みほ「誕生日パーティにあの人が来ない」 (55)

みほ誕記念SS
百合注意
地の文あります
独自解釈あるので注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477204099

件名:ごめん
明日、パーティに行けそうにない

みほ「…はぁ…」

私はベットに寝そべる

みほ「そっか…来ないんだ」

明日…10月23日は私の誕生日…

…その日に…私の…好きな人が来ない

…誰にも話せない、私の好きな人

私が変わる…そのきっかけをくれた人

……告白したのは、私の方から

大学選抜との試合が終わった1ヶ月くらい後……

…彼女の所に向かい、勇気を出して告白した

彼女は、戸惑いながらも…友人としてならと…彼女と付き合うことになった

あまり会える時間はなかった

けど、彼女と過ごしている時間は…とても落ち着くことができ、幸せだった

……明日は戦車道のメンバーや他校の皆さんが私の誕生日を祝ってくれるらしい

そのことについては…素直に、すごく嬉しい

こんな私のために盛大にパーティを開いてくれるのだから

みんなには感謝しても…しきれない

…だけど

……隣にあの人がいて欲しかった

みほ(約束…していたのに…)

そう思いながら…私は眠りについた

優花里「西住殿!起きてください!西住殿!」

……目が覚める

みほ「秋山さん……?」

みほ「もう、まだ朝の7時なのに…」

ドアの前で大声を出しながら私を呼んでくれる…私の親友

みほ「…ふわぁ~」ガチャ

みほ「あっ、メールきてる」

みほ「……お母さんからだ…」

件名 お誕生日おめでとう

…去年は祝えなくてごめんなさい
…残念ですが私は大洗での誕生日パーティには参加できそうにはありません
その代わりまほにプレゼントを持って行かせました

後……正月には家に帰ってきなさい

友達も連れてきてね…色々とお話がしたいから

それと………


生まれてきてくれて…ありがとう


しほ 常夫

みほ「…………!」

みほ「お父さん…お母さん…」

みほ「…ありがとう」グスッ…

みほ「おはよう、秋山さん」

優花里「おはようございます!西住殿!」

優花里「そして…ハッピーバースデー!お誕生日おめでとうございます!」

みほ「優花里さん…ありがとう」

優花里「やりました!これで最初に西住殿の誕生日を祝うことが出来ました!」

みほ「あ…………うん」

優花里「え?違うのでありますか?」

みほ「えっと…メールで…お母さんが祝ってくれたの…」

優花里「…直接祝ったのは…」

みほ「それは…優花里さん」

優花里「よかった…3時間前から待機していたかいがありました!」

みほ「え?じゃあ…」

優花里「はい!ここについたのは朝の4時です!」

優花里「西住殿が起きそうな時間帯までずっと待っていたんですよー!」

みほ「あ、あははは…」

華「みほさん、おはようございます!」

みほ「華さん…」

華「お誕生日、おめでとうございます」

沙織「あー、もうふたりとも来てるー!」

沙織「もー!麻子が速く起きないから遅れちゃったじゃーん!」

麻子「無茶を言うな、これでも精一杯頑張ったほうだ」

沙織「みぽりん!お誕生日おめでとう!」

麻子「うむ、おめでとう…」

みほ「みんな…ありがとう!」

優花里「西住殿!速く行きましょ!」

みほ「え、でもまだ速いんじゃ…」

優花里「大丈夫ですよ!」

華「付いてきてください」

みほ「う、うん…」

大洗女子学園 

みほ「……案の定、誰もいない…」

優花里「西住殿!こっちですよ!」

みほ「戦車倉庫……?」

沙織「開けてみて!」

パンパン!パン!パァン!

