拙いですがミステリー?のようななにかを書いてみました。
かなり長めです。
真面目に推理しなくて大丈夫です。
※キャラや口調が異なるかもしれません。すいません
過去作
【艦これSS】鳥海(摩耶が梅雨ボイスを練習してる・・・)
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早霜「…やんでれ?」 提督「そうだ」
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【艦これSS】すべての敷波提督(シキナミスト)へ
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摩耶「あれ…?」ぱかっ
摩耶「無いっ…でも…昨晩までは確かに…」
摩耶「なんだって指輪が無いんだよ…」
摩耶「…ん?指輪箱の下にカードがある」ぺらり
ぱんぱかぱーん!
指輪は確かにこの怪盗アイが頂いたわよ~、うふふふ
摩耶「怪盗だってぇ!?」
摩耶「そんな…予告状も無しに盗むなんて…」
摩耶「怪盗の風上にも置けないクソ野郎じゃねぇか…!!」
摩耶「こうなったら、この摩耶様が探偵になって!」
摩耶「このクソ怪盗を捕まえてやるぜ!」
摩耶「んでもって、予告状無しに盗むなと叱りつけてやらぁ!」
摩耶「っても、他に手がかり無いんじゃしょーがねぇーよなぁ…」
コンコン
鳥海「あの、ここ高雄型の部屋で合ってますか?」
摩耶「?」
摩耶「鳥海か?合ってんぜ?」
ガチャ
鳥海「摩耶なの…?」
摩耶「?…あぁ、そうだz―――
鳥海「まやぁあーーーー!!」だきつくー
摩耶「ちょ、どうした!?」
鳥海「もうかえって来れないかと思ったぁ!!」涙声
摩耶「どうしてそんな……って鳥海おまえ」
鳥海「」裸眼
摩耶「メガネは!?」
鳥海「さっき洗顔してたら…無くなってて…」
摩耶「まさか…!」
鳥海「それでメガネが置いてあった場所にこの紙?みたいなのが」
鳥海「でも、私読めなくて…」
摩耶「鳥海おまえ…もしかして目が…くっ」
鳥海「心配しないで摩耶!ぼんやりとは見えるわ!」
摩耶「よくも…鳥海の目を…!!」ギリッ
鳥海「大丈夫!不便だけど見えるわよ!ぼんやりとだけど!」
摩耶「でもよぉ…!!」
鳥海「それより代わりにこれ読んでくれる?」
鳥海「ぼんやりしてて…私には読めないから…」儚げ…
摩耶「!?」
摩耶「おう、まかせとけ!」
うっふっふー
メガネ頂きましたー!わー!ぱんぱかぱーん!
怪盗アイ
鳥海「ひどい…」
鳥海「予告状も無しに盗むなんて…!!」
鳥海「怪盗失格よ!!」
摩耶「鳥海もそう思うか?」
鳥海「ええ、当然。摩耶、私この怪盗捕まえたい」
摩耶「おう」
鳥海「それで教えてあげるの、怪盗は予告を書くものだって!」
摩耶「おう!」
鳥海「摩耶、私を手伝ってくれる?」
摩耶「当然!実はアタシも確保に向けて動き出したところだったんだぜ」
鳥海「そうだったの、流石ね」
鳥海「まずは他に被害者が居ないか聞き込みよ!」
摩耶「おう!」
ガチャ
高雄「」バスタオル一枚
摩耶「!?」
摩耶「高雄姉ぇ、どうしちまったんだよ!?」
鳥海「ん?高雄姉さんがどうかしたの?」
高雄「…盗られたの」
摩耶「盗られた?…………ってまさか!?」
高雄「怪盗アイに、制服盗られたの!!」
鳥海「制服を捕られたって…ってまさか高雄姉さん裸なの!?」
高雄「いえ、ちゃんとバスタオル巻いてるわよって……」
高雄「鳥海あなた…!!」
鳥海「そうです。私はメガネを捕られてしまって…」
高雄「っ!?」
高雄「それじゃ…もう…鳥海の目は…グスッ」涙目
摩耶「…くっ!!」もらい泣き
鳥海「!?…泣いてるの高雄姉さん?摩耶?」
鳥海「その、心配しないで、ぼんやりとは見えるの…ホントよ」儚げ…
高雄摩耶「「!?」」
鳥海「それで高雄姉さん、捕られた時のことを詳しく話してくれませんか…?」
