〈R-18〉フレデリカ「たおられちゃったフルール」 (104)

がっつりエロです。

ノリと雰囲気のみ。
満足したら急に終わります。

よろしくお願いいたします。


「綺麗だ」

我知らず、そんな言葉が漏れる。

高級ホテルのスイートルーム、薄明かりに照らされた宮本フレデリカを前に、プロデューサーは立っていた。

フレデリカの服装は以前ショッピングへ出掛けたときと同様の、透明度の高い紫のチュニック。

そして、透けてのぞくは黒のフリル付きキャミソール。

最後に、鏡のように磨かれた二つの緑玉を隠す、桃色の眼鏡。

全てが出掛けた日と同じ。

だがしかし、一つだけ違うことがある。
今日、彼等は遊びに出掛けたのではない。

今日、彼等はセックスをする。

ごくり、と唾が喉を通る。
どちらのものかは、わからない。

「どうしちゃったのプロデューサー? ……あ、もしかしてフレちゃんに見惚れちゃった~? うふふ♪」

立ち竦むプロデューサーへフレデリカが笑いかける。
彼女は視線を彼と交わしたまま下がり、冷たいガラスへ背中をあずける。

薄氷一枚隔てた先には、10と余階の高さから生まれる深き暗闇。

底無し沼のように終わりなく、どこまでも、どこまでも続く。

「ああ、その通りだ。 フレデリカの美しさに心底見惚れてた」

「んふふ☆ 正直者なプロデューサーには、フレちゃんを暖める権利をあげよーう♪」

二枚の花びらが広がり、蜜を見せつけ誘う。
蝶は誘惑に促されるまま、おぼつかぬ動きで寄っていく。


「……ぎゅー󾬌」

互いの体が二度と離れぬよう、強く抱き締める合う二人。

背中に伝わる外気の冷たさと、前方の命から感じる熱でフレデリカの体は犯されていく。

「ねぇ、プロデューサー……? 追加のご褒美で、チューしてあげよっか……?」

「チュー? あぁ、そう、だな」

「Chu……♪」

近づく二つの花弁。
触れるだけの、優しい接吻。
そうして女の唇が離れーーー

「ーーーんむっ!?」

噛みつくようにプロデューサーが淑女の口唇へ吸い付いた。

閉じられた蕾を口吻がなぞり、愛撫し、徐々に開かせていく。

ーーーーとぅぷ。

ぬめりを伴った粘膜が、淑女の口腔内を侵した。

「んぅ……! くぅ……! はっ! ちょ、ちょっと………プロ、デューサー……! は、はなし……んやっ! んぅぅぅう!」

固く拘束され、離れることもできない。
フレデリカはなされるまま、快楽の底へと堕とされていく。

ざらついた軟体表面が淑女の口腔内をなぜる。

硬口蓋、舌小帯、軟口蓋、歯茎。
桃肉を余すことなく、およそ舌『以外』をねぶる男の魔手。

「あ、ふぁ………はぁ、はぁ、はぁ……ぷろ、りゅーさー……?」

高い水音をたてて、液糸を垂らしながら唇が離れる。
フレデリカの瞳は揺れ、焦点の合わぬまま愛おしい人を見詰めている。

恋人は口の端を少しだけあげて、意地悪く笑う。

「どうしたフレデリカ、お望みの『チュー』だぞ?」

しばらく呆けたままフレデリカは男の言葉を反芻する。

そして男の意思を理解した瞬間、赤らんだ頬がより紅潮し、ぶる、と体を震わせた。

てらてらと濡れて光を反射する下唇から垂れた粘液が、床へ染みを作っていく。

「………………ください」

顔を伏せ、ぼそりと呟くフレデリカ。
プロデューサーは聞こえているだろうに、流し、告白を待つ。

「なんだって?」

「………フレンチ・キスして、くだ………さい」

「どうも耳が詰まってるみたいだ。 よく、聞こえないなぁ」

「~~~~~っっっ!」

がばとあげた面、両目の端に恥心が溢れ雫となって溜まっている。

「舌を絡めて! ちゃんとキスしてーーーんむっ!?」

再びの、不意打ち。
無防備な女の粘膜が男の粘膜に蹂躙される。

「ん、はぁ……ちゅる……んむ…………ぢゅ……むぁ……んんん」

次々と生産される唾液と唾液が交換され、混ざり合い、どちらのものともわからぬ塊へと変わっていく。

ぴく、ぴく、とその度にフレデリカの体は小さく跳ね、断続的な快楽の波がピンク色の脳細胞に舌を入れる。

その潮は、淑女の下着にまで広がり、綺麗なピンクが滲んでいく。


「…………ん、ぷはっ。 ……ねぇ、プロデューサー」

「なんだ?」

とろん、と眼を蕩けさせ、だらしなく開いた花弁から新たな秘蜜が溢れ出した。

「お風呂……入ろっか……♪」

今夜、二人は初夜を為す。

ここまで。

息ヌキはやはり必要ですね。

またきます!

マジメにエロやってる(驚愕

LiPPSのエロってお姉ちゃんが圧倒的で、続いて志希にゃんで
フレかなシューコが貴重だからそういう意味でも期待している

おつ

本編より力がはいる本末69。

途中セフレデリカを思い付いたがどこで使うと言うのか。いや使えまい。

>>11 新たなフレちゃんss書いてくれても……いいんですください(切実)


出します!

場所は変わって、お風呂場。
床と壁は大理石で覆い尽くされ、軽い宴会ができるくらい豪華で大きい。

ただし、バスタブだけは人二人がギリギリ入れる大きさで、余白の多い、いわばある種こだわりのある空間であった。

プロデューサーは既に衣服を脱ぎ、腰に巻いた布を例外に、引き締まった体を惜しげもなく晒している。

一方、フレデリカは着衣のまま、広がりをステージに見立てて踊るようにステップを踏んでいた。

「ばばんば、ばんばんばん♪ あ、ビバビバ☆ ばばんば、ばんばんばん♪」

「そんな歌よく知ってるな」

「んー? 知らないのプロデューサー♪ バンっていうのはフランス語でお・ふ・ろ~パリジェンヌなら当然の作法ですわよ♪」

口元を手で覆い笑いながら、フレデリカは恋人を鏡の前に座らせる。

水栓を捻りシャワーの温度を確かめる彼女は鼻唄混じりで愉しそうだ。

「パリジャンには初耳だな。 日本に染まりすぎじゃないか? うちのレディは。 それに服を脱がないか。 濡れるぞ?」

「フフン。 どこかの誰かさんのせいで被れちゃったのかもね~♪ あ、でもでも。 レディはこんなコト、する、かな~?」

何を思ったかシャワーを自身へ浴びせるフレデリカ。
当然衣服は濡れ、水を吸い込んでいく。

突然の狂行に慌ててプロデューサーが振り返ろうとする。

「お、おい! 何やってるんだフレデリカ! 大事な服が……」

「見ちゃだめ~☆」

が、淑女は男の顔を掌で挟み込むように固定し、後ろを見ることを阻止する。

自然、プロデューサーは鏡越しの恋人を見ることとなる。
鏡の中の恋人は悪戯を思い付いた小悪魔の表情。

可憐な唇を男の耳元へ寄せ、淫魔は甘く蕩けるような声色で囁く。

「ねぇ、プロデューサー……? 今アタシの姿がどうなってるか、わかる……?」

手をずらし後ろから男の胸板で腕をクロスさせて、体を密着させる。

ぬちゃり、と音をたて、水分を含んだ衣服がプロデューサーの体温を奪う。

「ど、どうって……そんなのびしょ濡れに決まってるじゃないか……」

「せいかーい♪ それで、さ。 追加のフレちゃんクイズだよ……プロデューサー? 問題は、『どんな問題でしょう?』だよ。 れでぃ、ご~♪」

「おい、どうゆ………うっ?!」

フレデリカの体がプロデューサーの背中を擦り始める。
ゆっくりと、焦らすように上下する動きが、緩慢な刺激となって男を責める。


「ん……ふ……♪ さ……どう、プロデューサー? わかる……かな~?」

僅かに荒い吐息がプロデューサーの耳朶に吹き込まれる。
熱風は快感となって奥へ奥へと進み、鼓膜をなぞり湿らせる。

背中と耳、両方から責め立てられ、男は返答もままならず、陰茎がその快楽に欲望のまま震える。

「そ、んな……! こんなの……! 何が、何やら……くぁっ!」

「かぁいい声~♪ でも、ダメ☆
女の子に恥ずかしーいおねだりさせちゃうような、わるーいパリジャンは、パリジェンヌが成敗いたす♪
ほら、早く答えなきゃ罰ゲームだよー♪ じゅうーきゅーはーち」

