志希「すっごい……♪ こんなにキミの匂いが……!」 (28)

【モバマスSS R-18】です
※注意事項
・志希とそのプロデューサーがイチャラブなことする、地の文あり
・上記のうち一つでもダメな人はブラウザバックを

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プロデューサー達に充てがわれた社員寮。その内の一室に目をつけた一ノ瀬志希は、再び扉に鼻を近づけ、漂う匂いに恍惚の表情を
浮かべていた。

志希「にゃっはあああ……! あぁ、キミの濃い匂いが扉越しに……! これでもしも中に入ったりなんかしたらあたし……!」

志希(でも、中に入ってプロデューサーの様子を見ないといけないし……仕方ないよね……♪)

本来であればアイドルに知らされることがないはずの担当プロデューサーの住居を突き止めることが出来たのも、この匂いを
辿ってこれたからであり、今自分の嗅覚を強化している香水を多量に浴びているプロデューサーがどうなっているかを
想像するだけで、香水の影響を受けた志希は静かに昂ぶっていく。

しかり、香水である。志希が作成した野性解放フレグランスというそれは、作った志希本人の想定以上に強力な効果を
持っていることが実験で判明しており、最初に実験台としたプロデューサーのことが心配になった彼女はこうして居場所を
突き止め、様子を見に来たというわけである。

志希(……最初に香水をかけた時はなんともない風だったのは……我慢してたのかなー……?)

最初の想定でも人をやめるほどの凶暴な野性が目覚めるはずだった量を遥かに超えた香水を浴びせられて、尚平然としている姿を
見せた自分のプロデューサーの行動に疑問を抱きつつ、志希は部屋に入るために玄関に備え付けられたインターホンを押す。

志希「……あれ?」

だが何度押しても中からの反応はなく、インターホンが壊れているのかと首を傾げる志希。しかしボタンを押して音が鳴っている
以上は正常に稼働しているはずであり、応答がないのは中にいるプロデューサーが反応しようとしないからなのか、それとも。


志希「……う~ん、これで実は扉に鍵がかかってなかったりしたら志希ちゃん楽なんだけどな~――あっ」

ありえないだろうと考えつつもドアノブを回してみた志希は、あまりにもあっけなく開いた玄関の扉の前で一瞬呆けた表情を見せる。
確かにこれで侵入するのは楽になったが、あの用心深いプロデューサーが鍵もかけずに部屋に篭もっているなど、異常だからだ。

志希(鍵をかけることが出来ないくらいまずい状態なのかにゃ~……? ふぁ……♪)

とにかく開いてしまった以上は入るしか無いとプロデューサーの部屋へ足を踏み入れた志希は、途端に扉越しよりも遥かに
強烈なプロデューサーの匂いに包まれ思わず壁に寄りかかって深呼吸をしてしまう。

志希「クンクンハスハス……ふにゃああ……すごいよぉ……香水で五感強化してなくても、こんな匂い普通に嗅いだらきっと……!」

「AGRUUUUUUUU!」

志希「え……?」

だが匂いに反応したのは志希だけではなかった。部屋へと侵入してきた自分とは異なる匂いにつられて、獣のような呻き声を
上げながら、その男は志希に飛びかかってきた。

「GOOAAAAAAAAA!」

志希「きゃあああ!?」

「……!? し……き……さん!?」

志希「へ……ま、まさかキミ……!?」

男は志希の悲鳴で多少理性を取り戻したのか、驚いたよな困惑したような表情で彼女を見つめ、志希もまた目の前に現れた男の
姿を観察して悲痛な表情を浮かべる。


志希「キミ、プロデューサー……? 大丈夫……!? あ、汗が、酷いよ……!」

ずっと必死になにかを耐えていたのか、志希のプロデューサーの全身は汗にまみれ、上等なシャツからは肌が透けて見えるほど。
さらに目の周りには短時間でクマが出来ており、少し前まで会話していた人物と同じとは思えないほどその雰囲気は
やつれてしまっている。

自分のプロデューサーの変化が信じられず、思わずその顔に手を伸ばそうとした志希であったが、その手はプロデューサーによって
払われ、さらに彼はまるで志希に怯えるような声で叫ぶ。

