ロックオン「テイトク...いい響きじゃないか」【00×艦これ】 (84)

艦これと00のクロスオーバーです。ロックオンはニールです。書き溜め進行ではありません。地の文あり。安価、コンマありですので協力を願います。
プロローグを書いていきますのでお待ちください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466237469

つまんね

読まないでつまらんとかお前は未来視できるのかよすげえな
期待

一レス目からもうね…お察し

これで何回目だろうなOOとのクロス

>>5
立てた人多いけどことごとく落ちてるからね

ロックオン「何やってんだろうな...俺は...」

ぼんやりとした視界で、デブリの中を移動するスローネツヴァイへと狙いをつける。

ロックオン「けどな...仇を取らなきゃ...俺は前に進めねぇ...世界とも向き合えねぇ...!」

こちらを見つけたのか、方向転換をして急速で近づいてきた。だが、それが狙いでもあった。射線に入ったのを確認して微笑む。

ロックオン「だからさ...」

瀕死の自分にとどめを刺すためにこっちへと向かってきたスローネをセンサーが捉える。正真正銘最後のチャンスが今、来たのだ。

ロックオン「狙い撃つぜぇぇぇッ!!!」

最後の一撃を放つが、それにすら反応し回避行動を行うスローネ。だが、先ほどの戦いでも、至近距離のミサイルすらも難なく避けてきたのだ。回避すること予想して行った偏差射撃が見事、スローネの下半身を直撃した。

そう、『下半身』をだ。

直撃を受けながらも、左腕のGNハンドガンで正確にこちらを狙撃してきたスローネ。その弾丸はGNキャノンを直撃し、爆発にロックオンは投げ出される。

00とのクロスは落ちてばかりだから…頑張ってくれ!

ロックオン「父さん...母さん...エイミー...」

もう戻らない、奪われてしまった一家団欒としていた時の記憶を思い出しながら呟く。

ロックオン「分かってるさ...こんなことをしても...変えられないかもしれないって...」

みんなで笑いあい、充実していた日々。それをテロによってすべて奪われた記憶もフラッシュバックする。

ロックオン「元には戻らないって...それでも...これからは...明日は...ライルの生きる未来を...」

たった一人残った家族の未来。せめて、それだけでも明るくできたら、そう思いながら戦っていた。

ロックオン「ん...?フッ...」

遥か彼方からこちらへと近づく緑の光。まだ、こちらには気づいていないだろうが、刹那が自分を助けるために来てくれていることに気づき笑みがこぼれる。

ロックオン「刹那ぁ...答えは...出たのかよ...」

こちらに気づいたのか、方向を変えて向かってくるエクシア。眼前には、蒼く輝く地球が映っている。

ロックオン「よぉ...お前ら...満足か...?こんな世界で...」

スパークしていたキャノンから小規模な爆発が起こる。もう助からない、そう確信して地球を左手で狙う。

ロックオン「俺は...嫌だね...」

そして、爆発の中へと消えた。

刹那「ッ!...ロックオォォォン!!!」

その爆発の中で、聞こえるはずのない刹那の叫びが聞こえた気がした。

キャラ安価です。初期艦の中から一人選んで下さい。直下です。

一月でエタるに10ペソ

五月雨ちゃん

初期艦が決まったので、いったん終了です。今日の9時頃から再開します。

ニールなら駆逐艦はフェルトみたいに飲んべえはスメラギさんみたいに接するんだろうな

どこの鎮守府かの設定を忘れてました!すみません!ケジメ案件ですね...直下でお願いします。

んじゃ横須賀で

お待たせしました。再開します。一つ補足?ですが、地の文は神視点だったりキャラ視点だったりしますので、よろしくお願いします。

五月雨「はぁ...もうすぐ日が暮れちゃうなぁ...いつになったら提督が配属されるのかな...」

いつものようにぼんやりと埠頭を眺める。何もやることがないのはやだなぁ...

五月雨「こうしてもう四年...誰か来てくださいぃ...」

外を眺めて、ご飯を食べて、眠る。こんな生活を四年もよく繰り返せたな、と自分でも思う。

五月雨「あれ...さっきまで誰もいなかったのに...って大変!あの人ケガしてる!」

ボロボロになってる人を見た瞬間に、私の身体は考えるよりも早く動いていた。

ロックオン「...痛ぇな...身体も重いし...」

全身が痛み、身体に重力が掛かっているような感覚に包まれている。波の音も聞こえる気がする。

ロックオン「天国にでも来ちまったかな...ハハ...」

また意識が飛びそうになる。もう眠ってもいいよな?...自分に質問をしてるなんて滑稽だな...

???「大丈夫ですか!?今、医務室に運びますね!...よいっしょ!」

まともに声も出せないので、こっくりと首を振る。...ついでに顔を見ておくか...

???「絶対に助けますから!安心してください!」

...こんなにちっちゃい嬢ちゃんにお姫様抱っこで担がれるなんてな...複雑だが助かる、のか...


