弟「ぼくのお姉ちゃん」 (141)
弟「ぼくにはお姉ちゃんがいます」
弟「お姉ちゃんは大人です」
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姉「たらいまぁ~」ウィ-
姉「おねい様のご帰宅だぞぉ~」ヒック
母「あんた!どこ行ってたの!」
姉「ライブハウス~」
姉「よっちゃったよ~ん」
弟「おかえりお姉ちゃん」トテトテ
姉「弟ちゃ~ん!」ガバ
姉「こんな夜遅いのにおかえりしてくれるなんて~」
姉「好き!大好き!!」
姉「ちゅーをくれてやろう!」ン-
母「やめなさい!みっともない!」
母「いい歳してもう!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「お酒くさい」
弟「お姉ちゃんには彼氏がいません」
姉「ああああああああああ!!!」
姉「彼氏ほしいいいいいい!!!!」
弟「お姉ちゃん?」
姉「ワァオ!!」
姉「…今の聞いてた?」
弟「彼氏ほしいの?」
姉「シニタイ...」
弟「しにたいの?」
姉「シニタクナイ...」
姉「お姉ちゃんね、もう何年も彼氏いないの」
姉「なんでだろう?」グスン
弟「なんでだろう」
弟「お姉ちゃんはこんなキレイなのに」
弟「とっても優しいのに」
姉「おお…」キュン
姉「弟ちゃーん!!」ガバ
姉「もう彼氏なんていなくていい!!」
姉「私、弟ちゃんがいればいい!!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「お酒くさい」
弟「お姉ちゃんはニートです」
姉「あ゛あ゛~」
姉「働きたくねえ~」
母「働いたこともないくせに」
姉「働いてましたぁ!」
姉「高校卒業して何年かは働いてましたぁ!」
母「何でもいいからお風呂洗いなさい!」
母「家の事を一つでもやりなさい!」
姉「へいへーい」
母「あと洗濯物も干しなさい!」
姉「いやだぁー」
姉「親父のパンツさわるのいやだぁー」
姉「ん?これは…」
姉「弟ちゃんのパンツ!!」
姉「…」
姉「…」
姉「ちゅっちゅっ!!」
母「こらぁ!!このクソニート!!」
弟「お姉ちゃんはオッパイが大きいです」
姉「弟ちゃん…」
姉「これ、どう思う?」ユサユサ
弟「とっても大きいと思う」
姉「ふふ…さわってみたい?」ユサユサ
弟「別に」
弟「今宿題やってるから」
姉「もう!強がっちゃってっ!」
姉「どうかな…お姉ちゃんのオッパイ」
姉「見てて…こう…」
姉「オマタがムズムズしたりは…」
弟「?」
弟「トイレはさっき行ったから…」
姉「ちがーう!そうじゃなくてー!」
ポン
母「…」
姉「」
< コノチジョガ!!
< オシリペンペンシタル!!
< ヒ-オタスケ-
弟「算数むずかしい…」
続きはよ
弟「お姉ちゃんにはお友達がたくさんいます」
姉「上がって上がってー」
女「こんばんはー!」
イケメン「お邪魔します☆」
母「あら、いらっしゃい」
女「お久しぶりです!」
イケメン「今日もお美しい☆」
母「あらやだわ!おほほほほ!」
姉「弟ちゃーん!」
弟「なに?」トテトテ
弟「あ…こんばんは」ペコ
イケメン「初めまして☆イケメンです☆」
女「キャー!!かわいいー!!」
姉「でしょ!?でしょ!?」
姉「マジ天使でしょ!?」
女「姉!この子ちょうだい!!」ギュ
弟「ぐえ」
姉「ははは」
姉「その薄汚い手を離せ」
姉「おさわり禁止って言ったでしょ!」プンプン
女「いいじゃん別にー」ギュ-
イケメン「でも本当かわいいね☆」
イケメン「食べちゃいたいぐらいだよ☆」
姉「…」サッ
女「…」ササッ
弟「?」
イケメン「冗談だってば☆」
姉「お前が言うとシャレにならんぞ」
女「なに、あんたショタもいけるの?」
イケメン「いやいやいや☆」
イケメン「僕の好みは年上だから☆」
姉「おっさん好きだもんな」
弟「???」
女「弟ちゃーん!」
女「ちゅっちゅっ!!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
イケメン「ちゅっちゅっ☆」
弟「あの…」
弟「宿題が…」
女「おっ!わからないとこある?」
イケメン「教えてあげるよ☆」
弟「ありがとうございます」
弟「お姉ちゃんはゲームが上手です」
姉「…」カチャカチャ
姉「…」
姉「…」
姉「…フヒ」
姉「…」カチャカチャ
姉「…」
姉「っしゃああああああ!!!」ガバッ
姉「仁くんルート攻略!!」
弟「お姉ちゃん?」
姉「ピギィ!?」
弟「ゲームやってたの?」ヒョイ
姉「あっ!」
弟「?何でこの女の人目玉がないの?」
姉「だ、だめぇええ!!///」
姉「見ないでぇええええ!!///」
弟「お姉ちゃんはよくおならをします」
< ナンデヤネ-ン
姉「あっはっはっは!!」ブッ
< スベランナァ! ホンマニスベラン...
