今投下してるssの書き溜めが進まないのでむしゃくしゃして一気に書き上げました。
珍しく地の文少な目の閲覧注意ナシです。
よろしくお願いします。
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――都内某スタジオ――
仁奈「くまのこ見ていたかくれんぼー♪ おしりを出したこ いっとーしょー♪」
ちひろ「何という破壊力…それに違和感が全く無いですね…」
モバP「ククク…計算通りよ。 このメガトン級のカバー曲で大衆のハートをガッと掴んで、
翌週のハイファイ☆デイズで一気に天下を取る!!」
ちひろ「流石ロリコン界の風雲児!!よっ!ペドフィリアっ!!」
モバP「[ピーーー]ぞ、千川」
仁奈「おいしいおやつに ほかほかごはん…♪ こどものかえりをまってるだろなー…♪」
モバP「ん…?? 仁奈、今の所もう一回、感情を込めてな」
仁奈「はっ、はいっ!!」
ちひろ「悪くなかったかと思いますけど…何かダメでした??」
モバP「んー、少し棒読みっぽくなった気がしてな。ほんの僅かに。」
ちひろ(こう言う所は有能ですよねぇ、ロリコンだけど)
モバP([ピーーー]ぞ、千川)
ちひろ(直接脳内に……っ!?)
仁奈「みんなでなかよくポチャポチャおふろー…♪あったかいふとんでねーむるんだろなー…♪」
モバP「んー……どうしても感情が入らない箇所が有るな。」
ちひろ「確かに…サビの所でしょうか??僅かにテンション落ちますね…」
モバP「仁奈、どうした?? 何か難しい所有るか??」
仁奈「……わからねーでごぜーますよ……」
モバP「ん??何が??」
仁奈「仁奈、おうちに帰ってもほかほかのご飯待ってねーでごぜーますよ…」
仁奈「自分でコンビニでおべんと買って暖めて食べてるですよ……」
仁奈「みんなでおふろも入った事ねーでごぜーます……、気持ちがわからねーですよ……」
仁奈「どんな気持ちで歌えばいいんだろうって……」
モバP(ぶわっ)(号泣)
ちひろ(ぶわっ)(忍び泣き)
――翌日、346プロ事務所――
モバP「と、言う訳で仁奈に家族の気持ちを教える」
未央「どう言う訳さ…。 でも概ね把握」
卯月「でも、具体的にはどうやるんですか??」
凛「家族の気持ちって言ってもねぇ…」
モバP「とりあえず一日パパとママの役を作って、仁奈の家に泊まりこむ、ってのはどうだ??」
卯月「良いかもしれませんね!!おままごとみたいで仁奈ちゃんも喜んでくれそうです!!」
凛「人選は慎重にしないといけないね、
場合によっては仁奈ちゃんに新たなトラウマを作りかねないよ」
モバP「そうだな、劇物組は隔離しとこう」
未央「んーと、それじゃぁパパは誰がやるの??」
モバP「消去法で俺じゃないか?? 今西部長はパパって言うかおじいちゃんだし、
武内はあんな外見だけどまだ相当若いしな、パパは無理あるだろ」
凛
卯月 《《《《キュピーン!!》》》》
未央
その他アイドル
凛「…しょうがないなぁ、私が仁奈ちゃんのママやるよ」
未央「しょうがないなら、私がやろうか??しぶりん??」
凛「いやいや、未央に任せる程の事じゃな 卯月「わ、私!ママ役頑張ります!!」
ニュージェネ「「「いやいや、いやいやいやいや」」」
モバP「おうおう、争奪戦じゃないか。流石仁奈、大人気だな!!まあ、あの愛くるしさなら仕方あるまい。」(ウンウン)
ちひろ「脳みそ腐ってるんじゃないのか、この鈍感男」
???「うふふ…、皆さんにママ役が務まるんですかぁ……??」
未央「むっ、この絡みつく様な甘々ボイスはっ!!」
凛「来ない訳がないと思ったけどやっぱり来たね…っ、まゆ!!」
まゆ「うふ……Pさんと夫婦役が出来るって言うのに、まゆが聞き逃す訳がないじゃないですかぁ…」
未央「くっ、思わぬ強敵出現だね!!」
卯月「が、頑張ります!!」
凛「相手が誰でも譲る気は無いよ??」
まゆ「……でも、母親役ですよねぇ……ニュージェネの皆さんは『お料理』出来ます……??」
まゆ「それも通り一遍だけでなく、仁奈ちゃんに家庭の味を味合わせてあげられるレベルでぇ…??」
未央「うっ」
凛 「うっ」
卯月「ううっ」
まゆ「勝負有ったようですねぇ…まゆは完璧ですよぉ…? Pさんとの結婚に備えて花嫁修業は欠かしてませんからぁ…」
まゆ「さあ、Pさん…っ、料理も掃除も洗濯も完璧なまゆと、幸せな家庭を…っ」
モバP「いやいや、お前らじゃ若すぎるだろ、無理があるわ」(ナイナイ)
まゆ「はうっ」(ガーンッ!!)