そしてもう一度、意識が途切れた。

ロックオン「...う...ん...あれ...なんで俺は生きてんだ...?」

当然のような疑問が浮かぶ。それもそのはずだ。あの規模の爆発に巻き込まれて生き延びることなどできない。しかも、今いるのは宇宙ではなく恐らく地球だろう。日が暮れている外を眺めると、小さな建物と海があるのみだった。

ロックオン「天国にしてはキツイし...脈もあるし...不思議だな...」

???「目が覚めたんですね!よかったぁ...あっ!私の名前は五月雨です!よろしくお願いします!」

部屋に入ってきた五月雨と名乗る少女はピシッ、と音がするような敬礼をした。

ロックオン「お前さんが助けてくれたんだろ?礼を言うよ。ありがとな」

五月雨「そんな!当然のことをしたまでですよ!」

手をワタワタと振りながら否定をしているが、内心では嬉しいのが一目で分かった。

五月雨「あと、これはおかゆです。間宮さんに作ってもらいました。おいしいですよ!」

ロックオン「至れり尽くせりだな...ホント。ありがたく頂かせてもらうよ」

口の中におかゆを運ぶロックオン。まともな食事を食べたのはいつだっただろうか。そんな考えを頭に浮かべながら食べる。ロックオンが食事を済ませるまで、五月雨はニコニコとしながらその姿を眺めていた。

ロックオン「ふう。素朴でいい味だったよ。凄い料理人だなその『マミヤ』さんってのは。おいしかったと伝えてくれ」

五月雨「それは本人に言ってあげて下さい」

ロックオン「それは厳しいねぇ。...ところで、ここはどこだ?」

五月雨「横須賀鎮守府です」

ロックオン「ヨコスカ...?」

五月雨「はい」

聞いたこともない地名に唖然とするロックオンと、当然のように話す五月雨。二人の姿が対照的だ。

ロックオン「質問を間違ったよ...国名は?」

五月雨「日本です」

ロックオン「マジか...」

しれっと帰ってきた答えにロックオンは項垂れる。キョトンとしていた彼女の顔からも、事実だというのは理解できた。

ロックオン「...西暦何年?」

それでも最後の希望を乗せた質問を投げかけるロックオン。

五月雨「2016年です」

ロックオン「...クソッタレが...」

その希望すらも、粉々に砕かれた。

ロックオン「前来たときよりも昔な感じがしたわけだ...」

五月雨「あなたはどうしてあそこにいたんですか?」

ロックオン「悪いが俺には守秘義務が...あっ」

そこでさっきの言葉を思い出す。今が2016年だとしたら、ソレスタルビーイングは存在しない。なら、守秘義務など有って無いものだということになる。そのことにロックオンは気づいた。

ロックオン「...いや。話すよ。全部な。ふざける気はないって先に言っておくよ」

五月雨「分かりました」

それから、今までに経験したことを全て伝えた。家族を失ったことも、自分が誰かの命を奪ってきたことも、自分が討たれたことも。そのたびに悲しい顔をする五月雨を見て、ロックオンの心はひどく痛んだ。

ロックオン「...というわけさ。笑っても、罵っても構わないぜ?」

五月雨「...そんなことしません。辛かったですよね...」

ロックオン「...大丈夫さ。次はこっちの番だ」

五月雨「...はい」

ロックオン「俺を治療してくれたのは嬢ちゃんかい?」

五月雨「はい!この鎮守府は人が全くいませんので、私が行いました」

ロックオン「包帯の巻き方とかがめちゃくちゃだが...まあ助かったよ」

五月雨「あうぅ...すみません...私、昔っからドジで...」

これくらいなら可愛いもんだ、と心の中で思うロックオン。

ロックオン「いいさそれくらい。で、見たところここは軍の施設のようだが、どうして俺を独房にぶち込んだりしなかったんだ?不法侵入で銃殺刑とかにすると思ってたんだが」

五月雨「...この鎮守府には提督...指揮官が居ないんです。だから、独房の使用や刑の執行などの権力が必要な行為は一切行えないんです」

軍の施設とは思えないほどの体たらくだな。そんな感想が浮かぶ。

ロックオン「だからか。指揮官が居ないなら補充申請とかすればいいじゃないか」

五月雨「今は激戦地への補充で精一杯なんです。ここ横須賀は、戦争初期からの精鋭が揃っていて、補充を後回しにしても、戦力は十分ですからね」

状況はかなり深刻なようだ。助けてもらった手前、何か恩返しをしないと気が済まないロックオンはつい口走ってしまう。

ロックオン「なるほど。それで、あわよくば俺を『テイトク』として引き入れようとしたってことか。いいぜ。俺がその『テイトク』とやらになろうじゃないか」

五月雨「えっ!それは確かに嬉しいですけど...そんな危険なこと...」

ロックオン「危険なことは慣れっこさ。それよりも、命を助けてくれた恩を返したいんだ」

五月雨「えっと...それじゃ、提督、これからよろしくお願いします!」

ロックオン「おう。よろしく」

そんなこんなで、ロックオンの提督ライフは始まった。

ロックオン「テイトク...いい響きじゃないか...」

五月雨「これで働けます...」

ロックオン「大変だったんだな...」

ロックオンは暁の水平線に勝利を刻めるのか。それは君たち(読者さんたち)に懸かっている!

これでプロローグは終わりです。タイトルに安価について書いておくべきだったと今更後悔...明日から安価とかの説明を交えながら進めていきます。
いっしょに

誤爆してもうた...これからもやらかしていくかもしれませんが、よろしくお願いします!いっしょにはタイプミスです...意見募集中です!

