モバP「今日はハロウィン!」 (62)
行き当たりばったり
ハロウィン中には終わらんね
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【朝の事務所】
モバP(今日はハロウィンかー…こっちはこっちでアイドルと盛り上げようと最近忙しかった…)
モバP(そんなみんなを労うために事務所でパーティを開く日だ。仕事がある子も参加出来るように一日中)
モバP(ハロウィンってことで、みんな仮装をして来るって張り切ってたな。みんなどんな仮装にしてるんだろうなー)ワクワク
コツコツ
モバP(カワイイのはもちろん、ネタに特化した娘ももちろんいるだろう。どんな予想外の仮装があるか…ふふっ、楽しみだなー)
ガチャ ギィィ
モバP「おはようございまー…」
ぴにゃこら太「ぴにゃ?」
ぴにゃこら太「ぴっ!ぴにゃー!」
ぴにゃこら太「ぴにゃー…ぴにゃにゃー…」
ワラワラ
モバP(一日中とか早まったかな…)
モバP「いやいやいや、え?は?みんなアイドルだよね?うちの、うちの娘だよね!?」
ぴにゃこら太「ぴにゃー♪」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴーにゃー!」
ワラワラ
モバP(どこを見てもぴにゃこら太だ…)
モバP「肯定してるってことでいいのか…?」
ぴにゃこら太「ぴにゃー」
モバP「そ、そうか」
モバP(…よくよく声を聞いてみるとそれぞれに微妙に違いがあるな…着ぐるみの中のアイドルの声によるものだろうか…というかなんで普通の着ぐるみなのに声での判別すら難しくなるんだ?)
モバP「えーっと…お前は…凛、か?」
ぴにゃこら太「…ぴにゃ」コクッ
モバP「お、合ってた」
モバP(若干テンションが低いな。性格とかでも見分けられる、かな?)
モバP「…ん?あれ?そういえばちひろさんは?来てるよな?」
凛ぴにゃ「ぴにゃ」スッ
モバP「あっち?っていうと…」
秘丹弥虚羅多尊像「…」パァァ
モバP(あれかよ…後光まで差してる…近寄りたくないなぁ…)
ぴにゃこら太「ぴにゃぁ!ぴーぴにゃぴーにゃあ!」
モバP(え?これ本物のぴにゃこら太じゃないのか!?声がそのまんまなんだけど!)
ぴにゃこら太「ぴにゃー」
ぴにゃこら太「…ぴ…ぴにゃ」
モバP(ひぇぇ…アイドルと分かっててもこれは…頭がおかしくなりそうだ…一杯寄って来たし)
モバP(小さいのに大きいの…あれはきらりかな?大きさと声の若干の違い以外に個性がまるで無い…)
モバP(あとこの本物っぽいの誰なんだよ!)
ぴにゃこら太「ぴにゃー!」
ぴにゃこら太「ぴにゃー?ぴーぴにゃー?」
モバP「や、やばい…どうしよう…何言ってるかさっぱり分からんぞ…」オロオロ
ぴにゃこら太「…ぴにゃー。ぴにゃ!」
モバP(んん!?なんだ?本物っぽいのが寄って来た…!)
ふもっふ
ぴにゃこら太「ぴにゃ」
モバP「お、おう?」
ぴにゃこら太「…」
モバP「…」
ぴにゃこら太「…」
モバP(何だ…俺は何を試されているんだ…!?)
