文香のキャラがまだ安定してないので、イメージと違うかもしれませんがあしからず。
書き溜めはしてあります。ちまちま投下していきます。
感想などのレスは、挟んでもらっても全然構いませんが、1レスでお願いします。
——事務所——
小梅「あの....プロデューサーさん」 クイクイ
モバP「ん?どうした小梅?」
小梅「き、今日....仕事早く終わり....そうですか?」
モバP「ん〜、そうだなぁまだ少し時間かかるけど。どうした?もう寮に帰りたいのか?」
小梅「ち、違うんです....これ見ようと...思って」 ゴソゴソ
モバP「ん?DVDか。どれどれ?」
『アブノーマル・アクティビティ』
モバP「これってかなり怖くてグロテスクって噂のやつじゃないか」
小梅「こ、これ....おもしろ...かったから。プロデューサーさんにも.....見てほしいんです」
モバP「ん?新品?」
小梅「映画館で....見ました。DVD版....には映ってないはず...の人影が映ってる....って噂で」
モバP「それは気になるな。う〜ん....でも俺はまだ時間かかるから先に誰かと見て....」 キョロキョロ
モバP(.....ソファの後ろあたりが怪しい)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370872748
スタスタ
凛「......」 ブルブル
モバP(カーテンの中に紛れて、耳抑えて震えてる...しかも隠れきれてない...)
モバP(カワイイ)
バサッ
凛「!!!」
モバP「凛じゃないかー、どうした?こんなところで(棒)」
凛「どどど、どうもしないよプロデューサー」
モバP「........」
凛「........」
モバP「暇だろ?」
凛「違う」
凛「わ、わわわ私これからレッスンなんだ.....」 アセアセ
モバP「おーい、小梅。凛が暇だから一緒に見てくれるみたいだぞ」
凛「あ、ちょっとホラーなんか見ないよ」
モバP「そっかー凛は嫌なのかぁ.....」
小梅「残念....です」 シュン
モバP「じゃあ、俺が行くまで小梅だけで先に見てるか?」
凛「!!?」
凛「プロデューサー...仕事終わったら白坂さんと一緒に見るの?」
モバP「ん?そうだよ」
凛「.....ちなみにどこで見るの?」
モバP「仮眠室のベット繋げてデカイベットにして横になりながら見るよ」
凛「見る」
モバP「ん?」
凛「私も見る」
モバP「え?でもさっきホラーは....って」
凛「気が変わったの」
凛「あとね、プロデューサー。あそこに加蓮と奈緒も隠れてるよ」 ビシッ
加蓮「ちょっ....凛それは卑怯だよ!」
奈緒「あたしは興味ないから....」
小梅「見て....くれないん...ですか?」
加蓮・奈緒「ぐぬぬ....」
モバP「それじゃ、みんな先に見てて....」
モバP「ん?」
文香「........」 ペラッ
スタスタ
モバP「文香?暇ならみんなで映画見ないか?」
文香「....映画ですか?」
モバP「うん、小梅が面白いの持ってきてくれたらしいんだ」
モバP「俺も仕事が終わり次第合流する予定なんだけどさ」
文香(!!......みんなのことあまり良く知らないし....いい機会なのかな?」
文香「.....私も一緒に見ても....いいんですか?」
凛「文香さん....それは全然いいんだけど....やめておいたほうがいいよ....」
加蓮「うん....多分面白く——」
奈緒「文香さん....一緒に見たいけど犠牲者を増やすのは——」
文香「.....?」
小梅「♪〜♪〜」
支援
−−−−−
−−−
−−
小梅「それじゃ...電気消けしますよ?」
パチッ
文香「え?.....電気消しちゃうんですか?」
小梅「....こうしたほうが....面白い♪」
文香「....そう....なんですか」
クイクイ
文香「....?」 クルッ
加蓮「こっちこっち」 ボソッ
文香「.....前の方で.....見なくていいんですか?」
奈緒「無茶はしないほうがいいって」
文香「....無茶...ですか?」
凛「こここ、これからほホラー見るんだよ?」 ガクブル
文香「....ホラーですか?」
文香「...私...ホラー映画を...見たことないんです」
文香「...そのような種類の本もあんまり....読んだことがなくて...」
【文香イメージ】
男『でた!おばけだ!!』
おばけ『うぅぁぁ・・・』 ふよふよ
女『キャー、おばけよー』
【イメージ終了】
文香「...たぶん大丈夫...だと思います」
文香「...それに....前の方が見えやすいですし」
小梅「...じゃあ...スタート♪」
−−−−−
−−−
−−
文香(...予想してたのと大分違−−)
『ガシッ』
『ベッドの下から手が!!?』
『グシャ 』
『あ、足があああ』
文香「...!!? ...っ」 バッ←急いで足を抱え込む
キョロキョロ
凛(あれ?文香さんのどうしたんだろ?)
