : : : :` : : 、
, : ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : :,: : : : : : : : : : 、: : : : : : .
/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : ヽ: : : : : ::ヽ
:': : : : : /: /: /: :|: : : |: : : : : : : : ∨: : : : : .
/: : :,.:: :|:_:|__|:_ノ| : ||: |、|: |: : :|: | : : : | : : : : : |
/: ィ/|: : |: :|从:{∧: :|}/|:ゝ、_:/:.:| : : : | : : : : : | え、えへへ……そうかな……
l' |: : :V:,イて雫ミ:{ 从{/:_イ: :/|: : : :, : : : : l: |
|: : ,:从{cVり \ イて雫V}: : :/-、: : /}/ 久しく忘れていたよ
|: :ハ: { "" , Vzりつ': :/ }) }: /
|/ }:人 ムイ- く:/ これが勝つって事
' ヽ::っ イ: :/{∨
` . __ . ´ |/}'
/} /⌒\
/.../ /..................\
京太郎「ああ!咲、お前は強いんだ!あのインハイベスト8のチームの先鋒相手に勝てるんだぜ、お前は!」
成香「悪い気はしないですね、その肩書」
咲「ありがとうございます、本内さん……私、思い出せました」
成香「?」
咲(勝つってこんなに気持ちいいんだーー!思い出したよ、京ちゃん!何で私が最強になりたかったのか)
京太郎「咲!今日は祝勝会だ!寿司食いに行くぞーー!」
咲「うん!」ニッコリ
咲は笑顔を取り戻した!
ステータス画面
京太郎 所持金:1042000円(借金-4325995円) 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値456/10000)
雀力:499
体力:□□□■■
好感度:97
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
咲「心配かけてごめんね、京ちゃん」
咲「私、思い出せたよ……自分が強かったって事」
京太郎「ああ、それは何よりだ」
咲「で、最後の相手なんだけどーー私、もう一回、藤田さんに挑みたい、と思う」
京太郎「え?」
咲「今でも夢に見るんだ。あの日の事。ボロボロにされて、心を折られて、一度は全部捨てちゃおうと覚悟した」
咲「藤田さんは多分、最強の雀士じゃない。でも、私は、あの人に勝たないとーー前へ進めない!」
雀士の一生は短い。わずか12ヶ月で1つの区切りとなる。
最強への道を絶たれたものはそこで息絶え、最強への歩みを止めないものだけが先に進める。
雀士の生態は未だ謎に包まれている。
11ヶ月目は雀士にとって冬だった。
Roof-Topの明かりは消え、それぞれが最後の12ヶ月目、全ての集大成となる決算の時のために力を蓄える。
ある者は家族と、またある者は友と思い思いの時間を過ごす。
そして、11ヶ月目はーー
「はぁ、はぁ……んっ、んっ……んんっ」モゾモゾ
京太郎(……)
「んんっ……はぁ、はぁ」モゾモゾ
京太郎(壁越しになんか聞こえる……衣擦れの音と、苦しそうな声が)
「んっ、はぁ、んっんっ!」モゾモゾ
京太郎(咲さーん!ナニやってんのー!俺んちの部屋の壁薄いんだからーー!)
「やっ、んっ、んんっ、んっ」モゾモゾ
京太郎(俺だってずっと我慢してんのに……いや、厳密に言えば咲を染谷先輩のとこに預けた時は思いっきりしたけどさあ)
「はぁ、はぁ、京、ちゃんっ……あうっ」モゾモゾ
京太郎(注意すべきか……でも咲だって恥ずかしいだろうし、俺だって恥ずかしいわ!)
京太郎(いや、でも止めさせないと、俺だって一応男だから……間違えてしまうかもしれない……)
京太郎(どうする、どうする?俺)
↓1
1. 飼い主として注意する
2. それとなく壁が薄いことを伝える
3. 聞こえなかった事にしておく
2
覗く選択肢をくれ
~~次の日の朝~~
咲「ふあああ……おはよ、京ちゃん」
京太郎「ああ、おはよう、咲」
咲「今日の朝ごはんはーーシジミのお味噌汁に炊きたてのご飯、それに京ちゃん得意のふわっふわのだし巻き卵!やったぁ!」
京太郎「……」
咲「もぐもぐ。美味しいなあ!京ちゃん、いつでもお嫁さんいけるよ、この味」モグモグ
京太郎「あ、ああ……」
咲「ん?どうしたの?」ジ~
京太郎(畜生、どうやって壁が薄いことをそれとなく伝えればいいんだ!?一応、いつもよりだし巻き卵を薄く作ってみたけど……)
咲「美味しくて幸せだよ~」モグモグ
京太郎(流石に気が付かねえか!こうなったら口で言うしかねぇ!)
京太郎「えー、えー、ごほん、ごほん、あー、しまったー今日、1個卵足りなくてぇ、だし巻き卵、いつもより薄くなっちまったー失敗したなー」
咲「ん?言われてみれば」
京太郎「あー、まるで俺の家の壁のようだーもうちょっとお金持ちになったら、だし巻き卵も厚くして、部屋の壁も厚くしなくちゃなー」
咲「?」
京太郎(気づいてくれ……俺の渾身のメッセージ!)
↓1
コンマ偶数で咲、察する
あ
R板でやれ
>>155
はよ自力で潰してみせろよ加速中
咲「私が……不甲斐ないせいで、京ちゃんに借金負わせてひもじい思いさせて……ごめん」
京太郎「あ、いや、それは」
咲「卵1個も節約しないといけないなんて……そうだよね、部長に借金してるんだもんね」
京太郎「ま、まあな……」
咲「私、頑張るよ。お金稼いで、京ちゃんの事、楽にしてあげるね」
京太郎(気づいてくれー!咲ー!)
咲「そうと決まればさっそく、藤田さんの対局映像、もう一回見直してくる!ごちそうさま!」
京太郎「あっ……」
~~夜~~
「あっ、ああっ!んっ、くぅ、んっ」モゾモゾ
京太郎(……)
「んっ、んっ、んんっー!はぁ、はぁ」モゾモゾ
京太郎(失敗した)
「……」シーン
京太郎(やっと終わったか)
「……んっ はうっ んっんっんっ」モゾモゾ
京太郎(うわああ!まだだったー!って、咲さん、俺が何も言わなかったせいで、どんどん大胆になってるよぉー!バレてないと思ってんのかよー!)
京太郎(でも、1度注意するタイミングを逃しちまったから、もう俺の負けだ……)ガッカリ
こうして京太郎は悶々とした夜を過ごす羽目になった……
咲「どうしたの?京ちゃん、最近おつかれ?目の下に隈作って」
京太郎(90%はお前のせいだよ、咲!)
咲「はぁ……もう最後の月まで残り10日もないね」
京太郎(クソ……なんか口元も色っぽく見えるし!体つきも……落ち着け、コイツは雀士だ、雀士。どうかしてるぜ、俺も……雀士に欲望するなんてよぉ)
咲「聞いてる!?京ちゃん!」
京太郎「うわあっ!いきなり、顔、近づけるな!」ドキドキ
_,.......---............_
,. : ´: : : : : : : : : : : : : :` : : . 、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
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|: : : |: : : : 、|__/_}__/Nノ: : N、|_}_,:|: : : : | : : :'.
|: : :ハ: |: : : ハ: / /:イ }: :/:/ }: ∧:/: : : : ト、}: :.|
{: : {-从: : :{/ ̄ テ雫ミ/イ /イ }イ雫}: : /:/:| リ\}
八:{、:、__ \:lヽ Vり ヒり/:イ:/: :|
`\}、: 、 /:/:/:/:/:/:/:/:/ ム:/:人: :{ あっ、ごめん……
, --r--,\ ,-- 、_____ 人: / \〉
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咲「……」
京太郎「……(気まずい沈黙、になっちまった。どうかしてるぜ、俺も咲も)」
咲「……あのね、京ちゃん……お願いが、あるんだけどさ」モジモジ
京太郎「え……」ドキドキ
京太郎「なんだ」
咲「ず、ずっと切り出したかったんだけど……京ちゃん、察してくれないから」
京太郎「……」ゴクリ
咲「11ヶ月目はね、雀士にとって特別な、時期なの」
咲「麻雀はみーんな打てなくなる……そして備えるんだ、最後の晩に」
咲「ねえ、京ちゃん……私達雀士は12ヶ月目を終えたら、どこへ行くのか知ってる?」
咲「肉体は朽ちて、弱い魂は滅びるんだよ……強い魂だけが次のサイクルへ進める」
咲「こうやって、私達は繰り返すんだ。戦いの螺旋を」
咲「でも不思議じゃない?勝つ人がいれば、同じ数だけ負ける人が出る」
咲「世界には1人の雀士しか残らないって事になるよね」
咲「私達、雀士は備えるの。もし負けても次へ進めるように。そのための11ヶ月目」
そう言って咲はお腹を触った。
咲「京ちゃん。その方法はね」
移転作業所から
京太郎「相場があるんだな……」
咲は俺にメモを渡して、部屋に引きこもった。
京太郎「なになに、プロ級は……5-10億円!?うっそだろ、おい」
京太郎「俺でも知ってるような全国区の雀士だと、安いところでも1000万はするみたいだな……」
京太郎「無名雀士だと50万~か……」
咲の渡したメモには、日本麻雀協会のHPのアドレスが書いてあった。
HPには、雀士の相場表と、仲介する窓口の連絡先が書かれている。
11ヶ月目、それは雀士にとって発情期だ。
負けて死ぬ時に備え、己の遺伝子と雀力のコピーを残しておくために必要な時期。
京太郎(知らなかったぜ……マニュアルに書いてなかっただろ!おい!)