ぴにゃこら太「…」ゴソゴソ
モバP(ああ…中から音が…当たり前だけど本物じゃなかったか、ちょっとざんね――)
ピッ
うづぴにゃ「おはようございます!プロデューサーさん!」
モバP「その着ぐるみどういう仕組みしてんの!?」
うづぴにゃ「実は、よりぴにゃこら太に近づけるように、音声をそれっぽくしてくれる機能が付いてるんです!」
うづぴにゃ「ちなみに冷暖房完備です!」
モバP「何処ぞの軍曹殿もびっくりの快適さだな!あとお前のだけ本物っぽかった理由が納得いったわ!」
うづぴにゃ「私ですからね。ぴにゃこら太の声を担当したのは…」
モバP「そういやそうだったよ…こんな状況になってようやく思い出したわ…」
モバP「で、だ。卯月、どうしてこんな目に優しい空間が生まれてしまったんだ?教えてくれ」
卯月「え?えーっと…」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!」
モバP「ん?誰だ?どうかしたのか?」
ぴにゃこら太「…」ピッ
晶ぴにゃ「なぁに、私の方が過程を詳しく知っているはずだからな。詳細を話そうと――」
モバP「ほーう、主犯格がわざわざ自首しに来てくれたわけか」グリグリ
晶ぴにゃ「あいたたたっ!うめぼしは勘弁してくれっ!」
モバP「さて、話してもらおうか」
晶ぴにゃ「も、もちろんだとも」
晶ぴにゃ「まあ、言ってしまえば私と志希が原因だないだだだ!」グリグリ
モバP「志希ィ!今すぐ出てこい――」クルッ
ぴにゃこら太達「「「「「「…」」」」」」
モバP「どれが誰なんだよっ!」
晶ぴにゃ「と、とにかく!詳細を話すから手を離してくれ!着ぐるみでもうめぼしによる頭の圧迫感は消せないんだ!」
モバP「…ふぅー。いいだろう。聞こうじゃないか」
晶ぴにゃ「よ、よし」
晶ぴにゃ「1週間前のことだ。あの時は、今日のパーティが開催される知らせがあって、みんな盛り上がっていたのは覚えているだろう?」
モバP「ああ、もちろん」
晶ぴにゃ「無論私もそのうちの一人だ。その時からどんな趣向を凝らした仮装をしようかと頭を巡らせていたんだが…」
晶ぴにゃ「その時だよ。志希が『どうせならもっとオモシロイこと、やってみなーい?』と、私に話を持ちかけて来たんだよ」
モバP「ふむふむ…」
続けて
>>16
ありがとうございます
しかしハロウィンとは何だったのか…
晶ぴにゃ「私はすぐにその案に飛びついた。折角の祝い事だ、楽しければ楽しいほどいいだろう?」
モバP「まあそうだな。俺は辛さが増してるんだがな?」
晶ぴにゃ「それから二人で考えていると、ふと頭を過ぎったんだ」
モバP「…」
晶ぴにゃ「ああ、あの緑色の生物がいるじゃないか、と」
モバP「…」
晶ぴにゃ「で、こうなった」
モバP「意味分かんねぇよ」
モバP「そもそも、だ!なんだってみんながみんなぴにゃこら太にならなきゃいけないんだよ!お前らだけでいいだろ!」
晶ぴにゃ「ははっ、何を言っているんだプロデューサー。そんなことでは助手は務まらないぞ?」
モバP「何?」
晶ぴにゃ「いや、だってこの方がインパクトが強いだろう?そりゃあ全力を出すに決まってるじゃないか」
モバP「あれのインパクトは個体で十分だろうがっ!」
モバP「そしてこれだ!」ビシィ
うづぴにゃ「はい?」
モバP「…卯月、ぴにゃ語、オンで」
ピッ
うづぴにゃ「ぴぃ?」
モバP「これだよ!」
晶ぴにゃ「んんっ?これがどうかしたか?」
モバP「何で普通の着ぐるみじゃないんだ!?費用は!?まずどうしてこうなった!?」
晶ぴにゃ「費用については、まあ言わずとも分かるだろう。某緑の事務員だ」
モバP「だろうなっ!ちょっとちひろさん!貴女からも何か言うこととかないんですか!」クルッ
秘丹弥虚羅多尊像(鼻提灯)「…zzz」
モバP「なんであんな機能付けた!言えッ!」
晶ぴにゃ「面白いからだ」
モバP「ああもうっ!これだから天才っていうのは!」
モバP「…ああぁー、埒が開かん!落ち着けー、落ち着けー…」フゥー
モバP「…取り敢えずちひろさんは後だ。で、何でこんな機能を付けたんだよ?」
晶ぴにゃ「よりぴにゃこら太に近づくためだな。さっき卯月にも聞いただろう?」
モバP「じゃなくて!何でぴにゃこら太に近づく必要があるんだよ」
晶ぴにゃ「?面白いからだ」
モバP(こいつと志希が絡んだ時点でもうダメだったな…)
モバP「…もう諦めてるから深くは追求しないよ。で?他にはどんな機能があるんだ?まだいろいろあるんだろ?」