「ちょ、ま、だめだ、フレデリカ……! で、でる! 頼む……!」

「なーなろーく…………飛ばして~~~~ぜろっ! はい、ざんね~ん。 罰ゲーム決定、だよ……っと!」

無情にも擦る動きを更に早め、そしてとどめと言わんばかりに耳たぶを甘噛み。
男の陰茎は、触れられてもいないのに既に限界頂点まで硬く、大きく。

尿道からも排泄液とは別種の透明な雪解け水がとろとろと。

「はむ……はむ……んちゅ、ちゅる……れろ……ズズズズズ!」

「あ、あぁぁぁぁああああ!?」

耳垢すべてを舐めとる勢いで挿し込まれた蛇舌が、穴を通じて享楽を直接男の脳味噌へ伝播。

もはや耐えきれず、情けなくも女のような歓喜の声を吐きもらしながら、プロデューサーは溜まった欲望を噴出させた。

びくんびくん、と子種が無意味にタオルそして鏡台へと飛び散り、使命をなすこともなく、無機物を孕ませようと無駄を繰り返す。

ちゅぷんっ、とわざとらしくバスルームに湿り気のある音を響かせながらフレデリカは名残おしそうに、犯した穴から粘膜を離す。

男の目に映る鏡の魔女は満足げで、しかし更なる猛執をその瞳の奥に宿らせていた。

「ーーーあはっ。 なさけないな~プロデューサーは~♪ 触ってもないのにおちんちんびくびくさせちゃうんだ……。 こんなだらしない担当プロデューサーにはアイドルがオ・シ・オ・キ、しなくちゃ、だよね~☆」

アイドルとプロデューサー、事務所公認とは言え、その禁忌の甘さに男は反応せざるを得ず、また恋人の口から出た淫語も相まって達したばかりの股間が硬さを取り戻していく。

フレデリカはそれを横目に口元を緩めつつ、少しだけ立ち上がり、その豊かな乳房を肩へ乗せるようにしなだれかかる。

「ほーら、見える? プロデューサー。 ……振り向いちゃダメ、だよ? フレちゃんの恥ずかしいトコロ、わかるでしょー?」

「こ、これは……」

シャワーに濡れて透明度が更に増したチュニックのその下。

黒のキャミソールが本来覆い隠すはずの、桃色の突起がピン、とその存在を主張していた。

「あーあ。 折角お気に入りのキャミに穴あけてノーブラまでしてたのになぁ~ざんねんむーねん~。 がっかりデリカ~~」

覗き穴から見える乳首の先端は、擦りあいっこで刺激を受けたのか、痛いほどに立ち上がり、服が体に吸い付いていることも相まって、立体的で単なる裸以上のイヤらしさを醸し出していた。

だが男にそれを触る資格はない。
甘んじて罰を受けねばならぬ。

「すまん、あまりに気持ちよかったせいで……」

「ンフフ♪ それで済んだらフレちゃんは警察~☆ だけど、済まないからタイホ、しちゃうよプロデューサー♪」

おもむろに眼鏡を外し、何を思ったかそのまま未だ微細に動く恋人の怒張へとかけさせる。

鏡に映るは、至極滑稽で、大の大人が年下に遊ばれる屈辱的な絵面。


「あははははー! ヤーン、プロデューサーのおちんちんちゃん、可愛い~♪ 視力ならぬ、子力矯正! なんちゃってー☆」

「お、おい。 やめないかフレデリカ。 眼鏡でこんなことするもんじゃ……」

「えー。 ………その割には、プロデューサーの『おちんぽ』は、喜んでるみたいだけどなー」

皮肉にも男の股間は先程よりもますます腫れ上がり、弄ばれる興奮を如実に示していた。

「ほーら、プロデューサー♪ すりすり、すりすり♪」

ノーズパッドが鬼頭を擦るたび、くぱぁと鈴口が開閉を繰り返す。

まるで女陰のようなその滑稽な有り様に、フレデリカの嗜虐心は高まり、昂りを隠せない。

「ほらほらー♪ イッちゃえイッちゃえ♪ 今日のために必死に溜めたプロデューサーのおちんぽ汁、アタシの眼鏡に………出しちゃえ󾬌」

「あっあっあっあっ……! ま、また出る! フレデリカ!」

射精の瞬間、フレデリカは眼鏡を持ち上げ、左手でプロデューサーの男根の根本を握り放出を妨げる。

いきなり快楽の享受を取り上げられ、プロデューサーは涙目。

すがりつくようにフレデリカを見上げ、か細い声を出した。

「ふ、フレデリカ……? な、なんでーーー」

露になっていた緑玉が今度は満面の笑みで隠される。
くるり、と眼鏡を回転させ、先セルを下に。
その先には、ひくひくと、未だ継続的に痙攣する鈴口。

そうして曇りなき笑顔のまま、フレデリカはーーー





















「ゴメンね☆ プロデューサー♪」

ーーー先セルの先端を鈴口へと、刺し込んだ。


「い、いぎぃぃぃぃィィィィィ?!」

痛みとも快楽とも区別のつかぬ電気信号に脳を焼かれ、プロデューサーは獣じみた咆哮をあげる。

1㎝程もズブズブと沈み込んだ先端が到達する先には性感体。

最早フレデリカの拘束など意味はなく、男根は抑えようのない精液を、どばどばと射出していく。

「フンフンフフーン♪ もっと、もーっと! 出しちゃえ出しちゃえ󾬌」

「あ、あががが………」

ぐりぐりぐりぐり。
容赦なく捻られる先セルが性感体を暴力的に責めあげる。

未曾有で未知、過剰な快楽の波に呑まれ、プロデューサーは白目を剥き、だらりと舌は外気に晒されている。

ちゅぽんーーーと先セルが引き抜かれる頃には、眼鏡は元の色彩を勘違いするほどに白濁し、特にレンズには特濃の精液がへばり付いていた。


「わぉ☆ バニラみたーい♪ 溶けないうちに……ボナペティ! あ、違うや、いただきまーす♪」

眼鏡を高く上げ、重力のままに垂れてくる子種を溢さぬように口で受け止め、咀嚼。

「ん、んむ……くちゅ……にゅち……むぁ………。 ん、ん、ん」

もごもご、と口腔内で思う存分に億千もの命を蹂躙。
時おり口が開くたびに、白い粘りが歯と歯を繋ぎ、伸びる様がのぞく。

そうして味わいつくした後は、粘りつくのをおして、くくくと喉を鳴らして嚥下。

「 ………んぐっ。 はぁ………。 ……うーん、シキちゃんが言ってたほど美味しくはないかもー。 でもで
も癖になる、かな?」

吐き出す息が、子種特有の磯臭さを伴い、倒錯的な淫靡さがあった。

「なぁんかイカっぽくてフレちゃん的に美味で微妙……美妙? どう思うプロデューサー……あれ?」

ーーーと、フレデリカはようやく恋人の現状に気づく。

「ありゃ!? やりすぎちゃった!? ご、ゴメンよプロデューサー! 起きて起きてー!」

「さ、三途の川が………あぁ、フレデリカがひーふーみー……わぁい、フレちゃん天国だー……」

「フレちゃんはここだよ!? 渡っちゃダメ、プロデューサー! はっ! アタシがプロデューサーを迎えに行けばいいのかな!? フレちゃん救助隊発進します!」

初の精液の味を楽しみながら、フレデリカは恋人の天国への水泳を阻止しようと、彼の肩を揺らすのでした。

ここまで。

ところで、蘭子ちゃんが全編熊本弁でヤりまくるss超読みたいんですが誰か書いてくれませんか………。

頼む…何でもしませんから!

ちょっと前に何処かで見た気がする
俺は解読出来なくて使えなかったけど

蘭子が熊本弁でそういうことやるのって違和感MAXだしな

例のSSは蘭子が熊本弁でやりまくるんじゃなく熊本弁で書かれたSSだっただろ!

>>27 28 30 確か作品の名前出すのってNGですよね……?
ひ、ヒントを下さい……いくら調べても見つからないんです。
リビドーが行き場をなくす……



あとすみません、続きはもうしばらくかかりそうです。
参考書買ったので、雰囲気変わりそうです

2015年版今年書かれたオススメSSを挙げていくスレの>>201

>>32 ありがとう!そしてありがとう!

悠久の彼方より遣わされし神僕の旋律
超楽しかったです。ただ、本番がない気がするのは気のせいか?

