妹「はぁ~マツジュンかっこいいなぁ」 (86)
兄「なんだまたそのドラマ見てるのか」
妹「道明寺ぃ~」
兄「そんなカッコいいか?」
妹「カッコいい~」
兄「俺の方がイケメンじゃないか?」
妹「あ?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466850474
妹「しねっ!」ブン
兄「ぶっ」バシ
妹「勝手に部屋入ってくんな!このニート!」
兄「本は投げてはいけないぞバチがあたるぞ」
兄「だぞだぞ」
妹「どっかいけ!超キモい!」プンプン
兄「追い出されてしまった」
兄「しかし生意気なヤツになったもんだ」
兄「昔は『お兄ちゃんお兄ちゃん』と俺の後ろを離れなかったくせに…」
兄「…よし」
美容院
美容師「今日はどんな感じにしますぅ~?」
兄「松潤太郎みたいにして下さい」
美容師「ええ~誰ですかそれぇ~」
兄「マツジュンです」
美容師「あぁ~!マツジュンね!松本潤!」
兄「花より男子のマツジュンみたいにして下さい」
美容師「無理ですねぇ」
美容師「今日はお仕事お休みですかぁ~?」チョキチョキ
兄「いえ、僕ニートなんで」
美容師「えぇ~!ほんとぉ~?」チョキチョキ
美容師「大変そう~!」チョキチョキ
兄「大変です」
兄「一日中アニメ見てますからね」
美容師「ゲームはぁ?」チョキチョキ
美容師「私こう見えてゲーム大好きなんですよぉ」チョキチョキ
兄「一日中やってますね」
兄「それかオナニーですね」
美容師「大変そう~!」チョキチョキ
美容師「はーいっ!」パサ
美容師「どうでしょ~」
兄「おぉ…!これが俺…!?」
兄「別人のようだ!!」
美容師「気に入って頂けましたぁ~?」
兄「はい!!」
兄「俺、マツジュンに見えますかね!?」
美容師「マツジュンの鼻くそに見えますねぇ」
兄「ただいま」
母「あら、おかえり…」ハッ
母「ま、マツジュン!?」
兄「フッ」キラ-ン
母「妹ちゃん!妹ちゃーん!」
母「大変よ!マツジュンが家に!!」
ドタドタドタドタ
妹「どっどこっ!?」
妹「潤くんはっ!潤くんはどこ!?」キョロキョロ
母「ここ」
兄「やぁ☆」
妹「…」
妹「で、どこ?」
母「ここだってば」
兄「妹ちゃんの大好きなマツジュンだよぉ☆」
妹「しね!」ブン
ヒョイ
兄「おほほほほほwww」
妹「しねっ!しねっ!」ブンブン
兄「ゆーあーまいそうっそうっwwwいっつーもすっぐっソッバーにあるーwww」
妹「しねええええええええ!!!」
妹「あああああ!!!」
妹「むかつくむかつくむかつく!!!」
妹「なんなのよアレ!!」キ-ッ
母「次お風呂あんたの番よー」
妹「はーい!」
お風呂
妹「…」チャプ
妹「いい事思いついた…」ニタァ
妹「あいつの好きなアニメキャラのコスプレしてやる…!」
妹「そんでもって目の前でバカにしてやる!」
兄の煽りソングくそワロタ
妹「あいつが風呂入ってるスキに…」コソコソ
妹「…」
妹「なんか妙に片付いてるなぁ」
妹「久しぶりのあいつの部屋…」
妹「こんなんだっけ?」
妹「うわ!アニメのDVDがこんなに!」
妹「キモっ!」
妹「どれが好きなんだろ?」
妹「まーDVD買うぐらいだから全部好きなんだろうなぁ」
妹「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」
妹「これだっ!」
バッ
妹「…」
妹「対魔忍アサギ?」
妹「うっわ何コレ!エロアニメじゃん!」
妹「あいつこんなんが好きなわけ?」
<ハ-イイユダッタ-
妹(やばっ!?)
兄「あれ、何してんだ?」
妹「ななな何もっ!!」アタフタ
兄「…さてはお前」
妹「」ギク
兄「風呂上がりのマツジュンに会いに来たんだろう…?」キラ-ン
妹「しね」
スタスタ
バタン!
兄「何怒ってんだよぅ」
ー妹、対魔忍視聴中ー
<ンホォ! イグゥ!
妹「…」
<オッホォ! ンギィ!
妹「…」
妹「こわいよぉ…」グス
翌朝
母「あれ、妹ちゃんヨーグルト食べないの?」
妹「…いらない」
兄「お前ヨーグルト好きじゃなかったっけ?」
妹「嫌いになった…」
妹(あんたのせいでな!)
