磯風「ホラーゲームだと?」 (85)
【この話を読む前に】
※このSSは私が別サイトで書いた 春雨「バイオハザードをプレイします はい」から後日の話です
気になる方はお手数ですが検索して読んでもらえると幸いです
※話の都合上、効果音等も混ざってる事もあります
※昔のゲームですがもしかしたらネタバレとかあるかも知れません
※性的な内容はないですがグロテスクな内容はあるかもしれません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478610440
陽炎「そ!前に春雨がバイオハザードプレイしたってこと知ってるでしょ?」
磯風「ああ、あの騒動か。で、それがどうかしたのか?」
時津風「だから次は磯風にもやってもらおうって話なんだよねー」
野分「気分転換も兼ねてですね」
磯風「下らん。そんなことより演習をしてる方がマシだ」
陽炎「・・・もしかして 怖いのは苦手だったり?」
磯風「・・・・何だと?」
陽炎「いやー あのクールで戦闘を好む磯風にそんな弱点があったとはねー。他のみんなが知ったら驚くだろうねー(ニヤニヤ」
磯風「・・・姉さん、さっきのは前言撤回だ。いいだろう、この磯風が相手になってやる」
時津風(チョロすぎ・・・)
これは期待
野分「ところで、ホラーゲームと言うのは?」
陽炎「そうそう!磯風にはこれをやってもらうわ!」
ババーン!
野分「CLOCK TOWER2...."クロックタワー2"ですね」
磯風「何だ?バイオハザードじゃないのか?」
陽炎「バイオハザードは前にBEGINING HOURSという作品を春雨が前回やったし、どうせなら他のゲームやらせてみようと思って司令の机漁ってたらね」
時津風「ちょうどこのCDが見つかったんだよー」
磯風「そのゲームを見るのはこの磯風も初めてだ。説明書はないのか?」
陽炎「ないから調べるのよ。野分!」
野分「え」
陽炎「ほら!さっさと調べる!」
野分「わ、わかりました。少し待ってくださいね」
ここで書き込むのは初めてなのでトリップのつけ忘れや投稿間隔の間が長いことがありますが
よろしくお願いします 以上です
投稿する前のテスト書き込み
プロローグ終了まで書いていきたいです はい
数分後..... \イッチバーン/
野分「操作方法のページがあったので人数分コピーしてきました」
陽炎「機材も借りてきたわよー」
磯風「ちょっと待て PS3でもできるはずだが何故初期のPSなんだ?」
時津風「PS3やPS2でもできるけどせっかくだし初期の方がいいかなーって」
野分「案外あるものなんですね」
陽炎「それじゃ、操作方法読んでいきましょ」
磯風「このカーソルの移動とはどういうことだ・・・?」
陽炎「まぁやってみればわかるでしょ。時津風!」
時津風「アイサー!(カチッ」
磯風「ところで、話のあらすじを知りたいな。野分、知っているのか?」
野分「舞台はノルウェーにあるオスロという場所です。」
野分「クロックタワー事件からの生還者ジェニファーは死んだはずの怪物、"シザーマン"と遭遇する。とのことです」
時津風「怪物・・・人間じゃないってことかな?」
磯風「ほう、中々いいタイトル画面だな」
野分「まさにホラーって感じがします」
陽炎「音楽も不気味ね」
磯風「このNEW GAMEを選べばいいのだな。」
時津風「磯風の応援、がんばるぞい!」
野分「それは違うNEW GAMEです」
陽炎「あ、始まったわ!」
野分「最初はプロローグですね」
時津風「いきなり画面が赤くてグニャグニャしてるね・・・カ○ジかな?」
野分「見たところ女性が二人、男性が一人いますね」
磯風「ふむ・・・男性の名前がバートン、女性の名前がヘレンというのだな」
陽炎「寝ている女性がジェニファーかしら?にしてもトラウマを呼び戻すなんて酷いことするわね・・・」
野分「事件の真相を知りたい為と言ってますからね」
磯風「ヘレンがジェニファーの保護者と言うわけか。心配するのも頷けるな」
時津風「あ、何か矢印があるよ」
野分「もしかしてこれがカーソルじゃないでしょうか?」
スー
陽炎「あ!動いたわ!磯風、ボタンも押してみてよ!」
ポチポチ
磯風「男がカーソルの方向に移動していったな」
野分「つまりカーソルでキャラを操作したり調べる操作方法なんですね」
時津風「とりあえず部屋の中調べてみよー」
磯風「うむ。机の上にでかい鋏があるが・・・」
磯風「そうか!これはドラ○エで言うおおばさみみたいなもので装備品か!」
陽炎「そんなわけないでしょ・・・あ、何か語り始めたわ」
野分「"殺人犯が使ったというレプリカだ・・この鋏で犠牲者の人を切り刻んだのだ・・"」
時津風「ピクッ」
陽炎「・・・・(ゾー」
磯風「ブルッ」
陽炎「い、今アンタビビったわね?!」
磯風「そんなことはない!効果音にびっくりしただけだ!」
時津風「そっちかーい!」
磯風「というわけで鋏を手に入れるぞ」
ポチポチ
磯風「何故手に入らない!」
陽炎「いや、あんなでかい鋏持ち歩いてたらダメでしょ」
野分「諦めて部屋に出ましょう。武器はいつかどこかで拾えるはずです」
時津風「きっと商人が売ってくれるよ」
陽炎「どこのゲームよそれ」
――――――工廠明石の部屋
明石「良いものあるよ!Welcome!今日は新しいの入荷したから見ていってね!」
卯月「しれーかんにイタズラしたいからオススメの道具くださいぴょん!」
明石「なら、このブーブークッション何てどう?」
卯月「それはこの前仕掛けたら一発でばれたぴょん・・・」
明石「なら、この封筒何てどうかしら?開けたら中でリングが暴れ出す仕掛けになってますよ!」
卯月「これはいい道具ぴょん!あ、あとこれもくださいぴょん! つビリビリマシーン」
明石「危険よ危険 その道具は」
磯風「ここは研究室か。人が数人いるのがわかるな」
陽炎「話しかけて情報を集めましょ」
時津風「その前に机の上にあるものが気になるんだけどそれ何?」
野分「魔像と言われるものですね、事件で押収された証拠品らしいです。鑑定に出した方が良いみたいですが・・」
陽炎「隣にいる女の人に話しかけてみてよ」
時津風「プリティーな妹が欲しいなぁだって」
陽炎「陽炎型のみんなを見たらびっくりしそうねこの人」
野分「大世帯みたいですからね・・・」
磯風「次は・・・シザーマンのマスクが置かれてるな。悪趣味だ」
時津風「でもハロウィンに使えそうじゃない?」
野分「でかい鋏があれば完全にシザーマンですね」
陽炎「何やら記者が来てるみたいね。事件の取材かしら?」
磯風「待たすと悪いしさっさと行くとしよう。」
時津風「廊下にも誰かいるよ?」
陽炎「ハリスって人ね。1階で記者が捜してるって!」
磯風「どうせだしもう一度話しかけてみよう。何だ?ジェニファーを気にしてるのか?」
野分「挙句の果てにバートンから陰気って言われてますね・・・優秀らしいですが・・」
磯風「さて、そろそろ行くとしようか」
時津風「それで、どうやって降りるの?」
陽炎「そこにエレベーターがあるじゃない。それで降りましょ」
磯風「入ったのは良いが、下に行かないぞ。ボタンを押すのか?」
ポチッ
野分「降りていきましたね」
時津風「自動で降りて行かないんだね」
陽炎「っと、玄関前に記者がいるわ。青い服がノラン、大柄な人がティムね」
磯風「取材が始まったな」
数分後...
野分「どうやらシザーマンは存在するかしないかで揉めてたみたいですね」
時津風「バートンは彼女が生み出した幻想とか言ってたし、ほんとはいないんじゃないの?」
磯風「それだったらもう終わりで良いんじゃないか?」
陽炎「けど殺人犯は見逃せないわ。ところで次の約束があるって言ってたし、上に戻る?」
磯風「研究室に用件でもあるのか?」
野分「とりあえず2階に行きましょう」
時津風「クロックタワー事件でのもう一人の生存者が来るんだって」
陽炎「10歳くらいの男の子だってね」
磯風「よく生き残ったものだな」
野分「ハリスによると治療室に来てるらしいです」
時津風「治療室?」
野分「スタートした時の部屋でしょう」
時津風「なーるほど」
陽炎「魔像まだあるわね。どうする?鑑定してもらうの?」
磯風「図書館に出すか、執事をしていたリックと言う人物に出すか・・・どっちがいいんだ?」
陽炎「執事してた人に出した方が良いんじゃない?事件について詳しく知ってそうだし」
磯風「うむ。ハリスに頼んでリックに鑑定してもらおうか」
野分「用件も済みましたし、治療室に行きましょう」
磯風「女性一人に子供が一人・・この子供が生存者か」
野分「事件で記憶を失ったみたいですね。ケイと言う人物が保護者みたいですが・・」
陽炎「子供の方がエドワードっていう名前みたいね。付けてもらったらしいけど」
時津風「事件について質問するんだって、ひどくないこの人?」
野分「まぁまぁ、事件の解決につながるかも知れませんし・・・」
磯風「む、セーブ画面か・・」
陽炎「ふぅ、お疲れ。と言ってもプロローグだけど」
時津風「ふわぁ・・もうこんな時間だよ」
野分「今日はお開きにして また今度にしましょう」
陽炎「明日!明日もう一度同じ時間に集合よ!」
磯風「機材とかはどうするんだ?借りてる物だろう?」
陽炎「心配ないわ!1週間は使える!」
磯風「そうか。では私は部屋に戻るとする」
時津風「あたしも戻ろうかなー」
野分「そうですね ではまた明日」
陽炎「おやすみー」
―――――――廊下
磯風「ずいぶんと時間が経ったな、浦風たちはもう寝てるのだろうか」
??「おい、夜更かしはいかんぞ」
磯風「むっ・・武蔵か。見回りか?」
武蔵「まぁな。ところで磯風は何を?」
磯風「陽炎姉さんに誘われてホラーゲームをしていたところだ」
武蔵「ほう・・・お前がゲームとはな」
磯風「私だって乗り気ではなかったが、姉さんの挑発に乗せられてな・・・」
武蔵「はははっ、まぁお前の事だしそうだろうな」
磯風「今思えば情けない・・・」
武蔵「しかしホラーゲームなぁ、そのせいで私も変な名前を付けられたものだ」
磯風「どんな名前だ?」
武蔵「"ランタンの武蔵"だ(ボゥ」
磯風「懐中電灯の光を顔の下から当てないでくれ、不気味に見える」
武蔵「それはすまなかった。ついでだ、お前を部屋まで送ってやろう」
磯風「それはありがたいな」
1日目 終了
とりあえずここまで
続きは明日書けたらいいなと思っております はい
乙
――――――翌日
陽炎「全員集まったわね?」
時津風「今日大破続きで疲れた・・・」
野分「旗艦を務めた阿武隈さんも大変でしたね」
磯風「北方海域戦闘哨戒は無事に終えたがな。最後を決めたのは初月だった」
時津風「今頃部屋で豪勢な食事でもしてるんだろうねー」
磯風「私が作ってやろうと言ったら断りを入れて去った、何故だ」
野分「命に関わると危険を察知したからでしょうね(ボソ」
磯風「何て言った?(ムッ」
野分「いえ、何も・・」
陽炎「さっ、今日も始めましょ!」
―――――――秋月型の部屋
照月「初月!MVPおめでとー!」
秋月「おめでとー!」
初月「ありがとう!僕も頑張った甲斐があったよ」
照月「今日は初月のMVP記念に、御馳走したいと思います!」
初月「え?!御馳走だって?!」
秋月「フッフッフッ・・・今日のごちそうはこれです!」
初月「こ、これは!どん兵衛がこんなにたくさんあるなんて!」
照月「てーとくがたくさん譲ってくれたんだ!初月の活躍もあったしみんなで食べるといいよだって!」
初月「提督・・・(グスッ」
秋月「湿っぽい話は終わり!さっ!みんなで食べましょう!」
初月「・・・うん!」
―――――執務室
提督「うーん やっぱりどん兵衛はきつねに限るね(ズルズル」
古鷹「最近カップ麺ばかりですね・・・」
提督「そりゃあたくさんあるんだし食べていかないとね 古鷹も食べる?」
古鷹「それじゃあ天ぷらの方貰いますね」
陽炎「あら?次はこのジェニファーを操作するのかしら?」
磯風「そのようだな。話を進めるぞ」
野分「これは・・マップ画面ですね」
時津風「まずどこから行くの?」
磯風「大学にでも寄ろうか」
磯風「ヘレンは遅くなるみたいだし一人で家にいることになるな」
陽炎「もう襲われるフラグ立ってるんだけど」
野分「次はホテルに行くことになりますね」
磯風「エドワードはジェニファーが居た孤児院と同じところに住んでいたのか」
陽炎「それに事件の生存者って何かすごいわね」
時津風「ジェニファーと話すことによって記憶が戻るって言ってるけど本当かな?」
野分「そういう治療法もあると思います。場合によっては荒療治ですが・・」
磯風「家に戻ったら先ほどの記者がいたんだが何故だ?」
陽炎「取材でしょ?ほら、クロックタワー事件について追ってるって言ってたし」
野分「ジェニファー結構モテますね」
陽炎「君に興味があるだって!きゃー!」
時津風「こういうのってロリコンって言うんだよね」
野分「食事に誘われましたが・・・どうやら行くみたいですね」
磯風「この男・・・」
そして.... \ニクラシヤァアアアア/
野分「結局無抵抗のまま殺されましたね」
磯風「納得がいかん、何か反撃する方法はないのか?野分」
野分「マニュアルでは×ボタン連打で反撃はできるそうですが体力を消耗するらしいのでオススメできません」
陽炎「体力なんてあるのね」
野分「カーソルの色で体力が分かるそうです。白が最高で赤が最低と書かれています」
野分「つまり身の回りの物で隠れてやり過ごしたり特定の道具で反撃する・・・という進行になりますね」
陽炎「つまり逃走がメインってことね」
磯風「よし再開だ 入ったところからだな」
野分「とりあえず近くの部屋に入って何かでやり過ごしましょう」
陽炎「倉庫みたいね。あ!ダンボールがあるわ!入れるんじゃない?」
磯風「あれか?ス○ーク的な隠れ方でか?」
時津風「何の躊躇もなく入ったね。あ、あいつが入ってきた」
磯風「・・・・・辺りを見回してそのまま部屋から出て行ったな」
野分「曲が静かになってきました。どうやらこの曲が流れたらシザーマンが出てきた合図ですね」
陽炎「さて、やり過ごせたことだしここからどうするかね」
時津風「脱出ルート探さないとね。この部屋に何かあるんじゃない?」
磯風「すぐそばの棚を調べたら"油さし"を手に入れたぞ。しかし、どこで使うんだ?」
野分「使い道はまだわかりませんが持っておきましょうか」
時津風「早く部屋から出ようよ またあいつが出てきたら逃げ場ないよ」
磯風「うむ。そうだな」
陽炎「あ!どうやらここからが本番らしいわね!」
野分「どうやら食事を終えて帰宅するところですね」
磯風「おい、女性一人とか危ないだろ。普通家まで送るのがセオリーだろ?」
陽炎「確かににそうだけど・・・仕事が入ったんじゃない?」
時津風「とりあえず進んでみてよ」
コツコツコツ
野分「・・・・誰かにつけられてるようですね」
磯風「不埒な奴だ。撃退できないのか?」
時津風「そこに店みたいなのがあるし、そこで助けて貰ったら?」
陽炎「・・・ダメねー。閉店してるのかしら?」
野分「もうちょっと進んでみましょう。・・建物の中に入っていきましたね」
時津風「ここって最初の話であった大学かな?」
陽炎「警備員さんがいるわね。警察でも呼んでもらいましょ」
グサッ アーッ!
磯風「おい!刺されて死んだぞ!・・・こいつがシザーマンか?」
時津風「大きい鋏・・・これじゃあ即死だね」
陽炎「流石にグロい描写はないわね。あったらほんと怖いわ・・」
野分「早く動いてください!このままだと殺されますよ!」
磯風「いや!カーソルをクリックしても動かないんだ!自動イベントか?!」
時津風「あ!建物の中に入って行ったよ!」
陽炎「とりあえず建物内に入ったけど・・・ってアンタ何してるの?!」
磯風「見ての通り、迎撃する準備だ。襲ってくるのならこちらも応戦するべきだ」
陽炎「はぁ!?何考えてるのよ?!」
時津風「こっちは素手であっちは大きな鋏って勝ち目が全然ないじゃん!」
磯風「魔ぁ見てろ!やってみなければわからないものだ!行くぞ!」
野分(駄目だやっぱり・・・)
陽炎「ここは警備室みたいなところかしら?」
時津風「あっ!警備員がいるよ!」
野分「とりあえず話しかけてみましょうか」
磯風「おい、人が殺されているんだ。助けを呼んでくれ」
ポロリ
時津風「ギャー!首が取れたあああ!」
陽炎「ちょっと・・・この人も殺されてるじゃない!」
磯風「つまりこの建物内にいる警備員は全員殺されているというわけか・・!」
野分「これじゃあ助けも呼べません・・・」
磯風「こうなれば自分の手で脱出するしかないな。この機械は何だ?」
時津風「わっ!警報音が鳴ったよ!」
陽炎「これで警備の人が駆けつけてくれるんじゃない?!」
磯風「・・・・いや、それを望むのはやめよう。それにこの警報音であいつが感づいたかもしれない」
時津風「BGMが怖いんだけど」
野分「しかし、追いかけられてる時のBGMとは違いますね」
磯風「他に何かあるのだろうか?さっさと調査を済ませたいな」
磯風「ん?机の上に鍵があるぞ?・・・"非常用の鍵"だな」
陽炎「あっ!これって、非常用の扉の鍵の事じゃない?それで外に出れるとかいう」
時津風「あ、なるほどー」
野分「でも、非常用の扉なんてありましたっけ?」
磯風「それも探さないといけないな。あいつに見つかる前に」
陽炎「それで、次はどこに行くの?」