加蓮(もしかして、文香さん...)
『こうなったらみんな一つの場所に閉じこもるしかない!!』
文香「...!!っっっ」 ハイハイ
ズッポリ
奈緒「ふ、文香さん!?」
文香「.......ぅぅっ」涙目
凛(一番前から、私達のいる一番後ろに毛布引きずりながらきた...カワイイ)
加蓮(あっ、毛布で必死に画面見えるか見えないかのところまで持ち上げて、チラチラ画面みてる...カワイイ)
奈緒(わざわざあたし達の真ん中に入ってきてる...カワイイ)
『俺たちはこの部屋に閉じこもるんだ!!』
《中に!!扉が開かない!!ぎゃあああ》
『くそ、向こうに別れた奴らが....』
『.....』
『ドンドンドンドンガチャガチャガチャ』
『なんで扉が開くんだ!?鍵をしたはずなのに』
文香「!!!...っっ」 ギュッ
凛(あっ、手握られた)
『.....ニヤッ』
加蓮(今の扉の隙間から急に顔出てたの怖かったなぁ) ドキドキ
チラッ
文香「...!!!ひっ...」ガタガタ
文香「......」 チラッ
凛(あっ、でも見るんだ...)
−−−−−
−−−
−−
小梅「これは...あまり...怖くなかった...ですね」
凛「そ、そうだったんだ...」
加蓮「それにしても...」 チラッ
文香「.......」 ブルブル
奈緒「文香さん?そろそろ手離してもいい?」
文香「あっ....っ!!」 ギュッ
奈緒(必死に自分の服掴んで怖い気持ち誤魔化してる...カワイイ)
小梅「...じゃあ次を..」
凛「もう!?」
加蓮「プロデューサーがもうそろそろ終わるかもしれないから少し待とうよ!!...ね?」
文香「...あの...私お手洗いに行ってきます」 フラフラ
奈緒(あれはそうとうキテるな...あんなに怖いのに弱いとは...)
−−−−−
−−−
−−
モバP「ふぅ...ようやく終わりそうだ...」
チラッ
モバP「ずいぶん待たせちゃったな」
モバP「早く行かなくちゃ」
ガチャ
モバP「ん?」
文香「.......」 フラフラ
モバP「おっ、文香。映画はどうだった?」
文香「...あんなに...怖いものだとは思いませんでした」
モバP「ははは、そうかそうか。...って、もう両方見終わったのか!?」
文香「!!...まだ...一作品もあるんですね...」 ドンヨリ
モバP「よかった、まだ片方だけか。....それでどうしたんだ?」
文香「...あの...お手洗いに」
モバP「おっと、それは失礼なことを聞いたな。すまん」
文香「...いえ、大丈夫です」 フラフラ
モバP(かなりキテるなあれは...少し意地悪してみるか)
モバP「文香!....なんだ...その...気をつけろよ?」
文香「...何を...ですか?」
モバP「こういった時に怖いと思ってる人のところに出るらしいぞ...」
文香「!!...な、な何が出るんですか?」
モバP「......」
モバP「....お化けだよ」
文香「.....」 ピクッ
モバP(あれ?さすがに子供っぽ過ぎたか?黙っちゃった....)
モバP「あの...文香さん?もしかして怒っていらっしゃいます?」
文香「....ぅっ...グスッ」涙目
モバP「...oh」
−−−−−
−−−
−−
文香「...これを必ず...つけて下さい」 スッ
モバP「ん?俺の音楽プレイヤー?」
文香「...絶対ですよ。音量も...一番大きくして下さい」
モバP「最大はさすがに——」
文香「....」 ジト目
モバP「わかったよ...」
文香「...必ず...そこにいて下さいね。...必ずですよ?」
モバP「わかったわかった」
ジャカジャカ♪
モバP「イヤホンからすっごい音漏れしてる...こうなったら覚悟を決めて——」
モバP(うるせええええええええ!くそおおおおお!!)
モバP(どうせならロック系流して...)
—————
文香(...怖さのあまりプロデューサーさんをこんなところまで着いて来てもらうなんて...)
文香(....プロデューサーさん...ちゃんと居てくれてるよね?)
文香「...あの...プロデューサーさん?...居ますか?」
モバP(♪〜、♪ーーー!!) ヘドバン中
文香「え?...あの....プロデューサーさん?」
文香(まさか...向こうに戻っちゃったの?)