渋にも色々あるようで捗りますわ…
お騒がせしました。

紳士眠いけど、高まったので出します。

なんかフレちゃんが受けって違和感あるんですが、処女と童貞だから仕方ないですよね……

ーーーちゃぽん。
二人の人間が密着しあって入ることを念頭に設計されたバスタブ。

腰の位置程度までに薄く張られたお湯に、フレデリカとプロデューサーは浸かっていた。

布越しで背中に当たる恋人の逞しい胸板の場違いな安心感。
そして、彼の二つ腕が描く淫画による適当な快感を享受しつつ、フレデリカは喘いでいた。

「んぅ……ふっ、ゃん……あっ……」

つつつつーーーすぅ。
くるっくるっ、つぅーーー。

脇腹を這い、大腿をなぞり、双球で円弧。
そして再び這う。
着衣の上から一部を除き、全身に行われる、花を愛でるような愛撫。

背筋に微小の電気が流れるような、そんなぴりぴりとした錯覚を覚える。

けれどフレデリカにとって、それは甘い拷問。
錯覚は所詮、錯覚。

甘美な快楽の坩堝は遥かに遠く、獄吏は自身を弄んでいるのだ。

「んふ………ねね、プロデューサ、あっ……。 フレちゃんさっきのことは反省して、んひっ! ……反省してるから、許して、くれデリカ……?」

「………」

見上げる形で振り返り、おのが体を玩ぶ男に哀願する。

半身浴にも満たないが、彼女の頬は明らかに湯熱とは無関係に紅潮していた。

が、男は彼女の願いには耳も貸さず、無垢なキャンバスに筆を加えることを止めない。

「こんな、ふう、に、ひぅっ! され、ちゃったら……アタシ、欲しく、なっちゃ、やんっ」

普段の飄々とした姿からかけ離れた、墮女神。

口から漏れる言葉の端々には艶っぽい色が混ざり、目はとろり、と山芋のような粘着を帯びている。


直接的な性戯であれば、もっと余裕があったろう。

だが、男が既に小一時間ほども行っているのは、フレデリカの感覚を敏感にするための前戯の前戯。


「………欲しい? 何が欲しくなるんだフレデリカ?」

「だめぇ……そんなの恥ずかしくてっ……言えないの……」

「くくく………おちんぽは言えても、フェーブは言えないか。 なら仕方ない。 続けるしかないなぁ」

「んやぁぁぁ………」

逃れようと体を捩るも、手で拘束され、両足でぱっくりと股を開かされていてはどうしようもない。

無意味な抵抗を試みる間にも、フレデリカへの責め苦は続く。

およそ女性が自慰に用いる器官、例えば、乳房の頂点や秘蜜の割れ目。

その全てを避けて。

ーーーーコスッ

「あ! ゃあ……おっぱいの先っちょ擦れ……ちゃってる……󾬌」

無論完全、というわけにはいかない。

服の上から故、揉む度に乳頭は擦れ、小さな刺激となってフレデリカへ伝わる。

ブラジャーもなく、濡れ透けた桜色の突起が、動きに合わせて、ぴくっぴくっ、と肉感的にひくつき痺れる。

しかし、達するには足りぬそれだからこそ、更に更にと、彼女はどうしようもなく麻薬のように次の刺激を求めてしまう。

抗おうと抗うまいと、当に彼女の体は熟れた果実のごとく丁寧に育て上げられてしまっていた。


「ほらほら……苦しいだろ? 我慢なんてしなくていいんだ。 楽になれよフレデリカ」

「やだぁ……パリジェンヌのぷらいどが、ある、もんっ……」

「仕方ないな……なら、これだ!」

「ふぇ……? プロデューサー、なにす、んやぁぁぁぁぁぁぁ󾬌󾬌󾬌」

耳。
フレデリカに仕返しだと言わんばかりに、プロデューサーは彼女の耳朶を責め始める。

ちろちろ、と穴周りの溝を丹念に舐めあげ、唾液を染み込ませていく。

口の中で唾液を充分溜めて、いっそ耳朶が溺れるくらいに舐めつける。

ここでも穴へすぐには入らず、焦らし、蕩けさせ、楽しむことは忘れない。

「ん、にゅぞ……れる……ちゅぅぅぅ」

「あっあっあっ󾬌󾬌󾬌 や、だめ、プロデューサー󾬌 」

「ずぞぞぞぞぞぞ! …………あむ、にゅちゅ、にゅちゅ……はむぁ」

「いひぃぃぃぃィィィィィィィィィィいぃぃぃぃ?!󾬌󾬒󾬏」

押さえつけられたフレデリカの体が海老のように微細に跳ねる。

湯で上がり真っ赤でぷりぷりとしたその肢体は、整った美しさとは程遠い、だらしなく、淫欲に身を落とした売女のよう。

だがそれでも、肝心な導火線がまだ燃えさせてはもらっていない。

およそぎりぎりの、崖端寸前、決壊直前に追い詰めておきながら、彼は全く満足していなかった。

舌を垂らし、唾液の流れるに任せたまま、不細工面を晒す恋人の耳元に唇を寄せ、彼は笑う。

「まだ、言えないか………?」

「あっは………はは、あはは……󾬌」

「はは、やり過ぎたか? ほら、フレデリカ。 これだろ? こうして欲しいんだろう……?」

半ば意識のトンでいたフレデリカの目の焦点がいきなり合った。

目線の先は、これまでとは違うダイレクトに近い快感の源。

最早、秘匿という衣服としての意味を全くなさない、お湯かぬかるみか判断のつかぬほどぐじゅぐじゅに濡れそぼったショーツ。

それが張り付いた割れ目に沿うように、プロデューサーの右人差し指と中指がVサインを作ってなぜている。

生貝に触れてはいないものの、今までとは異なるダイレクトな性器への愛撫に、フレデリカは一層の嬌声を漏らす。

「あ、あいぃっ! んぎっ?! うっふぅぅぅぅぅん󾬐󾬐󾬐󾬐」

「下品な声だな、くっくっ……。 パリジェンヌはどうしたんだ、ええ? なんとか言ったらどうなんだ、おいっ!」

「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」

ぎり、と胸を鷲掴み、ショーツを思いきり上へと引き上げる。

普段ならただ痛いだけのそれも、焦らしに焦らされ、開発されきったフレデリカには途方もない快楽の波に等しい。

繰り返し、緩急つけて、弄び、あくまでも達せぬよう。

再び問答を始める時には、端から答えなどわかりきるほど、彼女の顔は我を失っていた。


「さ、どうして欲しいんだ………?」

「ふ、フレ、ちゃんの……󾬌 あそこ、掻き回して、くりゃさい………󾬌」

「あそこ、じゃ、わからないなぁ」

誇りを砕くなら徹底的に。

元紳士は容赦なく、淑女に淫句を求める。
崖に咲く高貴な花は、落花し、落下。





「アタシの、おまんこ󾬌 処女膜破れちゃうくらい、ぐちゃぐちゃにしてぇ……󾬌」

「よく言えました」



しかし、言葉とは裏腹にプロデューサーはフレデリカの望みを叶えない。

蕩けた脳味噌で疑問符を飛ばす淫売女。

彼の人は、口の端を存分にあげ、とても楽しそうにワラっている。

「なんだ、物欲しそうな顔して。 欲しいものがあるなら、それ相応の対価が必要に決まってるだろう? ご褒美はその、後だ」

ぐぃぃーーーと強引にフレデリカの体を持ち上げ回し、頭を押さえつけて顔を下げさせる。

顎先が湯に浸かるほど下ろされた視線が必然捉えたモノ。

「まずは俺を満足させろ、フレデリカ……」

ーーーーー屹立する、肉棒。

極太の血管が浮かび、90度に近しい仰角でそそりたつ、赤黒くグロテスクな淫茎。

発射口からは、透明な液がたらたらと溢れ、砲塔は着火の時を今か今かと待っている。

アンディとフランクも、精子タンクの役割を存分に果たし、ぱんぱんだ。

至近距離で目にした男根のあまりの存在感に、呆けた頭が少し晴れて、同時に強烈な情報量に神経が焼かれる。

「……………」

ごくり、と喉が鳴る。

体中がじんじん、と総毛立つ。

胸の先端は痛いほど立ち上がり、股の壺肉ヒレがひくついている。

愛撫されたい欲求とはまた別の欲。
フレデリカは、思わず。

「あはぁっ…………󾬌」

ハートを目に浮かべて、とてつもなく淫靡に、顔を、歪めた。

宮本フレデリカが、プロデューサーへ晒す、本当の意味での、雌のカオだった。

ここまで。

参考書から表現とか色々引っ張ってきましたが、展開おっそい……
フレちゃんにして欲しいことありすぎて困りますね。

書いてる自分は全く紳士はできないので、見てくださる紳士淑女方、発散できなかったらすまん……すまん……





あ、あとハートを多様してみたんで、表示されてない場合はすまぬす。

非力な紳士を許してくれ

許してくださいってかぁ~?
許してやるよぉ!

