デレマス 千夏「目標で」唯「憧れの人」 (18)
ゆいちな!
1文だけフランス語があります。エキサイト翻訳なので、文章が違ってる可能性が大いにあります。
事務所
ありす「……相川さん、本を読んでいる所すみません」
千夏「何かしら、橘さん?」
ありす「相談があるのですがいいでしょうか?」
千夏「ええ、いいわよ」
ありす「フレデリカさんや唯さん達の対応について教えてください……!」
千夏「対応?」
ありす「そうです! いつも私のことを弄って困っているんです!」
千夏「事情は分かったわ。でもそれならなぜ私なのかしら? 他に聞きやすい人はいたはずだけれど。それこそプロデューサーさんや美波さんみたいな人がいるはずよ」
ありす「そ、それはですね、相川さんはお二人の扱いに慣れていらっしゃるように見えて……あと、私が目指す知的でクールな部分や大人っぽさを持ち合わせていますので……」
千夏「……扱いに慣れているかはともかく、あの子達も話は聞いてくれるわね」
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千夏「……そうね。無視するのはどうかしら」
ありす「む、無視ですか?」
千夏「ええ。どんなこと言われても、されても無視」
ありす「でもそれはいくらなんでも……」
千夏「でも橘さんは困っているのよね? それならそれ相応の対処が必要だと思うわ」
ありす「ですが……」
千夏「ふふ。橘さんには意地悪な答えだったかしら」
ありす「からかったんですか!?」
千夏「そんな事ないわ。ただ、橘さんが可愛くてつい、ね」
千夏「それで真面目な答えだけど、諦めるしかないわ」
ありす「ええ……千夏さんをもってしても駄目ですか……」
千夏「でも橘さん。あの二人、橘さんのことを構っても、本当に嫌なことはしないでしょ?」
ありす「ええ。狙いすましたかのように引き際は心得ています」
千夏「あの子達、そこの所は本当に凄いの。才能ね」
ありす「才能、ですか」
千夏「ええ。そして橘さんの構いたくなる雰囲気も才能の一種だと思うわ」
ありす「ええ……嫌な才能です」
千夏「そうかしら? 私は羨ましいわ」
ありす「羨ましいんですか?」
千夏「ええ。私にはないものだもの」
千夏「……橘さん自分語りで気恥ずかしいんだけれど、聞いてくれるかしら?」
ありす「はい、勿論」
千夏「フレちゃんは違うんだけれど、私と唯ちゃんって同じ時期にアイドルになったの」
ありす「そうなんですか!?」
千夏「ええ。初めて会った時はとても驚いたわ」
千夏「まずは容姿」
ありす「金髪碧眼ですもんね」
千夏「ええ。吸い込まれるような澄んだ瞳に黄金色の髪」
千夏「それにあの天使爛漫な性格」
千夏「今でも本の中から飛び出してきたのかと思ったわ……」
ありす「千夏さん?」
千夏「ごめんなさい。続きね」
千夏「他の子達含め自己紹介した後、唯ちゃんと話す機会は中々なかったわ。橘さんも知っている通り、部署が違うと関わる機会が少ないの」
ありす「そうですね」
千夏「だから始めの時はレッスンくらいでしか会う事はなかったの。唯ちゃんから話す事はあっても、こちらから話しかけるってことはなかったわね」
ありす「……」
千夏「しかも厄介な事に、その頃の私は小石に躓いて転んでいたの」
ありす「千夏さんがですか? とてもそうはみえません……」
千夏「あら、私にだって苦手な事はあるわよ? というか沢山あるわよ?」
ありす「え!?」
千夏「そうね。ダンスや歌は他の子達より苦手かしら」
ありす「とてもそうには見えません」
千夏「ふふ。あと、これは苦手とかじゃなくて雰囲気のせいで損をしてたこともあったわね」
ありす「雰囲気ですか?」
千夏「ええ。どうも私って周りの人に近寄りがたい雰囲気や話しかけにくいって言われるのよね」
ありす「う……実は思ってました。すみません……」
千夏「いいのよ本当の事だし。さてどこまで話したかしら」
ありす「小石に転んだって所までです」
千夏「ありがとう。それで転んだ私は、何で転んだかわからないまま起き上がってまた走り続けたの」
千夏「皆がレッスン終わった後に、居残り練習もよくしたわ」
千夏「そのせいで、七不思議の一つになっていたのを知った時は笑ったわね」
千夏「話がそれたわね。私に足りないものが分かったのは、唯ちゃん達がダンスレッスンしているのを見た時だったわ」