姉「ひーひひひひひwww」ブブッ
母「この子はもう…ダメかもね」
父「笑いの沸点低すぎないか?」
弟「…」
< オッパッピ-!
弟「ブフッ!?」ビチャ
父「!?」
母「あ、あなた!」
弟「~ッ」プルプル
父「わ、笑ったぞ!弟が笑った!」
母「小島よしおがツボだったのね!」
父「よしお最高だ!!」
母「最高ね!!」
姉「あひゃひゃひゃひゃ!!!」ブボ
弟「お姉ちゃんは強いです」
弟「ただいま」ボロ
姉「おかえり…」ハッ
姉「ど、どうしたの!?その傷!」
弟「転んだ」
姉「大丈夫!?」
姉「あああ救急箱救急箱!!」オロオロ
姉「もう、気をつけなきゃだめじゃない」
弟「う…薬しみる」
姉「ガマンガマン」
姉「どこで転んだの?」
弟「えっと」キョロ
弟「公園の前…」
姉「…転んだなんてウソでしょ」
弟「う、ウソじゃないよ」
姉「あんたはウソつく時キョロキョロするからね」
姉「誰にやられたの?」
弟「だ、だから転んだって」
姉「弟」
姉「言いなさい」
弟「…」
弟「中学生の人…」
弟「ネコをいじめてたんだ」
姉「公園で?」
弟「うん…」
弟「僕と友ちゃんでやめてって言ったんだけど、聞いてくれなくて」
弟「ネコに石を投げようとした時に、足にしがみついたら…」
姉「つき飛ばされた?」
弟「…」コク
姉「そう」スッ
弟「で、でもネコはすぐ逃げちゃったからケガしてないと思うんだ!」
弟「友ちゃんもケガしてないし!」
姉「…」スタスタ
弟「お姉ちゃん!」
姉「何人だった?」
弟「え…」
姉「もしかしてチビとデブとハゲの3人組だった?」
弟「う、うん」
姉「あいつらか…」ガチャ
バタン!