志希P「喋るな……触るな! 頼む……帰れ……帰って、下さい!」

志希「ど、どうして!? あたし、キミが心配で……!」

志希P「そもそも……私がこうなったのはあなたのせいでしょう!? 頼みますから、早くここから出て行って……下さい!」

その場に倒れこみ、まるでなにかを堪えるように必死に床を叩きながら、少女に向かって頭を下げてる大の男。事情を知らぬ者が
見たら完全に勘違いされそうな状況であったが、幸いにもここには二人以外誰もいない。
だからこそ、目の前で苦悶するプロデューサーから漂う匂いに発情したような表情を志希が見せても、これ以上の騒ぎになることは
ないのは不幸中の幸いであっただろうか。

志希「ふぁあ……!?」

必死になにかを耐えるプロデューサーから漂う匂いは、自らも1回、野性解放フレグランスを使うことで嗅覚を強化した志希にとって
あまりにも甘い毒であり、その毒の勢いは本来志希が想定した以上に香水の影響を強めていく。

志希「クンクン……なんで、そんなに……あたしに帰ってほしいのかにゃ~……?」

志希P「そ、それは……とにかく……頼みます、志希さん……! このままでは、私は……あなたに……!」

志希「ハスハス……ふむふむ、なるほどー♪」


目の前のプロデューサーがなにを耐えているかを少しずつ理解出来てきた志希は、自分でも気づかない内に口元に笑みを浮かべた後、
静かに、誘うようにプロデューサーへと問いかけていく。

志希「もしかして、プロデューサーってあたしに手を出したいと思ってたのかな~?」

志希P「……っ! そ、そんなことは……!」

志希「けど、あたしの作った香水の効果は、その人がやりたくても理性で抑えて出来なかったことをさせるようにするんだよねー」

志希P「…………」

志希「そこからさっきまでのプロデューサーを見て考えた時~、プロデューサーが今耐えてることがなにか志希ちゃんが気付けないとでも?」

床に這いつくばるようにして必死に志希を視界から外そうとするプロデューサーに向かって、あえて声だけを意地悪するように
届ける志希。まるで実験動物を扱っているようだと密かに思いながら。

志希「キミの考えることなんてあたしにはお見通しだよー? だから素直に喋ってくれると嬉しいな。そしたらキミを元に戻してあげる」

志希P「ほ、本当ですか!?」

志希「もちろん、ちゃんと解毒剤みたいなのも作ってるからね~」

志希P「……わ、分かり、ました……私は……一ノ瀬志希という女の子に手を出したいと思っていたんです……! すみません……!」

志希「……わぉ」

頭を下げながら白状したプロデューサーの言葉に、わざとらしく驚いて見せながらもどこか嬉しそうな志希は、笑みを浮かべて
さらにプロデューサーの言葉に耳を傾ける。

志希P「初めて見た時はこれほど……これほどアイドルにしたいと思う女の子がこの世にいるなんてと思いました……!」

志希「……それでー?」


志希P「……その子をプロデュースしていく内に、私の中でなにかがおかしくなって……! だが、それを受け入れてはダメだと……!」

志希「どうしてかなー? 別に、受け入れても良かったのに……♪」

志希P「出来るわけが! 志希さんは、アイドルを楽しむようになってくれた……それを私のほうから壊すことなんて出来るわけが……!」

紡がれる言葉は切実で、なにかを喋るたびに恐ろしい苦痛に襲われているかのような表情をプロデューサーは浮かべる。
それもそうだろう、本来であれば耐えることが出来ないはずの香水の影響を受けて、それでも自分の中の衝動が志希に向かないように
耐えているのだ。その苦労がどれほどのものかは、プロデューサーの様子からも見てとれる。

しかしそんなプロデューサーを見て志希はあくまで嬉しそうに笑い、少しずつ顔をプロデューサーに近づけていく。志希が
取り込んだプロデューサーの匂いが。香水の効果と合わさって致命的なまでに彼女に悪影響を及ぼし、少女が自分で気付くことが
出来なかった欲望という名の野性を目覚めさせてしまったからである。