おつおつ

安価って行動安価とかにしてくんか

>>27そんな感じです。選択安価で行動の種類を決めた後に、その行動に関係したもので自由安価、という流れになります。

システムが固まったので、ボチボチ再開していきます。

五月雨「明日は施設の紹介と仕事の説明をします。今日はゆっくり休んで下さいね!」

そう言ったあと、五月雨は部屋から出て行った。

ロックオン「俺が指揮官をするなんてなぁ...人生って不思議なものだよなぁ...ん?」

軽く背伸びをする。ふと、自分の体に対する違和感に気づく。

ロックオン「...右目が見える...鏡!鏡はどこだ!?」

ティエリアを庇ったことで失った光、それがなぜか戻っていたのだ。大慌てで備え付けの鏡を手に取る。

ロックオン「うわぁ...すげえ傷跡だな...」

その右目は、瞳の色こそは変わってないが、目の周りには、一度爆発で吹き飛んだ様な傷跡があった。火傷をしたように変色をしている。

ロックオン「これだけの傷があって後遺症がないのは奇跡じゃないか...」

こればかりは、神に感謝である。

ロックオン「明日から初仕事...なんだか緊張してきたな...そろそろ寝るか」

冷たい水をコップ一杯分飲み干し、布団に潜る。かなり疲れていたのか、一瞬で意識が飛んでしまった。

五月雨「提督ー!朝ですよー!」

ロックオン「んぅ...あと5分...」

ユサユサと体を優しく揺さぶられる感覚が心地いい。細かな気配りが出来るのは、彼女が純粋に優しいからだろう。

五月雨「ベタな発言をしないで下さい~!」

ロックオン「分かった分かった」

流石にこれ以上はかわいそうなため、潔く起きることにした。

五月雨「最初から起きて下さいよ...」

ロックオン「こんなにゆっくり眠れたのは久しぶりだったからつい、な」

五月雨「...まあ、いいですけど...これ、朝ご飯です」

トレイには、玄米と味噌汁、焼き魚と、刹那が日本で食べたという『筑前煮』なるものが置かれている。湯気が出ているので、作りたてのようだ。

ロックオン「朝から贅沢だねぇ...野菜も多くて健康志向...いいことだ」

今回の食事も非常に美味だったため、10分程で平らげた。その際に、野菜は自家製ということも聞いた。おそらく、野菜を育てることも提督の仕事なのだろう。提督という職業が何なのか分からなくなってきた。

五月雨「これが制服です。...わぁ!似合ってますね!カッコいいですよ!」

ロックオン「そうか?俺はそうとは思わないんだが...」

軽くポーズを取ってみる。セリフを付けるなら『勝利の栄光を君に』とでも言ったところか。

五月雨「長身の外人さんだから似合うとは思ってましたけど...ここまでとは...」

ロックオン「そんなにマジマジと見るなよ。流石に照れるぞ...」

頬をポリポリと掻く。

ロックオン「そろそろ説明を頼むよ。秘書艦さん?」

五月雨「あっ、そうですね。こちらです」

軽く促しただけで指示に従ってくれた。刹那もこうだったら助かったんだが...それはそれで刹那じゃないな。あのツンツンっぷりが刹那らしかったわけだし。...刹那たちは...世界の歪みを断ち切れたのか...?

五月雨「提督?」

ロックオン「ああ。今行くよ」

待たせるのは彼女に失礼だと思い、駆け足で向かった。

ちょっと用事が入ったので、一時中断です。5時頃に戻ってきます。

ちゃんとストーリー仕立てのSSで安価を使う意味がわからない

アドベンチャーの分岐みたいなもんだと思えば

思いのほか時間が掛かってしまいました...申し訳ないです...ボスランを置いておくので許してくだち!再開します。

五月雨に先導されながら到着した場所には、物々しい機械が所狭しと並んでいる。

ロックオン「すげぇ...トレミーよりも充実してるんじゃないか?」

五月雨「ここは、当時の最先端の技術を使った機械の試験を目的とした鎮守府なんです。どの機械も未だに一級品なんですよ」

ロックオン「なのに提督が配属されなかったのか...提督がいなかったってことは、試験も実施されなかったってことだろ?」

五月雨「はい...」

目に見えて落ち込む五月雨。この鎮守府の役目が果たせなかったのは、彼女にとっても辛かったようだ。

ロックオン「そう落ち込むな。俺がいるんだから、お前さんにもお仕事がいっぱいやってくるぞ。たぶん」

ロックオン「これから俺たちが頑張れば、今までの事が無駄じゃなかったって、証明できるだろ?それに、この鎮守府がきれいなままなのは、お前さんが守ってきたからだ。誇りに思ってもいいくらいだぞ」

無駄なことなど有りはしない。ソレスタルビーイングで活動して確信したことだ。彼女がやってきたことにだって意味はある。現に、俺は彼女に命を救われたのだから。

五月雨「提督...ありがとうございます!私、いっぱい頑張りますね!」

ロックオン「こちらこそ、最初は迷惑を掛けるかもしれないが、よろしくな」

そうして、五月雨と固い握手をした。

五月雨「気を取り直して...今から設備の説明を始めますね!」

ロックオン「よろしくお願いしますっと」

イスに腰かけて五月雨先生のお話を聞く。意外とあちらもノリノリである。

五月雨「ここは工廠といって、艦娘の建造、装備の開発、改良を行う場所です」

ロックオン「つまり、戦力の増強には欠かせないと...あれ、艦娘の建造...?」

五月雨「はい。私たちは、基本的にここで建造するか、後で説明する出撃で回収するかという二種類の方法で仲間にするしかありません」

ロックオン「サイボーグか何かなのか...?」

今話しているのがロボットとは考えたくもない。

五月雨「違うと思います。私たちは普通の人と変わらず、食事も睡眠も必要としますし、感情だってありますから」

ロックオン「人工的に作られた人間と考えればいいのか?」

五月雨「そんな感じですね」

ロックオン「なるほどね...そもそも艦娘って何だ?」

五月雨「第二次世界大戦を戦った軍艦の感情が人の形と成ったもの、そう認識されています」

ロックオン「だから『艦』が付くのか。そういえば、船には女性名詞を使うし、それが『娘』ってなってる理由なんだろうな。さっき俺が秘書『官』じゃなくて秘書『艦』と呼んだのも納得だ」

五月雨「本質を感じたのかもしれませんね」

意外と俺の感覚も凄いのかもしれない。

五月雨「私たち艦娘は、敵...深海棲艦と対抗できる唯一の存在なんです」

ロックオン「へぇ。だったら、艦娘はさぞチヤホヤされてるだろうな」

五月雨「そうでもないです。むしろ一般人からは怯えられてますよ。軍艦の性能が人サイズにまでコンパクトになってますから」

強すぎる力が自分に向けられるのが怖いのだろう。今は守られていても、その力の矛先が自分たちに向けられたとすれば...そう考えたら恐れてしまっても無理はないだろう。我々に、その力に対抗する手段はないのだから。対抗できないから、素直に守ってもらえてるとも思えないはずだ。

ロックオン「まあ分からなくもないな。だが、そっちも辛いだろ?」

五月雨「私たちは敵対するつもりはありませんけどね...」

ロックオン「そこらへんも俺がどうにかするさ」

こんな偏見は早く終わらせたいものだ。

ロックオン「さっき話に出た深海棲艦だが、たぶん艦娘とは真逆の、負の感情が集まったものだろ?」

五月雨「そう認識されてますね。それに、私たちよりも強い場合も多いです。統制がそこまで取れていないのがせめてもの救いです...」

ロックオン「復讐心とかを持っているやつらは恐ろしいからな...だが、俺は絶対にお前たちを死なせない。約束する」

負の感情の生み出す力は非常に強い。かつて、俺もそれに囚われていたから、それに囚われていたやつらと戦っていたから分かる。だから、それと戦わなければならない彼女たちが死なないように、俺ができることはすべて行おう。彼女たちを生かすこと、それが提督の仕事であり、責任でもあり、義務である。

五月雨「...はい!」

彼女の笑顔が今までで一番明るかった気がした。

五月雨「次は食堂に向かいます」

ロックオン「しかし広いな。さすが基地といったところか」

すべての場所を説明してもらったらそれこそ、日が暮れてしまう。彼女にそこまでさせたくはないので主要な場所だけを巡り、ほかの場所は説明だけにしてもらっている。

五月雨「そこから見えるのが、陸上訓練用のグラウンドです」

ロックオン「ここも広いな」

五月雨「訓練にはもってこいですから」

これだけ広いと射撃訓練もできそうだ。

五月雨「こちらに見える教室は、駆逐艦に戦術等を指導する時に使われます。ちなみに体育館もありますよ」

ロックオン「学校みたいだなぁ」

そうですね、と笑う五月雨。こうして見たらただの少女にしか見えないのだが...

五月雨「ここが食堂です。現在確認されている艦娘は200人近いので、規模も大きくなっています」

ロックオン「マジか...」

そんなにいるとは思わなかった。真面目に笑えない。

ロックオン「奥に二つほど見えるのは何だ?」

五月雨「左の部屋が『甘味処間宮』右の部屋が『居酒屋鳳翔』です。居酒屋は『鳳翔』という艦娘が所属すれば自動的に開業されます」

ロックオン「店を営んでたりするのか。勉強になるな」

昨日や今日の食事が美味だったのだ。きっとこちらもおいしいだろう。

ロックオン「間宮って昨日おかゆとかを作ってくれたあの?」

五月雨「はい」

ロックオン「じゃあ挨拶しとかないとな」

感謝を忘れてはいけない。二人は店へと入っていく。

今日はここまでとなります。思い通りに進まない...明日は夜9時頃からの予定です。安価まで行きたいなぁ...皆さんも体には気をつけましょう!今日のユニコーンがゴルフになってて水を吹き出しましたよ...カークスさんとキャプテンは苦労人だなぁ...ジークジオン!

おつ
長文は適当なところで改行した方が読みやすいとおもう

乙です
あとでロックオンは元帥ん所に着任の挨拶をしに行くんだろうな

早く書こうとしたらミスが出て、丁寧に仕上げようとしたら時間がかかるというジレンマ...みんなー!オラに文才を分けてくれー!
>>42、やっぱり読みにくかったですかね...長文は上手く改行していきます。再開です。

ロックオン「お邪魔しまーす」

五月雨「失礼します」

間宮「あなたが五月雨ちゃんが言ってた人ですね。元気そうでよかったです。私は給糧艦『間宮』と申します」

彼女が間宮というらしい。なんというか...デカい。ミススメラギとタメを張れそうなほどに。

ロックオン「制服の下は包帯だらけだがな...昨日のおかゆと今日の朝食、非常においしかったよ。ありがとうミス間宮」

間宮「ふふっ。喜んでいただけて光栄です」

五月雨「間宮さんはこの鎮守府の炊事を担当している艦娘です。甘味処の店主でもあるんですよ」

ロックオン「大変そうだな...まさか一人で担当しているのか?」

間宮「私ともう一人、『伊良湖』という艦娘と二人で担当してます。私たちは給糧艦なので戦闘はまともに出来ないですから」

伊良湖「でも、二人で鎮守府の食事を賄うことができるんですよ!」

ロックオン「うおっ!?ビックリしたなぁ...」

間宮「あら、伊良湖ちゃん」

伊良湖「あぁっ、すみません!驚かせたかったわけじゃ...」

ロックオン「大丈夫だ。こっちが勝手に驚いただけだから」

彼女がもう一人の給糧艦、伊良湖のようだ。これから特に世話になる艦娘の一人だろう。

ロックオン「俺が、本日付で提督として着任したロックオンだ。これから迷惑を掛けると思うがよろしくな」

間宮、伊良湖「よろしくお願いします」

...なんとなく分かっていたが、人数が少なくてさみしいねぇ...