兄「?」
妹友「妹ちゃーん!」
妹「あ、友ちゃん。おはよ」
妹友「昨日のVS嵐みた?」
妹「あ…見てない…」
妹(すっかり忘れてた…)
妹友「へーめずらしー!」
妹「あ、あはは」
妹(髪型は…)
妹(伸ばせばなんとかなるかな)
妹(問題は服)
妹(ネットで買えるのかな)
妹(ゲッ!18,280円!?)
妹(高校生にはキツイよ…)
妹(どうしよ…)
女子更衣室
妹友「プールだるいねー」
妹「うん…」
妹「んっ!?」バッ
妹友「きゃっ!?」
妹「スクール水着…」ツンツン
妹「使える!!」
妹友「な、何に使うの!?」
ssでここまで笑ったのは初めてなんじゃないかってくらい>>8のくだりワロタ
妹「あとは網タイツがあれば…」
妹「水着も紫色にして…」
妹「よし!よし!」
妹「何とかなりそう!」
妹「…」
妹「刀どうしよう」
妹「刀…」
妹「紙で作るのは違うよなぁ」
妹「…」
妹「あと胸…」
妹「…」ペタペタ
妹「ぐぬ…」
妹「お腹周りも…うぅ」
妹「えっバイト始めたの!?」
兄「んー」モグモグ
妹「ど、どこで?」
兄「信長書店」
妹「?本屋さん?」
兄「まーな」
母「週5日以上も入るんですって!エライわねぇ」
妹(なんだ…ニートじゃなくなったじゃん)
<ンホォ!
妹「んほー」
<イグゥ!
妹「いぐうー」
妹友「妹ちゃん髪伸ばしてるの?」
妹「うん、まぁ」
妹友「最近マツジュンマツジュン言わなくなったし…」
妹友「もしかして…」
妹友「好きな人できた?」コソ
妹「はあああっ!?///」
妹「そ、そんな訳ないじゃんっ」
妹友「あ、図星だー!」
妹「ちがうってっ!///」
妹「ええっ!」
妹「友ちゃん刀持ってるの!?」
妹友「うん、模造刀だけどね」
妹友「なんでか家でホコリかぶってるよ」
妹「お願いっ!それ貸して!」
妹友「別にいいけど…」
妹「ありがとうっ!!」
妹「あと…」
妹友「?」ボイ-ン
妹「おっぱいも下さい…」シクシク
妹友「え、ええ…」
妹「ただいま」
母「おかえり~」
妹「…」キョロキョロ
妹「お兄ちゃんは?」
母「今日もバイトだって」
妹「そう…」
妹(続いてるなぁ、バイト)
妹(…なんかつまんない)
妹「う…」フラ
妹友「妹ちゃん?どうしたの?」
妹「な、なんでもない」
妹(最近ご飯抜いてたからかなぁ)
妹(気分悪い…)
妹友「大丈夫?保健室行った方が…」
妹「」バタッ
妹友「きゃあ!妹ちゃん!!」
妹「はっ!?」パチ
妹「あれ、ここ…」
妹「保健室?」
兄「おっ起きたか」
妹「!」
兄「お前倒れたんだよ」
兄「連絡来たから俺が迎えにきた」
妹「バイトは…?」
兄「休んだ」
妹「…ごめんなさい」
兄「気にすんな」
兄「ほれ。早退して病院いくぞ」スッ
妹「うん//」ギュ
妹友「あれがお兄さん…?」コソ
妹友(ちょっとマツジュンに似てる…いいなぁ)
<ンホォ!
妹「ンホォ!」
<イグゥ!
妹「イグゥ!」
妹「よし!だいぶ似てきた!」
妹「がんばるぞ…!」
気体
母「妹ちゃん。ご飯食べに行くわよ」
妹「あれ、今日は外食なの?」
母「兄くんが焼肉おごってくれるって!」
妹「ええっ!?」
兄「バイト代が入ったからな」
兄「感謝しろよ」
妹「やったー!肉だー!」
妹「お肉♪お肉♪」
兄「いっぱい食べろ」
兄「もうダイエットなんかするなよー」
妹「え…」
妹「知ってたの?」
兄「まあな」モグモグ
兄「育ち盛りなんだからちゃんと食え」
妹「うん…」モグ
妹(私の事、ちゃんと見てくれてるんだ…)
兄「ちなみに俺はぽっちゃりしてる女の方が好みだ」
兄「お前はやせすぎだ」
妹「そ、そう」
兄「そして俺は巨乳が好きだ」
妹「しね」
兄「AV女優だと七草ちとせがタイプだ」
妹「知るか!」
妹(さ・え・ぐ・さ・ち・と・せ…っと)カタカタ
妹(どれどれ…)
妹「げぇっ!超巨乳!!」ガ-ン
妹「くそぉ…」
妹「ノロッテヤル…七草ちとせをノロッテヤル…」
妹「…」
妹「メロンでもつめるか」
妹ちゃんがほしい
<ンホォ!
