...其のポケモンは、突然空から落ちてきた。
ボロボロの姿で。
当時の私は恐怖心を覚えた。
何故なら、見たことも無い不思議なポケモンだったから。
其の時イーブイだった私より、大きな、大きな白い体で、後ろには紫色の太くて、長い尻尾が付いていた。
見捨てようとも考えた。しかし、其のポケモンは酷く怪我をしていて、見ている此方も痛々しかった。
私は、其のポケモンを家に連れ帰った。
凄く重かったから、引き摺ってだけど。
此れが運命の出会いだった。
はい、さようなら
気を付けて帰るんだぞ
書くならはよ書け
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...此処は何処だ?
...私はロケット団の者達に身を狙われていた。
最新兵器だか何だかは知らないが、私は何かの機械で散々痛め付けられた。
そして、其のまま気を失った。
私とした事が。だらしない。
...今、私の目の前では世話しなく跳ねて、喜んでいるイーブイが居る。
此れが、運命の出会いだった。
イーブイ「良かったです!」ピョンピョン
?「...此処は何処だ?」
イーブイ「私の家です!」
?「貴様の...家?野原で暮らすポケモンに家等有るのか?」
イーブイ「?何言ってるんですか?ポケモンは皆家で暮らしてますよ?」
?「そうなのか...」
?「(どうやら私は夢でも見ているらしい)」
イーブイ「名前は何て言うんですか?」
?「(出会ったばかりで名を聞くとは、無礼な子供だ。しかし、どうせ夢だ。答えてやるとしよう)...ミュウツーだ。」
イーブイ「ミュウツー?聞いた事無いなぁ...」
ミュウツー「其れもそうだろう。私の存在は公には知られていない」
イーブイ「兎に角...宜しく御願いします!あ、私はイーブイです!」
ミュウツー「...そんな物見れば分かる(...夢にしては妙に現実味を帯びている...)」
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