ロックオン「...この最中うまいな」

五月雨「有料のはずですけど...提督の着任祝いだからタダのようですね...」

五月雨に連れられ酒保へと向かう。チラチラと見られているのが気になるが。

ロックオン「もう食べられないから、残りは食べていいぞ」

五月雨「えっ...まだ半分はありますけど...」

ロックオン「いらないのか?」

五月雨「あぁいえ!いただかせてもらいます!」

ロックオン「素直で結構」

子供は素直なのが一番だ。実際、彼女も食べたかったのだろう。満面の笑みで頬張っている。

五月雨「あむっ...ゴクン...ここが酒保です。日用品や雑貨はここで購入します」

ロックオン「店員はいないのか?」

五月雨「えーっと...今は留守のようですね」

人もほとんどいないこの鎮守府だ。めったに客もこないだろうから、留守にしても問題はないだろう。店員を一目見ておきたかったが。

ロックオン「留守なら仕方ない。次に行こう」

五月雨「次は...ドックですかね」

まだまだ時間はかかりそうだ。

ちょっと吐き気がやばいです...ヘンなものは食べてないのに...今日はここで中断します。明日は更新出来ないかもしれません...もしかしたら入院するかもです。ごめんなさい...

おいおい大丈夫かよ
食中毒かな?

ロックオンがロックマンに見えた……

待ってる

心配をおかけしました。>>1です。結局昨日まで入院していました。
どうやらもともと内臓が弱っていて、その時に食べた牡蠣によって、体にガタが来たっぽいです。詳しいことはあんまり分からないです...
私事ではありますが、一応大事をとって今日までお休みとさせていただきます。明日の夜には再開をいたします。
駄文ばかりな>>1ですが、これからもよろしくお願いします!

報告さんきゅー
無理せずにね

了解です。
そしてお大事に

気遣い感謝です...!今から一週間ぶりの再開です。

鎮守府内 浴場

五月雨「ここがドック兼浴場です」

ロックオン「デケェな...男湯の方もこれぐらいデカいのか?」

五月雨「男湯なんて無いですよ。ここは混浴ですから」

ロックオン「勘弁してくれよ...」

風呂が混浴だと知り落胆するロックオン。

五月雨「そちらでは混浴という習慣はないんですか?」

ロックオン「そもそも風呂に浸かる習慣がない。シャワーで済ませるのが普通だ」

お風呂に浸かる習慣がある国は意外と少ないのである。ロックオンの母国も例外ではなかった。

ロックオン「...風呂はここにしかないんだ。時間を決める必要があるな」

五月雨「後でお願いします。...説明に入りますね。ここは、戦闘で傷ついた艦娘の修理を行う場所でもあるんです」

ロックオン「つまり、ここも鎮守府の運営に欠かせない場所ってわけだな」

パッと見、ただの風呂にしか見えないのだが。

五月雨「私たちもこれからお世話になる場所ですけど...」

ロックオン「ここが必要ないくらい完璧に進めていきたいが、それは無理だろうな...」

敵を実際に見たわけではないが、彼がガンダムに乗って戦っていたときも、定期的に修理と休憩をする必要があった。
いくら性能に差があっても、動かしているのは人なのだ。疲労が溜まれば当然、ミスも出てくる。

ロックオン「まあ、無理は決してさせないからな。安心してくれ」

五月雨「提督も無理をしないで下さいね?」

ロックオン「善処するよ」

むすっと五月雨がしていた気がするが、気にしない。ロックオンたちは、執務室へと歩みを進めた。

執務室への道中で、五月雨からいろんな施設の説明を受けた。
図書室には、活字の本がたくさんあるらしい。...所謂R-18の本もあるとのことだ。余計なお世話である。
娯楽室には、大量のマンガとテレビ、マッサージチェアやゲームなどがあると言っていた。
この鎮守府には二種類の会議室があるようで、大きな方は、傍聴席が上にあり、中央の大きな机に主要なメンバーを集めて行うタイプで、
小さい方は、THE・会議室という見た目らしい。大規模な作戦以外では、大会議室は使うことはないだろうし、小会議室をメインに使うだろう。
やはり、当時は最新鋭の鎮守府だったからか設備は充実している。...風呂が一つしかないのが不満ではあるが。

ロックオン「ここが執務室か...」

思ったよりも小さくて拍子抜けである。

五月雨「設備が充実している代償...とでもいいますか...」

ロックオン「別にいいさ。仕事をするには十分な広さだしな」

五月雨「入って右側が先ほど説明した小会議室、左側が提督の私室となってます」

ロックオン「机のパソコンは?」

五月雨「それには、これまでの活動や記録が入っています」

ロックオン「どれどれ...書類なんかもデータ化して管理されてるのか。こりゃ楽だ」

ロックが掛かっていなかったが、それは後で設定しろ、ということだろう。
下のタスクバーに一つだけあるアプリを起動させると、共有データベースというものが出てきた。何だ?

五月雨「それは、過去に他の提督が集めた情報が掲載されているんです」

ロックオン「海域の情報や艦娘のデータ...新米提督へのアドバイスなんかもあるのか...」

右も左も分からない自分には非常に助かる。

五月雨「このデータベースの完成には、多大な犠牲を払っているんです...これのおかげで、後の被害がかなり減ったんですがね...」

ロックオン「過去の偉人たちに...敬礼」

彼らの犠牲は無駄ではないだろう。これからは自分たちもこれに助けられていくのだから。

ロックオン「これは後で読んでおくよ。さあ、初仕事といこうか」

五月雨「大本営からは定期的に資源が送られてきます。資源がないと、私たちは動けないので計画的に使って下さい」

ロックオン「無駄なことはしないさ」

五月雨「大本営から建造の許可をもらっています。一回分の資源が無料になりますので試してみたらどうですか?」

なかなかサービスが行き届いているようだ。数万人規模の提督がいるのもうなずける。

ロックオン「じゃあさっそく試してみるか。工廠に行こう」

あちこちに移動するのも大変だな。どんな艦娘が出てくるんだろうか...

今日はここまでとなります。ついに明日から安価が出てきます。説明はその時に行います。
キャラに違和感がないか心配ですね...。それっぽい言い回しを考えるのが大変...。皆さん、お疲れ様でした!

おつ

遅れて申し訳ないです...今日は無理そうです...週末更新になりそうです。変更があったらその時に報告します。すみません...