みほ「わっ!?」

「「「「「西住隊長(西住殿)(西住さん)(西住ちゃん)(みほ)(ミホーシャ)!」」」」」

「「「「「お誕生日おめでと~!!!!!!」」」」」

みほ「………ほえ?」

杏「西住ちゃん!どう?ビックリした?」

みほ「会長………」

杏「誕生日おめでと~、みんなもう来てるよ!」

ケイ「ハッピバースデートゥ・ユー!!」ダキっ

みほ「わああああっ!?」

優花里「ケイ殿!いきなり西住殿抱きつくなんて!」

みほ「あ、あうっ……///」

ケイ「えーっ、このくらい普通じゃない?」

カチューシャ「普通じゃないわよ!」

みほ「カチューシャさん…」

カチューシャ「ミホーシャ、誕生日おめでと~、プレゼントを用意したわ」

ダージリン「みほさん、おめでとう、私も用意させてもらったわ…とっておきの紅茶よ」

ケイ「あ、私も…はいこれ、プレゼント!!」

みほ「ありがとうございます!」

典子「隊長!おめでとうございます!」

みほ「ありがとうございます!」

忍「私達はバレー部員のユニフォームと練習道具を送りました!」

みほ「えええ!?」

あけび「隊長!すごく運動神経いいじゃないですか!」

妙子「いつでも待ってます!」

みほ「あ、あはははっ…」

ねこにゃー「新作のPCゲームにゃ~!」

ぴよたん「今度一緒に遊ぶぴよ!」

ももがー「西住さんの戦術みたいもも!」

杏「他にもいっぱいプレゼントあるんだけど…」

杏「さすがにこの場で全部は受け取れないでしょ?」

みほ「…はい、動けなくなりそうなくらい…いっぱい…」

杏「個々にあるのも含めて今日のうちにメッセージカードと一緒に部屋に送っておくよ」

杏「夜にある宴会の前に一旦帰って受け取ってね」

みほ「…はい!」

梓「隊長!おめでとうございます!」

カエサル「祝福するぞ!」

そど子「おめでとう!今日は無礼講よ!」

ナカジマ「おめでと~!」

みほ「みんな…ありがとう!」

杏「そんなわけで私からもプレゼント~」

みほ「え?これ…干し芋ですか?」

杏「そだよ~、あそこで配ってるやつをまとめたの、10日分ね」

みほ「こんなにたくさん……ありがとうございます!」

杏「いいのいいの…それと」

杏「おーい、チョビ子~」

アンチョビ「チョビ子と呼ぶな!私はアンチョビだ!」

アンチョビ「お、来たか!誕生日おめでとう!みほ!」

みほ「アンチョビさん!」

アンチョビ「アンツィオ高校からの誕生日プレゼントはこのケーキだ!」

みほ「わぁ!すごく大きい!これ、皆で食べるんですか!」

ペパロニ「そうッス!さらに本日に限りなんとアンツィオの屋台が全品無料ッス!!」

みほ「え?この屋台の商品…全部タダなんですか!?」

カルパッチョ「ここだけじゃないわ、他の屋台もぜーんぶよ」

杏「いやー、あるところから予算が出てね、思いっきり使おうってなってさ」

みほ「ありがとうございます…でも、どこから」

杏「あの人から…西住流から出してくれたんだ」

まほ「……みほ」

みほ「…お姉ちゃん…」

まほ「みほ、お誕生日おめでとう」

みほ「…ありがとう」

まほ「これ、私とお母さんとお父さんから」

みほ「わぁ~、ボコのぬいぐるみだー!」

まほ「……去年は悪かったな、誕生日を祝うことが出来なくて…」

みほ「うぅん、もう気にしてないよ」

まほ「そうか…来年もこうして…」

みほ「うん……あっ」

???「…………」

みほ「……!」

みほ「ごめん、お姉ちゃん、ちょっと私…行かなきゃ!」

まほ「みほ……!?」

みほ「………あれ?逸見さん」

エリカ「あら?元副隊長じゃない」

みほ「………なんだ…逸見さんだったのか…」

エリカ「…」カチンッ

エリカ「なんだとは何よ!誰と勘違いしたのよ!!」

みほ「えっと…それは、その…」

エリカ「まぁいいわ、誕生日おめでと」

エリカ「これ……」

みほ「腕時計…」

エリカ「あなたに似合うかはわからないけど…まぁ、大切にしなさいよ」

みほ「あっ、ありがとう…」

エリカ「来年度はぜーったいにあなたを倒すから」

みほ「ふふふっ、楽しみにしています」

西「みほ殿ーーーー!!!」

みほ「わわっ!」

西「遅くなりました!ご生誕おめでとうございます!!」

みほ「あ、ありがとう…」

西「私達知波単学園一同はみほ殿にこちらを…」