磯風「とりあえず上に行こうか、ヘレンが研究室にまだいるかもしれない」
時津風「エレベーター使っちゃおうよ」
磯風「そうだな。まずはボタンを押して・・・」
ガタン
陽炎「ちょっと!エレベーターから出てくるのは反則よ!」
野分「これじゃあ移動手段も限られてきますね・・・」
磯風「くっ!さっきの部屋に戻るしかないか・・!」
時津風「でも、ここの部屋って回避できるものあったっけ・・?」
磯風「椅子が何かに使えるみたいだな、調べてみるか」
スッ
磯風「おぉ!椅子を使って迎撃しようというのだな!」
時津風「上手くいくのかな・・・」
陽炎「入ってきたわ!あいつが!」
磯風「よし!今だ!」
ガシャン
野分「・・・・どうやら失敗のようですね」
磯風「おい!しっかり狙わないか!」
時津風「というか届いてないんじゃない?女性だから仕方ないか」
陽炎「ちょっと待って!もう逃げ場ないんじゃないの?!」
磯風「いや、もしかしたらここの裏側を使って逃げれるんじゃないか?」
時津風「どうやって?」
磯風「見ておくがいい。まずは引き付けてだな・・・そしてタイミングを見計らって」
コツコツコツ
陽炎「やったぁ!上手く行けたわね!」
野分「けどまだ逃走状態ですから回避ポイントを探さないと・・」
磯風「上にでも行ってみるか、何かしらあるだろう」
時津風「エレベーターはもう使わない方が良いんじゃない?となりに階段みたいなのあるし」
陽炎「たしか研究室って・・・2階だっけ?」
磯風「よし、善は急げだ」
今日はここまでにします
集中がキレてくるとミスもしょっちゅうするのを無くしたい・・・
磯風「2階に上がったわけだが・・・まだ逃走状態だな」
時津風「研究室って左だっけ?右だっけ?」
陽炎「ああもう!まず隠れるべきだと思うわ!」
磯風「確かにそうだな。ちょうどそこにトイレがある、隠れるとしよう」
時津風「ホラーでトイレって一番危ない気がするんだけど・・・」
野分「ともかく個室に入ってやり過ごしましょう」
磯風「・・・・静かになったな」
時津風「シザーマンも女子トイレには入れなかったみたいだね」
陽炎「シザーマンだから男性かしら?」
野分「ここは何回でも使えそうな気がしますね。場所を覚えておきましょう」
磯風「ついでだし隣の個室も調べておくか。ん?どうした?」
時津風「ぎゃー!!!人が殺されてるー!助けてのわっちー!」
陽炎「人が惨殺されてるよのわっちー!」
野分「二人とも落ち着いてください!陽炎姉さんはただ抱き付きたいだけでしょう!?」
陽炎「あ、ばれた?」
磯風「・・・・しかしよく見ると酷い殺され方だな。腹部が大きく開かれてるように見える」
時津風「ということは・・うげぇ・・」
陽炎「そりゃあ吐くわね・・・せめて洗面台で吐きなさいよ・・・」
磯風「・・・目の前で人が殺されたり首が落ちるのを見てるのにこれは吐くんだな」
陽炎「とにかくここにいても仕方ないしさっさと出ましょ。死体はそのままだけど・・」
時津風「死体処理する人可哀想・・・」
磯風「逃走状態も無くなったし、いろいろと部屋を調べていきたいな」
陽炎「それじゃ右の方ね」
時津風「あ!真ん中にハーブあるよハーブ!体力回復できるんじゃない?」
野分「バイオハザードじゃないんですよ。ここは待合室でしょうか?」
磯風「さらに扉があるな。進んでみるか」
野分「この部屋は事務室みたいですね」
ピピピピ
磯風(ビクッ)
時津風「磯風今ビビったね?」
磯風「そんなことはない。急に音がなったら少しは驚くだろう」
ピー ガシャン
野分「ファックスが送られてきたらしいですね」
陽炎「誰が送ってきたのよ?事務員さん?」
磯風「コピー機を調べてみるぞ。どれどれ・・・」
磯風「ふむ、同じ建物内から送られてきたようだ」
時津風「なんて書いてあるの?」
磯風「英語で書かれてるな。訳は・・・"イマカラ ソコニ イクゼ"・・・」
陽炎「怖いわねぇ・・・早く捨てなさいよ」
時津風「後ろにヒャッハー!とかないの?」
野分「軽空母じゃないんですよ・・」
磯風「これで奴が現れるなんてことはないだろうな・・?」
陽炎「ここには何もなさそうだし、研究室に向かいましょ」
磯風「研究室に来たぞ。何かあるのだろうか?」
陽炎「ヘレンの机とかないかしら?何か情報があるかもしれないわ」
磯風「ヘレンの机はどれだ・・・む、この机のようだな」
野分「綺麗に整理されてるようですね。・・・・嵐も机の整理して欲しいですね」
時津風「何?嵐の机散らかってるの?」
野分「資料やら用具とかで結構散らかってますね」
時津風「えぇ・・・だらしないなぁ」
磯風「お前もそうじゃないのか?時津風」
時津風「私は明日から整理するもん(フンス」
陽炎「じゃあいつもは散らかってるってことね」
磯風「それはともかく、鍵を手に入れたぞ。"治療室の鍵"だ」
野分「治療室・・・この先にある部屋ですね」
時津風「せっかくだし入ってみようよ」
磯風「研究室に来たぞ。何かあるのだろうか?」
陽炎「ヘレンの机とかないかしら?何か情報があるかもしれないわ」
磯風「ヘレンの机はどれだ・・・む、この机のようだな」
野分「綺麗に整理されてるようですね。・・・・嵐も机の整理して欲しいですね」
時津風「何?嵐の机散らかってるの?」
野分「資料やら用具とかで結構散らかってますね」
時津風「えぇ・・・だらしないなぁ」
磯風「お前もそうじゃないのか?時津風」
時津風「私は明日から整理するもん(フンス」
陽炎「じゃあいつもは散らかってるってことね」
磯風「それはともかく、鍵を手に入れたぞ。"治療室の鍵"だ」
野分「治療室・・・この先にある部屋ですね」
時津風「せっかくだし入ってみようよ」
磯風「研究室に来たぞ。何かあるのだろうか?」
陽炎「ヘレンの机とかないかしら?何か情報があるかもしれないわ」
磯風「ヘレンの机はどれだ・・・む、この机のようだな」
野分「綺麗に整理されてるようですね。・・・・嵐も机の整理して欲しいですね」
時津風「何?嵐の机散らかってるの?」
野分「資料やら用具とかで結構散らかってますね」
時津風「えぇ・・・だらしないなぁ」
磯風「お前もそうじゃないのか?時津風」
時津風「私は明日から整理するもん(フンス」
陽炎「じゃあいつもは散らかってるってことね」
磯風「それはともかく、鍵を手に入れたぞ。"治療室の鍵"だ」
野分「治療室・・・この先にある部屋ですね」
時津風「せっかくだし入ってみようよ」
磯風「研究室に来たぞ。何かあるのだろうか?」
陽炎「ヘレンの机とかないかしら?何か情報があるかもしれないわ」
磯風「ヘレンの机はどれだ・・・む、この机のようだな」
野分「綺麗に整理されてるようですね。・・・・嵐も机の整理して欲しいですね」
時津風「何?嵐の机散らかってるの?」
野分「資料やら用具とかで結構散らかってますね」
時津風「えぇ・・・だらしないなぁ」
磯風「お前もそうじゃないのか?時津風」
時津風「私は明日から整理するもん(フンス」
陽炎「じゃあいつもは散らかってるってことね」
磯風「それはともかく、鍵を手に入れたぞ。"治療室の鍵"だ」
野分「治療室・・・この先にある部屋ですね」
時津風「せっかくだし入ってみようよ」
うわぁ・・何か連続投稿になってしまいました 申し訳ない・・
磯風「しかし昼もそうだが相変わらず不気味だな。この部屋は」
時津風「・・・・ねぇ、何か聞こえない?」
野分「これは・・・あのBGMです!」
陽炎「ちょっと!?時間経過でも現れるの!?」
磯風「ちっ!ここでは不利だ!部屋から出るぞ!」
時津風「ああああ!もう来ちゃってるしー!」
磯風「ならば治療室にもう一回戻る!」
陽炎「どうして!?」
磯風「鋏を装備して奴に立ち向かう!」
時津風「その肝心の鋏は・・・・なーい!」
陽炎「ひょっとしてあいつが持ってるのがそうなのかしら?」
磯風「くそっ!奴が来る前に対策を立てなければ・・・棚に何かあるか?」
野分「何か持ってるようには見えますが・・・あ!シザーマンに投げつけました!」
ヴォー
時津風「あいつが逃げていくよ!バンザーイ!」
磯風「やればできるじゃないか!・・・・だが様子がおかしいな」
野分「投げつけたのはアンモニアの薬瓶ですね。有害な物質です」
陽炎「じゃあ早く出ないと!体力が減っちゃうかも!」
磯風「BGMも消えたし安全だな。よし、治療室から出るぞ」
ネットの調子が悪いのでここまでにします
次回は安定してる時に投稿したいです はい
陽炎「2階には何もなさそうだし上に行ってみる?」
磯風「この建物は何階建てなのか」
野分「上に続く階段がありますし恐らく3階もあるようですね」
磯風「3階に来たぞ。とりあえず右奥手にある扉を開けて入ってみるか」
時津風「あー!またあいつだ!」
磯風「しつこいやつだな・・・・」
陽炎「しかもこっちに近づいてくるたびにパソコンの画面が表示されてるわね・・・」
野分「"KILL"・・・殺すってことですね。しかも全部のパソコンに表示されてます」
時津風「ここにくるまで頑張ったんだねー。というか機械扱えるんだ」
陽炎「FAXも送信してたし、機械の扱い得意だったりして」
磯風「まともに戦っても勝てそうにもないしここは逃げるか」
野分「2階の女子トイレでやり過ごせましたね」
磯風「このように何回も使える回避ポイントがあるのだな。覚えておいて損はないな」
陽炎「もう何もなさそうだし、そろそろ脱出する?」
磯風「うむ。しかし、どこから脱出するのか。入り口のドアはすべて封鎖されているが」
時津風「拾った非常用の鍵ってどこで使えるのかな?」
野分「ドアが封鎖されているということは残されてる場所は3階より上ですね」
磯風「屋上?そうか、避難用の梯子があるな」
陽炎「それじゃ、屋上にレッツゴーよ!」
磯風「どうやらこれが梯子らしいな。しかし緊急用と書かれているのに何故鍵がかかっているのか」
陽炎「細かいことは良いの!でも、どうやって開けるのかしら?」
磯風「非常用の鍵を使いたいのだが・・・野分、どうやって使うのだ?」
野分「えっと・・・・カーソルを上に持って行って使うアイテムを選択して使う場所にクリックすると使えるらしいです」