879

遅れました!今から再開します。先に安価等の説明をした後に、本編へ入ります。キャラ安価を行う予定です。

☆基本的な流れ

このスレでは、朝、昼、夜の三つの時間帯に分かれており、それぞれ五回まで行動することができます。
時間帯ごとに可能な行動は違います。

また、大規模作戦時には、一部の行動の最大回数が変化します。

☆朝について

朝に行える行動は以下の5つです。

1.出撃・演習
2.移動
3.建造・開発
4.補給・入渠
5.コミュニケーション

行動の説明は後ほど説明します。

☆昼について

昼に行える行動は朝と同じです。

☆夜について

夜に行える行動は以下の3つです。

1.建造・開発
2.補給・入渠
3.コミュニケーション

夜戦(R18)はニールだからさすがに無いよな?

>>63、さすがに夜戦(意味深)はちょっと...ね。このスレは健全(ココ大事!)に進めていきますので、R-18な安価は残念ながら飛ばさせてもらいます。

>>60の879ってどういう意味なんでしょう...

☆行動について

ロックオンは、時間帯ごとに行動ポイントを5ポイント支給されます。このポイントを消費して、行動を起こすことができます。
また、一部の行動はこのポイントを消費しません。時間を進めることもできますが、余ったポイントは持ち越せないので注意!


☆出撃・演習

艦娘を出撃、演習に出すことができます。また、条件を満たせば遠征にも向かわせることができるようになります。
経験値を獲得することができます。一回出撃、演習を行うごとに行動ポイントを1ポイント消費します。
最初は1-1のみにしか出撃できませんが、攻略をすることで海域は広がっていきます。
遠征を行ってもポイントは消費しません。

☆移動

別の場所へと移動します。残りの行動ポイントをすべて消費し、時間帯が一つ進みます。
移動する場所は主に二つです。

1.大本営
2.別の鎮守府

大本営では、大規模作戦の情報の入手、物資の支給等が行えます。他の提督との交流も可能です。秘書艦が同行します。

交流を行った提督の鎮守府にのみ移動することが可能です。そこでは演習を行うことが可能です。艦娘を六人(秘書艦含む)同行させられます。
仲良くなっていれば、支援艦隊を派遣してもらうこともできます。

☆建造・開発

艦娘を建造、または、装備を開発できます。開発ではポイントを消費しません。
安価とコンマの判定で建造される艦娘が変化します。レアリティが高いほど出にくくなります。
基準はこちら。

コモン~銀 確定
金 コンマ30以上なら確定。以下なら銀以下の艦娘に変化。
ホロ以上コンマ40以上なら確定。30~39なら金の艦娘、29以下なら銀以下の艦娘に変化。

変化する場合は別に安価を行います。

最初に狙っていた艦娘の艦種により、レシピが変化します。資材が足りなければ再安価となります。
レシピはwikiのを参考にします。資材のついては後程説明します。

建造時間が4時間以下は1ポイント消費、以上は次の時間帯に会うことになります(ポイント消費なし)。
高速建造材を使えば、ポイント消費なしで会うことができます。

開発もレシピ関係は同じですが、確定で装備が出てきます。

☆補給・入渠

艦娘への資材の補給、傷ついた艦娘の入渠が行えます。補給量は以下の通りです。

駆逐艦 1出撃ごとにそれぞれ15消費。
軽巡洋艦 1出撃ごとにそれぞれ20消費。重雷装巡洋艦は弾薬消費5増加。
重巡洋艦 1出撃ごとにそれぞれ25消費。航空巡洋艦はボーキサイト消費10追加。
戦艦 1出撃ごとに金剛型、伊勢型、扶桑型、Bismarck級はそれぞれ30消費。航空戦艦はボーキサイト消費20追加。
戦艦 1出撃ごとにそれぞれ長門型、Vittorio Veneto級は35、Iowa級は40、大和型は45消費。
軽空母 1出撃ごとにそれぞれ25消費。ボーキサイト消費20。
空母 1出撃ごとにそれぞれ30消費。ボーキサイト消費30。
装甲空母 1出撃ごとにそれぞれ35消費。ボーキサイト消費30。
潜水艦 1出撃ごとにそれぞれ10消費。潜水空母はボーキサイト消費5追加。

他の艦は1出撃ごとにそれぞれ20消費です。ボーキサイトを消費する艦は5消費です。
敵艦隊に空母がいたらボーキサイトの消費は2倍となります。

入渠時の消費量は以下の通りです。

駆逐艦 小破 10消費。
軽巡洋艦 小破 15消費。
重巡洋艦 小破 20消費。
戦艦 小破 金剛型、伊勢型、扶桑型、Bismarck級は50消費。
戦艦 小破 長門型、Vittorio Veneto級は70、Iowa級は100、大和型は150消費。
軽空母 小破 30消費。
空母 小破 40消費。
装甲空母 小破 50消費。
潜水艦 小破 5消費。

他の艦は15消費です。中破は小破の2倍、大破は小破の3倍消費します。
戦艦、空母、装甲空母は入渠後、時間帯が一つ過ぎるまで、行動不能となります。
高速修復材を使えば、資材消費、行動不能がなしで即刻復帰できます。

改造を行った後も補給、入渠時の消費は変更されません。改造に資材は消費しません。
改造は、一定回数戦闘、遠征をおこなったら、実行可能となります。

ほとんどの消費がブラウザ版とは異なりますが、行動にあまり制限をかけたくないからです。ご了承ください。

☆コミュニケーション

艦娘とお話ししたり、遊んだりできます。外出する場合は時間帯が一つ進みます。それ以外はポイントを1消費。
また、民間人の艦娘への恐怖を和らげることも可能です。もしかしたらいいことがあるかも...?
他の提督との交流も行えます。要するに自由行動です。