おちんぽビンビン乙

長らくかかりまして申し訳ない。

異臭のしないお話作るには発散が必要すぎて溜まりませんでしたはい。

まだ本番前段階ですが、どうぞ。


「わぁ~~近くで見ると、ほんと……おっきいね……󾬌」

あと少し近づけば唇が触れるほどの距離で、まじまじと男根を観察するフレデリカ。

先ほどは興奮のままに弄り倒したそれだが、触るのと間近で見るのとでは、また違った興趣があった。

ふぅ、と軽く息をかけてみれば、ぴくんと揺れて、グロテスクな形状だというのに小動物的な可愛らしさすら感じる。

「つんつん♪ つんつん♪」

フレデリカのたおやかで、白枝のような人指し指が、子供の手首程もある太幹の先端をつつく。

つん。ぴくっ。つんつん。ぴくぴくっ。

起き上がりこぼしみたいに、陰茎が指先を押し返す。

淑女はなんだか楽しくなって、一時、自身の現状を忘れるくらい遊びに熱中した。

が、しかしそんなことがいつまでも続くわけもなく。


「あっ󾬌」

唐突に、くりぃ、と胸を引っ張るように桃色の突起が捻られる。
一瞬遠ざかっていた熱が、恋人の催促によって再燃。

「あっ、やんっ󾬌 ごめんってば、プロデューサー。 今度は、ちゃんとするから……ね?」

とろん、と瞳をピンクパールの泉に落っことして、婬女は眼前の肉棒をそっと握った。

血管が浮かび上がり、青筋が走る一本竹。
湯船の暖かさを帯びたフレデリカの右手より、何倍も、何倍も熱を持っている。

「スッゴい……あついね、プロデューサー……♪」

ドクンドクン、と脈打つそれは、恋人の愛撫を切望していた。

ゆっくりと、巨大な幹へ這わせるように手を上下させていく。
筋ばった凹凸を触覚に感じながら、おぼつかない手つきで丹念に。

先ほどは興奮のまま暴走したフレデリカだが、実のところただの処女でしかない。
本や友などから知識としては知っていても本物のちんぽを見て触るのは初。

余裕など、欠片もない。

恋人は自分の拙い動きで気持ちよくなっているのだろうか?
不安げに視線を上へ向ければ、しかし杞憂であった。


「はぁっ……はぁっ……!」

荒い息づかいに、血走った眼。
何よりの証拠を手にして、自信が湧いてくる。
もっと、もっとと。

奉仕の心がピンク色の脳から、性知識を呼び起こす。

(そだ、確かシキちゃんが……。こう、おちんぽの芯を擦りあげるみたいに、力を入れるって……)

指の腹で挟むように押しながら、擦る。
上へ上へ、快楽の波を先端へ集めるみたいにじっくりと。

(あっ………先っぽに、雫溜まってきた……)

ぷくっと、音が聞こえてきそうなほどの玉雫が鈴口から溢れてくる。

小さな丸が、大きな丸へ。
手の動きに合わせて雫はその体積を膨らませる。
赤黒い肉に乗る透明なソレは、何故だかとても。

ぺろ、と我知らず桃色の舌が唇をなぜた。

触覚は今も手のなかにある。
では、味覚は?


「ん………ちゅっ󾬌」

雫を丸々覆い隠すよう開いた唇が、プロデューサーの魔羅とキスをかわす。

吸い上げながら、口内で雫をねぶり、崩す。

(……なんでだろ、精液はそんなに美味しいと思わなかったのに………これスッゴく癖になっちゃうかも󾬌)

ぢゅず、ぢゅずずずずずずず!

催促するみたいに隠そうともせず鈴口へと強く吸い付く。
手も雫を出せ、出せ、と動きが激しさを増していく。

先走り液は、蜜のように溢れだしその全てがフレデリカの口腔へ拐われる。

「きもひい? ふひぇひゃん、りゃんほふぇきふえる?󾬌」

「あぁ、いいぞ、フレデリカ……!」

ポンプのような吸い上げを行いながら喋るせいで、ちろちろと舌先が亀頭をくすぐる。
そして、その内にずぼり、と。

眼鏡で掻き回されたせいで、だらしなく広がった鈴口へ通常ではありえないほどの深みまで、桃舌が潜り込んだ。


「ん………ちゅっ󾬌」

雫を丸々覆い隠すよう開いた唇が、プロデューサーの魔羅とキスをかわす。

吸い上げながら、口内で雫をねぶり、崩す。

(……なんでだろ、精液はそんなに美味しいと思わなかったのに………これスッゴく癖になっちゃうかも󾬌)

ぢゅず、ぢゅずずずずずずず!

催促するみたいに隠そうともせず鈴口へと強く吸い付く。
手も雫を出せ、出せ、と動きが激しさを増していく。

先走り液は、蜜のように溢れだしその全てがフレデリカの口腔へ拐われる。

「きもひい? ふひぇひゃん、りゃんほふぇきふえる?󾬌」

「あぁ、いいぞ、フレデリカ……!」

ポンプのような吸い上げを行いながら喋るせいで、ちろちろと舌先が亀頭をくすぐる。
そして、その内にずぼり、と。

眼鏡で掻き回されたせいで、だらしなく広がった鈴口へ通常ではありえないほどの深みまで、桃舌が潜り込んだ。


「やぁ、なんで? なんで取っちゃうのプロデューサー……? 返して、返してよぉ……」

突然に美食を奪われた混乱でフレデリカは涙すら浮かべて、恋人を批難する。

対して、プロデューサーは色のない瞳で恋人を見下ろし、両腕が触れる金髪を撫でつけていく。

「よくよく考えると……これは罰のはずだったよな……。 おいたしたお姫様の躾のはずだ……」

「………?」

閉じ蓋を失った姫君の口から、湯船に垂れる唾液と先走り液の混合液。

そそりたつ肉棒へその視線は固定され、プロデューサーの続きを待っている。

「なのに、フレデリカが楽しんでいるんじゃあ、罰にならないよなぁ……」

がし、とプロデューサーが掴む力が強くなる。
急展開の繰り返しに姫は反応する暇もなく。


「ーーーふんっ!」

そのだらしなく開かれた口腔へ、勢いよくプロデューサーの肉棒が突き刺さった。
舌を掻き分け、口蓋を抜けて、容易く喉仏へと達するプロデューサーの巨大にすぎる肉根。

あまりの勢いに、ごつり、と行き止まりへぶつかった音が聞こえてきそうだ。

「お、ぉぐ、おご……」

空気を根こそぎ押し出されて、言葉にもならない呻き声をフレデリカはあげる。
優に20㎝を越える大木の全てを打ち込まれ、鼻先はプロデューサーの陰毛へ押し付けられ、呼吸もままならない。

ふごっふごっ、と豚のように滑稽で必死な呼吸音が浴槽へ響く。

その姿にプロデューサーは満足そうに口元を歪めるも、しかし容赦なく抽走を開始した。


「ははは……ひどい顔だぞフレデリカ……! もっと歪めてやるから覚悟を決めろ……!」

「ん、おぉお?! んぐっおぶっ……んんんんん?!」

腰を打ち付けるように、固定した頭へと前後運動を開始していく。

粘膜の温かさがぺニス全体を包み込み、締め付ける。
引き抜くときには離すまいと喉が吸い付き、押し入れる際には呼吸のために狭まった咽喉を無理矢理ごりごりと拡げ進む。

完全にオナホールを扱うのと同じように、フレデリカのことなど一切考えない身勝手で無遠慮な行為。

だが既にプロデューサーの脳味噌は、自身の肉筒を捉えてやまない快楽の壺に夢中。

「あぁ……いいぞ、きもちいいぞ、フレデリカ……!」

「おごっえぐっ……! んぇぇえ、おぐっ!」

脳に回る酸素が少なくなってきたのか、視点も定まらずただ口内を犯されるに任せるフレデリカ。
だがそれでも、肉体は覚えた味を求めて、侵略者を迎え入れ愛撫する。

口腔内を蹂躙する悪根をベロが全体を舐め回すようになぞっている。

じゅぼんっ、じゅぼんっ、じゅぼんっ、と抜き差し音が水気を纏ってこだまする。
時折歯に当たる痛みすら、今は快楽のスパイスでしかありはしない。


「ん、く~~~~っっ! はぁっ!」

ちゅぽんっ!

勢い余って、肉棒が抜ける。
直ぐ様、挿入しなおそうとプロデューサーがフレデリカの頭を引き寄せようとして、止まる。

その眼に宿る、嗜虐の冥い焔。

「………くくく、なんだフレデリカ……これも罰になってないんじゃないか」

「あ~~󾬌 あ~~~~󾬌」

大口を開いて舌を垂らし、肉の侵入を催促するは婬女。
その頬は明らかに酸素不足とは無関係に紅潮し、その眼にはハートすら浮かんでいるようだ。

「さっきも言ったよな……欲しいなら、ちゃんとおねだり、しなきゃな……?」

「………󾬌」

両手の人差し指を唇に当てて、ぐぱぁ、と女陰を拡げるがごとくに、大口を更に広げる。

見下ろすプロデューサーからは、口内の肉や唾液、果ては喉ちんこまでが見えて。
その鼻孔からは、激しい呼吸のうちに吸い込んだプロデューサーの陰毛が鼻毛みたいに飛び出していて。

羞恥の欠片もなく、その体は口を犯されただけで絶頂寸前の震えを見せて。

不細工に過ぎるフレデリカに、プロデューサーの背筋にぞくりと、鋭い痺れが走った。

そして。


「プロデューサーのおちんぽで、フレちゃんのお口まんこ、犯してください………󾬌」

ぶつ、とプロデューサーの中で何かが切れた。


じゅぼぼぼぼぼぼ!