みほ「え?えええええ!!!」

優花里「おおー!九七式中戦車新砲搭じゃないですかー!」

西「すみません、知波単学園の中で最も良い戦車がこれだったので」

みほ「いや、戦車はちょっと…気持ちだけですっごく嬉しいから!!」

西「…そうですか、わかりました!」

優花里「ええー!せっかく乗りたかったのに~」

みほ「流石に戦車は貰えないよ…」

愛里寿「……みほさん」

みほ「…!」

みほ「……あ、愛里寿ちゃん!」

愛里寿「…みほさん、お誕生日、おめでとう」

みほ「ありがとう!」

愛里寿「これ、ボコのぬいぐるみ……あっ」

愛里寿「もしかして……ごめん」

みほ「ううん、同じプレゼントでも、とっても嬉しいよ」

愛里寿「…来年は…」

みほ「うん、次の全国大会、会えるのを楽しみに待っているね…!」

愛里寿「……うん!」

???「……」

みほ「……!」

???「…………!」タッタッタッ

みほ「……やっぱり気のせいか」

みほ「…やっぱり、あの人がいてほしかったな」

杏「あの人~?」

みほ「ふえっ!?」

杏「どうしたの?西住ちゃん?誰か探してるみたいだけど」

みほ「いえ…なんでもないです」

杏「もしかして~、彼氏とか?」

沙織「え?!」

まほ「何!?」

ダージリン「!?」

カチューシャ「!」

優花里「西住殿!?」

エリカ「どういうことなのよ!」

みほ「もう!違いますよ!からかわないでください!」

杏「じゃあ誰?一応西住ちゃんの知り合いはみ~んな誘ったつもりだけど?」

みほ「…なんでもないです!本当に…!」

杏「……そっ、ならいいや!」

みほ「……それよりも、パーティを楽しみましょう!」

杏「そうだね!よーし!じゃあ河嶋、踊れー!」

桃「ええっ!?」

夕方

まほ「名残惜しいが…後は大洗の皆と過ごしてくれ」

アンチョビ「またなー!!」

ダージリン「みほさん、また会いましょう」

カチューシャ「今度はカチューシャの誕生会でミホーシャ、招待状を送るから来なさいよ!」

西「今日はとても楽しめました!」

ケイ「それじゃあねー!」

杏「それじゃあ、みんなで料亭に行くぞー!」

「「「お~!」」」

宴会終了後……

みほ「…」

沙織「あー、宴会すごく楽しかったね!」

麻子「カラオケでテンション上がりすぎてマイク独占したらそりゃあ楽しいだろうな」

華「でも、みほさんとのデュエットすごく良かったですよ」

みほ「…あはは、ありがと…」

優花里「……」

優花里「…西住殿、やっぱりちょっと変です」

みほ「ふぇ?」

優花里「なんというか…心から楽しめてないー、というか」

華「何かが足りない…そんな表情をしています」

みほ「う、ううん、そんなことはないよ、今日一日すごく楽しかった

みほ「私、みんながお祝いしてくれてすごく嬉しかった」

麻子「…本当か?」

沙織「みぽりん……正直に話してもいいんだよ、まだ時間はあるんだから」

優花里「……お願いします」

みほ「…………」

みほ「……来てないの」

みほ「…私が大好きな…あの人が来てないの」

優花里「…え?」

みほ「……私はね、大洗に引っ越してきた理由は」

みほ「その人に…道があるってことを…」

みほ「戦車道だけじゃない…他の道があるってことを教わったから」

みほ「去年の誕生日に…」

みほ「…………ミカさんに教えてもらったんです」

優花里「ええええ!?」

華「まぁ…」

麻子「ミカ……継続の隊長か」

沙織「確かに来てなかったね…でも、そんな話」

みほ「うん、誰かに話すのは初めてかな…」

みほ「去年…私は…全国大会のあの事件があって…すごく落ち込んでて」

みほ「学校では一人ぼっちで、家族の皆も忙しくてお祝いすることもなくて」

みほ「何のために自分が生きているのか…わからなくなって」

みほ「その日の夜も一人である河原で泣いていたんだ」

沙織「みぽりん…」

みほ「けど、そんな時」

みほ「ミカさんのカンテレが鳴ったの」

みほ「……?」

ミカ「…やぁ、お嬢さん」

みほ「あなたは……継続高校の」

ミカ「何をそんなに悲しんでいるんだい?こんなにいい星空なのに」

みほ「…なんでもありません」

ミカ「人は何か理由がないと泣くことはできない」

ミカ「何でもない…なんてことはないんじゃないかな」