妹「んほぉおおおおおっ!!!」
<イグゥ!
妹「イッグゥウウウウウウ!!!」
妹「…」
妹「か、完璧だ…」ワナワナ
妹「自分の才能が恐ろしい…」
妹「よし!アヘ顔も練習しとこう」
そして・・・
妹「できた!!」ジャ-ン
妹「ネットのコスプレ衣装よりかはクオリティ落ちるけど…」
妹「うん!なかなかの出来じゃん!」
妹「えへへ♪」
妹「明日はお母さん仕事で遅くなるし…」
妹「お兄ちゃんはバイト休みのはず!」
妹「絶好のチャンス!!」
妹「学校終わったらすぐ美容院に行って髪もセットしてもらおう!」
妹(お兄ちゃん…喜んでくれるかな…)
無理です
美容院
妹「こんにちはー」
美容師「あら~妹ちゃん!久しぶりぃ~」
妹「お久しぶりですー!」
美容師「今日はどんな感じにしてみる~?」
妹「これと同じ髪型にしたいんです!」
スッ
美容師「対魔忍アサギ?」
胸がズキズキする
心が痛むわ
美容師「なにこれぇ?エロアニメ~?」
美容師「ドロドロじゃ~ん」
妹「違います!」
妹「鬼才、むるかみてるあき監督によるくノ一被虐アニメです!」
妹「原作のゲームは3まで出てるんです!」
妹「その他スピンオフやオンラインゲームなど盛りだくさんです!」
美容師「えぇ~!ほんとぉ~?」
美容師「大変そう~!」
妹「正直3は微妙でした」
なんて一途な妹なんだ!
美容師「最近学校はどう~?」チョキチョキ
妹「楽しいです!」
美容師「部活してたっけ~?」サッサッ
妹「いえ!帰宅部です!」
妹「毎日帰宅してからアサギ見てます!」
美容師「大変そう~!」チョキチョキ
大変そう
美容師「はーい!出来上がり!」
美容師「どうでしょ~」
妹「こ、これが私…!?」
妹「すごい!別人みたい!!」
美容師「気に入って頂けましたぁ~?」
妹「はいっ!!」
妹「私、アサギに見えますか!?」
美容師「なんかゴキブリみたい~」
兄と一緒の美容師さんかな?
兄「遅いな妹のやつ…」
兄「寄り道してんのか?」
兄「晩飯にカレーを作ってやろう」
兄「あいつは甘口が好きだったな…」
兄「激辛カレーにしてやる」ヒヒヒ
<タダイマ-!
兄「おかえりー!」
シ-ン
兄「ん?」
兄「妹ー?帰ったのかー?」トントン
妹「わぁ!ダメッ!まだ開けちゃダメ!」
兄「?おう…」
ゴソゴソ
ドタンバタン
ガシャ-ン
<ウワ-!
兄「何やってんだ…?」
ゴキブリwww
<ドウゾ-!
兄「おう…開けるぞ」
ガチャ
妹「…」ドヤア
兄「」
妹「ふふ」ドヤア
兄「」
妹「驚いて声も出ない?」ドヤア
兄「」
妹「対魔忍!見参!」ビシ
妹「なんちゃって☆」
兄「お前…」
兄「こら!何てカッコしてるんだ!!」
兄「そんなえっちぃの…お兄ちゃんは許さんぞ!!」
妹「ええっ!?」ガ-ン
妹「お兄ちゃんわかんないの!?」
妹「アサギだよ!対魔忍アサギ!!」
兄「え…」
・・・
兄「あ、ああ~!!」
兄「アレな!!」
兄「アサギな!退魔忍な!!」
妹「退魔忍じゃない。対魔忍だ」
妹「しにたいのか」
どこに向かっているんだ
妹「もうっ!バカ!」プンプン
妹「せっかく作ったのに!!」
兄「ええ…手作りなのか?」
妹「そうだよ!」
兄「アサギっぽくはないかなぁ…」
兄「胸はどうしたんだそれ。何つめてんだ?」
妹「…」ム-ッ
妹「ようし…とっておきのを見せてあげる」
兄「?」
妹「んほぉおおおおおおおっ!!!」
兄「!?」ビク
妹「んぎィイッ!はっ、ぁあっ!?ひっひィッ!!」
妹「う、薄汚い手でさわるなァッ!」
妹「お゛っ!お゛お゛っ!?」
妹「イッグゥウウウウウウ!!!」
兄「」
もうやめてあげて
妹「相手は性欲盛んなオークだというのに、アサギはそれを上回る勢いである」
妹「んオ゛っ!?しゅごいいい!!」
妹「オークち◯ぽぎもぢい゛い゛のォ!!」
妹「ヒャッハハァ!ブザマだなぁ!対魔忍さんよォォ!!!」
妹「ぱんぱん!」
妹「びくびく」
妹「イグゥ!!」
妹「オークち◯ぽでイグゥウウウウウ!!!」
妹「どぴゅどぴゅ」
兄「」
妹「」ゼ-ハ-
妹「ど、どう!?」
妹「これでアサギっぽくなったでしょ!?」
兄「」
兄「…」
兄「…ぅ」ポロ
妹(涙!?)