文香(...うぅ...ひどい...) グスッ
・・・・・・・
ジャバー
文香(...小走りで向こうに帰れば...追っては来れない...はず)
文香(....よし.....1.2の.....3!!) ガチャッ!
ガッ
文香「え?」
文香「...あ、開かない?」
文香(何で....何で何で!?)
ガチャガチャ
文香「....うぅ....どうして...」 グスッ
モバP「♪ーー♪〜〜〜!!!」 ←扉を足で塞いでいるのに気がついてない
文香「.....あっ」
《中に!!扉が開かない!!ぎゃあああ》
文香「...ぁぁぁあ....やだやだ...」 ポロポロ
文香「...ぷ...プロデューサーさん...プロデューサーさん!!」 ガチャガチャドンドン
モバP「!!!!ーーー♪!!!」 ←ヘドバン中
モバP「あっ」 ガッ
フラッ....
ガンッ!!!
モバP「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」
文香「ヒッ!!!」 グッ←耳塞ぐ
文香(プロデューサーさんが...プロデューサーさんがっ!!!) ギュッ
バンッ!!
カチッ
文香(で...電気が!?)
モバP「くそっ...頭振りすぎて目が回ってコケたうえに頭打つとか....」
モバP「誰にも見られてなくてよかった...痛かったなぁ」
文香「プロデューサーさん!!....プロデューサーさん!!!」 ポロポロ
モバP「文香?どうした?俺ならここにいるぞ?」
文香「助けてください!!プロデューサーさん!!」 ポロポロ
モバP「!!。どうした文香!?」
モバP「何があったんだ文香!?開けてもいいのか!?開けるぞ?ゆっくりゆっくり....っと」 ガチャ
ギギギ
文香(...!!。勝手にドアが!?)
『なんで扉が開くんだ!?鍵をしたはずなのに』
『ニヤッ』
文香「....っっっ!?」 ゾワゾワッ
文香「いやぁ!!」 バタン ガチャ
モバP「ひょっ!?」
モバP「どうしたんだ文香!!?」 ドンドン
文香「助けてください!!プロデューサーさん....」 ポロポロ
モバP(もしかして中に不審者が!?)
モバP「文香!!今助けるぞぉぉぉぉぉぉ!!」
モバP「おい、どうしたんだ!?開け!!クソォォォォォォ!!!」 ガチャガチャ
バキバキバキッ
−−−−−−
−−−−
−−−
小梅「鷺沢さん...Pさんも...遅い」
加蓮(お願い....そのまま来ないで...)
ガチャッ
モバP「遅くなってすまん。もう見てるかー?」
小梅「いえ...まだで——」 クルッ
凛「プロデュー...———」 クルッ
文香「.....グスッ」 ヒシッ←裾を掴む
「「「「!!?」」」」
モバP「まだか、よかったよかった」
モバP「それにしても、凛たちはそんな後ろでいいのか?見えにくいだろ?」
モバP「せっかくだし、俺は前の方で足伸ばしてのんびり見るとしますか。靴も脱いじゃおっと」
文香「!!.....っ、....っ」 ヌギヌギ←靴脱ぐ
奈緒(必死にPさんの後ろにくっついてる....なにあれ?どうしたの?)
文香「......グスッ」 ピッタリ
加蓮「...文香さんどうしたの?」
モバP「まぁ...なんだ...色々あってな...」
文香「....」 ギュゥ
文香(....クンクン....プロデューサーさんの匂い....少し安心する...)
加蓮「...どうしちゃったんだろうね?りn....」
凛「.....っ!!」 メラメラ
加蓮(あちゃー...修羅場かぁ...文香さんは悪気無さそうだけど....)