チビ「ずいまぜんでじたぁ…」ボロッ
デブ「もうじまぜん…」ボロッ
ハゲ「ゆるじでぐだざい…」ボロッ
弟「」ポカ-ン
姉「って言ってるけど」
姉「どうする?弟ちゃん」
弟「あの…」
弟「もうネコをいじめないって約束してくれるなら…」
チビ「しますします!」
姉「私を見るな」
姉「ちゃんと私の弟に言え」
チビ「ひっ」ビク
姉「お前らはどうなんだ」
デブ「」ガタガタガタ
ハゲ「」ブルブルブル
弟「お姉ちゃん、やりすぎだよ…」
姉「何言ってんの!」
姉「まだまだ殴り足りないくらいよ!」シュッシュッ
弟「もう…」
姉「でも良かったの?」
姉「学校に言いつけてやりゃいいのに」
弟「約束してくれたから…」
姉「甘いなぁ~弟ちゃんは」
姉「でもそんなところが好きっ!」ギュ
弟「ぐえ」
姉「これからはいじめられたらお姉ちゃんに言うのよ」
姉「全員やっつけてあげる!お姉ちゃん強いんだから!」
弟「…」
姉「返事は」
弟「はい…」
姉「ちゅっちゅっ!!」
中学生でハゲ…か(・ω・)
弟「お姉ちゃんは歌が上手です」
姉「弟ちゃん!ご飯食べたら遊びに行こう!」
弟「勉強するから…」
姉「えぇ~!せっかくの日曜日なのに!!」
母「あんたは毎日が日曜日だろうが」
姉「勉強なんていつでもできるよ!遊びに行こう!」
父「まぁ弟もたまにはいいんじゃないか」
父「遊ぶことも子どものお仕事だぞー」
弟「そうなんですか?」
姉「そうそう!」
母「あんたはいつまで子どものままなのよ」
姉「そうだ!カラオケに行こう!」
姉「お父さん~お金ちょうだ~い」スリスリ
父「弟の分だけ出してやる」
姉「ちぇー」
弟「すみません…」
父「なんなら毎月こづかいをやろうか?」
弟「いえ、僕には…」
母「弟ちゃん。もらっときなさい」
母「いつもお手伝いしてくれるんだから」
弟「…ありがとうございます」
姉「ふこーへーだー!」ブ-ブ-
弟「あの」
姉「ん?」
弟「友ちゃんもさそっていい?」
姉「あーあのかわいい子!?いいよいいよ!」
弟「ありがとう」
姉「あいつらもさそってやるか…」ピポパ
カラオケ
イケメン「恋もして~☆」
女「Woo baby~♪」
イケメン「仕事して~☆」
女「Woo baby~♪」
イケメン「歴史きざんだ~ち・きゅ・う☆」
姉「わははは!いいぞー!」ヒック
弟「」ポカ-ン
友「」ポカ-ン
イケメン「泣いちゃった~☆」
女「Woo baby~♪」
イケメン「腹へった~☆」
女「Woo baby~♪」
イケメン「ラブレボリューション21☆」
女・イケメン「foo↑」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「お酒くさい」
友「…」ムゥ
友「ゲラゲラポー♪ゲラゲラポー♪」
姉「かわいい~!!」
女「かんわいい~!!」
イケメン「カワイイ☆」
友「ゲラゲラポッポ♪ゲラゲラポー♪」
弟「かわいい…」
姉「!?」
姉「ドゥワナクローズマイアァアアアアアアイ!!!」
女「えぇ…」
イケメン「アルマゲドンかよ☆」
姉「ァドゥワナフォーアスリィイイイイイプ!!!」チラッチラッ
弟「…」メソラシ
友「お姉さん、かっこいい///」ポッ
友「あんな女の人になりたい!」
女「ニートだよあいつ」
弟「お姉ちゃんはヤキモチ焼きです」
姉「ねぇ」
弟「んー?」
姉「ねぇってば」
弟「宿題中なんだよ」
姉「…」
弟「…」
姉「ぬん!」グリグリグリ
弟「あだだだだだだ!!!」
弟「なにするんだよ!」
姉「弟ちゃん!ひどい!」
姉「なんで最近お姉ちゃんと遊んでくれないの!?」
弟「この間カラオケ行ったじゃん…」
姉「3日も前のことじゃない!」
弟「えぇ…」
弟「とにかく宿題の邪魔しないでよ」
姉「それ終わったら遊んでくれる?」
弟「今日は友ちゃんと約束が…」
姉「はあああああっ!!??」
姉「なにさ!友ちゃん友ちゃんって!!」
姉「あんな貧乳のどこがいいわけ!?」
弟「友ちゃんのこと悪くいわないでよ」ムカッ
姉「ねぇ…弟ちゃん…」ズイ
姉「あんな小娘よりも…」
姉「お姉ちゃんとイイコト、しない?」ウフ-ン
弟「しない」
弟「もう!出てってよ!」グイグイ
姉「あっ。ちょ、ちょっと!」
弟「お姉ちゃんなんか嫌いだ!」
姉「」
バタン!