磯風「どれどれ・・・お、梯子が下りたぞ」
時津風「これで脱出できるねー。・・・下で待ち受けてるとかないよね?」
磯風「そうだとしたら詰んでるな」
陽炎「でもそんなこともないし、大学から無事脱出できたわね」
磯風「む、どうやらクリアしたらしいな。セーブでもしとこうか」
陽炎「なんだかんだ言ってこのゲーム怖いわね」
野分「まだ序盤ですし、これからが大変になってきますよ」
時津風「またあんな死体見ることになるのかぁ・・」
磯風「今日はここまでにしようか。もうこんな時間だ」
陽炎「あら!ほんとだわ!」
時津風「じゃあお開きってことで!おやすみー」
――――――――廊下
磯風「ようやくクリアしたか・・・しかし、まだまだ先は長そうだな」
磯風「あのゲームをした後のせいか廊下が不気味に思える」
???「磯風、今日もゲームか?」
磯風「!?(シュタッ」
磯風「何だ、武蔵だったのか」
武蔵「今日も見回りだ。だが、さっきの動きは何だ?」
磯風「別に意味はない」
武蔵「ほお・・・お前もしかして怖がってるのか」
磯風「まさか」
武蔵「はは、そうか。前にもアイオワが大和にゲームやらせたことがあったな」
磯風「どんなゲームだ?」
武蔵「たしか・・・バイオハザードという名前だったか」
武蔵「大和の奴、序盤でいきなり敵に囲まれて銃弾をからにした挙句、パニックになっていたらしい」
磯風「あの大和が・・・まあそうなるな」
武蔵「通りがかった私に泣きついて困った姉だったよ」
磯風「大和型一番艦とは一体・・」
2日目終了
今日はここまでにします
回線も安定してきたのでなるべくシナリオごとに投稿していきたいです
乙
クロックタワー2はやったことなかったから期待
―――――――翌日
野分「全員集まりましたね」
時津風「しれぇが秋刀魚集めでやる気ありまくりなんだけど何かあったの?」
陽炎「報酬がすごいらしいのよ。何かは知らないけど」
磯風「また出撃等で忙しくなるな・・・しっかりと準備をしておかないとな」
野分「だからといって七輪をここに置かないでください」
――――――執務室 数時間前
阿賀野「てーとくさん!秋刀魚集めしましょ!」
提督「秋刀魚?いきなりどうしたんだい?」
阿賀野「秋の季節と言えば食欲の秋!そして秋刀魚!これは集めるしかないのよ!(キラリーン」
酒匂「ぴゃん!酒匂お魚大好きー!」
提督「けど秋刀魚は前回なかなか集まらなくて断念したんだよね・・・」
古鷹「大規模出撃の前でもありましたからね」
阿賀野「えー!?諦めたらそこで試合終了よ!」
能代「阿賀野姉ぇ!まだ試合も何も始まってないから!」
矢矧「しかし、今回の秋刀魚集めは大規模出撃より期間がまだ先だから阿賀野姉ぇのお願い聞いて貰えないかしら?」
提督「でも秋刀魚を集めても缶詰が報酬になりそうだしバケツもそれなりにあるしなぁ」
提督「それに酒匂に会えたのと引き換えに資源もだいぶ減ったし・・・」
酒匂「ぴゅーん・・・」
古鷹「酒匂ちゃんは悪くないからね!落ち込まないで!」
提督「だから今回は見送りで・・」
バッ(報酬 WG 阿賀野型手作り大漁旗)
提督「・・・・・・・」
阿賀野「・・・・・・・」
提督「やってやろうじゃねぇかこの野郎!」
古鷹「わっ!びっくりした・・」
磯風「いきなり事情聴取されてるな」
陽炎「まぁ殺人犯に追いかけられたしね、しかもあのシザーマンだし」
時津風「このままにしておくとまた襲ってきそうだね。どうするんだろ?」
野分「倒す手がかりを探さないといけませんね」
磯風「MAP画面に来たが・・・ちょうどいい、ノランに文句を言ってやろう」
陽炎「夜に見送りしてくれなかったお返しね。記者だから新聞社とかにいそうだけど」
時津風「それじゃあ新聞社を探してみよー」
時津風「ノランはいないけど、太ってる人はいるね」
野分「カメラマンのティムですね」
陽炎「あら!ノランったらジェニファーの事心配で捜してるんだって!」
磯風「どれだけジェニファーに興味があるんだ」
野分「とりあえず新聞社から出ることになりそうですね」
磯風「ヘレンに会うために大学に戻ってみるか」
陽炎「ヘレンも出かけるようね、魔像がどうとか言ってるけど・・・」
時津風「その魔像がないみたいだね。バートンが何か頼んでた覚えがあるんだけど」
磯風「たしか最初でハリスに頼んでリックと言う人物に依頼したはずだ」
時津風「ヘレンは図書館に行くみたいだし・・・こっちはリックの家にでも行く?」
磯風「場所が分からないがな。どうしたものか」
野分「もしかしたらノランが何か知ってるかもしれません。もう一度新聞社に行きましょう」
陽炎「あ!ノランがいたわ!」
磯風「何か助けられることはないかなって・・・貴様、普通は女性を家まで送るべきだろ(ポチポチ」
野分「クリック連打しても意味ないですよ磯風」
時津風「あっ!ノランはちょうどリックていう人に取材しに行くらしいよ!」
野分「バロウズ城で執事をやってた人って証言してますね」
陽炎「バロウズ家について取材ねぇ・・・何かわかるのかしら?」
磯風「何はともあれ、リックの家に行くのであれば魔像を貰って来てくれ」
時津風「あ、選択肢だよ。ノランに頼む?」
磯風「もちろんだ(YESポチ」
時津風「役に立ってみせるさ だって」
磯風「いや役に立て。役に立たないと困る(ポチポチ」
野分「だからといってクリック連打しても意味はないですよ・・・」
現在秋イベント攻略中なので更新は遅れそうになりそうです
できるだけ投稿間隔を伸ばさないようにします
あと山風が可愛すぎて辛い
陽炎「舞台は・・・別荘みたいなところね」
時津風「いいなー私も欲しい!」
磯風「別にいらないだろう」
野分「話に入りましたね。バロウズ城・・・ですか」
時津風「今度はお城の名前が出てきた・・・壮大になってきたね」
磯風「どうやらイギリスにある城みたいだな」
陽炎「へぇーイギリスにある城って素敵じゃない」
野分「80年以上前で移住してくる前に住んでたみたいですね」
時津風「それよりも磯風。なんでリズムに合わせてクリックしてるの?」
磯風「暇だからだ」
数分後.... \ヘェ・・・キタンダァ・・・/
野分「どうやらバロウズ城で生まれた怪物が子供を襲ってたみたいですね」
陽炎「それで父親によって殺された・・・すごい話ね」
時津風「それよりも怪物を倒したんでしょ?どうやって倒したのか気になるんだけど」
磯風「うむ・・・・夜戦とかか?」
野分「砲撃戦ではないんですよ・・・」
ガチャッ
川内「何?!夜戦?!」
磯風「何故来たし」
川内「ドーモ。陽炎型の皆さん。ヤセン=スレイヤーです」
時津風「アイエエエエ! ヤセン!? ヤセンナンデ!?」
磯風「ここにいてもゲームの進行の妨げになるし、退場してもらおうか」
陽炎「というわけで帰ってもらえませんか!」
川内「グワーッ!」
バタンッ
野分「この混乱のすきに神通さんに連絡をとって引き取ってもらうようお願いしました」
磯風「よくやった野分(ビシッ」
陽炎「さ、邪魔は消えたし進めましょ」
磯風「さっきもそうだがゲームでも途中で会話が止まった時は焦ったぞ。こういうのは自動で会話して欲しいものだ」
野分「ずっと放置の状態でしたね」
時津風「とりあえず城の場所を知りたいらしいねー」
陽炎「早く教えて貰ってさっさと出ましょ」
磯風「後、魔像も回収せねばな」
野分「どうやらリックが城の場所を教えてくれるそうです」
時津風「にしてもでかいシャンデリアだねー。あたしも欲しい欲しい!」
磯風「でかすぎるだろ。それに和室にシャンデリアはどうかと思うぞ」
野分「まぁ和洋折衷という言葉もありますし・・」
アーッ ガシャーン
4人「」
時津風「ごめん やっぱりシャンデリアいらないや」
陽炎「びっくりしたー・・・野分、これは・・」
野分「シャンデリアをまともに喰らったわけですから即死ですね・・」
磯風「・・・・やはり奴か」
時津風「何でここにいるって知ってんのさー!」
陽炎「神出鬼没ね・・・しつこい男は嫌われるわよー!」
磯風「まずどこから出てくるのか確認してから行動する。左か?右か?」
ガチャン
野分「左から来ました!」
磯風「よし、ならば右の部屋で回避ポイントを探そう」
陽炎「ここはキッチンね。あ!右奥の床に扉みたいなのがあるわ!」
野分「物を置く貯蔵庫ですね」
磯風「調べることもできるし、ここが回避ポイントか?」
アーッ!
時津風「何でこいつがここにいるのー!」
磯風「まさか・・・瞬間移動もできるのか!?」
陽炎「ちょっと!それじゃあ逃げる場所が限られるじゃない!」
野分「とにかくこの部屋から出ましょう!」
磯風「部屋から出たのは良いが・・・リックは死んだままか」
磯風「左の扉に入って逃げるぞ」
野分「上へ通じる階段がありますね。上に逃げますか?」
磯風「ちょっとまて、調べれるところがあるから調べてみるぞ」
陽炎「構え始めたわね・・・何を持ってるのかしら?」
磯風「これは・・・傘か?」
時津風「大鋏と傘じゃ勝負にならないよー!これは死んだにちがいない!」
磯風「まさかハズレと言うことか!?クソ!」
ヴォー
時津風「・・・・・あれ?」
陽炎「勝った!傘が勝った!」
磯風「フッ、見たか。この磯風の冷静な判断を」
時津風「ただ調べただけじゃん」
磯風「うるさい(ピン)」
時津風「痛いなぁ!もう!」
野分「気絶してるうちに2階に上がりましたね。すぐ隣と奥に扉があります」
陽炎「傘で勝てるとは思わなかったわ。まさか梅雨の時に清霜たちが持ってた傘って・・・?」
野分「いや、まさか・・・」
―――――6月 工廠
夕張「はーい!夕張さん特性の傘どうかしら?どんな強風にも負けないわよ!」
早霜「ありがとうございます・・・」
清霜「わーい!夕張さん!ありがとー!」
曙「二本も作ってくれてありがとう」
夕張「どういたしまして!ところで何で二本なのかな?(ニヤニヤ」
曙「べ、別にどうでもいいでしょ!」
清霜「あれ?ここにも傘があるけど何だろう?」
夕張「あ!それは!」
ピピピ...ドーン!