高雄「――っは!…えぇ、そうね」
高雄「朝早く起きてしまったので、鎮守府内をランニングしていたの」
高雄「かるく汗をかいたからシャワーを浴びていたらそいつはやってきたわ…」
回想―――
高雄「~♪」しゃわー
ガタっ
高雄「?…誰かいるの?」しゃわー
怪盗「うふふ、あなたの着替えこの怪盗アイが盗むわよ~」
高雄「え、なんですって!?」
怪盗「では、さらばよ~ぱんぱかぱーん!」スッ
高雄「ちょっと!!」ガラガラ
高雄「……いない」
高雄「ってなことが…」
鳥海「ひどい…」
摩耶「まったくだぜ…」
高雄「私は別に盗んだことは怒っていないわ」
高雄「ただ、予告状無しに怪盗が盗みを行ったことが許せないの!!」
摩耶「高雄姉ぇ…!!」
鳥海「高雄姉さん!」
高雄「ねぇ、私、怪盗を捕まえたい!」
高雄「捕まえて説いてやりたい、怪盗とは予告状だ!と」
高雄「だから、お願いて手伝ってちょうだい摩耶、鳥海!」
摩耶「当然だ!」
鳥海「手伝いますよ!」
高雄「ありがとう、感謝するわ!」
鳥海「じゃあ、まずは情報の整理ね」
摩耶「そうだな」
摩耶「今のところ実際に奴と遭遇したのは高雄姉ぇだけ」
高雄「そうなの?」
摩耶「あぁ」
摩耶「アタシは朝起きたら指輪が、鳥海は洗顔中にメガネを捕られていて共にカードが置かれていた」
高雄「摩耶、あなた、大事な結婚指輪を…」
摩耶「(仮)だけどな」
摩耶「まぁ…大事に違いはねぇけど…」シュン…
摩耶「ともかく!高雄姉ぇ!見たんじゃないのか?奴を」
高雄「確かに見たわね…擦りガラス越しにだけど…」
鳥海「外見はどんな感じででしたか?」
高雄「えぇっと、背丈は私とあまり変わらないと思うわ」
高雄「あっ!あと、髪が金髪だったわね…髪の長さは…割と長いように見えたわ」
鳥海「うーん、絞れたようでそうでないような」
摩耶「手がかり無しよりは大分進展したと思うぜ?」
高雄「すいません、私がもっと早くに出て行ってみれば…」シュン
鳥海「あ、いえ、高雄姉さんは悪くありませんよ!」
摩耶「どちらにせよ、まだ情報が足りないってことだな」
摩耶「聞き込みをして他に被害者がいないかしらべてみっか」
鳥海「そうね」
高雄「では、手分けして調査しましょう!」
摩耶「おう!」
鳥海「はい!」
摩耶「あ、鳥海は留守番な!」
鳥海「そんな!」
摩耶「またかえって来れなくなったら大変だからな!」
鳥海「そうね…。摩耶、ありがとう」
摩耶「いいってことよ!」
高雄「では、摩耶行きましょう。鳥海、留守頼みますよ」
摩耶「おう!」
鳥海「はい!」
こうして怪盗アイ確保にむけ捜査が開始されたのだった…
懸命な聞き込みが行われ、時刻はお昼をまわった。
ガチャ
摩耶「かえったぜー」
鳥海「すーすー」zzZ
摩耶「あちゃ、寝てたか」
ガチャ
高雄「ただいま戻ったわ」
鳥海「ん……あっ、いけない私ったら…」目ごしごし
高雄「あら、起こしてしまいました」
鳥海「すいません、まどろみに勝てなくて…」
摩耶「いいってことよ!」
鳥海「その、なにか分かりましたか?」
摩耶「あー、その、アタシも何も掴めなかった」
摩耶「あ、でも関係ねーかもだけどこんな話を聞いたぜ」
摩耶「今朝方、メガネを掛けた愛宕姉ぇがふらふらしながら廊下歩いてたそうだぜ」
高雄「ふふ、なにやってるのかしらあの子」
鳥海「めがね…」
摩耶「おかしいよなぁ!ちょっと笑っちまったぜ」
高雄「ふふふ」
鳥海「…高雄姉さんはなにか得られましたか?」
高雄「えぇ、もちろん」
摩耶「おぉ!」
高雄「私も愛宕を目撃した証言になるんだけど」
高雄「今朝方早くに愛宕と廊下をすれ違った子がいてね、これを落としていったみたいよ」懐からー
摩耶「それって…」
鳥海「……カード?」目を凝らしぃー
高雄「そう。まさにカードですわ!」
高雄「そして、こう書いてあるわ」
ぱんぱかぱーん!