志希「そっかー、でもさキミも一つ勘違いしてるかな」

志希P「なに、を……」

志希「例えばあたしも……今の関係を壊されるのを愉しみにしてたって言ったら……?」

志希P「馬鹿なそんな……それは!? だめですっ!?」

志希「やーだよー♪」

プロデューサーが志希の言葉に驚いて顔を上げた瞬間、その目の前で彼女は野性消失香水と名付けた、今のプロデューサーの状態を
元に戻すことが出来る数少ない手段の一つを、盛大に床にぶちまけてしまう。

それは香水と名付けられただけあって、その身に浴びなければ効果を発揮しない。つまり目の前でその香水が床に撒かれて汚れて
しまった時点で、もはやプロデューサーが元に戻る手段はあと一つとなってしまった。

だがそんなことを知らないプロデューサーは、目の前で元に戻れる方法がなくなったことに絶望の表情を浮かべて、理解できないと
いった様で志希を見上げて呟く。


志希P「な、なんてことを……! これは、たしか解毒剤のような香水だったのでは……!」

志希「そうだよー、キミを元に戻せる手段の一つ。でも、それは今こうしてなくなっちゃったにゃ~♪」

志希P「なんで、こんなことを……!」

志希「キミのためだし、あたしのためでもあるから……かな?」

志希P「な、に……」

困惑するプロデューサーの目の前で、志希は壁に背をつけるとさらに服の胸元を開き、野性解放フレグランスの瓶の蓋を取り除いて
みせる。

志希「キミがそんなに辛いなら……あたしと一緒に気持よくなっちゃえー♪」

志希P「……! やめなさい!」

何をする気か気づいたプロデューサーが止めにかかろうと立ち上がるも、それより早く志希は開いた胸元に、残っていた
野性解放フレグランス全てを流し込んでいく。危険な量の香水が志希の胸をからヘソを伝って秘部を濡らし、太ももへと流れると
彼女の身体にも異変が起きた。

志希「……っあ!? かはっ……ああ!?」

心臓が一回り大きく鼓動した感覚を味わった後、志希の目が、耳が、鼻が、あらゆる感覚がプロデューサーだけを捉えるように
研ぎ澄まされていく。同時に、頭の中にはまるで内側から出てきたもう一人の自分のような凶暴な感情が鎌首をもたげ、
目の前にいるオスと何も考えず、なにも気にせず、ただ一つになりたいという野性的な欲望のみが身体を支配していく。

志希P「なんて、ことを……志希さん、あなたは……!」

志希「にゃ、は……キミ、すごいね……こ、こんな感覚にずっと耐えて……ふにゃああ!?」

志希P「志希さん!?」

志希「や、あ、うそ、キミの匂いだけで……!? や、あ、んああああっ!?」


小さく震えた志希の身体を見て、プロデューサーは直感的に目の前の少女が軽く絶頂したことを理解する。まさか触れてもいない
相手が自分の匂いを嗅いでいるだけで絶頂するなど予想も出来ず、そしてそれがこれまで必死に野性的な感情に耐えてきた
プロデューサーの理性を破壊していく。

志希P「どうして……あなたは……そんな人では……」

志希「……キミさ、ちょっと鈍いよね……んっ……ほんと、そこも面白いけど……♪」

軽く絶頂してしまった志希は息を乱しながら、気付けば自分が逃げられないよう壁に手を添えて、お互いの呼吸音が聞こえる位置まで
顔を近づけて来ていたプロデューサーの目を見つめる。あと少し、なにかのきっかけがあればどうなるか分かっている二人は、
しばし無言のまま見つめ合う。

志希P「……」

志希「……」

志希P「……っ、私、は!」

それでも必死に抗おうとしたプロデューサーに、志希は最後のトドメとばかりに耳元で甘く囁く。お互いのタガが外れる提案を。

志希「キミはさ、あたしがアイドルで、キミがプロデューサーだからそんなに困ってるんでしょ……?」

志希P「そ、それは……!」

志希「だったらさー……今からここにいるのは、実験中のモルモット二匹ってことにしちゃお?」

志希「凶暴な野性に目覚めたオスのモルモットと、メスのモルモットを同じ空間に置いていたらどうなるかっていう実験……」

志希P「……あああっ!」

志希「それなら――んんっ!?」

詭弁だ、そう叫ぼうとしたプロデューサーは、気付けば志希の唇を乱暴に奪い、その口内を舌で蹂躙し始めていた。もはやそうと
気づいた時には遅く、この口付けをきっかけについに二人の理性ははじけ飛び、まるで獣のごとくお互いを求めだす。