早霜「」
曙「」
夕張「それは夕張さん特製の護身用の傘なんだ・・・」
曙「護身超えてるでしょ!絶対殺しに来てる!」
清霜「かっこいー!(キラキラ」
早霜「一瞬で壁が崩壊した・・」
――――― 一方野外
最上「やっぱり雨の日はカッパに限るね!」
夕立「ぽい!」
磯風「さて、どっちから入ろうか」
陽炎「私は奥の部屋からが良いと思うわ。あいつと会ってもこっちから逃げれるし」
時津風「なるほどー」
磯風「では、奥の扉から入ってみるか」
野分「何やら音楽が聞こえますね」
時津風「テレビが点いてるし、椅子も揺れてるね。誰が見てるんだろ?」
磯風「リックに孫でもいたのか?しかし、ここで暢気にテレビなんて見てる場合じゃないだろう・・」
陽炎「とりあえず声でもかけて一緒にここから出るように催促しましょ」
磯風「おい こんなところでのんびりしてると殺され・・何?!」
時津風「何でシザーマンがテレビ見てるのー?!」
陽炎「もしかして構ってあげなかったから?違う?」
野分「案外寂しがり屋なのでしょうか?って、それよりも逃げましょう」
磯風「まさかの不意打ちとはな。下に降りて回避ポイントを探すぞ」
陽炎「ちょっと!?開ける扉間違えてるじゃない!」
磯風「ここは・・寝室か?!ここでもいい!どこかに隠れる場所は・・・クローゼットか!」
時津風「はいってはいってー!」
野分「入ってきました…(ゴクリ」
・・・・・・・
磯風「・・・・ふぅ。どうやら撒いたようだな」
陽炎「このタンスも何回も使えそうなポイントになりそうね」
時津風「箪笥の中も調べてよ!探索の醍醐味なんだし!」
磯風「・・・・中に何かあるな。もう一回調べろってことか」
磯風「この石像は・・・・?魔像か」
野分「こんなところに置いていたのですね」
陽炎「ショーケースに入れる物じゃないのこれ?」
時津風「とにかく手に入れたし早く出たいねー」
磯風「うむ。だがバロウズ城の場所も確認しないとな」
陽炎「一度下に降りてみましょ」
磯風「リビングにやってきたわけだが」
時津風「あ・・・リックの死体がある・・」
陽炎「せっかく教えてもらえるチャンスなのにねー」
野分「こうなったら自力で探すしかありませんね」
磯風「うむ」
時津風「リックだったもの・・・ということはもう体は潰れてちゃってるね」
陽炎「相変わらず酷い死に方ね・・トイレの件といい」
磯風「ホラーゲームとは大体こういうのではないのか?」
陽炎「まぁそうだけど・・・」
野分「さぁ、探索を再開しましょう。目標はバロウズ城の場所の確認です」
時津風「また最初から探索ってことかあ」
磯風「仕方ない。肝心な人物が死んだのだからな」
陽炎「キッチンね。ここはちょっとびっくりした場面があったけど・・」
磯風「極力あそこは開けない方が良いな。また出てくるかもしれん」
時津風「ねぇねぇ。壁に変なものが飾ってあるよ」
磯風「これは仮面か?ん?何か書いてあるらしいが・・・」
野分「これは・・・バロウズ城の場所です!」
時津風「おー!やったー!でも何でこんなところに書いてあるの?」
陽炎「人目につかない場所に隠しておきたかったからじゃない?」
野分「そうだとしても何故仮面なのでしょうか・・・」
磯風「面が凸凹だと書きにくそうだな。・・・・・!?」
時津風「何これ!?何これ!?椅子とか絵とか浮かんでるんだけど?!」
磯風「何なのだこれは!いったいどうすればいいのだ!?」
陽炎「リズムに合わせて○ボタンを押すのよ!」
磯風「そうか!しかし、リズムが分からん!」
野分「それは別のゲームでしょう!」
ガッ
時津風「あ・・・死んじゃった・・」
陽炎「ちょっと!これ反則じゃないの!(ブーブー」
野分「もしかして仮面の呪いか何かでしょうか?」
磯風「マ○オUSAの仮面みたいだな。しかし、仮面を調べると襲われるのか・・・」
陽炎「それを回避するフラグとかあるんじゃない?」
時津風「とりあえずキッチンとか調べてみようよ」
数分後.... \ネノヒダヨー/
陽炎「うーん・・・やっぱりあの仮面の呪いから逃げられないわね」
野分「あの仮面が動き始めた時に何かするのではないでしょうか?」
磯風「調理器具も武器になりそうではないからな・・・しかし、これでシザーマンに対抗できるのではないか?」
陽炎「鋏に対して武器になりそうではないってことじゃない?」
磯風「それなら納得できるな・・」
時津風「じゃあもう一回仮面調べてみる?」
陽炎「調べて動き始めた時に何か探しましょ」
磯風「良しもう一度挑戦だ。しかし、何故この仮面を買ってきたのか」
時津風「案外物好きだったり?」
磯風「ん?テーブルの上にあるものが調べれるな・・」
野分「掴みましたね。あ!仮面にもクリックポイントがあります!」
磯風「これを仮面に投げつけるのか?ふん!」
陽炎「あ!仮面が粉々になって収まった!」
時津風「やったー!あとはここから逃げるだけだね!」
磯風「うむ、しかしどうやって出るかだ」
野分「案の定玄関も閉まってましたし、脱出経路を探しましょう」
磯風「お、リビングのカーテンを開いてみたらここから出られそうだな」
陽炎「でも犬が狂暴な目をしてこっちを見てるらしいけど・・・」
磯風「たかが犬だ。何、静かに移動すれば襲われはしない」
時津風(リッカーかな?)
野分「あ・・こっちを見て吠えてますよ」
磯風「知るか。このまま帰るぞ」
バウッ
時津風「あーん!ノランが犬に襲われて死んじゃった!」
磯風「時津風!これはいったいどういうことだ!(グイグイ」
時津風「痛い痛い痛い!ほっぺ引っ張らないでー!」
陽炎「仮面の次は犬かぁ・・・困ったわね」
野分「また何か対策を練らないといけませんね」
時津風「・・・・あ、わかった」
時津風「魔像を犬に見せつけて怯えてる間に逃げるって言うのはどう?」
陽炎「いやー・・・流石に犬には効かないでしょ」
時津風「じゃあ投げつけて夢中になってる間に逃げる!」
磯風「大事な物を投げ捨てれるか」
時津風「じゃあ殴る!」
野分「殺人・・・もとい殺犬ですね」
陽炎「何か方法があるはずよ、もう一度別荘を探索ね」
時津風「まだ行ってない部屋とかあったっけ」
磯風「・・・・そういえば行ってないところがあったな」
野分「では行きましょう」
磯風「ここは物置部屋か?暗いな・・・」
陽炎「明かりでもつけてみる?」
磯風「いや、やめておこう。つけたら奴が来そうだからな」
野分「戸棚に何かありそうですね。"粉せっけん"です」
磯風「目潰し・・・そうか、これを犬に投げつけるのか」
時津風「なんだか可哀想・・・」
陽炎「仕方ないわ。これも生きるためだし」
磯風「よし、庭に出ようか」
磯風「が、その前に調べれるポイントがあったので調べてみるか」
陽炎「カクテルキャビネット・・・?お酒が並んでるみたいね」
野分「あ・・・カクテルを飲んでますね・・」
時津風「何なの?この人」
磯風「"あんな奴に殺されてたまるか!"か、そうだな」
陽炎「それじゃ犬には申し訳ないけど石鹸投げつけて帰りましょ」
磯風「悪く思うなよ・・・それ!」
キャイン!
時津風「ノラン逃げて―!超逃げて―!」
陽炎「あっ!どうやらクリアみたいね!お疲れ!」
磯風「ふぅ・・・無駄に疲れたぞ・・」
野分「ちょっといいですか?もしかしたらシザーマンの正体がわかったのかもしれません」
磯風「エッ」
陽炎「ヤダッ」
時津風「ハサミッ?!」
野分「キレルケド・・って何をさせるんですか!」
時津風「んでんで、だれがシザーマンなの?」
野分「それは秘密です。こういうのは最後に取っておくものですよ、時津風」
時津風「むぅ・・・」
陽炎「ふわぁ・・・もうこんな時間ね。そろそろ解散しましょ」
―――――――廊下
磯風(物語的にも次で最後か・・・)
磯風(野分がシザーマンの正体が分かったとか言ってるがもしかしてあの人物が・・・?)