怪盗アイ参上よ~!
洋服は頂いていくわね~!
摩耶「つまり、どういうことだ?」
高雄「ふふ、分からないの?」
鳥海「………」
高雄「つまり、愛宕は!」
摩耶「まさか!?」
高雄「私たちと同じく怪盗の被害に合っていたということよ!」
摩耶「なんだってぇー!!」
高雄「思えば私たち姉妹にしか被害が出ていないわ」
摩耶「た、たしかに…!!」
高雄「それなのに愛宕だけ被害に合っていないというのはおかしいでしょう?」
摩耶「高雄姉ぇ、すごいぜ!頭キレッキレッだな!」
高雄「ふんすっ」どやぁ
鳥海(ほんとうにそうなのかしら…)
鳥海(ホントに愛宕姉さんは被害者?)
鳥海(疑ってはいけない…疑ってはいけないけど…)
摩耶「んじゃ、急いで愛宕姉ぇを探さねぇと!!」
高雄「えぇ、私と同じく服を盗られて困っているのかもしれません」
鳥海(言えない…まだ…確信を裏付けるものが無いうちは…言えないっ)
摩耶「そんじゃ、鳥海また出ていく!」
高雄「寝て待っていて構いませんよ」
バタン
鳥海「行ってしまった…」
コンコン
鳥海「?」
鳥海「はーい」
ガチャ
??「うふふ」
鳥海「!?」
鳥海「誰っ?」
??「ふふ、分からなぁい?」
鳥海「まさか……怪盗アイ」
怪盗「ぱんぱかぱーん!正解よ~」
鳥海「…何しに来たの?」
怪盗「えーっとぉ、盗んだものそろそろ返してほしいかなぁって」
鳥海「なんで、返すようなんて真似…」
怪盗(だってぇ、高雄ずーっとバスタオル一枚で動き回ってるんですもの…)
怪盗「うふふ、飽きたからよ。だーかーらー、返してほしくば…」
怪盗「えいっ」カードぺたっ
鳥海「きゃあっ」額にカード貼り付けー
怪盗「うふふ、では、さらばよ~」
バタン
鳥海「やだ…なにも…見えない…」額にカード
鳥海「ぼんやりとも見えない…ひくっひっく」額にカード
鳥海「まっくらになっちゃた…どうしよう…」額にカード
数分後―――
ガチャ
摩耶「どこにもいねぇーなぁー」
鳥海「……摩耶?」額にカード
摩耶「鳥海どうした?泣いてんのか?」
鳥海「摩耶、わたひぃ、もぅ、まっくらなのぉ…もうなにも見えn―――ぺらっ
摩耶「カード貼られてんだな、そりゃ見えねぇわ」はがしー
鳥海「あっ」
鳥海「見えるわ!摩耶!ぼんやりとだけど!」
鳥海「ありがとう!」
摩耶「お、おう。大したことしてねぇけどな」
ガチャ
高雄「見つかりませんね」
摩耶「おかえりー、やっぱ見つかんねぇか」
高雄「あら先に切り上げてましたか、ん?そのカードは」
摩耶「あぁ、鳥海の額に貼ってあってな」
鳥海「怪盗アイがきて私にそれを貼って行ったわ」
鳥海「盗んだもの返してあげていいって」
摩耶「ホントか!?」
高雄「にわかには信じがたいですねぇ」
鳥海「ホントよ!それで、カードにはなんて」
摩耶「えぇっと…」
ぱんぱかぱーん!
大切なもの返してほしくば
日が暮れる頃、工廠へいらっしゃい
怪盗アイ
高雄「いよいよ最終決戦ですか」
摩耶「そのようだな…!」
鳥海「えぇ」
夕暮れ、工廠にて――――
キィィイーーガラガラ
摩耶「たのもー」
しーーーん
高雄「誰もいませんね」
鳥海「まって!」
―――っ
鳥海「聞こえるわ!」タタッ
摩耶「おい、鳥海おまえあんまり見えねぇんだから走るな!」
高雄「そうですよ!」
――――んー…!!
鳥海「…この辺りから声のようなものが…」
摩耶「声ぇ?」
高雄「とにかく探してみましょう」
鳥海「んー」手探り手探り…
鳥海「!?」むにゅ
??「んっー///」
鳥海「なにかいるわ!!」
摩耶「そっちか!」かけつけー
高雄「見つけたの!?」タッ
鳥海「えぇ、ここに」むにむに
??「んっー、んー///」身もだえー
摩耶「愛宕姉ぇ!?ってなにやってんだ…」
高雄「愛宕!?というかそれどういう状況よ…」
愛宕「んー!!ん、んー///」縄で縛られ口テープ
鳥海「へっ?これ愛宕姉さんなの?あっ、確かに大きくて柔らかい」もみもみ
愛宕「ん~ん~///」くねくね
高雄「鳥海、手を止めてあげて…」
鳥海「あっ、すいません…」
摩耶「ったく、なにやってんだよ…」ほどきほどき
愛宕「っぷはー、やっぱり呼吸は口に限るわねぇ~!」
+
高雄「愛宕あなたどうして?」
愛宕「うーん、私も気が付いたらここにいたって感じなのよ~」
愛宕「ただ、犯人は怪盗アイってことは確かだわ~」カードかざすー
摩耶「怪盗…」
高雄「アイ…」
鳥海「………」
愛宕「あ、そうそうみんなの捕られたもの預かってるわよ~」
摩耶「えっ、そうなのか?なんだか拍子抜けだな…」
高雄「すんなんりって感じですね…」
愛宕「目的が分からないわよね~」
愛宕「はい、指輪」
摩耶「サンキュッ」薬指へー
愛宕「はい、メガネ」
鳥海「はい…」メガネかけるー
愛宕「はい、制服」
高雄「これでやっと着替えられる」着替えるー
鳥海「って高雄姉さん今までバスタオル1枚だったの!?」
高雄「私の中で何かが解放されたような…素敵な気持ち」
鳥海「露出癖とかやめてくださいね…」
高雄「……」目そらしー
鳥海「えぇっ、もう手遅れ!?」
愛宕「あらぁ~、一日で目覚めちゃうなんて高雄って凄いのね」
鳥海「すごくないですよ!」
摩耶「とりあえず、盗られたもの返ってきたし一見落着ってことでいいのか?」
高雄「怪盗を捕まえられなかったのは不本意ですが…そうしましょう」
愛宕「そうねぇ、被害は私たちだけみたいだったし」
愛宕「私、お腹すいちゃった」
摩耶「たしかにな」
高雄「このまま食堂へ向かいましょう」
鳥海「待って!!」
摩耶「ん、どうした?」
鳥海「私、怪盗が誰か分かりました」
高雄愛宕摩耶「「「!?」」」
鳥海「それも、怪盗はこの中にいます!」
高雄愛宕摩耶「「「!!??」」」
摩耶「だ、誰なんだよ!しかも、この中に怪盗?ありえねぇよ!!」
鳥海「怪盗の正体…それは!」
鳥海「あなたですっ!」指さし
愛宕「えっ、わたしぃ~?」ゆびさされー
高雄摩耶「「な、なんだってー!?」」
摩耶「どういうことだ鳥海!?」
高雄「愛宕は今の今までここで縛られていたのよ?」
愛宕「そうよ~、うふふ」
鳥海「そうですね」
摩耶「そうですねってなぁ」
鳥海「でもそんなことは関係無いんですよ」
鳥海「怪盗が愛宕姉さんだったら自演という形になりますから」
摩耶「たしかに…」
高雄「でも鳥海、愛宕が怪盗だって証明できるの?」
愛宕「………」にこにこ
鳥海「ふふ、できなければ実の姉に指は突き立てないですよ」キリッ
高雄(やだ…かっこいい)キュン
愛宕「うふふ面白いわね~、ぜひ証明してみせてぇ」
鳥海「いいでしょう」
鳥海「そもそもなぜ愛宕姉さんは被害者として認識されているのでしょう?」
摩耶「んなもん、カード持っていたからに決まっているだろ?」
愛宕「これのことね~」カードかざす
鳥海「違います」
鳥海「こっちのカードです」カードかざす
愛宕「……そのカードは」
高雄「それは…愛宕が落としていったカードね」
愛宕「私が落とした…」
鳥海「そうです」
鳥海「メガネをかけた時、実は疑問がもうひとつあったんです」
高雄(もう?…ひとつ目の疑問はなにかしら…?)ボソッ…
鳥海(高雄姉さんがバスタオル1枚でいたことですよ!!)
鳥海「なぜ服を盗られているはずの愛宕姉さんが服をきていたんですか?」
愛宕「………」
摩耶「たしかに」
鳥海「答えは簡単。落としたカードは高雄姉さんに渡されるはずのものだったからです」
高雄「なるほど」
高雄「だから私だけカードが無かったと…」
鳥海「おそらく犯行現場の様子はこんな感じだったでしょう」
以下、鳥海のひとり演技―――
高雄(鳥海)「?…誰かいるの?」しゃわー
愛宕(鳥海)(うふふ、気づいてないわね~)ヒソヒソ
愛宕(鳥海)(さて、高雄の着替えを…ゲットぉ!)