姉「」
母「愛で~空が~落ちてく~る~♪」サッサッ
姉「」
母「うわっ!?」ビク
母「あんた何やってんの?」
姉「」
母「掃除の邪魔だからどきなさい」
姉「」
母「姉?」
姉「」
母「し、しんでる…」
弟「お姉ちゃんは泣き虫です」
姉「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
姉「ぅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
姉「弟ぢゃんにぎらいっでいわれだぁああああああああ!!!!!」
ギャアアアアアアア
ビエエエエエエエエエ
オ-イオイオイ
父「おい何とかしろよアレ」
父「近所迷惑だぞ」
母「もうかれこれ6時間以上あの調子よ」
母「部屋にこもって出てこないんだから」
弟「…」
トントン
姉「まあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
トントン
姉「あばば!あばば!あばばばばばば!!」
トントン
姉「びぃえええええええええええ!!!!」
ガチャ
弟「お姉ちゃん…」
姉「キョッ!?」
弟「お姉ちゃん、その」
姉「ンヒィ!?」ズザ
弟「に、逃げないでよ」
姉「ア...ア...ア」
弟「ごめんね。言いすぎたよ」
姉「ア...ア..」
弟「大丈夫、大丈夫だから」
ギュッ
弟「ほら」
弟「こわくない」
姉「ア....」
弟「ね?」
姉「弟ちゃん…」
姉「ペロペロペロ」
弟「うわぁ~やめて~」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「ああああああああ」
姉「ぱふぱふ☆」
弟「くっさ!」
父「止めてこい…」
母「いやですよ。あの中に入りたくない」
弟「お姉ちゃんはカピバラに似ています」
お、おう、、
>>23の目玉がない女の人ってなんだ?
乙女ゲーやギャルゲーなどのアドベンチャーゲームの主人公は、しばしば目を描かない姿で描写されるのだよ。
主人公をプレイヤーの分身とするためにあえて没個性的にしているわけだ。
夕食時
姉「ねぇねぇ弟ちゃん」
弟「なに?」モグモグ
姉「お姉ちゃんって石原さとみに似てるじゃない?」
母「だまれ」
父「帰れ」
姉「あんたらにゃ聞いとらんわ!」
姉「帰れってなんだよ!私家族だよ!?」
姉「それでね~弟ちゃん」クルッ
弟「う、うん」
姉「石原さとみと、お姉ちゃん」
姉「どっちがかわいいと思う?」
弟「えっと…」
母「石原さとみ」
父「1ミリも似てないから安心しろ」
姉「うるっさいな!もう!」
父「お前はアレに似てる」スッ
父「テレビ見てみ」
< ゴランクダサイ!
< カピバラノアカチャンデス!!
姉「…」
母「ああ~」
父「な?」
父「クリソツだ」
姉「ふざけんな!!」
弟「ああ~」
姉「!?」
父「似てる」
母「似てる」
弟「似てる…」
< ニテル
姉「うわああああああん!!」ダッ
弟「あっお姉ちゃん!」
父「冗談のわからんやつだ」モグモグ
母「でもそっくりねぇ」
母「カピバラに」
弟「い、石原さとみにも似てると思います…」
父「そうだな」モグモグ
父「石原さとみを100回殴ったみたいな」
父「そんな顔をしてるな、あいつは」
カピバラもかわいいやろ!
弟「お姉ちゃんは僕を強くしてくれます」
弟「お姉ちゃん」
姉「んー?」
弟「お姉ちゃんはなんで強いの?」
姉「なんでだと思う?」
弟「空手を習ってたから…」
姉「ブッ!!」
姉「な、なんで知ってるの!?」
弟「お父さんが言ってた」
姉「あのクソおやじぃ…」
姉「弟ちゃんの前では清純系でいたいのに…」
弟「空手はせいじゅんじゃないの?」
姉「あ、いや、まぁ」
姉「そういうわけじゃないけどさ」
弟「なんでやめたの?」
姉「別に…長い間やって段持ちになって」
姉「しばらくしたら飽きただけ」
母「それだけが理由じゃないでしょ?」ヒョイ
姉「う…」
弟「そうなの?」
姉「…同じ道場のゴリラみたいな師範代にストーカーされた」
