【ガルパン】まほ「ポッキーゲーム…?」 (39)

百合注意

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まほ「……」

まほ(大学の大会が終わって戦車道の練習も休み…)

まほ(同居しているアンチョビ…安斎はゆっくりと休んどけと言ってたが…正直…暇だ)

まほ(……んっ)

11月11日はポッキー&プリッツの日!
大好きなあの人とポッキーゲームだ!

まほ「……」

まほ「ポッキー、ゲーム?」

アンチョビ「ただいまー!」

まほ「あぁ、おかえり、安斎」

まほ「おもったよりも多かったんだな…手伝えばよかった」

アンチョビ「いや、今日は久しぶりのまほの休みなんだから!ゆっくりと休んどきなって!」

まほ「しかし…」

アンチョビ「いいのいいの!」

まほ「…そうか、なら、お言葉に甘えるとしよう」

アンチョビ「へへん!豪華な夕食にしような!」

まほ「あぁ、そうだな…んっ?」

まほ「……なぁ、安斎…」

アンチョビ「どうした?まさかカレーにしてくれなんて言わないよな…」

アンチョビ「まぁ今から買い直しに行けばなんとか間に合うだろうけど…」

まほ「…ポッキーゲームってなんだ?」

アンチョビ「はぁ!?いきなり何を言うんだ…///」

まほ「いや、さっきテレビでやっていてな…」

まほ「ふとそのポッキーを見て気になったんだ」

アンチョビ「あぁ…そういえば今日はそんな日だったな…」

アンチョビ「セールだったから買ってきたんだが…」

アンチョビ「……えっとだな…その…///」

まほ「どうした?」

アンチョビ「……///」

アンチョビ「私もよく知らない!」

まほ「…安斎、顔が赤いぞ…」

アンチョビ「いや、まほ!大丈夫…大丈夫だから!」

まほ「……そうか」

アンチョビ「と、とにかく!料理を作って来るから待ってくれ…///」

まほ「…わかった…」

まほ「うぅん、安斎があそこまで動揺するとは…」

まほ「ますます気になるな…ポッキーゲーム」

まほ「そうだ、みほに聞いてみよう…」

prrrrr

みほ「はい!もしもし」

まほ「もしもし」

みほ「あれ?どうしたの…お姉ちゃん?」

まほ「みほ、ポッキーゲームについて何か知ってるか?」

みほ「え?どうしたの急に…」

まほ「CMでやっていたのを見てな…」

まほ「それで安斎にポッキーゲームとは何かと聞こうとしたらなぜか避けられてしまって…」

みほ「あぁ…」

みほ「……お姉ちゃん…アンチョビさんのことは好き?」

まほ「好きだ…愛していると言ったほうがいいだろうか」

まほ「付き合い始めてもう1ヶ月にもなるが…大学やお母様には隠しているままだ」

みほ「…それじゃあ大丈夫かな」

まほ「…?」

みほ「えっとね…お姉ちゃん…ポッキーゲームっていうのは」

みほ「ポッキーとかプリッツとかの長いスティック状のお菓子を使うゲームなの」

まほ「あぁ、それはCMを見る限りわかっている」

まほ「だが、CMではキスをしていたが何か関係があるのか?」

みほ「……あー、そういえばあのCMキスのシーンばかりだったね…」

みほ「えっとね…ポッキーでもプリッツでも…棒状のお菓子ならなんでもいいんだけど」

みほ「棒の片方をお姉ちゃん、もう片方がアンチョビさんが咥えるの」

まほ「なるほど、それで?」

みほ「それでお互いが中央に向かってゆっくりと食べ進めていくの」

まほ「なるほど………ん?それでは」

みほ「うん、お互いに進んだままだとくっついてキスしちゃうことになる…この結果になったら引き分け」