☆資材について

資材は非常に大切です。ほとんどの行動で消費します。遠征などでしっかり稼ぎましょう。
自然回復上限はありません。ガンガン貯めましょう。所持上限は30万です。そこまで貯まるとは限りませんが...
毎日、大本営から朝に、ボーキサイト480、それ以外の資材を1440、高速建造材、高速修復材を5個もらえます。
送られてくるので、取りに行く必要はありません。ブラウザ版より優しいとか言わない。
最初はすべての資材を2000、高速建造材と高速修復材を10個持っています。
遠征では、燃料、鋼材、弾薬をそれぞれコンマ×5、ボーキサイトをコンマ×2、高速建造材、高速修復材をそれぞれコンマ下一桁入手します。
また、他の鎮守府からもらうことも可能です。仲良くしましょう。

以上で説明は終わりです。質問があったらどうぞ。本編を進めていきます。

ケッコンカッコカリ誰かとニールはやるの?

>>67、展開次第です。...というか未定です。ニールの性格的に、誰かとケッコンするのは考えにくいですし...

工廠に着くと、そこには初対面の女性がいた。

五月雨「明石さん?酒保にいませんでしたよね?」

明石「いや~。機械のメンテをしてたんですよ。買い物でもしたかったんですか?」

五月雨「いえ...」

チラリとこちらを見る。どうやら彼女が酒保の店員のようだ。

明石「おや?そちらの男性はどちら様ですか?」

こちらへと意識が向いた。今なら話しかけてもよさそうだ。

ロックオン「俺はロックオン。この鎮守府の提督として本日付で着任した。これからよろしく。ミス明石」

彼女の顔が一気に笑顔になる。

明石「よろしくお願いします!私は工作艦『明石』です!提督が来てくれて嬉しいです!いろんな機械が入るし...。ゲホンゲホン。
かなりイケメンですねぇ。外人さんですか?」

ロックオン「イケメン...ってわけではないさ。北アイルランド出身だ」

明石「けっこう遠いですね...。観光ですか?」

ロックオン「まさか。ちょっとした事情があったんだ」

観光に来て提督になるなどギャグではあるまいし、まず無いだろう。

明石「建造するならどうぞ。メンテは終わってますから」

ロックオン「感謝するよ。ミス明石」

機械に大本営から送られたコードを入力すると、機械が音を立てて動き出した。
この中で命が造られている...。なんだか恐怖すらも感じてしまうことだ。

↓1に建造された艦娘をお願いします。通常建造です。コンマ判定も同時に行います。

夕張

前方にあるカプセル...というより、トレミーにあったシミュレーターに似た機械から、新しく建造された艦娘が扉を開けて出てきた。
煙が多すぎて姿は見えない。

ロックオン「くっ...。煙が多いな...。...そこまで、背は高くないみたいだな」

煙の中に見えるシルエットから判断する。ポニーテールが特徴的だ。

夕張「ふう...。お待たせ。私は兵装実験軽巡の夕張よ。...ってあれ?五月雨ちゃん?」

五月雨「夕張さんですか...?」

夕張「五月雨ちゃんじゃない!久しぶり!」

五月雨「夕張さんこそ!」

二人で抱き合っている。感動の再会のようだ。邪魔したら悪そうだ。

ロックオン「ミス明石。今は二人っきりにしてあげよう。俺たちはお邪魔虫のようだしな」

明石「そうですねぇ。二人とも、いい笑顔してますもん」

あの笑顔を見ていたら、割って入ろうなどという考えは浮かばないだろう。
俺たちは工廠を出て、食堂で雑談をして二人が戻ってくるのを待った。1時間は戻ってこなかったが、積もる話もあっただろう。
そもそも、そんなことを気にするほど、俺たちは気が小さくはなかった。
ミス明石のことも待っている間に聞いたが、やはり、みんなかなり暗い過去を背負っているようだ。

ロックオン「なるほど...。五月雨はミス夕張の最期を看取ったわけか」

夕張「まあ、こうしてまた話せるんだけど...。それよりも提督、ほったらかしにしてごめんなさい...」

五月雨「申し訳ありません...」

ロックオン「おいおい...。俺はこれっぽっちも怒っちゃいないぞ。俺だって、同じようになると思うしな」

夕張「...優しいんですね。あと、ミス夕張と呼ぶのはちょっと...」

夕張の頬が赤い。どうやら恥ずかしいようだ。まあ、こんな呼ばれ方は初めてだからだろうが。

ロックオン「じゃあ夕張。これでどうだ?」

夕張「普通に呼ばれる方が私も気が楽です」

ロックオン「そうか。今からこれからの活動について話し合おう。まずは...」

これからの活動について軽く討論をした。まずは鎮守府の安全の確保が最優先なので、近海を彷徨う深海棲艦の殲滅、
これを中心に活動することが決まった。その後は...雑談パーティーになったが、こうして話すだけでも気が楽になった。

今日はここまでとなります。本編にはあまり触れられなかったですね...。
次回は夜9時ごろに少しだけ再開です。土日以外は無理そうです。お疲れ様でした!

乙です


コンマは何の判定?ミスタ夕張の初期練度とか?