磯風(そうなると相手も必死になって殺そうとしてくるかもしれない・・・)
磯風(そして最後の舞台となるとかなりの謎解きや仕掛けが待ってそうだ)
磯風「ホラーゲームでは定番だな。なぁ武蔵?(クルッ」
武蔵「何のことだ」
武蔵「ずいぶんと考え込んでたが何かあったのか?」
磯風「いや・・・次の舞台がおそらく最後だろうと思い、苦戦すると思ってな・・」
武蔵「ほう、お前が戦闘以外でもそのようなことがあるのだな」
磯風「ゲームはあまりやらないからな・・」
武蔵「こっちもそうなんだがな・・・」
磯風「何はともあれ、次で最後だ。明日で終わらせてやる」
武蔵「フッ・・・精々頑張るんだな」
磯風「任せろ」
3日目終了
―――――翌日
時津風「みんな今日は早いねー」
野分「秋刀魚の収穫が予定より早く終わったので今日の出撃はもうないそうです」
陽炎「にしても司令ったら旗を見て喜んでたわね」
磯風「司令曰く、初めて物集めの任務を達成したかららしいな」
陽炎「ならわかるわね!じゃあサクッと進めましょ」
磯風「これで最後の話になりそうだしな」
ウオリャー
時津風「・・・・何か聞こえたけどまぁいっか」
―――――同時刻 執務室
提督「うーん 実に素晴らしい旗だね!(キラキラ」
古鷹「提督、すごい目が輝いてますね・・・」
提督「何せ任務を完遂したからね!いやーいい出来だよこれー」
古鷹「秋刀魚はどうします?」
提督「そうだね・・まず出撃した人たちを優先にしてあげて後は僕の分とみんなの分――」
ガチャ
赤城「失礼します」
提督「やぁ赤城・・って何故手に箸を?」
赤城「言われなくてもわかるでしょう。秋刀魚を 頂きに 来ました(シャキーン」
提督「それはだめだね・・・去年残った秋刀魚を一匹残らず食べられたのは覚えてるよ」
赤城「あれは放置していた提督に問題があったからこそです。秋刀魚は新鮮なうちに食べるのが良いんですから・・(スッ」
提督「そうだね。しかし今年の僕は違う!勝負!」
赤城「いただきます!」
古鷹「執務室で暴れないでくださーい!」
陽炎「ジェニファーを操作するのね」
時津風「最後はやっぱり主人公だねー」
野分「まだ最後とは決まったわけじゃないんですよ」
磯風「ノランの様子でも見に行くか」
時津風「警部補さんからの解放されてきたところみたいだね」
野分「長い事情聴取だったのでしょうか」
陽炎「イギリスに行くかどうか聞かれたけどもちろん行くわよね?」
磯風「当たり前だろう。それにシザーマンもイギリスまで追ってはこないしな」
時津風「追ってこない・・・果たしてそうですかな?」
野分「ネタが古いですよ 時津風」
磯風「次は警察署に来たぞ。バートンもいるな」
陽炎「こっちはこっちでも大変ね」
時津風「シザーマンに会いたいって・・・この人やっぱ変わってるよ」
野分「どうやらバートンも同行するらしいですね」
磯風「花京院」
陽炎「人違いよ磯風。でも大丈夫なの?」
野分「バートンが言うにはあんな姿をするのは一族と何かしら関係があるのではないか?と主張したいらしいですね」
時津風「あんな姿夜の鎮守府にいたら怖いよねー」
陽炎「そんなの絶対怖いでしょ・・・」
磯風「・・・ゴッツは話を通してくれるらしいな。」
野分「感謝しないといけませんね」
磯風「ホテルに来たぞ。ここに来る意味はあるのか?」
陽炎「一応みんなに知らせとかないとね。ケイとエドワードがいるわ」
時津風「いやエドワードは別に来なくてもいいんじゃないの?」
野分「まぁここにいると殺されることもありますし・・・」
磯風「メンバーには入れておこうか」
磯風「大学に来たぞ。ヘレンはいないな」
野分「その代わりベスとハリスがいますね。城に行くことはノランから聞いたようです」
陽炎「え?二人もついてくるってどういうこと?」
野分「城を見ておきたいらしいみたいですね・・・」
時津風「は?」
磯風「何なのだこいつらは・・・」
磯風「新聞社に戻ってきたぞ。ヘレンはここに来ていたのか」
野分「メンバーは全員で10人集まったらしいですね」
時津風「絶対何人か死ぬよこれ・・」
磯風「ヘレンが飛行機と車の手配をしてくれたらしいな」
陽炎「明日の朝一番かぁ・・・というか磯風何でクリックばっかしてるの?」
磯風「気づいたらボタンを連打していた」
野分「さて いよいよイギリスに出発ですね」
陽炎「イギリスかぁ。たしかウォースパイトさんもイギリス出身だったよね」
磯風「金剛もそうだな。帰国子女だが」
時津風「でもウォーちゃんの方が英語ペラペラでかっこいいよ!」
野分「ウォーちゃん?」
陽炎「そのうーちゃんみたいな呼び方は怒られるわよ・・・」
時津風「城まで遠いからキャンプするんだって」
陽炎「ずいぶん山奥にあるのね・・・大丈夫かな・・」
野分「まぁ警部補もいるんですし安全は多少あると思うんですが・・・」
磯風「熊とか出たらどうするんだ?」
時津風「秋刀魚あげたらいいよ」
陽炎「それは多摩。熊は鮭よ」
磯風「おい エドワードとハリスがいないらしいぞ」
陽炎「ジェニファーもいないみたいね」
時津風「えー・・・まさか3人だけで城に行ったとかないよね?」
野分「それが一番考えられるんですが・・・・」
陽炎「あ、場面が変わった・・っていきなり襲われてるじゃない!」
磯風「しかし様子が変だぞ・・」
時津風「マスク外しちゃってるよ。いいのかな?」
時津風「ってハリスかーい!」
磯風「なんてことだ。ハリスが殺人犯だったのか?!」
陽炎「でも脅されてこの格好されてるみたいよ?しかもジェニファーをやるって・・・」
磯風「まさかお前だったとはな。クリック攻撃でも喰らえ(ポチポチ」
アーッ!
時津風「ほんとに死んだ!」
磯風「私のせいではないぞ!」
陽炎「それはわかってるわよ!本物のシザーマンが来たわね!」
野分「自動移動で通路に出ましたね。どうしますか?磯風」
磯風「迷ったら左の法則だ、左の扉を開ける」
時津風「思いっきり行き止まりなんだけど」
磯風「慌てるな、隠れる場所はあるにちがいない」
陽炎「ハンガーラックの後ろに隠れたわね。・・・これで隠れたつもりなのかしら?」
野分「結局見つかってしまいましたが。倒して退治しましたね」
時津風「けっこ―痛そう・・」
磯風「よし、部屋から出るぞ。押すドアで良かった」
陽炎「BGMが静かになったわね。さて、どうする?」
磯風「退治した部屋に戻ってみよう、まぁあいつはいないだろうがな」
時津風「もう瞬間移動は当たり前のようだね」
磯風「ラックは倒れたままだが・・・服の中に何かあるらしいな」
野分「"吊り階段の鍵"ですね。どこで使うのでしょうか」
磯風「とりあえず貰っておこう、次はハリスが死んだ部屋だ」
時津風「ハリスの死体がないねー」
野分「これも当たり前のようですね」
陽炎「誰が処理したのかはどうでもいいとして早速調査よ」
磯風「うむ。・・・棚に何かあるらしいな」
時津風「メモが挟まってたね。でも読めないんだって」
陽炎「こういうのはヘレンかバートンに解読してもらいましょ!」
野分「ここには用はないですし、二人を探しに行きましょう」
磯風「む・・・教会かここは?」
陽炎「流石に城であってこういうのはあるのね」
時津風「なんだか不気味だねー」
磯風「壁に掛かってる物を調べられるな、どれ・・・"天体のプレート"みたいだな」
陽炎「やけにでかいプレートね・・・太陽のマークが上にあって星と月が下にあるわ」
野分「どういう意味なんでしょうか?」
磯風「何かの謎解きのヒントかも知れんな」
時津風「プレート持ち運ぶんだね・・・」
陽炎「もしもの時には武器とかに使えそうね」
野分「この部屋は・・・いろんな器具がありますね」
磯風「しかし良いものとは考えられんな・・・」
時津風「あ!誰か倒れてるよ!」
陽炎「警部補さんじゃない!?話しかけてみましょ!」
磯風「死んでないといいが・・・」
野分「どうやら全員城の中で散り散りになったそうですね」
磯風「何をやってるんだ・・とりあえず近くにあった"ろうそく"を手に入れたぞ」
磯風「そして壁に鍵穴があるな・・・先ほど拾った鍵を使ってみるか」
時津風「わ!階段が下りてきたよ!」
陽炎「ここを登れって言うのかしら?」
磯風「とにかく登ってみよう」
陽炎「通路をくぐったら居間みたいなところに出たわね」
時津風「隠し通路だったのかなー?」
磯風「部屋から出てみよう。ふむ・・・かなり広そうな城だな」
野分「これは探索にも根気がいりますね」
磯風「隣の部屋は・・・寝室か」
時津風「ベッドが二つあるねー」
野分「奥にクローゼットがありますね、おそらく回避ポイントでしょう」
磯風「この真ん中にあるものは調べれるな・・・おっと!」
陽炎「びっくりしたー・・・ネズミがいたのね・・・」
時津風「追いかけてみようよ!」
磯風「この下の潜り込んでいったはずだが・・・穴があるらしいな」
陽炎「あ!鍵を手に入れたみたいね!"書斎の鍵"ですって」
野分「もしかしたら書斎にヒントが隠されてるかもしれませんね」
磯風「早速行きたいところだが・・・広くて迷いそうだな」
時津風「流石に最後であって難しくなったねー」
磯風「道なりに進むと中庭みたいなところに出たな」
野分「誰かいますね、バートンです!」
時津風「阪神にいた外人の?」
陽炎「それマートンよ。で、無事なの?」
磯風「どうやらどこも怪我をしていないらしいな。本人は楽しんでるが」
時津風「すっごい度胸だね・・・ほんとに教授?」
野分「磯風、早くあのメモを」
磯風「おっとそうだな。バートン、解読してくれ」
陽炎「扉を開ける言葉みたいね・・・"ン・ハ・イシュ"だって」
時津風「開けゴマ!みたいなものかなー?」
陽炎「あ、そうかもしれないわね」
磯風「どこの扉かわからんが、覚えておくとしようか」
磯風「この部屋は狭いな・・使用人か何かの部屋か?」
陽炎「ベットもさっきのと比べて汚いわね・・」
時津風「ベッドの上に何かあるよ!」
野分「本みたいですね・・・銅で作られてるようですが・・」
時津風「"銅製表紙の本"だって。これでどうせいっちゅーねん」
陽炎「・・・」
野分「・・・」
時津風「・・・ごめんなさい」
磯風「全く・・下らん事を言ってる場合じゃないぞ」ガラッ
磯風「ほらみろ何かに襲われたじゃないか」
時津風「そんなの知らないしー!」
陽炎「よく見るとハーモニカ演奏してるように見えるわね」
野分「エアギター足らぬエアハーモニカですね」
磯風「どうでもいいことだ!ふん!」
時津風「何だろうね、この手」
磯風「ここにいても仕方ないし部屋から出るか」
時津風「ねー磯風ー」
磯風「どうした?トイレならついていかないぞ」
時津風「違うよ ここさっきも通らなかったっけ?」
磯風「・・・・・・」
陽炎「こりゃあ迷ったわね・・・」
磯風「ええい、地図とかはないのかこのゲームは!」
野分「今までの舞台でもありませんでしたし、ここもないでしょう」
時津風「・・・・ねぇこのBGMって」
陽炎「もう!こんな時に出てくるんなんて最悪ね!」
磯風「ひとつ試したいことがある。時間沸きで出てくるのであれば時間が来れば奴も追ってこなくなるのではないか?」
陽炎「うーん・・・そうかしら?」
時津風「んじゃ一回やってみてよ」
数分後....