姉「ムカついたからボコボコにしたら破門になった」
弟「うわぁ…」
姉「やめて!」
姉「そんな目でお姉ちゃんを見ないで!!」
母「お父さんも私も大変だったんだから」
姉「ご迷惑おかけしました…」
弟「…」
弟「お姉ちゃん」
姉「ん?」
弟「ぼくに空手を教えて」
姉「ええ~?」
姉「だから破門されたんだって」
姉「それで勝手に教えてたらアウトじゃないかなぁ?」
母「まぁアウトでしょーね、知らんけど」
弟「そんなぁ」シュン
姉「いいの!弟ちゃんはそのままで!」ガバ
姉「何かあったらお姉ちゃんが守ってあげるんだから!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「ぼくは…」
弟「強くなりたい」
弟「お姉ちゃんと同じくらい…」
弟「ううん、もっともっと強くなって」
弟「お姉ちゃんを、みんなを守ってあげたい」
弟「何があっても…」
姉「お、弟ちゃん…」ジィィィン
母「…」
姉「わかったわ」スッ
姉「私が弟ちゃんを強くしてあげる」
弟「ほんとう!?」
姉「空手を教えることはできないけどね」
弟「え、じゃあ…」
姉「弟よ」
姉「力が欲しいか?」
弟「え…」
姉「力が欲しいか?」
姉「そう聞いている」
弟「!」
弟「ほ、欲しい!」
弟「力が欲しい!!」
姉「もっと熱くなれよぉおおおオオ!!!」
弟「欲しいいいいいいい!!!!!」
姉「うるせぇ!!」バシッ
弟「いたい!」
姉「いいこと?」
姉「私のことは今日から教官と呼びなさい」
弟「は、はい。教官」
姉「声が小さぁい!!」クワッ
弟「えぇ…だってさっき」
姉「口答えするなぁ!!」クワワッ
姉「サーイエスサーとだけ言ってりゃいいのよ!!」
弟「サーって男の人に使う言葉じゃ…」
姉「シャラップ!!」バシッ
弟「いたい!」
そして・・・
姉「おらぁ!まずは腕立て!!」
姉「100回だ!」
弟「ひゃっ…!」
姉「口答えするなぁ!!」
姉「罰としてさらに100回追加!!」
弟「さ、サーイエスサー!」
姉「次はヒンズースクワットだ」
姉「100回な」
弟「ひいいい…」ゼ-ゼ-
姉「それくらいでへばってどーする!!」
姉「もっとアストロガッツを見せろぉ!!」
弟「いえす、さー…」
姉「今日からこれをつけて生活しろ」ドサ
弟「こ、これは…?」
姉「大リーグボール養成ギプスだ」
姉「これで魔球を完成させろ」
弟「あの」
弟「ぼくは魔球を投げたいわけじゃなく…」
姉「口答えするなぁ!!」クワッ
弟「ひいい…」
弟「あの…」ゴロゴロ
姉「なんだ。うじ虫」
弟「どうして、こんなにグラウンド整備を…」ゴロゴロ
姉「やかましい!うじ虫君が!!」
姉「強くなるためには重いコンダラは基本だろうが!!」
弟「これ、コンダラっていうの…?」ゴロゴロ
姉「おら!キリキリ歩け!!」
姉「そんなんで憎いあンちくしょうを倒せると思ってるのかぁ!!」
弟「ひいいい…」ゴロゴロ
友「あぁ…」コソ
友「かわいそうな弟くん…」ホロリ
当日
男「…雨かぁ…」
幼馴染「雨だね」
男「…どうする?また今度にするか?」
幼馴染「いや、今日行こう」
男「別に明日にしてもいいんだぞ?」
幼馴染「雨の日じゃないとできないこともあるよ?」
幼馴染がそう言って取り出したのはフードつきのレインコート
うわあ誤爆したあ。すいませんでした
姉「ピンポンや」
弟「え…」
姉「これをワシが今から投げるから避けるんや」
姉「名付けてピンポン球ディフェンス」
姉「いくでぇ!興毅!!」
弟「誰!?」
ヒュンヒュンヒュン
弟「あぶぶっ」ビシビシ
姉「おらっ!目ぇ突け!興毅!」
姉「世界のジャブや!」
スポ根全部やる気かよww
そして・・・
弟「教官、今日であなたを越える」
姉「ほう」
姉「やってみろ」
弟「…」
ババッ
弟「我、不敗、なり!!」ムキィ!
姉「…!」
弟「我、無敵、なり!!!」ムキキィ!!
姉「心の一方を自分にかけるか…」
姉「それで私に勝てるかな…?」
弟「おおおおオオオッ!!!」
カッ
弟「我、最強、なり…」コオオオオオ...