志希「んむ、ちゅ……んふふ、んっ……んんっ、んくっ……♪」

志希P「んぐ……んんっ……」

キスをしながら志希が逃れられないようにその身体を壁に押し付け、プロデューサーはその全身を弄るようにして彼女の服を乱暴に
剥いでいく。彼の動きに負けないようにと志希もまたプロデューサーの服を脱がしていくが、あまりに激しい口内への攻めに
その手の動きはおぼつかない。

志希「んあっ……ひゅむ、ぬちゅ……んんんっ……ふぁ……!」

結局志希が丸裸になる間に脱がすことが出来たプロデューサーの服は上半身のシャツだけで、その逞しい肉体が服の下から顕になった
瞬間の匂いで、志希は再び軽く達してしまう。

志希「んんむっ……んんんんんっ!? んっ……ぷはぁ……はぁ……はぁ……♪」

とろんと蕩けたその表情はキスの攻めの勢いもあって完全に発情していることを示しており、なにより服を脱がす際に触れた股間の
濡れ具合から、これ以上の愛撫はいらないと判断したプロデューサーは、自らの手でズボンを下ろし肉棒を露出させると、志希の
左足を持ち上げて挿入しやすい体勢へと移す。

志希(あ、くる……きちゃう……♪)

秘部に当てられた肉棒の大きさにゾクゾクとしながら挿入を待つ志希に再びキスをしながら、プロデューサーは腰の勢いを
つけて一気に彼女の中へと侵入を果たした。

志希「ふあああああっ!?」

志希P「ぐっ……」

実のところ過去に何度か興味本位で道具を使って実験をしていたせいで、すでに処女膜がなくなっていた志希ではあったが、
かつてその肉体に挿れたことがある、あらゆる物よりも大きく固く熱い物が侵入してきたために、一瞬すさまじい痛みが
全身を駆け抜け視界が真っ白に染まってしまう。


しかしそこは彼女の作った香水の効果か、あまりにも発情しすぎていたためか、すぐ様その痛みも快感に変えて、
腰を動かされる度に漏れる声には甘みが増していく。

志希「あんっ、あっ……ああっ! ひっ、んっ……ひあああっ!」

志希「あぅ、んんんっ、や、ひゃう!?」

さらに片足を持ち上げられた不安定な体勢が一層目の前のプロデューサーへの依存度を高め、少女は腰の動きで
振り落とされないようにプロデューサーの背中に腕を回し、必死にその動きについていこうとする。

志希「あ、す、すご……あっ、んんっ、あはぁっ♡ んくぅ!」

志希P「……っ」

しがみつく強さはかなりのもので、知らず知らずの内にプロデューサーの背中に食い込んだ志希の爪が、彼女が突き上げられ
喘ぐ度にプロデューサーの背中に引っかき傷の痕を残していく。

その痛みを志希からの愛撫と捉えてしまったプロデューサーの肉体は益々腰の動きを激しくし、通常であれば相手に優しく
するというプロデューサーの大前提から外れた荒々しい動きが、志希の身体を蹂躙し、貪り、その快感が一層両者の思考を
ドロドロに溶かしてしまう。

志希「あうっ、あひっぃいいい……♡ ふひゃあ、や、あぁっあぁ~~~!?」

志希「ひうっ、やあああ!? はっ、はげし、まっ……ふにゃあああぁあ!!?」

志希P「……っ」

志希「んうっ!? んんっ、れろ……ちゅぱっ、んくう♡」


あまりにも甘い声が漏れるため、それを聞いてるだけで先に絶頂しそうになったプロデューサーは再度志希の口を自らの口で
塞ぎ、その口内を舌で乱しながら、さらに志希の身体を強く突き上げる。

