会長「キュアハッピー・・・ってうわぁっどうしたの西住ちゃん!」
みほ「何をやってるんですか会長・・・」
会長「いや~西住ちゃ~んいきなりノックも無しにドア開けちゃ駄目でしょ~」
桃「そうだぞ西住!仮にもここは生徒会室なんだ、ノックくらいしろノックくらい」
みほ「何度もノックしたんですが、返事がないし中から楽しそうな声が聞こえたので」
柚子「あ、あのね、別にやましい事してたわけじゃないのよ」
桃「そ、そうだ単に会長お気に入りのプリキュアごっこをしていただけだ」
柚子「ちょっと桃ちゃん言っちゃうの!?」
みほ「つまり会長はプリキュアみたいな子供向けアニメを見る人だったんですか?」
柚子「そういうワケじゃないのよ、単に昔見てたアニメが懐かしいなぁ~って」
みほ「でもさっきキュアハッピーって、スマイルプリキュアって4年前の作品ですよね?」
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会長「うっ、西住ちゃーん鋭いねぇ」
みほ「4年前だと会長は中学生、流石に中学生でプリキュアは厳しいですよ?」
桃「えぇいうるさいうるさい!何歳になってプリキュアを見ようが会長の勝手だろう」
みほ「まさか今放送中の魔法つかいプリキュアも見てるんじゃ」
柚子「こ、高校生にもなってそんなわけないわ、ねぇ会長」
みほ「キュアップ」
会長「ラパパ」
みほ&会長「廃校よあっちへ行きなさ~い」
みほ「・・・」
会長「あちゃー。やっちゃった」
みほ「やっぱり見てるんだ・・・わぁあぁぁぁぁん」泣
柚子「走って行っちゃいましたね、別にプリキュアを見てるくらいでそんなにショックを受けることも無いと思うんですが」
桃「えぇい何なんだ西住の奴!転校しろぉー!」
会長「ウルトラはっぷっぷー」
みほ「会長があんな人だと思わなかったよ・・・あの人みたいな・・・」
カエサル「ん?西住隊長どうしたんだろう、あんな表情の隊長は初めて見るな」
カルパッチョ(電話)『もうたかちゃん、こっちのお話に集中してよ』
カエサル「あぁ、すまない隊長が急に来たものだから」
カルパッチョ(電話)『ふーん、たかちゃんにとって隊長と私どっちが大事なのかしら』
カエサル「も、もちろんひなちゃんに決まってるじゃないか、その証拠に送ったでしょうあの秘密の印の青いバラを」
カルパッチョ(電話)『ふふ、そうだったね。ありがとう、私からも普くたかちゃんに祝福を送るわ』
カエサル「ひなちゃん!」
カルパッチョ(電話)『たかちゃん!』
カエサッチョ『LOVELOVE!LOVELOVE!」
~~~回想・黒森峰選手寮~~~
みほ「お姉ちゃん、来週の練習試合の事なんだけど」ガチャッ
まほ「ルミナスシャイニングストリーm・・・うわぁあ、なんだみほ勝手に開けるな」
みほ「お姉ちゃん、今何してたの?」
まほ「え?うん、いや、新しいカレースパイスの調合を試していたんだが」
みほ「どう見てもスパイスどこにもないよね?っていうかポーズ決めながら決め台詞叫んでたよね?」
まほ「」バリヤー
みほ「無敵のバリアとかお姉ちゃん張れないから。どういう事か説明してよ」
まほ「輝く命、シャイニールミナス!光の心と光の意思、すべてを一つにするために」
みほ「うわぁやりきった!開き直ってやりきった!しかもかなり似てるのが腹立つ!」
まほ「良いだろう、好きな物は好きなんだ、ちょっと真似したくらいでとやかく言わなくても」
みほ「お姉ちゃん、なんであんなものを見てもまだプリキュアが好きでいられるの?」
まほ「すまん、みほ。何がどうあろうと私がプリキュアを好きだという事実は変わらない、例えアレを見てしまっていてもだ」
みほ「うわあああああああああああああああん」泣
まほ「行ってしまった・・・ごめんなさいみほさん」(ルミナス声)
みほ「うあああああん、エリカさん聞いてよっお姉ちゃんが」ガチャッ
エリカ「愛をなくした悲しいハンバーグさん、このキュアハートがあなたの肉汁取り戻しt・・・」
エリカ「って何よいきなり私の部屋に入ってこないでよ」焦
みほ「エリカさんもかああああああああああああああい」泣
エリカ「なんなのよもう!人の部屋であんまり勝手に騒いでると海より広い私の心も、ここらが我慢の限界よ!」(変な声)
みほ「エリカ違いだよ!むしろ逸見の方のエリカさんの心はそこらの水たまりよりも狭いよおおおおおお」
~~~回想終わり~~~
みほ「あの時は大変だったなぁ、もう黒森峰には戻れないよ。でも会長まであんなことになってるなんてもう大洗も危ないかも」
みほ「そうだ聖グロリアーナの学園艦が近くに来てるはず、ダージリンさんに相談してみよう」
みほ「というわけで突然ですが来ちゃいました」
ダージリン「わざわざうちに来て下さるなんて何か深刻な事態なのかしら」
みほ「実は相談したいことがあるんですけど」
ダージリン「ふふ、頼りにしてくださっていいのよ、うちにはアッサムの完璧なデータもありますし」
みほ「・・・カンペキ?」