時津風「えー シザーマンが消えるまで逃げ回りましたけど」
陽炎「なかなか諦めてくれませんでした」
磯風「むぅ・・・やはり回避ポイントを探すべきなのだろうか」
野分「とりあえず二階にあったクローゼットに行きますか?」
磯風「そうしたいが・・・ここはどこだ?」
時津風「迷ったら前に進むべきだよ!前進前進!」
磯風「早く奴から逃げたいものだ」ガチャ
磯風「――――――!?」
陽炎「ちょっ・・・通路がないじゃない!」
時津風「あ、シザーマンが落ちて行ったよ。死んだんじゃない?これ」
磯風「そうだとうれしいが・・・こっちもピンチなんだがな!」
野分「何とかボタンを連打して城に戻れましたね・・」
時津風「うわカーソルが真っ赤っか!」
磯風「これからは無暗に扉を開けないようにしよう うん」
陽炎「ところで体力回復とかできたっけ?」
野分「えっと・・・時間経過で回復はできそうです」
磯風「ただじっとしてるのも無駄だし探索しているうちに回復するだろう」
陽炎「ほんとに迷うわねぇ・・・ここさっきも来たんじゃない?」
野分「どこかに隠し扉や通路があるのでしょうか・・?」
磯風「この奥の部屋は・・・食糧庫で行き止まりだな・・」
陽炎「うーん・・特に変わったところもなさそうね・・・」
磯風「駄目だ・・・いっそロケランで壁をぶち壊せないものか?」
野分「それはもう別のゲームになってきますね」
時津風「・・・あれ?ねえ、もう一度扉の方向に歩いてみてよ」
磯風「?」
時津風「何か音が違うように聞こえるよー」
磯風「本当だな・・この床だけ他の床と比べてずれてるぞ・・」
陽炎「ここの床が怪しいわね・・・この部屋を調べましょ!」
磯風「さらに棚の奥にスイッチがあるぞ・・・・ずれてる床が開いた!」
時津風「おー隠し通路だー!」
野分「どうやら下に続いてるらしいですね」
陽炎「レッツゴーよ!」
磯風「降りてみたが・・・・ここは酒造庫か何かか?」
陽炎「ワインがたくさん並んであるわね、ワイン庫ってところかしら」
時津風「ワインと言えばポーラがおしゃれしてたんだけどあれ何なの?」
野分「どこかのショッピングとコラボするらしく、それの準備だと思うんですが・・」
ガチャ
ポーラ「その通りで~す。ワインと聞いてやってきました~」
陽炎「やっぱりやってきた!ってかもう飲んでるし!」
ポーラ「お酒を飲める喜びを知りたいです~(トクトク)」
磯風「もう十分に堪能してるではないか」
ポーラ「ルネッサーンス!」
野分「それはもう古いネタですよ!ポーラさん!」
磯風「ここにいても酒の匂いが漂うだろうし五月蠅くなりそうだからご退場願おう 時津風」
時津風「アイサー!(ヒョイ」
ポーラ「あぁ~!返してください~!」
陽炎「飲むのなら別の部屋で飲んでてください!」
時津風「これ忘れ物だよー(スト」
ポーラ「イタイッ!モゥーアシクビヲクジキマシター!こうなったらお酒を飲んで治すしか・・」
バタンッ
野分「この隙にザラさんを呼んでポーラさんの引き取りをお願いしました」
陽炎「GJよ!野分!」
磯風「さて 探索再開だ。この樽が怪しいが・・」
時津風「でもワインの味ってどんなのだろうね?酸っぱい匂いとか?」
野分「またポーラさんが来そうなのでワインの話はやめましょう」
陽炎「キュッて空けて・・・ちょ!何?!この赤い液体?!」
時津風「ワインの色じゃないの?赤ワインってあるでしょ?」
野分「でもこんな真っ赤じゃないですよ・・」
磯風「同時にカギと・・何かが落ちてきたな」
野分「これは・・・・ベスの指みたいです!」
陽炎「えっと・・・野分・・つまりこの樽の中には・・」
野分「・・・・おそらくバラバラに刻まれたベスの死体が入ってるのでしょう・・」
時津風「うへぇ・・・想像もしたくもない・・」
磯風「ええい!こんなところにいてたまるか!私は出るぞ!」
ガタッ
磯風「・・・・何かいるな」
時津風「あいつだったりする・・・?」
陽炎「もしかしたら他の生存者だったりして」
野分「どうしますか?」
磯風「決まってる 上るぞ。奴だと逃げ場がないからな」
磯風「拾った鍵を使ったら柵が上がったな。ベス 感謝するぞ」
時津風「だから天国で見守っててねー」
陽炎「ハリスは地獄かしら?」
野分「別に殺したわけでもないですし・・・」
磯風「むっ・・・ここの扉は閂で閉ざされてるな。どうやら錆びてるらしい」
陽炎「何かなかったかしら?錆びを取るやつ」
磯風「そういえば最初で拾った油さしがまだあったな。これを使うのか?」
時津風「というかまだ持ってたんだね」
磯風「よし外れたぞ。ここは倉庫みたいだな」
ガタッ
陽炎「今箱が動かなかった?」
野分「動きましたね、中に誰か入ってるんでしょうか?」
磯風「あれは最後に調べるとしよう。まずはこの棺からだ」
ゴトッ
時津風「わ!ミイラだよ!」
野分「シザーマンのミイラみたいですね・・・鍵があります」
磯風「おい待て 何故シザーマンと分かった?」
陽炎「どこかに名前を刻まれてるんじゃない?」
磯風「そうか・・・"箱の鍵"を手に入れたぞ」
時津風「あそこの箱の事かな?調べてみようよ!」
野分「その前にもっとこの部屋を探索してみましょう」
磯風「棚の中に"ロープ"があったぞ」
陽炎「どこかに降りる時に使うのかしら?」
野分「他にも使い道があると思いますね」
時津風「じゃあ最後に箱だね。鍵選んでクリックしてねー」
磯風「わかってる。箱の中身は・・・」
ガチャ
磯風「何だこいつは?!蝙蝠か?!」
野分「宝箱を開けようとすると扉が開いて蝙蝠が襲ってくるのでしょうか?」
時津風「じゃあどうすればいいの?」
陽炎「さっき拾ったロープで扉を閉めたままにできない?」
磯風「やってみよう。おお、ロープで扉を固定したな」
野分「これで安全に箱を開けれますね」
陽炎「ヘレンだわ!というか何でここに入ってたのかしら・・・」
時津風「隠れるためじゃないの?」
陽炎「だとしたら鍵がかけれないわよ」
磯風「恐らくだがシザーマンが閉じ込めたのだと思うがな」
時津風「ヘレンからは何にもヒント教えてもらえなかったねー」
磯風「ただあいつがいる限りどこへ逃げても来るということはわかったな」
陽炎「さっさと封印したいものね」
野分「ここはテラスのようですね」
陽炎「結構ボロが来てそうね・・・崩れないかしら?」
磯風「慎重に歩けば崩れないだろう」
ドサッ
時津風「もー!だからと言って現れないでよ!」
陽炎「どうするの?!」
磯風「ここから逃げれそうだが・・・危ないぞ」
野分「通り窓を利用して中に入りましたね」
時津風「ところで鋏当たってたんだけど大丈夫なの?」
陽炎「それは聞かない方が良いわよ」
磯風「む、ノランじゃないか。それに何だこの部屋は・・」
野分「白骨死体でしょうか・・・」
時津風「何でこんな部屋があるわけ・・・?」
陽炎「とりあえず!ほら!話しかけて!」
磯風「ノランの生存も確認できたな。あとは誰が残っている?」
野分「カメラマンのティムですね。早く会って生存を確認しないと!」
時津風「それよりさっきの部屋にいた幽霊って何だろね?殺された子だっけ?」
陽炎「シザーマンに殺されたのかしら・・可哀想に・・」
磯風「一刻も封印せねばな」
磯風「ここは書斎か。どうやらこの棚の上に何かあるらしいが届かん・・」
時津風「そこに台があるからそれを使えば取れそうだねー」
磯風「よいしょっと・・・何々・・"家系図"か」
陽炎「13代目のところに裏切り者って書いてるわね・・・」
野分「リックの話では子供を殺したと言ってましたね。それと関係してるのでしょう」
磯風「後はこの変な跡が気になるな」
時津風「棚を動かした形跡があるらしいけど・・・どうやって動かすんだろ?」
磯風「何か本を差し込むみたいだが・・・。銅製の本でも入れてみるか」
ゴゴゴ・・・
陽炎「やったぁ!アタリね!」
磯風「よし 進むぞ」
磯風「梯子が3つあるな。壁にはマークが描かれているが」
陽炎「星に太陽に月ね。あれ?このマークって・・・」
時津風「教会で拾ったプレートと同じだね。確か太陽だけが上にあったんだよね」
野分「つまり太陽が描かれている梯子を下りていけば何かあるはずということでしょう」
磯風「少々怖いが、降りてみるとしよう」
磯風「どうやら正解らしいな」
時津風「わぁい!嬉しいな!」
陽炎「でも何この部屋・・・不気味ね・・」
野分「床に何か落ちてますよ」
磯風「ああ、わかっている、"青銅の短剣"だな。武器に使うのだろうか」
ボコォ
時津風「何?!この人?!」
磯風「くっ!首を絞められて・・・・死んでしまった・・」
陽炎「ちょっとー・・・・いきなり過ぎじゃないの?」
磯風「短剣を拾った瞬間さっさとドアをクリックして出るしかないな」
野分「ではもう一度挑戦してみましょう」
時津風「短剣を拾って・・・逃げろー!」
磯風「流石に扉を開けて追いかけるわけじゃないだろうな?」
野分「大丈夫でしょう。・・・多分」
磯風「よし、梯子を上って戻るぞ」
陽炎「・・・・ねぇ磯風。ほかの梯子も降りてみない?」
磯風「む?何故だ?」
陽炎「他の梯子はどこか別の道に繋がってそうだと思うわ」
時津風「えーでもこういうのって大体死ぬパターンじゃないの?」
磯風「たしかに気になるが・・・どうするか」
野分「ペナルティもないんですし、降りてみてはどうでしょう」
磯風「そうだな、ではこの月が描かれている梯子を下りてみるとしよう」
数分後... \フコウダワ・・・・/