みほ「……」

ミカ「話してごらん、キミに何があったのか」

ミカ「黙って…全部聞くから」

ミカ「この星空の下で…」

みほ「………はい」

ミカ「………なるほどね」

みほ「今日、私の誕生日なんです…」

みほ「でも、誰にも祝ってもらえなくて」

みほ「それはいいんです…でも…私ってなんだろうって…考えるようになっちゃって…」

ミカ「……」

みほ「…何のために生きているのか…わからなくなって」

みほ「…もう、戦車には…乗りたくないんです、何もかもが…辛いんです」

みほ「…もう!私なんて…!」

ミカ「!」

ポロロン…

みほ「…!」

ミカ「それ以上は…いけないよ」

みほ「でも……」

ミカ「…本当に、それで終わりなのかい?」

みほ「…え?」

ミカ「西住みほという人間は…それで終わりなのかい?」

みほ「………そうです」

みほ「私は生まれた時から、ずっと、戦車乗りとして生きてきました…だから!」

ミカ「それは…違うよ」ポロロン

みほ「…」

ミカ「…あなたは…自分の殻に閉じこもっている状態」

ミカ「その卵の中で右手だけをおもいっきり出しただけだ」

みほ「…え?」

ミカ「…家の縛りなんて関係ないのさ、キミの好きなようにやればいい」

ミカ「したいこと、やりたいこと…それをやればいいんだ」

ミカ「ただ、責任を持たなきゃいけないけどね」

みほ「………どういうこと…ですか?」

ミカ「一歩離れるんだよ、ここではないどこかに」

みほ「え?それって」

ミカ「そう、戦車道のない学校に転校する…そして、新しい自分を探すのさ」

みほ「……」

ミカ「難しい道だ、苦しいこともあるかもしれない」

ミカ「でも…このまま卵がつぶれるよりかは…絶対にいい」

ミカ「本当は私がキミを連れ出したいのだけれど…」

みほ「え?」

ミカ「キミのことを気に入った」

ミカ「今すぐにでも持って帰りたいくらい」

みほ「ええええー!」

ミカ「けれど、これは…この道はあなたが一人で歩まなければならない」

みほ「………」

ミカ「…やってみれるかい?」

ミカ「それとも…今日この場であったことを…忘れるかい?」

みほ「………………」

ミカ「時間はたくさんある…」

ミカ「カンテレをひきながら待っているよ」

みほ「…はい」

……………………
………………
……………

ミカ「…………」

みほ「……ミカさん」

ミカ「…」

みほ「私…やってみます、戦車道じゃない、新しい自分を…探してみます」

ミカ「そっか…頑張ってね」

みほ「…はい!」

ミカ「それと…」

ミカ「みほさん」

ミカ「お誕生日、おめでとう」ポロロン…

みほ「……!」

ミカ「いいかい、これからは自分の行った行動を否定しちゃいけない」

ミカ「自分の信念を曲げではいけないよ」

ミカ「……それと…連絡先、教えてくれるかな?」

みほ「……?」

ミカ「来年のこの日も必ずあなたに会いに来るから…」

みほ「……!」

ミカ「また…こうして会って祝えることを願っているよ」

ミカ「そしてもしキミが変われたのなら…キミの話を聞かせてほしいな」

みほ「…はい!」

ミカ「それと…」

ミカ「みほ…キミには…笑顔が似合っている」

……………………
沙織「二人に…そんなことが…」

みほ「うん、でもね、結局戦車道を続けることになって…」

みほ「でも、皆に出会って、新しい自分を見つけることができた」

みほ「全国大会の抽選会でミカさんと再会したんだ」
…………………
みほ「……」

ミカ「驚いたね、まさかこうして再会するなんて」

みほ「……ごめんなさい、ミカさん、結局、私は西住流の人間みたいです」

ミカ「…でも、キミの顔に後悔はない」

みほ「!」

ミカ「いい仲間に巡り会えたんだね」

みほ「…はい!ミカさんのおかげです!」

ミカ「私は何もしていないよ、ただ、キミが頑張った、それだけだ」

みほ「……」

ミカ「出来ることなら…また、キミと戦いたいな」

みほ「はい!」

みほ「………それで、全国大会が終わって…」

みほ「エキシビジョンがあったんだけど…ミカさんはなぜか参加しなくて」

沙織「え?どうして?」

ミカ「あなたとは一緒に戦うのではなくライバルとして競い合ってみたい」

ミカ「けれど…ちょっとしたことでプラウダとは組めないんだ、ごめんね」