ありす「ダンスを見てですか? そんなに唯さんのダンスは上手かったんですか?」
千夏「いいえ。決して上手いわけじゃなかったわ。けれど、唯ちゃんのダンスには魅了するものがあったの。それはね、心から楽しんでいるの」
千夏「楽しくて楽しくてたまらない。それが確かに伝わってくるの」
千夏「唯ちゃんは忘れたかもしれないけど休憩中に聞いてみたの。どうして怒られているのに、失敗しているのにそんなに楽しそうなのかって。唯ちゃん、なんて言ったかわかる?」
ありす「わかりません……」
千夏「唯ちゃんは、『楽しくやれればそれでいいって。本当はそんな考え、注意すべきなんでしょうね。私達の仕事上、全てが楽しいと思えるのは難しいから」
千夏「でも、唯ちゃんが言った事も大事なのかもと思ったわ」
千夏「それまでの私は綺麗に、上手にやる事しか考えていなかった。楽しむことなんかこれっぽちもなかった」
千夏「その日以降、自分なりに楽しんでレッスンに臨んだらトレーナーさんに表現力が上がったって言われて驚いたわ」
ありす「凄い……」
千夏「不思議と、苦手なダンスで失敗しても前向きに考えられるようになれた。出来ない苦手って、逆に考えれば、練習すれば、努力し続けていれば出来る可能性があるって」
千夏「それからかしらね。唯ちゃんを目標にしたのは」
ありす「唯さんを目標ですか? タイプが全く違うのに?」
千夏「ええ。といっても唯ちゃんを丸ごと真似するには私のキャラ的に無理。それこそ、うわキツ案件だもの」
ありす「あ、あははは……」
千夏「楽しむだけなら才能なんて関係ない。誰よりも楽しんでやろう、ってね」
TRRRR
千夏「あらプロデューサーさんから電話だわ。橘さん失礼」
ありす「いえお構いなく」
千夏「はい、プロデューサーさん。一体どうしたのかしら?」
千夏「え、唯ちゃんが?」
千夏「分かったわ。レッスンルームに寄ってみるわ」
千夏「お礼なんていい……ああいえ。やっぱり頂こうかしら」
千夏「ふふ。そしたら電話を切るわ。ええ、大丈夫よ」
ありす「唯さんに何かあったんですか?」
千夏「ええ、ちょっとね。そういうわけで橘さん、先に失礼するわ」
ありす「いえ、こちらこそありがとうございました! またお話し聞かせてください!!」
千夏「勿論。橘さんのお話し聞かせて」
ありす「はい!」
レッスンルーム
唯「むー」
加蓮「ふくれっ面な顔でスマホ見てどうしたの、唯?」
唯「ちなったんと全然会えないっ! 遊べなーいっ!!」
加蓮「ちなったんって……ああ、相川千夏さん?」
唯「そうだよー。ねー聞いてよ加蓮ちゃん」
加蓮「はいはい。聞いてあげるから落ち着きなって」
唯「ぶー」
加蓮「ふふっ。そんなぶーたれた顔してたら……えい」
唯「ふぅううー……ほっぺ押さないでよ加蓮ちゃーん!」
加蓮「そこに膨らんだ頬っぺたがあったから……!」
加蓮「で、最近千夏さんに会えてないの?」
唯「うんー……」
加蓮「電話は?」
唯「最近じゃ時々かな。メールが多いかも」
加蓮「私達もライブが控えてレッスンとかで忙しいけど、千夏さんも忙しいみたいだね」
唯「さびしーい!!」
加蓮「そんなに寂しいなら会いに行ってみれば?」
唯「そんな事する暇があるならレッスンか体を休めなさいって怒られた……」
加蓮「既に試してたのね。でも千夏さんのいう事もわかるかも」
唯「それでも会いたいー話したいーカラオケ行きたいー!!」
加蓮「これは重症ね……。あ、そういえば」
唯「スマホ取り出してどうしたの?」
加蓮「Pさんに連絡するの忘れてたからちょっとね」
唯「ふーん」
加蓮「折角だからさ、唯」
唯「んー?」
加蓮「私に千夏さんの事教えてよ」
唯「ちなったんの?」
加蓮「そう。同じクール部署のメンバーだけど、中々話す機会がないからさ」
唯「いいよー! 加蓮ちゃんにちなったんの魅力、うーんと教えてあげる!!」
加蓮「じゃあ幾つか質問」
加蓮「千夏さんの第一印象はどうだった?」
唯「出来る女って感じでマジカッコいい!だった。まぁそれは今も変わらないけど!」
加蓮「あー確かに。千夏さん、なんでも涼しい顔でそつなくこなしそうだもんね。実際そうだし」
唯「うん! でもねでもね! それだけじゃないんだよ! 逃げないんだ」
加蓮「逃げない?」
唯「うん。苦手なこと辛いことから」
加蓮「でもそれは私達アイドルにとって当たり前じゃない?」