晶ぴにゃ「おお!流石はプロデューサー!よーく分かってるな!…といっても、人数が人数だし、後はちょっとした機能なんだがな。保温性を高めたりとか」
モバP「その辺は普通に使えそうなんだな…まあ資金面はいくらなんでも辛いか。着ぐるみの布も大分薄いしな。うめぼしが効くくらい」
晶ぴにゃ「着ぐるみの中は特殊な変声期と、外が見やすくなる小さなモニター、ぴにゃ語翻訳機があるくらいだな。後は特には無いぞ。だから中の音が漏れる点なんかは要改善だ」
モバP「改善はいいからお蔵入りにしてくれ」
晶ぴにゃ「そんなつまらないことを言うな。それにだな、この計画にはちゃんとした意味もあるんだぞ?」
モバP「何だって?それは一体…」
晶ぴにゃ「うむ。実はな、この着ぐるみを足がかりにして、アイドル達の自衛装備を作れないかと考えているんだよ」
モバP「お、おお!?そんな理由があったのか…!伊達に変な天才をやってないな!」
晶ぴにゃ「変は余計だっ!」
晶ぴにゃ「現在、私の作ったロボが事務所内を24時間体制で警戒している。更に外では『アイドル警護父親同盟』――通称、父ちゃん会の手の者達が睨みを利かせている」
モバP(俺が一番目の敵にされてるんだがね…)
晶ぴにゃ「だが、それで絶対に安全だと言えるだろうか?いや、いえない!だから私は、アイドルに自衛手段を持たせるべきだと考えたのさ!」
モバP「おお…」
モバP「それで、どの辺りから本当なんだ?」
晶ぴにゃ「信用してくれたっていいだろ!確かに今考えついたんだけども!」
晶ぴにゃ「ともかく!この計画には意味があるということについてだな――」
モバP「でもぴにゃこら太である必要はないだろ」
晶ぴにゃ「――」
晶ぴにゃ「う、うるさいうるさい!ロマンが分からん奴め!今日限りで助手は首だぁ!」
モバP「横暴なァッ!」
もう完全に〇ン太君じゃないですかー!
早苗さんがはりきっちゃったり巴のとこの若いのが中に混じってたりするんだな
ぴにゃこら太が口から熱線出したり大量に降ってきたり右ストレート撃ってきたりするわけだ
モバP「でもその考え自体はすごくいいと思う。資金に糸目はつけないから、機能は充実させてくれよ?」
晶ぴにゃ「…!そうこなくってはな!ふふふふ、これから忙しくなりそうだ!」
モバP(この事務所、アイドルを守るためなら資金には困らないんだよな。それこそ父ちゃん会とかあるし)
晶ぴにゃ「さて一体どんな機能を付けようか…!」
モバP「頼むから危険すぎるものは止めてくれよ?お前なら口からビームとか普通にやりそうだし」
晶ぴにゃ「おお、よく分かってるな。エスパーか?」
ぴにゃこら太「ぴにゃー?」
モバP「エスパーユッコはちょっと待っててくれ」
ぴにゃこら太「ぴにゃ…」
モバP「さて、話は聞いたし、この誰が誰か分からん状況を何とかしないと…」
ザワザワ
モバP(見れば見るほど力を奪われる光景だなぁ…くそぅ)ガックリ
ぴにゃこら太「ぴにゃー」ポンッ
モバP「おお…慰めてくれるのか…ありがとうな、原因はお前らだけど…誰か分かったら改めてお礼するよ…」
ぴにゃこら太「ぴーにゃー」スッ
モバP「ん?テーブルに何かあるのか?……ハロウィン用に装飾されてるアレは」
メガネッ
モバP「…ははは、アレは俺にか、ありがとうな春菜」
ぴにゃこら太「ぴぃ!?ぴにゃ!ぴにゃにゃーにゃにゃ!?」
モバP「何言ってるかおおよそわかるわ…」
ぴにゃこら太「ぴにゃ、ぴにゃぴーぴにゃ!?」
モバP「…おお、さっきのぴにゃじゃないか。俺はエスパージャナイヨー…」
モバP「…さて、気を取り直して。即席で名札でも作るか」パサッ キュッキュッ
モバP「ほい卯月」ペタッ
うづぴにゃ「ぴにゃー♪」[卯月]
晶ぴにゃ「紙にマジックで名札とは…世界観もあったもんじゃないな」
モバP「仕方ないだろ。あとこんな独特な世界観になったのお前と志希が原因だからな」
モバP「そして、お前達もな」ペタッペタッ
裕ぴにゃ「ぴにゃ!」[エスパー]
春ぴにゃ「ぴにゃー」[眼鏡]
晶ぴにゃ「悪意を感じるんだが」
モバP「気のせいだろ」
モバP「それに、ほら」
晶ぴにゃ「んん?」
【晶葉視点】
裕子『ついに私は名実共にエスパーになりましたよ!』
春菜『私は…今…眼鏡と一体化を果たしました…!』
モバP「なんか喜んでるみたいだしな」
晶ぴにゃ(それでいいのか…)
モバP「お前と凛にも付けたし、後は分かりやすいのから探していこう」
晶ぴにゃ「とするならば、まずはアレだろう」
ぴにゃこら太「…!」
カキーン ウッター!コレハハイルカ!ハイッテシマウノカー!