友「弟くん…?」
弟「友ちゃん!?」
姉「…」
友「いやあああああっ!!」
友「弟くんがキン肉モリモリマッチョマンに!!」
友「ああ…」クラッ
弟「友ちゃーん!!」ダッ
姉「ちィ…邪魔が入ったか」
弟「友ちゃん…」
友「弟くん、元に、戻って」
友「マッチョは、イヤ…」ガク
弟「友ちゃん…!」
シュウウウウウウ...
姉「弟ちゃんの体が…」
姉「元に戻っていく」
姉「ふっ勝負はおあずけか…」
弟「お姉ちゃんは優しいです」
おつん
友ちゃんは幼馴染とか?
弟は何才なんだろうな
弟「ケホケホ」
姉「大丈夫?」
弟「あんまり…」
姉「38度あるもんね、かわいそうに…」ヨシヨシ
弟「お姉ちゃんのせいだ…」
姉「人のせいにするのはよくないゾ」
弟「お姉ちゃんがプールでぼくの水着盗むから…」
姉「弟ちゃんのゾウさんが見たかったんだゾ」
姉「ちゃんと返してあげたでしょ?」
弟「そういう問題じゃ…うぅ」
弟「ケホケホ」
弟「気分悪い…」
姉「桃食べる?」
姉「お姉ちゃんの桃」
弟「いらない…」
姉「お姉ちゃんの桃」
姉「食べる?」
弟「いらないってば…」
姉「風邪引いたときは桃がいいのに」ブツブツ
弟「お母さんは…?」
姉「今日はパート」
姉「お姉ちゃんと2人っきりだね☆」
弟「最悪だ…」
姉「なんで!!」
弟「ケホケホ」
姉「あーもう寝ちゃいなさい」
姉「学校にはお姉ちゃんが電話しとくから」
トントン
弟「ん…」モゾ
ガチャ
姉「気分はどーお?」
弟「ちょっとマシ…」
姉「おかゆさん作ってきたよ~」
ホカホカ
姉「食べられそう?」
弟「うん、ありがとう」
姉「はい」スッ
姉「あーんっ」
弟「じ、自分で食べれるよ」
姉「あーんっ!」ズイ
弟「いいってば…」
姉「口を開けろ」
弟「はい…」
姉「おいし?」
弟「うん」モグモグ
姉「食べ終わったら着替えさせてあげるね」
姉「汗かいたでしょ」
弟「い、いいよ、自分で」
姉「着替えさせてあげるねっ」
弟「あの、自分で」
姉「あげるねっ☆」キャピ
弟「はい…」
姉「寝てばっかで退屈でしょ」
姉「テレビ見たい?」
弟「いいの?」
姉「リビングから持ってきてあげるねー」
弟「ありがとう…」
姉「ついでにお姉ちゃんのコレクションも貸してあげよう」
姉「よいしょ」ドサ
弟「寝ながらテレビ見るって、変な感じ」
姉「ふふ、でも今はつまんない番組ばっかだから…」
姉「お姉ちゃんのDVDを持ってきてあげたぞ!」ジャ-ン
弟「わあー」パチパチ
姉「死亡遊戯とガイバーとエイリアンとドラえもん」
姉「どれにする?」
弟「ドラえもんで…」
姉「夢幻三剣士と海底鬼岩城がある」
弟「どう違うの?」
姉「どっちも良いよ~」
姉「泣けるのは海底鬼岩城かな」
弟「じゃあそっちで…」
姉「よしよし」
カチャカチャ
ウイ-ン
姉「じゃあお姉ちゃん自分の部屋戻るから」
姉「眠たくなったら寝るのよ」
弟「うん…」
ガイバーとはいい趣味な
弟「ケホケホ」
姉「熱下がんないねー」
弟「うぅ…」
姉「ポカリ飲む?」
弟「うん…」
ゴクゴク
姉「…病院に行く?」
弟「いい、大丈夫」
弟「寝て治す…」
姉「でも…」
弟「お父さんとお母さんに心配かけたくない」
姉「…」
弟「ウウ...」
弟「ウ-ン...」
姉「うなされてる、かわいそうに」ナデナデ
弟「ウ-ンウ-ン...」
姉「こわい夢見てるのかな…」
弟「ウ-ン.....」
弟「…いかないで」ハァハァ