志希「んふぅ……んんんっ……ちゅ、んちゅ……!」

お互いの身体がズレないように両者の腕はそれぞれの身体に絡みついているため、無防備な志希の胸は上下の動きに合わせて揺れ、
流れた汗がその動きに跳ねられて周囲に飛び散る。跳ねた汗は匂いのとなって志希の嗅覚を刺激し、それが大きな絶頂の前触れと
なっていく。

志希「ぷぁ……ふぁああ!? き、キミの、色んな……ひゃああ!? あたしの、なかに……あぁあっ♡♡」

五感全てを攻め立てられ、ついに耐え切れなくなった志希の身体は大きく痙攣し、それに合わせて彼女は聞くものを蕩けさせる
嬌声をあげた。

志希「あっ、にゃぁあ……ぁあああああ!!? ひぁああっぁあああ!?」

志希「ひぁ……! か、らだ、へん、や、ふにゃあああああっ♡♡」

同時に急速に収縮する膣内に締め付けられ、プロデューサーも限界を迎える。一瞬、ほんと僅かの瞬間だけどこに出すかを
迷う素振りを見せたプロデューサーであったが、結局は欲望のままに志希の中へとその滾る精を吐き出す。

志希P「……ぐぅ!」

志希「あ、ま、また来る……きちゃっ……ふにゃぁあああ!? んぁああああああっ♡♡」

中出しされたことで連続して絶頂を迎えた志希は、ついに腕に力が込められなくなったのか、蕩けた表情のまま地面に
へたり込もうとする。だがこれで収まるプロデューサーではなく、彼は一旦肉棒を志希から引き抜くと、床に崩れ落ちそうな
志希を抱え上げ、ベッドがある隣の部屋へと連れ込んでいく。

志希「あ、つ、つぎ……んっ……♡」

あくしろ


お姫様のように運ばれた志希は一度口付けをされた後、尻が持ち上がるようなうつ伏せの体勢でベッドに寝転ばされる。シーツに
染み付いたプロデューサーの匂いがうつ伏せになったことで志希の嗅覚を直撃し、それによって彼女はまた軽い絶頂へと
導かれていく。

志希「あっ、こ、このにおい……キミの……あっ♡ ひぁあ、こ、これ……すき、キミのにおい、すきぃ……んひゃああっ!?」

志希P(……ああっ)

自分の匂いを嗅ぎながら絶頂し、さらになにかを渇望しているのか、尻をふりふりとする志希の姿はあまりにも淫靡で、
プロデューサーはまたすぐに志希の中へと肉棒を侵入させていく。

志希「にゃあああ♡ き、きたぁああ……くんくん……あっ……あうっ!?」

ただしこのまま腰を動かしたのでは志希がシーツに染み付いた匂いに夢中になりすぎてしまうため、プロデューサーは彼女の両腕を
握ると、志希の上体を反らすように強く引っ張った。

志希「ふあぁっ、あああっああ!?」

乱暴な力で上体を反らされ、志希の形のよい胸はいやらしく張り出す。まるで拘束されて責め立てられているかのような興奮が
彼女の身体を襲い、あまりの気持ちよさに彼女の口からは涎がこぼれ、目から少しの涙が流れだす。

志希「ひぁあああっ!? あっ、はひぃっ♡ こ、これ、あ、あたし、にゃああんっ♡ キミから、にげれ、な……ぁあああんっ!?」

志希P「逃がす気もありませんよっ!」

志希「ふにゃああ!? う、うん、に、にげないぃ♡ もう、ど、どこにも、キミのそばに、んんんっ♡ いる、から、だから、もっとぉ……♡」

志希P「言われなくても……!」

志希「はひぃいいいっ♡♡ ま、また、かたく……つよ、ひゃうううんん~~♡♡」


腕を掴まれたまま腰を動かされ、肉棒が自分の奥へと到達する度、志希はどうしようもない快感に貫かれ身悶えする。
しかしプロデューサーが完全に後ろを取っているこの体勢ではあらゆることが全てプロデューサーの思い通りであり、それが
志希を幸福な気分にさせてしまう。

不思議な事だが、プロデューサーに捕らわれている今の状態が志希の中でなにかを変化させていき、その変化は甘い言葉と
嬌声となってプロデューサーへと届けられる。

志希「ひゃううう、んんっ♡ ふぁああああ!! ぷ、プロデューサー……もっと、もっと……にゃはぁあああ♡♡」

志希「あた、ま、へん……ああぁあああっ!? あた、し、ふぁああ♡ キミの、もの、に、あぁあ♡ なっちゃうぅうう♡」

志希P「いまさらでしょう!」

志希「にゃあああ♡ また、つよく♡ うん、そう、あたし、まえから、ふにゃああああ!!? あっ、あっぁ……! キミだけの……♡」

後ろから突いているため、プロデューサーからは志希の表情を伺うことは出来ない。だが、その甘い響きの言葉からどれほど
淫らな表情なのかは簡単に想像がついてしまう。そしてまた志希自身も、自分が発情しきったメスの顔をしているという
認識があり、せめてそれをプロデューサーに分からせるように、さらに蠱惑的な声を漏らしていく。

志希「ふゃあああああっ♡♡ あひっ……ひぁああ♡ にゃ、んんっ、ふひぃっ!? あっ、あっ、あぁあああ♡♡」

志希「ま、またイッちゃ……ふにゃあああっ!? ひ、ひぅ……ううんんっ~~♡」

自分の甘い声が脳を刺激し、プロデューサーの動きと、匂いと、伝わってくる熱が常に志希の身体を昂ぶらせ、何度も何度も志希の
身体は軽い絶頂を迎えてはビクビクといやらしく痙攣する。けれども意識が飛んでしまいそうになるほどの大きな絶頂は
プロデューサーが仕掛けて来なければ味わえないもので、その機会を待ち望む志希の声には媚びるような響きすらも交じる。

志希「にゃああ……あっ、ひぁ……もっと、つよくぅ……♡ キミな、らもっと……――あぁああああっ!!?」


志希P「志希は欲張りですね本当に!」
 
志希「キ、キミにだけ……あぁああ! キミにだけ、だからぁああああっ♡♡ はひゃああああっぁあ♡♡」

志希「また、ひぁああ!! イッちゃう、ひぁ、あっ、あっ……あはぁああああああぁあっ♡♡♡」

志希が再び大きな絶頂を迎えた瞬間、プロデューサーもまた彼女の一番奥で精液を放出し、その熱さによって絶頂で生み出された
快感は増幅され、彼女の身体を襲い続ける。

志希「ひやああああっ!? と、とまらない、あ、たしの……んんんっ~~~♡♡ か、からだ、こ、われ……ひぅん!?」

さすがに絶頂したことで痙攣する志希の腕を引っ張ったままなのは可哀想だと思ったのか、プロデューサーは彼女の腕を話して
その身体をベッドへと沈めさせる。

志希「ふにゃ、あっ……あっ……っ~~~♡」

しかし未だ挿入された剛直は萎えておらず、お互い繋がったままの状態で気持よく震えている志希を見続けるだけというのは
やはり出来なかったのか、プロデューサーは志希がクールダウンするのを待たず、彼女の身体に背中から覆いかぶさると、
再び腰の動きを再開し始めた。

志希「んんんっ♡ ま、まって、ま、だあたし……あ゙っ♡ あ゙うっ♡」

志希P「いいから」

志希「そ、そうだねっ、も、もうなんでも、ひゃう♡ いい、や……キミが、きもちいい、から……ふぁあああっ!!」

志希「き、キミはっ……!? あ、あたし、きもち、いいか、にゃ? んふああっ♡」

志希P「答えは……こうです!」

覆いかぶさったことで互いの顔が再び近くなった二人は少しばかりの会話を行い、プロデューサーは折角だからと志希の耳から
首筋を舐めながら腰の動きを強くし、志希が喘ぐだけになるまでに責め立てていく。


志希「ひぁああ! う、うれし、い……ひぅうううう♡ キミに、たべられて、る、みた……あぁあああああっ♡♡」

志希「ふにゃああ♡ んんっ、あっ、あ゙ーっ♡ あ゙っ♡ あ゙あ゙っ~~~♡ っ~~~~!!?」

志希「んぅ、ん゙っ~~~♡ あ゙っ♡ あ゙あ゙っ♡ ふにぁあああああっ♡♡」

もはや獣じみた喘ぎ声をあげるだけになった志希に、彼女の身体を獣めいて乱暴に貪るプロデューサー。普段の二人を知る人間が
見たら驚くような姿になりつつも、二人の表情はとても幸せそうである。しかし纏う雰囲気はとても妖艶であり、その奇妙な
空気がお互いを昂ぶらせ、どこまでも気分を燃え上がらせていく。

志希「ひゃあ、ぁああ……すきぃ……――! キミが、――、すきぃ……♡」

志希P「っ、志希、し、き……! 私も、好きですっ!」

志希「――!」

気付けばどちらも互いの名前をもはや当たり前のように呼び捨てで呼び合い、必死に相手のことを求めて身体を密着させ合う。
しかし、やはり体力の限界というものはあるもので、この呼び合いを合図に志希もプロデューサーも再び絶頂を迎えた。

志希P「ぐうぅううっ!!!」

志希「はひぃいいい♡ にゃ、あっっ、ふにゃぁぁああああっ~~~♡♡♡」

またも中へと精液を出された志希は恍惚とした表情で嬌声をあげ、プロデューサーは目の前の少女を物にした征服感を味わいつつ、
少しばかり疲労したのか覆いかぶさっていた状態から志希に体重を預けるようにしてその場に倒れこむ。


志希「にゃ……んっ……」

志希P「すまない……少し休んだら……」

志希「いい、よ……これも、気持ちいいし……なーんて……♡」

志希P「……っ!」

志希「ひゃん!? き、キミ休むんじゃ……? んぁああっん♡」

それなりに休息が取れると思っていた志希は、突然腰の動きが再開され再び自分の中を掻き回し始めた肉棒に驚くも、すぐさま
事態を受け入れ、すぐそばにあるプロデューサーの頬にキスして笑みを見せる。

志希「しょーがないにゃー、あっんっ♡ いい、よ、すきなだけ♡ あたしも、好きなだけ、きもちよく、なるからっ♡」

志希P「ええ、そうしましょうか……!」

志希「んにゃぁああ♡ ひゃん、ふにぁああああぁあっ♡♡♡」

こうしてプロデューサーが休もうとすれば志希が、志希が休もうとすればプロデューサーが、それぞれ相手が興奮するようなことを
呟いてはセックスを再開させてしまうことを続けた結果、次の日の明け方まで二人は交わり続け、最後にはお互い絶頂と
同時に気絶するように眠りにつくのであった。


――そして次の日の昼ごろ。

志希P「――ん」

携帯の振動で目を覚ました志希のプロデューサーは辺りを見渡し、酷い具合にぐちゃぐちゃになった自分のベッドを見て
片付けが大変だなとぼやきつつ、さらにそこで幸せそうに眠る志希の頭をなでた後、喉の渇きを潤すために冷蔵庫から
水を取り出した。

志希P(……さて、開くのが恐ろしいですが)

水を飲みながら携帯を確認し、届いていたメールを確認したプロデューサーは、その中に一件、千川ちひろからのメールが
着ていることに気付き、覚悟を決めた表情で内容を確認していく。

志希「……んんっ……んにゃ……あれ……?」

その後ろで抱きついてた物の感触が無くなったことに気づいて志希も目を覚まし、神妙な面持ちをしている自分の
プロデューサーに気づくと、彼女はその表情を和らげるために明るい調子で声をかけていく。

志希「おっはよー♪ キミ、ほんとすごかった……♡ それで、なに見てるのかにゃ~?」

志希P「ちひろさんからのメールですよ」

志希「……あー……」

事態を理解した志希はプロデューサーの肩に顎を載せ、後ろからプロデューサーの身体に抱きつくと、そこから携帯の画面を
覗き込む。そのメールに書かれていた内容はあまりにも簡潔で、つまるところ今日の夕方までにちひろの元に
行かなければならないことを示していた。

志希P「……さて、どうすれば許してもらえるか……」

志希「ちひろさん、あたし達がしちゃったようなことには厳しいんだっけ……」


志希P「最悪なのは志希さんまでちひろさんに処罰を受けることですが、それはなんとしても避けなければ……ううむ」

悩むプロデューサーの姿を先程まで彼が飲んでいたペットボトルの水を飲みながら見た志希は、突然なにかを閃いたのか彼の
耳元で囁き始める。

志希「ねー、今回のことってあたしの作った香水が原因だから、その作り方や販売権を全部ちひろさんに渡せば許してくれるかも?」

志希P「……確かにそれなら……いやしかし、それでは折角志希さんが作ったというのに……」

志希「……今更キミに居なくなられるほうがあたしには一番嫌なことだし、それともいっそ、二人で失踪しちゃおっか~♪」

志希P「……はは、それもいいかもしれませんね」

しかし、二人で失踪するという案をプロデューサーが選ぶことは絶対にないことを、志希も、そして彼自身も分かっており、
それでも志希の明るさを目にして暗くなってはいられないと、プロデューサーは決意を固める。

志希P「でも、失踪だけはだめです。だから……志希さん、あなたの香水をちひろさんに渡すことになりますが、よろしいですか?」

志希「いいよー、あたしのものはキミのものー♪ でも、香水をちひろさんに渡すなら一つ条件があるにゃ~」

志希P「……それは?」

志希「……色々されたけどエッチの時、キミ、あたしのこと呼び捨てにしてたよね?」

志希P「うっ、そ、それは……」

実際気が高ぶっていたせいではあったが、確かにプロデューサーは何度も志希のことを呼び捨てで呼んでおり、そのことで
嫌な思いをさせたのかと身構えたプロデューサーは、しかし次の志希の言葉で不思議そうな表情を作った。

志希「だから、これからも呼び捨てで呼んでくれたら、香水をちひろさんに渡してもいいよ~♪」


志希P「……えっ? いや、いいんですか? 名前を呼び捨てなんてそんな……」

志希「んー、なんだかそっちのほうがキミのモノになった! って感じだし、あたしもキミのこと何度か名前で呼んでた気がするし……」

途中からは口に出していることが恥ずかしくなったのか、段々と小さな声になっていく志希の姿に、あれだけ交わり満足したことで、
香水の効果で解放された野性も収まったはずのプロデューサーの肉棒が、再び固くなっていってしまう。

志希P「あ……」

志希「……えー、キミまだそんな風になるの? エッチー♪」

志希P「い、いやこれは……!」

志希「……ま、それじゃしょーがない、またしちゃおっか♡ ちひろさんの約束の時間まではまだあるみたいだし~♪」

どうやら固くなった肉棒を見て志希もまた興奮してしまったらしく、背中越しにプロデューサーの肉棒を握ってなにをしたいかを
アピールしてくる。その行為に苦笑しつつ、そんな志希に喜ぶ自分も自分だなと思いながら、プロデューサーは志希に向き直って
出来るだけ真面目な表情で提案した。

志希P「……とりあえず、風呂に入ってから考えましょう」

志希「あ……はぁい♡」

――結局、二人がこの後ちひろの元に行ったのは、夕刻ギリギリになってからであった。

〈終〉

『志希「じゃ~ん♪ 野性解放フレグランス~♪」』
志希「じゃ~ん♪ 野性解放フレグランス~♪」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466245997/)

っていうSS書いてる時に秘密のトワレを聴いてたら思いついて……
最初は一緒にしようとしてたけど、R作品は別の場所に投稿になったことを知って内容付け加えてたら、なぜか話が長くなった
読んでくださった方ありがとうございました


志希のエロは傑作ばっかりだな!

律儀に分けてスレを立てる
良く出来た>>1
あっちの方からもちゃんと誘導するといい

>>22
あっちでこっちのurl貼るのは禁止やでえ……

そうなんか、せっかく続いているのに
難儀だの……


HTML化の申請はR板の方でやれよー

>>26
あっ、そこまで気付かなかったすいません、申請しなおしてきます

読みづらい……

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