ぴにゃこら太「ぴにゃ…!ぴにゃ…!」
ハイッター!キャッツハ!ツイニヒキハナサレテシマッター!
ぴにゃこら太「ぴぃぃぃにゃぁぁーー!」ジタバタ
モバP「…良かったァァ、誰とも間違わずに済みそうだァ…!」ピクピク
晶ぴにゃ「朝から随分とまあ…既にビールの空き缶が転がっているぞ」
モバP「晶葉、ぴにゃこら太のモニターに映像を送ってるカメラはどこだ?」
晶ぴにゃ「それは当然目の部分だが…」
モバP「なるほどなるほど…」キュッキュッ キュッキュッ
ぴにゃこら太「ぴにゃにゃー!ぴにゃー!」
モバP「このやろ食らえ!」ペタッ
友紀ぴにゃ「ぴにゃぁ!?」[友][紀]
晶ぴにゃ(目に二枚…強制的にラジオにされたか…)
モバP「ったく!お前は朝っぱらから!野球はまだしもビールなんか飲みやがって!少しは自重しろ!」
ピッ
友紀ぴにゃ「何さー!今日はパーティでしょー!?少しくらい羽目外しちゃってもいいじゃん!」
モバP「普段からだろうが!寧ろもっと慎みを持てよお前はっ!」
晶ぴにゃ(これはもう言い逃れは出来んな…ん?これは…何だ?何かの衣装か?野球関係の制服、か?)
晶ぴにゃ(待てよ、これはもしかすると…あっ!)
友紀ぴにゃ「もう、目に付けられた紙取らなきゃ…」
ピッピッ ジー
モバP(着ぐるみ脱ぐ時すら機械頼りなのか…)
晶ぴにゃ「友紀!待てぇ!待つんだぁ!」
友紀ぴにゃ「え?どうかし――あ」ジー
モバP「んなっ!?友紀、おまっ、なんて格好してるんだ!」
友紀「ひぅっ…」カァァ
晶ぴにゃ(や、やはり…これは友紀の仮装の衣装だった…下着そのままじゃないか…)
友紀「う…ぅぅ…ぅ…」
ピッピッ ジー
ピッ
友紀ぴにゃ「ぴ…ぴにゃぁ…」
晶ぴにゃ「あー…まあ…そう気を落とすな、これは事故だったんだ」
モバP「す、すまん友紀…」
友紀ぴにゃ「ぴにゃぁ…」
晶ぴにゃ「ううむ、だいぶ参ってしまっているようだ。ここはそっとしておこう」
モバP「ほんと、ごめんな?名札はちゃんとしたのにするから…」
友紀(み、見られた…うぅぅ、見られちゃったよー…)ジタバタ
友紀(プロデューサーのバカぁ…)
モバP「やってしまった…」
晶ぴにゃ「後でフォローしてやるんだぞ?」
モバP「ああ、そうするよ…」
晶ぴにゃ「とにかく、アイドルの特定を急ごう」
モバP「ん?あの一際背の高いぴにゃこら太…きらり、だよな…フラフラしてるぞっ、まさか具合が…!?」
晶ぴにゃ「むっ、それは一大事だ、早く行こう」
晶ぴにゃ(…ん?きらり?あれ?)
モバP「お、おい!大丈夫か!?どこか具合でも悪いのか!」
ぴにゃこら太「ぴ、ぴにゃぁ…」
モバP「凄くフラフラしてる…晶葉、着ぐるみを脱がしてやることは出来ないか!?」
晶ぴにゃ「で、出来る。しかし――」
モバP「出来るんなら早くッッ!」
晶ぴにゃ「あ、ああ」
ピッピッ
ジー
モバP「おい!しっかりしろ!大丈夫かきら――」
ピョコッ
キリン「ふぃー…暑かったぁー、助かったばいPしゃん!」
モバP「――」
キリン「…Pしゃん?」
オワアアアアアアアアアアア!!!