みほ「CMで流れてたのはこの部分かな」

みほ「もしどっちかが恥ずかしくなってポッキーを切り離したらその人の負け」

まほ「なるほど…安斎が恥ずかしがっていたのはそういうことだったのか!」

みほ「うん、アンチョビさんはポッキーゲームのことを知ってたみたいだね」

まほ「ありがとう、みほ」

みほ「…それじゃあ…そろそろ切るね」

まほ「なぁ、みほ…せっかくだし、もう少しお話しないか?」

みほ「うーん……ごめん、待たせてる人が居るから」

まほ「…わかった」

みほ「じゃあお姉ちゃん!頑張ってね!」

まほ「あぁ!」ピッ

まほ「ポッキーゲーム…これで安斎と…」

まほ「……!」

まほ「いや…待てよ…」

まほ「…………」

…………………

みほ「さぁ!エリカさん!続けるよ!」

エリカ「ねぇ…みほ」

みほ「……?どうしたのエリカさん」

エリカ「もう普通にキスしない?」

エリカ「唇と口の中がチョコだらけなんだけど」

みほ「やだ」

みほ「エリカさんの恥ずかしがってる顔いっぱい見たいし」

エリカ「はぁ…さっきからずっと言ってるわね…」

みほ「うん!赤面なエリカさんすっごく可愛いよ」

エリカ「ちょっ!何言ってるの!」

みほ「でもエリカさん…」

みほ「ポッキーゲームしてるときに逃げないってことは…」

みほ「ふふふっ、そういうことだよね?エリカさん」

エリカ「………///」

エリカ「……あぁもう!わかったわよ!何十回でも付きあってあげるから!」

エリカ「その……速くしなさいよ!」

みほ「はーい、ふふふっ」

夕食後

アンチョビ「ごちそうさまでした」

まほ「ごちそうさまでした」

アンチョビ「食器の片付けは食洗機に任せておいて…」

アンチョビ「さぁて、私もゴロゴロするかー!」

まほ「………安斎」

アンチョビ「……まほ?」

まほ「ポッキーゲームをするぞ」


アンチョビ「……え”っ」

まほ「……嫌なのか?」

アンチョビ「いや、嫌というわけじゃないが…その…」

アンチョビ「こ、心の準備が」

まほ「11月11日は今日しかない…」

まほ「迷ってる時間はない…そうだろう?」

アンチョビ「………あぁ、もうわかった!わかったよ!」

まほ「それじゃあ、始めるぞ」

アンチョビ「あぁ…」

カプッ カプッ

まほ「……」

アンチョビ「……///」

アンチョビ(うあああっ…始まっちゃった…///)

アンチョビ(あぁ、久しぶりにまほの顔を正面から見た気がする…///)

カプッカプッカプッ

アンチョビ(うわぁ~~~~!まほ!速い速い速いって!!)

ポキッ

アンチョビ「あっ」

まほ「…安斎の負けだな」

アンチョビ「え……あ」

まほ「こんな簡単な動揺に引っかかるとは、お前らしくもない」

アンチョビ「……はぁ~」

まほ「…どうした?」

アンチョビ「いや…なんでもない」

アンチョビ(よかった…どうやらまほは普通のゲームだと思ってるみたいだ)

アンチョビ(それはそれで…ちょっと残念な気もするけど…)

アンチョビ「あぁ、私の負けだな…よし!もう一回だ!」

まほ「いいだろう!」

アンチョビ(そうとわかったら…勝ちたくなってきた!)

アンチョビ(普段紅白戦でボコボコにされてるからなぁ…)

アンチョビ(戦車道で今は勝てなくても…こういうところで負ける訳にはいかない!)

アンチョビ(よーし!ギリギリまでやってやるぞ!)

まほ「……」

カプッ…カプッ

アンチョビ(さぁ!来い!)