姉「行かないよ。どこにも行かない」
姉「お姉ちゃんここにいるから」
弟「いかないでよぉ」
弟「パパ…ママ…」
姉「…」
姉「大丈夫だよ」
姉「お姉ちゃんがいるから」
姉「お姉ちゃんはどこにもいかないよ」
弟「お姉ちゃんはツンデレです」
姉「フンッ!」
姉「弟ちゃんのことなんて」
姉「全然好きじゃないんだからね!!」ド-ン
弟「そうなの!?」ガ-ン
姉「ああああっ!!ウソ!ウソウソウソ!!」
姉「お姉ちゃん、弟ちゃんのこと大好き!!」
姉「愛してる!!超愛してる!!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「お酒くさい」
姉「弟ちゃんはツンデレはあんまり好みじゃない?」
弟「ツンデレ?」
姉「さっきみたいな…」
姉「普段ツンツンしてるけど、たまにデレ~としちゃう感じの子」
父「あんな雑なツンデレがあるか」
姉「うっさい!」
弟「普段ツンツン…」
弟「友ちゃんみたいな子かなぁ」
姉「えっ!友ちゃんってツンデレなの!?」
弟「最近よくツンツンするんだ」
弟「お姉ちゃんの話したら機嫌悪くなるし」
姉「なにぃ…」ギリ
弟「でも優しいよ」
弟「いつもぼくと遊んでくれるし」
父「ツンデレだな」
姉「小娘ェ…」ギリギリ
母「弟ー」
弟「はい」
母「今度の授業参観、行けなくなっちゃった…」
弟「そうですか…」
母「ごめんねぇ。パートが忙しくて」
父「すまんな…俺もその日は休めん」
弟「いえ、大丈夫です」
姉「…」
姉「私が行こうか?」
弟「ええっ!」
父「おお、いいんじゃないか?」
父「ニートだからヒマだろ」
母「でも弟の学校にニートを送りこむことになるわよ」
父「ニートって言わなきゃバレんだろ」
母「顔がニートだからバレるわよ」
姉「ああああああ!!!うっさいうっさい!!!」
弟「お姉ちゃん」
弟「来てくれるの…?」
姉「しょ、しょうがなくよ!!」
姉「別に弟ちゃんのために、授業参観に行くわけじゃないんだからねっ!!」
姉「勘違いしないでよねっ!!」ド-ン
姉(決まった…)
弟「じゃあ、いいよ別に」ムス
姉「あれっ!?」
父「バーカ」
母「バーカ」
明日で終わります
乙
やっぱ実の姉弟じゃないんか
弟「お姉ちゃんはえっちです」
姉「へへ、うへへ」サワサワ
姉「うへへへ」サワサワ
弟「やめてよお姉ちゃん…」
姉「弟ちゃんのおしり」サワサワ
姉「よい…」サワサワ
弟「くすぐったいよ…」
友「お姉さん、やめて下さい」
友「弟くん嫌がってます」
姉「そんな事はない」
姉「口では嫌がっているが…」サワサワ
姉「内心では大喜びさ」サワサワ
姉「そうだろおおおお?」サワサワ
友「そうなの?弟くん…」ドンビキ
弟「ちがうよ」
姉「ちがわない」サワサワ
姉「弟ちゃんはえっちなドスケベなのよ」サワサワ
弟「やめてよ!もう!」
姉「昨日だってお姉ちゃんのオッパイ見てたでしょ?」
姉「野獣の眼光で」
友「そうなの?弟くん…」ドンビキ
弟「ちがっ…!」
弟「お姉ちゃんが勝手に脱ぎだしたんじゃないか!」
姉「おお、こわいこわい」ヒヒヒ
姉「友ちゃんは、こんなえっちな奴のどこが好きなの?」
友「べ、別に弟くんのことなんて好きじゃない!」
弟「」ガ-ン
姉(くくく…)
姉(計画通り)
姉(ちょっとかわいそうだけど…)
姉(弟ちゃんにはこのまま失恋してもらいましょう)
姉(弟ちゃんには私だけいればいいのよ!!)