モバP「たったたたいへんだ!晶葉っ!大変が、大変で!」
晶ぴにゃ「ええい落ち着け!」
モバP「これが落ち着いていられるかッッッ!!!担当アイドルがキリンになっちまったんだぞッッッ!!」
晶ぴにゃ「よく見ろ!着ぐるみだ着ぐるみ!目が節穴な訳じゃないだろう!それとこれはきらりじゃない!鈴帆だ!」
モバP「な、なん…だと…」
しばらくして
鈴帆(キリン)「何かばりすまんことしたみたいやね…」
モバP「い、いや、俺の早とちりだったんだ。ゴメンな鈴帆」
鈴帆(キリン)「いやぁ、今日はどんな着ぐるみにしていこかって思ってな。キリンならネタ的にもよかやろって思ったんやけど…」
モバP(ただでさえ予想外の光景なのに、ネタ確定枠が更に状況を混沌とさせている…)
鈴帆(キリン)「まさかぴにゃこら太が量産されてるとは思わんでなぁ。きらりしゃんも来とらんかったし、その間だけ着ぐるみば借りとったとよ」
鈴帆(キリン)「キリンの状態で入れるのこれくらいやし、ビックリさせられるかって思って…すまんち」
モバP「いや、気にしないでくれ。病気とかじゃなくて良かったよ…」
晶ぴにゃ(寧ろ今までよく着ていられたな…あれじゃあモニターも目線より高いだろうに)
晶ぴにゃ(しかし我ながらとんでもない光景だな…ぴにゃこら太にキリンとは…)
一旦離脱ですー
ふーもーふもふもふもっふもー
モバP「はあ、驚いた…」
晶ぴにゃ「凄まじい叫びっぷりだったな。冷静にはなれたか?」
モバP「ん、ああ、大丈夫だ、うん」
晶ぴにゃ「本当か…?」
モバP「ん?このやたらデカい箱は?」
晶ぴにゃ「ああ、それは幸子だよ」
モバP「…」
モバP「つまり、担当アイドルが箱になっちまった…?」
晶ぴにゃ「実は全然冷静じゃないだろ」
晶ぴにゃ「そうじゃなくて!幸子の物だってことだ。そして中には」カポッ
幸子「…」スー スー
モバP「おお、天使が寝てる…やべ、涙出てきた」
晶ぴにゃ(大分精神的にキテるな…)
モバP「注意書きでもしといてやるか。近くで騒がれたりしたらかわいそうだし」キュッキュッ
[辛子が寝てます。出来るだけお静かに]ペタッ
モバP「これでよし…」
晶ぴにゃ「全然ダメだろ」
モバP「え?ダメか?なんで?」
晶ぴにゃ「…辛子を寝かせてどうするんだ。寝かせたら味が変わるのか」
モバP「え?」
モバP「…」
モバP「あっ…」
晶ぴにゃ(どうにもダメらしい)
モバP「調子が戻らないな…」
ぴにゃこら太「ぴっ?ぴにゃ!ぴにゃー!」
モバP「お、また別個体か」
晶ぴにゃ「ふむ、これは…城ヶ崎姉か」
モバP「美嘉か。まるでカリスマさを感じないな」
ピッ
美嘉ぴにゃ「ちょっとー、今のはヒドくなーい?」
モバP「ははは、悪い悪い」
美嘉ぴにゃ「まあ確かにギャル要素は無いけどねー」
美嘉ぴにゃ「あ、そうだ」
モバP「ん?どうかしたか?」
美嘉ぴにゃ「今日はハロウィンでしょ?お菓子一杯配るよね?幾つかあるけど持ってく?」
モバP「おお、今の今まで忘れてた。貰うよ、ありがとうな」
美嘉ぴにゃ「うんうん★それじゃこの机の上から取っていってー」ポンポン
モバP「おう。どれどれー」
モバP「随分変わったマルメターノだな。虹色だ」
晶ぴにゃ「そんなソーセージがあってたまるか!」
美嘉ぴにゃ「そもそもお菓子じゃないじゃん!それはペロキャンだよ!?」
モバP「ぺろきゃん?るるきゃんの亜種か何かか?」
美嘉ぴにゃ「ペロペロキャンディ!ペ!ロ!キャ!ン!」
モバP「ペロキャン」
晶ぴにゃ(あまりのショックで脳が退化し始めてたりは…無いと思うのだが…)
美嘉ぴにゃ「大丈夫なの、プロデューサー…?」