そら泣くわ
>>39
目的が兄を喜ばすことに変わっててワロタ
妹「どどどどうしたの!?お兄ちゃん!」
妹(まさか似すぎて感動したとか…)
兄「…」グス
兄「親父が死んでから早5年…」
兄「俺は、働きもせずに家のことは母さんとお前に任せっきりだった」
兄「最近このままじゃいけないとバイト始めたりしたが…」
兄「それまでずっとお前を放ったらかしにしてきたよな…」
兄「つらかっただろう…」
兄「さみしかっただろう…?」
兄「父親はこの世におらず、兄からも構ってもらえず…」
兄「それで、こんなにも、心を病んでしまうなんて」
兄「全部、全部俺のせいだ…」
兄「ううう…」グスッ
兄「ごめんなぁ…妹…ごめんなぁ」ポロ
兄「ダメな兄ちゃんで、ごめんなぁ…」ポロポロ
妹「」
妹「だ、ダメじゃないっ!!」バッ
妹「お兄ちゃんはダメなんかじゃないっ!」
兄「うぅ…」ポロポロ
妹「お兄ちゃんっ!!」
ギュッ
妹「ごめん、ごめんね」ギュ-
妹「私、お兄ちゃんの好きなアニメのコスプレしようと思っただけなんだ…」
兄「妹…」
妹「お兄ちゃんにマツジュン馬鹿にされて、くやしくて」
妹「それだけなの…」ポロポロ
兄「そうか…」
目的が本来のと変わっててワロタ
妹「お父さんいなくて、寂しいけど」グス
妹「お兄ちゃんに放ったらかしにされてたなんて、思ったことないよ?」
兄「ほんとか?」
妹「だってお兄ちゃん、ニートでずっと家にいたじゃん」
兄「はは、そうだったな」
妹「えへへ…」
ギュウ
イイハナシダナー
妹「…」
兄「…妹よ」
妹「ん?」
兄「胸が当たってて…」
妹「あ//」カァ
兄「痛いんだけど」
妹「はああっ!?」
妹「痛いってどーゆーこと!?」バッ
兄「いや、痛いんだって」
兄「何つめてんだよ」
妹「あー…」
ボトボト
妹「スイカ」
兄「バカか?お前は」
※スイカはスタッフが美味しく頂きました。
兄「食べ物で遊んじゃいけません!!」
兄「っていうかどうやって詰めたんだ!!」
妹「う、うるさいうるさい!!」
妹「巨乳が好きなんでしょ!?」
妹「よかったじゃん!巨乳の私が見れて!!」
兄「非現実すぎるわ!巨乳というより奇乳だったわ!!」
兄「何カップあったんだよ!!」
妹「スイカップ?」
兄「バーカ!」
妹「バカっていう方がバカなんですぅー!」
兄「バーカ!バーカ!貧乳!」
妹「うっさい!この童貞!元ニート!」
妹「彼女いない歴=年齢のくせに!」
兄「」ピシィ
妹「あ」
兄「…」
妹「…」
兄「そういうことをさ…」
妹「…」
兄「いうなよ…」ガクッ
妹(勝った…)
妹「しょ、しょーがないなあー」
妹「わわ私が、私が、お兄ちゃんののの…」
兄「?」グス
妹「私がお兄ちゃんの、彼女になってあげる!」
兄「結構です」
妹「なんで!!」
兄「貧乳は人に非ず」
妹「しねええええええええ!!!」
おわり☆
おわりです。
ありがとうございました。
乙
面白かった
センスいいっす(^^)
乙 めっちゃ笑った
乙 めっちゃ笑った
なんでこんなの読んじゃったんだろう…
でも乙
※妹はあとでスタッフが美味しく頂きました。
※兄はあとで>>1が美味しく頂きました。
妹ちゃんマジかわいい
妹ちゃんのエロ画像ください
>>84
つまり1は巨乳?!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません