初投稿です投稿の際のルール等不備があれば指摘してもらえると助かります
本編・劇場版・OVA・ドラマCDのみ視聴済みです
元ネタからしてパクリですが特に数年前の別作品SSをかなり参考にしています
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472914482
大洗学園体育館
みほ「いきなり体育館に来るように言われたから来てみたけど・・・何するんだろう・・・」
アンチョビ「西住!お前も呼ばれたのか!?」
みほ「アンチョビさん!お久しぶりです!」
アンチョビ「突然手紙が届いたからとりあえず来てみたんだが・・・何が始まるんだ?」
みほ「いえ、私も何も聞かされてなくて・・・」
ノンナ「こんにちは、西住さん、アンチョビさん」
クラーラ「Здравствуйте」
みほ「ノンナさんとクラーラさんまで!
」
ノンナ「私たちもよくわからないまま来てしまったのですが・・・何が始まるのでしょうか」
『クイズ!カチューシャ100のことー!!』
アンチョビ「う、うわ!なんだ突然!」
クラーラ「あそこのモニターが点灯したようですね」
役人『皆さんこんにちは!まずはステージに用意してある解答席のほうにお座りください!』
みほ「あの人って・・・」
ノンナ「文科省の役人ですね、大洗廃校案の指揮をしていた者です」
アンチョビ「おいお前!なんのために私たちを呼びつけた!」
役人『・・・』
アンチョビ「・・・え?無視?」
役人『これから皆さんにはプラウダ高校カチューシャに関する問題を100問答えてもらいます』
役人『そして最も正解が多かった人にはカチューシャと二人きりになる権利が与えられます』
みほ「・・・こちらからの質問に答える気はないみたい」
役人『なおカチューシャには別室にて問題にリアルタイムに回答してもらいます』
カチューシャ「Привет、みんな頑張ってね~ピロシキ~」
クラーラ「なっ・・・カチューシャ様とあの男が密室で二人きり・・・!」
ノンナ「貴様!カチューシャに粗相はしていないでしょうね!!」
役人『・・・』
クラーラ「こいつ・・・」ギリッ
みほ「徹底無視ですね・・・」
役人『それでは第1問!カチューシャの好きな学校の科目は?解答をお手元のフリップにお書きください』
みほ「問題は意外と普通なんだね」
アンチョビ「普通だけど知らないぞそんなの」
ノンナ「この程度は常識ですね」
クラーラ「同感です」
アンチョビ「そうなのか!?」
役人「それでは解答オープン!」
みほ「歴史」
アンチョビ「数学」
ノンナ「音楽」
クラーラ「音楽」
アンチョビ「あいつ音楽が好きなのか?」
クラーラ「はい、私が劇場版EDでバラライカを弾いたりノンナ様が『一週間』の鼻歌を歌ったりしているのもその影響です」
ノンナ「特に自身の名を冠する『カチューシャ』はお気に入りです」
みほ「アニメ版の合唱は唐突すぎてびっくりしたよ・・・」
役人「それでは、別室のカチューシャにお答えいただきましょう!」
アンチョビ「今更なんだけれど、あの役人テンション高くないか?」
みほ「私たちに廃校を告げるときは冷徹そのものだったんですけれど・・・」
ノンナ「大学選抜との試合では声を荒げる描写もありましたけどね」
役人「カチューシャさんの好きな科目はなんですか?」
カチューシャ「好きな科目?そんなの音楽に決まってるわ、いつか学園艦の全住民にカチューシャを讃える歌を合唱させるのよ」
役人『ノンナ、クラーラ正解~』
ノンナ「・・・なんでしょうか、彼に名前を呼ばれるのは不愉快ですね」
クラーラ「虫唾が走る、とはこういうことを言うのでしょうか」
役人『第2問!カチューシャの出身地は?』
ノンナ「これまた一般常ですね」
クラーラ「これでは全問正解で勝負がつきませんね」
アンチョビ「そうか?私は見当もつかないが」
みほ「プラウダの2人に有利すぎますね」ハハハ
役人『それでは解答オープン!』
みほ「青森県青森市」
アンチョビ「青森県弘前市」
ノンナ「北海道網走市」
クラーラ「北海道網走市」
みほ「え、カチューシャさんって北海道生まれなんですか?」
ノンナ「はい、ちなみに私も同じく網走出身です」
アンチョビ「プラウダは青森だからそのあたりで考えてたよ」
役人「カチューシャさんの出身地を教えてください』
カチューシャ「私は北海道網走市の出身よ、プラウダで使われている地図では『カチューシャグラード』って表記されてるわ」
役人『またまたノンナ、クラーラ正解~』
アンチョビ「カチューシャが最後に言っていたのは本当なのか?」
クラーラ「本当です」
みほ「カチューシャさんの権力すごいね・・・」
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役人『続きまして第25問!』
ノンナ「これで4分の1まで来ましたね」
クラーラ「ここまでは当たり障りのない問題ばかりでしたね」
役人『カチューシャの身長は何cm?』
アンチョビ「おっと、少し攻めてきたな」
みほ「これって触れていい話題なんですか・・・?」
ノンナ「カチューシャは怒るでしょうね」
役人『では解答オープン!』
ノンナ「127cm」
クラーラ「127cm」
みほ「131cm」
アンチョビ「127㎝」
アンチョビ「お、勘で書いたんだけど当たってそうだな」
みほ「130cmもないんですか?」
ノンナ「はい、本人は様々な努力をしていますが効果は出ていません」
クラーラ「2番目に小さい福田さんですら135㎝あるんですけどね」
アンチョビ「あの~・・・ノンナがカチューシャの食事に薬を入れてるって噂を聞いたんだけど・・・」
ノンナ「ほう・・・?」ギロッ
アンチョビ「あ、やっぱ何でもないです・・・」
役人『さあそれではお答えいただきましょう』
役人『ちなみにこの問題は文科省の調査により正確な数値をすでに把握しております』
役人『カチューシャさんが万が一嘘をついたとしても正確な数値のほうを正解としますのでご了承ください』
みほ「わざわざカチューシャさんに聞く意味あるんでしょうか」
アンチョビ「面白がってるんだろ」
クラーラ「性格が捻じ曲がっていますね」
役人「カチューシャさんの身長は何㎝ですか?」
カチューシャ「なっ・・・!その質問には答えたくない!!」
役人「ほう、では無回答ということでよろしいですか?『地吹雪のカチューシャ』ともあろうお方が逃げ出す、と」
カチューシャ「・・・」プルプル
カチューシャ「・・・センチ」ボソッ
役人「はい?」
カチューシャ「・・・142センチ」
役人「ンッフフ…ゴホン、回答ありがとうございますカチューシャさん、では次の問題までこのお部屋でお休みください」
アンチョビ「いま司会者ちょっと笑ってなかったか?」
ノンナ「本当に性格の悪い男ですね」
みほ「でも15㎝盛るのは流石にやりすぎですよ」
クラーラ「ノンナ様だったら190㎝超えてしまいますね」
ノンナ「・・・ンッフフフww」
役人『というわけでカチューシャさんの回答は142㎝とのことでしたが我々の入手した身体測定記録によれば127㎝と計測されています』
役人『よってノンナ、クラーラ、アンチョビ正解~』
アンチョビ「やっぱり聞いた意味はなかったようだな」
みほ「そういえば愛里寿ちゃん、カチューシャさんのこと年下だと思ってますよ、自分と同じ飛び級だって」
ノンナ「そうなのですか」
みほ「むやみに偉そうにしたり肩車してもらったりするところはまだまだ小学生だね、と言っていました」
クラーラ「カチューシャ様が聞いたら激怒するでしょうね」
ノンナ「内緒にしておきましょう」
クラーラ「あえて教えてあげるのもいいかもしれませんよ」
アンチョビ「『なによあのクソチビ!カチューシャのことを馬鹿にして!粛清してやる!!』とか言いそうだな」
みほ「自分のほうが小さいのにwwww」
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役人『第44問!カチューシャはブラジャーを着けている?』
ノンナ「クラーラ、この男を拘束します」ガタ
クラーラ「シベリアで木を数えてもらいましょう」ガタ
みほ「お、落ち着いてください!」
アンチョビ「とりあえず席に戻れ!」
役人『それでは解答をフリップにお書きください』
ノンナ「着けている」
クラーラ「着けている」
みほ「着けている」
カチューシャ「着けていない」
アンチョビ「え?着けてるの?」
ノンナ「ええ、小学生用のものですが」
アンチョビ「いやあいつ小学生ほど胸無いだろ」
みほ「ぶっwwwwwwフフwwwwwwwwww」
役人『さて解答ですが、こちらは事前調査で確認が取れなかったため今から確認したいと思います』
ノンナ・クラーラ「は?」
役人「カチューシャちゃん、ちょっと服を脱いでもらっていいかな?」
カチューシャ「ハァ?何言ってるのよ!いやに決まってるでしょ!!」
役人「これはクイズ大会だからね・・・これはもう決定しているんです、わがままを言っては困るよ・・・ご理解ください」
役人「さぁカチューシャちゃん・・・脱ぎ脱ぎしようね・・・」ハァハァ
カチューシャ「や!やだ怖い!ノンナ!クラーラ!助けて!!」
ノンナ「すみませんカメラ止めてください」ガタッ
クラーラ「カチューシャ様!今行きます!!」ダッ
ノンナ「あの男を縛り上げて橋から逆さに吊るして差し上げます」ダッ
アンチョビ「・・・行っちゃったな」
みほ「はい・・・」
<ギャーーーーーーー!!!!!
みほ「あ、悲鳴・・・」
役人(ボコ.ver.)『えー・・・先ほどの問題の一部に不備があったため、全員正解とし1ptずつ差し上げることとなりました、ご迷惑をおかけして申し訳ありません』
アンチョビ「ボコボコにされてるな」
みほ「このボコはかわいくないです・・・」
役人(ボコ.ver.)『なお映像の中に不適切な表現がありましたことを重ねてお詫びいたします、申し訳ありませんでした』
カチューシャ『次またカチューシャに手を出そうとしたらこんなもんじゃ済まないんだから!!』
アンチョビ「包帯で顔のほとんど隠れてるけど何したんだ?」
ノンナ「少しばかり『教育』を施しました」
今日はここまでです
sageたりsagaたりageてたり・・・今の専ブラに慣れていなくて申しわけないです
おうはやくかくんだよ
カチューシャが分身してる気がするが乙
カチューシャ様は分身くらいこなすだろ
影武者だろ
書き溜め少ないけど再開します
役人『気を取り直して第45問!カチューシャがこの4人の中で・・・一番臭いと思うのは誰?』
ノンナ「・・・なんですかこの問題は」
みほ「誰も得しない問題ですね・・・」
役人『さぁ!お手元のフリップにお書きください!』
アンチョビ「急に司会が元気を取り戻したな」
クラーラ「腹立たしい男です」
役人『それでは解答オープン!』
ノンナ「クラーラ」
クラーラ「アンチョビ」
みほ「私」
アンチョビ「クラーラ」
クラーラ「・・・アンチョビさんはまぁいいとして、ノンナ様の回答はどういう意味でしょう?」ゴゴゴ
ノンナ「私はただカチューシャならこう答えるかな?と思っただけですが」
クラーラ「ほう・・・?」
アンチョビ「み、みほは自分の名前書くあたりやっぱり謙虚だなーお前―!!」アセアセ
みほ「みなさん美人だし、臭いはずなんてないから、この中だったら私に決まってます」
アンチョビ「クラーラはどうして私だと思うんだ?」
クラーラ「アンチョビさんはアンツィオの方ですし、チーズやオリーブの香りがするのかな、と思いまして」
クラーラ「決して臭いというわけではありませんが、カチューシャ様はそういった食材は苦手ですので」
役人『それではカチューシャさんに聞いてみましょう!』
役人「カチューシャさんがこの中で一番臭いと思う人は誰ですか?」
カチューシャ「臭い!?そうねぇ・・・」
カチューシャ「ノンナとクラーラは二人とも香水のいい香りがするし、ミホーシャも石鹸の落ち着く香りだったわ」
カチューシャ「チョビーシャのにおいは嗅いだことないけれど、チーズとかバジルとかの香りだったら少し苦手かもしれないわね」
カチューシャ「だけどチョビーシャの料理は絶品なのよ!そうだ、近いうちにアンツィオの宴会にでも参加させてもらおうかしら!!」
役人『クラーラ正解~』クスクスクス
アンチョビ「お子様か!!・・・私は体臭までイタリアンなのか?もう少し気を使ったほうがいいのかなぁ・・・?」
みほ「大丈夫ですよ!料理人の勲章じゃないですか!」
アンチョビ「そうかなぁ?」
みほ「あんこうの砲手の華さんもアンチョビさんはおいしそうだって言ってましたし!」
アンチョビ「食べ物枠かよ!!」
クラーラ「だそうですよ?ノンナ様」
ノンナ「誰にでも間違いはあるものです」
クラーラ「やはり私のほうがカチューシャ様のことをよく知っているのかしら」フフフ
ノンナ「・・・」ギリギリ
役人「第59問!カチューシャが今一番強敵だと思っている学校はどこ?」
みほ「これは難しいですね・・・」
アンチョビ「妥当に考えれば・・・あそこかなぁ?」
役人『では解答オープン!』
ノンナ「大洗」
クラーラ「グロリアーナ」
みほ「サンダース」
アンチョビ「黒森峰」
みほ「見事にわかれましたね」
ノンナ「私はやはり大洗ではないかと思います、カチューシャはみほさんのことを認めていますから」
みほ「そんな!私なんて全然です・・///」
クラーラ「ダージリンさんとは昔から友人でありライバルのような関係ですから、グロリアーナではないかと」
クラーラ「それと、カチューシャ様の性格的に黒森峰を挙げることはないと思います」
アンチョビ「そうなのか!?」
ノンナ「みほさんはなぜサンダースだと?」
みほ「物量を強みとするという点でプラウダと近いものがありますし、親善試合のときは引き分けにまでもつれ込むすごい試合でしたから!」
ノンナ「あの試合ですか・・・ナオミさんとはぜひまた戦いたいですね
役人「カチューシャさんが今最も強敵だと思っているのはどこの高校ですか?』
カチューシャ「強敵?そうねぇ、まず黒森峰は無いわ、プラウダが引きずりおろしてやったんだから」
カチューシャ「大洗はとても精強なチームだと思うけれどまだまだ荒削りな部分も目立つわ、負けておいていうのもなんだけれど、ミホーシャたちの成長に期待ってところね」
カチューシャ「聖グロとサンダースで悩むところだけれど、やっぱりサンダースかしら、砲手対決も決着してないしね」
役人『みほ、正解~!』
みほ「かなり真面目に答えてくれましたね」
ノンナ「そもそもふざけているのは司会の男だけですけどね」
アンチョビ「というよりこの企画全体だな」
役人『第63問!ノンナとクラーラ、カチューシャが信頼しているのはどっち?』
ノンナ・クラーラ「・・・!!!」
アンチョビ「これは・・・すごい問題だな」
みほ「悪意が滲み出てますね」
役人『それでは解答オープン!』
ノンナ「私」
クラーラ「私」
みほ「ノンナさん」
アンチョビ「ノンナ」
クラーラ「・・・・・・・チッ」
ノンナ「カチューシャと私はバイカル湖より深い信頼で結ばれています」
みほ「やっぱり付き合いが長い分ノンナさんは信頼されてるのかなー・・・と」
アンチョビ「肩車もノンナがしてるしな」
ノンナ「カチューシャを肩車していいのは私だけです」
クラーラ「・・・黒森峰の副隊長」ボソッ
ノンナ「・・・なにか言いましたか?クラーラ」
クラーラ「黒森峰副隊長のエリカさんもカチューシャ様を肩車していましたよね」
クラーラ「肩車が信頼の証とは限らないのでは?」
ノンナ「逸見エリカさんは近いうちに粛清する予定ですから、問題ありませんよ」イライラ
みほ「エリカさん粛清対象なの!?」
役人『それでは聞いてみましょう、カチューシャさんが最も信頼している人は?』
カチューシャ「信頼?そうねぇ、やっぱりノンナかしら、クラーラも頼りがいあるけれど、付き合いの長さが違うわ」
役人『ノンナみほ・アンチョビ正解~』
ノンナ「フフフ・・・私も信頼していますよ、同志カチューシャ」ニコニコ
クラーラ「」イライラ
役人『第64問!ノンナとクラーラ、カチューシャがかっこいいと思うのはどっち?』
アンチョビ「またこの形式か」
みほ「2人の仲を引き裂こうとしていますね・・・」
役人『解答オープン!』
ノンナ「私」
クラーラ「私」
みほ「ノンナさん」
アンチョビ「クラーラ」
みほ「これは分かれましたね」
アンチョビ「クラーラは外国人だけあってきりっとした美人だからなー」
みほ「ノンナさんもどっちかというと外人さんみたいな顔立ちだと思うけどなぁ」
アンチョビ「でもほら、ノンナとカチューシャは昔からの付き合いだろ?一緒にいるのが当たり前だとかっこいいの対象にならないと思うんだよなぁ」
ノンナ「そんなことはありません、カチューシャを愛でるときはいつものような新雪のような新鮮な気持ちになります」
アンチョビ「いや、お前はそうかもしれないけどさ・・・」
役人「そでは聞いてみましょう、カチューシャさん、ノンナとクラーラどちらのほうがかっこいいと思いますか?」
カチューシャ「かっこいい?そうねぇ、どちらかといえばクラーラかしら、ロシア人だけあってシュッとした美人で背も高いし、少し羨ましいわ」
役人『クラーラ・アンチョビ正解~』
アンチョビ「あ―やっぱりかー」
ノンナ「・・・まあこれでようやく1:1ですから」
クラーラ「」ニコニコニコニコ
ノンナ(なんなんですか!?一回勝ったくらいでよくそんなににやつけますね!!)イライラ
みほ(こわい・・・)
ここまで
ノンナとクラーラがストレス溜めてて面白い
これ一番居心地悪いのみほとチョビだよなw
役人『さぁ張り切っていきましょう!第65問!カチューシャはノンナとクラーラの~』
役人『第71問!ノンナとクラーラどちらを~』
役人『第74問!ノンナとクラーラどっちのほうが~』
みほ「これ系の質問が続いてますね・・・」
アンチョビ「最初の2つで味を占めたんだろ・・・」
ノンナ「」イライラ
クラーラ「」カリカリ
みほ「どんどん空気が重くなってます・・・」
役人『さぁさぁそれでは次の質問です!!!』
アンチョビ「それに反比例して司会は元気になっていくな」
役人『ノンナとクラーラが崖っぷちに捕まって今にも落ちそうです!頑張れば一人だけ引っ張り上げることができそうです!さぁどちらを助けますか?』
みほ「これはまた・・・」
アンチョビ「究極だな・・・」
役人「解答オープン」
ノンナ「私」
クラーラ「私」
みほ「選べない」
アンチョビ「2人とも」
(かっちゃんの体力じゃどっちも助けられなくね?)
ノンナ「私にカチューシャが必要なのと同様に、カチューシャも私を必要とするはずです、見捨てるなどありえません」
クラーラ「カチューシャ様は学園の全人民を等しく愛しておられます、私が選ばれる可能性も十分あるはずです」
アンチョビ「どっちが選ばれてもさらに険悪になる未来しか見えないんだが・・・」
みほ「仲を引き裂くための質問としか思えません・・・」
役人『カチューシャさん、ノンナとクラーラが崖にしがみついて今にも落ちてしまいそうです、頑張ればどちらか一人は助けられそうです、どちらを助けますか?』
カチューシャ「ええっ!なによその質問!!そんなの選べるわけないじゃない!!」
役人『さぁお答えください!』
カチューシャ「・・・・・・どちらも・・・」
カチューシャ「2人とも助けるわ!たとえ無理でも・・・いいえ、偉大なるカチューシャに無理なんてない!!」
カチューシャ「わたしはどちらかを見捨てることなんてしないわ!」
カチューシャ「ノンナとクラーラだけでなく、プラウダにいる全ての同志はみんな家族のようなもの!苦しい時は助け合い、喜びを分かち合う!」
カチューシャ「それが私の、プラウダの答えよ!!」
役人『・・・チッ、アンチョビ正解~・・・』
ノンナ「ああカチューシャ・・・あなたはやはり素晴らしいお方です・・・」
クラーラ「ウラル山脈より高い理想と・・・西シベリア平原より広い度量・・・」
ノンナ「私たちはこれからも偉大なるカチューシャについてゆきます・・・」
クラーラ「ノンナ様、これからも力を合わせカチューシャを盛り立ててゆきましょう」
ノンナ「ええ、頼りにしています、同志クラーラ」
みほ「これは・・・丸く収まったのかな?」
アンチョビ「そうみたいだな」
みほ「ようやくきまずい空気から解放されるよ・・・」
役人『では次の質問です』
役人『カチューシャは絶叫マシンが苦手?』
役人『ちなみにこちらは証拠映像を用意しておりますのでカチューシャの答えよりもそちらが優先されます』
アンチョビ「だからそれなら聞く意味ないだろ・・・」
役人『では解答ドン!』
ノンナ「苦手」
クラーラ「苦手」
みほ「苦手」
アンチョビ「苦手」
みほ「みんな揃いましたね」
アンチョビ「まあこれはなぁ」
ノンナ「そしてカチューシャは得意と答えるでしょうね」
役人『カチューシャさんは絶叫マシンって得意ですか?苦手ですか?』
カチューシャ「ぜ、絶叫マシン!?・・・得意に決まってるじゃない!3度のピロシキより好きよ!」
カチューシャ「全然恐くなんてないんだから!」
役人『プクク・・・わかりました、ありがとうございます』
役人『ではVTRを見てみましょう』
某所 チェルノブイリ遊園地
ノンナ「これは・・・先日の我々の様子・・・?」
クラーラ「つけられていたのでしょうか・・・」
ノンナ「今後はさらに警戒を強化しましょう」
カチューシャ『メリーゴーランドすっごく楽しかったわ!』
ノンナ『それはなによりです』
クラーラ『私たちのほうに回ってくるたびにはしゃいで手を振るカチューシャ様・・・かわいすぎます・・・』(ロシア語)
ノンナ『弾けんばかりの笑顔でしたね』ロシア語
カチューシャ『日本語で話しなさいよ!!』
カチューシャ『ったく・・・さて、次は何に乗ろうかしら・・・ニーナ!アリーナ!あんたたち好きなの選んでいいわよ!』
アリーナ『わぁ!ありがとうごぜぇます!』
ニーナ『んだらあすこのに乗ってみだいです!』
カチューシャ『どれど・・・れ?』
『大絶叫・4DX/CV33コースター』
アリーナ『あれつい最近出来たらしくで話題になっとうですよー』
ニーナ「なんでもアンツィオの隊長の経験をもとに作られてるらしくで、すっごい迫力らしいんですー」
カチューシャ『そそ、そうなの・・・でもこっちのゴーカートのほうが楽しそうじゃない?こっちにしましょうよ!』
アリーナ『うーん、普段戦車乗ってるから、それじゃ迫力が足りないだよ・・・』
ニーナ『かーべーじゃ感じられないスピードを楽しみてぇです!』
カチューシャ『うぅ・・・でも・・・』
ノンナ『もしかして、恐いんですか?』
カチューシャ『なっ、恐くないわよ!いいわ!あれに乗りましょ!!』
ノンナ『無理しなくていいんですよ』
カチューシャ『うるさいわよ!』
カチューシャ『一両に3人まで乗れるのね、ノンナとクラーラは私の両脇に座りなさい!ニーナとアリーナは後ろの車両!いいわね!!』
クラーラ『3人だと少し窮屈ですね』(ロシア語)
ノンナ『しかしそのおかげでカチューシャと密着できますね』(ロシア語)
ノンナ『おや・・・カチューシャ、あの張り紙を見てください』
カチューシャ『ん?なになに?』
『このコースターは最高速度が130kmに達する当遊園地最速のアトラクションです、
しかし真の絶叫ポイントはスピードではありません、狭い車内での急な加減速や回転により体制が崩れ、
そのまま走り続ける不安定さが絶叫を生み出します、そのため同乗者が多いほどもみくちゃになり絶叫度は増すでしょう。
1人乗り セモヴェンテ級 慣れてない人はまず1人で!
2人乗り P40級 普通の恐さ!
3人乗り カール級 超絶叫!ウィッグ吹き飛びハリケーン!!』
カチューシャ『』ガクガクガクガク
カチューシャ『あ・・・私やっぱ降り・・・』
ニーナ『迷わず一番こえぇの選ぶなんてカチューシャ様さすがだなぁ!』
アリーナ『やっばかっごええなぁ!』
カチューシャ『』ダラダラダラダラ
『それでは発車いたします!3・・・2・・・』
カチューシャ『あっあっ心の準備が!』
『1・・・アーヴァンティ!!』
カチューシャ『待って待ってんぎゃあああぁぁぁぁぁ・・・』
ニーナ『あーすっげぇ恐かったなぁ!』
アリーナ『んだけど楽しかったべぇ!』
ノンナ『ふふふ、楽しかったですねカチューシャ』
カチューシャ『・・・』
ノンナ『どうしました?カチューシャ』
クラーラ『もみくちゃになりながら2人でいろいろ触ったのがばれたのかしら』(ロシア語)
カチューシャ『・・・ってきて』ボソッ
ノンナ『はい?』
カチューシャ『パンツとズボン買ってきて・・・』ウルウル
クラーラ『こ・・・これは・・・!』(ロシア語)
ノンナ『聖水です!聖水に浸った衣服・・・国宝級の逸品です!!』(ロシア語)
ニーナ『カチューシャさまーとっても楽しかったですー』
アリーナ『名残惜しいのは分かるけんどもそろそろおりなば・・・なんかあっただか?』
カチューシャ『来ないで!2人は先に降りてアイスでも食べてなさい!!お金はあげるから!!』
アリニーナ『は、はいぃ!!』スタコラサッサー
カチューシャ『ノンナ、クラーラ、お願いだから服を買ってきて・・・』グズグズ
ノンナ「わかりました、では私が買いに行きますのでクラーラはその間カチューシャを守っていてください」
クラーラ『わかりました』(ロシア語)
カチューシャ『待たせたわね!ニーナ!アリーナ!』
ニーナ『ずいぶん遅かったけど、なんかあったんですか?』
カチューシャ『何でもないから!そんなことよりコーヒーカップに乗りましょ!』
クラーラ(・・・ノンナ様、私が回収した宝物の取り分についてですが、私は下着のほうを希望します)
ノンナ(私もそちらが希望です)
クラーラ(お願いです、どうか折れていただけませんか?)
ノンナ(いえ・・・こればっかりは譲れません)
クラーラ(わかりました、艦に戻ってからしっかり話し合いましょう)
ノンナ(ええ)
役人『と、いうわけで全員正解~』
アンチョビ「あ、あはは・・・ちょっと怖く作りすぎたかなぁあれ」
みほ「ところで最後のその、宝物?の分け前はどうなったんですか?」
クラーラ「ノンナ様が折れてくれて、私が頂きました」
ノンナ「クラーラには以前カチューシャの赤ん坊のころの画像データを貰った恩がありましたから」
アンチョビ「持ち帰っても何に使うんだ?」
ノンナ「私は真空パックにして毎朝嗅いで楽しんでいます、10秒チャージです」
クラーラ「私は2つに切って半分はノンナ様と同じ楽しみ方をしていますがもう半分は刻んで炊き込みごはんにしました」
ノンナ「・・・っ!!その手がありましたか!クラーラ、さすがですね・・・」
みほ(うわぁ・・・)
アンチョビ(うわぁ・・・)
ここまでです、遅筆で申し訳ない
なんやかんや仲良いだらこの2人www
カチュパンを切るなんて勿体ない!
はよ
チェルノブイリの遊園地は森の妖精やら観覧車名物クレイモアやら危険が多い
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