愛宕(鳥海)(あとは~カードをおいてっと…)ふところー
愛宕(鳥海)(……あれ?あれあれ~??)がさごそ
愛宕(鳥海)(あらぁカードを忘れて来ちゃったみたいみたいねぇ~)
愛宕(鳥海)(どうしましょう……あ、そうだ!)
愛宕(鳥海)(捨て台詞風に言って逃げてしまいましょう、うふふ)
愛宕(鳥海)「うふふ、あなたの着替えこの怪盗アイが盗むわよ~」
高雄(鳥海)「え、なんですって!?」
怪盗(鳥海)「では、さらばよ~ぱんぱかぱーん!」スッ
高雄(鳥海)「ちょっと!!」ガラガラ
鳥海「以上です」
高雄愛宕摩耶「「「おぉー」」」パチパチパチ
愛宕(一言一句違わずに合ってるわ…)
高雄(鳥海といい…摩耶といい…演技力高いわね…)
摩耶(稽古つけたかいがあったぜ!)うんうん
鳥海「で、どうなんです愛宕姉さん?」
愛宕「うふふ、見事ね」
愛宕「そう、わたしが謎の怪盗アイよぉ~ぱんぱかぱーん!」
鳥海「そう」
摩耶「そっか」
高雄「へぇ」
愛宕「うふふ、なんでこんなことしたか知りたい~?」
鳥海「いえ」
摩耶「ぜんぜん」
高雄「まったく」
愛宕「そうでしょ~知りたくないわよね~…って、え?」
愛宕「あれぇ、気になんないの?」
鳥海「はぁ~ぁ……」
鳥海「愛宕の姉貴ぃ、あたしゃーそんなことはぁーどーでんいいんですわぁ」
愛宕「えっ…あの…鳥海さん…口調が…」青ざめ…
摩耶「ねーねー、おねえちゃん、あたしね、どうかとおもうなー」
愛宕「!?…摩耶まで…なんなのよ…」不気味ぃ…
高雄「私たちの怒りは盗られたことにあるわけじゃないわ!」
愛宕(あ、高雄は普通なのね)
鳥海「姉貴ぃ、予告状はぁーどーうしたんです?」
愛宕「へ…予告状?」
摩耶「かいとうはねー、よこくじょーかかないと、だめなんだよー」
愛宕「えっ…そんなこと…」じわっ
高雄「馬鹿め!この馬鹿め!」
愛宕「…ぐすっ…すみません…」涙声
愛宕「その…次からは…予告状…だしますんで…」
愛宕「すいませんでしたぁ~うぁああああん!!」
高雄摩耶鳥海(((やばい、やりすぎた…)))
鳥海「…あの愛宕姉さん?」あわあわ
愛宕「ひぃ!ごめんなさいごめんなさい!」
摩耶「いや、その…」あせあせ
愛宕「もうしませんからぁ…ひっく…」
高雄「も、もう怒ってないですよ~」あたふた
愛宕「うわぁあああんぱあああんぱあかああぱああん!!」
鳥海「どうしましょ…」
摩耶「号泣だぜ」
高雄「まいったわねぇ…」
愛宕「あああぁほっとみるくのみたあああぁいうぇえええん!」
高雄「ホットミルクよ!」
摩耶「了解だ!」タッ
鳥海「私も行くわ!」タタッ
数分後―――
愛宕「ふぅー、ふぅー」ごくっ
愛宕「はぁ~やっぱりホットミルクよね~」
愛宕「おちつくわ~」
高雄(なんとか落ち着きましたね)
摩耶(いやー、よかったぜ)
鳥海(ええ、ホントに)
愛宕「というか、お腹すいたわねぇ」
高雄「そういえば、かなり遅い時間ですわね」
摩耶「んじゃ、はやく食堂行こうぜ!」
鳥海「そうしましょう」
愛宕「うふふ~はやく行きましょ~」
摩耶「―――ってことがあってさぁ」
提督「お前ら仲良いのな」
おわり
以上になります。
ここまで読んでくださった方、うれしい限りです。
毎度、中身ない話ですいませんね。
乙
細かく散りばめられたギャグに都度ワロタ
あと、やっぱり呼吸は口に限りますね
乙
ガイジかな?
高翌雄型は癒やし
乙
結局動機は何だったのだろう・・・
乙
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