モバP「ヤバイかもしれない」
今更ながら訂正
>>23
誤:晶ぴにゃ「着ぐるみの中は特殊な変声期と、
正:晶ぴにゃ「着ぐるみの中は特殊な変声機と、
変声機の字間違ってました。申し訳ない
風呂入ってきます…
美嘉ぴにゃ「あっ!あっちの大群!あれ子供達だよ!ほらほら、早くお菓子持っていってあげて!」
モバP「お、おお」
晶ぴにゃ(一度検査を受けさせた方が…ううむ)
モバP「おーいちびっ子達ー。お菓子持って来たぞー」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!!ぴにゃー!!」
ぴにゃこら太「ぴぃにゃ!」
ぴにゃこら太「ぴにゃぁ…」
ぴにゃこら太「ぴにゃにゃあ!」
ワラワラ ワラワラ
モバP(ちびぴにゃが一杯だ。こう見ると案外可愛いかも)
明けましておめでとうございます
新年一発目のガチャは白封筒でした
ぴにゃこら太「ぴにゃー!」トテトテ
モバP「おー、まずはお前からかー?よーしよし」
ぴにゃこら太「ぴにゃっ!?」ズルッ
晶ぴにゃ「なぁっ!?」
モバP「へっ?」
モバP「ぐふっ!!」ズドッ
ぴにゃこら太「ぴ、ぴにゃあ…」
モバP「あ、う…」フラッ
モバP「おわっ!」ズルッ
モバP「ウッ!」ゴツッ
晶ぴにゃ「あ、頭まで…大丈夫か?」
ピッ
仁奈ぴにゃ「プロデューサー!大丈夫でごぜーますか!?」ポフポフ
モバP「ふぁっ…ふぇっ」モフモフ
晶ぴにゃ「むぅ、なかなか大きなダメージになってしまったようだが…」
仁奈ぴにゃ「ふえっ…仁奈の、仁奈のせいでごぜーます…プロデューサー、しっかりしてくだせー!」ポフポフ
モバP「ふぁっ…ふぁっ…」
モバP「へくしっ」
モバP「」チーン
仁奈ぴにゃ「ぷ、プロデューサー!」ポフポフ
晶ぴにゃ「とりあえず顔を叩くのを止めてやってくれ」
晶ぴにゃ「すまん、介抱してやってくれ」
美嘉ぴにゃ「う、うん。分かったけど」
仁奈ぴにゃ「うっ…ぐすっ…仁奈がはしゃいだせいです…」ピーニャーニャーピ
晶ぴにゃ「なーに、心配はいらんさ」ピニャニャーピンニャー
仁奈ぴにゃ「でも、でも…もしプロデューサーが死んじゃったりしたら…」ニャーピニャピンニャー
晶ぴにゃ「ははは何を馬鹿な。あの程度で死んでいたら150匹を優に超えるぴにゃこら太はプロデュース出来んよ」ニャーピーピーニャー
仁奈ぴにゃ「仁奈たちはアイドルでごぜーますよ!?」ピーニャーニャーピ
美嘉ぴにゃ「ねぇ大丈夫?プロデューサー」ピンニャーピンニャー
モバP「うぅ…美嘉、か?あ、ああ、何とか」ニャーピニャピンニャー
ぴにゃこら太「本当に大丈夫?無理しないでね?」ピンニャー
モバP「ーー」ピーニャーニャーニャ
モバP「よもすえ」チーン
美嘉ぴにゃ「プロデューサー!?」ピーニャーピンニャー
美嘉ぴにゃ「ねえ!さっきから流れてるこのお経みたいなの何!?ちひろさんだよね!?」ニャーピニャ
秘丹弥虚羅多尊像「それが、これ私の意思じゃなくて…」ピンニャー
美嘉ぴにゃ「もう1ループした!これ自動なの!?」ピーニャーニャーピ
梅ぴにゃ「あ、あの…美嘉さん…」ピニャニャーピンニャー
美嘉ぴにゃ「あ、え?小梅ちゃん、どうかしたの?」ニャーピニャピンニャー
梅ぴにゃ「その…このお経で…プロデューサーさんと、あの子が…じ、成仏…」ニャーピーピーニャー
美嘉ぴにゃ「プロデューサーが空の世界に逝っちゃう!お願い早く止めてぇ!」ピーニャーニャーピ
一旦区切ります
ハロウィンじゃなくてぴにゃこら太ssだこれ
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