ルールくらい読もうぜ
建造はホロとか金とかで難易度が変わるみたい

ありがとう読み直すわ

ちょっと遅れましたが、今から再開します!今回も安価を取る予定です。
久しぶりにDSのキンハーをしてたんですが、やっぱりシオン戦のBGMは卑怯すぎます...。
涙腺崩壊待ったなしですよ...。分かる人いますかね?知り合いでしてる人は全くいないんです...。

ロックオン「五月雨、大本営に行くときは前もって手続きをする必要はあるか?」

五月雨「横須賀に所属していれば必要ないです」

ロックオン「そうか。じゃあ昼はちょっと付き合ってくれ」

夕張「何するんですか?」

ロックオン「挨拶をしときたいんだ。これからも厄介になるだろうし」

実際には、この軍のトップが、我々の命を預かっている人がどんな人なのか知りたいだけである。
できれば、自分が使う武器も支給してもらうつもりなのだが。

ロックオン「着任したての夕張を置いていくのは申し訳ないがな...」

夕張「全然大丈夫ですよ。この鎮守府の設備を見て回れるチャンスですし」

明石「なら、いっしょに回りませんか?もっとお話しをしたいですから」

ロックオン「すまないな。ミス明石まで...」

明石「別にいいですよ!あと、私も明石とお呼び下さい」

この呼び方は艦娘には不評なのかもしれない。

ロックオン「了解だ」

明石「そういえば提督。大淀さんには会いました?」

ロックオン「どちらさんだ?」

明石「仕事の補助をしてくれる艦娘ですよ。あ、こっち来た」

後ろを振り返ると、そこにはきれいな黒髪の女性が佇んでいた。

大淀「初めまして。私は軽巡洋艦『大淀』です。提督、よろしくお願いいたします」

そう言いながら、深々とお辞儀を行う。礼儀正しい女性のようだ。

ロックオン「よろしく。...そうかしこまらなくてもいいぞ。そういうのはあまり慣れてないからな」

大淀「ですが、目上の人に対する礼儀は怠りたくはありませんから」

ロックオン「...なるべく少なめにしてくれ」

正直、こうやって敬われれるのには全く慣れていない。だから、非常にむずかゆい...。

ロックオン「...まあ、お前がやりたいようにすればいいさ」

大淀「分かりました。では、失礼します」

またお辞儀をして去っていく。

明石「あの子も悪気はないですから...」

ロックオン「分かってるんだがなぁ...。あまり堅い雰囲気にしたくないんだ」

五月雨「そういうの、好きそうじゃないですもんね。提督」

...否定はできない。

ロックオン「そろそろ本格的に活動開始だ。さて、どうしますかね...」

ロックオン提督 新米少佐 艦娘保有数 2隻 資源 燃2000 弾2000 鋼2000 ボ2000 開発資材10 高建10 高修10

残りポイント:5

1.出撃・演習
2.移動 ※選択不可
3.建造・開発
4.補給・入渠
5.コミュニケーション
0.昼に移行

↓1に選択肢をお願いします。5の場合は行動を記入して下さい。

5この鎮守府にいる艦娘(五月雨と夕張以外に間宮や明石、大淀なども含む)全員で親睦会を開く

確かに大事だな

選択:5 みんなで親睦会! 1ポイント消費

ロックオン「とりあえず、みんなとは仲良くなっておきたいな...よし」

ロックオン「五月雨、明石、夕張、ちょっと間宮と伊良湖を呼んで来てくれないか?」

五月雨「なにをするんですか?」

ロックオン「ちょっと...な」

今の自分の顔がニヤリとしているのは、なんとなく分かる。

~~~~~~~~~~~~~~~

ロックオン「みんな飲み物は持ったな?それじゃ...乾杯!」

みんな「かんぱーい!」

大淀「いったい何ですか?いきなり提督に呼ばれたと思ったら...」

ロックオン「親睦会だよ。これから命を預けあうわけだからな。仲間を信頼してないと、大変なことが起きたりするぞ?」

最初のソレスタルビーイングも信頼関係がしっかりしていなかったからか、衝突することも多かった。
それに、彼女はティエリアと似ている気がする。融通が利かないところとかは特に。

ロックオン「お前だって、ギスギスした中で働きたくはないだろ?俺は嫌だね」

大淀「確かにそうですが...」

ロックオン「お前は真面目すぎるんだ。もっと笑顔になれって。みんなもお前の笑顔をみたいそうだぞ?」

大淀「うぅ...どうなっても知りませんからね!」

グビグビとジュースを飲み干す大淀。いい飲みっぷりだ。

明石「おおっ!?私も負けませんよ!」

夕張「提督。私、アイスが食べたいなー」

五月雨「アイスですか...。いいですねぇ...」

間宮「提督?準備はできてますよ」

ロックオン「そうか...。間宮、アイスをみんなに頼む。俺からのプレゼントだ。好きなだけ、な」

大淀「皆さん。提督から許可が出ました。アイスを平らげてしまいましょう!」

伊良湖「お菓子もありますよ!」

五月雨「提督は食べないんですか?」

ロックオン「俺はこうして見てるだけで十分さ」

みんなで笑いあう。そんな光景を見たのは何時ぶりだろうか。今はただ、この光景を目に焼き付けておきたかった。

五月雨「はいっ!どうぞ!」

五月雨がスプーンにアイスをよそって差し出してきた。

ロックオン「ありがとな」

パクリと一口。このアイスは絶品だ。みんなが喜んでいたのもうなずける。

楽しそうな笑い声が、それから一時間ほど鎮守府中へと響き続けた。

ロックオン「財布には大打撃を受けちまったが...あの笑顔が見れたら安いもんか」

五月雨「おいしかったです!ありがとうございます!」

ロックオン「それは間宮に言ってくれ。...まだ時間はあるな。次のミッションプランは...」

ロックオン提督 新米少佐 艦娘保有数 2隻 資源 燃2000 弾2000 鋼2000 ボ2000 開発資材10 高建10 高修10

残りポイント:4

1.出撃・演習
2.移動 ※選択不可
3.建造・開発
4.補給・入渠
5.コミュニケーション
0.昼に移行

↓1に選択肢をお願いします。先ほどと同じく、5の場合は行動を記入して下さい。

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安価も決まったので、本日はここまでです。もっと更新したいけどなぁ...。次回は土曜日ぐらいになると思います。
皆さん、お疲れ様でした!

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