みほ「…そう言われちゃって…」

みほ「でも!大学選抜戦で…助けに来てくれて…」

みほ「合同での作戦会議の後…またそこで話す機会があったんです」

ミカ「…」

みほ「あの…ミカさんからは何か…」

ミカ「ないよ」

みほ「えっ!でもミカさんすごく優秀な隊長だからいい作戦を…」

ミカ「信頼しているからね、キミのことを…」

みほ「そんな………///」

ミカ「……本当だよ」

みほ「ありがとう…ございます」

みほ「ありがとう…ございます」

ミカ「それじゃあ…戻るね」

みほ「………あのっ!」

ミカ「…なんだい?」

みほ「…勝ちましょう!」

ミカ「あぁ…」

ミカ「私もキミが試合が終わった後に…」

ミカ「キミが笑顔でいられるように…最善を尽くそう」ポロロン…

みほ「それで…その…」

みほ「大学選抜が終わった後…思い切って告白をしちゃったんだ」

みほ「私が変わるきっかけをくれた…憧れの人に」

優花里「ごばぁ!」

麻子「!?」

華「まぁ…」

みほ「優花里さん!?」

優花里「……で、お返事は……ごふっ」

みほ「上手く誤魔化されちゃった」

みほ「今はお友達の関係です」

優花里「…そうなんですか…」

沙織「あ、立ち上がった」

沙織「…でも、ミカさん…来なかったんだよね」

みほ「………うん」

華「約束を忘れていたのかも…」

麻子「きっと何か用事があったんじゃないのか…」

みほ「……それは…わかりません」

みほ「…あ、もう、私の家…」

沙織「……それじゃあ、みぽりん、もう遅いし、解散しよっか!」

みほ「うん、明日も学校があるからね!」

みほ「みんな、ありがとう!今日はとっても楽しかった!」

沙織「うん、おやすみなさい」

華「おやすみなさい」

麻子「おやすみ」

優花里「おやすみなさいませ!」

みほ「………はぁ」

みほ(ミカさん…約束…忘れてたのかな)

………………ポロロン

みほ「…………!」

(このカンテレの音は…)

???「…いい星空だね」

みほ「………っ!」

???「こんばんは、お嬢さん」

みほ「……ミカ…さん」

ミカ「…約束、守りに来たよ」

みほ「もしかして…ずっと待っていたんですか?」

ミカ「うん、こうしてカンテレをひきながらね」

みほ「どうして、パーティには出なかったんですか」

ミカ「サプライズで出ようと思ったんだけれど…」

ミカ「姿を見られては行けない人がいたから…」

みほ「……」

ミカ「で…キミはこの一年間で…変われたかい?」

みほ「…はい」

ミカ「自分の進みたい道に…進めたかい?」

みほ「はい!」

ミカ「……やっぱり…キミには…笑顔が似合っている」

みほ「…はい!」

…………
みほ「…………」

ミカ「………」ポロロン

ミカさんが優しくカンテレをひいている

互いに寄り添って…星空を見上げて…何も言わない…

そんな…幸せな時間…

とっても素敵な…誕生日の終わり

みほ「…ミカさん、私、今…とても幸せです」

みほ「来年も再来年も…こうして…あなたと一緒に…」

ミカ「…いいよ」

みほ「!」

ミカ「…それをキミが望むのなら」ポロロン…

みほ「………大好きです、ミカさん」

ミカ「ストレートだね…」

ミカ「じゃあ…私も曲げずに言おうかな…///」



ミカ「……愛しているよ…みほ」


おしまい

以上になります
みほの誕生日ののSSを書くにあたってなんとなくこういう話を書きたくなりました
マイナーなのかもしれないけれどみほミカ流行らないかな…

乙です。
素晴らしかった
みほミカいいな

いい・・・

ひゃーーー!俺得だ!!
乙!!!

とてもいい話なんだけどプラウダのくだりだけは笑いをおさえられない

新たな可能性を見た乙

スレ主まほチョビといいマイナーカプ好きなのか?
面白かった乙

感想ありがとうございます
自分は決してマイナーカプが好きなわけではないです
確かに一番好きなのはまほチョビですけど…エリみほとかみほゆかとかも大好きですよ
現行のが終わったら…そろそろヤンデレを書いてみたいです(ナイフや監禁とかの要素一切なしの綺麗なのにしますが)

まほチョビとかないわー

食わず嫌いはよくない
良いぞ

乙です

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom