穂乃果「タイムスリップしちゃった!?」 (96)
チュンチュン
穂乃果「う~ん、もう朝・・・でも今日は休みのはずだからこのまま寝よう・・・」ゴロン
タッタッタッ バタン
雪穂「お姉ちゃんっ!何やってんの!?学校遅れちゃうよ!!」
穂乃果「ええ~雪穂・・・カレンダー見てよぉ~今日は月曜・・・月曜!?」ガバッ
雪穂「お姉ちゃん・・・早くしないと海未ちゃんとことりちゃんにおいていかれちゃうよ」バタン
穂乃果「大変だっ!急いで着替えなきゃ!」
穂乃果「着替えてパンかじって・・・走るっ!行ってきます!」バタン
穂乃果「げっ・・・リボン間違えてつけてきちゃった・・・まあいっか!いそげっ」タッタッタッ
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海未「あ、穂乃果!ギリギリ間に合ったようですね」
ことり「穂乃果ちゃんなら絶対遅刻するって二人で言ってたんだけど間に合ってよかったね!」
穂乃果「うん、スクールアイドル時代の練習の賜物だね」
海未「練習?いったい何を言ってるんですか」
穂乃果「えっ?あっ、海未ちゃんたちもリボンの色間違えてるね!これじゃみんな2年生だよ~」
ことり「何を言ってるの?穂乃果ちゃん・・・私たちまだ2年生だよ?」
穂乃果「えっ・・・ええっ!!」
海未「体は起きれたようですが頭はまだ起ききれてないようですね」
穂乃果(えっ、何が起こってるの?今日は日曜日で休みだと思ってたけど学校で・・・あっ、そういえば雪穂もまだ中学の制服のままだった)
海未「穂乃果?聞こえてますか」
穂乃果(それで私たちが2年の制服を着て学校に言ってるってことは・・・つまり・・・!)
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果(タイムスリップしちゃった!?)
穂乃果「ね、ねえ今日って何日だったっけ?」
海未「今日は・・・」
穂乃果(間違いない!ここは過去だっ!しかもこの日は・・・)
穂乃果「廃校の知らせ・・・」ボソッ
ことり「えっ?今なんて・・・」キョトン
穂乃果「ううん、何でもない・・・夢だと勘違いしちゃったよっ!早く学校にいこうよっ!」タッタッタッ
海未「あっ、まってください!穂乃果っ!」タッタッタッ
ことり「穂乃果ちゃん!速いよぉ~!」タッタッタッ
学校
穂乃果「やっぱり・・・」
海未「廃校・・・そんな・・・」
ことり「そんなことお母さんは・・・」
穂乃果(必ず廃校は防いでみせる!絶対に!)
穂乃果「廃校を防ごうっ!私たちでっ!!」
海未「私たちでって・・・私たちにはどうにもすることは出来ませんよ」
ことり「そうだよ・・・お母さん、理事長が決めたことだし・・・」
穂乃果「そんなのやってみなくちゃわからないよっ!」
穂乃果「みんなで過ごしたこの思い出が詰まった学校が無くなるのは私は嫌だっ!」
海未「穂乃果・・・ふふふっそうですね・・・私もただ学校が無くなるのを見ているだけというのは嫌です!」
ことり「そうだよ・・・!やろうっ!私たちに出来ることを!」
穂乃果の家
海未「それで具体的にはどうするんですか?」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん、ことりちゃん・・・スクールアイドルって知ってる?」
海未「聞いたことはあります。学校のアイドル部みたいなものでしょう」
ことり「うん!私は知ってるよ!もともと興味があったから」
海未「まさか・・・!」
穂乃果「そう、そのまさかだよ・・・」ニヤッ
海未「いいい、嫌です!私はやりません!は、破廉恥な!」
穂乃果「でもさっき廃校防ぐために手伝ってくれるって言ってたよね・・・嘘だったの?」
海未「そ、それとこれとは話が別です・・・ううっ・・・」
穂乃果「仕方がないね・・・ことりちゃん!」
ことり「うん!海未ちゃん・・・スクールアイドルやろうよっ・・・お願いっ!!」ポワーン
海未「うううっ・・・ことりにそんな顔されては断るに断り切れません・・・」
お前がタイムスリップするならあの黒い過去を消すしかないな
ことり「やったねっ!穂乃果ちゃん!でスクールアイドルをするとは言ったけど歌と振り付けと衣装はどうするの?」
穂乃果「そうだね・・・衣装はことりちゃん、お願いできるかな?」
海未「なるほど、確かにそれがいいでしょうね」
ことり「うん!大丈夫だよっ!かわいい衣装作るね!」
穂乃果「歌、作曲は一年生にすごい音楽好きの子がいるんだ!その子に頼んでみるよ!」
海未「作詞は誰がするんですか?」
ことり「海未ちゃんはどうかな?」
海未「わ、私ですか!?私には・・・」
穂乃果「大丈夫だよっ!海未ちゃんならできるよ!」
海未「穂乃果・・・わかりました・・・!最高の歌を書いて見せましょう」
ことり「最後は振り付けだね。振り付けは・・・?」
穂乃果「振り付けは私が考えてみるよ」
海未「穂乃果が・・・?一人で大丈夫ですか?」
穂乃果「大丈夫、任せてっ!」
海未「そうですか、そこまで言うならお任せします。あ、そうでしたアイドルは体力が大事です」
海未「ですから明日は神社に6時集合です。基礎体力をつけるために特訓しましょう!」
「「うん!」」
穂乃果「今日はもう遅いから明日から活動していこう!」
ことり「じゃあ穂乃果ちゃん、海未ちゃん、明日からがんばろうね!」
海未「はい!みんなで学校の廃校を阻止しましょう!」
「「「おおぉ~っ!!」」」
期待
その夜・・・公園にて
穂乃果「・・・っ!」タッタッズズッ
穂乃果「ふうっ・・・思ったよりが勘が鈍ってるなぁ~1年前のあの時なら簡単に踊れちゃうんだろうけどね・・・」
穂乃果「・・・もう一回!・・・産毛のことり~たちも~♪」スッスッ
???「きれいな声・・・どこから・・・?」
穂乃果「その日は絶対くる~♪」
???「公園・・・ここね。何やってるの?」
穂乃果「うん?あなたは・・・(暗くて顔がよく見えない)」
真姫「西木野真姫、音ノ木坂の1年生。それより私の質問に答えなさいよ」
穂乃果「(真姫ちゃん!)あははっ、スクールアイドルになるための練習かな?あなたは?」
真姫「散歩してたら歌が・・・ここできれいな歌が聴こえたから」
穂乃果「そう?えへへ、ありがとう!」
真姫「近くで見ていてもいいかしら?」
穂乃果「うん!じゃあ最初から・・・!」
穂乃果「ふう・・・一息つこうかな・・・隣いい?」
真姫「構わないわ」
穂乃果「ありがとう」ペタン
穂乃果「ねえ西木野さん。音楽室でいつもピアノ引いてるよね」
真姫「!?どうしてその事を・・・」
穂乃果「前に聞いたことがあるんだ。きれいなピアノの音色と西木野・・・真姫ちゃんが歌う声をね!」ニコッ
真姫「・・・でもあなたからしたらあんな歌なんて・・・」ウツムキ
穂乃果「ううん、そんなことはないよ。私は感動した。真姫ちゃんの歌いたいっていう気持ちが伝わってくるすごくいい歌だったよ」
真姫「そ、そう///ありがと・・・あなたにそういってもらえるとうれしいわ」
穂乃果「ねえ・・・もしよかったらだけど・・・今から歌う私の歌に音楽をつけてくれないかな?」
真姫「えっ?」
穂乃果「今から歌う曲は作詞と歌のイメージは出来てるんだけど旋律はないんだ。だからよかったらだけど真姫ちゃんに作ってほしい」
真姫「私でいいのかしら?」
穂乃果「うん、実のところ真姫ちゃんをみた日からこの歌にメロディーをつけてもらいたいって思ってたんだ」
穂乃果「だから明日会いにいこうかと思ったけど今日会えたからよかったよ」
真姫「・・・喜んで付けさせて貰うわ!」
穂乃果「ありがとうっ!じゃ・・・歌うよ」
穂乃果「~♪♪♪~♪~」タッタッタッ
真姫「すごい・・・この歌にこのダンス・・・」
真姫(普通のスクールアイドルなら優に超えられる魅力がある!この完成度・・・A-RISE以上かも・・・)
真姫(しかもこの歌・・・どこか聴いたことがあるような懐かしい歌・・・これだったら・・・!)