凛「.....」 ハイハイ
モバP「お?凛。どうした?」
凛「私もここで見る」
モバP「後ろが怖くなったんだろー?」 ニヤニヤ
凛「ち、違うって」
加蓮「....私も近くに行こっと」 ハイハイ
奈緒「あたしは...別に...」
小梅「それじゃあ...再生しますね?」
奈緒「....ヤッパムリ」 ハイハイ
−−−−−
−−−
−−
モバP「いやー、面白かったなぁ」
凛、加蓮、奈緒 「「「 」」」 ガクブル
モバP「さてと、もう遅いから帰る準備して.....って文香寝ちゃってる」
モバP「仕方ない。俺がおぶってくからみんな帰る準備しろー」
モバP「さてと、文香の荷物はこれか。あとは本人だな」
モバP「よいしょっと」
モバP(でかい)
−−−−−
−−−
−−
モバP「さてと、あとは女子寮に行くだけか」
モバP「........」
モバP「....そういえば今日の映画どうだった?」
加蓮「それなりに怖かったよ」
奈緒「うん」
モバP「夜寝る時に『怖い』とか思っちゃダメだぞ....」
加蓮「な、なんで?」
モバP「それはな———」
−−−−−
−−−
−−
モバP「女子の部屋に入るのってなんかドキドキするよな....」
モバP「お、あった。ここか文香の部屋は」
モバP「お、おじゃましまーす」
ガチャ
モバP「思った通り本ばっかりだな....同じ寮とは思えないな」
モバP「よいしょっと....さてと俺も帰って寝るか...ふゎぁ〜」
ガチャッ
トトトト
トスッ
モバP「おわっ!?...なんだ!?」 クルッ
文香「.......」 ギュッ
モバP「文香?起きたのか?まだ夜だから寝てていいんだぞ」
文香「....帰らないで....下さい」 ポロポロ
モバP「....とは言ってもなぁ。ここ女子寮だからなぁ」
文香「.......」 ギュッ
モバP(かわいい)
モバP「じゃあ下の食堂で話でもする?」
このあと食堂の隅っこにあるL字に並べられたソファで俺はパスタを食べて、文香は紅茶を飲んでいた。
そのあと明け方まで二人で話をした。
その間、文香の小さく細い指が俺の手を必死に握っていた。本人曰く安心するらしい。
そして俺も文香もいつの間にか寝てしまっていたらしい。
−−−−−
−−−
−−
ザワザワ....
モバP「....zzZ...zz..ん?朝か...んん!?」
凛「プロデューサー....これは一体どうゆうこと?」 ゴゴゴゴゴゴ
モバP「凛?あれ?なんでここに?」
凛「今日は加蓮たちと買い物に行く約束してたの」
モバP「へぇー...って今何時だ!?」
凛「10時だよ」
モバP「もうそんな時間か...そろそろ起きるか」 ムックリ
ガチャン
ギュッ
モバP「ん?」
モバP「左手は寝てる文香に握られてる。これは分かる。この右手の手錠は...?」
早苗「限度超えたって連絡があったよP君」
モバP「へ?」
早苗「ついにアイドルに手を出したって連絡が」
モバP「そんなことしてませんよ!!今日だって文香が」
凛「文香さんが....なんだって?」 ゴゴゴゴゴ
——手繋いでますよ!! ——二人っきりですかぁ? ——え?昨日からベッタリだった?
ガヤガヤ... ザワザワ...
凛「何で手を握る必要があったの?何で一緒に寝てるの?何で....ワタシジャナイノ」 ボソボソ
モバP「みんな勘違いしてるようだけど...」
凛「でも一緒に寝てたじゃん!!」
モバP「そうだけど....」
パチッ
ムックリ
文香「...あの...これは一体どのような状況なのでしょうか?」
モバP「文香、助けてくれ」
−−−−−
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−−
モバP「...今日は仕事も少ないしちひろさんだけでも大丈夫だろう。一応連絡も入れたし」
モバP「それにしても...」
凛『文香さんだけ特別扱いはずるいから、今日の買い物に付き合って欲しいの』
モバP「...まぁそのくらいなら全然いいけど」
モバP「シャワーだけでも借りるか」
−−−−−
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−−
モバP「さてと、そろそろ行くか?」
凛「加蓮がもう少しかかるって」
モバP「12時過ぎるなぁ...まったく寝坊なんて何やってたんだか...」
凛「昨日の映画のせいだよ...きっと」
凛(私もハナコ抱いて寝たくらいだもん)
モバP「まずは昼飯食べるか」
凛「分かった」
トトトト
文香「ハァ....ハァ...あの...プロデューサーさん」
モバP「どうした文香?今日はオフだからゆっくりしてていいんだぞ?」
文香「...その...私も...お買い物に着いて行っても..いいですか?」
凛「!!!」
凛(まさか....文香さんもプロデューサーのこと....)
モバP「ん?いいぞ。加蓮待ってるから今のうちに支度してきてくれ」
文香「...はい..分かりました」
トトト
文香「......♪」
おしまい
短いけどこれで終わりです。
文香が可愛いから書きました。後悔はしてません。
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鷺沢文香(19)
http://i.imgur.com/RvsuTxU.jpg
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白坂小梅(13)
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渋谷凛(15)
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北条加蓮(16)
http://i.imgur.com/kVJbmBL.jpg
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神谷奈緒(17)
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片桐早苗(28)
おっつおっつ☆
文香可愛いな、再登場が楽しみだ
リアクションが可愛かった
乙
>>23画像ありがとうございます!!
おつ
正直文香も昇格早そうだよな
全然いいけどね
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