時雨「…」グゥー 夕立「ぽぃ…」 加賀「…」グッタリ 長門「…」 (35)

時雨「はぁ…お腹空いたなぁ…」グゥー

夕立「時雨ぇ…それは言わない約束っぽいぃ…」グゥー

加賀「…(グッタリ」グゥー

長門「さすがに食料を取ってこないと持たない…か。」グゥー

時雨「…今度はボクが行くよ…まだ一回も行ってないし」

夕立「なら、夕立も一緒に行くっぽい。」

長門「ダメだ、ここはビッグセブンの私に任せて貰おう。」

加賀「いえ…ここは一航戦の誇りにかけて…私が、」

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長門「そんなグッタリしてる奴がなにを言っているんだ…。まぁ、ここは私に任せてくれ」

時雨「…ごめん、ありがとう長門さん」

加賀「…すみません」

夕立「次は夕立が行くっぽい」

長門「あぁ、ありがとう。では行ってきます。」ガチャ

時雨「…夕立ー?」

夕立「んー?」

時雨「何でもなーい」

夕立「加賀さーん?」

加賀「…」手フリフリ

夕立「ぽぃ…」

扉<ドンッ

時雨「?なにか音がしたよ?」

夕立「…あっ!食べ物っぽい!」

時雨「良かった、長門さんは?」

加賀「見当たらないわね…他に何かを探しに行ったかもしれないわ…」

時雨「とりあえず長門さんの分を残して先に腹ごしらえしよっか…」

夕立「!プリンがあるっぽい!」

モグモグ ポイポイ

加賀「ふぅ…この量だと後3日は持つわね」キラキラ

時雨「そうだね、でも何時になったら助かるんだろう?」

夕立「そろそろ場所も変えていかないとバレるっぽい?」

加賀「…ごめんなさい、私があそこで足を挫かなかったら…」シュン

時雨「そんな事無いよ!加賀さんがいなかったらボクたちはとっくに…」オロオロ

夕立「そうっぽい!加賀さんのおかげで夕立達は…」オロオロ

加賀「ありがとう…」ウルウル

何があったんや

時雨「…」

夕立「…」

加賀「…」

時雨「…長門さん、遅いね」

夕立「ぽぃ…」

加賀「…もしかしたら助けを呼びに行ったのかもしれないわ」

時雨「そっか!長門さんならきっと…」

夕立「…寒い」ボソッ

時雨「夕立?」

加賀「!凄い熱…!」

時雨「夕立!」オロオロ

夕立「…ちょっと寝れば元気になるっぽい」エヘヘ

加賀「いえ…ただの風邪とは思えない高熱だわ…。どうしましょう…食料の中に栄養が有りそうなものはあまり無いわ」

時雨「夕立ぃ…」ウルウル

夕立「時雨…夕立はそんなに弱くないっぽい…」

時雨「グスッ…とりあえず身体を暖めて寝るんだよ?」

夕立「…時雨?」

時雨「ボクは…薬と栄養の有るものを持ってくるから」

そして誰もいなくなる

加賀「!?ダメよ!」

夕立「ダメっぽい!…ゲホゲホ!」ガシッ

加賀「…私が行くわ」

時雨「ダメだよ、ボクはまだ一回も外に出てないんだよ?」

夕立「二人とも、やめるっぽい…夕立は大丈夫だから…一緒に居てほしいの…」ハァハァ ゲホッ

加賀「…夕立にはあなたが必要だわ…一緒にいてあげて?」

時雨「でも…!」

夕立「……時雨ぇ…」ギュッ

時雨「…加賀さん、絶対に戻って来てよ?助けは長門さんが行ってくれたんだから…」ウルウル

加賀「大丈夫、私は一航戦の加賀よ?」グッ

夕立「…加賀さん、ごめんなさい…」

加賀「大丈夫、行って来ます。」ガチャ

~食堂~

加賀「…ハァハァ。良かった…まだ冷蔵庫は生きてるようね…」 ガタッ
加賀「ッ!」サッ

赤城「…ぁ」ズル…ズル…

加賀(!赤城さん……ごめんなさい。私がもっと早く行動出来ていれば…)

?「…ぁあ゙ァァア゙ア゙ッ!!」ダッダッダッ ガンッガンッ ドゴッ

加賀(ぁ…ぇ?な、何なの…?あれは生き物だったの?いきなり走ってきて赤城さんを…)カタカタ

加賀(ダメ…早く薬を持ってここを出なくては…)ガチガチ

バイオ?

北上と望月のやつ?