穂乃果「ふう~どうだった?つけれそう?」
真姫「イメージが浮かんでくる・・・!早速家に帰ってやってみるわっ!」タッタッタッ
穂乃果「あっついでにだけどできた曲は穂むらの郵便受けに入れといてくれると助かるなっ!」
真姫「わかったわ~!」タッタッタッ
穂乃果「・・・やったっ!これで曲の方は大丈夫だね!あとは・・・」
(これタイムリープじゃ…)
翌日 神社
穂乃果(久しぶりだな~こうやってここの階段を登るのも・・・)タッタッタッ
ことり「はあっ・・・はあっ・・・疲れたよぉ」
海未「穂乃果は基礎体力は出来上がっているようですね。これを毎日やってもらいます!」
ことり「これを毎日・・・」
海未「さあ学校にいきますよ!」
穂乃果「講堂を使う許可をもらいにいかないとね!」
ことり「まってよ~!もう足が動かな~い・・・」
続きはよ
生徒会室
絵里「何かしらこれは?」
穂乃果(うわ~っ、やっぱりこの頃の絵里ちゃんはピリピリしてるなぁ)
海未「講堂の使用許可を頂きたいと思いまして・・・」
希「これ、新入生歓迎会のあとやね」
絵里「いったい何をするつもりなの?」
ことり「ライブです!」
絵里「ライブ?」
穂乃果「私たちはスクールアイドルを結成したので初ライブをすることにしたんです!」
絵里「ふざけないで、新入生歓迎会は遊びではないわ!」
穂乃果「私たちは遊びのつもりはありません!」
絵里「スクールアイドルなんてお遊びにすぎない」
海未「っ!それはっ」ギリッ
希「絵里ち、私たち生徒会が内容までとやかく言う権利はないはずや」
絵里「希っ!?」
希「ということでOKにするよ。じゃあこの話はお終い」
ことり「ありがとうございます!東條先輩!」
穂乃果「では失礼しました!」ガラガラガラ
絵里「希、どういうつもりなの。なぜあの子たちの肩をもつの!」
希「ふふふっ、何でだと思う?」ギシャー
希「カードがウチにそう告げるんや」パラパラパラパラ
教室
穂乃果「掲示板にライブのことを書いた紙を貼ったし講堂を使う許可も下りた!一年生の教室にもいってみて宣伝してみた!」
ことり「後は曲と衣装づくりだねっ!」
海未「作詞の方は一応、ここに・・・」
穂乃果「ちょっと見せてもらってもいいかな?」
海未「ううっ・・・はい・・・」スッ
穂乃果「(よし、スタートダッシュだっ!)うん、いいと思うよ!これ預かっていいかな」ペラペラ
海未「はい、構いません。気になるところがあればいってください」
ことり「衣装の方もあと二日あればできるかな」
穂乃果「作曲の方も話はつけられたよ!後で海未ちゃんの作詞を渡してくる(もうイメージは出来てるだろうからいらないと思うけど)」
穂乃果「あと振り付けもそれにあわせて考えておくよ!」
海未「練習場所はどうします?歌ったり踊ったりするにしても場所を選ばなければいけませんよ?」
穂乃果「それに関しては大丈夫!屋上を使おうよ!幸い誰も使ってないみたいだし・・・あとは・・・」ガラガラガラ ペラッ
ことり「あっ、グループ名!私たちグループの名前決めてないね」
海未「ん?ここに落ちている紙は・・・」ペラッ
期待
穂乃果「(これは・・・!)ミューズ・・・」
ことり「石鹸かな?」
海未「いえ、恐らく神話に出てくる女神から付けたのではないかと思います」
穂乃果「μ's・・・私たちのグループ名はμ'sだよっ!」
ことり「μ'sかぁ~いい名前だね!」
ヒデコ「今、いいかな?」
穂乃果「ん?どうしたの三人とも」
フミコ「ライブ、何かできることあったら言ってね!」
穂乃果「ありがとう!多分お願いすることになると思うよ」
ミカ「穂乃果たちは学校の為にがんばってるからね。これくらいは容易いよ!みんな応援してるから頑張ってね!」
一方その頃 掲示板にて
花陽「あ、アイドル・・・」
凛「か~よちんっ!どうしたの?」
花陽「何でもないよっ」
凛「そう?じゃ、帰ろう!」タッタッタッ
花陽「う、うん」タッタッタッ
にこ「何、これ・・・ふんっ・・・」テクテクテク
真姫「ん?この真ん中の人、もしかして・・・あの人!?」ペラッ タッタッタッ
絵里「・・・」コッツコツ
希「くすっ・・・絵里ち、まってよ~!」
今日の夜
真姫「今日もやってるのね」
穂乃果「うん、真姫ちゃんも今日も来てくれたんだね!」
真姫「べ、別に・・・曲が出来たことを伝えにこようと思っただけ!」
真姫「作った曲は穂むらの郵便受けに入れといたわ。ついでにお饅頭も買わせてもらった」バサッ
穂乃果「えへへ、毎度ありだね!ありがとう、真姫ちゃん!私の為にここまでしてくれて」ニコッ
真姫「///私はあなたの歌に魅せられたの。素晴らしい歌なのに曲にならないなんてもったいないじゃない」
真姫「っと、そういえば見たわよ。新入生歓迎会の日にライブをするのよね。そこでこの曲を?」
穂乃果「うん、私と海未ちゃんとことりでやるんだよ!私たちのファーストライブ!」
真姫「海未っていうと日舞の家元の・・・あと理事長の娘の人まで・・・何のためにそこまで・・・」
穂乃果「この学校の廃校を防ぐためだよ」
真姫「そんなこと・・・できると思ってるの?」
穂乃果「やるんだよ!やってみせる・・・!」
真姫「ふふっ、あははははっ!あなたなら何だかそんな夢みたいなこともできる気がする・・・」
真姫「ねえ・・・私もファーストライブ見に行くわ!」
穂乃果「本当っ!?ありがとう!」
真姫「当然よ、だって私は・・・あなたの・・・」
真姫「ファン第一号なんだから!」
穂乃果の家
雪穂「あっ、帰ってきた。最近、帰りが遅いよ!何してるのかは知らないけどあんまり遅くならないでね?」
穂乃果「ごめん、でもやることができちゃったんだ。それは大事なことだから」
雪穂「ふうん、お姉ちゃん何だか変わったね。かっこよくなった。あ、これ郵便受けに入ってたよ」
穂乃果「あ、それ私にだ。もらっとくね!」
穂乃果の部屋
I say...Hay,hay,hay,START:DASH!!
穂乃果(これで・・・準備は整った!あと一週間!練習あるのみだね!)
数日後
ことり「ふうっ・・・ふうっ・・・」タッタッタッ
海未「ことり!後少しです!がんばってください!」
ことり「ふうっ!はあっ・・・」ペタン
穂乃果「だいぶみんな出来るようになったよね」
ことり「うん、成長しているって実感できるよ!」
海未「はい、動きもよくなってきました!より完成度を高めファーストライブを成功させるために頑張りましょう!」
穂乃果「うん!あっ、あれはっ!お~い!真姫ちゃん!」
真姫「ヴェェェ!!お、大声で呼ばないでよ」
穂乃果「何で?」
真姫「は///恥ずかしいからよ!」
ことり「この子は・・・?」
穂乃果「あっ、紹介するね!こちら私たちの歌を作曲してくれた西木野真姫ちゃん!」
真姫「よろしく、よく高坂さんから話は聞いているわ」
海未「作曲、ありがとうございました!」
ことり「すごくいい曲だったよ!」
真姫「ありがとう、そういってもらえるとうれしいです」
真姫「ファーストライブ、頑張ってください。では・・・」タッタッタッ
学校 掲示板
花陽「アイドルか・・・私には無理だよね・・・」
凛「か~よちんっ!何やってるの?」
花陽「凛ちゃん、もし私がスクールアイドルになりたいって言ったらついてきてくれる?」
凛「えっ・・・凛には無理だよ~かよちん、スクールアイドルになりたいの?」
花陽「・・・ううん、聞いてみただけ・・・いこっ」
穂乃果の家
ことり「おまたせっ~衣装できたよっ・・・じゃ~んっ!!」スッ
穂乃果「うわ~!アイドルの衣装って感じっ!すごいよ、ことりちゃん!」
海未「ことり・・・何ですか!?そ、そのスカート丈は・・・!」
ことり「うっ・・・」
海未「言ったはずです!膝下まででなければ履かないと・・・!」
穂乃果「しょうがないよ!アイドルだもん」
海未「アイドルだからといってスカートは短くという決まりはないはずです!」
穂乃果「それはそうだけど・・・」
ことり「でも今から直すのは・・・」
海未「なら私は一人だけ制服で歌います!」
ことり「でも制服も結構丈短いよ・・・」
海未「うっ・・・」
穂乃果「海未ちゃん、私は・・・絶対にこのライブを成功させたい!」
穂乃果「ここまでずっとやってきたんだよ。3人でやってきて良かったってそう思いたいの」
ことり「穂乃果ちゃん・・・私も成功させたい!3人でライブを成功させたい!」
海未「はあ・・・いつもいつもずるいです・・・分かりました」
穂乃果「海未ちゃん!」ダキッ
ことり「だ~いすきっ!」ダキッ
海未「だ///抱きつかないでください!」
そして ライブ当日
絵里「これで、新入生歓迎会を終わります」
パチパチパチ
穂乃果(今日、始まるんだね・・・私たちのすべてを決めるライブが・・・)グッ
海未「穂乃果、ビラ配りにいきましょう。ライブのことを少しでも知ってもらうために!」
ことり「うん!他に部活に負けてられないよっ!」
穂乃果「そうだね、がんばろう・・・!」
講堂
ことり「えっ、手伝ってくれるの!?」
ヒデコ「リハーサルとかしたいでしょ?」
フミコ「私たちも学校なくなるのは嫌だし」
海未「いいのですか?あなたたちにそんな手間をとらせてしまって・・・」
ミカ「いいんだよ!穂乃果たちには絶対にうまくいってほしいと思ってるから!」
穂乃果「・・・ありがとうっ!」
ステージ裏
穂乃果「うわ~やっぱり、かわいいっ!どうかな?」
ことり「うん、すごく似合ってるよっ!」
穂乃果「ありがとうっ!で、海未ちゃんは?」
海未「まっ、まってください!」
穂乃果「もう!私たちしかいないんだから早く着替えなよ」
海未「わかっています・・・」スッ
「おおっ~!えっ・・・」
ことり「スカートの下にジャージ・・・」
穂乃果「海未ちゃん・・・」
海未「どうでしょうか?」ニコッ
穂乃果「往生際が悪いよっ!って~いっ!」ズズッ
海未「ああっ!いやぁぁっ!」
ことり「海未ちゃん、かわいいよっ!」
海未「で、でも恥ずかしいです・・・」
穂乃果「ふふっ、ならこうやって3人で並んで立っちゃえば恥ずかしくないよね?」
海未「はい・・・確かにこうしていれば・・・」
穂乃果「じゃあ最後にもう一度練習しようか」タッタッタッ
ことり「そうだねっ!」タッタッタッ
海未「でも・・・やっぱり恥ずかしいですっ!」タッタッタッ
ロッカー前
花陽「ううっ、ライブそろそろかなっ!」ガチャ バタン
凛「シャー!」
花陽「ひいっ!や、やめてよ~凛ちゃん!」ビクン
凛「ねねっ!一緒に陸上部見に行こうっ!」
花陽「ええっ!で、でも・・・ライブが・・・」
凛「かよちん、少し運動してみたいっていってたじゃん!早くいっくにゃあ!」ギュ
花陽「あっ///まって・・・だ、誰かたすけてぇぇぇ~!」
生徒会室
絵里「ふう・・・(そろそろかしら・・・)」
希「気になる?」
絵里「希・・・」
希「ふふっ、ウチは帰ろうかな」フリッフリッ
絵里「・・・」
ライブ前 ステージ裏
ことり「いよいよだねっ・・・」ゴクッ
海未「うう・・・」ブルブルブル
穂乃果「大丈夫だよ。穂乃果がついてる・・・安心して!」ギュ
海未「穂乃果・・・はいっ!」
ことり「・・・こういうときってなんて言えばいいんだろう?」
穂乃果「ふふっ、じゃあミューズ・・・ミュージック~スタートとかどうかな?」
ことり「いいね!それ・・・」
海未「では、みんなで・・・」
「ミューズ・・・ミュージック~スタートっ!」
穂乃果「μ'sの最初のライブ、何があってもやり遂げてみせる!」
ことり「うん!そうだね」
海未「もちろんです!」
穂乃果(さあ、今始まる。私たちの・・・μ'sの運命を決めることとなったファーストライブが・・・!)
ブブブブブッ ガラーン シーン
穂乃果「・・・」
海未「なっ・・・」
ことり「誰もいない・・・」
ヒデコ「頑張ったんだけど・・・」
穂乃果「そりゃそうだよね。人生そんなに甘くなんかないよ・・・」
ことり「・・・」海未「・・・」
ガラガラガラガラ
花陽「はあっはあっ・・・あっ、あれ・・・ライブは?あれぇ」
穂乃果(きたっ!ありがとう、花陽ちゃん!)
穂乃果「・・・やろう。歌おう!全力で」
ことり「えっ・・・」
穂乃果「だってそのために今日までずっとやってきたんだよ!」
海未「穂乃果・・・!はいっ!」
テレレンテテン テレレンテテン テレレレレレーレレレー
「「アイセーーーー!」」
花陽「す、すごい・・・」
凛「か~よちんっ!ん?あれは・・・」タッタッタッ
講堂 入り口
真姫「も、もう終わった!?」タッタッタッ チラッ
希「ううん、今始まったばかり」
真姫「よかった・・・」ガラガラ タッタッタッ
講堂 端っこ
ことり「明日が咲くよ~♪」
海未「希望が咲くよ~♪」
穂乃果「楽しい~メロディー♪口ずさ~み咲いた~♪」
にこ(あの2人はそこら辺にいるスクールアイドルのレベル、だけど・・・)
にこ(何なの・・・あの馬鹿そうな顔をしたやつ・・・歌、ダンスのキレ・・・並みのスクールアイドル以上・・・A-RISEに匹敵・・・?)
にこ(いえ、A-RISE以上!こんなやつがいたなんて・・・)
「僕はダッシュ~♪・・・」
パチパチパチ オー
穂乃果(これが今の私にできること・・・ここからすべてが始まるんだ!)
ことり「はあっ・・・はあっ・・・」
海未「はあっ・・・はあっ・・・っ!あれは・・・」
穂乃果「生徒会長・・・(絵里ちゃん・・・)」コツコツコツ
絵里「どうするつもり?」
穂乃果「続けます!続けさせてください!」グッ
海未「穂乃果・・・!」ことり「穂乃果ちゃん」
絵里「なぜ?これ以上続けても意味があるとは思えないわ」
穂乃果「やりたいからです!今、私もっと踊りたい・・・歌いたいって思ってます!きっと2人も」ニコッ
海未「・・・」コクッ ことり「うんっ!」
穂乃果「こんな気持ちは初めて・・・やってよかったって本当に思えたんです」グッ
絵里「・・・」 花陽「・・・」
穂乃果「今はこの気持ちを信じたい。このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない・・・応援なんてもらえないかもしれない・・・」
にこ「・・・」 凛「・・・」
穂乃果「でも、一生懸命頑張って私たちがとにかく頑張って届けたい!今、私たちがここにいる・・・この思いを・・・」
希「・・・」 真姫「・・・」
穂乃果「いつか、私たちはここを・・・満員にして見せますっ!!」
穂乃果(私の思いは変わらない・・・これからもずっと!)
絵里「・・・」クルン コツコツコツ
希「ふふっ、完敗からのスタートか・・・」コツコツコツ
穂乃果「ふうっ・・・」
ことり「ふふふっ、言っちゃったね♪」
海未「ここをいつか満員にしてみせる・・・ですか・・・大きくでましたね」
穂乃果「出来るよ!みんなでなら、きっと!」
花陽「あ、あのっ!」
海未「あっ、あなたは・・・チラシを受け取ってくれた・・・」
花陽「すごかったですっ!」
穂乃果「ありがとうっ!花陽ちゃん!!」ガバッ
花陽「えっ!名前言いましたっけ!?」ビクッ
穂乃果「えっ・・・ああ、いや~」アセアセ
凛「みんな、すっごくっかわいかったです!ダンスも上手で・・・感動したにゃ!」
花陽「あっ、はいっ!スクールアイドルってやっぱりすごいんだなぁ~って思い直しました!」
ことり「そう?えへへ~ありがとうっ!」
真姫「客は来なかったけど素晴らしいライブでした」コツコツコツ
花陽「あっ・・・」
凛「西木野さんっ!?」
穂乃果「真姫ちゃん!来てくれたんだねっ!」
真姫「っ///約束・・・したから・・・」
海未「きてくださってありがとうございます!西木野さん!」
花陽「・・・」
凛「かよちん?」
花陽「あっ、あの!・・・こんな私でもスクールアイドルに・・・なれますか!」
凛「かよちん!?」
穂乃果「っ!うんっ!なれるよ、誰だってスクールアイドルになれる。大事なのは自分の気持ちだよ」
花陽「自分の・・・気持ち・・・でも私はとても人見知りで声も小さくて、得意なものは何もありません・・・こんな私でも・・・」
海未「大丈夫です!」
ことり「一緒にやろう?」
花陽「ありがとうございます・・・!よ、よろしくお願いします!」
穂乃果「ふふっ、こちらこそよろしく!古泉花陽ちゃん!」
真姫「よかったわね、小泉さん」
凛「かよちん、えらいにゃあ!」
ことり「それで・・・2人はどうするの?」
凛&真姫「えっ・・・どうするって・・・ええっ!」
海未「まだまだメンバーは募集中ですよ!」スッ
ことり「うんっ!」スッ
間違えました!古泉花陽→小泉花陽
花陽推しの方、すみません!
困ったものです
にこの家
にこ「・・・ふんっ、アイドル部・・・」カチャカチャ
アイドルを語る なんて5年早い(((┗─y( ` A ´ ) y-?ケッ!!