京太郎(そして、麻雀協会が相手を斡旋しているわけね……)
京太郎(どういう仕組みかは分からないが、協会に依頼して種馬を用意してもらい、11ヶ月目は種付させるものらしい…)
京太郎(プロや全国区の雀士が値段高いのは、強い相手との行為で雀力も上がるからのようだ)
京太郎(今の俺の現金は部長から借りてる100万円ちょっと……これで相手を見つけるとなると……)
京太郎(検索条件を安い順に変えて……うわ、50万円台は雀力ひっく!大体、同程度か上の相手に付けてもらわないと、雀力落ちるらしいから……きっついなあ)
京太郎(知り合いいねーかなぁ……あ、文堂さん発見。ええ!?文堂さんで200万円!?ウッソだろ、おい!)
京太郎(やべえよ、やべええよ……そして咲の雀力499にピッタリの相手で検索すると、軒並み数千万台になるぜ)
京太郎「……」
京太郎「おい、咲、晩御飯だ」コンコン
咲「いらない」
京太郎「……大事な話があるから、一緒に食べよう」
~~~
京太郎(咲は食事に手をつけず、俺とも目を合わさずずっと俯いていた)
京太郎「察してやれなくて済まなかった。俺、初心者だったから……咲の気持ちも分からず……ごめん」
咲「……」
京太郎「でーーお前のために、色々調べてみたーー今の俺の金じゃ、お前が満足する相手、用意できそうにないんだ」
咲「……薄々、覚悟してたよ」
京太郎「それで、今、協会に連絡して、100万円で用意できる相手を探して貰っているとこーーもう、11ヶ月目も下旬だし、みんな最後に備えているから、中々見つからないかもしれないって言われてるけどーー」
咲「……」
京太郎「絶対、相手用意するから!咲は心配しないで練習をーー」
咲「……嫌だよ、私。自分より弱い、どこの馬の骨とも分からない人とやるなんて」
京太郎「……は?」
咲「京ちゃん。私、初めてなんだよ……」
咲「その思い出が、名もないモブとーー」
>
\l\l\l\l\l\l\l
ゝ:::\\:::::::::::::::://ヽ
::::::::: \\:::::// |
==「 ̄ii||ヽ=「 ̄ii||ヽ| わいのこと……か?
:::::: ヽ!|||||/ ヽ!||||||/|
:::: , , /\ |
:::::: |
:::::: └────┘ |
, , , , , , , , , , /
京太郎「くっ」
咲「京ちゃんはいいの?私が、そんな相手に抱かれるの」
京太郎(咲の初めて……俺が不甲斐ないせいで……名もないモブと……ダメだ、ダメだ、ダメだ!想像したくねー!!)
咲「……でも、もう我慢できないの、京ちゃん……毎晩、切なくって……聞こえちゃってるよね、声」
京太郎「あっ」
咲「っ!これ以上、言わせないで。京ちゃん……お願い……私と」ウルウル
京太郎「いいのか……?俺、雀士じゃないけど」
咲は目を閉じて、震えていた。雀士ではない、京太郎とすれば間違いなく雀力は下がる。藤田プロと戦うなら、それは大きな枷になる。
京太郎(咲は、それを理解している。理解した上で、俺の事をーー)
京太郎「咲……」
咲「京ちゃん……来て」
ピンポーン
京太郎「あっ、誰だろ、こんな時に……」
咲の肩に手をかけた時、玄関のベルが鳴った。
京太郎「ひょっとして、麻雀協会……すまん、咲、断ってくる!」
咲「あっ・・・京ちゃん」
ピンポーン ピンポーン
京太郎「すみません、今、取込み中で!この前の件はお断りしますから」ガチャッ
/: : / : __./: :/:|: }: `ヽ: : : :\
/: : / : / {|: /ノ}ノ}: }、: :∨: : : :\
/// : / |/ ノイ ∨:∨ : : : : :
//: /: : : / ノ ` ̄ ̄ ̄ ∨ ∨: : : : :
/:/ {:./: : : //__ .j抖=ミメ、 : : }: : : : : :
/:/ /: : : /.jI=ミ ´ r'::::::ハY} }: / : : : : : :
{:;′ ./: : : / / r':::ハ 弋::::ソ |/: : : : : : : :
|! {: : : ∧.{!.弋::ソ ¨` /: : : : :}: : : :} ん~?大事な話、話なんだけどな~
| |: : 7 : :.` ¨´ ' ' ' ' ./: : : : :/: : : /
|: : |:|: : :. ' ' ' .{: : : : /: : : :/ お金のことと、靖子との試合の事~誰に頼んだのかしら~?
|: : |:|: :込 , 、 ´ ` 人: } :{ : : : /
∧ :|{、: : }: `> .| | <::::}:| :!: : :/
ヽ{ }: ノ: : |: :| | - , 、 イ |:::::::)イ:∧ /
/ : : : }: :| |. , -、| |::::/: :/: : }{
/: /: : : ノ´.{ //`ヽ !./: :/: : :ノ: \
/ 人{{/{ :{ノ .| /`ヽ .{: /{: :/、: : : : }__
//´ ̄ ̄.人{< | }.{ノ―‐ ヾ人{ ヽ: }ノ }
// ´`ヽ. ∨`| | \ | /}`ヽ
{,′ \. ∨`ー―‐'ヽ \ .| //. /|
| l. j{ \/ }≧s。.`| イ// / .|
| { \ { /////ヽ} / /// .∨ ト、
|.∧. \/ `>- __ ./ ̄ ̄ ∨ ̄ } ̄ ∨ .}
| ∧ ./{ |}.`ヽ. {. |. .} |!
| } / .j{ j{ ./ `,:⌒∨ .| | ∧
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久「ごめんねー、外寒いから上がらせて貰うわよっ、と」
久「取込み中って、何してたの~?」
京太郎「いや、何も……これからって時に……」ブツブツ
咲「……///」
久「ま、いいわ。で、お金!」
京太郎「あ、すみません!藤田プロに勝てば、絶対に返しますから……!」
久「な~んでこの前の試合で稼いでおかなかったのかな~?まこに聞いたけど、やっすい卓で打ったらしいじゃない」
京太郎「ううっ」
久「うん。それは最後に返してくれればいいんだけどね。で、靖子との試合……何とかセッティング出来たわよ」
京太郎「わっ!ありがとうございます!」
久「いや~苦労したわよ……もう格付け済んだ相手とやるのは靖子にとってあんまりメリットないしね~」
京太郎「でも、流石部長っすね、そこの交渉力!頼りにしてます!」
久「で、勝てるの?勝たないと、私が貸したお金、返ってこないんだけど」
京太郎「いや、勝ちますって!なあ、咲!」
咲「あ、うん……」
久「どうなの、咲?私の目見て答えなさい」
咲「……」
久「はぁ。まあいいわ。で、誰とヤったの?勝つために、少しはいい相手、見つけたのよね?」
咲「あわわっ……///そ、それは……///」
京太郎「ええっとですね、それを説明すると長くなるんですが……」
久「ふふっ。咲、まだしてないのよね?匂いで分っちゃうんだから誤魔化さなくていいわよ。この部屋入ったときから、凄いもの。咲の匂いで……」
咲「ううっ……///」
京太郎「部長は……どうしたんですか?」
久「はぁ?デリカシーない質問しないでよ!」
京太郎「あわわ、すみません」
久「それ、セクハラじゃないかしら……でも、教えたげる~私は美穂子としたわ。雀力同じくらいだし、お互いに付けあって……って恥ずかしいなあ、もうっ」
京太郎「み、美穂子さんと……(やっべ、想像したら……)」
久「で、咲の相手。まだ見つけてないんでしょ~?まあたった100万ぽっちじゃ見つからないわよね」
京太郎「あ、はい」
久「仕方ないわねぇ……ここは私が一肌、脱ぎますか!」
京太郎「へ?」
京太郎(そう言って部長は立ち上がって、スカートのホックに手をかけた)
咲「あっ///」
京太郎(スカートを下ろすと、そこには本来、部長にはあってはいけないものが付いていた。それは、太く、禍々しく、黒タイツの中で脈動していた)
久「iPS棒。見るのは初めてよね?強い雀士に発現する能力……己の雀力を、弱者に分け与えるため、麻雀の神に与えられた器官」
咲「……ごくり」
京太郎(デカイ……何だあれ……まるで黒人のじゃねーか!)
久「雀力に応じて、立派になるのよ~この子」
久「ちなみに私は協会に登録してないけど、付けて欲しいなら1億はかかるわよ~。ま、頼まれても私が気に入った相手としかやらないんだけど」
咲「ひっ……あれが……私のに……///」」
久「咲。靖子に勝ちたいんでしょ?私が勝たせてあげるわよぉ」
京太郎「あっ、あっ……」
京太郎(咲は俺のものだーー!だが、部長のソレは俺からその言葉を奪い取った)
京太郎(あれが、一流雀士。勝って勝って積み続けた業が、産みだした力)
久「で。デリカシーのない須賀くん。流石に見られながらは恥ずかしいから、とりあえず自分の部屋に帰ってちょうだい。」
京太郎「で、でも」
久「ん~?何か文句ある?ごめんね、発情した咲見たら興奮してきちゃったの。ほら、早くしなさいよ」
京太郎「咲!」
咲「ご、ごめん京ちゃん……私……勝ちたいの」
ーーそう言って咲は部長の足元に跪いた。
ーー俺は弱い。咲一人、満足させる事はできなかったーー
部屋の外から、子猫の鳴き声のような、切なくて甘い嬌声が聞こえる。
俺は布団に包まって、ひたすら夜が明けるのを待った。
京太郎(何だよ……iPS棒って……ちくしょう……アレを見せられた時)
京太郎(理解しちまった……俺は部長に勝てないと)
京太郎(それは、多分咲も同じなんだ。だから、もう咲はーー)
時折、悲鳴が聞こえる。俺は、咲が乱暴に扱われているんじゃないかと、心配で、心配でたまらなかった。
部屋の外が静まり返った。
それもつかの間、今度は咲の部屋のベッドがきしむ音がする。
それに合わせて咲が一晩中、鳴いていた。
__ /: : :/: :/: : :/:/: : l: :\: : : : :\
、___厶斗匕: : /: : /:/i: |:l:.|: : : :∨: : : : :.
`¨777¨´∨:/: : /:/ 八:i:从: : : : :i: : : : : :.
/ i/ /∨/: : :/ ´i/ ヾ ∨ : : |: : : : : :.l
{ ∨/:_:_:/-‐/ ―--∨:._:|: : : : : :.|
__ノi ‘: :/:/ /-、 r‐ ∨:.|: : : : : :.ト、
`ー‐/|___ }/:/ __/_ __, ∨: : : : : : | \
i/二二Ⅵ: i 〃ヒ刎「` ´ ヒ刎「ヽ iリ: : : : : :|
/ニニニニ=-、:. .::.::. .::.::. /: : : :l: :l:.| ふあああぁ・・・おはよう、須賀くん
厂 ̄`マニニニニニ∧ ′ /: :/: : l: :lリ
/ / ∨二二二ニ∧ /: :/: : : l: /
___ノ ∨二二/: 込、 r ‐ 、 〃: :i : : : :!;′
∨ニ/\:i: : 介: .. ` ´ イ : : !: : : l/
Τ二二リ: /: i:_:_:〕 ‐-‐ ´ iヽ: :l: : : :{
ノ二二/: : : :/ニニ」 |ニ∨: : : 八
/二二ニ/イ: :l:/ニ「 //: : : :/: : ))
/\二二二八:.:i二ニ|--、 _ー=彡: : : :/彡ヘ{
/ \二二二ヾ二ニ「 ̄ - ´_ /:/: : :/二二ニ=-
久「気が利くじゃない!私が鍛えただけあるぅ!」
京太郎「……」
久「咲は寝てるわよ~ご飯食べたら私、今日は帰るわ~咲によろしくね」
京太郎「はい」
久「んっ、このスクランブルエッグ、いい出来じゃない!……ごちそうさまでした。」フキフキ
久「じゃあね、須賀くん。また夜来るわ」
京太郎「は、はい」
久「多分、付いたと思うけど、普通は何度か繰り返してやるもんだし……満足するまでやらせてちょーだい」
久「咲、いい具合だったわよ。須賀くんはもうちょっと待っててね。付いたの確認したら、許すから」
久「それじゃあまたね~」
昼過ぎに咲は部屋から出てきた。
京太郎「咲!飯、用意したぞ!」
咲「……ごめん、先、シャワー浴びさせて」
咲はよろよろと壁にもたれながら、シャワー室へと向かった。
声をあげすぎたのか、酷いハスキーボイスになっていた。
咲「……」モグモグ
無言で飯を食べた後、咲は俺と目を合わせずに、自分の部屋へ戻っていった。
その晩も部長がやってきて、咲を抱いた。
その次の晩も。また、次も。
5日目で部長は、俺に検査キットを見せて、しっかり付いた事を確認したと伝えた。
久「そろそろ私も、美穂子の相手してあげないと、拗ねちゃうし……まあもう、咲はいいわ。須賀くん、アフターケアはよろしくね~」
京太郎「ありがとうございました」ペッコリン
久「いいの、いいの。かわいい後輩たちの為だもの。これで靖子と互角の雀力になってくれれば嬉しいんだけど」
久「ま、須賀君には伝えとくけど、負けても別にいいわよ~正直、咲抱けて500万円分くらいは満足したし!」
久「あはは」
京太郎「ぐ、ぐ、ぐぅ~~~!!!」
京太郎「咲ぃ~~~!!絶対勝てよおおおぉ!!俺は、俺は……!これで、お前がまた負けちまったら」
京太郎「この世を恨みながら死ぬことになるぜ」
↓1 コンマ×3 雀力アップ!
あ
雀力204アップ! 咲は藤田を上回る雀力を手に入れた…
ステータス画面
京太郎 所持金:1042000円(借金-4325995円) 所有雀士:宮永咲
○宮永咲 Lv.3(経験値456/10000)
雀力:703
体力:□□□■■
好感度:97
SUN値:□□□□□
特性:嶺上開花:基礎雀力50アップ!
11ヶ月目最後の夜 決戦前夜
咲「でさあ、酷いんだよ部長」
咲「30分くらいしゃぶらせて……それからね、床に押し倒されて」
咲「脚広げなさいって……全部命令。もう、言われるがままだったよぅ」
咲「頭真っ白になってさ、イッちゃった。痛いとか、恥ずかしいとか、そんなの全部無視。気持ちいいんだよぉ」
咲「うん、それからね、ベッドに運ばれて……ワンちゃんみたいに後ろから」
咲「ずっこん、ばっこん♪朝まで何発出されたのかな・・・」
咲「あんな濃いのでたぷたぷにされたら、そりゃ当たるよ・・・」
咲「それから、私が恥ずかしがる格好とかさせるし、絶対に聞かれたくないセリフとか言わせちゃうし・・・もうめちゃくちゃだったんだ」
咲「一番好きだったの…?あのずっしりした玉袋の舐め方、教えて貰った時」
咲「部長が初めて、声あげてくれたんだ!それからもう夢中でお互い舐めあって……気がついたら、私は……」
咲「最後はね、ベッドに組み敷かれて、正常位であのぶっといiPS棒で、天国まで連れて行ってくれたんだよ……もうっ……」
咲「最後に、咲の負けですって……認めちゃったのかな……気がついたら部長のそれにキスしてた」
咲「ねえ、京ちゃん。そんなことまでして手に入れたんだよ、私。」
咲「藤田靖子に勝つための力」
咲「次、タオル投げられて負けたら……私、どうにかなっちゃうよ」
咲「タオル投げないって誓ってくれるなら……部長の許可もあるし、今夜はいいよ」
咲「私を抱いて?」
↓1 どうしますか?
勝ったらな
京太郎「勝ったらな」
咲「は?」
京太郎「勝ったら抱く。お前を。負けたら……俺が代わりに死んでやる。それでいいだろ、咲」
咲「でもっ、またタオル投げられたら!私っ……!」
京太郎「お前は生きろ。次は俺の仇を取ると思って藤田に挑んでくれや」
京太郎「すまなかったな咲。不甲斐ない男で。それじゃあ明日は早いから……もう寝ろよ」
咲「京ちゃん……」
咲「私を失望させないでよ?」
==決算期==
何のために生まれて 何のために戦う?
爽「悪さしちゃうんだよ。カムイたちが。時折発散させねーとな」
何のために生まれて 何のために戦う?
豊音「んー?みんなと一緒にいるためだよー負けたら終わりだからねー」
何のために生まれて 何のために戦う?
淡「認めて欲しい人がいるの。そのために、私は勝つ!」
何のために生まれて 何のために戦う?
ネリー「金!」
何のために生まれて 何のために戦う?
咲「理由は忘れた。ただ、負けたくないだけ。悪いかなあ?」
藤田「カッカッカ!懲りないなあ、お前も!やっぱりあの時潰しとくべきだったか」
咲「さあ卓について。あなたを倒して、私は先に行くよ」
藤田(こいつ、強くなってやがるな……クッ……ここで殺し切る!)
一半荘目
咲体力:□□□■■ 藤田体力:□□□
↓1
コンマ40以上で咲勝利!:藤田体力-1 40未満で藤田勝利!:咲体力-1
コンマゾロ目で咲体力1回復ボーナス
はあっ
いいぞ
/: : : : : : :/: : :/: : : : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
 ̄ ̄ ̄¨ア : : : /: : ://: : /: : // : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
ノ⌒ ー--‐ '⌒^ ー- -‐…・・/ : : : /: : ://: : /: : /// : : : : , :.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::}
f《: . : . :/ . : . : . : . : ./ : : : ; : : /{/ヘ/: : /// : : : : / : : |: : :.:.:.::::::::::::::::::::.:.:.:.}
¨⌒ー '"~¨`ヽ \ \: . : . // : : :イリ.:.从 _)開ハ刈i |: : : :/ |i: :|: ||: : :.:|.::::ノ⌒ヽ:.:.:.:.:′ ,,ル'⌒
^\ : . // : ィ仁|i.:/ Vし℃仆|i | : : : |i: :|: r冖れノ^ ノ⌒廴__ノ^⌒¨´
. 丶 : . j/{ニニ|iイ 'ー '゙ 八| : : |ー─-fソ:. :. 辷?い: :.:.:. ′
\ : . : ; {ニ二い :.:.: ::::::::::八: : |j埖fソ^;. :. :.fら ). : :.:.:.:/ 嶺上開花!高い山の頂きに花は咲くーー!私の名前とおんなじ技!
. \ : .l {ニニ八 , ::::::ヽ| ヒ^爻_廴 ノノ^. . : :.:./ニニ},
ヽ| {ニニニニニ:、 、 ー'⌒)ソ)メ . . : :.:.:/ニニニ}}
| k二ニニニ/\ ー :.:.: 才イ. : /}/ニニニニ}}
| |ik.ニニニ{〉 \__ イニニノ/ニニニニニニニ圦
| |ikikニニ{入____  ̄¨アニたニニニニニニニニニニニニニハニニ\
/|人kikik.ニ{ >-=ニニニニニニニニニニニニニニ=- ∧ニニニ〉
《 :. トミメ{ -=ニニニニニニニニニ=- . : . / :〉 ̄
j} :. ≫→ァニニニニニ=-ァア . : . : . : ., :/:∧⌒L_
リ} :. /ikikikヽ\ikikikikikik/ . : . : . : . : . : . : . : . : /〉
久「まずは一本先取、上場の滑り出しじゃない」
京太郎「やっぱり強い。宮永咲は、強い!」
藤田「少しはやるようになったじゃないか。でも勝負はここからだぞ?」
二半荘目
咲体力:□□□■■ 藤田体力:□□■
↓1
コンマ40以上で咲勝利!:藤田体力-1 40未満で藤田勝利!:咲体力-1
コンマゾロ目で咲体力1回復ボーナス
はい
/ :::::/::::::::::::::::::::.:.::::::::::::::∧:::::.:.:.:|:..:.:.:.|:.:.:::|i::.:.:|
/ ! / ::::::/:::::::::::::::::|:| |::::::|:::|:::::..:.:i:::::::|:i:.:.:l
. /............|........|..//.ハ.......:.ハ..:::| | !: : |:: |:::....:...|:::::::|::.:.:|
/.:.:::;:イ::|!:::::::l//メ、|::::::::!'i:::::|::| i:::::|i:::|::i:::::::::|:::::::::.:.:i゙、
/:.::/ .|::|:!:::://'´`ヽ!::::::| _、::|V-‐!::::|、::!|:::::::::|:::::::::.:.:|
// |/:::V::!| <ヽヽ:::| V'"´゛ヽ、!ヽi::::::::::ト、:::::./i|
!::::::::|:r-、弋ノ ヾ f´:i ヾ ゙、::::::/) }:ル' うそ……3面張を捨てて、地獄単騎……まるで部長
r‐|::::∧:ト、.\ , _ゞ',、 / i:::/ ' /W
人:|i:/:.:.::゙、 \ `ー-、 `i. ヽ ,..N./:.:.:.:`ー-、
,イ ゙、゙、:.:.:.:.:.:\ ヽ `ー--‐' /_.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,:.:-‐'´>、
! ゙、 ゙、゙、:.:.:.:.:.:.:ヽ / /:.:.:.:.:.:,,:.:"_, -‐-´i::::|
. /i ゙、. iヽ\:.:.:.:.:.:.\ ,ク´:.:.:.,,:.:"´イ´/ i::!
i | ヽi: :\\:.:.:.:.:.!ヽ _, -‐'´i:.:/:./: / / i| リ
. i | i ヽ: : :.\\:.:.>'´:.:.:.:,; -=i:./: :/ / ハ |
| ゙、 ゙、 |\: : :\\i:.:.:/:.:.:.:.:.:..| : / / i | ノ
咲「……」カタカタ
久「ヤバイわね。咲が勝つとしたら3本連続先取以外厳しいと思ってたけど」
京太郎「咲…」
藤田「おい、そこの。タオルは投げなくていいのか?あ?」
京太郎「うるせぇ!咲はここからだ!宮永咲はまだ死んじゃいねぇぞ!」
咲「……いくよ。見てて、京ちゃん……私は、勝つからさ」
三半荘目
咲体力:□□■■■ 藤田体力:□□■
↓1
コンマ40以上で咲勝利!:藤田体力-1 40未満で藤田勝利!:咲体力-1
コンマゾロ目で咲体力1回復ボーナス
おりゃ
三三三三ニ≠三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三=\
三三三ニ≠三三三三三三三_,.-、 f=|´|三三三三三三三三ニf!三三三r‐‐ュ、
三三ニ≠/三三三三ニ_,..-'´ | | |_,.!: : : : : : : : : : : : : : : : :| {: : : : / ィ ヘ \
三三/|//三三三r‐'´ _,..-! |:`¨:__,..--レ' ̄~7: : : :\: : : ヽヽ: :(='==! ̄!=\/
三r-、/ヘfー‐、: : :| _,..-'´: : : | |: : ::j | |; /: : : : :__,ヽ::ノ! } }: : :==キ fニニ、ハ
ニニフ rュ、) f! !_fl: レ'´: : : : : _,..' |: : : |__j--7 /、: : : :{ f´:!.ヽ`¨ro': :=r==、 r、_ィ=ニハ
ニァ=f |=ノ===、¨: : : :__,.-‐'´ |: : : |: : : ゝ≠}. .:i!ト、ゝ、'⌒V__ノ: : :=、=キ=、| i! /ニハ
ニ: / ,. r、_) v く: : : :/_ _,..: :': : : :|ヽⅥj.. :i!l. ..:i!:.:!( (: : : : ::=ゝノレ'=| iK三ニヽ
ニゝ'^|_|__,ィ ヘ、__ァ: : : :! ,..: :'!: : : : : : : ::! Ⅵ|.. :!|. :.:i!_.jゝ‐、 ノ::r、: : :|`¨rュネ| f!ヽ三ニ
ニi:、___コ`ヽ=、:Ⅶ|: ::レ': : : ::|: : : : : : :i: !..::..Ⅵ_j レ'リ´ |: ムノ/ |/ ∨: |__,=、__j__j=='三ニ 私の和了牌はそこにある
三!: : {ゝ' }: : : : :Ⅵ: : : : : : : :!、..、 、: : :ハ: !::..::!| フセイ: : _:ソハ 心 |: : : :∧三三三ハ カンッ!嶺上開花!
三: 、__ノ_ノ: : : : : :Ⅵ、: : : : : : ト、 \、: : 、:| レ' i! i、ゝ'_ノ | ソ. |: : :/ |三三三|ハ
三ニ` ̄=、r=、: : : : Ⅵ\: : : : :',..:...::::\: : 、 ゝ、 ` ノノ // ,:/ /三三=|ⅵハ このカンの音が……私を何度でも蘇らせてくれるっ……!
三三} /:.| /: : : : :.ヽゝ'\: : : :\.: \`ヽ `¨ ¨ / | /三三三| リ
三三|_/: :|_/: 、丶、: : :ヽ‥'`ー ヽ .レ'三=ト三リ
三ハr=、 r=、、: :\\ゝ: : 、::' ` /三≠V∨/
三!、ゝ': :ゝ'\`ヽ:\ :.: ̄` , ∧三≠ |/
Ⅵl \三三∧:: :: :.,:' ` / /ノ
藤田「チッ……おいおい、私はプロだぞ……こんな女子高生に追い詰められちまうなんて」
久「……」ゴクッ
藤田「ああっ……負けたら死ぬ……ここまで来た……キタキタキタァ!」
京太郎「?」
藤田「燃えるぜ……咲ぃ!私をここまで追い詰めた奴は久しぶりだあァ!ぶっ潰してやる!キェィ!」
久「Reversal Queen……!藤田靖子は死の淵で出てくるアドレナリンを利用して戦うタイプの麻雀打ちよ!咲!気をつけなさい!」
京太郎「何だよソレ!そんなのありかよぉ!」
藤田の雀力が大幅に上昇した!!
咲「ここで決めなきゃ!」
三半荘目
咲体力:□□■■■ 藤田体力:□■■(Reversal Queen発動!1ターン毎に雀力がぐんぐん上昇する。)
↓1
コンマ50以上で咲勝利!:藤田体力-1 50未満で藤田勝利!:咲体力-1
コンマゾロ目で咲体力1回復ボーナス
あ
/::::::/|::::::::/ー--、 ゙、:::::| レレレ /
:::::;:, -、:::| ` 丶、 V /
:::;/ λ゙、:| ┌─--- 、 `丶、 | /
::;:| | | ゞ ヽ φ \ ノノ , ,/ _/
::::| `ー----__, ' / /
/|::゙、  ̄/ 嶺上開花敗れたりィ!槍槓!倍満直撃だァ!
|::::|゙、 /
|::| 〇__ , /
| /|::::::', T- _ /
/ |';::::::', \w二、‐-- _ /
 ̄ ';:::入 \  ̄ /
レ \  ̄~ー-- /
京太郎「咲ィ!」
咲体力:□■■■■ 藤田体力:□■■
藤田靖子の雀力が大幅に上昇した!
次:コンマ60以上で咲勝利! コンマ60未満で藤田勝利
久「次で、決まるわね……咲と靖子の因縁……どちらが上か。敗者の死をもって決着を」
藤田「カッカッカ!顔が青いぞ~咲ィ!?怖いか!?死ぬのが?」
咲(怖いのは死ぬことじゃない)
咲(怖いのは捨てられることでもない)
咲(怖いのはーー負けることでもない!)
咲(本当に怖いのはね……私が私じゃなくなることだよ)
咲(勝って取り戻す。あなたに負ける前の私に戻る!そのためなら……泥水だって啜ってやるよ!)
咲(さあ京ちゃん……信じてるよ)
京太郎「……」グッ
京太郎(また追い詰められちまったーー咲……俺はこのタオルを……どうするべきだ?)
京太郎(もうボロボロじゃねぇか……どうしてそこまでして卓につくんだお前は)
京太郎(俺はーー)
↓1
タオルを投げますか?投げませんか?