唯「うん。今のゆいならわかるけど、当時のアイドルになりたてだったゆいにはわかんなかった。楽しくやれればそれでいいと思ってたんだ」
加蓮「………」
唯「でもそれは違うよって、教えてくれたのがちなったんなんだ。そこからかなー。ゆいがちなったんに憧れるようになったのって」
加蓮「千夏さんより唯の方が人気あるのに?」
唯「……いくら加蓮ちゃんでも怒るよ」
加蓮「試すようなこと言ってごめんごめん。でもそっか。唯にとって千夏さんは憧れか。なるほど。確かに分かるなその気持ち」
唯「そうなの?」
加蓮「うん。私の場合はアイドルにだけどね。って私の話はいいじゃない」
唯「ええー! 聞きたーい!」
加蓮「……今度ね」
唯「やったー!」
加蓮「次にいくけど。仲良くなった切っ掛けは?」
加蓮「ほら、私と千夏さんは同じクール部署だから会う機会は多いけど、唯の場合は違うじゃない?」
唯「そうだねー」
加蓮「それに歳も離れてるし、何より性格とか正反対じゃない」
唯「よく言われるー☆」
加蓮「傍から見ると反りが合わなさそうなのに、二人が仲良いの不思議に思ってたんだ」
唯「んーとね。これはさっき話したことにも繋がるんだけど」
加蓮「うんうん」
唯「ゆいとちなったんって同じ時期にアイドルになったんだ」
加蓮「へー」
唯「宣材写真も一緒に撮ったことあるんだけど、加蓮ちゃんがさっき言った通り部署が違うから会う機会はあんまりなかったよ」
唯「でもレッスンの時は違くて、ちなったんと他の子たちと一緒のことが多かったかな」
加蓮「じゃあその時にみんなと一緒に仲良くなったって事?」
唯「んー。ちょっと違うかな」
唯「その日もちなったんたちとレッスンしてたの。それで、そのレッスン終わった後に事務所でみんなと長話してて、それも終わって解散ー!ってなった時にレッスンルームに忘れ物したことに気付いたんだ」
唯「いつもだったらまぁいっかってなるんだけど、その時は取りに戻ったんだよね」
唯「そしたらレッスンルームから変な音が聞こえてきたんだ。七不思議知ってる? 誰もいないはずのレッスンルームからダンダンっていう何かを叩く音だったり、キュキュって何かが擦れる奇妙な音が響いてくるって」
加蓮「うん、知ってる。え、話の流れからそれって……」
唯「ふふふ。その時の唯はね、『うわマジ幽霊! ちょーヤバいじゃん!』って突っ込んだんだよね」
加蓮「そこで突撃するあたり唯らしいというか」
唯「褒めんな褒めんな。照れるじぇー」
加蓮「褒めてないんだけどね」
唯「そしたらさ、七不思議なんかなくて、ちなったんが一人残って練習してたんだよね」
加蓮「あれ千夏さんだったんだ……」
唯「そう。んで、当然唯はどうして残ってるのって聞いたら、ちなったんなんて言ったと思う?」
加蓮「んー……前の話のことを考えると苦手なことを克服しようとしてた?」
唯「流石加蓮ちゃん! 大正解っ! ご褒美にアメちゃんあげるー!」
加蓮「ありがと」
唯「そこからかなー。仲良くなったのって」
加蓮「そうなんだ」
唯「うん! そんでその後すぐにちなったんとユニット組むようになったんだ」
加蓮「サクラブロッサムだっけ?」
唯「そうそう。その頃には、もうかなり仲良くなってたかな」
加蓮「へー。その頃からだったんだ」
コンコン
唯「ノック? 誰だろ」
加蓮「お、ちょうどいいタイミングかな」
唯「加蓮ちゃん? ちょうどいいって……」
千夏「唯ちゃんはいるかしら」
唯「あ、ちなったんだどうしたの!?」
千夏「プロデューサーさんから、唯ちゃんがレッスンに身が入ってないからどうにかしてくれって頼まれて」
唯「えー! ゆい、ちゃんとレッスンしてるよぉ! ねー加蓮ちゃん!」
千夏「そうなの?」
加蓮「さぁ? ぶーたれてはいたけど」
唯「あ、ひどーい加蓮ちゃん」
加蓮「ゴホゴホ。あー風邪引いたかも。ライブ前にこれはやばいわー。というわけで私は帰る」
唯「明らかに棒読みだよね!?」
加蓮「あとは千夏さんに任せます」
千夏「なるほど。大体分かったわ」
唯「わかったの、ちなったん!?」
加蓮「バイバーイ」
唯「あ、うん。バイバーイ」
千夏「お疲れさま。体調には気を付けてね」
加蓮「はーい。ありがとうございまーす」
千夏「さてと。唯ちゃん」
唯「な、なにちなったん?」
千夏「一緒に体でも動かさない?」
唯「へ?」
千夏「最近は取材やモデルの仕事ばかりで、苦手な所を練習する機会がないの。唯ちゃんのをお手本にしたいんだけれどいいかしら? 勿論嫌なら無理に言わないけれど」