にこ「ふっ」
次の日 早朝
凛「これから毎日朝練あるの~・・・」
真姫「このくらい当然よ」
凛「当然なの・・・あっ!か~よちんっ!」
花陽「おはようっ!」クルン
凛「あっ、あれ?メガネは!?」タッタッタッ
花陽「コンタクトにしてみたの・・・変、かな・・・?」
凛「ううん!すごくかわいいっ!」
真姫「ええ、いいじゃない」
花陽「西木野さん・・・!」
真姫「・・・ねえ、眼鏡をのけたついでに名前で呼んでよ///」
花陽&凛「えっ!」
真姫「私も名前で呼ぶから///花陽、凛・・・」
花陽「真姫ちゃん・・・!」
凛「真姫ちゃん!真姫ちゃん、真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん!!」ダキッ
真姫「な~によっ///うるさいっ!」
にこ「・・・」タッタッタッ チラッ
ことり「よいしょっと・・・ん?」チラッ
ことり「う~ん?誰かいるの・・・」
穂乃果「ごめんごめんっ!まった?」タッタッタッ
ことり「ううん!私もさっききたばかりだから!海未ちゃんは弓道の朝練があるんだって!」チラッ
穂乃果「そっか~ことりちゃん、どうかしたの?」
ことり「穂乃果ちゃん・・・さっき後ろに誰かいなかった?」
穂乃果「・・・後ろ?」タッタッタッ チラッ
にこ「!」スッ
穂乃果「(にこちゃんだっ!)危なっ!」クルン
にこ「ちっ・・・(なんて身のこなし・・・あの状態からかわすなんて・・・)」
ことり「穂乃果ちゃん!?大丈夫っ」タッタッタッ
穂乃果「うん」チラッ
にこ「あんたたち、とっとと解散しなさいっ!」タッタッタッ
ことり「今の誰・・・?」
穂乃果「にこちゃん・・・」ボソッ
学校 放課後
穂乃果「それでは、メンバーを新たに加えた新生ミューズの練習を始めます!」
海未「いつまで言ってるんですか・・・」
ことり「でも6人だよ。最初は3人だったのに・・・」
凛「なんかアイドルグループみたいだにゃ!」
真姫「で、穂乃果先輩。朝、誰かと言い合ってたみたいだけど・・・どうかしたの?」
花陽「あっ、そうだったね・・・解散しなさいって言われてたけど・・・」
ことり「私たちもよくわからないの・・・」
穂乃果「まあそれだけ有名になったってことだね。それより、部としての認定をもらいにいこうよ!」
海未「確かにそうですね。5人以上いれば部としての活動をすることができますし」
凛「じゃあ生徒会室へ、GOにゃあ!」
希「どうやらあの子たち、やめるつもりはないみたいやで?にこっち」
にこ「ふんっ」テクテクテク
生徒会室
ことり「アイドル研究部?」
絵里「そう、すでにこの学校にはアイドル研究部というアイドルに関係する部活が存在します」
希「まあ、部員は一人だけどね」
絵里「生徒の数が限りがあるなか、イタズラに部を増やすようなことはしたくないの。アイドル研究部がある以上、あなたたちの申請を認めるわけにはいきません」
海未「そんな・・・」
絵里「これで話は終わり・・・「になりたくなければアイドル研究部と話をつけてくることやね」希!?」
希「二つの部が一つになるなら問題はないやろ?部室にいってみれば?」
はよしろぼけ
アイドル研究部 部室前
「・・・」
にこ「・・・あっ」
ことり「じゃあもしかして・・・あなたが?」
穂乃果「あなたがアイドル研究部の部長ですね?」
にこ「そうよ」
アイドル研究部 部室
凛「うわ~アイドルのポスターばっかり・・・」
真姫「A-RISE、あっちには福岡のスクールアイドルだったかしら」
海未「校内にこんなところが・・・」
にこ「勝手に見ないでくれる」
花陽「こ、これは・・・伝説のアイドルの伝説!もってる人に初めて会いました!」
にこ「そ、そう・・・」
花陽「すごいですっ!」
にこ「ま、まあね!あ、気づいた?」
ことり「えっ!」
にこ「秋葉のカリスマメイド、ミナリンスキーさんのサインよ」
海未「ことり、知っているのですか?」
ことり「い、いやあ・・・」
穂乃果(あ、そういえばミナリンスキーはことりちゃんだったっけ・・・)
にこ「ネットで手に入れたものだから本人に会ったわけじゃないけどね」
ことり「ふう・・・とにかく、この人・・・すごい!」
にこ「それで、何のようかしら」
穂乃果「にこ先輩、お願いします!一緒にスクールアイドルをしましょう!」
「「えっ・・・」」
にこ「はっ・・・?」
海未「いきなり何をいっているのです!」
ことり「スクールアイドルに誘うなんて・・・無理だよ!」
にこ「ふ、ふふふっ!あははははっ!てっきりアイドル研究部とスクールアイドル部を統合させようと言ってくるのかと思ったら・・・」
凛「そうにゃ!どうして!?」
穂乃果「いや~統合させて一緒にするんだったらアイドル研究部の人にもスクールアイドル誘おうかななんて・・・」
真姫「そんな適当な・・・まああなたが言うんだったら私は何も言わないけど」
花陽「私も・・・」
にこ「・・・そんなことで押し切れるとでも?」
穂乃果(今のにこちゃんはあの時の海未ちゃんと同じ、きっと声をかけてもらいたい・・・同じ仲間の輪に入れてほしいと思ってる・・・)
穂乃果「押しきる?いえ、私は相談しているだけです。にこ先輩!やりましょう!私たちと一緒にアイドルをっ!!」
にこ「・・・!」
「・・・」
にこ「・・・厳しいわよ・・・私は」
穂乃果「アイドルへの道が厳しいことぐらいわかっています!」
にこ「ふん!わかってないわ・・・あんたも、あんたもっ!あんたたちも!」
にこ「アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔をさせる仕事なの!よ~く自覚しなさいっ!!」ニコッ
「「・・・はいっ!!」」
屋上
にこ「いい!やると決めた以上、ちゃんと魂込めてやってもらうわよっ!」
「はいっ!」
にこ「声が小さいっ!」
「「はいっ!!」」
ことり「うまくいってよかったね♪」
穂乃果「うん!」
海未「穂乃果、こうなることがわかっていたみたいですね?」
穂乃果「うん!だってにこ先輩ってあの時の海未ちゃんと同じだと思ったんだ」
ことり「あ!あの時だねっ!」
海未「あの時?」
ことり「ほらっ、小さい頃・・・」
海未「あっ・・・///お、覚えてないです!さあ、練習しますよっ!!」
にこ「うるさいわよっ!そこっ!はい、にっこにっこに~!!」
「にっこにっこに~!」
にこ「もう一回!にっこにっこに~!!」
「にっこにっこに~!」
生徒会室
絵里「・・・」
希「にこっち・・・」チラッ
絵里「・・・よかったわね。あの子も、自分を慕ってくれる後輩ができて」
希「ふふっ絵里ちもにこっちのこと心配しとったん?」
絵里「まあね。あの子がひとりで頑張っていたことを知っていたから・・・気にはなっていたわ」
希「にこっちは気づいてないと思うけどずっと絵里ちはひとりとなったアイドル研究部を廃部から守ってきたからね・・・」
希「・・・なあ、絵里ち。もうあの子たちのことも認めるんしかないんやないの?」
絵里「・・・断るわ」
希「絵里ちが力を貸してあげればあの子らはもっと・・・」
絵里「なら、希が力を貸してあげればいいじゃない!」
希「ウチやない・・・カードも言ってるんや、あの子たちが必要なのは絵里ちや」
絵里「・・・駄目よ・・・私は・・・」
希「・・・絵里ち・・・」
数日後 校庭にて
海未「ほ、穂乃果?何なのですか、そのカメラは!?」」
ことり「何で東條さんと一緒に私たちをカメラで撮ってるの?」
希「ごめんごめん、生徒会の方で部の紹介をするビデオを作ることになって今、各部の取材をしてるところなんや」
ことり「取材?」
穂乃果「ねっ、おもしろそうでしょ?」
希「最近、スクールアイドルも流行ってるし、μ'sにも悪い話じゃあないと思うけど?」
海未「わ、私は嫌です!そんなカメラに移るなんて!」
ことり「いいんじゃないかな?それは宣伝にもなるし、断る理由はないよ!」
穂乃果「しかも取材させてくれたらお礼にカメラも貸してくれるって言ってくれてるし!」
希「そしたらPVとか撮れるやろ?」
ことり「あ、それは助かるねっ」
海未「μ'sのPVは3人のときのものしかないですからね・・・それも誰が撮っていたのかはわかりませんし・・・」
穂乃果「(絵里ちゃんが撮ってくれてたんだっけ・・・)そろそろ新しい曲もやった方がいいと思うしね!PVを作るために取材を受けようよ」
海未「・・・もう・・・わかりました!」
ことり「やったっ!!」
穂乃果「じゃあ他のみんなに伝えてくるね!」タッタッタッ
アイドル研究部 部室
ことり「今日一日のみんなの日常を撮ってみたけど・・・」
穂乃果(あらかじめ来ることがわかってたからキリッとしてたところを見せることができたよっ!)