なげない
: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ
: :ヽ \ : :!丶  ̄ Vイ:ハ |\:i
.: : 丶 \゙、 `> リ ` 俺は投げない……!
ヽ: : :`┬ 、 ヾ /
i: ;ィノ U ,....-ィ / 咲の覚悟を信じる……!
,,:‐レリ _  ̄ /
゛=!_ \ `ー-、_ _/ だから、決めろ!咲!
::::::゛== 、 \ / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、 >
久「須賀くん……!」
咲(ありがとう、京ちゃん)
藤田「キェェェェ!!!」
咲「これで最後だよ!私の全身全霊ッ!すべてを賭す!」
最終半荘
咲体力:□■■■■ 藤田体力:□■■(Reversal Queen発動!1ターン毎に雀力がぐんぐん上昇する。)
↓1
コンマ60以上で咲勝利! 60未満で藤田勝利!
ほん
ダメだあ
_....................._
,. : ´: : : : : : : : : : `: : .、
, :´: ,. : : : : : : : : : : : : : : : :\
/: :/: : : :,: : ´: : : : : : : : : : : : :ヽ
/: :/ : : : /: : : ,: : : : ,: : : : : : : : : : .
.': :/ : : : : /: :/: :/: : ,.イ: /: : : : :|: |: : : :.
|:〃: : : : /: :/-:/-、/ ': :': : ': |: :|: | : : :∧
}'.': : :/^/: :/ {:/ {:/ /: /: :/: :}: :|: |: : :|: : :.
{: |: { |: ,: /' /' /イ//':-/、:': : : : :ト: : ::.
|:从::. :.:.:.:. _ /イ: :/: :,: :.|
/ Ⅵ ' `ヾ / イ: :/}: / 京ちゃん、ありがとう。最後に信じてくれて。
______| 、 「 v :.:. イ: :/:イ/イ
/<_:::::::::::::::::::\_ `ーr---- =彡j/
{¨7=ミ、< 、::::::::::::::\___〉>、
_| , ∨、:` < 、:::::∧ |::::::::::ヽ
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 ̄¨/ ∨ `ー ≧='-´:/ ハ :.
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まこ「……笑っとったな、咲。最後は」
京太郎「……」
まこ「ワシもRoof-Topで様々な業を見てきたが。友を失うのはいつも悲しいもんじゃけぇ」
京太郎「なぜ俺はあの時、タオルを投げなかったんだ……!うおおおおおおっ!!!」
まこ「ええんじゃ、それでええんじゃよ、京太郎……咲は、雀士として[ピーーー]たんじゃから」
咲を葬った故郷の長野の高原には花が咲き乱れていた。
そこからはるか遠くに山が見えた。
山は険しく、そして気高い。
あの山の頂にはきっと草木1つ生えていない。そんな、気がした。
カン!
南無
あー咲さんとうとう死んじゃったかー
次は誰ですか?
お付き合いありがとうございました😊
>>191
少し構想を練ってからどうするか考えます
もう少し健全な雰囲気の方がいいのかな??
乙
すこし設定にムリがあったような気がするわ
「須賀さ~ん、日本麻雀協会から宅急便でーす」
京太郎「はーい、今行きまーす」
赤阪「壊れ物注意やから慎重に~はい、ここにサインお願いしまーす」
京太郎「どうも」
赤阪「ありがとうございます~ほな失礼します~」
段ボール箱「……」
京太郎(どんな娘だろう……期待で胸が膨らむぜ!今度こそ、最強こいよ!)
京太郎「早速空けるぞ~強いのこい、強いの!」
段ボール箱「もぞもぞ」
京太郎「おはよう、俺だけのお姫様」
京太郎(次の雀士は最強であってくれ……!)
中から出てきたのは
,. : : : : :  ̄ ̄ ̄: : : .、
,. : ´: : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
/: : : ,: /: :/: : : イ: :|: : ,: : : 、: :ヽ
/: : : : /_/_:/:': ': : / |: _}_:/: :|: :.∨: : :.
/: : : :.,ィ/://:l{: |: |: :.| }: /:/:}`: : : :|: : : :.
/: :.//: :|: {:{:从:{从: :| /:イ:/:イ/ |: : :|: : : :.|
{:/ ' : : {: |/' Ⅵ \ / ' }: : :, : : : }
{: :,: :从 ィ=ミ ィ≠ミ/: : /-、: /
|:/: : :{` :.:.:. ' :.:.:.:. ム: :/ Yl}ィァ
∧: :从 __ _ /:イ__///ア やっほー 京ちゃん、お久しぶり!
∨ 、 V ノ 、 ヽイ: : ////
` . ....:::} }'/ 〃- く
___ `T ´/:| /, - }-、
/:/::::::`ー-´l/::イ} とイ-、 ノ、\
/:/:::::::/-/:/:.:八 / ∨ \
/{::{:::::::/ /:/:.:./ \' /:.、 ∨__〉
, Ⅵ::::,/:/:.:./ /__/::::/∧ ,
{ {:.∨:イ:.:./ ∨二二 イ:::∧ :.
| ∧:.}':.:./ \__,/ 、 ,
Ⅵ 「 ̄} 乂 \
| { |_」 \ ヽ
| | /:.:.∧ |\ }
| /:.:.:/:.:.:.、 | \ ノ
京太郎「あ、あれ……お前は!」
京太郎「宮永咲ィ!?」
京太郎「お、お前、死んだんじゃ……藤田プロに負けて力尽きたのに」
京太郎「染谷先輩と一緒に、お前の骸を、思い出の地に頬むったんだぞ!どうしてお前が・・・!」
京太郎「まさか、ゾンビ」
______
,. : : : :´: : : : : : : : : : : : : `: :.、
, . : ´: : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : ://: : : : /: : : : : : : : : : : : : : ヽ: ヽ
 ̄ ̄ ̄/': ': : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : ∨:.、
//: /: : :--/-|、 : |: : : : : |: : : : : : : : : :.
/ /: :': : : : :,: l: |: : : |: : : : : |:i: : : : : : |: : :|
/: : :|: : : :/_ l: |: : : |: : : :`ヽ、: : : : : |: : :|
|: : /|: |ィ´斧ミ从: : ∧:{、 : : |:|\: : : :': : :.'
|: /イⅥ:{ 比::(_, 、{ ィ斧ミ:/:|:|: ヽ: /: : /
|' |:/|、|弋zソ ん::::(_ ∨:}: : :/: : /
|Ⅵ :.:.:.: , 弋こソ l/|: :イ: : , 嫌だな京ちゃん。確かに私はあの時負けて塵になったけど、保険はかけといたじゃん。次の世代にバトンは託していたんだよぉ。
人 、 :.:.:. /: j' ,ノ/:/
、 ´ ム:イ-' /:イ
/ ::`:::-,--==≦「イ:/:イ
{ {:::::::::∧ , -┴::::ヽ
| ∧:::::/ ノ /:::::::::::::::::::::\
| {:.:.、/¨/:::::::::::::::::_::::::::::\
| Ⅵ:{/::::::/´>----、\::::::
咲「で、京ちゃん…お願いがあるんだけどさ。もう一度私と一緒に、最強を目指してくれるかな?」
↓1
①あたぼうよ!
②いや、お前じゃもう無理だろ
2チェンジで
/: : : : : : : : : : :, : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : . ヽ
/.: : : : : : : : : :/: : : : .i: : : : : : : : : :l : : : : :i . ヽ
i . : : :l: : i: : . | l |: l: l ハ
.l i l li l , | i l l l :i i ハ
| . : :| : : : :| i: : l: : |l _,,/!‐'´:/i : : 'ー/|‐ ;;l ,_ l: :l: : l: :.l: . l
|: : : l: : : : :l,,|-‐l''|´l / /;/ l: : / _i /i/i /!: l: : l: : |\: . |
|: : : :l : : : : l l: :|;,=ニiiii卜 !/ ゞiiiiiiヾ,i/ i/: : :i: : :| \l
l i: : llヽ: : :.i 彳,i;;;;;;;C ; ......... ;i;;;;;;;C ゞ/: :/i:l : : |
l i!: :ハ\: :l(´`)ニ=-C .::::::::::::. Cー(´`)//: :リ: : :|
l!:l: : :l;ヽ, ゞ ::::::::::: , :::::::::: !´: : :| \| あっ……嘘でしょ?京ちゃん
! 'l: |\~ヽ、 リ: : :/il `
l! ヽ!\ゝ ,,:‐.. ..;;,、 /:./|/ i
'| `丶、 `~ ̄~~ 〆|/';/
/´i;l `>ー,.イ´ー、,,_
〆i´ ヽ、 l l ヽ ヽ ~ーニ,,,_
/i | \ | iヽヽ ~゙ヽ、
/ | |\ \ー‐、 〆| |.\\ ヘ
/ | | \ \ | | ヽ ヽ i ハ
京太郎(またお前が負けて、ボロ雑巾みたいに這いつくばる姿はもう見たくねぇんだよ!)
京太郎「事実だ。俺は一度負けた雀士はもういらない。今から協会に連絡して、別の雀士と交換してもらう」
京太郎「すまねえな、咲。俺だって最強の雀士と一緒に頂きに立ちたいんだ」
~~麻雀協会にTEL~~
京太郎「と言う訳で交換をお願いしたいんですが」
赤阪「ええ~何か不具合ありましたか~?」
京太郎「不具合って訳じゃないですけど、前駄目だった奴が来たんですよ」
赤阪「ちょっと照会してみますわ~……ああ、宮永咲ね」
京太郎「はい」
赤阪「またあんたのとこで戦いたいって希望あったし~他に希望する飼い主もおらんかったから、あんたのとこに送ったけど~」
京太郎「でも、俺だって希望は出してないですよ!俺は石戸霞さんか原村和って書いて送っただろォ!?」
赤阪「いやいや、そこら辺は予約10年待ちやし~う~ん、それに一度送ったのを引き取るサービスはやっとらんので~」
京太郎「ですが!一度負けたやつで最強目指せって酷いでしょ!」
赤阪「まあ一理あるか~ほな、とりあえず別の雀士送りますわ~」
京太郎「強いのがいいんですが」
赤阪「また送って文句言われたらたまらんから、今用意できる雀士教えるから、アンタが選んで~」
京太郎「うっす」
赤阪「以下の3体の中から選べるで~」
和は無理なのか……
① 高鴨穏乃 :攻守のバランスよし。基礎体力高め。育てやすく初心者向き。。
② 大星 淡 :攻撃特化。強能力持ち。なつきにくく、少し育てにくい。
③ ネリー・ヴィルサラーゼ :ピーキーな性能で上級者向け。金食い虫で、育てにくい。
赤阪「と、まあこんなところが余ってるで~」
京太郎(さて、誰にしよう)
↓1
3
2
次の日、新たに段ボール箱が届いた。
京太郎「この中に、俺の、俺だけの最強雀士が……!」
咲「なんでネリーちゃんにしたの?」
京太郎(結局、咲は引き取って貰えなかった……)
京太郎「そりゃああの3人の中で一番強いって聞いたから」
咲「ふーん……」
京太郎「じゃあ空けるぞ」
咲「使えなかったらいつでも私に戻ってきていいんだよ?」
京太郎(聞こえないふり、聞こえないふり……」
ビリビリ 段ボールを破くと、中から出てきたのは……
「 ̄`ヽ-―‐---、__
{:.. ,..-f( ))-、  ̄}
广}___クーく.___{ ̄`ヽ ..:::/
/ ,..-‐r:r―┬r::r--、 }!V、_
/7'..:::i::|^!...:::i:| |:ヒjハi::ヽ|! ヾヽ
{ハ:::::::f':n:i、:::::{"{::n:ヾi:::.:|! }!'^゙
|丶弋ツ `゙ 弋;ツ}::::.|! }! あなたが私の新しいパパ?
|:::|:i| " '_ " .!::::.{! o|!、
|、::|ハ:.,、 、ノ ,..ィ:ノ::リ;》=《i ゙、
/.:ヽハ!:r‐` T"´ !イ':":.:.:.:.:\i!
r:<>、.:.:.:.:.:.ト--、 ,..-/:.:.:,:イス) >_>、
ζ√ーァ\:.:.:.ヽ /:fィ_トrJ しイ.,>イ
∀ ! `Zf┬‐-≧ーイ:.:r'´ |_)i::}
/ .,.:彡ミy' /_,.-< ̄`ヽ::::.. !::、:::i!
<  ̄ ノ''" ...::::..... ::::::::. ,.ィ:::::i!:::|
,.へ / ........:::::::::::: ::::. ::: ,:<_,.ノ::::::|:i::|
`>'" ::::: :::..:/ \:::::|::i:|
∠.._________;:.-'"´ __,.イ:::::|::::i!
/ `ー┬‐;--------―irイヽ、|::::!:::i:|
/ 「 ̄ `ニY⌒r―''" ̄ ̄i .i! | i ヽ!::/::::|:|
/ L...イ:.:./i T|`iー―--┘ i|| {/::::::ハ!
/ __/:.:// | |:.:.i____ i! ゙、 }::::::/
/ ̄_/:.:.:./ i ||:.:.:i____i|ヽ、| /:::::/
/ ̄.:.:.:.:.:.:./ / ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|!\_|::::ノ
/:.:.,:ィ―-イ L___| └―---r---|!、:.:.:.|'"
京太郎 所持金:10000円 所有雀士:ネリー・ヴィルサラーゼ、宮永咲
○ネリー・ヴィルサラーゼ Lv.3(経験値0/10000)
雀力:0
体力:□
好感度:未定
SUN値:□□□
特性:お金の力 課金すればするほど、強くなる!
咲「京ちゃん!見てみて!体力も雀力も殆どないよ!この娘より私のほうが……」
京太郎「うーん、この……騙されちまったって感じか?」
ネリー「……」
↓1 コンマ ネリーの初期好感度
あ
ガチャなら任せろー(バリバリー)
所持金少ない時に選ぶキャラじゃねーな
ネリー好感度:82 「期待しちゃっていいのかな?」
1/10
京太郎(で、新しい雀士を手に入れたはいいけど……大丈夫か、こいつ)
ネリー「心配無用だよ。ネリーは強いから」
京太郎「でも、雀力が」
ネリー「雀力?そんなもの、強者同士の戦いじゃあ大してあてにならないよ」
京太郎「ファッ!?」
ネリー「ネリーのシステムはシンプルだよ!」
ネリー「所持金を課金していくの。例えば所持金の40%を課金したら、麻雀での勝率は40%になるよ!」
ネリー「その気になれば誰でもぶち殺せるよ!」
ネリー「でも、注意してね。課金された額は覚えているから。次はその額以上課金してくれないと戦わないよ」
京太郎(よくわからんが、金がこれまで以上に重要になってくるのか……)
京太郎(さて、1ターン目は何しようかね)
↓①麻雀する ②金を稼ぐ ③遊ぶ
1
勝率は40%が上限?
>>211
ネリー「上限はないよ。全額くれたら絶対勝つよ」
~~Roof-Top~~
京太郎「ウイィィィッス!」
まこ「おお、京太郎!今日は咲はいないんじゃな」
京太郎「咲は置いてきた。ハッキリってこの戦いについてこられそうもない」
ネリー「ここがルーフトップか~」
まこ「代わりにこの娘を連れてきたってわけじゃな!」
まこ「で、今日は誰と打つんじゃ?」
京太郎「おい、ネリー。お前絶対勝てるって言ったよな?」
ネリー「アジアの猿共に負けるほどもーろくしてないよ、ネリーは」
京太郎「言うやんけ!それじゃあさっそく勝って証明してくれよ……己の力を」
まこ「今日は卓が3つ立ってるけぇの」
①最強の初心者 本内成香
レート ×1000円
②姫松の知将 末原恭子
レート ×10000円
③宮永咲を下したプロ 藤田靖子
レート ×100000円
京太郎(勝率がわからないのは不気味だが……ネリーは言っていた。絶対勝てるって)
ネリー「ふぁああ」アクビー
京太郎(ほんとか!?ほんとに雀力0を信じていいのか!?)
↓1
誰と戦いますか?
3
京太郎「じゃあ手始めにあのプロを倒してくれよ」
ネリー「プロ?」
京太郎(咲が敗れた因縁の相手!こいつに土下座させねーと俺の気がすまねー!)
藤田「あ?お前は……咲の飼い主じゃねーか。まだ懲りないのね」
京太郎「今日はコイツが相手です。期待の新戦力ですよ」
京太郎「ネリー、気をつけろ。藤田靖子は強い。咲が2回やってボコボコに負けたんだ」
ネリー「へー、それは期待できそうだね!」
藤田「カッカッカ!また咲のように裸で土下座させて、自殺させてやろーか?」
京太郎「ううっ……」
ネリー「キョータロー、大丈夫だよ。ネリーは強いから」
まこ「それじゃあ始めるぞ」
↓1
何%課金しますか?(1-100指定)
勝利条件:コンマ課金%以下でネリーの勝利!
獲得賞金 コンマ×100000円
ネリーギャランティー 課金%×100000円
※獲得賞金の一部はネリーのギャラになるぞ!
※所持金より獲得賞金が高い場合は、ギャラを払えないため、ネリーの不満が上昇する。SUN値-1
80
これって獲得賞金から払えないってこと?
ネリーのギャラのことね
ネリー「今こそ、飛翔の時ーー!!!」
藤田「あっ……う、嘘だろ!?」
ネリー勝利!ネリーに8000円課金した。
賞金を6900000円獲得した!
ネリーに8000000円のギャラが発生した!
藤田「……」カタカタ
京太郎「は、はは……マジか」
ネリー「貧弱すぎ!ほら、とっとと金だせ」
藤田「く、くぅ~~~」
京太郎「つ、強ぇぇえぇ!あの藤田を一蹴!どーだ、見たか、藤田靖子ォ!おら、とっとと土下座せんか!」
藤田「は?何で私が土下座しないといけないんだ。690万円は払っただろ……」
京太郎「でも、お前が咲にやったことは……!」
藤田「フン!私を土下座させたきゃ、プロのLv5のレートで勝ってから言うんだな……所詮、遊び……遊びだったのさ」
藤田(遊びだった、遊びだったが、こいつの強さは……!ホンモノだ!ヤベェ!底が見えねーぞ!このオーラ……三尋木よりも……小鍛治さんよりも……)ゾクッ
藤田「今日のとこは、これで勘弁してやる!」スタコラサッサ
京太郎「ひぇ~~気持ちいぃ~~!690万円ゲットォ!藤田靖子撃破!」
ネリー「……キョータロー、お金」
京太郎「ん?」
ネリー「契約書!読んだよね?この場合だと、ネリーに800万円のギャラが発生だよ?払えるの?」
京太郎「あっ」
課金%以下のコンマで勝利だから賞金で払うの無理か
しかも割合で持ってかれるから麻雀で稼ぐの無理じゃね?
ギャラを払えなかったため、SUN値が-1になった・・・
京太郎 所持金:0円 所有雀士:ネリー・ヴィルサラーゼ、宮永咲
○ネリー・ヴィルサラーゼ Lv.3(経験値0/10000)
雀力:0
体力:□
好感度:82
SUN値:□□■
課金額累計:8000円
特性:お金の力 課金すればするほど、強くなる!
京太郎「す、すまねぇ。金がなくって……何とか690万円で許してくれませんかね?」
ネリー「……」ギロッ
京太郎「つ、ついでにさ、俺の残りの2000円もお小遣いでやるから!これで……」
ネリー「ふーまあ今回は初戦だから特別に許してあげる。でも、キョータロー……次はないよ。次からは、借金してもらうよ」
京太郎「は?」
ネリー「勝ちたかったら金、用意しなよ。金さえあれば全員ぶっ倒してやるからさ」
京太郎(この時、俺はネリーの顔を見てしまった。見なきゃよかったと後悔した)
京太郎(咲の代わりにやってきた最強は)
京太郎(1つ取扱を間違えば、俺の身さえ滅ぼす爆薬だった)
咲「京ちゃん!ネリーちゃん!聞いたよ。藤田さんに勝ったって」
京太郎「まあな。咲にも見せてやりたかったぜ。あの藤田靖子の慌てた顔!」
ネリー「おいしくなーれ」カップ麺クルクル
京太郎「で、でもよ!契約内容おかしいだろ!>>219の言うとおり、これじゃあ麻雀で稼げない!」
咲「うん。ネリーちゃん、それはちょっと強欲すぎない?」
ネリー「うーん、じゃあ次から判定を変えるから安心してっ!ネリーを使ってキョータロー、ガンガン稼いでね!」
京太郎「おおっ!融通利くんだなぁ」
ネリー「その代わりね、借金の件は本気だよ?それも明記しとくからさ……おいしくなーれ」クルクル
京太郎(麻雀してない時はほんと、普通の女の子って感じだなあ)
咲「で、京ちゃん。次、藤田さんとやる時は首賭けてよ。私のために……ね?京ちゃん……私のお願い、聞いてくれたら……何でも言うこと、聞くよ」
京太郎「何でも……」
咲「うんっ、何でも。身も心も京ちゃんに捧げるからさ、お願い……」ギュッ
ネリー「おいしくなーれ」クルクル
2/10ターン目
京太郎(金がなくてひもじい)
咲「京ちゃん、もう1ヶ月間、パンの耳しか食べてないよ、私」
京太郎「俺だって同じだぜ」
ネリー「私だって!早く稼いでよ!」
京太郎(金がない俺達は毎朝、近くのパン屋に物乞いしてパンの耳を貰っていた)
京太郎(最近じゃあパンの耳も商品になっているというから、世知辛い世の中だぜ)
京太郎(さて、今月は何するかね……金がないから麻雀は出来ねーぞ)
↓1
①× ②働く ③遊ぶ
2
おやすみなさい。
続きは火曜日かな
おつ
金金金!雀士として恥ずかしくないのか!
つーかネリーは貰った金はどうした
京太郎「金がないから今月は働くぞ」
ネリー「勤労は国民の義務だよ!ネリーは日本国民じゃないからかんけーないけどね」
京太郎「という訳で、ネリーさん、明日からRoof-topでアルバイトどうでしょうか?」
ネリー「はあ?何で私が。キョータローが働けばいいじゃん」
京太郎(働きたくないから雀士育成なんてやってるんだぜ……それじゃあ本末転倒だろーが!)
京太郎「でも雀士は飼い主の命令に逆らえないって」
ネリー「そりゃあ麻雀しろって言われたらするよ。でもネリーは雀士であって奴隷じゃないから。働け言われて素直に働かないよ。それに、お金はキョータローのになるんでしょ?」
京太郎「まあそうなるけど」
ネリー「馬鹿じゃないの?」
京太郎(ぐぬぬ……)
ネリーは言うことを聞かなかった。
京太郎(となれば)
咲「?」
京太郎「咲、出番だ」
咲「ふぇぇ~?」
京太郎(さて、何して働かせるかね……こんな求人が見つかったぞ)
↓1
①成香のところで牧場のお仕事 低賃金
②久のところで夜のお仕事 中賃金
③智美のところで運び屋のお仕事 高賃金
2
京太郎「まーじゃん上埜荘……ここだな」
咲「結構賑わってるね」
咲と京太郎は久が経営する雀荘にやってきた。
久「あ、咲に須賀くんじゃない。こっちこっち~」
京太郎(部長にお願いしたら結構な給料で咲を雇ってくれるという話だ)
2人はバックヤードの小さな控室に通された。
久「まあ一応面接よ。といっても咲は」ジロジロ
咲「?」
久「可愛いから合格~」
咲「はわわ……かわいいだなんて部長///部長のほうが可愛いですよっ」
京太郎(女の褒め合いって何なんだろうね)
久「まあ仕事は明日からだから~一応、契約とか、まあ簡単なオリエンテーションとか……おーい智美ー」
ワハハ「ワハハ、新しい娘か~まあよろしくなー困ったことあったら頼ってくれー」
咲「よ、よろしくお願いします」ペッコリン
ワハハ「じゃあ職場案内するぞー付いてこーい」
咲「は、はい!」
久「任せたわよー智美ー。ふぅ……須賀くんも罪な男ね……」
京太郎「え?だって夜の仕事ってただの雀荘のバイトでしょ?」
久「なわけないじゃな~い、咲にお茶汲みなんて危なっかしくてさせられないし、表の雀荘のメンバーさせてもねぇ……この額は出せないわよ」
京太郎(部長は咲をサラリーマンの月収より高い額で雇ってくれるという話だった)
久「そうだ!須賀くん、これから暇かしら?ウチの店で麻雀打ってかない?」
京太郎「えっ……俺、素寒貧っすよ」
久「今回はサービスするから♥」
京太郎(そう言って部長は俺を連れて賑わっている雀荘の中の奥にある黒いカーテンの向こう側に俺を案内した)
京太郎(カーテンの奥にはエレベーターがあって)
京太郎(俺達は雀荘の地下へ下りていった)
胡桃「いらっしゃい」
京太郎(小学生?)
久「胡桃~この人私の後輩だから。1半荘分サービスね」
京太郎「半荘?本気で麻雀打つんですか?てっきりヘルスかソープかと」
胡桃「は?」
京太郎(無駄に高級感出しているのに狭いフロント、その奥にまたカーテンがかかって中が見えないようになっている)
胡桃「システムは中で説明するから。まず、あちらから女の子を指名して」
京太郎(そう言って胡桃さんは壁の写真を指差した)
↓1 誰を指名しますか?
①国広 一
②愛宕 絹恵
③岩館 揺杏
④ハオ ホェイユー
1
京太郎「じゃあ①番の娘で」
~~~
京太郎(女の子の嫌がる事と指を入れない事を説明された後、俺はカーテンの奥へ案内された)
京太郎(そこは薄暗いが雀荘だった)
京太郎(打牌の音、自動卓が洗牌する音が聞こえる。カーテンで仕切られていて、隣の卓の様子は見えないけど)
京太郎(俺はその内、1つの卓へ通された)
_
-─ヽ ` v '⌒ ゝ
/ \
/ ∧. ヽ
i , ,イ/ ヽト、! N
│r‐、 ノレ'-ニ」 Lニ-'W
|.| r、|| ===。= =。==:! カカカ・・・これで面子が揃ったようやな
│!.ゝ||. `ー- 1 lー-‐' !
/|. `ー|! r L__亅 ヽ|
/ | /:l ヾ三三三三ゝ| 対面 船戸
‐''7 | ./ `‐、, , , ,ー, , ,/ヽ_
7 ./K. ` ー-‐ 1 ヽ-
/ / | \ /|ヽ ヽ
- ヽ
ノノノ.ノヽヽヽヽ
( |-㊦=㊦-| )
.人_´ ̄ ̄`_人 ・・・・・・・
/ ̄ ̄.| |  ̄ー ̄| | ̄ ̄ \
/ |_|\_/|_.| \
|\| || ||.___ |./ 下家 安藤
.|\.| ||.((.二.)).|||☆☆☆||/ |
| | ||.====.|||☆☆ || .|
 ̄ ̄ ̄
|///| /\l| |l/ \|\
|=== | ==== ||⌒|
|ゝ ゚// ゝ ゚ ノ ||.6|
| // u  ̄/ || | いよいよ始まる・・・・・・
( __っ / u ||_ノ\
|――――― || |\
/ヽ 二 /| /ヽ \ 30分待たされたぜ・・・
/|二二 / ヽ / | / |二二二\
/ | / ヽ / | / |
| ./ ||ヽ / |/| |
| / || \ || | | 上家 伊藤
/ / || \__/ ||/\ |
// \|
京太郎(脱衣麻雀か何かと思えば……メンツは全員男!詐欺!詐欺じゃねーか!ただのむさい麻雀・・・!)