一気に喉の最奥へとぶちこまれる陰棒。
先程よりも更に深く、フレデリカの顔がプロデューサーの腰に押し潰されている。

「おごっ󾬌 んぶっ󾬌 んおお󾬌」

そのまま激しく前後へとフレデリカの頭を強引に揺らす。
亀頭の先が抜け出るくらい腰を引き頭を離させて、そして一息に打ち付けと引き寄せを行う。

何度も何度も陰茎をぐりぐり押し付けられて、喉仏の形が亀頭型に歪んできている。

常人ならば既に失神、よくて気絶しているだろう陰虐にフレデリカは耐えていた。
いやそれどころか、いつのまにやら自身でプロデューサーの腰を掴み、前後運動に合わせて頭を動かす手助けすら始めている。

プロデューサーがずっと守ると決めた女神はどうやら性を司る堕神のようであった。


「はぁ、はぁ! イク、イクぞフレデリカ………!」

「んじゅる………ぶももっ! じゅぼ、じゅるる󾬌 いっひぇ󾬌 いっひぇひひよぷろりゅーひゃー󾬌」

じゅばんっ! じゅばんっ! じゅばんっ!

巨大にすぎる肉棒が口楽器を使って奏でる淫欲の調べ。
動きは更に加速していき、陰茎は粘膜全てを使いながらしごき、震えを強くしていく。

そして、爆発寸前の魔羅を一部たりとも逃すまいとすぼめられたフレデリカの頬肉が、強烈なバキューム刺激となって、肉棒にとどめをさした。

「ぢゅるるるるるるるるる󾬌󾬌󾬌」

「くぁぁぁあ!? イク、イクぞ! 全部飲み干せよ、フレデリカ………!」

頭を抱え込むように、雄の象徴をすっぽりと口腔へと挿しこんで、射精。

バシャバシャ、と胃へ直接精子がぶちまけられるくらいの喉奥での絶頂。
強制的に喉が鳴らされて、ごくごくと精子を飲み干すフレデリカ。

しかしそれでも、飲精は間に合わずどんどん口内に精子溜まりが作られていく。


「まだだ……まだだぞ……!」

「ごぼ、んぼぼ、んんんん󾬌」

ゴボ、ゴボ、と口内を伝わり鼓膜へとぺニスが精子を吐き出す音が響いていく。
聴覚すらも孕ませるほどの勢いで射精は続く。

そして、たっぷり十数秒かかって、肉棒の蠕動が終わる頃、口の中一杯に溜まった精子は肉棒が溺れるほどの量であった。

ゆっくり引き抜いていくプロデューサーの最後の一滴までも無駄にすまいと、アヒル口のように唇をつきだしすぼめ、精子道から残さず吸い上げる。

ちゅぽん、と肉筒が抜けたと同時に閉じられた口は、ぱんぱんに溜まった精子でリスのように膨らんでいた。

「ははっ………なんて顔だ。 ほらフレデリカ、上を向いて口を開けろ」

「…………んあ󾬌」

溢さないように注意しつつ開けられた口内は白濁の沼。

底が見えず、ピンク色の肉など元からなかったかのようにどろどろと、粘性が高くも水みたいに大量に出された精子で一杯だ。

プロデューサーは意地悪く笑いながらその沼に指を突っ込むと、練る練るでらでらかき混ぜて、掬い上げる。

そうして、そのまま指をフレデリカの鼻へと近づけて、その整った鼻梁を指で形を歪ませ、鼻孔の裏側へと精子を塗り込んでいく。


「どうだ? 臭いたつか? こら、まだだ飲み込むんじゃないぞ」

「ひゃふ……むごっ󾬌 んふっんふっ󾬌」

荒い呼吸のせいで肺にまで精子が行き渡っていく。
精子独特の青臭い臭いが、肺の隅から隅までを犯し漬くし、プロデューサーの最も濃い香りがフレデリカへ染み込む。

触覚、視覚、聴覚に続き、嗅覚までも陰棒で埋め尽くされるフレデリカ。

人の体を占める五感。
その残る最後は、味覚。

「さあ、飲んでいいぞ……ゆっくり、舌で味わいながら、丹念に飲み干せよフレデリカ」

「……んくっ󾬌 んくっ󾬌 んくっ󾬌」

つつうーーーと、喉をねばつきながら精子が下りていく。

最後の五感を支配する胃へと向かって、幾億もの兵士が突貫しているのだ。

本来は犯されまいと守る側のはずのフレデリカが、舌で口腔内をじっくりと舐め回し、こびりつく精子その全てを嚥下していく。

そうして、吐き出された欲望の汁ありったけを飲み干したフレデリカの体に起きるある変化。

ずっと欲しかった。
責められ、窒息しそうになりつつも、ご褒美のためになら我慢できた。

長らく求めた絶頂の波が、あろうことか腹部より競り上がってきたのである。


「あっ󾬌 いやぁ……なにこりぇえ……󾬌」

濃厚な雄の刺激に、五感全てを支配され、フレデリカの体は外部刺激など受けずとも、がくがくと震えだし、絶頂を迎え入れんとしていた。

だが、フレデリカはそれを拒否するかのようにプロデューサーの腰へもたれ掛かり、手を伸ばす。

「や、やだぁ……、アタシ、ひんっ󾬌 プロデューサーでイキたいのぉ……󾬌」

「………」

ぷしゅっぷしゅっ、と既に膣から潮の噴出が始まっている。
フレデリカの体に溜め込まれた淫欲の飛沫が、雄の孕ませ液によって解放されつつあるのだ。

快楽と絶望をないまぜにした表情でフレデリカは必死に恋人の慈悲を請う。

プロデューサーは、にっこりと笑い、責務をなした恋人へ。

ごちゅんっ。

「ふぇ?」

無慈悲にその足先をぬらつく花びらへ突き刺したのだった。

「あ、あは󾬌 んぉ………んぉぉおおおおおっ󾬌」

びくんびくんと、海老ぞりに体をしならせてフレデリカの体が跳ねる。

肉壺はもはや蓋をすることもなく潮を撒き散らし、プロデューサーの足を淫液で汚していく。

ぷしゅ、ぷしゅ、と断続的に飛沫は飛び散り、その度に体が痙攣している。

溜め込まれた絶頂が深く、長く。
射精の何倍も長く続いて、そうして愛液のスプリンクラーが止まってからやっとフレデリカの体は落ちた。

長きにわたる絶頂で弛緩し、緩んだ膣圧。
それと同様に緩んだ内蓋が、決壊し、フレデリカは更なる恥体を晒す。

じょぼぼ、ぼじょじょじょじょ。

薄く張った湯船がどんどん黄金色に塗り替えられていく。
大量の失禁は止まることもなく、出しきるまで続いた。

「あは、あはは。 アタシ、おしっこまでしちゃった……」

絶頂を迎えて、冷静になった思考が弾き出す暗鬱な現実。
だが、そんな言葉を異にも介さず、プロデューサーはフレデリカへ顔を近づけて言った。

「それで? 今度は俺のは『癖』になりそうか?」

「………」

なんてことはない。
意趣返しの理由は彼女の些末な一言だったのだ。

やりすぎだと怒ってもいい。
およそ初めての性行への道程としてはありえないほどに淫らで、享楽に満ちたこの数時間。

けれどそれでも、彼女は明らかに。

「究極に、オランジェットかも……󾬌」

この先に待つセックスという魔に引き返せぬほどとりつかれ始めていた。

ここまでっくす。
多分また間隔空きますが、勝鬨くんが再再登場するよりは早いと思います。

………これで抜いてくれた人がいたら、紳士に抜ける作品教えてくれてもいいんですよ?(切実)

では!

乙、待ってた


>>1はむらかみてるあきが好きそうだ

>>67 申し訳ないがサイコパス系はNG

純愛以外受け付けないんです……紳士だから……


煮詰まらない。。二ヶ月経ちます。。
ごめす⋯⋯圧倒的⋯⋯ごめす⋯⋯!

覚悟が足りない

>>70 お陰で目が覚めました⋯。

このまま淫靡ルートでもいいかなと思ってたけど、なんか違うなーって。悶々と。

書きたかったのはただのセックスじゃない、紳士的なイチャラブらぶセックスなんや!

覚悟完了したので投下します。
次で多分ラスト。



お風呂から上がり。
意味をなさなくなった服を脱ぎ捨て。

髪を乾かし。
備え付けの薄い部屋着を羽織って。

ふかふかで身体を抱きつつも跳ね返すベッドに。
ゆっくりとのる。

スピーカーが、ありふれたクラシックを吐き出している。

「⋯⋯⋯」

「⋯⋯⋯」

プロデューサーとフレデリカは、無言で見つめ合っていた。
その頬は、二人を照らすライト以上に赤い。

お風呂で火照り、熱に浮かされ高揚した心と身体が、互いに絶頂を迎えたことで沈降しているのだ。

ゆえに、今二人を包む、感情の名は。

「⋯⋯なんだか、恥ずかしいね、えへへ」

「ほんとにな⋯⋯」

「さっきはお⋯⋯おしっこまでしちゃったのにね⋯⋯! 淑女のしかくがー!
パリジェンヌがー!」

更にもっとフレデリカの顔は赤くなって、プロデューサーもつられて赤くなって。

わたわたと、大仰に手を振ったあと、フレデリカはまた黙り込んだ。
再び沈黙のベールが降りる。

今更だが、二人は処女に、童貞。
いざ本番。
ベッドに乗ってみれば、こんなものだ。

だから勇気を出すのはやっぱり。


「フレデリカ⋯⋯」

「わっ、わっ、わっ。 そ、そんなに近づいてどうしたのかな、プロデューサー?
フレちゃんの可愛い極に惹かれちゃった⋯⋯?」

冗談めかして、誤魔化す。
照れて、照れて。
あんなに乱れていたのに今更だ、と思わずプロデューサーは笑ってしまった。

「ごめん。 今日、部屋に入ってからこうやって落ち着いて話、してなかったよな」

「⋯⋯そう言えば、そうかも!
そこに気付くなんて、プロデューサーってもしや天才? フレちゃんの次に!」

「ああ、そうだな。 まぁ、なんだ。
お互いテンション、上げすぎたな」

形のいい目が、ぱちくりと、瞬く。


世界一綺麗な金髪がゆれる。

そうしてフレデリカは今日初めて、ふんわりといつもみたいに微笑んだ。

「うん。そうかも。
ね⋯⋯知ってたプロデューサー?
フレちゃんバージンなんだよ。バージン。
19歳のバージン、レアものだよ~♪」

「ばか。 それなら俺だって童貞だぞ。
28歳童貞、俺のが年季入ってるだろ?」

「相対的価値がチガイマース。 ワターシ、アイドルデース」

「それなら俺はアイドルを食う悪い狼だー! がおーっ!」

「きゃーっ、オオカミに食べられるー♪」

じゃれ合いながら、2人はベッドに倒れ込む。
必然馬乗りの形になり、フレデリカが見上げて、プロデューサーが見下ろして。

少しばかり、目と目が交差して、行き交う。
クラシックが、場違いに、鳴っている。




「⋯⋯ねぇ、プロデューサー」

「待て」

そっ、とフレデリカの頬に掌をやる。
きめ細やかな肌が、吸い付くようだ。
親指で撫ぜれば、何の抵抗もなく滑っていく。
本当に、綺麗だ。

「俺から、言わせてくれ」

「⋯⋯うん」

ゆっくりと、フレデリカの顔に影が落ちていく。
それは落ちていくプロデューサーの頭が、無遠慮な光を遮る証。

2人の距離が0と1の狭間に近づいた時、彼は言った。

「フレデリカとセックスしたい」

答えは、唇に返された。


「ん⋯⋯ちゅっ⋯⋯。 ちゅ⋯⋯」

これまでとは違う。
触れるだけの優しいキス。

でも、比べものにならないほどの幸福感を、2人は口の中で味わっていた。

「ちゅ⋯⋯ちゅ⋯⋯ん、れる⋯⋯んぁ⋯⋯」

蕾を開いて、舌を交わす。
たっぷりと唾液を含んだ桃肉が、お互いを求めあい、液は果汁となって喉に落ちていく。

「ん⋯⋯ちゅるる⋯⋯はぁっ⋯⋯ぢゅるるるる⋯⋯ひゃっ?!」

びく、とフレデリカの身体が跳ねる。
突然走った電気信号の源は、下腹部。
男性特有な角ばった指が、女陰に触れた刺激だ。


「まだ触ってもないのに、こんなに濡れてるぞ⋯⋯」

「やん⋯⋯いじわる言わないで、プロデューサー⋯⋯?」

クチュクチュ、クチュ。
掌を開中に這わせて上下させれば、それだけで羞恥の源泉が、水っぽい音を立てる。

「いじわるなんかじゃないさ。 ほら、こんなに⋯⋯」

手をフレデリカの顔の前にかざしてやれば、彼女は羞恥に顔を覆った。
ぽたり、ぽたりと、淫水がプロデューサーの手から垂れている。

「やだ⋯⋯いじわるすぎるよぉ⋯⋯」

「しおらしいフレデリカも⋯⋯可愛いよ」

「もー! そんなことばっか言ってーーーって、わっわっ!? プロデューサー!?」


彼女が視覚を閉ざしたうちに、プロデューサーはフレデリカの股へと顔を移動させていた。
初めて間近で見る、ぴたりと閉じられた女性器に彼の顔は何とも言えぬ興趣で満たされていく。

「凄いな⋯⋯avなんかとはまるで違う⋯⋯パールピンクで、綺麗だ⋯⋯ほんとに」

「う~~~~~~~! そんなに見ないでぇ!
それにこんなに明るいし⋯⋯!」

「良いじゃないか。 減るもんじゃなし」

「アタシのココロが減るのー!
せめて電気落としてよぉ⋯⋯あっ!」

抗議を無視して、ぬらつく花びらの尾根に舌を這わせる。
少しだけ石鹸の香りが口の中に広がって、それからなんとなく甘い味。

食事次第で味が変わるってよく聞くが、フレデリカは甘いもの好きだから甘いのかな。
なんて、場違いに思う。


「あっ、あっ、あっ」

舌の動きに合わせてフレデリカが小さく喘ぐ。
薄っすらと顔をみせる黄金色の繊毛がつられてざわめく。
それを掻き分けて探れば、ピンク色の宝箱。
鍵穴にはまるピンクの鍵を差し込んで、ゆっくりと宝石を取り出していく。

「んっ、やだ⋯⋯見られちゃう、プロデューサーにフレちゃんの大事なおマメちゃん、見られちゃうよぉ⋯⋯」

表れたのは、ぷっくらとふくらんだ肉の豆。
男の体にはない、女性の全てが凝縮されたような新鮮なサーモンを思わせる色合い。

ごくり、と喉を鳴らしてプロデューサーはゆっくりと、その味を確かめんとした。

「⋯⋯⋯んん!」

一際大きな刺激が体を走る。
それはプロデューサーがマメを転がし、時に吸い上げ、時に喰むたび、姿を変えて襲ってくる。
その波は彼女を次第に夢中にさせ、声を抑えることすら忘れさせた。


「はっ、はっ、はーーーっ。 ひんっ、ふぅ、ふぅ、ふぅ⋯⋯⋯ああんっ!」

彼もまた淫猥なバックミュージックを共として、夢中になって貪る。
豆の下、淫欲の壺から透明なドレッシングが溢れてきて、どんな高級料理よりも美味い。

ちゅぞっ、じゅるるる、チュルっチュルルっ!

思い切り、クリトリスが取れてしまうほど吸い上げる。

「んあっ! あっ、あっ、あっ、あっ、あーーーっ!」

ちゅぽっ。
と、クリトリスが自由になると同時に、がくがく、と腰を震わせてフレデリカは小さく絶頂した。

「はっ、はっ、はっ、はっ⋯⋯」

小刻みに息を吐き、呼吸を整える。

「ふぅ⋯⋯⋯んあっ?!」


だが、またすぐに新たな快楽の波。
今度はクリトリスではなく、蜜液の元栓。
小陰茎がビラリ、と両手で広げられて、外気に晒された膣口がわななく。

一部の隙もなくぴったりと、大陰茎と小陰茎に守られて、所謂スジマンであった秘所は、もういかほども隠されてはいなかった。

ごくっ

生唾を再び飲み込む。
既に股間は痛いほど勃起しており、いつ暴発してもおかしくない。

下腹部に集まる熱に浮かされるまま、指を膣へと差しこもうとしたその時。

「⋯⋯お願い⋯⋯プロデューサー⋯⋯あかり、ほんとに恥ずかしいの⋯⋯」

涙混じりの、嗚咽にも似たフレデリカの声。
はっ、と我に返る。
慌ててフレデリカの前へと体を動かし、目線を合わせてプロデューサーは非を詫びた。

「す、すまないフレデリカ!また暴走しそうになって⋯⋯ほんとごめん!」

あたふたと、取り乱しながら愛しい人を伺う。
涙こそ目の渕に溜まってはいるものの、フレデリカは、いつもみたいに優しく笑ってくれた。


「いいよ。 許したげる。 でも、フレちゃんのわがまま、聞いてね?」

「あ、ああ。 何でも言ってくーーーーんむっ!」

両手で頬を押さえ込んで、フレデリカは恋人の唇を貪っていく。
舌を押し入れ、粘膜と粘膜を交換する。
呼吸すらもできないほどに、激しく求め、ぬくもりを溶かしていく。

「ぷはぁっ、ふ、フレデ、はあっ、うむっ、リカ⋯⋯!」

「んぢゅ、れぁ⋯⋯ひゅあ、プロ、ぢゅるる、リュー⋯⋯サー⋯⋯!」

止まることなく、口唇の愛撫は続いていく。
そして、不意にプロデューサーの手が取られた。

すす、とそれは下へと導かれ、ぴとりと、フレデリカの大事なアソコへと合わせられた。

そうして、困惑するプロデューサーを真っ直ぐと、そのエメラルドの瞳で見つめながらフレデリカは熱っぽい吐息を漏らした。


「⋯⋯指、入れて⋯⋯?」

「⋯⋯⋯! フレデリカっ!」

「ああーーっ!」

ぢゅずっ、と第一関節まで指が割れ目へと吸い込まれていく。
蕩けるほど熱く、柔らかい肉が人差し指をはむ、はむ、と甘く噛む。
汁気は溢れるほどに満ち満ちて、潤滑油としては申し分なく、指の抽送を後押しした。

チュポッ、ちゅぼっ、ちゅぽっ。

引き抜こうとするたび、小気味いい音が響いて、フレデリカのマンコがいかに吸い付いているのかを奏で、教えてくれる。

「あんっ、あっ、いい、気持ちいいよ、プロデューサー⋯⋯!」

「ああ! フレデリカのマンコもそう言ってるよ⋯⋯!」

「あはっ♡ やらしーんだ、プロデューサー⋯⋯♡ んああっ!」

抽送する速度はぐんぐんと上がり。
それに合わせて、フレデリカの嬌声も高まっていく。
既に指は根元近くまで沈み込み、時折指先がフレデリカの未踏の領域、膜壁へと触れる。


「あっ、あっ、あっ、ま、またイッちゃう⋯⋯イっちゃうよぉ、プロデューサー⋯⋯♡」

「イケっ! 存分にイケッフレデリカッ!」

チュクチュクチュクチュク。
汁気は限界へと高まり、フレデリカの腰は高く浮いて、そして激しい絶頂を迎えるーーー

「ん、あぁぁぁぉあああ♡ ーーーーだ、ダメぇ!」

ーーー寸前で、プロデューサーの手はフレデリカに抑え込まれた。

「⋯⋯⋯フレデリカ?」

「はっ⋯⋯はっ⋯⋯んはぁっ⋯⋯」

きゅ、きゅ、と指は強く締め付けられるも完全ではなく、小さくイッただけ。
これではむしろ解放感がなく、フレデリカは辛いはずだ。


「どうしたんだ? わざわざ止めるなんて⋯⋯」

「あのね⋯⋯フレちゃんやっぱり、もっとわがままになりたいんだ」

「⋯⋯⋯どういうことだ?」

「⋯⋯⋯」

無言のまま、フレデリカは指を抜く。
ちゅぽっ、と抜ける時ぴく、と小さく震えるもそのまま彼女はベッドの一番上、枕へと向かって寝っ転がる。

そうしてはだけていた服を完全に脱ぎ去って、手を大きく広げ、下肢から大腿にかけてのスラリと伸びた脚線をMの形へと曲げ開く。

乳首はぴん、と天井へ向かって立ち上がり、女の器官はだらだらと涎を垂らしている。


淫猥で淫靡なその姿。
けれど、フレデリカの笑顔はそんなものたちよりも遥かに素敵で、愛情に満ちていた。
艶を纏う、ぷっくらとした唇が、望みを唄う。

「あなたと一緒に、気持ちよくなりたいの⋯⋯」

「フレデリカ⋯⋯」

ぎし、とベッドが軋む。
男は女の深さに、ある種の快感に似た何かを胸に覚えつつその屹立した魔羅を、女性器へ沿わせた。

クチュ、くちゅ。
と、腰を上げスライドして、愛液を台座に擦り付けて。
そして、ゆっくりと愛穴へと亀頭を当てた。

「行くぞ、フレデリカ」

「うん、来て。プロデューサー。 アタシのバージン、あなただけに、あげるから⋯⋯」

そうして、静かに。
肉棒が愛肉の園を掻き分けて進んでいくーーーー

ここまで。
早ければ明日にでも完結すると思います。

やっぱフレちゃんは女神じゃないとダメですね。
お休みなさい。


朝からなんてものをふぅ

突然ですが、謝罪と説明を。

自身の他スレ中にて、三点リーダの文字化けを指摘いただきまして、今回も文字化けが多数あったものと思われます。

これからは、…に統一していきますので、恐らく文字化けは起きないと思いますが、それでも文字化けしていた場合はどうぞご指摘おねがいします。

長々と失礼しました!

ラストいきますぅ。

ーーーと、亀頭が膣へ入りきる直前、プロデューサーは腰の動きを止めた。
その表情は暗く、目は見開かれ、苦渋と安堵がないまぜ。

「すまん……ゴムのこと完全に忘れてた……ちょっと待ってくれフレデリカーーー」

避妊。
アイドルたるもの、妊娠すれば否応なく道は狭まる。
はなからマタニティアイドルとして活動するつもりであれば別として、フレデリカには夢がある。

フランスと日本を跨ぐアイドルに。
だとすれば、決して生でなど。

けれど、プロデューサーの思惑とは裏腹に、フレデリカは彼の手をとって、胸元でおさえる。

「大丈夫だよ、プロデューサー?
今日は、安全日とかいう日らしいしー」

「ばかっ。 そんな日はいつだってないんだよ。まさかコーラで洗浄すれば大丈夫なんて言い出すんじゃないだろうな?」

「むーっ。 コウノトリが赤ちゃん運んでくるみたいなこと言わないで~。大丈夫なものは大丈夫なのーっ! それに……」

きゅっと、彼の手を包み込むように握って、フレデリカはその先を口にした。

「プロデューサーとのことも、アタシの夢だから……」

「……」

「な、なーんてねっ☆ ほんとはゴムなしの方が気持ちいいらしいからだったりっ。
それに、初めてはやっぱりナマでしょ! でしょでしょ!」

「……そうだな」

言って、彼女の手を握り返す。
気付かなかった震えが、自分の身体にも沁みていく。

優しい、嘘だ。

「なぁ、フレデリカ」

「およ? なぁに、プロデューサー?」

「むっちゃ好き。 大好き。ほんと好き。やばいくらい好き。うん好き。好き」

「……わぉ。好き好き光線放射中?
ゴジラもまっさおでしおしおの熱っぽさかも♪」

「本気だから。 だから、するぞ」

そうしてフルールが本当に。
本当の本当に、綺麗に。
咲いた。

「………あっ、あぁ……は、入って、くる……! プロデューサーが、アタシの中に……んっ、入ってくる……よぉ……」

ぬちゅ、ちゅ……ず……

鬼頭が、ゆるりゆるりと、秘密の肉ビラを掻き分けて開いていく。
未開通の隠所は、指でほぐれされたとはいえ、まだまだ狭く、そしてきつい。
きゅうきゅうとプロデューサーの巨根が押し広げるのを拒むように、締め付けている。

「あっ……ひんっ……ふっふっ」

だが所詮はやわ肉の宮殿。
硬く太ましい攻城機の前では抵抗むなしく進入されるがまま。

そうして、遂にその城門、フレデリカの処女膜へとプロデューサーの男性器は辿り着いた。

「は、はぁ……」

「大丈夫か?」

「う、うん……なんか違和感あるけど、大丈夫。 けど、怖いから……だから、プロデューサー。 アタシを折れちゃうくらいギュってして……?」

「ああ、絶対離さない」

フレデリカの細くしなやかな腰に、プロデューサーの手が回る。
プロデューサーの硬く骨ばった腰に、フレデリカの手が添えられる。

どちらのものとも知れぬ鼓動が互いの肉を震わせる。

膣が、懇願するかのように、1、2と男根を食んだ。

「フレデリカっ!」

「プロデューサーっ!」

ひしと抱き合い、その勢いのまま、お互いの距離はゼロとなった。

そうして、フルールは、たおられた。

ぷつ、ぷつ、ぷつ、と肉の切れる音がまるで聞こえてくるようだ。

「~~~~~~っっっ!?」

いつの間にか、フレデリカの爪がプロデューサーの背中に食い込んでいる。
代わりに脚は力なく、ぶるぶると震え下方へと投げ出されて。

「……やっぱり痛いのか?」

「……いた、くは……んん……ない、かも……。でも、なんか……頭の中で、し、シゲキックスがぱち……ぱちって……」

「そうか……なら、動いても、いいか?
正直、全く余裕ない……」

プロデューサーの魔羅は、約20センチと非常に長く、そして太ましい。
ハーフである故か、奥深く受け入れるフレデリカの女穴。

その全てが、フレデリカの膣中へ飲み込まれているのだ。
その上、キツく締め付けながらもぴくっぴくっと、咀嚼のように動くせいで、プロデューサーは既に絶頂寸前であった。

「うん……う、動いてもいいよ……!
アタシももっとプロデューサーを感じたいから……!」

了承の合図とともに、ゆっくりとプロデューサーは腰のグラインドを始める。
引き抜く時、じゅぞぞぞぞ! と淫らな音を立ててねちっこく竿に吸い付く肉壁。


「…………」

カリの直近までが肉を引きずり現れると、濡れた男根はうっすらとピンクに染まっていた。
自身の欲棒で、彼女の処女を奪ったのだという自覚が、ふつふつと湧いてきて、プロデューサーは背徳的な快感を覚えた。

と、不意にフレデリカが愛液と精液とそして、処女の血が混ざったその液体をさらって、目の前で広げた。

「不思議だね……これだけのことなのにアタシ、なんだか」

ポロ、と彼女の頬を雫が伝う。

「ほんとに、嬉しいや……えへへ」

「~~~~っ!」

その笑顔が、微笑みが、その裏側にある心の色が。
この動物的な行為に、彩りを添えて熱を入れる。

もはや欲望は猛り狂い、プロデューサーは一気に男根を根元いっぱいまで、フレデリカの腰へと打ち付けた。

甲高い、水気をたっぷりと含んだ音が響く。

「はぁあっ?! はっ、ああんっ!」

そのまま続けて、抜き、挿し、抜き、挿し。
その度に、ヌプッ、ズプッ、ズチュッ、と淫猥が漏れる。

それに合わせて巨大な玉袋と尻の間で押し出された空気が、パンッ、パンッ、パンッ、と。

「んっくっ……すごいよ、プロデューサーっ! 奥に、ゴツン、ごつんってぇ……ひあっ!」

正常位で徐々に抽送の速度が増していく。
自然、態勢はフレデリカの横に手をつき、プロデューサーを挟むように伸ばされた脚を分け入って腰を動かすことになる。

組み敷くという征服感が、更に怒張を固くする。
体重を移動するたびに、ベッドが軋む。

「はっ、はっ、はっ、どうだ、気持ち、いいか? フレデリカっ!」

「ぁひうっ、んっ、いいよ、だんだん、気持ちよくなって、あ゛っ」

フレデリカの言葉通り、アヌスからは徐々に汁気が増していき、淫蜜がぬらぬらとシーツへ垂れていた。

破瓜直後とはいえ、元来感じやすい体質のフレデリカであるからこその淫蕩。
濡れそぼった膣壁を剃り上げるように、ぞりぞりっとカリ首が角度をつけてひっ掻くたびにフレデリカは吠えるように嬌声をあげる。

既にその先端は外子宮へと幾たびも触れ、あり得ない事ではあるがそのまま子宮へと突き刺さるのではないかと錯覚するほどの勢い。


「スゴイっ! アタシの身体が槍で刺されちゃってるみたい……! ああんっ! もっと!
もっと頂戴!」

背中へ再び手を回し、思い切り肌に爪が食い込んでいく。
痛みに答えるように、更に激しく腰を打ちつけて、突き進む。

気付けば血は大量の愛液に流されて、今や真白く染まっている。
粘性のある白濁液が泡となってチンポにまとわりつき、挿入の度に大陰茎へと余りがへばりついていく。

まるでシロップのようにかけられたその汁液が、フレデリカの恥部を内側から隠していくのだ。
彼女の喘ぎは大きさを増し、快感の坩堝へ落ちていることは明白であった。

「やっ、いやっ、くるっ、来ちゃうっ!
イっちゃう、イっちゃうよぉっ……!」

「いいぞ、いけっ! お、おれも……くぁっ!」

一層、膣の咀嚼力は強くなり柔肉がうぞうぞと蠢き、肉棒を扱きあげる。
びっしりとざらつきが施された、そのアワビはとろとろで、名器と呼ぶに相応しく、
近づく絶頂に向けて男性器へと、快楽の刺激を強制的に手渡しする。

びくびくびく、と男根は発射寸前の蠕動を見せていく。

「出る、出る、出る! はっ、は! フレデリカ! どこに欲しいっ?!」

「なかっ! フレちゃんのおまんこにプロデューサーの赤ちゃんの種、いっぱいちょうだいっ……!」

危険日。 安全日。アイドル。
妊娠。赤ん坊。
様々な思いが一瞬でプロデューサーの脳を通り過ぎる。
だがそれも、すぐさま応えるように締め付けられたフレデリカの精液搾り専用生肉によって気持ちよさ1色に塗りつぶされる。

グラインドは最高潮を迎え、快楽、快感の極地へ向けて高速ピストン。

ぢゅぼっ!ぢゅぼっ!ぢゅぼっ!ぢゅぼっ!
ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!
ぢゅっぢゅっぢゅっぢゅっ!

「い、イクッ!」

「あっ!あっ!あっ! アタシも! イクッイクッいっちゃう……あああっ!」

瞬間、フレデリカの脚がプロデューサーの腰を拘束し一気に引き寄せる。
巨根の全てが飲み込まれ、膣の奥の奥、子宮へと向かって突撃。
ごつん、と勢いぶつかると同時に2人は絶頂を迎えた。

「ぁっ、あ、あ゛、ぁあああ♡ イってる♡
イってるよぉ、プロデューサー……♡」

痛いほどに蠢き扱きあげる肉宮、そしてその扉へ向かい、どばっ、どばっ、ばしゃっ、とそんな音が聞こえてきそうなくらいの勢いで精子が吐き出されていく。

今日何度目かの射精だというのに、今までのどれよりも多くそして濃く粘ついた、億千もの子種がフレデリカの卵子へと打ち出されている。

「はぁ……はぁ……たくさん、んん、出てる、ね……」

「ああ、止まりそうに、ない……」

びくん、びくんとアヌスに包まれながら震え続けるペニスは、子宮へ収まりきらぬほどの精液を吐き出し続け、もはや逆流を起こしていた。
痙攣する互いの性器はとろけるほど熱いというのに、その2つを染め上げる白濁液は酷く冷たい。
その温度差を、敏感な身体が刺激と勘違いして、またフレデリカは絶頂した。

「あっ、あっ、また、イッちゃうぅ……!」

再び収縮する膣。
その絶頂が最後の一押しとなり、プロデューサーは残る全ての精液を搾り出し、どくん、どくん、とありったけを注ぎ込んだ。
どこにも隙間なく、膣内は精子に染め上げられてしまった。

「はぁ、はぁ、はぁ~~~、もう、出ない。 打ち止めだ……」

「アタシも……脚に力、入んないや……あはは」

「はは……俺も腰いてぇ……抜くぞ、フレデリカ」

「うん……んやっ、あんっ」

ちゅぽん、と亀頭がぬけ出るとともに空気が弾けて音を立てる。
ヒクつく淫欲の蜜壺はだらし無く口を開けて、少し間が空いた後にそこから、どろり。
どろり、と割れ目に沿って精液が漏れ、垂れていく。
セックスのまぎれもない証である。

「はーーっ。 つか、れた……」

どさり、とフレデリカの真横へ顔から倒れこむプロデューサー。
その言葉に、頬を膨らませフレデリカは抗議の意を示す。

「あーっ、酷ーい……フレちゃんとの熱い情事を疲労だなんて……しくしく、アタシ悪い人に拾われたのね……」

「いやいや、気持ちよすぎて、腰砕けになって、疲れたんだよ……突き疲れ、だ」

「突かれたのは、アタシなのに?」

「………ぷっ」

「………んふふ」

あはははは、と2人して声をあげて笑う。
そうしている内に、自然と結ばれる手と手。


「……もしできたら、責任、とるからな」

「できてないと責任取ってくれないの?」

「言葉のあやだよ。一生幸せにする」

「じゃあ早くパパとママに挨拶お願いしるぶぷれ?」

「……そうだな。 近々行こうか」

「わーい♪ ……はっ! そう言えばプロデューサー! アタシ達、ぴろーとーくしてないよ!
これは由々しき事態だよ!」

「……なら今の会話は何なんだ……」

それからたわいもない話をしてしばらく経って。
ふと思いついたようにプロデューサーが言った。

「そう言えば今日は、フレデリカにあれ言ってもらってないな」

「ありゃ? そだっけ? さっき言わなかったかなー?」

「キスだけだったじゃないか」

「そっかそっか。 ちょっと待ってね☆」

「……? 何なんだーーーーんむっ」

ちゅっと、一口。
ぱっと、抱きつき、身体を摺り寄せ、耳元へ。
目一杯咲いてる花から、ありったけの愛を込めて。




「Pour toujours」

おしまい。
思いつきで書き始めちゃったけど、エロって難しい。
自分じゃ判断するつかぬから更に。

時系列的には

フレデリカ「アタシPンコツアンドロイド」のすぐ後のお話なのでした。
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1464904631

フレちゃんのエロ増えろ!

オッツオッツ!

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