海未「ぷ、プライバシーの侵害です!」
希「じゃあ次は一年生の・・・」バタン
にこ「はあ・・・はあ・・・取材がくるって本当?」
ことり「もうきてますよ。ほら」スッ
希「ハロー!にこっち~」フリッフリッ
にこ「・・・ふふっ、にっこにっこにー!みんなの元気ににこにこにーの矢澤にこですっ!え~とぉ
好きな食べ物は~」
希「あっ、にこっちはもうええよ」
にこ「ぬわあんでよっ!」
校庭 一年生たちのインタビュー
花陽「ううっ・・・助けて・・・」
凛「緊張しなくても平気。聞かれたことに答えればいいから~!」
希「練習するから時間は気にせんでも大丈夫やで」
凛「凛も入るから頑張ろっ?・・・真姫ちゃんもこっちくるにゃ」
真姫「私はいいわ」カミノケクルクル
希「ええよ?どうしても嫌なら無理にインタビューしなくても」チラッ
凛「!」ニヤッ カメラムケ
希「真姫だけはインタビューに応じてくれなかった・・・スクールアイドルから離れればただの多感な15歳。これもまた自然の・・・」
真姫「っ!?なに勝手にナレーション被せてるの!」タッタッタッ
花陽「3人一緒にインタビュー・・・恥ずかしいけど・・・」
凛「いえ~いっ!何でもきいてにゃ!」
真姫「・・・」
希「ではまずアイドルの魅力について聞いてみたいと思います。では、花陽さんから」
花陽「私!?私は・・・ぷっ!クスクスっ「ちょっと止めてっ!」」
真姫「穂乃果先輩!何やってるの。ことり先輩も・・・」
穂乃果「いやあ・・・緊張してるみたいだからほぐそうかなっと思って!」
凛「あはははは~っ穂乃果ちゃんもことり先輩もおもしろいにゃあ!」
真姫「まったく・・・これじゃμ'sがドンドン誤解されるわ!」
海未「真姫、心配してくれてるんですね」
真姫「別に私は・・・穂乃果先輩!とらないでっ///」
希「まあ、日常の風景はこれでええやろ」
凛「じゃあ次は?」
穂乃果「μ'sの練習を撮るんだね!じゃあ行こう!」
屋上
海未「ワンツースリーフォー・・・」パチパチパチパチ
花陽「はあ・・・はあ・・・」タッタッタッ
海未「花陽は少し遅いです!」パチパチパチパチ
凛「ふっ、ふっ!」タッタッタッ
海未「凛は少し早いです!」パチパチパチパチ
にこ「ちゃんとやりなさいよ~!」タッタッタッ
穂乃果「にこちゃん、そこのステップ!また間違えてるよ!」タッタッタッ
にこ「わかってるわよっ!」タッタッタッ
穂乃果「真姫ちゃん、そこはもっと動いた方がいいよっ!」タッタッタッ
真姫「はいっ!」タッタッタッ
海未「ことり!今の動きはよかったです。忘れずに!」パチパチパチパチ
ことり「うんっ!」タッタッタッ
希「かれこれ一時間、ぶっ通しでダンスを続けてやっと休憩、全員息はあがっているが文句を言う者はいない」
真姫「どう?」
希「さすが練習だと迫力が違うね!やることはやってるって感じや」
真姫「まあね」
希「でも練習って普通、リーダーが指揮するものと違う?穂乃果ちゃん、ちょくちょく指導はしてるけど海未ちゃんが主にって感じやし・・・?」
真姫「そういえばそうね。穂乃果先輩、歌もダンスもものすごくうまいのに」
穂乃果の家
希「ここはみんな集まったりするの?」
凛「うん、ことり先輩と海未先輩はいつも来てるみたいだよ~おやつもでるし!」
穂乃果「ふふっ、和菓子ばかりだけどね」
希「ふうん~これで歌詞を考えたりするんだね」スッ
穂乃果「うん、海未ちゃんが」
凛「歌詞はだいたい海未先輩が考えるんだぁ~」
希「じゃあ新しいステップを考えたりするのが・・・」
穂乃果「最初は私が考えたけどあとはことりちゃんに任せるつもりだよ」
希「じゃああなたは何してるの?」
凛「確かに穂乃果ちゃんはすごいけど何もしてないね!」
穂乃果「う~ん、確かに朝ご飯食べたりテレビ見たりみんなの応援したりかな~?」
希「ウチ前から思ってやんやけどどうして穂乃果ちゃんってμ'sのリーダーなん?」
穂乃果「確かに・・・何でだろ?私もよくわからないよ」
凛「でもμ'sのリーダーっていうと穂乃果ちゃんくらいしか思いつかないにゃ」
希「他のみんなにも聞いてみたんやけどみんな穂乃果ちゃんをリーダーって言ってたんよ」
穂乃果「う~ん、思い当たる節はないね~でもね、私は別にリーダーなんてどうでもいいと思うんだよ」
凛「ええ~っ!!」
希「それは・・・どうして?」
穂乃果「みんなリーダーなしで練習してきて歌も歌ってきたからね。それでやっていけるんだったら必要ないんじゃない?」
希「でもセンターはどうするん?センターはリーダーがするものだと思うけど」
穂乃果「それはみんなで歌えばいいんじゃないかな。みんなで順番に歌えたら素敵じゃない?」
凛「みんな?」
穂乃果「そう、みんなが歌ってみんながセンターっ!そんな曲が私はいいな!」
希「穂乃果ちゃんがリーダーの理由、何となく・・・わかった気がするよ」
凛「凛も、やっぱり穂乃果ちゃんってすごいなぁ~っ」
希(何にもとらわれず一番やりたいこと、一番面白そうなものに怯まずまっすぐに向かっていける・・・それは穂乃果ちゃんにしかないものだからかな)
希「じゃあウチはそろそろ帰らせてもらうよ。お茶菓子ありがと~おいしかったよ!」
凛「じゃあ凛も帰るよっ!まあ明日にゃ!」
穂乃果「うんっ!じゃあ、またね」
数日後 PV撮影後にて
にこ「みんなで歌ってみんなでセンター・・・一時はどうなるかと思ったけど」
海未「案外、何とかなりましたね」
ことり「みんなうまく出来てたね!さすが穂乃果ちゃん!」
穂乃果「そんな、私は提案しただけだよ。これを成功させたのはみんなの力!」
真姫「みんなの力、か・・・でも本当に意味があるのかしら?」
凛「どういうこと?」
真姫「確かに私たちは力を付けてきている・・・知名度も増してきて並みのスクールアイドルにも負けない自信もある。けど・・・」
穂乃果「けどこの学校の廃校を防ぐほどの知名度があるかと言われると・・・かな」
海未「確かに・・・一気に知名度を上げることが出来れば・・・」
にこ「そんなこと・・・ないわけではないけど・・・でも無理ね」
凛「どんなことがあればいけるにゃ?」
にこ「ラブライブ!っていうスクールアイドルの頂点を決める大会があるのよ。それに勝ち進むことが出来たら知名度を上げることができる」
凛「今の私たちだったら・・・!」
にこ「無理よ無理。穂乃果みたいに歌もダンスも完璧ならともかく私たちでは・・・ね・・・」
ことり「特にダンスが難しいね・・・」
穂乃果(こんな時に絵里ちゃんや希ちゃんがいてくれたら・・・)