船戸「兄ちゃん・・・ひょっとしてエスポワールは初めてか?」
京太郎「エスポ・・・ワール?」
ざわ・・・ざわ・・・
ピンポーン
「4卓さんメンツ揃いました。只今より女の子が入りまーす」
// __,
_{::/__/:::<___
__::::´::::::::::,.---、:::.、::::::::::_\
,.:/ _`r-く´ 〉:::\::::\`\
,:::::{ __/⌒\_ }:::::::、:ヽ、::|
/::/:::`7´_:/_::,:::: |::::|`:::´::::::::::ヽ::、 }
/ ̄、.'::/::::::,::/:://::::|:::::|::::|::ト,: |::|::|::::::|∧___
, {::|:::::: |:{::/ {:::从::::Ⅳ}/ }/从:}::::イ::::{ ` 、
{ 从::::: |,ィ===ミ、从{ /,ィ===ミ/':::|:::∧- . `ヽ
:. |::::::|{ 比:刈 比 刈 }|::::,:::::: | \ `ヽイ' ノ
、 |::::::| Vこソ Vこソ ,::::|:::::::| }/ /
:. |:::从 ´ ム:::|:::::::| / , おまたせしましたー
|::::::込、 rv イ |:::|:::::/'´ /
:. |::::::| \> __ < :从:/ /
.从:::| :. }`Y^ | |-、イ> ´/ /
、 リ } 〉:.:/-、 r- 〉:.:/ / /
∨ / ∧:.:{ /:.:イ ,: /
∧ /: :Ⅵ ,:.イ: | イ
/ ∨: :()\><_() : | / |
/ /: : : 〈/ \}: :.、 /' |
/ {://_〉 ,: ∨:\:\ |
京太郎「あ…?お前は…?俺が指名した…」
一「はじめって呼んでね。じゃあさっそくだけど、お邪魔していい?」
京太郎(そう言うと、一さんは俺の膝の上に対面で跨り、体を密着させてきた)
京太郎「あの、これは」
一「リラックスリラックス」
京太郎(よく見ると、他の3人にも女の子が跨っている)
伊藤「おほぉ~~!」さわ・・・さわ・・・
京太郎(あ、あいつ・・・!いきなり胸、揉んでやがるっ・・・!俺は選択ミス・・・!やられた・・・!顔しか出してないから怪しいとは思ったが・・・!圧倒的幼児体型っ・・・!)
一「1ゲーム東風戦1回。トップ取れたらサービスします」
京太郎「さ、サービス?」
一「あれ?お客さん初めて?胡桃さんから何も聞いていないの?」
一「トップのご褒美は……私の……れて……ゴムは……して……それじゃあ頑張ってね」ギュッ
京太郎(そう言って一さんは俺に抱きついて腰をこすりつけてきた)
京太郎(隣の卓からは、牌の打つ音に混じって女の甘い声が聞こえてくる)
京太郎(ここが部長の雀荘……裏の世界……希望の船、エスポワール…!)
京太郎(とりあえず、俺も清澄高校麻雀部の一員だ!こんなおっさん共に麻雀で負けるわけにはいかねーぜ!)
↓1
コンマ ゾロ目で京太郎 トップ
ゾロ
一「んっ……あんっ」スリスリ
京太郎(項から匂いが……やっべ、腰こすられるから勃ってきた)
一「あっ……ひょっとして大きくなってきましたか?」
京太郎「クッ……集中、集中だ……配牌は3シャンテン…はうっ!い、いきなり耳たぶ噛まないで!」
一「いいじゃないですか~お客さんも触っていいんですよ……左手は空いてますよね?」
船戸「おい、あんたのツモやぞ!」
京太郎「あっ……すみません」
一「~~♪」ギューッ
京太郎(しゅ、集中できねぇ!)
京太郎(……)モミモミ
一「アッ・・・アンッ」
京太郎「トップとったら、ってホント?」
一「う、うん……ここのハウスルールだよ」
~~~~
伊藤「ロン!ロン!8000!これでトップ……!僥倖…!なんという僥倖……!神様、ありがとうございます、ありがとうございます・・・!」ペコペコ
伊藤「それじゃあ行くぞ・・・」ズポッ
伊藤「くぅ~~~!幸せっ…!ひぃ~~~!」ずぽ・・・ずぽ・・・
京太郎 コンマ01 ラス
一「あちゃ~」
京太郎「こ、こんなのってありか!俺だって、毎日練習してんのに・・・!」
一「ところがどっこいそれが現実…!って、まああれだけ振り込んでればそうなるよ……」
京太郎(全然集中して打てなかった)
一「で、どうする?ラスは3万だけど」
京太郎「は?部長からサービスって」
一「1位は無料、2位は1万、3位は2万、ラスは3万で次の東風戦打てるんだ。え?お金もうない?なーんだ」パッ
京太郎「あっ」
一「4卓さんお一人おかえりでーす」
京太郎(畜生……あのリングからぶち込んでやりたかったのによぉ!)
京太郎は不完全燃焼でトボトボ家に帰った…
京太郎「っていう雀荘だったんだよ」
ネリー「へー」モグモグ
京太郎「俺の相手の娘、エロかったなぁ……はぁ……まあサービスだったから損した気分にはならなかったけど」
京太郎「最初の1回戦は1万円らしい。ありゃ儲かるわ」
ネリー「うーん、人件費的にはそんなにじゃない?」
京太郎「結局スッキリできなかった……金もなくてあの後風俗に行けなかったし」
ネリー「結局世の中お金だよ。男も女も……あっ」
京太郎「……(そういやこいつも一応女なんだよなあ)」ゴクッ
ネリー「ネリー部屋戻るね……!キョータロー!目が怖いよ!」
京太郎「はっ……危うく正気を失うところだったぜ…」
ネリー「しかし、咲も大変だね。まあ頑張って稼いできてほしいよ」
↓1
咲の収入
コンマ×10000円
s
3/10ターン目
京太郎 所持金:100000円 所有雀士:ネリー・ヴィルサラーゼ、宮永咲
○ネリー・ヴィルサラーゼ Lv.3(経験値0/10000)
雀力:0
体力:□
好感度:82
SUN値:□□■
課金額累計:8000円
特性:お金の力 課金すればするほど、強くなる!
京太郎「10万円!?どう思いますネリーさん」
ネリー「や、安すぎるよ……本番ありの店で働いたくせに!どうしてこうなったのか説明しろ!」
咲「ううっ……酷いよ京ちゃん……あんなお店だなんて!汚れちゃったよぉ……」シクシク
ネリー「だから、何でこんなに安いのさ!何回やらせたの?何本挿れたの!?」
咲「ゼロ」
京太郎「は?」
咲「でも、おじさんたちに体触られて……気持ち悪かったよぅ」
京太郎「ど、どいうことですかねぇ」
久「うーん……私達くらいになると、パンピーから雀力吸い取ることくらい造作もないからねえ……最初の1周間で咲、誰からも指名されなくなったのよ」
久「って事で、仕事相応の10万円よ!」
咲「京ちゃん。次こんな仕事させたらどうなるかわかってるよね?」ゴッ
京太郎「ヒエッ」
↓1 今月は何をしますか?
①麻雀 ②働く ③遊ぶ
2
京太郎(しかしお金が欲しい)
久「毎度~じゃあ咲は預かるから」
咲「酷いよ……京ちゃんはいいんだね?私が、他の男の人の……アレを……ああしても」
京太郎「うっ」
京太郎(しかし、ここは京太郎、心を鬼にするぜ)
久「咲、今度は雀力吸い取るの禁止よ♪トップとったら、前教えたとおりにやるのよ~」
咲「京ちゃ~ん、恨むよぉ?」
京太郎(さて、俺は……)
京太郎は雀荘の地下へと下りていった。
胡桃「お客さんこんにちは。誰にする?」
京太郎(前は金がなくて不完全燃焼だったが…!今回は最後までヤったるぜ!)メラメラ
京太郎は燃えている!
↓1 誰を指名しますか?
①国広 一
②愛宕 絹恵
③岩館 揺杏
④ハオ ホェイユー
2
京太郎は1万円支払った。 所持金:90000円
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|i.│Ν―- - iИ. . . |. . .i i|
|i八| - ィチ灯 |i . . .|. . .i i|
|i. .K不灯ミ 〃 ∨)ツ リi . |│ . i i| ご指名ありがとうございます、絹って呼んでください
|i. 〔ト ∨ツ》= -====行!. i|│ . . i|
|i 小== , ///|i. .i │ . . i|
|i. |八 // 、 , |i. i:. .|. . .|八__ノ|i /|
|i.i. .个 . /|i i| . |. . 丶. . .厶イ. |
|i. . .| . .|> ,_,,.. ´ __|i i . .|:. . . . . . . . . ..,ノ
|ト--リ. . .i. . j__ノ八|__r< :|i | .八. . . . . 乂|/|
|\_乂__厶. . j. ./| /⌒} 八 i从. . . . ー=彡. . .,;人
乂. . . . . . . . . ./ [/{{ ∧八_.\. . . . . . . .ブ
ァァ--=彡 __....{{____,,∠..__ ̄\ ー=ァァ彡 |
. 〈人 }/ /¨¨¨ア不¨¨¨¨¨\ / / く|
/ У {{__/イ | |\___}} ∨ |
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絹恵「それじゃあおじゃましますね」ヨッコイショ
京太郎(あっ……やべっ)
絹恵「お客さん嫌やな~すっごい元気やん」スリスリ
京太郎「トップとったら、いいんすか?」
絹恵「ええよ……その逞しいので……」
京太郎「ゴクッ……っとその前に、触っていい?」
絹恵「いやん、スケベェ」
京太郎「えいっ」モニュン
京太郎「おほぉ~~~おお、おほぉ~~~」モミモミ
絹恵「あんっ///そんな乱暴にせんといてください、麻雀に集中して、な?」
京太郎(うっ……そうだった、集中、集中……)
京太郎(さあ、勝負だ!)
↓1
コンマ ゾロ目で京太郎 トップ
さ
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