扉<トントン ガチャ

加賀「…ただいま」ハァハァ

時雨「加賀さん…!おかえりなさい!」

加賀「…夕立は?」

夕立「…zzz」ハァハァ

時雨「疲れて寝ちゃった…凄い苦しそうで…」

加賀「これを飲ませてあげれば…良くなるわ」
つ薬 スポーツドリンク

時雨「!ありがとう、取ってこられたんだね!」

夕立「…加賀さん?」

加賀「えぇ、薬を取ってきたわ」

>>11 バイオの設定は使いません >>12 違いますよー 別の作者ですすみません…

夕立「…無事で良かった…」ゲホッ

時雨「…飲めるかい?」

夕立「うん…」ゴクッ

加賀「良かった…」ホッ

時雨「うん…」ホッ

夕立「加賀さん、ありがとうっぽい…」ギュッ

夕立「…zzz」スヤスヤ

加賀「良かった…楽になったみたいね…」

時雨「良かったぁ…(ウルウル」ギュー

加賀「仲が良いのね…ちょっと嫉妬してしまうわね…」

時雨「加賀さんも一緒に!」ギュー

加賀「//ちょっと恥ずかしいわね…。でも暖かいわ。」ギュー

時雨「えへへ//」

加賀「……あの…時雨、夕立が動けるようになったらすぐに移動した方が良いと思うの…」

時雨「…ぇ?な、なんで?」オロオロ

加賀「…さっき、薬を取りに行った時に、この部屋の扉なんて簡単に破られてしまうような怪物がいたのよ…!」カチカチ

時雨「ぅそ…!だって…いままで…」

加賀「きっと今までが幸運だったのよ…」

時雨「そんな…」

加賀「この部屋は今のところ出入口が扉しか無いわ…。」

時雨「…攻め込まれたら終わり…だね…」

加賀「押し入れの天井を外せば通れるかしら?」

時雨「…ゴソゴソ」

時雨「ダメだ…通れない…。ん?これ…青葉さんのカメラだ…」

加賀「…ダメね。カメラに有用性があるとは思えないし…やっぱりすぐにでないと…」

夕立「…ぅー」ムクッ

時雨「夕立!大丈夫?」

夕立「うん…まだ少し頭が痛いけど大丈夫っぽい?」フラフラ

加賀「…ごめんなさい。夕立が本調子になるまで待ってる時間はないようなの…」

夕立「…うん、夕立は大丈夫。」

時雨「じゃあ、荷物をまとm…

扉<ドンドン ガンッ!

時雨「!」ビクゥッ

加賀「あぁ…」カタカタ

夕立「ぃや…!」ブルブル

時雨「ダメッ…!なにか押さえるものを…!」

加賀「タンスで押さえましょう…!」
扉<ガンッ ガンッ

夕立「夕立も手伝うっぽい…!」フラフラ

時雨「夕立は一番奥に隠れてて!」

加賀「そんな状態では危ないわ!」

夕立「グスッ…ごめんなさい…」

加賀「…時雨、夕立と一緒に押し入れに隠れてなさい」

時雨「ダメだよ、加賀さんも一緒に!」

加賀「ダメよ、ここを少しでも離したらすぐに突破されてしまうわ…」ガタガタ

時雨「やだ…そんなのイヤだよ!」

加賀「夕立!時雨を連れて早く隠れなさい!…私の最後のお願い、聞いて…くれるわね?(ニコッ」 ガンッガンッ

夕立「加賀さん…。…時雨、行くっぽい。」ガシッ

時雨「やだよ…加賀さん…!」グスッ

加賀「最後まで…希望は捨ててはダメよ?」 アァ゙ァ゙ア゙ァ゙!! ガンッ ガンッ

~押し入れの中~

時雨「グスッ…加賀さん…」

夕立「ごめんなさい…夕立が動けなかったから…」

時雨「…グスッ」ギュー

夕立「…しぐれぇ…グスッ」ギュー

ぁあ゙ァァア゙ア゙ッ!! バンッ キャァッ

時雨「…!加賀さん…!」ガクガク

夕立「…!うぅ…」ガクガク

ィヤ…!アァ゙ァ゙!!ガンッ グシャ!ピチャ…ピチャ…

時雨「ぅぁ…」ガタガタ

夕立「ぁぁ…」ガタガタ

ガンッ ガンッ グチッ グチッ パキ…パキ…

時雨「……ぁ…」

夕立「……ぅ…」

時雨(音が遠ざかる…。加賀さんのおかげで助かった)

時雨(でも…加賀さん…が…)