モバP「ちひろさんでも若すぎて微妙なのに、お前らじゃ猶更無理だろ、
仁奈といいトコ姉妹じゃねーか」
ちひろ(若く扱われて嬉しい反面、嫁役候補から外れて複雑な表情)
まゆ「ううっ…こういう時、自分の若さが恨めしいです……」
???「「「「話は聞かせて貰ったわ!!!」」」」
未央「また誰か来たっ??」
モバP「ゲエーッ!!お前らはっ!!」(ゆで風味)
早苗「我ら、事務所年齢上から十傑衆、参上!!」
瑞樹「さあ、Pクン!選り取り見取りのお姉さん達から選んで良いのよ!?」
はぁと「選んで選んで??☆つか、選べ??☆」
留美「手っ取り早く婚姻届けも持参したのだけれど」
凛「うわぁ……」
モバP「あの…、申し訳ないんですが帰って頂けます?? あ、お帰りはあちらです」
麻里菜「うわっ、ひどっ」
早苗「ああん?? 何?Pクンはあたし達に不満な訳??」(ガッとモバPの頭を掴み、ミシミシとヘッドロック)
モバP「ぐおおおおっ!!しょ、しょうがないじゃないですか!!早苗さんなんて十代にしか見えないんですから!!
仁奈とじゃ姉妹にしか見えませんよ!!」
早苗「……あら…っ、そ、それじゃ仕方ないわねー、困ったわー、年相応に見られなくて///」(ヘッドロック開放)
まゆ(最大敵戦力、無力化しましたぁ)
未央(うまい)
モバP「それに皆さん、年齢は適齢ですけど、酒浸りとかギャンブラーが多すぎて母親役にはちょっと…」
レナ「うぐっ」
礼子「うっ」
志乃「あら…」
志乃「一週間程頂ければお酒抜いて来れるけど…」
モバP「再レコーディングは三日後です…
つか、一週間も掛かるんですか……??体壊しますよ…?」
瑞樹「んー…確かに母性って意味だと、ウチの年長組は適格者居ないかもねぇ…」
美優「そうですねぇ…」
モバP「困ったもんだ……ん??」
美優「???」
モバP「美優さん居るじゃん!!」
美優「えっ…えっ??」
モバP「はい!これ付けて、これ持って!!」(買い物籠とエプロン手渡し)
美優「えっえっ」(言われるままに付ける)
『パーフェクト美憂 若奥様Ver』
モバP「エクセレント…どこに出しても恥ずかしくない新妻ですぜ…」
早苗「んー、こりゃ美優ちゃんに任せるしかなさそうだねぇ…」
瑞樹「そうねぇ…残念だけど」
美優「わ、私に務まるでしょうか……??」
モバP「美優さん!!お願いしますっ、一緒に仁奈に家族の暖かさを教えてやりましょう!!」
(手をギュっと掴み、瞳を見つめる)
美優「はっ、はい、あのっ、えと、よ、よろしくお願いします…」(顔真っ赤)
若手’s「ギリギリギリギリ」
――翌日早朝 346プロ女子寮 仁奈ルーム――
???「…ちゃん、朝よ、起きて。仁奈ちゃん…」
仁奈「うーん……朝ですかー…ママ…??」(むくり)
美優「は、はーい、マ、ママですよー?」(顔赤らめ)
仁奈「美優おねーさん??何で此処に居るですか??」
美優「プロデューサーさんのお願いでね、今日は一日仁奈ちゃんのママなのよ?よろしくね??」
仁奈「美優おねーさんが仁奈のママですか??…一緒にご飯とか食べてくれるですかっ??」
美優「ええ、勿論。一日ずっと一緒よ、よろしくね?」(ニッコリ)
仁奈「わーいっ!!!!美優ママとずっと一緒だー!!」(ベットで飛び跳ねる)
美優「あらあら…、危ないわよ?