ダージリン「精神的な悩みでしたらおっとりとした優しいオレンジペコもおりますし」
みほ「オトリ・・・?」
ローズヒップ「大変ですわ!ダージリン様!髪を切りに行ったらこっんなに短くされてしまいましたわぁ~」
ダージリン「あらあら、ベリーショートにされてしまったのね、でもそれも似合っていて可愛いわよ」
みほ「ベリーソード!!?」
みほ「うわあああああああああああああダージリンさんもですかああああああああああああ」泣
ダージリン「どうしたのかしら?みほさん、もう行ってしまったわ」
ローズヒップ「オッ↑忙しい方ですのね」
みほ「うわあああああん、グロリアーナも駄目だ。そうだプラウダだ、プラウダに行こう」
カチューシャ「ノンナ、今日もじゃんけんで勝負するわよ!」
ノンナ「いいですよ、でも負けたからって泣かないでくださいね」
カチューシャ「泣く訳ないじゃない、私を誰だと思ってるの」
ノンナ「昨日200連敗して傷心のままドアノブを握ったら静電気にやられて大泣きしたのは誰ですか?」
カチューシャ「うるっさいわね、あれは事故よ事故。今日こそ勝つわよ!ピカピカピカリンじゃんけんポン!」
みほ「カチューシャさんもなのおおおおおおおおおおおおお」泣
カチューシャ「あれ?今のミホーシャじゃない?」
ノンナ「そうですね、どうしたのでしょう?何か叫びながら走り去っていきましたが」
みほ「おおおおおおおお。って良く考えたらちっちゃいカチューシャさんならプリキュア好きでも何の問題もない気がする」
みほ「まぁいいや、とりあえず残ってるサンダースへ行こう」
ケイ「HEYみほ!良く来てくれたわね」
みほ「ケイさん、お邪魔させて頂きます。あの・・・ケイさんは子供向けアニメとか見ないですよね」
ケイ「??私はあまり見ないけど、どうしたの?」
みほ「いえ、良いんです、その言葉を聞いて安心しました」
ケイ「なんだかよくわからないけど今日はゆっくりしていって!ナオミにエスコートするよう言っておくわ」
みほ「ありがとうございます、よろしくお願いしますナオミさん」
ナオミ「よろしく」ガムクッチャクッチャ
みほ「ナオミさんってなんだかいい香りがしますね」
ナオミ「レモンガムの香りかしら。フフッ今日ははじけさせてあげるわ・・・」
みほ「え?今はじけるレモンの香りって言いました!?」
ナオミ「輝く乙女のはじけるエスコート、受けてみる?」
みほ「ま、まさかナオミさんみたいな大人な人まで!?ぶっちゃけありえなぁーーーーーーーーーい」
黒森峰選手寮
まほ「まったく、みほのプリキュアアレルギーにも困ったもんだな」
エリカ「ていうかみh、元副隊長って嫌がるわりに詳しくないですか?プリキュア」
まほ「あぁ、私が仕込んだからな、特にドキドキは繰り返し見ていてキュアロゼッタが大好きだった」
エリカ「ではなぜこんなに嫌がるように」
まほ「・・・お母様もな、悪気は無かったんだ」
エリカ「ま、まさか」
まほ「ああ、みほが15歳になる誕生日の日だったよ」
まほ「お母様が変身したのは」
~~回想・西住家~~
しほ「みほ、誕生日おめでとう。来年はいよいよ高校入学ですね」
みほ「ありがとうございますお父さんお母さんお姉ちゃん、こんなに皆にお祝いしてもらえて本当にうれしい」
しほ「私からプレゼントがあります。実はみほの好きなあのキャラクターに来てもらいました」
みほ「えぇっもしかしてボコかな?」ワクワク
しほ「ボコよりもとっても素敵な美少女よ」
まほ「お母様まさかとは思いますが」
しほ「行きますっプリキュアっラブリンク!」(裏声)
みほ「え?え?これは何?」
しほ「える・おー・ぶい・いー ぽきゅぽきゅ」
しほ「てゅーてゅるるるーるるるー♪」
まほ「効果音やBGMまで自分でだと!?」
常夫「がんばえー ぷいきゅあー」
しほ「ひだまりポカポカ キュアロゼッタ!」(裏声)
まほ「早着替えまで完璧とは・・・流石お母様」
しほ「あなたも、私と愛を育んでくださいなっ」(裏声)
常夫「うおおおぷいきゅあーーー育むぞおおおおおおお」ミラクルライトフリフリ
みほ「」(白目)
~~回想終わり~~
まほ「あれ以来だ、みほが良い歳をしてプリキュアを見たり真似をする人間を許容できなくなったのは」
エリカ「そりゃそうでしょう、私もそんな家元知りたくなかったです」
まほ「ちなみにお母様の変身に燃えたお父様のカッチカチのミラクルライトがロゼッタウォールを貫いて危うく西住流に3人目の追加戦士が誕生するところだったらしい」
エリカ「最後にその情報要りませんよね!?」
ミカ「想いよ届け、それって本当に大切な事なのかな?」
アキ「あー、ミカったら西住さんが来てくれなかったからってスネてるんでしょ」
ミカ「劇場版にはね、私の大事なシーンが沢山つまっているんだよ」ポロロン
―――終わり―――
中の人のプリキュア率たかいよね
乙
なにやってんだ常夫さんwww
乙。
おつおつ
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