夕立「…グスッ」

時雨「夕立…移動しよう。加賀さんが救ってくれた命を無駄にしてはいけないんだ…!」

夕立「グスッ…ぅん」

ゾンビものなら加賀はゾンビ側の方が似合ってはいる
よく食べるし

時雨「夕立、あまり見ないようにして出よう…」スッ

夕立「ぅん…」

時雨「…大丈夫。何も居ないよ、進もう…」

夕立「…?あれは…長門さん!」

長門「」ユラユラ

時雨「ホントだ!助けに来てくれたのかな?」タッタッタ

夕立「長門さん!」タッタッタ

長門?「ぁ゙あぁ゙ア゙」ユラユラ

時雨「ひっ…!」

夕立「ぁッ…!時雨!」

時雨「ぁぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙!!」

時雨「イたい!ヤめテ!ながト…」ボトッ

夕立「あぁぁ…いや、イヤァァァ!」

夕立「」フッ バタン

夕立「…ぁ、あれ?」ムクッ

?「あ!提督!夕立さんが起きました!」

夕立「ぇ…はるな…さん?」

榛名「はい!榛名ですよ?…夕立さん、どこか痛いところとかありませんか?」

夕立「…なんで…?ここはどこなの?」

提督「すまない…。今回の一件は全て俺達人類の仕業なんだ…」

夕立「…どういうこと?」

提督「…深海棲艦との戦争も終わり、大本営は艦娘という兵器を持て余した…。解体するにも、世間で英雄と持て囃されている艦娘の待遇も考えなくてはいけない。」

提督「そこで大本営は極秘裏に進めていた細菌兵器を艦娘に試したんだ。…つまり、病気に見せかけて暗殺を企てた…。」

夕立「…!」

提督「しかし、艦娘は死ななかった。…いや、死に切らなかった。傷口等から感染し、数時間で脳は死んでしまう。だが、死体は動き続けた…食欲だけが残り、動物等を捕食し始めたんだ。」

提督「そこからは早かった。艦娘だけじゃない。人類にも広がり、今ではもう人口の98%は死滅したらしい…」

夕立「…そんな理由で…」

夕立「そんな下らない事で、加賀さんや時雨、長門さんが死ななきゃいけなかったの!?」

提督「すまない…」

提督「だが、薬の開発は間に合ったんだ!」

夕立「!ホントに!?」

提督「あぁ、だが長門はダメだった…既に脳がやられていた。」

夕立「ぁ…」

提督「しかし、時雨は助けることが出来た!まだ少し時間はかかるけどな?」

夕立「ホント!?どこにいるの?」

提督「隣の部屋だ。まだ寝てると思うけどな」

夕立「時雨…!」

時雨「…zzz」

夕立「時雨…良かった…」ギュッ

提督「…夕立?二つ聞きたい事が有るんだが」

夕立「?」

提督「このカメラはなんだ?それと加賀は…?」

夕立「加賀さんは…夕立と時雨を助けるために…そのカメラは部屋に取り付けてあった物っぽい…」

提督「そうか…。本当にすまない。助けるのが遅すぎた。」

夕立「…仕方ないっぽい。加賀さんは最後まで希望を捨てるなって言ってた。だから夕立はこれから未来のことを考えるの。」

提督「そうか…。加賀はそんなことを…」

時雨「…ぁ」パチッ

夕立「時雨!」

時雨「夕立?あれ、ボク、たすかったの?」

夕立「うん、助かったんだよ、時雨!」

時雨「そっか…。良かった…。」ギュー

夕立「時雨…」ギュー

続きは明日書きます…眠い。

お疲れ様でした。(・∀・)ノシ

おつ

~提督の部屋~

提督「加賀……、すまなかったな…。もっと早く助けに行っていれば…」

提督「…このカメラに加賀の最期が…」

提督「」カチッ ブーン

加賀「…きっと、この映像を見てるということは、時雨と夕立。あなたたちは生き延びた…と言う事ね。」ガンッガンッ

加賀「きっとどんな形で生き延びたにせよ、あなたたちはとても優しいから私のことで落ち込むでしょう…」ガツ!ガツ!

加賀「あまり時間が無いから手短に言うわ、私は薬を取りに行った時、既に傷を負っていました。だから…もし、このような状況があったら迷わず自分を犠牲にしようと思っていました。」バキッ

加賀「ッ!……だから…あなたたちが気に病む必要は無いわ。かならず生き延びて幸せに暮らしなさい。…それと、もう一つ」メキッ

加賀「もし提督に会うことがあったらこのカメラを渡してください…この後は提督以外見てはダメよ?」アァ゙ァ゙……!

加賀「提督、私は貴方の事をずっと慕っていました。いつも優しく、皆の事を考えて行動しているあなたがいつも心配でした。…自分の事も考えずに行動してしまう貴方を隣で支えたかった…グスッ」アァ゙ァ゙ア゙…!

加賀「提督、時雨と夕立を頼みます…。彼女達は…バンッ!!

加賀「ッ!ぁ…」

ィヤ…!アァ゙ァ゙!!ガンッ グシャ!ピチャ…ピチャ…

ザー…

提督「…」パカッ

提督「…もっと早くに渡していれば良かったな……」っ指輪

少し出かけるのでまた夜に更新します(・∀・)ノシ

時雨と夕立を楽しませるための半端なく手の込んだドッキリなんでしょ

なんだこれ

時雨さん何かをボトッと落としてたけど大丈夫なの?

一週間も何処に出掛けてるんだろうか

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