友「好きじゃない、好きじゃないけど」
友「たまに男らしいとことか…」
友「かっこいい、と思う…」
姉(おや)
友「あと」
友「優しいし…」
友「勉強してるとことか、かっこいいし…」
友「たまに見せる笑顔も…」
友「かわいい、と思う…」
友「そう思う…///」カァ
弟「えっと」
弟「ありがとう…」
友「…///」
弟「…///」
姉「え、なんすかこれ」
姉「ぬがあああああああ!!!」
姉「ヤメロォ!!ラブラブ空間ヤメロォ!!」
友「ら、ラブラブ…////」カアアッ
弟「そ、そんな…////」テレテレ
姉「それをヤメロと言うとるんじゃ!!」
姉「とにかく!!」
姉「弟ちゃんはえっちなの!!」
姉「えっちな弟ちゃんにはお姉ちゃんがいればいいの!!」
弟「えっちじゃないよっ!!」
弟「お姉ちゃんこそえっちじゃないの!?」
姉「お姉ちゃんはえっちだよ?」
友「ええ…」ドンビキ
弟「な、なんでそんな堂々と」
姉「人間はみんなえっちなのよ」
緑のハンサムも人間はナチュラル・ボーン・エロスだって言ってたなぁ
弟「今友ちゃんと宿題してるんだよ」
弟「邪魔しないで」
姉「宿題?なんの?」
友「作文です」
姉「ほう…ではお姉ちゃんについて書きなさい」
弟「ええ~…」
姉「タイトルは『お姉ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』にしなさい」
姉「プロローグは、そうね…」
姉「お姉様の強さと美しさはあまねく大地に響きわたり…」
弟「もう!出てってよぉ!」
・・・・・・・・・・・
弟「そんなわけで」
弟「お姉ちゃんはえっちなのです」
フフフ
クスクスクス...
ヤダ-
姉「うぅ…///」プルプル
姉(参観なんか来るんじゃなかった)
姉(覚えとけよぉ…)
ネェ...モシカシテアノヒトガ...
オネエサン?
姉「!」ギクッ
ブラコンナノネェ
ニ-ト...
カレシガイナイ...
カピバラ...
クスクスクスクス.....
姉「うぅぅ…//////」プルプルプル
弟「…」
弟「ぼくは、養子です」
弟「前のお父さんもお母さんも、ぼくを置いてどこかにいってしまいました」
弟「ぼくは、お姉ちゃんと血がつながっていません」
シン
姉「…」
弟「でも、ぼくが初めて家に来たとき」
弟「お姉ちゃんは、ぼくをかわいいと言ってくれました」
弟「大好きと言って抱きしめてくれました」
弟「ぼくを家族として、迎えてくれました」
弟「とってもうれしかったです」
姉「弟ちゃん…」
弟「そんなお姉ちゃんが」
弟「ぼくは、世界で一番大好きです」
弟「…おわりです」
パチ
パチパチ..
パチパチパチパチパチパチパチパチ
弟「ありがとうございます」ペコ
これは結婚かな?
姉「弟ぢゃああああああああんん!!!!」ガバッ
弟「うわっ!」
姉「あ゛りがどっ!あ゛りがどうねっ!!」
姉「お姉ぢゃんもずぎっ!!」
姉「弟ぢゃんのごど大ずぎっ!!」ボロボロ
弟「うわあ…鼻水が」ベトベト
先生「お、お姉さん。授業中ですので…」
姉「やがまじい゛!!」クワッ
先生「ひい!」
姉「これは、これはアレね!!」
姉「結婚だね!!」
弟「えええっ!」
弟「やだよ!」
姉「結婚しよ!弟ちゃん!!」
弟「やだったら!!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「やめてええええええ」
パチパチパチパチパチ
オメデト-!!
オメデトウゴザイマ-ス!!
パチパチパチパチパチ
姉「あざっす!!あざーっす!!」
弟「やだぁ!結婚やだぁ!!」
姉「ちゅっちゅっ!!」
弟「いやだああああああああ」
おわり
おわりです
ありがとうございました
良いテンションだった
乙
友ちゃんも頑張って
乙ー
おつ
面白かった
弟くんと今の父母がちょっと距離がある感じ
そこのフォローがあったらもっと良かったな
お姉ちゃんには遠慮がないけど父母にはちょっと距離があるのがまた良いんじゃないか
おつ
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