さあ、ご飯にしましょう、仁奈ちゃん、一緒に行きましょ??」(手を差し出す)
仁奈「はーい!!」(その手を掴んで一緒にキッチンへ向かいました)
モバP「ボンジュール、仁奈、パパだよ??」(変な髭付けてキッチンの椅子に座っている)
仁奈「あははははっ!!P、何ですか?そのヒゲ!!めっちゃ面白でごぜーます!!」
モバP「今日は一日俺が仁奈のパパだからな。パパの貫禄出すにはヒゲだろ??」
仁奈「Pも仁奈のパパやってくれるですか!?嬉しいでごぜーますよ!!」
モバP「そうかそうか、ハッハッハ 今日は一杯甘えていいからな??」
仁奈「P…、ありがとうごぜーます……でも…」
モバP「ん??どした??」
仁奈「仁奈のパパはヒゲ生やしてねーです…、Pのも見慣れないからなんか変ですよ…」
モバP「そ、そうか。なら取っちまうか、こんなの」(ビリッと付け髭取る)
仁奈「はー…面白かった…」(冷蔵庫ごそごそ)
モバP「ん??仁奈何してるんだ??」
仁奈「え??朝ごはんですよ??仁奈、朝は何時もこれ食べてるですよ」(牛乳とコーンフレーク取り出し)
モバP(ぶわっ)(号泣)
美優「うっ」(口元抑え、涙を指で拭う)
仁奈「??どーしたですか??」
モバP「お前…毎日そんなの喰ってるのか…悪くはない、悪くは無いが、育ち盛りには余りにも哀しすぎるだろう…」
美優「それは置いておいてね、仁奈ちゃん。今、お魚焼いてるからちょっと待っててね」
仁奈「??はーい!!」
今日の献立
シャケの焼き物、玉子焼き、おしんこう、海苔、味噌汁、ご飯。
仁奈「わーい!!あったかいご飯だーっ!!」
美優「一杯食べてね、朝ご飯は大事なんだから。Pさんもお口に合えば良いんですけど…」
モバP「コレには一人暮らしの俺も大歓喜。遠慮なく頂きます!!」
仁奈「うめー、うめーでございますよ」(ガツガツ)
モバP「こらっ!仁奈!!行儀が悪いぞ!!」(ガツガツ)
美優「あらあら」
仁奈モバP「おかわり!!」
美優「はいはい」(ニッコリ)
美優(うふふ…幸せの形ってこう言う物かも知れませんね…)
――翌日、都内某スタジオ――
仁奈「おいしいおやつに ほかほかごはーんっ~♪ こどものかえりをまってるだろなーっ~♪♪」
ちひろ「おおう、完璧に仕上がってる。 プロデューサーさん、流石ですねっ!!」
モバP「だろ??完璧よ。 朝飯食べた後遊園地に連れて行って、クタクタになるまで一緒に遊んで
干してたあったかい布団にぐっすり寝かしつけて来てやったからな。」
ちひろ「仁奈ちゃん嬉しそうですもんねぇ…たまには良い事するんですね、貴方」
モバP「殺すぞ、千川」
モバP「にしても、市原家の闇深すぎんだろ…遊園地の帰りにスーパーで買い物していったら、
半額弁当に真っ先に飛びついてたの見た時は、もう膝から崩れ落ちたぞ…9歳の子がだぞ??」
ちひろ「うわぁ…」
美優「で、でも、その後一緒にハンバーグ作ったりして喜んでましたから…」