磯風「・・・・・」
時津風「・・・・・」
野分「・・・・」
陽炎「何かごめん。まさかあんなことになるなんて・・・」
時津風「酷いありさまだったね」
磯風「星の方も同じパターンだな・・・これは・・・」
野分「で、では部屋から出ましょうか・・」
磯風「どうやら大広間に戻ってきたようだ」
陽炎「とりあえず生存者を探しつつ、封印する方法も見つけないとね」
磯風「しかし、どの扉がどの部屋なのか分からないな・・ここか?」
野分「ここは吊り階段から来た部屋ですね」
時津風「あ!だれかいるよ!」
陽炎「ティム!ティムなのね?!」
磯風「無事でよかった。ベスには申し訳ないが」
時津風「ベスは天国から見守ってくれてるよ」
野分「ティムから"マッチ"を貰えましたね。これで火が使えます」
時津風「あっそうか」
時津風「これで城を燃やせばいいんだ」
磯風「阿呆か、他の生存者も燃やすつもりか。それにシザーマンは不死身だろう」
時津風「むぅ・・・」
陽炎「明かりに使えそうだし、持っておきましょ」
磯風「そういえば、家系図で裏切り者と書かれた人物がいたな」
野分「13代目・・・クエンティン・バロウズですね」
時津風「そういえばクルクル回ってる時に絵がたくさん並んでた部屋があったよね?」
磯風「よし、その部屋に行ってみようか」
陽炎「そうそう、この部屋だったわね。それで、どれが裏切り者かしら?」
磯風「1枚ずつ調べていくのか・・・どうやらこの男のようだ」」
野分「何か書いてありますね "危険が迫ってきたので書斎にMAPを隠す・・・悪魔の子供を追放してくれることを"・・・ですね」
時津風「その隠されたMAPを見れば場所がわかるのかな?」
磯風「善は急げだ。書斎に向かうぞ」
陽炎「さて、来たわけだけどどこに隠してるのかしら?」
時津風「机のところとか怪しくない?」
野分「後は暖炉もありますね」
磯風「暖炉から調べてみるか。・・・何か書いてあるな、暗くて読めないが」
時津風「マッチを使ってもう一度調べてみてよ」
磯風「そうだな、さきほどティムからもらったマッチで・・」
陽炎「見事に連れていかれたわね。しかも殺されてるし!」
野分「暖炉の上に潜んでいたんですね・・・」
磯風「時津風」
時津風「あたし知らないしー」
陽炎「もうちょっと強い明かりじゃないとだめなのかしら?」
磯風「そういえばろうそくを持っていたな。何か燭台があればいいのだが・・」
時津風「テーブルの上にそれらしきものがあるよー組み合わせてみてよ」
磯風「よし、これで火をつけて・・・完成だ」
陽炎「暖炉の奥に何か張り付けてあったわね。噴水の下に洞窟が描かれている?もしかしてそこが・・」
野分「"バロウズ邸の見取り図"を手に入れましたね。恐らくそこがそうでしょう」
磯風「いよいよ決戦だな」
野分「そこにバルブがあるみたいですね」
時津風「回したら噴水の水が止まったよ!」
磯風「この用水路の穴から降りるみたいだな・・・」
陽炎「うう・・臭くないのかしら?」
時津風「絶対臭い・・・やだーもう・・」
磯風「ずいぶん長い梯子だな」
陽炎「そういえば、まだ生存を確かめてない人物がいたと思うんだけど・・」
時津風「・・・・あと二人いるね、この先にいるのかな?」
野分「皆さんはもう誰がシザーマンかもうわかりましたよね?」
磯風「・・・・リック邸での行動がそうだったのか」
陽炎「そういえば・・・」
時津風「じゃあ犯人は・・・」
野分「そういうことです」
磯風「では、ここでお別れとしたいところだな。覚悟しろ、シザーマン」
陽炎「悲鳴声が聞こえたので入ってみたらケイが死んでたわ」
磯風「くそ・・・少し遅かったか・・」
時津風「また犠牲者が一人増えた・・・」
磯風「シザーマンは偽名を使ってたらしいな。本当の名はダンというらしい」
時津風「挑発が得意な人?」
陽炎「それはダン・・・ダンね」
野分「シザーマンがこちらに来ました!」
陽炎「それと同時にノランが来たわ!何これ、すごい痺れる展開ね!(ワクワク」
磯風「姉さん、目を輝いてる場合ではない。こっちは必至で逃げているのだが」
時津風「でもどうやって封印するの?」
野分「行き止まりの壁ですが、何か置ける穴がありますね」
陽炎「置けるものと言ったら・・・魔像ね!」
磯風「では魔像を置くぞ」
ゴトッ
陽炎「洞窟が揺れ始めたわ!崩れちゃうの?!」
磯風「おお、ついに開く言葉を使う時が来たのか!」
時津風「ンハイシュー!開けゴマ!」
ゴゴゴゴゴ
野分「どんどん岩を吸い込んでいきます!これで封印するみたいですね!」
陽炎「でもジェニファーも引き寄せられてるわよ!これじゃあ道連れよ!」
磯風「ノラン!助けろ!」
時津風「シザーマンががっちりつかんでるよー!離してくれないと危ないよ!」
磯風「くそっ・・何か・・・何かないのか・・!」
磯風「・・・・!これだ!喰らえ!」
ヴォー
時津風「あいつだけが吸い込まれた!あとはここからどうするかだよ!」
陽炎「どんどん扉が閉まって行って・・・ノランが助けてくれたわね」
野分「とりあえず一安心ですね」
陽炎「スタッフロールが流れた・・・ということはゲームクリアね!」
時津風「おめでとおめでとー!(パチパチ」
磯風「ふぅ・・・すぐ終わると思ったがここまでかかったとはな」
野分「初めてプレイしたんですから、仕方ないです」
磯風「しかし、こんな風に集まって娯楽をするのもいいかもしれないな、感謝する、姉さん」
陽炎「お礼なんていーのよ!」
磯風「いや、礼をさせてくれ。また後日料理を御馳走する」
陽炎「No Thank you!」
磯風「むぅ」
時津風「とりあえず今日はもう遅いし寝ちゃおうよ」
野分「この集まりも今日で最後ですね、お疲れさまでした」
陽炎「また何か見つけたら集まりたいわね!」
磯風「そうだな。またやってみたいものだ」
―――――――廊下
磯風(ゲームはクリアしたのは良いものの、一人死なせてしまった人物がいたな・・)
磯風(もう少し早く行動していれば助かったのかもしれないな)
磯風「まだまだ私も未熟だな」
???「そんなことはないよ」
磯風「そうか、武・・・司令か」
提督「やぁ磯風。陽炎との付き合いは終わったのかい?」
磯風「司令、知ってたのか・・・」
提督「まぁ君にゲームをプレイさせるように仕向けたのも僕なんだけどね」
磯風「オマエノシワザダタノカ」
提督「Yes!磯風もたまには息抜きも必要だよ?」
磯風「息抜きはしてるが・・・空いた時間で料理をしているのは違うのか?」
提督「それはみんなが危ない」
磯風「それはそうと、今日は司令が見回りをしているのか」
提督「武蔵は今日の出撃で中破してしまって入渠中なんだ」
磯風「あの武蔵が・・?」
提督「うん、ヲ級改の爆撃を喰らってね・・・」
磯風「司令、出撃するとなればこの磯風を呼んでくれ。力になる」
提督「はは、頼もしいな磯風は(ポンポン」
磯風「頭を撫でないでくれ」
―――――――十七号室
磯風「みんな、戻ってきたぞ」
浦風「あら、おかえり磯風。姉さんとの遊びは楽しかったけ?」
磯風「ああ、疲れもしたが中々楽しかったよ」
磯風「たまにはこういうのもいいかもな」
浦風「ふふっ。磯風、顔が笑っとるよ」
浜風「しかし、数日間にこんな夜遅くまでかかるとは大変でしたね」
磯風「そうだな・・・今日はさっさと寝たい。・・・谷風がいないな?どうした?」
バッ
???「うぉー!お前を襲いに来たぞー!」
磯風「」
谷風「磯風!お疲れー!どうだい?このマスク、遠征中に貰ったんだよ!」
浜風「相変わらず不気味なマスクですね」
浦風「谷風、驚かそうとしてずっと磯風の帰りを待ってて隠れとったんじゃ」
谷風「長い時間待たせやがって!ちくしょーめ!」
浦風「まぁ谷風も悪気はないんじゃ、許してやっておくれよ。・・・磯風?」
磯風「」
ドサッ
浦風「磯風?!どうしたんじゃ!しっかりせぇ!」
浜風「私、提督呼んできます!」ダッ
谷風「え?え?これって谷風のせいなのかい・・?」
―――――――???
タッタッタッ
磯風「ハァ・・ハァ・・ここまで逃げれば・・・」
ガシャーン
陽炎?「磯風みぃーつけた」シャキーン
磯風「・・・クソッ!」ダッ
時津風?「磯風ー!お化粧してあげるよー!真っ赤な真っ赤なメイクしてあげるー!」シャキーン
磯風「それは明らかにメイクする道具じゃないだろう!」
野分?「ああ磯風・・・私とあなたは相互鑑賞です・・・フタリデチヲヌリアイマショウ」シャキーン
磯風「お前はそんなキャラだったか・・?」
グイッ
磯風「!?」
武蔵?「お前も家族だ」
磯風「それは違うゲームだろう!」
バッ
磯風「・・・・・夢か」
その後、磯風は何度もシザーマンのマスクをかぶった陽炎型のメンバーに追いかけられる夢を見て魘される時間が続いた
マスクは提督によって破棄され、提督は磯風にタイキックを喰らったという
――――――数日後
陽炎「磯風ー!またゲームしましょ! 次はクロックタワー3というゲームを」
磯風「もうホラーゲームはこりごりだ!」 完
以上で完結です
ここでのSS投稿は初めてであり、投稿の順番 複数投稿 秋イベント等で期間が長引いたことがあり
申し訳ありませんでした
艦娘がほかのゲームやるSSはもっと増えてもいいと思うんです(特にホラーゲーム)
>>84
乙!
お前も家族だ(ガッ
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