まほ「……」

カプッ……………カプッ…

アンチョビ(さっきよりかなり遅いな…)

アンチョビ(ようし!こっちからも…)

カプッ………カプッ…
…………
アンチョビ(しかし…こうしてまほの顔をじっくりと見てると)

アンチョビ(なんだか恥ずかしくなってくるな…///)

アンチョビ(少し目をそらして…)

ガシッ

アンチョビ(ひゃあっ!?顔を掴まれた…)

まほ「……」ジー

アンチョビ(う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ!こっぢみてるぞおおおお!!!)

アンチョビ(目を逸らすなってことかぁ…!?)

カプッ……カプッ

アンチョビ(まほの息がかかって…ドキドキが止まらない)

アンチョビ(…このままいけば…その…まほと…)

アンチョビ(もう…いっそポッキーを折って…)

カプッカプッカプッカプッ……

アンチョビ(うああああああ!?一気に近づいてきたぁ!?)

アンチョビ(まほの顔が目の前にぃ……///)

アンチョビ(どうする!?どうする!?!?どうする!?)

アンチョビ(あっ…くっついちゃ…)

アンチョビ(ええい!もう覚悟を決めたぞ!)

アンチョビ(それに私とまほは恋人同士なんだ!)

アンチョビ(でも……目はつぶって…!)

………ポキッ

アンチョビ「…………………ほえっ?」

まほ「……私の…負けだな…」

アンチョビ「………」

アンチョビ(なぁんだ…やっぱりただのゲームだったのか…)

アンチョビ「よ、ようし!これで一勝一敗!」

アンチョビ「キリの良い所で…ここで終わりにしよう!うん!そうしよう!」

まほ「安斎…///」

アンチョビ「なんだま………!」

…………………
………………
……………

アンチョビ「………///」

まほ「……///」

アンチョビ「………ぷはぁっ!?」

アンチョビ「……はぁっ…はぁ…///」

アンチョビ「……ま、まほ?」

まほ「……嫌だったか…安斎?」

アンチョビ「唐突にするやつがあるかぁ!」

まほ「…悪かった」

アンチョビ「どうしてだ…」

アンチョビ「どうしてポッキーゲームの二戦目…わざと折ったんだ!?」

まほ「バレていたか」

アンチョビ「当たり前だ」

まほ「……」

まほ「お前と恋人になってから…いや」

まほ「…愛する人との初めてのキスを…」

まひ「ゲームの結果という形でしたくなかった」

アンチョビ「!」

まほ「まぁ…安斎と向き合うという機会がなかったから…」

まほ「そのっ…少し恥ずかしかったんだが…///」

アンチョビ「全然そうは見えなかったぞ…」

まほ「…安斎…」

アンチョビ「なんだ?」

まほ「…もう一戦するぞ」

アンチョビ「なんだ!?まだやるのか?」

まほ「安斎、私がイーブンで済ませると思ったのか」

まほ「…"どちらかが勝ち越すまで"やるぞ!」

アンチョビ「あ!……あぁ…わかった…///」

まほ「んっ……むっ…ちゅっ…」

アンチョビ「ちゅっ…んっ…ぷはぁ」

アンチョビ「…なぁ…まほ」

まほ「何だ?」

アンチョビ「これで何回連続引き分けだ?」

まほ「17戦だな……引く気はないのか?」

アンチョビ「……ポッキーがなくなるまでやるぞ!」

まほ「西住流に逃げるという文字はない」

まほ「いいだろう、受けて立ってやる!」

日付はとっくに変わっていたが…私たちにはもうどうでもよかった

ポッキーがなくなるまで…幸せな時間は続いた

おしまい

以上になります
まほチョビはいいぞ!

ああ、まほちょびは良い

まほチョビ+エリみほとか俺得過ぎるな。もっと流行れ

良いぞ良いぞ~


ノンケになっちゃう、ヤバイヤバイ

スレを開いてまほチョビだったときのがっかり感…

乙!

>>22のまひって一体誰だよ

>>30
二度と来んなカス[ピーーー]
巣に帰れ

なんだこいつ?

>>36
黙れキチガイ

変なの沸いてるなぁ

スルーしろよ

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