唯「やるやる!!」
千夏「よろしくね唯ちゃん」
唯「うん!」
唯『お化け見つけたぁあ!! って、千夏さん?』
千夏『大槻さん? どうしたの?』
唯『ゆい、忘れ物しちゃってそれを取りに戻ってきたの。それはそうと千夏さんはなにやってたの?』
千夏『ええ、ちょっと苦手な所の練習を、ね』
唯『へーよくやれるね千夏さん』
千夏『大槻さんは違うのかしら?』
唯『ゆいでいいよ、千夏さん』
唯『ゆいは楽しければそれでいいかなーって』
千夏『そう。確かに楽しむのは大事ね』
唯『でしょー! 千夏さんはわかってくれるんだね。プロデューサーちゃんは楽しむだけじゃダメだ!って言うんだよー』
千夏『でも、プロデューサーさんの言いたい事も分かるわ。楽しいことばかりじゃないのも確かだもの』
唯『むー』
千夏『……ねー唯ちゃん?』
唯『なーに千夏さん?』
千夏『唯ちゃんは苦手な事ってあるかしら』
唯『勉強するのは嫌かな。あ、でもテストの点は普通だよ。勉強するのが面倒ってだけで。その点、千夏さんは出来る女って感じがして頭良さそうだもん』
千夏『ええ、まあインテリ系とか頭良いとかよく言われるし、実際そうなんだけれど』
唯『うわ、嫌みー?』
千夏『ふふ、事実だもの。でも、アイドルになってみてわかったんだけれども、私ってどうも不器用みたいなの。取材やトークの受け答えは大丈夫よ。だけれど、ダンスや歌が他の子達より駄目みたいでね』
千夏『それがなぜだか嫌じゃないのよ。逆に嬉しいの』
唯『ダメなのに?』
千夏『ええ、出来ない苦手って、逆に考えれば、練習すれば、努力し続けていれば出来る可能性が出てくるでしょ? それに……』
唯『わぁ……』
千夏『ほら、さっきまで出来なかったステップが出来たわ』
千夏『ふう……。勿論、努力が実を結ばない時だってあるわ。けれど、全く無駄じゃないの。その頑張りは自分の血となり肉となる』
千夏『自分を高める成長要素になるの。例え、周りから才能がないとか無駄だと言われても、私は登り続けるわ』
唯『ゆい、難しいことはわかんないけど。でも、今の千夏さん、ううん、ちなったんすごくカッコイイ!!』
千夏『ち、ちなったん……?』
唯『ヤバイヤバイ! なんだかわかんないけどものスッゴクヤバイ!!』
唯『ちなったん! ゆいにも、ゆいにも出来るかな?』
千夏『……さあ?』
唯『えー! そこは出来るって言う所じゃないのー!?」
千夏『ふふ。唯ちゃん、すぐ調子に乗りそうだから』
唯『ぶーぶー』
唯「ねー、ちなったん?」
千夏「なーに、唯ちゃん?」
唯「今度のライブ大丈夫かな?」
千夏「さあ?」
唯「えー! そこはゆいちゃんなら大丈夫って言う所じゃないの!?」
千夏「ここで私が肯定したら唯ちゃん絶対調子に乗るもの」
唯「むー」
千夏「拗ねない拗ねない」
千夏「でも、そうね。あえて言わせてもらうなら Puisque je suis votre but, c'est bien」
唯「あー! なんか大事な所ぼかしてるー!! なになになんて言ったのー!?」
千夏「ふふ」
唯「んもう……でも、ちなったんがそう言うんなら、大丈夫だね!」
千夏「私が言った事分かったの?」
唯「これっぽっちもわかんなーい! でもいいの! ゆいの憧れの人が言うから間違いないの!」
千夏「憧れ? 私が?」
唯「そうだよー! ちなったんはゆいの憧れの人なの!」
千夏「ふふ」
唯「ちなったん?」
千夏「ねえ、唯ちゃん?」
唯「んー? なーに、ちなったん?」
千夏「私達って意外と似た者同士なのかもね」
これにて終わりです。
10月末にゆいちなFestiv@lがあるとの事で書きました。残念ながら動画作れないので、少しでもゆいちなの促進になれればいいな。
さて、明日から4thライブです。Radio Happyが楽しみすぎます……!
現地に行く皆さん、生のライブを楽しんできてください!
それではこれにて失礼します。
ちなみに前作です。
【モバマス】 レッドバラードで語りましょう
【モバマス】 レッドバラードで語りましょう - SSまとめ速報
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乙
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