モバP「『ハンバーグって作るものだったんでやがりますか??』ってのもかなり答えたがな…、
何時か市原家のバカ親には説教くらわしてやらねばならんな」
ちひろ「ですねぇ…」
モバP「まあ、歌に出て来る事は殆どやってやったからな!取りあえずしばらくは問題ないだろう!!」
ちひろ「後は周りの大人が気に掛けてあげましょうね」
美優「ええ…本当に…」
凛「………………」
未央「ん?しぶりん、どったの??歌詞の書いた紙ぢっと見つめて??」
凛「うん…歌に書いてる事、全部実行したってプロデューサー言ってたよね…??」
卯月「ええ、そう言ってましたけど…」
仁奈「みんなでなかよくポチャポチャおふろーっ♪あったかいふとんでねーむるんだろなーっ♪♪」
ニュージェネ「 」
凛「いやいやいやいやいや!!」
卯月「プロデューサー!!まさかお風呂まで一緒に入ったんですかっ!?」
未央「いやぁーっ!!プロデューサーがマジモンのロリコンだなんてっ!!私、アイドル辞めるっ!!」
モバP「い、いや、待て!!お前ら落ち着け、それはだな・・・??」
まゆ「入ったんですかぁ…どうなんですかぁ…??」(ゆらり)
モバP「はい、り、ました…」
早苗「デデーン、P-、アウトーー」(指ゴキゴキ)
モバP「ま、待て!!仁奈はまだ九歳だぞ!?…それに、仁奈がどうしてもって!!情状の余地はあるだろ?!」
麻里菜「…美優さんは??」
モバP「へっ??」
志乃「美優ちゃんは一緒に入ったの…??」
モパP(無言で目を背け)
瑞樹「美優さん??」
美優(顔を真っ赤にして俯いている)
はぁと「ぎっ」
留美「ぎっ…」
アイドル全員「「「「「「ギルティーッッツ!!!!!!!!!」」」」」」」
モバP「だ、だって仁奈が家族全員でどうしてもって!!俺、何もして…アーッ!!!!!」
自分の眼前に迫りくる拳、爪、蹴り、棒。
鬼の形相で迫り来る無数の暴力を前に、最後にPの脳裏に浮かんだのは
楽しかった昨日の出来事の数々。
人は死ぬ前に走馬燈を見ると言う、アレはあながち嘘では無いのだな、
Pはそう思うと薄く笑って覚悟を決める様に目を閉じた。
完全防音のスタジオの中で歌う仁奈、ただ一人だけが、笑顔のままだった――
(プロデューサーが) 『終』
乙 面白かった。
ええぞ!ええぞ!
>武内はあんな外見だけどまだ相当若いしな
十代だもんね
乙。そして別の世界では連続殺人鬼になるのか・・・
美優さんと仁奈という最高の家族
にんげんのきもちになるですよ
>>17
Pもいれないと未亡人成分が溢れ出すから3人セットでお願いします
人間を羨む動物目線の歌を仁奈ちゃんに歌わせること自体がキツいな
人間になれてないってことだもんな
乙 朝から笑ったわ
???「出来たぞ!仁奈の両親の脳に作用してマトモな親に改造される怪光線銃だ!!」
本当に作用するかの実験にモバPを使おう
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