にこ「そうでなくてもラブライブ!の開催は・・・あれ?」
真姫「にこちゃん?どうかしたの」
にこ「これ・・・開催って・・・」バタン
花陽「た、大変ですっ!」タッタッタッ
凛「かよちん!日直お疲れさま!」
花陽「うん、ってそれどころじゃないんです!ラブライブ!が・・・1ヶ月後に開催されることになりました!」
「えっ~ええっ!!」
海未「スクールアイドルの大会・・・」
穂乃果「出よう、ラブライブに!」
海未「さっきのにこ先輩の話を聞きましたか!?私たちの技術では・・・」
穂乃果「でもこれを逃せばこの機会はまわってこないかもしれない!」
真姫「それは一理あるけど・・・」
凛「練習はどうするにゃ?」
花陽「ダンスは海未先輩と穂乃果ちゃんが教えても間に合わないと思うけど・・・」
穂乃果「歌やダンスの技術は大丈夫!私に考えがあるんだ!」
海未「考え・・・ですか?」
穂乃果「にこちゃん、ちょっとパソコン貸してもらえるかな?」
にこ「いいけど・・・何をするつもり?」
海未「まさか・・・穂乃果!」
穂乃果「うん、これを見てくれる?」
ことり「これはバレエ?」
花陽「きれい・・・誰が踊ってるの?」
海未「生徒会長です・・・」
「ええっ!!」
真姫「これが・・・生徒会長・・・」
海未「私も初めて見たときは驚きました。しかし穂乃果・・・よく知ってましたね」
にこ「なるほど・・・これなら噛みつくだけの実力はある。ダンスのキレは穂乃果と同等ね」
穂乃果「どうかな、私と海未ちゃんと絵里先輩のトリプルレッスン!それなら技術面はどうにかなると思うよ!」
凛「すごい・・・すごいよ!穂乃果ちゃん!」
真姫「確かにそれならばどうにかなるけど・・・問題は・・・」
にこ「あの頭の固い生徒会長をどう説得するか・・・ね」
穂乃果「私が話を付けてみる・・・!」
海未「穂乃果ひとりでですか?私も・・・」
穂乃果「お願い!生徒会長とは私が話してみたいんだ!」
海未「・・・わかりました。任せましたよ、穂乃果!」
生徒会室
希「穂乃果ちゃん、どうかしたん?」
穂乃果「生徒会長に用があってきました。絵里先輩は・・・?」
希「理事長のところにいったよ~大事な話があるっていわれたみたい」
絵里「ただいま・・・希・・・」バタン
穂乃果「生徒会長っ!」
希「絵里ち?どうしたん、苦虫を噛み潰したような顔して・・・」
絵里「・・・あなたもいたのね、ちょうどいいわ・・・聞いてちょうだい・・・」
穂乃果「うん!あっ、いえ・・・はい!」
絵里「音ノ木坂は次のオープンキャンパスで成果が得られなければ・・・廃校は決定することになるわ」
希「・・・やっぱりね・・・遅かれ早かれこうなる予感はしてたんよ・・・」
穂乃果「次のオープンキャンパス・・・」
絵里「・・・それであなたは何のようなのかしら?簡単なことなら明日にしてもらえない・・・」
穂乃果「・・・絵里先輩。お願いがあります!希先輩にも・・・」
希「・・・」
穂乃果「私たちμ'sに力を貸してもらえないでしょうか!」
絵里「・・・どうして」
穂乃果「えっ?」
絵里「どうしてあなたはそんなにも強くいられるの!廃校はもう決まったようなものなのに」
穂乃果「この学校が好きだからです!海未ちゃんにことりちゃん、真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃん・・・」
穂乃果「希先輩やにこちゃん、そして絵里先輩がいるこの学校が好きだから!だから何があっても諦めたくない!」
絵里「・・・」
穂乃果「絵里先輩、一緒にやりましょう!スクールアイドルを!!」
絵里「できないわ」
希「絵里ち・・・」
穂乃果「どうしてっ!?」
絵里「・・・だめなのよっ!」
希「・・・ウチな、絵里ちと友達やってきて生徒会やってきてずっと思ってたことがあるんや」
希「絵里ちは本当は何がしたいんやろって・・・一緒にいればわかるんよ?絵里ちががんばるのはいつも誰かの為ばかりだって・・・」
穂乃果「希ちゃん・・・」
希「だからいつも我慢してるようで、全然自分のことは考えてなくて学校を存続させようっていうのも生徒会長としての義務感やろ?」
絵里「っ!」
希「絵里ちの・・・絵里ちの本当にやりたいことは?」
絵里「っ・・・!何とかしなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!!私だって好きなことだけやってそれだけで何とかなるんだったらそうしたいわよっ!!」
穂乃果(絵里ちゃん・・・)
絵里「自分が不器用なのはわかってる!・・・でもっ!今更アイドル始めようなんて・・・いえると思う?」ガラララ タッタッタッ
教室
絵里「私の・・・やりたいこと・・・そんなもの・・・」スッ
「・・・」ニコッ
絵里「あなたたち・・・」
穂乃果「お願いがあります。絵里先輩!μ'sに入ってください!」スッ
絵里「わ、私は・・・」
にこ「やりたいなら素直にいいなさいよ」
真姫「にこちゃんには言われたくないけど・・・」
絵里「ちょっとまって別にやりたいなんて・・・!だいたい私がアイドルなんておかしいでしょう!」
希「やってみればええやん?特に理由なんて必要ない。やりたいからやってみる・・・」
希「本当にやりたいことってそんな感じで始まるんやない?絵里ち、どう?」
絵里「希・・・ふふっ、こんな簡単なことに私は・・・」ギュッ
海未「絵里先輩・・・!」
ことり「これで8人だねっ!」
穂乃果「いや、希先輩も入れて9人だよっ!」
希「あちゃ~ウチから言おうと思ってたのに・・・先を越されてしまったな~」
凛「希先輩!いいんですか!?」
希「うん、ウチもスクールアイドルやるよっ!・・・占いででてたんよ。このグループは9人になったとき未来が開けるって」
穂乃果「だから付けたんだね。9人の歌の女神、ミューズって!」
「ええっ!!」
絵里「希・・・ふふっ、呆れるわ・・・」
希「穂乃果ちゃんには何でもお見通しやね。まるで未来が見えてるかのよう・・・」
穂乃果「あははっ、とにかくこれで舞台は整った!あとは・・・オープンキャンパスとラブライブ!に向けて練習あるのみ!だから・・・」
「絵里先輩!よろしくお願いします!!」
希「ふふふっ、じゃあ絵里ち・・・いこっか?」
絵里「・・・私は、甘くないわよ!」
オープンキャンパス当日
穂乃果「みなさん、こんにちは!私たちは音ノ木坂学院のスクールアイドル、ミューズです!」
スクールアイドルだっ!かわいい!こっちむいて~!
穂乃果「私たちはこの音ノ木坂学院が大好きです!この学校だからこのメンバーに出会え、この9人がそろったんだと思います!」
穂乃果「これから歌う曲は私たちが9人になって初めての曲です!私たちの・・・スタートの曲です!!」
「聞いてください!僕らのLive 君とのLife!!」
パチパチパチパチ
わあ~っ! かわいいっ!
穂乃果「私たちの歌を聴いてくれてありがとうございました!」
穂乃果「音ノ木坂を、よろしくお願いします!」
穂乃果(ライブは大成功!絵里ちゃんと希ちゃんが入った私たちは第2回ラブライブに出場することになった!)
穂乃果(途中でことりちゃんが留学するという話もあったけどそこは必死に説得して無理を言って残ってもらった)
穂乃果(上位20位になって、さらにA-RISEとも戦ってそして第2回ラブライブを優勝した!)
穂乃果(そして第3回ラブライブも開催されそこでも優勝し、さらに海外にもライブの誘いがきた!)
穂乃果(でも・・・どんなことにも終わりがきてしまう。その海外ライブも終わり音ノ木坂へ戻ってきた私たちは最後のライブをする事にした)
穂乃果(A-RISEを交えたスクールアイドルの合同ライブ、そしてミューズ、最後の歌の終えて・・・)
穂乃果「やり遂げたね・・・最後まで」
海未「はい・・・これでもう・・・」
「・・・」
穂乃果「私、みんなに会えて!みんなと一緒にスクールアイドルができてっ!」
にこ「なにいってるのよ。そんなのみんな思ってることよ・・・」
絵里「今日は素直ね。こんなにこはめったにみられないわ」
にこ「ふん、今日くらいは素直になるわよ・・・」
ことり「スクールアイドル、楽しかったね」
海未「いろんなことがありました・・・もう語りきれないほどに・・・」
穂乃果「もう・・・それも今日で終わり・・・」ポロッ
穂乃果「嫌だ・・・嫌だよっ!μ'sがなくなるなんて・・・」
絵里「私たちも出来ることなら続けたいっ・・・でも時の流れは止められない。いつか別れがくるわ」
絵里「でも、時が流れたから私たちは会えた。スクールアイドルにもなれた。私にもう悔いはない、だから私はもう前に進むわ」
真姫「・・・っ・・・」ポロッ
花陽「みんな、本当にもうやめるんだね・・・」ポロッ
凛「ううっ・・・うええぇぇん」ポタッポタッ
希「こらこら・・・泣かないの。みんな、可愛い顔が台無しやで・・・」
にこ「そうよ、別に永遠の別れになる訳じゃないのよ?」
絵里「困ったとき、つらいときがあったらすぐに駆けつけるわ!だから・・・」
穂乃果の家
雪穂「お帰り・・・お姉ちゃん、今日はお疲れ様!」
穂乃果「うん、雪穂・・・ただいま」
雪穂「ひどい顔だよ・・・今日はもう休んだら?明日、日曜日だしね。心の整理をする時間も必要でしょ」
穂乃果「うん・・・ありがとう・・・」
自室
穂乃果「・・・」ピロロン
穂乃果「メールだ。絵里ちゃんとにこちゃんと希ちゃんからだ・・・!」
『穂乃果、μ'sのリーダーお疲れ様。私はあなたに救われたわ。どんなことがあってもあきらめないその強さと底なしの明るさに!・・・・・・』
穂乃果「そんなことないよ・・・私は強くなんかない・・・」
『にっこにっこにー!穂乃果、ありがとねっ!あなたのお陰で私はもう一度、アイドルとして輝けた!あなたのことは忘れないわ・・・・・・』
穂乃果「それはにこちゃんがもう一度、やろうとしたからだよ・・・」ポロッ
穂乃果(そうだ、そうだったんだ・・・)
『穂乃果ちゃん、今までお疲れ様!穂乃果ちゃんのおかげでμ'sはできた。9人で最高の形で終わることができた!さて、ここから大事な話・・・』
『穂乃果ちゃんはよく考えて行動してるね。まるで未来が見えてるんじゃないかと思うほどに・・・いや、実際は見えてるんだよね?』
『多分、穂乃果ちゃんが望めば時は戻る。でも本当にそれでいいんかな?ウチはどうなってもかまわんよ。でも絶対に後悔はしないようにね。・・・じゃあ、またね・・・』
穂乃果(そう、時が巻き戻ったのは私が望んだから。みんなとの別れとμ'sの解散が嫌だったから・・・)
穂乃果(だから・・・前の世界の私は時を巻き戻した。もう一度、みんなとスクールアイドルをするために・・・)
穂乃果(私ももう一度、みんなと一緒にやりたい・・・!だから・・・時を・・・)
絵里『でも、時が流れたから私たちは会えた。スクールアイドルにもなれた。私にもう悔いはない、だから私はもう前に進むわ』
『穂乃果ちゃんが望めば時は戻る。でも本当にそれでいいんかな?ウチはどうなってもかまわんよ。でも絶対に後悔はしないようにね。・・・じゃあ、また今度・・・』
穂乃果(絵里ちゃんや希ちゃんの言葉が忘れられない。絵里ちゃんも希ちゃんもにこちゃんもきっとこの最後に後悔はない)
穂乃果(きっとみんなも別れはつらいけど前に進む。だから、私も前に進まなくちゃ)
穂乃果「・・・」
穂乃果「次で最後にしよう。でもこの記憶は消す。みんなとの思い出、私のすべての記憶を・・・これが私ができるすべて・・・」
穂乃果「だから・・・」
穂乃果「時を巻き戻す」
穂乃果(私、高坂穂乃果!高校二年!)
穂乃果(今パンをかじって海未ちゃんとことりちゃんのところに猛ダッシュ!間に合うかな?)タッタッタッ
ことり「あっ、穂乃果ちゃんきたよ!」
海未「穂乃果!5分遅刻です!」
穂乃果「ごめんごめん!今日は月曜日だってこと忘れてたよ!」
海未「まったく・・・いきますよ!」
ことり「早くしないと遅れちゃいそう~」
穂乃果「じゃあ走ろうっ!」タッタッタッ
学校 掲示板
『廃校』
穂乃果「あっ・・・ああっ」バタン
海未「穂乃果!?」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
穂乃果(私の輝かしい高校生活が・・・)グッタリ
これで終了です。ここからアニメに繋がります!読んでくださったみなさん、ありがとうございました!
良かったよ
次回作も期待してる乙
何周してんねんww
このSSまとめへのコメント
気が早いかも知れないけど、タイムスリップしたならしたでオリジナリティーもだしてほしいな
ただアニメの繰り返し感が半端ない…
まあまだこれからに期待